(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024152519
(43)【公開日】2024-10-25
(54)【発明の名称】通信装置
(51)【国際特許分類】
H04B 1/18 20060101AFI20241018BHJP
H04B 1/3827 20150101ALI20241018BHJP
H04M 1/72 20210101ALI20241018BHJP
H04M 1/02 20060101ALI20241018BHJP
【FI】
H04B1/18 A
H04B1/3827 110
H04M1/72
H04M1/02 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023066758
(22)【出願日】2023-04-14
(71)【出願人】
【識別番号】000006633
【氏名又は名称】京セラ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】西坂 直樹
【テーマコード(参考)】
5K011
5K023
5K062
5K127
【Fターム(参考)】
5K011AA06
5K011DA02
5K011JA01
5K011KA13
5K023AA07
5K023HH07
5K023LL05
5K023MM19
5K062AA05
5K062AB05
5K062AB13
5K062AC01
5K062BC01
5K127AA01
5K127BA03
5K127CB21
5K127FA09
5K127GD09
5K127JA23
5K127MA06
5K127MA17
5K127MA34
(57)【要約】
【課題】FMラジオを適切に聴取すること。
【解決手段】通信装置は、筐体と、筐体に設けられ、第1周波数帯域の電波を用いて外部装置との間で情報を送受信する第1アンテナと、第1アンテナに接続され、筐体を把持するユーザと第1アンテナと直接的または間接的に接続し、ユーザを前記第1周波数帯域よりも低い第2周波数帯域の電波を受信する第2アンテナとして機能させる結合部と、を備える。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体と、
前記筐体に設けられ、第1周波数帯域の電波を用いて外部装置との間で情報を送受信する第1アンテナと、
前記第1アンテナに接続され、前記筐体を把持するユーザと前記第1アンテナと直接的または間接的に接続し、前記ユーザを前記第1周波数帯域よりも低い第2周波数帯域の電波を受信する第2アンテナとして機能させる結合部と、
を備える、通信装置。
【請求項2】
前記第1周波数帯域の内、第3周波数帯域の電波を受信する第1受信回路と、前記第3周波数帯域とは異なる第4周波数帯域の電波を受信する第2受信回路と、前記第2周波数帯域の電波を受信する第3受信回路と、を含み、
前記第1アンテナと前記第1受信回路および前記第2受信回路とは、整合回路を介して接続されており、
前記第1アンテナと前記第3受信回路とを接続する配線は、前記第1アンテナと前記整合回路とを接続する配線から分岐している、
請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記第1アンテナと前記第3受信回路との間に配置された第1遮断回路を含み、
前記第1遮断回路は、前記筐体の内部において、前記第1アンテナの直下に配置される、
請求項2に記載の通信装置。
【請求項4】
前記筐体に設けられた表示部と、
前記表示部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記筐体に設けられているアンテナの位置を前記表示部に表示させる、
請求項1または2に記載の通信装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、通信装置に関する。
【背景技術】
【0002】
FM(Frequency Modulation)ラジオが搭載されている電子機器がある。例えば、特許文献1には、FMラジオ信号を受信することのできる携帯電話機が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
携帯電話やスマートフォンなどの通信装置は、通信装置に接続されているイヤホンをFMラジオの放送電波を受信するアンテナとして利用している。そのため、イヤホンが無い場合には、通信装置はFMラジオの放送電波を受信できない可能性がる。通信装置において、FMラジオの放送電波の受信方法には改善の余地がある。
【0005】
本開示は、FMラジオを適切に聴取することのできる通信装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の通信装置は、筐体と、前記筐体に設けられ、第1周波数帯域の電波を用いて外部装置との間で情報を送受信する第1アンテナと、前記第1アンテナに接続され、前記筐体を把持するユーザと前記第1アンテナと直接的または間接的に接続し、前記ユーザを前記第1周波数帯域よりも低い第2周波数帯域の電波を受信する第2アンテナとして機能させる結合部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示は、FMラジオを適切に聴取することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】
図1は、第1実施形態に係る通信装置の構成例を説明するための図である。
【
図2】
図2は、比較例に係る通信回路の構成例を説明するための図である。
【
図3】
図3は、第2実施形態に係る通信回路の構成例を説明するための図である。
【
図4】
図4は、比較例に係る通信回路の配線例を説明するための図である。
【
図5】
図5は、第3実施形態に係る通信回路の配線例を説明するための図である。
【
図6】
図6は、第4実施形態に係るユーザが触れる金属筐体部の位置を認識させる方法を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、以下の実施形態において、同一の部位には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
【0010】
以下の説明においては、XYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部の位置関係について説明する。水平面内のX軸と平行な方向をX軸方向とし、X軸と直交する水平面内のY軸と平行な方向をY軸方向とし、水平面と直交するZ軸と平行な方向をZ軸方向とする。また、X軸およびY軸を含む平面を適宜XY平面と称し、X軸およびZ軸を含む平面を適宜XZ平面と称し、Y軸およびZ軸を含む平面を適宜YZ平面と称する。XY平面は、水平面と平行である。XY平面とXZ平面とYZ平面とは直交する。
【0011】
[第1実施形態]
(通信装置)
図1を用いて、実施形態の一例である第1実施形態に係る通信装置の構成例について説明する。
図1は、第1実施形態に係る通信装置の構成例を説明するための図である。
【0012】
図1に示すように、第1実施形態に係る通信装置1は、例えば、スマートフォンである。
図1は、スマートフォンの背面を示している。通信装置1にFMラジオを聴取する機能が搭載されている場合、通常、通信装置1のイヤホン端子にイヤホンを接続し、イヤホン端子に接続されたイヤホンをFMラジオの放送電波を受信するアンテナとして使用する。そのため、通信装置1に接続するイヤホンがない場合には、FMラジオの放送電波を適切に受信することができない。
【0013】
そこで、本開示では、例えば、通信装置1の表面に設けられ、高周波帯域の電波を送受信する携帯通信用のアンテナである金属筐体部をFMラジオの受信回路に電気的に接続する。携帯通信用のアンテナは、第1アンテナとも呼ばれる。金属筐体部は、結合部とも呼ばれる。この場合、ユーザは、通信装置1の結合部に手などの人体の一部を直接接触して、人体とFMラジオの受信回路とを直接結合させることで、人体をFMラジオのアンテナとして機能させることができる。FMラジオのアンテナは、第2アンテナとも呼ばれる。通信装置1において、結合部は、例えば、通信装置1の上辺1Aの領域2または領域3や、下辺1Bの領域4または領域5に設けられている。なお、結合部は、通信装置1の背面方向から見て、右辺1Cに設けられていてもよいし、左辺1Dに設けられていてもよい。
【0014】
通信装置1は、例えば、デザイン性や防水性の観点などから、結合部は通信装置1の表面に露出せずに、内蔵されていてもよい。この場合、ユーザは、通信装置1において金属筐体部が内蔵されている位置に手などの人体の一部を接触させることで、人体と結合部とを容量的に接続することができる。この場合、ユーザは、通信装置1の結合部に手などの人体の一部を容量的に接続することで、人体をFMラジオのアンテナとして機能させることができる。すなわち、通信装置1は、人体を第2アンテナとして機能させることができる。言い換えれば、本実施形態では、携帯通信用のアンテナをFMラジオの放送電波を受信するアンテナとして共用することができる。
【0015】
なお、金属筐体部を結合部として利用する場合、金属筐体部は、通信装置1にとって必要な構造であるので、デザイン性の影響を受けにくい。また、FMラジオの受信回路の面積は相応の確保でき、人体が結合部と結合した際の人体とFMラジオの受信回路との距離が近くなるため、人体とFMラジオの受信回路とを効率的に結合させることができる。
【0016】
また、結合部は、携帯通信用のアンテナである金属筐体部でなく、通信装置1の最外装(上辺1A、下辺1B、右辺1C、または左辺1D)付近に露出する金属筐体であってもよい。この場合、金属筐体は、携帯通信用のアンテナである金属筐体部とは電気的に分離し、基準電位(例えば、グラウンド)に接続されていることが好ましい。
【0017】
また、結合部は、通信装置1に内蔵されているメッキアンテナであってもよい。この場合、ユーザは、メッキアンテナが内蔵されている位置に触れることで、人体とメッキアンテナとを容量的に接続させることができる。
【0018】
上述のとおり、第1実施形態は、携帯通信用のアンテナと人体を結合させることで、人体をFMラジオの放送電波を受信するアンテナとして機能させることができる。これにより、第1実施形態は、イヤホンがない状況でもFMラジオを適切に聴取することができる。
【0019】
[第2実施形態]
(比較例に係る通信回路)
まず、実施形態の一例である第2実施形態に係る通信装置1の通信回路を説明する前に、比較例に係る通信回路について説明する。
図2は、比較例に係る通信回路の構成例を説明するための図である。
【0020】
図2に示すように、通信回路10aは、第1アンテナ11と、整合回路12と、フィルタ回路13と、第1通信回路14と、第2通信回路15と、FM回路16と、制御部100と、を含む。
【0021】
第1アンテナ11は、携帯通信用のアンテナである。第1アンテナ11は、例えば、WLAN(Wireless Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、GPS(Global Positioning System)等に対応したアンテナであってもよい。第1アンテナ11は、複数の周波数帯域の電波を送受信可能なマルチバンドに対応可能な第1アンテナ11が受信する電波の周波数帯域は、第1周波数帯域と呼ばれる。
【0022】
整合回路12は、入力端子が第1アンテナ11の出力端子と接続されている。整合回路12は、第1アンテナ11の出力インピーダンスと、フィルタ回路13の入力インピーダンスを整合させる回路である。
【0023】
フィルタ回路13は、入力端子が整合回路12の出力端子と接続されている。フィルタ回路13は、第1通信回路14、第2通信回路15、およびFM回路16に流す信号を、特定の周波数の信号は通過させ、当該特定の周波数外の周波数の信号は遮断することで、各回路の目的に合わせて信号を選別する。例えば、フィルタ回路13は、第1通信回路14、第2通信回路15、およびFM回路16それぞれに対し、フィルタ回路13がもつ周波数特性に基づき、各回路に対応する特定の周波数に高周波を振り分けて入力する。
【0024】
第1通信回路14は、入力端子がフィルタ回路13の出力端子に接続されている。第1通信回路14は、第1アンテナ11が受信する第1周波数帯域の電波の内、第3周波数帯域の電波を送受信する回路である。
【0025】
第2通信回路15は、入力端子がフィルタ回路13の出力端子に接続されている。第2通信回路15は、第1アンテナ11が受信する第1主波数帯域の電波の内、第3周波数帯域とは異なる第4周波数帯域の電波を送受信する回路である。
【0026】
FM回路16は、入力端子がフィルタ回路13の出力端子に接続されている。FM回路16は、FMラジオの放送電波を受信する回路である。
【0027】
制御部100は、通信回路10aの各部を制御する。制御部100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの情報処理装置と、RAMまたはROMなどの記憶装置とを有する。制御部100は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路により実現されてもよい。制御部100は、ハードウェアと、ソフトウェアとの組み合わせで実現されてもよい。
【0028】
比較例では、第1アンテナ11はFMラジオの放送電波に対して高い周波数帯に対応していることから、整合回路12を通過することで、FMラジオの放送電波の受信感度や受信帯域が大きく劣化する可能性がある。また、FM回路16に電力が流れてしまうことで携帯通信用に使用する電波の受信感度が低下する。そこで、本開示では、FMラジオの電波および携帯通信用の電波の受信感度が劣化しない構成とする。
【0029】
(第2実施形態に係る通信回路)
図3を用いて、実施形態の一例である第2実施形態に係る通信回路の構成例について説明する。
図3は、第2実施形態に係る通信回路の構成例を説明するための図である。
【0030】
図3に示すように、通信回路10は、第1アンテナ11と、整合回路12と、フィルタ回路13と、第1通信回路14と、第2通信回路15と、FM回路16と、第1遮断回路17と、第2遮断回路18と、制御部100と、を備える。通信回路10は、第1遮断回路17と、第2遮断回路18とを備える点で、
図2に示す通信回路10aと異なる。
【0031】
第1遮断回路17は、入力端子が第1アンテナ11の出力端子に接続されている。第1遮断回路17は、出力端子がFM回路16の入力端子に接続されている。第1遮断回路17は、第1アンテナ11から入力された電波の内、FMラジオの放送電波以外の周波数帯域の電波を遮断する。言い換えれば、第1遮断回路17は、FM電波の放送電波のみを通過させ、FM回路16に出力する。
【0032】
第2遮断回路18は、入力端子が第1アンテナ11の出力端子に接続されている。第2遮断回路18は、出力端子が整合回路12に接続されている。第2遮断回路18は、第1アンテナ11から入力された電波の内、携帯通信用の電波以外の電波を遮断する。言い換えれば、第2遮断回路18は、携帯通信用の電波のみを通過させ、整合回路12に出力する。
【0033】
上述のとおり、第2実施形態では、第1アンテナ11から入力された電波が整合回路12を通過する前に、FMラジオの放送電波と携帯通信用の電波とに分岐される。これにより、第2実施形態は、FMラジオの放送電波と携帯通信用の電波とが互いに干渉してしまうことを防止できるので、FMラジオの放送電波の受信感度を向上させることができる。
【0034】
[第3実施形態]
(比較例に係る通信回路の配線)
まず、第3実施形態に係る通信装置1の通信回路の配線を説明する前に、比較例に係る回路構成について説明する。
図4は、比較例に係る通信回路の配線例を説明するための図である。
【0035】
図4に示すように、第1遮断回路17と、第2遮断回路18とは、グラウンド配線20に接続されている。
図4に示す例では、第1アンテナ11の出力端子と、第1遮断回路17の入力端子とは配線30により接続されている。
【0036】
比較的周波数の高い携帯通信用の電波の受信感度は、FMラジオなどの比較的周波数の低い電波の受信感度に比べて、スタブが存在した場合に劣化する可能性が高い。比較例では、
図4に示すように、第1アンテナ11の出力端子と、第1遮断回路17の入力端子との間を配線30により接続している。そのため、比較例では、第1アンテナ11の出力端子と、第1遮断回路17の入力端子とを接続する配線30がスタブとなり、携帯通信用の電波の受信感度が劣化してしまう可能性がある。
【0037】
(第3実施形態に係る通信回路の配線)
図5を用いて、第3実施形態に係る通信回路の配線例について説明する。
図5は、第3実施形態に係る通信回路の配線例を説明するための図である。
【0038】
第3実施形態では、第1アンテナ11と、第1遮断回路17との間にスタブが発生しないように、第1遮断回路17を配置する。
図5に示すように、第1遮断回路17を第1アンテナ11の出力端子の直下に配置する。これにより、
図4に示したような配線30を設けることなく、第1アンテナ11の出力端子と、第1遮断回路17の入力端子とを接続することができる。
【0039】
上述のとおり、第3実施形態では、第1アンテナ11の出力端子と、第1遮断回路と17の入力端子との間にスタブが発生しない配置とすることができる。これにより、第3実施形態は、携帯通信用の電波の受信感度が劣化してしまうことを防止することができる。
【0040】
[第4実施形態]
次に、実施形態の一例である第4実施形態について説明する。ユーザは、通信装置1の結合部に指などを接触させてFMラジオを聴取しようとする場合、通信装置1のどの金属筐体部に接触すればよいか認識できないことも想定される。そこで、第4実施形態では、通信装置1を使用するユーザに対して、FMラジオを聴取する際に触れる金属筐体部の位置を認識させる。
【0041】
図6を用いて、第4実施形態に係るユーザが触れる金属筐体部の位置を認識させる方法について説明する。
図6は、第4実施形態に係るユーザが触れる金属筐体部の位置を認識させる方法を説明するための図である。
【0042】
図6に示すように、通信装置1は、前面に表示部6を有する。表示部6は、各種の映像を表示する。表示部6は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイである。
【0043】
図6に示すように、通信装置1の制御部100は、文字情報40と、装置情報41と、位置情報42と、補足情報43とを、表示部6に表示させる。
【0044】
文字情報40は、FMラジオを聴取する際に通信装置1のイヤホン端子にイヤホンが接続されていない場合に、表示される情報である。制御部100は、通信装置1のイヤホン端子にイヤホンが接続されていない場合に、例えば、「イヤホンが挿入されていません。下図の部分を直接指で触れることでFM受信状況が改善します。」といった文字情報40を表示部6に表示させる。
【0045】
装置情報41は、通信装置1の全体を示す図である。位置情報42は、ユーザがFMラジオを聴取する際に触れることで、FMラジオの受信状況を改善することのできる位置を示す。すなわち、ユーザは、装置情報41と、位置情報42とを視認することで、FMラジオを聴取する際に、通信装置1において触れる位置を適切に把握することができる。
【0046】
補足情報43は、その他の任意の情報を含む。制御部100は、文字情報40、装置情報41、および位置情報42に加えてその他の任意の情報を表示部6に表示させることができる。
【0047】
上述のとおり、第4実施形態は、FMラジオを聴取する際に、ユーザが触れる位置を表示する。これにより、ユーザは、FMラジオを聴取する際に触れる位置を認識することができるので、FMラジオを適切に聴取することができる。
【0048】
以上、本開示の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により本開示が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
【符号の説明】
【0049】
1 通信装置
10,10a 通信回路
11 第1アンテナ
12 整合回路
13 フィルタ回路
14 第1通信回路
15 第2通信回路
16 FM回路
17 第1遮断回路
18 第2遮断回路
20 グラウンド配線
30 配線
40 文字情報
41 装置情報
42 位置情報
43 補足情報
100 制御部