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特開2024-156843表示基板、その製作方法、及び表示装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024156843
(43)【公開日】2024-11-06
(54)【発明の名称】表示基板、その製作方法、及び表示装置
(51)【国際特許分類】
   G09F 9/30 20060101AFI20241029BHJP
   G09F 9/00 20060101ALI20241029BHJP
   G09G 3/20 20060101ALI20241029BHJP
   G09G 3/3266 20160101ALI20241029BHJP
【FI】
G09F9/30 330
G09F9/30 338
G09F9/00 338
G09F9/30 348A
G09G3/20 622E
G09G3/3266
【審査請求】有
【請求項の数】15
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2024125827
(22)【出願日】2024-08-01
(62)【分割の表示】P 2022539718の分割
【原出願日】2020-06-04
(71)【出願人】
【識別番号】510280589
【氏名又は名称】京東方科技集團股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】BOE TECHNOLOGY GROUP CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】No.10 Jiuxianqiao Rd.,Chaoyang District,Beijing 100015,CHINA
(71)【出願人】
【識別番号】511121702
【氏名又は名称】成都京東方光電科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】CHENGDU BOE OPTOELECTRONICS TECHNOLOGY CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1188,Hezuo Rd.,(West Zone),Hi-tech Development Zone,Chengdu,Sichuan,611731,P.R.CHINA
(74)【代理人】
【識別番号】100070024
【弁理士】
【氏名又は名称】松永 宣行
(74)【代理人】
【識別番号】100195257
【弁理士】
【氏名又は名称】大渕 一志
(72)【発明者】
【氏名】白 露
(72)【発明者】
【氏名】張 シン
(72)【発明者】
【氏名】于 鵬飛
(57)【要約】      (修正有)
【課題】本開示は、表示パネルの額縁を小型化する、製作方法及び表示装置を提供する。
【解決手段】表示基板は、走査駆動回路を含み、走査駆動回路は、複数のシフトレジスタユニットを含み、少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、信号出力線及び出力回路を含み、出力回路は、出力トランジスタ及び出力リセットトランジスタを含み、前記信号出力線は、第1方向に沿って延在される第1出力線部分を含み、第1出力線部分は、信号線の重なり領域に設けられた複数の第1信号線ビアホールを介して出力トランジスタの第2電極に結合され、第1出力線部分は、信号線の重なり領域に設けられた複数の第2信号線ビアホールを介して出力リセットトランジスタの第2電極に結合され、複数の第1信号線ビアホールが第1方向に沿って順次に配列され、複数の第2信号線ビアホールが第1方向に沿って順次に配列される。
【選択図】図3A
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示基板であって、ベースに設けられている走査駆動回路及び表示領域を含み、前記走
査駆動回路は、複数のシフトレジスタユニットを含み、前記複数のシフトレジスタユニッ
トのうち、少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、信号出力線及び出力回路を含み
、前記出力回路は、出力トランジスタ及び出力リセットトランジスタを含み、
前記信号出力線は、第1方向に沿って延在される第1出力線部分を含み、
前記第1出力線部分は、信号線の重なり領域に設けられた複数の第1信号線ビアホール
を介して前記出力トランジスタの第2電極に結合され、前記第1出力線部分は、前記信号
線の重なり領域に設けられた複数の第2信号線ビアホールを介して前記出力リセットトラ
ンジスタの第2電極に結合され、前記複数の第1信号線ビアホールが第1方向に沿って順
次に配列され、前記複数の第2信号線ビアホールが第1方向に沿って順次に配列され、
前記信号線の重なり領域は、第1信号線の重なり領域及び第2信号線の重なり領域を含
み、前記第1信号線の重なり領域は、前記第1出力線部分の前記ベースでの正投影と、前
記出力トランジスタの第2電極が含まれる第1ソース・ドレイン金属パターンの前記ベー
スでの正投影との重なり領域であり、前記第2信号線の重なり領域は、前記第1出力線部
分の前記ベースでの正投影と、前記出力リセットトランジスタの第2電極が含まれる第2
ソース・ドレイン金属パターンの前記ベースでの正投影との重なり領域であり、
第1方向に沿って順次に配列されるいずれか二つの第1信号線ビアホールの第1方向で
の最大距離と第3長さとの割合が第1所定割合であり、二つの隣接する第1信号線ビアホ
ールの間の第1方向での最小距離が第1所定距離であり、前記第3長さが、前記第1信号
線の重なり領域の第1方向での長さであり、
第1方向に沿って順次に配列されるいずれか二つの第2信号線ビアホールの第1方向で
の最大距離と第4長さとの割合が第2所定割合であり、二つの隣接する第2信号線ビアホ
ールの間の第1方向での最小距離が第2所定距離であり、前記第4長さが、前記第2信号
線の重なり領域の第1方向での長さであり、
前記第1所定割合が0.05以上かつ0.9以下であり、
前記第1所定距離が1.5μm以上かつ45μm以下であり、
前記第2所定割合が0.05以上かつ0.9以下であり、
前記第2所定距離が1.5μm以上かつ65μm以下である、表示基板。
【請求項2】
前記出力トランジスタのアクティブ層及び前記出力リセットトランジスタのアクティブ
層は、第1方向に沿って配列され、前記出力トランジスタのアクティブ層の前記第1方向
での長さを第1長さとして、前記出力リセットトランジスタのアクティブ層の前記第1方
向での長さを第2長さとして、前記第1長さと前記第2長さとの和が出力アクティブ長さ
であり、
前記出力トランジスタのアクティブ層の第2方向に沿う最小の幅と、前記出力リセット
トランジスタのアクティブ層の第2方向に沿う最小の幅とのうち、小さいものを出力アク
ティブ幅とし、前記第1方向と前記第2方向は互いに交差する、請求項1に記載の表示基
板。
【請求項3】
前記出力アクティブ長さと前記出力アクティブ幅との割合が所定割合の範囲内にあり、
前記所定割合の範囲が3以上かつ11以下である、請求項2に記載の表示基板。
【請求項4】
前記出力アクティブ幅が所定の幅の範囲内にあり、
前記所定の幅の範囲が12μm以上かつ45μm以下である、請求項2に記載の表示基
板。
【請求項5】
前記出力トランジスタのアクティブ層及び前記出力リセットトランジスタのアクティブ
層が一つの連続した第1半導体層により形成され、前記第1半導体層が第1方向に沿って
延在され、
前記第1半導体層の第1方向での長さが出力アクティブ長さであり、
前記第1半導体層の第2方向での最小の長さが前記出力アクティブ長さである、請求項
1に記載の表示基板。
【請求項6】
前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、第1トランジスタをさらに含み、
前記第1トランジスタは、第1アクティブパターンを含み、前記第1アクティブパター
ンが第2方向に沿って延在され、
前記第1トランジスタは、前記出力回路の表示領域から離れた側に位置している、請求
項1に記載の表示基板。
【請求項7】
前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、第2トランジスタ及び第3トランジ
スタをさらに含み、前記第2トランジスタの第2電極が前記第3トランジスタの第2電極
に結合され、
前記第2トランジスタのゲート電極の前記ベースでの正投影と、前記第3トランジスタ
のゲート電極の前記ベースでの正投影との間の第2方向での最大距離が第3所定距離であ
り、
前記第2トランジスタ及び前記第3トランジスタは、前記出力回路の表示領域から離れ
た側に位置している、請求項1に記載の表示基板。
【請求項8】
前記第3所定距離が14μm以上かつ50μm以下である、請求項7に記載の表示基板
【請求項9】
前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、第1トランジスタ、第2トランジス
タ及び第1コンデンサをさらに含み、
前記第1トランジスタの第2電極及び前記第2トランジスタの第1電極がそれぞれ前記
第1コンデンサの第2極板に結合され、前記第1トランジスタのゲート電極が前記第1コ
ンデンサの第1極板に結合され、
前記第1トランジスタ、前記第1コンデンサ及び前記第2トランジスタが第1方向に沿
って順次に配列され、
前記第1トランジスタ、前記第1コンデンサ及び前記第2トランジスタが、前記出力回
路の表示領域から離れた側に位置している、請求項1に記載の表示基板。
【請求項10】
前記走査駆動回路は、第1電圧信号線をさらに含み、前記少なくとも一つのシフトレジ
スタユニットは、出力リセットコンデンサをさらに含み、前記出力リセットコンデンサの
第1極板が前記出力リセットトランジスタのゲート電極に結合され、前記出力リセットコ
ンデンサの第2極板が前記第1電圧信号線に結合され、
前記出力リセットコンデンサの第2極板の第2方向での最大の幅が第1所定の幅であり
、前記出力リセットコンデンサの第2極板の第1方向での最大の長さが第2所定の長さで
あり、
前記出力リセットコンデンサは前記出力回路の表示領域から離れた側に位置しており、
前記出力リセットコンデンサの第2極板の前記ベースでの正投影が前記出力リセットコ
ンデンサの第1極板の前記ベースでの正投影内にある、請求項1に記載の表示基板。
【請求項11】
前記第1所定の幅が3μm以上かつ60μm以下であり、前記第2所定の長さが3μm
以上かつ20μm以下である、請求項10に記載の表示基板。
【請求項12】
前記第1電圧信号線が第1方向に沿って延在され、前記第1電圧信号線は前記出力リセ
ットコンデンサの表示領域から離れた側に位置している、請求項10に記載の表示基板。
【請求項13】
前記出力トランジスタ及び前記出力リセットトランジスタが第1方向に沿って配列され
、前記走査駆動回路は、第2電圧信号線をさらに含み、前記少なくとも一つのシフトレジ
スタユニットは、出力リセットコンデンサをさらに含み、
前記出力リセットコンデンサの第2極板が前記第1電圧信号線に結合され、
前記出力トランジスタの第1電極が第2電圧信号線に結合され、前記出力リセットトラ
ンジスタの第1電極が前記出力リセットコンデンサの第2極板に結合され、
前記出力トランジスタ及び前記出力リセットトランジスタが前記第2電圧信号線の表示
領域から離れた側に位置している、請求項1に記載の表示基板。
【請求項14】
前記出力トランジスタのゲート電極は、少なくとも一つの出力ゲート電極パターンを含
み、前記出力トランジスタの第1電極は、少なくとも一つの第1電極パターンを含み、前
記出力トランジスタの第2電極は、少なくとも一つの第2電極パターンを含み、
前記出力ゲート電極パターンは、隣接する前記第1電極パターンと前記第2電極パター
ンとの間に位置しており、
前記第1電極パターン、前記出力ゲート電極パターン及び前記第2電極パターンはいず
れも第2方向に沿って延在されている、請求項13に記載の表示基板。
【請求項15】
前記出力リセットトランジスタのゲート電極は、少なくとも一つの出力リセットゲート
電極パターンを含み、前記出力リセットトランジスタの第1電極は、少なくとも一つの第
3電極パターンを含み、前記出力リセットトランジスタの第2電極は、少なくとも一つの
第4電極パターンを含み、
前記出力リセットゲート電極パターンは、隣接する前記第3電極パターンと前記第4電
極パターンとの間に位置しており、
前記第3電極パターン、前記出力リセットゲート電極パターン及び前記第4電極パター
ンはいずれも第2方向に沿って延在され、
前記出力リセットトランジスタのうち、前記出力トランジスタのゲート電極に最も近接
する前記第4電極パターンが前記出力トランジスタの第2電極パターンとして兼用される
、請求項13に記載の表示基板。
【請求項16】
前記出力トランジスタのアクティブ層は、第1方向に沿って対向して設けられる少なく
とも二つの第1導電部分及び少なくとも一つの第1チャネル部分を含み、それぞれの前記
第1チャネル部分は二つの隣接する前記第1導電部分の間に設けられており、
前記第1チャネル部分が前記出力ゲート電極パターンに一対一対応され、各前記第1チ
ャネル部分の前記ベースでの正投影が、いずれも対応する前記出力ゲート電極パターンの
前記ベースでの正投影の内部に位置しており、
前記出力トランジスタのうちの一部の前記第1導電部分が前記第1電極パターンに一対
一対応され、前記第1電極パターンの前記ベースでの正投影と、対応する前記第1導電部
分の前記ベースでの正投影とが第1重なり領域を有し、前記第1電極パターンは前記第1
重なり領域に設けられている少なくとも一つの第1ビアホールを介して対応する前記第1
導電部分に結合され、
前記出力トランジスタのうちの他の一部の前記第1導電部分が前記第2電極パターンに
一対一対応され、前記第2電極パターンの前記ベースでの正投影と、対応する前記第1導
電部分の前記ベースでの正投影とが第2重なり領域を有し、前記第2電極パターンは前記
第2重なり領域に設けられている少なくとも一つの第2ビアホールを介して対応する前記
第1導電部分に結合される、請求項14に記載の表示基板。
【請求項17】
前記出力リセットトランジスタのアクティブ層は、第1方向に沿って対向して設けられ
る少なくとも二つの第2導電部分及び少なくとも一つの第2チャネル部分を含み、それぞ
れの前記第2チャネル部分は二つの隣接する前記第2導電部分の間に設けられており、
前記第2チャネル部分は、前記出力リセットゲート電極パターンに一対一対応され、各
前記第2チャネル部分の前記ベースでの正投影は、いずれも対応する前記出力リセットゲ
ート電極パターンの前記ベースでの正投影の内部に位置しており、
前記出力リセットトランジスタのうちの一部の前記第2導電部分が前記第3電極パター
ンに一対一対応され、前記第3電極パターンの前記ベースでの正投影と、対応する前記第
2導電部分の前記ベースでの正投影とが第3重なり領域を有し、前記第3電極パターンは
、前記第3重なり領域に設けられている少なくとも一つの第3ビアホールを介して対応す
る前記第2導電部分に結合され、
前記出力リセットトランジスタのうちの他の一部の前記第2導電部分が前記第4電極パ
ターンに一対一対応され、前記第4電極パターンの前記ベースでの正投影と、対応する前
記第2導電部分の前記ベースでの正投影とが第4重なり領域を有し、前記第4電極パター
ンは、前記第4重なり領域に設けられている少なくとも一つの第4ビアホールを介して対
応する前記第2導電部分に結合される、請求項15に記載の表示基板。
【請求項18】
前記走査駆動回路は第2電圧信号線をさらに含み、前記少なくとも一つのシフトレジス
タユニットは、第4トランジスタをさらに含み、
前記第2電圧信号線が電極導電接続部に結合され、前記電極導電接続部が第2方向に沿
って延在され、前記少なくとも一つの第1電極パターンは第1方向に沿って順次に配列さ
れ、
前記電極導電接続部が前記出力トランジスタの第1電極に含まれる1番目の第1電極パ
ターンに結合され、
前記第4トランジスタの第1電極が前記電極導電接続部に結合され、
前記第4トランジスタのゲート電極の前記ベースでの正投影と、前記電極導電接続部の
前記ベースでの正投影との間の第1方向での最小距離が第4所定距離である、請求項14
に記載の表示基板。
【請求項19】
前記第4所定距離が1μm以上かつ5μm以下である、請求項18に記載の表示基板。
【請求項20】
前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、第4トランジスタ及び第5トランジ
スタをさらに含み、
前記第4トランジスタのゲート電極が前記第5トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第4トランジスタのゲート電極及び前記第5トランジスタのゲート電極が第1ゲー
ト金属パターンに含まれ、前記第1ゲート金属パターンが第2方向に沿って延在される、
請求項1に記載の表示基板。
【請求項21】
前記走査駆動回路は第1クロック信号線をさらに含み、前記第5トランジスタのゲート
電極が前記第1クロック信号線に結合され、
前記第1クロック信号線は第1方向に沿って延在され、前記第1クロック信号線は前記
第5トランジスタの表示領域から離れた側に位置している、請求項20に記載の表示基板
【請求項22】
前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、第1トランジスタ、第4トランジス
タ、第5トランジスタ、第6トランジスタ及び出力コンデンサをさらに含み、
前記第5トランジスタの第1電極が入力信号端に結合され、前記第5トランジスタの第
2電極が前記第6トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第6トランジスタのゲート電極は、互いに結合される第1ゲート電極パターン及び
第2ゲート電極パターンを含み、
前記第1ゲート電極パターン及び前記第2ゲート電極パターンがそれぞれ前記出力コン
デンサの第1極板に結合され、前記出力コンデンサの第1極板が前記出力トランジスタの
ゲート電極に結合され、
前記第6トランジスタの第1電極が第4トランジスタのゲート電極に結合され、前記第
6トランジスタの第2電極が前記第4トランジスタの第2電極に結合され、前記出力コン
デンサの第2極板が前記第1トランジスタの第1電極に結合され、
前記第4トランジスタ、前記第6トランジスタ及び前記第1トランジスタが前記第1方
向に沿って順次に配列され、
前記第5トランジスタ、前記第6トランジスタ及び前記第1トランジスタが前記第1方
向に沿って順次に配列され、
前記出力コンデンサは、前記第6トランジスタと前記出力回路との間に位置している、
請求項1に記載の表示基板。
【請求項23】
前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、第2トランジスタ、第1トランジス
タ、第6トランジスタ、第7トランジスタ及び第8トランジスタをさらに含み、
前記第7トランジスタのアクティブ層及び前記第8トランジスタのアクティブ層が一つ
の連続した第2半導体層により形成され、前記第2半導体層が第1方向に沿って延在され

前記第7トランジスタのアクティブ層は、第1方向に沿って順次に設置される1番目の
第9導電部分、第9チャネル部分及び2番目の第9導電部分を含み、
前記2番目の第9導電部分が1番目の第10導電部分として兼用され、
前記第8トランジスタのアクティブ層は、第1方向に沿って順次に設置される1番目の
第10導電部分、第10チャネル部分及び2番目の第10導電部分を含み、
前記1番目の第9導電部分が前記第7トランジスタの第2電極として用いられ、前記2
番目の第9導電部分が前記第7トランジスタの第1電極として用いられ、前記2番目の第
10導電部分が前記第8トランジスタの第1電極として用いられ、前記第7トランジスタ
の第1電極が前記第8トランジスタの第2電極として兼用され、
前記第7トランジスタのゲート電極が出力コンデンサの第2極板に結合され、前記第7
トランジスタの第2電極が前記第6トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第8トランジスタのゲート電極が前記第1トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第8トランジスタの第1電極が第1電圧信号線に結合され、
前記第1電圧信号線が第1方向に沿って延在され、
前記第6トランジスタ、前記第7トランジスタ、前記第8トランジスタ及び前記第2ト
ランジスタは、第1方向に沿って順次に配列される、請求項1に記載の表示基板。
【請求項24】
前記走査駆動回路は第2クロック信号線をさらに含み、前記第2トランジスタのゲート
電極及び第7トランジスタのゲート電極がそれぞれ前記第2クロック信号線に結合され、
前記第2クロック信号線が第1方向に沿って延在され、前記第2クロック信号線が前記
第2トランジスタの表示領域から離れた側に位置している、請求項23に記載の表示基板
【請求項25】
前記走査駆動回路は、第2電圧信号線及び信号出力線をさらに含み、
前記信号出力線は、第1出力線部分及び少なくとも一つの第2出力線部分を含み、
前記第2電圧信号線及び前記第1出力線部分がいずれも第1方向に沿って延在され、前
記第1出力線部分が前記第2電圧信号線と前記出力回路との間に位置しており、
前記第2出力線部分が第2方向に沿って延在され、
前記第2出力線部分が表示領域のうち、画素回路に発光制御信号を提供することに用い
られ、
前記第1出力線部分及び前記出力回路が前記第2電圧信号線の前記表示領域から離れた
側に位置している、請求項1に記載の表示基板。
【請求項26】
前記走査駆動回路は、第1電圧信号線、第2電圧信号線、第1クロック信号線及び第2
クロック信号線をさらに含み、
前記第1電圧信号線、前記第2電圧信号線、前記第1クロック信号線及び前記第2クロ
ック信号線がいずれも第1方向に沿って延在され、
前記第1電圧信号線の前記ベースでの正投影、前記第1クロック信号線の前記ベースで
の正投影及び前記第2クロック信号線の前記ベースでの正投影がいずれも前記シフトレジ
スタユニットの前記ベースでの正投影の前記表示領域から離れた側に位置しており、
前記第2電圧信号線の前記ベースでの正投影は、前記シフトレジスタユニットの前記表
示領域に近い側に位置している、請求項1に記載の表示基板。
【請求項27】
前記信号出力線は、少なくとも一つの第2出力線部分をさらに含み、前記第2出力線部
分が前記第1出力線部分に結合され、前記第2出力線部分が前記表示領域まで延在されて
、前記表示領域に位置している画素回路に発光制御信号を提供することに用いられる、請
求項1に記載の表示基板。
【請求項28】
前記走査駆動回路は、第1電圧信号線、第2電圧信号線、第1クロック信号線、第2ク
ロック信号線及び信号出力線をさらに含み、前記少なくとも一つのシフトレジスタユニッ
トは、第1コンデンサ、出力コンデンサ、出力リセットコンデンサ、第1トランジスタ、
第2トランジスタ、第3トランジスタ、第4トランジスタ、第5トランジスタ、第6トラ
ンジスタ、第7トランジスタ及び第8トランジスタをさらに含み、前記信号出力線は、少
なくとも一つの第2出力線部分をさらに含み、
前記出力トランジスタのゲート電極が前記出力コンデンサの第1極板に結合され、前記
出力トランジスタの第1電極が第2電圧信号線に結合され、前記出力トランジスタの第2
電極が前記信号出力線に結合され、
前記出力リセットトランジスタのゲート電極が前記出力リセットコンデンサの第1極板
に結合され、前記出力リセットトランジスタの第1電極が前記出力リセットコンデンサの
第2極板に結合され、前記出力リセットトランジスタの第2電極が前記信号出力線に結合
され、
前記出力リセットコンデンサの第2極板が前記第1電圧信号線に結合され、前記出力コ
ンデンサの第2極板が前記第7トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第1トランジスタの第1電極が前記出力コンデンサの第2極板に結合され、前記第
1トランジスタの第2電極及び前記第2トランジスタの第1電極がそれぞれ前記第1コン
デンサの第2極板に結合され、前記第1トランジスタのゲート電極が前記第1コンデンサ
の第1極板に結合され、
前記第2トランジスタのゲート電極及び第7トランジスタのゲート電極がそれぞれ前記
第2クロック信号線に結合され、前記第2トランジスタの第2電極が前記第3トランジス
タの第2電極に結合され、
前記第3トランジスタのゲート電極が前記出力トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第3トランジスタの第1電極が前記出力リセットコンデンサの第1極板に結合され、
前記第4トランジスタのゲート電極が前記第5トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第4トランジスタの第1電極が前記出力トランジスタの第1電極に結合され、前記第
4トランジスタの第2電極が前記第6トランジスタの第2電極に結合され、
前記第5トランジスタのゲート電極が前記第1クロック信号線に結合され、前記第5ト
ランジスタの第1電極が入力信号端に結合され、第5トランジスタの第2電極が前記第6
トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第6トランジスタの第1電極が第4トランジスタのゲート電極に結合され、前記第
6トランジスタの第2電極が前記第4トランジスタの第2電極に結合され、
前記第7トランジスタのゲート電極が出力コンデンサの第2極板に結合され、前記第7
トランジスタの第1電極が前記第8トランジスタの第2電極として兼用され、前記第7ト
ランジスタの第2電極が前記第6トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第8トランジスタのゲート電極が前記第1トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第8トランジスタの第1電極が第1電圧信号線に結合され、
前記第2出力線部分は、前記第1出力線部分に結合され、前記第2出力線部分は前記表
示領域まで延在されて、前記表示領域に位置している画素回路に発光制御信号を提供する
ことに用いられる、請求項1に記載の表示基板。
【請求項29】
第2電圧信号線が前記シフトレジスタユニットの表示領域に近い側に設けられており、
前記第1電圧信号線、前記第1クロック信号線及び前記第2クロック信号線が、前記シ
フトレジスタユニットの表示領域から離れた側に設けられており、
前記表示領域に近づいてくる方向に沿って、前記第1クロック信号線、前記第2クロッ
ク信号線及び前記第1電圧信号線が順次に配列され、もしくは、前記表示領域に近づいて
くる方向に沿って、前記第2クロック信号線、前記第1クロック信号線及び前記第1電圧
信号線が順次に配列される、請求項28に記載の表示基板。
【請求項30】
前記走査駆動回路は、第1初期信号線及び第2初期信号線をさらに含み、
前記表示領域に近づいてくる方向に沿って、前記第2初期信号線、前記第1初期信号線
、前記第1クロック信号線、前記第2クロック信号線及び前記第1電圧信号線が順次に配
列され、
前記表示領域に近づいてくる方向に沿って、前記第1初期信号線、前記第2初期信号線
、前記第1クロック信号線、前記第2クロック信号線及び前記第1電圧信号線が順次に配
列され、
前記表示領域に近づいてくる方向に沿って、前記第2初期信号線、前記第1初期信号線
、前記第2クロック信号線、前記第1クロック信号線及び前記第1電圧信号線が順次に配
列され、
前記表示領域に近づいてくる方向に沿って、前記第1初期信号線、前記第2初期信号線
、前記第2クロック信号線、前記第1クロック信号線及び前記第1電圧信号線が順次に配
列される、請求項29に記載の表示基板。
【請求項31】
前記出力トランジスタ及び前記出力リセットトランジスタは前記出力コンデンサと前記
第1出力線部分との間に位置しており、前記出力トランジスタ及び前記出力リセットトラ
ンジスタが前記第1方向に沿って順次に配列され、
第1コンデンサ、出力コンデンサ、出力リセットコンデンサ、第1トランジスタ、第2
トランジスタ、第3トランジスタ、第4トランジスタ、第5トランジスタ、第6トランジ
スタ、第7トランジスタ及び第8トランジスタ、
第1方向を沿って、前記第5トランジスタ、前記第6トランジスタ、前記第7トランジ
スタ、前記第8トランジスタ、前記第1トランジスタ、前記第1コンデンサ、前記第2ト
ランジスタ及び前記出力リセットトランジスタが順次に配列され、
前記第5トランジスタ、前記第4トランジスタ、前記第6トランジスタ、前記第7トラ
ンジスタ及び前記第8トランジスタが前記出力コンデンサと前記第1電圧信号線との間に
位置しており、
前記第5トランジスタのゲート電極及び前記第4トランジスタのゲート電極が第1ゲー
ト金属パターンに含まれ、前記第1ゲート金属パターンが前記第2方向に沿って延在され
る、請求項28に記載の表示基板。
【請求項32】
前記表示基板は、前記ベースに設けられる複数行の画素回路をさらに含み、前記画素回
路は発光制御端を含み、
前記シフトレジスタユニットが少なくとも一行の前記画素回路に対応され、
前記シフトレジスタユニットの信号出力線が前記少なくとも一行の画素回路の発光制御
端に結合されて、前記少なくとも一行の画素回路の発光制御端に発光制御信号を提供する
ことに用いられる、請求項1に記載の表示基板。
【請求項33】
表示基板の製作方法であって、前記表示基板の製作方法は、ベース上に走査駆動回路を
製作することを含み、前記走査駆動回路は、複数のシフトレジスタユニットを含み、前記
複数のシフトレジスタユニットのうち、少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、出
力回路を含み、前記出力回路は、出力トランジスタ及び出力リセットトランジスタを含み

前記表示基板の製作方法は、
前記ベース上に半導体層を製作し、前記半導体層にパターニング工程を行って、出力ト
ランジスタのアクティブ層及び出力リセットトランジスタのアクティブ層を形成すること
と、
前記半導体層の前記ベースに背く一面に第1ゲート金属層を製作し、前記第1ゲート金
属層にパターニング工程を行って、前記出力トランジスタのゲート電極及び前記出力リセ
ットトランジスタのゲート電極を形成することと、
前記出力トランジスタのゲート電極及び前記出力リセットトランジスタのゲート電極を
マスクとして、半導体層のうち、前記ゲート電極により被覆されていない部分に対してド
ーピングを行って、前記半導体層のうち、前記ゲート電極により被覆されていない部分を
導電部分として形成し、前記半導体層のうち、前記ゲート電極により被覆されている部分
をチャネル部分として形成することと、
前記第1ゲート金属層の前記半導体層に背く一面に第2ゲート金属層を設け、前記第2
ゲート金属層にパターニング工程を行って、第1方向に沿って延在される第1出力線部分
を含む信号出力線を形成することと、
前記第2ゲート金属層の前記第1ゲート金属層に背く一面に第1絶縁層を設けることと

前記第1絶縁層と前記第1出力線とが部分的に重なる領域に、前記第1絶縁層を貫通す
る複数の第1信号線ビアホール及び複数の第2信号線ビアホールを製作することと、
前記第1絶縁層の前記第2ゲート金属層に背く一面にソース・ドレイン金属層を製作し
、前記ソース・ドレイン金属層にパターニング工程を行って、第1ソース・ドレイン金属
パターン及び第2ソース・ドレイン金属パターンを形成することと、を含み、
前記第1ソース・ドレイン金属パターンが前記出力トランジスタの第2電極を含み、前
記第2ソース・ドレイン金属パターンが前記出力リセットトランジスタの第2電極を含ん
でいることで、前記第1出力線部分が前記複数の第1信号線ビアホールを介して前記出力
トランジスタの第2電極に結合され、かつ前記第1出力線部分が前記複数の第2信号線ビ
アホールを介して前記出力リセットトランジスタの第2電極に結合され、
前記信号出力線は、第1方向に沿って延在される第1出力線部分を含み、
前記複数の第1信号線ビアホールが第1方向に沿って順次に配列され、前記複数の第2
信号線ビアホールが第1方向に沿って順次に配列され、
第1方向に沿って順次に配列されるいずれか二つの第1信号線ビアホールの第1方向で
の最大距離と第3長さとの割合が第1所定割合であり、二つの隣接する第1信号線ビアホ
ールの間の第1方向での最小距離が第1所定距離であり、
第1方向に沿って順次に配列されるいずれか二つの第2信号線ビアホールの第1方向で
の最大距離と第4長さとの割合が第2所定割合であり、二つの隣接する第2信号線ビアホ
ールの間の第1方向での最小距離が第2所定距離であり、
前記第3長さは、前記第1信号線の重なり領域の第1方向での長さであり、前記第4長
さは、前記第2信号線の重なり領域の第1方向での長さであり、
前記第1所定割合は、0.05以上かつ0.9以下であり、
前記第1所定距離は、1.5μm以上かつ45μm以下であり、
前記第2所定割合は、0.05以上かつ0.9以下であり、
前記第2所定距離は、1.5μm以上かつ65μm以下である、表示基板の製作方法。
【請求項34】
前記出力トランジスタのアクティブ層の前記第1方向での長さを第1長さとして、前記
出力リセットトランジスタのアクティブ層の前記第1方向での長さを第2長さとして、前
記第1長さと前記第2長さとの和が出力アクティブ長さであり、
前記出力トランジスタのアクティブ層の第2方向に沿う最小の幅と、前記出力リセット
トランジスタのアクティブ層の第2方向に沿う最小の幅とのうち、小さいものを出力アク
ティブ幅とし、前記第1方向と前記第2方向は互いに交差する、請求項33に記載の表示
基板の製作方法。
【請求項35】
前記出力アクティブ長さと前記出力アクティブ幅との割合が所定割合の範囲内にあり、
前記所定割合の範囲が3以上かつ11以下である、請求項34に記載の表示基板の製作
方法。
【請求項36】
前記出力アクティブ幅が所定の幅の範囲内にあり、
前記所定の幅の範囲が12μm以上かつ45μm以下である、請求項33に記載の表示
基板の製作方法。
【請求項37】
請求項1~32のいずれか1項に記載の表示基板を含む、表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、表示技術分野に関し、特に、表示基板、その製作方法及び表示装置に関する
【背景技術】
【0002】
アクティブマトリックス有機発光ダイオード(Active-Matrix Orga
nic Light-Emitting Diode、AMOLED)表示パネルは、低
い消費電力、低い製造コスト、広い色域などのメリットを持ち、様々な分野で幅広く適用
されている。
AMOLED表示パネルは、表示領域に位置する画素回路及び周辺領域に位置する走査
駆動回路を含み、前記画素回路は、アレイで分布されている複数のサブ画素回路を含み、
前記走査駆動回路は複数のシフトレジスタユニットを含み、各シフトレジスタユニットは
、対応するサブ画素回路に発光制御信号を提供することに用いられる。前記走査駆動回路
がAMOLED表示パネルの周辺領域に設置されているので、走査駆動回路の配列方式が
AMOLED表示パネルの額縁の幅を決めるようになっている。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
第1態様において、本開示の実施例には、表示基板であって、ベースに設けられている
走査駆動回路及び表示領域を含み、前記走査駆動回路は、複数のシフトレジスタユニット
を含み、前記複数のシフトレジスタユニットのうち、少なくとも一つのシフトレジスタユ
ニットは、信号出力線及び出力回路を含み、前記出力回路は、出力トランジスタ及び出力
リセットトランジスタを含み、
前記信号出力線は、第1方向に沿って延在される第1出力線部分を含み、
前記第1出力線部分は、信号線の重なり領域に設けられた複数の第1信号線ビアホール
を介して前記出力トランジスタの第2電極に結合され、前記第1出力線部分は、前記信号
線の重なり領域に設けられた複数の第2信号線ビアホールを介して前記出力リセットトラ
ンジスタの第2電極に結合され、前記複数の第1信号線ビアホールが第1方向に沿って順
次に配列され、前記複数の第2信号線ビアホールが第1方向に沿って順次に配列され、
前記信号線の重なり領域は、第1信号線の重なり領域及び第2信号線の重なり領域を含
み、前記第1信号線の重なり領域は、前記第1出力線部分の前記ベースでの正投影と、前
記出力トランジスタの第2電極が含まれる第1ソース・ドレイン金属パターンの前記ベー
スでの正投影との重なり領域であり、前記第2信号線の重なり領域は、前記第1出力線部
分の前記ベースでの正投影と、前記出力リセットトランジスタの第2電極が含まれる第2
ソース・ドレイン金属パターンの前記ベースでの正投影との重なり領域であり、
第1方向に沿って順次に配列されるいずれか二つの第1信号線ビアホールの第1方向で
の最大距離と第3長さとの割合が第1所定割合であり、二つの隣接する第1信号線ビアホ
ールの間の第1方向での最小距離が第1所定距離であり、前記第3長さが、前記第1信号
線の重なり領域の第1方向での長さであり、
第1方向に沿って順次に配列されるいずれか二つの第2信号線ビアホールの第1方向で
の最大距離と第4長さとの割合が第2所定割合であり、二つの隣接する第2信号線ビアホ
ールの間の第1方向での最小距離が第2所定距離であり、前記第4長さが、前記第2信号
線の重なり領域の第1方向での長さであり、
前記第1所定割合が0.05以上かつ0.9以下であり、
前記第1所定距離が1.5μm以上かつ45μm以下であり、
前記第2所定割合が0.05以上かつ0.9以下であり、
前記第2所定距離が1.5μm以上かつ65μm以下である、表示基板を提供する。
【0004】
選択的に、前記出力トランジスタのアクティブ層及び前記出力リセットトランジスタの
アクティブ層は、第1方向に沿って配列され、前記出力トランジスタのアクティブ層の前
記第1方向での長さを第1長さとして、前記出力リセットトランジスタのアクティブ層の
前記第1方向での長さを第2長さとして、前記第1長さと前記第2長さとの和が出力アク
ティブ長さであり、
前記出力トランジスタのアクティブ層の第2方向に沿う最小の幅と、前記出力リセット
トランジスタのアクティブ層の第2方向に沿う最小の幅とのうち、小さいものを出力アク
ティブ幅とし、前記第1方向と前記第2方向は互いに交差する。
【0005】
選択的に、前記出力アクティブ長さと前記出力アクティブ幅との割合が所定割合の範囲
内にあり、
前記所定割合の範囲が3以上かつ11以下である。
【0006】
選択的に、前記出力アクティブ幅が所定の幅の範囲内にあり、
前記所定の幅の範囲が12μm以上かつ45μmである。
【0007】
選択的に、前記出力トランジスタのアクティブ層及び前記出力リセットトランジスタの
アクティブ層が一つの連続した第1半導体層により形成され、前記第1半導体層が第1方
向に沿って延在され、
前記第1半導体層の第1方向での長さが出力アクティブ長さであり、
前記第1半導体層の第2方向での最小の長さが前記出力アクティブ長さである。
【0008】
選択的に、前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、第1トランジスタをさら
に含み、
前記第1トランジスタは、第1アクティブパターンを含み、前記第1アクティブパター
ンが第2方向に沿って延在され、
前記第1トランジスタは、前記出力回路の表示領域から離れた側に位置している。
【0009】
選択的に、前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、第2トランジスタ及び第
3トランジスタをさらに含み、前記第2トランジスタの第2電極が前記第3トランジスタ
の第2電極に結合され、
前記第2トランジスタのゲート電極の前記ベースでの正投影と、前記第3トランジスタ
のゲート電極の前記ベースでの正投影との間の第2方向での最大距離が第3所定距離であ
り、
前記第2トランジスタ及び前記第3トランジスタは、前記出力回路の表示領域から離れ
た側に位置している。
【0010】
選択的に、前記第3所定距離が14μm以上かつ50μm以下である。
【0011】
選択的に、前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、第1トランジスタ、第2
トランジスタ及び第1コンデンサをさらに含み、
前記第1トランジスタの第2電極及び前記第2トランジスタの第1電極がそれぞれ前記
第1コンデンサの第2極板に結合され、前記第1トランジスタのゲート電極が前記第1コ
ンデンサの第1極板に結合され、
前記第1トランジスタ、前記第1コンデンサ及び前記第2トランジスタが第1方向に沿
って順次に配列され、
前記第1トランジスタ、前記第1コンデンサ及び前記第2トランジスタが、前記出力回
路の表示領域から離れた側に位置している。
【0012】
選択的に、前記走査駆動回路は、第1電圧信号線をさらに含み、前記少なくとも一つの
シフトレジスタユニットは、出力リセットコンデンサをさらに含み、前記出力リセットコ
ンデンサの第1極板が前記出力リセットトランジスタのゲート電極に結合され、前記出力
リセットコンデンサの第2極板が前記第1電圧信号線に結合され、
前記出力リセットコンデンサの第2極板の第2方向での最大の幅が第1所定の幅であり
、前記出力リセットコンデンサの第2極板の第1方向での最大の長さが第2所定の長さで
あり、
前記出力リセットコンデンサは前記出力回路の表示領域から離れた側に位置しており、
前記出力リセットコンデンサの第2極板の前記ベースでの正投影が前記出力リセットコ
ンデンサの第1極板の前記ベースでの正投影内にある。
【0013】
選択的に、前記第1所定の幅が3μm以上かつ60μm以下であり、前記第2所定の長
さが3μm以上かつ20μm以下である。
【0014】
選択的に、前記第1電圧信号線が第1方向に沿って延在され、前記第1電圧信号線は前
記出力リセットコンデンサの表示領域から離れた側に位置している。
【0015】
選択的に、前記出力トランジスタ及び前記出力リセットトランジスタが第1方向に沿っ
て配列され、前記走査駆動回路は、第2電圧信号線をさらに含み、前記少なくとも一つの
シフトレジスタユニットは、出力リセットコンデンサをさらに含み、
前記出力リセットコンデンサの第2極板が前記第1電圧信号線に結合され、
前記出力トランジスタの第1電極が第2電圧信号線に結合され、前記出力リセットトラ
ンジスタの第1電極が前記出力リセットコンデンサの第2極板に結合され、
前記出力トランジスタ及び前記出力リセットトランジスタが前記第2電圧信号線の表示
領域から離れた側に位置している。
【0016】
選択的に、前記出力トランジスタのゲート電極は、少なくとも一つの出力ゲート電極パ
ターンを含み、前記出力トランジスタの第1電極は、少なくとも一つの第1電極パターン
を含み、前記出力トランジスタの第2電極は、少なくとも一つの第2電極パターンを含み

前記出力ゲート電極パターンは、隣接する前記第1電極パターンと前記第2電極パター
ンとの間に位置しており、
前記第1電極パターン、前記出力ゲート電極パターン及び前記第2電極パターンはいず
れも第2方向に沿って延在されている。
【0017】
選択的に、前記出力リセットトランジスタのゲート電極は、少なくとも一つの出力リセ
ットゲート電極パターンを含み、前記出力リセットトランジスタの第1電極は、少なくと
も一つの第3電極パターンを含み、前記出力リセットトランジスタの第2電極は、少なく
とも一つの第4電極パターンを含み、
前記出力リセットゲート電極パターンは、隣接する前記第3電極パターンと前記第4電
極パターンとの間に位置しており、
前記第3電極パターン、前記出力リセットゲート電極パターン及び前記第4電極パター
ンはいずれも第2方向に沿って延在され、
前記出力リセットトランジスタのうち、前記出力トランジスタのゲート電極に最も近接
する前記第4電極パターンが前記出力トランジスタの第2電極パターンとして兼用される
【0018】
選択的に、前記出力トランジスタのアクティブ層は、第1方向に沿って対向して設けら
れる少なくとも二つの第1導電部分及び少なくとも一つの第1チャネル部分を含み、それ
ぞれの前記第1チャネル部分は二つの隣接する前記第1導電部分の間に設けられており、
前記第1チャネル部分が前記出力ゲート電極パターンに一対一対応され、各前記第1チ
ャネル部分の前記ベースでの正投影が、いずれも対応する前記出力ゲート電極パターンの
前記ベースでの正投影の内部に位置しており、
前記出力トランジスタのうちの一部の前記第1導電部分が前記第1電極パターンに一対
一対応され、前記第1電極パターンの前記ベースでの正投影と、対応する前記第1導電部
分の前記ベースでの正投影とが第1重なり領域を有し、前記第1電極パターンは前記第1
重なり領域に設けられている少なくとも一つの第1ビアホールを介して対応する前記第1
導電部分に結合され、
前記出力トランジスタのうちの他の一部の前記第1導電部分が前記第2電極パターンに
一対一対応され、前記第2電極パターンの前記ベースでの正投影と、対応する前記第1導
電部分の前記ベースでの正投影とが第2重なり領域を有し、前記第2電極パターンは前記
第2重なり領域に設けられている少なくとも一つの第2ビアホールを介して対応する前記
第1導電部分に結合される。
【0019】
選択的に、前記出力リセットトランジスタのアクティブ層は、第1方向に沿って対向し
て設けられる少なくとも二つの第2導電部分及び少なくとも一つの第2チャネル部分を含
み、それぞれの前記第2チャネル部分は二つの隣接する前記第2導電部分の間に設けられ
ており、
前記第2チャネル部分は、前記出力リセットゲート電極パターンに一対一対応され、各
前記第2チャネル部分の前記ベースでの正投影は、いずれも対応する前記出力リセットゲ
ート電極パターンの前記ベースでの正投影の内部に位置しており、
前記出力リセットトランジスタのうちの一部の前記第2導電部分が前記第3電極パター
ンに一対一対応され、前記第3電極パターンの前記ベースでの正投影と、対応する前記第
2導電部分の前記ベースでの正投影とが第3重なり領域を有し、前記第3電極パターンは
、前記第3重なり領域に設けられている少なくとも一つの第3ビアホールを介して対応す
る前記第2導電部分に結合され、
前記出力リセットトランジスタのうちの他の一部の前記第2導電部分が前記第4電極パ
ターンに一対一対応され、前記第4電極パターンの前記ベースでの正投影と、対応する前
記第2導電部分の前記ベースでの正投影とが第4重なり領域を有し、前記第4電極パター
ンは、前記第4重なり領域に設けられている少なくとも一つの第4ビアホールを介して対
応する前記第2導電部分に結合される。
【0020】
選択的に、前記走査駆動回路は第2電圧信号線をさらに含み、前記少なくとも一つのシ
フトレジスタユニットは、第4トランジスタをさらに含み、
前記第2電圧信号線が電極導電接続部に結合され、前記電極導電接続部が第2方向に沿
って延在され、前記少なくとも一つの第1電極パターンは第1方向に沿って順次に配列さ
れ、
前記電極導電接続部が前記出力トランジスタの第1電極に含まれる1番目の第1電極パ
ターンに結合され、
前記第4トランジスタの第1電極が前記電極導電接続部に結合され、
前記第4トランジスタのゲート電極の前記ベースでの正投影と、前記電極導電接続部の
前記ベースでの正投影との間の第1方向での最小距離が第4所定距離である。
【0021】
選択的に、前記第4所定距離が1μm以上かつ5μm以下である。
【0022】
選択的に、前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、第4トランジスタ及び第
5トランジスタをさらに含み、
前記第4トランジスタのゲート電極が前記第5トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第4トランジスタのゲート電極及び前記第5トランジスタのゲート電極が第1ゲー
ト金属パターンに含まれ、前記第1ゲート金属パターンが第2方向に沿って延在される。
【0023】
選択的に、前記走査駆動回路は第1クロック信号線をさらに含み、前記第5トランジス
タのゲート電極が前記第1クロック信号線に結合され、
前記第1クロック信号線は第1方向に沿って延在され、前記第1クロック信号線は前記
第5トランジスタの表示領域から離れた側に位置している。
【0024】
選択的に、前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、第1トランジスタ、第4
トランジスタ、第5トランジスタ、第6トランジスタ及び出力コンデンサをさらに含み、
前記第5トランジスタの第1電極が入力信号端に結合され、前記第5トランジスタの第
2電極が前記第6トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第6トランジスタのゲート電極は、互いに結合される第1ゲート電極パターン及び
第2ゲート電極パターンを含み、
前記第1ゲート電極パターン及び前記第2ゲート電極パターンがそれぞれ前記出力コン
デンサの第1極板に結合され、前記出力コンデンサの第1極板が前記出力トランジスタの
ゲート電極に結合され、
前記第6トランジスタの第1電極が第4トランジスタのゲート電極に結合され、前記第
6トランジスタの第2電極が前記第4トランジスタの第2電極に結合され、前記出力コン
デンサの第2極板が前記第1トランジスタの第1電極に結合され、
前記第4トランジスタ、前記第6トランジスタ及び前記第1トランジスタが前記第1方
向に沿って順次に配列され、
前記第5トランジスタ、前記第6トランジスタ及び前記第1トランジスタが前記第1方
向に沿って順次に配列され、
前記出力コンデンサは、前記第6トランジスタと前記出力回路との間に位置している。
【0025】
選択的に、前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、第2トランジスタ、第1
トランジスタ、第6トランジスタ、第7トランジスタ及び第8トランジスタをさらに含み

前記第7トランジスタのアクティブ層及び前記第8トランジスタのアクティブ層が一つ
の連続した第2半導体層により形成され、前記第2半導体層が第1方向に沿って延在され

前記第7トランジスタのアクティブ層は、第1方向に沿って順次に設置される1番目の
第9導電部分、第9チャネル部分及び2番目の第9導電部分を含み、
前記2番目の第9導電部分が1番目の第10導電部分として兼用され、
前記第8トランジスタのアクティブ層は、第1方向に沿って順次に設置される1番目の
第10導電部分、第10チャネル部分及び2番目の第10導電部分を含み、
前記1番目の第9導電部分が前記第7トランジスタの第2電極として用いられ、前記2
番目の第9導電部分が前記第7トランジスタの第1電極として用いられ、前記2番目の第
10導電部分が前記第8トランジスタの第1電極として用いられ、前記第7トランジスタ
の第1電極が前記第8トランジスタの第2電極として兼用され、
前記第7トランジスタのゲート電極が出力コンデンサの第2極板に結合され、前記第7
トランジスタの第2電極が前記第6トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第8トランジスタのゲート電極が前記第1トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第8トランジスタの第1電極が第1電圧信号線に結合され、
前記第1電圧信号線が第1方向に沿って延在され、
前記第6トランジスタ、前記第7トランジスタ、前記第8トランジスタ及び前記第2ト
ランジスタは、第1方向に沿って順次に配列される。
【0026】
選択的に、前記走査駆動回路は第2クロック信号線をさらに含み、前記第2トランジス
タのゲート電極及び第7トランジスタのゲート電極がそれぞれ前記第2クロック信号線に
結合され、
前記第2クロック信号線が第1方向に沿って延在され、前記第2クロック信号線が前記
第2トランジスタの表示領域から離れた側に位置している。
【0027】
選択的に、前記走査駆動回路は、第2電圧信号線及び信号出力線をさらに含み、
前記信号出力線は、第1出力線部分及び少なくとも一つの第2出力線部分を含み、
前記第2電圧信号線及び前記第1出力線部分がいずれも第1方向に沿って延在され、前
記第1出力線部分が前記第2電圧信号線と前記出力回路との間に位置しており、
前記第2出力線部分が第2方向に沿って延在され、
前記第2出力線部分が表示領域のうち、画素回路に発光制御信号を提供することに用い
られ、
前記第1出力線部分及び前記出力回路が前記第2電圧信号線の前記表示領域から離れた
側に位置している。
【0028】
選択的に、前記走査駆動回路は、第1電圧信号線、第2電圧信号線、第1クロック信号
線及び第2クロック信号線をさらに含み、
前記第1電圧信号線、前記第2電圧信号線、前記第1クロック信号線及び前記第2クロ
ック信号線がいずれも第1方向に沿って延在され、
前記第1電圧信号線の前記ベースでの正投影、前記第1クロック信号線の前記ベースで
の正投影及び前記第2クロック信号線の前記ベースでの正投影がいずれも前記シフトレジ
スタユニットの前記ベースでの正投影の前記表示領域から離れた側に位置しており、
前記第2電圧信号線の前記ベースでの正投影は、前記シフトレジスタユニットの前記表
示領域に近い側に位置している。
【0029】
選択的に、前記信号出力線は、少なくとも一つの第2出力線部分をさらに含み、前記第
2出力線部分が前記第1出力線部分に結合され、前記第2出力線部分が前記表示領域まで
延在されて、前記表示領域に位置している画素回路に発光制御信号を提供することに用い
られる。
【0030】
選択的に、前記走査駆動回路は、第1電圧信号線、第2電圧信号線、第1クロック信号
線、第2クロック信号線及び信号出力線をさらに含み、前記少なくとも一つのシフトレジ
スタユニットは、第1コンデンサ、出力コンデンサ、出力リセットコンデンサ、第1トラ
ンジスタ、第2トランジスタ、第3トランジスタ、第4トランジスタ、第5トランジスタ
、第6トランジスタ、第7トランジスタ及び第8トランジスタをさらに含み、前記信号出
力線は、少なくとも一つの第2出力線部分をさらに含み、
前記出力トランジスタのゲート電極が前記出力コンデンサの第1極板に結合され、前記
出力トランジスタの第1電極が第2電圧信号線に結合され、前記出力トランジスタの第2
電極が前記信号出力線に結合され、
前記出力リセットトランジスタのゲート電極が前記出力リセットコンデンサの第1極板
に結合され、前記出力リセットトランジスタの第1電極が前記出力リセットコンデンサの
第2極板に結合され、前記出力リセットトランジスタの第2電極が前記信号出力線に結合
され、
前記出力リセットコンデンサの第2極板が前記第1電圧信号線に結合され、前記出力コ
ンデンサの第2極板が前記第7トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第1トランジスタの第1電極が前記出力コンデンサの第2極板に結合され、前記第
1トランジスタの第2電極及び前記第2トランジスタの第1電極がそれぞれ前記第1コン
デンサの第2極板に結合され、前記第1トランジスタのゲート電極が前記第1コンデンサ
の第1極板に結合され、
前記第2トランジスタのゲート電極及び第7トランジスタのゲート電極がそれぞれ前記
第2クロック信号線に結合され、前記第2トランジスタの第2電極が前記第3トランジス
タの第2電極に結合され、
前記第3トランジスタのゲート電極が前記出力トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第3トランジスタの第1電極が前記出力リセットコンデンサの第1極板に結合され、
前記第4トランジスタのゲート電極が前記第5トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第4トランジスタの第1電極が前記出力トランジスタの第1電極に結合され、前記第
4トランジスタの第2電極が前記第6トランジスタの第2電極に結合され、
前記第5トランジスタのゲート電極が前記第1クロック信号線に結合され、前記第5ト
ランジスタの第1電極が入力信号端に結合され、第5トランジスタの第2電極が前記第6
トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第6トランジスタの第1電極が第4トランジスタのゲート電極に結合され、前記第
6トランジスタの第2電極が前記第4トランジスタの第2電極に結合され、
前記第7トランジスタのゲート電極が出力コンデンサの第2極板に結合され、前記第7
トランジスタの第1電極が前記第8トランジスタの第2電極として兼用され、前記第7ト
ランジスタの第2電極が前記第6トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第8トランジスタのゲート電極が前記第1トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第8トランジスタの第1電極が第1電圧信号線に結合され、
前記第2出力線部分は、前記第1出力線部分に結合され、前記第2出力線部分は前記表
示領域まで延在されて、前記表示領域に位置している画素回路に発光制御信号を提供する
ことに用いられる。
【0031】
選択的に、第2電圧信号線が前記シフトレジスタユニットの表示領域に近い側に設けら
れており、
前記第1電圧信号線、前記第1クロック信号線及び前記第2クロック信号線が、前記シ
フトレジスタユニットの表示領域から離れた側に設けられており、
前記表示領域に近づいてくる方向に沿って、前記第1クロック信号線、前記第2クロッ
ク信号線及び前記第1電圧信号線が順次に配列され、もしくは、前記表示領域に近づいて
くる方向に沿って、前記第2クロック信号線、前記第1クロック信号線及び前記第1電圧
信号線が順次に配列される。
【0032】
選択的に、前記走査駆動回路は、第1初期信号線及び第2初期信号線をさらに含み、
前記表示領域に近づいてくる方向に沿って、前記第2初期信号線、前記第1初期信号線
、前記第1クロック信号線、前記第2クロック信号線及び前記第1電圧信号線が順次に配
列され、
前記表示領域に近づいてくる方向に沿って、前記第1初期信号線、前記第2初期信号線
、前記第1クロック信号線、前記第2クロック信号線及び前記第1電圧信号線が順次に配
列され、
前記表示領域に近づいてくる方向に沿って、前記第2初期信号線、前記第1初期信号線
、前記第2クロック信号線、前記第1クロック信号線及び前記第1電圧信号線が順次に配
列され、
前記表示領域に近づいてくる方向に沿って、前記第1初期信号線、前記第2初期信号線
、前記第2クロック信号線、前記第1クロック信号線及び前記第1電圧信号線が順次に配
列される。
【0033】
選択的に、前記出力トランジスタ及び前記出力リセットトランジスタは前記出力コンデ
ンサと前記第1出力線部分との間に位置しており、前記出力トランジスタ及び前記出力リ
セットトランジスタが前記第1方向に沿って順次に配列され、
第1コンデンサ、出力コンデンサ、出力リセットコンデンサ、第1トランジスタ、第2
トランジスタ、第3トランジスタ、第4トランジスタ、第5トランジスタ、第6トランジ
スタ、第7トランジスタ及び第8トランジスタ、
第1方向を沿って、前記第5トランジスタ、前記第6トランジスタ、前記第7トランジ
スタ、前記第8トランジスタ、前記第1トランジスタ、前記第1コンデンサ、前記第2ト
ランジスタ及び前記出力リセットトランジスタが順次に配列され、
前記第5トランジスタ、前記第4トランジスタ、前記第6トランジスタ、前記第7トラ
ンジスタ及び前記第8トランジスタが前記出力コンデンサと前記第1電圧信号線との間に
位置しており、
前記第5トランジスタのゲート電極及び前記第4トランジスタのゲート電極が第1ゲー
ト金属パターンに含まれ、前記第1ゲート金属パターンが前記第2方向に沿って延在され
る。
【0034】
選択的に、前記表示基板は、前記ベースに設けられる複数行の画素回路をさらに含み、
前記画素回路は発光制御端を含み、
前記シフトレジスタユニットが少なくとも一行の前記画素回路に対応され、
前記シフトレジスタユニットの信号出力線が前記少なくとも一行の画素回路の発光制御
端に結合されて、前記少なくとも一行の画素回路の発光制御端に発光制御信号を提供する
ことに用いられる。
【0035】
第2態様において、本開示の実施例では、表示基板の製作方法であって、前記表示基板
の製作方法は、ベース上に走査駆動回路を製作することを含み、前記走査駆動回路は、複
数のシフトレジスタユニットを含み、前記複数のシフトレジスタユニットのうち、少なく
とも一つのシフトレジスタユニットは、出力回路を含み、前記出力回路は、出力トランジ
スタ及び出力リセットトランジスタを含み、
前記表示基板の製作方法は、
前記ベース上に半導体層を製作し、前記半導体層にパターニング工程を行って、出力ト
ランジスタのアクティブ層及び出力リセットトランジスタのアクティブ層を形成すること
と、
前記半導体層の前記ベースに背く一面に第1ゲート金属層を製作し、前記第1ゲート金
属層にパターニング工程を行って、前記出力トランジスタのゲート電極及び前記出力リセ
ットトランジスタのゲート電極を形成することと、
前記出力トランジスタのゲート電極及び前記出力リセットトランジスタのゲート電極を
マスクとして、半導体層のうち、前記ゲート電極により被覆されていない部分に対してド
ーピングを行って、前記半導体層のうち、前記ゲート電極により被覆されていない部分を
導電部分として形成し、前記半導体層のうち、前記ゲート電極により被覆されている部分
をチャネル部分として形成することと、
前記第1ゲート金属層の前記半導体層に背く一面に第2ゲート金属層を設け、前記第2
ゲート金属層にパターニング工程を行って、第1方向に沿って延在される第1出力線部分
を含む信号出力線を形成することと、
前記第2ゲート金属層の前記第1ゲート金属層に背く一面に第1絶縁層を設けることと

前記第1絶縁層と前記第1出力線とが部分的に重なる領域に、前記第1絶縁層を貫通す
る複数の第1信号線ビアホール及び複数の第2信号線ビアホールを製作することと、
前記第1絶縁層の前記第2ゲート金属層に背く一面にソース・ドレイン金属層を製作し
、前記ソース・ドレイン金属層にパターニング工程を行って、第1ソース・ドレイン金属
パターン及び第2ソース・ドレイン金属パターンを形成することと、を含み、
前記第1ソース・ドレイン金属パターンが前記出力トランジスタの第2電極を含み、前
記第2ソース・ドレイン金属パターンが前記出力リセットトランジスタの第2電極を含ん
でいることで、前記第1出力線部分が前記複数の第1信号線ビアホールを介して前記出力
トランジスタの第2電極に結合され、かつ前記第1出力線部分が前記複数の第2信号線ビ
アホールを介して前記出力リセットトランジスタの第2電極に結合され、
前記信号出力線は、第1方向に沿って延在される第1出力線部分を含み、
前記複数の第1信号線ビアホールが第1方向に沿って順次に配列され、前記複数の第2
信号線ビアホールが第1方向に沿って順次に配列され、
第1方向に沿って順次に配列されるいずれか二つの第1信号線ビアホールの第1方向で
の最大距離と第3長さとの割合が第1所定割合であり、二つの隣接する第1信号線ビアホ
ールの間の第1方向での最小距離が第1所定距離であり、
第1方向に沿って順次に配列されるいずれか二つの第2信号線ビアホールの第1方向で
の最大距離と第4長さとの割合が第2所定割合であり、二つの隣接する第2信号線ビアホ
ールの間の第1方向での最小距離が第2所定距離であり、
前記第3長さは、前記第1信号線の重なり領域の第1方向での長さであり、前記第4長
さは、前記第2信号線の重なり領域の第1方向での長さであり、
前記第1所定割合は、0.05以上かつ0.9以下であり、
前記第1所定距離は、1.5μm以上かつ45μm以下であり、
前記第2所定割合は、0.05以上かつ0.9以下であり、
前記第2所定距離は、1.5μm以上かつ65μm以下である、表示基板の製作方法を
提供する。
【0036】
選択的に、前記出力トランジスタのアクティブ層の前記第1方向での長さを第1長さと
して、前記出力リセットトランジスタのアクティブ層の前記第1方向での長さを第2長さ
として、前記第1長さと前記第2長さとの和が出力アクティブ長さであり、
前記出力トランジスタのアクティブ層の第2方向に沿う最小の幅と、前記出力リセット
トランジスタのアクティブ層の第2方向に沿う最小の幅とのうち、小さいものを出力アク
ティブ幅とし、前記第1方向と前記第2方向は互いに交差する。
【0037】
選択的に、前記出力アクティブ長さと前記出力アクティブ幅との割合が所定割合の範囲
内にあり、
前記所定割合の範囲が3以上かつ11以下である。
【0038】
選択的に、前記出力アクティブ幅が所定の幅の範囲内にあり、
前記所定の幅の範囲が12μm以上かつ45μm以下である。
【0039】
第3態様において、本開示の実施例では、上記の表示基板を含む表示装置をさらに提供
する。
【図面の簡単な説明】
【0040】
図1】本開示の実施例に記載の表示基板に含まれる少なくとも一つのシフトレジスタユニットの少なくとも一実施例の回路図である。
図2A図1に示されるシフトレジスタユニットの少なくとも一実施例の動作シーケンス図である。
図2B】本開示の少なくとも一実施例に記載の表示基板の領域区画の概略図である。
図2C】本開示の少なくとも一実施例に記載の表示基板に含まれる走査駆動回路と画素回路との間の接続関係の概略図である。
図2D】本開示の少なくとも一実施例に係るシフトレジスタユニットの一レイアウト概略図である。
図3A】本開示の少なくとも一実施例に係るシフトレジスタユニットの他のレイアウト概略図である。
図3B】本開示の少なくとも一実施例に係るシフトレジスタユニットの更なる他のレイアウト概略図である。
図4図3Aに基づいた、第1方向に沿って順次に配列される1番目の第1信号線ビアホールと最後の一つの第1信号線ビアホールとの第1方向での最大距離K1及び第1方向に沿って順次に配列される1番目の第2信号線ビアホールと最後の一つの第2信号線ビアホールとの第1方向での最大距離K2を示した概略図である。
図5】本開示の少なくとも一実施例に係るシフトレジスタユニットのうちのアクティブ層の概略図である。
図6】本開示の少なくとも一実施例に係るシフトレジスタユニットのうちの第1ゲート金属層の概略図である。
図7】本開示の少なくとも一実施例に係るシフトレジスタユニットのうちの第2ゲート金属層の概略図である。
図8】本開示の少なくとも一実施例に係るシフトレジスタユニットに用いられるビアホールの概略図である。
図9】本開示の少なくとも一実施例に係るシフトレジスタユニットのうちのソース・ドレイン金属層の概略図である。
図10図3Aのソース・ドレイン金属層の概略図である。
図11】本開示の少なくとも一実施例に係るシフトレジスタユニットの更なる他のレイアウト概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0041】
以下、本開示の実施例の図面を参照しながら、本開示の実施例の技術案を明確かつ完全
に説明する。明らかなように、説明される実施例は本開示の一部の実施例に過ぎず、全て
の実施例ではない。説明される本開示の実施例に基づいて、当業者が創造のな努力をせず
に想到し得るほかの実施例は、すべて本開示の特許範囲に属する。
【0042】
図1に示すように、本開示の少なくとも一実施例は、表示基板を提供し、前記表示基板
は表示基板の周辺領域に位置する走査駆動回路を含み、前記走査駆動回路は、第1電圧信
号線VGH、第2電圧信号線VGL、第1クロック信号線CK、第2クロック信号線CB
及び信号出力線E0を含み、前記走査駆動回路は、複数のシフトレジスタユニットをさら
に含み、
図1に示すように、前記複数のシフトレジスタユニットのうち、少なくとも一つのシフ
トレジスタユニットの少なくとも一実施例は、第1コンデンサC1、出力コンデンサC2
、出力リセットコンデンサC3、出力トランジスタT10、出力リセットトランジスタT
9、第1トランジスタT1、第2トランジスタT2、第3トランジスタT3、第4トラン
ジスタT4、第5トランジスタT5、第6トランジスタT6、第7トランジスタT7及び
第8トランジスタT8を含み、
前記出力トランジスタT10のゲート電極G10は、前記出力コンデンサC2の第1極
板C2aに結合され、前記出力トランジスタT10の第1電極S10は、第2電圧信号線
VGLに結合され、前記出力トランジスタT10の第2電極D10は、前記信号出力線E
0に結合され、
前記出力リセットトランジスタT9のゲート電極G9は、前記出力リセットコンデンサ
C3の第1極板C3aに結合され、前記出力リセットトランジスタT9の第1電極S9は
、前記出力リセットコンデンサC3の第2極板C3bに結合され、前記出力リセットトラ
ンジスタT9の第2電極D9は、前記信号出力線E0に結合され、
前記出力リセットコンデンサC3の第2極板C3bが前記第1電圧信号線VGHに結合
され、前記出力コンデンサC2の第2極板C2bが第2クロック信号線CBに結合され、
前記第1トランジスタT1の第1電極S1が前記第2クロック信号線CBに結合され、
前記第1トランジスタT1の第2電極D1及び前記第2トランジスタT2の第1電極S2
がそれぞれ前記第1コンデンサC1の第2極板C1bに結合され、前記第1トランジスタ
T1のゲート電極G1が前記第1コンデンサC1の第1極板C1aに結合され、
前記第2トランジスタT2のゲート電極G2及び第7トランジスタT7のゲート電極G
7は、それぞれ前記第1クロック信号線CBに結合され、前記第2トランジスタT2の第
2電極D2は、前記第3トランジスタT3の第2電極D3に結合され、前記第2トランジ
スタT2の第1電極S2は、前記第1コンデンサの第2極板C1bに結合され、
前記第3トランジスタT3のゲート電極G3は、前記出力トランジスタT10のゲート
電極G10に結合され、前記第3トランジスタT3の第1電極S3は、前記第1電圧信号
線VGHに結合され、
前記第4トランジスタT4のゲート電極G4及び前記第5トランジスタT5のゲート電
極G5は、いずれも第1クロック信号線CKに結合され、前記第4トランジスタT4の第
1電極S4及び前記出力トランジスタT10の第1電極S10は、いずれも第2電圧信号
線VGLに結合され、前記第4トランジスタT4の第2電極D4は、前記第6トランジス
タT6の第2電極D6に結合され、
前記第5トランジスタT5のゲート電極G5は、前記第1クロック信号線CKに結合さ
れ、第5トランジスタT5の第2電極D5は、前記第6トランジスタT6のゲート電極G
6に結合され、前記第5トランジスタT5の第1電極S5は、入力信号端E1に結合され

前記第6トランジスタT6の第1電極S1及び第4トランジスタT4のゲート電極G4
は、いずれも第1クロック信号線CKに結合され、前記第6トランジスタT6の第2電極
D6は、前記第4トランジスタT4の第2電極D4に結合され、前記第6トランジスタT
6のゲート電極G6は、第5トランジスタの第2電極D1に結合され、
前記第7トランジスタT7のゲート電極G7及び出力コンデンサC2の第2極板C2b
は、いずれも第2クロック信号線CBに結合され、前記第7トランジスタT7の第1電極
S7は、前記第8トランジスタT8の第2電極D8に結合され、前記第7トランジスタT
7の第2電極D7は、前記第6トランジスタT6のゲート電極G6に結合され、
前記第8トランジスタT8のゲート電極G8は、前記第1トランジスタT1のゲート電
極G1に結合され、前記第8トランジスタT8の第1電極S8は、第1電圧信号線VGH
に結合される。
【0043】
図1に示されるシフトレジスタユニットの少なくとも一実施例では、全てのトランジス
タはいずれもp型トランジスタであるが、これに限らない。
【0044】
本開示の少なくとも一実施例では、図1に示されるシフトレジスタユニットの少なくと
も一実施例は、発光制御走査駆動回路であってもよいが、これに限らない。
【0045】
本開示の少なくとも一実施例では、トランジスタの第1電極はソース電極であってもよ
く、トランジスタの第2電極はドレイン電極であってもよく、もしくは、トランジスタの
第1電極はドレイン電極であってもよく、トランジスタの第2電極はソース電極であって
もよく。
【0046】
図1において、符号N1は第1ノードであり、符号N2は第2ノードであり、符号N3
は第3ノードであり、符号N4は第4ノードである。
【0047】
図1に示した少なくとも一実施例では、第1電圧信号線VGHは高電圧Vghを提供す
ることができ、第2電圧信号線VGLは低電圧Vglを提供することができるが、これに
限らない。
【0048】
図2Aに示すように、本開示の図1に示されるシフトレジスタユニットの少なくとも一
実施例において、動作する時に、
第1段階P1で、E1がハイレベルを提供し、CKがローレベルを提供し、CBがハイ
レベルを提供し、T5及びT4がオンとなり、N1の電位がハイレベルで、T6はオフと
なり、N2の電位はローレベルであるので、T7、T3及びT10がオフとなり、T8及
びT1がオンとなり、この時、N3の電位がハイレベルであり、CBがハイレベルを提供
するので、T2がオフとなり、コンデンサの両端の電圧が突然に変化しないので、N4の
電位が、前フレームのハイレベルに保持されて、T9がオフとなり、E0から出力される
発光制御信号の電位が、前フレームのローレベルに保持され、
第2段階P2で、E1及びCKがいずれもハイレベルを提供し、CBがローレベルを提
供し、T5、T6及びT4がいずれもオフとなり、N1の電位がハイレベルに保持され、
N2の電位がローレベルに保持され、T7、T8及びT1がいずれもオンとなり、N3の
電位がハイレベルからローレベルに変化し、T2がオンとなり、N4の電位がローレベル
であり、T9がオンとなり、E0がハイレベルを出力し、T3及びT10がいずれもオフ
となり、
第3段階P3で、E1及びCBがいずれもハイレベルを提供し、CKがローレベルを提
供し、T5及びT4がいずれもオンとなり、N1の電位がハイレベルであり、N2の電位
がローレベルであり、T6及びT7がいずれもオフとなり、T8及びT1がいずれもオン
となり、N3の電位が前の段階のローレベルからハイレベルに変化し、T2がオフとなり
、N4の電位がローレベルに保持され、T9がオンとなり、E0がハイレベルを出力し、
T3及びT10がいずれもオフとなり、
第4段階P4で、E1及びCBがいずれもローレベルを提供し、CKがハイレベルを提
供し、T5及びT4がいずれもオフとなり、N1の電位がハイレベルであり、T6がオフ
となり、N2の電位がローレベルに保持され、T7、T8及びT1がいずれもオンとなり
、N3の電圧がローレベルにジャンプし、T2がオンとなり、N4の電位がローレベルで
あり、T9がオンとなり、E0がハイレベルを出力し、T3及びT10がいずれもオフと
なり、
第5段階P5で、E1及びCKがいずれもローレベルを提供し、CBがハイレベルを提
供し、T5、T6及びT4がいずれもオンとなり、N1の電位及びN2の電位はいずれも
ローレベルであり、T7がオフとなり、T7及びT1がいずれもオンとなり、N3の電圧
がハイレベルに変化し、T2がオフとなり、T3がオンとなり、N4の電圧がハイレベル
に変化し、T9がオフとなり、T10がオンとなり、E0がローレベルを出力し、
第6段階P6で、E1及びCB信号はローレベルであり、CKはハイレベルであり、T
1、T3がオフとなり、ノードN1がローレベルを保持され、T2がオンとなり、N2ノ
ードの電圧はハイレベルであり、T4、T5がオンとなり、T6がオフとなり、N3ノー
ドはハイレベルであり、T7、T8がオンとなり、N4ノードはハイレベルであり、T9
がオフとなり、T10はオンとなり、Eoutがローレベルを出力する。
【0049】
第7段階P7で、E1及びCKがいずれもローレベルを提供し、CBがハイレベルを提
供し、T5、T6及びT4がいずれもオンとなり、N1の電位及びN2の電位はいずれも
ローレベルであり、T7がオフとなり、T8及びT1がいずれもオンとなり、N3の電位
はハイレベルであり、T2がオフとなり、T3がオンとなり、N4の電位はハイレベルで
あり、T9がオフとなり、T10がオンとなり、E0がローレベルを出力し、
【0050】
第8段階P8で、E1及びCBがいずれもローレベルを提供し、CKがハイレベルを提
供し、T5及びT4がいずれもオフとなり、N1の電位がローレベルに保持され、T6が
オンとなり、N2の電位はハイレベルであり、T7がオンとなり、T8及びT1がいずれ
もオフとなり、N3の電位はハイレベルであり、T2及びT3がいずれもオンとなり、N
4の電圧はハイレベルであり、T9がオフとなり、T10がオンとなり、E0がローレベ
ルを出力し、
前記第6段階の後、次のフレームでE1が入力信号を受信するまで、T3が持続的にオ
ンとなり、T9が持続的にオフとなり、T5が周期的にC2に充電し、N1の電位がロー
レベルに保持され、T10が持続的にオンとなり、E0がローレベルを出力する。
【0051】
図2Bに示すように、符号J1は表示基板であり、符号A0は表示領域であり、符号B
1は第1周辺領域であり、符号B2は第2周辺領域である。
【0052】
前記表示基板J1の表示領域A0に複数本の発光制御線、複数本のゲート線と複数本の
データ線、及び、前記複数本のゲート線と前記複数本のデータ線が交差して限定した複数
のサブ画素は設けられていてもよく、
第1周辺領域B1及び/または第2周辺領域B2に走査駆動回路が設けられていてもよ
く、前記走査駆動回路は、複数のシフトレジスタユニットを含み、
前記走査駆動回路に含まれる複数のシフトレジスタユニットのうち、各前記シフトレジ
スタユニットの信号出力線は、それぞれA本の発光制御線に結合されて、対応する発光制
御線に発光制御信号を提供することに用いられてもよい。
【0053】
ここで、Aは、正の整数であっでもよい。実際の操作において、Aは1、2、3、4で
あってもよく、または他の正の整数であってもよく、Aの値は実際の状態によって選択し
てもよい。
【0054】
具体的に実施する時に、前記発光制御線は、相応する行の画素回路の発光制御端に結合
される。
選択的に、前記表示基板は、前記ベースに設けられる複数行の画素回路をさらに含み、
前記画素回路は発光制御端を含み、
前記走査駆動回路に含まれる前記シフトレジスタユニットは少なくとも一行の前記画素
回路に対応され、
前記シフトレジスタユニットの信号出力線は、前記少なくとも一行の画素回路の発光制
御端に結合されて、前記少なくとも一行の画素回路の発光制御端に発光制御信号を提供す
ることに用いられる。
【0055】
本開示の少なくとも一実施例では、前記画素回路が表示基板の有効表示領域に設けられ
てもよく、前記走査駆動回路が表示基板の周辺領域に設けられてもよい。
【0056】
図2Cに示すように、符号Y1は走査駆動回路であり、符号S11は前記走査駆動回路
S1に含まれる第1段シフトレジスタユニットであり、符号S12は前記走査駆動回路S
1に含まれる第2段シフトレジスタユニットであり、符号S1N-1は前記走査駆動回路
S1に含まれる第N-1段シフトレジスタユニットであり、符号S1Nは前記走査駆動回
路S1に含まれる第N段シフトレジスタユニットであり、Nは3より大きい整数であり、
図2Cにおいて、符号R1は第1行画素回路であり、符号R2は第2行画素回路であり
、符号R3は第3行画素回路であり、符号R4は第4行画素回路であり、符号R2N-3
は第2N-3行画素回路であり、符号R2N-2は第2N-2行画素回路であり、符号R
2N-1は第2N-1行画素回路であり、符号R2Nは第2N行画素回路であり、
S11がR1及びR2に発光制御信号を提供し、S12がR3及びR4に発光制御信号
を提供し、S1N-1がR2N-3及びR2N-2に発光制御信号を提供し、S1NがR
2N-1及びR2Nに発光制御信号を提供し、
図2Cに示すように、周辺領域において、前記表示基板は、ゲート電極駆動回路をさら
に含んでもよく、前記ゲート電極駆動回路は、複数段のゲート電極駆動ユニットを含み、
前記ゲート電極駆動ユニットは画素行に一対一対応されて、相応する行の画素に、相応の
ゲート電極駆動信号を提供することに用いられてもよく、
図2Cにおいて、符号Y2はゲート電極駆動回路であり、符号S21はゲート電極駆動
回路に含まれる第1行ゲート電極駆動ユニットであり、符号S22はゲート電極駆動回路
に含まれる第2行ゲート電極駆動ユニットであり、符号S23はゲート電極駆動回路に含
まれる第3行ゲート電極駆動ユニットであり、符号S24はゲート電極駆動回路に含まれ
る第4行ゲート電極駆動ユニットであり、符号S2N-3はゲート電極駆動回路に含まれ
る第2N-3行ゲート電極駆動ユニットであり、符号S2N-2はゲート電極駆動回路に
含まれる第2N-2行ゲート電極駆動ユニットであり、符号S2N-1はゲート電極駆動
回路に含まれる第2N-1行ゲート電極駆動ユニットであり、符号S2Nはゲート電極駆
動回路に含まれる第2N行ゲート電極駆動ユニットである。
【0057】
図2Dに示した少なくとも一実施例では、第1電圧信号線VGHが高電圧信号Vghを
提供し、第2電圧信号線VGLが低電圧信号Vglを提供し、
図2Dに示すように、VGL、VGH、CK及びCBは表示領域から離れていく方向に
沿って配列され、VGH、VGL、CK及びCBが第1方向に延在され、
図1及び図2Dに示すように、シフトレジスタユニットの少なくとも一実施例は、第1
コンデンサC1、出力コンデンサC2、出力リセットコンデンサC3、出力トランジスタ
T10、出力リセットトランジスタT9、第1トランジスタT1、第2トランジスタT2
、第3トランジスタT3、第4トランジスタT4、第5トランジスタT5、第6トランジ
スタT6、第7トランジスタT7及び第8トランジスタT8を含み、前記シフトレジスタ
ユニットの該実施例は、VGHとVGLとの間に設置され、
T10及びT9は第1方向に沿って配列され、
C2は、T10のVGLから離れた側に設けられ、T5、T6及びT4は、C2及びV
GHとの間に設けられ、
T1及びT3は、T9のVGLから離れた側に設けられ、C1は、T3のT9から離れ
た側に設けられ、T8及びT2は、C1のT8から離れた側に設けられ、
T5、T7、T8、T2及びC3が第1方向に沿って順次に配列され、T6、C1及び
C3が第1方向に沿って順次に配列され、C2、T1、T3及びC3が第1方向に沿って
順次に配列され、
T1は、第1アクティブパターンを含み、T1の第1アクティブパターンが縦方向に配
列されて、T2及びT3との間に緊密に配列されることに不利であり、
C3の第2極板C3bの横方向での幅が長くて、シフトレジスタユニットの第2方向で
の幅を狭めることに不利である。
【0058】
図2Dにおいて、符号E01は信号出力線の第1出力線部分であり、符号E021は信
号出力線の1番目の第2出力線部分であり、符号E022は信号出力線の2番目の第2出
力線部分であり、E01が第1方向に沿って配列され、E021が第2方向に沿って配列
され、E01、E021及びE022は、互いに結合され、第1方向及び第2方向は互い
に交差され、E01は、VGLと出力回路(前記出力回路は前記出力トランジスタT10
及び前記出力リセットトランジスタT9を含む)との間に設けられ、E021及びE02
2が第2方向に沿って表示領域へと延在されて、表示領域に位置している画素回路に発光
制御信号を提供することを便利にする。
【0059】
図2Dに示すように、S7がD8として兼用される。
【0060】
図2D及び図3Aにおいて、符号G1はT1のゲート電極であり、符号S1はT1の第
1電極であり、符号D1はT1の第2電極であり、符号G2はT2のゲート電極であり、
符号S2はT2の第1電極であり、符号D2はT2の第2電極であり、符号G3はT3の
ゲート電極であり、符号S3はT3の第1電極であり、符号D3はT3の第2電極であり
、符号G4はT4のゲート電極であり、符号S4はT4の第1電極であり、符号D4はT
4の第2電極であり、符号G5はT5のゲート電極であり、符号S5はT5の第1電極で
あり、符号D5はT5の第2電極であり、符号G6はT6のゲート電極であり、符号S6
はT6の第1電極であり、符号D6はT6の第2電極であり、符号G7はT7のゲート電
極であり、符号S7はT7の第1電極であり、符号D7はT7の第2電極であり、符号G
8はT8のゲート電極であり、符号S8はT8の第1電極であり、符号G9はT9のゲー
ト電極であり、符号S9はT9の第1電極であり、符号D9はT9の第2電極であり、符
号G10はT10のゲート電極であり、符号S10はT10の第1電極であり、符号D1
0はT10の第2電極である。
【0061】
図2Dに示した少なくとも一実施例では、第1方向は上から下に向かう垂直方向であっ
でもよく、第2方向は右から左に向かう水平方向であってもよいが、これに限らない。実
際の操作において、第1方向は、下から上に向かう垂直方向であっでもよく、第2方向は
、左から右に向かう水平方向であってもよく、もしくは、前記第1方向は他の方向であっ
てもよく、前記第2方向は他の方向であってもよい。
【0062】
図2Dに示されるゲート電極駆動回路のレイアウト方式において、T9のアクティブ層
及びT9のアクティブ層は一つの連続した第1半導体層により形成され、前記第1半導体
層の第1方向での長さが短くて、シフトレジスタユニット全体の縦方向での空間が小さく
、そのため、横方向でのシフトレジスタユニットの幅が大きくて、シフトレジスタユニッ
トのうちの素子が水平方向で緊密に配列されることに不利で、表示基板の狭額縁化の発展
に不利である。
【0063】
図2Dに示されるシフトレジスタユニットは走査駆動回路に含まれる第n段シフトレジ
スタユニットであってもよく、nは正の整数である。
【0064】
上記の問題点に基づいて、本開示の発明者は、研究を通じて、シフトレジスタユニット
のうちの各トランジスタのレイアウト方式を調整することにより、シフトレジスタユニッ
トの占有面積を減らすことで、表示基板の額縁の幅を縮めることができることを発見した
【0065】
図3Aに示されるレイアウト方式において、第1電圧信号線VGHが高電圧信号Vgh
を提供し、第2電圧信号線VGLが低電圧信号Vglを提供し、本開示の少なくとも一実
施例では、シフトレジスタユニットは、VGHとVGLとの間に設置される。
【0066】
図3Aにおいて、符号E01は信号出力線の第1出力線部分であり、符号E021は信
号出力線の1番目の第2出力線部分であり、符号E022は信号出力線の2番目の第2出
力線部分であり、E01が第1方向に沿って配列され、E021が第2方向に沿って配列
され、E01、E021及びE022は、互いに結合され、第1方向及び第2方向は互い
に交差する。図3Aに示すように、E01がVGLと前記出力回路との間に設けられてお
り、E021及びE022が第2方向に沿って表示領域へと延在されて、表示領域に位置
している画素回路に発光制御信号を提供することを便利にする。
【0067】
例えば、図3Aに示されるレイアウト方式において、第1方向は上から下に向かう垂直
方向であっでもよく、第2方向は右から左に向かう水平方向であってもよいが、これに限
らない。
【0068】
図3Aに示されるシフトレジスタユニットは、走査駆動回路に含まれる第n段シフトレ
ジスタユニットであってもよく、nは正の整数である。
【0069】
図1及び図3Aに示すように、シフトレジスタユニットの少なくとも一実施例は、第1
コンデンサC1、出力コンデンサC2、出力リセットコンデンサC3、出力トランジスタ
T10、出力リセットトランジスタT9、第1トランジスタT1、第2トランジスタT2
、第3トランジスタT3、第4トランジスタT4、第5トランジスタT5、第6トランジ
スタT6、第7トランジスタT7及び第8トランジスタT8を含み、図3Aに示すように
、出力回路O1は、前記出力トランジスタT10及び前記出力リセットトランジスタT9
を含み、
前記出力トランジスタT10のゲート電極G10は、前記出力コンデンサC2の第1極
板C2aに結合され、前記出力トランジスタT10の第1電極S10は、第2電圧信号線
VGLに結合され、前記出力トランジスタT10の第2電極D10は、信号出力線に含ま
れる第1出力線部分E01に結合され、
前記出力リセットトランジスタT9のゲート電極G9は、前記出力リセットコンデンサ
C3の第1極板C3aに結合され、前記出力リセットトランジスタT9の第1電極S9は
、前記出力リセットコンデンサC3の第2極板C3bに結合され、前記出力リセットトラ
ンジスタT9の第2電極D9は、前記信号出力線に含まれる第1出力線部分E01に結合
される。
【0070】
図3Aに示されるゲート電極駆動回路のレイアウト方式において、T9のアクティブ層
及びT10のアクティブ層は、一つの連続した第1半導体層により形成されてもよく、前
記第1半導体層の第1方向での長さを引き上げて、シフトレジスタユニットに含まれる他
の素子が縦方向で余裕になる空間を利用して、横方向でのシフトレジスタユニットの幅を
狭めて、シフトレジスタユニットのうちの素子が水平方向で緊密に配列されることに有利
で、表示基板の狭額縁化の発展に有利であるようにする。
【0071】
図3Aに示すように、上記構成のシフトレジスタユニットを表示基板の周辺領域にレイ
アウトを行う場合、表示基板の表示領域から離れていく方向に沿って、第2電圧信号線V
GL、第1電圧信号線VGH、第1クロック信号線CK及び第2クロック信号線CBを順
次に配列し、第2電圧信号線VGL、第1電圧信号線VGH、第1クロック信号線CK及
び第2クロック信号線CBはいずれも第1方向に沿って延在され、
図3Aに示すように、第1コンデンサC1、出力コンデンサC2、出力リセットコンデ
ンサC3、出力トランジスタT10、出力リセットトランジスタT9、第1トランジスタ
T1、第2トランジスタT2、第3トランジスタT3、第4トランジスタT4、第5トラ
ンジスタT5、第6トランジスタT6、第7トランジスタT7及び第8トランジスタT8
がいずれもVGHとVGLとの間に設置され、第1半導体層の第1方向で引き上げた長さ
を利用するために、T5、T6、T4、T7及びT8をいずれも上の方に移動して、
T1は、第1アクティブパターンを含み、かつT1の第1アクティブパターンが第2方
向に沿って延在されるように設け、T1をT8とC1との間に設け、T8、T1及びC1
は第1方向に沿って順次に配列されることで、T8とC1との間の空間を利用してT1を
設けて、T2及びT3との間の配列がより緊密にすることができ(前記第2トランジスタ
T2の第2電極D2が前記第3トランジスタT3の第2電極D2に結合されるので、配線
の便宜上、T2及びT3を近く設けることが必要である)、シフトレジスタユニットの占
める第2方向での幅をさらに狭めることができ、
そのうえ、図3Aに示されるレイアウト方式において、C1の形状と、T1、T2及び
T3の配列される位置とがさらに契合し、T1、T2及びT3の間の空間を利用してC1
の極板を設け、
図3Aに示されるレイアウト方式において、C3の第2極板C3bの第2方向での幅を
小さく設置し、C3の第2極板C3bの第1方向での長さを大きく設置して、C3の極板
の面積を確保することを前提に、C3の極板の占める第2方向での幅を狭め、
図3Aに示すように、C3の第2極板C3bのベースでの正投影がC3の第1極板C3
aのベースでの正投影内にある。
【0072】
また、図3A及び図6図6図3Aの第1ゲート金属層の概略図である)に示すよう
に、T6のゲート電極G6は、互いに結合される第1ゲート電極パターンG61及び第2
ゲート電極パターンG62を含んで、T6をダブルゲート構造として形成する。
【0073】
ダブルゲート構造の設計の目的としては、第2段階P2で、走査駆動回路に含まれるシ
フトレジスタユニットが高電圧信号Vghを出力する時に、T10が完全にオフとなるべ
き、T10のゲート電極に印加されるハイレベルがT8のソース電極から入力され、した
がって、第2段階P2で、必ずT8がオンとなるように確保し、即ち、第2ノードN2の
電位が低電圧にされる必要である一方、第2段階P2で、T6のゲート電極の電位が高電
圧になっているので、第2ノードN2の電位上昇をもたらすT6の漏電がないように、設
置T6をオフにし易くさせるダブルゲート設計を採用してT6を設定することにある。
【0074】
本開示の少なくとも一実施例では、前記第1方向と前記第2方向は互いに交差され、例
えば、前記第1方向が前記第2方向に垂直してもよいが、これに限らない。
【0075】
具体的に、前記第2方向と前記第1方向とが互いに交差する夾角は、実際の必要に応じ
て設けてもよく、例示として、前記第2方向は前記第1方向に垂直である。
【0076】
本開示の少なくとも一実施例では、第1クロック信号線CBの位置及び前記第2クロッ
ク信号線CKの位置は互いに交換してもよいが、これに限らない。
【0077】
図3Aに示されるレイアウト方式において、図5に示すように(図5図3Aのアクテ
ィブ層の概略図である)、第1半導体層10の第1方向での長さは出力アクティブ長さL
1であり、前記第1半導体層10の第2方向での最小の幅は出力アクティブ幅W1であり

前記出力アクティブ長さL1は、第1所定の長さであり、
前記出力アクティブ長さL1及び前記出力アクティブ幅W1の割合が所定割合の範囲内
にあり、
前記出力アクティブ幅W1は所定の幅の範囲にあり、
本開示の少なくとも一実施例前記出力アクティブ長さL1を上げることで、シフトレジ
スタユニットのうち、出力回路以外の素子はL1が大きくなって縦方向で余裕になる空間
を利用してレイアウトを行うことができ、その上シフトレジスタユニットの占める横方向
の空間を縮めることができ、かつ本開示の少なくとも一実施例では、前記出力アクティブ
幅W1を減らすことができ、水平方向での空間を省き、残すべきところを、シフトレジス
タユニットのうち、出力回路以外の素子が利用してレイアウトを行うことができるように
し、シフトレジスタユニットの占める横方向の空間も縮めることができる。
【0078】
本開示の少なくとも一実施例では、前記所定割合の範囲は、3以上かつ11以下であっ
てもよいが、これに限らない。
【0079】
本開示の少なくとも一実施例では、前記所定の幅の範囲は、12μm以上かつ45μm
以下でもよいが、これに限らない。
【0080】
本開示の少なくとも一実施例では、前記第1所定の長さは、50μm以上かつ130μ
m以下でもよいが、これに限らない。
【0081】
図3A及び図8に示すように、前記第1出力線部分E01は、信号線の重なり領域に設
けられた複数の第1信号線ビアホールH01を介して前記出力トランジスタT10の第2
電極D10に結合され、前記第1出力線部分E01は、前記信号線の重なり領域に設けら
れた複数の第2信号線ビアホールH02を介して前記出力リセットトランジスタT9の第
2電極D9に結合され、前記複数の第1信号線ビアホールH01は第1方向に沿って順次
に配列され、前記複数の第2信号線ビアホールH02が第1方向に沿って順次に配列され

図4及び図10図10図3Aのソース・ドレイン金属層の概略図であり、図10
第1ソース・ドレイン金属パターンDs1及び第2ソース・ドレイン金属パターンDs2
を示す)に示すように、前記信号線の重なり領域は、第1信号線の重なり領域A01及び
第2信号線の重なり領域A02を含み、前記第1信号線の重なり領域A01は、前記第1
出力線部分E01の前記ベースでの正投影と、前記出力トランジスタT10の第2電極D
10が含まれる第1ソース・ドレイン金属パターンDs1の前記ベースでの正投影との重
なり領域であり、前記第2信号線の重なり領域A02は、前記第1出力線部分E01の前
記ベースでの正投影と、前記出力リセットトランジスタT9の第2電極D9が含まれる第
2ソース・ドレイン金属パターンDs2の前記ベースでの正投影との重なり領域であり、
図4及び図10に示すように、第1方向に沿って順次に配列される1番目の第1信号線
ビアホールと最後の一つの第1信号線ビアホールとの第1方向での最大距離K1と、第3
長さL3との割合は、第3所定割合であり、二つの隣接する第1信号線ビアホールの間の
第1方向での最小距離は、第1所定距離であり、前記第3長さL3は、前記第1信号線の
重なり領域A01の第1方向での長さであり、
第1方向に沿って順次に配列される1番目の第2信号線ビアホールと最後の一つの第2
信号線ビアホールとの第1方向での最大距離K2と、第4長さL4との割合は、第4所定
割合であり、二つの隣接する第2信号線ビアホールの間の第1方向での最小距離は、第2
所定距離であり、前記第4長さL4は、前記第2信号線の重なり領域A02の第1方向で
の長さである。
【0082】
本開示の少なくとも一実施例では、前記第1信号線ビアホールの数及び前記第2信号線
ビアホールの数は実際の状態によって選択してもよい。
【0083】
本開示の少なくとも一実施例では、第1方向に沿って順次に配列されるいずれか二つの
第1信号線ビアホールの第1方向での最大距離というのは、いずれか二つの第1信号線ビ
アホールのベースでの正投影の周辺との間の第1方向での最大距離であり、
第1方向に沿って順次に配列される1番目の第1信号線ビアホールと最後の一つの第1
信号線ビアホールとの第1方向での最大距離K1というのは、前記1番目の第1信号線ビ
アホールのベースでの正投影の周辺と、前記最後の一つの第1信号線ビアホールのベース
での正投影の周辺との間の第1方向での最大距離であり、
二つの隣接する第1信号線ビアホールの間の第1方向での最小距離K01とは、二つの
隣接する第1信号線ビアホールのベースでの正投影の周辺の第1方向での最小距離であり

第1方向に沿って順次に配列される1番目の第2信号線ビアホールと最後の一つの第2
信号線ビアホールとの第1方向での最大距離K2というのは、前記1番目の第2信号線ビ
アホールのベースでの正投影の周辺と、前記最後の一つの第2信号線ビアホールのベース
での正投影の周辺との間の第1方向での最大距離であり、
第1方向に沿って順次に配列されるいずれか二つの第2信号線ビアホールの第1方向で
の最大距離というのは、いずれか二つの第2信号線ビアホールのベースでの正投影の周辺
の間の第1方向での最大距離であり、
二つの隣接する第2信号線ビアホールの間の第1方向での最小距離K02というのは、
二つの隣接する第2信号線ビアホールのベースでの正投影の周辺の第1方向での最小距離
である。
【0084】
本開示の少なくとも一実施例では、前記第1所定割合は0.05以上かつ0.9以下で
あってもよいが、これに限らず、
前記第1所定距離は、1.5μm以上かつ45μm以下であってもよいが、これに限ら
ず、
前記第2所定割合は、0.05以上かつ0.9以下であってもよいが、これに限らず、
前記第2所定距離は、1.5μm以上かつ65μm以下であってもよいが、これに限ら
ない。
【0085】
図3A図4及び図10に示すように、T10のアクティブ層及びT9のアクティブ層
が縦方向で長められるので、それに伴い、第3長さL3及び第4長さL4が長くなり、こ
れにより複数の第1信号線ビアホールH01が第1信号線の重なり領域A01に均一に配
列され得、かつ上から下の1番目の第1信号線ビアホールと上から下の最後の一つの第1
信号線ビアホールとの第1方向での最大距離K1と、第3長さL3との割合は、第3所定
割合であり、前記複数の第1信号線ビアホールH01が前記第1信号線の重なり領域A0
1にできるだけ張り詰め得、出力トランジスタT10の第2電極D10をより良好にE0
1に結合させることができ、
図3A図4及び図10に示すように、T10のアクティブ層及びT9のアクティブ層
が縦方向で長められるので、それに伴い、第3長さL3及び第4長さL4が長くなり、こ
れにより複数の第2信号線ビアホールH02が第2信号線の重なり領域A02に均一に配
列され得、かつ上から下の1番目の第2信号線ビアホールと上から下の最後の一つの第2
信号線ビアホールとの第1方向での最大距離K2と、第4長さL4との割合が第4所定割
合であり、前記複数の第2信号線ビアホールH02が前記第2信号線の重なり領域A02
にできるだけ張り詰め得、出力リセットトランジスタT9の第2電極D9をより良好にE
01に結合させることができる。
【0086】
本開示の少なくとも一実施例では、前記第3所定割合は、0.05以上かつ0.9以下
であってもよく、前記第4所定割合は、0.05以上かつ0.9以下であってもよいが、
これに限らない。
【0087】
本開示の少なくとも一実施例に記載の表示基板は、ベースに設けられている走査駆動回
路及び表示領域を含み、前記走査駆動回路は、複数のシフトレジスタユニットを含み、前
記複数のシフトレジスタユニットのうち、少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、
信号出力線及び出力回路を含み、前記出力回路は、出力トランジスタ及び出力リセットト
ランジスタを含み、
前記信号出力線は、第1方向に沿って延在される第1出力線部分を含み、
前記第1出力線部分は、信号線の重なり領域に設けられた複数の第1信号線ビアホール
を介して前記出力トランジスタの第2電極に結合され、前記第1出力線部分は、前記信号
線の重なり領域に設けられた複数の第2信号線ビアホールを介して前記出力リセットトラ
ンジスタの第2電極に結合され、前記複数の第1信号線ビアホールが第1方向に沿って順
次に配列され、前記複数の第2信号線ビアホールが第1方向に沿って順次に配列され、
前記信号線の重なり領域は、第1信号線の重なり領域及び第2信号線の重なり領域を含
み、前記第1信号線の重なり領域は、前記第1出力線部分の前記ベースでの正投影と、前
記出力トランジスタの第2電極が含まれる第1ソース・ドレイン金属パターンの前記ベー
スでの正投影との重なり領域であり、前記第2信号線の重なり領域は、前記第1出力線部
分の前記ベースでの正投影と、前記出力リセットトランジスタの第2電極が含まれる第2
ソース・ドレイン金属パターンの前記ベースでの正投影との重なり領域であり、
第1方向に沿って順次に配列されるいずれか二つの第1信号線ビアホールの第1方向で
の最大距離と第3長さとの割合が第1所定割合であり、二つの隣接する第1信号線ビアホ
ールの間の第1方向での最小距離が第1所定距離であり、前記第3長さが、前記第1信号
線の重なり領域の第1方向での長さであり、
第1方向に沿って順次に配列されるいずれか二つの第2信号線ビアホールの第1方向で
の最大距離と第4長さとの割合が第2所定割合であり、二つの隣接する第2信号線ビアホ
ールの間の第1方向での最小距離が第2所定距離であり、前記第4長さが、前記第2信号
線の重なり領域の第1方向での長さであり、
前記第1所定割合が0.05以上かつ0.9以下であり、
前記第1所定距離が1.5μm以上かつ45μm以下であり、
前記第2所定割合が0.05以上かつ0.9以下であり、
前記第2所定距離が1.5μm以上かつ65μm以下である。
【0088】
選択的に、前記出力トランジスタのアクティブ層及び前記出力リセットトランジスタの
アクティブ層は、第1方向に沿って配列され、前記出力トランジスタのアクティブ層の前
記第1方向での長さを第1長さとして、前記出力リセットトランジスタのアクティブ層の
前記第1方向での長さを第2長さとして、前記第1長さと前記第2長さとの和が出力アク
ティブ長さであり、
前記出力トランジスタのアクティブ層の第2方向に沿う最小の幅と、前記出力リセット
トランジスタのアクティブ層の第2方向に沿う最小の幅とのうち、小さいものを出力アク
ティブ幅とし、前記第1方向と前記第2方向は互いに交差する。
【0089】
本開示の少なくとも一実施例では、前記出力アクティブ長さと前記出力アクティブ幅と
の割合が所定割合の範囲内にあり、前記所定割合の範囲は、3以上かつ11以下であって
もよいが、これに限らない。
【0090】
本開示の少なくとも一実施例において、前記出力アクティブ長さを上げることで、シフ
トレジスタユニットのうち、出力回路以外の素子が出力アクティブ長さが大きくなって縦
方向で余裕になる空間を利用してレイアウトを行うことができ、その上、シフトレジスタ
ユニットの占める横方向の空間を縮めることができる。しかも、本開示の少なくとも一実
施例では、出力トランジスタのアクティブ層及び出力リセットトランジスタのアクティブ
層が縦方向で長められるので、それに伴い、第3長さ及び第4長さが長くなり、これによ
り複数の第1信号線ビアホールが第1信号線の重なり領域に均一に配列され得、かついず
れか二つの第1信号線ビアホールの第1方向での最大距離と、第3長さとの割合が第1所
定割合であり、前記複数の第1信号線ビアホールが前記第1信号線の重なり領域にできる
だけ張り詰め得、出力トランジスタの第2電極をより良好に第1出力線部分に結合させる
ことができ、
図3A図4及び図10に示すように、出力トランジスタのアクティブ層及び出力リセ
ットトランジスタのアクティブ層が縦方向で長められるので、それに伴い、第3長さ及び
第4長さが長くなり、これにより複数の第2信号線ビアホールが第2信号線の重なり領域
に均一に配列され得、かつ上から下のいずれか二つの第2信号線ビアホールの第1方向で
の最大距離と、第4長さとの割合が第2所定割合であり、前記複数の第2信号線ビアホー
ルが前記第2信号線の重なり領域にできるだけ張り詰め得、出力リセットトランジスタの
第2電極をより良好に第1出力線部分に結合させることができる。
【0091】
本開示の少なくとも一実施例では、前記出力アクティブ幅は、所定の幅の範囲にあって
もよい。
【0092】
本開示の少なくとも一実施例では、前記出力アクティブ幅を減らすことができ、水平方
向での空間を省き、残すべきところを、シフトレジスタユニットのうち、出力回路以外の
素子が利用してレイアウトを行うことができるようにし、シフトレジスタユニットの占め
る横方向の空間を縮めることもできる。
【0093】
選択的に、図3A及び図5に示すように、前記出力トランジスタT10のアクティブ層
及び前記出力リセットトランジスタT9のアクティブ層は一つの連続した第1半導体層に
より形成されてもよく、前記第1半導体層は第1方向10に沿って延在され、
図5に示すように、前記第1半導体層10の第1方向での長さは出力アクティブ長さL
1であり、
前記第1半導体層10の第2方向での最小長さは、前記出力アクティブ長さW1であり
【0094】
図3Aに示すように、前記出力トランジスタT10及び前記出力リセットトランジスタ
T9は第1方向に沿って順次に配列されているが、これに限らず、実際の操作において、
出力リセットトランジスタT9及び出力トランジスタT10は第1方向に沿って順次に配
列するように設置されてもよい。
【0095】
本開示の少なくとも一実施例では、出力リセットトランジスタT9は無効の発光制御信
号を提供することに用いられ、出力トランジスタT10は有效の発光制御信号を提供する
ことに用いられる。
【0096】
本開示の少なくとも一実施例では、前記有效の発光制御信号は画素回路のうち、発光制
御トランジスタをオンとすることができる電圧信号であってもよく(前記発光制御トラン
ジスタのゲート電極は、前記発光制御線に結合され)、前記無効の発光制御信号は、前記
発光制御トランジスタをオフとすることができる電圧信号であってもよい。
【0097】
具体的に、前記表示基板の表示領域は、複数のサブ画素を含み、前記複数のサブ画素の
うち、少なくとも一つのサブ画素は、画素駆動回路を含み、前記画素駆動回路は、トラン
ジスタ、ゲート線、発光制御線及びデータ線を含み、前記走査駆動回路に含まれるシフト
レジスタユニットは、少なくとも一本の発光制御線に対応してもよく、各前記シフトレジ
スタユニットの信号出力線は、対応する少なくとも一本の発光制御線に結合されて、対応
する発光制御線に発光制御信号を提供することに用いられる。
【0098】
本開示の少なくとも一実施例では、前記出力トランジスタのアクティブ層及び前記リセ
ットトランジスタのアクティブ層は一つの連続した第1半導体層により形成されてもよく

前記出力トランジスタのアクティブ層は、第1方向に沿って対向して設けられる少なく
とも二つの第1導電部分及び少なくとも一つの第1チャネル部分を含んでもよく、それぞ
れの前記第1チャネル部分は二つの隣接する前記第1導電部分の間に設けられており、
前記出力リセットトランジスタのアクティブ層は、第1方向に沿って対向して設けられ
る少なくとも二つの第2導電部分及び少なくとも一つの第2チャネル部分を含んでもよく
、それぞれの前記第2チャネル部分は二つの隣接する前記第2導電部分の間に設けられて
おり、
前記出力トランジスタのアクティブ層で前記出力リセットトランジスタのアクティブ層
との距離が最も近い第1導電部分は、前記出力リセットトランジスタのうちの第2導電部
分として兼用されてもよく、これにより前記出力トランジスタ及び出力リセットトランジ
スタのレイアウト空間をさらに縮めることができ、前記表示基板の狭額縁化を実現するこ
とに有利であるようにする。
【0099】
図5に示すように、前記出力トランジスタT10のアクティブ層及び前記出力リセット
トランジスタT9のアクティブ層は一つの連続した第1半導体層により形成されてもよく

前記出力トランジスタT10のアクティブ層は、第1方向に沿って対向して設けられる
1番目の第1導電部分111、2番目の第1導電部分112、3番目の第1導電部分11
3、4番目の第1導電部分114、5番目の第1導電部分115及び6番目の第1導電部
分116を含み、前記出力トランジスタT10のアクティブ層は、1番目の第1チャネル
部分121、2番目の第1チャネル部分122、3番目の第1チャネル部分123、4番
目の第1チャネル部分124及び5番目の第1チャネル部分125をさらに含み、
前記1番目の第1チャネル部分121は、前記1番目の第1導電部分111と前記2番
目の第1導電部分112との間に設けられており、前記2番目の第1チャネル部分122
は、前記2番目の第1導電部分112と前記3番目の第1導電部分113との間に設けら
れており、
前記3番目の第1チャネル部分123は、前記3番目の第1導電部分113及び前記2
番目の第4導電部分114との間に設けられており、前記4番目の第1チャネル部分12
4は、前記4番目の第1導電部分114と前記5番目の第1導電部分115との間に設け
られており、前記5番目の第1チャネル部分125は、前記5番目の第1導電部分115
と前記6番目の第1導電部分116との間に設けられており、
前記6番目の第1導電部分116は、前記出力リセットトランジスタT9のアクティブ
層に含まれる1番目の第2導電部分として兼用され、
前記出力リセットトランジスタT9のアクティブ層は、第1方向に沿って対向して設け
られる2番目の第2導電部分132、3番目の第2導電部分133、4番目の第2導電部
分134、5番目の第2導電部分135及び6番目の第2導電部分136をさらに含み、
前記出力リセットトランジスタT9のアクティブ層は、1番目の第2チャネル部分141
、2番目の第2チャネル部分142、3番目の第2チャネル部分143、4番目の第2チ
ャネル部分144及び5番目の第2チャネル部分145をさらに含み、
前記1番目の第2チャネル部分141は、1番目の第2導電部分と2番目の第2導電部
分132との間に設けられており、前記2番目の第2チャネル部分142は、前記2番目
の第2導電部分132と3番目の第2導電部分133との間に設けられており、前記3番
目の第2チャネル部分143は、3番目の第2導電部分133と4番目の第2導電部分1
34との間に設けられており、前記4番目の第2チャネル部分144は、前記4番目の第
2導電部分134と5番目の第2導電部分135との間に設けられている、前記5番目の
第2チャネル部分145は、前記5番目の第2導電部分135と6番目の第2導電部分1
36との間に設けられている。
【0100】
前記出力トランジスタT10及び前記出力リセットトランジスタT9において、各トラ
ンジスタのチャネル部分の両側の導電部分は、それぞれ対応して、該トランジスタの第1
電極、第2電極としてもよく、もしくはそれぞれ該トランジスタの第1電極、該トランジ
スタの第2電極に結合されてもよく、これによりT10及びT9が6番目の第1導電部分
116を介して電気的接続を実現可能にする。
【0101】
前記第1半導体層10を製作する時に、例示として、まず、第1半導体材料層を形成し
た後に、出力トランジスタT10のゲート電極G10及び出力リセットトランジスタT9
のゲート電極G9を形成してから、前記第1半導体材料層のうち、各トランジスタのゲー
ト電極により被覆されていない部分が前記導電部分として形成されるよう、前記第1半導
体材料層のうち、各トランジスタにより被覆されている部分が前記チャネル部分として形
成されるように、出力トランジスタT10のゲート電極G10及び出力リセットトランジ
スタT9のゲート電極G9をマスクとして、第1半導体材料層のうち、各トランジスタの
ゲート電極により被覆されていない部分に対してドーピングを行ってもよい。
【0102】
上記の表示基板の具体的な構成によって、本開示の少なくとも一実施例に記載の表示基
板において、シフトレジスタユニットのうち、前記出力トランジスタT10及び出力リセ
ットトランジスタT9が前記第1方向に沿って配列され得、シフトレジスタユニットの占
める第2方向での面積を縮め、前記表示基板を狭額縁化の発展要求にさらに符合させるこ
とができる。
【0103】
具体的に、前記出力トランジスタのゲート電極は、少なくとも一つの出力ゲート電極パ
ターンを含んでもよく、前記出力トランジスタの第1電極は、少なくとも一つの第1電極
パターンを含み、前記出力トランジスタの第2電極は、少なくとも一つの第2電極パター
ンを含み、
前記出力ゲート電極パターンは、隣接する前記第1電極パターンと前記第2電極パター
ンとの間に位置しており、
前記第1電極パターン、前記出力ゲート電極パターン及び前記第2電極パターンはいず
れも第2方向に沿って延在されている。
【0104】
具体的に、前記出力リセットトランジスタのゲート電極は、少なくとも一つの出力リセ
ットゲート電極パターンを含んでもよく、前記出力リセットトランジスタの第1電極は、
少なくとも一つの第3電極パターンを含み、前記出力リセットトランジスタの第2電極は
、少なくとも一つの第4電極パターンを含み、
前記出力リセットゲート電極パターンは、隣接する前記第3電極パターンと前記第4電
極パターンとの間に位置しており、
前記第3電極パターン、前記出力リセットゲート電極パターン及び前記第4電極パター
ンはいずれも第2方向に沿って延在され、
前記出力リセットトランジスタのうち、前記出力トランジスタのゲート電極に最も近接
する前記第4電極パターンが前記出力トランジスタの第2電極パターンとして兼用される
【0105】
具体的に実施する時に、前記出力リセットゲート電極パターンの数量、前記第1電極パ
ターンの数量、前記第2電極パターンの数量、前記出力ゲート電極パターンの数量、前記
第3電極パターンの数量及び前記第4電極パターンの数量は、実際の必要に応じて設けら
れてもよい。例示として、図6及び図9に示すように、前記出力ゲート電極パターンの数
量及び前記出力リセットゲート電極パターンの数量は、五つであってもよく、第1電極パ
ターンの数量は、三つであってもよく、第2電極パターンの数量は、三つであってもよく
、第3電極パターンの数量は、三つであってもよく、前記第4電極パターンの数量は、三
つであってもよいが、これに限らない。
【0106】
また、前記出力トランジスタの第2電極及び出力リセットトランジスタの第2電極はい
ずれも信号出力線に結合されるので、出力トランジスタ及び出力リセットトランジスタを
レイアウトを行う時に、前記出力リセットトランジスタのうち、前記出力トランジスタの
ゲート電極に最も近接する前記第4電極パターンが前記出力トランジスタの第2電極パタ
ーンとして兼用されてもよく、これにより、出力トランジスタ及び出力リセットトランジ
スタのレイアウト空間をさらに縮めることができ、表示基板の狭額縁化を実現することに
有利であるようにする。
【0107】
図3A及び図6に示すように、いくつの実施例では、前記出力トランジスタT10のゲ
ート電極は、第1出力ゲート電極パターンG101、第2出力ゲート電極パターンG10
2、第3出力ゲート電極パターンG103、第4出力ゲート電極パターンG104及び第
5出力ゲート電極パターンG105を含んでもよく、
前記出力リセットトランジスタT9のゲート電極は、第1出力リセットゲート電極パタ
ーンG91、第2出力リセットゲート電極パターンG92、第3出力リセットゲート電極
パターンG93、第4出力リセットゲート電極パターンG94及び第5出力リセットゲー
ト電極パターンG95を含んでもよく、
第1出力ゲート電極パターンG101、第2出力ゲート電極パターンG102、第3出
力ゲート電極パターンG103、第4出力ゲート電極パターンG104及び第5出力ゲー
ト電極パターンG105が第1方向に沿って順次に配列され、
第1出力リセットゲート電極パターンG91、第2出力リセットゲート電極パターンG
92、第3出力リセットゲート電極パターンG93、第4出力リセットゲート電極パター
ンG94及び第5出力リセットゲート電極パターンG95が第1方向に沿って順次に配列
され、
第1出力ゲート電極パターンG101、第2出力ゲート電極パターンG102、第3出
力ゲート電極パターンG103、第4出力ゲート電極パターンG104及び第5出力ゲー
ト電極パターンG105がいずれも第2方向に沿って延在され、第1方向と第2方向は互
いに交差され、
第1出力ゲート電極パターンG101、第2出力ゲート電極パターンG102、第3出
力ゲート電極パターンG103、第4出力ゲート電極パターンG104及び第5出力ゲー
ト電極パターンG105が互いに結合され、
第1出力リセットゲート電極パターンG91、第2出力リセットゲート電極パターンG
92、第3出力リセットゲート電極パターンG93、第4出力リセットゲート電極パター
ンG94及び第5出力リセットゲート電極パターンG95がいずれも第2方向に沿って延
在され、
第1出力リセットゲート電極パターンG91、第2出力リセットゲート電極パターンG
92、第3出力リセットゲート電極パターンG93、第4出力リセットゲート電極パター
ンG94及び第5出力リセットゲート電極パターンG95が互いに結合され、
図9に示すように、前記出力トランジスタT10の第1電極S10は、1番目の第1電
極パターンS101、2番目の第1電極パターンS102及び3番目の第1電極パターン
S103を含み、
前記出力トランジスタT10の第2電極D10は、1番目の第2電極パターンD101
及び2番目の第2電極パターンD102を含み、
前記出力リセットトランジスタT9の第1電極S9は、1番目の第3電極パターンS9
1、2番目の第3電極パターンS92及び3番目の第3電極パターンS93、
前記出力リセットトランジスタT9の第2電極D9は、1番目の第4電極パターンD9
1、2番目の第4電極パターンD92及び3番目の第4電極パターンD93を含み、
1番目の第4電極パターンD91が前記出力トランジスタT10に含まれる3番目の第
2電極パターンとして兼用され、
図3A図10に示すように、S101がVGLに結合され、S101がS102に結
合され、S103がVGLに結合され、S91、S92及びS93がそれぞれ第1導電接
続部F1に結合され、前記第1導電接続部F1が前記第1電圧信号線VGHに結合され、
図3A図10に示すように、前記第1出力線部分E01が信号線の重なり領域に設け
られた複数の第1信号線ビアホールH01を介してそれぞれD101及びD102に結合
され、前記第1出力線部分E01は、信号線の重なり領域に設けられた複数の第2信号線
ビアホールH02を介してそれぞれD91、D92及びD93に結合され、
前記複数の第1信号線ビアホールH01が第1方向に沿って順次に配列され、前記複数
の第2信号線ビアホールH02が第1方向に沿って順次に配列される。
【0108】
具体的に実施する時に、前記出力トランジスタのアクティブ層は、第1方向に沿って対
向して設けられる少なくとも二つの第1導電部分及び少なくとも一つの第1チャネル部分
を含んでもよく、それぞれの前記第1チャネル部分は、二つの隣接する前記第1導電部分
の間に設けられており、
前記第1チャネル部分は、前記出力ゲート電極パターンに一対一対応され、各前記第1
チャネル部分の前記ベースでの正投影は、いずれも対応する前記出力ゲート電極パターン
の前記ベースでの正投影の内部に位置しており、
前記出力トランジスタのうちの一部の前記第1導電部分が前記第1電極パターンに一対
一対応され、前記第1電極パターンの前記ベースでの正投影と、対応する前記第1導電部
分の前記ベースでの正投影とが第1重なり領域を有し、前記第1電極パターンは前記第1
重なり領域に設けられている少なくとも一つの第1ビアホールを介して対応する前記第1
導電部分に結合され、
前記出力トランジスタのうちの他の一部の前記第1導電部分が前記第2電極パターンに
一対一対応され、前記第2電極パターンの前記ベースでの正投影と、対応する前記第1導
電部分の前記ベースでの正投影とが第2重なり領域を有し、前記第2電極パターンは前記
第2重なり領域に設けられている少なくとも一つの第2ビアホールを介して対応する前記
第1導電部分に結合される。
【0109】
具体的に実施する時に、前記出力リセットトランジスタのアクティブ層は、第1方向に
沿って対向して設けられる少なくとも二つの第2導電部分及び少なくとも一つの第2チャ
ネル部分を含み、それぞれの前記第2チャネル部分は二つの隣接する前記第2導電部分の
間に設けられており、
前記第2チャネル部分は、前記出力リセットゲート電極パターンに一対一対応され、各
前記第2チャネル部分の前記ベースでの正投影は、いずれも対応する前記出力リセットゲ
ート電極パターンの前記ベースでの正投影の内部に位置しており、
前記出力リセットトランジスタのうちの一部の前記第2導電部分が前記第3電極パター
ンに一対一対応され、前記第3電極パターンの前記ベースでの正投影と、対応する前記第
2導電部分の前記ベースでの正投影とが第3重なり領域を有し、前記第3電極パターンは
、前記第3重なり領域に設けられている少なくとも一つの第3ビアホールを介して対応す
る前記第2導電部分に結合され、
前記出力リセットトランジスタのうちの他の一部の前記第2導電部分が前記第4電極パ
ターンに一対一対応され、前記第4電極パターンの前記ベースでの正投影と、対応する前
記第2導電部分の前記ベースでの正投影とが第4重なり領域を有し、前記第4電極パター
ンは、前記第4重なり領域に設けられている少なくとも一つの第4ビアホールを介して対
応する前記第2導電部分に結合される。
【0110】
図5図6図8及び図9に示すように、1番目の第1チャネル部分121が第1出力
ゲート電極パターンG101に対応され、2番目の第1チャネル部分122が第2出力ゲ
ート電極パターンG102に対応され、3番目の第1チャネル部分123が第3出力ゲー
ト電極パターンG103に対応され、4番目の第1チャネル部分124が第4出力ゲート
電極パターンG104に対応され、5番目の第1チャネル部分125が第5出力ゲート電
極パターンG105に対応され、
1番目の第1チャネル部分121のベースでの正投影は、第1出力ゲート電極パターン
G101のベースでの正投影の内部に位置しており、
2番目の第1チャネル部分122のベースでの正投影は、第2出力ゲート電極パターン
G102のベースでの正投影の内部に位置しており、
3番目の第1チャネル部分123のベースでの正投影は、第3出力ゲート電極パターン
G103のベースでの正投影の内部に位置しており、
4番目の第1チャネル部分124のベースでの正投影は、第4出力ゲート電極パターン
G104のベースでの正投影の内部に位置しており、
5番目の第1チャネル部分125のベースでの正投影は、第5出力ゲート電極パターン
G105のベースでの正投影の内部に位置しており、
1番目の第1導電部分111が1番目の第1電極パターンS101に対応され、2番目
の第1導電部分112が1番目の第2電極パターンD101に対応され、3番目の第1導
電部分113が2番目の第1電極パターンS102に対応され、4番目の第1導電部分1
14が2番目の第2電極パターンD102に対応され、5番目の第1導電部分115が3
番目の第1電極パターンS103に対応され、6番目の第1導電部分116が1番目の第
4電極パターンD91に対応され、
前記6番目の第1導電部分116は、前記出力リセットトランジスタT9のアクティブ
層に含まれる1番目の第2導電部分として兼用され、
1番目の第2チャネル部分141が第1出力リセットゲート電極パターンG91に対応
され、2番目の第2チャネル部分142が第2出力リセットゲート電極パターンG92に
対応され、3番目の第2チャネル部分143が第3出力リセットゲート電極パターンG9
3に対応され、4番目の第2チャネル部分144が第4出力リセットゲート電極パターン
G94に対応され、5番目の第2チャネル部分145が第5出力リセットゲート電極パタ
ーンG95に対応され、
1番目の第2チャネル部分141のベースでの正投影は、第1出力リセットゲート電極
パターンG91のベースでの正投影の内部に位置しており、
2番目の第2チャネル部分142のベースでの正投影は、第2出力リセットゲート電極
パターンG92のベースでの正投影の内部に位置しており、
3番目の第2チャネル部分143のベースでの正投影は、第3出力リセットゲート電極
パターンG93のベースでの正投影の内部に位置しており、
4番目の第2チャネル部分144のベースでの正投影は、第4出力リセットゲート電極
パターンG94のベースでの正投影の内部に位置しており、
5番目の第2チャネル部分145のベースでの正投影は、第5出力リセットゲート電極
パターンG95のベースでの正投影の内部に位置しており、
2番目の第2導電部分132が1番目の第3電極パターンS91に対応され、3番目の
第2導電部分133が2番目の第4電極パターンD92に対応され、4番目の第2導電部
分134が2番目の第3電極パターンS92に対応され、5番目の第2導電部分135が
3番目の第4電極パターンD93に対応され、6番目の第2導電部分136が3番目の第
3電極パターンS93に対応され、
S101のベースでの正投影と、1番目の第1導電部分111のベースでの正投影との
間に1番目の第1重なり領域を有し、S102のベースでの正投影と、3番目の第1導電
部分113のベースでの正投影との間に2番目の第1重なり領域を有し、S103のベー
スでの正投影と、5番目の第1導電部分115のベースでの正投影との間に3番目の第1
重なり領域を有し、S101は、1番目の第1重なり領域に設けられている第1ビアホー
ルH1を介して1番目の第1導電部分111に結合され、S102は、2番目の第1重な
り領域に設けられている第1ビアホールH1を介して3番目の第1導電部分113に結合
され、S103は、3番目の第1重なり領域に設けられている第1ビアホールH1を介し
て5番目の第1導電部分115に結合され、
D101のベースでの正投影と、2番目の第1導電部分112のベースでの正投影との
間に存在1番目の第2重なり領域を有し、D102のベースでの正投影と、4番目の第1
導電部分114との間に2番目の第2重なり領域を有し、D101は、1番目の第2重な
り領域に設けられている第2ビアホールH2を介して2番目の第1導電部分112に結合
され、D102は、2番目の第2重なり領域に設けられている第2ビアホールH2を介し
て4番目の第1導電部分114に結合され、
D91のベースでの正投影と、1番目の第2導電部分131のベースでの正投影との間
に1番目の第4重なり領域を有し、D92のベースでの正投影と、3番目の第2導電部分
133のベースでの正投影との間に2番目の第4重なり領域を有し、D93のベースでの
正投影と、5番目の第2導電部分135との間に3番目の第4重なり領域を有し、D91
は、1番目の第4重なり領域に設けられている第4ビアホールH4を介して1番目の第2
導電部分131に結合され、D92は、2番目の第4重なり領域に設けられている第4ビ
アホールH4を介して3番目の第2導電部分133に結合され、D93は、3番目の第4
重なり領域に設けられている第4ビアホールH4を介して5番目の第2導電部分133に
結合され、
S91のベースでの正投影と、2番目の第2導電部分132のベースでの正投影との間
に1番目の第3重なり領域を有し、S92のベースでの正投影と、4番目の第2導電部分
134のベースでの正投影との間に2番目の第3重なり領域を有し、S93のベースでの
正投影と、6番目の第2導電部分136のベースでの正投影との間に3番目の第3重なり
領域を有し、S91は、1番目の第3重なり領域に設けられている第3ビアホールH3を
介して2番目の第2導電部分132に結合され、S92は、2番目の第3重なり領域に設
けられている第3ビアホールH3を介して4番目の第2導電部分134に結合され、S9
3は、3番目の第3重なり領域に設けられている第3ビアホールH3を介して6番目の第
2導電部分136に結合される。
【0111】
本開示の少なくとも一実施例では、第1ビアホールの数量、第2ビアホールの数量、第
3ビアホールの数量及び第4ビアホールの数量は、実際の必要に応じて設けてもよい。
【0112】
図3Aに示されるレイアウト方式において、第1ビアホールの数量、第2ビアホールの
数量、第3ビアホールの数量はいずれも三つであるが、実際の操作において、以上の各ビ
アホールの数量は実際の状態によって選択してもよく、例えば、図11に示すように、他
のレイアウト方式において、第1ビアホールの数量、第2ビアホールの数量、第3ビアホ
ールの数量はいずれも二つであってもよく、図11に示されるレイアウト方式において、
第1半導体層の第1方向での長さがより長く(図3Aに示されるレイアウト方式に比べ)
、第1半導体層の第2方向での幅がより狭く(図3Aに示されるレイアウト方式に比べ)
、シフトレジスタユニットの占める第2方向での幅を狭めることに寄与し、狭額縁の実現
に有利である。
【0113】
上記の実施例に係る表示基板において、第1半導体層10を利用して出力リセットトラ
ンジスタT9のアクティブ層及び出力トランジスタT10のアクティブ層を形成して、T
9及びT10の占める第2方向での空間を小さくするのみならず、出力リセットトランジ
スタT9のアクティブ層及び出力トランジスタT10のアクティブ層の第1方向でのサイ
ズを大きくすることで、T9のチャネルの幅及びT10のチャネルの幅を確保し、これに
よりT9の動作性能及びT10の動作性能を確保する上に、表示基板の額縁の幅を縮める
ことができる。
【0114】
本開示の少なくとも一実施例では、図5は、図3Aのアクティブ層の概略図であり、図
6は、図3Aの第1ゲート金属層の概略図であり、図7は、図3Aの第2ゲート金属層の
概略図であり、図8は、順次にアクティブ層、第1ゲート金属層及び第2ゲート金属層を
設置した後に製作したビアホールの概略図であり、図9図3Aのソース・ドレイン金属
層の概略図である。
【0115】
具体的に実施する時に、ベース上に順次にアクティブ層、第1ゲート金属層、第2ゲー
ト金属層、ビアホール及びソース・ドレイン金属層を設置して表示基板を形成する。
【0116】
本開示の少なくとも一実施例では、前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、
出力トランジスタ及び出力リセットトランジスタに加えて、複数のトランジスタも含んで
もよく、各トランジスタのチャネル部分の両側の導電部分は、対応に該トランジスタの第
1電極及び第2電極それぞれにしてもよいか、もしくは該トランジスタの第1電極及び該
トランジスタの第2電極それぞれに結合されてもよい。
【0117】
図3A図9に示すように、S91、S92及びS93がそれぞれ第1導電接続部F1
に結合され、前記第1導電接続部F1が前記第1電圧信号線VGHに結合され、
前記第1導電接続部F1のベースでの正投影と、前記出力リセットコンデンサC3の第
2極板C3bのベースでの正投影との間に第5重なり領域を有し、前記第1導電接続部F
1が前記第5重なり領域に設けられている第5ビアホールH5を介して前記出力リセット
コンデンサC3の第2極板C3bに結合される。
【0118】
具体的に実施する時に、前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、第1トラン
ジスタをさらに含んでもよく、
前記第1トランジスタは、第1アクティブパターンを含み、前記第1アクティブパター
ンが第2方向に沿って延在され、
前記第1トランジスタは、前記出力回路の表示領域から離れた側に位置している。
図1図3A図9に示すように、前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、
第1トランジスタT1をさらに含んでもよく、
前記第1トランジスタT1は、第1アクティブパターンA1を含み、前記第1アクティ
ブパターンA1が第2方向に沿って延在され、
前記第1トランジスタT1は、前記出力回路O1の表示領域から離れた側に位置してい
る。
【0119】
本開示の少なくとも一実施例では、T1のうち、第1アクティブパターンA1を第2方
向に沿って延在されるように設置して、T2及びT8がより緊密に設置されて、横方向の
空間を節約することができる。
【0120】
図3A図9に示すように、前記第1トランジスタT1は、第1アクティブパターンA
1を含み、前記第1アクティブパターンA1は、第2方向に沿って順次に配列される1番
目の第3導電部分A11、第3チャネル部分A10及び2番目の第3導電部分A12を含
み、
1番目の第3導電部分A11が第1トランジスタT1の第1電極S1として兼用され、
2番目の第3導電部分A12が第1トランジスタT1の第2電極D1として兼用され、
前記第1トランジスタT1の第1電極S1は、第1接続ビアホールH11を介して第2
導電接続部F2に結合され、前記第2導電接続部F2のベースでの正投影と、前記出力コ
ンデンサC2の第2極板C2bのベースでの正投影との間に第6重なり領域を有し、前記
第2導電接続部F2は、前記第6重なり領域に設けられている第6ビアホールH6を介し
て前記出力コンデンサC2の第2極板C2bに結合され、
T1の第2電極D1は、第2接続ビアホールH21を介して第3導電接続部F3に結合
され、前記第3導電接続部F3のベースでの正投影と、C1の第2極板C1bのベースで
の正投影との間に第7重なり領域を有し、F3は、第7重なり領域に設けられている第7
ビアホールH7を介してC1の第2極板C1bに結合され、
T1のゲート電極G1は、C1の第1極板C1aに結合され、T1のゲート電極G1は
、T8のゲート電極G8にも結合される。
【0121】
図3Aに示すように、前記出力コンデンサC2の極板のT4とT10との間の部分の第
2方向での幅が狭くなり、C2の極板のT7とT10との間の部分の第2方向での幅も狭
くなって、第2方向での空間を省き、残すべきところが他の素子のレイアウトに用いられ
るようにする。しかも、図3Aに示すように、第1方向におけるC2の極板の長さも長く
なって、C2の極板の面積を確保する。
【0122】
本開示の少なくとも一実施例では、図1図3A図9に示すように、前記少なくとも
一つのシフトレジスタユニットは、第2トランジスタT2及び第3トランジスタT3をさ
らに含んでもよく、
前記第2トランジスタT2のゲート電極G2の前記ベースでの正投影と、前記第3トラ
ンジスタT3のゲート電極G3の前記ベースでの正投影との間の第2方向での最大距離が
第3所定距離であり、
前記第2トランジスタT2及び前記第3トランジスタT3が前記出力回路の表示領域か
ら離れた側に位置しており、
前記第2トランジスタT2の第2電極D2は、前記第3トランジスタT3の第2電極D
3に結合される。
【0123】
本開示の少なくとも一実施例では、前記第3所定距離は、14μm以上かつ50μm以
下であってもよいが、これに限らない。
【0124】
具体的に実施する時に、前記第2トランジスタT2の第2電極D2が前記第3トランジ
スタT3の第2電極D2に結合されるので、配線の便宜上、T2及びT3を近く設置する
ことが必要であり、かつT2及びT3を近く設置することは、シフトレジスタユニットの
占める第2方向での幅を狭めることに寄与することができる。
【0125】
本開示の少なくとも一実施例では、前記第2トランジスタT2のゲート電極G2の前記
ベースでの正投影と、前記第3トランジスタT3のゲート電極G3の前記ベースでの正投
影との間の第2方向での最大距離が第3所定距離より短いということは、G2のベースで
の正投影の周辺と、G3のベースでの正投影の周辺との間の第2方向での最大距離が第3
所定距離より短いことである。
【0126】
図3A図9に示すように、第2トランジスタT2は、第2アクティブパターンを含み

前記第2アクティブパターンA2は、第1方向に沿って順次に配列される1番目の第4
導電部分A21、第4チャネル部分A20及び2番目の第4導電部分A22を含み、
1番目の第4導電部分A21が第2トランジスタT2の第1電極S2として兼用され、
2番目の第4導電部分A22が第2トランジスタT2の第2電極D2として兼用され、
第2トランジスタT2の第1電極S2は、第3接続ビアホールH31を介して前記第3
導電接続部F3に結合され、前記第3導電接続部F3のベースでの正投影と、C1の第2
極板C1bのベースでの正投影との間に第7重なり領域を有し、F3は、第7重なり領域
に設けられている第7ビアホールH7を介してC1の第2極板C1bに結合されて、第2
トランジスタT2の第1電極S2が 1の第2極板C1bに結合され、
第2トランジスタT2の第2電極D2は、第4接続ビアホールH41を介して第4導電
接続部F4に結合され、
第3トランジスタT3は、第3アクティブパターンA3を含み、
前記第3アクティブパターンA3は、第2方向に沿って順次に配列される1番目の第5
導電部分A31、第5チャネル部分A30及び2番目の第5導電部分A32を含み、
1番目の第5導電部分A31が第3トランジスタT3の第1電極S3として兼用され、
2番目の第5導電部分A32が第3トランジスタT3の第2電極D3として兼用され、
第3トランジスタT3の第1電極S3は、第5接続ビアホールH51を介してそれぞれ
S91、S92及びS93に結合され、
第3トランジスタT3の第2電極D3は、第6接続ビアホールH61を介して第4導電
接続部F4に結合される。
【0127】
選択的に、前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、第1トランジスタ、第2
トランジスタ及び第1コンデンサを含んでもよく、ここで、
前記第1トランジスタの第2電極及び前記第2トランジスタの第1電極は、それぞれ前
記第1コンデンサの第2極板に結合され、前記第1トランジスタのゲート電極は、前記第
1コンデンサの第1極板に結合され、
前記第1トランジスタ、前記第1コンデンサ及び前記第2トランジスタが第1方向に沿
って順次に配列され、
前記第1トランジスタ、前記第1コンデンサ及び前記第2トランジスタは、前記出力回
路の表示領域から離れた側に位置している。
【0128】
図1図3A図9に示すように、前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、
第1トランジスタT1、第2トランジスタT2及び第1コンデンサC1をさらに含んでも
よく、ここで、
前記第1トランジスタT1の第2電極D1及び前記第2トランジスタT2の第1電極D
2は、それぞれ前記第1コンデンサC1の第2極板C1bに結合され、前記第1トランジ
スタT1のゲート電極G1は、前記第1コンデンサC1の第1極板C1aに結合され、
前記第1トランジスタT1、前記第1コンデンサC1及び前記第2トランジスタT2が
第1方向に沿って順次に配列され、
前記第1トランジスタT1、前記第1コンデンサC1及び前記第2トランジスタT2は、
前記出力回路O1の表示領域から離れた側に位置している。
【0129】
本開示の少なくとも一実施例では、C1は、T1とT2との間に位置しており、かつT
1、T2及びT3の配列される位置がC1の極板の形状に互いに契合して、T1、T2、
T3及びC1がさらに緊密に配列される。具体的に実施する時に、図1図3A図9
示すように、前記走査駆動回路は、第1電圧信号線VGHをさらに含んでもよく、前記少
なくとも一つのシフトレジスタユニットは、出力リセットコンデンサC3をさらに含んで
もよく、前記出力リセットコンデンサC3の第1極板C3aは、前記出力リセットトラン
ジスタT9のゲート電極G9に結合され、前記出力リセットコンデンサC3の第2極板C
3bは、前記第1電圧信号線VGHに結合され、
前記出力リセットコンデンサC3の第2極板C3bの第2方向での最大の幅が第1所定
の幅であり、前記出力リセットコンデンサC3の第2極板C3bの第1方向での最大長さ
が第2所定の長さであり、
前記出力リセットコンデンサC3は、前記出力回路O1の表示領域から離れた側に位置
しており、
前記出力リセットコンデンサC3の第2極板C3bの前記ベースでの正投影は、前記出
力リセットコンデンサC3の第1極板C3aの前記ベースでの正投影内にある。
【0130】
本開示の少なくとも一実施例では、前記第1所定の幅は、3μm以上かつ60μm以下
であってもよく、前記第2所定の長さは、3μm以上かつ20μm以下であってもよいが
、これに限らない。
【0131】
選択的に、図3Aに示すように、前記第1電圧信号線VGHが第1方向に沿って延在さ
れ、前記第1電圧信号線VGHは、前記出力リセットコンデンサC3の表示領域から離れ
た側に位置している。
【0132】
本開示の少なくとも一実施例では、C3の第2極板C3bの第2方向での幅を小さく設
定して、第2方向でのシフトレジスタユニットの幅を狭め、かつC3の極板の面積を確保
するために、C3の第2極板C3bの第1方向での長さを大きく設定する。
【0133】
図3A図9に示すように、C3の第1極板C3aがT9のゲート電極G9に結合され

C3の第1極板C3aのベースでの正投影と、前記第4導電接続部F4のベースでの正
投影との間に第8重なり領域を有し、C3aは、前記第8重なり領域に設けられている第
8ビアホールH8を介して前記第4導電接続部F4に結合されて、C3aが第2トランジ
スタT2の第2電極D2に結合され、
S91、S92及びS93がそれぞれ第1導電接続部F1に結合され、前記第1導電接
続部F1が前記第1電圧信号線VGHに結合され、
前記第1導電接続部F1のベースでの正投影と、前記出力リセットコンデンサC3の第
2極板C3bのベースでの正投影との間に第5重なり領域を有し、前記第1導電接続部F
1は、前記第5重なり領域に設けられている第5ビアホールH5を介して前記出力リセッ
トコンデンサC3の第2極板C3bに結合されて、C3bがS91、S92及びS93そ
れぞれに結合される。
【0134】
本開示の少なくとも一実施例では、図3A図9に示すように、前記出力トランジスタ
T10及び前記出力リセットトランジスタT9は、第1方向に沿って配列され、前記走査
駆動回路は、第2電圧信号線VGLをさらに含み、前記少なくとも一つのシフトレジスタ
ユニットは、出力リセットコンデンサC3をさらに含み、
前記出力リセットコンデンサC3の第2極板C3bは、前記第1電圧信号線VGHに結
合され、
前記出力トランジスタT10の第1電極S10は、第2電圧信号線VGLに結合され、
前記出力リセットトランジスタT9の第1電極S9は、前記出力リセットコンデンサC3
の第2極板C3bに結合され、
前記出力トランジスタT10及び前記出力リセットトランジスタT9は、前記第2電圧
信号線VGLの表示領域から離れた側に位置している。
【0135】
選択的に、前記走査駆動回路は、第2電圧信号線をさらに含んでもよく、前記少なくと
も一つのシフトレジスタユニットは、第4トランジスタをさらに含んでもよく、
前記第2電圧信号線は、電極導電接続部に結合され、前記電極導電接続部は、第2方向
に沿って延在され、前記少なくとも一つの第1電極パターンは、第1方向に沿って順次に
配列され、
前記電極導電接続部は、前記出力トランジスタの第1電極に含まれる1番目の第1電極
パターンに結合され、
前記第4トランジスタの第1電極は、前記電極導電接続部に結合され、
前記第4トランジスタのゲート電極の前記ベースでの正投影と、前記電極導電接続部の
前記ベースでの正投影との間の第1方向での最小距離は、第4所定距離である。
【0136】
本開示の少なくとも一実施例では、前記第4トランジスタのゲート電極の前記ベースで
の正投影と、前記電極導電接続部の前記ベースでの正投影との間の第1方向での最小距離
というのは、第4トランジスタのゲート電極のベースでの正投影の周辺と、電極導電接続
部のベースでの正投影の周辺との間の第1方向での最小距離である。
【0137】
本開示の少なくとも一実施例では、前記第4所定距離は、1μm以上かつ5μm以下で
あってもよいが、これに限らない。
本開示の少なくとも一実施例では、出力アクティブ長さを上げるとともに、第4トラン
ジスタを上の方に移動し、第4トランジスタのゲート電極と電極導電接続部との第1方向
での距離を短く保持することで、出力アクティブ長さを上げることにより第1方向で余裕
になる空間を利用してシフトレジスタユニットに含まれる出力回路以外の他の素子をレイ
アウトし、その上シフトレジスタユニットの第2方向での幅を狭めることができる。
【0138】
図3A図9に示すように、前記走査駆動回路は、第2電圧信号線VGLをさらに含ん
でもよく、前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、第4トランジスタT4をさ
らに含んでもよく、
前記第2電圧信号線VGLは、電極導電接続部F01に結合され、前記電極導電接続部
F01は、第2方向に沿って延在され、前記出力トランジスタT10の第1電極S10に
含まれる1番目の第1電極パターンS101、2番目の第1電極パターンS102及び3
番目の第1電極パターンS103は第1方向に沿って順次に配列され、
前記電極導電接続部F01は、前記1番目の第1電極パターンS101に結合され、
前記第4トランジスタT4の第1電極S4は、電極接続ビアホールH0を介して前記電
極導電接続部F01に結合され、
前記第4トランジスタT4のゲート電極G4の前記ベースでの正投影と、前記電極導電
接続部F01の前記ベースでの正投影との間の第1方向での最小距離が第4所定距離とさ
れ、S101を上の方に移動するとともに、T4も上の方に移動するようにする。
【0139】
図5に示すように、第4トランジスタT4は、第4アクティブパターンA4を含み、
前記第4アクティブパターンA4は、第1方向に沿って順次に配列される1番目の第6
導電部分A41、第6チャネル部分A40及び2番目の第6導電部分A42を含み、
1番目の第6導電部分A41が第4トランジスタT4の第1電極S4として兼用され、
2番目の第6導電部分A42が第4トランジスタT4の第2電極D4として兼用される。
【0140】
本開示の少なくとも一実施例では、前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、
第4トランジスタ及び第5トランジスタをさらに含んでもよく、
前記第4トランジスタのゲート電極は、前記第5トランジスタのゲート電極に結合され

前記第4トランジスタのゲート電極及び前記第5トランジスタのゲート電極は、第1ゲ
ート金属パターンに含まれ、前記第1ゲート金属パターンは、第2方向に沿って延在され
る。
【0141】
具体的に実施する時に、前記第4トランジスタ及び前記第5トランジスタは並べて設置
されてもよく、第4トランジスタを上の方に移動するとともに、第5トランジスタも上の
方に移動する。
選択的に、前記走査駆動回路は、第1クロック信号線をさらに含んでもよく、前記第5
トランジスタのゲート電極は、前記第1クロック信号線に結合され、
前記第1クロック信号線は第1方向に沿って延在され、前記第1クロック信号線は前記
第5トランジスタの表示領域から離れた側に位置している。
【0142】
図1図3A図9に示すように、前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは第
4トランジスタT4及び第5トランジスタT5をさらに含んでもよく、前記走査駆動回路
は、第1クロック信号線CKをさらに含んでもよく、
前記第4トランジスタT4のゲート電極G4は、前記第5トランジスタT5のゲート電
極G5に結合され、
前記第4トランジスタT4のゲート電極G4及び前記第5トランジスタT5のゲート電
極G5は第1ゲート金属パターン45に含まれ、前記第1ゲート金属パターン45は、第
2方向に沿って延在され、
前記第5トランジスタT5のゲート電極G5は、前記第1クロック信号線CKに結合さ
れ、
前記第1クロック信号線CKは、第1方向に沿って延在され、前記第1クロック信号線
CKは、前記第5トランジスタT5の表示領域から離れた側に位置している。
【0143】
図3A図9に示すように、前記第1ゲート金属パターン45のベースでの正投影と、
前記第1クロック信号線CKのベースでの正投影との間に第9重なり領域を有し、前記第
1ゲート金属パターン45は、前記第9重なり領域に設けられている第9ビアホールH9
を介して前記第1クロック信号線CKに結合され、
T5の第1電極S5は、第7接続ビアホールH71を介して入力信号端E1に結合され
る。
【0144】
図5に示すように、第5トランジスタT5は、第5アクティブパターンA5を含み、
前記第5アクティブパターンA5は、第1方向に沿って順次に配列される1番目の第7
導電部分A51、第7チャネル部分A50及び2番目の第7導電部分A52を含み、
1番目の第7導電部分A51が第5トランジスタT5の第1電極S5として兼用され、
2番目の第7導電部分A52が第5トランジスタT5の第2電極D5として兼用される。
【0145】
具体的に実施する時に、図1図3A図9に示すように、前記少なくとも一つのシフ
トレジスタユニットは、第1トランジスタT1、第4トランジスタT4、第5トランジス
タT5、第6トランジスタT6及び出力コンデンサC2をさらに含んでもよく、
前記第5トランジスタT5の第2電極D5は、前記第6トランジスタT6のゲート電極
G6に結合され、前記第5トランジスタT5の第1電極S1は、入力信号端E1に結合さ
れ、
前記第6トランジスタT6のゲート電極G6は、互いに結合される第1ゲート電極パタ
ーンg61及び第2ゲート電極パターンg62を含み、
前記第1ゲート電極パターンg61及び前記第2ゲート電極パターンg62は、それぞ
れ前記出力コンデンサC2の第1極板C2aに結合され、前記出力コンデンサC2の第1
極板C2aは、前記出力トランジスタT10のゲート電極S10に結合され、
前記第6トランジスタT6の第1電極S6は、第4トランジスタT4のゲート電極G4
に結合され、前記第6トランジスタT6の第2電極D6は、前記第4トランジスタT4の
第2電極D4に結合され、前記出力コンデンサC2の第2極板C2bは、前記第1トラン
ジスタT1の第1電極S1に結合され、
前記第4トランジスタT4、前記第6トランジスタT6及び前記第1トランジスタT1
が前記第1方向に沿って順次に配列され、
前記第5トランジスタT5、前記第6トランジスタT6及び前記第1トランジスタT1
が前記第1方向に沿って順次に配列され、
前記出力コンデンサC2は、前記第6トランジスタT6と前記出力回路O1との間に位
置している。
【0146】
図5に示すように、第6トランジスタT6は、第6アクティブパターンA6を含み、
前記第6アクティブパターンA6は、第1方向に沿って順次に配列される1番目の第8
導電部分A61、1番目の第8チャネル部分A601、2番目の第8導電部分A62、2
番目の第8チャネル部分A602及び3番目の第8導電部分A63を含み、
1番目の第8導電部分A61が第6トランジスタT6の第1電極S6として兼用され、
3番目の第8導電部分A63が第6トランジスタT6の第2電極D6として兼用される。
【0147】
図3A図9に示すように、T6のゲート電極は、第2ゲート金属パターン60に含ま
れ、前記第2ゲート金属パターン60はU形であって、T6のゲート電極が互いに結合さ
れる第1ゲート電極パターンg61及び第2ゲート電極パターンg62を含むようにし、
前記第2ゲート金属パターン60は、第8接続ビアホールH81を介して第5導電接続
部F5に結合され、
T5の第2電極D5は、第9接続ビアホールH91を介して前記第5導電接続部F5に
結合されて、T5の第2電極D5がT6のゲート電極に含まれる互いに結合される第1ゲ
ート電極パターンg61及び第2ゲート電極パターンg62それぞれに結合されるように
し、
T6の第1電極S6は、第10接続ビアホールH101を介して第6導電接続部F6に
結合され、第1ゲート金属パターン45は、第11接続ビアホールH111を介して前記
第6導電接続部F6に結合され、
T6の第2電極D6は、第12接続ビアホールH121を介して第7導電接続部F7に
結合され、T4の第2電極D4は、第13接続ビアホールH131を介して前記第7導電
接続部F7に結合されて、T6の第2電極D6がT4の第2電極D4に結合されるように
する。
【0148】
本開示の少なくとも一実施例では、図1図3A図9に示すように、前記少なくとも
一つのシフトレジスタユニットは、第2トランジスタT2、第1トランジスタT1、第6
トランジスタT6、第7トランジスタT7及び第8トランジスタT8をさらに含んでもよ
く、ここで、
図5に示すように、前記第7トランジスタT7のアクティブ層及び前記第8トランジス
タT8のアクティブ層は、一つの連続した第2半導体層20により形成されてもよく、前
記第2半導体層20が第1方向に沿って延在され、
前記第7トランジスタT7のアクティブ層は、第1方向に沿って順次に設置される1番
目の第9導電部分211、第9チャネル部分201及び2番目の第9導電部分212を含
み、
前記2番目の第9導電部分212が1番目の第10導電部分として兼用され、
前記第8トランジスタT8のアクティブ層は、第1方向に沿って順次に設置される1番
目の第10導電部分、第10チャネル部分202及び2番目の第10導電部分222を含
み、
前記1番目の第9導電部分211は、前記第7トランジスタT7の第2電極D7として
用いられ、前記2番目の第9導電部分212は、前記第7トランジスタT7の第1電極S
7として用いられ、前記2番目の第10導電部分222は、前記第8トランジスタT8の
第1電極S8として用いられ、前記第7トランジスタT7の第1電極S7が前記第8トラ
ンジスタT8の第2電極D8として兼用され、
前記第7トランジスタT7のゲート電極G7は、出力コンデンサC2の第2極板C2b
に結合され、前記第7トランジスタT7の第2電極D7は、前記第6トランジスタT6の
ゲート電極G6に結合され、
前記第8トランジスタT8のゲート電極G8は、前記第1トランジスタT1のゲート電
極G1に結合され、前記第8トランジスタT8の第1電極S8は、第1電圧信号線VGH
に結合され、
前記第1電圧信号線VGHが第1方向に沿って延在され、
前記第6トランジスタT6、前記第7トランジスタT7、前記第8トランジスタT8及
び前記第2トランジスタT2は、第1方向に沿って順次に配列される。
本開示の少なくとも一実施例では、出力アクティブ長さを上げるのに伴い、T5、T4
、T6、T7及びT8がいずれも上の方に移動され、第1方向で余裕になる空隙を利用し
て、シフトレジスタユニットの占める第2方向での幅を狭める。
【0149】
また、前記第7トランジスタT7の第1電極S7が前記第8トランジスタT8の第2電
極D8として兼用され、即ち、本開示の少なくとも一実施例に記載の表示基板において、
第7トランジスタT7及び第8トランジスタT8において、第2半導体層20に含まれる
2番目の第9導電部分212を介して直接的に結合されることができ、T7及びT8の第
1方向で占める面積を縮める。
【0150】
選択的に、図1図3A図9に示すように、前記走査駆動回路は、第2クロック信号
線CBをさらに含んでもよく、前記第2トランジスタT2のゲート電極G2及び第7トラ
ンジスタT7のゲート電極G7は、それぞれ前記第2クロック信号線CBに結合され、
前記第2クロック信号線CBが第1方向に沿って延在され、前記第2クロック信号線C
Bは、前記第2トランジスタT2の表示領域から離れた側に位置している。
【0151】
図3A図9に示すように、T7の第2電極D7は、第14接続ビアホールH141を
介して前記第5導電接続部F5に結合されて、T7の第2電極D7がT6のゲート電極G
6に結合され、
T7のゲート電極G7は、それぞれ第8導電接続部F8及び第9導電接続部F9に結合
され、
F8は、第15接続ビアホールH151を介して第2クロック信号線CBに結合され、
F9は、第16接続ビアホールH161を介して第2導電接続部F2に結合されて、T
7のゲート電極G7がC2の第2極板C2bに結合され、
T8の第1電極S8は、第17接続ビアホールH171を介して前記第1電圧信号線V
GHに結合され、
T8のゲート電極G8は、T1のゲート電極G1及びC1の第1極板C1aそれぞれに
結合される。
図3A図9に示すように、T2のゲート電極G2は、第10導電接続部F10に結合
され、前記第10導電接続部F10は、第18接続ビアホール181を介して前記第2ク
ロック信号線CBに結合される。
【0152】
図6に示すように、T3のゲート電極G3は、第11導電接続部F11を介して出力コ
ンデンサC2の第1極板C2Aに結合され得る。
【0153】
図9に示すように、G8は、第19接続ビアホールH191を介して第12導電接続部
F12に結合され、前記第12導電接続部F12は、第12接続ビアホールH121を介
してT6の第2電極D6に結合される。
選択的に、前記走査駆動回路は、第2電圧信号線及び信号出力線をさらに含んでもよく

前記信号出力線は、第1出力線部分及び少なくとも一つの第2出力線部分を含み、
前記第2電圧信号線及び前記第1出力線部分は、いずれも第1方向に沿って延在され、
前記第1出力線部分は、前記第2電圧信号線と前記出力回路との間に位置しており、
前記第2出力線部分は、第2方向に沿って延在され、
前記第2出力線部分は、表示領域のうち、画素回路に発光制御信号を提供することに用い
られ、
前記第1出力線部分及び前記出力回路は、前記第2電圧信号線の前記表示領域から離れ
た側に位置している。
【0154】
図3Aに示されるレイアウト方式において、前記信号出力線は二つの第2出力線部分を
含み、具体的に実施する時に、前記信号出力線に含まれる第2出力線部分の数は実際の状
態に応じて選択されてもよい。
【0155】
具体的に実施する時に、前記走査駆動回路は、第1電圧信号線、第2電圧信号線、第1
クロック信号線及び第2クロック信号線をさらに含んでもよく、
前記第1電圧信号線、前記第2電圧信号線、前記第1クロック信号線及び前記第2クロ
ック信号線は、いずれも第1方向に沿って延在され、
前記第1電圧信号線の前記ベースでの正投影、前記第1クロック信号線の前記ベースで
の正投影及び前記第2クロック信号線の前記ベースでの正投影がいずれも前記シフトレジ
スタユニットの前記ベースでの正投影の前記表示領域から離れた側に位置しており、
前記第2電圧信号線の前記ベースでの正投影は、前記シフトレジスタユニットの前記表
示領域に近い側に位置している。
【0156】
本開示の少なくとも一実施例では、前記信号出力線は、少なくとも一つの第2出力線部
分を含んでもよく、前記第2出力線部分が前記第1出力線部分に結合され、前記第2出力
線部分が前記表示領域まで延在されて、前記表示領域に位置している画素回路に発光制御
信号を提供することに用いられる。
【0157】
具体的に、前記第1クロック信号線、前記第2クロック信号線及び前記第1電圧信号線
の具体的な位置は、実際の必要に応じて設置されてもよく、例示として、前記第1クロッ
ク信号線、前記第2クロック信号線及び前記第1電圧信号線をいずれも前記表示基板の周
辺の箇所に設置して、すなわち、前記第1電圧信号線の前記ベースでの正投影、前記第1
クロック信号線の前記ベースでの正投影及び前記第2クロック信号線の前記ベースでの正
投影がいずれも前記シフトレジスタユニットの前記ベースでの正投影の前記表示基板の表
示領域から離れた側に位置され、このようにして、前記シフトレジスタユニットをレイア
ウトする時に、前記シフトレジスタユニットのうち、各トランジスタと前記第1クロック
信号線、前記第2クロック信号線及び前記第1電圧信号線との間に過多のオーバーラップ
が発生することを避けることで、前記シフトレジスタユニットの動作性能を高めることに
さらに寄与する。
【0158】
また、前記第1クロック信号線、前記第2クロック信号線及び前記第1電圧信号線をい
ずれも前記第1方向に沿って延在されるように設置することで、前記表示基板の狭額縁化
の実現にさらに寄与する。
【0159】
本開示の少なくとも一実施例では、前記第1クロック信号線から出力の第1クロック信
号及び前記第2クロック信号線から出力の第2クロック信号の位相が互いに反してもよい
が、これに限らない。
具体的に実施する時に、図1及び図3Aに示すように、前記走査駆動回路は、第1電圧
信号線VGH、第2電圧信号線VGL、第1クロック信号線CK、第2クロック信号線C
B及び信号出力線を含んでもよく、前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、第
1コンデンサC1、出力コンデンサC2、出力リセットコンデンサC3、第1トランジス
タT1、第2トランジスタT2、第3トランジスタT3、第4トランジスタT4、第5ト
ランジスタT5、第6トランジスタT6、第7トランジスタT7、第8トランジスタT8
、出力リセットトランジスタT9及び出力トランジスタT10をさらに含んでもよく、
前記信号出力線は、第1出力線部分E01、1番目の第2出力線部分E021及び2番
目の第2出力線部分E022を含み、
第1出力線部分E01、1番目の第2出力線部分E021及び2番目の第2出力線部分
E022は、互いに結合され、
前記第1出力線部分E01は、第1方向に沿って延在され、前記1番目の第2出力線部
分E021及び前記2番目の第2出力線部分E022は、互いに結合されかつ第2方向に
沿って延在され、
前記出力トランジスタT10及び前記出力リセットトランジスタT9が第1方向に沿っ
て配列され、
前記出力トランジスタT10のゲート電極G10は、前記出力コンデンサC2の第1極
板C2aに結合され、前記出力トランジスタT10の第1電極S10は、第2電圧信号線
VGLに結合され、前記出力トランジスタT10の第2電極D10は、前記第1出力線部
分E01に結合され、
前記出力リセットトランジスタT9のゲート電極G9は、前記出力リセットコンデンサ
C3の第1極板C3aに結合され、前記出力リセットトランジスタT9の第1電極S9は
、前記出力リセットコンデンサC3の第2極板C3bに結合され、前記出力リセットトラ
ンジスタT9の第2電極D9は、前記第1出力線部分E01に結合され、
前記出力リセットコンデンサC3の第2極板C3bは、前記第1電圧信号線VGHに結
合され、前記出力コンデンサC2の第2極板C2bは、前記第7トランジスタT7のゲー
ト電極G7に結合され、
前記第1トランジスタT1の第1電極S1は、前記出力コンデンサC2の第2極板C2
bに結合され、前記第1トランジスタT1の第2電極D1及び前記第2トランジスタT2
の第1電極D2は、それぞれ前記第1コンデンサC1の第2極板C1bに結合され、前記
第1トランジスタT1のゲート電極G1は、前記第1コンデンサC1の第1極板C1aに
結合され、
前記第2トランジスタT2のゲート電極G2及び第7トランジスタT7のゲート電極G
7は、それぞれ前記第2クロック信号線CBに結合され、前記第2トランジスタT2の第
2電極D2は、前記第3トランジスタT3の第2電極D3に結合され、
前記第3トランジスタT3のゲート電極G3は、前記出力トランジスタT10のゲート
電極G10に結合され、前記第3トランジスタT3の第1電極S3は、前記出力リセット
コンデンサC3の第1極板C3aに結合され、
前記第4トランジスタT4のゲート電極G4は、前記第5トランジスタT5のゲート電
極G5に結合され、前記第4トランジスタT4の第1電極S4は、前記出力トランジスタ
T10の第1電極S10に結合され、前記第4トランジスタT4の第2電極D4は、前記
第6トランジスタT6の第2電極D6に結合され、
前記第5トランジスタT5のゲート電極G5は、前記第1クロック信号線CKに結合さ
れ、第5トランジスタT5の第2電極D5は、前記第6トランジスタT6のゲート電極G
6に結合され、前記第5トランジスタT5の第1電極S5は、入力信号端E1に結合され

前記第6トランジスタT6の第1電極S6は、第4トランジスタT4のゲート電極G4
に結合され、前記第6トランジスタT6の第2電極D6は、前記第4トランジスタT4の
第2電極D4に結合され、
前記第7トランジスタT7のゲート電極G7は、出力コンデンサC2の第2極板C2b
に結合され、前記第7トランジスタT7の第1電極S7が前記第8トランジスタG8の第
2電極D8として兼用され、前記第7トランジスタT7の第2電極D7は、前記第6トラ
ンジスタG6のゲート電極G6に結合され、
前記第8トランジスタT8のゲート電極G8は、前記第1トランジスタT1のゲート電
極G1に結合され、前記第8トランジスタT8の第1電極S8は、第1電圧信号線VGH
に結合され、
前記1番目の第2出力線部分E021は、前記第1出力線部分E01に結合され、前記
1番目の第2出力線部分E021は前記表示領域まで延在されて、前記表示領域に位置し
ている画素回路に発光制御信号を提供することに用いられ、
前記2番目の第2出力線部分E022は、前記第1出力線部分E01に結合され、前記
2番目の第2出力線部分E022は前記表示領域まで延在されて、前記表示領域に位置し
ている画素回路に発光制御信号を提供することに用いられる。
【0160】
具体的に実施する時に、第2電圧信号線は、前記シフトレジスタユニットの表示領域に
近い側に設けられてもよく、
前記第1電圧信号線、前記第1クロック信号線及び前記第2クロック信号線は、前記シ
フトレジスタユニットの表示領域から離れた側に設けられており、
前記表示領域に近づいてくる方向に沿って、前記第1クロック信号線、前記第2クロッ
ク信号線及び前記第1電圧信号線が順次に配列され、もしくは、前記表示領域に近づいて
くる方向に沿って、前記第2クロック信号線、前記第1クロック信号線及び前記第1電圧
信号線が順次に配列される。
【0161】
本開示の少なくとも一実施例では、前記走査駆動回路は、第1初期信号線及び第2初期
信号線をさらに含んでもよく、
前記表示領域に近づいてくる方向に沿って、前記第2初期信号線、前記第1初期信号線
、前記第1クロック信号線、前記第2クロック信号線及び前記第1電圧信号線が順次に配
列され、
前記表示領域に近づいてくる方向に沿って、前記第1初期信号線、前記第2初期信号線
、前記第1クロック信号線、前記第2クロック信号線及び前記第1電圧信号線が順次に配
列され、
前記表示領域に近づいてくる方向に沿って、前記第2初期信号線、前記第1初期信号線
、前記第2クロック信号線、前記第1クロック信号線及び前記第1電圧信号線が順次に配
列され、
前記表示領域に近づいてくる方向に沿って、前記第1初期信号線、前記第2初期信号線
、前記第2クロック信号線、前記第1クロック信号線及び前記第1電圧信号線が順次に配
列される。
【0162】
図3Bに示すように、図3Aに示されるシフトレジスタユニットの少なくとも一実施例
を基にして、前記シフトレジスタユニットの少なくとも一実施例は、第1初期信号線E1
1及び第2初期信号線E12をさらに含み、
前記第1初期信号線E11及び前記第2初期信号線E12はいずれも第1方向に沿って
延在されてもよく、
図3Bに示すように、E12、E11、CB、CK、VGHは、表示領域に近づいてく
る方向に沿って、順次に配列される。
実際の操作において、E11の位置及びE12の位置は互に取り換えてもよく、即ち、
E11、E12、CB、CK、VGHは、表示領域に近づいてくる方向に沿って、順次に
配列される。
【0163】
選択的に、図3Aに示すように、前記出力トランジスタT10及び前記出力リセットト
ランジスタT9は、前記出力コンデンサC2と前記第1出力線部分E01との間に位置し
てもよく、前記第1方向に沿って、前記出力トランジスタT10及び前記出力リセットト
ランジスタT9が順次に配列され、
第1コンデンサC1、出力コンデンサC2、出力リセットコンデンサC3、第1トラン
ジスタT1、第2トランジスタT2、第3トランジスタT3、第4トランジスタT4、第
5トランジスタT5、第6トランジスタT6、第7トランジスタT7及び第8トランジス
タT8、
第1方向を沿って、前記第5トランジスタT5、前記第6トランジスタT6、前記第7
トランジスタT7、前記第8トランジスタT8、前記第1トランジスタT1、前記第1コ
ンデンサC1、前記第2トランジスタT2及び前記出力リセットトランジスタT9が順次
に配列され、
前記第5トランジスタT5、前記第4トランジスタT4、前記第6トランジスタT6、
前記第7トランジスタT7及び前記第8トランジスタT8は、前記出力コンデンサC2と
前記第1電圧信号線VGHとの間に位置しており、
前記第5トランジスタT5のゲート電極G5及び前記第4トランジスタT4のゲート電
極G4は、第1ゲート金属パターンに含まれ、前記第1ゲート金属パターンは前記第2方
向に沿って延在される。
【0164】
本開示の少なくとも一実施例では、前記表示基板は、前記ベースに設けられる複数行の
画素回路をさらに含んでもよく、前記画素回路は、発光制御端を含んでもよく、
前記シフトレジスタユニットが少なくとも一行の前記画素回路に対応され、
前記シフトレジスタユニットの信号出力線は、前記少なくとも一行の画素回路の発光制
御端に結合されて、前記少なくとも一行の画素回路の発光制御端に発光制御信号を提供す
ることに用いられる。
【0165】
図3Aに示されるレイアウト方式において、図5に示すように(図5図3Aのアクテ
ィブ層の概略図)、第1半導体層10の第1方向での長さは出力アクティブ長さL1であ
り、前記第1半導体層10の第2方向での最小の幅は出力アクティブ幅W1であり、
前記出力アクティブ長さL1は、第1所定の長さであり、
前記出力アクティブ長さL1及び前記出力アクティブ幅W1の割合は、所定割合の範囲
内にあり、
前記出力アクティブ幅W1は、所定の幅の範囲にあり、
本開示の図3Aに示されるレイアウト方式において、前記出力アクティブ長さL1を上
げることで、シフトレジスタユニットのうち、出力回路以外の素子はL1が大きくなって
縦方向で余裕になる空間を利用してレイアウトを行うことができ、その上シフトレジスタ
ユニットの占める横方向の空間を縮めることができ、かつ本開示の少なくとも一実施例で
は、前記出力アクティブ幅W1を減らすことができ、水平方向での空間を省き、残すべき
ところを、シフトレジスタユニットのうち、出力回路以外の素子が利用してレイアウトを
行うことができるようにし、シフトレジスタユニットの占める横方向の空間も縮めること
ができる。
【0166】
本開示の図3Aに示されるレイアウト方式において、T5、T4、T6、T7及びT8
を上の方に移動し、縦方向で余裕になる空間を利用してレイアウトを行って、シフトレジ
スタユニットの水平方向で占める空間を縮めることができ、
本開示の図3Aに示されるレイアウト方式において、T1のアクティブパターンを横方
向の設置に変更して、T2及びT3との間をより緊密にすることができ、かつT1、T2
、T3の配列される位置がC1の極板の形状にさらに契合し、
本開示の図3Aに示されるレイアウト方式において、C3の第1極板の形状及びC3の
第2極板の形状を変えて、C3の極板の第2方向での幅を狭めて、シフトレジスタユニッ
トの水平方向での緊密な配列に寄与する。
【0167】
本開示の図3Aに示されるレイアウト方式において、図3A及び図8に示すように、前
記第1出力線部分E01は、信号線の重なり領域に設けられた複数の第1信号線ビアホー
ルH01を介して前記出力トランジスタT10の第2電極D10に結合され、前記第1出
力線部分E01は、前記信号線の重なり領域に設けられた複数の第2信号線ビアホールH
02を介して前記出力リセットトランジスタT9の第2電極D9に結合され、前記複数の
第1信号線ビアホールH01が第1方向に沿って順次に配列され、前記複数の第2信号線
ビアホールH02が第1方向に沿って順次に配列され、
図4及び図10図10図3Aのソース・ドレイン金属層の概略図であり、図10
第1ソース・ドレイン金属パターンDs1及び第2ソース・ドレイン金属パターンDs2
を示す)に示すように、前記信号線の重なり領域は、第1信号線の重なり領域A01及び
第2信号線の重なり領域A02を含み、前記第1信号線の重なり領域A01は、前記第1
出力線部分E01の前記ベースでの正投影と、前記出力トランジスタT10の第2電極D
10が含まれる第1ソース・ドレイン金属パターンDs1の前記ベースでの正投影との重
なり領域であり、前記第2信号線の重なり領域A02は、前記第1出力線部分E01の前
記ベースでの正投影と、前記出力リセットトランジスタT9の第2電極D9が含まれる第
2ソース・ドレイン金属パターンDs2の前記ベースでの正投影との重なり領域であり、
図4に示すように、第1方向に沿って順次に配列される1番目の第1信号線ビアホール
と最後の一つの第1信号線ビアホールとの第1方向での最大距離K1と、第3長さL3と
の割合は、第3所定割合であり、二つの隣接する第1信号線ビアホールの間の第1方向で
の最小距離は、第1所定距離であり、前記第3長さL3は、前記第1信号線の重なり領域
A01の第1方向での長さであり、
第1方向に沿って順次に配列される1番目の第2信号線ビアホールと最後の一つの第2
信号線ビアホールの第1方向での最大距離K2と、第4長さL4との割合は、第4所定割
合であり、二つの隣接する第2信号線ビアホールの間の第1方向での最小距離は、第2所
定距離であり、前記第4長さL4は、前記第2信号線の重なり領域A02の第1方向での
長さである。
【0168】
本開示の少なくとも一実施例では、前記第1信号線ビアホールの数及び前記第2信号線
ビアホールの数は実際の状態に応じて選択されてもよい。
【0169】
図3A図4及び図10に示すように、T10のアクティブ層及びT9のアクティブ層
が縦方向に長められるので、それに伴い、第3長さL3及び第4長さL4が長くなり、こ
れにより複数の第1信号線ビアホールH01が第1信号線の重なり領域A01に均一に配
列され得、かつ上から下の1番目の第1信号線ビアホールと上から下の最後の一つの第1
信号線ビアホールとの第1方向での最大距離K1と、第3長さL3との割合は、第3所定
割合であり、前記複数の第1信号線ビアホールH01が前記第1信号線の重なり領域A0
1にできるだけ張り詰め得、出力トランジスタT10の第2電極D10をより良好にE0
1に結合させ、
図3A図4及び図10に示すように、T10のアクティブ層及びT9のアクティブ層
が縦方向に長められるので、それに伴い、第3長さL3及び第4長さL4が長くなり、こ
れにより複数の第2信号線ビアホールH02が第2信号線の重なり領域A02に均一に配
列され得、かつ上から下の1番目の第2信号線ビアホールと上から下の最後の一つの第2
信号線ビアホールとの第1方向での最大距離K2と、第4長さL4との割合は、第4所定
割合であり、前記複数の第2信号線ビアホールH02が前記第2信号線の重なり領域A0
2にできるだけ張り詰め得、出力リセットトランジスタT9の第2電極D9をより良好に
E01に結合させることができる。
【0170】
本開示の少なくとも一実施例では、図5に示される半導体層及び図6に示される第1ゲ
ート金属層との間に、第1ゲート絶縁層がさらに設けられていてもよく、図6に示される
第1ゲート金属層及び図7に示される第2ゲート金属層との間に、第2ゲート絶縁層がさ
らに設けられていてもよく、図7に示される第2ゲート金属層及び図9に示されるソース
・ドレイン金属層との間に一層の絶縁層がさらに設けられていてもよい。
【0171】
また、本開示の少なくとも一実施例に記載の表示基板を製作する時に、まず、ベースに
半導体材料層を設け、前記半導体材料層にパターニング工程を行って、各トランジスタの
アクティブ層を形成し、図5に示すように、第1半導体層10、第2半導体層20、第1
アクティブパターンA1、第2アクティブパターンA2、第3アクティブパターンA3、
第4アクティブパターンA4、第5アクティブパターンA5及び第6アクティブパターン
A6を形成し、
前記アクティブ層の前記ベースに背く一面に第1ゲート絶縁層を製作し、
前記第1ゲート絶縁層の前記アクティブ層に背く一面に、第1ゲート金属層を製作し、
第1ゲート金属層にパターニング工程を行い、図6に示すように、シフトレジスタユニッ
トに含まれる各トランジスタのゲート電極、出力リセットコンデンサC3の第1極板C3
a、第1コンデンサC1の第1極板C1a及び出力コンデンサC2の第1極板C2Aを形
成し、
前記各トランジスタのゲート電極をマスクとし、アクティブ層のうち、前記ゲート電極
により被覆されていない部分に対してドーピングを行って、前記アクティブ層のうち、前
記ゲート電極により被覆されていない部分を導電部分として形成し、前記アクティブ層の
うち、前記ゲート電極により被覆されている部分をチャネル部分として形成し、前記導電
部分を第1電極または第2電極として用いられ、もしくは、前記導電部分が第1電極また
は第2電極に結合され、
前記第2ゲート絶縁層の前記第1ゲート金属層に背く一面に第2ゲート金属層を設け、
前記第2ゲート金属層にパターニング工程を行って、図7に示すように、信号出力線、入
力信号端E1、出力リセットコンデンサC3の第2極板C3b、第1コンデンサC1の第
2極板C1b及び出力コンデンサC2の第1極板C2bを形成し、
前記第2ゲート金属層の前記第2ゲート絶縁層に背く一面に絶縁層を設け、
図8に示すように、アクティブ層、第1ゲート絶縁層、第1ゲート金属層、第2ゲート
絶縁層、第2ゲート金属層及び絶縁層を設けたベースに、複数のビアホールを設け、
前記絶縁層の前記第2ゲート金属層に背く一面にソース・ドレイン金属層を設け、前記
ソース・ドレイン金属層にパターニング工程を行って、図9に示すように、第1電圧信号
線VGH、第2電圧信号線VGL、第1クロック信号線CK、第2クロック信号線CB、
前記出力リセットトランジスタT9の第2電極、前記出力リセットトランジスタT9の第
1電極、前記出力トランジスタT10の第2電極、前記出力トランジスタT10の第1電
極を形成する。
【0172】
本開示の少なくとも一実施例に記載の表示基板の製作方法は、ベースに走査駆動回路を
製作することを含み、前記走査駆動回路は、複数のシフトレジスタユニットを含み、前記
複数のシフトレジスタユニットのうち、少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、出
力回路を含み、前記出力回路は、出力トランジスタ及び出力リセットトランジスタを含み

前記ベース上に半導体層を製作し、前記半導体層にパターニング工程を行って、出力ト
ランジスタのアクティブ層及び出力リセットトランジスタのアクティブ層を形成すること
と、
前記半導体層の前記ベースに背く一面に第1ゲート金属層を製作し、前記第1ゲート金
属層にパターニング工程を行って、前記出力トランジスタのゲート電極及び前記出力リセ
ットトランジスタのゲート電極を形成することと、
前記出力トランジスタのゲート電極及び前記出力リセットトランジスタのゲート電極を
マスクとして、半導体層のうち、前記ゲート電極により被覆されていない部分に対してド
ーピングを行って、前記半導体層のうち、前記ゲート電極により被覆されていない部分を
導電部分として形成し、前記導体層のうち、前記ゲート電極により被覆されている部分を
チャネル部分として形成することと、
前記第1ゲート金属層の前記半導体層に背く一面に第2ゲート金属層を設け、前記第2ゲ
ート金属層にパターニング工程を行って、第1方向に沿って延在される第1出力線部分を
含む信号出力線を形成することと、
前記第2ゲート金属層の前記第1ゲート金属層に背く一面に第1絶縁層を設けることと

前記第1絶縁層と前記第1出力線とが部分的に重なる領域に、前記第1絶縁層を貫通す
る複数の第1信号線ビアホール及び複数の第2信号線ビアホールを製作することと、
前記第1絶縁層の前記第2ゲート金属層に背く一面にソース・ドレイン金属層を製作し
、前記ソース・ドレイン金属層にパターニング工程を行って、第1ソース・ドレイン金属
パターン及び第2ソース・ドレイン金属パターンを形成することと、を含み、
前記第1ソース・ドレイン金属パターンが前記出力トランジスタの第2電極を含み、前
記第2ソース・ドレイン金属パターンが前記出力リセットトランジスタの第2電極を含ん
でいることで、前記第1出力線部分が前記複数の第1信号線ビアホールを介して前記出力
トランジスタの第2電極に結合され、かつ前記第1出力線部分が前記複数の第2信号線ビ
アホールを介して前記出力リセットトランジスタの第2電極に結合され、
前記信号出力線は、第1方向に沿って延在される第1出力線部分を含み、
前記複数の第1信号線ビアホールが第1方向に沿って順次に配列され、前記複数の第2
信号線ビアホールが第1方向に沿って順次に配列され、
第1方向に沿って順次に配列されるいずれか二つの第1信号線ビアホールの第1方向で
の最大距離と第3長さとの割合が第1所定割合であり、二つの隣接する第1信号線ビアホ
ールの間の第1方向での最小距離が第1所定距離であり、
第1方向に沿って順次に配列されるいずれか二つの第2信号線ビアホールの第1方向で
の最大距離と第4長さとの割合が第2所定割合であり、二つの隣接する第2信号線ビアホ
ールの間の第1方向での最小距離が第2所定距離であり、
前記第3長さは、前記第1信号線の重なり領域の第1方向での長さであり、前記第4長
さは、前記第2信号線の重なり領域の第1方向での長さであり、
前記第1所定割合は、0.05以上かつ0.9以下であり、
前記第1所定距離は、1.5μm以上かつ45μm以下であり、
前記第2所定割合は、0.05以上かつ0.9以下であり、
前記第2所定距離は、1.5μm以上かつ65μm以下である。
【0173】
本開示の少なくとも一実施例において、前記出力アクティブ長さを上げることで、シフ
トレジスタユニットのうち、出力回路以外の素子が出力アクティブ長さが大きくなって縦
方向で余裕になる空間を利用してレイアウトを行うことができ、その上シフトレジスタユ
ニットの占める横方向の空間を縮めることができ、かつ本開示の少なくとも一実施例では
、前記出力アクティブ幅を減らすことができ、水平方向での空間を省き、残すべきところ
を、シフトレジスタユニットのうち、出力回路以外の素子が、利用してレイアウトを行う
ことができるようにし、シフトレジスタユニットの占める横方向の空間も縮めることがで
きる。
選択的に、前記出力トランジスタのアクティブ層の前記第1方向での長さを第1長さと
して、前記出力リセットトランジスタのアクティブ層の前記第1方向での長さを第2長さ
として、前記第1長さと前記第2長さとの和が出力アクティブ長さであり、
前記出力トランジスタのアクティブ層の第2方向に沿う最小の幅と、前記出力リセット
トランジスタのアクティブ層の第2方向に沿う最小の幅とのうち、小さいものを出力アク
ティブ幅とし、前記第1方向と前記第2方向は互いに交差する。
【0174】
選択的に、前記第1所定の長さは50μm以上かつ130μm以下であり、
選択的に、前記出力アクティブ長さと前記出力アクティブ幅との割合が所定割合の範囲
内にあり、前記所定割合の範囲は、3以上かつ11以下であってもよい。
【0175】
本開示の少なくとも一実施例では、前記出力アクティブ幅は、所定の幅の範囲にあって
もよい。
【0176】
選択的に、前記所定の幅の範囲は、12μm以上かつ45μm以下である。
前記第1出力線部分は、信号線の重なり領域に設けられた複数の第1信号線ビアホール
を介して前記出力トランジスタの第2電極に結合され、前記第1出力線部分は、前記信号
線の重なり領域に設けられた複数の第2信号線ビアホールを介して前記出力リセットトラ
ンジスタの第2電極に結合され、前記複数の第1信号線ビアホールが第1方向に沿って順
次に配列され、前記複数の第2信号線ビアホールが第1方向に沿って順次に配列され、
前記信号線の重なり領域は、第1信号線の重なり領域及び第2信号線の重なり領域を含
み、前記第1信号線の重なり領域は、前記第1出力線部分の前記ベースでの正投影と、前
記出力トランジスタの第2電極が含まれる第1ソース・ドレイン金属パターンの前記ベー
スでの正投影との重なり領域であり、前記第2信号線の重なり領域は、前記第1出力線部
分の前記ベースでの正投影と、前記出力リセットトランジスタの第2電極が含まれる第2
ソース・ドレイン金属パターンの前記ベースでの正投影との重なり領域であり、
第1方向に沿って順次に配列されるいずれか二つの第1信号線ビアホールの第1方向で
の最大距離と第3長さとの割合が第1所定割合であり、二つの隣接する第1信号線ビアホ
ールの間の第1方向での最小距離が第1所定距離であり、前記第3長さが、前記第1信号
線の重なり領域の第1方向での長さであり、
第1方向に沿って順次に配列されるいずれか二つの第2信号線ビアホールの第1方向で
の最大距離と第4長さとの割合が第2所定割合であり、二つの隣接する第2信号線ビアホ
ールの間の第1方向での最小距離が第2所定距離であり、前記第4長さが、前記第2信号
線の重なり領域の第1方向での長さである。
【0177】
出力トランジスタのアクティブパターン及び出力リセットトランジスタのアクティブパ
ターンが縦方向に長められるので、それに伴い、第3長さ及び第4長さが長くなり、これ
により複数の第1信号線ビアホールが第1信号線の重なり領域に均一に配列され得、かつ
いずれか二つの第1信号線ビアホールの第1方向での最大距離と第3長さとの割合が第1
所定割合であり、前記複数の第1信号線ビアホールが前記第1信号線の重なり領域にでき
るだけ張り詰め得、出力トランジスタの第2電極をより良好に第1出力線部分に結合させ

出力トランジスタのアクティブ層及び出力リセットトランジスタのアクティブ層が縦方
向に長められるので、それに伴い、第3長さ及び第4長さが長くなり、これにより複数の
第2信号線ビアホールが第2信号線の重なり領域に均一に配列され得、かついずれか二つ
の第2信号線ビアホールの第1方向での最大距離と第4長さとの割合が第2所定割合であ
り、前記複数の第2信号線ビアホールが前記第2信号線の重なり領域にできるだけ張り詰
め得、出力リセットトランジスタの第2電極をより良好に第1出力線部分に結合させるこ
とができる。
【0178】
選択的に、本開示の少なくとも一実施例に記載の表示基板の製作方法は、前記出力トラ
ンジスタの表示領域から離れた側に第1トランジスタを設置することをさらに含んでもよ
く、前記第1トランジスタを製作するステップは、
出力トランジスタのアクティブ層及び出力リセットトランジスタのアクティブ層を形成
するとともに、第2方向に沿って延在される前記第1トランジスタの第1アクティブパタ
ーンを形成することを含む。
【0179】
本開示の少なくとも一実施例では、第1アクティブパターンを第2方向に沿って延在さ
れるように設置し、第1トランジスタを第8トランジスタ及び第1コンデンサの間に設置
し、第8トランジスタ、第1トランジスタ及び第1コンデンサが第1方向に沿って順次に
配列されることで、第8トランジスタと第1コンデンサとの間の空間に第1トランジスタ
を設置して、第2トランジスタ及び第3トランジスタとの間がより緊密に配列され(前記
第2トランジスタの第2電極が前記第3トランジスタの第2電極に結合されるので、配線
の便宜上、第2トランジスタ及び第3トランジスタを近く設けることも必要である)、シ
フトレジスタユニットの占める第2方向での幅をさらに狭めることができる。
【0180】
選択的に、本開示の少なくとも一実施例に記載の表示基板の製作方法は、前記出力リセ
ットトランジスタの表示領域から離れた側に、第2トランジスタ及び第3トランジスタを
製作することをさらに含んでもよく、
前記第2トランジスタ及び前記第3トランジスタを製作するステップは、
前記出力トランジスタのゲート電極及び前記出力リセットトランジスタのゲート電極を
形成するとともに、前記第2トランジスタのゲート電極及び前記第3トランジスタのゲー
ト電極を形成することを含み、
前記第2トランジスタのゲート電極の前記ベースでの正投影と、前記第3トランジスタ
のゲート電極の前記ベースでの正投影との間の第2方向での最大距離が第3所定距離であ
る。
【0181】
選択的に、前記第3所定距離は、14μm以上かつ50μmである。
【0182】
具体的に実施する時に、前記第2トランジスタの第2電極は、前記第3トランジスタの
第2電極に結合されるので、配線の便宜上、第2トランジスタ及び第3トランジスタを近
く設けることが必要であり、かつ第2トランジスタ及び第3トランジスタを近く設けるこ
とは、シフトレジスタユニットの占める第2方向での幅を狭めることに寄与することがで
きる。
【0183】
具体的に実施する時に、本開示の少なくとも一実施例に記載の表示基板の製作方法は、
前記出力トランジスタの表示領域から離れた側に出力リセットコンデンサを製作すること
をさらに含んでもよく、前記出力リセットコンデンサを製作するステップは、
前記出力トランジスタのゲート電極及び前記出力リセットトランジスタのゲート電極を
形成するとともに、前記出力リセットトランジスタのゲート電極に結合される前記出力リ
セットコンデンサの第1極板を形成することと、
前記信号出力線を形成するとともに、前記出力リセットトランジスタの第2極板を形成
することと、を含み、
前記出力リセットコンデンサの第2極板の第2方向での最大の幅が第1所定の幅であり
、前記出力リセットコンデンサの第2極板の第1方向での最大長さが第2所定の長さであ
り、
前記出力リセットコンデンサの第2極板の前記ベースでの正投影が前記出力リセットコ
ンデンサの第1極板の前記ベースでの正投影内にある。
【0184】
選択的に、前記第1所定の幅は、3μm以上かつ60μm以下であり、前記第2所定の
長さは、3μm以上かつ20μm以下である。本開示の少なくとも一実施例では、出力リ
セットコンデンサの第1極板の第2方向での幅及び出力リセットコンデンサの第2極板の
第2方向での幅を小さく設置し、出力リセットコンデンサの第1極板の第1方向での長さ
及び出力リセットコンデンサの第2極板の第1方向での長さを大きく設置して、出力リセ
ットコンデンサの極板の面積を確保することを前提に、出力リセットコンデンサの極板の
占める第2方向での幅を狭める。
【0185】
本開示の少なくとも一実施例では、前記信号出力線は、少なくとも一つの第2出力線部
分を含んでもよく、前記第2出力線部分は、前記第1出力線部分に結合され、前記第2出
力線部分は前記表示領域まで延在されて、前記表示領域に位置している画素回路に発光制
御信号を提供することに用いられる。
【0186】
本開示の少なくとも一実施例に記載される表示装置は上記の表示基板を含む。
【0187】
上記の実施例に係る表示基板は、狭額縁を実現することができるので、本開示の実施例
に係る表示装置が上記の表示基板を含む場合に、同様に、狭額縁の有益な効果を実現でき
、ここでは重複して説明しない。
【0188】
本開示の少なくとも一実施例で提供した表示装置は、携帯電話、タブレット、テレビ、
表示パネル、ノートパソコン、デジタルフォトフレーム、ナビゲーター等の表示機能を有
する任意の製品または部品であってよい。
【0189】
別に定義がない限り、本開示で使用される専門用語または科学用語は、本開示が属する
分野の当業者によって理解される通常の意味を有するものとする。本開示で使用される「
第1」、「第2」および類似の単語は、何らの順序、数量、または重要性を示すものでは
なく、異なる構成要素を区別するためにのみ使用される。「含む」または「含有する」な
どの類似の単語は、当該単語の前に表示される要素または項目が、当該単語の後に挙げら
れる要素または項目およびそれらに相当するものをカバーすることを意味する。「接続」
、「結合」もしくは「連結」など類似の単語は、物理的または機械的な接続に限らず、直
接的または間接的な電気接続を含んでもよくい。「上」、「下」、「左」、「右」などは
、相対位置関係を示すためのものにすぎず、説明対象の絶対位置が変わると、当該相対位
置関係もそれに応じて変わる可能性がある。
【0190】
なお、層、膜、領域、または基板といった要素が、別の要素の「上」または「下」に位
置すると言われる場合、該要素は、「直接に」別の要素の「上」または「下」に位置して
もよいか、またはこれらの要素の間に中間要素が介在してもよい。上記の実施形態の説明
において、具体的な特徴、構造、材料又は特徴は、任意の1つ又は複数の実施例又は例示
において、適切な方法で組み合せることができる。
【0191】
以上の記載は、本開示の好ましい実施形態であり、なお、本技術分野の当業者にとって
、本開示の要旨を逸脱しない限り、種々の変更や改良を行ってもよく、これらの変更及び
改良も、本開示の範囲内に含まれるとする。
図1
図2A
図2B
図2C
図2D
図3A
図3B
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
【手続補正書】
【提出日】2024-08-14
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0033】
選択的に、前記出力トランジスタ及び前記出力リセットトランジスタは前記出力コンデンサと前記第1出力線部分との間に位置しており、前記出力トランジスタ及び前記出力リセットトランジスタが前記第1方向に沿って順次に配列され
1方向沿って、前記第5トランジスタ、前記第6トランジスタ、前記第7トランジスタ、前記第8トランジスタ、前記第1トランジスタ、前記第1コンデンサ、前記第2トランジスタ及び前記出力リセットトランジスタが順次に配列され、
前記第5トランジスタ、前記第4トランジスタ、前記第6トランジスタ、前記第7トランジスタ及び前記第8トランジスタが前記出力コンデンサと前記第1電圧信号線との間に位置しており、
前記第5トランジスタのゲート電極及び前記第4トランジスタのゲート電極が第1ゲート金属パターンに含まれ、前記第1ゲート金属パターンが前記第2方向に沿って延在される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0048】
図2Aに示すように、本開示の図1に示されるシフトレジスタユニットの少なくとも一実施例において、動作する時に、
第1段階P1で、E1がハイレベルを提供し、CKがローレベルを提供し、CBがハイレベルを提供し、T5及びT4がオンとなり、N1の電位がハイレベルで、T6はオフとなり、N2の電位はローレベルであるので、T7、T3及びT10がオフとなり、T8及びT1がオンとなり、この時、N3の電位がハイレベルであり、CBがハイレベルを提供するので、T2がオフとなり、コンデンサの両端の電圧が突然に変化しないので、N4の電位が、前フレームのハイレベルに保持されて、T9がオフとなり、E0から出力される発光制御信号の電位が、前フレームのローレベルに保持され、
第2段階P2で、E1及びCKがいずれもハイレベルを提供し、CBがローレベルを提供し、T5、T6及びT4がいずれもオフとなり、N1の電位がハイレベルに保持され、N2の電位がローレベルに保持され、T7、T8及びT1がいずれもオンとなり、N3の電位がハイレベルからローレベルに変化し、T2がオンとなり、N4の電位がローレベルであり、T9がオンとなり、E0がハイレベルを出力し、T3及びT10がいずれもオフとなり、
第3段階P3で、E1及びCBがいずれもハイレベルを提供し、CKがローレベルを提供し、T5及びT4がいずれもオンとなり、N1の電位がハイレベルであり、N2の電位がローレベルであり、T6及びT7がいずれもオフとなり、T8及びT1がいずれもオンとなり、N3の電位が前の段階のローレベルからハイレベルに変化し、T2がオフとなり、N4の電位がローレベルに保持され、T9がオンとなり、E0がハイレベルを出力し、T3及びT10がいずれもオフとなり、
第4段階P4で、E1及びCBがいずれもローレベルを提供し、CKがハイレベルを提供し、T5及びT4がいずれもオフとなり、N1の電位がハイレベルであり、T6がオフとなり、N2の電位がローレベルに保持され、T7、T8及びT1がいずれもオンとなり、N3の電圧がローレベルにジャンプし、T2がオンとなり、N4の電位がローレベルであり、T9がオンとなり、E0がハイレベルを出力し、T3及びT10がいずれもオフとなり、
第5段階P5で、E1及びCKがいずれもローレベルを提供し、CBがハイレベルを提供し、T5、T6及びT4がいずれもオンとなり、N1の電位及びN2の電位はいずれもローレベルであり、T7がオフとなり、T7及びT1がいずれもオンとなり、N3の電圧がハイレベルに変化し、T2がオフとなり、T3がオンとなり、N4の電圧がハイレベルに変化し、T9がオフとなり、T10がオンとなり、E0がローレベルを出力し、
第6段階P6で、E1及びCB信号はローレベルであり、CKはハイレベルであり、T1、T3がオフとなり、ノードN1がローレベルを保持され、T2がオンとなり、N2ノードの電圧はハイレベルであり、T4、T5がオンとなり、T6がオフとなり、N3ノードはハイレベルであり、T7、T8がオンとなり、N4ノードはハイレベルであり、T9がオフとなり、T10はオンとなり、E0がローレベルを出力する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0163
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0163】
選択的に、図3Aに示すように、前記出力トランジスタT10及び前記出力リセットトランジスタT9は、前記出力コンデンサC2と前記第1出力線部分E01との間に位置してもよく、前記第1方向に沿って、前記出力トランジスタT10及び前記出力リセットトランジスタT9が順次に配列され
1方向沿って、前記第5トランジスタT5、前記第6トランジスタT6、前記第7トランジスタT7、前記第8トランジスタT8、前記第1トランジスタT1、前記第1コンデンサC1、前記第2トランジスタT2及び前記出力リセットトランジスタT9が順次に配列され、
前記第5トランジスタT5、前記第4トランジスタT4、前記第6トランジスタT6、前記第7トランジスタT7及び前記第8トランジスタT8は、前記出力コンデンサC2と前記第1電圧信号線VGHとの間に位置しており、
前記第5トランジスタT5のゲート電極G5及び前記第4トランジスタT4のゲート電極G4は、第1ゲート金属パターンに含まれ、前記第1ゲート金属パターンは前記第2方向に沿って延在される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示基板であって、ベースに設けられている走査駆動回路及び表示領域を含み、前記走査駆動回路は、複数のシフトレジスタユニットを含み、前記複数のシフトレジスタユニットのうち、少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、信号出力線及び出力回路を含み、前記出力回路は、出力トランジスタ及び出力リセットトランジスタを含み、
前記信号出力線は、第1方向に沿って延在される第1出力線部分を含み、
前記出力トランジスタのアクティブ層及び前記出力リセットトランジスタのアクティブ層は、第1方向に沿って配列され、前記出力トランジスタのアクティブ層の前記第1方向での長さを第1長さとして、前記出力リセットトランジスタのアクティブ層の前記第1方向での長さを第2長さとして、前記第1長さと前記第2長さとの和が出力アクティブ長さであり、
前記出力トランジスタのアクティブ層の第2方向に沿う最小の幅と、前記出力リセットトランジスタのアクティブ層の第2方向に沿う最小の幅とのうち、小さいものを出力アクティブ幅とし、前記第1方向と前記第2方向は互いに交差し、
前記出力アクティブ長さと前記出力アクティブ幅との割合が所定割合の範囲内にあり、
前記所定割合の範囲が3以上かつ11以下であり、
または、
前記出力アクティブ幅が所定の幅の範囲内にあり、
前記所定の幅の範囲が12μm以上かつ45μm以下であり、
前記走査駆動回路は、第1クロック信号線及び第2クロック信号線をさらに含む、表示基板。
【請求項2】
前記第1出力線部分は、信号線の重なり領域に設けられた複数の第1信号線ビアホールを介して前記出力トランジスタの第2電極に結合され、前記第1出力線部分は、前記信号線の重なり領域に設けられた複数の第2信号線ビアホールを介して前記出力リセットトランジスタの第2電極に結合され、前記複数の第1信号線ビアホールが第1方向に沿って順次に配列され、前記複数の第2信号線ビアホールが第1方向に沿って順次に配列され、
前記信号線の重なり領域は、第1信号線の重なり領域及び第2信号線の重なり領域を含み、前記第1信号線の重なり領域は、前記第1出力線部分の前記ベースでの正投影と、前記出力トランジスタの第2電極が含まれる第1ソース・ドレイン金属パターンの前記ベースでの正投影との重なり領域であり、前記第2信号線の重なり領域は、前記第1出力線部分の前記ベースでの正投影と、前記出力リセットトランジスタの第2電極が含まれる第2ソース・ドレイン金属パターンの前記ベースでの正投影との重なり領域であり、
第1方向に沿って順次に配列された複数つの第1信号線ビアホールのうちの1番目の第1信号線ビアホールと最後の一つの第1信号線ビアホールとの第1方向での距離と第3長さとの割合が第1所定割合であり、前記第3長さが、前記第1信号線の重なり領域の第1方向での長さであり、
第1方向に沿って順次に配列された複数の第2信号線ビアホールのうちの1番目の第2信号線ビアホールと最後の一つの第2信号線ビアホールとの第1方向での距離と第4長さとの割合が第2所定割合であり、前記第4長さが、前記第2信号線の重なり領域の第1方向での長さであり、
前記第1所定割合が0.05以上かつ0.9以下であり、または、
前記第2所定割合が0.05以上かつ0.9以下である、請求項1に記載の表示基板。
【請求項3】
前記出力トランジスタのアクティブ層及び前記出力リセットトランジスタのアクティブ層が一つの連続した第1半導体層により形成され、前記第1半導体層が第1方向に沿って延在され、
前記第1半導体層の第1方向での長さが出力アクティブ長さであり、
前記第1半導体層の第2方向での最小の長さが前記出力アクティブ長さである、請求項1に記載の表示基板。
【請求項4】
前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、第1トランジスタをさらに含み、
前記第1トランジスタは、第1アクティブパターンを含み、前記第1アクティブパターンが第2方向に沿って延在され、
前記第1トランジスタは、前記出力回路の表示領域から離れた側に位置しており、
または、
前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、第2トランジスタ及び第3トランジスタをさらに含み、前記第2トランジスタの第2電極が前記第3トランジスタの第2電極に結合され、
前記第2トランジスタのゲート電極の前記ベースでの正投影と、前記第3トランジスタのゲート電極の前記ベースでの正投影との間の第2方向での最大距離が第3所定距離であり、
前記第2トランジスタ及び前記第3トランジスタは、前記出力回路の表示領域から離れた側に位置しており、
前記第3所定距離が14μm以上かつ50μm以下であり、
または、
前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、第1トランジスタ、第2トランジスタ及び第1コンデンサをさらに含み、
前記第1トランジスタの第2電極及び前記第2トランジスタの第1電極がそれぞれ前記第1コンデンサの第2極板に結合され、前記第1トランジスタのゲート電極が前記第1コンデンサの第1極板に結合され、
前記第1トランジスタ、前記第1コンデンサ及び前記第2トランジスタが第1方向に沿って順次に配列され、
前記第1トランジスタ、前記第1コンデンサ及び前記第2トランジスタが、前記出力回路の表示領域から離れた側に位置しており、
または、
前記走査駆動回路は、第1電圧信号線をさらに含み、前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、出力リセットコンデンサをさらに含み、前記出力リセットコンデンサの第1極板が前記出力リセットトランジスタのゲート電極に結合され、前記出力リセットコンデンサの第2極板が前記第1電圧信号線に結合され、
前記出力リセットコンデンサの第2極板の第2方向での最大の幅が第1所定の幅であり、
前記出力リセットコンデンサの第2極板の第1方向での最大の長さが第2所定の長さであり、
前記出力リセットコンデンサは前記出力回路の表示領域から離れた側に位置しており、
前記出力リセットコンデンサの第2極板の前記ベースでの正投影が前記出力リセットコンデンサの第1極板の前記ベースでの正投影内にあり、
前記第1所定の幅が3μm以上かつ60μm以下であり、前記第2所定の長さが3μm以上かつ20μm以下であり、
または、
前記第1電圧信号線が第1方向に沿って延在され、前記第1電圧信号線は前記出力リセットコンデンサの表示領域から離れた側に位置している、請求項1に記載の表示基板。
【請求項5】
前記出力トランジスタ及び前記出力リセットトランジスタが第1方向に沿って配列され、前記走査駆動回路は、第2電圧信号線をさらに含み、前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、出力リセットコンデンサをさらに含み、
前記出力リセットコンデンサの第2極板が前記第1電圧信号線に結合され、
前記出力トランジスタの第1電極が第2電圧信号線に結合され、前記出力リセットトランジスタの第1電極が前記出力リセットコンデンサの第2極板に結合され、
前記出力トランジスタ及び前記出力リセットトランジスタが前記第2電圧信号線の表示領域から離れた側に位置している、請求項に記載の表示基板。
【請求項6】
前記出力トランジスタのゲート電極は、少なくとも一つの出力ゲート電極パターンを含み、前記出力トランジスタの第1電極は、少なくとも一つの第1電極パターンを含み、前記出力トランジスタの第2電極は、少なくとも一つの第2電極パターンを含み、
前記出力ゲート電極パターンは、隣接する前記第1電極パターンと前記第2電極パターンとの間に位置しており、
前記第1電極パターン、前記出力ゲート電極パターン及び前記第2電極パターンはいずれも第2方向に沿って延在されており、
または、
前記出力リセットトランジスタのゲート電極は、少なくとも一つの出力リセットゲート電極パターンを含み、前記出力リセットトランジスタの第1電極は、少なくとも一つの第3電極パターンを含み、前記出力リセットトランジスタの第2電極は、少なくとも一つの第4電極パターンを含み、
前記出力リセットゲート電極パターンは、隣接する前記第3電極パターンと前記第4電極パターンとの間に位置しており、
前記第3電極パターン、前記出力リセットゲート電極パターン及び前記第4電極パターンはいずれも第2方向に沿って延在され、
前記出力リセットトランジスタのうち、前記出力トランジスタのゲート電極に最も近接する前記第4電極パターンが前記出力トランジスタの第2電極パターンとして兼用される、請求項5に記載の表示基板。
【請求項7】
前記出力トランジスタのアクティブ層は、第1方向に沿って対向して設けられる少なくとも二つの第1導電部分及び少なくとも一つの第1チャネル部分を含み、それぞれの前記第1チャネル部分は二つの隣接する前記第1導電部分の間に設けられており、
前記第1チャネル部分が前記出力ゲート電極パターンに一対一対応され、各前記第1チャネル部分の前記ベースでの正投影が、いずれも対応する前記出力ゲート電極パターンの前記ベースでの正投影の内部に位置しており、
前記出力トランジスタのうちの一部の前記第1導電部分が前記第1電極パターンに一対一対応され、前記第1電極パターンの前記ベースでの正投影と、対応する前記第1導電部分の前記ベースでの正投影とが第1重なり領域を有し、前記第1電極パターンは前記第1重なり領域に設けられている少なくとも一つの第1ビアホールを介して対応する前記第1導電部分に結合され、
前記出力トランジスタのうちの他の一部の前記第1導電部分が前記第2電極パターンに一対一対応され、前記第2電極パターンの前記ベースでの正投影と、対応する前記第1導電部分の前記ベースでの正投影とが第2重なり領域を有し、前記第2電極パターンは前記第2重なり領域に設けられている少なくとも一つの第2ビアホールを介して対応する前記第1導電部分に結合される、請求項6に記載の表示基板。
【請求項8】
前記出力リセットトランジスタのアクティブ層は、第1方向に沿って対向して設けられる少なくとも二つの第2導電部分及び少なくとも一つの第2チャネル部分を含み、それぞれの前記第2チャネル部分は二つの隣接する前記第2導電部分の間に設けられており、
前記第2チャネル部分は、前記出力リセットゲート電極パターンに一対一対応され、各前記第2チャネル部分の前記ベースでの正投影は、いずれも対応する前記出力リセットゲート電極パターンの前記ベースでの正投影の内部に位置しており、
前記出力リセットトランジスタのうちの一部の前記第2導電部分が前記第3電極パターンに一対一対応され、前記第3電極パターンの前記ベースでの正投影と、対応する前記第2導電部分の前記ベースでの正投影とが第3重なり領域を有し、前記第3電極パターンは、前記第3重なり領域に設けられている少なくとも一つの第3ビアホールを介して対応する前記第2導電部分に結合され、
前記出力リセットトランジスタのうちの他の一部の前記第2導電部分が前記第4電極パターンに一対一対応され、前記第4電極パターンの前記ベースでの正投影と、対応する前記第2導電部分の前記ベースでの正投影とが第4重なり領域を有し、前記第4電極パターンは、前記第4重なり領域に設けられている少なくとも一つの第4ビアホールを介して対応する前記第2導電部分に結合される、請求項6に記載の表示基板。
【請求項9】
前記走査駆動回路は第2電圧信号線をさらに含み、前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、第4トランジスタをさらに含み、
前記第2電圧信号線が電極導電接続部に結合され、前記電極導電接続部が第2方向に沿って延在され、前記少なくとも一つの第1電極パターンは第1方向に沿って順次に配列され、
前記電極導電接続部が前記出力トランジスタの第1電極に含まれる1番目の第1電極パターンに結合され、
前記第4トランジスタの第1電極が前記電極導電接続部に結合され、
前記第4トランジスタのゲート電極の前記ベースでの正投影と、前記電極導電接続部の前記ベースでの正投影との間の第1方向での最小距離が第4所定距離であり、
前記第4所定距離が1μm以上かつ5μm以下である、請求項6に記載の表示基板。
【請求項10】
前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、第4トランジスタ及び第5トランジスタをさらに含み、
前記第4トランジスタのゲート電極が前記第5トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第4トランジスタのゲート電極及び前記第5トランジスタのゲート電極が第1ゲート金属パターンに含まれ、前記第1ゲート金属パターンが第2方向に沿って延在され、
記第5トランジスタのゲート電極が前記第1クロック信号線に結合され、
前記第1クロック信号線は第1方向に沿って延在され、前記第1クロック信号線は前記第5トランジスタの表示領域から離れた側に位置している、請求項1に記載の表示基板。
【請求項11】
前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、第1トランジスタ、第4トランジスタ、第5トランジスタ、第6トランジスタ及び出力コンデンサをさらに含み、
前記第5トランジスタの第1電極が入力信号端に結合され、前記第5トランジスタの第2電極が前記第6トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第6トランジスタのゲート電極は、互いに結合される第1ゲート電極パターン及び第2ゲート電極パターンを含み、
前記第1ゲート電極パターン及び前記第2ゲート電極パターンがそれぞれ前記出力コンデンサの第1極板に結合され、前記出力コンデンサの第1極板が前記出力トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第6トランジスタの第1電極が第4トランジスタのゲート電極に結合され、前記第6トランジスタの第2電極が前記第4トランジスタの第2電極に結合され、前記出力コンデンサの第2極板が前記第1トランジスタの第1電極に結合され、
前記第4トランジスタ、前記第6トランジスタ及び前記第1トランジスタが前記第1方向に沿って順次に配列され、
前記第5トランジスタ、前記第6トランジスタ及び前記第1トランジスタが前記第1方向に沿って順次に配列され、
前記出力コンデンサは、前記第6トランジスタと前記出力回路との間に位置している、請求項1に記載の表示基板。
【請求項12】
前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、第2トランジスタ、第1トランジスタ、第6トランジスタ、第7トランジスタ及び第8トランジスタをさらに含み、
前記第7トランジスタのアクティブ層及び前記第8トランジスタのアクティブ層が一つの連続した第2半導体層により形成され、前記第2半導体層が第1方向に沿って延在され、
前記第7トランジスタのアクティブ層は、第1方向に沿って順次に設置される1番目の第9導電部分、第9チャネル部分及び2番目の第9導電部分を含み、
前記2番目の第9導電部分が1番目の第10導電部分として兼用され、
前記第8トランジスタのアクティブ層は、第1方向に沿って順次に設置される1番目の第10導電部分、第10チャネル部分及び2番目の第10導電部分を含み、
前記1番目の第9導電部分が前記第7トランジスタの第2電極として用いられ、前記2番目の第9導電部分が前記第7トランジスタの第1電極として用いられ、前記2番目の第10導電部分が前記第8トランジスタの第1電極として用いられ、前記第7トランジスタの第1電極が前記第8トランジスタの第2電極として兼用され、
前記第7トランジスタのゲート電極が出力コンデンサの第2極板に結合され、前記第7トランジスタの第2電極が前記第6トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第8トランジスタのゲート電極が前記第1トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第8トランジスタの第1電極が第1電圧信号線に結合され、
前記第1電圧信号線が第1方向に沿って延在され、
前記第6トランジスタ、前記第7トランジスタ、前記第8トランジスタ及び前記第2トランジスタは、第1方向に沿って順次に配列され、
記第2トランジスタのゲート電極及び第7トランジスタのゲート電極がそれぞれ前記第2クロック信号線に結合され、
前記第2クロック信号線が第1方向に沿って延在され、前記第2クロック信号線が前記第2トランジスタの表示領域から離れた側に位置している、請求項1に記載の表示基板。
【請求項13】
前記走査駆動回路は、第2電圧信号線及び信号出力線をさらに含み、
前記信号出力線は、第1出力線部分及び少なくとも一つの第2出力線部分を含み、
前記第2電圧信号線及び前記第1出力線部分がいずれも第1方向に沿って延在され、前記第1出力線部分が前記第2電圧信号線と前記出力回路との間に位置しており、
前記第2出力線部分が第2方向に沿って延在され、
前記第2出力線部分が表示領域のうち、画素回路に発光制御信号を提供することに用いられ、
前記第1出力線部分及び前記出力回路が前記第2電圧信号線の前記表示領域から離れた側に位置しており、
または、
前記走査駆動回路は、第1電圧信号線及び第2電圧信号線をさらに含み、
前記第1電圧信号線、前記第2電圧信号線、前記第1クロック信号線及び前記第2クロック信号線がいずれも第1方向に沿って延在され、
前記第1電圧信号線の前記ベースでの正投影、前記第1クロック信号線の前記ベースでの正投影及び前記第2クロック信号線の前記ベースでの正投影がいずれも前記シフトレジスタユニットの前記ベースでの正投影の前記表示領域から離れた側に位置しており、
前記第2電圧信号線の前記ベースでの正投影は、前記シフトレジスタユニットの前記表示領域に近い側に位置している、
または、
前記信号出力線は、少なくとも一つの第2出力線部分をさらに含み、前記第2出力線部分が前記第1出力線部分に結合され、前記第2出力線部分が前記表示領域まで延在されて、前記表示領域に位置している画素回路に発光制御信号を提供することに用いられる、請求項1に記載の表示基板。
【請求項14】
前記走査駆動回路は、第1電圧信号線、第2電圧信号線及び信号出力線をさらに含み、前記少なくとも一つのシフトレジスタユニットは、第1コンデンサ、出力コンデンサ、出力リセットコンデンサ、第1トランジスタ、第2トランジスタ、第3トランジスタ、第4トランジスタ、第5トランジスタ、第6トランジスタ、第7トランジスタ及び第8トランジスタをさらに含み、前記信号出力線は、少なくとも一つの第2出力線部分をさらに含み、
前記出力トランジスタのゲート電極が前記出力コンデンサの第1極板に結合され、前記出力トランジスタの第1電極が第2電圧信号線に結合され、前記出力トランジスタの第2電極が前記信号出力線に結合され、
前記出力リセットトランジスタのゲート電極が前記出力リセットコンデンサの第1極板に結合され、前記出力リセットトランジスタの第1電極が前記出力リセットコンデンサの第2極板に結合され、前記出力リセットトランジスタの第2電極が前記信号出力線に結合され、
前記出力リセットコンデンサの第2極板が前記第1電圧信号線に結合され、前記出力コンデンサの第2極板が前記第7トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第1トランジスタの第1電極が前記出力コンデンサの第2極板に結合され、前記第1トランジスタの第2電極及び前記第2トランジスタの第1電極がそれぞれ前記第1コンデンサの第2極板に結合され、前記第1トランジスタのゲート電極が前記第1コンデンサの第1極板に結合され、
前記第2トランジスタのゲート電極が前記第2クロック信号線に結合され、前記第2トランジスタの第2電極が前記第3トランジスタの第2電極に結合され、
前記第3トランジスタのゲート電極が前記出力トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第3トランジスタの第1電極が前記出力リセットコンデンサの第1極板に結合され、
前記第4トランジスタのゲート電極が前記第5トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第4トランジスタの第1電極が前記出力トランジスタの第1電極に結合され、前記第4トランジスタの第2電極が前記第6トランジスタの第2電極に結合され、
前記第5トランジスタのゲート電極が前記第1クロック信号線に結合され、前記第5トランジスタの第1電極が入力信号端に結合され、第5トランジスタの第2電極が前記第6トランジスタのゲート電極に結合され、
前記第6トランジスタの第1電極が第4トランジスタのゲート電極に結合され、前記第6トランジスタの第2電極が前記第4トランジスタの第2電極に結合され、
前記第8トランジスタのゲート電極が前記第1トランジスタのゲート電極に結合され、前記第8トランジスタの第1電極が第1電圧信号線に結合され、
前記第2出力線部分は、前記第1出力線部分に結合され、前記第2出力線部分は前記表示領域まで延在されて、前記表示領域に位置している画素回路に発光制御信号を提供することに用いられ、
第2電圧信号線が前記シフトレジスタユニットの表示領域に近い側に設けられており、
前記第1電圧信号線、前記第1クロック信号線及び前記第2クロック信号線が、前記シフトレジスタユニットの表示領域から離れた側に設けられており、
前記表示領域に近づいてくる方向に沿って、前記第1クロック信号線、前記第2クロック信号線及び前記第1電圧信号線が順次に配列され、もしくは、前記表示領域に近づいてくる方向に沿って、前記第2クロック信号線、前記第1クロック信号線及び前記第1電圧信号線が順次に配列され、
前記走査駆動回路は、第1初期信号線及び第2初期信号線をさらに含み、
前記表示領域に近づいてくる方向に沿って、前記第1クロック信号線、前記第2クロック信号線及び前記第1電圧信号線が順次に配列される場合、
前記表示領域に近づいてくる方向に沿って、前記第2初期信号線、前記第1初期信号線、前記第1クロック信号線、前記第2クロック信号線及び前記第1電圧信号線が順次に配列され、または
前記表示領域に近づいてくる方向に沿って、前記第1初期信号線、前記第2初期信号線、前記第1クロック信号線、前記第2クロック信号線及び前記第1電圧信号線が順次に配列され、
前記表示領域に近づいてくる方向に沿って、前記第2クロック信号線、前記第1クロック信号線及び前記第1電圧信号線が順次に配列される場合、
前記表示領域に近づいてくる方向に沿って、前記第2初期信号線、前記第1初期信号線、前記第2クロック信号線、前記第1クロック信号線及び前記第1電圧信号線が順次に配列され、または
前記表示領域に近づいてくる方向に沿って、前記第1初期信号線、前記第2初期信号線、前記第2クロック信号線、前記第1クロック信号線及び前記第1電圧信号線が順次に配列され、
前記出力トランジスタ及び前記出力リセットトランジスタは前記出力コンデンサと前記第1出力線部分との間に位置しており、前記出力トランジスタ及び前記出力リセットトランジスタが前記第1方向に沿って順次に配列され、
第1方向沿って、前記第5トランジスタ、前記第6トランジスタ、前記第7トランジスタ、前記第8トランジスタ、前記第1トランジスタ、前記第1コンデンサ、前記第2トランジスタ及び前記出力リセットトランジスタが順次に配列され、
前記第5トランジスタ、前記第4トランジスタ、前記第6トランジスタ、前記第7トランジスタ及び前記第8トランジスタが前記出力コンデンサと前記第1電圧信号線との間に位置しており、
前記第5トランジスタのゲート電極及び前記第4トランジスタのゲート電極が第1ゲート金属パターンに含まれ、前記第1ゲート金属パターンが前記第2方向に沿って延在される、請求項1に記載の表示基板。
【請求項15】
前記表示基板は、前記ベースに設けられる複数行の画素回路をさらに含み、前記画素回路は発光制御端を含み、
前記シフトレジスタユニットが少なくとも一行の前記画素回路に対応され、
前記シフトレジスタユニットの信号出力線が前記少なくとも一行の画素回路の発光制御端に結合されて、前記少なくとも一行の画素回路の発光制御端に発光制御信号を提供することに用いられる、請求項1に記載の表示基板。
【外国語明細書】