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特開2024-161330タンパク質分子立体構造解析MRI装置による疾病関連組織体検査システム
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  • 特開-タンパク質分子立体構造解析MRI装置による疾病関連組織体検査システム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024161330
(43)【公開日】2024-11-19
(54)【発明の名称】タンパク質分子立体構造解析MRI装置による疾病関連組織体検査システム
(51)【国際特許分類】
   A61B 5/055 20060101AFI20241112BHJP
【FI】
A61B5/055 376
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023076423
(22)【出願日】2023-05-07
(71)【出願人】
【識別番号】521081148
【氏名又は名称】津村 徹也
(72)【発明者】
【氏名】津村 徹也
【テーマコード(参考)】
4C096
【Fターム(参考)】
4C096AA13
4C096AD12
4C096DA30
(57)【要約】
【課題】タンパク質分子立体構造解析MRI装置を用い体全体の全組織を一度に即時に検査することで、体のどこに疾病部位又は病巣又は病原体又は疾病の原因となる組織体等が有っても、それを即時に正確に発見することを可能とする。
【解決手段】
被検査対象者1の体全体をタンパク質分子立体構造解析MRI装置2によりスキャンし、取得したタンパク質分子のスペクトル構造パターンデータを伝送網3越しに解析システム4に送り、蓄積された疾病部位又は病巣又は病原体又は疾病の原因となる組織体等のタンパク質分子のスペクトル構造パターン情報と照合して解析結果を算出し、伝送網3越しにタンパク質分子立体構造解析MRI装置2に返送する。
このシステムにより、体のどこに疾病部位又は病巣又は病原体又は疾病の原因となる組織体等が有っても、それを即時に正確に発見することが可能となる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
体のどこに疾病部位又は病巣又は病原体又は疾病の原因となる組織体等が有っても、タンパク質分子立体構造解析MRI装置を用い体全体の全組織を一度に即時に検査することで、それを即時に正確に発見することを最も主要な特徴とする、タンパク質分子立体構造解析MRI装置による疾病関連組織体検査システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、体のどこに疾病部位又は病巣又は病原体又は疾病の原因となる組織体等が有っても、それを即時に正確に発見することを可能とするタンパク質分子立体構造解析MRI装置による疾病関連組織体検査システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
疾病部位又は病巣又は病原体又は疾病の原因となる組織体等を発見する従来のシステムとして、手術により患部を開き目視で確認する方法や血液検査、X線検査、超音波検査、MRI検査等が有るが、体全体の全組織を一度に検査することはできず、時間をかけて綿密な検査を行っている間に他の部位の疾病が進行する等、疾病関連組織体の発見における即時性と正確性について効果は限定的であった。
また、病原体や抗体を発見する方法として、本出願人の提案に係る分子立体構造解析装置によるウイルス又は抗原又は抗体検査法と、可搬型タンパク質分子構造解析装置によるウイルス又は抗原又は抗体即時検査システムが公知である(特許文献1、特許文献2)が、それらの方法では体全体の全組織を一度に検査することはできないので、前述の方法と同じく疾病関連組織体の発見における即時性と正確性について効果は限定的である。
【0003】
この改善策として、図1に示すように、被検査対象者1の体全体をタンパク質分子立体構造解析MRI装置2によりスキャンし、取得したタンパク質分子のスペクトル構造パターンデータを伝送網3越しに解析システム4に送り、蓄積された疾病部位又は病巣又は病原体又は疾病の原因となる組織体等のタンパク質分子のスペクトル構造パターン情報と照合して解析結果を算出し、伝送網3越しにタンパク質分子立体構造解析MRI装置2に返送することにより、体のどこに疾病部位又は病巣又は病原体又は疾病の原因となる組織体等が有っても、それらのデータを即時に正確に得られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第7240799号公報
【特許文献2】特願2022-193178号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
解決しようとする問題点は、疾病部位又は病巣又は病原体又は疾病の原因となる組織体等を発見するために、手術により患部を開き目視で確認する方法や血液検査、X線検査、超音波検査、MRI検査等、又は本出願人の提案に係る分子立体構造解析装置によるウイルス又は抗原又は抗体検査法と、可搬型タンパク質分子構造解析装置によるウイルス又は抗原又は抗体即時検査システムによる検査等を行っても、体全体の全組織を一度に即時に検査することはできず、時間をかけて綿密な検査を行っている間に他の部位の疾病が進行する等、疾病関連組織体の発見における即時性と正確性について効果は限定的である、という点である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、タンパク質分子立体構造解析MRI装置により、体全体の全組織を一度に即時に検査することで、体のどこに疾病部位又は病巣又は病原体又は疾病の原因となる組織体等が有っても、それを即時に正確に発見することを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明のタンパク質分子立体構造解析MRI装置による疾病関連組織体検査システムは、体のどこに疾病部位又は病巣又は病原体又は疾病の原因となる組織体等が有っても、それを即時に正確に発見できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1はタンパク質分子立体構造解析MRI装置による疾病関連組織体検査システムを表す概要図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
体のどこに疾病部位又は病巣又は病原体又は疾病の原因となる組織体等が有っても、それを即時に正確に発見することを可能とするため、
体全体の全組織を一度に即時に検査するという目的を、タンパク質分子立体構造解析MRI装置による疾病関連組織体検査システムを用いることにより実現した。
【実施例0010】
図1はタンパク質分子立体構造解析MRI装置による疾病関連組織体検査システムを表す概要図である。
被検査対象者1の体全体をタンパク質分子立体構造解析MRI装置2によりスキャンし、取得したタンパク質分子のスペクトル構造パターンデータを伝送網3越しに解析システム4に送り、蓄積された疾病部位又は病巣又は病原体又は疾病の原因となる組織体等のタンパク質分子のスペクトル構造パターン情報と照合して解析結果を算出し、伝送網3越しにタンパク質分子立体構造解析MRI装置2に返送する。
このシステムにより、体のどこに疾病部位又は病巣又は病原体又は疾病の原因となる組織体等が有っても、それを即時に正確に発見することができる。
【産業上の利用可能性】
【0011】
このタンパク質分子立体構造解析MRI装置による疾病関連組織体検査システムにより、疾病の早期発見が可能となり、増大する医療費の抑制が可能となる。
また、人以外の豚や鶏など家畜の疾病抑制対策にも応用でき、畜産業の病理対策費用抑制が可能となる。
【符号の説明】
【0012】
1 被検査対象者
2 タンパク質分子立体構造解析MRI装置
3 伝送網
4 解析システム
図1