IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 阪神高速サービス株式会社の特許一覧 ▶ 株式会社いえらぶパークの特許一覧

特開2024-158908利用契約システム、利用契約方法、および利用契約プログラム
<>
  • 特開-利用契約システム、利用契約方法、および利用契約プログラム 図1
  • 特開-利用契約システム、利用契約方法、および利用契約プログラム 図2
  • 特開-利用契約システム、利用契約方法、および利用契約プログラム 図3
  • 特開-利用契約システム、利用契約方法、および利用契約プログラム 図4
  • 特開-利用契約システム、利用契約方法、および利用契約プログラム 図5
  • 特開-利用契約システム、利用契約方法、および利用契約プログラム 図6
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024158908
(43)【公開日】2024-11-08
(54)【発明の名称】利用契約システム、利用契約方法、および利用契約プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20241031BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023074532
(22)【出願日】2023-04-28
(71)【出願人】
【識別番号】307013307
【氏名又は名称】阪神高速サービス株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】523027119
【氏名又は名称】株式会社いえらぶパーク
(74)【代理人】
【識別番号】110001818
【氏名又は名称】弁理士法人R&C
(72)【発明者】
【氏名】白井 龍
(72)【発明者】
【氏名】大畑 克起
(72)【発明者】
【氏名】川口 真弘
【テーマコード(参考)】
5L049
5L050
【Fターム(参考)】
5L049CC13
5L050CC13
(57)【要約】
【課題】駐車場の利用契約を容易に行うことを目的とする。
【解決手段】駐車場の利用契約を行う利用契約システム4であって、利用対象の駐車場の識別情報28を取得する取得部14と、駐車場毎に識別情報28と一対一で対応付けられた契約事項31を記憶する記憶部25と、取得された識別情報28に対応する契約事項31に基づいて契約書データ34を自動的に生成する契約生成部15と、利用者の電子署名36を取得する署名管理部16と、契約書データ34と電子署名36とを紐付けて利用者が利用対象の駐車場を使用することを許可する利用契約を行う契約管理部18とを備える。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
駐車場の利用契約を行う利用契約システムであって、
利用対象の前記駐車場の識別情報を取得する取得部と、
前記駐車場毎に前記識別情報と一対一で対応付けられた契約事項を記憶する記憶部と、
取得された前記識別情報に対応する前記契約事項に基づいて契約書データを自動的に生成する契約生成部と、
利用者の電子署名を取得する署名管理部と、
前記契約書データと前記電子署名とを紐付けて前記利用者が利用対象の前記駐車場を使用することを許可する前記利用契約を行う契約管理部とを備える利用契約システム。
【請求項2】
前記利用者が使用可能な端末に入力画面を表示させる入力画面管理部をさらに備え、
前記識別情報は前記入力画面で入力操作されて前記取得部で取得され、
前記電子署名は前記入力画面で入力操作されて前記署名管理部で取得される請求項1に記載の利用契約システム。
【請求項3】
前記利用者が使用可能な端末に空情報表示画面を表示させる空表示管理部をさらに備え、
前記空表示管理部は、前記空情報表示画面に、前記利用契約の募集が行われている前記駐車場の前記識別情報を表示させる請求項1に記載の利用契約システム。
【請求項4】
前記利用者が使用可能な端末に費用情報表示画面を表示させる費用表示管理部をさらに備え、
前記契約事項は前記駐車場の利用に係る費用情報を含み、
前記費用表示管理部は、取得された前記識別情報に対応する前記駐車場の費用情報を前記費用情報表示画面に表示させる請求項1に記載の利用契約システム。
【請求項5】
利用対象の前記駐車場の利用に係る利用費用を支払う方法の入力を受け付け、前記駐車場毎に、受け付けられた前記方法での前記利用費用の受領を管理する費用管理部をさらに備える請求項1に記載の利用契約システム。
【請求項6】
前記利用契約済みの前記駐車場を利用しない未使用期間の設定を受け付け、前記未使用期間において第三者への前記駐車場の時間貸しを管理する時間貸管理部をさらに備える請求項1から5のいずれか一項に記載の利用契約システム。
【請求項7】
前記利用契約の募集が行われている前記駐車場の第三者への時間貸しを管理する時間貸管理部をさらに備える請求項1から5のいずれか一項に記載の利用契約システム。
【請求項8】
駐車場の利用契約を自動的に行う利用契約方法であって、
利用対象の前記駐車場の識別情報を取得する工程と、
取得された前記識別情報に基づいて、前記駐車場毎に前記識別情報と一対一で対応付けられた契約事項に応じた契約書データを自動的に生成する工程と、
利用者の電子署名を取得する工程と、
前記契約書データと前記電子署名とを紐付けて前記利用者が利用対象の前記駐車場を使用することを許可する前記利用契約を行う工程とを備える利用契約方法。
【請求項9】
駐車場の利用契約を自動的に行う利用契約プログラムであって、
利用対象の前記駐車場の識別情報を取得する機能と、
取得された前記識別情報に基づいて、前記駐車場毎に前記識別情報と一対一で対応付けられた契約事項に応じた契約書データを自動的に生成する機能と、
利用者の電子署名を取得する機能と、
前記契約書データと前記電子署名とを紐付けて前記利用者が利用対象の前記駐車場を使用することを許可する前記利用契約を行う機能とコンピュータに実行させる利用契約プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、駐車場の利用契約を行う利用契約システム、利用契約方法、および利用契約プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
月極駐車場の管理を行う様々な管理システムが利用されている。例えば、特許文献1に、月極駐車場を使用しない時間帯において、月極駐車場を一時的に貸出する時間貸しを管理するシステムが開示されている。また、このシステムでは、月極駐車場の申し込み操作を受け付けることもできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第6156959号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、月極駐車場は時間貸しのように申し込みを行えばすぐに使用できるものではなく、正式な賃貸契約(利用契約)を結ぶ必要がある。そして、一般的にこのような契約は煩雑な手続きを要する。
【0005】
本発明は、駐車場の利用契約を容易に行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の一実施形態に係る利用契約システムは、駐車場の利用契約を行う利用契約システムであって、利用対象の前記駐車場の識別情報を取得する取得部と、前記駐車場毎に前記識別情報と一対一で対応付けられた契約事項を記憶する記憶部と、取得された前記識別情報に対応する前記契約事項に基づいて契約書データを自動的に生成する契約生成部と、利用者の電子署名を取得する署名管理部と、前記契約書データと前記電子署名とを紐付けて前記利用者が利用対象の前記駐車場を使用することを許可する前記利用契約を行う契約管理部とを備える。
【0007】
本発明の一実施形態に係る利用契約方法は、駐車場の利用契約を自動的に行う利用契約方法であって、利用対象の前記駐車場の識別情報を取得する工程と、取得された前記識別情報に基づいて、前記駐車場毎に前記識別情報と一対一で対応付けられた契約事項に応じた契約書データを自動的に生成する工程と、利用者の電子署名を取得する工程と、前記契約書データと前記電子署名とを紐付けて前記利用者が利用対象の前記駐車場を使用することを許可する前記利用契約を行う工程とを備える。
【0008】
本発明の一実施形態に係る利用契約プログラムは、駐車場の利用契約を自動的に行う利用契約プログラムであって、利用対象の前記駐車場の識別情報を取得する機能と、取得された前記識別情報に基づいて、前記駐車場毎に前記識別情報と一対一で対応付けられた契約事項に応じた契約書データを自動的に生成する機能と、利用者の電子署名を取得する機能と、前記契約書データと前記電子署名とを紐付けて前記利用者が利用対象の前記駐車場を使用することを許可する前記利用契約を行う機能とコンピュータに実行させる。
【0009】
駐車場の利用契約(定期契約)における契約書は、契約する(利用対象となる)駐車場毎に契約事項が異なる。上記各構成によると、駐車場毎にあらかじめ記憶された契約事項から、取得された識別情報に対応する駐車場の契約書データを自動的に生成することができる。そのため、利用対象となる駐車場に対応する契約書データを容易に生成することができる。
【0010】
また、契約は契約書に利用者が署名等を行うことにより成立する。上記各構成によると、利用者が入力した電子署名を契約データと紐付けることにより利用契約が成立する構成とすることができ、利用契約を容易に行うことができる。
【0011】
以上のことから、上記各構成によると、駐車場の利用契約を容易に行うことができる。
【0012】
また、前記利用者が使用可能な端末に入力画面を表示させる入力画面管理部をさらに備え、前記識別情報は前記入力画面で入力操作されて前記取得部で取得され、前記電子署名は前記入力画面で入力操作されて前記署名管理部で取得されてもよい。
【0013】
このような構成により、利用者は任意の端末から利用契約の操作(手続き)を行うことができ、駐車場の利用契約を容易に行うことができる。
【0014】
また、前記利用者が使用可能な端末に空情報表示画面を表示させる空表示管理部をさらに備え、前記空表示管理部は、前記空情報表示画面に、前記利用契約の募集が行われている前記駐車場の前記識別情報を表示させてもよい。
【0015】
このような構成により、利用者は任意の端末に表示させた空情報表示画面から駐車場を検索し、選択した駐車場の利用契約を行うことができる。そのため、利用者は駐車場の利用契約を容易に行うことができる。
【0016】
また、前記利用者が使用可能な端末に費用情報表示画面を表示させる費用表示管理部をさらに備え、前記契約事項は前記駐車場の利用に係る費用情報を含み、前記費用表示管理部は、取得された前記識別情報に対応する前記駐車場の費用情報を前記費用情報表示画面に表示させてもよい。
【0017】
このような構成により、利用者は利用(契約)しようとする駐車場の利用費用を任意の端末上で確認することができ、駐車場を選択する際の判断材料を容易に取得することができる。そのため、利用者は費用を考慮して駐車場の選択を行うことができ、駐車場の利用契約を容易に行うことができる。
【0018】
また、利用対象の前記駐車場の利用に係る利用費用を支払う方法の入力を受け付け、前記駐車場毎に、受け付けられた前記方法での前記利用費用の受領を管理する費用管理部をさらに備えてもよい。
【0019】
このような構成により、選択(入力)された方法で利用費用が支払われることにより、駐車場の利用の管理を容易に行うことができる。
【0020】
また、前記利用契約済みの前記駐車場を利用しない未使用期間の設定を受け付け、前記未使用期間において第三者への前記駐車場の時間貸しを管理する時間貸管理部をさらに備えてもよい。
【0021】
このような構成により、利用契約を行った駐車場を使用しない期間(未使用期間)において、駐車場を時間貸しすることができるため、利用者は未使用期間を利用して収益を得ることができる。
【0022】
また、前記利用契約の募集が行われている前記駐車場の第三者への時間貸しを管理する時間貸管理部をさらに備えてもよい。
【0023】
このような構成により、利用契約の募集が行われている駐車場を時間貸しすることができるため、駐車場の所有者(管理者)は、利用契約が行われていない駐車場からかも収益を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】利用者が利用する駐車場を管理する概略構成を例示する図である。
図2】駐車場を管理する概略フローを例示する図である。
図3】利用契約システムの構成を説明する図である。
図4】定期利用を募集して利用契約を行うフローを例示する図である。
図5】貸出管理システムの構成を説明する図である。
図6】時間貸しを管理するフローを例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
〔駐車場管理〕
図1図2を用いて、駐車場Pの管理を行う駐車場管理について説明する。
【0026】
事業者や所有者等の管理者は、駐車場用地の各区画である複数の駐車場Pを管理物件として管理する。各駐車場Pは、月極駐車場等の定期利用や一時的な貸し出しである時間貸し(一時利用)として貸し出される。利用者は貸し出された駐車場Pを定期利用し、第三者は駐車場Pを一時利用する。
【0027】
管理者は、サーバ2等に構築される駐車場管理システム3を用いて駐車場Pを管理する。駐車場管理システム3は、利用契約システム4、貸出管理システム5、およびその他の管理システムのうちの少なくともいずれかを備え、駐車場Pに対する各種の管理を行う。利用契約システム4は、駐車場Pの定期利用に係る利用契約の処理を実行する。貸出管理システム5は、駐車場Pの一時利用(時間貸し)の申し込みを受け付け、駐車場Pの一時利用(時間貸し)を管理する。
【0028】
利用者や第三者(以下単に、利用者と称する場合がある)は、端末7を用いて、インターネット8を介してサーバ2の駐車場管理システム3にアクセスし、利用契約(定期契約)や時間貸しの申し込みを行う。端末7は表示部7Aを備える利用者が使用可能なPCや携帯端末、スマートフォン等である。
【0029】
例えば、駐車場管理システム3は、まず、管理する駐車場Pのうちの、利用契約が行われていない空駐車場の有無を判定する(図2のステップ#1)。
【0030】
次に、駐車場管理システム3は、空駐車場の利用契約を募集する利用募集処理を実行する(図2のステップ#2)。
【0031】
次に、駐車場管理システム3は、利用契約を募集している各駐車場Pについて、利用契約の申し込みが行われているか否かを判定する(図2のステップ#3)。
【0032】
利用契約の申し込みが行われていない場合(図2のステップ#3 No)、駐車場管理システム3は、その駐車場Pに対して時間貸しを行う時間貸管理処理を実行する(図2のステップ#4)。時間貸しの申し込みがない場合、および、時間貸しが終了した場合、駐車場管理システム3は利用募集処理(図2のステップ#2)を継続する。
【0033】
利用契約の申し込みが行われている場合(図2のステップ#3 Yes)、駐車場管理システム3は、利用契約処理を実行する(図2のステップ#5)。利用契約処理は、利用者がその駐車場Pを定期利用することを可能にする定期契約(利用契約)を実行する処理であり、具体的には、契約書に該当する契約書データ34(図3参照)を生成し、利用契約を締結する処理である。
【0034】
利用契約が行われたとしても、実際に利用するまでに日程的に余裕がある場合、利用契約された駐車場Pに対して一時的に時間貸しを行うことが可能である。そのため、駐車場管理システム3は、後述するように、実際に利用するまでに日程的に余裕がある(利用前である)か否かの判定を行う(図2のステップ#6)。
【0035】
日程的に余裕がある場合(図2のステップ#6 Yes)、利用が開始される前までの期間において、ステップ#4と同様に利用契約された駐車場Pに対する時間貸管理処理を実行する(図2のステップ#7)。
【0036】
利用が開始される際には(図2のステップ#6 No)、駐車場管理システム3は、利用契約された駐車場Pに対する種々の管理処理を行う(図2のステップ#8)。
【0037】
例えば、駐車場管理システム3は、定期利用中の駐車場Pに対する時間貸しを管理することができる。つまり、定期利用が開始されても、利用者が駐車場Pを使用しない期間において、一時的に時間貸しを行うことが可能である。
【0038】
そのため、駐車場管理システム3は、後述するように、駐車場Pを使用しない期間(未使用期間39 図3参照)であるか否かの判定を行う(図2のステップ#9)。
【0039】
未使用期間39である場合(図2のステップ#9 Yes)、未使用期間39中において、ステップ#4、#7と同様に、駐車場管理システム3は利用契約された駐車場Pに対する時間貸管理処理を実行する(図2のステップ#10)。
【0040】
未使用期間39でない場合(図2のステップ#9 No)、駐車場管理システム3は、定期契約が満了しているか否かを判定し(図2のステップ#11)、満了するまで(図2のステップ#11 Yes)、種々の定期管理処理(図2のステップ#8)を継続する。
【0041】
〔募集・利用契約〕
次に、図1図2を参照しながら図3図4を用いて、駐車場Pの定期契約(利用契約)を行うための、募集・利用契約処理について説明する。
【0042】
利用契約システム4は、駐車場Pの定期利用の募集・利用契約を行う。利用契約システム4は、利用募集処理(利用募集方法・利用募集プログラム)と利用契約処理(利用契約方法・利用契約プログラム)を実行する。
【0043】
利用契約システム4は、CPU等のプロセッサ(コンピュータ)を備え、各機能ブロックの動作はプロセッサにより制御される。利用契約システム4は、空表示管理部11、費用表示管理部12、入力画面管理部13、取得部14、契約生成部15、署名管理部16、契約管理部18、費用管理部21、時間貸管理部23、および記憶部25を備える。
【0044】
なお、利用契約システム4は、図3に示すような機能ブロックから構成されるものに限定されず、任意の機能ブロックから構成されてもよい。例えば、利用契約システム4の各機能ブロックはさらに細分化されてもよく、逆に、各機能ブロックの一部または全部がまとめられてもよい。また、利用契約システム4の機能は、上記機能ブロックに限らず、任意の機能ブロックが実行する方法(利用募集方法・利用契約方法)により実現されてもよい。また、利用契約システム4の機能の一部または全部は、ソフトウエアで構成されてもよい。ソフトウエアに係るプログラム(利用募集プログラム・利用契約プログラム)は、記憶部25等の任意の記憶装置に記憶され、駐車場管理システム3や利用契約システム4が備えるCPU等のプロセッサ(コンピュータ)、あるいは別に設けられたプロセッサ(コンピュータ)により実行される。例えば、プログラムの処理の一部または全部が、サーバ2とは別途に設けられた装置に搭載れるプロセッサにより実行されてもよい。
【0045】
<利用募集処理>
募集・利用契約処理として、まず、利用募集処理が実行される。駐車場管理システム3または利用契約システム4は、管理する(利用者の利用対象となる)駐車場Pの識別情報28をあらかじめ生成し、記憶部25に格納する(図4のステップ#21)。識別情報28は、管理するそれぞれの駐車場Pを識別する情報であり、既に利用契約(定期契約)が締結されているか否かの情報が含まれる。また、駐車場管理システム3または利用契約システム4は、各駐車場P、つまり識別情報28と一対一で対応付けられた契約事項31をあらかじめ格納する。
【0046】
次に、空表示管理部11は、識別情報28から各駐車場Pが既に利用契約(定期契約)が締結されているか否かを判別し、利用契約(定期契約)が締結されておらず利用契約の募集が行われている駐車場P(空駐車場)を選別する。そして、空表示管理部11は、空駐車場の識別情報28を、利用者が使用可能な端末7の表示部7A(空情報表示画面)に表示させる(図4のステップ#22)。
【0047】
具体的には、空表示管理部11は、端末7の表示部7Aに、利用契約が可能な空駐車場の識別情報28が表示される申込フォーム(申込画面)を表示させる。例えば、申込フォームは、利用契約システム4または空表示管理部11等により生成されたアプリケーションがインターネット8を介して配信され、このアプリケーションをダウンロードした端末7で表示される構成とすることができる。
【0048】
記憶部25は、各駐車場Pの情報として、定期利用に係る費用の情報である費用情報29をあらかじめ記憶しておくことができる。この場合、費用表示管理部12は、識別情報28と紐付けて、端末7の表示部7A(費用情報表示画面)に表示される申込フォームに費用情報29を表示させてもよい。費用情報29は、月額の利用費用(定期利用費用)の他に、敷金等が含まれてもよい。また、費用情報29は、定期期間の途中で契約する場合の日割り計算された利用費用が含まれてもよい。
【0049】
つまり、申込フォームには、利用契約(定期契約)が可能な空駐車場と、その空駐車場の識別情報28や費用情報29等の情報が表示される。また、識別情報28は、駐車場Pの地図情報等の位置情報30を含んでもよい。
【0050】
次に、入力画面管理部13は、端末7の表示部7Aに、利用者が入力できる入力画面32を表示させる(図4のステップ#23)。具体的には、入力画面管理部13は申込フォーム上に入力画面32を表示させる。
【0051】
利用者は、駐車場P(空駐車場)の利用契約(定期契約)を申し込む場合、申込フォームに表示された情報を確認して申し込む駐車場Pを選択し、入力画面32から申し込む駐車場Pの識別情報28を入力する。入力画面32から入力された情報は、インターネット8を介して利用契約システム4に送信される。具体的には、入力画面32は申込ボタンであり、申込フォームに1つの識別情報28が選択表示された状態で申込ボタンが押される(タップされる)ことにより、申込操作を受け付ける構成とすることができる。なお、入力画面32には申し込み可能な駐車場P(空駐車場)の識別情報28が羅列され、1つの識別情報28をタップすることにより、その識別情報28に対応する駐車場Pを利用するための申込操作を受け付ける構成とされてもよい。
【0052】
次に、取得部14は、入力画面32から入力された情報を取得する(図4のステップ#24)。具体的には、取得部14は、利用者が入力(選択)した駐車場P(空駐車場)の識別情報28を取得し、申し込みを受け付けた駐車場P(空駐車場)の識別情報28として記憶部25に格納する。
【0053】
<利用契約処理>
識別情報28を取得すると、利用契約システム4は利用契約処理を実行する。
【0054】
まず、契約生成部15は、取得された識別情報28に対応する契約事項31を記憶部25から読み出す。契約事項31は、契約書データ34に係る各種の情報であり、費用情報29を含む。契約書データ34は、利用契約(定期契約)の契約書に相当する。
【0055】
そして、契約生成部15は、読み出された契約事項31から契約書データ34を自動的に生成する(図4のステップ#25)。
【0056】
次に、署名管理部16は、申込フォームを介して利用者に電子署名36の入力を促す。利用者は端末7(入力画面32)を介して電子署名36を入力する。署名管理部16は、インターネット8を介して入力された電子署名36を取得し、記憶部25に格納する(図4のステップ#26)。
【0057】
次に、契約管理部18は、生成された契約書データ34に、取得された電子署名36を付加して利用契約を締結させる(図4のステップ#27)。つまり、契約管理部18は、契約書データ34と電子署名36とを紐付けて、利用者が利用対象の駐車場Pを使用することを許可する利用契約を行う。具体的には、契約管理部18は、端末7の表示部7Aに契約書データ34を表示させ、端末7から電子署名36の入力を可能にする。そして、契約管理部18は、電子署名36の取得と、所定の初期費用の入力を確認することにより、利用契約が締結されたと判断する。なお、この際、契約管理部18は、駐車場Pの利用プランの入力を受け付けてもよい。利用プランは、後述の時間貸しの可否や、契約の延長方法等である。
【0058】
このように、利用契約システム4は、利用者が利用申し込みを行う駐車場Pの識別情報28と、利用者の電子署名36とを取得するだけで、駐車場Pの利用契約(定期契約)を締結することができる。そのため、駐車場Pの利用契約を容易に行うことができる。
【0059】
また、利用者は、申込フォームを介して識別情報28および電子署名36を入力するだけで駐車場Pの利用契約(定期契約)を締結することができ、駐車場Pの利用契約を容易に行うことができる。
【0060】
次に、費用管理部21は、駐車場Pの利用に係る利用費用を支払う方法(支払い方法38)の入力を受け付ける(図4のステップ#28)。具体的には、費用管理部21は、端末7に利用契約された駐車場Pの利用フォームを表示可能にし、利用者は、利用フォームを介して、定期利用費用や敷金等といった各種の利用費用の支払い方法38を入力する。ここで、利用フォームは、利用契約システム4または契約管理部18等により生成されたアプリケーションがインターネット8を介して配信され、このアプリケーションをダウンロードした端末7で表示される構成とすることができる。利用フォームは、利用契約された駐車場Pに対する各種の設定や、駐車場Pの時間貸しの利用申し込みを行うことができ、定期利用の利用者に加えて、駐車場Pの時間貸しの利用登録を行った第三者もアクセスすることができる。
【0061】
費用管理部21は、入力された支払い方法38を取得(受け付け)して記憶部25に格納し、支払い方法38に応じた利用費用の受領を管理する。支払い方法38は、クレジット払いや、電子マネーによる支払い、銀行振り込み等であり、これらの支払いに必要なクレジット情報等の各種情報を含む。支払い方法38の入力をもって契約管理部18は、利用契約された駐車場Pの利用を許可する。
【0062】
このように、利用費用の支払い方法38を受け付け、支払い(受領)を管理することにより、利用契約システム4は、利用契約のみならず、その後の利用費用の支払いを管理することができる。その結果、駐車場Pの管理を容易に行うことができる。
【0063】
さらに、時間貸管理部23は、利用契約の募集が行われている駐車場P(空駐車場)、および未使用期間39の駐車場Pの少なくともいずれかにおいて、第三者への時間貸しを管理する(時間貸管理処理 図4のステップ#29)。
【0064】
例えば、空駐車場は、定期利用の募集中の駐車場Pであり、利用契約(定期契約)が行われておらず、駐車場Pが使用されていない状態である。また、定期契約が行われている駐車場Pであっても、一時的に使用しない時間帯(未使用期間39)がある場合がある。このような状況においては、一時的に第三者に時間貸しを行うことが可能である。
【0065】
時間貸管理部23は、利用契約の募集が行われている駐車場Pについて、第三者への時間貸しを管理することができる。また、時間貸管理部23は、利用契約済みの駐車場Pを利用しない未使用期間39の設定を受け付け、未使用期間39において第三者への駐車場Pの時間貸しを管理することができる。
【0066】
このような構成により、利用されない駐車場Pについて時間貸しを行うことができ、効率的に駐車場Pを使用し、収益を得ることができる。
【0067】
また、契約管理部18は、利用契約(定期契約)が締結されると、利用契約(定期契約)が締結されていること(定期契約の手続きが既に行われているか契約募集中であるか)を示す契約状況51および利用開始日52を含む契約情報53を、利用契約(定期契約)が締結された駐車場P(識別情報28)と紐付けて記憶部25に格納する。
【0068】
〔貸出管理〕
次に、図1図2を参照しながら図5図6を用いて、駐車場Pの時間貸しを管理する貸出管理処理について説明する。
【0069】
貸出管理システム5は、CPU等のプロセッサ(コンピュータ)を備え、各機能ブロックの動作はプロセッサにより制御される。貸出管理システム5は、契約状況取得部41、状況判定部42、貸出制御部43、貸出駐車場情報生成部45、貸出駐車場表示管理部46、利用受付部47、および記憶部49を備える。
【0070】
なお、貸出管理システム5は、図5に示すような機能ブロックから構成されるものに限定されず、任意の機能ブロックから構成されてもよい。例えば、貸出管理システム5の各機能ブロックはさらに細分化されてもよく、逆に、各機能ブロックの一部または全部がまとめられてもよい。また、貸出管理システム5の機能は、上記機能ブロックに限らず、任意の機能ブロックが実行する方法(貸出管理方法)により実現されてもよい。また、貸出管理システム5の機能の一部または全部は、ソフトウエアで構成されてもよい。ソフトウエアに係るプログラム(貸出管理プログラム)は、記憶部49等の任意の記憶装置に記憶され、駐車場管理システム3や貸出管理システム5が備えるCPU等のプロセッサ(コンピュータ)、あるいは別に設けられたプロセッサ(コンピュータ)により実行される。例えば、プログラムの処理の一部または全部が、サーバ2とは別途に設けられた装置に搭載れるプロセッサにより実行されてもよい。
【0071】
貸出管理システム5は、貸出管理処理(貸出管理方法・貸出管理プログラム)として、駐車場Pの利用状況や契約の状況等を判定し、駐車場Pの時間貸しの管理(時間貸管理処理)を行う。
【0072】
まず、契約状況取得部41は、記憶部49に格納されている、各駐車場Pの契約状況51および利用開始日52を含む契約情報53と待機期間54と未使用期間39とを取得する(図6のステップ#41)。
【0073】
契約情報53は、利用契約(定期契約)が締結された際に、利用契約(定期契約)が締結されていること(定期契約の手続きが既に行われているか契約募集中であるか)を示す契約状況51および利用開始日52を含む契約情報53として、利用契約(定期契約)が締結された駐車場P(識別情報28)と紐付けて記憶された情報である。
【0074】
待機期間54は、あらかじめ設定され、記憶部49に格納された期間であり、利用契約(定期契約)の手続きが行われた後で利用開始日52までに日程的な余裕があり、時間貸しが許容される期間の長さである。未使用期間39は、利用契約(定期契約)が行われている駐車場Pに対して一時的に使用しない時間帯(期間)として、利用者により入力(設定)されて記憶部49に格納された情報である。
【0075】
次に、状況判定部42は、駐車場P毎の契約情報53の契約状況51を確認して、各駐車場Pに対して、利用契約(定期契約)の申し込み手続きが既に行われているか否かを判定する(図6のステップ#42)。
【0076】
状況判定部42は、利用契約(定期契約)の申し込み手続きが既に行われていると判定された(図6のステップ#42 Yes)駐車場Pに対して、さらに、契約情報53の利用開始日52と待機期間54とを確認して、利用開始日52より待機期間54以上前の時点であるか否かを判定する(図6のステップ#43)。なお、状況判定部42は、利用契約(定期契約)の手続きが既に行われており、かつ、利用開始日52より待機期間54だけ前の時点を経過した状況を契約中状況と認定する。
【0077】
状況判定部42は、契約中状況であると判定された(図6のステップ#43 No)駐車場Pに対して、未使用期間39であるか否かを判定する(図6のステップ#44)。具体的には、状況判定部42は、現時点が未使用期間39に含まれる駐車場Pを未使用期間39の駐車場Pであると判定する。言い換えると、状況判定部42は、未使用期間39が設定されていない駐車場Pは未使用期間39の駐車場Pでないと判定し、未使用期間39が設定されていたとしても現時点が未使用期間39に含まれない駐車場Pは未使用期間39の駐車場Pでないと判定する。
【0078】
そして、未使用期間39でないと判定された(図6のステップ#44 No)駐車場Pに対して、貸出制御部43は時間貸しを禁止する(図6のステップ#45)。具体的には、貸出制御部43は、時間貸しが禁止された駐車場Pの識別情報28を利用フォームに掲載しないように制御する。
【0079】
また、状況判定部42は、利用契約(定期契約)の申し込み手続きが行われていないと判定された(図6のステップ#42 No)駐車場Pは利用契約(定期契約)の契約募集中である募集状況の駐車場Pであると判定する。また、状況判定部42は、利用契約(定期契約)の手続きが既に行われており、かつ、利用開始日52より待機期間54以上前の期間であると判定された(図6のステップ#43 Yes)駐車場Pは契約待機状況の駐車場Pであると判定する。また、状況判定部42は、契約中状況であり、かつ、未使用期間39であと判定された(図6のステップ#44 Yes)駐車場Pは未使用状況の駐車場Pであると判定する。
【0080】
そして、貸出制御部43は、募集状況、契約待機状況、および未使用状況である駐車場Pに対して時間貸しを許容する(図6のステップ#46)。具体的には、貸出制御部43は、時間貸しが許容された駐車場Pの識別情報28を利用フォームに掲載する。その後、時間貸しが募集され、時間貸しを管理する時間貸管理処理が実行される。より具体的には、貸出制御部43は、募集状況であり利用フォームに掲載されていた識別情報28を、利用申し込みが成された時点で利用フォームから削除する。その後、貸出制御部43は、その駐車場Pが契約待機状況または未使用状況であると判定された場合、その駐車場Pの識別情報28を再度利用フォームに掲載する。
【0081】
<時間貸管理処理>
時間貸管理処理として、まず、貸出駐車場情報生成部45は、時間貸しが許容された駐車場Pの識別情報28を生成する(図6のステップ#47)。具体的には、貸出駐車場情報生成部45は、あらかじめ記憶部49に格納された各駐車場Pの識別情報28のうちから、時間貸しが許容された駐車場Pに対応する識別情報28を選出して取得する。
【0082】
次に、貸出駐車場表示管理部46は、時間貸しの利用者(第三者)が使用可能な端末7の表示部7Aに、貸出駐車場情報生成部45が生成した識別情報28を表示させる(図6のステップ#48)。具体的には、貸出駐車場表示管理部46は、端末7の表示部7Aに表示された利用フォームに、時間貸しが可能な駐車場Pの識別情報28を表示させる。時間貸しが募集されている(利用できる)駐車場Pを探している第三者は、利用フォームに表示された識別情報28を確認することにより、駐車場Pを容易に検索することができる。この際、識別情報28には駐車場Pの位置を示す情報である位置情報30が含まれてもよい。これにより、第三者は、駐車場Pの位置を確認しながら時間貸しされている駐車場Pを容易に検索することができる。
【0083】
第三者は、端末7の表示部7A(利用フォーム)に表示された識別情報28から、時間貸しを申し込む駐車場Pを決定し、端末7上で識別情報28を選択操作することにより、駐車場Pの時間貸しの利用申し込み(入力)を行う。申し込みされた駐車場Pの識別情報28は、端末7から貸出管理システム5に送信される。
【0084】
そして、利用受付部47は、端末7から送信された識別情報28を取得することにより(図6のステップ#49)、駐車場Pの時間貸し利用の申し込みを受け付ける(図6のステップ#50)。適切な申し込みを受け付けた場合、利用受付部47は、端末7(利用フォーム)に利用を許可した旨や詳細な利用方法を表示させる。また、不適切な申し込みを受け付けた場合、利用受付部47は、端末7(利用フォーム)に利用が拒絶された旨を表示させる。
【0085】
なお、貸出駐車場情報生成部45、貸出駐車場表示管理部46、および利用受付部47は、上述の時間貸管理部23(図3参照)に対応する。
【0086】
その後、貸出管理システム5は、時間貸しの利用案内や費用の支払い管理、許可されていない駐車場Pの利用の監視等といった貸出中管理を行う(図6のステップ#51)。
【0087】
例えば、貸出管理システム5は通報管理部48をさらに備え、通報管理部48は許可されていない駐車場Pが利用されている旨の通報を受け付けてもよい。利用フォームを利用できる利用者や第三者は、許可されていない駐車場Pが利用されていることを発見した場合、利用フォームを介して、その旨の通報を行うことができる。許可されていない駐車場Pの利用は、例えば、時間貸しが許容されている駐車場Pであって利用申し込みを受け付けていない駐車場P、および、時間貸しが禁止されている駐車場Pの少なくともいずれかの駐車場Pに定期利用していない車が駐車されていることである。さらに、時間貸しの利用が申し込みを受けている駐車場Pに申し込んだ車以外の車が駐車されていることが含まれてもよい。
【0088】
このような通報を受け取った場合、貸出管理システム5は、定期利用している利用者、または、時間貸しの利用申し込みをしている者に、その旨を連絡することができる。また、駐車場Pの管理者は、可能であれば、このような誤った駐車をしている車の所有者に連絡を行ってもよい。これにより、適切な駐車場Pの利用を維持することができる。
【0089】
〔別実施形態〕
(1)上記各実施形態において、利用募集処理は上記構成に限らず任意の構成で行われてもよい。そして、利用契約システム4は、空表示管理部11、費用表示管理部12、および入力画面管理部13を備えず、定期利用の申し込みを受け付けた後、利用契約(定期契約)の締結を行う処理までを実行する構成であってもよい。このような構成により、利用契約システム4の構成が簡素化すると共に、利用契約(定期契約)の締結をより自由な構成で行うことができる。
【0090】
(2)上記各実施形態において、利用契約システム4は、費用管理部21および時間貸管理部23の少なくともいずれかを備えない構成であってもよい。
【0091】
(3)上記各実施形態において、状況判定部42は未使用期間39であるか否かの判定を行わず、貸出制御部43は、募集状況および待機状況において時間貸しを許容し、契約中状況において時間貸しを禁止する構成であってもよい。つまり、定期利用が開始された駐車場Pを時間貸しの対象としない構成であってもよい。
【0092】
(4)上記各実施形態において、時間貸管理処理は、上記構成に限らず任意の構成で行われてもよい。そして、貸出管理システム5は、通報管理部48を備えない構成であってもよい。このような構成により、貸出管理システム5の構成を簡素化することができる。
【0093】
(5)上記各実施形態において、申込フォームや利用フォームは任意の構成とすることができ、また、駐車場Pに対する利用契約(定期契約)の申し込みや、利用契約された駐車場Pに対する各種の設定、駐車場Pに対する時間貸しの利用申し込み等は、申込フォームや利用フォームを用いず、任意の構成で行われてもよい。
【0094】
(6)上記各実施形態において、利用受付部47は、貸出駐車場表示管理部46により端末7に表示された識別情報28が選択操作されることにより時間貸しの利用申し込みを受け付ける構成限らず、貸出管理システム5は貸出駐車場表示管理部46を備えず、利用受付部47は、任意の構成で行われる駐車場Pの選択操作により駐車場Pの利用申し込みを受け付けてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0095】
本発明は、駐車場の利用契約に適用することができる。
【符号の説明】
【0096】
4 利用契約システム
7 端末
11 空表示管理部
12 費用表示管理部
13 入力画面管理部
14 取得部
15 契約生成部
16 署名管理部
18 契約管理部
21 費用管理部
23 時間貸管理部
25 記憶部
28 識別情報
29 費用情報
30 位置情報
31 契約事項
32 入力画面
34 契約書データ
36 電子署名
38 支払い方法
39 未使用期間
P 駐車場
図1
図2
図3
図4
図5
図6