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特開2024-161324電動歯ブラシのホルダアセンブリと電動歯ブラシ
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024161324
(43)【公開日】2024-11-18
(54)【発明の名称】電動歯ブラシのホルダアセンブリと電動歯ブラシ
(51)【国際特許分類】
   A61C 17/22 20060101AFI20241111BHJP
【FI】
A61C17/22 E
【審査請求】有
【請求項の数】15
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024074128
(22)【出願日】2024-04-30
(31)【優先権主張番号】202310511776.9
(32)【優先日】2023-05-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】523140393
【氏名又は名称】深▲せん▼術叶創新科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】Shenzhen Shuye Technology Co., Ltd.
(74)【代理人】
【識別番号】100178434
【弁理士】
【氏名又は名称】李 じゅん
(72)【発明者】
【氏名】叶 洪新
(72)【発明者】
【氏名】王 子勝
(72)【発明者】
【氏名】肖 美亮
【テーマコード(参考)】
3B202
【Fターム(参考)】
3B202AA07
3B202AB14
3B202BD01
3B202BE10
3B202DB04
(57)【要約】      (修正有)
【課題】ホルダアセンブリ全体の制振効果を効果的に向上させることができる電動歯ブラシのホルダアセンブリを提供する。
【解決手段】電動歯ブラシのホルダアセンブリと電動歯ブラシを開示し、ここで、電動歯ブラシのホルダアセンブリは、ホルダ本体と弾性緩衝部品とを含み、ホルダ本体は、互いに接続される本体部と接続構造とを含み、本体部内に電池装着室が形成されており、接続構造は、挿着嵌合部を有し、弾性緩衝部品は、装着筒を含み、装着筒内にモータ装着チャンバが形成されており、装着筒は、モータ緩衝部を有し、モータ緩衝部と挿着嵌合部とは、装着筒の軸方向に挿着固定され、モータ緩衝部は、周方向緩衝面と軸方向緩衝面とを有し、挿着嵌合部は、周方向嵌合面と軸方向嵌合面とを有し、周方向嵌合面と周方向緩衝面とは、装着筒の軸方向まわりに当接嵌合され、軸方向嵌合面と軸方向緩衝面とは、装着筒の軸方向に当接嵌合される。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電動歯ブラシのホルダアセンブリであって、
互いに接続される本体部と接続構造とを含むホルダ本体であって、前記本体部内に電池装着室が形成されており、前記接続構造が挿着嵌合部を有するホルダ本体と、
装着筒を含む弾性緩衝部品であって、前記装着筒内にモータ装着チャンバが形成されており、前記装着筒がモータ緩衝部を有する弾性緩衝部品とを含み、前記モータ緩衝部と前記挿着嵌合部とは、前記装着筒の軸方向に挿着固定されて、前記ホルダ本体と前記弾性緩衝部品とを接続し、ここで、
前記モータ緩衝部は、周方向緩衝面と軸方向緩衝面とを有し、前記挿着嵌合部は、周方向嵌合面と軸方向嵌合面とを有し、前記周方向嵌合面と前記周方向緩衝面とは、前記装着筒の軸線方向まわりに当接嵌合され、前記軸方向嵌合面と前記軸方向緩衝面とは、前記装着筒の軸方向に当接嵌合される、ことを特徴とする電動歯ブラシのホルダアセンブリ。
【請求項2】
前記挿着嵌合部は、前記装着筒の周方向に沿って間隔をおいて設置される複数の挿着突起を含み、隣接する二つの前記挿着突起の間に第1の挿着溝が形成され、前記第1の挿着溝の底壁と前記挿着突起の端壁とは、前記軸方向嵌合面を形成し、前記第1の挿着溝の側壁と前記挿着突起の側壁とは、前記周方向嵌合面を形成し、
前記モータ緩衝部は、前記装着筒の前記接続構造に向かう端壁に開設される複数の第2の挿着溝を含み、複数の前記第2の挿着溝は、前記装着筒の周方向に沿って間隔をおいて設置され、前記装着筒の隣接する二つの前記第2の挿着溝の間に緩衝突起が形成され、前記第2の挿着溝の底壁と前記緩衝突起の端壁とは、前記軸方向緩衝面を形成し、前記第2の挿着溝の側壁と前記緩衝突起の側壁とは、前記周方向緩衝面を形成し、
複数の前記緩衝突起は、前記複数の前記第1の挿着溝に一対一対応し且つ適合して挿着固定され、複数の前記挿着突起は、複数の前記第2の挿着溝に一対一対応し且つ適合して挿着固定される、ことを特徴とする請求項1に記載の電動歯ブラシのホルダアセンブリ。
【請求項3】
前記装着筒は、内囲壁をさらに有し、前記内囲壁が囲んで前記モータ装着チャンバを形成し、複数の前記緩衝突起は、前記内囲壁の外周壁に位置し、前記内囲壁は、前記挿着嵌合部の内周に嵌設される、ことを特徴とする請求項2に記載の電動歯ブラシのホルダアセンブリ。
【請求項4】
前記接続構造は、接続リングとストッパフランジとをさらに含み、前記接続リングは、前記挿着嵌合部の前記装着筒から離反する端に接続され、前記ストッパフランジは、前記接続リングの内壁面に接続され、前記内囲壁は、前記本体部の周縁部に向かって前記緩衝突起を突出させて前記接続リングの内壁面に嵌設され、且つ前記ストッパフランジに当接される、ことを特徴とする請求項3に記載の電動歯ブラシのホルダアセンブリ。
【請求項5】
前記内囲壁の内壁面に、前記装着筒の軸線に沿って延在する複数のストッパ凸筋が設けられ、複数の前記ストッパ凸筋は、前記内囲壁の周方向まわりに間隔をおいて設置され、前記ストッパ凸筋の突出高さは、前記装着筒から前記本体部側へ次第に減少して設置される、ことを特徴とする請求項3に記載の電動歯ブラシのホルダアセンブリ。
【請求項6】
前記内囲壁の内周壁に、モータがその軸線まわりに回動することを制限するための周方向ストッパ部が設けられる、ことを特徴とする請求項3に記載の電動歯ブラシのホルダアセンブリ。
【請求項7】
少なくとも一部の前記緩衝突起の、前記装着筒の周方向における幅は、その隣接する前記挿着突起の、前記装着筒の周方向における幅よりも大きい、ことを特徴とする請求項2~6のいずれか1項に記載の電動歯ブラシのホルダアセンブリ。
【請求項8】
前記接続構造は、前記本体部の一端に接続され、前記装着筒の周方向における前記緩衝突起の幅は、前記本体部に向かって次第に減少して設置され、前記装着筒の周方向における前記挿着突起の幅は、前記本体部から離反して次第に減少して設置される、ことを特徴とする請求項2~6のいずれか1項に記載の電動歯ブラシのホルダアセンブリ。
【請求項9】
前記装着筒の周方向に、前記緩衝突起の前記本体部に向かう端面の幅は、前記緩衝突起の最大幅の半分よりも大きく、前記挿着突起の前記本体部から離反する端面の幅は、前記挿着突起の最大幅の半分よりも大きい、ことを特徴とする請求項8に記載の電動歯ブラシのホルダアセンブリ。
【請求項10】
前記弾性緩衝部品は、前記装着筒に接続される弾性ガイドバーをさらに含み、前記弾性ガイドバーは、前記装着筒の軸方向に沿って前記本体部に向かって延在して設置され、前記弾性ガイドバーは、部分的に嵌設され且つ前記本体部の外周壁から突出して設置され、前記弾性ガイドバーの外壁面に緩衝凸包が設けられる、ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の電動歯ブラシのホルダアセンブリ。
【請求項11】
前記装着筒の周方向に少なくとも二本の前記弾性ガイドバーが間隔をおいて設置され、前記弾性ガイドバーは、その長さの延在方向に少なくとも二つの前記緩衝凸包が間隔をおいて設置され、前記緩衝凸包は、前記装着筒の軸線まわりに前記弾性ガイドバーの外周壁を取り囲んで設置される、ことを特徴とする請求項10に記載の電動歯ブラシのホルダアセンブリ。
【請求項12】
前記弾性ガイドバーは、隣接する二つの前記緩衝凸包の間に嵌設溝が形成されており、前記本体部の外周壁に、前記嵌設溝に適合する嵌設突起が設けられる、ことを特徴とする請求項11に記載の電動歯ブラシのホルダアセンブリ。
【請求項13】
前記弾性緩衝部品は、前記装着筒の軸方向に間隔をおいて配置される第1の囲み部、第2の囲み部、及び前記第1の囲み部と前記第2の囲み部とを接続する接続アームをさらに含み、
前記第1の囲み部と前記第2の囲み部は、いずれも前記本体部の周方向に沿って延在し、前記第1の囲み部、前記第2の囲み部及び前記接続アームは、いずれも前記本体部に嵌設され、
前記第1の囲み部と前記第2の囲み部の少なくとも一方は、複数の前記弾性ガイドバーに接続される、ことを特徴とする請求項11に記載の電動歯ブラシのホルダアセンブリ。
【請求項14】
前記ホルダ本体と前記弾性緩衝部品とは、一体に射出成形される、ことを特徴とする請求項1に記載の電動歯ブラシのホルダアセンブリ。
【請求項15】
電動歯ブラシであって、ブラシハンドルアセンブリを含み、前記ブラシハンドルアセンブリは、筐体と、前記筐体内に装着されるモータと、電池と、請求項1~14のいずれか1項に記載の電動歯ブラシのホルダアセンブリとを含み、前記モータの下端は、前記電動歯ブラシのホルダアセンブリのモータ装着チャンバ内に装着され、前記電池は、前記電動歯ブラシのホルダアセンブリの電池装着室内に装着される、ことを特徴とする電動歯ブラシ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、電動歯ブラシの技術分野に関し、特に電動歯ブラシのホルダアセンブリと電動歯ブラシに関する。
【背景技術】
【0002】
人々の生活水準が日々向上するにつれて、電動歯ブラシの使用率と普及率もますます高くなる。電動歯ブラシのブラシハンドルアセンブリは、筐体、モータ、電池、及びモータと電池を筐体内に固定するための装着ホルダなどを含む。使用する時に、筐体から延出するモータ軸とブラシヘッドとを嵌合接続し、電池は、モータに給電し、モータの駆動軸によってブラシヘッドを駆動して振動させる。
【0003】
ブラシハンドルの内部構造の組み立て効率を向上させるために、現在の製品は、一般的にモータホルダと電池ホルダとを一体に接続しており、それにより電池とモータとを一緒に該装着ホルダに固定し、且つ該装着ホルダを介して全体的に筐体内に組み立てることができる。しかし、モータの高周波振動が直接装着ホルダに伝達されるため、電動歯ブラシのブラシハンドル全体の振動感が強い。
【0004】
関連技術において、振動を低減させるために、モータの周辺にゴムブッシュを外嵌し、モータは、ゴムブッシュを介してモータホルダ内に装着され、このように、ゴムブッシュは、モータのゴムブッシュの径方向における振動のみを吸収でき、モータのその軸方向における振動を吸収することができず、全体の制振効果が低い。
【0005】
上記内容は、本発明の技術案の理解を助けるためのものに過ぎず、上記内容が従来技術であることを認めることを意味するものではない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記課題に鑑みて、本発明は、電動歯ブラシの振動感が強く、制振効果が低いという技術的課題を解決するための電動歯ブラシのホルダアセンブリを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を実現するために、本発明による電動歯ブラシのホルダアセンブリは、ホルダ本体と弾性緩衝部品とを含み、
前記ホルダ本体は、互いに接続される本体部と接続構造とを含み、前記本体部内に電池装着室が形成されており、前記接続構造は、挿着嵌合部を有し、
前記弾性緩衝部品は、装着筒を含み、前記装着筒内にモータ装着チャンバが形成されており、前記装着筒は、モータ緩衝部を有し、前記モータ緩衝部と前記挿着嵌合部とは、前記装着筒の軸方向に挿着固定されて、前記ホルダ本体と前記弾性緩衝部品とを接続し、ここで、
前記モータ緩衝部は、周方向緩衝面と軸方向緩衝面とを有し、前記挿着嵌合部は、周方向嵌合面と軸方向嵌合面とを有し、前記周方向嵌合面と前記周方向緩衝面とは、前記装着筒の軸線方向まわりに当接嵌合され、前記軸方向嵌合面と前記軸方向緩衝面とは、前記装着筒の軸方向に当接嵌合される。
【0008】
一実施例において、前記挿着嵌合部は、前記装着筒の周方向に沿って間隔をおいて設置される複数の挿着突起を含み、隣接する二つの前記挿着突起の間に第1の挿着溝が形成され、前記第1の挿着溝の底壁と前記挿着突起の端壁とは、前記軸方向嵌合面を形成し、前記第1の挿着溝の側壁と前記挿着突起の側壁とは、前記周方向嵌合面を形成し、
前記モータ緩衝部は、前記装着筒の前記接続構造に向かう端壁に開設される複数の第2の挿着溝を含み、複数の前記第2の挿着溝は、前記装着筒の周方向に沿って間隔をおいて設置され、前記装着筒の隣接する二つの前記第2の挿着溝の間に緩衝突起が形成され、前記第2の挿着溝の底壁と前記緩衝突起の端壁とは、前記軸方向緩衝面を形成し、前記第2の挿着溝の側壁と前記緩衝突起の側壁とは、前記周方向緩衝面を形成し、
複数の前記緩衝突起は、前記複数の前記第1の挿着溝に一対一対応し且つ適合して挿着固定され、複数の前記挿着突起は、複数の前記第2の挿着溝に一対一対応し且つ適合して挿着固定される。
【0009】
一実施例において、前記装着筒は、内囲壁をさらに有し、前記内囲壁が囲んで前記モータ装着チャンバを形成し、複数の前記緩衝突起は、前記内囲壁の外周壁に位置し、前記内囲壁は、前記挿着嵌合部の内周に嵌設される。
【0010】
一実施例において、前記接続構造は、接続リングとストッパフランジとをさらに含み、前記接続リングは、前記挿着嵌合部の前記装着筒から離反する端に接続され、前記ストッパフランジは、前記接続リングの内壁面に接続され、前記内囲壁は、前記本体部の周縁部に向かって前記緩衝突起を突出させて前記接続リングの内壁面に嵌設され、且つ前記ストッパフランジに当接される。
【0011】
一実施例において、前記内囲壁の内壁面に、前記装着筒の軸線に沿って延在する複数のストッパ凸筋が設けられ、複数の前記ストッパ凸筋は、前記内囲壁の周方向まわりに間隔をおいて設置され、前記ストッパ凸筋の突出高さは、前記装着筒から前記本体部側へ次第に減少して設置される。
【0012】
一実施例において、前記内囲壁の内周壁に、モータがその軸線まわりに回動することを制限するための周方向ストッパ部が設けられる。
【0013】
一実施例において、少なくとも一部の前記緩衝突起の、前記装着筒の周方向における幅は、その隣接する前記挿着突起の、前記接続リングの周方向における幅よりも大きい。
【0014】
一実施例において、前記接続構造は、前記本体部の一端に接続され、前記装着筒の周方向における前記緩衝突起の幅は、前記本体部に向かって次第に減少して設置され、前記装着筒の周方向における前記挿着突起の幅は、前記本体部から離反して次第に減少して設置される。
【0015】
一実施例において、前記接続リングの周方向に、前記緩衝突起の前記本体部に向かう端面の幅は、前記緩衝突起の最大幅の半分よりも大きく、前記挿着突起の前記本体部から離反する端面の幅は、前記挿着突起の最大幅の半分よりも大きい。
【0016】
一実施例において、前記弾性緩衝部品は、前記装着筒に接続される弾性ガイドバーをさらに含み、前記弾性ガイドバーは、前記装着筒の軸方向に沿って前記本体部に向かって延在して設置され、前記弾性ガイドバーは、部分的に嵌設され且つ前記本体部の外周壁から突出して設置され、前記弾性ガイドバーの外壁面に緩衝凸包が設けられる。
【0017】
一実施例において、前記装着筒の周方向に少なくとも二本の前記弾性ガイドバーが間隔をおいて設置され、前記弾性ガイドバーは、その長さの延在方向に少なくとも二つの前記緩衝凸包が間隔をおいて設置され、前記緩衝凸包は、前記装着筒の軸線まわりに前記弾性ガイドバーの外周壁を取り囲んで設置される。
【0018】
一実施例において、前記弾性ガイドバーは、隣接する二つの前記緩衝凸包の間に嵌設溝が形成されており、前記本体部の外周壁に、前記嵌設溝に適合する嵌設突起が設けられる。
【0019】
一実施例において、前記弾性緩衝部品は、前記装着筒の軸方向に間隔をおいて配置される第1の囲み部、第2の囲み部、及び前記第1の囲み部と前記第2の囲み部とを接続する接続アームをさらに含み、
前記第1の囲み部と前記第2の囲み部は、いずれも前記本体部の周方向に沿って延在し、前記第1の囲み部、前記第2の囲み部及び前記接続アームは、いずれも前記本体部に嵌設され、
前記第1の囲み部と前記第2の囲み部の少なくとも一方は、複数の前記弾性ガイドバーに接続される。
【0020】
一実施例において、前記ホルダ本体と前記弾性緩衝部品とは、一体に射出成形される。
【0021】
本発明は、電動歯ブラシをさらに提供し、この電動歯ブラシは、ブラシハンドルアセンブリを含み、前記ブラシハンドルアセンブリは、筐体と、前記筐体内に装着されるモータと、電池と、上記いずれか1項に記載の電動歯ブラシのホルダアセンブリとを含み、前記モータの下端は、前記電動歯ブラシのホルダアセンブリのモータ装着チャンバ内に装着され、前記電池は、前記電動歯ブラシのホルダアセンブリの電池装着室内に装着される。
【発明の効果】
【0022】
本発明の電動歯ブラシのホルダアセンブリは、ホルダ本体と弾性緩衝部品とを含むことによって、ホルダ本体は、互いに接続される本体部と接続構造とを含み、本体部内に電池装着室が形成されており、接続構造は、挿着嵌合部を有し、弾性緩衝部品は、装着筒を含み、装着筒内にモータ装着チャンバが形成され、装着筒は、モータ緩衝部を有し、モータ緩衝部と挿着嵌合部とは、装着筒の軸方向に挿着固定されて、ホルダ本体と弾性緩衝部品とを接続する。このように、電池を装着するためのホルダ本体と、モータを装着するための弾性緩衝部品とをモータ軸の延在方向に挿着固定することで、ホルダ本体に対する弾性緩衝部品の装着筒の径方向における弾性的緩衝と制振を確保することができる。それとともに、ホルダ本体と弾性緩衝部品とを一体に接続することで、組み立てる時に、電池とモータとを一緒に該ホルダアセンブリに固定することができ、該ホルダアセンブリを介して全体的にブラシハンドル筐体内に組み立て、ブラシハンドルの内部構造の装着効率を向上させることができる。
【0023】
モータ緩衝部に周方向緩衝面と軸方向緩衝面とを備えさせ、挿着嵌合部に周方向嵌合面と軸方向嵌合面とを備えさせ、周方向嵌合面と前記周方向緩衝面とを前記装着筒の軸線方向まわりに当接嵌合することにより、モータ緩衝部は、挿着嵌合部に対して装着筒の軸線方向まわりに弾性的に変形可能になり、軸方向嵌合面と軸方向緩衝面とを前記装着筒の軸方向に当接嵌合することで、モータ緩衝部は、挿着嵌合部に対して装着筒の軸線方向に沿って弾性的に変形可能になる。このように、モータを装着するための弾性緩衝部品と、電池を装着するためのホルダ本体とを固定的に接続した後に、モータ軸の軸線方向に、モータ軸の軸線方向まわりに、モータ軸の径方向に、いずれも弾性的緩衝と制振を実現でき、ホルダ本体に対する弾性緩衝部品の多次元的な制振を実現し、ホルダアセンブリ全体の制振効果を効果的に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
本出願の実施例における技術案をより明確に説明するために、以下、実施例の記載に必要な図面を簡単に説明し、自明なことに、以下の記載における図面は、本出願のいくつかの実施例に過ぎず、当業者であれば、創造的な労力を払わない前提で、これらの図面に基づいて他の図面も得られる。
図1】本発明による電動歯ブラシのホルダアセンブリの一実施例の構造概略図である。
図2図1におけるホルダアセンブリの別の角度からの構造概略図である。
図3図2におけるホルダアセンブリの横方向の断面図である。
図4図1におけるホルダアセンブリの縦方向の断面図である。
図5】本発明による弾性緩衝部品の一実施例の構造概略図である。
図6図5における中弾性緩衝部品の別の角度からの構造概略図である。
図7】本発明によるホルダ本体の一実施例の構造概略図である。
図8】本発明による電動歯ブラシの一実施例の構造概略図である。
図9図8における電動歯ブラシのブラシハンドルアセンブリの一角度からの断面図である。
図10図9におけるA箇所の部分拡大図である。
【0025】
本発明の目的の実現、機能特徴及び利点について、実施例を結び付けながら図面を参照してさらに説明する。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、本出願の実施例における図面を参照しながら、本出願の実施例における技術案を明確かつ完全に説明する。自明なことに、説明される実施例は、本出願の一部の実施例に過ぎず、すべての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を払わない前提で得られたすべての他の実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。また、各実施例同士の技術案は互いに組み合わせることができるが、当業者が実現できるようにしなければならず、技術案の組み合わせが互いに矛盾するか又は実現できない場合、このような技術案の組み合わせは存在せず、本発明の請求する保護範囲内ではないと考えるべきである。
【0027】
説明すべきこととして、本発明の実施例において方向性に関する指示(例えば上、下、左、右、前、後…)がある場合、該方向性の指示は、ある特定の姿勢における各部材同士の相対的な位置関係や運動状況などを解釈するためのものに過ぎず、該特定の姿勢が変化すると、該方向性の指示もそれに伴って変化する。
【0028】
また、本発明の実施例において「第1」、「第2」などに関する記述がある場合、該「第1」、「第2」などの記述は、説明するためのものに過ぎず、その相対的な重要性を明示又は示唆するもの、又は示される技術的特徴の数を暗黙的に示すものとして理解してはならない。これにより、「第1」、「第2」で限定された特徴は、一つ以上の該特徴を明示的又は暗黙的に含んでもよい。また、本明細書における「及び/又は」は、並列する三つの方案を含むことを意味し、「A及び/又はB」を例にとると、A方案、又はB方案、又はAとBが同時に満たすという方案を含む。
【0029】
本発明は、電動歯ブラシのホルダアセンブリを提供する。
【0030】
本発明の実施例において、図1図4を参照すると、該電動歯ブラシのホルダアセンブリ100は、ホルダ本体110と弾性緩衝部品130とを含む。ホルダ本体110は、互いに接続される本体部111と接続構造114とを含み、本体部111内に電池400装着室112が形成されており、接続構造114は、挿着嵌合部115を有する。弾性緩衝部品130は、装着筒131を含み、装着筒131内にモータ装着チャンバ132が形成されており、装着筒131は、モータ緩衝部133を有し、モータ緩衝部133と挿着嵌合部115とは、装着筒131の軸方向に挿着固定されて、ホルダ本体110と弾性緩衝部品130とを接続する。
【0031】
モータ緩衝部133は、周方向緩衝面134と軸方向緩衝面135とを有し、挿着嵌合部115は、周方向嵌合面116と軸方向嵌合面117とを有し、周方向嵌合面116と周方向緩衝面134とは、装着筒131の軸線方向まわりに当接嵌合され、軸方向嵌合面117と軸方向緩衝面135とは、装着筒131の軸方向に当接嵌合される。
【0032】
本実施例において、ホルダ本体110は、具体的にプラスチック又は他の硬質材料を採用してもよい。弾性緩衝部品130は、全体的にシリカゲル、シリコーンゴムなどの、弾性を有する材料を採用してもよい。ホルダ本体110の本体部111と接続構造114とは、一体成形して設置されてもよく、別体成形して設置されてもよい。構造強度を高めるために、任意選択的に、本体部111と接続構造114とは、一体成形して設置される。接続構造114は、本体部111の端部に接続されてもよく、本体部111の中央部、又は端部に近い位置に接続されてもよく、実際の需要に応じて選択し設計してもよい。構造のコンパクト性を向上させるために、任意選択的に、接続構造114は、本体部111の端部に接続される。
【0033】
本体部111上に電池400の装着室112が形成されており、一般的に、電動歯ブラシのブラシハンドルの直径を減少させるために、電池400は、縦方向にブラシハンドル内に装着される。この場合、本体部111及び電池400装着室112は、全体的に縦方向に延在する細長い形状を呈する。本体部111の形状は、様々あってもよく、例えば本体部111は、円筒であってもよく、角筒であってもよく、さらに半分囲み枠状の構造であってもよい。電池400装着室112を形成して電池400を固定的に装着できればよく、ここでは本体部111の具体的な構造と形状に対して具体的に限定しない。
【0034】
理解できるように、モータ装着チャンバ132は、モータ300の下端に適合して装着するためのものであるため、モータ装着チャンバ132の横断面の形状は、電動歯ブラシが用いるモータ300の横断面の形状に応じて適切に調整してもよく、ここでは具体的に限定しない。このように、装着筒131の軸線をモータ300のモータ軸310の延在方向と一致させる。装着筒131の横断面の外輪郭の形状は、円形、楕円形、方形などに設置されてもよい。電動歯ブラシのブラシハンドルケーシングの横断面の形状が一般的に円形であるため、装着筒131をより良くブラシハンドルケーシング内に適合して装着するように、好ましくは、装着筒131の横断面の外輪郭の形状は、円形を呈して設置される。
【0035】
ホルダ本体110の接続構造114は、挿着嵌合部115を有し、該挿着部は、硬質材料である。弾性緩衝部品130の装着筒131は、モータ緩衝部133を有し、該モータ緩衝部133は、弾性材料である。モータ緩衝部133と挿着嵌合部115とは、装着筒131の軸方向に挿着固定され、両者の接続安定性を向上させ、両者が装着筒131の径方向に互いに離脱することを回避するために、さらにモータ緩衝部133と挿着嵌合部115の嵌合面を互いに接着させ、又は二次射出プロセスによってモータ緩衝部133と挿着嵌合部115を接続してもよい。挿着嵌合部115とモータ緩衝部133とを装着筒131の軸方向に適合して挿着することにより、ホルダ本体110が弾性緩衝部品130に対して装着筒131の軸線まわりに回動すること、及び装着筒131の軸線に沿って移動することを制限することができる。理解できるように、挿着嵌合部115とモータ緩衝部133とを装着筒131の軸方向に適合して挿着する場合、挿着部に対してモータ緩衝部133の径方向における組み立ては、以下の二つの状況が存在する。一つは、モータ緩衝部133と挿着嵌合部115が、径方向に互いに当接嵌合される当接面を有し、もう一つは、モータ緩衝部133と挿着嵌合部115が、装着筒131の径方向に当接嵌合される当接面を有しておらず、即ち、モータ緩衝部133と挿着嵌合部115のうちの一方が装着筒131の径方向に貫通する。以上の二つの状況のいずれも、挿着嵌合部115に対するモータ緩衝部133の装着筒131の径方向における緩衝と制振を実現することができる。
【0036】
モータ緩衝部133は、周方向緩衝面134と軸方向緩衝面135を有し、該周方向緩衝面134と軸方向緩衝面135の数は、一つであってもよく、複数であってもよく、ここでは具体的に限定しない。周方向嵌合面116の数は、周方向緩衝面134の数と一対一対応し、軸方向緩衝面135と軸方向嵌合面117との数は、一対一対応する。軸方向嵌合面117、軸方向緩衝面135、周方向嵌合面116、周方向緩衝面134は、平面と弧状面のどちらか一方であるか、又は平面と弧状面との組み合わせであってもよく、周方向緩衝面134と周方向嵌合面116との当接嵌合により弾性緩衝部品の装着筒131の軸線まわりの弾性変形を実現し、且つ軸方向緩衝面135と軸方向嵌合面117との当接嵌合により弾性緩衝部品の装着筒131の軸線沿いの弾性変形を実現できればよい。
【0037】
モータ緩衝部133と挿着嵌合部115との形状は、様々あってもよく、例えばモータ緩衝部133と挿着嵌合部115とのうちの一方は突起構造で、他方は突起構造に向かって開口する凹溝であってもよく、無論、モータ緩衝部133と挿着嵌合部115とは、互いに挿着嵌合される歯状構造であってもよい。モータ緩衝部133の周方向緩衝面134と挿着嵌合部115の周方向嵌合面116とを装着筒131の軸方向まわりに当接嵌合し、即ち、モータ緩衝部133の装着筒131の軸方向まわりの弾性変形を可能にし、このように、ホルダ本体110と弾性緩衝部品130との装着筒131の軸方向まわりの位置制限を確保するとともに、ホルダ本体110に対する弾性緩衝部品130の装着筒131の周方向における弾性的緩衝と制振を実現する。モータ緩衝部133の軸方向緩衝面135と挿着嵌合部115の軸方向嵌合面117とを装着筒131の軸方向に沿って当接嵌合し、即ち、モータ緩衝部133の装着筒131の軸方向沿いの弾性変形を可能にし、このように、ホルダ本体110と弾性緩衝部品130との装着筒131の軸方向沿いの位置制限を確保するとともに、ホルダ本体110に対する弾性緩衝部品130の装着筒131の軸方向沿いの弾性的緩衝と制振を実現する。
【0038】
本発明の電動歯ブラシのホルダアセンブリ100は、ホルダ本体110と弾性緩衝部品130とを含み、ホルダ本体110は、互いに接続される本体部111と接続構造114とを含み、本体部111内に電池400装着室112が形成されており、接続構造114は、挿着嵌合部115を有し、弾性緩衝部品130は、装着筒131を含み、装着筒131内にモータ装着チャンバ132が形成され、装着筒131は、モータ緩衝部133を有し、モータ緩衝部133と挿着嵌合部115とは、装着筒131の軸方向に挿着固定されて、ホルダ本体110と弾性緩衝部品130とを接続する。このように、電池400を装着するためのホルダ本体110と、モータ300を装着するための弾性緩衝部品とをモータ軸310の延在方向に挿着固定することで、ホルダ本体110に対する弾性緩衝部品の装着筒131の径方向における弾性的緩衝と制振を確保することができる。それとともに、ホルダ本体110と弾性緩衝部品とを一体に接続することで、組み立てる時に、電池400とモータ300とを一緒に該ホルダアセンブリ100に固定することができ、該ホルダアセンブリ100を介して全体的にブラシハンドル筐体内に組み立て、ブラシハンドルの内部構造の装着効率を向上させることができる。
【0039】
モータ緩衝部133に周方向緩衝面134と軸方向緩衝面135とを備えさせ、挿着嵌合部115に周方向嵌合面116と軸方向嵌合面117とを備えさせ、周方向嵌合面116と周方向緩衝面134とを装着筒131の軸線方向まわりに当接嵌合することにより、モータ緩衝部133は、挿着嵌合部115に対して装着筒131の軸線方向まわりに弾性的に変形可能になり、軸方向嵌合面117と軸方向緩衝面135とを装着筒131の軸方向に当接嵌合することで、モータ緩衝部133は、挿着嵌合部115に対して装着筒131の軸線方向に沿って弾性的に変形可能になる。このように、モータ300を装着するための弾性緩衝部品130と、電池400を装着するためのホルダ本体110とを固定的に接続した後に、モータ軸310の軸線方向に、モータ軸310の軸線方向まわりに、モータ軸310の径方向に、いずれも弾性的緩衝と制振を実現でき、ホルダ本体110に対する弾性緩衝部品130の多次元的な制振を実現し、ホルダアセンブリ100全体の制振効果を効果的に向上させることができる。
【0040】
一実施例において、図1図7を合わせて参照すると、挿着嵌合部115は、装着筒131の周方向に沿って間隔をおいて設置される複数の挿着突起118を含み、隣接する二つの挿着突起118の間に第1の挿着溝が119形成され、第1の挿着溝119の底壁と挿着突起118の端壁とは、軸方向嵌合面117を形成し、第1の挿着溝119の側壁と挿着突起118の側壁とは、周方向嵌合面116を形成し、
モータ緩衝部133は、装着筒131の接続構造114に向かう端壁に開設される複数の第2の挿着溝136を含み、複数の第2の挿着溝136は、装着筒131の周方向に沿って間隔をおいて設置され、装着筒131の隣接する二つの第2の挿着溝136の間に緩衝突起137が形成され、第2の挿着溝136の底壁と緩衝突起137の端壁とは、軸方向緩衝面135を形成し、第2の挿着溝136の側壁と緩衝突起137の側壁とは、周方向緩衝面134を形成し、
複数の緩衝突起137は、複数の第1の挿着溝119に一対一対応し且つ適合して挿着固定され、複数の挿着突起118は、複数の第2の挿着溝136に一対一対応し且つ適合して挿着固定される。
【0041】
本実施例において、理解できるように、第1の挿着溝119の底壁、第2の挿着溝136の底壁、挿着突起118の端壁及び緩衝突起137の端壁は、いずれも装着筒131の軸線方向における壁面である。第1の挿着溝119の側壁、第2の挿着溝136の側壁、緩衝突起137の側壁及び挿着突起118の側壁は、いずれも装着筒131の周方向に沿う壁面である。挿着突起118及び緩衝突起137の形状は、様々あってもよく、例えば歯状を呈してもよく、弧状やシート状などを呈してもよく、ここでは具体的に限定しない。挿着突起118と緩衝突起137の数は、実際の需要に応じて選択し設計してもよく、ここでは具体的に限定しない。複数の挿着突起118の形状と幅は、同じであってもよく、異なっていてもよい。実際の需要に応じて選択し設計してもよく、ここでは具体的に限定しない。複数の挿着突起118が装着筒131の周方向に沿って間隔をおいて設置されるようにし、隣接する二つの挿着突起118の間隔は、同じであってもよく、異なっていてもよい。挿着嵌合部115とモータ緩衝部133との周方向における挿着安定性を確保するために、任意選択的に、隣接する二つの挿着突起118の間の間隔は、同じである。隣接する二つの挿着突起118の間に第1の挿着溝119が形成される。
【0042】
モータ緩衝部133は、装着筒131の周方向に沿って間隔をおいて設置される複数の第2の挿着溝136を含み、第2の装着溝は、装着筒131の接続構造114に向かう端壁に開設され、第2の装着溝は、接続構造114に向かって開口して設置される。第2の装着溝は、装着筒131の内壁面と外壁面とを貫通してもよく、装着筒131の内壁面か外壁面のみを貫通してもよく、装着筒131の内壁面と外壁面を貫通しなくてもよく、ここでは具体的に限定しない。隣接する二つの第2の挿着溝136の間に緩衝突起137が形成され、装着する時に、挿着嵌合部115の複数の挿着突起118を、モータ緩衝部133の複数の第2の挿着溝136内に一対一対応し且つ適合して挿着固定し、モータ緩衝部133の複数の緩衝突起137を、挿着嵌合部115の複数の第1の挿着溝119内に一対一対応し且つ適合して挿着固定する。このように、モータ緩衝部133と挿着嵌合部115とは、互いに挿着嵌合され、ホルダ本体110と弾性緩衝部品130との安定した接続を実現することができる。
【0043】
第1の挿着溝119の底壁と挿着突起118の端壁によって軸方向嵌合面117を形成することで、挿着嵌合部115は、装着筒131の周方向に高低差のある軸方向嵌合面117を形成する。第2の挿着溝136の底壁と緩衝突起137の端壁によって軸方向緩衝面135を形成することで、モータ緩衝部133は、装着筒131の周方向に高低差のある軸方向緩衝面135を形成する。モータ緩衝部133の緩衝突起137と第2の挿着溝136によって、装着筒131の周方向における両側壁に周方向緩衝面134を形成し、挿着嵌合部115の第1の挿着溝119と挿着突起118によって、装着筒131周方向における両側壁に周方向嵌合面116を形成する。このように、モータ緩衝部133の複数の緩衝突起137と挿着嵌合部115の複数の第1の挿着溝119とが適合して挿着され、挿着嵌合部115の複数の挿着突起118とモータ緩衝部133の複数の第2の挿着溝136とが適合して挿着される時に、装着筒131の周方向において、複数の軸方向緩衝面135と軸方向嵌合面117とが互いに嵌合され、且つ複数の周方向緩衝面134と周方向嵌合面116とが互いに嵌合される。他の構造と比べて、モータ緩衝部133と挿着嵌合部115との咬合力を効果的に増大させて、モータ緩衝部133と挿着嵌合部115との接続をより安定化させることができるとともに、モータ緩衝部133と挿着嵌合部115との軸方向緩衝面積と周方向緩衝面積を効果的に拡大し、ホルダ本体110に対する弾性緩衝部品130の緩衝と制振効果を大いに向上させ、モータ300の振動によりもたらされるホルダアセンブリ100の振動と騒音を最大限除去する。
【0044】
さらに、図1図6に示すように、装着筒131は、内囲壁138をさらに有し、内囲壁138が囲んでモータ装着チャンバ132を形成し、複数の緩衝突起137は、内囲壁138の外周壁に位置し、内囲壁138は、挿着嵌合部115の内周に嵌設される。
【0045】
本実施例において、装着筒131にさらに内囲壁138を備えさせ、内囲壁138が囲んでモータ装着チャンバ132を形成し、このように、内囲壁138は、モータ300の外周壁とより良く貼り合わされて、モータ300全体に対して囲みと径方向の制振を行うことができ、モータ300と装着筒131との組み立て安定性を確保するとともに、弾性緩衝部品130全体の制振効果をさらに向上させる。それとともに、内囲壁138を設置し、複数の緩衝突起137を内囲壁138の外周壁に位置させ、内囲壁138を挿着嵌合部115の内周に嵌設することにより、内囲壁138の外壁面は、複数の第2の挿着溝136の内壁面を形成する。このように、複数の挿着突起118と複数の第2の挿着溝136とを適合して挿着する時に、挿着突起118の内壁面は、内囲壁138の外壁面に当接可能になり、このように、内囲壁138は、挿着突起118に対して径方向の位置制限と緩衝を行うことができ、モータ緩衝部133と挿着嵌合部115との径方向における接続及び弾性的緩衝効果をさらに向上させる。
【0046】
さらに、図1及び図7を参照すると、接続構造114は、接続リング120とストッパフランジ121とをさらに含み、接続リング120は、挿着嵌合部115の装着筒131から離反する端に接続され、ストッパフランジ121は、接続リング120の内壁面に接続され、内囲壁138は、本体部111の周縁部に向かって緩衝突起137を突出させて接続リング120の内壁面に嵌設され、且つストッパフランジ121に当接される。
【0047】
本実施例において、接続リング120は、複数の挿着突起118を接続するために用いられ、且つ接続リング120の挿着突起118に近接する端壁が第1の挿着溝119の底壁を構成する。構造強度を確保するために、任意選択的に、接続リング120と複数の挿着突起118とは、一体成形して設置される。接続リング120の高さは、挿着嵌合部115に必要な接続強度に基づいて選択し設計してもよい。ストッパフランジ121の形状は、様々あってもよく、例えば円環状、波状、弧状などを呈してもよく、ここでは具体的に限定しない。ストッパフランジ121と接続リング120とは、一体成形して設置されてもよく、別体成形して設置されてもよく、ここでは具体的に限定しない。弾性緩衝部品130の内囲壁138が本体部111の周縁部に向かって緩衝突起137を突出させて設置されるようにすることで、内囲壁138から突出する緩衝突起137の部分は、接続リング120内に嵌設されて接続リング120に適合することができ、このように、弾性緩衝部品130とホルダ本体110との、装着筒131の径方向における位置制限と弾性緩衝面積を拡大することができ、このように、弾性緩衝部品130とホルダ本体110との接続安定性及び弾性的緩衝と制振の効果をさらい向上させることができる。弾性緩衝部品130の内囲壁138を接続構造114のストッパフランジ121に当接することにより、弾性緩衝部品130と接続構造114との軸方向における嵌合に対して位置制限を行う一方、ストッパフランジ121は、モータ300と弾性緩衝部品130のために十分な支持面積と支持力を提供して、機器全体の組み立て効果を確保することができる。
【0048】
一実施例において、図1図6に示すように、内囲壁138の内壁面に、装着筒131の軸線に沿って延在する複数のストッパ凸筋139が設けられ、複数のストッパ凸筋139は、内囲壁138の周方向まわりに間隔をおいて設置され、ストッパ凸筋139の突出高さは、装着筒131から本体部111側へ次第に減少して設置される。
【0049】
本実施例において、任意選択的に、複数のストッパリブと内囲壁138とは、一体成形して設置される。ストッパ凸筋139の数は、実際の需要に応じて選択し設計してもよい。隣接する二つのストッパリブの間の距離は、同じであってもよく、異なっていてもよい。モータ300は、装着筒131の軸線方向に沿って装着筒131内に装着されるため、複数のストッパ凸筋139をいずれも装着筒131の軸線に沿って延在させることにより、装着筒131内におけるモータ300の組み立てをより容易にする。ストッパ凸筋139の突出高さが装着筒131から本体部111側へ次第に減少して設置されるようにすることで、装着筒131内におけるモータ300の装着をよりスムーズにする一方、モータ300と装着筒131の内壁面との摩擦力を効果的に増大させ、さらにモータ300と装着筒131との間の組み立てをより安定化させることができ、モータ300が装着筒131内においてその軸線まわりに回動することを効果的に防止することができる。それとともに、モータ300の外周壁が複数のストッパ凸筋139と接触するため、モータ300の外周壁と内囲壁138の内壁面とは、一定の隙間を有し、このように、モータ300から装着筒131に伝達される振動をさらに低減させて、弾性緩衝部品130全体の緩衝と制振効果を向上させることができる。
【0050】
一実施例において、再び図1図6を参照すると、内囲壁138の内周壁に、モータ300がその軸線まわりに回動することを制限するための周方向ストッパ部140が設けられる。該周方向ストッパ部140は、ストッパ突起であってもよく、位置決め溝であってもよい。周方向ストッパ部140を一つのみ設置してもよく、内囲壁138の周方向に間隔をおいて複数の周方向ストッパ部140を設置してもよく、この場合、複数の周方向ストッパ部140は、すべてストッパ突起か又は位置決め溝であってもよく、一部がストッパ突起で、一部が位置決め溝であってもよい。ここでは具体的に限定しない。内囲壁138の内周壁に周方向ストッパ部140を設置し、この場合、モータ300装着座に、周方向ストッパ部140に対応して周方向嵌合部が設置される。内囲壁138の内周壁に周方向ストッパ部140を設置することで、モータ300を装着筒131内に装着した後に、周方向ストッパ部140とモータ300装着座の周方向嵌合部との嵌合によって、モータ300がその軸線まわりに回動することを制限する。
【0051】
一実施例において、図1図3に示すように、少なくとも一部の緩衝突起137の、装着筒131の周方向における幅は、その隣接する挿着突起118の、装着筒131の周方向における幅よりも大きい。
【0052】
本実施例において、理解できるように、緩衝突起137は、弾性的に変形可能であり、主に弾性的緩衝作用を果たし、挿着突起118は、硬質材料であり、主に支持作用を果たす。少なくとも一部の緩衝突起137の、装着筒131の周方向における幅を、その隣接する挿着突起118の幅よりも大きくし、このように、緩衝突起137の構造強度を高めることができ、それにより緩衝突起137が大きな衝撃力を受ける時に、変形し過ぎて回復できないことはなく、それによってホルダアセンブリ100全体の耐用年数を延ばし、製品の品質を確保する。
【0053】
一実施例において、図1図7を参照すると、接続構造114は、本体部111の一端に接続され、装着筒131の周方向における緩衝突起137の幅は、本体部111に向かって次第に減少して設置され、装着筒131の周方向における挿着突起118の幅は、本体部111から離反して次第に減少して設置される。
【0054】
本実施例において、緩衝突起137の装着筒131における幅が本体部111に向かって次第に減少して設置され、挿着突起118の幅が本体部111から離反して次第に減少して設置されるように、即ち、緩衝突起137と挿着突起118はいずれも、根元が広くて頂部が狭いテーパ状構造である。このように、両者の挿着のためにガイドを提供し、複数の緩衝突起137と第1の挿着溝119と、及び複数の挿着突起118と第2の挿着溝136との間の挿着嵌合をより容易にする一方、装着筒131における緩衝突起137の接続強度、及び接続リング120における挿着突起118の接続強度を確保し、大きな振動又は長期間使用に起因する緩衝突起137と挿着突起118の断裂を回避することができる。
【0055】
さらに、装着筒131の周方向に、緩衝突起137の本体部111に向かう端面の幅は、緩衝突起137の最大幅の半分よりも大きく、挿着突起118の本体部111から離反する端面の幅は、挿着突起118の最大幅の半分よりも大きい。
【0056】
本実施例において、理解できるように、緩衝突起137の本体部111に向かう端面は、軸方向緩衝面135であり、挿着突起118の本体部111から離反する端面は、軸方向嵌合面117である。緩衝突起137の本体部111に向かう端面の幅を緩衝突起137の最大幅の半分よりも小さくし、挿着突起118の本体部111から離反する端面の幅を挿着突起118の最大幅の半分よりも小さくすると、軸方向緩衝面135と軸方向嵌合面117の幅が小さ過ぎになり、両者の当接面積が小さ過ぎになり、それにより挿着突起118と緩衝突起137の末端が変形しやすく、ホルダ本体110と弾性緩衝部品130が装着筒131の軸線方向に過大な衝撃力を受けることに不利である。緩衝突起137の本体部111に向かう端面の幅を緩衝突起137の最大幅の半分よりも大きくし、挿着突起118の本体部111から離反する端面の幅を挿着突起118の最大幅の半分よりも大きくすることにより、緩衝突起137と挿着突起118との装着筒131の軸線方向における嵌合面積が十分に大きくなり、緩衝突起137と挿着突起118の末端が変形しにくく、ホルダ本体110と弾性緩衝部品130は、装着筒131の軸線方向により大きな衝撃力が耐えられ、それによってホルダアセンブリ100全体の装着筒131の軸線方向における緩衝と制振効果をより高くする。
【0057】
一実施例において、図1図3図5図7図9及び図10に示すように、弾性緩衝部品130は、装着筒131に接続される弾性ガイドバー150をさらに含み、弾性ガイドバー150は、装着筒131の軸方向に沿って本体部111に向かって延在して設置され、弾性ガイドバー150は、部分的に嵌設され且つ本体部111の外周壁から突出して設置され、弾性ガイドバー150の外壁面に緩衝凸包151が設けられる。
【0058】
本実施例において、接続強度を確保するために、任意選択的に、弾性ガイドバー150と装着筒131とは、一体成形して設置され、緩衝凸包151と弾性ガイドバー150とは、一体成形して設置される。弾性ガイドバー150の数は、一本であってもよく、二本以上などであってもよい。弾性ガイドバー150の数が複数である時、複数の弾性ガイドバー150は、装着筒131の周方向に沿って間隔をおいて設置されてもよい。緩衝凸包151の数は、一つであってもよく、弾性ガイドバー150の長さに沿って間隔をおいて設置される複数であってもよい。弾性ガイドバー150を部分的に嵌設し且つ本体部111の外周壁から突出させて設置することで、弾性ガイドバー150のサスペンションを回避でき、弾性ガイドバー150と本体部111との接続安定性を確保することができる。弾性ガイドバー150を本体部111の外周壁から突出させ、弾性ガイドバー150の外壁面に緩衝凸包151を設置し、ホルダアセンブリ100をブラシハンドルの筐体内に装着する時に、ホルダアセンブリ100全体を、該緩衝凸包151を介してブラシハンドルのケーシングと接触させることにより、ホルダ本体110とブラシハンドルケーシングに対して効果的な緩衝を行うことができ、ホルダアセンブリ100全体からブラシハンドルに伝達される振動をさらに低減させる。
【0059】
さらに、装着筒131の周方向に少なくとも二本の弾性ガイドバー150が間隔をおいて設置され、弾性ガイドバー150は、その長さの延在方向に少なくとも二つの緩衝凸包151が間隔をおいて設置され、緩衝凸包151は、装着筒131の軸線まわりに弾性ガイドバー150の外周壁を取り囲んで設置される。
【0060】
本実施例において、装着筒131の周方向に間隔をおいて少なくとも二本の弾性ガイドバー150を設置することにより、装着筒131とホルダ本体110の周方向における両側は、いずれも緩衝凸包151を介してブラシハンドル筐体と弾性的に当接することができ、それによってホルダアセンブリ100全体とブラシハンドル筐体との間の緩衝応力の均一性を確保し、全体的な緩衝と制振効果を向上させることができる。弾性ガイドバー150のその長さの延在方向に間隔をおいて少なくとも二つの緩衝凸包151を設置することにより、ホルダアセンブリ100とブラシハンドル筐体との間の弾性緩衝面積と緩衝効果をさらに向上させることができる。緩衝凸包151が装着筒131の軸線まわりに弾性ガイドバー150の外周壁を取り囲んで設置されるようにし、即ち、緩衝凸包151の外壁面は、いずれもその対応する弾性ガイドバー150の周側壁よりも突出している。このように、弾性ガイドバー150をブラシハンドル筐体のガイド溝と嵌合する時に、弾性ガイドバー150の周側は、いずれも緩衝凸包151を介してガイド溝の内壁面に当接嵌合され、ホルダ本体110のその径方向と周方向における緩衝と制振を実現し、全体的な制振効果を向上させる。
【0061】
一実施例において、再び図1図3図5図7図9及び図10を参照すると、弾性ガイドバー150は、隣接する二つの緩衝凸包151の間に嵌設溝152が形成されており、本体部111の外周壁に、嵌設溝152に適合する嵌設突起113が設けられる。このように、緩衝と制振効果を確保するとともに、弾性ガイドバー150と本体部111との間の接続をより安定化させて確実にする。任意選択的に、弾性ガイドバー150と本体部111とは、一体に射出成形して設置される。
【0062】
装着筒131の周方向に間隔をおいて少なくとも二本の弾性ガイドバー150が設置されるという上記実施例を基礎として、さらに、図1図4図5及び図6に示すように、弾性緩衝部品130は、装着筒131の軸方向に間隔をおいて配置される第1の囲み部161、第2の囲み部162、及び第1の囲み部161と第2の囲み部162とを接続する接続アーム163をさらに含み、
第1の囲み部161と第2の囲み部162は、いずれも本体部111の周方向に沿って延在し、第1の囲み部161、第2の囲み部162及び接続アーム163は、いずれも本体部111に嵌設され、
第1の囲み部161と第2の囲み部162の少なくとも一方は、複数の弾性ガイドバー150に接続される。
【0063】
本実施例において、構造強度を確保するために、任意選択的に、第1の囲み部161、第2の囲み部162、接続アーム163及び装着筒131は、一体成形して設置される。電池400の着脱を容易にするために、第1の囲み部161と第2の囲み部162は、具体的に半分囲み環状構造として設置される。接続アーム163は、装着筒131の軸線に沿って延在して、第1の囲み部161と第2の囲み部162との中央部を接続する。第1の囲み部161と第2の囲み部162の少なくとも一方は、複数の弾性ガイドバー150に接続され、複数の弾性ガイドバー150のために一定の支持を提供できる一方、弾性緩衝部品130の構造全体をよりコンパクトにし安定化させることができる。第1の囲み部161、第2の囲み部162及び接続アーム163をいずれも本体部111に嵌設し、このように、弾性緩衝部品130と本体部111との間の接続面積を効果的に拡大し、弾性緩衝部品130と本体部111との間の多角度での接続を実現し、さらに両者の接続効果を確保できる一方、弾性緩衝部品130は、装着筒131を介してホルダ本体110の接続構造114に弾性的に緩衝嵌合され、弾性緩衝部品130は、第1の囲み部161、第2の囲み部162及び接続アーム163を介してホルダ本体110の本体部111に弾性的に緩衝嵌合され、弾性緩衝部品130全体とホルダ本体110との間の弾性的緩衝の接続面積をさらに拡大し、さらに電動歯ブラシのホルダアセンブリ100全体の緩衝と制振効果を向上させることができる。
【0064】
さらに、ホルダ本体110と弾性緩衝部品130とは、一体に射出成形される。具体的に、二次射出プロセスを採用して、弾性緩衝部品130を硬質のホルダ本体110上に射出して接続する。ホルダ本体110と弾性緩衝部品130とを一体に射出成形することにより、ホルダ本体110と弾性緩衝部品130との間の接続精度を確保することができ、さらに全体的な接続強度を向上させて、全体的な緩衝と制振効果をより効果的に実現する。

本発明は、電動歯ブラシをさらに提供し、図8図10を参照すると、該電動歯ブラシは、ブラシハンドルアセンブリ10を含み、ブラシハンドルアセンブリ10は、筐体と、筐体内に装着されるモータ300と、電池400と、電動歯ブラシのホルダアセンブリ100とを含み、該電動歯ブラシのホルダアセンブリ100の具体的な構造は、上記実施例を参照されたく、モータ300の下端は、電動歯ブラシのホルダアセンブリ100のモータ装着チャンバ132内に装着され、電池400は、電動歯ブラシのホルダアセンブリ100の電池400装着室112内に装着され、本電動歯ブラシは、上記すべての実施例のすべての技術案を採用しているため、少なくとも上記実施例の技術案によりもたらされるすべての有益な効果を有し、ここでは説明を省略する。モータ300と電池400の具体的な構造については、既存の設計を参照してもよく、ここでは具体的に限定しない。具体的に、ブラシハンドルアセンブリ10は、制御アセンブリをさらに含み、モータ300と電池400とは、制御アセンブリを介して電気的に接続される。電動歯ブラシは、ブラシヘッドアセンブリ20をさらに含み、ブラシヘッドアセンブリ20とブラシハンドルアセンブリ10のモータ軸310とは、取り外し可能に接続される。ブラシヘッドアセンブリ20の具体的な構造、及びブラシヘッドアセンブリ20とモータ軸310との取り外し可能な接続方式については、既存の設計を参照してもよく、ここでは説明を省略する。
【0065】
最後に説明すべきこととして、以上の実施例は、本出願の技術案を説明するためにのみ用いられ、それを限定するためのものではない。前述した各実施例を参照して本出願を詳細に説明したが、当業者であれば理解できるように、それは依然として前記各実施例に記載の技術案を修正し、又はそのうちの一部の技術的特徴に対して等価置き換えを行うことができ、これらの修正又は置き換えは、対応する技術案の本質を本出願の各実施例の技術案の精神と範囲から逸脱させるものではない。
【符号の説明】
【0066】
10 ブラシハンドルアセンブリ
20 ブラシヘッドアセンブリ
100 ホルダアセンブリ
110 ホルダ本体
111 本体部
112 電池装着室
113 嵌設突起
114 接続構造
115 挿着嵌合部
116 周方向嵌合面
117 軸方向嵌合面
118 挿着突起
119 第1の挿着溝
120 接続リング
121 ストッパフランジ
130 弾性緩衝部品
131 装着筒
132 モータ装着チャンバ
133 モータ緩衝部
134 周方向緩衝面
135 軸方向緩衝面
136 第2の挿着溝
137 緩衝突起
138 内囲壁
139 ストッパ凸筋
140 周方向ストッパ部
150 弾性ガイドバー
151 緩衝凸包
152 嵌設溝
161 第1の囲み部
162 第2の囲み部
163 接続アーム
200 筐体
300 モータ
310 モータ軸
400 電池
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10