IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 宮川 政子の特許一覧

<>
  • 特開-自転車用傘捕捉具 図1
  • 特開-自転車用傘捕捉具 図2
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024154348
(43)【公開日】2024-10-30
(54)【発明の名称】自転車用傘捕捉具
(51)【国際特許分類】
   B62J 11/26 20200101AFI20241023BHJP
   B62J 19/00 20060101ALI20241023BHJP
【FI】
B62J11/26
B62J19/00
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2023078911
(22)【出願日】2023-04-18
(71)【出願人】
【識別番号】523169431
【氏名又は名称】宮川 政子
(72)【発明者】
【氏名】宮川 政子
(57)【要約】
【課題】本発明は、開閉自在スナッパーとスプリング内蔵コードリールを接合した自転車用傘捕捉具を提供する。
【解決手段】開閉自在のスナッパーとスプリング内蔵リールを接合し、ワイヤー先端にリングを設け、リングにクリップを設けたことを特徴とする自転車用傘捕捉具。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
開閉自在のスナッパーとスプリング内蔵のリールを接合し、ワイヤー先端にリングを設け、リングにクリップを設けたことを特徴とする自転車用傘捕捉具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、開閉自在のスナッパーとワイヤー内蔵のリールを接合した自転車用傘捕捉具である。
【背景技術】
【0002】
従来、自転車のハンドルに取り付ける傘捕捉具があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これは次のような問題点があった。
(イ)従来の、ハンドルに取り付ける傘捕捉具は、走行中の人が濡れないようにと開発されたものであり、停めている自転車ではサドルやペダル、モーターボックスなど主要部のカバーには不向きだった。
(ロ)器具が金属加工の工業品であるため価格が高かった。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
開閉自在のスナッパー(1)とワイヤー内蔵のリール(2)を接合する。
リール(2)のワイヤー(3)先端にリング(4)を設け、リングにクリップ(5)を設ける。
以上を特徴とする自転車用傘捕捉具である。
【発明の効果】
【0006】
(イ)雨中時、道路や庭先に停めた自転車が雨で濡れぬようにと被せた傘が、風で飛ばされたり傾いて地面に落ちたりしなくなる。
(ロ)ワイヤーの伸縮力が強く、傘が車体に蜜着するためサドルやペダル、モーターボックスなど自転車の主要部分が濡れない。→錆びない。
(ハ)製造コストがハンドル取り付け型に比べて格段に安い。
(二)握柄がアール形以外の傘でも軸棒をクリップで挟んで捕捉できる。
(ホ)捕捉具の着脱に工具が要らない。スナッパーの内径も自在に調整できる。
(ヘ)長い車体の自転車でも捕捉具の数を増やして対応できる。
(ト)常時(晴天時)装着したままでも自転車を漕ぐのに全く支障がない。
(チ)既存のリールはワイヤーともにステンレス製で鯖びにくく、スナッパーも強化プラスチック製で堅牢である。
(リ)傘だけでなく、ビニールシートを被せて捕捉することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の斜視図である。
図2】本発明使用時の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)開閉自在のスナッパー(1)とワイヤー内蔵のリール(2)を接合する。
(ロ)リール(2)のワイヤー(3)の先端にリング(4)を設け、リングにクリップ(5)を設ける。
本発明は以上のような構成である。
本発明を使用するときは、自転車のフレームにスナッパー(1)を装着する。
傘を開いて自転車に被せ、握柄をリング(4)に通して捕捉する。又は傘の軸棒をクリップ(5)で挟んで捕捉する。
【符号の説明】
1 スナッパー
2 リール
3 ワイヤー
4 リング
5 クリップ
図1
図2