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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024158835
(43)【公開日】2024-11-08
(54)【発明の名称】樹脂製部品
(51)【国際特許分類】
   F02M 35/024 20060101AFI20241031BHJP
   B29C 33/42 20060101ALI20241031BHJP
   B29C 45/26 20060101ALI20241031BHJP
【FI】
F02M35/024 511B
B29C33/42
B29C45/26
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023074395
(22)【出願日】2023-04-28
(71)【出願人】
【識別番号】000241500
【氏名又は名称】トヨタ紡織株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
(72)【発明者】
【氏名】森 敏明
【テーマコード(参考)】
4F202
【Fターム(参考)】
4F202AH16
4F202AM36
4F202AR13
4F202CA11
4F202CB01
4F202CK12
(57)【要約】
【課題】本体部の外側面と対象物との距離が小さい場合であっても、突出部の強度を高めることができる。
【解決手段】樹脂製部品である第3ハウジング30は、射出成形により一体形成されている。第3ハウジング30は、本体部31と、締結部材を介して対象物に締結される締結部40とを有する。締結部40は、締結部材が接触する環状の接触面41及び接触面41の中心に位置する中心孔42を含むとともに本体部31の外側面34から突出する突出部43を有する。接触面41のうち接触面41の周方向において本体部31の外側面34から最も離れた部分P1の中心位置P0と中心孔42の中心42aとを通る仮想的な直線を第1仮想直線V1とするとき、接触面41を含む仮想平面上において第1仮想直線V1の一側には、本体部31の外側面34と突出部43の外側面とを連結する第1連結部50が設けられている。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
射出成形により一体形成された樹脂製部品であって、
本体部と、
締結部材を介して対象物に締結される締結部と、を有し、
前記締結部は、前記締結部材が接触する環状の接触面及び前記接触面の中心に位置する中心孔を含むとともに前記本体部の外側面から突出する突出部を有し、
前記接触面のうち前記接触面の周方向において前記本体部の外側面から最も離れた部分の中心位置と前記中心孔の中心とを通る仮想的な直線を仮想直線とするとき、
前記接触面を含む仮想平面上において前記仮想直線の一側には、前記本体部の外側面と前記突出部の外側面とを連結する連結部が設けられている、
樹脂製部品。
【請求項2】
前記連結部を第1連結部とするとき、
前記仮想平面上における前記仮想直線の前記一側とは反対側には、前記本体部の外側面と前記突出部の外側面とを連結する第2連結部が設けられており、
前記第1連結部のうち前記本体部に連結された基端から前記第1連結部の先端に向かう方向に直交する前記第1連結部の断面積が、前記第2連結部のうち前記本体部に連結された基端から前記第2連結部の先端に向かう方向に直交する前記第2連結部の断面積よりも大きい、
請求項1に記載の樹脂製部品。
【請求項3】
前記仮想直線を第1仮想直線とし、
前記仮想平面に沿うとともに前記第1仮想直線に直交する仮想的な直線であり、前記突出部の外側面の接線をなす直線を第2仮想直線とするとき、
前記連結部は、前記第2仮想直線よりも前記本体部の外側に突出している、
請求項1に記載の樹脂製部品。
【請求項4】
前記連結部の厚み方向の端面の縁部には、前記縁部に沿って延在するリブが設けられており、
前記リブは、前記連結部のうち前記本体部に連結された基端から前記連結部の先端まで延在している、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の樹脂製部品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂製部品に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、内燃機関のエアクリーナが開示されている。特許文献1に開示のエアクリーナは、インレットを有するケースと、アウトレットを有するキャップと、ケースとキャップとの間に設けられるフィルタエレメントとを備える。ケースは、射出成形により一体成形された樹脂製の第1ケース成形体を有する。第1ケース成形体は、ケース本体部と、締結部材を介して車両の対象物に締結される締結部とを有する。締結部は、締結部材が接触する平面視C字状の接触面を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2019-85906号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明者は、図6に示す樹脂製部品を開発した。すなわち、樹脂製部品は、平面視C字状の接触面141と、接触面141の一部を含むとともに本体部131の外側面134から突出する突出部143とを有する締結部140を備える。
【0005】
また、本願発明者は、突出部の強度を高めるべく、図7に示す樹脂製部品を開発した。すなわち、樹脂製部品は、環状の接触面241を含むとともに本体部231の外側面234から突出する突出部243とを有する締結部240を備える。
【0006】
しかしながら、図7に示す樹脂製部品の場合、締結部材から受ける応力が最大となる部分P1と、突出部243に発生するウェルドラインWLとが重なる。そのため、突出部243の強度向上の効果が低減するおそれがある。
【0007】
なお、図7に示す樹脂製部品において、突出部243の強度を高めるべく、上記応力が最大となる部分P1、すなわちウェルドラインWLの外周側に突出部243を拡張する対策が考えられる。しかしながら、樹脂製部品を締結する対象物と本体部231の外側面234との距離が小さい場合には、上記対策を採用することが難しい。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するための樹脂製部品は、射出成形により一体形成された樹脂製部品であって、本体部と、締結部材を介して対象物に締結される締結部と、を有し、前記締結部は、前記締結部材が接触する環状の接触面及び前記接触面の中心に位置する中心孔を含むとともに前記本体部の外側面から突出する突出部を有し、前記接触面のうち前記接触面の周方向において前記本体部の外側面から最も離れた部分の中心位置と前記中心孔の中心とを通る仮想的な直線を仮想直線とするとき、前記接触面を含む仮想平面上において前記仮想直線の一側には、前記本体部の外側面と前記突出部の外側面とを連結する連結部が設けられている。
【0009】
接触面のうち接触面の周方向において本体部の外側面から最も離れた部分において締結部材から受ける応力が最も大きくなる。
一方、樹脂製部品を射出成形により一体形成する際に、突出部を成形する樹脂通路の一端側及び他端側から他端側及び一端側に向かってそれぞれ溶融樹脂が流入する。
【0010】
上記構成によれば、接触面を含む仮想平面上において仮想直線の一側に、本体部の外側面と突出部の外側面とを連結する連結部が設けられている。このため、樹脂製部品を射出成形する際に、上記樹脂通路に加えて、連結部を成形する通路を通じて溶融樹脂が流入するようになる。これにより、上記樹脂通路のうち連結部が設けられている側からの方が、当該連結部が設けられていない側からよりも溶融樹脂が樹脂通路内に流入しやすくなる。その結果、連結部が設けられていない場合に比べて、樹脂通路の両側からそれぞれ流入する溶融樹脂同士が出会う位置、すなわちウェルドラインを、接触面において締結部材から受ける応力が最大となる位置からずらすことができる。したがって、本体部の外側面と対象物との距離が小さい場合であっても、突出部の強度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1図1は、樹脂製部品の一実施形態である第3ハウジングを備えるエアクリーナの斜視図である。
図2図2は、図1の第3ハウジングの締結部を中心とした平面図である。
図3図3は、図1の第3ハウジングの断面図である。
図4図4(a)及び図4(b)は、それぞれ図2の4a-4a線及び4b-4b線に沿った断面図である。
図5図5は、同実施形態の作用を説明する平面図である。
図6図6は、本願発明者が開発した樹脂製部品を示す平面図である。
図7図7は、本願発明者が開発した他の樹脂製部品を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図1図5を参照して、樹脂製部品の一実施形態について説明する。
<エアクリーナの全体構成>
図1に示すように、エアクリーナは、第1ハウジング10、第2ハウジング20、及び第3ハウジング30を備える。第3ハウジング30が、本開示に係る樹脂製部品に相当する。
【0013】
第1ハウジング10は、筒状のインレット11、フランジ12、及び溶着部13を有する。
第2ハウジング20は、筒状のアウトレット21及びフランジ22を有する。
【0014】
第3ハウジング30は、本体部31、溶着部33、及び締結部40を有する。
第1ハウジング10、第2ハウジング20、及び第3ハウジング30は、いずれも硬質樹脂製であり、それぞれ射出成形により一体形成されている。
【0015】
第1ハウジング10の溶着部13と第3ハウジング30の溶着部33とが全周にわたって溶着されることによって、第1ハウジング10と第3ハウジング30とが接合されている。
【0016】
第1ハウジング10のフランジ12と第2ハウジング20のフランジ22との間に図示しないフィルタエレメントのシール部が挟み込まれた状態で、第1ハウジング10及び第2ハウジング20の間にフィルタエレメントが収容されている。
【0017】
エアクリーナにおいては、インレット11を通じて第1ハウジング10の内部にエアが導入される。第1ハウジング10の内部に導入されたエアは、第3ハウジング30、第1ハウジング10、フィルタエレメント、及び第2ハウジング20を順に経て、アウトレット21からエアクリーナの外部に導出される。
【0018】
次に、第3ハウジング30について詳細に説明する。
<本体部31>
図1図3に示すように、第3ハウジング30の本体部31は、外側面34と、外側面34の上端縁に連なる頂面35とを有する。外側面34の上部には、逃がし凹部36が設けられている。
【0019】
<締結部40>
図1図3に示すように、締結部40は、締結部材を介して対象物に締結される部位である。本実施形態の締結部材は、グロメット及びグロメットの中心孔に挿通されるボルト(いずれも図示略)を含む。
【0020】
締結部40は、本体部31の外側面34から突出する突出部43を有する。突出部43は、締結部材が接触する環状の接触面41及び接触面41の中心に位置する中心孔42を含む。突出部43は、上述した逃がし凹部36の上端部から突出している。
【0021】
ここで、図2に示すように、接触面41のうち接触面41の周方向において外側面34から最も離れた部分P1の中心位置P0と中心孔42の中心42aとを通る仮想的な直線を第1仮想直線V1とする。また、接触面41を含む仮想平面(以下、単に仮想平面という)に沿うとともに第1仮想直線V1に直交する仮想的な直線であり、突出部43の外側面の接線をなす直線を第2仮想直線V2とする。
【0022】
仮想平面上において第1仮想直線V1の一側(図2の右下側)には、本体部31の外側面34と突出部43の外側面とを連結する第1連結部50が設けられている。
第1連結部50の厚み方向の端面(図1の上端面)の縁部には、縁部に沿って延在する外側リブ53及び内側リブ54が設けられている。外側リブ53及び内側リブ54は、第1連結部50のうち本体部31に連結された基端51から第1連結部50の先端52まで延在している。外側リブ53と内側リブ54との間には、外側リブ53と内側リブ54とを連結する連結リブ55が設けられている。第1連結部50は、第2仮想直線V2よりも本体部31の外側に突出している。
【0023】
仮想平面上における第1仮想直線V1の一側とは反対側(図2の左上側)には、本体部31の外側面34と突出部43の外側面とを連結する第2連結部60が設けられている。
図4(a)に示すように、第1連結部50のうち本体部31に連結された基端51から第1連結部50の先端52に向かう方向に直交する第1連結部50の断面積をS1とする。
【0024】
図4(b)に示すように、第2連結部60のうち本体部31に連結された基端61から第2連結部60の先端62に向かう方向に直交する第2連結部60の断面積をS2とする。
【0025】
断面積S1は、断面積S2よりも大きいことが好ましい。
次に、本実施形態の作用について説明する。
図5に示すように、接触面41のうち接触面41の周方向において本体部31の外側面34から最も離れた部分P1において締結部材から受ける応力が最も大きくなる。
【0026】
一方、第3ハウジング30を射出成形により一体形成する際に、突出部43を成形する樹脂通路(図示略)の一端側及び他端側から他端側及び一端側に向かってそれぞれ溶融樹脂が流入する。
【0027】
本実施形態によれば、接触面41を含む仮想平面上において第1仮想直線V1の一側に、本体部31の外側面34と突出部43の外側面とを連結する第1連結部50が設けられている。このため、第3ハウジング30を射出成形する際に、上記樹脂通路に加えて、第1連結部50を成形する通路を通じて溶融樹脂が流入するようになる。これにより、上記樹脂通路のうち第1連結部50が設けられている側からの方が、第1連結部50が設けられていない側からよりも溶融樹脂が樹脂通路内に流入しやすくなる。その結果、第1連結部50が設けられていない場合に比べて、樹脂通路の両側からそれぞれ流入する溶融樹脂同士が出会う位置、すなわちウェルドラインWLを、接触面41において締結部材から受ける応力が最大となる部分P1からずらすことができる。
【0028】
次に、本実施形態の効果について説明する。
(1)接触面41を含む仮想平面上において第1仮想直線V1の一側には、本体部31の外側面34と突出部43の外側面とを連結する第1連結部50が設けられている。こうした構成によれば、上記作用を奏するため、本体部の外側面と対象物との距離が小さい場合であっても、突出部43の強度を高めることができる。
【0029】
(2)仮想平面上における第1仮想直線V1の一側とは反対側には、本体部31の外側面34と突出部43の外側面とを連結する第2連結部60が設けられている。第1連結部50の断面積S1が、第2連結部60の断面積S2よりも大きい。
【0030】
こうした構成によれば、第2連結部60によって突出部43の強度を高めることができる。
また、上記構成によれば、第3ハウジング30を射出成形する際に、上記樹脂通路のうち第1連結部50が設けられている側からの方が、第2連結部60が設けられている側からよりも溶融樹脂が樹脂通路内に流入しやすくなる。これにより、第2連結部60を設けながらも、ウェルドラインWLが、接触面41において締結部材から受ける応力が最大となる部分P1からずらすことができる。したがって、突出部43の強度を一層高めることができる。
【0031】
(3)第1連結部50は、第2仮想直線V2よりも本体部31の外側に突出している。
こうした構成によれば、第1連結部50を成形する通路が樹脂通路のうち周方向の中央位置まで延びるようになる。これにより、第1連結部50が第2仮想直線V2よりも本体部31の外側に突出していない場合に比べて、ウェルドラインWLを、接触面41において締結部材から受ける応力が最大となる部分P1から一層大きくずらすことができる。したがって、突出部43の強度を一層高めることができる。
【0032】
(4)第1連結部50の厚み方向の端面の縁部には、縁部に沿って延在する外側リブ53及び内側リブ54が設けられている。外側リブ53及び内側リブ54は、第1連結部50のうち本体部31に連結された基端51から第1連結部50の先端52まで延在している。
【0033】
こうした構成によれば、第1連結部50が外側リブ53及び内側リブ54を有しているので、第1連結部50の剛性を高めることができる。これにより、締結部40の剛性を高めることができる。
【0034】
また、上記構成によれば、外側リブ53及び内側リブ54を有していない場合に比べて、第1連結部50を成形する通路の断面積S1が大きくなる。このため、上記樹脂通路のうち第1連結部50が設けられている側からの方が、第1連結部50が設けられていない側からよりも溶融樹脂が樹脂通路内に一層流入しやすくなる。その結果、ウェルドラインWLを、接触面41において締結部材から受ける応力が最大となる位置から一層大きくずらすことができる。したがって、突出部43の強度を一層高めることができる。
【0035】
<変形例>
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
【0036】
・連結リブ55を省略することもできる。
・外側リブ53及び内側リブ54の少なくとも一方を省略することもできる。
・第1連結部50は、第2仮想直線V2よりも本体部31の外側に突出していなくてもよい。
【0037】
・第2連結部60を省略することもできる。
・本開示に係る樹脂製部品は、エアクリーナを構成するハウジングに限定されない。他の吸気系部品であってもよい。また、樹脂製部品は、吸気系部品に限定されない。
【0038】
<付記>
上記各実施形態は、以下の付記に記載する構成を含む。
[付記1]
射出成形により一体形成された樹脂製部品であって、本体部と、締結部材を介して対象物に締結される締結部と、を有し、前記締結部は、前記締結部材が接触する環状の接触面及び前記接触面の中心に位置する中心孔を含むとともに前記本体部の外側面から突出する突出部を有し、前記接触面のうち前記接触面の周方向において前記本体部の外側面から最も離れた部分の中心位置と前記中心孔の中心とを通る仮想的な直線を仮想直線とするとき、前記接触面を含む仮想平面上において前記仮想直線の一側には、前記本体部の外側面と前記突出部の外側面とを連結する連結部が設けられている、樹脂製部品。
【0039】
[付記2]
前記連結部を第1連結部とするとき、前記仮想平面上における前記仮想直線の前記一側とは反対側には、前記本体部の外側面と前記突出部の外側面とを連結する第2連結部が設けられており、前記第1連結部のうち前記本体部に連結された基端から前記第1連結部の先端に向かう方向に直交する前記第1連結部の断面積が、前記第2連結部のうち前記本体部に連結された基端から前記第2連結部の先端に向かう方向に直交する前記第2連結部の断面積よりも大きい、付記1に記載の樹脂製部品。
【0040】
[付記3]
前記仮想直線を第1仮想直線とし、前記仮想平面に沿うとともに前記第1仮想直線に直交する仮想的な直線であり、前記突出部の外側面の接線をなす直線を第2仮想直線とするとき、前記連結部は、前記第2仮想直線よりも前記本体部の外側に突出している、付記1または付記2に記載の樹脂製部品。
【0041】
[付記4]
前記連結部の厚み方向の端面の縁部には、前記縁部に沿って延在するリブが設けられており、前記リブは、前記連結部のうち前記本体部に連結された基端から前記連結部の先端まで延在している、付記1から付記3のいずれか1つに記載の樹脂製部品。
【符号の説明】
【0042】
10…第1ハウジング
11…インレット
12…フランジ
13…溶着部
20…第2ハウジング
21…アウトレット
22…フランジ
30…第3ハウジング
31,131,231…本体部
33…溶着部
34,134,234…外側面
35…頂面
36…逃がし凹部
40,140,240…締結部
41,141,241…接触面
42…中心孔
42a…中心
43,143,243…突出部
50…第1連結部
51…基端
52…先端
53…外側リブ
54…内側リブ
55…連結リブ
60…第2連結部
61…基端
62…先端
V1…第1仮想直線
V2…第2仮想直線
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7