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特開2024-159556NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリー及び調製方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024159556
(43)【公開日】2024-11-08
(54)【発明の名称】NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリー及び調製方法
(51)【国際特許分類】
H01F 1/057 20060101AFI20241031BHJP
B22F 9/00 20060101ALI20241031BHJP
C22C 28/00 20060101ALI20241031BHJP
B22F 1/00 20220101ALI20241031BHJP
B22F 1/103 20220101ALI20241031BHJP
B22F 1/05 20220101ALI20241031BHJP
H01F 41/02 20060101ALI20241031BHJP
【FI】
H01F1/057 110
B22F9/00 B
C22C28/00 A
B22F1/00 R
B22F1/103
B22F1/05
H01F41/02 G
【審査請求】有
【請求項の数】12
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024064144
(22)【出願日】2024-04-11
(31)【優先権主張番号】202310478388.5
(32)【優先日】2023-04-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】515330421
【氏名又は名称】有研稀土新材料股▲フン▼有限公司
(71)【出願人】
【識別番号】519229622
【氏名又は名称】有研稀土高技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】GRIREM HI-TECH CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】North of Gushan South Road And East Of Happiness Road,Hi-tech industrial zone,Yanjiao Town,Sanhe City, Langfang City, Hebei 065200, China
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】孫 小鈞
(72)【発明者】
【氏名】羅 陽
(72)【発明者】
【氏名】王 子龍
(72)【発明者】
【氏名】王 岩
(72)【発明者】
【氏名】段 継平
(72)【発明者】
【氏名】楊 遠飛
(72)【発明者】
【氏名】張 洪濱
(72)【発明者】
【氏名】武 凱文
(72)【発明者】
【氏名】于 敦波
【テーマコード(参考)】
4K017
4K018
5E040
5E062
【Fターム(参考)】
4K017AA08
4K017BA08
4K017CA07
4K017DA04
4K017DA07
4K018BA20
4K018BB04
4K018BD01
4K018BD04
4K018KA45
5E040AA03
5E040BC01
5E040BC05
5E040BD01
5E040CA01
5E040HB14
5E040NN01
5E040NN04
5E040NN06
5E062CD04
5E062CG07
(57)【要約】 (修正有)
【課題】NdFeBシルクスクリーン印刷のための、分散性、安定性に優れ、印刷の重量増加が安定する有機スラリー及びその調製方法を提供する。
【解決手段】有機スラリーは希土類粉末、有機溶媒及び樹脂を含み、分散剤及び/又はレベリング剤をさらに含み、各成分の重量百分率として、希土類粉末が50~90%であり、有機溶媒が8~50%であり、樹脂が0.4~6%であり、分散剤が0~5%であり、レベリング剤が0~3%である。調製方法は、秤量した前記有機溶媒、前記樹脂、前記分散剤及び/又は前記レベリング剤を撹拌機に順次添加し、恒温条件下で、撹拌し、続いて室温まで冷却し、有機担体を得るステップと、前記有機担体と秤量した前記希土類粉末とを真空高速分散機に添加し、高速で分散させ、粗有機スラリーを得るステップと、前記粗有機スラリーを間隔が調整可能な3本ロールミルに移動し、研磨し、細有機スラリーを得るステップと、を含む。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
希土類粉末、有機溶媒及び樹脂を含み、分散剤及び/又はレベリング剤をさらに含み、各成分の重量百分率として、
希土類粉末が50%~90%であり、
有機溶媒が8%~50%であり、
樹脂が0.4%~6%であり、
分散剤が0%~5%であり、
レベリング剤が0%~3%であることを特徴とする、NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリー。
【請求項2】
前記希土類粉末は、重希土類元素の純粋な金属粉末、重希土類又は軽希土類元素を含む合金粉末、重希土類の水素化物、フッ化物及び酸化物を含む重希土類粉末のうちの1つ又は2つ以上の混合を含むことを特徴とする、請求項1に記載のNdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリー。
【請求項3】
前記重希土類元素はTb、Dy、Ho、Gdのうちの1つ又は2つ以上の混合を含み、
質量百分率で前記合金粉末の組成はRExMyであり、ここで、REはTb、Dy、Ho、Gd、Pr、Nd、La、Ce、Yのうちの1つ又は2つ以上の混合であり、MはGa、Cu、Al、Ni、Feのうちの1つ又は2つ以上の混合であり、60%≦x≦95%であり、5%≦y≦40%であることを特徴とする、請求項2に記載のNdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリー。
【請求項4】
前記希土類粉末の粒子径はD50<2μmであることを特徴とする、請求項1に記載のNdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリー。
【請求項5】
前記有機溶媒は、ブチルカルビトール、酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、N-メチルピロリドン、テキサノール、プロピレングリコールフェニルエーテル、2-アセトキシ-1-メトキシプロパン及びDBEのうちの1つ又は2つ以上の混合を含むことを特徴とする、請求項2に記載のNdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリー。
【請求項6】
前記樹脂は、ポリフッ化ビニリデン、ニトロセルロース、エチルセルロース、ポリビニルブチラール、アクリル酸樹脂、ポリエステル樹脂及びポリウレタンのうちの1つ又は2つ以上の混合を含むことを特徴とする、請求項5に記載のNdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリー。
【請求項7】
前記分散剤は、酢酸ブチル、変性ポリウレタンポリマー、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン及びポリエチレンアミドのうちの1つ又は2つ以上の混合を含むことを特徴とする、請求項6に記載のNdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリー。
【請求項8】
前記レベリング剤は、シリコーン、アクリレート、変性アクリル酸及びポリアクリル酸のうちの1つ又は2つ以上の混合を含むことを特徴とする、請求項7に記載のNdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリー。
【請求項9】
各成分の重量百分率として、
純粋な金属粉末が60%~80%であり、
ブチルカルビトール、酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル及びDBEのうちの1つ又は2つ以上が10%~30%であり、
エチルセルロース、アクリル酸樹脂、ポリビニルブチラールのうちの1つ又は2つ以上が0.4%~5%であり、
ポリエチレングリコール、酢酸ブチルのうちの1つ又は2つが0%~3%であり、
アクリレート、ポリアクリル酸、シリコーンのうちの1つ又は複数が0%~1.5%であることを特徴とする、請求項8に記載のNdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリー。
【請求項10】
各成分の重量百分率として、
合金粉末が60%~80%であり、
ブチルカルビトール、プロピレングリコールフェニルエーテル及びDBEのうちの1つ又は2つ以上が10%~30%であり、
ポリエステル樹脂、エチルセルロース、アクリル酸樹脂のうちの1つ又は2つ以上が0.4%~3%であり、
ポリエチレンアミド、ポリビニルピロリドンのうちの1つ又は2つが0%~3%であり、
変性アクリル酸、アクリレートのうちの1つ又は2つが0%~1.5%であることを特徴とする、請求項8に記載のNdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリー。
【請求項11】
各成分の重量百分率として、
重希土類粉末が60%~80%であり、
ブチルカルビトール、酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、プロピレングリコールフェニルエーテルのうちの1つ又は2つ以上が10%~30%であり、
ポリビニルブチラール、エチルセルロース、ポリウレタンのうちの1つ又は2つ以上が0.4%~5%であり、
酢酸ブチル、ポリエチレングリコールのうちの1つ又は2つが0%~3%であり、
ポリアクリル酸、アクリレートのうちの1つ又は2つが0%~1.5%であることを特徴とする、請求項8に記載のNdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリー。
【請求項12】
重量百分率で希土類粉末、有機溶媒、樹脂、分散剤及び/又はレベリング剤をそれぞれ秤量するステップと、
秤量した前記有機溶媒、前記樹脂、前記分散剤及び/又は前記レベリング剤を撹拌機に順次添加し、20~70℃の恒温条件下で、600r/min~1200r/minの回転数で0.1~6時間撹拌し、続いて室温まで冷却し、有機担体を得るステップと、
前記有機担体と秤量した前記希土類粉末とを真空高速分散機に添加し、1000r/min~4000r/minの回転数で0.25~1時間高速分散させ、粗有機スラリーを得るステップと、
前記粗有機スラリーを間隔が調整可能な3本ロールミルに移動し、1~3回研磨し、細有機スラリーを得るステップと、を含むことを特徴とする、請求項1-11のうちのいずれか一項に記載のNdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーの調製方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はシルクスクリーン印刷の技術分野に関し、特にNdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリー及び調製方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ネオジム鉄ホウ素(NdFeB)永久磁石材料は、1980年代に発見されて以来、残留磁束密度、保磁力及び最大電気エネルギー積が高い等の優れた性能により、現在電子情報、医療産業等の多くの分野に広く応用されている。近年、新エネルギー自動車の駆動モータ及び直接駆動式永久磁石風力発電機のネオジム焼結磁石の性能への要求を満たすために、一般的には、その保磁力を向上させるように、磁石に対して粒界拡散処理を行う必要がある。従来の粒界拡散では、重希土類単体、フッ化物、水素化物、酸化物及び合金等を拡散源とし、スパッタリング法、蒸着法、電気泳動法、表面コーティング及び浸漬法等により拡散源を磁石の表面にコーティングすることが多い。上記拡散源は、拡散効率が低く、使用量が大きく、且つ大量で安定的な工業化生産に適する低コストの粒界拡散プロセスが欠け、これにより、ハイエンドのネオジム磁石の発展と応用の普及が制限される。
【0003】
既存の粒界拡散方法の不足を補うために、シルクスクリーン印刷技術はNdFeB業界に応用されている。シルクスクリーン印刷とは、スクリーン孔版及びスラリーを使用し、スキージーで刷ってスラリーを孔版の穴を通過させて被印刷物に印刷することである。シルクスクリーン印刷は、スパッタリング法と表面コーティング法の各々のメリットが統合され、コストが低く、生産効率が高く、自動化生産を実現しやすい等の特徴を有し、NdFeB粒界拡散の主流なプロセスとして発展することは期待される。スラリーはシルクスクリーン印刷の原料として、印刷及び後続の拡散効果に直接影響を与える。
【0004】
従来技術において、スラリーを調製する方法は、主に希土類粉末を撹拌によりアルコール/アセトン等の有機溶液に分散させる。粉末粒子は粒子径が10μm未満であり、粒子間の静電引力、表面張力等により粒子の凝集が非常に起きやすく、これにより、有機スラリーに大きな粒子が存在し、有機スラリーの貯蔵安定性及び印刷の均一性に不利である。また、従来の分散方法は、撹拌機のみにより分散プロセスを行い、一般的に、分散効果が低く、時間が長く、気泡が多く発生する等の問題に直面し、有機スラリーの性能及びシルクスクリーン印刷の品質に深刻な影響を与える。
【発明の概要】
【0005】
本発明はNdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリー及び調製方法を提供することを目的とし、上記少なくとも1つの技術的課題を解決するために用いられ、その調製されたスラリーは分散性、安定性に優れ、印刷の重量増加が安定する。
【0006】
本発明の実施例は次のように実現される。
NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーであって、それは希土類粉末、有機溶媒及び樹脂を含み、分散剤及び/又はレベリング剤をさらに含み、各成分の重量百分率として、
希土類粉末が50%~90%であり、
有機溶媒が8%~50%であり、
樹脂が0.4%~6%であり、
分散剤が0%~5%であり、
レベリング剤が0%~3%である。
【0007】
本発明の好ましい実施例において、上記NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーに、前記希土類粉末は、重希土類元素の純粋な金属粉末、重希土類又は軽希土類元素を含む合金粉末、重希土類の水素化物、フッ化物及び酸化物を含む重希土類粉末のうちの1つ又は2つ以上の混合を含む。
【0008】
本発明の好ましい実施例において、上記NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーに、前記重希土類元素は、Tb、Dy、Ho、Gdのうちの1つ又は2つ以上の混合を含む。
【0009】
質量百分率で前記合金粉末の組成はRExMyであり、ここで、REはTb、Dy、Ho、Gd、Pr、Nd、La、Ce、Yのうちの1つ又は2つ以上の混合であり、MはGa、Cu、Al、Ni、Feのうちの1つ又は2つ以上の混合であり、60%≦x≦95%であり、5%≦y≦40%である。
本発明の好ましい実施例において、上記NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーに、前記希土類粉末の粒子径はD50<2μmである。
【0010】
本発明の好ましい実施例において、上記NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーに、前記有機溶媒は、ブチルカルビトール、酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、N-メチルピロリドン、テキサノール、プロピレングリコールフェニルエーテル、2-アセトキシ-1-メトキシプロパン及びDBEのうちの1つ又は2つ以上の混合を含む。
【0011】
本発明の好ましい実施例において、上記NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーに、前記樹脂は、ポリフッ化ビニリデン、ニトロセルロース、エチルセルロース、ポリビニルブチラール、アクリル酸樹脂、ポリエステル樹脂及びポリウレタンのうちの1つ又は2つ以上の混合を含む。
【0012】
その技術的効果は次のとおりであり、即ち、樹脂を添加することにより、有機スラリー自体の粘度を向上させ、有機スラリーの分散及び安定性の向上に寄与するだけでなく、さらに基材に対する有機スラリーの付着力を向上させ、後続の粒界拡散効果を保証することができる。
【0013】
本発明の好ましい実施例において、上記NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーに、前記分散剤は、酢酸ブチル、変性ポリウレタンポリマー、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン及びポリエチレンアミドのうちの1つ又は2つ以上の混合を含む。
【0014】
その技術的効果は次のとおりであり、即ち、分散剤は、有機スラリーに希土類粉末が再凝集することを防止し、有機スラリー自体の細かさを低減し、シルクスクリーン印刷時の重量増加の一致性を向上させることができる。
【0015】
本発明の好ましい実施例において、上記NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーに、前記レベリング剤は、シリコーン、アクリレート、変性アクリル酸及びポリアクリル酸のうちの1つ又は2つ以上の混合を含む。
【0016】
その技術的効果は次のとおりであり、即ち、レベリング剤は、特に、希土類粉末の含有量が高い/樹脂の含有量が高い等の高粘度の有機スラリーに適用され、それにより、そのレベリング性が改善され、シルクスクリーン印刷後の膜層の厚さの均一性が保証される。
【0017】
本発明の好ましい実施例において、上記NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーに、各成分の重量百分率として、
純粋な金属粉末が60%~80%であり、
ブチルカルビトール、酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル及びDBEのうちの1つ又は2つ以上が10%~30%であり、
エチルセルロース、アクリル酸樹脂、ポリビニルブチラールのうちの1つ又は2つ以上が0.4%~5%であり、
ポリエチレングリコール、酢酸ブチルのうちの1つ又は2つが0%~3%であり、
アクリレート、ポリアクリル酸、シリコーンのうちの1つ又は複数が0%~1.5%である。
【0018】
本発明の好ましい実施例において、上記NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーに、各成分の重量百分率として、
合金粉末が60%~80%であり、
ブチルカルビトール、プロピレングリコールフェニルエーテル及びDBEのうちの1つ又は2つ以上が10%~30%であり、
ポリエステル樹脂、エチルセルロース、アクリル酸樹脂のうちの1つ又は2つ以上が0.4%~3%であり、
ポリエチレンアミド、ポリビニルピロリドンのうちの1つ又は2つが0%~3%であり、
変性アクリル酸、アクリレートのうちの1つ又は2つが0%~1.5%である。
【0019】
本発明の好ましい実施例において、上記NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーに、各成分の重量百分率として、
重希土類粉末が60%~80%であり、
ブチルカルビトール、酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、プロピレングリコールフェニルエーテルのうちの1つ又は2つ以上が10%~30%であり、
ポリビニルブチラール、エチルセルロース、ポリウレタンのうちの1つ又は2つ以上が0.4%~5%であり、
酢酸ブチル、ポリエチレングリコールのうちの1つ又は2つが0%~3%であり、
ポリアクリル酸、アクリレートのうちの1つ又は2つが0%~1.5%である。
【0020】
上記のようなNdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーの調製方法であって、該調製方法は次のステップを含む。
【0021】
重量百分率で希土類粉末、有機溶媒、樹脂、分散剤及び/又はレベリング剤をそれぞれ秤量する。
【0022】
秤量した前記有機溶媒、前記樹脂、前記分散剤及び/又は前記レベリング剤を撹拌機に順次添加し、20~70℃の恒温条件下で、600r/min~1200r/minの回転数で0.1~6時間撹拌し、続いて室温まで冷却し、有機担体を得る。
【0023】
その技術的効果は次のとおりであり、即ち、製造された前記有機担体は均一であり、綿状物質が存在しない。
【0024】
前記有機担体と秤量した前記希土類粉末とを真空高速分散機に添加し、1000r/min~4000r/minの回転数で0.25~1時間高速分散させ、粗有機スラリーを得る。
【0025】
その技術的効果は次のとおりであり、即ち、調製された前記粗有機スラリーは、気泡がなく、均一に分散する。
【0026】
前記粗有機スラリーを間隔が調整可能な3本ロールミルに移動し、1~3回研磨し、細有機スラリーを得る。
【0027】
その技術的効果は次のとおりであり、即ち、調製された前記細有機スラリーの細かさが2.5μm未満である。
【0028】
本発明の実施例の有益な効果は以下のとおりである。
本発明により調製されたNdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーは、有機担体を好適に選択し、真空高速分散機及び3本ロールミルの強い機械的作用に頼り、高速せん断作用及び研磨で凝集した粉末粒子を分散させ、有機スラリーの高い分散性と懸濁安定性を実現する。調製したスラリーは細かさが2.5μm未満であり、スラリーの月沈降率が5%未満であり、印刷時の重量増加の一致性が±5%未満である。調製したスラリーは分散性、安定性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
本発明の実施例の技術的解決手段をより明確に説明するために、以下において、実施例に使用必要な図面を簡単に説明する。以下の図面は本発明のいくつかの実施例のみを示すため、範囲を限定するものと見なしてはならなく、当業者であれば、創造的な労力を要することなく、さらにこれらの図面に基づいて他の関連図面に想到し得ることを理解すべきである。
【
図1】本発明に係るNdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーの調製方法のフロー模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0030】
本発明の実施例の目的、技術的解決手段及び利点をより明確にするために、以下に本発明の実施例における図面を参照しながら、本発明の実施例における技術的解決手段を明確に、完全に説明し、当然ながら、説明される実施例は本発明の実施例の一部に過ぎず、全ての実施例ではない。一般的には、ここでの図面に記載され示された本発明の実施例のアセンブリは様々な配置方式によって配置、設定され得る。
【0031】
本発明の実施例は、NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーを提供する。それは希土類粉末、有機溶媒及び樹脂を含み、分散剤及び/又はレベリング剤をさらに含み、各成分の重量百分率として、
希土類粉末が50%~90%であり、
有機溶媒が8%~50%であり、
樹脂が0.4%~6%であり、
分散剤が0%~5%であり、
レベリング剤が0%~3%である。
【0032】
本発明の好ましい実施例において、上記NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーに、前記希土類粉末は、重希土類元素の純粋な金属粉末、重希土類又は軽希土類元素を含む合金粉末、重希土類の水素化物、フッ化物及び酸化物を含む重希土類粉末のうちの1つ又は2つ以上の混合を含む。
【0033】
本発明の好ましい実施例において、上記NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーに、前記重希土類元素は、Tb、Dy、Ho、Gdのうちの1つ又は2つ以上の混合を含む。
【0034】
質量百分率で前記合金粉末の組成はRExMyであり、ここで、REはTb、Dy、Ho、Gd、Pr、Nd、La、Ce、Yのうちの1つ又は2つ以上の混合であり、MはGa、Cu、Al、Ni、Feのうちの1つ又は2つ以上の混合であり、60%≦x≦95%であり、5%≦y≦40%である。
【0035】
本発明の好ましい実施例において、上記NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーに、前記重希土類元素はTb、Dyのうちの1つ又は2つの混合を含む。
【0036】
質量百分率で前記合金粉末の組成はRExMyであり、ここで、REはTb、Dy、Pr、Ndのうちの1つ又は2つ以上の混合である。REがTbである場合、MはGa、Cu、Al、Niのうちの1つ又は2つ以上の混合であり、70≦x≦90であり、10≦y≦30であり、REがDyである場合、MはNi、Fe、Gaのうちの1つ又は2つ以上の混合であり、60≦x≦80であり、20≦y≦40であり、REはTb、Pr、Ndのうちの2つ又は3つである場合、MはCu、Alのうちの1つ又は2つの混合であり、80≦x≦95であり、5≦y≦20である。上記合金元素の添加により、拡散源の融点を低下させ、拡散を固-液拡散から液-液拡散に変化させて、拡散効率を顕著に向上させることができる。また、合金元素は磁石に拡散した後、粒界に分布することが多く、結晶粒間の磁気的交換結合作用を低減することができる。
【0037】
本発明の好ましい実施例において、上記NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーに、前記希土類粉末の粒子径はD50<2μmである。
【0038】
好ましくは、拡散源粉末の粒子径が1.6<D50<1.8である。粉末の粒子径がこの範囲内にある場合、優れた安定性を得ることができるとともに、小さすぎる粉末の粒子径により粉末調製効率を大幅に低下させることもない。
【0039】
本発明の好ましい実施例において、上記NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーに、前記有機溶媒は、ブチルカルビトール、酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、N-メチルピロリドン、テキサノール、プロピレングリコールフェニルエーテル、2-アセトキシ-1-メトキシプロパン及びDBEのうちの1つ又は2つ以上の混合を含む。
【0040】
好ましくは、前記有機溶媒はブチルカルビトール、酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、プロピレングリコールフェニルエーテル、2-アセトキシ-1-メトキシプロパン及びDBEのうちの1つ又は2つ以上の混合であり、上記有機溶媒は高温で揮発しやすく、これにより、シルクスクリーン印刷後の乾燥効率が向上し、粒界拡散時に磁石の内部に入るC、O等の不純物が低減され、拡散後の磁石の性能が保証される。
【0041】
本発明の好ましい実施例において、上記NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーに、前記樹脂は、ポリフッ化ビニリデン、ニトロセルロース、エチルセルロース、ポリビニルブチラール、アクリル酸樹脂、ポリエステル樹脂及びポリウレタンのうちの1つ又は2つ以上の混合を含む。
【0042】
好ましくは、前記樹脂はエチルセルロース、ポリビニルブチラール、アクリル酸樹脂のうちの1つ又は2つ以上の混合であり、上記樹脂は、分子量が大きく、少量添加すると、有機スラリーの粘度を顕著に向上させることができ、且つ熱分解分度が低く、粒界拡散処理時に磁石に入るC、O元素が低減される。
【0043】
その技術的効果は次のとおりであり、即ち、樹脂を添加することにより、有機スラリー自体の粘度を向上させ、有機スラリーの分散及び安定性の向上に寄与するだけでなく、さらに基材に対する有機スラリーの付着力を向上させ、後続の粒界拡散効果を保証することができる。
【0044】
本発明の好ましい実施例において、上記NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーに、前記分散剤は、酢酸ブチル、変性ポリウレタンポリマー、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン及びポリエチレンアミドのうちの1つ又は2つ以上の混合を含む。
【0045】
好ましくは、前記分散剤はポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン及びポリエチレンアミドのうちの1つ又は2つ以上の混合であり、上記分散剤は、有機溶媒に溶解しやすく、且つ拡散源粉末への濡れ性が高く、拡散源粉末の分散に寄与する。
【0046】
その技術的効果は次のとおりであり、即ち、分散剤は、有機スラリーに希土類粉末が再凝集することを防止し、有機スラリー自体の細かさを低減し、シルクスクリーン印刷時の重量増加の一致性を向上させることができる。
【0047】
本発明の好ましい実施例において、上記NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーに、前記レベリング剤は、シリコーン、アクリレート、変性アクリル酸及びポリアクリル酸のうちの1つ又は2つ以上の混合を含む。
【0048】
好ましくは、前記レベリング剤はアクリレート、変性アクリル酸及びポリアクリル酸のうちの1つ又は2つ以上の混合であり、上記レベリング剤は、有機スラリーが高いレベリング性を有することを保証する上で、その高い分子量により、消泡の作用も有し、さらにシルクスクリーン印刷時の均一性を向上させる。
【0049】
その技術的効果は次のとおりであり、即ち、レベリング剤は、特に、希土類粉末の含有量が高い/樹脂の含有量が高い等の高粘度の有機スラリーに適用され、それにより、そのレベリング性が改善され、シルクスクリーン印刷後の膜層の厚さの均一性が保証される。
【0050】
本発明の好ましい実施例において、上記NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーに、各成分の重量百分率として、
純粋な金属粉末が60%~80%であり、
ブチルカルビトール、酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル及びDBEのうちの1つ又は2つ以上が10%~30%であり、
エチルセルロース、アクリル酸樹脂、ポリビニルブチラールのうちの1つ又は2つ以上が0.4%~5%であり、
ポリエチレングリコール、酢酸ブチルのうちの1つ又は2つが0%~3%であり、
アクリレート、ポリアクリル酸、シリコーンのうちの1つ又は複数が0%~1.5%である。
本発明の好ましい実施例において、上記NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーに、各成分の重量百分率として、
合金粉末が60%~80%であり、
ブチルカルビトール、プロピレングリコールフェニルエーテル及びDBEのうちの1つ又は2つ以上が10%~30%であり、
ポリエステル樹脂、エチルセルロース、アクリル酸樹脂のうちの1つ又は2つ以上が0.4%~3%であり、
ポリエチレンアミド、ポリビニルピロリドンのうちの1つ又は2つが0%~3%であり、
変性アクリル酸、アクリレートのうちの1つ又は2つが0%~1.5%である。
【0051】
本発明の好ましい実施例において、上記NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーに、各成分の重量百分率として、
重希土類粉末が60%~80%であり、
ブチルカルビトール、酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、プロピレングリコールフェニルエーテルのうちの1つ又は2つ以上が10%~30%であり、
ポリビニルブチラール、エチルセルロース、ポリウレタンのうちの1つ又は2つ以上が0.4%~5%であり、
酢酸ブチル、ポリエチレングリコールのうちの1つ又は2つが0%~3%であり、
ポリアクリル酸、アクリレートのうちの1つ又は2つが0%~1.5%である。
【0052】
図1を参照すると、本発明の第2の実施例は、上記のようなNdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーの調製方法を提供する。該調製方法は次のステップを含む。
【0053】
重量百分率で希土類粉末、有機溶媒、樹脂、分散剤及び/又はレベリング剤をそれぞれ秤量する。
【0054】
秤量した前記有機溶媒、前記樹脂、前記分散剤及び/又は前記レベリング剤を撹拌機に順次添加し、20~70℃の恒温条件下で、600r/min~1200r/minの回転数で0.1~6時間撹拌し、続いて室温まで冷却し、有機担体を得る。
【0055】
その技術的効果は次のとおりであり、即ち、製造された前記有機担体は均一であり、綿状物質が存在しない。
【0056】
前記有機担体と秤量した前記希土類粉末とを真空高速分散機に添加し、1000r/min~4000r/minの回転数で0.25~1時間高速分散させ、粗有機スラリーを得る。
【0057】
その技術的効果は次のとおりであり、即ち、調製された前記粗有機スラリーは、気泡がなく、均一に分散する。
【0058】
前記粗有機スラリーを間隔が調整可能な3本ロールミルに移動し、1~3回研磨し、細有機スラリーを得る。
【0059】
その技術的効果は次のとおりであり、即ち、調製された前記細有機スラリーの細かさが2.5μm未満である。
【0060】
具体的には、本発明の実施効果は、以下の実施例と比較例によって、さらに詳しく説明される。各実施例における様々な成分の配合率は表1に示すとおりである。
【表1】
【実施例0061】
重量百分率で70%のPr70Cu15Al15金属粉末、10%のブチルカルビトール、13%のDBE、3%のエチルセルロース、2%のポリビニルピロリドン、2%の変性アクリル酸を秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.67μmである。
【0062】
ブチルカルビトール、DBE、エチルセルロース、ポリビニルピロリドン、変性アクリル酸を撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0063】
Pr70Cu15Al15金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、0300r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが2.3μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0064】
重量百分率で70%のPr70Cu15Al15金属粉末、23%のプロピレングリコールフェニルエーテル、2%のエチルセルロース、1%のポリエステル樹脂、2%の変性ポリウレタンポリマー、2%のアクリレートを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.86μmである。
【0065】
プロピレングリコールフェニルエーテル、エチルセルロース、ポリエステル樹脂、変性ポリウレタンポリマー、アクリレートを撹拌機に順次添加し、60℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で6時間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0066】
Pr70Cu15Al15金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3000r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが2.2μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0067】
重量百分率で70%のTb70Ni30金属粉末、23%のN-メチルピロリドン、3%のエチルセルロース、1%のポリエチレンアミド、1%の酢酸ブチル、2%のシリコーンを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.8μmである。
【0068】
N-メチルピロリドン、エチルセルロース、ポリエチレンアミド、酢酸ブチル、シリコーンを撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0069】
Tb70Ni30金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3000r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、3回研磨して細かさが1.9μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0070】
重量百分率で70%のTb80Cu15Al5金属粉末、23%のN-メチルピロリドン、3%のエチルセルロース、2%のポリエチレンアミド、2%のシリコーンを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.94μmである。
【0071】
N-メチルピロリドン、エチルセルロース、ポリエチレンアミド、シリコーンを撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0072】
Tb80Cu15Al5金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3000r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、2回研磨して細かさが2.3μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0073】
重量百分率で70%のNd60Fe30Ga10金属粉末、15%のブチルカルビトール、8%のN-メチルピロリドン、3%のポリウレタン、2%のポリエチレンアミド、2%のポリアクリル酸を秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.99μmである。
【0074】
ブチルカルビトール、N-メチルピロリドン、ポリウレタン、ポリエチレンアミド、ポリアクリル酸を撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0075】
Nd60Fe30Ga10金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2500r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、3回研磨して細かさが2.5μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0076】
重量百分率で30%のDyH+40%のTbH金属粉末、23.5%のプロピレングリコールフェニルエーテル、3%のポリエステル樹脂、2%のポリエチレングリコール、1.5%のシリコーンを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.71μmである。
【0077】
プロピレングリコールフェニルエーテル、ポリエステル樹脂、ポリエチレングリコール、シリコーンを撹拌機に順次添加し、60℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で6時間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0078】
30%のDyH+40%のTbH金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2300r/minの回転数で30分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、3回研磨して細かさが1.8μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0079】
重量百分率で70%のTb80Cu15Al5金属粉末、23%のブチルカルビトール、3%のエチルセルロース、2%のポリエチレングリコール、2%のシリコーンを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.87μmである。
【0080】
ブチルカルビトール、エチルセルロース、ポリエチレングリコール、シリコーンを撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0081】
Tb80Cu15Al5金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3500r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、2回研磨して細かさが2.5μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0082】
重量百分率で80%のTbH金属粉末、17%のブチルカルビトール、3%のエチルセルロースを秤量し、ここで、TbH金属粉末の粒子径はD50=1.96μmである。
【0083】
ブチルカルビトール、エチルセルロースを撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1000r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0084】
TbH金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3000r/minの回転数で40分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、3回研磨して細かさが2.5μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0085】
重量百分率で40%のTb80Cu15Al5+30%のPr70Cu15Al15金属粉末、23%の酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、3%のポリフッ化ビニリデン、2%の酢酸ブチル、2%のシリコーンを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径D50はそれぞれ1.82及び1.79μmである。
【0086】
酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、ポリフッ化ビニリデン、酢酸ブチル、シリコーンを撹拌機に順次添加し、40℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で40分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0087】
Tb80Cu15Al5、Pr70Cu15Al15金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3500r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、2回研磨して細かさが2.5μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0088】
重量百分率で70%のTb80Cu15Al5金属粉末、20%のブチルカルビトール、3%のDBE、3%のエチルセルロース、2%の酢酸ブチル、1%のシリコーン、1%の変性アクリル酸を秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.98μmである。
【0089】
ブチルカルビトール、DBE、エチルセルロース、酢酸ブチル、シリコーン、変性アクリル酸を撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0090】
Tb80Cu15Al5金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3000r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、3回研磨して細かさが2.3μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0091】
重量百分率で70%のNd60Fe30Ga10金属粉末、23%のプロピレングリコールフェニルエーテル、3%のポリエステル樹脂、2%のポリエチレングリコール、2%のシリコーンを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.83μmである。
【0092】
プロピレングリコールフェニルエーテル、ポリエステル樹脂、ポリエチレングリコール、シリコーンを撹拌機に順次添加し、60℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で6時間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0093】
Nd60Fe30Ga10金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2500r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが2.4μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0094】
重量百分率で70%のNd60Fe30Ga10金属粉末、23%のN-メチルピロリドン、3%のエチルセルロース、2%のポリエチレンアミド、2%のアクリレートを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.56μmである。
【0095】
N-メチルピロリドン、エチルセルロース、ポリエチレンアミド、アクリレートを撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0096】
Nd60Fe30Ga10金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2500r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、3回研磨して細かさが1.7μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0097】
重量百分率で70%のTb70Ni30金属粉末、23%のN-メチルピロリドン、3%のエチルセルロース、2%のポリエチレンアミド、2%のシリコーンを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.75μmである。
【0098】
N-メチルピロリドン、エチルセルロース、ポリエチレンアミド、シリコーンを撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0099】
Tb70Ni30金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3000r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが1.5μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0100】
重量百分率で70%のTbH金属粉末、26%のブチルカルビトール、4%のエチルセルロースを秤量し、ここで、TbH金属粉末の粒子径はD50=1.8μmである。
【0101】
ブチルカルビトール、エチルセルロースを撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1000r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0102】
TbH金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2200r/minの回転数で30分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが2.3μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0103】
重量百分率で70%のTb70Ni30金属粉末、15%のブチルカルビトール、8%のDBE、3%のエチルセルロース、2%の酢酸ブチル、1%のシリコーン、1%のアクリレートを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.82μmである。
【0104】
ブチルカルビトール、DBE、エチルセルロース、酢酸ブチル、シリコーン、アクリレートを撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0105】
Tb70Ni30金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3000r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが2.5μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0106】
重量百分率で70%のDyO金属粉末、23%の酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、1.5%のポリフッ化ビニリデン、0.5%のポリエステル樹脂、1%の変性ポリウレタンポリマー、1%の酢酸ブチル、1%のポリエチレンアミド、1%のシリコーン、1%の変性アクリル酸を秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.97μmである。
【0107】
酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、ポリフッ化ビニリデン、ポリエステル樹脂、変性ポリウレタンポリマー、酢酸ブチル、ポリエチレンアミド、シリコーン、変性アクリル酸を撹拌機に順次添加し、60℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で6時間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0108】
DyO金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2300r/minの回転数で30分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、2回研磨して細かさが2.4μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0109】
重量百分率で30%のDyH+40%のTbH金属粉末、22.5%のプロピレングリコールフェニルエーテル、3%のポリエステル樹脂、2%のポリエチレングリコール、2.5%のシリコーンを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径D50はそれぞれ1.67及び1.88μmである。
【0110】
プロピレングリコールフェニルエーテル、ポリエステル樹脂、ポリエチレングリコール、シリコーンを撹拌機に順次添加し、70℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で5時間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0111】
30%のDyH+40%のTbH金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2300r/minの回転数で30分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、2回研磨して細かさが2.5μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0112】
重量百分率で70%のDy金属粉末、23%のN-メチルピロリドン、3%のポリビニルブチラール、3%のポリエチレングリコール、1%のアクリレートを秤量し、ここで、Dy金属粉末の粒子径はD50=1.56μmである。
【0113】
N-メチルピロリドン、ポリビニルブチラール、ポリエチレングリコール、ポリアクリル酸を撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0114】
Dy金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2300r/minの回転数で30分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、3回研磨して細かさが1.5μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0115】
重量百分率で70%のPr70Cu15Al15金属粉末、10%のブチルカルビトール、13%のN-メチルピロリドン、3%のポリウレタン、2%のポリエチレンアミド、1%のポリアクリル酸、1%のアクリレートを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.79μmである。
【0116】
ブチルカルビトール、N-メチルピロリドン、ポリウレタン、ポリエチレンアミド、ポリアクリル酸、アクリレートを撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0117】
Pr70Cu15Al15金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3000r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、2回研磨して細かさが2.2μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0118】
重量百分率で30%のDyH+40%のTbH金属粉末、23%のプロピレングリコールフェニルエーテル、3%のポリエステル樹脂、2%のポリエチレングリコール、1%のシリコーンを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.96μmである。
【0119】
プロピレングリコールフェニルエーテル、ポリエステル樹脂、ポリエチレングリコール、シリコーンを撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0120】
30%のDyH+40%のTbH金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2300r/minの回転数で30分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、3回研磨して細かさが2.3μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0121】
重量百分率で70%のTb70Ni30金属粉末、15%のブチルカルビトール、8%のN-メチルピロリドン、3%のポリウレタン、2%のポリエチレンアミド、2%のポリアクリル酸を秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.91μmである。
【0122】
ブチルカルビトール、N-メチルピロリドン、ポリウレタン、ポリエチレンアミド、ポリアクリル酸を撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0123】
Tb70Ni30金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3000r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、2回研磨して細かさが2.5μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0124】
重量百分率で70%のDy金属粉末、21%のN-メチルピロリドン、3%のポリビニルブチラール、5%のポリエチレングリコール、0.5%のシリコーン、0.5%のポリアクリル酸を秤量し、ここで、Dy金属粉末の粒子径はD50=1.85μmである。
【0125】
N-メチルピロリドン、ポリビニルブチラール、ポリエチレングリコール、シリコーン、ポリアクリル酸を撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0126】
Dy金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2300r/minの回転数で30分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、2回研磨して細かさが2.4μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0127】
重量百分率で40%のTb80Cu15Al5+30%Pr70Cu15Al15金属粉末、23%の酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、3%のポリフッ化ビニリデン、1.5%の酢酸ブチル、0.5%のポリエチレングリコール、2%のシリコーンを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.97μmである。
【0128】
酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、ポリフッ化ビニリデン、酢酸ブチル、ポリエチレングリコール、シリコーンを撹拌機に順次添加し、40℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で40分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0129】
Tb80Cu15Al5、Pr70Cu15Al15金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3500r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが2.4μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0130】
重量百分率で70%のTb80Cu15Al5金属粉末、23%のN-メチルピロリドン、3%のポリビニルブチラール、2%のポリエチレングリコール、2%のシリコーンを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.69μmである。
【0131】
N-メチルピロリドン、ポリビニルブチラール、ポリエチレングリコール、シリコーンを撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0132】
Tb80Cu15Al5金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3000r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが2.3μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0133】
重量百分率で70%のDyO金属粉末、23%の酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、1.5%のポリフッ化ビニリデン、1.5%のポリエステル樹脂、2%の酢酸ブチル、2%のシリコーンを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.93μmである。
【0134】
酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、ポリフッ化ビニリデン、ポリエステル樹脂、酢酸ブチル、シリコーンを撹拌機に順次添加し、40℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で40分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0135】
DyO金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2300r/minの回転数で30分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、2回研磨して細かさが2.2μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0136】
重量百分率で70%のDy金属粉末、22%のN-メチルピロリドン、3%のポリビニルブチラール、4%のポリエチレングリコール、0.5%のシリコーン、0.5%のポリアクリル酸を秤量し、ここで、Dy金属粉末の粒子径はD50=1.88μmである。
【0137】
N-メチルピロリドン、ポリビニルブチラール、ポリエチレングリコール、シリコーン、ポリアクリル酸を撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0138】
Dy金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2300r/minの回転数で30分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが2.2μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0139】
重量百分率で70%のTb70Ni30金属粉末、15%のブチルカルビトール、8%のN-メチルピロリドン、1.5%のポリウレタン、1.5%のエチルセルロース、2%のポリエチレンアミド、2%のポリアクリル酸を秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.77μmである。
【0140】
ブチルカルビトール、N-メチルピロリドン、ポリウレタン、エチルセルロース、ポリエチレンアミド、ポリアクリル酸を撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0141】
Tb70Ni30金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3000r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが2.3μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0142】
重量百分率で70%のTb70Ni30金属粉末、23%のN-メチルピロリドン、3%のエチルセルロース、1%のポリエチレンアミド、0.5%の酢酸ブチル、0.5%の変性ポリウレタンポリマー、2%のシリコーンを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.47μmである。
【0143】
N-メチルピロリドン、エチルセルロース、ポリエチレンアミド、酢酸ブチル、シリコーンを撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0144】
Tb70Ni30金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3000r/minの回転数で50分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、2回研磨して細かさが2.2μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0145】
重量百分率で70%のTbF金属粉末、24%の酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、4%のポリフッ化ビニリデン、1%の酢酸ブチル、1%のシリコーンを秤量し、ここで、TbF金属粉末の粒子径はD50=1.68μmである。
【0146】
酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、ポリフッ化ビニリデン、酢酸ブチル、シリコーンを撹拌機に順次添加し、40℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で40分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0147】
TbF金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2300r/minの回転数で30分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、3回研磨して細かさが1.5μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0148】
重量百分率で70%のTb80Cu15Al5金属粉末、20%のブチルカルビトール、3%のDBE、3%のエチルセルロース、2%のポリエチレンアミド、2%のシリコーンを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.62μmである。
【0149】
ブチルカルビトール、DBE、エチルセルロース、ポリエチレンアミド、シリコーンを撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0150】
Tb80Cu15Al5金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3000r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、2回研磨して細かさが1.7μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0151】
重量百分率で70%のTbF金属粉末、25%の酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、3%のポリフッ化ビニリデン、1%のポリエチレンアミド、1%のシリコーンを秤量し、ここで、TbF金属粉末の粒子径はD50=1.58μmである。
【0152】
酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、ポリフッ化ビニリデン、ポリエチレンアミド、シリコーンを撹拌機に順次添加し、40℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で40分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0153】
TbF金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2300r/minの回転数で30分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、3回研磨して細かさが1.5μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0154】
重量百分率で70%のPr70Cu15Al15金属粉末、23%のN-メチルピロリドン、1%のポリビニルブチラール、2%のエチルセルロース、2%のポリエチレンアミド、2%のシリコーンを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.79μmである。
【0155】
N-メチルピロリドン、ポリビニルブチラール、エチルセルロース、ポリエチレンアミド、シリコーンを撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で20分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0156】
Pr70Cu15Al15金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3000r/minの回転数で50分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが2.3μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0157】
重量百分率で70%のTbF金属粉末、22%の酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、6%のポリフッ化ビニリデン、1%のポリエチレンアミド、1%のシリコーンを秤量し、ここで、TbF金属粉末の粒子径はD50=1.89μmである。
【0158】
酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、ポリフッ化ビニリデン、ポリエチレンアミド、シリコーンを撹拌機に順次添加し、40℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で40分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0159】
TbF金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2300r/minの回転数で30分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが2.5μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0160】
重量百分率で70%のTb80Cu15Al5金属粉末、23%の酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、3%のポリフッ化ビニリデン、2%のポリエチレングリコール、2%のシリコーンを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.94μmである。
【0161】
酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、ポリフッ化ビニリデン、ポリエチレングリコール、シリコーンを撹拌機に順次添加し、40℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で40分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0162】
Tb80Cu15Al5金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3000r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが2.5μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0163】
重量百分率で70%のNd60Fe30Ga10金属粉末、23%のN-メチルピロリドン、2%のエチルセルロース、1%のポリエステル樹脂、1.5%のポリエチレンアミド、0.5%の変性ポリウレタンポリマー、2%のアクリレートを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.85μmである。
【0164】
N-メチルピロリドン、エチルセルロース、ポリエステル樹脂、ポリエチレンアミド、変性ポリウレタンポリマー、アクリレートを撹拌機に順次添加し、60℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で5時間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0165】
Nd60Fe30Ga1金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2500r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが2.1μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0166】
重量百分率で70%のTb70Ni30金属粉末、23%の酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、3%のポリフッ化ビニリデン、2%の酢酸ブチル、2%のシリコーンを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.87μmである。
【0167】
酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、ポリフッ化ビニリデン、酢酸ブチル、シリコーンを撹拌機に順次添加し、40℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で40分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0168】
Tb70Ni30金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3000r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、2回研磨して細かさが2.1μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0169】
重量百分率で70%のTbF金属粉末、27.6%の酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、0.4%のポリフッ化ビニリデン、0.5%のポリエチレンアミド、0.5%のポリエチレングリコール、1%のシリコーンを秤量し、ここで、TbF金属粉末の粒子径はD50=1.82μmである。
【0170】
酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、ポリフッ化ビニリデン、ポリエチレンアミド、ポリエチレングリコール、シリコーンを撹拌機に順次添加し、40℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で40分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0171】
TbF金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2300r/minの回転数で30分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、3回研磨して細かさが1.7μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0172】
重量百分率で70%のDyO金属粉末、10%のブチルカルビトール、13%のDBE、3%のエチルセルロース、2%のポリビニルピロリドン、2%のポリアクリル酸を秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.98μmである。
【0173】
ブチルカルビトール、DBE、エチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸を撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0174】
DyO金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2300r/minの回転数で30分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、3回研磨して細かさが2.2μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0175】
重量百分率で70%のDy金属粉末、25%のN-メチルピロリドン、3%のポリビニルブチラール、1%のポリエチレングリコール、1%の変性アクリル酸を秤量し、ここで、Dy金属粉末の粒子径はD50=1.75μmである。
【0176】
N-メチルピロリドン、ポリビニルブチラール、ポリエチレングリコール、変性アクリル酸を撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0177】
Dy金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2300r/minの回転数で30分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、3回研磨して細かさが1.7μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0178】
重量百分率で70%のTb70Ni30金属粉末、23%のプロピレングリコールフェニルエーテル、3%のポリエステル樹脂、2%のポリエチレングリコール、2%のシリコーンを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.88μmである。
【0179】
プロピレングリコールフェニルエーテル、ポリエステル樹脂、ポリエチレングリコール、シリコーンを撹拌機に順次添加し、60℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で6時間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0180】
Tb70Ni30金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3000r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、2回研磨して細かさが2.0μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0181】
重量百分率で30%のDyH+40%のTbH金属粉末、24.5%のプロピレングリコールフェニルエーテル、3%のポリエステル樹脂、2%のポリエチレングリコール、0.5%のシリコーン、0.5%のポリアクリル酸を秤量し、ここで、金属粉末の粒子径D50はそれぞれ1.73及び1.69μmである。
【0182】
プロピレングリコールフェニルエーテル、ポリエステル樹脂、ポリエチレングリコール、シリコーン、ポリアクリル酸を撹拌機に順次添加し、70℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で5時間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0183】
30%のDyH+40%のTbH金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2300r/minの回転数で30分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、2回研磨して細かさが1.6μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0184】
重量百分率で30%のDyH+40%のTbH金属粉末、25%のプロピレングリコールフェニルエーテル、3%のポリエステル樹脂、2%のポリエチレングリコールを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.96μmである。
【0185】
プロピレングリコールフェニルエーテル、ポリエステル樹脂、ポリエチレングリコールを撹拌機に順次添加し、60℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で6時間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0186】
30%のDyH+40%のTbH金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2300r/minの回転数で30分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが2.5μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0187】
重量百分率で70%のTb70Ni30金属粉末、15%のブチルカルビトール、8%のDBE、3%のエチルセルロース、1.5%の酢酸ブチル、0.5%のポリエチレングリコール、1%のシリコーン、1%のアクリレートを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.92μmである。
【0188】
ブチルカルビトール、DBE、エチルセルロース、酢酸ブチル、ポリエチレングリコール、シリコーン、アクリレートを撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で25分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0189】
Tb70Ni30金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3000r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが2.4μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0190】
重量百分率で70%のNd60Fe30Ga10金属粉末、15%のブチルカルビトール、8%のDBE、3%のエチルセルロース、2%の酢酸ブチル、1%のシリコーン、1%の変性アクリル酸を秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.66μmである。
【0191】
プロピレングリコールフェニルエーテル、ポリエステル樹脂、ポリエチレングリコール、シリコーンを撹拌機に順次添加し、60℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で6時間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0192】
Nd60Fe30Ga10金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2500r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが2.5μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0193】
重量百分率で70%のPr70Cu15Al15金属粉末、10%のブチルカルビトール、6%のN-メチルピロリドン、7%のDBE、3%のポリウレタン、2%のポリエチレンアミド、1%のポリアクリル酸、1%のアクリレートを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=2.0μmである。
【0194】
ブチルカルビトール、N-メチルピロリドン、DBE、ポリウレタン、ポリエチレンアミド、ポリアクリル酸、アクリレートを撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0195】
Pr70Cu15Al15金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3000r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、2回研磨して細かさが2.1μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0196】
重量百分率で40%のTb80Cu15Al5+30%Pr70Cu15Al15金属粉末、15%のブチルカルビトール、8%のDBE、3%のエチルセルロース、2%の酢酸ブチル、2%のアクリレートを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.62及び1.65μmである。
【0197】
酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、ポリフッ化ビニリデン、酢酸ブチル、ポリエチレングリコール、シリコーンを撹拌機に順次添加し、40℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で40分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0198】
Tb80Cu15Al5、Pr70Cu15Al15金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3500r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、3回研磨して細かさが1.8μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0199】
重量百分率で70%のPr70Cu15Al15金属粉末、23%のN-メチルピロリドン、3%のポリビニルブチラール、2%の酢酸ブチル、2%のシリコーンを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.96μmである。
【0200】
N-メチルピロリドン、ポリビニルブチラール、ポリエチレンアミド、シリコーンを撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0201】
Pr70Cu15Al15金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3000r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが2.5μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0202】
重量百分率で40%のTb80Cu15Al5+30%のPr70Cu15Al15金属粉末、15%のブチルカルビトール、8%のN-メチルピロリドン、3%のポリウレタン、2%のポリエチレンアミド、2%のポリアクリル酸を秤量し、ここで、金属粉末の粒子径D50はそれぞれ1.86及び1.83μmである。
【0203】
ブチルカルビトール、N-メチルピロリドン、ポリウレタン、ポリエチレンアミド、ポリアクリル酸を撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0204】
Tb80Cu15Al5、Pr70Cu15Al15金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3000r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが2.3μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0205】
重量百分率で70%のPr70Cu15Al15金属粉末、23%のN-メチルピロリドン、1%のポリビニルブチラール、1%のエチルセルロース、1%のポリウレタン、2%のポリエチレンアミド、2%のシリコーンを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.87μmである。
【0206】
N-メチルピロリドン、ポリビニルブチラール、エチルセルロース、ポリウレタン、ポリエチレンアミド、シリコーンを撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0207】
Pr70Cu15Al15金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3000r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、2回研磨して細かさが2.3μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0208】
重量百分率で70%のTbF金属粉末、27%の酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、1%のポリフッ化ビニリデン、1%のポリビニルピロリドン、1%のシリコーンを秤量し、ここで、TbF金属粉末の粒子径はD50=1.73μmである。
【0209】
酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、ポリフッ化ビニリデン、ポリビニルピロリドン、シリコーンを撹拌機に順次添加し、40℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で40分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0210】
TbF金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2300r/minの回転数で30分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、3回研磨して細かさが1.7μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0211】
重量百分率で70%のDy金属粉末、26%のN-メチルピロリドン、3%のポリビニルブチラール、1%のポリアクリル酸を秤量し、ここで、Dy金属粉末の粒子径はD50=1.94μmである。
【0212】
N-メチルピロリドン、ポリビニルブチラール、ポリアクリル酸を撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0213】
Dy金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2300r/minの回転数で30分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、2回研磨して細かさが2.3μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0214】
重量百分率で70%のTbF金属粉末、26%の酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、2%のポリフッ化ビニリデン、1%の変性ポリウレタンポリマー、1%のシリコーンを秤量し、ここで、TbF金属粉末の粒子径はD50=1.6μmである。
【0215】
酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、ポリフッ化ビニリデン、変性ポリウレタンポリマー、シリコーンを撹拌機に順次添加し、40℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で40分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0216】
TbF金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2300r/minの回転数で30分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、3回研磨して細かさが1.6μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0217】
重量百分率で50%のTbH金属粉末、44%のブチルカルビトール、6%のエチルセルロースを秤量し、ここで、TbH金属粉末の粒子径はD50=1.8μmである。
【0218】
ブチルカルビトール、エチルセルロースを撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、1000r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0219】
TbH金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、1000r/minの回転数で15分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが2.5μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0220】
重量百分率で70%のDyO金属粉末、23%の酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、3%のポリフッ化ビニリデン、2%の酢酸ブチル、1%のシリコーン、1%のアクリレートを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.63μmである。
【0221】
酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、ポリフッ化ビニリデン、酢酸ブチル、シリコーン、アクリレートを撹拌機に順次添加し、40℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で40分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0222】
DyO金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2000r/minの回転数で30分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが1.9μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0223】
重量百分率で30%のDyH+40%のTbH金属粉末、23%のプロピレングリコールフェニルエーテル、3%のポリエステル樹脂、2%のポリエチレングリコール、2%のシリコーンを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.81μmである。
【0224】
プロピレングリコールフェニルエーテル、ポリエステル樹脂、ポリエチレングリコール、シリコーンを撹拌機に順次添加し、60℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で5時間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0225】
30%のDyH+40%のTbH金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2300r/minの回転数で40分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、2回研磨して細かさが2.3μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0226】
重量百分率で70%のDy金属粉末、24%のN-メチルピロリドン、3%のポリビニルブチラール、2%のポリエチレングリコール、1%のシリコーンを秤量し、ここで、Dy金属粉末の粒子径はD50=1.63μmである。
【0227】
N-メチルピロリドン、ポリビニルブチラール、ポリエチレングリコール、シリコーンを撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、800r/minの回転数で20分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0228】
Dy金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2300r/minの回転数で30分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、3回研磨して細かさが1.7μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0229】
重量百分率で70%のPr70Cu15Al15金属粉末、23%の酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、3%のポリフッ化ビニリデン、2%の酢酸ブチル、2%のシリコーンを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.99μmである。
【0230】
酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、ポリフッ化ビニリデン、酢酸ブチル、シリコーンを撹拌機に順次添加し、40℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で30分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0231】
Pr70Cu15Al15金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2200r/minの回転数で30分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが2.6μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0232】
重量百分率で70%のDyO金属粉末、23%の酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、1.5%のポリフッ化ビニリデン、1.5%のポリエステル樹脂、1.5%の酢酸ブチル、0.5%のポリエチレンアミド、2%のシリコーンを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.93μmである。
【0233】
酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、ポリフッ化ビニリデン、ポリエステル樹脂、酢酸ブチル、ポリエチレンアミド、シリコーンを撹拌機に順次添加し、70℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で6時間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0234】
DyO金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3500r/minの回転数で40分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが2.5μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0235】
重量百分率で30%のDyH+40%のTbH金属粉末、24.5%のプロピレングリコールフェニルエーテル、3%のポリエステル樹脂、2%のポリエチレングリコール、0.5%のシリコーンを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径D50はそれぞれ1.78及び1.77μmである。
【0236】
プロピレングリコールフェニルエーテル、ポリエステル樹脂、ポリエチレングリコール、シリコーンを撹拌機に順次添加し、60℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で60分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0237】
30%のDyH+40%のTbH金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、3000r/minの回転数で30分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、2回研磨して細かさが2.0μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0238】
重量百分率で70%のDyO金属粉末、10%のブチルカルビトール、13%のN-メチルピロリドン、3%のポリウレタン、2%のポリエチレンアミド、1%のアクリレート、1%のポリアクリル酸を秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.97μmである。
【0239】
ブチルカルビトール、N-メチルピロリドン、ポリウレタン、ポリエチレンアミド、アクリレート、ポリアクリル酸を撹拌機に順次添加し、40℃の恒温条件下で、1000r/minの回転数で30分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0240】
DyO金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2500r/minの回転数で30分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが2.4μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0241】
重量百分率で40%のTb80Cu15Al5+30%のPr70Cu15Al15金属粉末、23%の酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、1.5%のポリフッ化ビニリデン、1.5%のエチルセルロース、2%の酢酸ブチル、2%のシリコーンを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はそれぞれ1.75及び1.92μmである。
【0242】
酢酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル、ポリフッ化ビニリデン、エチルセルロース、酢酸ブチル、シリコーンを撹拌機に順次添加し、50℃の恒温条件下で、600r/minの回転数で40分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0243】
Tb80Cu15Al5、Pr70Cu15Al15金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2000r/minの回転数で40分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが2.2μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0244】
重量百分率で90%のTbH金属粉末、8%のブチルカルビトール、2%のエチルセルロースを秤量し、ここで、TbH金属粉末の粒子径はD50=1.83μmである。
【0245】
ブチルカルビトール、エチルセルロースを撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、600r/minの回転数で30分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0246】
TbH金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、4000r/minの回転数で30分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが2.5μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0247】
重量百分率で70%のPr70Cu15Al15金属粉末、23%のプロピレングリコールフェニルエーテル、3%のポリエステル樹脂、2%の変性ポリウレタンポリマー、2%のアクリレートを秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.62μmである。
【0248】
プロピレングリコールフェニルエーテル、ポリエステル樹脂、変性ポリウレタンポリマー、アクリレートを撹拌機に順次添加し、70℃の恒温条件下で、1200r/minの回転数で6時間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0249】
Pr70Cu15Al15金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2300r/minの回転数で60分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、3回研磨して細かさが1.8μm未満の有機スラリーを得る。
【実施例0250】
重量百分率で70%のDyO金属粉末、10%のブチルカルビトール、8%のDBE、5%のN-メチルピロリドン、3%のポリウレタン、2%のポリエチレンアミド、2%のポリアクリル酸を秤量し、ここで、金属粉末の粒子径はD50=1.95μmである。
【0251】
ブチルカルビトール、DBE、N-メチルピロリドン、ポリウレタン、ポリエチレンアミド、ポリアクリル酸を撹拌機に順次添加し、40℃の恒温条件下で、1000r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得る。
【0252】
DyO金属粉末と調製した有機担体とを真空高速分散機に添加し、2200r/minの回転数で40分間高速分散させ、有機スラリーを初期的に調製し、その後、高速分散した有機スラリーを3本ロールミルに移動し、1回研磨して細かさが2.1μm未満の有機スラリーを得る。
【0253】
<比較例1>
重量百分率で60%のTb希土類粉末、30.8%の無水エタノール、7.7%のフェノール樹脂、1%のポリビニルピロリドン及び0.5%のシリコーンレベリング剤を秤量し、ここで、Tb希土類粉末の粒子径はD50=1.89μmであり、
【0254】
無水エタノール、フェノール樹脂、ポリビニルピロリドン及びシリコーンレベリング剤を撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、800r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得、
Tb希土類粉末と調製した有機担体とを撹拌機に添加し、1500r/minの回転数で30分間高速撹拌し、有機スラリーを調製した。
【0255】
<比較例2>
重量百分率で60%のTb希土類粉末、30.8%のアセトン、7.7%のフェノール樹脂、1%のポリビニルピロリドン及び0.5%のシリコーンレベリング剤を秤量し、ここで、Tb希土類粉末の粒子径はD50=1.73μmであり、
【0256】
無水エタノール、フェノール樹脂、ポリビニルピロリドン及びシリコーンレベリング剤を撹拌機に順次添加し、25℃の恒温条件下で、800r/minの回転数で15分間撹拌し、均一で、綿状物なしの有機担体を得、
Tb希土類粉末と調製した有機担体とを撹拌機に添加し、1500r/minの回転数で30分間高速撹拌し、有機スラリーを調製した。
【0257】
粒ゲージを用いて実施例1-8と比較例1-2で調製した有機スラリーの細かさを測定し、結果を表2に示す。実施例1-8で調製した有機スラリーの細かさはわずか1.5-2.5μmであり、有機スラリー内の粉末粒子の分散程度が良く、粒子が明らかに凝集していないことが明らかになる。元の粉末の粒子径と比較し、比較例1と2で調製した有機スラリーの細かさは顕著に大きくなり、調製中に粉末粒子が効果的に分散できず、有機スラリーに凝集状粒子が多く存在することが明らかになる。
【表2】
【0258】
実施例1-64で調製した有機スラリー及び比較例1と2で調製した有機スラリーを60℃の条件下で48時間劣化させる。実施例1-64で調製した有機スラリーは劣化実験後、明らかな沈降及び分層化が発生していないが、比較例1-2で調製した有機スラリーは劣化実験後、明らかな分層化現象が発生した。
【0259】
実施例1-8及び比較例1、2で調製した有機スラリーを、シルクスクリーン印刷の方式でネオジム磁石の表面にコーティングし、120℃で15分間乾燥した後、磁石の重量増加を測定し、結果を表3に示す。実施例1-8で調製した有機スラリーは、シルクスクリーン印刷の場合、磁石の重量増加が安定し、後続の拡散の一致性を保証することに寄与する。比較例1-2で調製した有機スラリーは、シルクスクリーン印刷の場合、磁石の重量増加が大きく変動し、ロット間の安定性を保証しにくい。
【表3】
本発明の実施例は、NdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリー及び調製方法を保護することを目的とし、下記効果を有する。
【0260】
本発明により調製されたNdFeBシルクスクリーン印刷のための有機スラリーでは、有機担体を好適に選択し、真空高速分散機及び3本ロールミルの強い機械的作用に頼り、高速せん断作用及び研磨で凝集した粉末粒子を分散させ、有機スラリーの高い分散性と懸濁安定性を実現する。調製したスラリーは細かさが2.5μm未満であり、スラリーの月沈降率が5%未満であり、印刷時の重量増加の一致性が±5%未満である。調製したスラリーは分散性、安定性に優れる。
【0261】
本発明の上記具体的な実施形態は本発明の原理を例示的に説明又は解釈するためのものに過ぎず、本発明を限定するものではないことを理解されたい。したがって、本発明の精神と範囲から逸脱することなくなされたあらゆる修正、同等な置換、改良等は、いずれも本発明の保護範囲内に含まれるものとする。また、本発明に添付する請求項は、添付の特許請求の範囲と境界、又はこのような範囲と境界の同等な形態内に含まれる全ての変化と修正例を包含することを意図する。
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