(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024153958
(43)【公開日】2024-10-30
(54)【発明の名称】半導体装置及び半導体装置の製造方法
(51)【国際特許分類】
H01L 21/60 20060101AFI20241023BHJP
H01L 23/12 20060101ALI20241023BHJP
H01L 21/768 20060101ALI20241023BHJP
H01L 21/3205 20060101ALI20241023BHJP
【FI】
H01L21/60 311Q
H01L23/12 F
H01L21/90 B
H01L21/88 T
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021143433
(22)【出願日】2021-09-02
(71)【出願人】
【識別番号】318010018
【氏名又は名称】キオクシア株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002907
【氏名又は名称】弁理士法人イトーシン国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】北 恒博
(72)【発明者】
【氏名】伊計 斉
【テーマコード(参考)】
5F033
5F044
【Fターム(参考)】
5F033HH08
5F033KK08
5F033PP15
5F033QQ13
5F033QQ48
5F033SS08
5F033VV07
5F044KK01
5F044KK12
5F044LL15
5F044QQ02
5F044QQ03
5F044QQ04
(57)【要約】
【課題】半導体チップのパッドと基板のパッドとの接合を確実に行うことができる半導体装置を提供する。
【解決手段】実施形態の半導体装置は、パッシベーション膜11を有する半導体チップ1と、半導体チップ1のパッシベーション膜11を有する面に対向する面を有する実装基板2とを備える。半導体チップ1は、パッシベーション膜11の表面から突出するように形成されたパッド3を有する。実装基板2は、パッド4を有し、酸化膜あるいは吸着物がパッド3とパッド4の接触領域から除去された状態で、パッド3とパッド4が接触している。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の面上にパッシベーション膜を有する半導体チップと、
前記半導体チップの前記第1の面に対向する第2の面を有する実装基板と、を備え、
前記半導体チップは、前記第1の面に前記パッシベーション膜の表面から突出するように形成された第1パッドを有し、
前記実装基板は、前記第2の面に第2パッドを有し、
酸化膜あるいは吸着物が前記第1パッドと前記第2パッドの接触領域から除去された状態で、前記第1パッドと前記第2パッドが接触している、半導体装置。
【請求項2】
前記実装基板は、前記第2の面上に設けられたソルダーレジストと有し、
前記第2のパッドは、前記ソルダーレジスト上に形成された凹みに形成され、
前記第1のパッドの突出部分が前記凹みに嵌合する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1のパッドは、絶縁膜上に形成された導電膜を有し、
前記第1のパッドの突出部分は、前記導線膜の一部である、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第1のパッドは、第1の導電膜上に積層された第2の導電膜を有し、
前記第1のパッドの突出部分は、前記第2の導電膜の一部である、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記半導体チップは、不揮発性メモリチップ、又は前記不揮発性メモリを制御するコントローラチップである、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第1パッドは、導電材としてアルミニウムを用いて形成されている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項7】
第1の面上にパッシベーション膜を有する半導体チップを作製し、
前記半導体チップの前記第1の面に、前記パッシベーション膜の表面から突出するように形成された第1パッドを作製し、
前記半導体チップの前記第1の面に対向する第2の面に第2パッドを有する実装基板を作製し、
真空下において、前記第1パッド及び前記第2パッドのそれぞれの表面に対して、表面活性化処理を施し、
前記表面活性化処理の後、真空下において、前記第1パッドと前記第2パッドを接触させて接合する、
半導体装置の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体装置及び半導体装置の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体チップを基板上にバンプレスで搭載する技術がある。半導体チップの複数のパッドは、基板上の複数のコンタクトパッドにそれぞれ確実に接続される必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
実施形態は、半導体チップのパッドと基板のパッドとの接合を確実に行うことができる半導体装置及び半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の半導体装置は、第1の面上にパッシベーション膜を有する半導体チップと、前記半導体チップの前記第1の面に対向する第2の面を有する実装基板と、を備え、前記半導体チップは、前記第1の面に前記パッシベーション膜の表面から突出するように形成された第1パッドを有し、前記実装基板は、前記第2の面に第2パッドを有し、酸化膜あるいは吸着物が前記第1パッドと前記第2パッドの接触領域から除去された状態で、前記第1パッドと前記第2パッドが接触している。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図1】実施形態の、半導体チップと、その半導体チップが実装される基板の斜視図である。
【
図2】実施形態の、半導体チップが実装基板上に搭載された状態における半導体チップと基板の断面図である。
【
図3】実施形態の、半導体チップの1つのパッドの断面図である。
【
図4】実施形態の、
図3とは異なる構成を有する、半導体チップの1つのパッドの断面図である。
【
図5】実施形態の、半導体チップのパッドの製造方法を説明するための図である。
【
図6】実施形態の、半導体チップのパッドの製造方法を説明するための図である。
【
図7】実施形態の、半導体チップを実装基板上にバンプレスで搭載する方法を説明するための図である。
【
図8】実施形態の、半導体チップと実装基板に対する表面活性化処理を説明するための図である。
【
図9】実施形態の、半導体チップと実装基板の貼り合わせを説明するための図である。
【
図10】実施形態の、半導体チップのパッドと実装基板のパッドの接合を説明するための図である。
【
図11】実施形態の、半導体チップのパッドと実装基板のパッドの接合を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
【0008】
なお、以下の説明に用いる各図においては、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、構成要素毎に縮尺を異ならせてあるものであり、本発明は、これらの図に記載された構成要素の数量、構成要素の形状、構成要素の大きさの比率、及び各構成要素の相対的な位置関係のみに限定されるものではない。
(構成)
【0009】
図1は、本実施形態の、半導体チップ1と、その半導体チップ1が実装される基板2の斜視図である。半導体チップ1は、半導体ウエハから切り出されて個片化されたベアチップである。
図1では、半導体チップ1が基板2上にフリップチップ実装される。
【0010】
ここでは、説明を簡単するために、実装基板である基板2上に、1つの半導体チップ(以下、チップともいう)1が搭載される例を説明するが、複数の半導体チップ1が基板2上に搭載されてもよい。さらに複数の半導体チップ1が基板2上に搭載される場合、複数の半導体チップ1は互いに異なる種類のデバイスでもよい。
【0011】
半導体チップ1は、板状のチップであり、基板2との電気的接続のための複数のパッド(以下、チップパッドという)3を有している。複数のチップパッド3は、半導体チップ1の1つの面(
図1では、半導体チップ1の下面)上に設けられている。
【0012】
一方、基板2も、半導体チップ1が実装される面上に、半導体チップ1との電気的接続のための複数のパッド(以下、コンタクトパッドという)4を有している。複数のコンタクトパッド4は、基板2の1つの面(
図1では、基板2の上面)上に設けられている。後述するように、半導体チップ1は、高真空環境下で基板2と貼り合わされる。
【0013】
図2は、半導体チップ1が基板2上に搭載された状態における半導体チップ1と基板2の断面図である。
図2は、
図1のII-II線に沿った、半導体チップ1と基板2の断面を示す。
【0014】
半導体チップ1の複数のチップパッド3は、フリップチップ実装により、それぞれ基板2のコンタクトパッド4と接触して電気的に接続される。
【0015】
フリップチップ実装は、ワイヤボンディング実装に代わって、半導体メモリパッケージの小型化及び薄型化の要求に応じて広く用いられる。特に、モバイル情報端末などの高性能化及び高機能化に伴い、フリップチップ実装が多く採用されている。フリップチップ実装は、複数のチップを積層したMCP(Multi-Chip-Package)においても採用される。
【0016】
図2に示すような半導体チップ1が実装された基板2は、各種装置内に搭載される。例えば、半導体チップ1は、不揮発性メモリであるNAND型フラッシュメモリのチップ及び/又は不揮発性メモリを制御するメモリコントローラのチップである。1又は2以上のチップ1が実装された基板2が、SSD(Solid State Drive)装置内に搭載される。
【0017】
半導体チップ1は、一方の面上にパッシベーション膜11を有する。半導体チップ1の複数のチップパッド3は、それぞれ半導体チップ1のパッシベーション膜11に設けられた複数の開口に設けられる。各チップパッド3は、半導体チップ1内の配線と電気的に接続されている。
【0018】
一方、基板2上の複数のコンタクトパッド4は、半導体チップ1が実装される表面上に設けられている。すなわち、基板2は、半導体チップ1の複数のチップパッド3を有する面に対向する面上に複数のコンタクトパッド4を有している。その表面上には、ソルダーマスク5が塗布されている。ソルダーマスク5は、複数のコンタクトパッド4の各々の表面上には、塗布されていない。
(チップパッドの構成)
【0019】
複数のチップパッド3の各々は、パッシベーション膜の表面から突出するように設けられている。
図3は、1つのチップパッド3の断面図である。
【0020】
チップパッド3は、半導体チップ1のパッシベーション膜11の開口11aから突出するように形成されている。具体的には、
図3に示すように、チップパッド3は、絶縁膜である層間膜12と、導電膜であるアルミニウム膜13とを有する。チップパッド3は、層間膜12上に形成されたアルミニウム膜13を有する。アルミニウム膜13は、層間膜12を覆うように設けられている。アルミニウム膜13の頂面(
図3において上側表面)13aは、パッシベーション膜11の表面11sから高さdだけ突出している。すなわち、チップパッド3の突出部分は、アルミニウム膜13の一部である。
【0021】
図4は、
図3とは異なる構成を有する、1つのチップパッド3Aの断面図である。
【0022】
チップパッド3Aは、半導体チップ1のパッシベーション膜11の開口11aから突出するように形成されている。具体的には、
図4に示すように、チップパッド3Aは、導電膜であるアルミニウム膜14と、導電膜である追加アルミニウム膜15とを有する。追加アルミニウム膜15は、アルミニウム膜14上に積層されている。アルミニウム膜14を第1の導電膜とすれば、追加アルミニウム膜15は、再配線プロセスによりアルミニウム膜14を覆うように形成された第2の導電膜である。追加アルミニウム膜15の頂面(
図4において上側表面)15aは、パッシベーション膜11の表面11sから高さdだけ突出している。すなわち、チップパッド3Aの突出部分は、追加アルミニウム膜15の一部である。
(チップパッドの製造方法)
【0023】
チップパッド3の製造方法について説明する。
【0024】
図5は、チップパッド3の製造方法を説明するための図である。
図5は、1つのチップパッド3の断面を示す。
【0025】
図5のSS1で示すように、絶縁膜である層間膜12が半導体チップ1の表面上に形成される。さらに、異方性エッチング(RIE)用のフォトレジスト21が、チップパッド3の形状に合わせて、層間膜12上にパターニングされる。
【0026】
SS1の状態から、層間膜12は、異方性エッチング(RIE)等によりチップパッド3の形状に合わせてパターニングされる。
【0027】
SS2で示すように、フォトレジスト21の除去後、アルミニウム膜13とパッシベーション膜11がスパッタリング、塗布などにより半導体チップ1の表面上に積層される。
【0028】
その後、SS3で示すように、保護膜22がスパッタリングなどにより積層される。その後、異方性エッチング(RIE)、化学的機械的研磨(CMP)などにより、保護膜22及びパッシベーション膜11が全面エッチバックされる。その結果、
図3に示すようなチップパッド3が形成される。
【0029】
チップパッド3Aの製造方法について説明する。
【0030】
図6は、チップパッド3Aの製造方法を説明するための図である。
図6は、1つのチップパッド3Aの断面を示す。半導体チップ1の表面上にチップパッド用のアルミニウム膜14が形成された後、パッシベーション膜11が塗布される。パッシベーション膜11は、パターニングされて、SS11で示すように、半導体チップ1のパッシベーション膜11に形成された凹みの底部にアルミニウム膜14が露出する。
【0031】
言い換えれば、パッシベーション膜11は、
図6に示すように、凹みの底部のアルミニウム膜14の周囲に盛り上がるように形成されている。
【0032】
次に、SS12で示すように、追加アルミニウム膜15がスパッタリング、塗布などにより積層される。
【0033】
そして、SS13で示すように、保護膜23がスパッタリング、塗布などにより積層される。
【0034】
その後、異方性エッチング(RIE)、化学的機械的研磨(CMP)などにより、保護膜23及び追加アルミニウム膜15が全面エッチバックされる。その結果、
図4に示すようなチップパッド3Aが形成される。
(半導体チップを基板上にバンプレスで搭載する方法)
【0035】
図7は、半導体チップ1を基板2上にバンプレスで搭載する方法を説明するための図である。
【0036】
半導体チップ1の作製(S1)と、基板2の作製(S2)は、互いに別々に行われる。半導体チップ1の作製(S1)は、複数のチップパッド3(又は3A)の作製(S3)を含む。複数のチップパッド3(又は3A)の作製(S3)については、
図5(又は
図6)に示した通りである。
【0037】
すなわち、半導体チップ1の一方の面上にパッシベーション膜11を有する半導体チップ(1)が作製され、パッシベーション膜11の表面から突出するように形成される複数のチップ3が作製される。複数のコンタクトパッド4を有する基板2が、半導体チップ1とは別に作製される。
【0038】
半導体チップ1の作製(S1)と基板2の作製(S2)の後、表面活性化処理(S4)が行われる。表面活性化処理(S4)は、真空下において、半導体チップ1の複数のチップパッド3(又は3A)及び基板2の複数のコンタクトパッド4のそれぞれの表面に対して施される。複数のチップパッド3(又は3A)と複数のコンタクトパッド4の表面には、酸化膜が形成されていたり、あるいは各種吸着物が付着していたりする。表面活性化処理(S4)により、これらの酸化膜などは除去される。
【0039】
図8は、半導体チップ1と基板2に対する表面活性化処理を説明するための図である。
図8に示すように、表面活性化処理(S4)では、高真空下の空間C内で、複数のチップパッド3(又は3A)及び複数のコンタクトパッド4の表面に、イオンビームあるいは中性子ビームであるビームB(一点鎖線で示す)を照射することにより、接合材料(複数のチップパッド3(又は3A)及び複数のコンタクトパッド4)の表面の酸化膜などが除去される。
【0040】
表面活性化処理(S4)の後、貼り合わせ処理(S5)が行われる。
図9は、半導体チップ1と基板2の貼り合わせを説明するための図である。貼り合わせ処理(S5)では、高真空下の空間C内でかつ常温下で、複数のチップパッド3(又は3A)と複数のコンタクトパッド4がそれぞれ接触されて接合される。
【0041】
具体的には、貼り合わせ処理(S5)では、複数のチップパッド3(又は3A)と複数のコンタクトパッド4を、それぞれの位置合わせがされた後に、互いに接触させる。高真空下かつ常温下で複数のチップパッド3(又は3A)と複数のコンタクトパッド4を接触させることにより、複数のチップパッド3(又は3A)と複数のコンタクトパッド4は瞬時に接合される。複数のチップパッド3(又は3A)の表面、及び複数のコンタクトパッド4の表面は、表面活性化処理されているので、複数のチップパッド3(又は3A)と複数のコンタクトパッド4は強固に接合される。このとき、酸化膜あるいは吸着物が各チップパッド3(又は3A)と各コンタクトパッド4の接触領域から除去された状態で、各チップパッド3(又は3A)と各コンタクトパッド4は、接触している。
【0042】
従来のボールバンプを用いて半導体チップ1を基板2上に実装する方法では、途中に熱工程が入るため、熱応力により半導体チップ1と基板2の位置ずれが発生するが、表面活性化処理によるパッド接合では、熱工程が入らないので、このような位置ずれの問題は、生じない。
【0043】
図10と
図11は、チップパッド3Aとコンタクトパッド4の接合を説明するための図である。
図11は、追加アルミニウム膜15の頂面15aがコンタクトパッド4の表面4aに接触した状態を示す。
【0044】
図10に示すように、チップパッド3Aの追加アルミニウム膜15の頂面15aが、コンタクトパッド4の表面4aと接触するように、半導体チップ1と基板2は、位置合わせされて貼り合わされる。
【0045】
図10に示すように、コンタクトパッド4の表面4aは、ソルダーマスク5の表面に形成された凹みの底面にある場合もある。そのような場合であっても、パッシベーション膜11の表面から追加アルミニウム膜15の頂面15aは突出している。よって、
図11に示すように、追加アルミニウム膜15の頂面15aは、ソルダーマスク5の凹みに嵌合するように入り込む。
【0046】
すなわち、基板2は、半導体チップ1が搭載される面上にソルダーレジスト5と有する。各コンタクトパッド4は、ソルダーレジスト5上に形成された凹みに形成され、各チップパッド3(3A)の突出部分が、その凹みに嵌合する。
【0047】
コンタクトパッド4の表面4aとチップパッド3Aの表面(追加アルミニウム膜15の頂面15a)は、表面活性化処理されているので、接触することにより、瞬時に強固に接合する。
【0048】
以上のように、上述した実施の形態によれば、半導体チップのパッドと基板のパッドとの接合を確実に行うことができる半導体装置及び半導体装置の製造方法を提供することができる。
【0049】
一般的な半導体チップの複数のチップパッドは、パッシベーション膜の表面よりも低い位置(すなわちパッシベーション膜の無い位置)にあるため、単に活性化処理をしただけでは、基板2の複数のコンタクトパッド4と半導体チップ1のチップパッド3は、接触しただけでは接合され難い。
【0050】
これに対して、上述した実施の形態によれば、半導体チップ1のチップパッド3は、パッシベーション膜11の表面から突出するように形成されているので、表面活性化処理されたパッド同士は、確実に強固に接合される。
【0051】
なお、上述した実施の形態では、各パッドの材料として、アルミニウムが用いられているが、銅などの他の導電性材料でもよい。
【0052】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として例示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0053】
1 半導体チップ、
2 基板、
3、3A チップパッド、
4 コンタクトパッド、
4a コンタクトパッドの表面、
5 ソルダーマスク、
11 パッシベーション膜、
11a 開口、
11s 表面、
12 層間膜、
13 アルミニウム膜、
13a 頂面、
14 アルミニウム膜、
15 追加アルミニウム膜、
15a 頂面、
21 フォトレジスト、
22、23 保護膜。