(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024156555
(43)【公開日】2024-11-06
(54)【発明の名称】服薬コップ
(51)【国際特許分類】
A61J 7/00 20060101AFI20241029BHJP
【FI】
A61J7/00 L
【審査請求】未請求
【請求項の数】11
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023071126
(22)【出願日】2023-04-24
(71)【出願人】
【識別番号】523155504
【氏名又は名称】北村 綾
(74)【代理人】
【識別番号】110002354
【氏名又は名称】弁理士法人平和国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】北村 綾
【テーマコード(参考)】
4C047
【Fターム(参考)】
4C047NN07
4C047NN20
(57)【要約】 (修正有)
【課題】例えば介護施設における服薬支援時において、薬包を安全に保持可能であり、場所をとらず、支援者の業務を簡易かつ効率的に行うことのできる容器を提供する。
【解決手段】服薬コップ1は、有底筒状の本体10と、前記本体10の背面15に形成された持ち手20と、前記本体10の正面14に形成された収容部30と、を有し、前記収容部30は、両側面および上面が開放されており、薬剤を封入した薬包Pを内側に保持可能である。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
有底筒状の本体と、前記本体の正面に形成された収容部と、を有し、
前記収容部は、両側面および上面が開放されており、薬剤を封入した薬包を内側に保持可能であることを特徴とする服薬コップ。
【請求項2】
前記収容部は、前記本体の外方に所定の間隔を空けて前記本体と一体または別体に形成された平板状のプレートによって、前記本体の側面と前記プレートの側面の間に形成される、ことを特徴とする請求項1記載の服薬コップ。
【請求項3】
前記プレートの頂面は、前記本体の頂面よりも高く形成されている、
ことを特徴とする請求項2記載の服薬コップ。
【請求項4】
前記プレートの幅は、前記本体の幅よりも狭く形成されている、
ことを特徴とする請求項2記載の服薬コップ。
【請求項5】
前記本体の正面形状は、前記プレートと平行になるように左右に厚みを持たせている、
ことを特徴とする請求項2記載の服薬コップ。
【請求項6】
前記本体の背面に持ち手が形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載の服薬コップ。
【請求項7】
前記持ち手は、中央部が上部および下部よりも厚く形成されている、
ことを特徴とする請求項6記載の服薬コップ。
【請求項8】
上面方向,背面方向および正面方向のそれぞれにシール貼付凹部が形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載の服薬コップ。
【請求項9】
前記収容部の内部底面は、前記本体の内部底面よりも高く形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載の服薬コップ。
【請求項10】
前記本体の内部形状は、周壁が底部に向かって収束するテーパー状であるとともに、底部がすり鉢状に形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載の服薬コップ。
【請求項11】
前記本体の内部には、液体の内容量を示す複数の目盛線が表示されている、ことを特徴とする請求項1記載の服薬コップ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、服薬時に使用するコップに関する。
【背景技術】
【0002】
錠剤や粉薬などを服用する際には水を用意する必要があり、従来は単純に水を注いだコップを用いて服薬することが最も一般的であった。
【0003】
しかしながら、例えば介護施設において、職員が個別の利用者の席にコップ入りの水と薬剤とを持ち込み、本人確認を行いつつ服薬支援を行う際に、食事が終了して落ち着くまでの待機時間が生じることがあり、利用者が自身で薬剤を開封することが困難なことを考えて支援者が薬剤を開封している場合は、気軽に置くこともできず待機時間が生じることがあった。
【0004】
あるいは、例えば家庭内において、子供の服薬支援を行う際にも食事が終了して落ち着くまでの待機時間が生じることがあった。特に、薬剤の形態が粉薬である場合は散乱してしまう恐れがあるため、倒さずに安全に置くための注意が必要とされていた。
【0005】
このように、服薬支援を行う際に待機時間が発生することや、薬剤が開封済の場合に安全に置くことができないことの悩みがあり、支援者の業務を煩雑にさせたり、非効率的にさせたりしてしまう原因となっていた。
【0006】
これに対し、例えば実用新案登録第3115221号公報(特許文献1)および特開2005-312465号公報(特許文献2)に示された薬包保持具が知られている。これら従来の薬包保持具によれば、薬剤が封入された状態、あるいは開封後の状態の薬包を所定の位置にセットできることから、服薬する本人や支援者が安全に薬包を置くことを可能としているが、服薬を行う場所が一定であるとは限らず、日時によって変わるような場合を想定すると、スタンド状やトレイ状である従来の薬包保持具を使用することは、煩雑さが否めないのみでなく場所を占有してしまう心配もあった。
【0007】
また、例えば特開2015-181646号公報(特許文献3)に示された薬剤服用補助容器が知られている。この従来の薬剤服用補助容器によれば、薬剤を内皿にセットすることで、服薬する本人が飲み物を飲む感覚で服薬をすることを可能としているが、例えば介護施設において複数の利用者の服薬支援を行う際に、薬剤をセットしてしまうと見分けがつかなくなってしまうため、容器を手放すことができなくなり、待機時間の発生が避けがたく、3パーツ構造であることから洗浄・乾燥といったメンテナンス面における煩雑さも否めなかった。
【0008】
そこで、介護施設等における服薬支援時において、業務を簡易かつ効率的に行うことのできる方法が求められていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】実用新案登録第3115221号公報
【特許文献2】特開2005-312465号公報
【特許文献3】特開2015-181646号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、例えば介護施設における服薬支援時において、薬包を安全に保持可能であり、場所をとらず、支援者の業務を簡易かつ効率的に行うことのできる容器を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するためになされた本発明である服薬コップは、有底筒状の本体と、前記本体の正面に形成された収容部と、を有し、
前記収容部は、両側面および上面が開放されており、薬剤を封入した薬包を内側に保持可能であることを特徴とする。
【0012】
上記構成を有する本発明によれば、薬剤を封入した薬包を収容部の内側に保持可能であることから、開封前・開封後問わず安全に薬包を置いておくことができ、しかも収容部をコップと一体化させたことで、場所をとることなく薬剤と服薬用の水とを提供することができる。
【0013】
本発明において、前記収容部は、前記本体の外方に所定の間隔を空けて前記本体と一体または別体に形成された平板状のプレートによって、前記本体の側面と前記プレートの側面の間に形成される場合、本体とプレートを一体または別体で製造することで製造方法を比較的自由に選択可能であり、また、サイズを変更することも容易となる。
【0014】
本発明において、前記プレートの頂面は、前記本体の頂面よりも高く形成されている場合、例えば使用後に洗浄し、台にうつ伏せに置いて水切りして乾燥させる際に、高さの違いによって本体と台の間に適度な隙間が生まれるため、水分が本体内にこもらずに乾燥させることができる。
【0015】
本発明において、前記プレートの幅は、前記本体の幅よりも狭く形成されている場合、収容部の幅を適度に狭くして、差し込んだ薬包が収容部の左右から突出することで掴みやすい状態で保持することができる。
【0016】
本発明において、前記本体の正面形状は、前記プレートと平行になるように左右に厚みを持たせている場合、収容部が直線状の溝となるため、差し込んだ薬包を非常に安定した状態で保持することができる。
【0017】
本発明において、上面方向,背面方向および正面方向のそれぞれにシール貼付凹部が形成されている場合、例えば介護施設において本発明の服薬コップを利用者毎に備える場合に識別することが可能となり、そして、収納棚の高さや収納方法に応じた様々な使い方をされたとしても、3方向からシール貼付凹部に貼り付けたシールを視認することが可能となるため、視認性が高く非常に便利である。
【0018】
本発明において、前記本体の背面に持ち手が形成されている場合、持ち手によって安定して持つことが可能となる。
【0019】
更に、本発明において、前記持ち手は、中央部が上部および下部よりも厚く形成されている場合、中央部が厚い形状により、比較的握力の弱い高齢者や子供であっても持ちやすく、いかにも握りたくなるような見た目にもユニークで美しい構造とすることができる。
【0020】
本発明において、前記収容部の内部底面は、前記本体の内部底面よりも高く形成されている場合、薬包のサイズ(高さ)は一般的に6cm~9cm程度であることが多いところ、背の低い薬包のときに収容部に埋没することを避けることができる。
【0021】
本発明において、前記本体の内部形状は、周壁が底部に向かって収束するテーパー状であるとともに、底部がすり鉢状に形成されている場合、例えば使用後に洗浄・乾燥させる際に角がないことから洗い残しが少なく衛生的に洗浄できるとともに、水切れもよい構造とすることができる。
【0022】
本発明において、前記本体の内部には、液体の内容量を示す複数の目盛線が表示されている場合、例えば服薬に適した100ml(通常のコップ半分程度)の水を計量することや、水分制限のある方の服薬に適した30mlの水を計量することを使い分け可能となり、非常に使い勝手がよい。
【発明の効果】
【0023】
本発明によれば、服薬用の水と一緒に、開封前・開封後問わず安全に薬包を保持できる服薬コップを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【
図1】本発明である服薬コップの第1の実施の形態を示す斜視図。
【
図6】
図1に示した実施の形態における(a)プレート部のシール貼付凹部にシールを貼り付けた状態を示す拡大正面図および(b)異なるプレート部のシール貼付凹部にシールを貼り付けた状態を示す拡大正面図。
【
図8】
図1に示した実施の形態の服薬コップを用いて薬包を開封する際の説明図。
【
図9】本発明である服薬コップの第2の実施の形態を示す、(a)分解断面図および(b)組立断面図。
【
図10】本発明である服薬コップの第3の実施の形態を示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための形態を説明する。
【0026】
図1乃至
図8は本発明である服薬コップの第1の実施の形態を示す図であり、この服薬コップ1は、本体10と、持ち手20と、収容部30と、を有し、薬剤Mを封入した薬包Pを収容部30の内側に保持可能な構造である。
【0027】
本発明の服薬コップは、主に介護施設において、職員が個別の利用者の服薬支援を行う際に使用することを想定しているが、例えば手先の運動機能が低下した高齢者や身体障碍者、認知機能が低下した高齢者、幼児など、薬包を開封して服薬することを上手に行えないあらゆる人にとって画期的な服薬コップであるとともに、服薬に問題ない健常な方であっても、飲み忘れ防止などの面において有効活用することができる。
【0028】
本体10は、有底筒状を呈し、その内部形状は、すり鉢状の底部11と、底部11に向かって収束するテーパー状の周壁12とを有する(
図5参照)。このように、底部11がすり鉢状に形成されていることで、例えば使用後に洗浄・乾燥させる際に角がないことから洗い残しが少なく衛生的に洗浄できるとともに、水切れもよい構造とすることができる。なお、その素材は抗菌素材または抗菌加工されていることが望ましい。
【0029】
本体10の内部には、液体の内容量を示す複数の目盛線13が表示されており、本実施の形態では、30ml,50ml,100ml,150mlの4つの目盛線を有する。目盛線13は、印刷によるもの、掘り下げによるもの、盛り上げによるものなど、視認可能な任意の方法で表示することが可能であり、環状に形成されていることで右利きでも左利きでも視認しやすくなっている。
【0030】
このように複数の目盛線13を表示したことで、例えば服薬に適した100ml(通常のコップ半分程度)の水を計量することや、水分制限のある方の服薬に適した30mlの水を計量することを使い分け可能となる。また、認知症予防の観点から一日の水分摂取量の適量とされる1500mlの1/10にあたる150mlを計量することも可能であるため、服薬時に限らない日常的な健康管理においても有用である。
【0031】
このとき、前述の通り本体10の内部形状として底部11がすり鉢状になっていることから、30mlのような少ない内容量のときに目盛線13の位置が底上げされるため、計量がしやすい構造である。
【0032】
持ち手20は、本体10の背面15に一体に形成されており、ゆるやかなカーブを描いたC字状を呈し、中央部22の厚みT2が上部21の厚みT1および下部23の厚みT3よりも厚く形成されている。このように、中央部22に厚みを持たせることで、比較的握力の弱い高齢者や子供であっても持ちやすく、いかにも握りたくなるような見た目にもユニークで美しい構造とすることができる。
【0033】
収容部30は、本体10の正面14において、本体10の外方に所定の間隔を空けて本体10と一体に形成されたプレート40Aによって、プレート40Aの側面と本体10の側面の間に形成された、左右の両側面31,32および上面33を開放した直線状の溝である。このように、左右の両側面31,32を開放したことにより、薬包Pの幅に拠らずに内部に保持および取出可能であり、洗浄・乾燥時にも水分が残りづらいため衛生的である。収容部30の内部底面は、本体10の内部底面よりも高く形成されており、具体的には、本実施の形態においては、収容部30の溝深さD1は4cmとした。薬包の高さは一般的に6cm~9cm程度であることが多いため、比較的背の低い薬包であっても、収容部30に埋没することを避けることができる。
【0034】
プレート40Aは平板状を呈し、その頂面41の高さH2は本体10の頂面16の高さH1よりも高く形成されている(
図2参照)。具体的には、本実施の形態においては、1cm分高くした。このように、プレート40Aを本体10よりも高くすることで、例えば使用後に洗浄し、台にうつ伏せに置いて水切りして乾燥させる際に、高さの違いによって本体10と台の間に適度な隙間が生まれるため、水分が本体内10にこもらずに乾燥させることができる。
【0035】
プレート40Aの幅W2は、本体10の幅W1よりも狭く形成されている(
図4参照)。このように、収容部30の幅を適度に狭くして、差し込んだ薬包Pが収容部30の左右から突出することで掴みやすい状態で保持することができる。
【0036】
本体10の正面形状は、プレート40Aと平行になるように左右に幅厚部17,18を形成して厚みを持たせている(
図4参照)。このように、本体10の正面14に厚みを持たせることで、収容部30を直線状の溝として、差し込んだ薬包Pを非常に安定した状態で保持することができる。
【0037】
持ち手20の上面,本体10の背面およびプレート40Aの正面のそれぞれにシール貼付凹部19,29,49が形成されている。シール貼付凹部には、例えば氏名を記載したシールSを張り付けることができる。このように、シール貼付凹部19,29,49を形成したことで、例えば介護施設において本発明の服薬コップを利用者毎に備える場合であってもシールによって容易に識別することが可能となり、そして、収納棚の高さや収納方法に応じた様々な使い方をされたとしても、上面方向,背面方向および正面方向の3方向からシール貼付凹部に貼り付けたシールを視認することが可能となるため、視認性が高く非常に便利である。
【0038】
より詳細に説明すると、持ち手上面のシール貼付凹部29(上面方向)は、服薬コップ1を持った際に上から視認しやすく、本体背面のシール貼付凹部19(背面方向)は、服薬コップ1を棚に並べた状態で水平方向から視認しやすく、プレート正面のシール貼付凹部49(正面方向)は、服薬コップ1をうつ伏せ(逆向き)に置いた状態で上方向または水平方向から視認しやすい位置にある。
【0039】
なお、プレート正面のシール貼付凹部49は、
図6(a)に示すように1つのみでなく、
図6(b)に示すように2つのシール貼付凹部49が形成されているものとしてもよい。このように、2つのシール貼付凹部49を形成し、シールSを互いに逆向きに貼り付けることで、服薬コップ1が仰向け・うつ伏せどちらの姿勢であっても、視認しやすい構造とすることができる。
【0040】
薬包Pは、内部に内服薬である薬剤Mを封入して圧着したグラシン紙などであって、本実施の形態では7cm四方の薬包を用いるものとした(
図7参照)。薬剤Mの剤形は、錠剤、カプセル、顆粒、粉末などその種類を問わない。なお、薬包の材質はグラシン紙に限らず、ビニールなど任意のものを使用可能である。薬包Pは、手で引き裂いて開封することや、ハサミなどの刃物で切断して開封し、内部の薬剤Mを取り出して服薬する。
【0041】
図8に示すように、薬包Pの開封時において、服薬コップ1の収容部30に薬包Pを保持させた状態で開封することが可能であることから、例えば手先が不自由な方、特に、片手が不自由な方であっても、ハサミなどを用いて薬包Pを開封することが容易になる。
【0042】
図9は、本発明である服薬コップの第2の実施の形態を示す図であり、この服薬コップ2は、本体10と、持ち手20と、収容部30と、を有し、薬剤Mを封入した薬包Pを収容部30の内側に保持可能な構造である点において前記服薬コップ1と同様であるが、プレート40Bが本体10と別体で形成されている点において異なる。
【0043】
プレート40Bの下部には平行な2本のガイド棒51が形成されており、本体10の正面には平行な2つのガイド穴52が形成されている。そして、プレート40Bと本体10の間には、スペーサー53,54が介装されつつ一体に組み立てられている。スペーサーは交換可能であり、枚数または厚みを変更することでプレート40Bと本体10との距離を調整することができる。なお、例えばガイド棒51にセレーション加工を行い、ガイド穴52への挿入深さの調節を可能な構造とすることでプレート40Bと本体10との距離を調整するものとしてもよい(図示せず)。
【0044】
図10は、本発明である服薬コップの第3の実施の形態を示す図であり、この服薬コップ3は、本体10と、持ち手20と、収容部30と、を有し、薬剤Mを封入した薬包Pを収容部30の内側に保持可能な構造である点において前記服薬コップ1と同様であるが、持ち手20に通孔24,24を形成した点において異なる。
【0045】
このように通孔24,24を形成した服薬コップによれば、例えば歯ブラシBなどの棒状の器具を通孔24に挿入した状態で保持できるため、服薬時のみならず日常生活において活用することが可能となる。
【0046】
なお、本発明の各実施の形態の服薬コップは、例えば介護施設などにおいて利用者への服薬支援を行う際に非常に利便性が高いが、勿論、自宅などにおいて服薬者本人が使用すること、あるいは子供など家族の服薬支援を行う際にも適する。
【0047】
以上説明したように、本発明の服薬コップによれば、服薬用の水と一緒に、開封前・開封後問わず安全に薬包を保持できる服薬コップを提供することができる。
【符号の説明】
【0048】
1,2,3 服薬コップ、10 本体、11 底部、12 周壁、13 目盛線、14 正面、15 背面、16 頂面、17,18 幅厚部、19 シール貼付凹部、20 持ち手、21 上部、22 中央部、23 下部、24 通孔、29 シール貼付凹部、30 収容部、31 側面、32 側面、33 上面、34 底面、35 頂面、40A,40B プレート、41 頂面、49 シール貼付凹部、51 ガイド棒、52 ガイド穴、53,54 スペーサー、P 薬包、M 薬剤、S シール、B 歯ブラシ、T1 持ち手上部の厚み、T2 持ち手中央部の厚み、T3 持ち手下部の厚み、D1 収容部の溝深さ、H1 本体の高さ、H2 プレートの高さ、W1 本体の幅、W2 プレートの幅