(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024160792
(43)【公開日】2024-11-15
(54)【発明の名称】プログラム、情報処理装置および情報処理方法
(51)【国際特許分類】
H04L 51/212 20220101AFI20241108BHJP
【FI】
H04L51/212
【審査請求】未請求
【請求項の数】19
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023076158
(22)【出願日】2023-05-02
(71)【出願人】
【識別番号】500257300
【氏名又は名称】LINEヤフー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002952
【氏名又は名称】弁理士法人鷲田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】花田 百優
(72)【発明者】
【氏名】澤渡 隆寛
(72)【発明者】
【氏名】温 ▲てぃん▼
(57)【要約】 (修正有)
【課題】インターネット等を利用して、ユーザが公開する範囲を設定することが可能なリンク情報を保存するプログラム、情報処理装置および情報処理方法を提供する。
【解決手段】通信システムにおいて、端末は、サーバーから、ユーザによって入力され、公開する範囲を設定することが可能なリンク情報を制御部によって取得することと、該リンク情報を、ユーザと関連付けて記憶部に記憶する制御を制御部によって行うことと、を含む処理を実行する。
【選択図】
図1-8
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザの情報を記憶する情報処理装置によって実行されるプログラムであって、
前記ユーザによって入力され、公開する範囲を設定することが可能なリンク情報を前記情報処理装置の制御部によって取得することと、
前記リンク情報を、前記ユーザと関連付けて前記情報処理装置の記憶部に記憶する制御を前記制御部によって行うこととが前記情報処理装置によって実行される。
【請求項2】
請求項1に記載のプログラムであって、
前記リンク情報は、前記ユーザと関連付けられて第1サーバの記憶部に記憶され、
前記リンク情報は、前記第1サーバとは異なるサービスを提供する第2サーバから前記情報処理装置に送信された情報に基づき取得される情報である。
【請求項3】
請求項2に記載のプログラムであって、
前記第1サーバによって管理される、前記ユーザの情報である第1ユーザ情報を、前記情報処理装置の記憶部に記憶する制御を前記制御部によって行うことと、
前記第2サーバによって管理される、前記ユーザの情報である第2ユーザ情報と、前記第1ユーザ情報とに基づいて、前記リンク情報を前記制御部によって取得することとが前記情報処理装置によって実行される。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のプログラムであって、
取得された前記リンク情報を前記情報処理装置の表示部に表示することと、
前記ユーザによる入力に基づいて、前記表示部に表示された前記リンク情報と前記ユーザとを関連付けて前記情報処理装置の記憶部に記憶する制御を前記制御部によって行うこととが前記情報処理装置によって実行される。
【請求項5】
請求項1に記載のプログラムであって、
前記情報処理装置の表示部に表示された情報を取り込む処理を行い、画像情報を前記制御部によって取得することと、
前記画像情報に基づいて前記リンク情報を前記制御部によって取得することとが前記情報処理装置によって実行される。
【請求項6】
請求項5に記載のプログラムであって、
前記画像情報は、静止画像、または動画像を含む。
【請求項7】
請求項5または請求項6に記載のプログラムであって、
前記画像情報に含まれる情報に基づいて特定された前記リンク情報を前記制御部によって取得することが前記情報処理装置によって実行される。
【請求項8】
請求項5から請求項7のいずれか一項に記載のプログラムであって、
前記ユーザによる入力によって前記取り込む処理を前記制御部によって行うことが前記情報処理装置によって実行される。
【請求項9】
請求項5から請求項8のいずれか一項に記載のプログラムであって、
前記取り込む処理を実行可能な場合、前記取り込む処理を実行可能であることを示す情報を前記表示部に表示することが前記情報処理装置によって実行される。
【請求項10】
請求項5から請求項9のいずれか一項に記載のプログラムであって、
前記取り込む処理によって取得された、前記画像情報に基づく前記リンク情報を表示する制御を前記制御部によって行うことが前記情報処理装置によって実行される。
【請求項11】
請求項10に記載のプログラムであって、
前記リンク情報が複数ある場合、取り込まれた日付に基づく順序で表示する制御を前記制御部によって行うことが前記情報処理装置によって実行される。
【請求項12】
請求項10または請求項11に記載のプログラムであって、
前記画像情報を前記リンク情報に関連付けて前記表示部に表示する制御を前記制御部によって行うことが前記情報処理装置によって実行される。
【請求項13】
請求項10または請求項11に記載のプログラムであって、
前記ユーザによって前記表示部に表示されたタグ情報が選択された場合、前記タグ情報に基づいて前記リンク情報を抽出し、抽出された前記リンク情報を前記表示部に表示する制御を前記制御部によって行うことが前記情報処理装置によって実行される。
【請求項14】
請求項1から請求項12のいずれか一項に記載のプログラムであって、
前記ユーザを含むチャットルームに対する入力に基づいて、前記リンク情報を前記情報処理装置によって取得することが前記情報処理装置によって実行される。
【請求項15】
請求項14に記載のプログラムであって、
前記チャットルームに対する入力は、前記チャットルームに送受信されたコンテンツに対する入力を含む。
【請求項16】
請求項1から請求項15のいずれか一項に記載のプログラムであって、
前記ユーザを含むチャットルームに送受信されたリンク情報のうち、設定された条件を満たす前記リンク情報を前記情報処理装置によって取得することが前記情報処理装置によって実行される。
【請求項17】
請求項15または請求項16に記載のプログラムであって、
前記チャットルームから取得された前記リンク情報を、前記リンク情報を前記チャットルームに対して送信したユーザごとに表示する制御を前記制御部によって行うことが前記情報処理装置によって実行される。
【請求項18】
ユーザの情報を記憶する情報処理装置であって、
記憶部と、
前記ユーザによって入力され、公開する範囲を設定することが可能なリンク情報を取得する制御部とを備え、
前記制御部は、前記リンク情報を、前記ユーザと関連付けて前記記憶部に記憶する制御を行う。
【請求項19】
ユーザの情報を記憶する情報処理装置の情報処理方法であって、
前記ユーザによって入力され、公開する範囲を設定することが可能なリンク情報を前記情報処理装置の制御部によって取得することと、
前記リンク情報を、前記ユーザと関連付けて前記情報処理装置の記憶部に記憶する制御を前記制御部によって行うこととを含む。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、プログラム、情報処理装置および情報処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、インターネット等を利用して、ユーザがリンク情報を保存する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【0004】
本発明の第1の態様によると、
ユーザの情報を記憶する情報処理装置によって実行されるプログラムであって、
前記ユーザによって入力され、公開する範囲を設定することが可能なリンク情報を前記情報処理装置の制御部によって取得することと、
前記リンク情報を、前記ユーザと関連付けて前記情報処理装置の記憶部に記憶する制御を前記制御部によって行うこととが前記情報処理装置によって実行される。
本発明の第2の態様によると、
ユーザの情報を記憶する情報処理装置であって、
記憶部と、
前記ユーザによって入力され、公開する範囲を設定することが可能なリンク情報を取得する制御部とを備え、
前記制御部は、前記リンク情報を、前記ユーザと関連付けて前記記憶部に記憶する制御を行う。
本発明の第3の態様によると、
ユーザの情報を記憶する情報処理装置の情報処理方法であって、
前記ユーザによって入力され、公開する範囲を設定することが可能なリンク情報を前記情報処理装置の制御部によって取得することと、
前記リンク情報を、前記ユーザと関連付けて前記情報処理装置の記憶部に記憶する制御を前記制御部によって行うこととを含む。
【図面の簡単な説明】
【0005】
【
図1-1】本開示の一実施形態に係る通信システムの構成を示す図である。
【
図1-2】第1実施形態における端末の制御部により実現される機能の一例を示す図である。
【
図1-3】第1実施形態における端末の通信部により実現される機能の一例を示す図である。
【
図1-4】第1実施形態における端末の記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。
【
図1-5】第1実施形態におけるサーバの制御部により実現される機能の一例を示す図である。
【
図1-6】第1実施形態におけるサーバの通信部により実現される機能の一例を示す図である。
【
図1-7】第1実施形態におけるサーバの記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。
【
図1-8】第1実施形態における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図1-9】ブックマークボードの表示例を示す図である。
【
図1-10】リンク情報のブックマークボードへの追加について説明するための図である。
【
図1-11】第1変形例(1)における第1サーバの制御部により実現される機能の一例を示す図である。
【
図1-12】第1変形例(1)における第1サーバの通信部により実現される機能の一例を示す図である。
【
図1-13】第1変形例(1)における第1サーバの記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。
【
図1-14】第1変形例(1)における端末の制御部により実現される機能の一例を示す図である。
【
図1-15】第1変形例(1)における端末の記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。
【
図1-16】第1変形例(1)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図1-17】連携させるサービスのID情報の設定画面の一例を示す図である。
【
図1-18】第1変形例(1)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図1-19】第1変形例(2)における端末の制御部により実現される機能の一例を示す図である。
【
図1-20】第1変形例(2)における端末の記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。
【
図1-21】第1変形例(2)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図1-22】リンク情報と、そのリンク情報のウェブサイトを示す画像情報との表示例を示す図である。
【
図1-23】第1変形例(3)における端末の制御部により実現される機能の一例を示す図である。
【
図1-24】第1変形例(3)における端末の記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。
【
図1-25】第1変形例(3)における端末が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図1-26】文字認識によりリンク情報を取得する処理を説明するための図である。
【
図1-27】スクリーンショット撮影前後のブックマークボードを示す図である。
【
図1-28】広告挿入前後の動画像の一例を示す図である。
【
図1-29】第1変形例(5)における端末が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図1-30】アプリケーションが起動されていることを示す情報の表示例を示す図である。
【
図1-31】取り込む処理を実行するための操作ボタンの情報の表示例を示す図である。
【
図1-32】第1変形例(6)における端末が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図1-33】第1変形例(7)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図1-34】チャットルームにおけるリンク情報の取得について説明するための図である。
【
図1-35】第1変形例(8)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図1-36】第1変形例(9)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図1-37】ブックマークボードリストについて説明するための図である。
【
図1-38】ブックマークボードリストの一例を示す図である。
【
図2-1】第2実施形態における端末が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図2-2】リンク情報が確認用リストを介してブックマークボードに記憶される流れを説明するための図である。
【
図2-3】第2変形例(1)における端末が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図2-4】第2変形例(2)における端末が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図2-5】画像情報と、リンク情報とが表示された確認リストの一例を示す図である。
【
図2-6】第2変形例(3)における端末が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図2-7】画像情報と、リンク情報とが表示された確認リストの一例を示す図である。
【
図2-8】確認用リストの詳細設定について説明するための図である。
【
図2-9】第2変形例(5)における端末が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図2-10】確認用リストからブックマークボードへリンク情報の遷移について説明するための図である。
【
図2-11】第2変形例(6)における端末が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図3-1】第3実施形態における端末の制御部により実現される機能の一例を示す図である。
【
図3-2】第3実施形態における端末の記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。
【
図3-3】第3実施形態における端末が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図3-4】リンク情報の抽出について説明するための図である。
【
図3-5】第3変形例(1)における端末が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図3-6】タグ情報の設定について説明するための図である。
【
図3-7】タグ情報を用いたリンク情報の抽出について説明するための図である。
【
図3-8】第3変形例(2)における端末が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図3-9】日付順でのリンク情報の抽出例を示す図である。
【
図4-1】第4実施形態における端末の制御部により実現される機能の一例を示す図である。
【
図4-2】第4実施形態における端末の記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。
【
図4-3】第4実施形態における端末が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図4-4】関連付け設定するための他のユーザの選択画面の一例を示す図である。
【
図4-5】第4変形例(1)における端末が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図4-6】関連付け設定するためのチャットルームの選択画面の一例を示す図である。
【
図5-1】第5実施形態におけるサーバの制御部により実現される機能の一例を示す図である。
【
図5-2】第5実施形態におけるサーバの通信部により実現される機能の一例を示す図である。
【
図5-3】第5実施形態におけるサーバの記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。
【
図5-4】第5実施形態における端末の通信部により実現される機能の一例を示す図である。
【
図5-5】第5実施形態における端末の記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。
【
図5-6】第5実施形態における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図5-7】公開ユーザの設定について説明するための図である。
【
図5-8】第5変形例(1)におけるサーバの通信部により実現される機能の一例を示す図である。
【
図5-9】第5変形例(1)におけるサーバの記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。
【
図5-10】第5変形例(1)における端末の通信部により実現される機能の一例を示す図である。
【
図5-11】第5変形例(1)における端末の記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。
【
図5-12】第5変形例(1)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図5-13】ブックマークボードのタイムラインの表示例を示す図である。
【
図5-14】ブックマークボードのタイムラインの表示例を示す図である。
【
図5-15】第5変形例(3)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図5-16】第2名前情報に変更した場合の表示例を示す図である。
【
図5-17】第5変形例(5)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図6-1】第6実施形態における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図6-2】検索語に基づく検索結果の一例を示す図である。
【
図6-3】第6変形例(1)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図6-4】ブックマークボードを表示するための情報の表示例を示す図である。
【
図6-6】第6変形例(2)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図6-7】第1ユーザを示す画像情報の表示例を示す図である。
【
図6-8】第1ユーザを示す画像情報の表示例を示す図である。
【
図6-9】第6変形例(3)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図6-10】第1ユーザを示す画像情報からリスト情報への遷移について説明するための図である。
【
図6-11】第6変形例(4)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図6-12】第6変形例(4)の制御の有無による表示結果の差異を比較するための図である。
【
図7-1】第7実施形態における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図7-2】索結果を示す表示からチャットルームの表示に遷移する様子を説明するための図である。
【
図7-3】第7変形例(1)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図7-4】リンク情報が自動でチャットルームに表示される一例を示す図である。
【
図7-5】第7変形例(2)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図7-6】チャットルームにリンク情報に付随してリスト情報が表示される例を説明するための図である。
【
図7-7】第7変形例(3)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図7-8】チャットルームにリンク情報に付随して表示される第1ユーザの画像情報の一例を示す図である。
【
図7-9】画像情報に基づいて第1ユーザを含むチャットルームへの遷移について説明するための図である。
【
図7-10】第7変形例(4)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図8-1】第8実施形態における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図8-2】ギフトするための情報の表示例を示す図である。
【
図8-3】第8変形例(1)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図8-4】ギフトするための情報の表示例を示す図である。
【
図8-5】第8変形例(2)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図8-6】購入リストからの検索の流れを説明するための図である。
【
図8-7】第8変形例(3)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図8-8】第8変形例(3)の制御の有無による表示結果の差異を比較するための図である。
【
図8-9】第8変形例(4)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図8-10】第2リンク情報の表示例を示す図である。
【
図8-11】第2リンク情報の表示例を示す図である。
【
図8-12】第8変形例(5)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図8-13】検索結果における第1ユーザの画像情報の表示例を示す図である。
【
図8-14】第8変形例(6)におけるサーバの制御部により実現される機能の一例を示す図である。
【
図8-15】第8変形例(6)におけるサーバの記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。
【
図8-16】第8変形例(6)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図8-17】ギフトを送ることを示す情報の、検索結果における表示例を示す図である。
【
図8-18】ギフトを送ることを示す情報の、検索結果における他の表示例を説明するための図である。
【
図9-1】第9実施形態におけるサーバの記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。
【
図9-2】第9実施形態における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図9-3】第9変形例(1)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図9-5】第9変形例(2)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図9-6】第9変形例(3)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図10-1】第10実施形態における各装置が実行する処理の流れの一例を示す概念図である。
【
図10-2】第10変形例(1)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図10-3】第10変形例(3)における各装置が実行する処理の流れの一例を示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
<法的事項の遵守>
本明細書に記載の開示は、通信の秘密など、本開示の実施に必要な実施国の法的事項遵守を前提とすることに留意されたい。
【0007】
本開示に係るプログラム、サーバおよび情報処理方法を実施するための実施形態について、図面を参照して説明する。
【0008】
<システム構成>
図1-1は、本開示の一実施形態に係る通信システム1の構成を示す図である。
図1-1に開示されるように、通信システム1では、ネットワーク30を介してサーバ10と、端末20(端末20A、端末20B、端末20C)とが接続される。サーバ10は、ネットワーク30を介してユーザが所有する端末20に、端末20間でのメッセージの送受信を実現するサービスを提供する。なお、ネットワーク30に接続される端末20の数は限定されない。
【0009】
ネットワーク30は、1以上の端末20と、1以上のサーバ10とを接続する役割を担う。すなわち、ネットワーク30は、端末20がサーバ10に接続した後、データを送受信することができるように接続経路を提供する通信網を意味する。
【0010】
ネットワーク30のうちの1つまたは複数の部分は、有線ネットワークや無線ネットワークであってもよいし、そうでなくてもよい。ネットワーク30は、限定でなく例として、アドホック・ネットワーク(ad hoc network)、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク(virtual private network:VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(local area network:LAN)、ワイヤレスLAN(wireless LAN:WLAN)、広域ネットワーク(wide area network:WAN)、ワイヤレスWAN(wireless WAN:WWAN)、大都市圏ネットワーク(metropolitan area network:MAN)、インターネットの一部、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)の一部、携帯電話網、ISDN(integrated service digital networks)、無線LAN、LTE(long term evolution)、CDMA(code division multiple access)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、衛星通信など、または、これらの2つ以上の組合せを含むことができる。ネットワーク30は、1つまたは複数のネットワーク30を含むことができる。
【0011】
端末20(端末20A、端末20B、端末20C)は、各実施形態において記載する機能を実現できる情報処理端末であればどのような端末であってもよい。端末20は、限定ではなく例として、スマートフォン、携帯電話(フィーチャーフォン)、コンピュータ(限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(限定でなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定でなく例として、PDA・(personal digital assistant)、電子メールクライアントなど)、ウェアラブル端末(メガネ型デバイス、時計型デバイスなど)、または他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。また、端末20は情報処理端末と表現されてもよい。
【0012】
端末20A、端末20Bおよび端末20Cの構成は基本的には同一であるため、以下の説明においては、端末20について説明する。また、必要に応じて、ユーザXが利用する端末を端末20Xと表現し、ユーザXまたは端末20Xに対応づけられた、所定のサービスにおけるユーザ情報をユーザ情報Xと表現する。なお、ユーザ情報とは、所定のサービスにおいてユーザが利用するアカウントに対応付けられたユーザの情報である。ユーザ情報は、限定でなく例として、ユーザにより入力される、または、所定のサービスにより付与される、ユーザの名前、ユーザのアイコン画像、ユーザの年齢、ユーザの性別、ユーザの住所、ユーザの趣味趣向、ユーザの識別子などのユーザに対応づけられた情報を含み、これらのいずれか一つまたは、組み合わせであってもよいし、そうでなくてもよい。
【0013】
サーバ10は、端末20に対して、所定のサービスを提供する機能を備える。サーバ10は、各実施形態において記載する機能を実現できる情報処理装置であればどのような装置であってもよい。サーバ10は、限定でなく例として、サーバ装置、コンピュータ(限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(限定でなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定でなく例として、PDA、電子メールクライアントなど)、あるいは他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。また、サーバ10は情報処理装置と表現されてもよい。サーバ10と端末20とを区別する必要がない場合は、サーバ10と端末20とは、それぞれ情報処理装置と表現されてもよいし、されなくてもよい。
【0014】
<ハードウェア(HW)構成>
図1-1を用いて、通信システム1に含まれる各装置のHW構成について説明する。
【0015】
(1)端末のHW構成
端末20は、制御部21(CPU:central processing unit(中央処理装置))、記憶部28、通信部22、入出力部23、表示部24、マイク25、スピーカ26、カメラ27を備える。端末20のHWの各構成要素は、限定でなく例として、バスBを介して相互に接続される。なお、端末20のHW構成として、すべての構成要素を含むことは必須ではない。限定ではなく例として、端末20は、マイク25、カメラ27等、個々の構成要素、または複数の構成要素を取り外すような構成であってもよいし、そうでなくてもよい。
【0016】
通信部22は、ネットワーク30を介して各種データの送受信を行う。通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信部22は、ネットワーク30を介して、サーバ10との通信を実行する機能を有する。通信部22は、各種データを制御部21からの指示に従って、サーバ10に送信する。また、通信部22は、サーバ10から送信された各種データを受信し、制御部21に伝達する。また、通信部22を単に通信部と表現する場合もある。また、通信部22が物理的に構造化された回路で構成される場合には、通信回路と表現する場合もある。
【0017】
入出力部23は、端末20に対する各種操作を入力する装置、および、端末20で処理された処理結果を出力する装置を含む。入出力部23は、入力部と出力部が一体化していてもよいし、入力部と出力部に分離していてもよいし、そうでなくてもよい。
【0018】
入力部は、ユーザからの入力を受け付けて、入力に係る情報を制御部21に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。入力部は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、キーボード等のハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含む。
【0019】
出力部は、制御部21で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力部は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、スピーカ(音声出力)、レンズ(限定でなく例として3D(three dimensions)出力や、ホログラム出力)、プリンターなどを含む。
【0020】
表示部24は、フレームバッファに書き込まれた表示データに従って、表示することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。表示部24は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、モニタ(限定でなく例として、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display))、ヘッドマウントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など(真空であってもよいし、そうでなくてもよい)に画像やテキスト情報等を表示可能な装置を含む。なお、これらの表示部24は、3Dで表示データを表示可能であってもよいし、そうでなくてもよい。
【0021】
入出力部23がタッチパネルの場合、入出力部23と表示部24とは、略同一の大きさおよび形状で対向して配置されていてもよい。
【0022】
制御部21は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能を実行するために物理的に構造化された回路を有し、限定でなく例として、ハードウェアに内蔵されたデータ処理装置により実現される。そのため、制御部21は、制御回路と表現されてもよいし、されなくてもよい。
【0023】
制御部21は、限定でなく例として、中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(application-specific integrated circuit)、FPGA(field programmable gate array)を含む。
【0024】
記憶部28は、端末20が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。記憶部28は、限定でなく例として、HDD(hard disk drive)、SSD(solid state drive)、フラッシュメモリ、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)など各種の記憶媒体を含む。また、記憶部28は、メモリ(memory)と表現されてもよいし、されなくてもよい。
【0025】
端末20は、プログラムPを記憶部28に記憶し、このプログラムPを実行することで、制御部21が、制御部21に含まれる各部としての処理を実行する。つまり、記憶部28に記憶されるプログラムPは、端末20に、制御部21が実行する各機能を実現させる。また、このプログラムPは、プログラムモジュールと表現されてもよいし、されなくてもよい。
【0026】
マイク25は、音声データの入力に利用される。スピーカ26は、音声データの出力に利用される。カメラ27は、動画像データの取得に利用される。
【0027】
(2)サーバのHW構成
サーバ10は、制御部11(CPU)、記憶部15、通信部14(インタフェース)、入出力部12、ディスプレイ13を備える。サーバ10のHWの各構成要素は、限定でなく例として、バスBを介して相互に接続される。なお、サーバ10のHWは、サーバ10のHWの構成として、全ての構成要素を含むことは必須ではない。限定ではなく例として、サーバ10のHWは、ディスプレイ13を取り外すような構成であってもよいし、そうでなくてもよい。
【0028】
制御部11は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能を実行するために物理的に構造化された回路を有し、限定でなく例として、ハードウェアに内蔵されたデータ処理装置により実現される。
【0029】
制御部11は、代表的には中央処理装置(CPU)、であり、その他にマイクロプロセッサ、プロセッサコア、マルチプロセッサ、ASIC、FPGAであってもよいし、そうでなくてもよい。本開示において、制御部11は、これらに限定されない。
【0030】
記憶部15は、サーバ10が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。記憶部15は、HDD、SSD、フラッシュメモリなど各種の記憶媒体により実現される。ただし、本開示において、記憶部15は、これらに限定されない。また、記憶部15は、メモリ(memory)と表現されてもよいし、されなくてもよい。
【0031】
通信部14は、ネットワーク30を介して各種データの送受信を行う。通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信部14は、ネットワーク30を介して、端末20との通信を実行する機能を有する。通信部14は、各種データを制御部11からの指示に従って、端末20に送信する。また、通信部14は、端末20から送信された各種データを受信し、制御部11に伝達する。また、通信部14を単に通信部と表現する場合もある。また、通信部14が物理的に構造化された回路で構成される場合には、通信回路と表現する場合もある。
【0032】
入出力部12は、サーバ10に対する各種操作を入力する装置により実現される。入出力部12は、ユーザからの入力を受け付けて、入力に係る情報を制御部11に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。入出力部12は、代表的にはキーボード等に代表されるハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイスで実現される。なお、入出力部12、限定でなく例として、タッチパネルやカメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含んでいてもよいし、そうでなくてもよい。ただし、本開示において、入出力部12は、これらに限定されない。
【0033】
ディスプレイ13は、代表的にはモニタ(限定でなく例として、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display))で実現される。なお、ディスプレイ13は、ヘッドマウントディスプレイ(HDM)などであってもよいし、そうでなくてもよい。なお、これらのディスプレイ13は、3Dで表示データを表示可能であってもよいし、そうでなくてもよい。ただし、本開示において、ディスプレイ13は、これらに限定されない。
【0034】
サーバ10は、プログラムPを記憶部15に記憶し、このプログラムPを実行することで、制御部11が、制御部11に含まれる各部としての処理を実行する。つまり、記憶部15に記憶されるプログラムPは、サーバ10に、制御部11が実行する各機能を実現させる。このプログラムPは、プログラムモジュールと表現されてもよいし、されなくてもよい。
【0035】
本開示の各実施形態においては、端末20および/またはサーバ10のCPUがプログラムPを実行することにより、実現するものとして説明する。
【0036】
なお、端末20の制御部21、および/または、サーバ10の制御部11は、制御回路を有するCPUだけでなく、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各処理を実現してもよいし、そうでなくてもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよいし、そうでなくてもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。そのため、制御部21は、制御回路と表現されてもよいし、されなくてもよい。
【0037】
また、本開示の各実施形態のプログラムP(限定ではなく、例として、ソフトウェアプログラム、コンピュータプログラム、またはプログラムモジュール)は、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよいし、されなくてもよい。 記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムPを記憶可能である。また、プログラムPは、本開示の各実施形態の機能の一部を実現するためのものであってもよいし、そうでなくてもよい。さらに、本開示の各実施形態の機能を記憶媒体にすでに記録されているプログラムPとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよいし、そうでなくてもよい。
【0038】
記憶媒体は、1つまたは複数の半導体ベースの、または他の集積回路(IC)(限定でなく例として、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)または特定用途向けIC(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カード、またはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、またはこれらの2つ以上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せでよい。なお、記憶媒体はこれらの例に限られず、プログラムPを記憶可能であれば、どのようなデバイスまたは媒体であってもよい。また、記憶媒体をメモリ(memory)と表現されてもよいし、されなくてもよい。
【0039】
サーバ10および/または端末20は、記憶媒体に記憶されたプログラムPを読み出し、読み出したプログラムPを実行することによって、各実施形態に示す複数の機能部の機能を実現することができる。
【0040】
また、本開示のプログラムPDDは、プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、サーバ10および/または端末20に提供されてもよいし、されなくてもよい。サーバ10および/または端末20は、限定でなく例として、インターネット等を介してダウンロードしたプログラムPを実行することにより、各実施形態に示す複数の機能部の機能を実現する。
【0041】
また、本開示の各実施形態は、プログラムPが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
【0042】
サーバ10および/または端末20における処理の少なくとも一部は、1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよいし、そうでなくてもよい。
【0043】
端末20における処理の少なくとも一部を、サーバ10により行う構成としてもよいし、そうでなくてもよい。この場合、端末20の制御部21の各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理を、サーバ10で行う構成としてもよいし、そうでなくてもよい。
【0044】
サーバ10における処理の少なくとも一部を、端末20により行う構成としてもよいし、そうでなくてもよい。この場合、サーバ10の制御部11の各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理を、端末20で行う構成としてもよいし、そうでなくてもよい。
【0045】
明示的な言及のない限り、本開示の実施形態における判定の構成は必須でなく、判定条件を満たした場合に所定の処理が動作されたり、判定条件を満たさない場合に所定の処理がされたりしてもよいし、そうでなくてもよい。
【0046】
なお、本開示のプログラムは、限定でなく例として、ActionScript、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語、Objective-C、Java(登録商標)などのオブジェクト指向プログラミング言語、HTML5などのマークアップ言語などを用いて実装される。
【0047】
<第1実施形態>
従来、ユーザが、インターネット上でウェブサイト等の情報を閲覧した際に興味を持った情報を、後から容易に閲覧できるようにブックマークして、そのブックマークした情報のリンクの情報(リンク情報)を保存することが一般的に行われている。このリンク情報をインターネット上に保存するサービス(いわゆるソーシャルブックマーク)が知られている。
【0048】
ソーシャルブックマークとは、インターネット上のサービスの一つであり、上記のリンク情報を保存可能なウェブサイトを提供するサービスである。このウェブサイトのリンク情報を介して、閲覧したいウェブサイトにユーザが容易にアクセスすることが可能となる。ソーシャルブックマークは、限定ではなく例として、サーバ10によって提供されるサービスであってもよい。
【0049】
リンク情報は、例えば、ユーザがリンク情報の部分を入力する操作をすることで、リンク情報に係るウェブサイトに遷移させるための情報であってもよい。
【0050】
ソーシャルブックマークのサービスにおいては、ソーシャルブックマークに係るウェブサイトのボード上に、ユーザがブックマークしたリンク情報がリストアップされる(例えば、後述する
図1-9等参照)。このボード(以下、ブックマークボード)のウェブサイトにユーザがアクセスすることで、ユーザは、ブックマークしたリンク情報を後から容易に閲覧することが可能となる。
【0051】
ソーシャルブックマークのサービスにおいては、ブックマークしたリンク情報についてユーザ毎に公開の有無を設定可能であり、複数のユーザ間でブックマークしたリンク情報を共有することが可能である。具体的には、ブックマークボードにブックマークされたリンク情報が、複数のユーザに公開設定された場合、ブックマークボードのリンク情報は、公開設定された複数のユーザ間で共有され、複数のユーザ間での有益な情報源になり得る。
【0052】
ところで、ブックマークボードにリンク情報をブックマークするには、ユーザが自ら、リンク情報に係るウェブサイトを閲覧する作業が必要になる。
【0053】
第1実施形態では、ユーザの情報を記憶する端末20において、ユーザによって入力され、公開する範囲を設定することが可能なリンク情報を、端末20の制御部21が取得する。端末20の制御部21は、リンク情報を、ユーザと関連付けて記憶部28に記憶する制御を行う。
第1実施形態の記載内容は、他の各実施形態のいずれにも適用可能である。
【0054】
具体的には、第1実施形態では、例えば、サーバ10が提供するサービスをユーザAが利用した場合、そのサービスに関するウェブサイトのリンク情報が、サーバ10から端末20に送信されてもよい。この場合、端末20の制御部21が、サーバ10から取得したリンク情報をユーザの、ソーシャルブックマークに基づくウェブサイト(例えば、ブックマークボード)に保存するようにしてもよい。
【0055】
<機能構成>
(1)端末の機能構成
図1-2は、第1実施形態における端末20の制御部21により実現される機能の一例を示す図である。
制御部21は、限定ではなく例として、端末メイン処理部211と、記憶処理部212とを有する。
【0056】
端末メイン処理部211は、記憶部28に記憶されている端末メイン処理プログラム281に従って、端末20を統括的に制御するための処理である端末メイン処理を実行する機能を有する。
【0057】
記憶処理部212は、記憶部28に記憶されている記憶処理プログラム2811に従って、後述する通信部22により取得したリンク情報を、ユーザと関連付けて記憶部28に記憶する制御である記憶処理を実行する。
【0058】
図1-3は、第1実施形態における端末20の通信部22により実現される機能の一例を示す図である。
通信部22は、限定ではなく例として、通信メイン処理部221と、リンク情報受信部222とを有する。
【0059】
通信メイン処理部221は、制御部21の制御の下、サーバ10との間で情報を送受信する処理である通信メイン処理を実行する機能を有する。また、通信メイン処理部221は、後述するサーバ10が提供するサービスに関する情報をユーザが閲覧した場合、ユーザがサービスに関する情報を閲覧したことを示す情報をサーバ10に送信する処理を実行してもよい。
【0060】
リンク情報受信部222は、制御部21の制御の下、記憶部28に記憶されている取得処理プログラム2812に従って、サーバ10から端末20に送信された情報に基づくリンク情報を受信(取得)する取得処理を実行する。
【0061】
図1-4は、第1実施形態における端末20の記憶部28に記憶される情報の一例を示す図である。
記憶部28には、限定ではなく例として、制御部21により読み出されて、端末メイン処理として実行される端末メイン処理プログラム281が記憶される。
また、端末メイン処理プログラム281は、限定ではなく例として、制御部21により読み出されて、記憶処理として実行される記憶処理プログラム2811をサブルーチンプログラムとして含む。
また、端末メイン処理プログラム281は、限定ではなく例として、制御部21により読み出されて、通信部22において取得処理として実行される取得処理プログラム2812をサブルーチンプログラムとして含む。
【0062】
また、記憶部28には、限定ではなく例として、サーバ10から端末20に送信された情報に基づくリンク情報282が記憶される。
【0063】
(2)サーバの機能構成
図1-5は、第1実施形態におけるサーバ10の制御部11により実現される機能の一例を示す図である。
制御部11は、限定ではなく例として、サーバメイン処理部111を有する。
【0064】
サーバメイン処理部111は、記憶部15に記憶されているサーバメイン処理プログラム151に従って、サーバ10を統括的に制御するための処理であるサーバメイン処理を実行する機能を有している。また、サーバメイン処理部111は、所定のサービス(例えば、ソーシャルブックマークのサービス等)に関する情報を提供する処理を実行してもよい。
【0065】
図1-6は、第1実施形態におけるサーバ10の通信部14により実現される機能の一例を示す図である。
通信部14は、限定ではなく例として、通信メイン処理部141と、リンク情報送信部142とを有する。
【0066】
通信メイン処理部141は、制御部11の制御の下、端末20との間で情報を送受信する処理である通信メイン処理を実行する機能を有している。
【0067】
リンク情報送信部142は、制御部11の制御の下、記憶部15に記憶されているリンク情報送信プログラム1511に従って、端末20に、上記のサービスに関する情報に基づくリンク情報を送信する送信処理を実行する。例えば、リンク情報送信部142は、端末20からサービスに関する情報を閲覧したことを示す情報を受信した場合、上記の送信処理を実行するようにしてもよい。
【0068】
図1-7は、第1実施形態におけるサーバ10の記憶部15に記憶される情報の一例を示す図である。
記憶部15には、限定ではなく例として、制御部11により読み出されて、サーバメイン処理として実行されるサーバメイン処理プログラム151が記憶される。
また、サーバメイン処理プログラム151は、限定ではなく例として、制御部11により読み出されて、送信処理として実行されるリンク情報送信プログラム1511をサブルーチンプログラムとして含む。
【0069】
<情報処理>
図1-8は、第1実施形態における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、端末20の制御部21が実行する処理、サーバ10の制御部11が実行する処理の一例をそれぞれ示している。
【0070】
以下のフローチャートは、第1実施形態の処理を例示するものであり、以下のフローチャートにおいて、一部のステップは実行しなくてもよいし、追加のステップを挿入してもよい。これらは、本明細書における他のフローチャートについても同様である。
【0071】
また、限定ではなく例として、以下のフローチャートは、上記のソーシャルブックマークのサービスで適用されることを前提としていてもよい。
【0072】
まず、
図1-8に示すように、端末20のユーザが、入出力部23を介して、サーバ10が提供するサービス(例えば、ソーシャルブックマーク)に関する情報を含むウェブサイトにアクセスする操作を行う(ステップS101)。これにより、ユーザは、上記のサービスに関する情報を含むウェブサイトにアクセスする。
【0073】
サーバ10が提供するサービスに関する情報は、限定ではなく例として、動画、ニュース、ソーシャルネットワーキングサービス、ブログ等であってもよいし、動画、ニュース、ソーシャルネットワーキングサービス、ブログに挿入される広告の情報であってもよい。
【0074】
また、リンク情報は、限定ではなく例として、ユーザによって入力され、公開する範囲を設定可能な情報であってもよい。公開する範囲は、限定ではなく例として、ユーザのみであってもよいし、ユーザと、他のユーザとを含む複数のユーザであってもよい。
【0075】
リンク情報は、上述の通り、リンク情報に係るウェブサイトに遷移させるための情報であってもよい。リンク情報の表示態様は、ウェブサイトのURLの情報そのものであってもよいし、リンク情報に基づくサムネイル画像の情報(ウェブサイトのトップページに掲載される画像の情報等)であってもよいし、リンク情報に基づく文字情報(ウェブサイトを紹介する文の情報)であってもよい。
【0076】
次に、ユーザが、サービスに関する情報を閲覧すると、端末20は、ユーザがサービスに関する情報を閲覧したことを示す情報をサーバ10に送信する(ステップS102)。
【0077】
閲覧したことを示す情報は、限定ではなく例として、動画等の閲覧履歴の情報であってもよいし、動画等に挿入される広告の閲覧履歴または広告をクリック操作する操作履歴の情報であってもよい。
【0078】
サーバ10は、閲覧したことを示す情報を端末20から受信した場合、サービスに関する情報に基づくリンク情報を端末20に送信する(ステップS201)。
【0079】
具体的には、サービスに関する情報に基づくリンク情報は、限定ではなく例として、ユーザが閲覧したウェブサイトのリンク情報、ユーザが閲覧したウェブサイトに関連付けられたウェブサイトのリンク情報、ユーザが閲覧したウェブサイトに挿入される広告のリンク情報であってもよい。
【0080】
ソーシャルブックマークのサービスにおいては、限定ではなく例として、上述のブックマークボードにリンク情報が記憶される。
【0081】
図1-9には、ユーザが「行きたいお店」についてブックマークしたリンク情報が掲載されたブックマークボードが例示されている。
【0082】
例えば、
図1-9におけるブックマークボードが、ユーザ毎に公開の設定をされた場合、
図1-9に示す「AAA屋」および「BBB屋」のリンク情報が、公開設定されたユーザ間で共有される。
【0083】
ここで、例えば、
図1-10に示すように、ユーザが、海鮮丼に関するニュース等を閲覧していたとする(
図1-10の左側の図参照)。この場合、ユーザは、海鮮丼、海鮮丼の店等に興味を持っていると考えられる。そこで、サーバ10は、例えばユーザが海鮮丼の店に興味があると推定して、海鮮丼に関する飲食店のウェブサイトのリンク情報を端末20に送信するようにしてもよい。
【0084】
具体的には、サーバ10は、海鮮丼に関する飲食店の人気ランキングの上位に位置する飲食店を選択して、その飲食店のリンク情報をレコメンド情報として、端末20に送信するようにしてもよい。
【0085】
端末20の制御部21は、リンク情報をサーバ10より取得した場合、ユーザと関連付けて記憶部28に記憶する制御を行う(ステップS103)。言い換えると、端末20の制御部21は、ブックマークボードに、サーバ10から受信したリンク情報を追加するようにしてもよい。
【0086】
そうすると、例えば、サーバ10から送信されたリンク情報がブックマークボードに追加されてもよい(
図1-10の右側の図参照)。ブックマークボードへの追加は、限定ではなく例として、端末20が自動で行うようにしてもよいし、自動で行うようにしなくてもよい。
【0087】
ステップS103およびステップS201の後、本制御は終了する。
【0088】
<第1実施形態の効果>
以上のように構成された第1実施形態では、ユーザの情報を記憶する端末20において、ユーザによって入力され、公開する範囲を設定することが可能なリンク情報を、端末20の制御部21が取得する。端末20の制御部21は、リンク情報を、ユーザと関連付けて記憶部28に記憶する制御を行う。
【0089】
ブックマークボードにリンク情報をブックマークするには、ユーザが自ら、リンク情報に係るウェブサイトを閲覧する作業が必要になることが一般的であるが、ユーザがそのウェブサイトを検索する必要が生じるので、手間がかかる。
【0090】
それに対し、第1実施形態による効果の一例として、ユーザがリンク情報をインターネット上で検索することなく、リンク情報が、ユーザと関連付けて記憶部28に記憶される。その結果、ユーザが興味を有するリンク情報を、ユーザが検索する手間を省くことができる。
【0091】
<第1変形例(1)>
第1実施形態では、サーバ10が提供したリンク情報が端末20に送信されていたが、本開示はこれに限定されず、サーバ10とは別のサーバが提供したリンク情報が端末20に送信されてもよい。
第1変形例(1)では、リンク情報は、ユーザと関連付けられて第1サーバの記憶部15に記憶され、リンク情報は、第1サーバと異なるサービスを提供する第2サーバから端末20に送信された情報に基づき取得される情報であってもよい。
また、第1変形例(1)では、端末20の制御部21が、第1サーバによって管理される、ユーザの情報である第1ユーザ情報を、端末20の記憶部28に記憶する制御を行ってもよい。また、端末20の制御部21が、第2サーバによって管理される、ユーザの情報である第2ユーザ情報と、第1ユーザ情報とに基づいて、リンク情報を取得してもよい。
【0092】
(1)第1サーバの機能構成
図1-11は、第1変形例(1)における第1サーバ10Aの制御部11により実現される機能の一例を示す図である。
制御部11は、限定ではなく例として、サーバメイン処理部111と、記憶処理部112とを有する。サーバメイン処理部111は、
図1-5に示すサーバメイン処理部111と同様であってもよい。
【0093】
記憶処理部112は、記憶部15に記憶されている記憶処理プログラム1512に従って、通信部14を介して受信したリンク情報をユーザと関連付けて記憶部15に記憶する記憶処理を実行する。
【0094】
図1-12は、第1変形例(1)における第1サーバ10Aの通信部14により実現される機能の一例を示す図である。
通信部14は、限定ではなく例として、通信メイン処理部141と、リンク情報送信部142と、リンク情報受信部143とを有する。通信メイン処理部141およびリンク情報送信部142は、
図1-6に示す通信メイン処理部141と同様であってもよい。
【0095】
リンク情報送信部142は、制御部11の制御の下、記憶部15に記憶されているリンク情報送信プログラム1511に従って、端末20に、記憶部15に記憶したリンク情報を送信する送信処理を実行する。
【0096】
リンク情報受信部143は、制御部11の制御の下、記憶部15に記憶されているリンク情報受信プログラム1513に従って、第2サーバ10Bからリンク情報を受信する受信処理を実行する。
【0097】
図1-13は、第1変形例(1)における第1サーバ10Aの記憶部15に記憶される情報の一例を示す図である。
記憶部15には、限定ではなく例として、
図1-7と同様にサーバメイン処理プログラム151およびリンク情報送信プログラム1511が記憶される。
また、サーバメイン処理プログラム151は、限定ではなく例として、制御部11により読み出されて、記憶処理として実行される記憶処理プログラム1512をサブルーチンプログラムとして含む。
また、サーバメイン処理プログラム151は、限定ではなく例として、制御部11により読み出されて、通信部14において受信処理として実行されるリンク情報受信プログラム1513をサブルーチンプログラムとして含む。
【0098】
また、記憶部15には、限定ではなく例として、第2サーバ10Bから受信したリンク情報152とが記憶される。
【0099】
(2)第2サーバの機能構成
第1変形例(1)における第2サーバ10Bの制御部11、通信部14および記憶部15は、限定ではなく例として、第1実施形態におけるサーバ10と同様であってもよい。なお、サーバメイン処理部111は、第1サーバ10Aとは異なるサービスに関する情報を端末20に提供する処理を実行する。
【0100】
(3)端末の機能構成
図1-14は、第1変形例(1)における端末20の制御部21により実現される機能の一例を示す図である。
制御部21は、限定ではなく例として、端末メイン処理部211と、記憶処理部212と、連携処理部213とを有する。端末メイン処理部211および記憶処理部212は、第1実施形態等と同様である。
【0101】
連携処理部213は、限定ではなく例として、記憶部28に記憶されている連携処理プログラム2813に従って、第1サーバ10Aで管理されるユーザのID(第1ユーザ情報)と、第2サーバ10Bで管理されるユーザのID(第2ユーザ情報)とを連携させる連携処理を実行する機能を有する。
【0102】
また、
図1-15に示すように、記憶部28の端末メイン処理プログラム281は、限定ではなく例として、制御部21により読み出されて、連携処理として実行される連携処理プログラム2813をサブルーチンプログラムとして含む。記憶部28には、限定ではなく例として、リンク情報282の他、第1ユーザ情報283および第2ユーザ情報284が記憶される。
【0103】
<情報処理>
図1-16は、第1変形例(1)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、端末20の制御部21が実行する処理、第1サーバ10Aの制御部11が実行する処理、第2サーバ10Bの制御部11が実行する処理の一例をそれぞれ示している。
【0104】
まず、
図1-16に示すように、端末20のユーザが入出力部23を介して、第1ユーザ情報と第2ユーザ情報とを連携させる操作を行う。これにより、端末20から、第1ユーザ情報と第2ユーザ情報とを連携させた情報が第1サーバ10Aおよび第2サーバ10Bに送信される(ステップS104)。
【0105】
第1ユーザ情報と第2ユーザ情報とを連携させる操作は、限定ではなく例として、端末20における、第1サーバ10Aおよび第2サーバ10Bの何れか一方の設定画面から、第1サーバ10Aおよび第2サーバ10Bの何れか他方のIDをユーザが入力する操作であってもよい。
【0106】
例えば、
図1-17に示すように、ユーザが、第1サーバ10Aにおけるソーシャルブックマークのサービスに関連する設定画面において、連携させるサービス(第2サーバ10Bが提供するサービス)のID情報を入力して、送信ボタンを押下する操作を行う。これにより、第1ユーザ情報と第2ユーザ情報とを連携させる操作が行われてもよい。
【0107】
第2サーバ10Bが提供するサービスは、限定ではなく例として、第1サーバ10Aで提供(管理)されるサービスとは異なるサービスであってもよい。つまり、サービスとしては、例えば、動画、ニュース、ソーシャルネットワーキングサービス、ブログ等が挙げられるが、第2サーバ10Bから提供されるサービスは、第2サーバ10Bが管理するものであり、第1サーバ10Aが管理するものとは異なるものとなる。
【0108】
第1サーバ10Aは、連携させた情報を取得した後、記憶部15に記憶させる(ステップS202)。第2サーバ10Bは、連携させた情報を取得した後、記憶部15に記憶させる(ステップS301)。
【0109】
ステップS104、ステップS202およびステップS301の後、本制御は終了する。
【0110】
そして、その後、ユーザが第2サーバ10Bのサービスを利用した場合、
図1-18に示す処理が行われてもよい。
【0111】
図1-18は、第1変形例(1)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、端末20の制御部21が実行する処理、第1サーバ10Aの制御部11が実行する処理、第2サーバ10Bの制御部11が実行する処理の一例をそれぞれ示している。
【0112】
まず、
図1-18に示すように、端末20のユーザが、入出力部23を介して、サーバ10が提供するサービスに関する情報を含むウェブサイトにアクセスする操作を行う(ステップS105)。これにより、ユーザは、上記のサービスに関する情報を含むウェブサイトにアクセスする。
【0113】
次に、ユーザが、サービスに関する情報を閲覧すると、端末20は、ユーザがサービスに関する情報を閲覧したことを示す情報を第2サーバ10Bに送信する(ステップS106)。閲覧したことを示す情報は、第1実施形態における閲覧したことを示す情報と同様であってもよい。
【0114】
第2サーバ10Bは、閲覧したことを示す情報を端末20から受信した場合、サービスに関する情報に基づくリンク情報を第1サーバ10Aに送信する(ステップS302)。
【0115】
例えば、第1サーバ10Aが管理するソーシャルブックマークのサービスをユーザが利用していたとする。この際において、第2サーバ10Bが管理するサービス(例えば、ニュース等)をユーザが閲覧する場合がある。例えば、
図1-10の左側の図のような海鮮丼に関するニュース等閲覧していたとする。この場合、第2サーバ10Bは、第1実施形態のサーバ10と同様に、ユーザが海鮮丼の店に興味があると推定して、海鮮丼に関する飲食店のウェブサイトのリンク情報を端末20に送信するようにしてもよい。
【0116】
第1サーバ10Aは、リンク情報を第2サーバ10Bより取得した場合、ユーザと関連付けて記憶部15に記憶する制御を行う(ステップS203)この場合、第1サーバ10Aが、ブックマークボードに、第2サーバ10Bから受信したリンク情報を追加するようにしてもよいし、追加しないようにしてもよい。
【0117】
ステップS203の後、第1サーバ10Aは、リンク情報を端末20に送信する(ステップS204)。
【0118】
端末20は、第1サーバ10Aから受信したリンク情報を、ユーザと関連付けて記憶部28に記憶する制御を行う(ステップS107)。なお、ステップS203で、第1サーバ10Aにより、ブックマークボードにリンク情報が追加されている場合、ステップS204およびステップS107は実行されなくてもよい。
【0119】
ステップS107、ステップS204およびステップS302の後、本制御は終了する。
【0120】
<第1変形例(1)の効果>
以上のように構成された第1変形例(1)では、リンク情報は、ユーザと関連付けられて第1サーバ10Aの記憶部15に記憶され、リンク情報は、第1サーバ10Aと異なるサービスを提供する第2サーバ10Bから端末20に送信された情報に基づき取得される情報であってもよい。
【0121】
このような構成による効果の一例として、第2サーバ10Bが提供するサービスに関するリンク情報を、第1サーバ10Aを介して、容易に取得することができる。その結果、より多くのリンク情報をユーザが容易に取得することができる。
【0122】
また、第1変形例(1)では、端末20の制御部21が、第1サーバ10Aによって管理される、ユーザの情報である第1ユーザ情報を、端末20の記憶部28に記憶する制御を行ってもよい。また、端末20の制御部21が、第2サーバ10Bによって管理される、ユーザの情報である第2ユーザ情報と、第1ユーザ情報とに基づいて、リンク情報を取得してもよい。
【0123】
このような構成による効果の一例として、第2サーバ10Bと第1サーバ10Aとの連携により、第2サーバ10Bのサービスに基づくリンク情報を端末20の記憶部28にユーザと関連付けて記憶させることができる。その結果、ユーザが、第2サーバ10Bのサービスに基づくリンク情報をスムーズに取得することができる。
【0124】
<第1変形例(2)>
第1実施形態等では、端末20またはサーバ10が、ユーザと関連付けられたリンク情報を記憶部に記憶させていたが、本開示はこれに限定されず、ユーザの操作によって、ユーザと関連付けられたリンク情報を記憶部に記憶させてもよい。
第1変形例(2)では、端末20の表示部24は、取得したリンク情報を表示し、端末20の制御部21は、ユーザによる入力に基づいて、表示部24に表示されたリンク情報とユーザとを関連付けて端末20の記憶部28に記憶する制御を行うようにしてもよい。
【0125】
図1-19は、第1変形例(2)における端末20の制御部21により実現される機能の一例を示す図である。
制御部21は、限定ではなく例として、端末メイン処理部211と、記憶処理部212と、表示処理部214とを有する。端末メイン処理部211および記憶処理部212は、第1実施形態等と同様である。
【0126】
表示処理部214は、限定ではなく例として、記憶部28に記憶されている表示処理プログラム2814に従って、サーバ10等から取得したリンク情報を表示部24に表示する表示処理を実行する機能を有する。
【0127】
また、
図1-20に示すように、記憶部28の端末メイン処理プログラム281は、限定ではなく例として、制御部21により読み出されて、表示処理として実行される表示処理プログラム2814をサブルーチンプログラムとして含む。
【0128】
<情報処理>
図1-21は、第1変形例(2)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、端末20の制御部21が実行する処理、サーバ10の制御部11が実行する処理の一例をそれぞれ示している。なお、
図1-21における、ステップS101、ステップS102、ステップS201の処理は、
図1-8に示すフローチャートと同様である。
【0129】
図1-21に示すように、ステップS201の後、端末20の制御部21は、リンク情報をサーバ10より取得した場合、取得したリンク情報を表示部24に表示する(ステップS108)。
【0130】
サーバ10から送信されたリンク情報は、限定ではなく例として、
図1-22に示すように表示部24に表示されてもよい。
図1-22には、リンク情報と、そのリンク情報のウェブサイトを示す画像情報とが表示された例が示されている。
【0131】
また、限定ではなく例として、リンク情報とともに、リンク情報を記憶するか否かについて決定させるための通知情報が表示部24に表示されてもよい。
図1-22には、「この情報があなたにレコメンドされました。ブックマークボードに追加しますか?」のような、ブックマークボードに追加するか否かをユーザに問う通知情報が例示されている。
【0132】
ステップS108の後、端末20の制御部21は、ユーザの操作に応じて、リンク情報をユーザと関連付けて記憶部28に記憶する制御を行う(ステップS109)。
【0133】
例えば、ユーザが
図1-22における「YES」を選択する操作をした場合、表示部24に表示されたリンク情報が、ブックマークボードに追加される。また、ユーザが
図1-21における「NO」を選択する操作をした場合、表示部24に表示されたリンク情報が、ブックマークボードに追加されない。
【0134】
ステップS109の後、本制御は終了する。
【0135】
<第1変形例(2)の効果>
以上のように構成された第1変形例(2)では、端末20の表示部24は、取得したリンク情報を表示し、端末20の制御部21は、ユーザによる入力に基づいて、表示部24に表示されたリンク情報とユーザとを関連付けて端末20の記憶部28に記憶する制御を行うようにしてもよい。
【0136】
このような構成による効果の一例として、ユーザの意思に沿うリンク情報がユーザと関連付けて記憶部28に記憶されるので、例えばブックマークボードにリストアップされたリンク情報をユーザの意思に沿ったものとすることができる。
【0137】
<第1変形例(3)>
第1実施形態等では、サーバ10が、ユーザと関連付けられたリンク情報を端末20に送信していたが、本開示はこれに限定されず、表示部24に表示された情報に基づいて、端末20が取り込む処理を行うようにしてもよい。
第1変形例(3)では、端末20の制御部21が、表示部24に表示された情報を取り込む処理を行い、画像情報を取得し、画像情報に基づいてリンク情報を取得するようにしてもよい。
【0138】
また、画像情報は、静止画像を含んでいてもよい。また、端末20の制御部21は、画像情報に含まれる情報に基づいて特定されたリンク情報を取得するようにしてもよい。また、端末20の制御部21は、ユーザによる入力によって取り込む処理を行うようにしてもよい。
【0139】
図1-23は、第1変形例(3)における端末20の制御部21により実現される機能の一例を示す図である。
制御部21は、限定ではなく例として、端末メイン処理部211と、記憶処理部212と、表示処理部214と、取込処理部215と、取得処理部216とを有する。端末メイン処理部211および記憶処理部212は、第1実施形態等と同様である。表示処理部214は、第1変形例(2)と同様である。
【0140】
取込処理部215は、限定ではなく例として、記憶部28に記憶されている取込処理プログラム2815に従って、表示部24に表示された情報を画像情報として取り込む取込処理を実行する機能を有する。取込処理部215は、例えば、ユーザの入力によって取込処理を実行してもよい。
【0141】
取得処理部216は、限定ではなく例として、記憶部28に記憶されている取得処理プログラム2812に従って、取込処理で取り込まれた画像情報285に基づいて特定されるリンク情報を取得する取得処理を実行する機能を有する。
【0142】
また、
図1-24に示すように、記憶部28の端末メイン処理プログラム281は、限定ではなく例として、制御部21により読み出されて、取込処理として実行される取込処理プログラム2815をサブルーチンプログラムとして含む。また、記憶部28には、限定ではなく例として、取込処理で取り込まれた画像情報285が記憶される。
【0143】
<情報処理>
図1-25は、第1変形例(3)における端末20が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、
図1-25のフローチャートの処理は、ユーザが端末20にインストールしてある画像取得用のアプリケーションを起動させる操作をした後に実行されてもよい。
【0144】
図1-25に示すように、まず、端末20の制御部21は、画像取得用のアプリケーションを起動させる(ステップS401)。
【0145】
画像取得用のアプリケーションは、限定ではなく例として、端末20の表示部24に表示された情報を画像情報として端末20に保存することが可能なスクリーンショットに関するアプリケーションであってもよい。また、画像取得用のアプリケーションは、限定ではなく例として、カメラ機能を有するアプリケーションであってもよい。
【0146】
ステップS401の後、端末20の制御部21は、表示部24に表示された情報を取り込む操作があったか否かについて判定する(ステップS402)。
【0147】
表示された情報を取り込む操作は、限定ではなく例として、上記のアプリケーションにおいて画像を撮影(生成)するためのユーザによる入力操作であってもよく、例えば、端末20の操作ボタン、タッチパネル形式の表示部24内の操作ボタンをユーザが押下する操作であってもよい。
【0148】
ステップS402の判定の結果、取り込む操作がない場合(ステップS402、NO)、処理はステップS406に遷移する。一方、取り込む操作があった場合(ステップS402、YES)、端末20の制御部21は、表示部24に表示された情報に基づく画像情報を取得する(ステップS403)。そして、端末20の制御部21は、画像情報に含まれるリンク情報を取得する(ステップS404)。
【0149】
例えば、
図1-26に示すように、ユーザが野球選手に関連するニュースのウェブサイトを閲覧していた際に、表示部24に表示された画像および記事をスクリーンショットで撮影したとする。
【0150】
この場合、表示部24に表示された情報が画像情報として端末20に取得される。そして、端末20は、その画像情報から、例えば、文字認識を行い、リンク情報を取得してもよい。
図1-26では、例えば、表示部24の上部に位置する、ウェブサイトのリンク情報(https://www.xxxxx.pppp)と、表示部24の株に位置する、ニュースの記事内に記載されたリンク情報(https://www.yyyyy.zzzz)とが端末20に取得されてもよい。
【0151】
ステップS404の後、端末20の制御部21は、リンク情報をユーザと関連付けて記憶部28に記憶する(ステップS405)。
【0152】
つまり、文字認識により取得したリンク情報が、限定ではなく例として、ブックマークボードに追加されてもよい。例えば、
図1-27に示すように、ユーザが「野球」に関するブックマークボードを作成していたとする。このブックマークボードには、スクリーンショット撮影前から、いくつかのリンク情報が記載されている。この場合、ユーザのスクリーンショット撮影により取得されたリンク情報が、スクリーンショット撮影後、ブックマークボードに追加される。
【0153】
その後、端末20の制御部21は、アプリケーションが終了したか否かについて判定する(ステップS406)。
【0154】
判定の結果、アプリケーションが終了していない場合(ステップS406、NO)、処理はステップS402に戻る。一方、アプリケーションが終了した場合(ステップS406、YES)、本制御は終了する。
【0155】
<第1変形例(3)の効果>
以上のように構成された第1変形例(3)では、端末20の制御部21が、表示部24に表示された情報を取り込む処理を行い、画像情報を取得し、画像情報に基づいてリンク情報を取得するようにしてもよい。
【0156】
このような構成による効果の一例として、例えばスクリーンショットで撮影した画像情報に基づいてリンク情報を容易に取得することができる。従来であると、ユーザは、ブックマークボードに追加するためのリンク情報を取得したい場合、そのリンク情報に基づくウェブサイトにアクセスして、ブックマークをする作業をする必要がある。
【0157】
それに対し、第1変形例(3)では、スクリーンショットで撮影する操作をするだけで、リンク情報を取得することができる。その結果、ユーザが興味を持った情報を容易にブックマークすることができる。
【0158】
また、画像情報は、静止画像を含んでいてもよい。
【0159】
このような構成による効果の一例として、画像情報の中にリンク情報があることを一目で判断することができるので、スクリーンショット等で撮影する対象をユーザが特定し易くなる。その結果、無駄にスクリーンショットの撮影を繰り返すことなく、適切な画像情報を取得しやすくすることができる。
【0160】
また、端末20の制御部21は、画像情報に含まれる情報に基づいて特定されたリンク情報を取得するようにしてもよい。
【0161】
このような構成による効果の一例として、リンク情報に基づくウェブサイトにアクセスする手間を省くことができるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0162】
また、端末20の制御部21は、ユーザによる入力によって取り込む処理を行うようにしてもよい。
【0163】
このような構成による効果の一例として、ユーザによる入力操作がトリガーとなって、取り込む処理が行われるので、適切な情報を画像情報として取得することができる。
【0164】
<第1変形例(4)>
第1変形例(3)では、画像情報が静止画像を含んでいたが、本開示はこれに限定されない。
第1変形例(4)では、画像情報が動画像を含んでいてもよい。
【0165】
例えば、ユーザが動画サービスを閲覧中に広告情報が挿入される場合がある。広告情報は、例えば、動画サービスに基づく動画の途中で、映像が、閲覧中の動画から広告に切り替わり、一定時間、広告をユーザが閲覧した後、再び、動画に映像が戻る形式で、動画サービスに挿入される場合がある。
【0166】
例えば、
図1-28には、ユーザが野球の動画を閲覧しているときに、動画の途中で、飲食店のデリバリーに関する広告に切り替わった例が示されている。
【0167】
このとき、ユーザが広告を閲覧して、その内容に興味を持って、その飲食店に関するリンク情報をブックマークしたいと考えたとする。この場合、ユーザがその動画をスクリーンショット撮影することで、動画像を画像情報として端末20が取得する。端末20の制御部21は、動画像に含まれる広告情報に基づいて、広告情報に関連するリンク情報を取得してもよい。
【0168】
広告情報に関連するリンク情報の取得方法は、限定ではなく例として、テンプレートマッチングで、画像から広告の内容を特定するようにしてもよい。広告の内容を特定する方法としては、例えば、広告の内容を特定する文字、図形、広告に含まれる商品、広告内に登場する人物を識別する方法が挙げられる。
【0169】
例えば、
図1-28の右側の図における「AAA屋」の文字に基づいて、制御部21は、「AAA屋」のウェブサイトのリンク情報を取得してもよい。また、
図1-28の右側の図における商品であるいくら丼に基づいて、制御部21は、いくら丼に関するウェブサイトのリンク情報を取得してもよい。
【0170】
<第1変形例(4)の効果>
以上のように構成された第1変形例(4)では、画像情報が動画像を含んでいてもよい。
【0171】
このような構成による効果の一例として、ユーザが、動画像を閲覧中に興味を持った映像(画像情報)をスクリーンショット等で端末20に取り込む操作をするだけで、容易に画像情報に基づくリンク情報を取得することができる。その結果、ブックマークボードにリンク情報を容易に追加することができる。
【0172】
<第1変形例(5)>
第1変形例(3)等では、画像取得用のアプリケーションを用いて取り込む処理を行っていたが、どのようにユーザが取り込む処理のための操作を行っているかについては言及されていなかった。
第1変形例(5)では、端末20の制御部21(例えば、表示処理部214)は、取り込む処理を実行可能な場合、取り込む処理を実行可能であることを示す情報を表示部24に表示してもよい。
【0173】
第1変形例(5)における端末20の制御部21は、限定ではなく例として、
図1-23に示す制御部21と同様であってもよい。
【0174】
<情報処理>
図1-29は、第1変形例(5)における端末20が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、
図1-29のフローチャートの処理は、
図1-25に示すフローチャートのステップS401と、ステップS402との間に、ステップS407の処理を加えたものであり、ステップS407以外の処理は、
図1-25と同様である。
【0175】
図1-29に示すように、ステップS401の後、端末20の制御部21は、取り込む処理を実行可能であることを示す情報を表示部24に表示する(ステップS407)。
【0176】
例えば、端末20の制御部21が、アプリケーションが起動されていることを示す情報を表示部24に表示するようにしてもよい。例えば、
図1-30には、表示部24の左側の部分にアプリケーションの起動を示すアイコンIが表示された例が示されている。
【0177】
また、例えば、端末20の制御部21が、アプリケーションが起動されている場合、取り込む処理を実行するための操作ボタンの情報が表示部24に表示するようにしてもよい。例えば、
図1-31には、表示部24の左側の部分に操作ボタンMが表示された例が示されている。
【0178】
また、
図1-30に示すアイコンIと、
図1-31に示す操作ボタンMとが同時に表示されていてもよい。
【0179】
ステップS407の後、ステップS402以降の処理が実行される。
【0180】
<第1変形例(5)の効果>
以上のように構成された第1変形例(5)では、端末20の制御部21は、取り込む処理を実行可能な場合、取り込む処理を実行可能であることを示す情報を表示部24に表示してもよい。
【0181】
このような構成による効果の一例として、取り込む処理を実行可能であることが表示部24を介して判断可能であるので、取り込む処理を実行可能であるか否かを確認する手間を省くことができる。
【0182】
また、操作ボタンMが表示されている場合、操作ボタンMをタップすることで、取り込む処理を実行することができるので、取り込む処理をする際の操作を簡易にすることができる。
【0183】
<第1変形例(6)>
第1変形例(3)等では、ユーザの入力操作により取り込む処理が行われていたが、本開示はこれに限定されず、自動で取り込む処理が行われてもよい。
第1変形例(6)では、端末20の制御部21が、所定のキーワードに基づいて取り込む処理を実行する制御を行ってもよい。
【0184】
<情報処理>
図1-32は、第1変形例(6)における端末20が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、
図1-32のフローチャートの処理は、
図1-25に示すフローチャートのステップS402をステップS408の処理に置き換えたものであり、ステップS408以外の処理は、
図1-25と同様である。
【0185】
図1-32に示すように、ステップS401の後、端末20の制御部21は、表示部24に表示された情報に所定のキーワードがあるか否かについて判定する(ステップS408)。
【0186】
所定のキーワードは、限定ではなく例として、リンク情報を追加するブックマークボードに関連する情報等、ユーザが興味を有する情報であってもよい。所定のキーワードは、例えばブックマークボードの設定画面や、画像取得用のアプリケーションの設定画面等において、予め設定されていてもよい。
【0187】
判定の結果、所定のキーワードがない場合(ステップS408、NO)、処理はステップS406に遷移する。一方、所定のキーワードがある場合(ステップS408、YES)、処理はステップS403に遷移する。
【0188】
例えば、「海鮮丼」を所定のキーワードとしてユーザが設定していた場合、
図1-10に示すようなウェブサイトにユーザがアクセスした際に、端末20の制御部21は、表示部24に表示された
図1-10に示す情報を取り込む処理を実行してもよい。
【0189】
また、野球選手の名称を所定のキーワードとしてユーザが設定していた場合、
図1-26に示すウェブサイトにユーザがアクセスした際に、端末20の制御部21は、表示部24に表示された
図1-26に示す情報を取り込む処理を実行してもよい。
【0190】
<第1変形例(6)の効果>
以上のように構成された第1変形例(6)では、端末20の制御部21が、所定のキーワードに基づいて取り込む処理を実行する制御を行ってもよい。
【0191】
このような構成による効果の一例として、所定のキーワードを設定しておくことでユーザの入力操作がなくても、取り込む処理が実行されるので、ユーザが入力操作を行う手間を省くことができる。
【0192】
<第1変形例(7)>
第1実施形態等では、サーバ10が、ユーザと関連付けられたリンク情報を端末20に送信し、第1変形例(3)では、表示部24に表示された情報に基づいて、端末20が取り込む処理を行うようにしていたが、本開示はこれに限定されない。
第1変形例(7)では、端末20の制御部21が、ユーザを含むチャットルームに対する入力に基づいて、リンク情報を取得するようにしてもよい。
また、チャットルームに対する入力は、チャットルームに送受信されたコンテンツに対する入力を含んでいてもよい。
【0193】
<情報処理>
図1-33は、第1変形例(7)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、ユーザAの端末20Aの制御部21が実行する処理、ユーザBの端末20Bの制御部21が実行する処理の一例をそれぞれ示している。
【0194】
図1-33に示すように、まず、ユーザBがリンク情報をチャットルームのメッセージとして入力する操作を行うと、端末20Bの制御部21が、リンク情報を端末20Aに送信する(ステップS501)。
【0195】
ステップS501の後、リンク情報が端末20Aに送信された場合、ユーザAがリンク情報に対して特定の操作を行うと、端末20Aに特定の操作が入力される(ステップS601)。特定の操作が入力されると、端末20Aの制御部21は、リンク情報をユーザと関連付けて記憶部28に記憶する(ステップS602)。
【0196】
特定の操作は、限定ではなく例として、チャットルームに送受信されたコンテンツに対する入力操作であってもよい。また、特定の操作は、限定ではなく例として、チャットルームのリンク情報をブックマークボードに保存する操作であってもよい。
【0197】
チャットルームとは、サーバ10が提供するメッセージングサービスにおいて、メッセージングサービスを利用するユーザ同士によって、送受信された情報をユーザの端末に表示可能にするユーザインターフェースである。
【0198】
チャットルームは、基本的にはサーバ10が提供するメッセージングサービスにおいて互いに認識しているユーザ間で双方の了承のもとで形成されるが、互いに認識していないユーザ間で形成されてもよいし、形成されなくてもよい。
【0199】
また、コンテンツに対する入力操作は、限定ではなく例として、ユーザがリンク情報のチャットバブルを長押し操作をすることであってもよい。また、チャットバブルを長押し操作をすることで、限定ではなく例として、ブックマークボードに保存するか否かを選択するメニューが表示されてもよい。
【0200】
例えば、チャットルームにおけるユーザ間のやり取りで、特定のウェブサイトのリンク情報が共有される場合がある。例えば、
図1-34に示すように、チャットルームにおいて、相手ユーザであるユーザBから所定の店のリンク情報が紹介されたとする。
【0201】
そこで、ユーザAがリンク情報のチャットバブルLを長押し操作をすると、例えば、「ブックマークボードに追加しますか?」とのメニューが表示部24に表示されてもよい。この場合、「YES」をユーザAが選択することで、チャットルームで共有されたリンク情報がブックマークボードに追加される。
【0202】
ステップS501およびステップS602の後、本制御は終了する。
【0203】
<第1変形例(7)の効果>
以上のように構成された第1変形例(7)では、端末20の制御部21が、ユーザを含むチャットルームに対する入力に基づいて、リンク情報を取得するようにしてもよい。
【0204】
このような構成による効果の一例として、チャットルームにおいてユーザ間でウェブサイト等のリンク情報のやり取りが行われた場合でも、容易にブックマークボードにリンク情報を追加することができる。その結果、ユーザが興味を持った情報を容易にブックマークすることができる。
【0205】
また、チャットルームに対する入力は、チャットルームに送受信されたコンテンツに対する入力を含んでいてもよい。
【0206】
このような構成による効果の一例として、チャットルームから直接ブックマークボードへのリンク情報の追加を行うことができるので、ブックマークボードへのリンク情報の追加を簡素化することができる。
【0207】
<第1変形例(8)>
第1変形例(7)では、チャットルームに送受信されたコンテンツに対する入力に基づいて、端末20がリンク情報を取得していたが、本開示はこれに限定されず、端末20が自動でリンク情報を取得してもよい。
第1変形例(8)では、端末20の制御部21が、チャットルームに送受信されたリンク情報のうち、設定された条件を満たすリンク情報を取得するようにしてもよい。
【0208】
<情報処理>
図1-35は、第1変形例(8)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、ユーザAの端末20Aの制御部21が実行する処理、ユーザBの端末20Bの制御部21が実行する処理の一例をそれぞれ示している。なお、
図1-35のフローチャートの処理は、
図1-33に示すフローチャートのステップS601をステップS603の処理に置き換えたものであり、ステップS603以外の処理は、
図1-33と同様である。
【0209】
図1-35に示すように、ステップS501の後、リンク情報が端末20Aに送信された場合、端末20Aの制御部21は、リンク情報に設定された条件があるか否かについて判定する(ステップS603)。
【0210】
設定された条件は、限定ではなく例として、ユーザAによって予め設定された条件であってもよく、例えば、リンク情報に含まれる情報、リンク情報に基づく情報であってもよい。
【0211】
リンク情報に含まれる情報は、限定ではなく例として、特定のウェブサイトのドメイン情報であってもよい。例えば、ユーザのブックマークボードが、飲食店に関するものである場合、リンク情報に含まれる情報は、飲食店のウェブサイトのドメイン、飲食店の情報を掲載したグルメサイトのドメインの情報であってもよい。
【0212】
また、ユーザのブックマークボードが、著名人、団体、商品、資格等に関するものである場合、リンク情報に含まれる情報は、著名人、団体、商品、資格等を示すドメインの情報であってもよい。
【0213】
判定の結果、リンク情報に設定された条件がない場合(ステップS603、NO)、本制御は終了する。一方、リンク情報に設定された条件がある場合(ステップS603、YES)、処理はステップS602に遷移する。
【0214】
例えば、特定の著名人名を示す「XXX」の文字が、リンク情報のドメイン名に含まれている場合、ステップS603の判定で、端末20の制御部21が「YES」と判定してもよい。
【0215】
<第1変形例(8)の効果>
以上のように構成された第1変形例(8)では、端末20の制御部21が、チャットルームに送受信されたリンク情報のうち、設定された条件を満たすリンク情報を取得するようにしてもよい。
【0216】
このような構成による効果の一例として、予め条件を決めておくことで、ユーザがブックマークボードにリンク情報を追加するための操作をする手間を省くことができる。その結果、ブックマークボードへのリンク情報の追加を簡素化することができる。
【0217】
<第1変形例(9)>
第1変形例(7)等では、チャットルームに入力されたリンク情報が既存のブックマークボードに追加されていたが、本開示はこれに限定されず、リンク情報を入力したユーザ毎にブックマークボードに追加されてもよい。
第1変形例(9)では、端末20の制御部21が、チャットルームから取得されたリンク情報を、リンク情報とチャットルームに対して送信したユーザごとに表示する制御を行ってもよい。
【0218】
<情報処理>
図1-36は、第1変形例(9)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、ユーザAの端末20Aの制御部21が実行する処理、ユーザBの端末20Bの制御部21が実行する処理の一例をそれぞれ示している。なお、
図1-36のフローチャートの処理は、ステップS501が、
図1-33に示すフローチャートのステップS501と同様である。
【0219】
図1-36に示すように、ステップS501の後、リンク情報が端末20Aに送信された場合、端末20の制御部21は、ユーザBのブックマークボードを生成する(ステップS604)。そして、端末20の制御部21は、リンク情報をユーザAと関連付けて、ユーザBのブックマークボードに記憶する(ステップS605)。なお、既にユーザBのブックマークボードが生成されている場合は、ステップS604の処理はスキップされてもよい。
【0220】
ブックマークボードは、限定ではなく例として、チャットルーム内でリンク情報を送信したユーザ毎に生成されてもよい。例えば、ユーザAが複数のユーザのそれぞれとチャットルームでリンク情報の送受信を行っていた場合、
図1-37に示すように、やり取りをしたユーザ毎のブックマークボードのリスト(以下、ブックマークボードリスト)が生成される。
【0221】
例えば、ステップS604の処理で、ユーザBのブックマークボードが生成された場合、ブックマークボードリストにユーザBのブックマークボードが追加される。
図1-37には、ユーザB、ユーザC、ユーザD毎に生成されたブックマークボード(リンク情報)が、表示部24に表示された例が示されている。そして、ユーザBのブックマークボードの部分NをユーザAがタップすると、ユーザBのブックマークボードに端末20の表示部24の表示が遷移する。ユーザBのブックマークボードには、チャットルームで入力されたリンク情報が記載されている。
【0222】
ステップS605の後、本制御は終了する。
【0223】
<第1変形例(9)の効果>
以上のように構成された第1変形例(9)では、端末20の制御部21が、チャットルームから取得されたリンク情報を、リンク情報とチャットルームに対して送信したユーザごとに表示する制御を行ってもよい。
【0224】
このような構成による効果の一例として、チャットルームに対してリンク情報を送信したユーザ毎に、リンク情報が区分けされるので、どのユーザとやり取りをしたリンク情報であるかを判別しやすくすることができる。
【0225】
<その他>
なお、第1変形例(9)では、端末20が、ユーザ毎に区分けされた複数のブックマークボードを自動で生成していたが、本開示はこれに限定されず、端末20のユーザの操作によってブックマークボードリストに複数のブックマークボードを生成してもよい。
【0226】
例えば、
図1-38には、「行きたいお店」、「野球」、「面白いニュース」と、テーマ毎に生成したブックマークボードの表示例が示されている。テーマについては、ユーザがブックマークボードを生成する際に設定可能であってもよい。
【0227】
このような構成による効果の一例として、ブックマークボード(テーマ)毎にリンク情報を区分けすることができる。例えば、複数種類のリンク情報が、テーマ毎に区分けされずに羅列されている場合、ユーザが見たいと思った情報を探す手間が生じる。そのため、ブックマークボード毎にリンク情報が区分けされていることで、ユーザが見たいと思った情報を容易に探し当てることができる。
【0228】
<第2実施形態>
第1実施形態等では、リンク情報を取得し、ブックマークボードに追加することについて言及されていた。第2実施形態は、リンク情報の取得後、ブックマークボードへの追加までの間については言及した実施形態である。
第2実施形態では、端末20の制御部21が、取得したリンク情報をユーザと関連付けずに記憶してもよい。
第2実施形態の記載内容は、他の各実施形態のいずれにも適用可能である。
【0229】
第2実施形態における端末20の制御部21は、例えば、
図1-23に示す制御部21と同様であってもよい。
【0230】
<情報処理>
図2-1は、第2実施形態における端末20が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【0231】
以下のフローチャートは、第2実施形態の処理を例示するものであり、以下のフローチャートにおいて、一部のステップは実行しなくてもよいし、追加のステップを挿入してもよい。これらは、本明細書における他のフローチャートについても同様である。
【0232】
まず、
図2-1に示すように、端末20の制御部21は、例えば、サーバ10からリンク情報を取得し(ステップS701)、リンク情報をユーザと関連付けずに記憶部28に記憶する(ステップS702)。
【0233】
リンク情報をユーザと関連付けずに記憶する、とは、限定ではなく例として、リンク情報をブックマークボードに追加する前に、例えば確認用リストに記憶することであってもよい。
【0234】
例えば、
図2-2に示すように、チャットルームにおいて、リンク情報が送受信された場合(
図2-2の最も左側の図)、リンク情報が、確認用リストに保存される(
図2-2の中央の図)。
【0235】
確認用リストは、限定ではなく例として、他のユーザに公開される可能性があるブックマークボードにリンク情報を記憶する前に、ユーザがリンク情報をブックマークボードに記憶させるか否かを確認するためのリストであってもよい。確認用リストは、限定ではなく例として、ブックマークボードを利用しているユーザの端末20で表示される、他のユーザに非公開のリストであってもよい。確認用リストには、限定ではなく例として、ブックマークボードに追加可能なリンク情報が保存されてもよい。また、確認用リストに保存されたリンク情報は、一定時間経過後に削除されてもよい。また、確認用リストに保存されたリンク情報は、リンク情報がブックマークボードに追加される、または、ユーザが確認用リストからリンク情報を削除しない限り、保存され続けてもよい。また、確認用リストには、端末20が自動でリンク情報を保存してもよいし、ユーザの選択操作に基づいてリンク情報を保存してもよい。
【0236】
ステップS702の後、端末20の制御部21は、リンク情報が特定の条件を満たすか否かについて判定してもよい(ステップS703)。
【0237】
特定の条件は、限定ではなく例として、ユーザが設定した条件であってもよい。例えば、ユーザが、特定のサイトの情報をブックマークボードに追加している場合、特定のサイトのリンク情報であること(例えば、特定のサイトのドメインを含む情報)が特定の条件に含まれてもよい。また、ユーザが、特定のユーザが送信するリンク情報をブックマークボードに追加している場合、特定のユーザが例えばチャットルームで送信したリンク情報であることが特定の条件に含まれていてもよい。
【0238】
判定の結果、リンク情報が特定の条件を満たさない場合(ステップS703、NO)、本制御は終了する。一方、リンク情報が特定の条件を満たす場合(ステップS703、YES)、端末20の制御部21は、リンク情報をユーザと関連付けて記憶部28に記憶する(ステップS704)。
【0239】
つまり、確認用リストに保存されたリンク情報が、特定の条件を満たす場合、ブックマークボードに追加されてもよい(
図2-2の最も右側の図)。なお、確認用リストに保存されたリンク情報のブックマークボードへの追加は、端末20が自動で行ってもよいし、ユーザの選択操作に基づいて行ってもよい。
【0240】
ステップS704の後、本制御は終了する。
【0241】
<第2実施形態の効果>
以上のように構成された第2実施形態では、端末20の制御部21が、取得したリンク情報をユーザと関連付けずに記憶してもよい。
【0242】
このような構成による効果の一例として、リンク情報をユーザと関連付けずに記憶しておくことで、リンク情報をブックマークボードに追加するか否かについてユーザに今一度確認する機会を設けることができる。つまり、確認用リストのリンク情報をユーザが確認することにより、より好ましいリンク情報をブックマークボードに追加するための機会をユーザに付与することができる。
【0243】
<第2変形例(1)>
第2実施形態では、特定の条件を満たさないリンク情報については確認用リストに保存されたままで、
図2-1の制御以降のことについては言及されていなかった。
第2変形例(1)では、端末20の制御部21が、ユーザと関連付けずに記憶されたリンク情報は、例えば、ユーザの入力操作によって、記憶部28にユーザと関連付けて記憶してもよい。
【0244】
<情報処理>
図2-3は、第2変形例(1)における端末20が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【0245】
図2-3に示すように、端末20の制御部21は、ユーザの入力操作があったか否かについて判定する(ステップS705)。
【0246】
ユーザの入力操作は、限定ではなく例として、確認用リストのリンク情報に対する、ブックマークボードに追加するための入力操作であってもよい。ユーザの入力操作は、例えば、
図1-34のように確認用リストのリンク情報を長押ししてメニューを介してブックマークボードに追加する操作であってもよい。また、ユーザの入力操作は、例えば、確認用リストの窓から、ブックマークボードの窓に、リンク情報をドラッグアンドドロップする操作であってもよい。
【0247】
ステップS705の判定の結果、ユーザの入力操作がない場合(ステップS705、NO)、例えばステップS705の処理が繰り返されてもよい。また、ユーザの入力操作がない場合、本制御が終了してもよい。
【0248】
一方、ユーザの入力操作があった場合(ステップS705、YES)、端末20の制御部21は、リンク情報をユーザと関連付けて記憶する(ステップS706)。その後、本制御は終了する。
【0249】
<第2変形例(1)の効果>
以上のように構成された第2変形例(1)では、端末20の制御部21が、ユーザと関連付けずに記憶されたリンク情報は、ユーザの入力操作によって、記憶部28にユーザと関連付けて記憶してもよい。
【0250】
このような構成による効果の一例として、ユーザが好むタイミングでリンク情報をブックマークボードに追加することができる。
【0251】
<第2変形例(2)>
第2実施形態では、チャットルームで送受信されたリンク情報が確認用リストに入力されていたが、第1変形例(3)における取り込む処理で取り込んだ画像情報内のリンク情報が確認用リストに入力されていてもよい。
第2変形例(2)では、端末20の制御部21が、取り込む処理によって取得された、画像情報に基づくリンク情報を表示する制御を行ってもよい。
また、第2変形例(2)では、端末20の制御部21が、画像情報をリンク情報に関連付けて表示部24に表示する制御を行ってもよい。
【0252】
<情報処理>
図2-4は、第2変形例(2)における端末20が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、
図2-4の処理は、第1変形例(3)の取り込む処理が行われた後の処理であってもよい。
【0253】
図2-4に示すように、端末20の制御部21は、取り込む処理により取り込まれた画像情報を取得する(ステップS707)。端末20の制御部21は、確認用リストに画像情報と、画像情報に含まれるリンク情報とを関連付けて記憶する(ステップS708)。画像情報に含まれるリンク情報は、第1変形例(3)と同様の方法で取得されてもよい。
【0254】
これにより、確認リストをユーザが閲覧すると、画像情報と、画像情報に基づくリンク情報とが表示部24に表示されてもよい。つまり、画像情報がリンク情報に関連付けられて表示部24に表示されてもよい。
【0255】
例えば
図2-5には、取り込む処理(スクリーンショット)で取得された画像情報と、その画像情報に基づくリンク情報とが分けて表示された確認リストが例示されている。具体的には、
図2-5に示す確認用リストには、
図1-26に示すウェブサイトの表示を示す情報24Aを、スクリーンショット撮影したものが示されている。画像情報は、符号A1で示される情報であり、スクリーンショット撮影した画像の一部の情報であってもよい。リンク情報は、符号A2で示される情報である。また、符号A3で示される情報は、スクリーンショット撮影した日付の情報である。
【0256】
ステップS708の後、本制御は終了する。
【0257】
<第2変形例(2)の効果>
以上のように構成された第2変形例(2)では、端末20の制御部21が、取り込む処理によって取得された、画像情報に基づくリンク情報を表示する制御を行ってもよい。
【0258】
このような構成による効果の一例として、画像情報からリンク情報を容易に抜き出すことができる。その結果、ユーザが確認用リストで画像情報を確認した際に、リンク情報を容易に見つけることができるので、ブックマークボードに追加するリンク情報を選別しやすくすることができる。
【0259】
また、端末20の制御部21が、画像情報をリンク情報に関連付けて表示部24に表示する制御を行ってもよい。
【0260】
このような構成による効果の一例として、スクリーンショット撮影した画像情報と、リンク情報とを照らし合わせやすくすることができる。その結果、リンク情報が、どの画像情報に基づくものであるかを容易に判断することができる。
【0261】
<第2変形例(3)>
第2変形例(2)では、リンク情報が1つである例が示されていたが、本開示はこれに限定されず、リンク情報が複数あってもよい。
第2変形例(3)では、端末20の制御部21が、リンク情報が複数ある場合、取り込まれた日付に基づく順序で表示する制御を行ってもよい。
【0262】
<情報処理>
図2-6は、第2変形例(3)における端末20が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、
図2-6のフローチャートの処理は、既にリンク情報が確認用リストに入力された後の処理であり、ステップS707、ステップS708が、
図2-4に示すフローチャートのステップS707、ステップS708と同様である。
【0263】
図2-6に示すように、ステップS708の後、端末20の制御部21は、確認用リストにおけるリンク情報を日付の順序で表示する(ステップS709)。
【0264】
これにより、確認リストをユーザが閲覧すると、画像情報と、画像情報に基づくリンク情報とが、取り込まれた日付に基づく順序で表示部24に表示されてもよい。
【0265】
例えば
図2-7には、取り込む処理(スクリーンショット)で取得された画像情報と、その画像情報に基づくリンク情報とがスクリーンショット撮影した日付が新しい順に並んで表示された例が示されている。
【0266】
具体的には、
図2-7に示す確認用リストには、
図2-5に示す情報24Aと、
図1-28に示すウェブサイトの表示を示す情報24Bとを、スクリーンショット撮影したものが示されている。情報24Bに基づく画像情報は、符号B1で示される情報であり、情報24Bに基づくリンク情報は、符号B2で示される情報である。また、情報24Bに基づく符号B3で示される情報は、スクリーンショット撮影した日付の情報である。
【0267】
なお、
図2-7では、リンク情報が、日付が新しい順に並んで表示されているが、日付が古い順に並んで表示されてもよい。
【0268】
ステップS709の後、本制御は終了する。
【0269】
<第2変形例(3)の効果>
以上のように構成された第2変形例(3)では、端末20の制御部21が、リンク情報が複数ある場合、取り込まれた日付に基づく順序で表示する制御を行ってもよい。
【0270】
このような構成による効果の一例として、リンク情報がいつ取り込まれたものであるのかを容易に判断することができる。また、例えば、ブックマークボードにリンク情報を追加する際に、確認用リストに類似したリンク情報が複数あった場合、日付を基準にブックマークボードに追加するリンク情報を取捨選択しやすくすることができる。
【0271】
<第2変形例(4)>
第2変形例(2)等では、リンク情報と画像情報(スクリーンショット撮影した画像)の一部とが、関連付けられていたが、本開示はこれに限定されず、画像情報の全部がリンク情報と関連付けられて表示部24に表示されていてもよい。
【0272】
例えば、画像情報の全部が、確認用リストの表示画面とは異なる表示画面に表示されるようにしてもよい。
【0273】
具体的には、
図2-8に示すように、確認用リストの表示画面において、符号24Aで示す部分をユーザが選択操作をすることで、詳細の表示画面に、表示部24の表示が遷移し、その詳細設定の表示画面に、画像情報の全部(符号A4で示される部分)が表示されるように記憶されていてもよい。
【0274】
詳細の表示画面は、例えば、画像情報の詳細、つまり、画像情報の全部が表示される画面であってもよい。また、詳細の表示画面は、例えば、画像情報に基づくリンク情報を追加する操作をするための画面であってもよい。
【0275】
<第2変形例(4)の効果>
以上のように構成された第2変形例(4)では、端末20の制御部21が、画像情報の全部をリンク情報と関連付けられて表示部24に表示してもよい。
【0276】
このような構成による効果の一例として、リンク情報の出所をユーザが容易に確認することができる。また、画像情報の全部を確認することで、ユーザがリンク情報が度のウェブサイトのリンク情報であるかを容易に確認することができる。
【0277】
<第2変形例(5)>
第2変形例(2)等では、確認用リストから、ブックマークボードにリンク情報を追加することについて特に言及されていなかった。
第2変形例(5)では、端末20の制御部21が、ユーザの入力操作に応じて、取り込む処理によって取得された、画像情報に基づくリンク情報を、ユーザと関連付けて記憶するようにしてもよい。
【0278】
<情報処理>
図2-9は、第2変形例(5)における端末20が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【0279】
図2-9に示すように、端末20の制御部21は、ユーザの入力操作があるか否かについて判定する(ステップS710)。判定の結果、ユーザの入力操作がない場合(ステップS710、NO)、ステップS710の処理が繰り返される。一方、ユーザの入力操作があった場合(ステップS710、YES)、端末20の制御部21は、ブックマークボードを表示部24に表示する(ステップS711)。
【0280】
ユーザの入力操作は、例えば、長押し等、画像情報を示す部分にユーザが触れる操作(選択する操作)であってもよい。
【0281】
例えば、
図2-10に示すように、ユーザが符号24A、符号24Bで示される画像情報のうち、符号24Aで示される画像情報を長押しした場合、ユーザのブックマークボードが表示される。
【0282】
図2-10には、ユーザのブックマークボードとして「行きたいお店」、「野球」、「面白いニュース」の3つが例示されている。
【0283】
ステップS711の後、端末20の制御部21は、ユーザの選択操作があったか否かについて判定する(ステップS712)。判定の結果、ユーザの選択操作がない場合(ステップS712、NO)、ステップS712の処理が繰り返される。一方、ユーザの選択操作があった場合(ステップS712、YES)、端末20の制御部21は、選択されたブックマークボードにリンク情報を追加する(ステップS713)。
【0284】
ユーザの選択操作は、例えば、表示部24に表示されたブックマークボードをユーザがタップ等して選択する操作であってもよい。
【0285】
例えば、
図2-10における3つのブックマークボードのうちの一つをユーザが選択操作をすると、選択されたブックマークボードにリンク情報が追加される。
【0286】
ステップS713の後、本制御は終了する。
【0287】
<第2変形例(5)の効果>
以上のように構成された第2変形例(5)では、端末20の制御部21が、ユーザの入力操作に応じて、取り込む処理によって取得された、画像情報に基づくリンク情報を、ユーザと関連付けて記憶するようにしてもよい。
【0288】
このような構成による効果の一例として、取り込む処理で取得した画像情報の中からユーザが入力(選択)した画像情報に基づくリンク情報がユーザと関連付けられるので、ユーザの意思に沿ったリンク情報をブックマークボードに追加することができる。
【0289】
<第2変形例(6)>
第2変形例(5)では、ユーザの入力操作に応じて、リンク情報をユーザと関連付けて記憶していたが、本開示はこれに限定されない。
第2変形例(6)では、端末20の制御部21が、取り込む処理によって取得された、画像情報に応じて、画像情報に基づくリンク情報を、ユーザと関連付けて記憶するようにしてもよい。
【0290】
<情報処理>
図2-11は、第2変形例(6)における端末20が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、
図2-11に示す処理は、
図2-4の処理が行われた後(確認用リストに画像情報が入力された後)に実行されてもよい。
【0291】
図2-11に示すように、端末20の制御部21は、取り込む処理によって取得された画像情報に含まれる情報を含むブックマークボードがあるか否かについて判定する(ステップS714)。
【0292】
画像情報に含まれる情報は、例えば、スクリーンショット撮影された画像に含まれる文字、画像等の情報であってもよい。
【0293】
判定の結果、画像情報に含まれる情報を含むブックマークボードがない場合(ステップS714、NO)、本制御は終了する。つまり、この場合、確認用リストにおいては、画像情報に基づくリンク情報が、ブックマークボードに追加されずに、確認用リストに入力されたままであってもよい。
【0294】
一方、画像情報に含まれる情報を含むブックマークボードがある場合(ステップS714、YES)、端末20の制御部21は、そのブックマークボードに、画像情報に基づくリンク情報を追加する(ステップS715)。
【0295】
画像情報に含まれる情報を含むブックマークボードがある場合とは、例えば、スクリーンショット撮影された画像に含まれる文字(対象文字)または画像(対象画像)、対象文字と類似する文字、対象文字に関連する文字、対象画像と類似する画像、対象画像に関連する画像が、ブックマークボードの名称、ブックマークボードに含まれるリンク情報のウェブサイト内に含まれる場合であってもよい。
【0296】
対象文字と類似する文字とは、例えば、対象文字と異なる言語で標記された文字、対象文字と意味が同じで異なる表現をされた文字等であってもよい。対象文字に関連する文字とは、対象文字と関係性が高い文字であってもよく、例えば、対象文字が海鮮丼である場合、海鮮丼に載せられる具材等であってもよい。
【0297】
対象画像と類似する画像とは、例えば、対象画像に含まれる対象物(人、物体等)と同一のものであって、異なる姿勢であるもの等であってもよい。対象画像に関連する画像とは、対象画像に含まれる対象物(人)と同一の服装、共通する文字等を含む服装であるもの、対象物(商品、物体)と同一の包装、同一のロゴ等を有するもの、対象物(動物)と同一の種類に属するものであってもよい。
【0298】
ステップS715の後、本制御は終了する。
【0299】
<第2変形例(6)の効果>
以上のように構成された第2変形例(6)では、端末20の制御部21が、取り込む処理によって取得された、画像情報に応じて、画像情報に基づくリンク情報を、ユーザと関連付けて記憶するようにしてもよい。
【0300】
このような構成による効果の一例として、取り込む処理によって取得された画像情報に応じて自動でリンク情報がユーザと関連付けられるので、ユーザによるブックマークボードへのリンク情報を追加する手間を低減させることができる。
【0301】
なお、第2変形例(6)では、確認用リストに入力された画像情報に応じて自動でブックマークボードにリンク情報が追加されていたが、確認用リストに入力された画像情報に関わらず、確認用リストに入力された画像情報に基づくリンク情報が、自動でブックマークボードに追加されてもよいし、追加されなくてもよい。
【0302】
<第3実施形態>
第1実施形態等では、リンク情報がユーザと関連付けて記憶される、つまり、リンク情報がユーザのブックマークボードに追加されていた。
第3実施形態では、ブックマークボードに追加されたリンク情報を検索(抽出)しやすくするための実施形態である。
具体的には、第3実施形態では、端末20の制御部21は、ユーザの入力に基づいてリンク情報を抽出し、抽出されたリンク情報を表示部24に表示する制御を行ってもよい。
第3実施形態の記載内容は、他の各実施形態のいずれにも適用可能である。
【0303】
<機能構成>
端末の機能構成
図3-1は、第3実施形態における端末20の制御部21により実現される機能の一例を示す図である。
制御部21は、限定ではなく例として、端末メイン処理部211と、記憶処理部212と、表示処理部214と、取込処理部215と、取得処理部216と、抽出処理部217とを有する。端末メイン処理部211および記憶処理部212は、第1実施形態等と同様である。表示処理部214は、第1変形例(2)と同様である。取込処理部215および取得処理部216は、第1変形例(3)と同様である。
【0304】
抽出処理部217は、限定ではなく例として、記憶部28に記憶されている抽出処理プログラム2816に従って、ユーザと関連付けて記憶されたリンク情報を抽出する処理を実行する機能を有する。抽出処理部217は、例えば、ユーザの入力によって抽出処理を実行してもよい。
【0305】
また、
図3-2に示すように、記憶部28の端末メイン処理プログラム281は、限定ではなく例として、制御部21により読み出されて、抽出処理として実行される抽出処理プログラム2816をサブルーチンプログラムとして含む。
【0306】
<情報処理>
図3-3は、第3実施形態における端末20が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【0307】
以下のフローチャートは、第3実施形態の処理を例示するものであり、以下のフローチャートにおいて、一部のステップは実行しなくてもよいし、追加のステップを挿入してもよい。これらは、本明細書における他のフローチャートについても同様である。
【0308】
まず、
図3-3に示すように、端末20の制御部21は、ユーザの入力があるか否かについて判定する(ステップS801)。
【0309】
ユーザの入力は、ユーザが例えば、ブックマークボードに追加しているリンク情報の中から抽出したいリンク情報に基づく検索語を入力する操作であってもよい。ユーザの入力は、例えば、端末20において、リンク情報を抽出(検索)可能な入力画面において行われてもよい。
【0310】
例えば
図3-4に示すように、表示部24で、ブックマークボードリストが表示された際に、表示画面の右上部に抽出ボタンEが存在していたとする(
図3-4の最も左側の図)。
図3-4に示されるブックマークボードリストには、「行きたいお店」および「野球」の2つのブックマークボードが載せられている。また、
図3-4に示されるブックマークボードにおいては、リンク情報を示すサムネイル画像が横に並んで表示された例が示されている。
【0311】
ここで、ユーザが抽出ボタンEを押下すると、リンク情報に基づく検索語を入力可能な窓E1が表示されてもよい。
【0312】
判定の結果、ユーザの入力がない場合(ステップS801、NO)、ステップS801の処理が繰り返される。一方、ユーザの入力があった場合(ステップS801、YES)、端末20の制御部21は、リンク情報を抽出し(ステップS802)、抽出したリンク情報を表示部24に表示する(ステップS803)。
【0313】
例えば、
図3-4における「行きたいお店」のブックマークボードには、「鮪」が具材として使われている、海鮮丼の店「XXX屋」と、鉄火丼の店「BBB屋」とが載せられているとする。
【0314】
この場合、ユーザが窓E1に「鮪」と入力したとする。そうすると、窓E1には、リンク情報の抽出結果である、「XXX屋」と「BBB屋」とが表示される。
【0315】
なお、リンク情報の抽出結果がない場合、ステップS801の処理が繰り返されてもよいし、窓E1の表示処理が停止されて、本制御が終了してもよい。
【0316】
ステップS803の後、本制御は終了する。
【0317】
<第3実施形態の効果>
以上のように構成された第3実施形態では、端末20の制御部21は、ユーザの入力に基づいてリンク情報を抽出し、抽出されたリンク情報を表示部24に表示する制御を行ってもよい。
【0318】
このような構成による効果の一例として、ブックマークボードにおいてリンク情報を容易に抽出することができる。その結果、ユーザが見たいウェブサイトのリンク情報に容易に到達することができる。
【0319】
<第3変形例(1)>
第3実施形態では、ユーザが検索語を入力することにより、リンク情報が抽出されていたが、本開示はこれに限定されず、例えば、タグ情報を設定することにより、リンク情報が抽出されてもよい。
第3変形例(1)では、端末20の制御部21が、ユーザによって表示部24に表示されたタグ情報に基づいてリンク情報を抽出し、抽出されたリンク情報を表示部24に表示する制御を行ってもよい。
【0320】
<情報処理>
図3-5は、第3変形例(1)における端末20が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、
図3-5のフローチャートの処理は、
図3-3に示すフローチャートのステップS801をステップS804の処理に置き換えたものであり、ステップS804以外の処理は、
図3-3と同様である。
【0321】
図3-5に示すように、端末20の制御部21は、タグ情報の選択操作があったか否かについて判定する(ステップS804)。
【0322】
タグ情報は、限定ではなく例として、ユーザによりリンク情報に関連付けられるキーワードの情報であってもよい。また、タグ情報は、例えば、ブックマークボードまたは確認用リストに入力された日付、リンク情報のウェブサイト、リンク情報のウェブサイトの内容を示す情報に関連付けられていてもよい。タグ情報は、例えば、
図2-8に示す詳細設定の表示画面で設定可能であってもよい。
【0323】
例えば、
図3-6に示すように、詳細設定の表示画面において、符号A4で示す画像情報の下方に、タグ情報を設定用のボタンTが表示されていたとする。ここで、ユーザがボタンTを押下して、キーワードを入力すると、タグ情報の設定が完了する。
図3-6には、符号A4で示す画像情報に基づくリンク情報のタグ情報として、「野球」、画像に映った選手名である「YYY」、画像に映った選手が属するチーム名である「ZZZ」が設定されている。
【0324】
そうすると、例えば、
図3-7に示すように、ブックマークボードリストの上部に、符号T1で示されるタグ情報が表示されていてもよい。なお、
図3-7では、「野球」のブックマークボードに表示されているリンク情報には、少なくとも「野球」のタグ情報が設定されているものとする。
【0325】
判定の結果、タグ情報の選択操作がない場合(ステップS804、NO)、ステップS804の処理が繰り返される。一方、タグ情報の選択操作があった場合(ステップS804、YES)、端末20の制御部21は、リンク情報を抽出し(ステップS802)、抽出したリンク情報を表示部24に表示する(ステップS803)。
【0326】
ここで、例えば、符号T1において、「野球」をユーザが選択すると、「野球」のタグ情報が設定されたリンク情報(符号G1,G2のリンク情報)が抽出されて表示部24に表示されてもよい。
図3-7では、「野球」のタグ情報が設定されたリンク情報が表示される。
【0327】
ステップS803の後、本制御は終了する。
【0328】
<第3変形例(1)の効果>
以上のように構成された第3変形例(1)では、端末20の制御部21が、ユーザによって表示部24に表示されたタグ情報に基づいてリンク情報を抽出し、抽出されたリンク情報を表示部24に表示する制御を行ってもよい。
【0329】
このような構成による効果の一例として、ユーザがタグ情報を選択するだけでブックマークボードにおいてリンク情報を容易に抽出することができる。その結果、ユーザがキーワードを入力操作する手間を省くことができ、ひいてはリンク情報の抽出を簡素化することができる。
【0330】
<第3変形例(2)>
第3実施形態等では、抽出されたンク情報が表示されているのみであったが、本開示はこれに限定されない。
第3変形例(2)では、端末20の制御部21が、抽出されたリンク情報を日付順に並べて表示してもよい。
【0331】
<情報処理>
図3-8は、第3変形例(2)における端末20が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、
図3-8のフローチャートの処理は、例えば、
図3-5に示すフローチャートのステップS803をステップS805の処理に置き換えたものであり、ステップS805以外の処理は、
図3-8と同様である。
【0332】
図3-8に示すように、ステップS802の後、端末20の制御部21は、抽出したリンク情報を日付順に並べて表示する(ステップS805)。
【0333】
リンク情報の日付は、限定ではなく例として、リンク情報に基づく画像情報が端末20に取り込まれた日付の情報、リンク情報に基づくウェブサイトがインターネット上に公開された日付の情報、リンク情報がブックマークボードに追加された日付の情報等であってもよい。
【0334】
例えば、
図3-7で抽出された2つのリンク情報のうちの下側(符号G2)が、2023年3月22日に端末20に取り込まれ、2つのリンク情報のうちの上側(符号G1)が、2023年3月21日に取り込まれたものであるとする。
【0335】
この際、新しい日付になるほど、上に位置するように、リンク情報が表示されるように設定されていた場合、
図3-9に示すように、
図3-7で下側に位置した符号G2のリンク情報が、符号G1のリンク情報より上に位置するように表示される。
【0336】
ステップS805の後、本制御は終了する。
【0337】
<第3変形例(2)の効果>
以上のように構成された第3変形例(2)では、端末20の制御部21が、抽出されたリンク情報を日付順に並べて表示してもよい。
【0338】
このような構成による効果の一例として、リンク情報がいつの情報であるのかを容易に判断することができる。
【0339】
<第4実施形態>
第1実施形態等では、1人のユーザがリンク情報をブックマークボードに追加していたが、本開示はこれに限定されず、1人のユーザとは異なる他のユーザがリンク情報をブックマークボードに追加してもよい。
第4実施形態では、端末20の制御部21が、リンク情報を、ユーザにより指定された他のユーザと関連付けて記憶部28に記憶してもよい。
第4実施形態の記載内容は、他の各実施形態のいずれにも適用可能である。
【0340】
<機能構成>
端末の機能構成
図4-1は、第4実施形態における端末20の制御部21により実現される機能の一例を示す図である。
制御部21は、限定ではなく例として、端末メイン処理部211と、記憶処理部212と、指定処理部218とを有する。端末メイン処理部211および記憶処理部212は、第1実施形態等と同様である。
【0341】
指定処理部218は、限定ではなく例として、記憶部28に記憶されている指定処理プログラム2817に従って、端末20のユーザとは異なる他のユーザを指定する指定処理を実行する機能を有する。
【0342】
また、
図4-2に示すように、記憶部28の端末メイン処理プログラム281は、限定ではなく例として、制御部21により読み出されて、指定処理として実行される指定処理プログラム2817をサブルーチンプログラムとして含む。
【0343】
<情報処理>
図4-3は、第4実施形態における端末20が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【0344】
以下のフローチャートは、第4実施形態の処理を例示するものであり、以下のフローチャートにおいて、一部のステップは実行しなくてもよいし、追加のステップを挿入してもよい。これらは、本明細書における他のフローチャートについても同様である。
【0345】
図4-3に示すように、端末20の制御部21は、ユーザが他のユーザを指定したか否かについて判定する。
【0346】
ユーザが他のユーザを指定するとは、限定ではなく例として、ブックマークボードの設定画面において、他のユーザを選択することであってもよい。
【0347】
例えば、
図4-4に示すように、ユーザAのブックマークボードの設定画面において、リンク情報と関連付けを設定するための他のユーザを選択可能な画面があったとする。この画面では、例えば、ブックマークボードを公開設定されたユーザの一覧、ユーザAと友達登録されたユーザの一覧等が表示されていてもよい。
図4-4には、ユーザB、ユーザC、ユーザD、ユーザE、ユーザF、ユーザGが表示された例が示されている。
【0348】
判定の結果、ユーザが他のユーザを指定しない場合(ステップS901、NO)、本制御は終了する。一方、ユーザが他のユーザを指定した場合(ステップS901、YES)、端末20の制御部21は、リンク情報を他のユーザと関連付けて記憶する(ステップS902)。
【0349】
ここで、ユーザAが、ユーザB、ユーザD、ユーザEのチェックボックスにチェックを入れると、ユーザB、ユーザD、ユーザEが選択指定されたことになる。その結果、ユーザB、ユーザD、ユーザEが、ユーザAのブックマークボードにリンク情報を追加できるようになる。
【0350】
ステップS902の後、本制御は終了する。
【0351】
<第4実施形態の効果>
以上のように構成された第4実施形態では、端末20の制御部21が、リンク情報を、ユーザにより指定された他のユーザと関連付けて記憶部28に記憶してもよい。
【0352】
このような構成による効果の一例として、複数人でブックマークボードを共有することができるので、多数の視点からリンク情報を収集することができる。
【0353】
<第4変形例(1)>
第4実施形態では、ユーザが、リンク情報と関連付ける他のユーザを1人ずつ指定していたが、本開示はこれに限定されず、複数の他のユーザを一括で指定可能であってもよい。
第4変形例(1)では、端末20の制御部21が、チャットルームに参加している複数の他のユーザを、チャットルーム単位でリンク情報と関連付けて記憶してもよい。
【0354】
<情報処理>
図4-5は、第4変形例(1)における端末20が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【0355】
図4-5に示すように、端末20の制御部21は、ユーザがチャットルームを指定したか否かについて判定する(ステップS903)。
【0356】
ユーザがチャットルームを指定するとは、限定ではなく例として、ブックマークボードの設定画面において、ユーザが参加しているチャットルームの一覧からチャットルームを選択指定することであってもよい。
【0357】
例えば、
図4-6に示すように、ユーザAのブックマークボードの設定画面において、リンク情報と関連付けを設定するためのチャットルームを選択可能な画面があったとする。この画面では、例えば、ユーザAを含む2人以上が参加しているチャットルームの一覧などが表示されていてもよい。
図4-6には、チャットルームA、チャットルームB、チャットルームC、チャットルームD、チャットルームE、チャットルームFが表示された例が示されている。
【0358】
判定の結果、ユーザがチャットルームを指定しない場合(ステップS903、NO)、本制御は終了する。一方、ユーザがチャットルームを指定した場合(ステップS903、YES)、端末20の制御部21は、リンク情報をチャットルームの参加ユーザと関連付けて記憶する(ステップS904)。
【0359】
ここで、ユーザAが、チャットルームB、チャットルームD、チャットルームEのチェックボックスにチェックを入れると、チャットルームB、チャットルームD、チャットルームEが選択指定されたことになる。その結果、チャットルームB、チャットルームD、チャットルームEの参加ユーザ(ユーザA以外の他のユーザ)が、ユーザAのブックマークボードにリンク情報を追加できるようになる。
【0360】
ステップS904の後、本制御は終了する。
【0361】
<第4変形例(1)の効果>
以上のように構成された第4変形例(1)では、端末20の制御部21が、チャットルームに参加している複数の他のユーザを、チャットルーム単位でリンク情報と関連付けて記憶してもよい。
【0362】
このような構成による効果の一例として、チャットルームの参加ユーザでブックマークボードを共有することができる。チャットルームの参加ユーザは、ユーザと共通の趣味を有している可能性が高いので、ブックマークボードにおいてリンク情報を共有することで、チャットルーム内での話題を盛り上げることに寄与することができる。
【0363】
<第5実施形態>
第1実施形態等では、リンク情報がユーザと関連付けられて記憶されることについて言及されていたが、第5実施形態では、ユーザと関連付けられたリンク情報、つまり、ブックマークボードの公開範囲を設定するための実施形態である。
第5実施形態では、端末20A(第1端末)と通信するサーバ10が、リンク情報と、リンク情報を公開する範囲に関する公開情報とを端末20から受信する通信部14と、リンク情報と公開情報と端末20Aの第1ユーザとを関連付けて記憶する制御を行う制御部11とを含んでいてもよい。
第5実施形態の記載内容は、他の各実施形態のいずれにも適用可能である。
【0364】
<機能構成>
(1)サーバの機能構成
図5-1は、第5実施形態におけるサーバ10の制御部11により実現される機能の一例を示す図である。
制御部11は、限定ではなく例として、サーバメイン処理部111と、記憶処理部112とを有する。サーバメイン処理部111は、第1変形例(1)の第1サーバ10Aにおけるサーバメイン処理部111(
図1-5参照)と同様であってもよい。
【0365】
記憶処理部112は、限定ではなく例として、記憶部15に記憶されている記憶処理プログラム1512に従って、リンク情報と、リンク情報を公開する範囲に関する公開情報と、端末20Aの第1ユーザとを関連付けて記憶部15に記憶する記憶処理を実行する。
【0366】
図5-2は、第5実施形態におけるサーバ10の通信部14により実現される機能の一例を示す図である。
通信部14は、限定ではなく例として、通信メイン処理部141と、リンク情報送信部142と、情報受信部144とを有する。通信メイン処理部141およびリンク情報送信部142は、第1実施形態等の通信メイン処理部141およびリンク情報送信部142と同様であってもよい。
【0367】
情報受信部144は、限定ではなく例として、制御部11の制御の下、記憶部15に記憶されている情報受信プログラム1514に従って、端末20Aからリンク情報と、公開情報とを受信する受信処理を実行する。
【0368】
図5-3は、第5実施形態におけるサーバ10の記憶部15に記憶される情報の一例を示す図である。
記憶部15には、限定ではなく例として、
図1-7と同様にサーバメイン処理プログラム151、リンク情報送信プログラム1511が記憶される。
また、サーバメイン処理プログラム151は、限定ではなく例として、制御部11により読み出されて、記憶処理として実行される記憶処理プログラム1512をサブルーチンプログラムとして含む。
また、サーバメイン処理プログラム151は、限定ではなく例として、制御部11により読み出されて、通信部14において受信処理として実行される情報受信プログラム1514をサブルーチンプログラムとして含む。
【0369】
また、記憶部15には、限定ではなく例として、端末20Aから受信したリンク情報152および公開情報153とが記憶される。
【0370】
(2)端末の機能構成
第5実施形態における端末20の制御部21は、限定ではなく例として、例えば、
図4-1に示す制御部21と同等であってもよい。
図5-4は、第5実施形態における端末20の通信部22により実現される機能の一例を示す図である。
通信部22は、限定ではなく例として、通信メイン処理部221と、リンク情報受信部222と、情報送信部223とを有する。
【0371】
情報送信部223は、限定ではなく例として、制御部21の制御の下、記憶部28に記憶されている送信プログラム2818に従って、ユーザと関連付けられたリンク情報と、公開情報とをサーバ10に送信する送信処理を実行する機能を有する。
【0372】
図5-5は、第5実施形態における端末20の記憶部28に記憶される情報の一例を示す図である。
記憶部28には、限定ではなく例として、
図4-2と同様に端末メイン処理プログラム281、記憶処理プログラム2811、指定処理プログラム2817、リンク情報282が記憶される。
また、記憶部28の端末メイン処理プログラム281は、限定ではなく例として、制御部21により読み出されて、送信処理として実行される送信プログラム2818をサブルーチンプログラムとして含む。
【0373】
また、記憶部28には、限定ではなく例として、端末20から受信した公開情報286が記憶される。
【0374】
<情報処理>
図5-6は、第5実施形態における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、第1ユーザの第1端末20Aの制御部21が実行する処理、サーバ10の制御部11が実行する処理の一例をそれぞれ示している。なお、
図5-6では、第1ユーザのブックマークボード(第1ユーザとリンク情報とが関連付けられて記憶されている)が既に存在していることを前提としていてもよい。
【0375】
以下のフローチャートは、第5実施形態の処理を例示するものであり、以下のフローチャートにおいて、一部のステップは実行しなくてもよいし、追加のステップを挿入してもよい。これらは、本明細書における他のフローチャートについても同様である。
【0376】
図5-6に示すように、端末20Aは、リンク情報と公開情報とをサーバ10に送信する(ステップS1101)。
【0377】
公開情報は、限定ではなく例として、第1ユーザと関連付けられたリンク情報が公開されるユーザの情報であってもよい。つまり、公開情報は、第1ユーザのブックマークボードが公開されるユーザの情報であってもよい。
【0378】
ステップS1101の処理は、例えば、第1ユーザが、ブックマークボードを公開するユーザを端末20Aで指定した際に行われてもよい。
【0379】
例えば、
図5-7に示すように、ブックマークボードの設定画面において、「公開ユーザ」の一覧が端末20で表示されたとする。この際に、例えば、「公開ユーザ」の右側に位置する「追加」を第1ユーザが押下すると、「全体に公開」と、「指定したユーザのみに公開」とを選択可能なメニューSが端末20に表示されてもよい。
【0380】
このメニューSにおいて、第1ユーザが「全体に公開」および「指定したユーザのみに公開」の何れかのチェックボックスにチェックを入れる等して、公開範囲を選択設定する。そして、この選択状態を保存する操作を第1ユーザがすることで、リンク情報を公開する範囲が設定され、その範囲に指定されたユーザに第1ユーザのブックマークボードが公開される。
【0381】
図5-7には、「指定したユーザのみに公開」が選択された例が示されている。この場合、第1ユーザが指定したユーザのみに、第1ユーザのブックマークボードが公開される。また、「全体に公開」が選択された場合、どのユーザに対しても、第1ユーザのブックマークボードが公開される。
【0382】
ステップS1101の後、サーバ10は、第1ユーザと、リンク情報と、公開情報とを関連付けて記憶部15に記憶する(ステップS1201)。具体的には、サーバ10は、第1ユーザを識別可能な情報を、リンク情報および公開情報に関連付けて記憶部15に記憶する。
【0383】
第1ユーザを識別可能な情報は、限定ではなく例として、第1ユーザのIDの情報、第1ユーザのブックマークボードのURLの情報等、であってもよい。
【0384】
これにより、第2ユーザの端末20Bで第1ユーザのブックマークボードが公開されて、第2ユーザがブックマークボードを閲覧することが可能となる。
【0385】
<第5実施形態の効果>
以上のように構成された第5実施形態では、端末20A(第1端末)と通信するサーバ10が、リンク情報と、リンク情報を公開する範囲に関する公開情報とを端末20から受信する通信部14と、リンク情報と公開情報と端末20Aの第1ユーザとを関連付けて記憶する制御を行う制御部11とを含んでいてもよい。
【0386】
このような構成による効果の一例として、公開情報が、リンク情報および第1ユーザと関連付けられるので、リンク情報(ブックマークボード)を公開する範囲を容易に設定することができる。その結果、リンク情報を第1ユーザ以外のユーザと容易に共有することができる。
【0387】
<第5変形例(1)>
第5実施形態では、リンク情報が公開情報に基づく公開ユーザに公開されていたが、公開ユーザは、リンク情報を確認する際、リンク情報がいつブックマークボードに追加されたものであるかについて把握したい場合がある。
第5変形例(1)では、サーバ10の通信部14は、リンク情報を第1ユーザに関連付けて記憶した場合、公開情報に基づいて、公開情報に含まれる第2ユーザの端末20B(第2端末)に、リンク情報を記憶したことに関する情報を送信してもよい。
【0388】
<機能構成>
(1)サーバの機能構成
図5-8は、第5変形例(1)におけるサーバ10の通信部14により実現される機能の一例を示す図である。
通信部14は、限定ではなく例として、通信メイン処理部141と、リンク情報送信部142と、情報受信部144と、情報送信部145とを有する。通信メイン処理部141、リンク情報送信部142および情報受信部144は、第5実施形態と同様であってもよい。
【0389】
情報送信部145は、限定ではなく例として、制御部11の制御の下、記憶部15に記憶されている情報送信プログラム1515に従って、リンク情報を第1ユーザに関連付けて記憶した場合、公開情報に含まれる第2ユーザの端末20B(第2端末)に、リンク情報を記憶したことに関する情報を送信する送信処理を実行する。
【0390】
図5-9は、第5変形例(1)におけるサーバ10の記憶部15に記憶される情報の一例を示す図である。
記憶部15には、限定ではなく例として、
図5-3と同様にサーバメイン処理プログラム151、リンク情報送信プログラム1511、情報受信プログラム1514、リンク情報152および公開情報153が記憶される。
また、サーバメイン処理プログラム151は、限定ではなく例として、制御部11により読み出されて、送信処理として実行される情報送信プログラム1515をサブルーチンプログラムとして含む。
【0391】
(2)端末の機能構成
図5-10は、第5変形例(1)における端末20の通信部22により実現される機能の一例を示す図である。
通信部22は、限定ではなく例として、通信メイン処理部221と、リンク情報受信部222と、情報送信部223と、情報受信部224とを有する。通信メイン処理部221、リンク情報受信部222および情報送信部223は、第5実施形態と同様であってもよい。
【0392】
情報受信部224は、限定ではなく例として、制御部21の制御の下、記憶部28に記憶されている受信プログラム2819に従って、リンク情報を記憶したことに関する情報をサーバ10から受信する受信処理を実行する機能を有する。なお、情報受信部224は、端末20が第2端末である場合に受信処理を実行してもよい。
【0393】
図5-11は、第5変形例(1)における端末20の記憶部28に記憶される情報の一例を示す図である。
記憶部28には、限定ではなく例として、
図5-5と同様に端末メイン処理プログラム281、記憶処理プログラム2811、指定処理プログラム2817、送信プログラム2818、リンク情報282および公開情報286が記憶される。
また、記憶部28の端末メイン処理プログラム281は、限定ではなく例として、制御部21により読み出されて、受信処理として実行される受信プログラム2819をサブルーチンプログラムとして含む。
【0394】
<情報処理>
図5-12は、第5変形例(1)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、第1ユーザの端末20Aの制御部21が実行する処理、サーバ10の制御部11が実行する処理、第2ユーザの端末20Bの制御部21が実行する処理の一例をそれぞれ示している。なお、
図5-12の処理は、
図5-6の処理が実行された後に実行されることを前提としていてもよい。
【0395】
図5-12に示すように、第1ユーザの端末20Aは、第1ユーザとリンク情報とを関連付けて記憶する(ステップS1102)。ステップS1102では、第1ユーザが、ブックマークボードにリンク情報を追加したこと示している。
【0396】
ステップS1102の後、サーバ10は、第1ユーザと、追加されたリンク情報と公開情報とを関連付けて記憶し(ステップS1202)、リンク情報を記憶したことに関する情報を第2ユーザの端末20Bに送信する(ステップS1203)。なお、ステップS1203では、1つの端末20Bにリンク情報を記憶したことに関する情報を送信しているが、サーバ10は、公開情報に含まれる全ての第2ユーザの端末20Bに、リンク情報を記憶したことに関する情報を送信してもよい。
【0397】
リンク情報を記憶したことに関する情報は、限定ではなく例として、ブックマークボードにリンク情報が追加されたときの時間を示す情報、ブックマークボードにリンク情報を追加したユーザの名前を示す情報、ブックマークボードを作成したこと(リンク情報をユーザと関連付けて記憶したこと)を示す情報等であってもよい。
【0398】
リンク情報を記憶したことに関する情報は、ブックマークボードの更新状況を時系列情報で示すタイムライン形式で端末20に表示されるようにしてもよい。
【0399】
例えば、ユーザAが「行きたいお店」のブックマークボードを作成したとする。「行きたいお店」のタイムラインは、例えば、
図5-13に示すように表示部24に表示されてもよい。
図5-13には、情報が新しくなるほど、上に位置するようなタイムラインが例示されている。
【0400】
具体的には、ユーザAが「行きたいお店」のブックマークボードを作成したこと、ユーザAが「行きたいお店」に「BBB屋」のリンク情報を追加したことが、タイムラインに例示されている。
【0401】
ステップS1203の後、端末20Bは、第2ユーザがブックマークボードのタイムラインを表示する操作を行った場合、ブックマークボードのタイムラインを表示部24に表示してもよい(ステップS1301)。
【0402】
ステップS1102、ステップS1203、ステップS1301の後、本制御は終了する。
【0403】
<第5変形例(1)の効果>
以上のように構成された第5変形例(1)では、サーバ10の通信部14は、リンク情報を第1ユーザに関連付けて記憶した場合、公開情報に基づいて、公開情報に含まれる第2ユーザの端末20B(第2端末)に、リンク情報を記憶したことに関する情報を送信してもよい。
【0404】
このような構成による効果の一例として、公開情報に含まれるユーザが、ブックマークボードの更新状況を容易に確認することができる。その結果、例えば、ブックマークボードの継続状況、リンク情報の最新性等を容易に把握することができる。
【0405】
<第5変形例(2)>
第5変形例(1)では、ブックマークボードのタイムラインには1人の第1ユーザのみの記録が表示されていたが、本開示はこれに限定されず、複数のユーザの記録が表示されてもよい。
第5変形例(2)では、第1ユーザは、複数のユーザを含んでいてもよい。
【0406】
例えば、第4実施形態等のように、リンク情報が、ユーザにより指定された他のユーザと関連付けられることで、他のユーザがブックマークボードにリンク情報を追加することが可能となる。
【0407】
そのため、例えば、ブックマークボードを作成したユーザAが、ユーザBおよびユーザCを、ブックマークボードの作成可能なユーザとして指定した場合、ユーザBおよびユーザCもブックマークボードにリンク情報を追加することが可能となる。
【0408】
例えば、
図5-14に示すように、
図5-13に示すタイムラインのブックマークボードに、ユーザBが「AAA屋」のリンク情報を追加し、かつ、ユーザCが「XXX屋」のリンク情報を追加した場合、タイムラインには、その追加情報が表示される。
【0409】
<第5変形例(2)の効果>
以上のように構成された第5変形例(2)では、第1ユーザは、複数のユーザを含んでいてもよい。
【0410】
このような構成による効果の一例として、誰がどのリンク情報を追加したのかを容易に把握することができる。
【0411】
<第5変形例(3)>
第5実施形態等では、第1ユーザのブックマークボードが公開情報に基づくユーザに公開設定されていた。この場合、ブックマークボードに設定された第1ユーザの名前が、例えば、
図5-13等のように、公開情報に基づくユーザに公開される。ここで、例えば、公開情報に基づくユーザが、第1ユーザが知らないユーザであると、第1ユーザは自分の名前を公開したくないと考える場合がある。
第5変形例(3)では、端末20Aの制御部21は、第1ユーザの名前を示す第1名前情報と、第1ユーザの名前とは異なる第2名前情報とを関連付ける制御を行い、通信部22は、第1名前情報と関連付けられた第2名前情報をサーバ10に送信してもよい。
【0412】
<情報処理>
図5-15は、第5変形例(3)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、第1ユーザの端末20Aの制御部21が実行する処理、サーバ10の制御部11が実行する処理、をそれぞれ示している。なお、
図5-15の処理は、
図5-6の処理が実行された後に実行されることを前提としていてもよい。
【0413】
図5-15に示すように、端末20Aの制御部21は、第1名前情報と第2名前情報とを関連付ける制御を行う(ステップS1103)。
【0414】
第1名前情報は、限定ではなく例として、第1ユーザの名前の情報であってもよい。第2名前情報は、限定ではなく例として、第1名前情報とは異なる情報であってもよく、例えば、第1ユーザによって設定された情報であってもよい。
【0415】
ステップS1103の後、端末20Aの制御部21は、第1名前情報と関連付けた第2名前情報をサーバ10に送信する(ステップS1104)。ステップS1104の後、サーバ10は、第2名前情報を第1ユーザと関連付けて記憶する(ステップS1204)。
【0416】
例えば、
図5-13におけるユーザAが、第2名前情報を「※※※」に設定した場合、
図5-13に示されるタイムラインの「ユーザA」の表示は、
図5-16に示すように、「※※※」に変更される。
【0417】
ステップS1104およびステップS1204の後、本制御は終了する。
【0418】
<第5変形例(4)の効果>
以上のように構成された第5変形例(4)では、端末20Aの制御部21は、第1ユーザの名前を示す第1名前情報と、第1ユーザの名前とは異なる第2名前情報とを関連付ける制御を行い、通信部22は、第1名前情報と関連付けられた第2名前情報をサーバ10に送信してもよい。
【0419】
このような構成による効果の一例として、第1ユーザが名前を第三者に知られたくない場合、ブックマークボードにおいて表示される名前を容易に変更することができる。その結果、名前の秘匿性を向上させることができる。
【0420】
<第5変形例(5)>
第5変形例(4)では、第1名前情報と第2名前情報とを関連付けることで、ブックマークボードにおいて表示される名前を設定可能であったが、本開示はこれに限定されない。例えば、アカウントで設定される名前を用いることで、ブックマークボードにおいて表示される名前を設定可能であってもよい。
第5変形例(5)では、端末20Aの制御部21は、第1ユーザが有するアカウントで設定した名前情報を、リンク情報と関連付けて記憶部28に記憶する制御を行ってもよい。
【0421】
<情報処理>
図5-17は、第5変形例(5)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、第1ユーザの端末20Aの制御部21が実行する処理、サーバ10の制御部11が実行する処理、をそれぞれ示している。なお、
図5-17の処理は、
図5-6の処理が実行された後に実行されることを前提としていてもよい。
【0422】
図5-17に示すように、端末20Aの制御部21は、第1ユーザの操作に基づいて、アカウントの名前情報(第3名前情報)を設定する(ステップS1105)。ステップS1105の後、端末20Aの制御部21は、第3名前情報、リンク情報、公開情報をサーバ10に送信する(ステップS1106)。
【0423】
アカウントは、限定ではなく例として、ユーザがインターネット上のサービスを利用する際に必要となる個人認識情報であってもよい。第3名前情報は、限定ではなく例として、アカウントで設定される名前の情報であってもよい。
【0424】
ステップS1106の後、サーバ10の制御部11は、第3名前情報、リンク情報、公開情報を関連付けて記憶部15に記憶する(ステップS1205)。
【0425】
例えば、ブックマークボードに関連付いたアカウントの設定画面で、第1ユーザが自分の名前と異なる名前を設定することで、ブックマークボードで第1ユーザが、アカウントで設定した名前で表示される。
【0426】
なお、第1ユーザが複数のアカウントを取得している場合、第1ユーザが複数のアカウントの中からブックマークボードに関連付けるアカウントを選択してもよい。
【0427】
ステップS1106、ステップS1205の後、本制御は終了する。
【0428】
<第5変形例(5)の効果>
以上のように構成された第5変形例(5)では、端末20Aの制御部21は、第1ユーザが有するアカウントで設定した名前情報を、リンク情報と関連付けて記憶部28に記憶する制御を行ってもよい。
【0429】
このような構成による効果の一例として、アカウントで名前を第1ユーザとは異なる名前に設定することで、名前の秘匿性を向上させることができる。
【0430】
また、例えば、第1ユーザが複数のアカウントを取得していた場合、第1ユーザがブックマークボードと関連付けるために選択したアカウントの名前を第1ユーザとは異なる名前に設定することができる。これにより、第1ユーザが自分の名前を設定した別アカウントを並行して使用しつつ、ブックマークボードでは自分の名前とは異なる名前で表示させることができる。
【0431】
その結果、ブックマークボードを利用して情報提供のサービス等を他のユーザに提供する場合、サービスの公式名称をブックマークボードに表示させることができる。
【0432】
なお、第1ユーザが複数のアカウントを取得していた場合、ブックマークボードの設定画面において、複数のアカウントの何れかを選択設定できるようにしてもよい。
【0433】
<第6実施形態>
第5実施形態等では、第2ユーザにブックマークボードが公開されていたが、第2ユーザにブックマークボードを閲覧させやすくするために、第2ユーザを効率よくブックマークボードに導くことが望まれる。
第6実施形態では、サーバ10の通信部14は、公開情報に含まれる第2ユーザの第2端末から検索語を受信し、検索語に関連する、第1ユーザに関連付けられたリンク情報を第2端末に送信してもよい。
第6実施形態の記載内容は、他の各実施形態のいずれにも適用可能である。
【0434】
第6実施形態におけるサーバ10の通信部14は、限定ではなく例として、例えば、
図5-8に示す通信部14と同等であってもよい。
【0435】
<情報処理>
図6-1は、第6実施形態における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、サーバ10の制御部11が実行する処理、第2ユーザの端末20Bの制御部21が実行する処理、の一例をそれぞれ示している。
【0436】
以下のフローチャートは、第6実施形態の処理を例示するものであり、以下のフローチャートにおいて、一部のステップは実行しなくてもよいし、追加のステップを挿入してもよい。これらは、本明細書における他のフローチャートについても同様である。
【0437】
図6-1に示すように、第2ユーザの端末20Bは、第2ユーザが検索サイトで入力した検索語をサーバ10に送信する(ステップS1301)。
【0438】
検索サイトは、検索語に基づく検索結果を出力するウェブサイトであり、限定ではなく例として、サーバ10で管理される検索用のウェブサイトであってもよい。なお、検索サイトは、限定ではなく例として、サーバ10とは異なるサーバとサーバ10とが第2ユーザの情報を連携している場合、サーバ10とは異なるサーバで管理されるウェブサイトであってもよい。
【0439】
検索語は、限定ではなく例として、検索サイト等のデータの集合から目的のデータを探し出すための文字、言葉であってもよい。
【0440】
ステップS1301の後、サーバ10の制御部11は、検索語に関連する、第1ユーザに関連付けられたリンク情報を端末20Bに送信する(ステップS1401)。
【0441】
第1ユーザに関連付けられたリンク情報は、限定ではなく例として、第1ユーザのブックマークボードに記憶されたリンク情報であってもよい。
【0442】
なお、ステップS1401では、第1ユーザに関連付けられたリンク情報以外のリンク情報も端末20Bに送信されてもよい。具体的には、ステップS1301の後、検索語に関連する全てのリンク情報が、端末20Bに送信され、その中に、第1ユーザに関連付けられたリンク情報が存在した場合、ステップS1401の処理が行われてもよい。
【0443】
ステップS1401の後、端末20Bの制御部21は、第1ユーザに関連付けられたリンク情報を表示部24に表示する(ステップS1302)。
【0444】
例えば、第1ユーザのブックマークボードが、
図1-10の右側に示される「行きたいお店」のブックマークボードであったとする。この場合において、例えば、
図6-2に示すように、検索サイトの窓E2に「海鮮」と第2ユーザが入力して検索を行うと(
図6-2の左側)、端末20Bの表示部24には、「行きたいお店」のブックマークボードに記憶されたリンク情報が表示される(
図6-2の右側)。
【0445】
なお、検索サイトの検索結果には、限定ではなく例として、第1ユーザに関連付けられたリンク情報以外のリンク情報が含まれていてもよい。また、検索サイトの検索結果に、第1ユーザに関連付けられたリンク情報が存在しない場合、ステップS1302の処理は行われなくてもよい。
【0446】
ステップS1401、ステップS1302の後、本制御は終了する。
【0447】
<第6実施形態の効果>
以上のように構成された第6実施形態では、サーバ10の通信部14は、公開情報に含まれる第2ユーザの第2端末から検索語を受信し、検索語に関連する、第1ユーザに関連付けられたリンク情報を第2端末に送信してもよい。
【0448】
このような構成による効果の一例として、第2ユーザが検索を行った際に、第1ユーザのブックマークボードに記憶されたリンク情報が第2ユーザの端末20Bに表示されるので、第1ユーザのブックマークボードのリンク情報を第2ユーザとの間で容易に共有することができる。
【0449】
<第6変形例(1)>
第6実施形態では、第2ユーザが検索を行った際に、ブックマークボードに記憶されたリンク情報が端末20Bに表示されていたが、本開示はこれに限定されず、ブックマークボードの情報が端末20Bに表示されてもよい。
第6変形例(1)では、サーバ10の通信部14は、検索語に関連するリンク情報を含むリストであるリスト情報を送信してもよい。
【0450】
第6変形例(1)におけるサーバ10の通信部14は、限定ではなく例として、例えば、
図5-8に示す通信部14と同等であってもよい。
【0451】
<情報処理>
図6-3は、第6変形例(1)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、サーバ10の制御部11が実行する処理、第2ユーザの端末20Bの制御部21が実行する処理、の一例をそれぞれ示している。なお、ステップS1301の処理は、
図6-1のステップS1301の処理と同様であってもよい。
【0452】
図6-3に示すように、ステップS1301の後、サーバ10の制御部11は、検索語に関連するリスト情報を端末20Bに送信する(ステップS1402)。ステップS1402の後、端末20Bの制御部21は、検索語に関連するリスト情報を表示する(ステップS1303)。
【0453】
リスト情報は、限定ではなく例として、第1ユーザに関連付けられたリンク情報を含むリストであってもよい。例えば、リスト情報は、ブックマークボードを表示するための情報であってもよい。
【0454】
ブックマークボードを表示するための情報は、限定ではなく例として、ブックマークボードのウェブサイトへのリンク情報であってもよい。
【0455】
例えば、
図6-4に示すように、ブックマークボードを表示するための情報は、検索語に基づいて検索されたリンク情報(「XXX屋」のリンク情報)の近傍に表示されてもよい。
図6-4では、検索語に基づいて検索されたリンク情報の下方における、符号E3で示される部分(「行きたいお店」の部分)にブックマークボードを表示するための情報が表示された例が示されている。
【0456】
符号E3で示される部分は、限定ではなく例として、「行きたいお店」のブックマークボードのリンク情報であってもよく、第2ユーザが符号E3で示される部分をタップすると、表示部24の表示が、検索結果を示す表示から、「行きたいお店」のブックマークボードのウェブサイトの表示に遷移する。
【0457】
なお、リスト情報は、限定ではなく例として、ブックマークボードに記憶されたリンク情報のリストの情報そのものであってもよい。つまり、
図6-5に示すように、検索結果として、ブックマークボードのリンク情報のリストの情報がそのまま表示部24に表示されてもよい。なお、
図6-5には、ブックマークボードのリストであることを示すための枠線E4の内部にリンク情報が表示された例が示されているが、枠線E4は、表示されてもよいし、表示されなくてもよい。
【0458】
また、ステップS1402では、リスト情報以外のリンク情報も端末20Bに送信されてもよい。具体的には、ステップS1301の後、検索語に関連する全てのリンク情報が、端末20Bに送信され、その中に、検索語に関連するリスト情報が存在した場合、ステップS1402の処理が行われてもよい。また、ステップS1402の処理が行われない場合、ステップS1303の処理は、行われなくてもよい。
【0459】
ステップS1402、ステップS1303の後、本制御は終了する。
【0460】
<第6変形例(1)の効果>
以上のように構成された第6変形例(1)では、サーバ10の通信部14は、検索語に関連するリンク情報を含むリストであるリスト情報を送信してもよい。
【0461】
このような構成による効果の一例として、公開情報に含まれる第2ユーザを容易にブックマークボードに導くことができる。その結果、ブックマークボードに記憶されたリンク情報を第2ユーザとの間で共有しやすくすることができる。
【0462】
このように、リンク情報を第2ユーザとの間で共有することで、例えば、ブックマークボードが飲食店に関するリンク情報を記憶している場合、第1ユーザがお薦めする店等を参考に、第2ユーザが来店する店等を決定しやすくすることができる。
【0463】
<第6変形例(2)>
第6実施形態等では、第2ユーザが検索を行った際に、ブックマークボードのリンク情報やブックマークボードを表示するための情報が端末20Bに表示されていたが、本開示はこれに限定されず、第1ユーザの情報が端末20Bに表示されてもよい。
第6変形例(2)では、サーバ10の通信部14は、公開情報に含まれる第2ユーザの第2端末から検索語を受信し、検索語に関連するリンク情報に関連付けられた第1ユーザを示す画像情報を第2端末に送信してもよい。
【0464】
第6変形例(2)におけるサーバ10の通信部14は、限定ではなく例として、例えば、
図5-8に示す通信部14と同等であってもよい。
【0465】
<情報処理>
図6-6は、第6変形例(2)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、サーバ10の制御部11が実行する処理、第2ユーザの端末20Bの制御部21が実行する処理、の一例をそれぞれ示している。なお、ステップS1301の処理は、
図6-1のステップS1301の処理と同様であってもよい。
【0466】
図6-6に示すように、ステップS1301の後、サーバ10の制御部11は、検索語に基づいて検索されたリンク情報の中に、第1ユーザに関連付けられたリンク情報があるか否かについて判定する(ステップS1403)。判定の結果、第1ユーザに関連付けられたリンク情報がない場合(ステップS1403、NO)、本制御は終了してもよい。一方、第1ユーザに関連付けられたリンク情報がない場合(ステップS1403、YES)、サーバ10の制御部11は、第1ユーザを示す画像情報を端末20Bに送信する(ステップS1404)。
【0467】
第1ユーザを示す画像情報は、限定ではなく例として、ブックマークボードで表示される第1ユーザのアイコン画像の情報、サーバ10が管理するサービスにおける第1ユーザのアイコン画像の情報であってもよい。
【0468】
ステップS1404の後、端末20Bの制御部21は、リンク情報および画像情報を表示部24に表示する(ステップS1303)。具体的には、端末20Bの制御部21は、リンク情報と画像情報とを並べて表示部24に表示してもよい。
【0469】
例えば、
図6-7に示すように、検索結果として、表示部24に表示されたリンク情報に第1ユーザのアイコン画像E5が表示されてもよい。
【0470】
また、
図6-8に示すように、アイコン画像E5の近傍に、「ユーザAが行きたいお店に保存しています」等、第1ユーザがブックマークボードに保存している旨を示す情報が表示されていてもよい。
【0471】
ステップS1303の後、本制御は終了する。なお、ステップS1403でNOと判定された場合、ステップS1303の処理が行われなくてもよい。
【0472】
<第6変形例(2)の効果>
以上のように構成された第6変形例(2)では、サーバ10の通信部14は、公開情報に含まれる第2ユーザの第2端末から検索語を受信し、検索語に関連するリンク情報に関連付けられた第1ユーザを示す画像情報を第2端末に送信してもよい。
【0473】
このような構成による効果の一例として、検索語に基づいてリンク情報を検索した際に、第1ユーザが薦めているリンク情報であることを第2ユーザが認識することができる。
【0474】
その結果、第1ユーザが薦めていることがトリガーとなって、そのリンク情報に関連する店、商品等の人気度が上昇し、ひいては広告効果を高めることに寄与することができる。
【0475】
<第6変形例(3)>
第6変形例(2)では、第1ユーザの画像情報がリンク情報とともに表示されていたが、本開示はこれに限定されず、画像情報がブックマークボードのリンク情報であってもよい。
第6変形例(3)では、サーバ10の通信部14は、表示された画像情報に対する第2ユーザの入力に基づいて、第1ユーザに関連付けられたリンク情報を含むリスト情報を第2端末に送信してもよい。
【0476】
第6変形例(3)におけるサーバ10の通信部14は、限定ではなく例として、例えば、
図5-8に示す通信部14と同等であってもよい。
【0477】
<情報処理>
図6-9は、第6変形例(3)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、サーバ10の制御部11が実行する処理、第2ユーザの端末20Bの制御部21が実行する処理、の一例をそれぞれ示している。なお、
図6-9に示す処理は、
図6-6に示す処理が実行されたことを前提としていてもよい。
【0478】
図6-9に示すように、端末20Bの制御部21は、第2ユーザが、表示された画像情報をタップする等の入力操作を行った場合、表示された画像情報の入力をサーバ10に送信する(ステップS1304)。
【0479】
ステップS1304の後、サーバ10の制御部11は、第1ユーザに関連付けられたリンク情報を含むリスト情報を端末20Bに送信する(ステップS1405)。リスト情報は、第6変形例(1)のリスト情報と同様であってもよい。
【0480】
ステップS1405の後、端末20Bの制御部21は、リスト情報を表示部24に表示する(ステップS1305)。
【0481】
例えば、
図6-10に示すように、アイコン画像E5を第2ユーザがタップすると、表示部24の表示が、検索結果を示す表示から、「行きたいお店」のブックマークボードのウェブサイトの表示に遷移する。
【0482】
ステップS1305の後、本制御は終了する。
【0483】
<第6変形例(3)の効果>
以上のように構成された第6変形例(3)では、サーバ10の通信部14は、表示された画像情報に対する第2ユーザの入力に基づいて、第1ユーザに関連付けられたリンク情報を含むリスト情報を第2端末に送信してもよい。
【0484】
このような構成による効果の一例として、第2ユーザを第1ユーザのブックマークボードに導きやすくすることができる。また、ブックマークボードが存在することを簡易的に示すことができるので、表示部24の表示を閲覧しやすくすることができる。
【0485】
なお、
図6-9に示す処理では、第2ユーザの入力があった後(ステップS1304の処理)、リスト情報が端末20Bに送信されていたが(ステップS1403の処理)、本開示はこれに限定されない。例えば、ステップS1403の処理が、ステップS1304の処理よりも先に行われていてもよい。つまり、画像情報が送信されたタイミング以降、ステップS1304の処理より前に、リスト情報が端末20Bに送信され、その後に、ステップS1304の処理が行われてもよい。
【0486】
また、リスト情報は、画像情報がサーバ10から端末20Bに送信されたタイミング以降に端末20Bに送信されていたが、本開示はこれに限定されない。例えば、
図5-6示す処理で、第1ユーザと、リンク情報と、公開情報とが関連付けて記憶されたタイミング毎に、第2ユーザの端末20Bにリンク情報が送信され、送信されたリンク情報を、端末20Bがリスト化して第1ユーザと関連付けて記憶してもよい。そして、端末20Bの制御部21は、サーバ10から第1ユーザの画像情報を取得した場合、リスト化したリンク情報を、画像情報と関連付ける制御を行ってもよい。
【0487】
<第6変形例(4)>
第6実施形態等では、検索結果におけるリンク情報の並びについては特に言及されていなかった。
第6変形例(4)では、例えば、端末20Bの制御部21は、検索語に基づいて、第1ユーザに関連付けられたリンク情報が、第1ユーザに関連付けられていないリンク情報より優先して表示されるように制御してもよい。
【0488】
<情報処理>
図6-11は、第6変形例(4)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、サーバ10の制御部11が実行する処理、第2ユーザの端末20Bの制御部21が実行する処理、の一例をそれぞれ示している。なお、
図6-11に示すステップS1301の処理は、例えば、
図6-1に示すステップS1301の処理と同様であってもよい。
【0489】
図6-11に示すように、ステップS1301の後、サーバ10の制御部11は、検索語に関連するリンク情報を端末20Bに送信する(ステップS1406)。
【0490】
検索語に関連するリンク情報は、限定ではなく例として、第1ユーザに関連付けられたリンク情報と、第1ユーザに関連付けられていないリンク情報とを含むリンク情報であってもよい。つまり、検索語に関連するリンク情報は、第1ユーザのブックマークボードに記憶されているか否かに関わらず、検索語に基づいて検索可能なリンク情報の全てであってもよい。
【0491】
ステップS1406の後、端末20Bの制御部21は、第1ユーザに関連付けられたリンク情報を優先して表示部24に表示する(ステップS1306)。具体的に、端末20Bの制御部21は、第1ユーザに関連付けられたリンク情報を、第1ユーザに関連付けられていないリンク情報よりも上に表示されるように制御してもよい。
【0492】
例えば、検索サイトで検索語が「人気飲食店」と設定されて検索が行われたとする。この場合、
図6-12に示すように、ステップS1306の処理が行われなかった場合、例えば、「CCC屋」、「DDD屋」、「XXX屋」等の順で表示部24に表示されることがある。ステップS1306の処理が行われなかった場合におけるリンク情報の並び順は、例えば、検索数の順等、検索サイトによって任意に定められた順であってもよい。
【0493】
それに対し、ステップS1306の処理が行われた場合、第1ユーザのブックマークボードに記憶されたリンク情報が、ブックマークボードに記憶されていないリンク情報よりも上に表示されてもよい。例えば、
図1-10の「行きたいお店」のブックマークボードが第1ユーザのブックマークボードである場合、このブックマークボードに記憶されている「XXX屋」、「BBB屋」、「AAA屋」が、他の飲食店よりも上に表示されてもよい。
【0494】
なお、優先して表示されるリンク情報に関連付けられた第1ユーザは、限定ではなく例として、第2ユーザの端末20Bにおいて友達登録されたユーザ、アドレス登録されたユーザに限定されてもよいし、限定されなくてもよい。
【0495】
<第6変形例(4)の効果>
以上のように構成された第6変形例(4)では、端末20Bの制御部21は、検索語に基づいて、第1ユーザに関連付けられたリンク情報が、第1ユーザに関連付けられていないリンク情報より優先して表示されるように制御してもよい。
【0496】
このような構成による効果の一例として、第1ユーザと関連付けられたリンク情報を、第2ユーザと共有しやすくすることができる。
【0497】
また、例えば、第1ユーザが、第2ユーザと友達登録されたユーザ等である場合、第2ユーザが検索を行うことで、検索されたリンク情報の詳細な内容を第1ユーザから教示してもらいやすくなる。その結果、リンク情報に係るウェブサイトの広告宣伝効果を高めることができる。
【0498】
なお、
図6-11に示す処理では、端末20Bが、サーバ10から受信したリンク情報を並べ替えていたが、本開示はこれに限定されない。例えば、サーバ10の制御部11が、検索語に関連するリンク情報を第1ユーザに関連付けられたリンク情報を優先した順になるように、端末20Bに送信してもよい。
【0499】
<第7実施形態>
第6変形例(2)等では、第1ユーザの画像情報がリンク情報とともに表示されていたが、第2ユーザは、リンク情報の詳細が気になった際、第1ユーザからリンク情報の詳細について確認したいと考える場合がある。
第7実施形態では、サーバ10は、表示された画像情報に対する第2ユーザの入力に基づいて、第2ユーザと第1ユーザとを含むチャットルームの情報を表示することに関する制御を行ってもよい。
第7実施形態の記載内容は、他の各実施形態のいずれにも適用可能である。
【0500】
第7実施形態におけるサーバ10の通信部14は、限定ではなく例として、例えば、
図5-8に示す通信部14と同等であってもよい。
【0501】
<情報処理>
図7-1は、第7実施形態における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、第1ユーザの端末20Aの制御部21が実行する処理、サーバ10の制御部11が実行する処理、第2ユーザの端末20Bの制御部21が実行する処理の一例をそれぞれ示している。なお、
図7-1に示す処理は、
図6-6に示す処理が実行されたことを前提としていてもよい。
【0502】
以下のフローチャートは、第7実施形態の処理を例示するものであり、以下のフローチャートにおいて、一部のステップは実行しなくてもよいし、追加のステップを挿入してもよい。これらは、本明細書における他のフローチャートについても同様である。
【0503】
図7-1に示すように、端末20Bの制御部21は、第2ユーザが、表示された画像情報をタップする等の入力操作を行った場合、表示された画像情報の入力をサーバ10に送信する(ステップS1501)。
【0504】
ステップS1501の後、サーバ10の制御部11は、第1ユーザと第2ユーザとを含むチャットルームの情報を表示することに関する制御を行う(ステップS1601)。
【0505】
チャットルームの情報を表示することに関する制御は、限定ではなく例として、サーバ10の制御部11が、第1ユーザおよび第2ユーザを含むチャットルームの情報を端末20Aおよび端末20Bに送信する制御であってもよい。
【0506】
ステップS1601の後、端末20Aの制御部21は、第2ユーザを含むチャットルームを表示部24に表示する(ステップS1701)。また、端末20Bの制御部21は、第1ユーザを含むチャットルームを表示部24に表示する(ステップS1502)。
【0507】
これにより、第2ユーザの端末20Bの表示は、限定ではなく例として、検索結果を示す表示から、第1ユーザを含むチャットルームの表示に遷移してもよい。
【0508】
例えば、
図7-2に示すように、検索サイトで「海鮮」と検索したユーザBが、検索結果にて一番上の「XXX屋」のリンク情報とともに表示されたユーザAの画像情報E5をタップしたとする。この場合、ユーザBの端末20Bの表示は、検索結果を示す表示からユーザAを含むチャットルームの表示に遷移する。これにより、ユーザAとチャットルームを介してコンタクトを取ることが可能となり、対応するリンク情報(
図7-2では、「XXX屋」)についてユーザAに聞くことが可能となる。
【0509】
ステップS1502、ステップS1701の後、本制御は終了する。
【0510】
<第7実施形態の効果>
以上のように構成された第7実施形態では、サーバ10は、表示された画像情報に対する第2ユーザの入力に基づいて、第2ユーザと第1ユーザとを含むチャットルームの情報を表示することに関する制御を行ってもよい。
【0511】
このような構成による効果の一例として、第2ユーザが、画像情報に関連付けられたリンク情報の詳細を、チャットルームを介して第1ユーザに確認することができる。その結果、第2ユーザが、興味、関心を持ったリンク情報の内容を正確に把握しやすくすることができる。
【0512】
なお、
図7-1の処理では、サーバ10を介して、チャットルームの情報が各端末に送信されていたが、本開示はこれに限定されず、サーバ10を介さずに、各端末がチャットルームの情報を表示するようにしてもよい。
【0513】
<第7変形例(1)>
第7実施形態では、第2ユーザの入力に基づいて第1ユーザおよび第2ユーザを含むチャットルームの情報が各端末に送信されていた。この際、リンク情報に関連したチャットルームであることが予め第1ユーザが把握できていると、チャットルームでの対話がスムーズに進むと考えられる。
第7変形例(1)では、画像情報は、第2端末に表示されたリンク情報に関連付けられて表示され、チャットルームは、表示された画像情報に対する第2ユーザの入力に基づいてリンク情報を表示してもよい。
【0514】
<情報処理>
図7-3は、第7変形例(1)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、第1ユーザの端末20Aの制御部21が実行する処理、サーバ10の制御部11が実行する処理、第2ユーザの端末20Bの制御部21が実行する処理の一例をそれぞれ示している。なお、
図7-3に示すステップS1501、ステップS1601の処理は、
図7-1に示すステップS1501、ステップS1601の処理と同等であってもよい。
【0515】
図7-3に示すように、ステップS1601の後、サーバ10の制御部11は、リンク情報をチャットルームに関連付けて端末20Aおよび端末20Bに送信する(ステップS1602)。ステップS1602の後、端末20Aの制御部21は、リンク情報を関連付けたチャットルームを表示する(ステップS1702)。また、端末20Bの制御部21は、リンク情報を関連付けたチャットルームを表示する(ステップS1503)。
【0516】
リンク情報をチャットルームに関連付けるとは、限定ではなく例として、リンク情報をチャットルーム内で表示することであってもよい。リンク情報は、限定ではなく例として、第2ユーザのメッセージとしてチャットルームに表示されてもよい。
【0517】
例えば、
図7-2における検索結果で、ユーザBが、「XXX屋」に興味を持って、ユーザAのアイコン画像E5をタップすると、
図7-4に示すように、「XXX屋」のリンク情報であるL1,L2がユーザBのメッセージとして自動でチャットルームに表示されてもよい。
【0518】
これにより、ユーザAは、チャットルームの表示を見て、ユーザAのブックマークボード(
図7-4では「行きたいお店」)のリンク情報の店に関するものであることを把握することが可能である。
【0519】
なお、
図7-2における検索結果で、ユーザBがユーザAのアイコン画像E5をタップした場合、チャットルームにおけるユーザBのメッセージ入力の窓に、リンク情報が自動で入力されてもよい。これにより、ユーザBがメッセージ送信の操作をするだけで、チャットルームにリンク情報を
図7-4のように表示させることが可能となる。
【0520】
ステップS1702、ステップS1503の後、本制御は終了する。
【0521】
<第7変形例(1)の効果>
以上のように構成された第7変形例(1)では、画像情報は、第2端末に表示されたリンク情報に関連付けられて表示され、チャットルームは、表示された画像情報に対する第2ユーザの入力に基づいてリンク情報を表示してもよい。
【0522】
このような構成による効果の一例として、第1ユーザが、第1ユーザに関連付けられたリンク情報に関するチャットルームであることを容易に把握することができるので、チャットルームにおける第1ユーザと第2ユーザとの対話をスムーズにすることができる。
【0523】
<第7変形例(2)>
第7変形例(1)では、チャットルーム内でリンク情報が表示されていたが、リンク情報がユーザ間で共有された場合、そのリンク情報を含むブックマークボードの情報が共有されると情報共有がさらに活発化されると考えられる。
第7変形例(2)では、サーバ10の通信部14は、チャットルームにリンク情報が送信された場合、リンク情報を含むリスト情報をチャットルームに送信してもよい。
【0524】
第7変形例(2)におけるサーバ10の通信部14は、限定ではなく例として、例えば、
図5-8に示す通信部14と同等であってもよい。
【0525】
<情報処理>
図7-5は、第7変形例(2)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、端末20Aの制御部21が実行する処理、サーバ10の制御部11が実行する処理、端末20Bの制御部21が実行する処理の一例をそれぞれ示している。
【0526】
図7-5に示すように、端末20Aの制御部21は、端末20Aのユーザがチャットルームにリンク情報をメッセージとして入力する操作を行った場合、リンク情報がチャットルームに入力されたことをサーバ10に送信する(ステップS1703)。
【0527】
ステップS1703の後、サーバ10の制御部11は、チャットルームに入力されたリンク情報を含むリスト情報をチャットルームに(端末20Aおよび端末20B)に送信する(ステップS1603)。リスト情報は、第6変形例(1)のリスト情報と同様であってもよい。
【0528】
リスト情報をチャットルームに送信するとは、限定ではなく例として、リスト情報(ブックマークボードの情報)をチャットルーム内で表示することであってもよい。
【0529】
なお、ステップS1703でチャットルームに入力されたリンク情報を含むリスト情報がない場合、ステップS1603の処理は実行されなくてもよい。また、この場合、ステップS1603以降の処理も実行されなくてもよい。
【0530】
ステップS1603の後、端末20Aの制御部21は、リスト情報を含むチャットルームを表示する(ステップS1704)。また、端末20Bの制御部21は、リスト情報を含むチャットルームを表示する(ステップS1504)。
【0531】
例えば、
図7-6に示すように、ユーザBとユーザCとが含まれるチャットルームにおいて、ユーザBが「XXX屋」をユーザCに薦めるために、チャットルームに「XXX屋」のリンク情報を入力したとする。なお、
図7-6の左側の図の表示部24には、「XXX屋」のサムネイル画像のみで示されるリンク情報(「https・・」で示されるURLに関連付けられたリンク情報)が表示された例が示されている。
【0532】
この場合、「XXX屋」のリンク情報に加えて、「XXX屋を含むブックマークボード」として、「XXX屋」を含む「行きたいお店」のリンク情報がチャットルーム内に表示される(L3参照)。
【0533】
これにより、リンク情報とともにブックマークボードの情報もユーザBとユーザCとの間で共有されることになる。
【0534】
ここで、ユーザBまたはユーザCが、ブックマークボードの情報であるL3をタップすると、ユーザBまたはユーザCの端末の表示が、チャットルームの表示から、「行きたいお店」のブックマークボードの表示に遷移する。
【0535】
また、チャットルーム内に表示されるブックマークボードの情報(リスト情報)は、チャットルームで入力されたリンク情報ではなく、そのリンク情報の内容と共通の属性を有する内容を含むリンク情報であってもよい。
【0536】
共通の属性を有する内容とは、限定ではなく例として、リンク情報の内容が特定の事業サービス(例えば、飲食店等)である場合、特定の事業サービスと同じジャンルの事業サービス、特定の事業サービスの立地が共通する事業サービス、特定の事業サービスと同じグループに属する事業サービス等であってもよい。また、リンク情報の内容が特定の人物である場合、共通の属性を有する内容とは、特定の人物が所属するグループ、特定の人物が行っている活動、特定の人物の出身地、関係者等であってもよい。
【0537】
ステップS1704、ステップS1504の後、本制御は終了する。
【0538】
<第7変形例(2)の効果>
以上のように構成された第7変形例(2)では、サーバ10の通信部14は、チャットルームにリンク情報が送信された場合、リンク情報を含むリスト情報をチャットルームに送信してもよい。
【0539】
このような構成による効果の一例として、ブックマークボードの情報がチャットルーム内に表示されることで第2ユーザをブックマークボードに導きやすくすることができる。
【0540】
なお、
図7-5に示す処理では、端末20Aのユーザの入力があった後(ステップS1703の処理)、リスト情報がチャットルームに送信されていたが(ステップS1603の処理)、本開示はこれに限定されない。例えば、ステップS1703の処理が、端末20Bによって行われてもよい。また、
図7-6に示す例では、リンク情報の後にリスト情報が表示されていたが、本開示はこれに限定されず、リスト情報の後にリンク情報が表示されてもよいし、リスト情報のみが表示されてもよい。また、リスト情報は、端末20Aおよび端末20Bでチャットルームが表示されたことに基づいて、サーバ10から送信されてもよい。
【0541】
<第7変形例(3)>
第7変形例(2)では、チャットルーム内でリンク情報がユーザ間で共有された場合、そのリンク情報を含むリスト情報が共有されていたが、本開示はこれに限定されず、例えば、リスト情報の作成者の情報が共有されてもよい。
第7変形例(3)では、サーバ10の通信部14は、チャットルームにリンク情報が送信された場合、リンク情報に関連付けられた第1ユーザを示す画像情報をチャットルームに送信してもよい。
【0542】
第7変形例(3)におけるサーバ10の通信部14は、限定ではなく例として、例えば、
図5-8に示す通信部14と同等であってもよい。
【0543】
<情報処理>
図7-7は、第7変形例(3)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、端末20Aの制御部21が実行する処理、サーバ10の制御部11が実行する処理、端末20Bの制御部21が実行する処理の一例をそれぞれ示している。なお、
図7-7のステップS1703の処理は、
図7-5のステップS1703の処理と同様であってもよい。
【0544】
図7-7に示すように、ステップS1703の後、サーバ10の制御部11は、チャットルームに入力されたリンク情報に関連付けられた第1ユーザの画像情報をチャットルーム(端末20Aおよび端末20B)に送信する(ステップS1604)。
【0545】
第1ユーザの画像情報は、限定ではなく例として、第1ユーザのアイコン画像の情報であってもよい。第1ユーザのアイコン画像の情報は、例えば、第1ユーザを含むチャットルームへのリンク情報であってもよいし、第1ユーザのブックマークボードへのリンク情報であってもよい。
【0546】
リンク情報に関連付けられた第1ユーザの画像情報をチャットルームに送信するとは、限定ではなく例として、第1ユーザの画像情報をチャットルーム内で表示することであってもよい。
【0547】
なお、ステップS1703でチャットルームに入力されたリンク情報が第1ユーザと関連付けられていない場合、ステップS1604の処理は実行されなくてもよい。また、この場合、ステップS1604以降の処理も実行されなくてもよい。
【0548】
ステップS1604の後、端末20Aの制御部21は、第1ユーザの画像情報を含むチャットルームを表示する(ステップS1705)。また、端末20Bの制御部21は、第1ユーザの画像情報を含むチャットルームを表示する(ステップS1505)。
【0549】
例えば、
図7-8に示すように、ユーザBとユーザCとが含まれるチャットルームにおいて、ユーザBが「XXX屋」をユーザCに薦めるために、チャットルームに「XXX屋」のリンク情報を入力したとする。
【0550】
この場合、「XXX屋」のリンク情報に加えて、リンク情報をブックマークボードに保存しているユーザAのアイコン画像の情報がチャットルーム内に表示される(L4参照)。
【0551】
これにより、リンク情報がユーザAのブックマークボードに保存されていることもユーザBとユーザCとの間で共有されることになる。
【0552】
ここで、符号L4で示すユーザAの情報が、ユーザAとのチャットルームへのリンク情報であってもよい。この場合、
図7-9に示すように、ユーザBまたはユーザCが、ユーザAの情報であるL4をタップすると、ユーザBまたはユーザCの端末の表示が、ユーザBおよびユーザCを含むチャットルームの表示から、ユーザAを含むチャットルームの表示に遷移してもよい。
【0553】
ステップS1705、ステップS1505の後、本制御は終了する。
【0554】
<第7変形例(3)の効果>
以上のように構成された第7変形例(3)では、サーバ10の通信部14は、チャットルームにリンク情報が送信された場合、リンク情報に関連付けられた第1ユーザを示す画像情報をチャットルームに送信してもよい。
【0555】
このような構成による効果の一例として、リンク情報に関連付けられた第1ユーザの画像情報をチャットルームで共有することができる。その結果、チャットルームに含まれるユーザが第1ユーザのブックマークボードに興味を持ち、そのブックマークボードのウェブサイトを閲覧するきっかけを作ることができる。
【0556】
また、第1ユーザの画像情報がチャットルームへのリンク情報を含む場合、ユーザが、リンク情報の詳細を、チャットルームを介して第1ユーザに確認することができる。その結果、ユーザが、興味、関心を持ったリンク情報の内容を正確に把握しやすくすることができる。
【0557】
なお、
図7-7に示す処理では、端末20Aのユーザの入力があった後(ステップS1703の処理)、リスト情報がチャットルームに送信されていたが(ステップS1604の処理)、本開示はこれに限定されない。例えば、ステップS1703の処理が、端末20Bによって行われてもよい。また、
図7-8に示す例では、リンク情報の後に第1ユーザの画像情報が表示されていたが、本開示はこれに限定されず、第1ユーザの画像情報の後にリンク情報が表示されてもよいし、第1ユーザの画像情報のみが表示されてもよい。また、第1ユーザの画像情報は、端末20Aおよび端末20Bでチャットルームが表示されたことに基づいて、サーバ10から送信されてもよい。
【0558】
<第7変形例(4)>
第7変形例(3)では、チャットルームで共有された第1ユーザの情報がチャットルームへのリンク情報である場合、チャットルームに含まれるユーザのそれぞれは、個別に第1ユーザを含むチャットルームに遷移することが可能であった。しかし、第1ユーザから取得する情報をチャットルームに含まれるユーザ全員で同時に共有できると効率的である。第7変形例(4)は、チャットルームに含まれるユーザ全員で、第1ユーザからの情報を共有することが可能な実施形態である。
第7変形例(4)では、サーバ10の通信部14は、複数のユーザを含むチャットルームで第1ユーザの画像情報が表示された場合、第1ユーザの画像情報に基づいて、第1ユーザと複数のユーザとを含むチャットルームの情報を端末に送信してもよい。
【0559】
<情報処理>
図7-10は、第7変形例(4)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、端末20Aの制御部21が実行する処理、サーバ10の制御部11が実行する処理、端末20Bの制御部21が実行する処理の一例をそれぞれ示している。なお、
図7-10の処理は、
図7-7の処理の後であることを前提としてもよい。
【0560】
図7-10に示すように、端末20Aの制御部21は、端末20Aのユーザがチャットルームに表示された第1ユーザの画像情報を入力する操作を行った場合、第1ユーザの画像情報が入力されたことをサーバ10に送信する(ステップS1706)。
【0561】
第1ユーザの画像情報を入力する操作は、限定ではなく例として、第1ユーザのアイコン画像の情報をユーザがタップする操作であってもよい。また、ステップS1706の処理は、端末20Bで行われてもよい。
【0562】
ステップS1706の後、サーバ10の制御部11は、第1ユーザと、チャットルームのユーザ(端末20Aのユーザおよび端末20Bのユーザ)とを含むグループチャットの情報を端末20Aおよび端末20Bに送信する(ステップS1605)。なお、図示しないが、第1ユーザの端末にも、グループチャットの情報は送信される。
【0563】
グループチャットは、限定ではなく例として、3人以上のユーザを含むチャットルームであってもよい。
【0564】
ステップS1605の後、端末20Aの制御部21は、グループチャットを表示する(ステップS1707)。また、端末20Bの制御部21は、グループチャットを表示する(ステップS1506)。
【0565】
ステップS1707およびステップS1506の後、本制御は終了する。
【0566】
<第7変形例(4)の効果>
以上のように構成された第7変形例(4)では、サーバ10の制御部11は、複数のユーザを含むチャットルームで第1ユーザの情報が表示された場合、第1ユーザの情報に基づいて、第1ユーザと複数のユーザとを含むチャットルームの情報を端末に送信してもよい。
【0567】
このような構成による効果の一例として、チャットルームに含まれるユーザ全員で、第1ユーザからの情報を共有することができるので、情報共有の効率化を図ることができる。
【0568】
<その他の変形例>
第7変形例(3)等では、第1ユーザの画像情報がチャットルームで表示されていたが、第1ユーザが、例えば、友達ではないユーザに、自身の情報が共有されることに違和感を覚える場合がある。そのため、例えば、チャットルームに含まれるユーザの共通の友達である場合に限って、第1ユーザの情報がチャットルームで表示されてもよい。
【0569】
このような構成による効果の一例として、第1ユーザが、友達ではないユーザからチャットルームで対話することに違和感を覚える場合があるが、このような違和感を覚えることを抑制することができる。
【0570】
また、チャットルームに含まれるユーザは、例えば、第1ユーザと共通のグループチャットに属する場合、第1ユーザと友達ではなくても、グループチャットの存在を理由に第1ユーザと認識しているものと考えられる。そのため、チャットルームに含まれるユーザ全員が特定のグループチャットに属する場合、そのグループチャットに属する第1ユーザの情報のみがチャットルームで表示されてもよい。
【0571】
このような構成による効果の一例として、共通のグループチャットをきっかけにして第1ユーザに関連付けられたリンク情報を把握することができる。
【0572】
また、チャットルームに含まれるユーザ全員が、第1ユーザと共通のグループチャットに属していても、第1ユーザとの関係性が比較的低い場合がある。そのため、チャットルームに含まれるユーザと第1ユーザとの関係性に基づいて、第1ユーザの情報がチャットルームで表示されていてもよい。
【0573】
第1ユーザとの関係性は、例えば友達スコアに基づいて決定されてもよい。友達スコアは、限定ではなく例として、グループチャット内での第1ユーザとの対話回数、第1ユーザのメッセージに対するリアクションの回数等で算出されてもよい。
【0574】
また、第1ユーザのブックマークボードが「全体に公開」されている場合にのみ、チャットルームで第1ユーザの情報が表示されてもよい。この場合、第1ユーザが、第3者とチャットルームでやり取りすることに違和感を覚えるおそれがあるので、第1ユーザの情報は、アイコン画像や、ブックマークボードのリンク情報であってもよい。
【0575】
<第8実施形態>
第5実施形態等では、ブックマークボードが、作成者以外のユーザに公開されていたが、ブックマークボードを閲覧したユーザが、作成者に対してギフトを贈りたいと考える場合がある。
第8実施形態では、サーバ10の通信部14は、リンク情報と、リンク情報に関する商品またはサービスがギフト可能である場合、リンク情報に関連する商品またはサービスをギフトするための情報と、を公開情報に含まれる第2ユーザの第2端末に送信してもよい。
第8実施形態の記載内容は、他の各実施形態のいずれにも適用可能である。
【0576】
第8実施形態におけるサーバ10の通信部14は、限定ではなく例として、例えば、
図5-8に示す通信部14と同等であってもよい。
【0577】
<情報処理>
図8-1は、第8実施形態における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、サーバ10の制御部11が実行する処理、第2ユーザの端末20Bの制御部21が実行する処理の一例をそれぞれ示している。
【0578】
以下のフローチャートは、第8実施形態の処理を例示するものであり、以下のフローチャートにおいて、一部のステップは実行しなくてもよいし、追加のステップを挿入してもよい。これらは、本明細書における他のフローチャートについても同様である。
【0579】
図8-1に示すように、サーバ10の制御部11は、第1ユーザにギフト可能であるか否かについて判定する(ステップS1801)。
【0580】
第1ユーザにギフト可能であるか否か、とは、限定ではなく例として、ブックマークボードの作成者である第ユーザが、ブックマークボードのリンク情報に関連する商品またはサービスを、第2ユーザによりギフト可能な状態にしているか否かであることであってもよい。
【0581】
リンク情報に関連する商品またはサービスとは、限定ではなく例として、リンク情報のウェブサイトに掲載されている内容に関連する商品またはサービスであってもよい。リンク情報に関連する商品またはサービスは、限定ではなく例として、リンク情報のウェブサイトに特定の人物が載せられている場合、特定の人物が提供または紹介する商品またはサービス、特定の人物を商品化した商品またはサービスであってもよい。また、リンク情報に関連する商品またはサービスは、限定ではなく例として、リンク情報のウェブサイトに特定の商品またはサービスが載せられている場合、特定の商品またはサービスそのもの、特定の商品またはサービスを提供する業者が取り扱う商品またはサービスであってもよい。
【0582】
ギフト可能な状態にしている、とは、限定ではなく例として、リンク情報に関連する商品またはサービスの購入、または、購入希望のためのリスト(以下、購入リスト)に、商品またはサービスが保存されて購入可能な状態にする、ことであってもよい。購入リストは、限定ではなく例として、リンク情報(ブックマークボード)に関連付けられていてもよく、例えば、公開情報に含まれる第2ユーザに公開されていてもよい。
【0583】
また、ギフト可能な状態にしている、とは、限定ではなく例として、ブックマークボード、または、ブックマークボードリストに、リンク情報に関連する商品またはサービスの情報(URL)が表示された状態であってもよい。この場合、ブックマークボード、または、ブックマークボードリストに、リンク情報に関連する商品またはサービスの購入、または、購入希望のためのチェックボックスに、第1ユーザがチェックを入れる等、第1ユーザが商品またはサービスを購入する意思を示している表示が表示されていてもよい。
【0584】
判定の結果、第1ユーザにギフト可能ではない場合(ステップS1801、NO)、本制御は終了する。一方、第1ユーザにギフト可能である場合(ステップS1801、YES)、サーバ10の制御部11は、リンク情報と、リンク情報に関連する商品またはサービスをギフトするための情報とを第2ユーザの端末20Bに送信する(ステップS1802)。ステップS1802の後、端末20Bの制御部21は、リンク情報に関連する商品またはサービスをギフトするための情報を表示部24に表示する(ステップS1901)。
【0585】
リンク情報に関連する商品またはサービスをギフトするための情報とは、例えば、
図8-2に示すように、第1ユーザの購入リストの各商品または各サービスに対応する位置に設けられた「ギフトを贈る」と表示されたボタン等、第2ユーザが操作することで、第1ユーザにギフトとして贈るための情報であってもよい。例えば、「ギフトを贈る」と表示されたボタンを第2ユーザがタップすることで、第1ユーザへのギフト送付のための画面に表示部24の表示が遷移し、第2ユーザが支払方法等の情報を入力後に決定操作をすることで、第1ユーザにギフトが贈られるようになってもよい。
【0586】
リンク情報に関連する商品またはサービスをギフトするための情報は、例えば、購入リストに保存した商品またはサービスがサーバ10のデータベースに存在するか否かの、サーバ10による判定結果に基づいて、追加されてもよい。商品またはサービスがデータベースに存在する場合、購入リスト等の各商品または各サービスに対応する位置に、リンク情報に関連する商品またはサービスをギフトするための情報が追加されるようにしてもよい。
【0587】
例えば、
図1-26に示すウェブサイトがブックマークボードにリンク情報として記憶されていた場合、第1ユーザの購入リストに、ウェブサイトに映っている「YYY選手」の、関連グッズが保存されていたとする。
図8-2には、「YYY選手」のユニフォームと、「YYY選手」のサインボールとが購入リストに保存されている例が示されている。
【0588】
購入リストに、リンク情報に関連する商品またはサービスが保存されていると、各商品またはサービスに「ギフトを贈る」のボタンが表示される。このボタンを第2ユーザがタップすると、そのボタンに係る商品またはサービスを第1ユーザに贈ることが可能となる。
【0589】
ステップS1802およびステップS1901の後、本制御は終了する。
【0590】
<第8実施形態の効果>
以上のように構成された第8実施形態では、サーバ10の通信部14は、リンク情報と、リンク情報に関する商品またはサービスがギフト可能である場合、リンク情報に関連する商品またはサービスをギフトするための情報と、を公開情報に含まれる第2ユーザの第2端末に送信してもよい。
【0591】
このような構成による効果の一例として、第2ユーザが第1ユーザにギフトを贈りたい場合、ブックマークボードに基づいて、容易に第1ユーザにギフトを贈ることができる。
【0592】
また、購入リストが、リンク情報に関連付けられていてもよい。
【0593】
このような構成による効果の一例として、第2ユーザが、第1ユーザが購入を検討している商品またはサービスを把握することができるので、第1ユーザが購入したいものをギフトとして贈ることできる。
【0594】
<第8変形例(1)>
第8実施形態では、リンク情報に関連する商品またはサービスがギフト可能ではない場合、リンク情報に関連する商品またはサービスをギフトするための情報が追加されていなかったが、本開示はこれに限定されない。例えば、リンク情報に関連する商品またはサービスがギフト可能ではない場合も、リンク情報に関連する商品またはサービスをギフトするための情報が追加されてもよい。
第8変形例(1)では、サーバ10の通信部14は、リンク情報に関連する商品またはサービスがギフト可能ではない場合、リンク情報に関連する商品またはサービスをギフト可能にするためのリクエスト情報を送信してもよい。
【0595】
第8変形例(1)におけるサーバ10の通信部14は、限定ではなく例として、例えば、
図5-8に示す通信部14と同等であってもよい。
【0596】
<情報処理>
図8-3は、第8変形例(1)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、サーバ10の制御部11が実行する処理、第2ユーザの端末20Bの制御部21が実行する処理、別サーバ10Cの制御部が実行する処理の一例をそれぞれ示している。なお、
図8-3のステップS1801およびステップS1802の処理は、
図8-1のステップS1801およびステップS1802の処理と同様であってもよい。また、
図8-3に示す処理は、例えば、リンク情報に関連する商品またはサービスが購入リストに載せられていることを前提としてもよい。
【0597】
図8-3に示すように、サーバ10の制御部11は、ステップS1801の判定において、リンク情報に関連する商品またはサービスがギフト可能ではないと判定した場合(ステップS1801、NO)、リンク情報に関連する商品またはサービスをギフトするためのリクエスト情報を別サーバ10Cに送信する(ステップS1803)。
【0598】
リンク情報に関連する商品またはサービスがギフト可能ではない、には、購入リストに商品またはサービスが載せられていない状態であることの他、サーバ10が管理する検索サイト(データベース)にリンク情報に関連する商品またはサービスがないことも含まれてもよい。つまり、サーバ10が管理するデータベースにリンク情報に関連する商品またはサービスが含まれていない場合、購入リストに商品またはサービスが載せられていても、商品またはサービスがギフト可能ではない、ということになってもよい。
【0599】
リクエスト情報は、限定ではなく例として、サーバ10とは異なる別サーバ10Cに、端末20Bにギフトするための情報を送信するようリクエストするための情報であってもよい。別サーバ10Cは、限定ではなく例として、第1ユーザの購入リストに載せられた商品またはサービスを取り扱うデータベースを管理するサーバであってもよい。また、リクエスト情報は、端末20Bを経由して別サーバ10Cに送信されてもよい。
【0600】
ステップS1803の後、別サーバ10Cの制御部は、リクエスト情報に基づくギフトするための情報を端末20Bに送信する(ステップS2001)。ステップS2001の後、端末20Bの制御部21は、リンク情報に関連する商品またはサービスをギフトするための情報を表示部24に表示する(ステップS1901)。
【0601】
リクエスト情報に基づくギフトするための情報は、限定ではなく例として、リクエスト情報におけるリクエストの内容に対応した、リンク情報に関連する商品またはサービスをギフトするための情報であってもよい。リクエスト情報に基づくギフトするための情報は、例えば、
図8-4に示すように、第1ユーザの購入リストの各商品または各サービスに対応する位置に設けられた「このギフトをリクエスト」と表示されたボタン等、第2ユーザが操作することで、別サーバ10Cを介して第1ユーザにギフトとして贈るための情報であってもよい。例えば、「このギフトをリクエスト」と表示されたボタンを第2ユーザがタップすることで、第1ユーザへのギフト送付のための画面に表示部24の表示が遷移し、第2ユーザが支払方法等の情報を入力後に決定操作をすることで、第1ユーザにギフトが贈られるようになってもよい。
【0602】
なお、ステップS1901の処理における「ギフトするための情報」は、ステップS1802でサーバ10から送信された「ギフトするための情報」と、ステップS2001で別サーバ10Cから送信された「リクエスト情報に基づくギフトするための情報」とを含んでいてもよい。つまり、
図8-2に示される「ギフトを贈る」と、
図8-4に示される「このギフトをリクエスト」との両方が、表示されていてもよい。
【0603】
ステップS1901の後、本制御は終了する。
【0604】
<第8変形例(1)の効果>
以上のように構成された第8変形例(1)では、サーバ10の通信部14は、リンク情報に関連する商品またはサービスがギフト可能ではない場合、リンク情報に関連する商品またはサービスをギフト可能にするためのリクエスト情報を送信してもよい。
【0605】
このような構成による効果の一例として、サーバ10で管理していない商品またはサービスであっても、これらを管理する別サーバ10Cにリクエストして、第1ユーザにギフトとして贈ることができる。その結果、リンク情報に関連する商品またはサービスがギフト可能ではない場合であっても、リクエスト情報を介して、容易に第1ユーザにギフトを贈ることができる。
【0606】
<第8変形例(2)>
第8実施形態では、ユーザが購入したい商品等がリンク情報(ブックマークボード)に関連付けられていたが、例えば、ブックマークボードに関連付けられた商品またはサービスが検索可能であると、購入したい商品等を探すためのユーザの利便性が向上すると考えられる。
第8変形例(2)では、サーバ10の通信部14は、ユーザの入力に基づいて、リンク情報に関連する商品またはサービスに関連付けられた検索結果を示す情報を送信してもよい。
【0607】
第8変形例(2)におけるサーバ10の通信部14は、限定ではなく例として、例えば、
図5-8に示す通信部14と同等であってもよい。
【0608】
<情報処理>
図8-5は、第8変形例(2)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、サーバ10の制御部11が実行する処理、第1ユーザの端末20Aの制御部21が実行する処理、の一例をそれぞれ示している。
【0609】
なお、
図8-5に示す処理は、例えば、サーバ10が管理する、商品またはサービスのみを検索可能なデータベースに基づく検索サイトでユーザの入力が行われた際に実行されてもよい。上記の検索サイトは、例えば検索サイト用の検索ボタン(例えば、購入リストに表示される検索ボタン)をユーザが押下することで、検索を行うことが可能であってもよい。
【0610】
図8-5に示すように、端末20Aの制御部21は、第1ユーザが購入リストで検索語の入力が行われた場合、検索語の入力の情報をサーバ10に送信する(ステップS2101)。
【0611】
例えば、
図8-6に示すように、ユーザが、購入リストに検索サイト用の検索ボタンE6を押下すると、購入リストに上記の検索サイトに対して検索語を入力可能な窓E7が表示されてもよい。
【0612】
ステップS2101の後、サーバ10の制御部11は、商品またはサービスに関連付けられた検索結果を示す情報を端末20Aに送信する(ステップS1804)。ステップS1804の後、端末20Aの制御部21は、商品またはサービスに関連付けられた検索結果を示す情報を表示部24に表示する(ステップS2102)。
【0613】
商品またはサービスに関連付けられた検索結果を示す情報は、限定ではなく例として、上記の、サーバ10が管理する、商品またはサービスのみを検索可能なデータベースに基づく検索サイトでの検索結果の情報であってもよい。また、商品またはサービスに関連付けられた検索結果を示す情報は、限定ではなく例として、検索語に基づく検索結果から、商品またはサービスに関する検索結果を抽出し、その抽出結果を示す情報であってもよい。
【0614】
例えば、
図8-6に示す窓E7において、
図1-26に示すウェブサイトに映っている選手名である「YYY」とユーザが入力したとする。そうすると窓E7には、「YYY」に関連する商品が表示される。
【0615】
ステップS2102の後、本制御は終了する。
【0616】
<第8変形例(2)の効果>
以上のように構成された第8変形例(2)では、サーバ10の通信部14は、ユーザの入力に基づいて、リンク情報に関連する商品またはサービスに関連付けられた検索結果を示す情報を送信してもよい。
【0617】
このような構成による効果の一例として、例えば、購入リストのような、ブックマークボードに関連する商品またはサービスを載せるリストに追加する商品またはサービスを検索しやすくすることができる。
【0618】
<第8変形例(3)>
第8変形例(2)では、リンク情報に関連する商品またはサービスに関連付けられた検索結果を示す情報が、サーバ10が管理する、商品またはサービスのみを検索可能なデータベースに基づく検索サイトでの検索結果の情報であったが、本開示はこれに限定されない。
第8変形例(3)では、リンク情報に関連する商品またはサービスに関連付けられた検索結果を示す情報が、リンク情報に関連付けられた検索結果であってもよい。
【0619】
<情報処理>
図8-7は、第8変形例(3)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、サーバ10の制御部11が実行する処理、第1ユーザの端末20Aの制御部21が実行する処理、の一例をそれぞれ示している。なお、
図8-7のステップS2101、S2102、ステップS1804の処理は、
図8-5のステップS2101、S2102、ステップS1804の処理と同様であってもよい。
【0620】
図8-7に示すように、ステップS2101の後、サーバ10の制御部11は、検索語とリンク情報とを関連付けて検索を行う(ステップS1805)。
【0621】
検索語とリンク情報とを関連付けるとは、限定ではなく例として、検索語に、リンク情報で設定された情報、リンク情報を示すウェブサイトに含まれる情報等を加えて、検索を行うことであってもよい。例えば、第3変形例(1)においてリンク情報に設定されているタグ情報と検索語とを合わせて検索が行われてもよい。
【0622】
例えば、
図8-8に示すように、リンク情報がブックマークボードにない場合において、購入リストで「野球」と入力して検索ボタンE6がユーザに押下されると、
図8-6における「YYY」の他、別の選手の商品も検索される場合がある。
【0623】
それに対し、「YYY」に関連したリンク情報がブックマークボードにある場合、「野球」の他、「YYY」が検索条件に加えられるので、「YYY」に関連した商品のみが検索される。
【0624】
ステップS1805の後、ステップS1804以降の処理が行われる。
【0625】
<第8変形例(3)の効果>
以上のように構成された第8変形例(3)では、リンク情報に関連する商品またはサービスに関連付けられた検索結果を示す情報が、リンク情報に関連付けられた検索結果であってもよい。
【0626】
このような構成による効果の一例として、リンク情報により関連した商品またはサービスを購入リストに追加することができる。その結果、商品またはサービスの検索効率を向上させることができる。
【0627】
<第8変形例(4)>
第8変形例(3)では、検索結果がリンク情報に関連付けられていたが、そのリンク情報に類似した情報が存在している場合があり、その情報がブックマークボードに記憶されていると、より幅広い検索結果が得られると考えられる。
第8変形例(4)では、リンク情報は、第1リンク情報であり、サーバ10の通信部14は、ユーザの端末に、第1リンク情報と、第1リンク情報に関連する、第1リンク情報とは異なる第2リンク情報とを送信してもよい。
【0628】
第8変形例(4)におけるサーバ10の通信部14は、限定ではなく例として、例えば、
図5-8に示す通信部14と同等であってもよい。
【0629】
<情報処理>
図8-9は、第8変形例(4)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、サーバ10の制御部11が実行する処理、ユーザの端末20の制御部21が実行する処理、の一例をそれぞれ示している。
【0630】
図8-9に示すように、端末20の制御部21は、ユーザがブックマークボードにアクセスするための入力を行った場合、ブックマークボードへのアクセスの情報をサーバ10に送信する(ステップS2201)。
【0631】
ステップS2201の後、サーバ10の制御部11は、第1リンク情報と第2リンク情報とを端末20に送信する(ステップS1806)。ステップS1806の後、端末20の制御部21は、第1リンク情報と第2リンク情報とを表示部24に表示する(ステップS2202)。
【0632】
第1リンク情報は、限定ではなく例として、第1ユーザに関連付けられたリンク情報、つまり、ブックマークボードに記憶されたリンク情報であってもよい。
【0633】
第2リンク情報は、第1ユーザに関連付けられたリンク情報とは異なるリンク情報であり、限定ではなく例として、第1リンク情報に類似した属性を有するリンク情報であってもよい。例えば、
図1-10の右側に示すように、「行きたいお店」のブックマークボードに海鮮丼関係の店のみが記憶されていたとする。
【0634】
この場合、「海鮮」という属性で考えると、第2リンク情報は、例えば、寿司、魚料理の店のリンク情報であってもよい。また、「飲食店」という属性で考えると、第2リンク情報は、例えば、焼肉、ピザ等の海鮮以外の飲食店のリンク情報であってもよい。また、第2リンク情報は、第1リンク情報に対応する飲食店の所在地が共通する店のリンク情報であってもよいし、第1リンク情報に対応する飲食店と同じグループの店のリンク情報であってもよい。
【0635】
第2リンク情報は、例えばブックマークボードに第1リンク情報とともに表示されてもよい。例えば、
図8-10に示すように、第1リンク情報の下に、第2リンク情報が表示されて例が示されている。
【0636】
また、第2リンク情報は、例えば、ブックマークボードが表示された際に、ブックマークボードの表示に重畳する窓に表示されてもよい。例えば、
図8-11に示すように、「行きたいお店」のブックマークボードとは異なる窓E8が、ブックマークボードの表示に重畳して表示されている例が示されている。窓E8には、「行きたいお店」のブックマークボードには記憶されていない「CCC屋」および「DDD屋」のリンク情報が示されている。
【0637】
また、窓E8には、第2リンク情報をブックマークボードに追加することを推薦する情報が示されていてもよい。
図8-11には、情報として「お薦めのリンクがあります。ブックマークボードに追加しますか?」が例示されている。
【0638】
また、第2リンク情報は、限定ではなく例として、サーバ10が管理しているデータベースにより、検索された結果に基づくリンク情報であってもよい。サーバ10が管理しているデータベースには、例えば、第1リンク情報が関連付けられていてもよい。サーバ10は、例えば、第1リンク情報に設定されているタグ情報、第1リンク情報に対応するウェブサイトに含まれる文字情報に基づいて、第2リンク情報をデータベースの中から検索してもよい。
【0639】
ステップS2202の後、本制御は終了する。
【0640】
<第8変形例(4)の効果>
以上のように構成された第8変形例(4)では、リンク情報は、第1リンク情報であり、サーバ10の通信部14は、ユーザの端末に、第1リンク情報と、第1リンク情報に関連する、第1リンク情報とは異なる第2リンク情報とを送信してもよい。
【0641】
このような構成による効果の一例として、第1リンク情報に関連する第2リンク情報が端末20に送信されるので、ユーザが第2リンク情報の存在を容易に把握することができる。その結果、ユーザが第2リンク情報をブックマークボードに追加することで、例えば、第8変形例(3)において購入リストで検索が行われた際に、検索される、リンク情報に関連する商品またはサービスの範囲を広げることができる。
【0642】
また、ユーザが第2リンク情報の存在を容易に把握することができるので、ブックマークボードに追加したいリンク情報を探す手間を省くことができる。
【0643】
また、公開情報に含まれる第2ユーザにとっては、ブックマークボードを閲覧した際に1リンク情報に加えて、第2リンク情報も知ることができる。その結果、より多くの情報を取得することができる。
【0644】
<第8変形例(5)>
第8実施形態では、第2ユーザが、ブックマークボードまたは購入リストを閲覧することで、リンク情報に関連する商品またはサービスをギフトするための情報を把握していたが、本開示はこれに限定されず、何らかの検索を行った際に、リンク情報に関連する商品またはサービスをギフトするための情報を把握可能であってもよい。
第8変形例(5)では、サーバ10の通信部14は、公開情報に含まれる第2ユーザの第2端末から検索語を受信し、検索語に関連する商品またはサービスの情報と、検索語に関連するリンク情報と関連付けて記憶された第1ユーザを示す画像情報と、を送信してもよい。
【0645】
第8変形例(5)におけるサーバ10の通信部14は、限定ではなく例として、例えば、
図5-8に示す通信部14と同等であってもよい。
【0646】
<情報処理>
図8-12は、第8変形例(5)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、サーバ10の制御部11が実行する処理、第2ユーザの端末20Bの制御部21が実行する処理の一例をそれぞれ示している。
【0647】
図8-12に示すように、端末20Bの制御部21は、第2ユーザが検索サイト等で検索語を入力した場合、検索語の入力の情報をサーバ10に送信する(ステップS1902)。
【0648】
検索語は、限定ではなく例として、第2ユーザが任意に検索した商品またはサービスに関連する語であってもよい。また、検索サイトは、例えばサーバ10が管理しているデータベースに基づくものであってもよい。
【0649】
ステップS1902の後、サーバ10の制御部11は、検索語に関連する商品またはサービスの情報と、第1ユーザの画像情報とを端末20Bに送信する(ステップS1807)。ステップS1807の後、端末20Bの制御部21は、検索語に関連する商品またはサービスの情報と、第1ユーザの画像情報とを表示部24に表示する(ステップS1903)。
【0650】
例えば、
図8-13に示すように、検索サイトの窓E2に「ユニフォーム」と入力して第2ユーザが検索したところ、複数の選手のユニフォームが検索結果として表示されたとする。ここで、例えばユーザAが「YYY」のユニフォームをブックマークボード、または、購入リストに保存していると、ユーザAのアイコン画像E5が「YYY」のユニフォームに対応した位置に表示されていてもよい。
【0651】
なお、アイコン画像E5の近傍には、「ユーザAが保存済み」等、ユーザAがブックマークボード等に保存していることを示す情報が示されていてもよいし、示されていなくてもよい。
【0652】
また、第1ユーザの画像情報は、限定ではなく例として、第1ユーザのブックマークボード、第1ユーザの購入リストのリンク情報であってもよい。
【0653】
ステップS1903の後、本制御は終了する。
【0654】
<第8変形例(5)の効果>
以上のように構成された第8変形例(5)では、サーバ10の通信部14は、公開情報に含まれる第2ユーザの第2端末から検索語を受信し、検索語に関連する商品またはサービスの情報と、検索語に関連するリンク情報と関連付けて記憶された第1ユーザを示す画像情報と、を送信してもよい。
【0655】
このような構成による効果の一例として、第1ユーザが、検索語に関連する商品またはサービスに関心を持っていることを、第2ユーザが把握しやすくすることができる。その結果、例えば第2ユーザが第1ユーザへのギフトを検討している際に、ギフトの選別に貢献することができる。
【0656】
<第8変形例(6)>
第8変形例(5)では、第1ユーザの画像情報が、検索語に関連する商品またはサービスの情報とともに端末20Bに送信されていたが、本開示はこれに限定されず、第2ユーザが第1ユーザにギフトし易い処理がなされていてもよい。
第8変形例(6)では、サーバ10の制御部11は、第1ユーザを示す画像情報に対する第2ユーザの入力に基づいて、検索語に関連する商品またはサービスを第1ユーザにギフトすることに関する処理を行ってもよい。
【0657】
図8-14は、第8変形例(6)におけるサーバ10の制御部11により実現される機能の一例を示す図である。
第8変形例(6)におけるサーバ10の制御部11は、限定ではなく例として、サーバメイン処理部111と、記憶処理部112と、ギフト処理部113とを有する。サーバメイン処理部111および記憶処理部112は、例えば
図5-1に示すサーバメイン処理部111および記憶処理部112であってもよい。
【0658】
ギフト処理部113は、限定ではなく例として、記憶部15に記憶されているギフト処理プログラム1516に従って、第1ユーザにギフトすることに関する処理を実行する機能を有していてもよい。
【0659】
図8-15は、第8変形例(6)におけるサーバ10の記憶部15に記憶される情報の一例を示す図である。
記憶部15には、限定ではなく例として、
図5-9と同様にサーバメイン処理プログラム151、リンク情報送信プログラム1511、情報受信プログラム1514、情報送信プログラム1515、リンク情報152および公開情報153が記憶される。
また、サーバメイン処理プログラム151は、限定ではなく例として、制御部11により読み出されて、第1ユーザにギフトすることに関する処理として実行されるギフト処理プログラム1516をサブルーチンプログラムとして含む。
【0660】
<情報処理>
図8-16は、第8変形例(6)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、サーバ10の制御部11が実行する処理、第2ユーザの端末20Bの制御部21が実行する処理の一例をそれぞれ示している。なお、
図8-16に示す処理は、
図8-12に示す処理が実行されたことが前提であってもよい。
【0661】
図8-16に示すように、端末20Bの制御部21は、第2ユーザが、第1ユーザの画像情報を入力した場合、第1ユーザの画像情報の入力の情報をサーバ10に送信する(ステップS1904)。ステップS1904の後、サーバ10の制御部11は、第1ユーザにギフトすることに関する処理を実行する(ステップS1808)。
【0662】
第1ユーザにギフトすることに関する処理は、限定ではなく例として、第2ユーザによる画像情報の入力に基づいて、第2端末の表示部24を、第1ユーザにギフトするための情報の表示に遷移させる処理であってもよい。つまり、ステップS1808の後、端末20Bの制御部21は、第1ユーザにギフトするための情報を表示する(ステップS1905)。第1ユーザにギフトするための情報は、例えば、商品またはサービスの支払方法等の入力画面の情報であってもよい。
【0663】
例えば、第2ユーザが、第1ユーザのアイコン画像をタップすることで、支払方法等の入力画面に表示部24の表示が遷移し、第2ユーザが、支払方法等の情報を入力後に決定操作をすることで、第1ユーザにギフトが贈られるようになってもよい。
【0664】
また、第1ユーザの画像情報は、限定ではなく例として、第1ユーザにギフトを贈ることを示す情報を含んでいてもよい。
【0665】
例えば、
図8-17に示すように、符号E9で示す入力ボタンに、第1ユーザのアイコン画像と、第1ユーザにギフトを贈ることを示す情報(ユーザAにギフトを贈る)とが示されていてもよい。このE9を第2ユーザがタップすると、第1ユーザにギフトするための情報が表示部24に表示されてもよい。
【0666】
また、サーバ10の制御部11は、限定ではなく例として、検索結果が1種類の商品またはサービスの情報のみである場合、第1ユーザの画像情報を送信してもよい。
【0667】
つまり、例えば、
図8-17における「YYY」のユニフォームのみが検索結果として得られる場合のみ、第1ユーザの画像情報が表示部24に表示されてもよい。
【0668】
例えば、
図8-18に示すように、検索サイトの窓E2に「ユニフォーム」と入力した場合、「YYY」の他、別の選手のユニフォームも表示される。この場合、第1ユーザの画像情報が表示されない。一方、検索サイトの窓E2に「ユニフォーム YYY」と入力した場合、「YYY」のユニフォームのみが表示されたとする。この場合、第1ユーザの画像情報を含む符号E9で示される入力ボタンが表示されてもよい。
【0669】
ステップS1905の後、本制御は終了する。
【0670】
<第8変形例(6)の効果>
以上のように構成された第8変形例(6)では、サーバ10の制御部11は、第1ユーザを示す画像情報に対する第2ユーザの入力に基づいて、検索語に関連する商品またはサービスを第1ユーザにギフトすることに関する処理を行ってもよい。
【0671】
このような構成による効果の一例として、第2ユーザがギフトを贈ることを理解した上で、第1ユーザにギフトを贈ることができる。また、第2ユーザが、第1ユーザのブックマークボードリストや購入リストを確認する必要もなく、第1ユーザが購入したいものを把握することができるので、第1ユーザにギフトを贈る際の第2ユーザの手間を低減することができる。
【0672】
<第9実施形態>
第5実施形態等では、公開情報に含まれる第2ユーザにブックマークボードが公開されていたが、ブックマークボードが公開されるための所定の条件が存在していてもよい。
第9実施形態では、サーバ10の通信部14は、第2ユーザの課金情報を第2端末から受信し、課金情報に対応する第2ユーザの第2端末にリンク情報を送信してもよい。
第9実施形態の記載内容は、他の各実施形態のいずれにも適用可能である。
【0673】
第9実施形態におけるサーバ10の通信部14は、限定ではなく例として、例えば、
図5-8に示す通信部14と同等であってもよい。
【0674】
図9-1は、第9実施形態におけるサーバ10の記憶部15に記憶される情報の一例を示す図である。
記憶部15には、限定ではなく例として、
図5-9と同様にサーバメイン処理プログラム151、リンク情報送信プログラム1511、情報受信プログラム1514、情報送信プログラム1515、リンク情報152および公開情報153が記憶される。
また、記憶部15には、限定ではなく例として、端末20Bから受信した課金情報154が記憶される。
【0675】
<情報処理>
図9-2は、第9実施形態における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、サーバ10の制御部11が実行する処理、第2ユーザの端末20Bの制御部21が実行する処理の一例をそれぞれ示している。なお、
図9-2の処理は、例えば、第5実施形態における
図5-6の処理が行われた後に実行されることが前提であってもよい。
【0676】
以下のフローチャートは、第9実施形態の処理を例示するものであり、以下のフローチャートにおいて、一部のステップは実行しなくてもよいし、追加のステップを挿入してもよい。これらは、本明細書における他のフローチャートについても同様である。
【0677】
図9-2に示すように、端末20Bの制御部21は、第2ユーザの課金情報をサーバ10に送信する(ステップS2301)。
【0678】
第2ユーザの課金情報は、限定ではなく例として、第2ユーザがサーバ10および第1ユーザの少なくとも一方にブックマークボード(第1ユーザに関連付けられたリンク情報)を閲覧するための料金の支払い処理を済ませたことを示す情報であってもよい。料金の支払い処理を済ませたことを示す情報は、例えば、第2ユーザの銀行口座から、サーバ10および第1ユーザの少なくとも一方の銀行口座に料金が振り込まれたことを示す情報であってもよい。また、料金の支払い処理を済ませたことを示す情報は、例えば、第2ユーザのクレジットカード等による決済処理を示す情報であってもよい。
【0679】
ステップS2301の後、サーバ10の制御部11は、リンク情報、つまり、ブックマークボードのリンク情報を端末20Bに送信する(ステップS2401)。ステップS2401の後、端末20Bの制御部21は、リンク情報を表示部24に表示する(ステップS2302)。ステップS2302の後、本制御は終了する。
【0680】
<第9実施形態の効果>
以上のように構成された第9実施形態では、サーバ10の通信部14は、第2ユーザの課金情報を第2端末から受信し、課金情報に対応する第2ユーザの第2端末にリンク情報を送信してもよい。
【0681】
このような構成による効果の一例として、第2ユーザが課金することにより、第2ユーザにブックマークボードが公開されるので、ブックマークボードを提供する第1ユーザ、サーバ10にブックマークボード作成に基づくインセンティブを付与することができる。
【0682】
また、インセンティブが付与されることで、第1ユーザによるブックマークボードの作成に関するモチベーションを高めることができるので、第1ユーザによる有意義な情報提供の活動をさらに活発化させることができる。
【0683】
<第9変形例(1)>
第9実施形態では、第2ユーザが課金することで、リンク情報が公開されるようになっていたが、本開示はこれに限定されず、例えば、リンク情報以外の情報が公開されるようになっていてもよい。
第9変形例(1)では、サーバ10の通信部14は、第2ユーザの課金情報を第2端末から受信し、課金情報に対応する第2ユーザの第2端末にリンク情報に関連する情報を送信してもよい。
【0684】
第9変形例(1)におけるサーバ10の通信部14は、限定ではなく例として、例えば、
図5-8に示す通信部14と同等であってもよい。
【0685】
<情報処理>
図9-3は、第9変形例(1)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、サーバ10の制御部11が実行する処理、第2ユーザの端末20Bの制御部21が実行する処理の一例をそれぞれ示している。なお、
図9-3のステップS2301処理は、例えば、第9実施形態における
図9-2のステップS2301の処理と同様であってもよい。
【0686】
図9-3に示すように、ステップS2301の後、サーバ10の制御部11は、リンク情報に関連する情報を端末20Bに送信する(ステップS2402)。ステップS2402の後、端末20Bの制御部21は、リンク情報に関連する情報を表示部24に表示する(ステップS2303)。
【0687】
リンク情報に関連する情報は、限定ではなく例として、リンク情報の内容を簡易的に説明する情報、リンク情報のお薦め情報、リンク情報に対する第1ユーザのコメント情報等であってもよい。
【0688】
例えば、
図9-4には、「行きたいお店」のブックマークボードの各リンク情報における、第1ユーザのコメント情報が付けられた例が示されている。例えば、「XXX屋」については、「行列の絶えない店です」、「AAA屋」については、「MがTVで薦めていました」、「BBB屋」については、「料理人Tの店です」等のコメント情報が示されている。
【0689】
ステップS2303の後、本制御は終了する。
【0690】
なお、リンク情報は、課金の有無に関わらず、第2ユーザに公開されていてもよいし、課金されていない場合、第2ユーザに公開されていなくてもよい。
【0691】
<第9変形例(1)の効果>
以上のように構成された第9変形例(1)では、サーバ10の通信部14は、第2ユーザの課金情報を第2端末から受信し、課金情報に対応する第2ユーザの第2端末にリンク情報に関連する情報を送信してもよい。
【0692】
このような構成による効果の一例として、第2ユーザが課金することにより、リンク情報に関連する情報が公開されるので、例えば、ブックマークボードの閲覧により、リンク情報に基づくウェブサイトにアクセスするか否かを判断しやすくすることができる。その結果、第2ユーザによる、アクセスしたいウェブサイトを探しやすくすることができる。
【0693】
また、課金することで、通常は非公開であるリンク情報に関連する情報を知ることができるので、第2ユーザに課金する意欲をかき立てさせることができ、ひいては、第1ユーザおよびサーバ10の利益に繋げることができる。
【0694】
<第9変形例(2)>
第9実施形態等では、第2ユーザが課金することで、リンク情報等が公開されるようになっていたが、本開示はこれに限定されず、例えば、リンク情報等を第2ユーザが取得できるようにしてもよい。
第9変形例(2)では、端末20Bの通信部22は、第2ユーザの課金に基づくリンク情報を受信し、端末20Bの制御部21は、受信したリンク情報を第2ユーザに関連付けて記憶してもよい。
【0695】
第9変形例(2)における端末20Bの通信部22は、限定ではなく例として、例えば、
図1-3に示す通信部22と同等であってもよい。
【0696】
<情報処理>
図9-5は、第9変形例(2)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、サーバ10の制御部11が実行する処理、第2ユーザの端末20Bの制御部21が実行する処理の一例をそれぞれ示している。なお、
図9-5のステップS2301処理およびステップS2401の処理は、例えば、第9実施形態における
図9-2のステップS2301の処理およびステップS2401の処理と同様であってもよい。
【0697】
図9-5に示すように、ステップS2401の後、端末20Bの制御部21は、受信したリンク情報を第2ユーザに関連付けて記憶する(ステップS2304)。ステップS2304の後、本制御は終了する。
【0698】
<第9変形例(2)の効果>
以上のように構成された第9変形例(2)では、端末20Bの通信部22は、第2ユーザの課金に基づくリンク情報を受信し、端末20Bの制御部21は、受信したリンク情報を第2ユーザに関連付けて記憶してもよい。
【0699】
このような構成による効果の一例として、第2ユーザが課金により、通常は非公開のリンク情報を取り込むことができる。その結果、第2ユーザによる、リンク情報取得のための課金意欲をかき立てさせることができ、ひいては第1ユーザおよびサーバ10の利益に繋げることができる。
【0700】
<第9変形例(3)>
第9変形例(2)では、第2ユーザが課金することで、課金に基づくリンク情報等を第2ユーザが取得可能であったが、第2ユーザが取得したリンク情報は、非公開とされてもよい。
第9変形例(3)では、サーバ10の制御部11が、第2ユーザに関連付けられたリンク情報の、第2ユーザ以外のユーザに対する公開を禁止する処理を行ってもよい。
【0701】
<情報処理>
図9-6は、第9変形例(3)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。左側から順に、サーバ10の制御部11が実行する処理、第2ユーザの端末20Bの制御部21が実行する処理の一例をそれぞれ示している。なお、
図9-6のステップS2301処理、ステップS2401の処理およびステップS2304の処理は、例えば、第9変形例(2)における
図9-5のステップS2301の処理、ステップS2401およびステップS2304の処理と同様であってもよい。
【0702】
図9-6に示すように、ステップS2401の後、サーバ10の制御部11は、リンク情報の公開を禁止する処理を実行する(ステップS2403)。
【0703】
リンク情報の公開を禁止する処理は、限定ではなく例として、第2ユーザのブックマークボードにおける、課金情報に基づくリンク情報を公開設定できなくする処理であってもよい。
【0704】
ステップS2403の後、ステップS2304の処理が行われる。
【0705】
<第9変形例(3)の効果>
以上のように構成された第9変形例(3)では、サーバ10の制御部11が、第2ユーザに関連付けられたリンク情報の、第2ユーザ以外のユーザに対する公開を禁止する処理を行ってもよい。
【0706】
このような構成による効果の一例として、第2ユーザが課金により取り込んだリンク情報が第2ユーザ以外のユーザに公開されることを禁止することができる。すなわち、課金しなければ見ることができないリンク情報が、課金したユーザによって、公開されることを抑制することができる。
【0707】
<第10実施形態>
第9実施形態では、第2ユーザが課金することで、第1ユーザにインセンティブが付与されていたが、本開示はこれに限定されず、ブックマークボードの他のユーザによる閲覧に基づいて第1ユーザにインセンティブが付与されてもよい。
第10実施形態では、サーバ10の制御部11は、リンク情報が第1端末とは異なる第2端末に送信された場合、または、リンク情報が第1ユーザとは異なる第2ユーザによって入力された場合、第1ユーザに対して特典を設定する制御を行ってもよい。
第10実施形態の記載内容は、他の各実施形態のいずれにも適用可能である。
【0708】
<情報処理>
図10-1は、第10実施形態における各装置が実行する処理の流れの一例を示す概念図である。なお、
図10-1の処理は、例えば
図5-6における処理が実行された後に実行されてもよい。
【0709】
図10-1に示すように、端末20Bにおいて、例えば第2ユーザが第1ユーザのブックマークボードに記憶されるリンク情報を検索する操作を行う(N1)。
【0710】
また、リンク情報を検索する操作は、限定ではなく例として、リンク情報が検索される特定の検索語を検索サイト等に第2ユーザが入力する、等の操作であってもよい。また、N1の操作は、限定ではなく例として、リンク情報が記憶されたブックマークボードのウェブサイトに第2ユーザがアクセスする操作であってもよい。
【0711】
次に、サーバ10の制御部11は、リンク情報を端末20Bに送信する(N2)。N2の後、端末20Bの制御部21では、リンク情報が表示部24に表示され、第2ユーザがリンク情報を入力する操作を行うことで(N3)、第2ユーザがリンク情報に対応するウェブサイトを閲覧することが可能となる。
【0712】
リンク情報を検索する操作とは、限定ではなく例として、第2ユーザがリンク情報に対応するウェブサイトを閲覧するために、リンク情報をタップまたはクリックする操作、リンク情報をブラウザに入力する、等の操作であってもよい。アドレスをブラウザに入力する、は、例えば、第2ユーザの手入力であってもよいし、端末20Bで保存したブックマークを介した入力であってもよい。
【0713】
そして、その後、サーバ10の制御部11は、第1ユーザの特典を設定する(N4)。
【0714】
特典は、限定ではなく例として、ブックマークボードを作成した第1ユーザに対して与えられる報酬であってもよい。また、特典は、限定ではなく例として、現金、所定のサービスに利用可能なポイント、暗号資産、所定のサービスにて収集可能なスタンプ、ギフト券、クーポン、所定のサービス利用に対する割引券であってもよい。
【0715】
特典は、例えば、リンク情報(ブックマークボード)を第2ユーザが閲覧した回数が多くなるにつれ、増えるように設定されていてもよい。また、特典は、リンク情報を第2ユーザが閲覧した回数が一定回数に到達したことをもって、設定されてもよい。一定回数は、第1ユーザまたはサーバ10によって設定された回数であってもよく、例えば、複数のブックマークボードがある場合、ブックマークボード毎に設定されていてもよいし、リンク情報毎に設定されていてもよい。
【0716】
また、特典は、例えば、リンク情報(ブックマークボード)が検索された回数が多くなるにつれ、増えるように設定されてもよい。また、特典は、リンク情報の検索回数が一定回数に到達したことをもって、設定されてもよい。
【0717】
なお、特典は、限定ではなく例として、第1ユーザの銀行口座への振り込み、インターネットを経由したポイントの付与、第1ユーザへの郵送、等、どのような方法で第1ユーザに与えられてもよい。
【0718】
<第10実施形態の効果>
以上のように構成された第10実施形態では、サーバ10の制御部11は、リンク情報が第1端末とは異なる第2端末に送信された場合、または、リンク情報が第1ユーザとは異なる第2ユーザによって入力された場合、第1ユーザに対して特典を設定する制御を行ってもよい。
【0719】
このような構成による効果の一例として、リンク情報が第2端末に送信されたことに基づいて、第1ユーザに対して特典が設定されるので、ブックマークボード作成における報酬を第1ユーザに適切に与えることができる。
【0720】
また、第2端末にリンク情報が送信されることで、第1ユーザに対して特典が設定されるので、第1ユーザのブックマークボードの作成意欲を掻き立てることができ、ひいては第1ユーザにソーシャルブックマークのサービスを積極的に利用させることができる。その結果、サーバ10が、ソーシャルブックマークのサービスに基づく収入の増加につなげることができる。
【0721】
<第10変形例(1)>
第10実施形態では、リンク情報の閲覧回数または検索回数に基づいて特典を設定していたが、本開示はこれに限定されず、リンク情報の閲覧回数または検索回数のランキングに基づいて特典を設定してもよい。
第10変形例(1)では、サーバ10の制御部11は、リンク情報が第1端末とは異なる第2端末に送信された回数のランキングを示す情報に基づいて、第1ユーザに対する特典を設定する制御を行ってもよい。
【0722】
<情報処理>
図10-2は、第10変形例(1)における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、
図10-2の処理は、例えば月に1回、年に1回等、のタイミングで実行されてもよい。また、
図10-2の処理は、リンク情報(ブックマークボード)毎に実行されてもよい。
【0723】
図10-2に示すように、サーバ10の制御部11は、リンク情報が第1端末とは異なる第2端末に送信された回数のランキングを示す情報を参照し、リンク情報のランキングが特定の順位以内であるか否かについて判定する(ステップS2501)。
【0724】
リンク情報が第1端末とは異なる第2端末に送信された回数は、限定ではなく例として、リンク情報が第2ユーザに閲覧または検索された回数であってもよい。リンク情報が第1端末とは異なる第2端末に送信された回数のランキングを示す情報は、限定ではなく例として、特典設定の対象となる第1ユーザのリンク情報の、閲覧または検索された回数の全体の中のランキングの情報であってもよい。
【0725】
特定の順位は、限定ではなく例として、3位、10位等、任意に設定された順位であってもよい。
【0726】
判定の結果、リンク情報のランキングが特定の順位以内ではない場合(ステップS2501、NO)、サーバ10の制御部11は、通常の特典を設定する(ステップS2502)。通常の特典は、限定ではなく例として、
図10-1で設定される特典と同様のものであってもよい。
【0727】
一方、リンク情報のランキングが特定の順位以内である場合(ステップS2501)、YES)、サーバ10の制御部11は、通常の特典より多い特典を設定する(ステップS2503)。
【0728】
通常の特典より多い特典は、限定ではなく例として、通常の特典に付加特典を付加した特典、通常の特典に重み付け係数を乗算した特典等であってもよい。付加特典および重み付け係数は、限定ではなく例として、第1ユーザまたはサーバ10により任意に設定されていてもよいし、ランキングの順位に応じて大きくなるように設定されていてもよい。
【0729】
ステップS2502またはステップS2503の後、本制御は終了する。
【0730】
<第10変形例(1)の効果>
以上のように構成された第10変形例(1)では、サーバ10の制御部11は、リンク情報が第1端末とは異なる第2端末に送信された回数のランキングを示す情報に基づいて、第1ユーザに対する特典を設定する制御を行ってもよい。
【0731】
このような構成による効果の一例として、ランキングが高い第1ユーザにより多くの特典を設定することができるので、ブックマークボードの作成における第1ユーザのモチベーションを高めることができる。
【0732】
その結果、ソーシャルブックマークのサービスの利用が促進され、ひいてはサーバ10がソーシャルブックマークのサービスに基づく収入の増加につなげることができる。
【0733】
<第10変形例(2)>
第10実施形態では、リンク情報が第2ユーザによって入力された場合、第1ユーザに対して特典を設定する制御を行っていたが、本開示はこれに限定されない。
第10変形例(2)では、サーバ10の制御部11は、リンク情報が第1ユーザとは異なる第2ユーザによって入力されずに、第2端末に送信された場合、第1ユーザに対して特典を設定する制御を行ってもよい。
【0734】
<情報処理>
第10変形例(2)における各装置が実行する処理の流れは、例えば、
図10-1におけるN1の処理がない場合の流れであってもよい。つまり、N2の処理が、第2ユーザによるリンク情報の入力に起因せずに行われることによって、N4の処理が行われてもよい。なお、N3の処理は、限定ではなく例として、第2ユーザによって行われてもよいし、行われなくてもよい。
【0735】
第2ユーザによるリンク情報の入力に起因せずにN2の処理が行われる場合は、限定ではなく例として、第2ユーザが含まれるチャットルームでリンク情報がシェアされた場合(例えば、
図2-2等)、第2ユーザが、検索語を入力した際に、リンク情報が検索された場合(例えば、
図6-7等)、第2ユーザの第2端末が、第1ユーザのブックマークボードの情報(リスト情報)を、第三者を介して受信した場合、を含んでいてもよい。
【0736】
また、特典は、第10実施形態で述べられた例の他、例えば、リンク情報またはブックマークボードがチャットルームで入力された回数が多くなるにつれ、増えるように設定されていてもよい。また、特典は、リンク情報がチャットルームで入力された回数が一定回数に到達したことをもって、設定されてもよい。また、特典は、例えばリンク情報またはブックマークボードが入力されたチャットルームに含まれるユーザの数が多くなるにつれ、増えるように設定されてもよい。
【0737】
<第10変形例(2)の効果>
以上のように構成された第10変形例(2)では、サーバ10の制御部11は、リンク情報が第1ユーザとは異なる第2ユーザによって入力されずに、第2端末に送信された場合、第1ユーザに対して特典を設定する制御を行ってもよい。
【0738】
このような構成による効果の一例として、第2ユーザによるリンク情報の入力に起因せずにリンク情報が第2ユーザの第2端末に送信されたことに基づいても、第1ユーザに対して特典が設定されるので、ブックマークボード作成における報酬を第1ユーザに適切に与えることができる。
【0739】
<第10変形例(3)>
第10実施形態等では、リンク情報が閲覧、検索等された場合、第1ユーザに特典が設定されていたが、本開示はこれに限定されず、リンク情報(ブックマークボードのリンク情報)に対応するウェブサイトのサービスを第2ユーザが利用した場合にも第1ユーザに特典が設定されてもよい。
第10変形例(3)では、サーバ10の制御部11は、リンク情報に基づいて、第1ユーザとは異なる第2ユーザによって、予約または購入が行われた場合、第1ユーザに対して特典を設定する制御を行ってもよい。
【0740】
<情報処理>
図10-3は、第10変形例(3)における各装置が実行する処理の流れの一例を示す概念図である。なお、
図10-3の処理は、例えば
図5-6における処理が実行された後、第2ユーザがリンク情報に対応するウェブサイトにアクセスした後に実行されてもよい。
【0741】
図10-3に示すように、端末20Bにおいて、第2ユーザがリンク情報に基づく予約購入を入力する操作が行われる(N11)。
【0742】
リンク情報に基づく予約購入を入力する、とは、限定ではなく例としてリンク情報に基づいたウェブサイトのサービスに対して第2ユーザによって予約または購入が行われたことであってもよい。ウェブサイトは、限定ではなく例として、飲食店、宿泊施設の予約サイト、オンラインのショッピングサイト等であってもよい。
【0743】
つまり、第2ユーザがリンク情報に基づく予約購入を入力する操作は、限定ではなく例として、第2ユーザが、リンク情報に基づく予約サイトで飲食店の来店予約をする操作であってもよい。また、第2ユーザがリンク情報に基づく予約購入を入力する操作は、限定ではなく例として、リンク情報に基づくショッピングサイトで商品の購入をする操作であってもよい。
【0744】
N11の後、サーバ10の制御部11は、第2ユーザの予約購入の情報を、予約購入対象の商品を扱う店の端末等に送信する(N12)。
【0745】
N12の後、予約購入対象の商品を扱う店から、サーバ10に対して予約購入に基づく課金が行われる(N13)。予約購入に基づく課金は、限定ではなく例として、サーバ10経由で予約購入が行われた際のサーバ10への報酬であってもよい。課金される金額は、限定ではなく例として、予め定められた一定額であってもよい。
【0746】
N13の後、サーバ10は、特典を設定して、第1ユーザに特典を還元する(N14)。特典は、限定ではなく例として、リンク情報(ブックマークボード)を通じてサービスの予約または商品の購入に繋がったことによる、第1ユーザに対する報酬(広告報酬)であってもよい。また、特典は、限定ではなく例として、予約購入に基づく課金よりも低い金額相等に設定されていてもよい。例えば、特典が、所定のサービスに利用可能なポイントであった場合、限定ではなく例として、予約購入に基づく課金の額の10%相等のポイントが、第1ユーザの特典となってもよい。
【0747】
また、特典は、予約購入対象の商品を扱う店から第1ユーザに直接支払われてもよいし、予約購入対象の商品を扱う店が利用する予約サイト、ショッピングサイトを介して、第1ユーザに支払われてもよい。また、特典は、予約サイト、ショッピングサイトの運営者から第1ユーザに支払われてもよい。
【0748】
<第10変形例(3)の効果>
以上のように構成された第10変形例(3)では、サーバ10の制御部11は、リンク情報に基づいて、第1ユーザとは異なる第2ユーザによって、予約または購入が行われた場合、第1ユーザに対して特典を設定する制御を行ってもよい。
【0749】
このような構成による効果の一例として、第2ユーザがリンク情報に基づくサービスを利用することで、第1ユーザに特典が設定されるので、上記のサービスに関連するブックマークボードを作成した第1ユーザに対して適切な報酬を与えることができる。
【0750】
また、サーバ10に特典が設定された場合、第2ユーザに利用価値のある情報の提供に寄与したことに対する適切な報酬をサーバ10が得ることができる。
【0751】
また、ソーシャルブックマークのサービスおよび予約購入に関するサービスを管理するサーバ10を経由して、リンク情報の収集、リンク情報に基づく予約購入を第2ユーザが行うことができる。例えば、リンク情報の収集が所定のサーバを経由して行われ、かつ、リンク情報に基づく予約購入が所定のサーバとは異なるサーバを経由して行われると、第2ユーザにとっては、複数のサーバを経由して処理する手間が生じる。
【0752】
それに対し、第10変形例(3)では、ソーシャルブックマークのサービスおよび予約購入に関するサービスの両方を管理するサーバ10を経由することにより、リンク情報の収集、リンク情報に基づく予約購入を一連の操作の流れの中で行うことができる。その結果、第2ユーザにとって、複数のサーバを経由して処理する手間が生じることを抑制することができるので、第2ユーザの利便性を向上させることができる。
【0753】
また、1つのサーバ10に、リンク情報の収集、リンク情報に基づく予約購入が一元化されるので、第1ユーザにおけるブックマークボードの利用に基づく特典が一元化される。その結果、第1ユーザが特典に基づく報酬をより多く得ることができるので、ブックマークボードの作成における第1ユーザのモチベーションをさらに高めることができる。
【0754】
また、サーバ10にとっては、ソーシャルブックマークのサービスおよび予約購入に関するサービスの両方が利用されることにより、両方のサービスに関する収入を取得しやすくすることができる。
【0755】
本開示の実施形態を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。限定でなく例として、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、各実施形態に示す構成を適宜組み合わせることとしてもよい。
【符号の説明】
【0756】
1 通信システム
10 サーバ
11 制御部
12 入出力部
13 ディスプレイ
14 通信部
15 記憶部
20 端末
21 制御部
22 通信部
23 入出力部
24 表示部
25 マイク
26 スピーカ
27 カメラ
28 記憶部
30 ネットワーク
111 サーバメイン処理部
112 記憶処理部
113 ギフト処理部
141 通信メイン処理部
142 リンク情報送信部
143 リンク情報受信部
144 情報受信部
145 情報送信部
151 サーバメイン処理プログラム
1511 リンク情報送信プログラム
1512 記憶処理プログラム
1513 リンク情報受信プログラム
1514 情報受信プログラム
1515 情報送信プログラム
1516 ギフト処理プログラム
152 リンク情報
153 公開情報
154 課金情報
211 端末メイン処理部
212 記憶処理部
213 連携処理部
214 表示処理部
215 取込処理部
216 取得処理部
217 抽出処理部
218 指定処理部
221 通信メイン処理部
222 リンク情報受信部
223 情報送信部
224 情報受信部
281 端末メイン処理プログラム
2811 記憶処理プログラム
2812 取得処理プログラム
2813 連携処理プログラム
2814 表示処理プログラム
2815 取込処理プログラム
2816 抽出処理プログラム
2817 指定処理プログラム
2818 送信プログラム
2819 受信プログラム
282 リンク情報
283 第1ユーザ情報
284 第2ユーザ情報
285 画像情報
286 公開情報