(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024160040
(43)【公開日】2024-11-11
(54)【発明の名称】スタンディングチェアー機能付き椅子
(51)【国際特許分類】
A47C 9/00 20060101AFI20241101BHJP
A47C 7/40 20060101ALI20241101BHJP
【FI】
A47C9/00 Z
A47C7/40
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2023083488
(22)【出願日】2023-04-29
(71)【出願人】
【識別番号】502238121
【氏名又は名称】米倉 昭元
(72)【発明者】
【氏名】米倉 昭元
【テーマコード(参考)】
3B084
3B095
【Fターム(参考)】
3B084EB04
3B095AA10
3B095AC07
3B095CA02
3B095CA07
(57)【要約】 (修正有)
【課題】腰、太腿、脚、足裏への負担を軽減することができるスタンディングチェアー機能付き椅子を提供する。
【解決手段】背もたれ付きの椅子の背もたれの後ろ側の上部に、立ったまま又は少しひざを曲げた状態で臀部を乗せることのできる突起をつけることで、立ったまま又は、少し脚を曲げた状態で臀部を乗せることができ、現在ある椅子に座った状態に比べ腰などへの負担をなくすことができる。また、移動するときも、立ち上がるという動作の必要がないので、体力的また心理的負担を持つことなく行うことができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
背もたれ付きの椅子の背もたれの後ろ側の上部に、立ったまま又は少しひざを曲げた状態で臀部を乗せることのできる突起をもつスタンディングチェアー機能付き椅子
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、背もたれ付きの椅子の後ろに回って、立ったまま、または、ひざを軽く曲げた状態で、臀部を乗せその状態で軽く体を休ませることができることを目的としたものである。
【背景技術】
【0002】
現在ある背もたれを持つ椅子は、臀部のみ、または、臀部と背中で全体重を支えることで、体を休めることを目的とするか、またはその状態で、作業的仕事または思考的仕事を行うことを目的として存在している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
現在問題視されていることの1つは長く座り続けると健康を害する。また、座った状態が長く続くと立っている状態に比べ、腰への負担が大きい。また、座った状態から立ち上がる時は、体力的にも心理的にも負担がありそのため、長時間座り続けてしまうことになりがちである。このためこれまで座った状態で行われてきた作業や、思考活動を立った状態で行おうとする職場が増えてきているようである。しかし、同じ状態で立ち止まっていると、立って動いているより体に大きな負担をかけることになる。
【課題を解決する手段】
【0004】
本発明は、この座った状態を続けることと、立ち止まった状態を続けることによる不都合を解決するものである。つまり、体を伸ばした状態で臀部を乗せることで、立ち続けるより体の負担を軽減することができ、現在ある椅子に座った状態に比べ腰などへの負担をなくすことができる。また、移動するときも、立ち上がるという動作の必要がないので、体力的また心理的負担を持つことなく行うことができる。
【発明の効果】
【0005】
本発明品に臀部を乗せた状態で体重計に乗ると、そのままの状態で体重を測った時と比べ、30~50%の減少がみられる。この減少により腰、太腿、脚、足裏への負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【符号の説明】
【0007】
1.臀部を乗せる突起部 2.背もたれ部 3.後脚
4.座 5.前脚