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▶ 信夫 貴吉の特許一覧

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  • 特開-毛髪カット用補助具 図1
  • 特開-毛髪カット用補助具 図2
  • 特開-毛髪カット用補助具 図3
  • 特開-毛髪カット用補助具 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024015467
(43)【公開日】2024-02-02
(54)【発明の名称】毛髪カット用補助具
(51)【国際特許分類】
   A45D 8/36 20060101AFI20240126BHJP
【FI】
A45D8/36 E
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022117616
(22)【出願日】2022-07-23
(71)【出願人】
【識別番号】722007471
【氏名又は名称】信夫 貴吉
(72)【発明者】
【氏名】信夫貴吉
(57)【要約】
【課題】一人でバリカンを使い髪を切ろうとすると、頭の側面後方や後頭部は見えないためカット端面がギザギザに乱れてしまう。合わせ鏡を使用しても鏡に映し出されるのは表裏が逆であるため、調整しようとしてもさらに大きくずれてしまうこともある。このような状態でカットしているため頭の左右のバランスをとるような微調整は難しく、一人でバランスよくきれいにカットすることは難しかった。
【解決手段】毛髪カット用補助具のバンド部分で頭髪を下から上にかきあげながら固定することで、目に見えない頭の側面後方や後頭部もバンド下端に沿ってバリカンを走らせるだけでカット端面がきれいに揃う。またバンドをセットしていることで頭の左右のバランスを簡単にとることが出来る。カットした後にもう少し上までカットする場合もバンドを少し上にあげるだけで簡単に簿調整が可能となり、一人でも綺麗にバランスよく毛髪をカットすることが出来る。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
櫛歯状の頭髪かき上げ樹脂製バンドに左右位置ずれ防止確認凸部を設け、両端部には留め具通し穴と、中央部には後頭部カバーに頭髪かき上げ用突起部を設け、頭部の形状に合わせるための連結具等で連結した樹脂製バンドの下端が毛髪カット位置となる毛髪カット補助具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自分一人で毛髪をカット出来るようにする補助具についてのものである。
【背景技術】
【0002】
従来、バリカンで髪を切るには他の人に切ってもらわないと脇や後ろなどの目に見えない部分は綺麗にカットすることが出来なかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開昭53-83861
【特許文献2】特開平6-237816
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、自分一人で毛髪をカット出来るようにすること。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上部櫛付きバンドとバンド内側の突起により髪を持ち上げること。透明なバンドで髪の持ち上がり状態が確認出来ること。前面の両側面の立ち上がりにより左右のズレが確認出来ること。そしてバンドを頭に固定することでバンド下端がバリカンのカット位置になること。
【発明の効果】
【0006】
本発明の毛髪カット用補助具を使用すれば、補助具下端に沿ってバリカンを入れるだけで、見えない脇や後ろも一人で綺麗にカット出来、頭髪の下側内部だけにバリカンを入れ、上部の残った髪をカット済みの上に被せるツーブロックカットの髪型にすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の毛髪カット用補助具の全体を示す図である。
図2】本発明の毛髪カット用補助具の分解図でバンド部分を示す図である。
図3】本発明の毛髪カット用補助具の分解図で後頭部カバー部分を示す図である。
図4】本発明の毛髪カット用補助具を頭に取り付けた図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図面1は、本発明の毛髪カット用補助具の図面である。
この写真に示すように毛髪カット用補助具は、樹脂製で曲げて頭にセットするバンドで、特徴としてはバンド上部が櫛状で、なおかつバンド内部には突起や櫛があることでバンドにて髪を下から上へ持ち上げ髪がかき上げられる。ズレ確認の立ち上がりを見ながら左右のズレを確認し、高さを調整すればバンドの下端に沿いバリカンを走らせるだけで、一人でツーブロックカットが出来る補助具である。バンドが透明であれば髪のかき上げられた状態も見やすく便利であるが透明でなくても使用可能である。
バンドを頭のサイズに合わせられるようにゴムバンドや帽子の留め具などが付いている。子供や大人のサイズに合わせてS,M,Lサイズ違いがあれば便利。
【実施例0009】
参考図に毛髪カット用補助具の実施例を示す。
左右位置ずれ防止凸部の立ち上がりは図1の4で構成され、両端部には留め具通し穴である図1の5を設け、頭髪かき上げ用突起の櫛である図1の2を設け、連結具はゴムバンドや帽子の留め具などで連結したものである。
【符号の説明】
【0010】
1 樹脂製バンド
2 上部櫛状
3 バンド内面突起または櫛やブラシ
4 前面の両側面のズレ確認の立ち上がり
5 ゴムバンドや帽子の留め具での固定部
6 バンド下端がカット位置
7 後頭部カバーの固定ピン
8 固定ピン差し込み穴
図1
図2
図3
図4