(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024156291
(43)【公開日】2024-11-06
(54)【発明の名称】フィーダ及び部品実装装置
(51)【国際特許分類】
H05K 13/02 20060101AFI20241029BHJP
【FI】
H05K13/02 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】11
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023070635
(22)【出願日】2023-04-24
(71)【出願人】
【識別番号】000003399
【氏名又は名称】JUKI株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ファム・スアン・ハン
【テーマコード(参考)】
5E353
【Fターム(参考)】
5E353BB05
5E353GG01
5E353HH11
5E353HH29
5E353HH41
5E353JJ21
5E353JJ48
5E353NN02
5E353NN03
5E353QQ12
(57)【要約】
【課題】アキシャル部品のリードの成形幅を簡単に精度良く調整すること。
【解決手段】フィーダは、アキシャル部品のリードを成形する一対の成形部材と、回転力が入力される入力部材を有し、入力部材の回転により、一対の成形部材が相互に接近又は離隔するように、一対の成形部材を所定方向に移動させる調整機構と、を備える。
【選択図】
図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
アキシャル部品のリードを成形する一対の成形部材と、
回転力が入力される入力部材を有し、前記入力部材の回転により、一対の前記成形部材が相互に接近又は離隔するように、一対の前記成形部材を所定方向に移動させる調整機構と、を備える、
フィーダ。
【請求項2】
前記成形部材は、前記リードを切断するカット部材と、前記リードを屈曲させるフォーミング部材とを含む、
請求項1に記載のフィーダ。
【請求項3】
一対の前記成形部材は、基準位置の両側に配置され、
前記調整機構は、一対の前記成形部材が前記基準位置から同じ距離だけ離れるように、一対の前記成形部材のそれぞれを同時に移動させる、
請求項1に記載のフィーダ。
【請求項4】
前記入力部材は、逆ねじの関係の一対のねじ部を有し、
前記調整機構は、一対の前記成形部材のそれぞれに接続され、一対の前記ねじ部のそれぞれの周囲に配置される一対のナットを有する、
請求項3に記載のフィーダ。
【請求項5】
カラーを介して前記入力部材を回転可能に支持する壁部材を備える、
請求項4に記載のフィーダ。
【請求項6】
前記調整機構は、前記成形部材を所定方向にガイドするガイドシャフトを有する、
請求項1に記載のフィーダ。
【請求項7】
前記調整機構は、一対の前記成形部材のそれぞれに接続され、前記ガイドシャフトに沿って移動する一対のボールスライドを有する、
請求項6に記載のフィーダ。
【請求項8】
前記ガイドシャフトは、一対の前記ボールスライドの間に配置されるピンを有する、
請求項7に記載のフィーダ。
【請求項9】
前記入力部材は、前記回転力の入力により前記所定方向と直交する方向へ移動し、
前記調整機構は、一対の前記成形部材のそれぞれに接続され、前記入力部材の移動により一対の前記成形部材を所定方向に移動させる一対のカムを含む、
請求項3に記載のフィーダ。
【請求項10】
前記入力部材は、回転ギヤを含み、
前記調整機構は、一対の前記成形部材のそれぞれに接続され、前記回転ギヤの回転より、一対の前記成形部材を所定方向に移動させる一対のリニアギヤを含む、
請求項3に記載のフィーダ。
【請求項11】
請求項1に記載のフィーダと、
前記フィーダにより供給されたアキシャル部品を基板に実装する実装ヘッドと、を備える、
部品実装装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、フィーダ及び部品実装装置に関する。
【背景技術】
【0002】
フィーダに係る技術分野において、特許文献1に開示されているようなリード成形装置、及び特許文献2に開示されているような屈曲装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平05-198990号公報
【特許文献2】国際公開第2016/067407号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
フィーダは、アキシャル部品のリードを成形する一対の成形部材を有する。一対の成形部材の距離を示す成形幅を簡単に精度良く調整できる技術が要望される。
【0005】
本明細書で開示する技術は、アキシャル部品のリードの成形幅を簡単に精度良く調整することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、フィーダを開示する。フィーダは、アキシャル部品のリードを成形する一対の成形部材と、回転力が入力される入力部材と、入力部材の回転により、一対の成形部材が相互に接近又は離隔するように、一対の成形部材を所定方向に移動させる調整機構と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本明細書で開示する技術によれば、アキシャル部品のリードの成形幅を簡単に精度良く調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】
図1は、第1実施形態に係る部品実装装置を模式的に示す平面図である。
【
図2】
図2は、第1実施形態に係るフィーダを示す後方からの斜視図である。
【
図3】
図3は、第1実施形態に係るフィーダを示す前方からの斜視図である。
【
図4】
図4は、第1実施形態に係るフィーダを示す前方からの分解斜視図である。
【
図5】
図5は、第1実施形態に係る成形ユニットを示す後方からの斜視図である。
【
図6】
図6は、第1実施形態に係る成形ユニットを示す前方からの斜視図である。
【
図7】
図7は、第1実施形態に係る成形ユニットを示す上面図である。
【
図8】
図8は、第1実施形態に係る成形ユニットを示す正面図である。
【
図9】
図9は、第1実施形態に係る成形ユニットを示す左側面図である。
【
図10】
図10は、第1実施形態に係るカット部材、フォーミング部材、及び調整機構を示す前方からの斜視図である。
【
図11】
図11は、第1実施形態に係るカット部材、フォーミング部材、及び調整機構を示す上面図である。
【
図12】
図12は、第1実施形態に係るカット部材、フォーミング部材、及び調整機構を示す正面図である。
【
図13】
図13は、第1実施形態に係るカット部材、フォーミング部材、及び調整機構を示す左側面図である。
【
図14】
図14は、第1実施形態に係るカット部材、フォーミング部材、及び調整機構を示す前方からの分解斜視図である。
【
図15】
図15は、第1実施形態に係る壁部材及び調整機構の一部を示す前方からの斜視図である。
【
図16】
図16は、第1実施形態に係る壁部材及び調整機構の一部を示す正面図である。
【
図17】
図17は、第1実施形態に係る壁部材及び調整機構の一部を示す前方からの分解斜視図である。
【
図18】
図18は、第1実施形態に係るガイドシャフト及びボールスライドを示す図である。
【
図19】
図19は、第1実施形態に係る入力部材を示す図である。
【
図20】
図20は、第2実施形態に係る成形ユニットを模式的に示す図である。
【
図21】
図21は、第3実施形態に係る成形ユニットを模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本開示は実施形態に限定されない。以下で説明する実施形態の構成要素は、適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
【0010】
実施形態において、「左」、「右」、「前」、「後」、「上」、及び「下」の用語を用いて各部の位置関係について説明する。これらの用語は、フィーダ又は部品実装装置の中心を基準とした相対位置又は方向を示す。左右方向と前後方向と上下方向とは直交する。
【0011】
[第1実施形態]
第1実施形態について説明する。
【0012】
<部品実装装置>
図1は、本実施形態に係る部品実装装置1を模式的に示す平面図である。
図1に示すように、部品実装装置1は、部品供給装置2と、基板支持装置3と、実装ヘッド4と、ヘッド移動装置6とを備える。
【0013】
部品供給装置2は、部品を供給位置SPに供給する。部品供給装置2は、複数のフィーダ10を含む。
【0014】
基板支持装置3は、実装位置MPにおいて基板Pを支持する。基板支持装置3は、基板Pを実装位置MPに搬送する基板搬送装置と、実装位置MPに搬送された基板Pを支持する基板支持部材とを含む。基板搬送装置は、基板Pを左右方向に搬送するコンベアと、基板Pを左右方向にガイドするガイド部材とを含む。
【0015】
実装ヘッド4は、複数のノズル7を支持する。実装ヘッド4は、ノズル7に保持された部品を基板Pに実装する。実装ヘッド4は、供給位置SPと実装位置MPとを移動可能である。実装ヘッド4は、供給位置SPに移動して、部品供給装置2から供給された部品をノズル7で保持した後、実装位置MPに移動して、基板支持装置3に支持されている基板Pに実装する。
【0016】
ノズル7は、部品を解放可能に保持する。ノズル7は、実装ヘッド4に昇降可能に支持される。ノズル7は、部品を吸着する吸着ノズルである。ノズル7の先端部に開口が設けられる。ノズル7の開口は、真空システムと接続される。ノズル7の先端部と部品とが接触した状態で、ノズル7の開口からの吸引動作が実行されることにより、ノズル7の先端部に部品が吸着保持される。ノズル7の開口からの吸引動作が解除されることにより、ノズル7から部品が解放される。なお、ノズル7は、部品を掴むグリッパでもよい。
【0017】
ヘッド移動装置6は、実装ヘッド4を左右方向及び前後方向のそれぞれに移動する。ヘッド移動装置6は、実装ヘッド4を左右方向に移動する第1軸移動装置6Xと、実装ヘッド4を前後方向に移動する第2軸移動装置6Yとを有する。第1軸移動装置6X及び第2軸移動装置6Yのそれぞれは、アクチュエータを含む。第1軸移動装置6Xは、実装ヘッド4に連結される。第1軸移動装置6Xが駆動することにより、実装ヘッド4が左右方向に移動する。第2軸移動装置6Yは、第1軸移動装置6Xを介して実装ヘッド4に連結される。第2軸移動装置6Yが駆動することにより、第1軸移動装置6Xが前後方向に移動する。第1軸移動装置6Xが前後方向に移動することにより、実装ヘッド4が前後方向に移動する。
【0018】
ノズル7は、上下方向に移動可能に実装ヘッド4に支持される。ノズル7は、上下方向に平行な上下軸を中心とする回転方向に回転可能に実装ヘッド4に支持される。実装ヘッド4が左右方向及び前後方向に移動することにより、ノズル7は、実装ヘッド4と一緒に左右方向及び前後方向に移動する。すなわち、ノズル7は、左右方向、前後方向、上下方向、及び回転方向の4つの方向に移動可能である。ノズル7が移動することにより、ノズル7に保持されている部品も、左右方向、前後方向、上下方向、及び回転方向の4つの方向に移動可能である。
【0019】
<フィーダ>
図2は、本実施形態に係るフィーダ10を示す後方からの斜視図である。
図3は、本実施形態に係るフィーダ10を示す前方からの斜視図である。
図4は、本実施形態に係るフィーダ10を示す前方からの分解斜視図である。フィーダ10は、アキシャル部品を供給位置SPに供給する。フィーダ10は、アキシャル部品のリードを成形する機能を有する。リードを成形する機能は、リードを切断する機能及びリードを屈曲させる機能を含む。フィーダ10は、成形後のリードを有するアキシャル部品を供給位置SPに供給する。
【0020】
フィーダ10は、部品収容部11と、部品搬送部12と、成形ユニット20とを有する。部品収容部11は、成形前のリードを有するアキシャル部品を収容する。部品搬送部12は、部品収容部11から成形ユニット20にアキシャル部品を搬送する。成形ユニット20は、アキシャル部品のリードを成形する。リードを成形することは、リードを切断すること及びリードを屈曲させることを含む。成形ユニット20において成形後のリードを有するアキシャル部品が実装ヘッド4に供給される。実装ヘッド4は、フィーダ10により供給されたアキシャル部品を基板Pに実装する。
【0021】
本実施形態において、フィーダ10は、第1プレート13と、第2プレート14と、第3プレート15と、第4プレート16とを有する。第1プレート13の少なくとも一部は、部品搬送部12の左方に配置される。第1プレート13の少なくとも一部は、成形ユニット20の左方に配置される。第2プレート14の少なくとも一部は、部品搬送部12の右方に配置される。第2プレート14の少なくとも一部は、成形ユニット20の右方に配置される。第3プレート15の少なくとも一部は、成形ユニット20の上方に配置される。第4プレート16の少なくとも一部は、成形ユニット20の前方に配置される。
【0022】
<成形ユニット>
図5は、本実施形態に係る成形ユニット20を示す後方からの斜視図である。
図6は、本実施形態に係る成形ユニット20を示す前方からの斜視図である。
図7は、本実施形態に係る成形ユニット20を示す上面図である。
図8は、本実施形態に係る成形ユニット20を示す正面図である。
図9は、本実施形態に係る成形ユニット20を示す左側面図である。
【0023】
成形ユニット20は、アキシャル部品のリードを成形する一対の成形部材を有する。リードを成形することは、リードを切断すること及びリードを屈曲させることを含む。成形ユニット20は、アキシャル部品のリードを成形する一対の成形部材として、リードを切断する一対のカット部材50と、リードを屈曲される一対のフォーミング部材60とを有する。
【0024】
図8に示すように、成形ユニット20に基準位置CLが規定される。基準位置CLは、左右方向における成形ユニット20の中心位置である。一対の成形部材は、基準位置CLの左右両側に配置される。一対のカット部材50は、基準位置CLの左右両側に配置される。一対のフォーミング部材60は、基準位置CLの左右両側に配置される。一方のカット部材50は、基準位置CLよりも左側に配置され、他方のカット部材50は、基準位置CLよりも右側に配置される。一方のフォーミング部材60は、基準位置CLよりも左側に配置され、他方のフォーミング部材60は、基準位置CLよりも右側に配置される。
【0025】
以下の説明において、基準位置CLよりも左側に配置されるカット部材50を適宜、左側のカット部材50、と称し、基準位置CLよりも右側に配置されるカット部材50を適宜、右側のカット部材50、と称する。基準位置CLよりも左側に配置されるフォーミング部材60を適宜、左側のフォーミング部材60、と称し、基準位置CLよりも右側に配置されるフォーミング部材60を適宜、右側のフォーミング部材60、と称する。
【0026】
カット部材50は、基準位置CLに対してフォーミング部材60よりも外側に配置される。左側のカット部材50は、左側のフォーミング部材60よりも左方に配置される。右側のカット部材50は、右側のフォーミング部材60よりも右方に配置される。
【0027】
成形ユニット20は、一対の成形部材が相互に接近又は離隔するように、一対の成形部材を左右方向に移動させる調整機構100を有する。調整機構100は、一対の成形部材が基準位置CLから同じ距離だけ離れるように、一対の成形部材のそれぞれを同時に移動させる。調整機構100は、一対の成形部材のそれぞれを左右方向に移動させて、一対の成形部材の距離を示す成形幅を調整する。成形幅は、一対のカット部材50の距離を示すカット幅Wcと、一対のフォーミング部材60の距離を示すフォーミング幅Wfと、を含む。
【0028】
調整機構100は、一対のカット部材50のそれぞれを左右方向に移動させてカット幅Wcを調整する調整機構100Aと、一対のフォーミング部材60のそれぞれを左右方向に移動させてフォーミング幅Wfを調整する調整機構100Bとを含む。
【0029】
調整機構100は、回転力が入力される入力部材39を有する。調整機構100は、入力部材39の回転により、一対の成形部材が相互に接近又は離隔するように、一対の成形部材を左右方向に移動させる。調整機構100は、入力部材39の回転により、一対の成形部材が基準位置CLから同じ距離だけ離れるように、一対の成形部材のそれぞれを同時に移動させる。
【0030】
入力部材39は、2つ設けられる。入力部材39は、調整機構100Aを作動させるための回転力が入力される入力部材39Aと、調整機構100Bを作動させるための回転力が入力される入力部材39Bとを含む。調整機構100Aは、入力部材39Aの回転によりカット幅Wcを調整する。調整機構100Bは、入力部材39Bの回転によりフォーミング幅Wfを調整する。
【0031】
また、調整機構100は、成形部材を左右方向にガイドするガイドシャフト33と、ガイドシャフト33に沿って移動する一対のボールスライド34とを有する。一対のボールスライド34は、一対の成形部材のそれぞれに連結される。ガイドシャフト33は、4つ設けられる。ガイドシャフト33は、カット部材50を左右方向にガイドするガイドシャフト33Aと、フォーミング部材60を左右方向にガイドするガイドシャフト33Bとを含む。
【0032】
成形ユニット20は、調整機構100を支持する一対の壁部材21を備える。壁部材21は、少なくともガイドシャフト33及び入力部材39を支持する。一対の壁部材21は、基準位置CLの左右両側に配置される。以下の説明において、基準位置CLよりも左側に配置される壁部材21を適宜、左側の壁部材21、と称し、基準位置CLよりも右側に配置される壁部材21を適宜、右側の壁部材21、と称する。
【0033】
図10は、本実施形態に係るカット部材50、フォーミング部材60、及び調整機構100を示す前方からの斜視図である。
図11は、本実施形態に係るカット部材50、フォーミング部材60、及び調整機構100を示す上面図である。
図12は、本実施形態に係るカット部材50、フォーミング部材60、及び調整機構100を示す正面図である。
図13は、本実施形態に係るカット部材50、フォーミング部材60、及び調整機構100を示す左側面図である。
図14は、本実施形態に係るカット部材50、フォーミング部材60、及び調整機構100を示す前方からの分解斜視図である。
図15は、本実施形態に係る壁部材21及び調整機構100の一部を示す前方からの斜視図である。
図16は、本実施形態に係る壁部材21及び調整機構100の一部を示す正面図である。
図17は、本実施形態に係る壁部材21及び調整機構100の一部を示す前方からの分解斜視図である。
図18は、本実施形態に係るガイドシャフト33及びボールスライド34を示す図である。
図19は、本実施形態に係る入力部材39を示す図である。
【0034】
成形ユニット20は、壁部材21の前部及び上部を覆うカバー部材22と、カバー部材22の上部を覆うトップ部材23と、左側の壁部材21及び右側の壁部材21のそれぞれに固定されるベース部材24と、ベース部材24の上面に支持される一対のストッパ部材25と、左側の壁部材21の前部と右側の壁部材21の前部とを連結する連結部材26と、ベース部材24に設けられた目盛り40とを有する。
【0035】
カバー部材22は、壁部材21の前部及び上部を覆うように配置される。カバー部材22は、ねじにより壁部材21に固定される。トップ部材23は、カバー部材22の上部を覆うように配置される。トップ部材23は、ねじにより壁部材21及びカバー部材22に固定される。
【0036】
ベース部材24は、カット部材50及びフォーミング部材60の後方に配置される。ベース部材24の後部は、左側の壁部材21の後部と右側の壁部材21の後部とを連結する。ベース部材24の後部と壁部材21の後部とは、ねじにより固定される。ベース部材24の前部は、左側の壁部材21と右側の壁部材21との間に配置される。ベース部材24の前部に、ねじが挿入される複数の長孔が設けられる。長孔は、左右方向に長い。
【0037】
目盛り40は、ベース部材24の前部に配置される。目盛り40は、中心位置CLからの左右方向の距離を示す。
【0038】
ストッパ部材25は、左右方向に一対設けられる。一対のストッパ部材25は、基準位置CLの左右両側に配置される。以下の説明において、基準位置CLよりも左側に配置されるストッパ部材25を適宜、左側のストッパ部材25、と称し、基準位置CLよりも右側に配置されるストッパ部材25を適宜、右側のストッパ部材25、と称する。
【0039】
ストッパ部材25の後部は、ねじによりベース部材24に固定される。左側のストッパ部材25の前部は、左側のカット部材50を左側から押さえる。右側のストッパ部材25の前部は、右側のカット部材50を右側から押さえる。
【0040】
連結部材26は、左側の壁部材21の前部と右側の壁部材21の前部とを連結する板状の部材である。連結部材26は、ねじにより壁部材21の前部に固定される。連結部材26は、上下方向に2つ配置される。下側の連結部材26に、ねじ29が挿入される長孔が設けられる。上側の連結部材26に、ねじ30が挿入される長孔が設けられる。
【0041】
調整機構100は、成形部材(カット部材50、フォーミング部材60)を左右方向に移動させるための回転力が入力される入力部材39を有する。入力部材39は、カラー38を介して壁部材21に回転可能に支持される。入力部材39は、左右方向に長い棒状である。入力部材39は、カラー38を介して壁部材21に回転可能に支持される。左側の壁部材21は、カラー38を介して入力部材39の左端部を回転可能に支持する。右側の壁部材21は、カラー38を介して入力部材39の右端部を回転可能に支持する。入力部材39は、左右方向に延びる回転軸を中心に回転可能である。入力部材39の左端部に、マイナスドライバの先端部が挿入される溝が形成される。作業者は、入力部材39の左端部に設けられた溝にマイナスドライバの先端部を挿入して、入力部材39を回転させることができる。作業者は、入力部材39に回転力を入力することができる。なお、アクチュエータを用いて入力部材39に回転力を入力させてもよい。
【0042】
入力部材39は、逆ねじの関係の一対のねじ部36を有する。左右方向において入力部材39の中心よりも左側に第1のねじ部36が設けられ、右側に第1のねじ部と逆ねじの関係の第2のねじ部36が設けられる。
【0043】
調整機構100は、一対のねじ部36のそれぞれの周囲に配置される一対のナット37を有する。一対のナット37は、基準位置CLの左右両側に配置される。以下の説明において、基準位置CLよりも左側に配置されるナット37を適宜、左側のナット37、と称し、基準位置CLよりも右側に配置されるナット37を適宜、右側のナット37、と称する。
【0044】
左側のナット37は、入力部材39の中心よりも左側の第1のねじ部36の周囲に配置され、第1のねじ部36と結合する。右側のナット37は、入力部材39の中心よりも右側の第2のねじ部36の周囲に配置され、第2のねじ部36と結合する。
【0045】
ナット37の回転が抑制された状態で、ねじ部36を含む入力部材39が回転すると、一対のナット37は、相互に接近又は離隔するように左右方向に移動する。一対のナット37は、基準位置CLから同じ距離だけ離れるように、相互に接近又は離隔するように同時に移動する。
【0046】
入力部材39Aの周囲に配置されているナット37は、接続部材31を介してカット部材50に接続される。接続部材31は、一対設けられる。一対の接続部材31は、基準位置CLの左右両側に配置される。以下の説明において、基準位置CLよりも左側に配置される接続部材31を適宜、左側の接続部材31、と称し、基準位置CLよりも右側に配置される接続部材31を適宜、右側の接続部材31、と称する。
【0047】
入力部材39Aの周囲に配置されている左側のナット37は、左側の接続部材31を介して左側のカット部材50に接続される。入力部材39Aの周囲に配置されている右側のナット37は、右側の接続部材31を介して右側のカット部材50に接続される。入力部材39Aの周囲に配置されている一対のナット37は、一対の接続部材31を介して一対のカット部材50のそれぞれに接続される。
【0048】
上述のように、ナット37の回転が抑制された状態で、入力部材39が回転すると、一対のナット37は、相互に接近又は離隔するように左右方向に移動する。そのため、入力部材39Aに回転力が入力されると、一対のカット部材50が相互に接近又は離隔するように左右方向に移動する。一対のカット部材50は、基準位置CLから同じ距離だけ離れるように同時に移動する。例えば、左側のカット部材50が基準位置CLから左側へ5mm離れた場合、右側のカット部材50は基準位置CLから右側へ5mm離れる。この場合、カット幅Wcは10mmになる。例えば、左側のカット部材50が基準位置CLから左側へ6mm離れた場合、右側のカット部材50は基準位置CLから右側へ6mm離れる。この場合、カット幅Wcは12mmになる。
【0049】
入力部材39Bの周囲に配置されているナット37は、接続部材32を介してフォーミング部材60に接続される。接続部材32は、一対設けられる。一対の接続部材32は、基準位置CLの左右両側に配置される。以下の説明において、基準位置CLよりも左側に配置される接続部材32を適宜、左側の接続部材32、と称し、基準位置CLよりも右側に配置される接続部材32を適宜、右側の接続部材32、と称する。
【0050】
入力部材39Bの周囲に配置されている左側のナット37は、左側の接続部材32を介して左側のフォーミング部材60に接続される。入力部材39Bの周囲に配置されている右側のナット37は、右側の接続部材32を介して右側のフォーミング部材60に接続される。入力部材39Bの周囲に配置されている一対のナット37は、一対の接続部材32を介して一対のフォーミング部材60のそれぞれに接続される。
【0051】
入力部材39Bに回転力が入力されると、一対のフォーミング部材60が相互に接近又は離隔するように左右方向に移動する。一対のフォーミング部材60は、基準位置CLから同じ距離だけ離れるように同時に移動する。例えば、左側のフォーミング部材60が基準位置CLから左側へ2mm離れた場合、右側のフォーミング部材60は基準位置CLから右側へ2mm離れる。この場合、フォーミング幅Wfは4mmになる。例えば、左側のフォーミング部材60が基準位置CLから左側へ3mm離れた場合、右側のフォーミング部材60は基準位置CLから右側へ3mm離れる。この場合、フォーミング幅Wfは6mmになる。
【0052】
調整機構100は、成形部材(カット部材50、フォーミング部材60)を左右方向にガイドするためのガイドシャフト33を有する。ガイドシャフト33は、ねじ41により壁部材21に固定される。ガイドシャフト33は、左右方向に長い棒状である。ガイドシャフト33の左端部は、ねじ41により左側の壁部材21に固定される。ガイドシャフト33の右端部は、ねじ41により右側の壁部材21に固定される。
【0053】
調整機構100は、ガイドシャフト33に沿って移動する一対のボールスライド34を有する。一対のボールスライド34は、基準位置CLの左右両側に配置される。以下の説明において、基準位置CLよりも左側に配置されるボールスライド34を適宜、左側のボールスライド34、と称し、基準位置CLよりも右側に配置されるボールスライド34を適宜、右側のボールスライド34、と称する。
【0054】
ガイドシャフト33は、カット部材50を左右方向にガイドするガイドシャフト33Aと、フォーミング部材60を左右方向にガイドするガイドシャフト33Bとを含む。
【0055】
ガイドシャフト33Aに沿って移動する一対のボールスライド34は、一対のカット部材50のそれぞれに接続される。
【0056】
ガイドシャフト33Aに沿って移動する左側のボールスライド34は、左側の接続部材31に接続される。すなわち、ガイドシャフト33Aに沿って移動する左側のボールスライド34は、左側の接続部材31を介して左側のカット部材50に接続される。左側のカット部材50は、ボールスライド34を介してガイドシャフト33Aにガイドされながら左右方向に移動する。
【0057】
ガイドシャフト33Aに沿って移動する右側のボールスライド34は、右側の接続部材31に接続される。すなわち、ガイドシャフト33Aに沿って移動する右側のボールスライド34は、右側の接続部材31を介して右側のカット部材50に接続される。右側のカット部材50は、ボールスライド34を介してガイドシャフト33Aにガイドされながら左右方向に移動する。
【0058】
ガイドシャフト33Bに沿って移動する一対のボールスライド34は、一対のフォーミング部材60のそれぞれに接続される。
【0059】
ガイドシャフト33Bに沿って移動する左側のボールスライド34は、左側の接続部材32に接続される。すなわち、ガイドシャフト33Bに沿って移動する左側のボールスライド34は、左側の接続部材32を介して左側のフォーミング部材60に接続される。左側のフォーミング部材60は、ボールスライド34を介してガイドシャフト33Bにガイドされながら左右方向に移動する。
【0060】
ガイドシャフト33Bに沿って移動する右側のボールスライド34は、右側の接続部材32に接続される。すなわち、ガイドシャフト33Bに沿って移動する右側のボールスライド34は、右側の接続部材32を介して右側のフォーミング部材60に接続される。右側のフォーミング部材60は、ボールスライド34を介してガイドシャフト33Bにガイドされながら左右方向に移動する。
【0061】
ガイドシャフト33は、一対のボールスライド34の間に配置されるピン35を有する。ピン35は、ガイドシャフト33の外面からガイドシャフト33の径方向外側に突出する。左右方向において、ピン35の位置と基準位置CLとは、一致する。ピン35により、左側のボールスライド34が基準位置CLよりも右側に配置されることが抑制される。ピン35により、右側のボールスライド34が基準位置CLよりも左側に配置されることが抑制される。
【0062】
図7及び
図8に示すように、接続部材31とベース部材24とがねじ27により固定される。接続部材31と連結部材26とがねじ29により固定される。左側のねじ27は、左側の接続部材31とベース部材24とを固定する。右側のねじ27は、右側の接続部材31とベース部材24とを固定する。左側のねじ29は、左側の接続部材31と連結部材26とを固定する。右側のねじ29は、右側の接続部材31と連結部材26とを固定する。接続部材31とベース部材24とがねじ27により固定され、接続部材31と連結部材26とがねじ29により固定されることにより、カット部材50の位置が固定される。
【0063】
接続部材32とベース部材24とがねじ28により固定される。接続部材32と連結部材26とがねじ30により固定される。左側のねじ28は、左側の接続部材32とベース部材24とを固定する。右側のねじ28は、右側の接続部材32とベース部材24とを固定する。左側のねじ30は、左側の接続部材32と連結部材26とを固定する。右側のねじ30は、右側の接続部材32と連結部材26とを固定する。接続部材32とベース部材24とがねじ27により固定され、接続部材32と連結部材26とがねじ30により固定されることにより、フォーミング部材60の位置が固定される。
【0064】
<調整方法>
次に、成形幅(カット幅Wc、フォーミング幅Wf)の調整方法について説明する。以下、カット幅Wcの調整方法について説明する。
【0065】
ねじ27による接続部材31とベース部材24との固定が解除され、ねじ29による接続部材31と連結部材26との固定が解除された状態で、作業者は、入力部材39Aの左端部に設けられている溝にマイナスドライバの先端部を挿入して、左側のボールスライド34及び右側のボールスライド34のそれぞれがピン35に突き当たるように、入力部材39Aを回転させる。すなわち、作業者は、一対のカット部材50が最も接近するように、マイナスドライバを介して入力部材39Aを一方向に回転させる。一対のカット部材50が基準位置CLの近傍に配置された後、作業者は、一対のカット部材50が離隔するように、マイナスドライバを介して入力部材39Aを他方向に回転させる。入力部材39Aに回転力が入力されることにより、一対のカット部材50は、基準位置CLから同じ距離だけ離れるように、同期して移動する。作業者は、例えば目盛り40を見ながら、カット幅Wcが目標値になるように、入力部材39Aを回転させる。カット幅Wcが目標値になった後、接続部材31とベース部材24とがねじ27により固定され、接続部材31と連結部材26とがねじ29により固定される。ねじ27及びねじ29により、カット部材50の位置が固定される。
【0066】
フォーミング幅Wfの調整方法は、カット幅Wcの調整方法と実質的に同一である。ねじ28による接続部材32とベース部材24との固定が解除され、ねじ30による接続部材32と連結部材26との固定が解除された状態で、入力部材39Bに回転力が入力されることにより、フォーミング幅Wfが調整される。フォーミング幅Wfが目標値になった後、接続部材32とベース部材24とがねじ28により固定され、接続部材32と連結部材26とがねじ30により固定される。
【0067】
<効果>
以上説明したように、本実施形態によれば、フィーダ10は、アキシャル部品のリードを成形する一対の成形部材(カット部材50、フォーミング部材60)と、回転力が入力される入力部材39を有し、入力部材39の回転により、一対の成形部材が相互に接近又は離隔するように、一対の成形部材を所定方向である左右方向に移動させる調整機構100と、を備える。
【0068】
本実施形態によれば、入力部材39を回転させるだけで、一対の成形部材が相互に接近又は離隔するように、左右方向に直線移動するため、一対の成形部材の距離を示す成形幅(カット幅Wc、フォーミング幅Wf)を簡単に精度良く調整することができる。
【0069】
[第2実施形態]
第2実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一の又は同等の構成要素については同一の符号を付し、その構成要素の説明を簡略又は省略する。
【0070】
図20は、本実施形態に係る成形ユニット201を模式的に示す図である。
図20に示すように、成形ユニット201は、一対の壁部材211と、一対の壁部材211の下部に接続される底部材220と、一対のカット部材50と、カット部材50を左右方向にガイドするガイドシャフト331と、入力部材71と、カム72とを有する。
【0071】
一対のカット部材50は、相互に接近又は離隔するように、左右方向に移動可能である。カット部材50は、ガイドシャフト331にガイドされながら左右方向に移動可能である。
【0072】
入力部材71は、ねじ軸を介して底部材220に支持される。入力部材71は、上下方向に延びる回転軸を中心に回転する。入力部材71に回転力が入力されると、入力部材71は、上下方向へ移動する。入力部材71は、下方に向かって拡径するテーパ状である。
【0073】
一対のカム72は、入力部材71に接触可能な位置に配置される。カム72は、一対のカット部材50のそれぞれに接続される。カム72は、カット部材50の下部に設けられる。カム72は、入力部材71の上下方向の移動により、一対のカット部材50を左右方向に移動させる。
【0074】
入力部材71が上昇すると、一対のカム72は、相互に離隔するように移動する。一対のカム72が相互に離隔するように移動すると、一対のカット部材50も相互に離隔するように移動する。入力部材71が下降すると、一対のカム72は、相互に接近するように移動する。一対のカム72が相互に接近するように移動すると、一対のカット部材50も相互に接近するように移動する。
【0075】
実施形態において、一対のカット部材50を相互に接近させる弾性力を発生する弾性部材70が設けられる。弾性部材70は、壁部材211とカット部材50との間に配置される。弾性部材70は、ガイドシャフト331の周囲に配置されるコンプレッションスプリングである。弾性部材70の弾性力により、入力部材71が下降すると、一対のカット部材50が相互に接近するように移動する。また、弾性部材70の弾性力により、カット部材50が移動するときのガタツキが抑制される。
【0076】
なお、フォーミング部材60も同様の構造で移動させることができる。
【0077】
[第3実施形態]
第3実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一の又は同等の構成要素については同一の符号を付し、その構成要素の説明を簡略又は省略する。
【0078】
図21は、本実施形態に係る成形ユニット202を模式的に示す図である。
図21に示すように、成形ユニット202は、一対の壁部材212と、一対のカット部材50と、カット部材50を左右方向にガイドするガイドシャフト332と、入力部材74と、一対のリニアギヤ75とを有する。
【0079】
一対のカット部材50は、相互に接近又は離隔するように、左右方向に移動可能である。カット部材50は、ガイドシャフト332にガイドされながら左右方向に移動可能である。
【0080】
入力部材74は、回転ギヤを含む。入力部材74は、前後方向に延びる回転軸を中心に回転する。
【0081】
一対のリニアギヤ75のそれぞれは、入力部材71に噛み合う。リニアギヤ75は、一対のカット部材50のそれぞれに接続される。リニアギヤ75は、カット部材50の下部に設けられる。リニアギヤ75は、入力部材71の回転の移動により、一対のカット部材50を左右方向に移動させる。
【0082】
入力部材74が回転すると、一対のカット部材50が相互に接近又は離隔するように、一対のリニアギヤ75が左右方向に移動する。入力部材74の回転により、一方のリニアギヤ75が左方に移動した場合、他方のリニアギヤ75は右方に移動する。入力部材74の回転により、一方のリニアギヤ75が右方に移動した場合、他方のリニアギヤ75は左方に移動する。これにより、一対のカット部材50は、相互に接近又は離隔するように移動することができる。
【0083】
実施形態において、一対のカット部材50を相互に接近させる弾性力を発生する弾性部材73が設けられる。弾性部材73は、壁部材212とカット部材50との間に配置される。弾性部材70は、ガイドシャフト332の周囲に配置されるコンプレッションスプリングである。弾性部材73の弾性力により、カット部材50が移動するときのガタツキが抑制される。
【0084】
なお、フォーミング部材60も同様の構造で移動させることができる。
【符号の説明】
【0085】
1…部品実装装置、2…部品供給装置、3…基板支持装置、4…実装ヘッド、6…ヘッド移動装置、6X…第1軸移動装置、6Y…第2軸移動装置、7…ノズル、10…フィーダ、11…部品収容部、12…部品搬送部、13…第1プレート、14…第2プレート、15…第3プレート、16…第4プレート、20…成形ユニット、21…壁部材、22…カバー部材、23…トップ部材、24…ベース部材、25…ストッパ部材、26…連結部材、27…ねじ、28…ねじ、29…ねじ、30…ねじ、31…接続部材、32…接続部材、33…ガイドシャフト、33A…ガイドシャフト、33B…ガイドシャフト、34…ボールスライド、35…ピン、36…ねじ部、37…ナット、38…カラー、39…入力部材、39A…入力部材、39B…入力部材、40…目盛り、41…ねじ、50…カット部材(成形部材)、60…フォーミング部材(成形部材)、70…弾性部材、71…入力部材、72…カム、73…弾性部材、74…入力部材、75…リニアギヤ、100…調整機構、100A…調整機構、100B…調整機構、201…成形ユニット、202…成形ユニット、211…壁部材、212…壁部材、220…底部材、331…ガイドシャフト、332…ガイドシャフト、CL…基準位置、MP…実装位置、P…基板、SP…供給位置、Wc…カット幅(成形幅)、Wf…フォーミング幅(成形幅)。