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特開2024-156588花を挿すための穴のある四角形の筒型の花を挿すための陶磁器
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  • 特開-花を挿すための穴のある四角形の筒型の花を挿すための陶磁器 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024156588
(43)【公開日】2024-11-06
(54)【発明の名称】花を挿すための穴のある四角形の筒型の花を挿すための陶磁器
(51)【国際特許分類】
   A47G 7/02 20060101AFI20241029BHJP
【FI】
A47G7/02 G
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2023080437
(22)【出願日】2023-04-24
(71)【出願人】
【識別番号】592103866
【氏名又は名称】上村 博彬
(72)【発明者】
【氏名】上村 博彬
(57)【要約】
【課題】水盤の中に置いて花を挿す道具であるが剣山ではなくて、陶磁器製で中空の饅頭のような形の物で花を挿すための複数の穴を上下に貫通させた物があります。しかし饅頭型の上部は半円のためその天頂部には垂直な穴をあけられるが周辺部分にあけた穴は傾いてしまうので花を直立させる穴は中心の一か所のみであるのが欠点であります。そして、饅頭型の中空部分には指を入れられず中はきれいに洗うのが難しいのも欠点です。
【解決手段】本発明は、これらの課題を解決するため図1のように花を挿すための複数の丸い穴を四角形の管の上面から底面に垂直に貫通させた陶磁器を作ります。本発明の品は上面と底面が水平である四角形の筒型ですから上面から底面に貫通する垂直な穴を中心部に限定されず周囲にも設けることができます。それらの垂直な穴に花を挿すと花は直立します。そして筒の中には指を入れることができて楽に洗うことができます。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の丸い穴を四角形の管の上面から底面に垂直に貫通させた花を挿すための陶磁器
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
水盤に置いて花を挿す生け花に使う陶磁器
【背景技術】
【0002】
生け花で水盤の中に置いて花を挿す道具としては剣山が一般的であるが剣山の針は危険であり、鉄製品であるから重たい欠点がある。その他には空洞の饅頭型で、その上面から底面に貫通させた丸い穴に花を挿す陶磁器がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
陶磁器の空洞の饅頭型の物は軽くて安全性で優れていますが饅頭の形は上部が球面のため球面の頂点を除いた周囲の面に穴をあけるとその穴は傾斜した穴になるのでその穴に挿した花は傾斜する欠点があります。そして饅頭の形はその空洞内部に人の指を入れて洗うことができない欠点もあります。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、これらの課題を解決するため花を挿すための複数の丸い穴を四角形の管の上面から底面に垂直に貫通させた陶磁器を作ります。
【発明の効果】
【0005】
本発明の製品は上面と底面が水平である四角形の筒型ですから上面から底面に貫通する垂直な穴を中心部に限定されず周囲にも設けることができます。それらの垂直な穴に花を挿すと花は直立するので複数の花を垂直に立てることができます。そして本発明は筒の中に指を入れることができて筒の中も楽に洗えます。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】花を挿す穴を設けた筒型の花を挿すための陶磁器の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
上面と底面にする2枚の縦横共に同じ長さの長方形の板を作り複数の丸い穴を2枚とも同じ位置にあける。両側面にする2枚の縦横共に同じ長さの長方形の板を作る。これらの4枚の板を図面1のように組み立て最後に高台を付ける。
図1