(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024161343
(43)【公開日】2024-11-19
(54)【発明の名称】ワゴンホイール型X線窓支持構造体
(51)【国際特許分類】
G01T 7/00 20060101AFI20241112BHJP
H05G 1/00 20060101ALI20241112BHJP
H01J 35/18 20060101ALI20241112BHJP
G21K 1/00 20060101ALI20241112BHJP
【FI】
G01T7/00 A
H05G1/00 G
H01J35/18
G21K1/00 X
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2024074623
(22)【出願日】2024-05-02
(31)【優先権主張番号】63/463,618
(32)【優先日】2023-05-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】501218636
【氏名又は名称】モックステック・インコーポレーテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110002077
【氏名又は名称】園田・小林弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】アラディニ, ガザレー
(72)【発明者】
【氏名】ザッピー, マイケル
(57)【要約】 (修正有)
【課題】低いガス透過性、低いガス放出、高い強度、低い可視光および赤外光透過性、低い原子番号の材料で作られた高いX線束、耐食性、高い信頼性、高開口面積、および低コスト等の特性間のバランスを考慮したX線窓の設計。
【解決手段】X線窓は、支持構造体10に封止された薄膜を含むことができる。支持構造体10は、外側リング開口部15を取り囲む外側リングと、内側開口部を取り囲む内側リングと、複数のスポーク13とを含むことができる。内側リングは、外側リング開口部15内に配置することができる。内側リングは、複数のスポーク13によって外側リングに取り付けることができる。支持構造体10の形状は、強度および開口面積パーセントを最適化することができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
支持構造体であって、
前記支持構造体が外側リング開口部を取り囲む外側リングと、内側開口部を取り囲む内側リングと、複数のスポークとを含む、
支持構造体に封止された薄膜を備え、
前記内側リングが、前記外側リング開口部に位置し、前記複数のスポークによって前記外側リングに取り付けられ、
前記薄膜が、前記内側開口部および前記外側リング開口部に及ぶ、
X線窓。
【請求項2】
前記外側リングが円形形状を有し、前記内側リングが円形形状を有する、請求項1に記載のX線窓。
【請求項3】
前記内側リングが六角形の形状を有する、請求項1に記載のX線窓。
【請求項4】
それぞれが前記六角形の形状の角に取り付けられた、6本のスポークがある、請求項3に記載のX線窓。
【請求項5】
12本のスポークがあり、1対のスポークが前記六角形の形状の各角に取り付けられている、請求項3に記載のX線窓。
【請求項6】
2本のスポークが、前記六角形の形状の各側面と整列している、請求項5に記載のX線窓。
【請求項7】
前記複数のスポークのうちの単一のスポークが、前記六角形の形状の各角に取り付けられ、前記複数のスポークのうちの単一のスポークが、前記六角形の形状の隣接する角の各対の間に位置する、請求項3に記載のX線窓。
【請求項8】
前記六角形の形状の隣接する角の各対の間に位置する前記単一のスポークが、前記六角形の形状の隣接する角の前記各対の間の中点に位置する、請求項7に記載のX線窓。
【請求項9】
2本のスポークが、前記六角形の形状の各角に取り付けられる、請求項3に記載のX線窓。
【請求項10】
各角の前記2本のスポークのうちの一方が、前記外側リングに最も近い前記スポークの端部の隣接する角で前記2つのスポークのうちの一方と合流する、請求項9に記載のX線窓。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、X線窓に関する。
【背景技術】
【0002】
X線窓は、高い割合のX線、さらには低エネルギーのX線を透過させるように設計されている。X線窓は、高い信頼性を必要とする高価なシステムで使用される。高いシステム要件は、X線窓の要求特性をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【0003】
(図面は縮尺通りに描かれていない場合がある)
【
図1】X線窓用の支持構造体10の上面図である。支持構造体10は、外側リング11、内側リング12、複数のスポーク13、外側リング開口部15、および内側開口部14を含むことができる。
図1では、内側リング12および/または内側開口部14は、円形形状を有することができる。
【
図2】X線窓用の支持構造体10の上面図である。支持構造体10は、外側リング11、内側リング12、複数のスポーク13、外側リング開口部15、および内側開口部14を含むことができる。
図2では、内側リング12および/または内側開口部14は、六角形の形状を有することができる。六角形の形状の各角21には、一対のスポーク13bを取り付けることができる。六角形の形状の各側面12aには、2つのスポーク13aを整列させることができる。
【
図3】X線窓用の支持構造体10の上面図である。支持構造体10は、外側リング11、内側リング12、複数のスポーク13、外側リング開口部15、および内側開口部14を含むことができる。
図3では、内側リング12および/または内側開口部14は、六芒星形状を有することができる(点31を参照)。
【
図4】X線窓用の支持構造体10の上面図である。支持構造体10は、外側リング11、内側リング12、複数のスポーク13、外側リング開口部15、および内側開口部14を含むことができる。
図4では、内側リング12および/または内側開口部14は、六角形の形状を有することができる。6つのスポーク13が存在し得る。六角形の形状の各角21には、単一のスポーク13を取り付けることができる。
【
図5】X線窓用の支持構造体10の上面図である。支持構造体10は、外側リング11、内側リング12、複数のスポーク13、外側リング開口部15、および内側開口部14を含むことができる。
図5では、内側リング12および/または内側開口部14は、六角形の形状を有することができる。12個のスポークが存在し得る。六角形の形状の各角21には、単一のスポーク13を取り付けることができる。六角形の形状の隣接する角21の各対の間に単一のスポーク13が存在することもできる。
【
図6】
図5の線6-6に沿った、
図5の支持構造体10に封止された薄膜61を含むX線窓60の断面側面図である。
【
図7】支持構造体10に封止された薄膜61を含むX線窓60の側面図である。薄膜61は、ポリマー層71およびホウ素層72を含むことができる。
【発明を実施するための形態】
【0004】
定義
複数の定義を含む以下の定義は、本特許出願を通して適用される。
【0005】
本明細書で使用される場合、「上に(on)」、「上に位置する(located on)」、「に位置する(located at)」、および「上方に位置する(located over)」という用語は、間に何らかの他の固体材料が直接上にまたは上方に位置することを意味する。「直接上に位置する」、「隣接する(adjoin)」、「隣接する(adjoins)」、および「隣接する(adjoining)」という用語は、直接および直の接触を意味する。
【0006】
本明細書で使用される場合、「等しい」(例えば等しい幅)という用語は、正確に等しい、通常の製造公差内で等しい、またはほぼ性格に等しいことを意味し、それにより、正確に等しいものからのいかなる逸脱も、装置の通常の使用に対して無視できる効果を有する。
【0007】
X線窓の有用な特性には、低いガス透過性、低いガス放出、高い強度、低い可視光および赤外光透過性、低い原子番号の材料で作られた高いX線束、耐食性、高い信頼性、高開口面積、および低コストが含まれる。各X線窓の設計は、これらの特性間のバランスである。
【0008】
X線窓は、ハウジングと組み合わせて内部真空を囲むことができる。内部真空は、装置の性能を支援することができる。例えば、X線検出器の内部真空は、(a)入射X線のガス減衰を最小化し、(b)X線検出器のより容易な冷却を可能にする。
【0009】
X線窓を通るガスの透過は、内部真空を低下させるおそれがある。したがって、低いガス透過性は、望ましいX線窓特性である。
【0010】
X線窓材料からのガス放出は、装置の内部真空を低下させるおそれがある。したがって、ガス放出が少ない材料の選択が有用である。
【0011】
X線窓は、一方の側面上で真空、反対側面上で大気圧に面することができる。したがって、X線窓は、この差圧に耐えるための強度を必要とし得る。
【0012】
可視光および赤外光は、X線検出器に望ましくないノイズを引き起こす可能性がある。可視光および赤外光の透過を遮断する能力は、X線窓の別の有用な特性である。
【0013】
X線窓を通る高いX線束は、X線検出器の迅速な動作を可能にする。したがって、X線窓を通る高いX線透過率が有用である。
【0014】
低エネルギーX線の検出および分析は、いくつかの用途で必要とされる。したがって、低エネルギーX線の高透過性は、X線窓の別の有用な特性である。
【0015】
X線を使用して試料を分析することができる。X線窓からのものを含む周囲の装置からのX線ノイズは、試料からの信号と干渉する可能性がある。高原子番号材料からのX線ノイズはより問題である。したがって、X線窓が低原子番号材料で作られることが有用である。
【0016】
X線窓は腐食環境で使用され、製造中に腐食性化学物質にさらされる可能性がある。したがって、耐食性はX線窓の別の有用な特性である。
【0017】
X線窓の破損は、多くの用途において許容できない。例えば、X線窓は、火星上の分析装置で使用される。高い信頼性は、有用なX線窓の特性である。
【0018】
X線窓は、支持構造体に封止された薄膜を含むことができる。支持構造体は、薄膜を支持するためのリブまたは他の支持構造体を含むことができる。リブ/支持構造体はX線を減衰させる可能性があるので、それらを最小化し、開口面積パーセントを増加させることが有用である。
【0019】
X線窓の顧客は、上記の特性を有する低コストのX線窓を求めている。X線窓のコストを低減することは別の考慮事項である。
【0020】
本明細書に記載のX線窓、および本明細書に記載の方法によって製造されたX線窓は、これらの有用な特性(低ガス透過性、低ガス放出性、高強度、低可視光および赤外光透過性、高X線束、低原子番号材料、耐食性、高信頼性、ならびに低コスト)を有することができる。各例は、これらの有用な特性のうちの1つ、いくつか、または全てを満たすことができる。
【0021】
X線窓60または70は、支持構造体10(
図1~
図7)に封止された薄膜61(
図6~
図7)を含むことができる。支持構造体10は、外側リング開口部15を取り囲む外側リング11と、内側開口部14を取り囲む内側リング12と、複数のスポーク13とを含むことができる。内側リング12は、外側リング開口部15内に配置することができる。薄膜61は、内側開口部14および外側リング開口部15に及ぶことができる。
【0022】
内側リング12は、複数のスポーク13によって外側リング11に取り付けることができる。複数のスポーク13は、内側リング12の周囲に均等に間隔を置いて配置することができる。複数のスポーク13は、互いに対して等しい幅を有することができる。
【0023】
図1~
図5に示すように、外側リング11は円形形状を有することができる。外側リング11は、長方形、楕円形、または六角形を含む他の形状を有することができる。
【0024】
外側リング開口部15内のより多くのおよび/またはより広い支持(内側リング12およびスポーク13)は、支持構造体の強度を高めることができる。この強度の増加により、支持構造体10は、より長い距離に及ぶことができ、および/または破損することなくX線窓にわたるより大きな圧力差に耐えることができる。
【0025】
しかしながら、外側リング開口部15内のより多くのおよび/またはより広い支持は、開口面積パーセントを減少させる。開口面積パーセントに過度の悪影響を及ぼすことなく最適な強度のために支持構造体10を成形することが有用である。
【0026】
したがって、内側リング12および/または内側開口部14は、強度と開口面積パーセントとの最適なバランスのために成形することができる。全ての図における支持構造体10のこれらの形状は有用であるが、いくつかは他のものよりも良いようである。最も好ましいものから最も好ましくないものまでランク付けされた支持構造体10の図は、
図5、
図1、
図4、
図3、次いで
図2である。このランキングは、全体的に高い強度と広い開口面積とを組み合わせたものに基づいている。
【0027】
開口面積は、支持構造体の外側(すなわち、内側リング12、スポーク13、または任意の他の固体材料の外側)および外側リング開口部15内の領域である。開口面積パーセントは、外側リング開口部15内の総面積で割った開口面積である。例えば、開口面積パーセントは、70%以上、75%以上、80%以上、85%以上、または90%以上であり得る。開口面積パーセントは、90%以下または95%以下であり得る。
図1の開口面積パーセントは約75%である。
【0028】
外側リング開口部15の直径D15と内側開口部14の直径D14との比は、強度と広い開口面積とのより良好なバランスのために選択することができる。例えば、1.5≦D15/D14、2≦D15/D14、2.5≦D15/D14、または3≦D15/D14である。他の例としては、D15/D14≦4、D15/D14≦4.5、D15/D14≦5またはD15/D14≦6が挙げられる。複数の直径がある場合(例えば六角形の形状の内側開口部14の場合)、その比に対する直径D15および/またはD14は最大直径である。
図1では、D15/D14=3.6である。
図2では、D15/D14=1.9である。
図5では、D15/D14=2.2である。
【0029】
図1に示すように、内側リング12および/または内側開口部14は、円形形状を有することができる。外側リング11および内側リング12は、互いに同心であり得る。
【0030】
図2、
図4、および
図5に示すように、内側リング12および/または内側開口部14は、六角形の形状を有することができる。
図3に示すように、内側リング12および/または内側開口部14は、六芒星形状を有することができる(点31を参照)。
【0031】
図2に示すように、2つのスポーク13aは、六角形の形状の各側面12aと整列させることができる。六角形の形状の各角21には、2つのスポーク13bを取り付けることができる。各角21の2つのスポーク13cのうちの一方は、外側リング11に最も近いスポーク13cの端部の隣接する角21において、二つのスポーク13cのうちの一方と合流することができる。
【0032】
図3に示すように、六芒星形状の各点31に2つのスポーク13dを取り付けることができる。各点31に対する2つのスポーク13eのうちの一方は、外側リング11に最も近いスポーク13eの端部の隣接する点31において、2つのスポーク13eのうちの一方と合流することができる。
【0033】
図3に示すように、外側リング11と内側リング12との間の外側リング開口部15は、異なる部分32および33に分離することができる。これらの部分32および33の形状は、三面部分33と交互になっている四面部分32を含むことができる。これらの形状は、内側リング12および/または内側開口部14の六芒星形状(点31を参照)に関連付けることができる。
【0034】
四面部分32は、2つの対P1およびP2を含むことができる。各対P1またはP2の両側面の長さは、互いに対して等しくすることができる。対P1の一方の側面は、他方の対P2の側面とは異なる長さを有することができる(例えば、P1の長さ>P2の長さ)。四面部分32には、平行な対の側面が存在し得ない。三面部分33は、2つの直線状の側面33sと、1つの円弧状の側面33aとを有することができる。
【0035】
図1~
図3および
図5に示すように、12本のスポーク13(12本より多くもなく少なくもないスポーク13)が存在し得る。
図4に示すように、6本のスポーク13(6本より多くもなく少なくもないスポーク13)が存在し得る。12本より多いスポーク13、6本より少ないスポーク13、または少なくとも6個のスポーク13および12本以下のスポーク13が存在し得る。3本以上のスポーク13、6本以上のスポーク13、または9本以上のスポーク13が存在し得る。12本以下のスポーク13、18本以下のスポーク13、または24本以下のスポーク13が存在し得る。所望の強度を提供するため十分な数のスポーク13を有するが、開口面積の不必要な減少を回避するために、多過ぎないスポーク13を有することが有用であり得る。
【0036】
図4および
図5に示すように、単一のスポーク13を六角形の形状の各角21に取り付けることができる。
【0037】
図5に示すように、支持構造体10は、六角形の形状の隣接する角21の各対の間に位置する単一のスポーク13によって、開口面積をいくらか減少させて、強度を高めることができる。隣接する角21の各対の間のこの単一のスポーク13は、六角形の形状の隣接する角21の対の間の中間点に位置することができる。
【0038】
支持構造体10の材料組成は、全体にわたって均一であり得る。支持構造体10は、シリコン、ポリカーボネート、またはその両方を含むことができる。例えば、支持構造体10の材料組成は、少なくとも90質量パーセントのシリコンまたは少なくとも90質量パーセントのポリカーボネートとすることができる。
【0039】
図6および
図7に示すように、X線窓60および70は、支持構造体10に封止された薄膜61を含むことができる。支持構造体10は、本明細書に記載の任意の支持構造体10とすることができる。
【0040】
薄膜61は、グラファイト、ダイヤモンド、ベリリウム、非晶質炭素、グラフェン、ホウ素、ポリマー、またはそれらの組み合わせを含むことができる。薄膜61は、ホウ素層72およびポリマー層71を含むことができる。ホウ素層72およびポリマー層71は、互いに隣接することができる。ポリマー層71は、ホウ素層72と支持構造体10との間に挟まれ得る。
【0041】
ホウ素層72は、少なくとも70質量パーセントのホウ素、少なくとも80質量パーセントのホウ素、または少なくとも90質量パーセントのホウ素を含むことができる。ポリマー層71は、少なくとも70質量パーセントのポリマー、少なくとも80質量パーセントのポリマー、または少なくとも90質量パーセントのポリマーを含むことができる。ポリマーはポリイミドであることができ、またはポリイミドを含むことができる。したがって、ポリマー層71は、少なくとも70質量パーセントのポリイミド、少なくとも80質量パーセントのポリイミド、または少なくとも90質量パーセントのポリイミドを含むことができる。
【0042】
図7のX線窓70の層の厚さの例を以下に示す。
T72がホウ素層72の厚さであるとき、0.5μm≦T72≦4μmであり、
T71がポリマー層71の厚さであるとき、5nm≦T71≦100nmであり、および/または
T11が支持構造体10の厚さであるとき、50μm≦T11≦1000μmである。
【0043】
支持構造体10は、2つの平面F1およびF2を含むことができる(
図7参照)。2つの平面F1およびF2は、互いに平行であり得る。外側リング11、内側リング12およびスポーク13のうちの一方の側面は、一方の平面F1と整列することができる。外側リング11、内側リング12、およびスポーク13の反対側面は、他方の平面F2と整列することができる。
【0044】
支持構造体10の形状は、材料のシートをレーザ切断、レーザアブレーション、またはエッチングすることによって形成することができる。例えば、シリコンまたはポリカーボネートのシートは、レーザによって切断されるか、または化学的にエッチングされて、
図1~
図5に示す形状を形成することができる。
【0045】
薄膜61は、接着剤によって支持構造体10に取り付けることができる。代替で、ポリイミドなどの薄膜61は、まだ湿潤している/完全に硬化していない間に取り付けることができる。次いで、薄膜61を硬化させて固化させることができる。
【符号の説明】
【0046】
10 支持構造体
11 外側リング外輪
12 内側リング
13 スポーク
13a スポーク13a(スポーク13のサブセット)は、六角形の形状の側面12aと位置合わせされる。
13b スポーク13b(スポーク13のサブセット)は、各角21に取り付けられた一対のスポーク13bである。
13c スポーク13c(スポーク13のサブセット)は、外側リング11で合流する。
13d スポーク13d(スポーク13のサブセット)は、各点31に取り付けられた一対のスポーク13dである。
13e スポーク13e(スポーク13のサブセット)は、外側リング11で合流する。
14 内側開口部
D14 内側開口部14の直径
15 外側リング開口部
D15 外側リング開口部15の直径
21 六角形の形状の角
31 六芒星形状の点
32 外側リング開口部15の四面部分
P1およびP2 四面部分32の対
33 外側リング開口部15の三面部分
33a 三面部分33の1つの弓形側面
33s 三面部分33の二つの直線状の側面
60 X線窓
70 X線窓
61 薄膜
71 ポリマー層
T71 ポリマー層71の厚さ
72 ホウ素層
T72 ホウ素層72の厚さ
F1 平面
F2 平面
【外国語明細書】