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  • 特開-吸着ハンド 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024158189
(43)【公開日】2024-11-08
(54)【発明の名称】吸着ハンド
(51)【国際特許分類】
   B25J 15/06 20060101AFI20241031BHJP
【FI】
B25J15/06 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023073173
(22)【出願日】2023-04-27
(71)【出願人】
【識別番号】512228587
【氏名又は名称】ムラテックメカトロニクス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100109210
【弁理士】
【氏名又は名称】新居 広守
(72)【発明者】
【氏名】木村 悦男
(72)【発明者】
【氏名】岩▲崎▼ 宏和
【テーマコード(参考)】
3C707
【Fターム(参考)】
3C707AS01
3C707BS24
3C707DS01
3C707FS01
3C707FT02
3C707FT11
3C707FU04
3C707KS30
(57)【要約】
【課題】吸着パッドからの対象物の落下を検出する。
【解決手段】真空吸着により対象物300を保持する複数の吸着パッド110と、複数の吸着パッド110の内部に負圧を発生させる吸着用真空回路120と、吸着パッド110に保持される対象物300に吸着する吸着パッド110よりも開口面積が小さい検知用パッド130と、検知用パッド130の内部に負圧を発生させる検知用真空回路140と、検知用真空回路140内の負圧を測定する圧力センサ150と、圧力センサ150が測定した検知用真空回路140内の負圧の絶対値が閾値未満か以上かで吸着パッド110から対象物300の落下したことを判定する判定部と、を備える吸着ハンド100。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
真空吸着により対象物を保持する複数の吸着パッドと、
複数の前記吸着パッドの内部に負圧を発生させる吸着用真空回路と、
前記吸着パッドに保持される対象物に吸着する前記吸着パッドよりも開口面積が小さい検知用パッドと、
前記検知用パッドの内部に負圧を発生させる検知用真空回路と、
前記検知用真空回路内の負圧を測定する圧力センサと、
を備える吸着ハンド。
【請求項2】
前記検知用パッドの長さは、前記吸着パッドの長さよりも短い
請求項1に記載の吸着ハンド。
【請求項3】
複数の前記吸着パッドの下側端面が並ぶ面、またはその近傍に前記検知用パッドの下側端面が位置するように前記検知用パッドを付勢状態で保持する伸縮可能な調整部材を備える
請求項2に記載の吸着ハンド。
【請求項4】
前記吸着パッドは、矩形領域の四隅にそれぞれ配置され、
前記検知用パッドは、前記矩形領域の内側に配置される
請求項1または2に記載の吸着ハンド。
【請求項5】
一部が重複する二つの前記矩形領域が共有する二つの前記吸着パッドの間に前記検知用パッドが配置される
請求項4に記載の吸着ハンド。
【請求項6】
前記矩形領域の対角線の交点、またはその近傍に前記検知用パッドが配置される
請求項4に記載の吸着ハンド。
【請求項7】
複数の前記検知用パッドを備える
請求項1または2に記載の吸着ハンド。
【請求項8】
複数の前記吸着パッドにそれぞれ接続される前記吸着用真空回路は連通している
請求項1または2に記載の吸着ハンド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロボットなどに取り付けられ、真空吸着により対象物を保持し離脱させることができる吸着ハンドに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、吸着ハンドにより保持された対象物が不本意に落下した際の落下検知に関しては、吸着パッドが対象物により封鎖されなくなることによる真空度の悪化を、圧力センサを用いて検知する技術が存在している。例えば、特許文献1には、落下判定の度に最新の元圧と着脱路内の圧力を比較して、落下検知をする技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004-202673号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
昨今では、複数の吸着パッドを備え、吸着パッドのそれぞれに落下防止弁を取り付けることで、複数の吸着パッドの内の一部を用いてサイズの小さな対象物も保持することができる吸着ハンドに関する技術が登場している。このような吸着ハンドの場合、吸着ハンドから対象物が落下した場合でも落下防止弁が真空度の低下を抑制するため、圧力センサを用いて対象物の落下を検知することが困難である。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、サイズの異なる対象物を保持できる吸着ハンドにおいて、対象物の落下を高い精度で検知できる吸着ハンドの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の1つである吸着ハンドは、真空吸着により対象物を保持する複数の吸着パッドと、複数の前記吸着パッドの内部に負圧を発生させる吸着用真空回路と、前記吸着パッドに保持される対象物に吸着する前記吸着パッドよりも開口面積が小さい検知用パッドと、前記検知用パッドの内部に負圧を発生させる検知用真空回路と、前記検知用真空回路内の圧力を測定する圧力センサと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、落下検知用の吸着パッドに接続される独立した真空回路の圧力差をモニタリングすることで高い精度で対象物の落下を検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】吸着ハンドを備えた移載ロボットを示す斜視図である。
図2】吸着ハンドの側面図である。
図3】吸着ハンドを開口側から示す平面図である。
図4】吸着ハンドの別例1を開口側から示す平面図である。
図5】吸着ハンドの別例2を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る吸着ハンドの実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を説明するために一例を挙示するものであり、本発明を限定する主旨ではない。例えば、以下の実施の形態において示される形状、構造、材料、構成要素、相対的位置関係、接続状態、数値、数式、方法における各段階の内容、各段階の順序などは、一例であり、以下に記載されていない内容を含む場合がある。また、平行、直交などの幾何学的な表現を用いる場合があるが、これらの表現は、数学的な厳密さを示すものではなく、実質的に許容される誤差、ずれなどが含まれる。また、同時、同一などの表現も、実質的に許容される範囲を含んでいる。
【0010】
また、図面は、本発明を説明するために適宜強調、省略、または比率の調整を行った模式的な図となっており、実際の形状、位置関係、および比率とは異なる。また、図中に示す場合があるX軸、Y軸、Z軸は、図の説明のために任意に設定した直交座標を示している。つまりZ軸は、鉛直方向に沿う軸とは限らず、X軸、Y軸は、水平面内に存在するとは限らない。
【0011】
また、以下では複数の発明を一つの実施の形態として包括的に説明する場合がある。また、以下に記載する内容の一部は、本発明に関する任意の構成要素として説明している。
【0012】
図1は、吸着ハンド100を備えた移載ロボット200を示す斜視図である。図2は、吸着ハンド100の側面図である。図3は、吸着ハンド100を開口側から示す平面図である。なお、図1において後述する吸着用真空回路、検知用真空回路の図示は省略している。これらの図に示すように、移載ロボット200は、所定の場所で吸着ハンド100に対象物300を保持させ、他の所定の場所へ保持させた対象物300を移動させて吸着ハンド100から離脱させることにより対象物300を移載することができるロボットである。なお、図1には移載ロボット200の一例としてパラレルリンクロボット記載しているが、吸着ハンド100を備えるロボットは、限定されるものではない。
【0013】
吸着ハンド100は、真空吸着により対象物300を保持し、保持した対象物300を離脱させることができる装置であって、複数の大きさの対象物300を保持することができる吸着装置である。吸着ハンド100は、吸着パッド110と、吸着用真空回路120と、検知用パッド130と、検知用真空回路140と、圧力センサ150と、を備えている。
【0014】
吸着パッド110は、下方に向かって開口する吸着開口部111を備えた筒状の部材である。吸着パッド110は、吸着用真空回路120により内部空間が大気圧に対し負圧になり、吸着開口部111を覆うように当接する対象物300を真空吸着により保持する。吸着パッド110の種類は、限定されるものではないが、本実施の形態の場合、吸着パッド110は、吸着蛇腹部112を備え、湾曲した対象物300、凹凸のある対象物300などを柔軟に保持することができるものとなっている。
【0015】
吸着ハンド100が備える吸着パッド110の数は、限定されないが、本実施の形態の場合、吸着ハンド100は、9つの吸着パッド110を備えている。吸着パッド110は、縦横3×3のマトリクス状に配置されている。
【0016】
吸着用真空回路120は、筒状の吸着パッド110のそれぞれの内側に大気圧よりも低い負圧を発生させるシステムである。吸着用真空回路120は、吸着用真空装置121と、吸着用配管122と、を備えている。
【0017】
吸着用真空装置121は、吸着用配管122を通して吸着パッド110のそれぞれの内側を負圧にする装置である。吸着用真空装置121の種類は、限定されるものではない。吸着用真空装置121としては、真空ポンプ、真空エジェクタなどを例示することができる。本実施の形態の場合、吸着ハンド100は、一台の吸着用真空装置121を備えている。一台の吸着用真空装置121は、吸着用配管122により全ての吸着パッド110と連通している。つまり、一台の吸着用真空装置121は、全ての吸着パッド110の内側をほぼ均等な負圧にすることができる。
【0018】
検知用パッド130は、下方に向かって開口する検知開口部131を備えた筒状の部材である。検知用パッド130は、検知用真空回路140により内部空間が大気圧よりも負圧になり、吸着パッド110により保持される対象物300に吸着する。検知開口部131の開口面積は、吸着開口部111の開口面積よりも小さい。また、検知用パッド130は、吸着パッド110よりも細く、短い。検知用パッド130の下側の端面は、吸着パッド110の下側の端面と面一、またはほぼ面一となるように配置されている。検知用パッド130の種類は、限定されるものではないが、本実施の形態の場合、検知用パッド130は、検知蛇腹部132を備え、吸着パッド110により保持された対象物300の姿勢に柔軟に対応して対象物300に吸着することができるものとなっている。
【0019】
本実施の形態の場合、吸着パッド110は、仮想的な矩形領域101(図3参照)の四隅にそれぞれ配置され、矩形領域101の四隅以外の内側には吸着パッド110は配置されない。検知用パッド130は、隣り合う四つの吸着パッド110で形成される矩形領域101の内側に配置される。より詳細には、隣り合う四つの吸着パッド110で形成される矩形領域101は、正方形であり、検知用パッド130は、正方形の領域の中心(矩形領域101の対角線の交点)、またはその近傍に配置される。吸着パッド110は、縦横3×3のマトリクス状に配置されているため、検知用パッド130は、隣り合う四つの吸着パッド110で形成される四つの矩形領域101の内側にそれぞれ一つずつ配置されている。
【0020】
検知用真空回路140は、筒状の検知用パッド130のそれぞれの内側に大気圧よりも低い負圧を発生させるシステムである。検知用真空回路140は、検知用真空装置141と、検知用配管142と、を備えている。
【0021】
検知用真空装置141は、検知用配管142を通して検知用パッド130のそれぞれの内側を負圧にする装置である。検知用真空装置141の種類は、限定されるものではない。検知用真空装置141としては、真空ポンプ、真空エジェクタなどを例示することができる。検知用真空装置141は、吸着ハンド110に接続される吸着用真空装置121と同種のものでもよく、異なっていてもかまわない。本実施の形態の場合、吸着ハンド100は、検知用パッド130のそれぞれに対応する数の検知用真空装置141を備えている。一台の検知用真空装置141は、各検知用パッド130にそれぞれ対応して配管される検知用配管142を介して検知用パッド130と連通している。これにより、対象物300が小さく、複数の検知用パッド130の一部のみが対象物300に吸着している場合でも、対象物300が落下する前後の圧力差を大きくすることができる。
【0022】
圧力センサ150は、検知用真空回路140内の圧力を測定する。本実施の形態の場合、吸着ハンド100は、検知用パッド130の数に対応する数の検知用真空回路140を備えており、各検知用真空回路140に圧力センサ150がそれぞれ取り付けられている。圧力センサ150は、検知用真空回路140内の圧力が閾値未満か以上かを区別する区別信号を出力する判定部を備えるものでもかまわない。本実施の形態の場合、圧力センサ150は、検知用真空回路140内の圧力に対応した信号を出力する。移載ロボット200を制御する制御装置210は、プロセッサを備え、プロセッサにプログラムを実行させることにより実現される処理部として、判定部151を備えている。判定部151は、圧力センサ150から取得した信号に基づき、吸着パッド110が保持していた対象物300が落下したか否かを判定する。判定方法は限定されるものではない。例えば、検知用真空回路140内の圧力の変動が閾値を超えるか否か、圧力の変動の傾き(微分値)が閾値を超えるか否かなどにより判定部151は、対象物300の落下の有無を判定してもかまわない。
【0023】
本実施の形態の場合、吸着ハンド100は、吸着パッド110と吸着用真空回路120との間にそれぞれ介在配置される落下防止弁113と、検知用パッド130と検知用真空回路140との間にそれぞれ介在配置される調整部材133と、を備えている。
【0024】
落下防止弁113は、吸着パッド110が対象物300に吸着していない状態、つまり吸着開口部111が開放された状態において、吸着用真空回路120内の圧力の上昇を抑制することができる装置である。一つの吸着用真空回路120に並列に吸着パッド110が接続された吸着ハンド100は、複数の吸着パッド110のいくつかが対象物300を保持していない状態であっても吸着用真空回路120内の圧力の上昇が抑制されるため、対象物300を保持している吸着パッド110は対象物300の保持を維持し続けることができる。よって、吸着ハンド100は、電気的な制御を行うこと無く大きさの異なる対象物300を保持することが可能となる。
【0025】
調整部材133は、吸着パッド110に比べて長さの短い検知用パッド130の下側端面を吸着パッド110の下側端面と面一、またはほぼ面一に配置するためのパイプである。調整部材133は、検知用パッド130に比べ硬質の部材であり、検知用パッド130と検知用真空回路140とを介在的に接続している。
【0026】
なお、調整部材133は、内外に嵌め合わされた二つの筒であって気密状態を維持して伸縮可能ないわゆるテレスコピック機構を備え、複数の吸着パッド110の下側端面が並ぶ面、またはその近傍に検知用パッド130の下側端面が位置するように検知用パッド130を付勢状態で保持するものでもかまわない。これによれば、吸着パッド110の吸着蛇腹部112が収縮しすぎた場合でも調整部材133が対象物300に損傷をあたえることを抑止できる。
【0027】
上記の実施の形態に係る吸着ハンド100は、独立した検知用真空回路140に接続され、落下防止弁113を介さず接続された検知用パッド130を備えている。このため、吸着パッド110に保持された対象物300に検知用パッド130が吸着し、不本意に対象物300が落下すると、検知用パッド130も開放される。吸着状態の検知用真空回路140内の圧力と開放状態の検知用真空回路140内の圧力との差が大きいため、圧力センサ150により圧力の変化を容易に取得でき、対象物300の落下を敏感に検出することができる。
【0028】
また、吸着パッド110と共に移動する基礎部材160(マニホールド)に落下を検知するための光電センサ、距離センサ、近接センサ等の電気的に動作するセンサを設ける必要がないため、吸着ハンド100に電線を配線する必要がなくエアー(真空含む)系統のみでハンドを構成することが可能になる。
【0029】
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本発明の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本発明の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本発明に含まれる。
【0030】
例えば、吸着ハンド100が備える吸着パッド110の数、検知用パッド130の数は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、図4に示すように、吸着パッド110の数が6、検知用パッド130の数が1でもかまわない。
【0031】
また、検知用パッド130は、一部が重複する二つの矩形領域101が共有する二つの吸着パッド110(図4の縦方向における中央の二つの吸着パッド110)の間に検知用パッド130が配置されてもかまわない。検知用パッド130をこのように配置することで、上側の矩形領域101に含まれる吸着パッド110のみで保持される対象物300の落下を、検知用パッド130を用いて検知することができ、下側の矩形領域101に含まれる吸着パッド110のみで保持される対象物300の落下も同じ検知用パッド130を用いて検知することができる。勿論全ての吸着パッド110で保持される対象物300の落下も一つの検知用パッド130で検知することができる。
【0032】
また、図5に示すように吸着ハンド100は、落下防止弁113を備えなくてもかまわない。この場合、吸着パッド110のそれぞれに独立した吸着用真空回路120が接続されてもかまわない。これによれば、吸着パッド110の一部を用いて対象物300を保持している場合、対象物300を保持していない吸着パッド110は、空気を吸い込み続ける状態になるが、対象物300を保持している吸着用真空回路120の圧力は影響されない。従って、吸着ハンド100は、大きさの異なる対象物300を保持することが可能となる。
【0033】
吸着用真空回路120が備える吸着用真空装置121が真空エジェクタの場合、小型であるため吸着パッド110の数に対応した数の真空エジェクタを吸着ハンド100の基礎部材160に取り付けることができる。真空エジェクタは、工場内で用いられる正圧の空気を用いて負圧を創出する真空ポンプの一つであり、真空エジェクタを用いることで真空回路を小型化でき、吸着パッド110のそれぞれに接続することができる。
【産業上の利用可能性】
【0034】
本発明は、対象物300を保持するロボット、ピッキングシステム、搬送システムなどに利用可能である。
【符号の説明】
【0035】
100 吸着ハンド
101 矩形領域
110 吸着パッド
111 吸着開口部
112 吸着蛇腹部
113 落下防止弁
120 吸着用真空回路
121 吸着用真空装置
122 吸着用配管
130 検知用パッド
131 検知開口部
132 検知蛇腹部
133 調整部材
140 検知用真空回路
141 検知用真空装置
142 検知用配管
150 圧力センサ
151 判定部
160 基礎部材
200 移載ロボット
210 制御装置
300 対象物
図1
図2
図3
図4
図5