IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ パナソニックIPマネジメント株式会社の特許一覧

特開2024-152893表示方法、表示システム、端末装置、及びプログラム
<>
  • 特開-表示方法、表示システム、端末装置、及びプログラム 図1
  • 特開-表示方法、表示システム、端末装置、及びプログラム 図2
  • 特開-表示方法、表示システム、端末装置、及びプログラム 図3
  • 特開-表示方法、表示システム、端末装置、及びプログラム 図4
  • 特開-表示方法、表示システム、端末装置、及びプログラム 図5
  • 特開-表示方法、表示システム、端末装置、及びプログラム 図6
  • 特開-表示方法、表示システム、端末装置、及びプログラム 図7
  • 特開-表示方法、表示システム、端末装置、及びプログラム 図8
  • 特開-表示方法、表示システム、端末装置、及びプログラム 図9
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024152893
(43)【公開日】2024-10-25
(54)【発明の名称】表示方法、表示システム、端末装置、及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   F24F 11/52 20180101AFI20241018BHJP
   F24F 11/58 20180101ALI20241018BHJP
   F24F 110/20 20180101ALN20241018BHJP
   F24F 110/10 20180101ALN20241018BHJP
   F24F 130/10 20180101ALN20241018BHJP
【FI】
F24F11/52
F24F11/58
F24F110:20
F24F110:10
F24F130:10
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024139481
(22)【出願日】2024-08-21
(62)【分割の表示】P 2023062883の分割
【原出願日】2023-04-07
(71)【出願人】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001081
【氏名又は名称】弁理士法人クシブチ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】井池 太郎
(72)【発明者】
【氏名】小田 一平
(72)【発明者】
【氏名】峯川 立也
(57)【要約】
【課題】人間の感覚として対象空間内がどのような状態であるかを直感的に把握できる表示方法を提供する。
【解決手段】表示方法は、対象空間の温度と前記対象空間の湿度とを検出する検出ステップと、端末装置が、第1軸が温冷感に設定され第2軸が乾湿感に設定されたマトリクス図に、前記検出ステップで検出された前記対象空間の温度及び前記対象空間の湿度に対応する箇所を表示する表示ステップと、を含む。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
対象空間の温度と前記対象空間の湿度とを検出する検出ステップと、
端末装置が、第1軸が温冷感に設定され第2軸が乾湿感に設定されたマトリクス図に、前記検出ステップで検出された前記対象空間の温度及び前記対象空間の湿度に対応する箇所を表示する表示ステップと、を含む、
表示方法。
【請求項2】
前記表示ステップは、前記検出ステップで検出された前記対象空間の温度及び前記対象空間の湿度を併せて表示する、
請求項1に記載の表示方法。
【請求項3】
前記表示ステップは、前記対象空間において推奨される温冷感及び乾湿感の範囲である推奨範囲を、前記マトリクス図に表示する、
請求項1又は2に記載の表示方法。
【請求項4】
前記対象空間は、屋内であり、
前記推奨範囲は、季節、又は、屋外の温度に応じた範囲である、
請求項3に記載の表示方法。
【請求項5】
前記対象空間は、屋内であり、
前記推奨範囲は、前記対象空間を空調する室内機が冷房運転を行っているか、前記室内機が暖房運転を行っているかで範囲が異なる、
請求項3に記載の表示方法。
【請求項6】
前記表示ステップは、
前記マトリクス図において任意の箇所が選択された場合、選択された前記任意の箇所に対応する温度及び湿度を表示する、
請求項1又は2に記載の表示方法。
【請求項7】
前記温度を制御する温度制御装置、及び前記湿度を制御する湿度制御装置を制御する制御ステップを含み、
前記制御ステップは、
前記表示ステップにより表示された前記マトリクス図において任意の箇所が選択された場合、
前記対象空間の温度が、選択された前記任意の箇所に対応する温度となるように前記温度制御装置を制御し、
前記対象空間の湿度が、選択された前記任意の箇所に対応する湿度となるように前記湿度制御装置を制御する、
請求項1又は2に記載の表示方法。
【請求項8】
対象空間の温度と前記対象空間の湿度とを検出する検出部と、
第1軸が温冷感に設定され第2軸が乾湿感に設定されたマトリクス図に、前記検出部により検出された前記対象空間の温度及び前記対象空間の湿度に対応する箇所を表示する表示制御部と、備える、
表示システム。
【請求項9】
第1軸が温冷感に設定され第2軸が乾湿感に設定されたマトリクス図に、検出部により検出された対象空間の温度及び前記対象空間の湿度に対応する箇所を表示する表示制御部を備える、
端末装置。
【請求項10】
端末装置のプロセッサを、
第1軸が温冷感に設定され第2軸が乾湿感に設定されたマトリクス図に、検出部により検出された対象空間の温度及び前記対象空間の湿度に対応する箇所を表示する表示制御部として機能させる、
プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、表示方法、表示システム、端末装置、及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、室内の温度及び湿度を端末装置が表示する技術を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2021-055947号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、人間の感覚として対象空間内がどのような状態であるかを直感的に把握できる表示方法、表示システム、端末装置、及びプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示における表示方法は、対象空間の温度と前記対象空間の湿度とを検出する検出ステップと、端末装置が、第1軸が温冷感に設定され第2軸が乾湿感に設定されたマトリクス図に、前記検出ステップで検出された前記温度及び前記湿度に対応する箇所を表示する表示ステップと、を含む。
【0006】
本開示における表示システムは、対象空間の温度と前記対象空間の湿度とを検出する検出部と、第1軸が温冷感に設定され第2軸が乾湿感に設定されたマトリクス図に、前記検出部により検出された前記温度及び前記湿度に対応する箇所を表示する表示制御部と、を備える。
【0007】
本開示における端末装置は、第1軸が温冷感に設定され第2軸が乾湿感に設定されたマトリクス図に、検出部により検出された対象空間の温度及び前記対象空間の湿度に対応する箇所を表示する表示制御部を備える。
【0008】
本開示におけるプログラムは、端末装置のプロセッサを、第1軸が温冷感に設定され第2軸が乾湿感に設定されたマトリクス図に、検出部により検出された対象空間の温度及び前記対象空間の湿度に対応する箇所を表示する表示制御部として機能させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示における表示方法、表示システム、端末装置、及びプログラムは、対象空間が温かい状態であるか、対象空間が涼しい状態であるのか、対象空間が湿っている状態であるか、対象空間が乾いている状態であるのか、を直感的に把握できる。よって、人間の感覚として対象空間内がどのような状態であるかを直感的に把握できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】実施の形態1における表示システムの構成を示す図
図2】実施の形態1における端末装置、及びサーバ装置の構成を示す図
図3】実施の形態1における第1管理DB、及び第2管理DBの一例を示す図
図4】実施の形態1におけるアプリUIの一例を示す図
図5】実施の形態1におけるセンサ、及びサーバ装置の動作を示すフローチャート
図6】実施の形態1における端末装置、及びサーバ装置の動作を示すフローチャート
図7】実施の形態1における端末装置、及びサーバ装置の動作を示すフローチャート
図8】実施の形態1における端末装置の動作を示すフローチャート
図9】実施の形態1における端末装置、及びサーバ装置の動作を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0011】
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、室内の温度及び湿度を端末装置が表示するという技術があった。しかしながら、従来の技術では、室内の温度及び湿度を値で表示するため、人間の感覚として室内がどのような状態であるかを直感的に把握できないと言う課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで、本開示は、人間の感覚として対象空間内がどのような状態であるかを直感的に把握できる表示方法、表示システム、端末装置、及びプログラムを提供する。
【0012】
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明を省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
【0013】
(実施の形態1)
[1-1.構成]
[1-1-1.表示システムの構成]
図1は、表示システム1000の構成を示す図である。
表示システム1000は、端末装置1が、対象空間SPの温度及び湿度に係わる情報を表示するシステムである。対象空間SPは、センサ2が温度及び湿度を検出する空間であり、建築物Hの内部の空間、すなわち屋内である。
センサ2は、「検出部」の一例である。
【0014】
表示システム1000は、センサ2を備える。
センサ2は、温度及び湿度を検出するセンサであり、対象空間SP内に設置される。センサ2は、所定周期(例えば、5分周期)で対象空間SPの温度及び湿度を検出すると、検出するたびに検出データD1をサーバ装置3に送信する。検出データD1には、対象空間SPの温度の検出値と対象空間SPの湿度の検出値を含む。検出データD1には、センサ2を一意に特定するセンサID(Identification)が付加されている。なお、センサ2は、建築物Hに構築されたローカルネットワークを介してネットワークNWに接続するサーバ装置3と通信してもよいし、当該ローカルネットワークを介さずにサーバ装置3と通信してもよい。ネットワークNWは、インターネット、電話網、その他の通信網を含む。
【0015】
表示システム1000は、室内機4を備える。
室内機4は、図示せぬ室外機と共に空気調和装置を構成し、対象空間SPを空調する。本実施の形態の室内機4は、天井カセット型の室内機を例示するが、室内機4の形式は、壁掛形や天井吊り下げ型などの他の形式でもよい。室内機4は、サーバ装置3と通信する。なお、室内機4は、対象空間SPの温度を検出する温度センサを具備し、具備する温度センサの検出値に基づいて、対象空間SPの温度が、サーバ装置3が指定した温度となるように制御可能である。
室内機4は、「温度制御装置」の一例である。
【0016】
室内機4は、所定の周期で第1ステータスデータD2をサーバ装置3に送信する。第1ステータスデータD2は、空気調和装置の状態を示すデータであり、空気調和装置が運転中か否かが記録されている。第1ステータスデータD2には、室内機4を一意に特定する室内機IDが付加されている。なお、室内機4は、建築物Hに構築されたローカルネットワークを介してネットワークNWに接続するサーバ装置3と通信してもよいし、当該ローカルネットワークを介さずにサーバ装置3と通信してもよい。
【0017】
表示システム1000は、空気浄化装置5を備える。
空気浄化装置5は、吸入した空気を次亜塩素酸水溶液が浸透したフィルタに通し、次亜塩素酸を含む空気を放出する。空気浄化装置5が放出する空気は、除菌作用や脱臭作用などを有する。本実施の形態の空気浄化装置5は、天井埋込型の装置であり、ダクトを通じて放出口IHから次亜塩素酸を放出する。なお、空気浄化装置5の形式は、天井埋込型に限定されず、対象空間SP内に据え置かれる据置型などの他の形式でもよい。なお、空気浄化装置5は、対象空間SPの湿度を検出する湿度センサを具備し、具備する湿度センサの検出値に基づいて、対象空間SPの湿度が、サーバ装置3が指定した湿度となるように制御可能である。
空気浄化装置5は、「湿度制御装置」の一例である。
【0018】
空気浄化装置5は、所定の周期で第2ステータスデータD3をサーバ装置3に送信する。第2ステータスデータD3は、空気浄化装置5の状態を示すデータであり、次亜塩素酸を放出しているか否か、すなわち運転中か否かが記録されている。第2ステータスデータD3には、空気浄化装置5を一意に特定する浄化装置IDが付加されている。なお、空気浄化装置5は、建築物Hに構築されたローカルネットワークを介してネットワークNWに接続するサーバ装置3と通信してもよいし、当該ローカルネットワークを介さずにサーバ装置3と通信してもよい。
【0019】
表示システム1000は、換気装置6を備える。
換気装置6は、建築物Hに設けられる。換気装置6は、送風ファン61と、送風ファン61を駆動するファンモータ62とが設けられる。換気装置6は、送風ファン61及びファンモータ62によって、対象空間SPへの給気又は排気を行う。本実施の形態の換気装置6は、天井埋込型の装置を例示している。なお、換気装置6の形式は、天井埋込形の装置に限定されず、例えば、対象空間SPと建築物Hの外部とを連通するダクト形状でもよい。また、換気装置6は、塵埃や、微粒子、ウイルス飛沫、エアロゾル等を捕集するフィルタを備えてもよい。なお、対象空間SPには、換気装置6の給気又は排気に対応して、排気口又は給気口が設けられている。なお、換気装置6は、対象空間SPの湿度を検出する湿度センサを具備し、具備する湿度センサの検出値に基づいて、対象空間SPの湿度が、サーバ装置3が指定した湿度となるように制御可能である。
換気装置6は、「湿度制御装置」の一例である。
【0020】
換気装置6は、所定の周期で第3ステータスデータD4をサーバ装置3に送信する。第3ステータスデータD4は、換気装置6の状態を示すデータであり、換気中であるか否か、すなわち運転中であるか否かが記録されている。第3ステータスデータD4には、換気装置6を一意に特定する換気装置IDが付加されている。なお、換気装置6は、建築物Hに構築されたローカルネットワークを介してネットワークNWに接続するサーバ装置3と通信してもよいし、当該ローカルネットワークを介さずにサーバ装置3と通信してもよい。
【0021】
以下、室内機4、空気浄化装置5、及び換気装置6を区別しない場合、適宜に、「空調機器」といい「7」の符号を付す。
【0022】
表示システム1000は、端末装置1を備える。
本実施の形態では、端末装置1として、タッチパネル12を具備する装置を例示する。なお、本実施の形態の端末装置1としては、スマートフォンやタブレット型のコンピュータが例に挙げられる。端末装置1には、対象空間SPの温度及び湿度に係わる情報を表示するためのアプリケーションプログラムがインストールされている。以下の説明では、このアプリケーションプログラムを、「表示アプリ」といい「111」の符号を付す。端末装置1は、表示アプリ111の機能によって、サーバ装置3と通信する。
表示アプリ111は、「プログラム」の一例である。
【0023】
表示システム1000は、サーバ装置3を備える。
サーバ装置3は、センサ2、室内機4、空気浄化装置5、換気装置6、及び端末装置1をクライアントとして情報処理する装置である。サーバ装置3は、ネットワークNWに接続し、これらクライアントと通信する。なお、各図では、サーバ装置3を、1つのブロックによって表現するが、これは必ずしもサーバ装置3が単一の装置により構成されることを意味していない。
【0024】
次に、端末装置1、及びサーバ装置3の構成について説明する。
図2は、端末装置1、及びサーバ装置3の構成を示す図である。
【0025】
[1-1-2.サーバ装置の構成]
次に、サーバ装置3の構成について説明する。
サーバ装置3は、サーバ制御装置30、及びサーバ通信部31を備える。
サーバ制御装置30は、サーバ装置3の各部を制御する制御装置である。サーバ制御装置30は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processor Unit)などのプロセッサであるサーバプロセッサ300と、サーバメモリ310と、他の装置やセンサ類を接続するためのインターフェース回路とを備え、サーバ装置3の各部を制御する。
【0026】
サーバメモリ310は、プログラムやデータを記憶するメモリである。サーバメモリ310は、制御プログラム311、第1管理DB(data base)312、第2管理DB313、サーバプロセッサ300に処理されるデータを記憶する。サーバメモリ310は、不揮発性の記憶領域を有する。また、サーバメモリ310は、揮発性の記憶領域を備え、サーバプロセッサ300のワークエリアを構成してもよい。サーバメモリ310は、例えばROMやRAMによって構成される。
【0027】
図3は、第1管理DB312、及び第2管理DB313の一例を示す図である。
第1管理DB312は、対象空間SPごとに、レコードR1を有する。
レコードR1は、第1フィールド、第2フィールド、第3フィールド、及び第4フィールドを有する。レコードR1においては、これらフィールドに空間IDが対応付いている。空間IDは、対象空間SPを一意に特定する情報である。
【0028】
レコードR1の第1フィールドには、センサIDと検出データD1との組み合わせが記録されている。
レコードR1の第2フィールドには、室内機IDと第1ステータスデータD2との組み合わせが記録されている。
レコードR1の第3フィールドには、浄化装置IDと第2ステータスデータD3との組み合わせが記録されている。
レコードR1の第4フィールドには、換気装置IDと第3ステータスデータD4との組み合わせが記録されている。
【0029】
第2管理DB313は、対象空間SPごとに、レコードR2を有する。
レコードR2は、第1フィールド、第2フィールド、第3フィールド、及び第4フィールドを有する。レコードR2においては、これらフィールドに空間IDが対応付いている。
【0030】
レコードR2の第1フィールドには、室内機4と通信するための第1通信情報が記録されている。
レコードR2の第2フィールドには、空気浄化装置5と通信するための第2通信情報が記録されている。
レコードR2の第3フィールドには、換気装置6と通信するための第3通信情報が記録されている。
第1通信情報、第2通信情報、及び第3通信情報は、例えば、所定のアドレスを示す情報である。
【0031】
サーバ通信部31は、通信回路などの通信ハードウェアを備え、サーバ制御装置30の制御に従って、センサ2、室内機4、空気浄化装置5、換気装置6、及び端末装置1と通信する。サーバ通信部31の通信規格は、無線通信規格でも有線通信規格でもよい。
【0032】
サーバプロセッサ300は、サーバメモリ310が記憶する制御プログラム311を読み出して実行することにより、サーバ通信制御部301、及び更新部302として機能する。
【0033】
サーバ通信制御部301は、サーバ通信部31を介して、センサ2、室内機4、空気浄化装置5、換気装置6、及び端末装置1と通信する。
【0034】
更新部302は、レコードR1の内容を更新する。
更新部302は、サーバ通信制御部301が検出データD1を受信した場合、受信された検出データD1に付加されているセンサIDに対応付く検出データD1を、受信された検出データD1に更新する。
更新部302は、サーバ通信制御部301が第1ステータスデータD2を受信した場合、受信された第1ステータスデータD2に付加されている室内機IDに対応付く第1ステータスデータD2を、受信された第1ステータスデータD2に更新する。
更新部302は、サーバ通信制御部301が第2ステータスデータD3を受信した場合、受信された第2ステータスデータD3に付加されている浄化装置IDに対応付く第2ステータスデータD3を、受信された第2ステータスデータD3に更新する。
更新部302は、サーバ通信制御部301が第3ステータスデータD4を受信した場合、受信された第3ステータスデータD4に付加されている換気装置IDに対応付く第3ステータスデータD4を、受信された第3ステータスデータD4に更新する。
【0035】
[1-3.端末装置の構成]
次に、端末装置1の構成について説明する。
端末装置1は、端末制御装置10、端末通信部11、及びタッチパネル12を備える。
端末制御装置10は、端末装置1の各部を制御する制御装置である。端末制御装置10は、CPUやMPUなどのプロセッサである端末プロセッサ100と、端末メモリ110と、他の装置やセンサ類を接続するためのインターフェース回路とを備え、端末装置1の各部を制御する。
端末プロセッサ100は、「プロセッサ」の一例に対応する。
【0036】
端末メモリ110は、プログラムやデータを記憶するメモリである。端末メモリ110は、表示アプリ111、端末プロセッサ100に処理されるデータを記憶する。端末メモリ110は、不揮発性の記憶領域を有する。また、端末メモリ110は、揮発性の記憶領域を備え、端末プロセッサ100のワークエリアを構成してもよい。端末メモリ110は、例えばROMやRAMによって構成される。
【0037】
端末通信部11は、通信回路などの通信ハードウェアを備え、端末制御装置10の制御に従って、ネットワークNWに接続するサーバ装置3と通信する。端末通信部11の通信規格は、無線通信規格でも有線通信規格でもよい。
【0038】
タッチパネル12は、表示パネルと、表示パネルに重ねて或いは一体に設けられたタッチセンサとを備える。表示パネルは、端末制御装置10の制御で、各種情報を表示する。タッチセンサは、タッチ操作を検出し、検出信号を端末制御装置10に出力する。端末制御装置10は、タッチセンサからの入力に基づいて、タッチ操作に対応する処理を実行する。
【0039】
端末プロセッサ100は、端末メモリ110が記憶する表示アプリ111を読み出して実行することにより、端末通信制御部101、表示制御部102、及び受付部103として機能する。
【0040】
端末通信制御部101は、端末通信部11を介してサーバ装置3と通信する。
【0041】
表示制御部102は、対象空間SPの温度及び湿度に係わる情報を表示するユーザーインターフェースをタッチパネル12により表示する。以下の説明において、このユーザーインターフェースを、「アプリUI」といい「120」の符号を付す。
【0042】
受付部103は、アプリUI120を介してユーザPから各種操作を受け付ける。
【0043】
[1-1-4.アプリUIの構成]
次に、アプリUI120について説明する。
図4は、アプリUI120の一例を示す図である。
図4は、図中で上に向かう方向を上方として符号UPで示し、図中で下に向かう方向を下方として符号DWで示し、図中で左に向かう方向を左方として符号Lで示し、図中で右に向かう方向を右方として符号Rで示す。
【0044】
アプリUI120は、第1領域A1、第2領域A2、及び第3領域A3を有する。図4では、第1領域A1と第2領域A2と第3領域A3とが上下方向に並んでいるが、第1領域A1~第3領域A3の並びの態様は、図4に示す態様に限定されない。
【0045】
第1領域A1は、第3領域A3の表示内容を、対象空間SPの快適性を優先した場合の表示内容、又は、空調機器7の省エネルギー性を優先した場合の表示内容に設定するための領域である。第1領域A1は、第1アイコンIC1と第2アイコンIC2とを有する。第1アイコンIC1は、第3領域A3の表示内容を、対象空間SPの快適性を優先した場合の表示内容に設定するためのアイコンである。第2アイコンIC2は、第3領域A3の表示内容を、省エネルギーを優先した場合の表示内容に設定するための領域である。第1アイコンIC1、及び第2アイコンIC2は、タッチ操作により選択された場合、色が変わってもよい。
以下、第1アイコンIC1と第2アイコンIC2とを区別しない場合、「アイコンIC」と表現する。
【0046】
第2領域A2は、運転中の空調機器7を示す領域である。第2領域A2は、空調機器画像KGを表示することで、運転中の空調機器7がどれであるかを示す。図4に示す第2領域A2は、室内機4を示す空調機器画像KG1、空気浄化装置5を示す空調機器画像KG2、及び、換気装置6を示す空調機器画像KG3を表示する。よって、図4に示す第2領域A2は、室内機4、空気浄化装置5、及び換気装置6が運転中であることを示している。なお、第2領域A2は、空調機器7の各々の空調機器画像KGを表示し、空調機器画像KGの色を異ならせることで、運転中の空調機器7がどれであるかを示してもよい。
【0047】
第3領域A3は、対象空間SPの温度及び湿度について人間がどのように感じるかの感覚を示す領域である。
第3領域A3は、マトリクス図MDを表示する。マトリクス図MDは、第1軸が温冷感に設定され第2軸が乾湿感に設定された図である。第1軸は、図4の図中の左右方向に延びる軸である。すなわち、第1軸は、アプリUI120の短手方向に延びる軸である。第2軸は、図4の図中の上下方向に延びる軸である。すなわち、第2軸は、アプリUI120の長手方向に延びる軸である。
【0048】
第3領域A3において、第1軸の一端であってマトリクス図MDの上方には、湿度が高いことを示す情報J1が表示されている。図4では、情報J1は、「しっとり」との文字列である。
また、第3領域A3において、第1軸の他端であってマトリクス図MDの下方には、湿度が低いことを示す情報J2が表示されている。図4では、情報J2は、「カラっと」との文字列である。
また、第3領域A3において、第2軸の一端であってマトリクス図MDの左方には、温度が低いことを示す情報J3が表示されている。図4では、情報J3は、「すずしい」との文字列である。
また、第3領域A3において、第2軸の他端であってマトリクス図MDの右方には、温度が高いことを示す情報J4が表示されている。図4では、情報J4は、「あたたかい」との文字列である。
【0049】
第3領域A3は、マトリクス図MDに重畳して、矩形の推奨範囲SAを表示する。推奨範囲SAは、対象空間SPにおいて推奨される温冷感及び乾湿感を示す範囲である。推奨範囲SAは、対象空間SPに居る人間が快適と感じる範囲であり、事前のテストやシミュレーション等によって予め定められている。本実施の形態の推奨範囲SAは、アプリUI120を表示している時の季節に応じた範囲である。また、本実施の形態の推奨範囲SAは、第1領域A1で選択されているアイコンICに応じた範囲である。
なお、推奨範囲SAの形状は、矩形に限定されず、円形や、楕円形、三角形などの他の形状でもよい。
【0050】
第3領域A3は、マトリクス図MDに重畳して、第1オブジェクトOB1を表示する。第1オブジェクトOB1は、センサ2が直近で検出した対象空間SPの温度及び湿度に対応するマトリクス図MD上の箇所を示すオブジェクトである。図4では、第1オブジェクトOB1が矢印のオブジェクトである場合を例示しているが、第1オブジェクトOB1の絵柄や形状は、図4に示す絵柄及び形状に限定されない。
【0051】
第3領域A3は、マトリクス図MDにおいて、任意の箇所の選択を受け付ける。マトリクス図MDにおいて任意の箇所が選択されると、第3領域A3は、選択された任意の箇所に第2オブジェクトOB2を表示する。図4では、第2オブジェクトOB2が丸のオブジェクトである場合を例示しているが、第2オブジェクトOB2の絵柄や形状は、図4に示す絵柄及び形状に限定されない。第3領域A3は、マトリクス図MDにおいて任意の箇所が選択されると、第2オブジェクトOB2の表示と共に、任意箇所画像NGを表示する。任意箇所画像NGは、マトリクス図MDにおいて選択された任意の箇所に対応する温度及び湿度を示す画像である。図4では、任意箇所画像NGが吹き出しの画像である場合を例示しているが、任意箇所画像NGの絵柄及び形状は、図4に示す絵柄及び形状に限定されない。なお、任意箇所画像NGは、表示開始の所定期間の経過後に非表示となってもよい。
【0052】
第3領域A3は、現在の対象空間SPの温度及び湿度を示す情報J5を表示する。より詳細には、第3領域A3は、センサ2が直近で検出した対象空間SPの温度及び湿度を示す情報J5を表示する。
【0053】
[1-2.動作]
次に、表示システム1000の各部の動作について説明する。
【0054】
[1-2-1.センサの検出に係わる動作]
まず、センサ2の検出に係わる動作について説明する。
図5は、センサ2、及びサーバ装置3の動作を示すフローチャートである。
図5において、フローチャートFAはセンサ2の動作を示し、フローチャートFBはサーバ装置3の動作を示す。
【0055】
フローチャートFAで示すように、センサ2は、対象空間SPの温度及び湿度を検出する所定周期が到来したか否かを判定する(ステップSA1)。
【0056】
センサ2は、対象空間SPの温度及び湿度を検出する所定周期が到来したと判定した場合(ステップSA1:YES)、対象空間SPの温度及び湿度を検出する(ステップSA2)。
ステップSA2は、「検出ステップ」の一例である。
【0057】
次いで、センサ2は、ステップSA2で検出された温度及び湿度が記録されている検出データD1をサーバ装置3に送信する(ステップSA3)。
【0058】
フローチャートFBで示すように、サーバ通信制御部301は、検出データD1をセンサ2から受信する(ステップSB1)。
【0059】
次いで、更新部302は、レコードR1の検出データD1を、ステップSB1で受信された検出データD1に更新する(ステップSB2)。
【0060】
[1-2-2.アプリUIの表示を開始する場合の動作]
まず、アプリUI120の表示を開始する場合の動作について説明する。
図6は、端末装置1、及びサーバ装置3の動作を示すフローチャートである。図6において、フローチャートFCは端末装置1の動作を示し、フローチャートFDはサーバ装置3の動作を示す。
【0061】
フローチャートFCで示すように、端末通信制御部101は、第1要求情報をサーバ装置3に送信する(ステップSC1)。ステップSC1の開始のトリガーとしては、表示アプル111が立ち上がった場合が例に挙げられる。
【0062】
第1要求情報は、アプリUI120の表示の開始に係わるデータを要求するための情報である。第1要求情報には、空間IDが付加されている。なお、空間IDは、表示アプリ111をインストールした際など、所定のタイミングで端末装置1に入力されている。
【0063】
フローチャートFDで示すように、サーバ通信制御部301は、第1要求情報を端末装置1から受信する(ステップSD1)。
【0064】
次いで、サーバ通信制御部301は、受信した第1要求情報に付加されている空間IDを有するレコードR1を、第1管理DB312から読み出す(ステップSD2)。
【0065】
次いで、サーバ通信制御部301は、ステップSD2で読み出したレコードR1を端末装置1に送信する(ステップSD3)。
【0066】
フローチャートFCで示すように、端末通信制御部101は、レコードR1をサーバ装置3から受信する(ステップSC2)。
【0067】
次いで、表示制御部102は、ステップSC2で受信されたレコードR1に基づいてアプリUI120を表示する(ステップSC3)。
ステップSC3は、「表示ステップ」の一例である。
【0068】
ステップSC3について詳述する。
表示制御部102は、第1領域A1に第1アイコンIC1及び第2アイコンIC2を表示する。
表示制御部102は、レコードR1の第1ステータスデータD2が運転中を示す場合、第2領域A2に空調機器画像KG1を表示する。一方、表示制御部102は、レコードR1の第1ステータスデータD2が運転中を示さない場合、第2領域A2に空調機器画像KG1を表示しない。
表示制御部102は、レコードR1の第2ステータスデータD3が運転中を示す場合、第2領域A2に空調機器画像KG2を表示する。一方、表示制御部102は、レコードR1の第2ステータスデータD3が運転中を示さない場合、第2領域A2に空調機器画像KG2を表示しない。
表示制御部102は、レコードR1の第3ステータスデータD4が運転中を示す場合、第2領域A2に空調機器画像KG3を表示する。一方、表示制御部102は、レコードR1の第2ステータスデータD3が運転中を示さない場合、第2領域A2に空調機器画像KG2を表示しない。
【0069】
さらに、ステップSC3について詳述する。
表示制御部102は、第3領域A3に、マトリクス図MDと、情報J1から情報J4の各々とを表示する。
表示制御部102は、レコードR1の検出データD1に記録されている温度及び湿度に対応するマトリクス図MD上の箇所に、第1オブジェクトOB1を表示する。なお、温度及び湿度と、マトリクス図MD上の位置との対応関係は、予め定められている。そして、表示制御部102は、所定のタイミングで当該対応関係のデータを取得し、取得したデータが示す対応関係に基づいて第1オブジェクトOB1を表示する。
表示制御部102は、レコードR1の検出データD1に記録されている温度及び湿度を示す情報J5を第3領域A3に表示する。
【0070】
さらに、ステップSC3について詳述する。
表示制御部102は、第3領域A3に、マトリクス図MDに重畳して推奨範囲SAを表示する。表示制御部102は、推奨範囲SAの表示に際し、推奨範囲SAの範囲を決定する。端末装置1は、サーバ装置3との通信や、気象サーバとの通信、現在日時と季節との対応関係などによって、現在の季節を示す情報を取得する。そして、表示制御部102は、推奨範囲SAを、取得された情報が示す現在の季節に対応し、且つ、第1アイコンIC1が選択された場合に対応する範囲に決定する。なお、ステップSA3においては、表示制御部102は、推奨範囲SAを、取得した現在の季節に対応し、且つ、第2アイコンIC2が選択された場合に対応する範囲に決定してもよい。
ここで、季節の種類ごとに、第1アイコンIC1が選択された場合の推奨範囲SAと、第2アイコンIC2が選択された場合の推奨範囲SAとが、予め定められている。そして、表示制御部102は、この予め定められた推奨範囲SAを用いて、季節及びアイコンICの各種類に対応する推奨範囲SAを決定する。なお、季節及びアイコンICの各種類に対応する推奨範囲SAがどれであるかのデータは、所定のタイミングで端末装置1が取得している。
【0071】
[1-2-3.アプリUIの表示内容の更新に係わる動作]
次に、アプリUI120の表示内容の更新に係わる動作について説明する。
図7は、端末装置1、及びサーバ装置3の動作を示すフローチャートである。図7において、フローチャートFEは端末装置1の動作を示し、フローチャートFFはサーバ装置3の動作を示す。
【0072】
フローチャートFEで示すように、端末通信制御部101は、第2要求情報をサーバ装置3に送信する(ステップSE1)。ステップSE1の開始のトリガーとしては、アプリIU120の表示を開始してから所定期間が経過したことや、前回にアプリUI120の表示内容を更新してから所定期間が経過したことなどが例に挙げられる。
【0073】
第2要求情報は、アプリUI120の表示内容の更新に係わるデータを要求するための情報である。第2要求情報には、対象空間SPの空間IDが付加されている。
【0074】
フローチャートFFで示すように、サーバ通信制御部301は、第2要求情報を端末装置1から受信する(ステップSF1)。
【0075】
次いで、サーバ通信制御部301は、受信した第2要求情報に付加されている空間IDを有するレコードR1を、第1管理DB312から読み出す(ステップSF2)。
【0076】
次いで、サーバ通信制御部301は、ステップSF2で読み出したレコードR1を端末装置1に送信する(ステップSF3)。
【0077】
フローチャートFEで示すように、端末通信制御部101は、レコードR1をサーバ装置3から受信する(ステップSE2)。
【0078】
次いで、表示制御部102は、ステップSE2で受信されたレコードR1に基づいてアプリUI120の表示内容を更新する(ステップSE3)。
ステップSE3は、「表示ステップ」の一例である。
【0079】
ステップSE3について詳述する。
表示制御部102は、空調機器画像KGについて、ステップSC3と同様の処理を行う。
表示制御部102は、レコードR1の検出データD1に記録されている温度及び湿度に対応するマトリクス図MD上の箇所に、第1オブジェクトOB1を表示する。
表示制御部102は、レコードR1の検出データD1に記録されている温度及び湿度を示す情報J5を第3領域A3に表示する。
表示制御部102は、現在の季節を取得し、推奨範囲SAの範囲を、取得した現在の季節に対応し、且つ、現在に第1領域A1で選択されているアイコンICに対応する範囲に決定する。そして、表示制御部102は、決定した範囲を示す推奨範囲SAを第3領域A3に表示する。
【0080】
[1-2-4.アプリUIにおいてタッチ操作が行われた場合の動作]
次に、アプリUI120においてタッチ操作が行われた場合の動作について説明する。
まず、第1領域A1におけるアイコンICの選択に係わる動作について説明する。
図8は、端末装置1の動作を示すフローチャートFGである。
【0081】
表示制御部102は、受付部103が第1アイコンIC1を選択するタッチ操作を受け付けたか、受付部103が第2アイコンIC2を選択するタッチ操作を受け付けたかを判定する(ステップSG1)。
【0082】
表示制御部102は、受付部103が第1アイコンIC1を選択するタッチ操作を受け付けたと判定した場合(ステップSG1:第1アイコン)、表示している推奨範囲SAを、現在の季節、及び第1アイコンIC1が選択された場合の推奨範囲SAに変更する(ステップSG2)。
【0083】
一方、表示制御部102は、受付部103が第2アイコンIC2を選択するタッチ操作を受け付けたと判定した場合(ステップSG1:第2アイコン)、表示している推奨範囲SAを、現在の季節、及び第2アイコンIC2が選択された場合の推奨範囲SAに変更する(ステップSG3)。
【0084】
次に、マトリクス図MDにおいて任意の箇所が選択された場合の動作について説明する。
図9は、端末装置1、及びサーバ装置3の動作を示すフローチャートである。図8において、フローチャートFHは端末装置1の動作を示し、フローチャートFIはサーバ装置3の動作を示す。
【0085】
フローチャートFHで示すように、表示制御部102は、受付部103が、マトリクス図MDにおける任意の箇所の選択を受け付けたか否かを判定する(ステップSH1)。
【0086】
表示制御部102は、受付部103が、マトリクス図MDにおける任意の箇所の選択を受け付けたと判定した場合(ステップSH1:YES)、当該任意の箇所に第2オブジェクトOB2を表示し、また、当該任意の箇所に対応する任意箇所画像NGを表示する(ステップSH2)。
【0087】
次いで、端末通信制御部101は、第3要求情報をサーバ装置3に送信する(ステップSH3)。第3要求情報は、選択された任意の箇所に対応する温度が設定温度となり、且つ、選択された任意の箇所に対応する湿度が設定湿度となるように、空調機器7の制御を要求する情報である。第3要求情報には、対象空間SPの空間IDが付加されている。
【0088】
フローチャートFIで示すように、サーバ通信制御部301は、第3要求情報を端末装置1から受信する(ステップSI1)。
【0089】
次いで、サーバ通信制御部301は、第3要求情報に基づいて空調機器7を制御する(ステップSI2)。
ステップSI2は、「制御ステップ」の一例である。
【0090】
ステップSI2について詳述する。
例えば、ステップSI2において、サーバ通信制御部301は、室内機4に第1制御指示情報を送信する。第1制御指示情報は、対象空間SPの温度が、ステップSI1で受信された第3要求情報に記録されている温度となるように温度制御することを指示する情報である。サーバ通信制御部301は、第3要求情報に付加された空間IDを有するレコードR2を第2管理DB313から読み出し、読み出したレコードR2の第1通信情報に基づいて第1制御指示情報を送信する。室内機4は、第1制御指示情報を受信すると、対象空間SPの温度が、受信した第1制御指示情報が指示する温度となるように空調する。
【0091】
また、例えば、ステップSI2において、サーバ通信制御部301は、空気浄化装置5に第2制御指示情報を送信する。第2制御指示情報は、対象空間SPの湿度が、ステップSI1で受信された第3要求情報に記録されている湿度となるように湿度制御することを指示する情報である。サーバ通信制御部301は、第3要求情報に付加された空間IDを有するレコードR2を第2管理DB313から読み出し、読み出したレコードR2の第2通信情報に基づいて第2制御指示情報を送信する。空気浄化装置5は、第2制御指示情報を受信すると、対象空間SPの湿度が、受信した第2制御指示情報が指示する湿度となるように空調する。
【0092】
また、例えば、ステップSI2において、サーバ通信制御部301は、換気装置6に第3制御指示情報を送信する。第3制御指示情報は、対象空間SPの設定湿度が、ステップSI1で受信された第3要求情報に記録されている湿度となるように湿度制御することを指示する情報である。サーバ通信制御部301は、第3要求情報に付加された空間IDを有するレコードR2を第2管理DB313から読み出し、読み出したレコードR2の第3通信情報に基づいて第3制御指示情報を送信する。換気装置6は、第3制御指示情報を受信すると、対象空間SPの湿度が、受信した第3制御指示情報が指示する湿度となるように空調する。
【0093】
[1-3.効果等]
以上、説明したように、表示方法は、対象空間SPの温度と前記対象空間の湿度とを検出する検出ステップと、端末装置1が、第1軸が温冷感に設定され第2軸が乾湿感に設定されたマトリクス図MDに、検出ステップで検出された温度及び湿度に対応する箇所を表示する表示ステップと、を含む。
【0094】
これによれば、対象空間SPが温かい状態であるか、対象空間SPが涼しい状態であるのか、対象空間SPが湿っている状態であるか、対象空間SPが乾いている状態であるのか、を直感的に把握できる。よって、人間の感覚として対象空間SP内がどのような状態であるかを直感的に把握できる。
【0095】
表示ステップは、検出ステップで検出された温度及び湿度を併せて表示する。
【0096】
これによれば、対象空間SPの温度及び湿度がどのくらいであると、どのような温冷感及び乾湿感になるのかを容易に把握できる。よって、所望する温冷感及び乾湿感にするには対象空間SPの温度及び湿度をどのくらいに設定すればいいのかを容易に把握できる。
【0097】
表示ステップは、対象空間SPにおいて推奨される温冷感及び乾湿感の範囲である推奨範囲SAを、マトリクス図MDに表示する。
【0098】
これによれば、対象空間SPの温度及び湿度が、推奨される温冷感及び乾湿感の範囲内であるか否かを容易に把握できる。よって、対象空間SPの温度及び湿度を変更することが望ましいか否かを容易に把握できる。
【0099】
推奨範囲SAは、季節に応じた範囲である。
【0100】
これによれば、季節に応じて、対象空間SPの温度及び湿度を変更することが望ましいか否かを容易に把握できる。
【0101】
表示ステップは、マトリクス図MDにおいて任意の箇所が選択された場合、選択され任意の箇所に対応する温度及び湿度を表示する。
【0102】
これによれば、選択され任意の箇所に対応する温度及び湿度を表示するため、任意の温冷感及び乾湿感にするためには対象空間SPの温度及び湿度をどのくらいに設定すればよいのかを容易に把握できる。
【0103】
表示方法は、温度を制御する室内機4、及び、湿度を制御する空気浄化装置5及び換気装置6の少なくともいずれかを制御する制御ステップを含む。制御ステップは、表示ステップにより表示されたマトリクス図MDにおいて任意の箇所が選択された場合、選択された任意の箇所に対応する温度が設定温度となるように室内機4を制御し、選択された任意の箇所に対応する湿度が設定湿度となるように空気浄化装置5及び換気装置6の少なくともいずれかを制御する。
【0104】
これによれば、対象空間SPの温度及び湿度を、選択された温冷感及び乾湿感に対応する温度及び湿度に変更できる。よって、対象空間SPの温冷感及び乾湿感を所望の温冷感及び乾湿感に変更できる。
【0105】
表示システム1000は、対象空間SPの温度と対象空間SPの湿度とを検出するセンサ2と、第1軸が温冷感に設定され第2軸が乾湿感に設定されたマトリクス図MDに、センサ2により検出された温度及び湿度に対応する箇所を表示する表示制御部102と、備える。
【0106】
これによれば、上述した表示方法の効果と同様の効果を奏する。
【0107】
端末装置1は、第1軸が温冷感に設定され第2軸が乾湿感に設定されたマトリクス図MDに、センサ2により検出された対象空間SPの温度及び対象空間SPの湿度に対応する箇所を表示する表示制御部102を備える。
【0108】
これによれば、上述した表示方法の効果と同様の効果を奏する。
【0109】
表示アプリ111は、端末装置1の端末プロセッサ100を、第1軸が温冷感に設定され第2軸が乾湿感に設定されたマトリクス図MDに、センサ2により検出された対象空間SPの温度及び対象空間SPの湿度に対応する箇所を表示する表示制御部102として機能させる。
【0110】
これによれば、上述した表示方法の効果と同様の効果を奏する。
【0111】
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する例示として、上記実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
【0112】
上述した実施の形態1では、推奨範囲SAが季節に応じて異なる範囲である。他の実施の形態では、季節の代わりに、推奨範囲SAが屋外の温度に応じて異なる範囲としてもよい。この他の実施の形態の場合、表示制御部102は、サーバ装置2との通信などによって屋外の温度を取得し、取得した屋外の温度に応じて推奨範囲SAを異ならせる。
【0113】
他の実施の形態では、室内機4が冷房運転を行っているか暖房運転を行っているかで推奨範囲SAを異ならせてもよい。この他の実施の形態の場合、第1ステータスデータD2には、室内機4が行っている運転の種類がさらに記録される。そして、表示制御部102は、第1ステータスデータD2に記録されている運転が冷房運転の場合と暖房運転の場合とで推奨範囲SAを異ならせる。
【0114】
他の実施の形態では、推奨範囲SAを、対象空間SPが利用される場面に応じた範囲としてもよい。
例えば、対象空間SPが利用される場面が居住空間やオフィスである場合、推奨範囲SAが示す温冷感の範囲を、夏場であれば、24℃~28℃に対応する範囲とし、冬場であれば、20℃~24℃の範囲としてもよい。さらに、対象空間SPが利用される場面が居住空間やオフィスである場合、推奨範囲SAが示す乾湿感の範囲を、夏場であれば、20%~40%に対応する範囲とし、冬場であれば、40%~60%に対応する範囲としてもよい。
また、例えば、対象空間SPが利用される場面が病院である場合、感染症対策のために、推奨範囲SAが示す乾湿感の範囲を、50%~70%に対応する範囲内で調整された範囲としてもよい。
また、例えば、対象空間SPが利用される場面が浴室である場合、カビの発生を抑制するために、推奨範囲SAが示す乾湿感の範囲を、20%~30%に対応する範囲内で調整された範囲としてもよい。
【0115】
他の実施の形態では、所定の属性のユーザPが推奨範囲SAをアプリUI120において変更できてもよい。この所定の属性のユーザPとしては、例えば建築物Hを管理する管理者が例に挙げられる。また、所定の属性のユーザPが推奨範囲SAを変更できる構成においては、この所定の属性のユーザP以外は、アプリUI120において推奨範囲SAを変更できない状態に設定できるようにしてもよい。
【0116】
他の実施の形態では、第1オブジェクトOB1が推奨範囲SA内に表示されていない場合、表示制御部102は、その旨を情報表示によって通知してもよい。
【0117】
他の実施の形態では、マトリクス図MDにおいて、互いにサイズが異なる複数の推奨範囲SAを表示してもよい。この他の実施の形態では、第1の推奨範囲SAよりサイズの小さい第2の推奨範囲SAが、第1の推奨範囲SA内に完全に入るように、換言すると、第2の推奨範囲SAの一部が第1の推奨範囲SAの外に出ないように、第1の推奨範囲SAに重畳表示される。この他の実施の形態では、推奨範囲SAのサイズが小さいほど、推奨の度合いが高い推奨範囲SAである。
【0118】
上述した実施の形態1では、「温度制御装置」として室内機4を例示したが、「温度制御装置」は、室内機4に限定されず、対象空間SPの温度を制御可能な装置であればよい。例えば、「温度制御装置」は、ヒータや換気装置6などでもよい。また、上述した実施の形態1では、「湿度制御装置」として空気浄化装置5及び換気装置6を例示したが、「湿度制御装置」は、空気浄化装置5及び換気装置6に限定されず、対象空間SPの湿度を制御可能な装置であればよい。例えば、「湿度制御装置」は、除湿器や加湿器などでもよい。
【0119】
上述した実施の形態1では、「温度制御装置」と「湿度制御装置」とが別体の装置である場合を例示したが、「温度制御装置」と「湿度制御装置」とは、一体の装置で構成されてもよい。
【0120】
上述した実施の形態1では、マトリクス図MDにおいて任意の箇所が選択された場合、ユーザPに問い合わせをすることなく、対象空間SPの温度及び湿度が選択された任意の箇所に対応する温度及び湿度となるように空調機器7の制御が開始する構成である。他の実施の形態では、マトリクス図MDにおいて任意の箇所が選択された場合、ユーザPに空調機器7の制御を開始するか否かをアプリUI120上で問い合わせ、ユーザPがアプリUI120上で許可した場合に、対象空間SPの温度及び湿度が選択された任意の箇所に対応する温度及び湿度となるように、空調機器7の制御が開始する構成でもよい。
【0121】
上述した実施の形態1では、第1軸がアプリUI120の短手方向に延びる軸であり、第2軸がアプリUI120の長手方向に延びる軸である。他の実施の形態では、第1軸をアプリUI120の長手方向に延びる軸とし、第2軸をアプリUI120の短手方向に延びる軸としてもよい。
【0122】
上述した実施の形態1では、第1軸が温冷感に設定され第2軸が乾湿感に設定されたマトリクス図MDを表示する構成である。他の実施の形態では、第1軸及び第2軸の少なくともいずれかが他の感覚に設定されてもよい。例えば、第1軸及び第2軸の少なくともいずれかは、清浄感や風速感などに設定されてもよい。清浄感とは、人間が感じる清潔度合いの感覚である。風速感とは、人間が感じる風の強さの感覚である。
【0123】
上述した実施の形態1では、空調機器7が空調可能な温度帯及び湿度帯をマトリクス図MDとして表示し、さらに、このマトリクス図MDにおいて、センサ2が検出した温度及び湿度に対応する箇所を表示している。他の実施の形態では、センサ2が検出した温度及び湿度に基づいて、温冷感及び乾湿感の感度を算出し、算出した温冷感及び乾湿感の感度に対応する箇所をマトリクス図MDに表示する構成としてもよい。
【0124】
端末プロセッサ100、及びサーバプロセッサ300は、単一のプロセッサにより構成されてもよいし、複数のプロセッサにより構成されていてもよい。これらプロセッサは、対応する機能部を実現するようプログラムされたハードウェアでもよい。すなわち、これらプロセッサは、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)で構成されてもよい。
【0125】
図2に示した端末装置1及びサーバ装置3の構成は一例であって、具体的な実装形態は特に限定されない。つまり、必ずしも各部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサがプログラムを実行することで各部の機能を実現する構成とすることも可能である。また、上述した実施の形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアとしてもよく、或いは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。
【0126】
図5図8に示す動作のステップ単位は、動作の理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものであり、処理単位の分割の仕方や名称によって、動作が限定されることはない。処理内容に応じて、さらに多くのステップ単位に分割してもよい。また、1つのステップ単位がさらに多くの処理を含むように分割してもよい。また、そのステップの順番は、本開示の趣旨に支障のない範囲で適宜に入れ替えてもよい。
【0127】
なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
【0128】
(付記)
以上の実施の形態の記載により、下記の技術が開示される。
【0129】
(技術1)対象空間の温度と前記対象空間の湿度とを検出する検出ステップと、端末装置が、第1軸が温冷感に設定され第2軸が乾湿感に設定されたマトリクス図に、前記検出ステップで検出された前記対象空間の温度及び前記対象空間の湿度に対応する箇所を表示する表示ステップと、を含む、表示方法。
これによれば、対象空間が温かい状態であるか、対象空間が涼しい状態であるのか、対象空間が湿っている状態であるか、対象空間が乾いている状態であるのか、を直感的に把握できる。よって、人間の感覚として対象空間内がどのような状態であるかを直感的に把握できる。
【0130】
(技術2)前記表示ステップは、前記検出ステップで検出された前記対象空間の温度及び前記対象空間の湿度を併せて表示する、技術1に記載の表示方法。
これによれば、対象空間の温度及び湿度がどのくらいであると、どのような温冷感及び乾湿感になるのかを容易に把握できる。よって、所望する温冷感及び乾湿感にするには対象空間の温度及び湿度をどのくらいに設定すればいいのかを容易に把握できる。
【0131】
(技術3)前記表示ステップは、前記対象空間において推奨される温冷感及び乾湿感の範囲である推奨範囲を、前記マトリクス図に表示する、技術1又は技術2に記載の表示方法。
これによれば、対象空間の温度及び湿度が、推奨される温冷感及び乾湿感の範囲内であるか否かを容易に把握できる。対象空間の温度及び湿度を変更することが望ましいか否かを容易に把握できる。
【0132】
(技術4)前記対象空間は、屋内であり、前記推奨範囲は、季節、又は、屋外の温度に応じた範囲である、技術3に記載の表示方法。
これによれば、季節、又は屋外の温度に応じて、対象空間の温度及び湿度を変更することが望ましいか否かを容易に把握できる。
【0133】
(技術5)前記対象空間は、屋内であり、前記推奨範囲は、前記対象空間を空調する室内機が冷房運転を行っているか、前記室内機が暖房運転を行っているかで範囲が異なる、技術3又は技術4に記載の表示方法。
これによれば、室内機の運転が冷房運転か暖房運転かに応じて、対象空間の温度及び湿度を変更することが望ましいか否かを容易に把握できる。
【0134】
(技術6)前記表示ステップは、前記マトリクス図において任意の箇所が選択された場合、選択された前記任意の箇所に対応する温度及び湿度を表示する、技術1から技術5のいずれか一つに記載の表示方法。
これによれば、選択され任意の箇所に対応する温度及び湿度を表示するため、任意の温冷感及び乾湿感にするためには対象空間の温度及び湿度をどのくらいに設定すればよいのかを容易に把握できる。
【0135】
(技術7)前記温度を制御する温度制御装置、及び前記湿度を制御する湿度制御装置を制御する制御ステップを含み、前記制御ステップは、前記表示ステップにより表示された前記マトリクス図において任意の箇所が選択された場合、前記対象空間の温度が、選択された前記任意の箇所に対応する温度となるように前記温度制御装置を制御し、前記対象空間の湿度が、選択された前記任意の箇所に対応する湿度となるように前記湿度制御装置を制御する、技術1から技術6のいずれか一つに記載の表示方法。
これによれば、対象空間の温度及び湿度を、選択された温冷感及び乾湿感に対応する温度及び湿度に変更できる。よって、対象空間の温冷感及び乾湿感を所望の温冷感及び乾湿感に変更できる。
【0136】
(技術8)対象空間の温度と前記対象空間の湿度とを検出する検出部と、第1軸が温冷感に設定され第2軸が乾湿感に設定されたマトリクス図に、前記検出部により検出された前記対象空間の温度及び前記対象空間の湿度に対応する箇所を表示する表示制御部と、備える、表示システム。
これによれば、技術1の表示方法と同様の効果を奏する。
【0137】
(技術9)第1軸が温冷感に設定され第2軸が乾湿感に設定されたマトリクス図に、検出部により検出された対象空間の温度及び前記対象空間の湿度に対応する箇所を表示する表示制御部を備える、端末装置。
これによれば、技術1の表示方法と同様の効果を奏する。
【0138】
(技術10)端末装置のプロセッサを、第1軸が温冷感に設定され第2軸が乾湿感に設定されたマトリクス図に、検出部により検出された対象空間の温度及び前記対象空間の湿度に対応する箇所を表示する表示制御部として機能させる、プログラム。
これによれば、技術1の表示方法と同様の効果を奏する。
【産業上の利用可能性】
【0139】
以上のように、本発明に係る表示方法、表示システム、端末装置、及びプログラムは、対象空間の温度及び湿度を表示する用途に利用可能である。
【符号の説明】
【0140】
1 端末装置
2 センサ(検出部)
3 サーバ装置
4 室内機(温度制御装置)
5 空気浄化装置(湿度制御装置)
6 換気装置(温度制御装置)
7 空調機器
10 端末制御装置
11 端末通信部
12 タッチパネル
30 サーバ制御装置
31 サーバ通信部
100 端末プロセッサ(プロセッサ)
101 端末通信制御部
102 表示制御部
103 受付部
110 端末メモリ
111 表示アプリ(プログラム)
120 アプリUI
300 サーバプロセッサ
301 サーバ通信制御部
302 更新部
310 サーバメモリ
311 制御プログラム
312 第1管理DB
313 第2管理DB
A1 第1領域
A2 第2領域
A3 第3領域
D1 検出データ
D2 第1ステータスデータ
D3 第2ステータスデータ
D4 第3ステータスデータ
IC アイコン
IC1 第1アイコン
IC2 第2アイコン
J1、J2、J3、J4、J5 情報
KG、KG1、KG2、KG3 空調機器画像
MD マトリクス図
NG 任意箇所画像
OB1 第1オブジェクト
OB2 第2オブジェクト
SP 対象空間
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9