(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024154863
(43)【公開日】2024-10-31
(54)【発明の名称】薬品販売システム
(51)【国際特許分類】
G16H 20/00 20180101AFI20241024BHJP
【FI】
G16H20/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023069027
(22)【出願日】2023-04-20
(71)【出願人】
【識別番号】522325159
【氏名又は名称】S&E株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】523150196
【氏名又は名称】株式会社アークウェル
(74)【代理人】
【識別番号】100181250
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 信介
(74)【代理人】
【識別番号】100214488
【弁理士】
【氏名又は名称】前田 祥吾
(72)【発明者】
【氏名】栗田 恵美
【テーマコード(参考)】
5L099
【Fターム(参考)】
5L099AA01
(57)【要約】
【課題】薬品の購入者が携帯端末などでリモート診療を行い、その診断後に、薬品の販売店に携帯端末などを携行していくことにより、所要の薬品を簡便かつ安全に購入することができる薬品販売システムを提供する。
【解決手段】オンライン診療用に入力部と表示部とを有し、医師が使用する医師用端末10と、オンライン診療用に入力部と表示部とを有し、利用者が所持する利用者用端末20と、オンライン診療に基づいて医師用端末10から入力される薬品の処方箋情報を識別情報として利用者用端末20の表示部に表示させる処方箋情報処理部40と、薬品販売店に設置され、処方箋情報処理部40により利用者用端末20に表示させた処方箋情報の識別情報を読み取り、読み取った識別情報から処方箋情報を表示する薬品販売店用端末30と、を備えた薬品販売システム1。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
オンライン診療用に入力部と表示部とを有し、医師が使用する医師用端末と、
オンライン診療用に入力部と表示部とを有し、利用者が所持する利用者用端末と、
オンライン診療に基づいて前記医師用端末から入力される薬品の処方箋情報を識別情報として前記利用者用端末の表示部に表示させる処方箋情報処理部と、
薬品販売店に設置され、前記処方箋情報処理部により前記利用者用端末に表示させた前記処方箋情報の識別情報を読み取り、該読み取った識別情報から前記処方箋情報を表示する薬品販売店用端末と、
を備えた薬品販売システム。
【請求項2】
請求項1に記載の薬品販売システムにおいて、
前記処方箋情報処理部は、
前記処方箋情報に加え、前記医師用端末から前記処方箋で処方される薬品の販売店情報を含めて前記識別情報として前記利用者用端末の表示部に表示させ、
前記薬品販売店用端末は、
読み取った前記識別情報から前記薬品の販売店情報を抽出し、該抽出した販売店情報と自らの薬品販売店情報とが一致している場合に、前記薬品の販売を許可する旨の表示を行う薬品販売システム。
【請求項3】
請求項2に記載の薬品販売システムにおいて、
前記処方箋情報処理部は、
前記薬品の処方箋情報を前記薬品販売店用端末に出力し、
前記薬品販売店用端末は、
前記処方箋情報処理部から出力される前記処方箋情報を取得するとともに、前記読み取った前記識別情報から前記薬品の処方箋情報を抽出し、
前記取得した前記薬品の処方箋情報と前記抽出した薬品の処方箋情報とが一致する場合に、前記薬品の販売を許可する旨の表示を行う薬品販売システム。
【請求項4】
請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の薬品販売システムにおいて、
前記オンライン診断に基づいて処方される前記薬品は、緊急避妊薬である薬品販売システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、オンライン診療の結果に基づき、薬品を簡便で安全に購入することができる薬品販売システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、薬品の注文システムとして、販売機、注文管理装置および複数の通知端末を備えたシステムがあった。この注文システムでは、販売機は、客の操作に応じて、商品の注文を受け付けるとともに、注文された商品についての精算処理を実行し、注文内容が確定すると、通知端末の端末情報を読み取り、読み取った端末情報を注文内容に紐づけて、注文管理装置に送信する。また、注文管理装置は、端末情報を紐づけた注文内容を受信すると、端末情報および注文内容を印字した注文伝票を排出していた(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、上記従来の注文システムでは、注文管理装置で、注文された薬品の清算処理を行い、注文が確定すると、端末装置に注文内容が印字されるが、薬品の購入者が所持する携帯端末などで、薬品を購入するための情報を表示させたり、表示された情報に基づいて、薬品を購入したりするなど購入者が薬品を購入したいときに購入できるシステムではないという課題があった。また、リモート診療に基づいた薬品の販売もできないという課題もあった。
【0005】
本発明は、こうした課題に鑑みなされたもので、薬品の購入者が携帯端末などでリモート診療を行い、その診断後に、薬品の販売店に携帯端末などを携行していくことにより、所要の薬品を簡便かつ安全に購入することができる薬品販売システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の適用例として実現することが可能である。なお、本欄における括弧内の参照符号や補足説明等は、本発明の理解を助けるために、後述する実施形態との対応関係を示したものであって、本発明を何ら限定するものではない。
【0007】
[適用例1]
適用例1に記載の発明は、
オンライン診療用に入力部(11)と表示部(12)とを有し、医師が使用する医師用端末(10)と、
オンライン診療用に入力部(21)と表示部(22)とを有し、利用者が所持する利用者用端末(20)と、
オンライン診療に基づいて前記医師用端末(10)から入力される薬品の処方箋情報を識別情報として前記利用者用端末(20)の表示部に表示させる処方箋情報処理部(40)と、
薬品販売店に設置され、前記処方箋情報処理部(40)により前記利用者用端末(20)に表示させた前記処方箋情報の識別情報を読み取り、該読み取った識別情報から前記処方箋情報を表示する薬品販売店用端末(30)と、
を備えたことを要旨とする薬品販売システム(1)である。
【0008】
このような薬品販売システム(1)では、医師用端末(10)で入力された処方箋情報が識別情報として利用者用端末(20)の表示部(21)に表示される。したがって、利用者は、薬品販売店において利用者用端末(20)を提示して、識別情報を薬品販売店用端末に読み取らせるだけで所要の薬品を購入することができ、簡便な薬品販売システム(1)となる。
【0009】
[適用例2]
適用例2に記載の薬品販売システム(1)は、適用例1に記載の薬品販売システム(1)において、
前記処方箋情報処理部(40)は、
前記処方箋情報に加え、前記医師用端末(10)から前記処方箋で処方される薬品の販売店情報を含めて前記識別情報として前記利用者用端末(20)の表示部(21)に表示させ、
前記薬品販売店用端末(30)は、
読み取った前記識別情報から前記薬品の販売店情報を抽出し、該抽出した販売店情報と自らの販売店情報とが一致している場合に、前記薬品の販売を許可する旨の表示を行うことを要旨とする。
【0010】
このような薬品販売システム(1)では、医師用端末(10)から入力された販売店でしか所要の薬品を購入することができなくなるため、利用者の薬品の購入に関する安全性を向上させることができる。
【0011】
[適用例3]
適用例3に記載の薬品販売システム(1)は、適用例2に記載の薬品販売システム(1)において、
前記処方箋情報処理部(40)は、
前記薬品の処方箋情報を前記薬品販売店用端末(30)に出力し、
前記薬品販売店用端末(30)は、
前記処方箋情報処理部(40)から出力される前記処方箋情報を取得するとともに、前記読み取った前記識別情報から前記薬品の処方箋情報を抽出し、
前記取得した前記薬品の処方箋情報と前記抽出した薬品の処方箋情報とが一致する場合に、前記薬品の販売を許可する旨の表示を行うことを要旨とする。
【0012】
このような薬品販売システム(1)では、薬品販売店において、利用者用端末(20)から提示される販売店情報が一致するだけでなく、さらに、医師用端末(10)で入力された処方箋情報と利用者用端末(20)から提示される処方箋情報も一致した場合にしか所要の薬品を購入できないため、利用者の薬品の購入に関する安全性を更に向上させることができる。
【0013】
[適用例4]
適用例4に記載の薬品販売システム(1)は、適用例1~適用例3のいずれか1項に記載の薬品販売システム(1)において、
前記オンライン診断に基づいて処方される前記薬品は、緊急避妊薬であることを要旨とする。
【0014】
このような薬品販売システム(1)では、薬品の購入に緊急性を要する緊急避妊薬を利用者が早期かつ安全に購入することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】薬品販売システム1の概略の機能的構成を示すブロック図である。
【
図2】処方箋情報処理プログラムの流れを示すフローチャートである。
【
図3】第2実施形態における処方箋情報処理プログラムの流れを示すフローチャートである。
【
図4】第3実施形態における処方箋情報処理プログラムの流れを示すフローチャートである。
【
図5】その他の実施形態における薬品販売システム1の概略の機能的構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明が適用された実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
【0017】
[第1実施形態]
(薬品販売システム1の構成)
図1に基づき、薬品販売システムの構成について説明する。
図1は、薬品販売システム1の概略の機能的構成を示すブロック図である。
【0018】
図1に示すように、薬品販売システム1は、医師用端末10、利用者用端末20、薬品販売店用端末30及び処方箋情報処理部40を備えており、医師用端末10、利用者用端末、薬品販売店用端末30及び処方箋情報処理部40の間は、インターネットなどの通信回線5で接続されている。
【0019】
医師用端末10は、オンライン診療用に医師が使用する端末であり、図示しないCPU、ROM、RAM、I/O、外部記憶装置、入力部11、表示部12及び送受信部13を備えている。入力部11は、キーボードやマウス、スキャナなどであり、表示部12は、液晶ディスプレイなどの表示装置である。また、送受信部13は、通信回線5を介して、利用者用端末20や薬品販売店用端末30と情報を送受信するための送受信機(LANカードなど)である。
【0020】
利用者用端末20は、オンライン診療用に患者などの利用者が使用する端末であり、入力部21、表示部22及び送受信部23を備えており、具体的にはスマートフォンやタブレット端末などである。
【0021】
薬品販売店用端末30は、薬局、薬店、コンビニエンスストアなど薬品の販売店に設置される、入力部31、表示部32及び送受信部33を有する端末であり、処方箋情報処理部40により利用者用端末20に表示させた処方箋情報の識別情報を入力部31で読み取り、読み取った識別情報から処方箋情報を表示部32に表示する。
また、送受信部33は、通信回線5を介して、医師用端末10や利用者用端末20と情報を送受信するための送受信機(LANカードなど)である。
【0022】
処方箋情報処理部40は、オンライン診療に基づいて医師用端末10から入力される薬品の処方箋情報を識別情報として利用者用端末20の表示部22に表示させる装置である。
【0023】
具体的には、図示しないCPU、ROM、RAM、I/O及び外部記憶装置、キーボードやマウスなどの入力装置及び液晶ディスプレイなどを備えたサーバ装置であり、外部記憶装置に記憶させた処方箋情報処理プログラムにより処理を行う。処方箋情報処理については後述する。
【0024】
(処方箋情報処理)
ここで、
図2に基づき、処方箋情報処理について説明する。
図2は、医師用端末10の外部記憶装置に格納され、CPUで実行される処方箋情報処理プログラムの流れを示すフローチャートである。
【0025】
図2に示すように、処方箋情報処理では、CPU(図示せず)は、先ずS100において医師用端末10から通信回線5を介して処方箋情報を取得する。
続くS105では、S100において処方箋情報を取得したか否かを判定する。そして、処方箋情報を取得したと判定した場合(S105:Yes)、処理をS110へ移行し、取得していないと判定した場合(S105:No)、処理をS100へ戻す。
【0026】
S110では、S100で取得した処方箋情報から、利用者用端末20で二次元バーコード(以下、QRコード(登録商標)で説明する)を表示するために必要となる情報を抽出する。必要な情報としては、医療機関名・連絡先・処方した医師の氏名、薬品の名称、薬品の形状(錠剤、カプセル剤など)、薬品の量(1回あたりに服用する量)、1日に服用する回数、服用するタイミングなどである。なお、本実施形態では、薬品の名称を緊急避妊薬とする。
【0027】
S115では、S110で生成したQRコード(登録商標)情報を利用者用端末20へ送信した後、処理を終了する。
【0028】
(薬品販売システムの特徴)
このような薬品販売システム1では、医師用端末10で入力された処方箋情報がQRコード(登録商標)として利用者用端末20に表示される。したがって、利用者は、薬品販売店において二次元バーコードを表示させた利用者用端末20を提示して薬品販売店用端末30に読み取らせるだけで所要の薬品を購入することができ、便利な薬品販売システム1となる。
【0029】
特に、薬品が緊急避妊薬である場合、薬品を服用すべき事象が発生した時から、通常72時間以内に服用することが必要となる。そのような場合であっても、薬品販売システム1によれば、例えば、いわゆるコンビニエンスストアに設置してある薬品販売店用端末30で、薬品の購入者がスマートフォンなどに表示させたQRコード(登録商標)を読み取るだけで、迅速に緊急避妊薬を購入することができるようになる。
【0030】
[第2実施形態]
次に、第2実施形態における薬品販売システム1について説明する。なお、第2実施形態における薬品販売システム1の構成は、第1実施形態における薬品販売システム1と同様であるため、各構成品において異なる機能のみを説明し、同じ機能については説明を省略する。
【0031】
第2実施形態における薬品販売店用端末30は、入力部31で読み取った識別情報から薬品販売店情報を抽出し、抽出した薬品販売店情報と自らの薬品販売店情報とが一致している場合に、薬品の販売を許可する旨の表示を行う。
【0032】
(処方箋情報処理)
次に、
図3に基づき、第2実施形態における処方箋情報処理について説明する。
図3は、第2実施形態における処方箋情報処理の流れを示すフローチャートである。
【0033】
図3に示すように、第2実施形態における処方箋情報処理では、CPU(図示せず)は、先ずS200において、医師用端末10から通信回線5を介して処方箋情報を取得する。
【0034】
続くS205では、S200において処方箋情報を取得したか否かを判定する。そして、処方箋情報を取得したと判定した場合(S205:Yes)、処理をS210へ移行し、取得していないと判定した場合(S205:No)、処理をS200へ戻す。
【0035】
S210では、医師用端末10から通信回線5を介して薬品販売店情報を取得する。この薬品販売店情報は、薬品を販売してもよいう薬品販売店を医師が指定するための情報であり、薬品販売店の名称(薬品販売店のチェーン店名称でもよい)及び住所あるいは電話番号といった薬品販売店を特定できる情報であり、複数あってもよい。
【0036】
続くS215では、S210において薬品販売店情報を取得したか否かを判定する。そして、薬品販売店情報を取得したと判定した場合(S215:Yes)、処理をS220へ移行し、取得していないと判定した場合(S215:No)、処理をS210へ戻す。
【0037】
S220では、S200で取得した処方箋情報及びS210で取得した薬品販売店情報から、利用者用端末20でQRコード(登録商標)を表示するために必要となる情報を抽出する。必要な情報としては、第1実施形態における処方箋情報及び薬品販売店情報などである。
【0038】
S225では、S210で生成したQRコード(登録商標)情報を利用者用端末20へ送信した後、処理を終了する。
このような、薬品販売システム1では、医師用端末10から入力された薬品販売店でしか所要の薬品を購入することができなくなるため、利用者の薬品の購入に関する安全性を向上させることができる。
【0039】
[第3実施形態]
次に、第3実施形態における薬品販売システム1について説明する。なお、第3実施形態における薬品販売システム1の構成は、第2実施形態における薬品販売システム1と同様であるため、各構成品において異なる機能のみを説明し、同じ機能については説明を省略する。
【0040】
第3実施形態における薬品販売システム1は、システムの構成は、第2実施形態における医師用端末10、利用者用端末20、薬品販売店用端末30及び処方箋情報処理部40と同じであるため、その説明を省略し、異なる機能や処理について説明する。
【0041】
ここで、
図4に基づき、第3実施形態における処方箋情報処理について説明する。
図4は、第3実施形態における処方箋情報処理プログラムの流れを示すフローチャートである。
図4に示すように、第3実施形態における処方箋情報処理では、CPUは、S200~S225において、第2実施形態おける処方箋情報処理と同じ処理を行い、S225に続くS300で、S100において取得した処方箋情報を、通信回線5を介して薬品販売店用端末30へ送信した後、処理を終了する。
【0042】
第3実施形態における薬品販売店用端末30は、通信回線5を介して処方箋情報処理部40から処方箋情報を取得する。そして、取得した処方箋情報から薬品の処方箋情報を抽出し、抽出した処方箋情報とQRコード(登録商標)から抽出した処方箋情報とが一致した場合に、薬品の販売を許可する旨の表示を表示部32に行い、一致しない場合は許可しない旨の表示を行う。
【0043】
このような薬品販売システムでは、薬品販売店において、利用者用端末20で表示される販売店情報が一致するだけでなく、さらに、医師用端末10で入力された処方箋情報と利用者用端末20から提示される処方箋情報も一致した場合にしか所要の薬品を購入できないため、利用者の薬品の購入に関する安全性を更に向上させることができる。
【0044】
[その他の実施形態]
(1)上記実施形態では、
図1に示すように、処方箋情報処理部40をサーバ装置として独立した装置としたシステム構成としたが、
図5に示すように、処方箋情報処理部40を医師用端末10の図示しない外部記憶装置に、処方箋情報処理プログラムとして格納し、CPUで逐次読み出して実行するようにしてもよい。
【0045】
(2)上記実施形態では、医師用端末10、利用者用端末20及び薬品販売店用端末30がそれぞれ1台しか図示されていなかったが、それぞれ複数台を備えるようにしてもよい。その場合、第3実施形態に対応するためには、複数ある医師用端末10のうちいずれか1台が処方箋情報処理部40を備えるようにすればよい。
【符号の説明】
【0046】
1… 薬品販売システム 5… 通信回線 10… 医師用端末 11… 入力部 12… 表示部 20… 利用者用端末 21… 入力部 22… 表示部 30… 薬品販売店用端末 31… 入力部 32… 表示部 40… 処方箋情報処理部。