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▶ 森園 利春の特許一覧

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  • 特開-階段避難用滑り板 図1
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  • 特開-階段避難用滑り板 図3
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  • 特開-階段避難用滑り板 図5
  • 特開-階段避難用滑り板 図6
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024161863
(43)【公開日】2024-11-20
(54)【発明の名称】階段避難用滑り板
(51)【国際特許分類】
   A62B 3/00 20060101AFI20241113BHJP
【FI】
A62B3/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2023085795
(22)【出願日】2023-05-08
(71)【出願人】
【識別番号】597164161
【氏名又は名称】森園 利春
(72)【発明者】
【氏名】森園 利春
【テーマコード(参考)】
2E184
【Fターム(参考)】
2E184AA08
2E184CC02
2E184DD11
(57)【要約】
【課題】ユニット式構成の滑り板により、既設の階段長さに合わせて装着可能、滑り板に複数設けた丸パイプの突起ストッパーにより階上から階下へ一気の滑りを防ぐ安全な避難用滑り板を提供する。
【解決手段】避難者を仰向けの姿勢で乗せる巾、長さのある一枚のプレートを設け、プレート長さの二本の丸パイプを設け、パイプの長さ一端をカット施しカット溝にプレート左右を差し込みプレートと一体とした左右丸パイプ上下にチーズを嵌合施し、チーズの左右横穴にプレート巾に収まる丸パイプを差し込みプレート上面より突出させた横パイプを設けることにより一気の滑りを止めるストッパーの作用をせしめ数段毎安全にまたチーズを介しプレート数枚の組み合わせ連結で階段の長さに設定でき、パイプに複数設けたバンド式丁番を階段側げたに木ネジで固定、使用しないときは半回転させ階段隅に収納できる構造としたことを特徴とする階段避難用滑り板。
【選択図】図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
避難者を仰向けの姿勢で乗せる巾、長さのある一枚のプレートを設け、プレート長さの二本の丸パイプを設け、パイプの長さ一端をカット施しカット溝にプレート左右を差し込みプレートと一体とした左右丸パイプ上下にチーズを嵌合施し、チーズの左右横穴にプレート巾に収まる丸パイプを差し込みプレート上面より突出させた横パイプを設けることにより一気の滑りを止めるストッパーの作用をせしめ数段毎安全にまたチーズを介しプレート数枚の組み合わせ連結で階段の長さに設定でき、パイプに複数設けたバンド式丁番を階段側げたに木ネジで固定、使用しないときは半回転させ階段隅に収納できる構造としたことを特徴とする階段避難用滑り板。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、緊急時に階上から階下に高齢者、障害者を滑り板に乗せ階下に避難させる階段避難に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、階上の車椅子使用又障害者の階下への避難は数人で車椅子を持ち上げるなどして階下に移動避難していた。
【発明の概要】
【0003】
そのため、次のような問題点があった。
(イ)緊急時、車椅子使用者、体の不自由な人の階下への避難は数人の補助、又緊急の避難は足を踏み外すなどの危険があった。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
避難者を仰向けの姿勢で乗せる巾、長さのある一枚のプレートを設け、プレート長さの二本の丸パイプを設け、パイプの長さ一端をカット施し、カット溝にプレート左右を差し込みプレートと一体とした左右丸パイプ上下にチーズを嵌合施し、チーズの左右横穴にプレート巾に収まる丸パイプを差し込みプレート上面より突出させた横パイプを介しストッパーの作用をせしめ、丸パイプ上下のチーズを介しプレート数枚の組み合わせ連結で階段の長さに設定でき、パイプに複数設けたバンド式丁番を階段側げたに木ネジで固定、使用しないときは半回転させ階段隅に収納できる構造とした。
以上を特徴とする階段避難用滑り板である。
【発明の効果】
【0005】
緊急のとき階上にいる車椅子、障害者の避難は数人の介添え協力が必要である。本考案の滑り板は一人の介添えで安全に避難できる。
又車椅子本体も滑らせながら上げ下げできる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】 本発明滑り板の断面図である。
図2】 本発明滑り板パイプ上下にチーズを差し込みチーズの向かい合った穴にパイプを嵌合施しストッパーとなるパイプを設けた断面図である。
図3】 本発明滑り板上下に設けるチーズの平面図である。
図4】 本発明滑り板パイプに設けた丁バンドを介し、不使用時は階段の側げた面に半回転させ収納できる使用例を示す図である。
図5】 本発明滑り板をチーズを介し複数の構成で階段の長さに調整できる使用例を示す図である。
図6】 本発明滑り板を組み合わせたユニット式の滑り板の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
避難者を仰向けの姿勢で乗せる巾、長さのある一枚のプレートを設け、プレート長さの二本の丸パイプを設け、パイプの長さ一端をカット施し、カット溝にプレート左右を差し込みプレートと一体とした左右丸パイプ上下にチーズを嵌合施し、チーズの左右横穴にプレート巾に収まる丸パイプを差し込みプレート上面より突出させた横パイプを設けることにより一気の滑りを止めるストッパーの作用をせしめ、丸パイプ上下のチーズを介しプレート数枚の組み合わせ連結で階段の長さに設定でき、パイプに複数設けたバンド式丁番を階段側げたに木ネジで固定、使用しないときは半回転させ階段隅に収納できる構造とした階段避難用滑り板。
本発明は以上のような構成である。
これを使用するときは、長短ある単体のプレートを階段の長さにプレート上下に設けたチーズに差し込み連結、パイプ片方に設けた複数の丁番バンドフランジ面を階段側げたに木ネジ固定、滑り板を使用するときは階段上に倒しプレートの上に避難者を仰向けの状態で乗せ介添え者は数段下から避難者をサポートしながら階下に避難、滑り板を使用しないときは滑り板を反転させ階段側面に収納。
【符号の説明】
【0008】
1 プレート
2 パイプ
3 カット溝
4 チーズ
5 丁番バンド
6 ストッパー
図1
図2
図3
図4
図5
図6