(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024160016
(43)【公開日】2024-11-08
(54)【発明の名称】スタッフ管理装置、スタッフ管理方法、及びスタッフ管理プログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 10/06 20230101AFI20241031BHJP
【FI】
G06Q10/06
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024151489
(22)【出願日】2024-09-03
(62)【分割の表示】P 2020169282の分割
【原出願日】2020-10-06
(71)【出願人】
【識別番号】398040527
【氏名又は名称】株式会社オービック
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】橋本 凌真
(72)【発明者】
【氏名】上野 剛光
(57)【要約】
【課題】契約に紐付かないステイスタッフの勤怠・給与を管理することが可能なスタッフ管理装置、スタッフ管理方法、及びスタッフ管理プログラムを提供すること。
【解決手段】本実施の形態に係るスタッフ管理装置は、ステイスタッフ用のシフトと就業時間を関連づけて登録したマスタと、ステイスタッフの場合は、前記シフトマスタを参照して、勤務予定表を入力する勤務予定表入力手段と、勤務表を入力する勤務表入力手段と、前記勤務表に基づいて、給与を算出する給与算出手段と、を備えている。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
記憶部及び制御部を備え、常用型派遣の稼働スタッフ及びステイスタッフの勤怠・給料を管理するスタッフ管理装置であって、
前記記憶部には、
ステイスタッフを管理するためのものであり、シフトと就業時間を関連づけて登録したシフトマスタと、
稼働スタッフを管理するためのものであり、成約ワークNO、案件NO、スタッフ、契約開始日、契約終了日、シフト、就業時間、単価情報を関連付けて登録した成約ワークと、
が格納されており、
勤務予定表入力画面において、オペレータの操作に応じて、入力されたスタッフが前記成約ワークに登録されている場合には、入力されたスタッフをキーとして、当該成約ワークからシフトと就業時間を読み出して入力可能なシフトとして表示し、当該表示される入力可能なシフトを使用して、勤務日毎にシフト及び就業時間を入力することで、稼働スタッフの勤務予定表を入力し、他方、入力されたスタッフが前記成約ワークに登録されていない場合には、前記シフトマスタからシフトと就業時間を読み出して入力可能なシフトとして表示し、当該表示される入力可能なシフトを使用して、勤務日毎にシフト及び就業時間を入力することで、ステイスタッフの勤務予定表を入力する勤務予定表入力手段と、
スタッフ毎に、出勤日、出勤時刻、及び退勤時刻を含む勤務表を入力する勤務表入力手段と、
稼働スタッフの給料を、前記勤務表及び前記成約ワークの単価情報に基づいて算出し、ステイスタッフの給料を、前記勤務表及び保持しているステイスタッフの時給単価に基づいて算出する給与算出手段と、
を備えたことを特徴とするスタッフ管理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スタッフ管理装置、スタッフ管理方法、及びスタッフ管理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
人材派遣業界のスタッフの勤怠や給料を管理するシステムとして、例えば、特許文献1がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、契約に紐付かないステイスタッフの勤怠・給与を管理することに関して何等記載されていない。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、契約に紐付かないステイスタッフの勤怠・給与を管理することが可能なスタッフ管理装置、スタッフ管理方法、及びスタッフ管理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、記憶部及び制御部を備え、契約に紐付かないステイスタッフの勤怠・給料を管理するスタッフ管理装置であって、前記記憶部には、ステイスタッフ用のシフトと就業時間を関連づけて登録したマスタが格納されており、前記制御部は、ステイスタッフの場合は、前記マスタを参照して、勤務予定表を入力する勤務予定表入力手段と、勤務表を入力する勤務表入力手段と、前記勤務表に基づいて、給与を算出する給与算出手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
また、本発明の一態様によれば、前記契約に紐付かないステイスタッフは、人材派遣業界の常用型派遣のステイスタッフであることにしてもよい。
【0008】
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部及び記憶部を備える情報処理装置で実行されるスタッフ管理方法であって、前記記憶部には、ステイスタッフ用のシフトと就業時間を関連づけて登録したマスタが格納されており、前記制御部において実行される、ステイスタッフの場合は、前記マスタを参照して、勤務予定表を入力する勤務予定表入力工程と、勤務表を入力する勤務表入力工程と、前記勤務表に基づいて、給与を算出する給与算出工程と、を含むことを特徴とする。
【0009】
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部及び記憶部を備える情報処理装置に実行させるためのスタッフ管理プログラムであって、前記記憶部には、ステイスタッフ用のシフトと就業時間を関連づけて登録したマスタが格納されており、前記制御部において、ステイスタッフの場合は、前記マスタを参照して、勤務予定表を入力する勤務予定表入力工程と、勤務表を入力する勤務表入力工程と、前記勤務表に基づいて、給与を算出する給与算出工程と、を実行させるためのスタッフ管理プログラムであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、契約に紐付かないステイスタッフの勤怠・給与を管理することが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】
図1は、契約に紐づくスタッフである稼働スタッフと契約に紐づかないスタッフであるステイスタッフのイメージを示す図である。
【
図2】
図2は、スタッフ管理装置の構成の一例を示すブロック図である。
【
図3】
図3は、本実施の形態におけるスタッフ管理装置の全体の処理の一例を説明するためのフローを示す図である。
【
図4】
図4は、本実施の形態におけるスタッフ管理装置の制御部の処理の具体例を説明するためのサンプルデータを示す図である。
【
図5】
図5は、本実施の形態におけるスタッフ管理装置の制御部の処理の具体例を説明するためのサンプルデータを示す図である。
【
図6】
図6は、本実施の形態におけるスタッフ管理装置の制御部の処理の具体例を説明するためのサンプルデータを示す図である。
【
図7】
図7は、本実施の形態におけるスタッフ管理装置の制御部の処理の具体例を説明するためのサンプルデータを示す図である。
【
図8】
図8は、本実施の形態におけるスタッフ管理装置の制御部の処理の具体例を説明するためのサンプルデータを示す図である。
【
図9】
図9は、本実施の形態におけるスタッフ管理装置の制御部の処理の具体例を説明するためのサンプルデータを示す図である。
【
図10】
図10は、本実施の形態におけるスタッフ管理装置の制御部の処理の具体例を説明するためのサンプルデータを示す図である。
【
図11】
図11は、本実施の形態におけるスタッフ管理装置の制御部の処理の具体例を説明するためのサンプルデータを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下に、本発明に係るスタッフ管理装置、スタッフ管理方法、及びスタッフ管理プログラムの実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0013】
[1.概要]
例えば、人材派遣業界には、登録型派遣と常用派遣の2種類がある。登録型派遣は仕事に対して人を募集し、雇用関係がその都度成立して派遣する。常用型派遣は社員として雇用し、未稼働期間に専門的な教育を行っている。
【0014】
図1は、契約に紐づくスタッフである稼働スタッフと契約に紐づかないスタッフであるステイスタッフのイメージを示す図である。常用派遣業界では、スタッフは稼働していない期間に専門的な教育を受けている。稼働していないスタッフ(ステイスタッフ)は売上を上げないものの、給与支払が必要となる。この業務の際には、ステイスタッフの勤怠計算(残業時間の計算など)と給与計算(単価×時間)が必要となる。
【0015】
従来であれば、計算の基となる単価や就業時間は契約に応じるため、契約データをベースに勤怠と給与が計算される。しかしながら、一般的な派遣業界向けシステムは登録型派遣向けであるため、契約に紐づかないステイスタッフの勤怠を計算できないという課題があった。
【0016】
そこで、本実施の形態では、契約に紐付かないステイスタッフの勤怠・給与を管理することが可能なスタッフ管理装置を提案する。
【0017】
従来、就業条件や単価は契約データに含まれている。本実施の形態では、稼働中のスタッフは仕事に応じて単価が変わるが、ステイスタッフは給与単価が変わらないことに着目し、次のように管理することにした。
【0018】
ステイスタッフの就業時間は、ステイスタッフ用の共通マスタ(シフトマスタ)で管理
する。ステイスタッフの給料単価は、連携先の給与システムで管理する。この結果、契約に紐づかないステイスタッフであっても、勤怠を計算することができるようになり、その勤怠を給与システム連携することによって給与支払業務を遂行できるようになる。
【0019】
本実施の形態によれば、ステイスタッフの勤怠を計算できるようになった結果、契約有無にかかわらず一元的にスタッフの勤怠を管理できる。
【0020】
また、ステイスタッフの判断は、そのスタッフに紐付く契約内容から成約ワークを参照して処理する。その結果、同一締期間で稼働状態とステイ状態が切り替わるパターンにも対応できる。また、請求額を算出する勤怠計算ロジックを利用できる。これにより、ステイスタッフの管理・給与勤怠計算までの作業効率を従来よりも向上させることができる。
【0021】
[2.構成]
本実施の形態に係るスタッフ管理装置100の構成について、
図2を参照して説明する。
図2は、スタッフ管理装置100の構成の一例を示すブロック図である。本実施の形態のスタッフ管理装置100は、例えば、人材派遣業界の登録型派遣と常用派遣の2種類のスタッフを管理する場合に好適に使用することができる。
【0022】
スタッフ管理装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、スタッフ管理装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
【0023】
スタッフ管理装置100は、
図2に示すように、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。スタッフ管理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
【0024】
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置及び専用線等の有線または無線の通信回線を介して、スタッフ管理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、スタッフ管理装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する記憶部106に格納されるデータは、サーバ200に格納されてもよい。
【0025】
入出力インターフェース部108には、入力装置112及び出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114を、表示部としてのモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
【0026】
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、及びファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び光ディスク等を用いることができる。
【0027】
記憶部106は、シフトマスタ106aと、成約ワーク(マスタ)106bと、データファイル106cとを備えている。
【0028】
シフトマスタ106aは、ステイスタッフ用のシフト及び就業時間を管理するためのマスタであり、シフト(記号)、シフト名、所定開始時刻、所定終了時刻、所定時間、休憩時間、及び休日区分(例えば、1:休日、0:平日)のデータを関連づけて登録したテーブル等で構成することができる(
図4参照)。
【0029】
成約ワーク106bは、成約ワークNOと関連づけて、基本情報(案件NO、スタッフ、契約開始日、契約終了日、派遣開始日、派遣終了日)、就業時間(シフト、所定開始時刻、所定終了時刻、所定時間、休憩時間)、単価情報(基本単価、残業単価、深夜残業単価、所定休日単価、法定休日単価)のデータを関連づけて登録するためのテーブル等で構成することができる(
図5~
図7参照)。
【0030】
データファイル106cは、スタッフ、勤務予定表、勤務表、給料等のデータを格納するためのファイルである。
【0031】
スタッフのデータは、スタッフコード、氏名、生年月日、入社年月日のデータを含んでいてもよい(
図8参照)。勤務予定表のデータは、スタッフコード、案件NO、勤務日、シフト、所定開始時刻、所定終了時刻、所定時間を含んでいてもよい(
図9参照)。勤務表のデータは、スタッフコード、案件NO、勤務日、出勤時刻、退勤時刻、休憩時間、残業時間、深夜残業時間のデータを含んでいてもよい(
図11参照)。
【0032】
制御部102は、スタッフ管理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
【0033】
制御部102は、機能概念的に、スタッフ登録部102aと、勤務予定表入力部102bと、勤務表入力部102cと、給与計算部(給与システム)102dと、マスタメンテ部102eと、画面表示制御部102fと、を備えている。
【0034】
スタッフ登録部102aは、例えば、モニタ114に表示される不図示のスタッフ登録用画面上でのオペレータの操作等に応じて、スタッフのデータを入力してデータファイル106cに登録する。
【0035】
勤務予定表入力部102bは、例えば、モニタ114に表示される勤務予定表入力画面(
図10参照)上でのオペレータの操作等に応じて、勤務予定表のデータを入力してデータファイル106cに登録する。
【0036】
勤務表入力部102cは、例えば、モニタ114に表示される不図示の勤務表入力画面上でのオペレータの操作等に応じて、勤務表のデータを入力してデータファイル106cに登録する。
【0037】
給与計算部(給与システム)102dは、勤務表に基づいてステイスタッフの給料を計算する。また、給与計算部(給与システム)102dは、勤務表及び成約ワーク106bの単価情報に基づいて稼働スタッフの給料を計算する。
【0038】
マスタメンテ部102eは、マスタメンテ部106dは、例えば、モニタ114に表示される不図示のマスタメンテ画面上でのオペレータの操作等に応じて、シフトマスタ106a及び成約ワーク106bのデータの追加・削除・変更等の編集を行うためのものである。
【0039】
画面表示制御部102fは、モニタ114に表示する各種画面(例えば、マスタメンテ画面、スタッフ登録画面、勤務予定表入力画面、勤務表入力画面等)の表示及びその入力を制御する。
【0040】
[3.具体例]
図2~
図11を参照して、本実施の形態におけるスタッフ管理装置100の処理の具体例を説明する。まず、
図3を参照して、本実施の形態におけるスタッフ管理装置100の全体の処理の概略を説明する。
図3は、本実施の形態におけるスタッフ管理装置100の全体の処理の一例を説明するためのフローを示す図である。
【0041】
(全体の処理)
図3において、マスタメンテ部102eは、予め成約ワーク106b及びシフトマスタ106aにデータを登録しておく。成約ワーク106bの登録でスタッフと案件を紐づける操作が必要となる。この成約ワーク106bの登録の就業時間や単価を用いて、勤怠を計算する。ステイスタッフの場合には、成約ワーク106bには何も登録しない。ステイスタッフ用の就業時間をシフトマスタ106aで管理し、シフトマスタ106aの就業時間をベースに勤怠を計算する。
【0042】
図3において、スタッフ登録部102aは、スタッフ登録処理を実行する(ステップS1)。具体的には、スタッフ登録処理では、スタッフ登録部102aは、例えば、モニタ114に表示される不図示のスタッフ登録用画面上でのオペレータの操作等に応じて、スタッフのデータを入力してデータファイル106cに登録する。スタッフの登録については、契約の有無にかかわらず同じ操作となる。特にフラグを立てる等の操作はいらない。該当勤務日に稼働中の案件があるか判断し、稼働中案件が無い場合にはステイスタッフとして処理される。
【0043】
勤務予定表入力部102bは、勤務予定表入力処理を実行する(ステップS2)。具体的には、勤務予定表入力処理では、例えば、モニタ114に表示される勤務予定表入力画面上でのオペレータの操作等に応じて、勤務予定表のデータを入力してデータファイル106cに登録する。契約に紐付くスタッフの場合は、勤務予定表入力画面で成約ワーク106bのシフトや就業時間のデータを引用して、勤務予定表を設定することができる。ステイスタッフの場合は、シフトマスタ106aのシフトや就業時間のデータを引用して、勤務予定表を設定することができる。
【0044】
勤務表入力部102cは、勤務表入力処理を実行する(ステップS3)。具体的には、勤務表入力処理では、勤務表入力部102cは、例えば、モニタ114に表示される勤務表入力画面上でのオペレータの操作等に応じて、勤務表のデータを入力してデータファイル106cに登録する。
【0045】
給与計算部(給与システム)102dは、給与計算処理を実行する(ステップS4)。
具体的には、給与計算処理では、契約に紐付くスタッフ(稼働スタッフ)の給料を勤務表及び成約ワーク106bの単価情報に基づいて計算する。また、給与計算部(給与システム)102dは、ステイスタッフについての給料を、勤務表と保持しているステイスタッフ用の時給単価、残業時間の割増率、深夜残業時間の割増率等に基づいて算出する。
【0046】
次に、
図4~
図11を参照して、本実施の形態におけるスタッフ管理装置100の制御部102の処理の具体例を説明する。
図4~
図11は、本実施の形態におけるスタッフ管理装置100の制御部102の処理の具体例を説明するためのサンプルデータを示す図である。
【0047】
(シフトマスタの登録)
マスタメンテ部102eは、シフトマスタ106aにデータを登録する。
図4は、シフトマスタ106aのデータの登録例を示している。
図4に示すシフトマスタ106aの例では、1行目は、シフト「Y」、シフト名「所定休日」、休日区分「1」、2行目は、シフト「H」、シフト名「法定休日」、休日区分「1」、3行目は、シフト「S」、シフト名「研修」、所定開始時刻「9:00」、所定終了時刻「17:30」、所定時間「7:30」、休憩時間「60」、休日区分「0」となっている。4行目は、シフト「A」、シフト名「社内作業A」、所定開始時刻「9:00」、所定終了時刻「18:00」、所定時間「8:00」、休憩時間「60」、休日区分「0」、5行目は、シフト「B」、シフト名「社内作業B」、所定開始時刻「9:00」、所定終了時刻「17:30」、所定時間「7:30」、休憩時間「60」、休日区分「0」となっている。
【0048】
(成約ワークの登録)
マスタメンテ部102eは、成約ワーク106bにデータを登録する。
図5は、成約ワーク106bの基本情報の登録例を示している。
図5に示す成約ワーク106bの基本情報の例では、1行目は、成約ワークNO「1」、案件NO「10000-1」、スタッフ「000001」、契約開始日「2020/4/1」、契約終了日「2020/6/30」、派遣開始日「2020/4/1」、派遣終了日「2020/6/30」、2行目は、成約ワークNO「2」、案件NO「10000-2」、スタッフ「000001」、契約開始日「2020/7/1」、契約終了日「2020/9/30」、派遣開始日「2020/7/1」、派遣終了日「2020/9/30」となっている。
【0049】
3行目は、成約ワークNO「3」、案件NO「20000-1」、スタッフ「000002」、契約開始日「2020/4/1」、契約終了日「2020/6/30」、派遣開始日「2020/4/1」、派遣終了日「2020/5/31」となっている。
【0050】
図6は、成約ワーク106bの就業時間の登録例を示している。
図6に示す成約ワークの就業時間の例では、1行目は、成約ワークNO「1」、シフト「1」、所定開始時刻「9:00」、所定終了時刻「17:30」、所定時間「7:30」、休憩時間「60」、2行目は、成約ワークNO「1」、シフト「2」、所定開始時刻「9:00」、所定終了時刻「18:00」、所定時間「8:00」、休憩時間「60」、3行目は、成約ワークNO「1」、シフト「3」、所定開始時刻「9:00」、所定終了時刻「17:30」、所定時間「7:30」、休憩時間「60」となっている。
【0051】
図7は、成約ワーク106bの単価情報の登録例を示している。
図7に示す成約ワーク106bの単価情報の例では、1行目は、成約ワークNO「1」、基本単価「2000」、残業単価「2500」、深夜残業単価「500」、所定休日単価「2500」、法定休日単価「2700」、2行目は、成約ワークNO「2」、基本単価「2100」、残業単価「2625」、深夜残業単価「525」、所定休日単価「2625」、法定休日単価「2835」、3行目は、成約ワークNO「3」、基本単価「2200」、残業単価「2750」、深夜残業単価「550」、所定休日単価「2750」、法定休日単価「2970」となっている。
【0052】
(スタッフ登録処理)
スタッフ登録部102aは、スタッフのデータを登録する。
図8はスタッフのデータの登録例を示しており、
図8に示すスタッフのデータの例では、1行目は、スタッフコード「000001」、氏名「山田一郎」、生年月日「1990/1/1」、入社年月日「2015/4/1」、2行目は、スタッフコード「000002」、氏名「山田二郎」、生年月日「1990/1/1」、入社年月日「2015/4/1」、3行目は、スタッフコード「000003」、氏名「山田三郎」、生年月日「1990/1/1」、入社年月日「2015/4/1」となっている。4行目は、スタッフコード「000004」、氏名「山田四郎」、生年月日「1990/1/1」、入社年月日「2015/4/1」、5行目は、スタッフコード「000005」、氏名「ステイ太郎」、生年月日「1990/1/1」、入社年月日「2015/4/1」となっている。
【0053】
(勤務予定表登録処理)
勤務予定表入力部102bは、勤務予定表入力画面上でのオペレータの操作等に応じて、勤務予定表のデータを登録する。
図9は、勤務予定表のデータの登録例を示している。勤務予定表は、入力されるシフトコードをキーとして、成約ワーク106b又はシフトマスタ106aから就業時間が取得されてセットされる。シフトコードが数字の場合は、成約ワーク106bから就業時間が取得されてセットされ、シフトコードがアルファベットの場合は、シフトマスタ106aから就業時間が取得されてセットされる。
【0054】
図9に示す勤務予定表の例では、1行目は、スタッフコード「000001」、案件NO「10000-2」、勤務日「2020/7/1」、シフト「1」、所定開始時刻「9:00」、所定終了時刻「17:30」、所定時間「7:30」、2行目は、スタッフコード「000001」、案件NO「10000-2」、勤務日「2020/7/2」、シフト「2」、所定開始時刻「9:00」、所定終了時刻「18:00」、所定時間「8:00」、3行目は、スタッフコード「000001」、案件NO「10000-2」、勤務日「2020/7/3」、シフト「1」、所定開始時刻「9:00」、所定終了時刻「17:30」、所定時間「7:30」となっている。
【0055】
7行目は、スタッフコード「000005」、案件NO「999999-999(案件無しを示す)」、勤務日「2020/7/1」、シフト「S」、所定開始時刻「9:00」、所定終了時刻「17:30」、所定時間「7:30」、8行目は、スタッフコード「000005」、案件NO「999999-999(案件無しを示す)」、勤務日「2020/7/2」、シフト「A」、所定開始時刻「9:00」、所定終了時刻「18:00」、所定時間「8:00」、9行目は、スタッフコード「000005」、案件NO「999999-999(案件無しを示す)」、勤務日「2020/7/3」、シフト「B」、所定開始時刻「9:00」、所定終了時刻「17:30」、所定時間「7:30」となっている。
【0056】
図10は、勤務予定表入力画面の表示例を示す図である。
図10(A)は、契約に紐づくスタッフの場合、
図10(B)は、契約に紐付かないステイスタッフの場合を示している。
【0057】
図10(A)に示す勤務予定表入力画面の例では、スタッフと年月を入力するヘッダエリアと、勤務予定表を入力する入力エリアと、入力可能なシフトが表示される参照表示エリアと、を備えている。
【0058】
スタッフを入力すると当該スタッフが入力可能なシフトが成約ワーク106b又はシフトマスタ106aから読み出されて、参照表示エリアに表示される。スタッフが成約ワーク106bに登録されている場合には、成約ワーク106bの就業時間が読み出されて表示される。スタッフが成約ワーク106bに登録されていない場合、すなわち、ステイスタッフの場合には、シフトマスタ106aの就業時間が読み出されて表示される。
【0059】
また、年月を入力すると、入力エリアに勤務日が自動表示される。各勤務日について、シフトを入力すると、対応する就業時間が自動表示される。不図示の登録ボタンを押すと、画面に入力された勤務予定表のデータがデータファイル106cに登録される。
【0060】
図10(A)に示す例では、スタッフとして、成約ワーク106bに登録されている「000001:山田一郎」が入力されているので、入力可能なシフトが成約ワーク106bから読み出されて表示されている。
【0061】
また、
図10(B)に示す例では、スタッフとして、成約ワーク106bに登録されていない「000005:ステイ太郎」が入力されているので、入力可能なシフトがシフトマスタ106aから読み出されて表示されている。
【0062】
(勤務表登録処理)
勤務表入力部102cは、勤務表入力画面上でのオペレータの操作等に応じて、勤務表のデータを登録する。勤務表入力画面では、対応する勤務予定表が表示される。
図11は、勤務表のデータの登録例を示している。
図11に示す勤務表の例では、1行目は、出勤時刻「9:00」、退勤時刻「18:30」、休憩時間「60」、残業時間「1:00」、深夜残業時間「0:00」、2行目は、出勤時刻「9:00」、退勤時刻「23:00」、休憩時間「60」、残業時間「5:00」、深夜残業時間「1:00」、3行目は、出勤時刻「9:00」、退勤時刻「23:00」、休憩時間「60」、残業時間「5:30」、深夜残業時間「1:00」となっている。
【0063】
7行目は、出勤時刻「9:00」、退勤時刻「17:30」、休憩時間「60」、残業時間「0:00」、深夜残業時間「0:00」、8行目は、出勤時刻「9:00」、退勤時刻「19:00」、休憩時間「60」、残業時間「1:00」、深夜残業時間「0:00」、9行目は、出勤時刻「9:00」、退勤時刻「23:00」、休憩時間「60」、残業時間「5:00」、深夜残業時間「1:00」となっている。
【0064】
(給与算出処理)
給与計算部(給与システム)102dは、契約に紐付くスタッフ(稼働スタッフ)の給料を勤務表及び成約ワーク106bの単価情報に基づいて計算する。給与計算部(給与システム)102dは、ステイスタッフについての時給単価や残業時間の割増率(例えば、125%)や深夜残業時間の割増率(例えば、150%)を保持している。給与計算部(給与システム)102dは、例えば、ステイスタッフの給料を時給単価×勤務時間、手当を、時給単価×割増率(125%)×残業時間、時給単価×割増率(150%)×深夜残業時間で算出する。
【0065】
以上説明したように、本実施の形態によれば、ステイスタッフ用のシフトと就業時間を関連づけて登録したシフトマスタ106aと、ステイスタッフの場合は、シフトマスタ106aを参照して、勤務予定表を入力する勤務予定表入力部102bと、勤務表を入力する勤務表入力部102cと、勤務表に基づいて、給与を算出する給与計算部(給与システム)102dと、を備えているので、契約に紐付かないステイスタッフの勤怠・給与を管理することが可能となる。
【0066】
[4.他の実施の形態]
本発明は、上述した実施の形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてよいものである。
【0067】
例えば、実施の形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
【0068】
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
【0069】
また、スタッフ管理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
【0070】
例えば、スタッフ管理装置100が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPU及び当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施の形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じてスタッフ管理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
【0071】
また、このコンピュータプログラムは、スタッフ管理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
【0072】
また、本実施の形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム商品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、及び、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。したがって、本明細書で説明したような処理又は処理方法を実行するためのプログラムを格納した記録媒体もまた本発明を構成することとなる。
【0073】
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施の形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成及び読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
【0074】
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、及び、ウェブページ用ファイル等を格納する。
【0075】
また、スタッフ管理装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、スタッフ管理装置100は、当該装置に本実施の形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
【0076】
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施の形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施の形態を選択的に実施してもよい。
【符号の説明】
【0077】
100 スタッフ管理装置
102 制御部
102a スタッフ登録部
102b 勤務予定表入力部
102c 勤務表入力部
102d 給与計算部(給与システム)
102e マスタメンテ部
102f 画面表示制御部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a シフトマスタ
106b 成約ワーク
106c データファイル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク
【手続補正書】
【提出日】2024-10-02
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
記憶部及び制御部を備え、派遣の稼働スタッフ及びステイスタッフの勤怠・給料を管理するスタッフ管理装置であって、
前記記憶部には、
ステイスタッフを管理するためのものであり、シフトと就業時間を関連づけて登録したシフトマスタと、
稼働スタッフを管理するためのものであり、成約ワークNO、案件NO、スタッフ、契約開始日、契約終了日、シフト、就業時間、単価情報を関連付けて登録した成約ワークと、
が格納されており、
勤務予定表入力画面において、オペレータの操作に応じて、入力されたスタッフが前記成約ワークに登録されていない場合には、前記シフトマスタからシフトと就業時間を読み出して入力可能なシフトとして表示し、当該表示される入力可能なシフトを使用して、勤務日毎にシフト及び就業時間を入力することで、ステイスタッフの勤務予定表を入力する勤務予定表入力手段と、
スタッフ毎に、出勤日、出勤時刻、及び退勤時刻を含む勤務表を入力する勤務表入力手段と、
ステイスタッフの給料を、前記勤務表及び保持しているステイスタッフの時給単価に基づいて算出する給与算出手段と、
を備えたことを特徴とするスタッフ管理装置。
【請求項2】
前記勤務予定表入力手段は、前記勤務予定表入力画面において、オペレータの操作に応じて、入力されたスタッフが前記成約ワークに登録されている場合には、入力されたスタッフをキーとして、当該成約ワークからシフトと就業時間を読み出して入力可能なシフトとして表示し、当該表示される入力可能なシフトを使用して、勤務日毎にシフト及び就業時間を入力することで、稼働スタッフの勤務予定表を入力し、
前記給与算出手段は、稼働スタッフの給料を、前記勤務表及び前記成約ワークの単価情報に基づいて算出することを特徴とする請求項1に記載のスタッフ管理装置。
【請求項3】
制御部及び記憶部を備える情報処理装置が実行するスタッフ管理方法であって、
前記記憶部には、
ステイスタッフを管理するためのものであり、シフトと就業時間を関連づけて登録したシフトマスタと、
稼働スタッフを管理するためのものであり、成約ワークNO、案件NO、スタッフ、契約開始日、契約終了日、シフト、就業時間、単価情報を関連付けて登録した成約ワークと、
が格納されており、
前記制御部において実行される、
勤務予定表入力画面において、オペレータの操作に応じて、入力されたスタッフが前記成約ワークに登録されていない場合には、前記シフトマスタからシフトと就業時間を読み出して入力可能なシフトとして表示し、当該表示される入力可能なシフトを使用して、勤務日毎にシフト及び就業時間を入力することで、ステイスタッフの勤務予定表を入力する勤務予定表入力工程と、
スタッフ毎に、出勤日、出勤時刻、及び退勤時刻を含む勤務表を入力する勤務表入力工程と、
ステイスタッフの給料を、前記勤務表及び保持しているステイスタッフの時給単価に基づいて算出する給与算出工程と、
を含むことを特徴とするスタッフ管理方法。
【請求項4】
制御部及び記憶部を備える情報処理装置に実行させるためのスタッフ管理プログラムであって、
前記記憶部には、
ステイスタッフを管理するためのものであり、シフトと就業時間を関連づけて登録したシフトマスタと、
稼働スタッフを管理するためのものであり、成約ワークNO、案件NO、スタッフ、契約開始日、契約終了日、シフト、就業時間、単価情報を関連付けて登録した成約ワークと、
が格納されており、
前記制御部に、
勤務予定表入力画面において、オペレータの操作に応じて、入力されたスタッフが前記成約ワークに登録されていない場合には、前記シフトマスタからシフトと就業時間を読み出して入力可能なシフトとして表示し、当該表示される入力可能なシフトを使用して、勤務日毎にシフト及び就業時間を入力することで、ステイスタッフの勤務予定表を入力する勤務予定表入力工程と、
スタッフ毎に、出勤日、出勤時刻、及び退勤時刻を含む勤務表を入力する勤務表入力工程と、
ステイスタッフの給料を、前記勤務表及び保持しているステイスタッフの時給単価に基づいて算出する給与算出工程と、
を実行させるためのスタッフ管理プログラム。