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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024152643
(43)【公開日】2024-10-25
(54)【発明の名称】資材研削方法
(51)【国際特許分類】
   B24B 7/02 20060101AFI20241018BHJP
   H01L 21/304 20060101ALI20241018BHJP
【FI】
B24B7/02
H01L21/304 631
【審査請求】有
【請求項の数】13
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024054343
(22)【出願日】2024-03-28
(31)【優先権主張番号】10-2023-0048800
(32)【優先日】2023-04-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】516098546
【氏名又は名称】ソウ テクノロジー カンパニー、リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
(74)【代理人】
【識別番号】100142907
【弁理士】
【氏名又は名称】本田 淳
(72)【発明者】
【氏名】ソン ジン ギュ
(72)【発明者】
【氏名】チョン ウン テ
(72)【発明者】
【氏名】ファン ウィ ドゥ
(72)【発明者】
【氏名】ソ ボン ドク
【テーマコード(参考)】
3C043
5F057
【Fターム(参考)】
3C043BA02
3C043CC04
3C043DD02
3C043DD04
3C043DD05
5F057AA14
5F057BA30
5F057BB40
5F057CA38
5F057DA11
5F057GA16
5F057GB13
(57)【要約】
【課題】研削時間を減少させることが可能な資材研削方法を提供すること。
【解決手段】ディスク形態を有し、下面の縁部に沿って円周方向に研削砥石が設けられた研削ホイールを用いて資材を研削する資材研削方法が開示される。前記資材研削方法は、前記研削ホイールが前記資材の上方に位置するように前記研削ホイールと前記資材の位置を調節する位置調節段階と、前記研削ホイールの一側部位によって前記資材の上面における一側部位が研削され、前記研削ホイールの他側部位によって前記資材の上面における他側部位が研削されるように前記研削ホイールを回転させながら前記研削ホイールと前記資材の少なくともいずれか一つを移動させる研削段階と、を含む。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ディスク形態を有し、下面の縁部に沿って円周方向に研削砥石が設けられた研削ホイールを用いて資材を研削する資材研削方法であって、
前記研削ホイールが前記資材の上方に位置するように前記研削ホイールと前記資材の位置を調節する位置調節段階と、
前記研削ホイールの一側部位によって前記資材の上面における一側部位が研削され、前記研削ホイールの他側部位によって前記資材の上面における他側部位が研削されるように前記研削ホイールを回転させながら前記研削ホイールと前記資材の少なくともいずれか一つを移動させる研削段階と、を含むことを特徴とする、資材研削方法。
【請求項2】
前記位置調節段階で前記研削ホイールの一側部位が前記資材の上方に位置し、前記研削ホイールの他側部位が前記資材の外側に位置することを特徴とする、請求項1に記載の資材研削方法。
【請求項3】
前記研削段階は、
前記研削ホイールを回転させながら前記研削ホイールの一側部位によって前記資材の上面部位が部分的に除去されるように前記研削ホイールを予め設定された研削高さに下降させる段階と、
前記研削ホイールの一側部位によって前記資材の上面における一側部位が研削され、前記研削ホイールの他側部位によって前記資材の上面における他側部位が研削されるように前記資材を水平方向に移動させる段階と、を含むことを特徴とする、請求項1に記載の資材研削方法。
【請求項4】
ディスク形態を有し、下面の縁部に沿って円周方向に研削砥石が設けられた研削ホイールを用いて資材を研削する資材研削方法であって、
前記研削ホイールが前記資材の上方に位置するように前記研削ホイールと前記資材の位置を調節する位置調節段階と、
前記研削ホイールの一側部位によって前記資材の上面における一側部位が研削され、前記研削ホイールの他側部位によって前記資材の上面における他側部位が研削されるように前記研削ホイールを回転させながら前記研削ホイールと前記資材の少なくともいずれか一つを移動させる第1研削段階と、
前記研削ホイールの一側部位によって前記資材の上面が全体的に研削されるように前記研削ホイールを回転させながら前記研削ホイールと前記資材の少なくともいずれか一つを移動させる第2研削段階と、を含むことを特徴とする、資材研削方法。
【請求項5】
前記研削ホイールの一側部位が前記研削ホイールの他側部位よりも低く位置するように前記研削ホイールが所定の傾斜角を有することを特徴とする、請求項4に記載の資材研削方法。
【請求項6】
前記第1研削段階は、
前記研削ホイールを回転させながら前記研削ホイールの一側部位によって前記資材の上面が部分的に除去されるように前記研削ホイールを第1研削高さに下降させる段階と、
前記研削ホイールの一側部位によって前記資材の上面における一側部位が研削され、前記研削ホイールの他側部位によって前記資材の上面における他側部位が研削されるように前記資材を第1水平方向に移動させる段階と、を含むことを特徴とする、請求項5に記載の資材研削方法。
【請求項7】
前記第2研削段階は、
前記研削ホイールを前記第1研削高さよりも低い第2研削高さに下降させる段階と、
前記資材の上面を全体的に研削するために前記研削ホイールを前記第1水平方向と反対の第2水平方向に移動させる段階と、を含むことを特徴とする、請求項6に記載の資材研削方法。
【請求項8】
前記第1研削段階を行った後、前記資材の上面における一側部位の高さを測定する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項6に記載の資材研削方法。
【請求項9】
ディスク形態を有し、下面の縁部に沿って円周方向に研削砥石が設けられた研削ホイールを用いて資材を研削する資材研削方法であって、
前記研削ホイールが前記資材の上方に位置するように前記研削ホイールと前記資材の位置を調節する第1位置調節段階と、
前記研削ホイールの一側部位によって前記資材の上面の一側部位が研削され、前記研削ホイールの他側部位によって前記資材の上面における他側部位が研削されるように前記研削ホイールを回転させながら前記研削ホイールと前記資材の少なくともいずれか一つを移動させる第1研削段階と、
前記研削ホイールが前記資材の上面における他側部位の外側に位置するように前記研削ホイールと前記資材の位置を調節する第2位置調節段階と、
前記研削ホイールの一側部位によって前記資材の上面が全体的に研削されるように前記研削ホイールを回転させながら前記研削ホイールと前記資材の少なくともいずれか一つを移動させる第2研削段階と、を含むことを特徴とする、資材研削方法。
【請求項10】
前記研削ホイールの一側部位が前記研削ホイールの他側部位よりも低く位置するように前記研削ホイールが所定の傾斜角を有することを特徴とする、請求項9に記載の資材研削方法。
【請求項11】
前記第1研削段階は、
前記研削ホイールを回転させながら前記研削ホイールの一側部位によって前記資材の上面が部分的に除去されるように前記研削ホイールを第1研削高さに下降させる段階と、
前記研削ホイールの一側部位によって前記資材の上面における一側部位が研削され、前記研削ホイールの他側部位によって前記資材の上面における他側部位が研削されるように前記資材を第1水平方向に移動させる段階と、を含むことを特徴とする、請求項10に記載の資材研削方法。
【請求項12】
前記第2位置調節段階は、
前記研削ホイールを所定の高さに上昇させる段階と、
前記研削ホイールが前記資材の上面における他側部位の外側に位置するように前記資材を前記第1水平方向と反対の第2水平方向に移動させる段階と、を含むことを特徴とする、請求項11に記載の資材研削方法。
【請求項13】
前記第2研削段階は、
前記研削ホイールを前記第1研削高さよりも低い第2研削高さに下降させる段階と、
前記資材の上面を全体的に研削するために前記研削ホイールを前記第1水平方向に移動させる段階と、を含むことを特徴とする、請求項12に記載の資材研削方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施例は、資材研削方法に関する。より詳しくは、半導体ストリップのような平板形態の資材を研削して前記資材の厚さを目標厚さに減少させる資材研削方法に関する。
【背景技術】
【0002】
通常、半導体ストリップは、印刷回路基板またはリードフレームのような基板上に半導体ダイをボンディングするダイボンディング工程と、前記半導体ダイをエポキシ樹脂のようなモールディング樹脂を用いてパッケージングするモールディング工程によって製造され、前記半導体ストリップを切断して個別化し、良否判定によって分類する切断及び分類工程によって半導体パッケージが製造され得る。
【0003】
前記のように製造された半導体ストリップの厚さを予め設定された目標厚さに減少させるために、前記モールディング樹脂からなる保護モールディング層の表面部位を研削して除去する研削工程が行われ、前記研削工程を行うための研削装置は、前記半導体ストリップを支持するためのチャックテーブルと、前記半導体ストリップの表面部位を研削して除去するための研削モジュールと、を含み得る。前記研削モジュールはディスク形態を有し、下面の縁部に沿って研削砥石が設けられた研削ホイールを含み、前記研削ホイールを回転させながら前記半導体ストリップを移動させることで前記半導体ストリップの表面部位を研削して除去し得る。
【0004】
前記半導体ストリップの研削工程は、前記研削砥石の下面部位を用いて行われ、前記半導体ストリップを予め設定された厚さに加工するために前記研削工程が複数回反復的に行われ得る。そこで、前記研削工程に必要となる全体時間を短縮することに限界がある。特に、一回の研削工程を行うための前記半導体ストリップの移動距離が前記半導体ストリップの長さよりも長いため、複数回の研削工程を繰り返すほど前記半導体ストリップの移動距離が大幅に増加し得るため、前記研削工程に必要となる全体時間が大幅に増加し得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の実施例は、研削時間を減少させることが可能な資材研削方法を提供することをその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を達成するための本発明の一面によれば、ディスク形態を有し、下面の縁部に沿って円周方向に研削砥石が設けられた研削ホイールを用いて資材を研削する資材研削方法であって、前記方法は、前記研削ホイールが前記資材の上方に位置するように前記研削ホイールと前記資材の位置を調節する位置調節段階と、前記研削ホイールの一側部位によって前記資材の上面における一側部位が研削され、前記研削ホイールの他側部位によって前記資材の上面における他側部位が研削されるように前記研削ホイールを回転させながら前記研削ホイールと前記資材の少なくともいずれか一つを移動させる研削段階と、を含み得る。
【0007】
本発明の一実施例によれば、前記位置調節段階で前記研削ホイールの一側部位が前記資材の上方に位置し、前記研削ホイールの他側部位が前記資材の外側に位置し得る。
本発明の一実施例によれば、前記研削段階は、前記研削ホイールを回転させながら前記研削ホイールの一側部位によって前記資材の上面部位が部分的に除去されるように前記研削ホイールを予め設定された研削高さに下降させる段階と、前記研削ホイールの一側部位によって前記資材の上面における一側部位が研削され、前記研削ホイールの他側部位によって前記資材の上面における他側部位が研削されるように前記資材を水平方向に移動させる段階と、を含み得る。
【0008】
上記の課題を達成するための本発明の他面によれば、ディスク形態を有し、下面の縁部に沿って円周方向に研削砥石が設けられた研削ホイールを用いて資材を研削する資材研削方法であって、前記方法は、前記研削ホイールが前記資材の上方に位置するように前記研削ホイールと前記資材の位置を調節する位置調節段階と、前記研削ホイールの一側部位によって前記資材の上面における一側部位が研削され、前記研削ホイールの他側部位によって前記資材の上面における他側部位が研削されるように前記研削ホイールを回転させながら前記研削ホイールと前記資材の少なくともいずれか一つを移動させる第1研削段階と、前記研削ホイールの一側部位によって前記資材の上面が全体的に研削されるように前記研削ホイールを回転させながら前記研削ホイールと前記資材の少なくともいずれか一つを移動させる第2研削段階と、を含み得る。
【0009】
本発明の一実施例によれば、前記研削ホイールの一側部位が前記研削ホイールの他側部位よりも低く位置するように前記研削ホイールは所定の傾斜角を有し得る。
本発明の一実施例によれば、前記第1研削段階は、前記研削ホイールを回転させながら前記研削ホイールの一側部位によって前記資材の上面が部分的に除去されるように前記研削ホイールを第1研削高さに下降させる段階と、前記研削ホイールの一側部位によって前記資材の上面における一側部位が研削され、前記研削ホイールの他側部位によって前記資材の上面における他側部位が研削されるように前記資材を第1水平方向に移動させる段階と、を含み得る。
【0010】
本発明の一実施例によれば、前記第2研削段階は、前記研削ホイールを前記第1研削高さよりも低い第2研削高さに下降させる段階と、前記資材の上面を全体的に研削するために前記研削ホイールを前記第1水平方向と反対の第2水平方向に移動させる段階と、を含み得る。
【0011】
本発明の一実施例によれば、前記第1研削段階を行った後、前記資材の上面における一側部位の高さを測定する段階をさらに含み得る。
上記の課題を達成するための本発明のさらに他面によれば、ディスク形態を有し、下面の縁部に沿って円周方向に研削砥石が設けられた研削ホイールを用いて資材を研削する資材研削方法であって、前記方法は、前記研削ホイールが前記資材の上方に位置するように前記研削ホイールと前記資材の位置を調節する第1位置調節段階と、前記研削ホイールの一側部位によって前記資材の上面の一側部位が研削され、前記研削ホイールの他側部位によって前記資材の上面における他側部位が研削されるように前記研削ホイールを回転させながら前記研削ホイールと前記資材の少なくともいずれか一つを移動させる第1研削段階と、前記研削ホイールが前記資材の上面における他側部位の外側に位置するように前記研削ホイールと前記資材の位置を調節する第2位置調節段階と、前記研削ホイールの一側部位によって前記資材の上面が全体的に研削されるように前記研削ホイールを回転させながら前記研削ホイールと前記資材の少なくともいずれか一つを移動させる第2研削段階と、を含み得る。
【0012】
本発明の一実施例によれば、前記第1研削段階は、前記研削ホイールを回転させながら前記研削ホイールの一側部位によって前記資材の上面が部分的に除去されるように前記研削ホイールを第1研削高さに下降させる段階と、前記研削ホイールの一側部位によって前記資材の上面における一側部位が研削され、前記研削ホイールの他側部位によって前記資材の上面における他側部位が研削されるように前記資材を第1水平方向に移動させる段階と、を含み得る。
【0013】
本発明の一実施例によれば、前記第2位置調節段階は、前記研削ホイールを所定の高さに上昇させる段階と、前記研削ホイールが前記資材の上面における他側部位の外側に位置するように前記資材を前記第1水平方向と反対の第2水平方向に移動させる段階と、を含み得る。
【0014】
本発明の一実施例によれば、前記第2研削段階は、前記研削ホイールを前記第1研削高さよりも低い第2研削高さに下降させる段階と、前記資材の上面を全体的に研削するために前記研削ホイールを前記第1水平方向に移動させる段階と、を含み得る。
【発明の効果】
【0015】
上述したような本発明の実施例によれば、前記資材の上面における一側部位は、前記研削ホイールの一側部位によって研削され、前記資材の上面における他側部位は、前記研削ホイールの他側部位によって研削されるようにすることができる。そのため、前記資材の移動距離が減少し、これによって前記研削工程にかかる時間が大幅に減少する。
【0016】
また、前記資材の上面における一側部位は、前記研削砥石の下面と外側面によって研削され、前記資材の上面における他側部位は、前記研削砥石の下面と内側面によって研削されるようにすることができる。そのため、前記研削砥石の下面の摩耗度が減少すると共に、前記研削砥石の下面への異物の累積が減少する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の一実施例による資材研削方法を説明するためのフローチャートである。
図2図1に示された資材研削方法を行うための資材研削装置を説明するための概略的な構成図である。
図3図1に示された資材研削方法を説明するための概略図である。
図4図1に示された資材研削方法を説明するための概略図である。
図5図1に示された資材研削方法を説明するための概略図である。
図6図1に示された資材研削方法を説明するための概略図である。
図7図1に示された資材研削方法を説明するための概略図である。
図8】本発明の他の実施例による資材研削方法を説明するためのフローチャートである。
図9図8に示された資材研削方法を説明するための概略図である。
図10図8に示された資材研削方法を説明するための概略図である。
図11図8に示された資材研削方法を説明するための概略図である。
図12図8に示された資材研削方法を説明するための概略図である。
図13図8に示された資材研削方法を説明するための概略図である。
図14図8に示された資材研削方法を説明するための概略図である。
図15図8に示された資材研削方法を説明するための概略図である。
図16図8に示された資材研削方法を説明するための概略図である。
図17】本発明のさらに他の実施例による資材研削方法を説明するためのフローチャートである。
図18図17に示された資材研削方法を説明するための概略図である。
図19図17に示された資材研削方法を説明するための概略図である。
図20図17に示された資材研削方法を説明するための概略図である。
図21図17に示された資材研削方法を説明するための概略図である。
図22図17に示された資材研削方法を説明するための概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の実施例は、添付図面を参照して詳細に説明される。しかし、本発明は、以下にて説明される実施例に限定されたとおり構成されるべきものではなく、この他の多様な形で具体化することができる。下記の実施例は、本発明を完全に完成するために提供されるというより、本発明の技術分野における熟練した当業者に、本発明の範囲を十分に伝達するために提供される。
【0019】
本発明の実施例において、一要素が、他の一要素上に配置されるかまたは接続(連結)されると説明される場合、上記要素は、前記他の一要素上に直接配置されるかまたは接続(連結)されることが可能であり、他の要素が、これらの間に介在されることも可能である。これとは相違に、一要素が他の一要素上に直接配置されるかまたは接続(連結)されると説明される場合、それらの間には、更に他の要素があることはない。多様な要素、組成、領域、層、及び/または部分のような、多様な項目を説明するために、第1、第2、第3などの用語を使用することができるが、上記の項目は、これらの用語によって限定されることはない。
【0020】
本発明の実施例で使用された専門用語は、単に特定の実施例を説明するための目的として使用され、本発明を限定するためのことではない。また、特別に限定しない以上、技術及び科学用語を含む全ての用語は、本発明の技術分野における通常の知識を有する当業者に理解され得る同一の意味を有する。通常の辞書において限定されるものと同じ上記の用語は、関連技術と本発明の説明の文脈からその意味と一致する意味を有するものと解釈され、明確に限定されない限り、理想的にまたは過度に外形的な直感で解釈されない。
【0021】
本発明の実施例は、本発明の理想的な実施例の概略的な図解を参照して説明される。これにより、上記図解の形状からの変化、例えば、製造方法及び/または許容誤差の変化は、十分予想できるものである。したがって、本発明の実施例は、図解として説明された領域の特定形状に限定されるとおり説明されることはなく、形状においての偏差を含み、図面に記載された要素は、全的に概略的なものであり、これらの形状は要素の正確な形状を説明するためのことではなく、また、本発明の範囲を限定することでもない。
【0022】
図1は、本発明の一実施例による資材研削方法を説明するためのフローチャートであり、図2は、図1に示された資材研削方法を行うための資材研削装置を説明するための概略的な構成図である。
【0023】
図1及び図2を参照すると、本発明の一実施例による資材研削方法は、平板形態の資材10を研削するために使用され得る。具体的には、前記資材研削方法は、前記資材10の上面部位を研削して除去することで前記資材10の厚さを目標厚さに減少させるために使用され得る。例えば、本発明の一実施例による資材研削方法は、半導体ストリップのような平板形態の資材10を目標厚さに減少させるために前記半導体ストリップの上部保護モールディング層の表面部位を研削して除去することに用いられ得る。
【0024】
前記資材研削方法を行うための資材研削装置100は、前記資材10が載置されるチャックテーブル110と、前記チャックテーブル110を水平方向に移動させるためのテーブル駆動部120と、前記資材10の表面部位を研削するための研削ホイール130と、前記研削ホイール130を回転させて垂直方向に高さを調節するためのホイール駆動部140と、を含み得る。他の例として、前記テーブル駆動部120は、前記チャックテーブル110の高さが調節されるように構成され、前記ホイール駆動部140は、前記研削ホイール130を回転させながら前記研削ホイール130を水平方向に移動させるように構成され得る。
【0025】
前記研削ホイール130は、ディスク形態であってもよく、研削ホイール130の下面における縁部には、円周方向に複数の研削砥石132が設けられ得る。前記チャックテーブル110は、複数の真空ホール(図示せず)を備えてもよく、前記真空ホールから提供される真空を用いて前記資材10の下面を真空吸着し得る。また、前記ホイール駆動部140は、前記研削ホイール130の高さを調節し、前記研削ホイール130を回転させ得る。前記テーブル駆動部120は、前記資材10の上面部を研削するために前記チャックテーブル110を水平方向に移動させ得る。
【0026】
図3図7は、図1に示された資材研削方法を説明するための概略図である。
図3を参照すると、S110段階で前記研削ホイール130と前記資材10の位置調節が行われ得る。例えば、S110段階で、前記研削ホイール130が前記資材10の上方に位置するように前記研削ホイール130と前記資材10の位置が調節され得る。
【0027】
例えば、図3に示されたように、前記資材10が前記チャックテーブル110の上にロードされた後、前記テーブル駆動部120は、前記資材10が前記研削ホイール130の下部に位置するように前記チャックテーブル110を移動させ、図4に示されたように、前記研削ホイール130は、前記ホイール駆動部140によって予め設定された準備高さまで下降し得る。特に、前記S110段階で、前記研削ホイール130の一側部位130Aが前記資材10の上方に位置し、前記研削ホイール130の他側部位130Bが前記資材10の外側に位置し得る。
【0028】
一例として、前記研削ホイール130の一側部位130Aが前記資材10の上面における中央部位の上方に位置し得る。しかし、前記研削ホイール130の位置は、前記資材10の大きさに応じて多様に変更可能であるので、前記研削ホイール130の位置によって本発明の範囲が制限されることではない。また、一例として、前記研削ホイール130は、前記資材10の上面から約10μm離隔した高さまで下降し得る。即ち、前記研削砥石132の下面と前記資材10の上面との距離が約10μmに調節され得る。
【0029】
続いて、S120段階で、前記資材10の研削工程が行われ得る。具体的には、前記研削ホイール130の一側部位130Aによって前記資材10の上面における一側部位10Aが研削され、前記研削ホイール130の他側部位130Bによって前記資材10の上面における他側部位10Bが研削されるように前記研削ホイール130を回転させながら前記研削ホイール130と前記資材10の少なくともいずれか一つを移動させ得る。
【0030】
例えば、前記ホイール駆動部140は、図5に示されたように、前記研削ホイール130を回転させながら前記研削ホイール130の一側部位130Aによって前記資材10の上面部位が部分的に除去されるように前記研削ホイール130を予め設定された研削高さに下降させ得る。続いて、図6及び図7に示されたように、前記テーブル駆動部120は、前記研削ホイール130の一側部位130Aによって前記資材10の上面における一側部位10Aが研削され、前記研削ホイール130の他側部位130Bによって前記資材10の上面における他側部位10Bが研削されるように前記資材10を水平方向に移動させ得る。
【0031】
前述したような本発明の一実施例によれば、前記研削高さは、一回の研削工程によって前記資材10の厚さが目標厚さになるように設定され得る。特に、前記研削ホイール130の一側部位130Aと他側部位130Bを用いて前記資材10の一側部位10Aと他側部位10Bを各々研削することで前記資材10の移動距離を短縮させることができ、これによって前記研削工程に必要となる時間を短縮することができる。また、前記資材10の上面における一側部位10Aは、前記研削砥石132の下面と外側面によって研削され、前記資材10の上面における他側部位10Bは、前記研削砥石132の下面と内側面によって研削され得る。これによって、前記研削砥石132の下面の摩耗度が減少すると共に、前記研削砥石132の下面への異物の累積が減少し得る。
【0032】
一方、前述したことによれば、前記研削ホイール130の高さを前記研削高さに調節した後、前記資材10を水平方向に移動させているが、他の例として、前記研削ホイール130の高さ調節と前記資材10の水平移動とが同時に行われてもよく、前記研削ホイール130と前記資材10のいずれか一つが前記高さ調節と水平方向の移動を共に行ってもよい。
【0033】
図8は、本発明の他の実施例による資材研削方法を説明するためのフローチャートであり、図9図16は、図8に示された資材研削方法を説明するための概略図である。
図8図16を参照すると、S210段階で前記研削ホイール130と前記資材10の位置調節が行われ得る。具体的には、S210段階で、前記研削ホイール130が前記資材10の上方に位置するように前記研削ホイール130と前記資材10の位置が調節され得る。
【0034】
例えば、図9に示されたように、前記資材10が前記チャックテーブル110の上にロードされた後、前記テーブル駆動部120は、前記資材10が前記研削ホイール130の下部に位置するように前記チャックテーブル110を移動させ、図10に示されたように、前記研削ホイール130は、前記ホイール駆動部140によって予め設定された準備高さまで下降し得る。特に、前記S210段階で、前記研削ホイール130の一側部位130Aが前記資材10の上方に位置し、前記研削ホイール130の他側部位130Bが前記資材10の外側に位置し得る。
【0035】
一例として、前記研削ホイール130の一側部位130Aがほぼ前記資材10の上面における中央部位の上方に位置し得る。しかし、前記研削ホイール130の位置は、前記資材10の大きさに応じて多様に変更可能であるので、前記研削ホイール130の位置によって本発明の範囲が制限されない。また、一例として、前記研削ホイール130は、前記資材10の上面から約10μm離隔した高さまで下降し得る。即ち、前記研削砥石132の下面と前記資材10の上面との距離が約10μmに調節され得る。
【0036】
一方、図示されていないが、前記資材10が前記チャックテーブル110の上にロードされた後、接触式または非接触式センサー(図示せず)を用いて前記資材10の上面の高さを測定してもよく、これによって前記資材10の初期厚さを算出し得る。
【0037】
前記位置調節段階S210が行われた後、S220段階で、前記資材10の荒削り工程として第1研削段階が行われ得る。具体的には、S220段階で、前記研削ホイール130の一側部位130Aによって前記資材10の上面における一側部位10Aが研削され、前記研削ホイール130の他側部位130Bによって前記資材10の上面における他側部位10Bが研削されるように前記研削ホイール130を回転させながら前記研削ホイール130と前記資材10の少なくともいずれか一つを移動させ得る。
【0038】
例えば、前記ホイール駆動部140は、図11に示されたように、前記研削ホイール130を回転させながら前記研削ホイール130の一側部位130Aによって前記資材10の上面部位が部分的に除去されるように前記研削ホイール130を予め設定された第1研削高さに下降させ得る。続いて、図12及び図13に示されたように、前記テーブル駆動部120は、前記研削ホイール130の一側部位130Aによって前記資材10の上面における一側部位10Aが研削され、前記研削ホイール130の他側部位130Bによって前記資材10の上面における他側部位10Bが研削されるように前記資材10を第1水平方向に移動させ得る。
【0039】
特に、前記第1研削高さは、第1研削段階S220を一回行うことで荒削り工程が完了するように設定され、前記研削ホイール130は、前記S220段階で前記第1研削高さ、即ち、荒削り高さまで一度に下降し得る。結果的に、従来技術と比較して荒削り工程にかかる時間が大幅に減少することが可能である。
【0040】
また、前記S220段階で、前記資材10の上面における一側部位10Aは、前記研削砥石132の下面と外側面によって研削され、前記資材10の他側部位10Bは、前記研削砥石132の下面と内側面によって研削され得る。結果的に、前記研削砥石132の下面のみならず、外側面と内側面を共に使用可能であるため、前記研削砥石132の下面の摩耗度が減少すると共に、前記研削砥石132の下面への異物の累積が減少して、後続の仕上げ削り工程で前記資材10の表面品質が大幅に改善されることが可能である。
【0041】
特に、本発明の他の実施例によれば、前記研削ホイール130は、所定の傾斜角を有し得る。例えば、前記研削ホイール130の一側部位130Aが前記研削ホイール130の他側部位130Bよりも低く位置するように前記研削ホイール130を所定の傾斜角で傾くように配置することができ、これによって、後続の第2研削段階で前記資材10の表面粗さを向上させることができる。前記のように前記研削ホイール130が所定の傾きを有する場合、図12及び図13に示されたようにS220段階が完了した後、前記資材10の上面における一側部位10Aの高さが前記資材10の上面における他側部位10Bの高さよりも前記研削ホイール130の一側部位130Aと他側部位130Bとの高さの差だけ低くなり得る。
【0042】
一方、前述したことによれば、前記研削ホイール130の高さを前記第1研削高さに調節した後、前記資材10を前記第1水平方向に移動させているが、他の例として、前記研削ホイール130の第1高さ調節と前記資材10の第1水平移動とが同時に行われてもよく、前記研削ホイール130と前記資材10のいずれか一つが前記第1高さ調節と第1水平移動とを共に行ってもよい。
【0043】
図8を参照すると、前記第1研削段階S220が行われた後、S230段階で前記資材10の仕上げ削り工程として第2研削段階が行われ得る。具体的には、S230段階で、前記研削ホイール130の一側部位130Aによって前記資材10の上面が全体的に研削されるように前記研削ホイール130を回転させながら前記研削ホイール130と前記資材10の少なくともいずれか一つを移動させ得る。
【0044】
例えば、図14図16に示されたように、前記ホイール駆動部140は、前記研削ホイール130を前記第1研削高さよりも低い第2研削高さ、即ち、仕上げ削り高さに下降させ、続いて、前記テーブル駆動部120は、前記資材10の上面が前記研削ホイール130の一側部位130Aによって全体的に研削されるように前記チャックテーブル110を前記第1水平方向と反対の第2水平方向に移動させ得る。この際、図示されたように、前記資材10の上面における他側部位10Bは、前記研削ホイール130の他側部位130Bによって研削され得る。一例として、前記S230段階で、前記研削ホイール130は、前記研削ホイール130の一側部位130Aと他側部位130Bとの高さの差だけ下降し得る。また、前記資材10の上面全体が前記研削ホイール130の一側部位130Aによって精密に研削され得る。
【0045】
他の例として、前記研削ホイール130の第2高さ調節と前記資材10の第2水平移動とが同時に行われてもよく、前記研削ホイール130と前記資材10のいずれか一つが前記第2高さ調節と第2水平移動を共に行ってもよい。
【0046】
一方、前記S230段階を行う前に、前記資材10の上面の高さを測定して前記資材10の厚さを算出してもよく、これによって前記荒削り工程、即ち、前記S220段階が正常に行われたか否かを判断し得る。特に、前記S220段階によって前記資材10の一側部位10Aが前記資材10の他側部位10Bよりも相対的に薄い厚さを有し得るため、前記資材10の上面における一側部位10Aの高さを測定することが望ましい。一例として、前記資材10の厚さは、接触式または非接触式センサーを用いて測定され得る。
【0047】
特に、前記第2研削高さは、前記S220段階が行われた後に測定された前記資材10の厚さに基づいて精密に制御され得る。また、前記S230段階を行った後、前記資材10の上面の高さを測定してもよく、これによって前記資材10の最終厚さが目標厚さになったか否か、または許容範囲を満たすか否かなどを判断し得る。
【0048】
図17は、本発明のさらに他の実施例による資材研削方法を説明するためのフローチャートであり、図18図22は、図17に示された資材研削方法を説明するための概略図である。
【0049】
図17を参照すると、S310段階で、前記研削ホイール130と前記資材10の第1位置調節が行われ、S320段階で、前記研削ホイール130の一側部位130Aによって前記資材10の上面における一側部位10Aが研削され、前記研削ホイール130の他側部位130Bによって前記資材10の上面における他側部位10Bが研削される第1研削段階が行われ得る。この場合、前記S310段階及びS320段階は、図8図13を参照して説明されたS210段階及びS220段階と同じであるので、これに関わる追加的な詳細説明は省略する。
【0050】
図18及び図19を参照すると、前記第1研削段階S320が行われた後、S330段階で前記研削ホイール130と前記資材10の第2位置調節が行われ得る。例えば、図18に示されたように、前記ホイール駆動部140は、前記研削ホイール130を所定の高さに上昇させ得る。例えば、前記ホイール駆動部140は、前記研削ホイール130を前記準備高さまで上昇させ得る。続いて、図19に示されたように、前記テーブル駆動部120は、前記研削ホイール130が前記資材10の上面における他側部位10Bの外側に位置するように前記資材10を前記第1水平方向と反対の第2水平方向に移動させ得る。即ち、前記テーブル駆動部120は、前記研削ホイール130の一側部位130Aが前記資材10の上面における他側部位10Bの外側に位置するように前記チャックテーブル110を前記第2水平方向に移動させ得る。
【0051】
前記第2位置調節段階S330が行われた後、S340段階で、前記資材10の仕上げ削り工程として第2研削段階が行われ得る。具体的には、S340段階で、前記研削ホイール130の一側部位130Aによって前記資材10の上面が全体的に研削されるように前記研削ホイール130を回転させながら前記研削ホイール130と前記資材10の少なくともいずれか一つを移動させ得る。
【0052】
例えば、図20図22に示されたように、前記ホイール駆動部140は、前記研削ホイール130を前記第1研削高さよりも低い第2研削高さ、即ち、仕上げ削り高さに下降させ、続いて、前記テーブル駆動部120は、前記資材10の上面が前記研削ホイール130の一側部位130Aによって全体的に研削されるように前記チャックテーブル110を前記第1水平方向に移動させ得る。
【0053】
他の例として、前記研削ホイール130の第2高さ調節と前記資材10の第1水平移動とが同時に行われてもよく、前記研削ホイール130と前記資材10のいずれか一つが前記第2高さ調節と第1水平移動とを共に行い得る。
【0054】
一方、前記S340段階を行う前に、前記資材10の上面の高さを測定して前記資材10の厚さを算出してもよく、これによって前記荒削り工程、即ち、前記S320段階が正常に行われたか否かを判断し得る。特に、前記資材10の上面における一側部位10Aの高さが測定され得る。例えば、前記資材10の上面の高さ測定は、前記S330段階によって前記資材10の位置が調節された後、前記接触式または非接触式センサーによって行われ、前記測定された資材10の厚さによって前記第2研削高さが精密に制御され得る。また、前記S340段階を行った後に前記資材10の上面の高さを測定してもよく、これによって前記資材10の最終厚さが目標厚さになったか否か、または許容範囲を満たすか否かなどを判断し得る。
【0055】
上述したような本発明の実施例によれば、前記資材10の上面における一側部位10Aは、前記研削ホイール130の一側部位130Aによって研削され、前記資材10の上面における他側部位10Bは、前記研削ホイール130の他側部位130Bによって研削され得る。そのため、前記資材10の移動距離が減少し、これによって、前記研削工程にかかる時間が大幅に減少されることが可能である。また、前記資材10の上面における一側部位10Aは、前記研削砥石132の下面と外側面によって研削され、前記資材10の上面における他側部位10Bは、前記研削砥石132の下面と内側面によって研削され得る。これによって、前記研削砥石132の下面の摩耗度が減少すると共に、前記研削砥石132の下面への異物の累積が減少されることが可能である。
【0056】
以上、本発明の望ましい実施例を参照して説明したが、当該発明が属する技術分野における熟練した当業者は、下記の特許請求の範囲に記載された本発明の技術思想及び領域から脱しない範囲内で本発明を多様に修正及び変更可能である。
【符号の説明】
【0057】
10 : 資材
10A : 資材の上面における一側部位
10B : 資材の上面における他側部位
100 : 資材研削装置
110 : チャックテーブル
120 : テーブル駆動部
130 : 研削ホイール
130A : 研削ホイールの一側部位
130B : 研削ホイールの他側部位
132 : 研削砥石
140 : ホイール駆動部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
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図18
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図22