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▶ 樋口 信代の特許一覧

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  • 特開-傘の折り畳み式滴受け具 図1
  • 特開-傘の折り畳み式滴受け具 図2
  • 特開-傘の折り畳み式滴受け具 図3
  • 特開-傘の折り畳み式滴受け具 図4
  • 特開-傘の折り畳み式滴受け具 図5
  • 特開-傘の折り畳み式滴受け具 図6
  • 特開-傘の折り畳み式滴受け具 図7
  • 特開-傘の折り畳み式滴受け具 図8
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024160689
(43)【公開日】2024-11-14
(54)【発明の名称】傘の折り畳み式滴受け具
(51)【国際特許分類】
   A45B 25/28 20060101AFI20241107BHJP
【FI】
A45B25/28
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2024067093
(22)【出願日】2024-04-01
【基礎とした実用新案登録】
【原出願日】2023-05-01
(71)【出願人】
【識別番号】505339885
【氏名又は名称】樋口 信代
(72)【発明者】
【氏名】樋口 信代
【テーマコード(参考)】
3B104
【Fターム(参考)】
3B104XA01
(57)【要約】      (修正有)
【課題】傘に付いた滴を気にせずに、傘を屋内に持って入ることができる傘の折り畳み式滴受け具を提供する。
【解決手段】傘の折り畳み式滴受け具は、柔軟性のある素材でできている折り畳むことのできる下部カップ2と、底面の中央に放射状の切り込み4が入り複数の穴5と複数の溝8が設けられている上部カップ3を一体化させている。使用時は、傘の石突きを上部カップ3の放射状の切り込み4に差し込み、放射状の切り込み4が内側に折れ込み、受け具が石突きに保持される。傘を使用後、傘に付いた滴は上部カップ3の穴5を通過し下部カップ2に溜る。傘をさせば、下部カップ2に溜った滴は上部カップ3の溝8及び穴5から自然に流れ出る。下部カップ2は折り畳み式なのでコンパクトに収納でき、他の傘に簡単に付け替えることができる。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
傘の折り畳み式滴受け具1であって、柔軟性のある素材でできた折り畳むことのできる下部カップ2と、底面の中央に放射状の切り込み4と複数の穴5と、側面に滴が流れる複数の溝8が設けられている上部カップ3の放射状の切り込み4は、傘6の石突き7を差し込むと、切り込み4が内側に折れ込み、傘6を保持し複数の溝8と穴5は傘6を閉じた時に傘6についた滴を下部カップ2に通過させることを特徴とした傘の折り畳み式滴受け具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の傘の折り畳み式滴受け具は傘を閉じる時傘についている滴を受け止めることができる器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
本発明の傘の折り畳み式滴受け具は傘を閉じて屋内に入る時使用するものであるが、多くは入口にある傘用ビニール袋に入れるが、入れにくいだけでなく、使用済みのビニール袋が回収箱からあふれている光景を目にすることがある。また様々な滴受け具のアイデアがあるが実際に使用している人を見ない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
雨の日に屋内に入る時滴の付いた傘をビニール袋に入れたり傘立てに入れたりするが、ビニール袋の場合は口が開きにくく入れづらい。その上使用済みのビニール袋はSDGSの観点から好ましくない。傘立てに入れた場合は、傘の取り違いが生ずることがある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
傘の折り畳み式滴受け具は柔軟性のある素材でできた折り畳みできる下部カップと底面の中央に放射状の切り込みとその周りに滴を通す複数の溝と穴を有した上部カップを一体化させたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
本発明は傘の出番が多い日本で屋内に入る時傘に付いた滴を気にせずに持って入ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】傘の折り畳み式滴受け具
図2】傘の折り畳み式滴受け具の分解図
図3】傘の折り畳み式滴受け具の上部カップの様子
図4】傘の折り畳み式滴受け具の下部カップを畳んだ時の様子
図5】傘の折り畳み式滴受け具に傘を差し込んだ時の上部カップの切り込みの様子
図6】傘の折り畳み式滴受け具をセットした図
図7】傘の折り畳み式滴受け具を開いた傘に使用している図
図8】傘の折り畳み式滴受け具を閉じた傘に使用している図
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明の傘の折り畳み式滴受け具は柔軟性のある上部カップと下部カップを一体化させ、傘の石突きに装着することで傘についた滴を地面に落とさない。
【0008】
図1は傘の折り畳み式滴受け具1であって、図2は傘の折り畳み式滴受け具1を分解した図で下部カップ2は折り畳み式になっており使用後はコンパクトになる。
図3は上部カップ3の底辺の中心に放射状の石突きを保持するための切り込み4が入っておりその周りには滴を下部カップ2に通過させる穴5があり、周囲には傘6についた滴を下部カップに導く複数の溝8がある。図4は傘折り畳み式受け具1を折り畳んだ時の図である。図5は傘6の石突き7を上部カップ3の放射状の切り込み4に差し込んで上部カップ3の切り込み4が内側に折り込まれている図。
図6は傘の折り畳み式滴受け具1をセットした傘6を使用している図。図7は傘6を閉じた状態の傘の折り畳み式滴受け具1の様子の図である。下部カップ2に溜った滴は傘6をさせば流れ出る。傘の折り畳み式滴受け具1は簡単に外れないが手で引っ張ると抜け取れ他の傘に取り付け変えることができる。
【符号の説明】
【0009】
1 傘の折り畳み式滴受け具
2 下部カップ
3 上部カップ
4 放射状切り込み
5 穴
6 傘
7 石突き
8 上部カップの溝
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8