(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024155479
(43)【公開日】2024-10-31
(54)【発明の名称】連結装置、および連結装置セット
(51)【国際特許分類】
F16B 17/00 20060101AFI20241024BHJP
F16B 5/00 20060101ALI20241024BHJP
F16B 2/16 20060101ALI20241024BHJP
【FI】
F16B17/00 Z
F16B5/00 E
F16B2/16 A
【審査請求】有
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023070232
(22)【出願日】2023-04-21
(71)【出願人】
【識別番号】591133446
【氏名又は名称】株式会社イマオコーポレーション
(74)【代理人】
【識別番号】100079968
【弁理士】
【氏名又は名称】廣瀬 光司
(72)【発明者】
【氏名】長瀬 憲彦
【テーマコード(参考)】
3J001
3J022
3J036
【Fターム(参考)】
3J001FA02
3J001GB01
3J001HA02
3J001HA07
3J001JD02
3J022DA11
3J022EA02
3J022EB02
3J022EC02
3J022FB00
3J022FB03
3J022FB07
3J022FB13
3J022GB05
3J036AA01
3J036AA06
3J036BB06
3J036CA04
3J036FA01
3J036GA04
(57)【要約】
【課題】取付部材上で滑らせて配置することができる連結装置を提供する。
【解決手段】連結装置4は、被取付部材2に固定される本体6と、可動体7と、可動体7内に挿入されるシャフト8とを備える。可動体7は、操作部7aと、本体6内に挿入される筒状部7bを有する。シャフト8は、可動体7に対し、軸心8aの方向において、解除位置と連結位置との間を移動可能である。可動体7は、縦方向案内手段10により、筒状部7bが取付部材1の取付孔1aに挿入されていない第1位置と、筒状部7bが取付孔1aに挿入された第2位置との間を移動し、横方向案内手段11により、第2位置と第3位置との間を回動する。連動機構12により、可動体7が第1位置と第2位置を含めたそれらの間にあるとき、シャフト8は、解除位置にあり、可動体7が第3位置にあるとき、シャフト8は、連結位置にあって、シャフト8に押された押圧部材14が取付孔1aの内面を押圧する。
【選択図】
図18
【特許請求の範囲】
【請求項1】
取付孔を有する取付部材と被取付部材とを連結する連結装置であって、
前記被取付部材に固定される本体と、可動体と、その可動体内に挿入されるシャフトとを備え、
前記可動体は、操作部と、前記本体内に挿入される筒状部とを有し、
前記シャフトの軸心の方向は、前記取付部材と前記被取付部材との合わせ面と直交する方向を向き、
前記シャフトと前記本体との間に、前記シャフトが、前記本体に対し、前記軸心を中心に回動しないよう規制する回動規制手段を備え、前記シャフトは、前記可動体に対し、前記軸心の方向において、一の方向の側に位置する解除位置と、その反対の他の方向の側に位置する連結位置との間を移動可能であり、
前記可動体と前記本体との間に、前記可動体を、前記本体に対し、前記軸心の方向に案内する縦方向案内手段と、前記可動体を、前記本体に対し、前記軸心を中心とする回動方向に案内する横方向案内手段とを備えて、前記可動体は、前記縦方向案内手段により、前記筒状部が前記取付孔に挿入されていない第1位置と、前記筒状部が前記取付孔に挿入された第2位置との間を移動し、前記横方向案内手段により、前記第2位置と、第3位置との間を回動し、また、
前記可動体の回動と、その可動体に対する前記シャフトの前記軸心の方向の移動とを連動させる連動機構を備え、
前記連動機構により、前記可動体が前記第1位置と前記第2位置を含めてそれらの間にあるとき、前記シャフトは、前記解除位置にあり、前記可動体が前記第3位置にあるとき、前記シャフトは、前記連結位置にあり、また、
前記筒状部の側壁を貫通する横孔に挿入される押圧部材を備え、
前記シャフトが前記解除位置にあるとき、前記押圧部材が、前記筒状部の内側方向に進むことが許容されて、前記筒状部は、前記取付孔に対して出入り可能であり、
前記シャフトが前記連結位置にあるとき、前記押圧部材が、前記シャフトに押されて、前記取付孔の内面を押圧することにより、前記筒状部は、前記取付孔に対して抜け止めされる、連結装置。
【請求項2】
前記シャフトを、前記可動体に対し、前記他の方向に弾性付勢する弾性部材を備え、
前記可動体が前記第2位置と前記第3位置との間の少なくとも前記第3位置側に至ると、前記弾性部材の付勢と前記連動機構により、前記可動体は、前記第3位置へと回動するようになっている、請求項1に記載の連結装置。
【請求項3】
前記シャフトを、前記可動体に対し、前記他の方向に弾性付勢する弾性部材を備え、
前記連動機構は、前記可動体または前記シャフトの一方に設けられた案内部と、他方に設けられて前記案内部に案内される被案内部とからなり、前記可動体に設けられた前記案内部または前記被案内部よりも、前記シャフトに設けられた前記被案内部または前記案内部が、前記一の方向の側に位置し、
前記案内部は、前記軸心を中心とする回動方向に対し傾斜する傾斜部を有して、前記可動体が前記第2位置と前記第3位置との間の少なくとも前記第3位置側に至ると、前記弾性部材の付勢を受けて、前記シャフトに設けられた前記被案内部または前記傾斜部が、前記可動体に設けられた前記傾斜部または前記被案内部を押すことで、前記可動体は、前記第3位置へと回動する、請求項1に記載の連結装置。
【請求項4】
前記縦方向案内手段は、前記本体に設けられて前記軸心の方向に沿って延びる縦溝と、前記可動体に設けられて前記縦溝に入る突出部とからなり、
前記横方向案内手段は、前記本体に設けられて前記縦溝に続いて前記軸心を中心とする回動方向に沿って延びる横溝と、前記突出部とからなって、前記横溝に前記突出部が入る、請求項3に記載の連結装置。
【請求項5】
前記案内部は、可動体に設けられ、前記被案内部は、前記シャフトに設けられた被案内ピンからなり、
前記回動規制手段は、前記縦溝と前記被案内ピンとからなって、前記縦溝に前記被案内ピンが挿入される、請求項4に記載の連結装置。
【請求項6】
前記シャフトは、その周面に、凹部と、その凹部に対して前記一の方向の側に、前記凹部よりも前記軸心から離れて位置し、かつ、前記凹部から遠ざかるほど前記軸心から離れるように傾斜する作用面とを有し、
前記シャフトが前記解除位置にあるとき、前記シャフトの凹部が前記押圧部材に対向位置して、その押圧部材が、前記筒状部の内側方向に進むことが許容され、
前記シャフトが前記連結位置にあるとき、前記シャフトの作用面が前記押圧部材に対向位置して、その押圧部材が、前記作用面に押されて、前記取付孔の内面を押圧する、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の連結装置。
【請求項7】
前記本体に対して、前記可動体を、前記取付部材から前記被取付部材に向かう方向に弾性付勢する他の弾性部材を備える、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の連結装置。
【請求項8】
請求項2ないし5のいずれか1項に記載の連結装置と、前記取付部材に取り付けられて前記シャフトの位置に対応してスイッチが切り替わるセンサーとを備える連結装置セットであって、
前記一の方向は、前記取付部材から前記被取付部材に向かう方向であり、
前記センサーは、前記可動体が前記第2位置と前記第3位置との間の少なくとも前記第3位置側に至り、前記弾性部材の付勢と前記連動機構により、前記可動体が前記第3位置へと回動するその回動範囲のいずれかの位置で、前記スイッチが切り替わる、連結装置セット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、取付部材と被取付部材とを連結する連結装置、および連結装置セットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、取付部材と被取付部材とを連結する連結装置があった(例えば、特許文献1参照)。
図20に示すように、この連結装置33は、被取付部材32に固定される本体34と、可動体35と、球状の押圧部材36とを備えていた。ここで、本体34は、中空状に形成されて、下側に、取付部材31の取付孔31aに挿入される筒部34aを有し、上端に案内部34bを有していた。そして、筒部34aには、横孔34cが形成され、その横孔34cに、押圧部材36が挿入された。可動体35は、本体34内に入れられるシャフト35aと、上側の操作部35bとで構成され、シャフト35aには、横を向くピン37が設けられた。そこで、操作部35bを操作して可動体35を回動させることで、ピン37が本体34の案内部34bに案内されて、可動体35は、下方にスライドした。この可動体35のスライドにより、シャフト35aの周面に設けられた作用面35cが押圧部材36を外方へと押しやり、さらに、その押圧部材36が、取付孔31aの内面を押圧し、これによって、取付部材31と被取付部材32とが連結された。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、前記従来の連結装置33にあっては、連結装置33を被取付部材32に取り付けたとき、本体34の筒部34aが、被取付部材32の下面から突出する。このため、取付部材31に対し、その取付部材31の上方から、連結装置付きの被取付部材32を近づけて所定位置に配置することはできたものの、取付部材31上で、連結装置付きの被取付部材32を滑らせて所定位置に配置することはできなかった。
【0005】
この発明は、上記した従来の問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、取付部材上で滑らせて配置することができる、連結装置、および連結装置セットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係る連結装置、および連結装置セットは、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項1に記載の発明に係る連結装置は、取付孔を有する取付部材と被取付部材とを連結する連結装置であって、前記被取付部材に固定される本体と、可動体と、その可動体内に挿入されるシャフトとを備える。前記可動体は、操作部と、前記本体内に挿入される筒状部とを有する。前記シャフトの軸心の方向は、前記取付部材と前記被取付部材との合わせ面と直交する方向を向く。ここで、連結装置は、前記シャフトと前記本体との間に、前記シャフトが、前記本体に対し、前記軸心を中心に回動しないよう規制する回動規制手段を備え、前記シャフトは、前記可動体に対し、前記軸心の方向において、一の方向の側に位置する解除位置と、その反対の他の方向の側に位置する連結位置との間を移動可能である。連結装置は、前記可動体と前記本体との間に、前記可動体を、前記本体に対し、前記軸心の方向に案内する縦方向案内手段と、前記可動体を、前記本体に対し、前記軸心を中心とする回動方向に案内する横方向案内手段とを備えて、前記可動体は、前記縦方向案内手段により、前記筒状部が前記取付孔に挿入されていない第1位置と、前記筒状部が前記取付孔に挿入された第2位置との間を移動し、前記横方向案内手段により、前記第2位置と、第3位置との間を回動する。また、連結装置は、前記可動体の回動と、その可動体に対する前記シャフトの前記軸心の方向の移動とを連動させる連動機構を備える。そこで、前記連動機構により、前記可動体が前記第1位置と前記第2位置を含めてそれらの間にあるとき、前記シャフトは、前記解除位置にあり、前記可動体が前記第3位置にあるとき、前記シャフトは、前記連結位置にある。また、連結装置は、前記筒状部の側壁を貫通する横孔に挿入される押圧部材を備える。そこで、前記シャフトが前記解除位置にあるとき、前記押圧部材が、前記筒状部の内側方向に進むことが許容されて、前記筒状部は、前記取付孔に対して出入り可能である。そして、前記シャフトが前記連結位置にあるとき、前記押圧部材が、前記シャフトに押されて、前記取付孔の内面を押圧することにより、前記筒状部は、前記取付孔に対して抜け止めされる。
【0007】
この連結装置によると、連結装置は、本体が被取付部材に固定されることで、その被取付部材に取り付けられる。そして、可動体が第1位置にあるとき、可動体の筒状部が、取付部材の取付孔に挿入されていない位置にあることから、連結装置付きの被取付部材を、取付部材上で滑らせて、筒状部を、取付部材の取付孔と対向位置させることができる。そこで、可動体を第2位置にすることで、筒状部が、取付孔に入る。この間、シャフトは、解除位置にあって、筒状部は、取付孔に対し出入り可能となっている。その後、操作部を回動操作して、可動体を第2位置から第3位置に回動させると、連動機構により、シャフトは、解除位置から連結位置に移動し、シャフトに押された押圧部材が、取付孔の内面を押圧し、筒状部、ひいては可動体は、取付孔に対して抜け止めされ、取付部材と被取付部材とが連結される。反対に、連結を解除する場合は、操作部を反対に回動操作して、可動体を第3位置から第2位置に回動させることで、シャフトは、連結位置から解除位置に移動し、これによって、取付部材と被取付部材との連結が解除される。
【0008】
また、請求項2に記載の発明に係る連結装置は、請求項1に記載の連結装置において、連結装置は、前記シャフトを、前記可動体に対し、前記他の方向に弾性付勢する弾性部材を備える。そして、前記可動体が前記第2位置と前記第3位置との間の少なくとも前記第3位置側に至ると、前記弾性部材の付勢と前記連動機構により、前記可動体は、前記第3位置へと回動するようになっている。このため、この間で、手を操作部から離したとしても、可動体は、第3位置へと回動し、取付部材と被取付部材とは、確実に連結される。
【0009】
また、請求項3に記載の発明に係る連結装置は、請求項1に記載の連結装置において、連結装置は、前記シャフトを、前記可動体に対し、前記他の方向に弾性付勢する弾性部材を備える。前記連動機構は、前記可動体または前記シャフトの一方に設けられた案内部と、他方に設けられて前記案内部に案内される被案内部とからなり、前記可動体に設けられた前記案内部または前記被案内部よりも、前記シャフトに設けられた前記被案内部または前記案内部が、前記一の方向の側に位置する。そして、前記案内部は、前記軸心を中心とする回動方向に対し傾斜する傾斜部を有して、前記可動体が前記第2位置と前記第3位置との間の少なくとも前記第3位置側に至ると、前記弾性部材の付勢を受けて、前記シャフトに設けられた前記被案内部または前記傾斜部が、前記可動体に設けられた前記傾斜部または前記被案内部を押すことで、前記可動体は、前記第3位置へと回動する。このため、この間で、手を操作部から離したとしても、可動体は、第3位置へと回動し、取付部材と被取付部材とは、確実に連結される。
【0010】
また、請求項4に記載の発明に係る連結装置は、請求項3に記載の連結装置において、前記縦方向案内手段は、前記本体に設けられて前記軸心の方向に沿って延びる縦溝と、前記可動体に設けられて前記縦溝に入る突出部とからなる。そして、前記横方向案内手段は、前記本体に設けられて前記縦溝に続いて前記軸心を中心とする回動方向に沿って延びる横溝と、前記突出部とからなって、前記横溝に前記突出部が入る。
【0011】
また、請求項5に記載の発明に係る連結装置は、請求項4に記載の連結装置において、前記案内部は、可動体に設けられ、前記被案内部は、前記シャフトに設けられた被案内ピンからなる。また、前記回動規制手段は、前記縦溝と前記被案内ピンとからなって、前記縦溝に前記被案内ピンが挿入される。この回動規制手段として、縦方向案内手段を構成する縦溝と、連動機構を構成する被案内ピンを利用することで、連結装置の構造を簡単にすることができる。
【0012】
また、請求項6に記載の発明に係る連結装置は、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の連結装置において、前記シャフトは、その周面に、凹部と、その凹部に対して前記一の方向の側に、前記凹部よりも前記軸心から離れて位置し、かつ、前記凹部から遠ざかるほど前記軸心から離れるように傾斜する作用面とを有する。そこで、前記シャフトが前記解除位置にあるとき、前記シャフトの凹部が前記押圧部材に対向位置して、その押圧部材が、前記筒状部の内側方向に進むことが許容される。そして、前記シャフトが前記連結位置にあるとき、前記シャフトの作用面が前記押圧部材に対向位置して、その押圧部材が、前記作用面に押されて、前記取付孔の内面を押圧する。
【0013】
また、請求項7に記載の発明に係る連結装置は、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の連結装置において、前記本体に対して、前記可動体を、前記取付部材から前記被取付部材に向かう方向に弾性付勢する他の弾性部材を備える。連結装置が、他の弾性部材を備えることで、可動体を第1位置から第2位置へと移動させる際には、他の弾性部材の付勢力に抗して、操作部を押し込む。また、可動体を第3位置から第2位置へと回動させたときは、可動体は、他の弾性部材に付勢されて、第2位置から第1位置へと移動する。
【0014】
また、請求項8に記載の発明に係る連結装置セットは、請求項2ないし5のいずれか1項に記載の連結装置と、前記取付部材に取り付けられて前記シャフトの位置に対応してスイッチが切り替わるセンサーとを備える。ここで、前記一の方向は、前記取付部材から前記被取付部材に向かう方向である。そして、前記センサーは、前記可動体が前記第2位置と前記第3位置との間の少なくとも前記第3位置側に至り、前記弾性部材の付勢と前記連動機構により、前記可動体が前記第3位置へと回動するその回動範囲のいずれかの位置で、前記スイッチが切り替わる。つまり、このスイッチが切り替わると、可動体が第3位置へと回動することが保証され、このスイッチによって、間違いなく取付部材と被取付部材とが連結されること、また、連結されていることを確認することができる。
【発明の効果】
【0015】
この発明に係る連結装置、および連結装置セットによれば、可動体が第1位置にあるとき、可動体の筒状部が、取付部材の取付孔に挿入されていない位置にあることから、連結装置付きの被取付部材を、取付部材上で滑らせて、所定位置に配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】この発明の一実施の形態の、連結装置の斜視図である。
【
図4】同じく、可動体が第1位置にあってシャフトが解除位置にあるときの、連結装置セットを示す斜視図である。
【
図5】
図4において、操作部を二点鎖線で表した斜視図である。
【
図6】
図4において、操作部を取り除き、本体を二点鎖線で表した斜視図である。
【
図7】
図4に示す連結装置セットの、縦断面図である。
【
図8】
図4に示す連結装置セットの、
図7とは90°回した位置の縦断面図である。
【
図9】同じく、可動体が第2位置にあってシャフトが解除位置にあるときの、連結装置セットを示す斜視図である。
【
図10】
図9において、操作部を二点鎖線で表した斜視図である。
【
図11】
図9において、操作部を取り除き、本体を二点鎖線で表した斜視図である。
【
図12】
図9に示す連結装置セットの、縦断面図である。
【
図13】
図9に示す連結装置セットの、
図12とは90°回した位置の縦断面図である。
【
図14】同じく、可動体が第3位置にあってシャフトが連結位置にあるときの、連結装置セットを示す斜視図である。
【
図15】
図14において、操作部を二点鎖線で表した斜視図である。
【
図16】
図14において、操作部を取り除き、本体を二点鎖線で表した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、この発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
【0018】
図1~
図19は、本発明の一実施の形態を示す。図中符号1は、取付部材を示し、この取付部材1は、取付孔1aを有する。2は、被取付部材を示す。3は、センサーを示す。4は、前記取付部材1と前記被取付部材2とを連結する連結装置を示す。5は、前記連結装置4と前記センサー3とを備える連結装置セットを示す。これら連結装置4とか連結装置セット5は、例えば、工場内において、製造装置等の側にある取付部材1に対し、アタッチメント等その他の被取付部材2を着脱可能に取り付けるのに好適に用いられる。
【0019】
連結装置4は、被取付部材2に取り付けられる。この連結装置4は、被取付部材2に固定される本体6と、可動体7と、その可動体7内に挿入されるシャフト8とを備える。可動体7は、手で操作される操作部7aと、本体6内に挿入される筒状部7bとを有する。そして、シャフト8の軸心8aの方向は、取付部材1と被取付部材2との合わせ面1b、2bと直交する方向を向く。
【0020】
ここで、連結装置4は、シャフト8と本体6との間に、シャフト8が、本体6に対し、前記軸心8aを中心に回動しないよう規制する回動規制手段9を備え、シャフト8は、可動体7に対し、前記軸心8aの方向において、一の方向4aの側に位置する解除位置と、その反対の他の方向4bの側に位置する連結位置との間を移動可能である。
【0021】
また、連結装置4は、可動体7と本体6との間に、可動体7を、本体6に対し、前記軸心8aの方向の案内する縦方向案内手段10と、可動体7を、本体6に対し、前記軸心8aを中心とする回動方向に案内する横方向案内手段11とを備えている。そこで、可動体7は、前記縦方向案内手段10により、筒状部7bが取付部材1の取付孔1aに挿入されていない第1位置(
図4~
図8参照)と、筒状部7bが取付孔1aに挿入された第2位置(
図9~
図13)との間を移動し、前記横方向案内手段11により、前記第2位置と、第3位置(
図14~
図18参照)との間を回動する。
【0022】
さらに、連結装置4は、可動体7の回動と、その可動体7に対するシャフト8の前記軸心8aの方向の移動とを連動させる連動機構12を備える。そこで、連動機構12により、可動体7が前記第1位置と前記第2位置を含めてそれらの間にあるとき、シャフト8は、前記解除位置にあり、可動体7が前記第3位置にあるとき、シャフト8は、前記連結位置にある。
【0023】
そして、連結装置4は、筒状部7bの側壁を貫通する横孔7cに挿入される押圧部材14を備える。そこで、シャフト8が前記解除位置にあるとき、押圧部材14が、筒状部7bの内側方向に進むことが許容されて(詳しくは、シャフト8の周面が横孔7cから控えることで、押圧部材14が、筒状部7bの内側方向に進むことが許容されて)、筒状部7bは、取付孔1aに対して出入り可能となっている。そして、シャフト8が前記連結位置にあるとき(つまり、可動体7が前記第3位置にあって、シャフト8が連結位置にあるとき)、押圧部材14が、シャフト8(詳しくは、シャフト8の周面)に押されて、取付孔1aの内面を押圧することにより、筒状部7bは、取付孔1aに対して抜け止めされる。
【0024】
詳細には、連結装置4は、シャフト8を、可動体7に対し、前記他の方向4bに弾性付勢する弾性部材13を備える。そして、可動体7が前記第2位置と前記第3位置との間の少なくとも前記第3位置側に至ると、弾性部材13の付勢と連動機構12により、可動体7は、前記第3位置へと回動するようになっている。すなわち、可動体7は、第3位置へと自動的に回動するようになっている。
【0025】
より詳細には、連動機構12は、可動体7またはシャフト8の一方に設けられた案内部12aと、他方に設けられて案内部12aに案内される被案内部12bとからなり、可動体7に設けられた案内部12aまたは被案内部12bよりも、シャフト8に設けられた被案内部12bまたは案内部12aが、前記一の方向4aの側に位置する。そして、案内部12aは、前記軸心8aを中心とする回動方向に対して傾斜する傾斜部12cを有して、可動体7が前記第2位置と前記第3位置との間の少なくとも前記第3位置側に至ると、弾性部材13の付勢を受けて、シャフト8に設けられた被案内部12bまたは傾斜部12cが、可動体7に設けられた傾斜部12cまたは被案内部12bを押すことで、可動体7は、第3位置へと回動する。すなわち、可動体7は、第3位置へと自動的に回動する。
【0026】
縦方向案内手段10は、本体6に設けられて前記軸心8aの方向に沿って延びる縦溝10aと、可動体7に設けられて前記縦溝10aに入る突出部10bとからなる。横方向案内手段11は、本体6に設けられて縦溝10aに続いて前記軸心8aを中心とする回動方向に沿って延びる横溝11aと、前記突出部10bとからなって、横溝11aに突出部10bが入る。
【0027】
図示実施の形態においては、案内部12aは、可動体7に設けられ、被案内部12bは、シャフト8に設けられた被案内ピン15からなる。そして、前記回動規制手段9は、前記縦溝10aと前記被案内ピン15とからなって、縦溝10aに被案内ピン15が挿入される。
【0028】
また、シャフト8は、その周面に、凹部8bと、その凹部8bに対して前記一の方向4aの側に、凹部8bよりも前記軸心8aから離れて位置し、かつ、凹部8bから遠ざかるほど前記軸心8aから離れるように傾斜する作用面8cとを有する。そこで、シャフト8が解除位置にあるとき、シャフト8の凹部8bが押圧部材14に対向位置して、その押圧部材14が、筒状部7bの内側方向に進むことが許容される。そして、シャフト8が前記連結位置にあるとき、シャフト8の作用面8cが押圧部材14に対向位置して、その押圧部材14が、作用面8cに押されて(詳しくは、作用面8cによって外方へと押しやられ)、取付孔1aの内面を押圧する。
【0029】
また、連結装置4は、本体6に対して、可動体7を、取付部材1から被取付部材2に向かう方向に弾性付勢する他の弾性部材16を備えている。
【0030】
連結装置セット5にあっては、センサー3は、取付部材1に取り付けられる。そして、センサー3は、シャフト8の位置(つまり、軸心8aの方向に動くシャフト8の位置)に対応してスイッチが切り替わる。ここで、前記一の方向4aは、取付部材1から被取付部材2に向かう方向であり、前記他の方向4bは、被取付部材2から取付部材1に向かう方向である。そして、センサー3は、可動体7が前記第2位置と前記第3位置との間の少なくとも前記第3位置側に至り、弾性部材13の付勢と連動機構12により、可動体7が前記第3位置へと回動するその回動範囲のいずれかの位置で、前記スイッチが切り替わる。
【0031】
具体的には、取付部材1は、取付孔1aの内面に、筒状部7bが挿入される奥側ほど径が大きくなる(言い換えれば、被取付部材2側に向かうほど径が小さくなる)テーパー面1cを有し、可動体7が第3位置にあるとき(つまり、シャフト8が連結位置にあるとき)、押圧部材14は、そのテーパー面1cを押圧する。詳細には、取付部材1は、補助孔1dを有する取付部材本体101と、補助孔1dに取付固定されて、内側が取付孔1aとなる筒状の取付補助部材102とを備える。より詳細には、取付補助部材102は、ナット103を用いて補助孔1dに取り付けられる。そして、この取付補助部材102の底壁にセンサー3が取り付けられる。このセンサー3は、アクチュエータ3aを有し、そのアクチュエータ3aを、シャフト8の前記他の方向4bの側の先端で押すことで、センサー3のスイッチが切り替わるようになっている。
【0032】
被取付部材2は、例えば板状に形成されて、取付部材1(詳しくは、取付部材本体101)に重ねられる。この被取付部材2は、被取付孔2cを有し、可動体7の筒状部7bは、この被取付孔2cを通って取付孔1aに挿入される。
【0033】
連結装置4においては、本体6は、全体が筒状に形成される。この本体6は、被取付部材2側に、鍔状に突出する受け部6aを有し、その受け部6aが、被取付部材2における、取付部材1との合わせ面2bとは反対側の面2dに当接する。また、本体6は、被取付孔2cに挿入される位置決め突部6bを有する。そして、本体6は、ボルト等の固着具17により、被取付部材2に固定される。
【0034】
また、本体6の内側は、位置決め突部6bとは反対側(上側)が、第1孔6cとなり、位置決め突部6b側(下側)が、第1孔6cよりも小径に形成された第2孔6dとなり、それら第1孔6cと第2孔6dとの間に段部6eが形成される。そして、本体6は、その側壁を貫通して第1孔6cと外部とを通ずるように、前述の縦溝10aと横溝11aが設けられる。図示実施の形態においては、これら縦溝10aと横溝11aは、二組設けられ、それらは、前記軸心8aを中心とした対称位置に位置する。
【0035】
可動体7は、前述したように、操作部7aと筒状部7bとを備え、これら操作部7aと筒状部7bとは、結合ピン18(図示実施の形態においては、スプリングピン)によって一体化される。詳細には、操作部7aは、キャップ状のノブからなり、本体6の上端部分(受け部6aとは反対側の先端部分)に被せられ、この操作部7aと筒状部7bとの側壁に渡って結合ピン18が打ち込まれる。このとき、結合ピン18は、本体6の縦溝10aあるいは横溝11aを通ることで、その通る部分が、前述の縦方向案内手段10とか横方向案内手段11を構成する突出部10bとなる。操作部7aは、前記軸心8aを中心とする円筒形状を有し、その周面に突出形成された指示部7dが、本体6(詳しくは、受け部6a)に表された表示6fを指し示す。表示6fは、「OFF」および「ON」の文字と、その間の回動を指示する矢印からなる。ここで、「OFF」の位置が、可動体7の第1位置とか第2位置に相当し、「ON」の位置が、可動体7の第3位置に相当する。
【0036】
筒状部7bは、取付部材1から被取付部材2に向かう方向の側の第1筒部7eと、その反対側にあって第1筒部7eよりも小径の第2筒部7fとからなり、第1筒部7eが、本体6の第1孔6cに挿入され、第2筒部7fが、本体6の第2孔6dに挿入される。第1筒部7eは、その先端側に、肉厚となるように外方に突出した突環部7gを有し、その突環部7gと本体6の内側の段部6eとの間に、前記他の弾性部材16となる圧縮コイルスプリングが配置される。そして、第1筒部7eの先端に前述の案内部12aが設けられる。この案内部12aは、前述の傾斜部12cと、シャフト8の軸心8aを中心とする回動方向を向く水平部12dとを有する。そこで、可動体7が、第1位置とか第2位置にあるときは、被案内ピン15は、水平部12d上に位置する(詳しくは、水平部12dに設けられた係合凹部12eに係合する)。
図19は、案内部12aを展開し、その案内部12aと被案内ピン15との相対的な位置関係を、案内部12aに対する被案内ピン15の位置で示す。ここで、符号15aは、可動体7が第1位置と第2位置を含めてそれらの間にあって、シャフト8が解除位置にあるときの被案内ピン15である。符号15bは、可動体7が第2位置と第3位置との間の中間位置にあって、特に、センサー3のスイッチが切り替わるときの被案内ピン15である。また、符号15cは、可動体7が、第3位置にあって、シャフト8が連結位置にあるときの被案内ピン15である。なお、可動体7の第3位置は、被案内ピン15が傾斜部12cに接した状態で、押圧部材14が取付孔1aの内面を押圧しているときと、さらに可動体7を回動して、押圧部材14が取付孔1aの内面を押圧したまま被案内ピン15が傾斜部12cから離れたときを含む。
【0037】
また、第2筒部7fには、前述の横孔7cが設けられる。この横孔7cは、第2筒部7fの周方向に均等に複数設けられて、それぞれの横孔7cに、押圧部材14が挿入される。ここで、押圧部材14は、球状に形成されるが、シャフト8の作用面8cに押されて取付孔1aの内面を押圧することができるものであればよく、その形状は、特に問わない。なお、操作部7a内には、ガイド筒19が、操作部7aの天壁と筒状部7b(詳しくは、第1筒部7e)との間に渡るように設けられており、このガイド筒19によって、可動体7のガタツキを抑えている。
【0038】
シャフト8は、取付部材1から被取付部材2に向かう方向の側の第1軸部8dと、その反対側にあって、第1軸部8dよりも小径の第2軸部8eとからなり、第1軸部8dが、筒状部7bの第1筒部7eに挿入され、第2軸部8eが、筒状部7bの第2筒部7fに挿入される。また、第1軸部8dには、その基端に(つまり、第2筒部7fとの境界部分に)、鍔状に突出形成されたばね受け部8fが設けられている。一方、筒状部7b(詳しくは、第1筒部7e)の内側には、止め輪20で支持されたワッシャ21が配置されており、このワッシャ21と前記ばね受け部8fとの間に、前述の弾性部材13となる圧縮コイルスプリングが配置される。
【0039】
また、シャフト8は、第1軸部8dの先端部分に、横方向に貫通する孔8gがあけられ、その孔8gに被案内ピン15が挿入される。そこで、その被案内ピン15の、孔8gから突出した部分が、可動体7(詳しくは、筒状部7b)の案内部12aに係合し、また、本体6の縦溝10aに挿入される。そして、シャフト8は、第2軸部8eの先端部分に、前述の凹部8bと作用面8cが設けられる。
【0040】
次に、以上の構成からなる連結装置4、および連結装置セット5の作用効果について説明する。連結装置4は、本体6が被取付部材2に固定されることで、被取付部材2に取り付けられる。そして、可動体7が第1位置(
図4~
図8参照)にあるとき、可動体7の筒状部7bが、取付部材1の取付孔1aに挿入されていない位置にあることから、連結装置付きの被取付部材2を、取付部材1上で滑らせて、筒状部7bを、取付部材1の取付孔1aと対向位置させることができる(つまり、連結装置付きの被取付部材2を、取付部材1上の所定位置に配置することができる)。そこで、操作部7a(可動体7)を押し込んで、可動体7を第2位置(
図9~
図13参照)にすることで、筒状部7b(詳しくは、第2筒部7f)が、取付孔1aに入る。この間、シャフト8は、解除位置にあって、筒状部7bは、取付孔1aに対し出入り可能となっている。その後、操作部7aを回動操作して(図示実施の形態においては、時計回りに回動操作して)、可動体7を第2位置から第3位置(
図14~
図18参照)に回動させると、連動機構12により、シャフト8は、解除位置から連結位置に移動し、シャフト8(詳しくは、作用面8c)に押された押圧部材14が、取付孔1aの内面(詳しくは、テーパー面1c)を押圧し、筒状部7b、ひいては可動体7は、取付孔1aに対して抜け止めされ、取付部材1と被取付部材2とが連結される。ここで、可動体7が第2位置と第3位置との間の少なくとも第3位置側に至ると、弾性部材13の付勢と連動機構12により、可動体7が第3位置へと回動するようになっていることから、この間で、手を操作部7aから離したとしても、可動体7は、第3位置へと回動し、取付部材1と被取付部材2とは、確実に連結される。反対に、連結を解除する場合は、操作部7aを反対に回動操作して(図示実施の形態においては、反時計回りに回動操作して)、可動体7を第3位置から第2位置に回動させることで、シャフト8は、連結位置から解除位置に移動し、これによって、取付部材1と被取付部材2との連結が解除される。
【0041】
また、本体6の縦溝10aに、シャフト8に設けられた被案内ピン15が挿入されることで、シャフト8は、本体6に対し、軸心8aを中心に回動しないように規制される。つまり、回動規制手段9として、縦方向案内手段10を構成する縦溝10aと、連動機構12を構成する被案内ピン15を利用することで、連結装置4の構造を簡単にすることができる。
【0042】
また、連結装置4は、本体6に対して、可動体7を、取付部材1から被取付部材2に向かう方向に弾性付勢する他の弾性部材16を備えている。このため、可動体7を第1位置から第2位置へと移動させる際には、他の弾性部材16の付勢力に抗して、操作部7a(つまり、可動体7)を押し込むこととなる。そして、可動体7を第3位置から第2位置へと回動させたときは、可動体7は、他の弾性部材16に付勢されて、第2位置から第1位置へと移動する。
【0043】
また、センサー3は、可動体7が第2位置と第3位置との間の少なくとも第3位置側に至り、弾性部材13の付勢と連動機構12により、可動体7が第3位置へと回動するその回動範囲のいずれかの位置で、軸心8aの方向に動くシャフト8の位置に対応して(図示実施の形態においては、シャフト8の先端に押されて)、スイッチが切り替わるようになっている。つまり、このスイッチが切り替わると、可動体7が第3位置へと回動することが保証され、このスイッチによって、間違いなく取付部材1と被取付部材2とが連結されること、また、連結されていることを確認することができる。ここで、スイッチの切り替えを示す表示方法としては、例えば、スイッチの切り替えによって、ランプを点灯させたり、あるいは、消灯させたり、また、スイッチの切り替えによって、点灯するランプの色を変えたりしてもよく、また、ランプに限らずその表示方法は特に限定されない。
【0044】
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、取付部材1における取付孔1aの内面は、押圧部材14が押圧する部分がテーパー面1cとなっているが、このテーパー面1cは無くてもよい。また、取付孔1aの径を、段状に変化させて奥側を大径とし、その角部に、押圧部材14を当てるようにしてもよい。
【0045】
また、連結装置4は、他の弾性部材16を備え、他の弾性部材16は、本体6に対して、可動体7を、取付部材1から被取付部材2に向かう方向に弾性付勢するが、反対に、被取付部材2から取付部材1に向かう方向に弾性付勢してもよい。また、他の弾性部材16は、無くてもよい。
【0046】
また、案内部12aは、傾斜部12cと水平部12dとを有するが、水平部12dを無くして全体を傾斜部12cとしてもよい。
【0047】
また、連結装置セット5では、連結装置4における一の方向4aを、取付部材1から被取付部材2に向かう方向としたが、センサー3を用いない場合は、一の方向4aを、被取付部材2から取付部材1に向かう方向としてもよい。
【符号の説明】
【0048】
1 取付部材
1a 取付孔
1b 合わせ面
2 被取付部材
2b 合わせ面
3 センサー
4 連結装置
4a 一の方向
4b 他の方向
5 連結装置セット
6 本体
7 可動体
7a 操作部
7b 筒状部
7c 横孔
8 シャフト
8a 軸心
8b 凹部
8c 作用面
9 回動規制手段
10 縦方向案内手段
10a 縦溝
10b 突出部
11 横方向案内手段
11a 横溝
12 連動機構
12a 案内部
12b 被案内部
12c 傾斜部
13 弾性部材
14 押圧部材
15 被案内ピン
16 他の弾性部材