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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024152230
(43)【公開日】2024-10-25
(54)【発明の名称】飲料提供装置
(51)【国際特許分類】
   B67D 1/08 20060101AFI20241018BHJP
   A47J 31/54 20060101ALI20241018BHJP
【FI】
B67D1/08 Z
A47J31/54 115
【審査請求】有
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023066294
(22)【出願日】2023-04-14
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2024-07-09
(71)【出願人】
【識別番号】000005234
【氏名又は名称】富士電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】池邊 雅登
【テーマコード(参考)】
3E082
4B104
【Fターム(参考)】
3E082AA02
3E082AA04
3E082BB01
3E082CC01
3E082CC03
3E082FF09
4B104AA11
4B104BA68
4B104CA01
4B104DA54
4B104DA55
4B104EA19
4B104EA28
(57)【要約】
【課題】発生中のエラー内容を簡単に表示させること。
【解決手段】前面に前面開口を有した直方状の装置本体10と、前面開口を開閉する態様で装置本体10に設けられた前面扉20とを備え、所定の飲料供給部22を通じて、飲料をカップCに供給された状態で提供する飲料提供装置1であって、前面扉20の開閉を検知する前面扉開閉検知部35と、エラーが発生した場合に表示部21にエラー発生示唆表示を行い、前面扉20が開であることを前面扉開閉検知部35が検知したことを条件として、発生しているエラー内容を表示部21に表示させる制御部40とを備えている。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
前面に前面開口を有した直方状の装置本体と、
前記前面開口を開閉する態様で前記装置本体に設けられた前面扉と
を備え、所定の飲料供給部を通じて、飲料をカップに供給された状態で提供する飲料提供装置であって、
前記前面扉の開閉を検知する前面扉開閉検知部と、
エラーが発生した場合に表示手段にエラー発生示唆表示を行い、前記前面扉が開であることを前記前面扉開閉検知部が検知したことを条件として、発生しているエラー内容を前記表示手段に表示させる制御部と
を備えたことを特徴とする飲料提供装置。
【請求項2】
前記表示手段は、前記前面扉の前面に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の飲料提供装置。
【請求項3】
前記制御部は、発生しているエラーがすべて解除されるとともに前記前面扉が閉であることを前記前面扉開閉検知部が検知したことを条件として、前記表示手段に待機画面表示を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の飲料提供装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料提供装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、例えばコーヒーマシン等の飲料提供装置が知られている。飲料提供装置は、利用者により飲料が選択された場合に、例えばコーヒー豆挽き及びドリッピングの抽出処理等を行って飲料を生成し、飲料供給部に配置されたカップに対して飲料を供給して提供するものである(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2020-45121号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した特許文献1には明示されていないが、飲料提供装置においてエラーが発生した場合、表示部に飲料の供給を停止する旨の案内表示を行うようにしている。そして、飲料提供装置では、表示部に案内表示を行った場合、店舗の従業員等の作業者により所定のタッチ操作やパスワード入力等が行われたことを条件として、発生しているエラー内容を表示部に表示するようにしている。
【0005】
このように発生しているエラー内容を表示部に表示させるために、所定のタッチ操作だけでなくパスワード入力等も必要とし、作業者にとっては手続が煩雑なものとなっていた。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑みて、発生中のエラー内容を簡単に表示させることができる飲料提供装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係る飲料提供装置は、前面に前面開口を有した直方状の装置本体と、前記前面開口を開閉する態様で前記装置本体に設けられた前面扉とを備え、所定の飲料供給部を通じて、飲料をカップに供給された状態で提供する飲料提供装置であって、前記前面扉の開閉を検知する前面扉開閉検知部と、エラーが発生した場合に表示手段にエラー発生示唆表示を行い、前記前面扉が開であることを前記前面扉開閉検知部が検知したことを条件として、発生しているエラー内容を前記表示手段に表示させる制御部とを備えたことを特徴とする。
【0008】
また本発明は、上記飲料提供装置において、前記表示手段は、前記前面扉の前面に設けられたことを特徴とする。
【0009】
また本発明は、上記飲料提供装置において、前記制御部は、発生しているエラーがすべて解除されるとともに前記前面扉が閉であることを前記前面扉開閉検知部が検知したことを条件として、前記表示手段に待機画面表示を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、前面扉開閉検知部が、前面扉の開閉を検知し、制御部が、エラーが発生した場合に表示手段にエラー発生示唆表示を行い、前面扉が開であることを前面扉開閉検知部が検知したことを条件として、発生しているエラー内容を表示手段に表示させるので、従来のように所定のタッチ操作やパスワード入力等を必要とせず、発生中のエラー内容を簡単に表示させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1図1は、本発明の実施の形態である飲料提供装置の外観構成を示す斜視図である。
図2図2は、本発明の実施の形態である飲料提供装置の特徴的な制御系を模式的に示すブロック図である。
図3図3は、図2に示した制御部が実施する飲料供給制御処理の処理内容を示すフローチャートである。
図4図4は、図2に示した制御部が実施するエラー表示処理の処理内容を示すフローチャートである。
図5図5の(a)及び(b)は、図4に示したエラー表示処理での表示部の表示内容を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下に添付図面を参照して、本発明に係る飲料提供装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0013】
図1及び図2は、それぞれ本発明の実施の形態である飲料提供装置を示すもので、図1は、外観構成を示す斜視図であり、図2は、特徴的な制御系を模式的に示すブロック図である。
【0014】
ここで例示する飲料提供装置1は、例えばコンビニエンスストア等の店舗に設置されるコーヒーマシンであり、例えばコーヒー豆挽き及びドリッピングの抽出処理を行って、例えばカップCにカフェラテ等の飲料を供給するものである。
【0015】
かかる飲料提供装置1は、装置本体10及び前面扉20を備えている。装置本体10は、前面に前面開口(図示せず)を有した略直方状の形態を成すものである。この装置本体10の内部には、飲料(例えばカフェラテやコーヒー等)を生成する飲料生成部11が設けられている。
【0016】
前面扉20は、装置本体10の前面開口を閉塞するのに十分な大きさを有する扉体である。この前面扉20は、装置本体10の前方側一側縁部において、上下方向に沿って延在する図示せぬ軸部の中心軸回りに揺動可能に設けられており、装置本体10の前面開口を開閉することが可能である。
【0017】
かかる前面扉20は、前面が接客面を構成しており、表示部21、飲料供給部22、カバー扉23が設けられている。表示部21は、例えば液晶タッチパネルで構成されており、各種情報を表示するとともに、タッチ操作等の入力操作が可能な入力部21aを有している。
【0018】
飲料供給部22は、表示部21の下方側に設けられており、ノズル221とステージ222とを有している。ノズル221は、飲料生成部11で生成された飲料を下方に向けて吐出するものである。ステージ222は、ノズル221の下方域に設けられている。このステージ222は、カップCを載置させるものであり、円弧状のストッパ222aが設けられている。
【0019】
カバー扉23は、例えば透明な樹脂等の透光性材料により構成されるものであり、飲料供給部22の入口225を覆うのに十分な大きさを有している。このカバー扉23は、左側端部が前面扉20に軸支されており、前後方向に沿って揺動可能なものである。つまり、カバー扉23は、飲料供給部22に近接離反する態様で前後方向に沿って揺動可能であり、飲料供給部22に近接する態様で後方に揺動する場合に飲料供給部22の入口225を閉成させることが可能であり、飲料供給部22から離隔する態様で前方に揺動する場合に飲料供給部22の入口225を開成させることが可能である。
【0020】
図2に示すように、飲料提供装置1は、カップ検出部31、カバー扉開閉検知部32、カバー扉開閉ロック機構33、前面扉開閉検知部35及び制御部40を備えている。
【0021】
カップ検出部31は、例えば光センサ等により構成されるもので、飲料供給部22におけるカップCの配置の有無、すなわちステージ222にカップCが載置されたか否かを検出するものである。かかるカップ検出部31は、カップCの有無の検出結果を制御部40に与えるものである。
【0022】
カバー扉開閉検知部32は、飲料供給部22の入口225の近傍に設けられており、例えば光センサ等で構成されるものである。このカバー扉開閉検知部32は、カバー扉23による入口225の開閉を検知するものであり、より詳細には、入口225が閉成、すなわちカバー扉23が閉となるか否かを検知するものである。かかるカバー扉開閉検知部32は、カバー扉23が閉となるか否かの検知結果を制御部40に与えるものである。
【0023】
カバー扉開閉ロック機構33は、飲料供給部22の入口225の近傍に設けられている。このカバー扉開閉ロック機構33は、入口225を閉成するカバー扉23が閉となる状態を保持させて該カバー扉23が前方に向けて揺動することを規制するロック状態と、該カバー扉23が前方に向けて揺動することを許容する解除状態との間で択一的に切替可能なものである。かかるカバー扉開閉ロック機構33の切り替えは、制御部40から与えられる指令に応じて行われる。
【0024】
前面扉開閉検知部35は、装置本体10の前面開口の近傍に設けられており、スイッチ等により構成されるものである。この前面扉開閉検知部35は、前面扉20による前面開口の開閉を検知するものであり、より詳細には、前面開口が閉成、すなわち前面扉20が閉となるか否かを検知するものである。かかる前面扉開閉検知部35は、前面扉20が閉となるか否かの検知結果を制御部40に与えるものである。
【0025】
制御部40は、上述した飲料生成部11、表示部21、カップ検出部31、カバー扉開閉検知部32、カバー扉開閉ロック機構33、前面扉開閉検知部35に電気的に接続されており、同じく電気的に接続された記憶部41に記憶されたプログラムやデータにしたがって、これら各部の動作を統括的に制御するものである。
【0026】
尚、制御部40は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
【0027】
図3は、図2に示した制御部40が実施する飲料供給制御処理の処理内容を示すフローチャートである。かかる飲料供給制御処理の処理内容を説明しながら飲料提供装置1の動作について説明する。
【0028】
この飲料供給制御処理において制御部40は、カップ検出部31が、カップCが飲料供給部22に有ると検出したか否かを判断する(ステップS101)。すなわち、カップ検出部31は、カップCがステージ222に載置されたか否かを検出する。カップCが有ると検出されない場合(ステップS101:No)には、制御部40は、ステップS101の判断処理を繰り返す。
【0029】
一方、カップCが有ると検出された場合(ステップS101:Yes)、制御部40は、カバー扉開閉検知部32の検知結果をもとに、カバー扉23が閉であるか否かを判断する(ステップS102)。カバー扉23が閉でない場合(ステップS102:No)には、ステップS102の判断処理を繰り返す。
【0030】
一方、制御部40は、カバー扉23が閉である場合(ステップS102:Yes)、表示部21に対して、供給可能な飲料の表示と入力部21aのタッチを案内する案内表示を行う(ステップS103)。
【0031】
その後、制御部40は、入力部21aがタッチされたか否かを判断する(ステップS104)。入力部21aがタッチされない場合(ステップS104:No)、制御部40は、ステップS104の判断処理を繰り返す。
【0032】
一方、入力部21aがタッチされた場合(ステップS104:Yes)、制御部40は、カバー扉開閉ロック機構33を用いてカバー扉23を閉状態にロックし(ステップS105)、飲料生成部11に対して、供給する飲料の生成及び供給の処理を行わせる(ステップS106)。
【0033】
その後、制御部40は、飲料生成部11による飲料供給が終了したか否かを判断する(ステップS107)。飲料供給が終了していない場合(ステップS107:No)には、制御部40は、ステップS106に戻って飲料の生成及び供給の処理を続行する。
【0034】
一方、飲料供給が終了した場合(ステップS107:Yes)には、制御部40は、カバー扉開閉ロック機構33によるカバー扉23の閉状態のロックを解除し(ステップS108)、その後に手順をリターンして今回の処理を終了する。
【0035】
これによれば、利用者は、カバー扉23を開く方向に揺動させて飲料が供給されたカップCを取り出すことができ、これにより、飲料提供装置1は、飲料供給部22を通じて、飲料をカップCに供給された状態で提供することができる。
【0036】
図4は、上記飲料供給制御処理とは別個に、図2に示した制御部40が実施するエラー表示処理の処理内容を示すフローチャートである。
【0037】
このエラー表示処理において制御部40は、エラーが発生しているか否かを判断する(ステップS201)。エラーが発生していない場合(ステップS201:No)、制御部40は、後述する処理を実施することなく手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
【0038】
一方、エラーが発生している場合(ステップS201:Yes)、制御部40は、図5の(a)に示すように、表示部21に「メンテナンス中」の文言を表示して、エラーが発生している旨を示唆するエラー発生示唆表示を行う(ステップS202)。このようにエラー発生示唆表示を行う場合、制御部40は、飲料の供給を規制する。
【0039】
そして、制御部40は、前面扉開閉検知部35の検知結果をもとに、前面扉20が開であるか否かを判断する(ステップS203)。前面扉20が開でない場合(ステップS203:No)には、ステップS203の判断処理を繰り返す。
【0040】
一方、制御部40は、前面扉20が開である場合(ステップS203:Yes)、表示部21に対して、図5の(b)に示すように現在発生しているエラー内容を一覧表示するエラー表示を行う(ステップS204)。かかるエラー表示により、店舗の従業員等の作業者は、現在発生しているエラー内容を認識することができ、所定のエラー解除手順にしたがって作業を行うことにより、エラーを解除することが可能になる。
【0041】
エラー表示を行った制御部40は、すべてのエラーが解除されたか否かを判断する(ステップS205)。すべてのエラーが解除されていない場合(ステップS205:No)、制御部40は、ステップS204のエラー表示を継続する。つまり、制御部40は、エラー解除手順により解除されたエラーについては一覧表示から削除し、画面表示の都合で表示しきれないエラー内容がある場合、解除されたエラーが一覧から削除された後に表示しきれなかったエラー内容を順次表示するようにし、現在発生しているエラーのみを表示部21に表示する。
【0042】
すべてのエラーが解除された場合(ステップS205:Yes)、制御部40は、エラー表示を解除し(ステップS206)、前面扉開閉検知部35の検知結果をもとに、前面扉20が閉であるか否かを判断する(ステップS207)。前面扉20が閉でない場合(ステップS207:No)には、ステップS207の判断処理を繰り返す。
【0043】
一方、制御部40は、前面扉20が閉である場合(ステップS207:Yes)、飲料の供給を許容しつつ表示部21に待機画面表示を行い(ステップS208)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
【0044】
以上説明したように、本発明の実施の形態である飲料提供装置1によれば、前面扉開閉検知部35が前面扉20の開閉を検知し、制御部40が、エラーが発生した場合に表示部21にエラー発生示唆表示を行い、前面扉20が開であることを前面扉開閉検知部35が検知したことを条件として、発生しているエラー内容を表示部21に表示させるので、従来のように所定のタッチ操作やパスワード入力等を必要とせず、発生中のエラー内容を簡単に表示させることができる。
【0045】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
【0046】
上述した実施の形態では、エラー発生示唆表示やエラー表示を前面扉20に設けられた表示部21に行っていたが、本発明においては、エラー発生示唆表示やエラー表示を管理者が保持するタブレット端末の表示部分や、管理装置の表示部分に行ってもよい。
【0047】
上述した実施の形態では特に言及していないが、上記飲料提供装置1においては、例えばミルクリセットボタンが押下操作されることにより行われるミルクリセット等の各種リセット操作について、上記エラーとは異なる不具合が発生した場合には、不具合を解除するための手順を表示部21に表示させたり、音声として出力したりしてもよい。また解除する手順をタブレット端末等の携帯端末機器の表示部分に表示させてもよい。
【0048】
上述した実施の形態では、前面扉20に設けられた飲料供給部22に配置されたカップCに対して飲料を供給して提供する飲料提供装置1について説明したが、本発明の飲料提供装置においては、所定の飲料供給部を通じて、飲料をカップに供給された状態で提供することができればどのような形態であってもよい。すなわち、本発明の飲料提供装置は、装置本体の内部でカップに飲料を供給した後に、飲料供給部を通じて、飲料をカップに供給された状態で提供してもよいし、装置本体の内部にてカップに投入された飲料原料を撹拌等の調理を行ってから、飲料供給部を通じて、飲料をカップに供給された状態で提供してもよい。
【0049】
上述した実施の形態では、飲料供給部22が前面扉20に設けられていたが、本発明においては、飲料供給部が装置本体に設けられていてもよい。
【符号の説明】
【0050】
1…飲料提供装置、10…装置本体、11…飲料生成部、20…前面扉、21…表示部、22…飲料供給部、23…カバー扉、31…カップ検出部、32…カバー扉開閉検知部、33…カバー扉開閉ロック機構、35…前面扉開閉検知部、40…制御部、41…記憶部、C…カップ。
図1
図2
図3
図4
図5
【手続補正書】
【提出日】2024-02-13
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
前面に前面開口を有した直方状の装置本体と、
前記前面開口を開閉する態様で前記装置本体に設けられた前面扉と
を備え、所定の飲料供給部を通じて、飲料をカップに供給された状態で提供する飲料提供装置であって、
前記前面扉の開閉を検知する前面扉開閉検知部と、
エラーが発生した場合に表示手段にエラー発生示唆表示を行い、前記前面扉が開であることを前記前面扉開閉検知部が検知したことを条件として、発生しているエラー内容を前記表示手段に表示させる制御部と
を備え
前記制御部は、発生しているエラーがすべて解除されるとともに前記前面扉が閉であることを前記前面扉開閉検知部が検知したことを条件として、前記表示手段に待機画面表示を行うことを特徴とする飲料提供装置。
【請求項2】
前記表示手段は、前記前面扉の前面に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の飲料提供装置。