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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024160906
(43)【公開日】2024-11-15
(54)【発明の名称】伸縮自在脱着式携帯用ペットカート
(51)【国際特許分類】
   A01K 1/03 20060101AFI20241108BHJP
   A45C 11/00 20060101ALI20241108BHJP
   B62B 9/10 20060101ALI20241108BHJP
   B62B 9/14 20060101ALI20241108BHJP
【FI】
A01K1/03 B
A45C11/00 D
B62B9/10 A
B62B9/14
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023099596
(22)【出願日】2023-06-16
(31)【優先権主張番号】202321095479.2
(32)【優先日】2023-05-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】523231886
【氏名又は名称】湖北羅黛蔕工貿股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100145470
【弁理士】
【氏名又は名称】藤井 健一
(72)【発明者】
【氏名】程新国
【テーマコード(参考)】
2B101
3B045
3D051
【Fターム(参考)】
2B101AA13
2B101AA20
2B101GA03
3B045AA51
3B045DA48
3B045EA02
3B045GB01
3B045GC01
3B045GD01
3D051AA02
3D051AA21
3D051BA03
3D051CC07
3D051CC13
3D051CC16
3D051CG04
3D051CG07
3D051CJ04
3D051DD30
(57)【要約】      (修正有)
【課題】カート本体、バスケットと折畳み幌を備える伸縮自在脱着式携帯用ペットカートを提供する。
【解決手段】カート本体はバスケットと着脱可能に接合され、そしてバスケットの底部に固定用の第1ラッチ機構が設けられ、折畳み幌はバスケットと着脱可能に接合され、そして折畳み幌と固定用の第2ラッチ機構が設けられ、また、バスケットの取外しと折畳みを実現するため、前記バスケットの頂部に折畳み幌を固定する可動側の第3ラッチ機構が設けられ、そして幌も取外しと折畳みが可能なので、単独で使用でき、ペットを連れて外出する際にも柔軟で便利に利用できる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
カート本体、バスケット、折畳み幌を備え、
前記カート本体は前記バスケットと着脱可能に接合され、そして前記バスケットの底部に固定用の第1ラッチ機構が設けられ、
前記折畳み幌は前記バスケットと着脱可能に接合され、そして前記折畳み幌と固定用の第2ラッチ機構が設けられ、
また、前記バスケットの頂部に前記折畳み幌を固定する可動側の第3ラッチ機構が設けられることを特徴とする伸縮自在脱着式携帯用ペットカート。
【請求項2】
前記バスケットは、底枠、天枠、複数の折畳連接棒を備え、複数の前記折畳連接棒の片端は前記底枠に回転接合され、他端は前記天枠に回転接合されることを特徴とする請求項1に記載の伸縮自在脱着式携帯用ペットカート。
【請求項3】
前記折畳連接棒は、第1連接棒本体、第2連接棒本体及びスライドファスナーを備え、前記第1連接棒本体の片端が前記天枠に回転接合され、他端が前記第2連接棒本体に回転接合され、前記第2連接棒本体が前記第1連接棒本体から離れる片端で前記底枠に回転接合され、前記スライドファスナーは、前記第1連接棒本体にスライド可能に嵌られることを特徴とする請求項2に記載の伸縮自在脱着式携帯用ペットカート。
【請求項4】
前記第1ラッチ機構は、ケース体、第1フック、第2フック、押し板と第1戻しばねを備え、前記ケース体が前記底枠の底部の片側に設けられ、前記ケース体に第1収容タンクと第1貫通孔が設けられ、前記押し板と前記第1戻しばねが前記第1収容タンクの中に位置して、前記ケース体の内壁に摺接され、前記第1戻しばねの片側は前記ケース体の内壁に固定接合され、他端は前記押し板に固定接合され、前記第1フックは前記第1貫通孔を通って前記押し板に接続され、前記第2フックは前記底枠の底部に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の伸縮自在脱着式携帯用ペットカート。
【請求項5】
前記幌は、折畳み布、可動フレーム、複数の支柱を備え、前記折畳み布が扇形に分布している多段の布を含み、複数の支柱が間隔でそれぞれ多段の布と繋がり、前記折畳み布の両端がそれぞれ前記可動フレームの両端に接続し、前記第2ラッチ機構が前記可動フレームに設けられることを特徴とする請求項2に記載の伸縮自在脱着式携帯用ペットカート。
【請求項6】
前記第2ラッチ機構は、第1回転部材、第2回転部材とファスナーを備え、前記第1回転部材は前記ファスナーの片側と回転接合され、前記第2回転部材は前記ファスナーの他側と回転接合され、前記第1回転部材も前記第2回転部材も前記可動フレームと繋がり、前記天枠にも固定ブロックが嵌られ、そして前記固定ブロックに前記ファスナーを固定するスロットが設けられていることを特徴とする請求項5に記載の伸縮自在脱着式携帯用ペットカート。
【請求項7】
前記第3ラッチ機構は第1固定部材、第2固定部材、第1中栓、第2戻しばねとダブルの第1ボタンを備え、前記第1固定部材が前記可動フレームと繋がり、前記第2固定部材が前記底枠と繋がり、前記第1固定部材に第3貫通溝が設けられ、前記第1中栓が前記第3貫通溝の中にあり、前記第1中栓に第4貫通溝が設けられ、ダブルの前記第1ボタンがそれぞれ前記第4貫通溝の両端に設けられ、前記第2戻しばねが前記第4貫通溝の中にあり、そして前記第2戻しばねの両端がそれぞれダブルの前記第1ボタンと当接し、前記第1固定部材の両側とも第1ボタンの通り出す第2貫通孔が設けられ、前記第2固定部材に前記第1固定部材を収容する第5貫通溝が設けられ、そして前記第2固定部材の両側とも第1ボタンの通り出す第3貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の伸縮自在脱着式携帯用ペットカート。
【請求項8】
ハンドルも備え、前記ハンドルが前記天枠と着脱可能に回転接合され、そして前記天枠に前記ハンドルを動かす回転機構が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の伸縮自在脱着式携帯用ペットカート。
【請求項9】
前記回転機構は円形ボタン、ストップギヤ、第3戻しばねと差込型ユニットを備え、前記差込型ユニットに第1貫通溝と第2貫通溝が設けられ、前記ストップギヤが前記固定ブロックと摺接され、そして前記ストップギヤの歯が前記固定ブロックから離れている片側が前記第1貫通溝の中にあり、前記第1貫通溝の壁面にストップ隆起部が設けられ、前記差込型ユニットを固定するために前記ストップギヤが前記ストップ隆起部と当接し、前記円形ボタンの片側がスライド可能に前記第2貫通溝の中に嵌られ、前記円形ボタンが前記第2貫通溝の片側を通して前記ストップギヤと繋がり、前記第3戻しばねの片側が前記差込型ユニットの内壁と当接し、他側が前記円形ボタン的内壁と当接することを特徴とする請求項8に記載の伸縮自在脱着式携帯用ペットカート。
【請求項10】
前記ハンドルに第4ラッチ機構が設けられ、前記第4ラッチ機構が第2中栓、第4戻しばねと第2ボタンを備え、前記第2中栓が前記ハンドルの中に有り、前記第2中栓に第6貫通溝が設けられ、前記第4戻しばねが前記第6貫通溝の中に有り、そして前記第4戻しばねの片側が前記第2中栓の内壁と当接し、他側が前記第2ボタンと当接し、前記差込型ユニットに前記ハンドルを収容する第2収容タンクが設けられ、そして前記ハンドルにも前記差込型ユニットにも前記第2ボタンを通し出す第4貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項9に記載の伸伸縮自在脱着式携帯用ペットカート。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ペット用品の分野に関し、特に、伸縮自在脱着式携帯用ペットカートに関するものである。
【背景技術】
【0002】
人々の生活水準の向上に伴い、ペットを飼っている人もますます多くなり、人々が外出する時に自分のペットを持ち運びやすいために、ペットバッグやペットカートなどをよく使用している。人々が旅行や遠くへ行く時、ペットバッグはペットカートよりもっとさらに手間がかかるが、現在市販されているペットカートは一体型のデザインが多く、持ち運びにくくて、占用されるスペースも多い。
【0003】
登録番号CN209320991Uの中国実用新案は、シャーシフレームとペットキャリーを備えるペットカートを提供している、シャーシフレームがペットキャリーと着脱可能に接合され、シャーシフレームが折畳みと開き可能、ペットキャリーはが折畳みと開き可能である。ペットキャリーとフレームとが着脱可能に接合されているため、必要なときにシャーシフレームとペットキャリーを分離して収納、携帯、使用できる。これにより、ペットカートを携帯時占用されるスペースが多い問題を解決している。
【0004】
登録番号CN212306458Uの中国実用新案は、シャーシフレーム本体、バッグ、復数のグリップ部及び復数の移動部を含む縮自在脱着式携帯用ペットカートを提供している。シャーシフレーム本体は、係止部と少なくとも一つの接合部とを備え、その中、係止部はシャーシフレーム本体の片側に設けられ、そして接合部はシャーシフレーム本体に設けられている。グリップ部がシャーシフレーム本体に接合され、移動部はシャーシフレーム本体の下方に接合され、バッグはシャーシフレーム本体に着脱可能に設けられ、そしてバッグは少なくともクリップ側を一つ備え、その中、該クリップ側が少なくともバックの単側に設けられ、そして接合部に対応している。これにより、シャーシフレーム本体とバッグの間の安定性を強化し、バッグとカート本体が一体になって分離できないという問題を解決しながら、バッグとボディの間の安定性も強化している。
【0005】
しかし、上記の技術では、バッグはすべてファスナーで閉じているため、閉じるのが遅く、ペットが飛び出す危険が起こられる恐れがあるが、バッグの中のスペースが低く、散歩中のペットの活動が制限され、また、上記の技術は、折り畳んで分解したり、開いて組み合わせたりする時に操作が復雑で不便である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、バスケットの着脱と折畳みが可能で、幌の着脱と折畳みが可能で、バスケットが単独で使用でき、ペットを連れて外出する際に、より柔軟で便利に使用できる伸縮自在脱着式携帯用ペットカートを提供することを目的としている。
【0007】
上記の技術的問題を解決するために、本発明が採用する技術は以下の通りである。
伸縮自在脱着式携帯用ペットカートであって、カート本体、バスケットと折畳み幌を備え、カート本体がバスケットと着脱可能に接合され、そしてバスケットの底部に固定用の第1ラッチ機構が設けられ、折畳み幌はバスケットと着脱可能に接合され、そして折畳み幌と固定用の第2ラッチ機構が設けられ、また、バスケットの取外しと折畳みを実現するため、前記バスケットの頂部に折畳み幌を固定する可動側の第3ラッチ機構が設けられ、バスケットがカート本体と着脱可能に接合されることにより、収納時の占有スペースを減らしながら、第1ラッチ機構がバスケットの取外しをより素早くて簡単にする。折畳み幌がバスケットと着脱可能に接合されることにより、収納時の占有スペースを減らして、携帯をよりしながら、幌を携帯せずにバスケットを単独で使用できるため、ペットを連れて外出する際にも柔軟に利用できる。設けられている第2ラッチ機構も幌の素早い取外しと取付けを容易にすることができるが、第3ラッチ機構が折畳み幌を固定して、折畳み幌を閉めるときに、第3ラッチ機構を介して固定して、幌のオープンを防止し、装置がより柔軟で多様化に使用できる。
【0008】
さらに、本発明においては、上記バスケットは、底枠、天枠、複数の折畳連接棒を備え、複数の折畳連接棒の片側が底枠に回転接合され、他端が天枠に回転接合され、底枠と天枠が折畳連接棒を介して一体とすることにより、バスケット全体の構成を実現し、折畳連接棒が折畳めるため、収納時にバスケットの高さを低減することができ、収納時の占有面積を減らして、外出時より便利に利用できる。
【0009】
さらに、本発明において、上記折畳み連接棒は、第1連接棒本体、第2連接棒本体とスライドファスナーを備え、第1連接棒本体の片側が天枠と回転接合され、他側が第2連接棒本体と回転接合され、第2連接棒本体と第1連接棒本体から離れる片側が底枠と回転接合され、スライドファスナーが第1連接棒本体の上にスライド可能に嵌られている。このような設置により、バスケットを開く必要な時に、バスケットの天枠を持ち上げて底枠から離して、第1連接棒本体と第2連接棒本体を回転させて同じ直線にする時、スライドファスナーを第1連接棒本体から第1連接棒本体と第2連接棒本体の連結部にスライドさせ、この時、スライドファスナーの制限作用により、第1連接棒本体と第2連接棒本体が曲げ回転ができないため、バスケットのオープンと固定を完了させるが、バスケットを折畳む必要な時、スライドファスナーを第1連接棒本体と第2連接棒本体の連結部にスライド出して、第1連接棒本体と第2連接棒本体を曲げ回転させるだけで、バスケットの高さをを下げ、折畳むことができる。
【0010】
さらに、本発明において、上記第1ラッチ機構がケース体、第1フック、第2フック、押し板と第1戻しばねを備え、ケース体が底枠の底部の片側に設けられ、ケース体の中に第1収容タンクと第1貫通孔が設けられ、押し板と第1戻しばねが第1収容タンクの中に有り、押し板がケース体の内壁に摺接され、第1戻しばねの片側がケース体に内壁に固定接合され、他側が押し板と固定接合され、第1フックが第1貫通孔を通して押し板と繋がり、第2フックが底枠の底部に設けられる。このような設置により、バスケットをカーフレームに固定する時に、まず第2フックがカーフレームの横ビームの片柱をひきつけて、バスケットをカーフレームの上に回転させて横にし、この時、横ビームの他柱が第1フックの底部と当接してから、押し板を引き出して、押し板が第1フックを収縮させ、横ビームの他柱的との当接と止め、この時、バスケットが完全にカーフレームの上に置くことができ、その後押し板を放して、第1戻しばねの作用の下で、押し板がプッシュされて第1フックを動かし、第1フックが横ビームの他柱を引きつけ、バスケットとカート本体の固定を済ませるが、バスケットとカート本体を分離する時に、同じように押し板を引き出して、第1フックを横ビームの他柱と分離させるだけで、バスケットを回転してカート本体から離れながら、第2フックと横ビームの片柱とのスナップを離して済ませる。
【0011】
さらに、本発明において、上記幌が折畳み布、可動フレームと複数の支柱を備え、折畳み布が扇形に分布している多段の布を含み、複数の支柱が間隔でそれぞれ多段の布と繋がり、折畳み布の両端がそれぞれ可動フレームの両端に接続する。このような設置により、折畳み幌を収縮して折畳め、折畳み幌を開く必要な時に、可動フレームをプッシュするだけで、折畳み布を折畳むことができる同時に、支柱の作用により、折畳み布を折畳む時でもドロップダウンしないので、便利で簡単に利用できる。
【0012】
さらに、本発明において、上記第2ラッチ機構が第1回転部材、第2回転部材とファスナーを備え、第1回転部材がファスナーの片側と回転接合され、第2回転部材がファスナーの他側と回転接合され、第1回転部材も第2回転部材も可動フレームと繋がり、天枠の上にも固定ブロックが嵌られ、そして固定ブロックの上にファスナーを固定するスロットが設けられ、第2ラッチ機構を介して折畳み幌をバスケットの上に固定でき、固定時、ファスナーを天枠の上に設けられる固定ブロック中のスロットに挿入するだけで固定を済ませることができ、ファスナーの上に一つの折外しが設けられ、折外しの上に楔形フックが設けられるが、スロットの中に一つの凹部が設けられ、ファスナーがスロットに挿入する時に、楔形フックがスロットの中にある凹部にひきかけて、固定を完了する。折畳み幌を分離する時に、折外しを引き出すだけで、折外しの上にある楔形フックがスロットの中にある凹部から分離して固定を離し、折畳み幌を取り出す。このような設置は操作が簡単で、便利で素早く利用できるが、第1回転部材も第2回転部材も可動フレームに繋がることだけで、第1回転部材と第2回転部材の回転作用を介して折畳み幌の折畳み機能を実現する。
【0013】
さらに、本発明において、上記第3ラッチ機構が第1固定部材、第2固定部材、第1中栓、第2戻しばねとダブルの第1ボタンを備え、第1固定部材が可動フレームと繋がり、第2固定部材が底枠と繋がり、第1固定部材に第3貫通溝が設けられ、第1中栓が第3貫通溝の中に有り、第1中栓に第4貫通溝が設けられ、ダブルの第1ボタンがそれぞれ第4貫通溝の?端に設けられ、第2戻しばねが第4貫通溝の中に有り、そして第2戻しばねの?端がそれぞれダブルの第1ボタンと当接し、第1固定部材の両側にも第1ボタンが通り出す第2貫通孔が設けられ、第2固定部材に第1固定部材を収容する第5貫通溝が設けられ、そして第2固定部材の両側にも第1ボタンが通り出す第3貫通孔が設けられ、このような設置により、折畳み幌の可動側の固定を実現する。折畳みを閉める必要な時に、天枠を近づくように可動フレームを回転させ、この時に第1固定部材の上にあるダブルの第1ボタンを押して、第1ボタンが第1固定部材の中に収縮し戻して、第1固定部材が第2固定部材の中までに挿入し、この時、第2戻しばねの作用により、第1ボタンが第1固定部材からプッシュされて、第2固定部材の上にある第3貫通孔から通りだして、第1固定部材と第2固定部材の固定を完了させて、折畳み幌の可動側の固定を実現する。折畳み幌を開く時に、同じように第1ボタンを押して、第1ボタンが第1固定部材の中に収縮し戻して、第1固定部材が第2固定部材と分離する。
【0014】
さらに、本発明において、またハンドルを備え、ハンドルが天枠着脱可能に回転接合され、そして天枠にハンドルを回転用の回転機構が設けられ、ハンドルの設置により、単独でバスケットを利用時にも役に立ち、ハンドルとバスケットの間が着脱可能に接合されるため、収納時に分解できるので、その後の占用スペースも減らすことができる同時に、設けられる回転機構は普段バスケットをカート本体の上に固定する時、ハンドルを平に回転して、折畳み幌の使用に影響を与えず、ハンドルを使う場合、ハンドルを垂直までに回転するだけで、正常に使用する。
【0015】
さらに、本発明において、上記回転機構が円形ボタン、ストップギヤ、第3戻しばねと差込型ユニットを備え、差込型ユニットに第1貫通溝と第2貫通溝が設けられ、ストップギヤが固定ブロックと摺接され、そしてストップギヤが第1貫通溝の中に固定ブロックから離れる片側にあり、第1貫通溝の壁面にストップ隆起部が設けられ、差込型ユニットを固定するために、ストップギヤの歯がストップ隆起部と当接し、円形ボタンの片側が第2貫通溝の中にスライド可能に嵌られ、円形ボタンが第2貫通溝を通り出す片側がストップギヤと繋がり、第3戻しばねの片側が差込型ユニットの内壁と当接し、他側が円形ボタンの内壁と当接し、このような設置により、ハンドルを回転する必要な時に、円形ボタンを押すだけ、円形ボタンがストップギヤをプッシュして動かして、ストップギヤが差込型ユニットと分離させ、ストップギヤから差込型ユニットに対する制限作用を失い、差込型ユニットを回転できるようになるので、ハンドルを動かして回転させ、ハンドルが所定の位置までに回転してから、円形ボタンを放して、第3戻しばねの作用の下で、円形ボタンが推し出されて、ストップギヤを動かして、ストップギヤが第1貫通溝の中に入り、差込型ユニットに対する制限作用が生じ、この時、差込型ユニットが動けなくなり、ハンドルの回転に固定作用を発生する。
【0016】
さらに、本発明において、上記ハンドルに第4ラッチ機構が設けられ、第4ラッチ機構が第2中栓、第4戻しばねと第2ボタンを備え、第2中栓がハンドルの中に有り、第2中栓に第6貫通溝が設けられ、第4戻しばねが第6貫通溝の中に有り、そして第4戻しばねの片側が第2中栓の内壁と当接し、他側が第2ボタンと当接し、差込型ユニットにハンドルを収容する第2収容タンクが設けられ、そしてハンドルも差込型ユニットも第2ボタンを通り出す第4貫通孔が設けられ、第4ラッチ機構を介してハンドルが着脱可能に接合される。ハンドルを接続する必要な時に、ハンドルの上にある第2ボタンを押して、ボタンが第6貫通溝の中までに収縮し戻し、この時、ハンドルを差込型ユニットの中にある第2収容タンクまでに挿入し、第4戻しばねの作用の下で、第2ボタンが第4貫通孔まで移動してきた時に、第2ボタンが第4貫通孔を通り出してハンドルと差込型ユニットを固定するが、ハンドルを取外す必要な時に、同じように第2ボタンを押して、第2ボタンが第6貫通溝の中までに収縮し戻し、差込型ユニットに対する固定作用を解除して、ハンドルと差込型ユニットを分離する。
【発明の効果】
【0017】
本発明は、少なくとも下記の利点または有益な効果を有する。
1.バスケットとカート本体、折畳み幌とバスケット及びハンドルとバスケットの着脱可能に接合することにより、収納時に装置を分解・分離することができ、収納時の占用スペースを減らすことができる。
2.設置されている折畳み連接棒は、バスケットの高さを下げて折畳むため、装置が便利に収納や携帯でき、そして簡単で便利に操作できる。
【0018】
3.設置されている回転機構により、ハンドルを使わない時に、ハンドルを水平の位置までに回転できるので、折畳み幌の使用に影響を与えない同時に、回転機構も簡単に操作でき、便利で素早く使用できる。
4.設置されている第3ラッチ機構により、折畳み幌を素早く折畳んで閉めて固定したり開いたりすることができ、ペットを入れる時、より素早く閉めることができて、ペットが飛び出すことがもたらす安全上の危険を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
本発明の実施形態の技術的態様をより詳しく説明するために、実施形態で使用される図面を簡単に説明する。下記の図面は、本発明のいくつかの実施形態のみを示すものであり、その範囲を限定するものとはみなされないことと理解されるべきである。当業者であれば、創造的な労力をかけずに、これらの図面をもとに他の関連図面を得ることもできる。
図1】本発明の提供する伸縮自在脱着式携帯用ペットカートの全体構造を示す概略図1である。
図2】本発明の提供する伸縮自在脱着式携帯用ペットカートの全体構造を示す概略図2である。
図3】本発明の提供する伸縮自在脱着式携帯用ペットカートのバスケットの構造を示す概略図である。
図4】本発明の提供する伸縮自在脱着式携帯用ペットカートの折畳連接棒の構造を示す概略図である。
図5】本発明の提供する伸縮自在脱着式携帯用ペットカートの第1ラッチ機構の構造を示す概略図1である。
図6】本発明の提供する伸縮自在脱着式携帯用ペットカートの第1ラッチ機構の構造を示す概略図2である。
図7】本発明の提供する伸縮自在脱着式携帯用ペットカートの第2ラッチ機構の構造を示す概略図である。
図8】本発明の提供する伸縮自在脱着式携帯用ペットカートの第3ラッチ機構の構造を示す概略図である。
図9】本発明の提供する伸縮自在脱着式携帯用ペットカートの第4ラッチ機構の構造を示す概略図である。
図10】本発明の提供する伸縮自在脱着式携帯用ペットカートの回転機構の構造を示す概略図である。
図11】本発明の提供する伸縮自在脱着式携帯用ペットカートの第2ラッチ機構と回転機構の構造を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明の実施形態の目的、技術的態様および利点を深く理解できるように、以下のとおり、本発明の実施形態の図面によって、本発明の実施形態における技術的態様を明確かつ完全に説明する。説明した実施形態は、本発明の実施形態の一部であって、実施形態の全部ではないことは明らかである。通常、本明細書の図面に記載および示される本発明の実施形態のコンポーネントは、様々な異なる構成で配置され、設計されることができる。
【0021】
したがって、以下、図面に提供される本発明の実施形態の詳細な説明は、特許請求の範囲を限定することを意図するものではなく、本発明の選択された実施形態を表すものだけである。本発明の実施形態に基づいて、創造的な労働を行わずに当業者が得られた他のすべての実施形態は、本発明の保護の範囲に含まれる。
【0022】
(実施形態1)
図1~11に示すように、図1は本発明の実施形態の全体構造を示す概略図1である。図2は本発明の実施形態の全体構造を示す概略図2である。図3は本発明の実施形態のバスケット200の構造を示す概略図である。図4は本発明の実施形態の折?連接棒250の構造を示す概略図である。図5は本発明の実施形態の第1ラッチ機構210の構造を示す概略図1である。図6は本発明の実施形態の第1ラッチ機構210の構造を示す概略図2である。図7は本発明の実施形態の第2ラッチ機構310の構造を示す概略図である。図8は本発明の実施形態の第3ラッチ機構220の構造を示す概略図である。図9は本発明の実施形態の第4ラッチ機構の構造を示す概略図である。図10は本発明の実施形態の回転機構260の構造を示す概略図である。図11は本発明の実施形態の第2ラッチ機構310と回転機構260の構造を示す断面図である。
【0023】
本実施形態はカート本体100、バスケット200と折畳み幌300を備える伸縮自在脱着式携帯用ペットカートを提供する。カート本体100がバスケット200と着脱可能に接合され、そしてバスケット200の底部に固定用の第1ラッチ機構210が設けられ、折畳み幌300がバスケット200と着脱可能に接合され、そして折畳み幌300に固定用の第2ラッチ機構310が設けられ、バスケット200の頂部にも折畳み幌300の可動側を固定する第3ラッチ機構220が設けられている。
【0024】
なお、バスケット200がカート本体100と着脱可能に接合されることにより、収納時の占有スペースを減らしながら、第1ラッチ機構210がバスケット200の取外しをより素早くて簡単にする。折畳み幌300がバスケット200と着脱可能に接合されることにより、収納時の占有スペースを減らして、携帯をよりしながら、幌を携帯せずにバスケット200を単独で使用できるため、ペットを連れて外出する際にも柔軟に利用できる。設けられている第2ラッチ機構310も幌の素早い取外しと取付けを容易にすることができるが、第3ラッチ機構220が折畳み幌300を固定でき、折畳み幌300を閉めるときに、第3ラッチ機構220を介して固定して、幌の開きを防止し、装置がより柔軟で多様化に使用できると理解される。
【0025】
図1~11に示すように、実施形態において、バスケット200が底枠240、天枠230、複数の折畳連接棒250を備え、複数の折畳連接棒250の片側が底枠240と回転接合され、他側が天枠230と回転接合されている。
【0026】
底枠240と天枠230が折畳連接棒250を介して一体とすることにより、バスケット200の全体構成を実現し、折畳連接棒250が折畳めるため、収納時にバスケット200の高さを低減することができ、収納時の占有面積を減らして、外出時より便利に利用できると理解される。
【0027】
図1~11に示すように、実施形態において、折畳連接棒250が第1連接棒本体251、第2連接棒本体252とスライドファスナー253を備え、第1連接棒本体251の片側が天枠230と回転接合され、他側が第2連接棒本体252と回転接合され、第2連接棒本体252が第1連接棒本体251から離れる片側で底枠240と回転接合され、スライドファスナー253が第1連接棒本体251の上にスライド可能に嵌られている。
【0028】
このような設置により、バスケット200を開く必要な時に、バスケット200の天枠230を持ち上げて底枠240から離して、第1連接棒本体251と第2連接棒本体252を回転させて同じ直?にする時、スライドファスナー253を第1連接棒本体251から第1連接棒本体251と第2連接棒本体252の連結部にスライドさせ、この時、スライドファスナー253の制限作用により、第1連接棒本体251と第2連接棒本体252が曲げ回転ができないため、バスケット200のオープンと固定を完了させるが、バスケット200を折畳む必要な時、スライドファスナー253を第1連接棒本体251と第2連接棒本体252の連結部にスライド出して、第1連接棒本体251と第2連接棒本体252を曲げ回転させるだけで、バスケッ200の高さをを下げ、折畳むことができると理解される。
【0029】
図1~11に示すように、実施形態において、幌が折畳み布320、可動フレーム330と複数の支柱340を備え、折畳み布320が扇形に分布している多段の布を含み、複数の支柱340が間隔でそれぞれ多段の布と繋がり、折畳み布320の両端がそれぞれ可動フレーム330の両端に接続する。
【0030】
このような設置により、折畳み幌300を収縮して折畳め、折畳み幌300を開く必要な時に、可動フレーム330をプッシュするだけで、折畳み布320を折畳むことができる同時に、支柱340の作用により、折畳み布320を折畳む時でもドロップダウンしないので、便利で簡単に利用できると理解される。
【0031】
なお、該折畳み幌300は、ベビーカートの幌と原理的に類似し、従来技術でよく用いられている手段であり、その接合には複数の形態があり、当業者が創造的な作業によって適用可能な接合方法を選択することなく、折畳み幌300の機能を満たすために使用でき、ここでは限定しないと説明する必要である。
【0032】
図1~11に示すように、実施形態において、またハンドルを備え、ハンドル400が天枠230と着脱可能に回転接合され、そして天枠230にハンドル400を回転用の回転機構260が設けられる。
【0033】
ハンドル400の設置により、単独でバスケット200を利用時にも役に立ち、ハンドル400とバスケット200の間が着脱可能に接合されるため、収納時に分解できるのでその後の占用スペースも減らすことができる同時に、設けられる回転機構260は普段バスケット200をカート本体100の上に固定する時、ハンドル400を平に回転して、折畳み幌300の使用に影響を与えず、ハンドル400を使う場合、ハンドル400を垂直までに回転するだけで、正常に使用すると理解される。
【0034】
使用時に、バスケット200にある第1連接棒本体251と第2連接棒本体252を垂直方向までに回転させて、スライドファスナー253を第1連接棒本体から第1連接棒本体251と第2連接棒本体252の連結部にスライドさせ、バスケット200のオープンと固定を完了してから、バスケット200をカート本体100の上に取付け、取り付ける時、第2フック213をカート本体100の横ビームの片柱の上にスナップされ、スナップしてからバスケット200をカート本体100の上に平に置くように回転させ、この時、第1ラッチ機構210の押し板214を引き出し、押し板214が第1フック212の収縮を動かし、バスケット200を完全にカート本体100の上に平に置くようにし、この時、押し板214を放して、第1フック212がカート本体100他横ビームにスナップされて固定を完了し、その後第2ラッチ機構310を介して、折畳み幌300とバスケット200を固定し、この時、ペットをバスケット200の中に入れることができる同時に、折畳み幌300を閉め、第3ラッチ機構220を介して折畳み幌300の出力側を固定して、折畳み幌300のオープンを防止し、最後にハンドル400を第4ラッチ機構を介して回転機構260の上に固定しながら、回転機構260を介して、ハンドル400を使わずにハンドル400をバスケット200と同じ水平レベルまでに回転させて、装置の使用を済ませる。
【0035】
(実施形態2)
図1~11に示すように、実施形態1に基づいて、上記第1ラッチ機構210がケース体211、第1フック212、第2フック213、押し板214と第1戻しばね215を備え、ケース体211が底枠240底部の片側に設けられ、ケース体211の中に第1収容タンク216と第1貫通孔217が設けられ、押し板214と第1戻しばね215が第1収容タンク216の中に位置し、押し板214がケース体211の内壁に摺接され、第1戻しばね215の片側がケース体211の内壁に固定接合され、他側が押し板214と固定接合され、第1フック212が第1貫通孔217を通し出して押し板214と繋がり、第2フック213が底枠240の底部に設けられている。
【0036】
このような設置により、バスケット200をカーフレームに固定する時に、まず第2フック213がカーフレームの横ビームの片柱をひきつけて、バスケット200をカーフレームの上に回転させて横にし、この時、横ビームの他柱が第1フック212の底部と当接してから、押し板214を引き出して、押し板214が第1フック212を収縮させ、横ビームの他柱的との当接と止め、この時、バスケット200が完全にカーフレームの上に置くことができ、その後押し板214を放して、第1戻しばね215の作用の下で、押し板214がプッシュされて第1フック212を動かし、第1フック212が横ビームの他柱を引きつけ、バスケット200とカート本体100の固定を済ませるが、バスケット200とカート本体100を分離する時に、同じように押し板214を引き出して、第1フック212を横ビームの他柱と分離させるだけで、バスケット200を回転してカート本体100から離れながら、第2フック213と横ビームの片柱とのスナップを離して済ませると理解される。
【0037】
(実施形態3)
図1~11に示すように、上記実施形態に基づいて、上記第2ラッチ機構310が第1回転部材311、第2回転部材312とファスナー313を備え、第1回転部材311がファスナー313の片側と回転接合され、第2回転部材312がファスナー313の他側と回転接合され、第1回転部材311も第2回転部材312も可動フレーム330と繋がり、天枠230の上にも固定ブロック265が嵌られ、そして固定ブロック265の上にファスナー313を固定するスロット268が設けられている。
【0038】
第2ラッチ機構310を介して折畳み幌300をバスケット200の上に固定でき、固定時、ファスナー313を天枠230の上に設けられる固定ブロック265中のスロット268に挿入するだけで固定を済ませることができ、ファスナー313の上に一つの折外しが設けられ、折外しの上に楔形フックが設けられるが、スロット268の中に一つの凹部が設けられ、ファスナー313がスロット268に挿入する時に、楔形フックがスロット268の中にある凹部にひきかけて、固定を完了する。折畳み幌300を分離する時に、折外しを引き出すだけで、折外しの上にある楔形フックがスロット268の中にある凹部から分離して固定を離し、折畳み幌300を取り出す。このような設置は操作が簡単で、便利で素早く利用できるが、第1回転部材311も第2回転部材312も可動フレーム330に繋がることだけで、第1回転部材311と第2回転部材312の回転作用を介して折畳み幌300の折畳み機能を実現すると理解される。
【0039】
(実施形態4)
図1~11に示すように、上記実施形態に基づいて、上記第3ラッチ機構220が第1固定部材221、第2固定部材222、第1中栓223、第2戻しばね224とダブルの第1ボタン225を備え、第1固定部材221が可動フレーム330と繋がり、第2固定部材222が底枠240と繋がり、第1固定部材221に第3貫通溝が設けられ、第1中栓223が第3貫通溝の中に有り、第1中栓223に第4貫通溝226が設けられ、ダブルの第1ボタン225がそれぞれ第4貫通溝226の二端に設けられ、第2戻しばね224が第4貫通溝226の中に有り、そして第2戻しばね224の二端がそれぞれダブルの第1ボタン225と当接し、第1固定部材221の両側にも第1ボタン225が通り出す第2貫通孔228が設けられ、第2固定部材222に第1固定部材221を収容する第5貫通溝227が設けられ、そして第2固定部材222の両側にも第1ボタン225が通り出す第3貫通孔229が設けられている。
【0040】
このような設置により、折畳み幌300の可動側の固定を実現する。折畳み300を閉める必要な時に、天枠230を近づくように可動フレーム330を回転させ、この時に第1固定部材221の上にあるダブルの第1ボタン225を押して、第1ボタン225が第1固定部材221の中に収縮し戻して、第1固定部材221が第2固定部材222の中までに挿入し、この時、第2戻しばね224の作用により、第1ボタン225が第1固定部材221からプッシュされて、第2固定部材222の上にある第3貫通孔229から通りだして、第1固定部材221と第2固定部材222の固定を完了させて、折畳み幌300の可動側の固定を実現する。折畳み幌300を開く時に、同じように第1ボタン225を押して、第1ボタン225が第1固定部材221の中に収縮し戻して、第1固定部材221が第2固定部材222と分離すると理解される。
【0041】
(実施形態5)
図1~11に示すように、上記実施形態に基づいて、回転機構260が円形ボタン261、ストップギヤ262、第3戻しばね263と差込型ユニット264を備え、差込型ユニット264に第1貫通溝と第2貫通溝が設けられ、ストップギヤ262が固定ブロック265と摺接され、そしてストップギヤ262が第1貫通溝の中に固定ブロック265から離れる片側にあり、第1貫通溝の壁面にストップ隆起部が設けられ、差込型ユニット264を固定するために、ストップギヤ262の歯がストップ隆起部と当接し、円形ボタン261の片側が第2貫通溝の中にスライド可能に嵌られ、円形ボタン261が第2貫通溝を通り出す片側がストップギ262ヤと繋がり、第3戻しばね263の片側が差込型ユニット264の内壁と当接し、他側が円形ボタン261の内壁と当接している。
【0042】
このような設置により、ハンドル400を回転する必要な時に、円形ボタン261を押すだけ、円形ボタン261がストップギヤ262をプッシュして動かして、ストップギヤ262が差込型ユニット264と分離させ、ストップギヤ262から差込型ユニット264に対する制限作用を失い、差込型ユニット264を回転できるようになるので、ハンドル400を動かして回転させ、ハンドル400が所定の位置までに回転してから、円形ボタン261を放して、第3戻しばね263の作用の下で、円形ボタン261が推し出されて、ストップギヤ262を動かして、ストップギヤ262が第1貫通溝の中に入り、差込型ユニット264に対する制限作用が生じ、この時、差込型ユニット264が動けなくなり、ハンドル400の回転に固定作用を発生すると理解される。
【0043】
(実施形態6)
図1~11に示すように、上記実施形態に基づいて、上記ハンドル400に第4ラッチ機構が設けられ、第4ラッチ機構が第2中栓410、第4戻しばね420と第2ボタン430を備え、第2中栓410がハンドル400の中に有り、第2中栓410に第6貫通溝440が設けられ、第4戻しばね420が第6貫通溝440の中に有り、そして第4戻しばね420の片側が第2中栓410の内壁と当接し、他側が第2ボタン430と当接し、差込型ユニット264にハンドル400を収容する第2収容タンク266が設けられ、そしてハンドル400も差込型ユニット264も第2ボタン430を通り出す第4貫通孔267が設けられている。
【0044】
第4ラッチ機構を介してハンドル400が着脱可能に接合される。ハンドル400を接続する必要な時に、ハンドル400の上にある第2ボタン430を押して、ボタンが第6貫通溝440の中までに収縮し戻し、この時、ハンドル400を差込型ユニット264の中にある第2収容タンク266までに挿入し、第4戻しばね420の作用の下で、第2ボタン430が第4貫通孔267まで移動してきた時に、第2ボタン430が第4貫通孔267を通り出してハンドル400と差込型ユニット264を固定するが、ハンドル400を取外す必要な時に、同じように第2ボタン430を押して、第2ボタン430が第6貫通溝440の中までに収縮し戻し、差込型ユニット264に対する固定作用を解除して、ハンドル400と差込型ユニット264を分離すると理解される。
【0045】
以上のことをまとめると、本発明の実施形態がカート本体100、バスケット200と折畳み幌300を備える伸縮自在脱着式携帯用ペットカートを提供する。カート本体100がバスケット200と着脱可能に接合され、そしてバスケット200の底部に固定用の第1ラッチ機構210が設けられ、折畳み幌300がバスケット200と着脱可能に接合され、そして折畳み幌300に固定用の第2ラッチ機構310が設けられ、バスケット200の頂部にも折畳み幌300の可動側を固定する第3ラッチ機構220が設けられている。バスケット200がカート本体100と、折畳み幌300がバスケット200と、そしてハンドル400がバスケット200と着脱可能に接合されることにより、収納する場合に装置を分解・分離して、収納時の占有スペースを減らしながら、設置されている折畳連接棒250を介して、バスケット200の高さを低減して折畳むことができるので、装置が便利に収納と携帯できるが、そして簡単で便利に操作できる。設置されている回転機構260を介して、ハンドル400を使わずにハンドル400をバスケット200と同じ水平レベルまでに回転させて、折畳み幌300の使用に影響を与えず、同時に回転機構260が簡単に操作でき、便利で素早く使用できる。設置されている第3ラッチ機構220により、折畳み幌300を素早く折畳んで閉めて固定したり開いたりすることができ、ペットを入れる時、折畳み幌300をより素早く閉めることができて、ペットが飛び出すことがもたらす安全上の危険を防止できる。
【0046】
以上は、本発明の好適な実施形態に過ぎず、本発明を限定するものではなく、当業者であれば、本発明は様々な修正および変更が可能である。本発明の精神および原則の中で行われる修正、均等置換、改善等は、すべて本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【符号の説明】
【0047】
100-カート本体、200-バスケット、210-第1ラッチ機構、211-ケース体、212-第1フック、213-第2フック、214-押し板、215-第1戻しばね、216-第1収容タンク、217-第1貫通孔、220-第3ラッチ機構、221-第1固定部材、222-第2固定部材、223-第1中栓、224-第2戻しばね、225-第1ボタン、226-第4貫通溝、227-第5貫通溝、228-第2貫通孔、229-第3貫通孔、230-天枠、240-底枠、250-折?連接棒、251-第1連接棒本体、252-第2連接棒本体、253-スライドファスナー、260-回転機構、261-円形ボタン、262-ストップギヤ、263-第3戻しばね、264-差込型ユニット、265-固定ブロック、266-第2収容タンク、267-第4貫通孔、268-スロット、300-折畳み幌、310-第2ラッチ機構、311-第1回転部材、312-第2回転部材、313-ファスナー、320-折畳み布、330-可動フレーム、340-支柱、400-ハンドル、410-第2中栓、420-第4戻しばね、430-第2ボタン、440-第6貫通溝。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
【手続補正書】
【提出日】2024-09-27
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
カート本体、バスケット、折畳み幌を備え、
前記カート本体は前記バスケットと着脱可能に接合され、そして前記バスケットの底部に固定用の第1ラッチ機構が設けられ、
前記折畳み幌は前記バスケットと着脱可能に接合され、そして前記折畳み幌には、固定用の第2ラッチ機構が設けられ、
また、前記バスケットの頂部に前記折畳み幌の可動側を固定する第3ラッチ機構が設けられ
前記バスケットは、底枠、天枠、複数の折畳連接棒を備え、複数の前記折畳連接棒の片端は前記底枠に回転接合され、他端は前記天枠に回転接合されることを特徴とする伸縮自在脱着式携帯用ペットカート。
【請求項2】
前記折畳連接棒は、第1連接棒本体、第2連接棒本体及びスライドファスナーを備え、前記第1連接棒本体の片端が前記天枠に回転接合され、他端が前記第2連接棒本体に回転接合され、前記第2連接棒本体が前記第1連接棒本体から離れる片端で前記底枠に回転接合され、前記スライドファスナーは、前記第1連接棒本体にスライド可能に嵌られることを特徴とする請求項に記載の伸縮自在脱着式携帯用ペットカート。
【請求項3】
前記第1ラッチ機構は、ケース体、第1フック、第2フック、押し板と第1戻しばねを備え、前記ケース体が前記底枠の底部の片側に設けられ、前記ケース体に第1収容タンクと第1貫通孔が設けられ、前記押し板と前記第1戻しばねが前記第1収容タンクの中に位置して、前記押し板が、前記ケース体の内壁に摺接され、前記第1戻しばねの片側は前記ケース体の内壁に固定接合され、他端は前記押し板に固定接合され、前記第1フックは前記第1貫通孔を通って前記押し板に接続され、前記第2フックは前記底枠の底部に設けられていることを特徴とする請求項に記載の伸縮自在脱着式携帯用ペットカート。
【請求項4】
前記幌は、折畳み布、可動フレーム、複数の支柱を備え、前記折畳み布が扇形に分布している多段の布を含み、複数の支柱が間隔でそれぞれ多段の布と繋がり、前記折畳み布の両端がそれぞれ前記可動フレームの両端に接続し、前記第2ラッチ機構が前記可動フレームに設けられることを特徴とする請求項に記載の伸縮自在脱着式携帯用ペットカート。
【請求項5】
前記第2ラッチ機構は、第1回転部材、第2回転部材とファスナーを備え、前記第1回転部材は前記ファスナーの片側と回転接合され、前記第2回転部材は前記ファスナーの他側と回転接合され、前記第1回転部材も前記第2回転部材も前記可動フレームと繋がり、前記天枠にも固定ブロックが嵌られ、そして前記固定ブロックに前記ファスナーを固定するスロットが設けられていることを特徴とする請求項に記載の伸縮自在脱着式携帯用ペットカート。
【請求項6】
前記第3ラッチ機構は第1固定部材、第2固定部材、第1中栓、第2戻しばねとダブルの第1ボタンを備え、前記第1固定部材が前記可動フレームと繋がり、前記第2固定部材が、前記天枠と、前記折畳連接棒を介して前記底枠と繋がり、前記第1固定部材に第3貫通溝が設けられ、前記第1中栓が前記第3貫通溝の中にあり、前記第1中栓に第4貫通溝が設けられ、ダブルの前記第1ボタンがそれぞれ前記第4貫通溝の両端に設けられ、前記第2戻しばねが前記第4貫通溝の中にあり、そして前記第2戻しばねの両端がそれぞれダブルの前記第1ボタンと当接し、前記第1固定部材の両側とも第1ボタンの通り出す第2貫通孔が設けられ、前記第2固定部材に前記第1固定部材を収容する第5貫通溝が設けられ、そして前記第2固定部材の両側とも第1ボタンの通り出す第3貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項に記載の伸縮自在脱着式携帯用ペットカート。
【請求項7】
ハンドルも備え、前記ハンドルが前記天枠と着脱可能に回転接合され、そして前記天枠に前記ハンドルを動かす回転機構が設けられていることを特徴とする請求項に記載の伸縮自在脱着式携帯用ペットカート。
【請求項8】
前記回転機構は円形ボタン、ストップギヤ、第3戻しばねと差込型ユニットを備え、前記差込型ユニットに第1貫通溝と第2貫通溝が設けられ、前記ストップギヤが前記固定ブロックと摺接され、そして前記ストップギヤの歯が前記固定ブロックから離れている片側が前記第1貫通溝の中にあり、前記第1貫通溝の壁面にストップ隆起部が設けられ、前記差込型ユニットを固定するために前記ストップギヤが前記ストップ隆起部と当接し、前記円形ボタンの片側がスライド可能に前記第2貫通溝の中に嵌られ、前記円形ボタンが前記第2貫通溝の片側を通して前記ストップギヤと繋がり、前記第3戻しばねの片側が前記差込型ユニットの内壁と当接し、他側が前記円形ボタン内壁と当接することを特徴とする請求項に記載の伸縮自在脱着式携帯用ペットカート。
【請求項9】
前記ハンドルに第4ラッチ機構が設けられ、前記第4ラッチ機構が第2中栓、第4戻しばねと第2ボタンを備え、前記第2中栓が前記ハンドルの中に有り、前記第2中栓に第6貫通溝が設けられ、前記第4戻しばねが前記第6貫通溝の中に有り、そして前記第4戻しばねの片側が前記第2中栓の内壁と当接し、他側が前記第2ボタンと当接し、前記差込型ユニットに前記ハンドルを収容する第2収容タンクが設けられ、そして前記ハンドルにも前記差込型ユニットにも前記第2ボタンを通し出す第4貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項に記載の伸伸縮自在脱着式携帯用ペットカート。