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特開2024-1556383社以上の鉄道会社線の各列車が、その中の1社の鉄道会社線の駅への乗り入れをコンピューターによって同時並行並列に制御する事によりその運行を可能とし且つダイヤを最適化させ得る総合鉄道運行管理システム。
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  • 特開-3社以上の鉄道会社線の各列車が、その中の1社の鉄道会社線の駅への乗り入れをコンピューターによって同時並行並列に制御する事によりその運行を可能とし且つダイヤを最適化させ得る総合鉄道運行管理システム。 図1
  • 特開-3社以上の鉄道会社線の各列車が、その中の1社の鉄道会社線の駅への乗り入れをコンピューターによって同時並行並列に制御する事によりその運行を可能とし且つダイヤを最適化させ得る総合鉄道運行管理システム。 図2
  • 特開-3社以上の鉄道会社線の各列車が、その中の1社の鉄道会社線の駅への乗り入れをコンピューターによって同時並行並列に制御する事によりその運行を可能とし且つダイヤを最適化させ得る総合鉄道運行管理システム。 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024155638
(43)【公開日】2024-10-31
(54)【発明の名称】3社以上の鉄道会社線の各列車が、その中の1社の鉄道会社線の駅への乗り入れをコンピューターによって同時並行並列に制御する事によりその運行を可能とし且つダイヤを最適化させ得る総合鉄道運行管理システム。
(51)【国際特許分類】
   B61L 27/30 20220101AFI20241024BHJP
【FI】
B61L27/30
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2023077491
(22)【出願日】2023-04-19
(71)【出願人】
【識別番号】523164676
【氏名又は名称】佐用 吉広
(72)【発明者】
【氏名】佐用 吉広
【テーマコード(参考)】
5H161
【Fターム(参考)】
5H161AA01
5H161JJ28
5H161JJ31
(57)【要約】      (修正有)
【課題】現在3社以上の鉄道会社線の各列車がその中の1社の鉄道会社線へ同時に並行並列に乗り入れる形態が存在しないため、これを可能とするコンピューターによる同時平行並列制御総合最適化鉄道運行管理システムを提供する。
【解決手段】現在各鉄道会社が現在使用している運行システムの他、後付け互換処理機器システム等、4G、5G或いは6G以降の次世代移動通信システム、人工知能、人工衛星等などの様々な異なる情報源から得られる運行に関する情報を一元的に同時平行並列制御を可能とする運行管理処理能力を有し且つ総合的にダイヤの最適化を図り得る鉄道運行管理が可能となるコンピューターシステムである。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
3社以上の鉄道会社線が、その中の1社の鉄道会社線の駅への乗り入れを可能とするコンピューターによる同時並行並列制御総合最適化鉄道運行管理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
3社以上の鉄道会社がそれぞれで現在使用している運行システム、後付け互換処理機器システム等、4G、5G或いは6G以降の次世代移動通信システム、人工知能、人工衛星等などの様々な異なる手段から得られる運行に関する情報を一元的に処理を可能とし、結果として同時に並行並列に走行している各列車を制御する運行管理処理能力を有し同時平行並列制御総合最適化鉄道運行管理を可能とするコンピューターシステム。
【背景技術】
【0002】
従来の他の鉄道会社線へ乗り入れる運行管理システムは直列もしくは途中から接続している2社間において結果としてそれまでの運行情報の引継ぎを可能とする様々なシステムにより運行を管理している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
現在3社以上の鉄道会社線の各列車がその中の1社の鉄道会社線へ同時に並行並列に乗り入れる形態が存在しないため、これを可能とするコンピューターによる同時平行並列制御総合最適化鉄道運行管理システム。
【課題を解決するための手段】
【0004】
現在各鉄道会社が現在使用している運行システムの他、後付け互換処理機器システム等、4G、5G或いは6G以降の次世代移動通信システム、人工知能、人工衛星等などの様々な異なる情報源から得られる運行に関する情報を一元的に同時平行並列制御を可能とする運行管理処理能力を有し且つ総合的にダイヤの最適化を図り得る鉄道運行管理を可能とするコンピューターシステム。
【発明の効果】
【0005】
現在3社以上の各鉄道会社が運行する観光地等へ向かう特別列車等は従来の乗り入れ形態は図1及び図2の運行形態により自社線内の駅に限らず他社線内の駅を始発駅又は終着駅とすることが可能となっているが、発明の効果により3社以上の各鉄道会社の中の1社の線内にあるひとつの駅を3社以上の各鉄道会社が運行する観光地等へ向かう全ての特別列車等の始発駅及び終着駅とする事が可能となり現在の観光地等目的地別による始発駅及び終着駅の違いを解消する事が可能となり、大幅な利便性の向上が得られる他、各私鉄鉄道会社線の企業活動等での移動や観光地訪問等への移動の際に各私鉄鉄道会社線の始発駅であり且つ終着駅への東京23区内での短距離移動を不要とする事により特定区間の混雑の緩和を図る事が可能となる他、発着駅に於ける企業活動等での移動者と観光地等への移動者との動線の分離整理等も可能となり右往左往する事なくそれぞれの目的の列車発着番線への移動を容易にする事を可能にする他、始発駅及び終着駅の集約化を図る事を可能とし、組織図に例えるならばピラミッド型やフラット型のような路線形態に於ける状態での運行を可能とするために組まれたダイヤ編成を同時平行並列に制御し総合的に最適化を図り得る鉄道運行管理を可能とするのがこのコンピュータによるシステムである。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】 従来の直列に乗り入れる形態を示し会社線2の駅2bを始発駅とする会社線1の下り列車1a及び会社線2の駅2bを終着駅とする会社線1の上り列車1bと会社線2の駅2bを始発駅とする会社線3の下り列車3b及び会社線2の駅2bを終着駅とする上り列車3aを示す。
図2】 従来の途中から乗り入れる形態を示し、会社線4の駅4cを始発駅とする会社線5の下り列車5a及び会社線4の駅4cを終着駅とする会社線5の上り列車5bと、会社線4の駅4cを始発駅とする会社線6の下り列車6b及び会社線4の駅4cを終着駅とする会社線6の上り列車6aを示す。
図3】 従来の図1に示した直列乗り入れ形態ではなくまた従来の図2に示した途中乗り入れ形態でもない3社以上の各鉄道会社線がその中の1社の鉄道会社線へ並行並列列車ダイヤにより乗り入れた場合の形態を示し、会社線7の駅7cを始発駅とする会社線7の駅7a方面の下り列車7gと会社線7の駅7cを終着駅とする会社線7の駅7a方面からの上り列車7h及び会社線7の駅7cを始発駅とする会社線7の駅7e方面の下り列車7iと会社線7の駅7cを終着駅とする会社線7の駅7e方面からの上り列車7j及び会社線7の駅7cを始発駅とする会社線8の駅8c方面の下り列車8aと会社線7の駅7cを終着駅とする会社線8の駅8c方面からの上り列車8b及び会社線7の駅7cを始発駅とする会社線9の駅9c方面の下り列車9aと会社線7の駅7cを終着駅とする会社線9の駅9c方面からの上り列車9b及び会社線7の駅7cを始発駅とする会社線10の駅10f方面の下り列車10kと会社線7の駅7cを終着駅とする会社線10の駅10f方面からの上り列車10lが相互に会社線7の駅7cへ乗り入れる形態を示す。
【発明を実施するための形態】
【0007】
図3に於いて会社線7の駅7cを始発駅とする駅7a方面の下り列車7gと会社線7の駅7cを終着駅とする駅7a方面からの上り列車7h、会社線7の駅7cを始発駅とする会社線7の駅7e方面の下り列車7iと会社線7の駅7cを終着駅とする駅7e方面からの上り列車7jが始発駅及び終着駅である駅7cに於いて乗客の乗降や車両点検、車内清掃などを済ませるためのホーム滞在時間を確保可能な時間間隔で発車時刻及び到着時間を決めるダイヤを編成し維持することに加え、会社線8の会社線7の駅7cを始発駅とする会社線8の駅8c方面の下り列車8aと会社線7の駅7cを終着駅とする会社線8の駅8c方面からの上り列車8bが始発駅及び終着駅である会社線7の駅7cに於いて乗客の乗降や車両点検、車内清掃などを済ませるために会社線7の列車である7g、7h、7i、7jと同じホーム等で重複停車しないホーム滞在時間を確保可能な時間間隔で発車時刻及び到着時刻を決めるダイヤを編成し維持することに加え、会社線9の会社線7の駅7cを始発駅とする会社線9の駅9c方面の下り列車9aと会社線7の駅7cを終着駅とする会社線9の駅9c方面からの上り列車9bが始発駅及び終着駅である会社線7の駅7cに於いて乗客の乗降や車両点検、車内清掃などを済ませるため会社線7の列車である7g、7h、7i、7j及び会社線8の列車である8a、8bと同じホーム等で重複停車しないホーム滞在時間を確保可能な時間間隔で発車時刻及び到着時刻を決める列車ダイヤを編成し維持することに加え、会社線7の駅7cを始発駅とする会社線10の駅10f方面の下り列車10kと会社線7の駅7cを終着駅とする会社線10の駅10f方面からの上り列車10lが始発駅及び終着駅である会社線7の駅7cに於いて乗客の乗降や車両点検、車内清掃などを済ませるために会社線7の列車である7g、7h、7i、7j及び会社線8の列車である8a、8bと、会社線9の列車である9a、9bと同じホーム等で重複停車しないホーム滞在時間を確保可能な時間間隔で発車時刻及び到着時刻を決める列車ダイヤを編成し維持することに加え、会社線7、会社線8、会社線9及び会社線10の各会社線内を走行しているすべての列車の一部に何らかの原因により遅れを生ずる事となった場合に乗客の乗降や車両点検、車内清掃などをを済ませるためのホーム滞在時間の短縮や延長、会社線7の駅7cに隣接する駅7bや7dなどへの停車措置や停車時間の計算など他の列車への影響を最小限にする為のダイヤを組み直し且つ編成をし正常なダイヤに戻すために走行中あるいは停車中の各列車の運行に関する得られた情報から正常なダイヤに戻すオペレーションを制御しコントロールする事を可能とするコンピューターシステム。
【産業上の利用可能性】
【0008】
戦前戦後から首都圏の各私鉄鉄道会社は、当時山手線が全線開通していない頃から現在の山手線の駅への接続を計画していたが、当時東京市のモンロー主義政策等により東京市内での路線敷設が自由に出来なかった等の影響により山手線の希望する駅への接続が叶わなかった他、接続が可能となった私鉄鉄道会社も延伸路線の地域方面の違いからそれぞれの都合による山手線各駅に発着駅を構えざるを得なくなった歴史がある中で、その後の東京メトロ等との相互乗り入れなどの実現により、乗り換えが必要となるも各私鉄鉄道会社は山手線の各駅へ接続する事が可能となったが、目的地別による発着駅の違いから他社会社線を経由しての乗り換えが必要と云う利便性に欠ける問題が残っている現状を、この特許を利用する事により解決する事が出来ると云う産業上の利用可能性を限りなく高める事を可能とする特許であり、また古くは新幹線の特許取得にあたり個々別々で経験を踏まえた中で順次申請する方法を取ってきた事により取得後に僅かに躱した新たな特許申請を中国に多々申請され、先行特許が殆ど意味を成さなくなった実態を踏まえ、結果を得るプロセスを特許として含み網羅する方法である車輛での特許を申請しているリニアモーターカー及びその関連特許の申請方式の方法に準ずる形での申請とした。
【符号の説明】
【0009】
図1
1 会社線1
1a 会社線1の会社線2の駅2bを始発駅とする会社線2の駅2a方面の下り列車
1b 会社線1の会社線2の駅2bを終着駅とする会社線2の駅2a方面からの上り列車
2 会社線2
2a 会社線2の駅
2b 会社線2の駅
2c 会社線2の駅
3 会社線3
3a 会社線3の会社線2の駅2bを終着駅とする会社線2の駅2c方面からの上り列車
3b 会社線3の会社線2の駅2bを始発駅とする会社線2の駅2c方面の下り列車
図2
4 会社線4
4a 会社線4の駅
4b 会社線4の駅
4c 会社線4の駅
4d 会社線4の駅
4e 会社線4の駅
5 会社線5
5a 会社線5の会社線4の駅4cを始発駅とする下り列車
5b 会社線5の会社線4の駅4cを終着駅とする上り列車
6 会社線6
6a 会社線6の会社線4の駅4cを終着駅とする上り列車
6b 会社線6の会社線4の駅4cを始発駅とする下り列車
図3
7 会社線7
7a 会社線7の駅
7b 会社線7の駅
7c 会社線7の駅
7d 会社線7の駅
7e 会社線7の駅
7g 会社線7の駅7cを始発駅とする会社線7の駅7a方面の下り列車
7h 会社線7の駅7cを終着駅とする会社線7の駅7a方面からの上り列車
7i 会社線7の駅7cを始発駅とする会社線7の駅7e方面の下り列車
7j 会社線7の駅7cを終着駅とする会社線7の駅7e方面からの上り列車
8 会社線8
8a 会社線7の駅7cを始発駅とする会社線8の駅8c方面の下り列車
8b 会社線7の駅7cを終着駅とする会社線8の駅8c方面からの上り列車
8c 会社線8の駅
9 会社線9
9a 会社線7の駅7cを始発駅とする会社線9の駅9c方面の下り列車
9b 会社線7の駅7cを終着駅とする会社線9の駅9c方面からの上り列車
9c 会社線9の駅
10 会社線10
10f 会社線10の駅
10k 会社線7の駅7cを始発駅とする会社線会社線10の駅10f方面の下り列車
10l 会社線7の駅7cを終着駅とする会社線10の駅10f方面からの上り列車
図1
図2
図3