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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024162076
(43)【公開日】2024-11-21
(54)【発明の名称】包装箱
(51)【国際特許分類】
B65D 5/42 20060101AFI20241114BHJP
B65D 5/66 20060101ALI20241114BHJP
【ＦＩ】
B65D5/42 F
B65D5/66 301E
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】ＯＬ
(21)【出願番号】P 2023077259
(22)【出願日】2023-05-09
(71)【出願人】
【識別番号】000122298
【氏名又は名称】王子ホールディングス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001807
【氏名又は名称】弁理士法人磯野国際特許商標事務所
(72)【発明者】
【氏名】中山 勝博
(72)【発明者】
【氏名】加藤 大雅
(72)【発明者】
【氏名】松山 まりや
【テーマコード（参考）】
3E060
【Ｆターム（参考）】
3E060AA03
3E060AB05
3E060BA03
3E060BB02
3E060BB03
3E060BC02
3E060CB02
3E060CB12
3E060CB16
3E060CE07
3E060CE09
3E060CE16
3E060CE18
3E060CE19
3E060CE28
3E060CF05
3E060CG10
3E060CG12
3E060CG13
3E060DA08
3E060DA13
3E060DA25
(57)【要約】
【課題】蓋部の側部フラップを側壁に対して折り曲げたときに、側部フラップが胴部の内部に入り込むのを防ぐことができ、蓋部を閉じ易くなる包装箱を提供する。
【解決手段】包装箱１であって、前後の端壁１１，１１および左右の側壁１２，１２を有する胴部１０と、胴部１０の上側の開口部に設けられた上蓋部２０と、を備えている。上蓋部２０は、側壁１２の上縁部に第一折れ線Ｌ１１を介して連設された側部フラップ２２を有し、第一折れ線Ｌ１１は、側部フラップ２２の先端側に向けて突出するように曲げられている。
【選択図】図１
【解決手段】包装箱１であって、前後の端壁１１，１１および左右の側壁１２，１２を有する胴部１０と、胴部１０の上側の開口部に設けられた上蓋部２０と、を備えている。上蓋部２０は、側壁１２の上縁部に第一折れ線Ｌ１１を介して連設された側部フラップ２２を有し、第一折れ線Ｌ１１は、側部フラップ２２の先端側に向けて突出するように曲げられている。
【選択図】図１
【特許請求の範囲】
【請求項1】
前後の端壁および左右の側壁を有する筒状の胴部と、
前記胴部の上下方向の開口部に設けられた蓋部と、を備え、
前記蓋部は、
前記側壁の上下方向の縁部に第一折れ線を介して連設された側部フラップを有し、
前記第一折れ線は、前記側部フラップの先端側に向けて突出するように曲げられていることを特徴とする包装箱。
前記胴部の上下方向の開口部に設けられた蓋部と、を備え、
前記蓋部は、
前記側壁の上下方向の縁部に第一折れ線を介して連設された側部フラップを有し、
前記第一折れ線は、前記側部フラップの先端側に向けて突出するように曲げられていることを特徴とする包装箱。
【請求項2】
請求項１に記載の包装箱であって、
前記第一折れ線全体が弧状に湾曲していることを特徴とする包装箱。
前記第一折れ線全体が弧状に湾曲していることを特徴とする包装箱。
【請求項3】
前後の端壁および左右の側壁を有する筒状の胴部と、
前記胴部の上側の開口部に設けられた上蓋部と、
前記胴部の下側の開口部に設けられた下蓋部と、を備え、
前記上蓋部は、
前記側壁の上縁部に第一折れ線を介して連設された側部フラップと、
前記端壁の上縁部に第二折れ線を介して連設された端部フラップと、を有し、
前記端部フラップの基端部には、左右方向に延びている第三折れ線が形成され、
前記第三折れ線は、前記端部フラップの先端側に向けて突出するように曲げられており、
前記下蓋部において、前記端部フラップの直下となる領域には、窪み部が形成されていることを特徴とする包装箱。
前記胴部の上側の開口部に設けられた上蓋部と、
前記胴部の下側の開口部に設けられた下蓋部と、を備え、
前記上蓋部は、
前記側壁の上縁部に第一折れ線を介して連設された側部フラップと、
前記端壁の上縁部に第二折れ線を介して連設された端部フラップと、を有し、
前記端部フラップの基端部には、左右方向に延びている第三折れ線が形成され、
前記第三折れ線は、前記端部フラップの先端側に向けて突出するように曲げられており、
前記下蓋部において、前記端部フラップの直下となる領域には、窪み部が形成されていることを特徴とする包装箱。
【請求項4】
前後の端壁および左右の側壁を有する筒状の胴部と、
前記胴部の上下の開口部に設けられた上下の蓋部と、を備え、
前記胴部は、左右方向の長さが前後方向の長さよりも小さく形成されており、
前記端壁と前記両側壁との間には、上下方向に延びている左右の第一切断誘導線が形成され、
前記両第一切断誘導線の上端部の間には、左右方向に延びている第二切断誘導線が形成され、
前記両第一切断誘導線の下端部の間には、左右方向に延びている第三切断誘導線が形成されており、
前記両第一切断誘導線、前記第二切断誘導線および前記第三切断誘導線を切り開いて、前記胴部の端壁側に開口部を形成可能であることを特徴とする包装箱。
前記胴部の上下の開口部に設けられた上下の蓋部と、を備え、
前記胴部は、左右方向の長さが前後方向の長さよりも小さく形成されており、
前記端壁と前記両側壁との間には、上下方向に延びている左右の第一切断誘導線が形成され、
前記両第一切断誘導線の上端部の間には、左右方向に延びている第二切断誘導線が形成され、
前記両第一切断誘導線の下端部の間には、左右方向に延びている第三切断誘導線が形成されており、
前記両第一切断誘導線、前記第二切断誘導線および前記第三切断誘導線を切り開いて、前記胴部の端壁側に開口部を形成可能であることを特徴とする包装箱。
【請求項5】
請求項４に記載の包装箱であって、
前記端壁と前記側壁との間に傾斜壁が形成されており、
前記第一切断誘導線は、前記傾斜壁と前記側壁との間に形成されていることを特徴とする包装箱。
前記端壁と前記側壁との間に傾斜壁が形成されており、
前記第一切断誘導線は、前記傾斜壁と前記側壁との間に形成されていることを特徴とする包装箱。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装箱に関する。
【背景技術】
【0002】
段ボール製の包装箱の蓋部としては、両側壁にそれぞれ連設された左右の側部フラップと、両端壁にそれぞれ連設された前後の端部フラップと、を備え、両側部フラップの外面に両端部フラップが重ねられているものがある（例えば、特許文献１および特許文献２参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第７０２１８３０号公報
【特許文献2】実用新案登録第３２０２１６７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記した従来の包装箱の蓋部では、直線状の折れ線（罫線）を介して側部フラップが側壁に連設されている。この構成では、側壁に対して側部フラップを折り曲げたときに、側部フラップが包装箱の内部に入り込み易いため、側部フラップの外面に端部フラップをホットメルト等の接着剤によって接着し難いという問題がある。
【0005】
本発明は、前記した問題を解決し、蓋部の側部フラップを側壁に対して折り曲げたときに、側部フラップが胴部の内部に入り込むのを防ぐことができ、蓋部を閉じ易くなる包装箱を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本発明は、包装箱であって、前後の端壁および左右の側壁を有する筒状の胴部と、前記胴部の上下方向の開口部に設けられた蓋部と、を備えている。前記蓋部は、前記側壁の上下方向の縁部に第一折れ線を介して連設された側部フラップを有し、前記第一折れ線は、前記側部フラップの先端側に向けて突出するように曲げられている。
【0007】
本発明の包装箱では、側壁と側部フラップとの間の第一折れ線が、側部フラップの先端側に向けて突出するように曲げられている。このようにすると、側壁に対して側部フラップを折り曲げたときに、側部フラップの復元力が大きくなる。つまり、側部フラップが外側に向けて浮き上がろうとする。これにより、側部フラップの外面が端部フラップの内面に押し付けられる。この結果、側部フラップの外面に端部フラップを接着剤によって接着し易くなり、蓋部を確実に閉じることができる。
【0008】
前記した包装箱において、前記第一折れ線全体を弧状に湾曲させた場合には、側壁に対して側部フラップを綺麗に折り曲げつつ、側部フラップの復元力を大きくできる。
【0009】
また、本発明の包装箱の他の構成としては、包装箱であって、前後の端壁および左右の側壁を有する筒状の胴部と、前記胴部の上側の開口部に設けられた上蓋部と、前記胴部の下側の開口部に設けられた下蓋部と、を備えている。前記上蓋部は、前記側壁の上縁部に第一折れ線を介して連設された側部フラップと、前記端壁の上縁部に第二折れ線を介して連設された端部フラップと、を有し、前記側部フラップの外面に前記端部フラップが重ねられている。前記端部フラップの基端部には、左右方向に延びている第三折れ線が形成され、前記第三折れ線は、前記端部フラップの先端側に向けて突出するように曲げられている。前記下蓋部において、前記端部フラップの直下となる領域には、窪み部が形成されている。
【0010】
この構成では、端壁に対して端部フラップを折り曲げたときに、端部フラップの基端部が第二折れ線および第三折れ線において二段階に折れ曲がる。これにより、端部フラップを側部フラップの厚みを越えて側部フラップの外面に重ね易くなる。
また、前記した構成では、端部フラップの基端部に形成された第三折れ線が、端部フラップの先端側に向けて突出するように曲げられている。そのため、端壁に対して端部フラップを折り曲げたときに、端部フラップの復元力が大きくなり、端部フラップが上蓋部の外面に盛り上がる。
これにより、二つの包装箱を上下に重ねたときに、下側の包装箱の上蓋部の端部フラップを、上側の包装箱の下蓋部の窪み部に入り込ませて、下側の包装箱に対して上側の包装箱がずれるのを防ぐことができ、包装箱を安定して積み重ねることができる。
また、前記した構成では、端部フラップの基端部に形成された第三折れ線が、端部フラップの先端側に向けて突出するように曲げられている。そのため、端壁に対して端部フラップを折り曲げたときに、端部フラップの復元力が大きくなり、端部フラップが上蓋部の外面に盛り上がる。
これにより、二つの包装箱を上下に重ねたときに、下側の包装箱の上蓋部の端部フラップを、上側の包装箱の下蓋部の窪み部に入り込ませて、下側の包装箱に対して上側の包装箱がずれるのを防ぐことができ、包装箱を安定して積み重ねることができる。
【0011】
また、本発明の包装箱の他の構成としては、包装箱であって、前後の端壁および左右の側壁を有する筒状の胴部と、前記胴部の上下の開口部に設けられた上下の蓋部と、を備え、前記胴部は、左右方向の長さが前後方向の長さよりも小さく形成されている。前記端壁と前記両側壁との間には、上下方向に延びている左右の第一切断誘導線が形成され、前記両第一切断誘導線の上端部の間には、左右方向に延びている第二切断誘導線が形成され、前記両第一切断誘導線の下端部の間には、左右方向に延びている第三切断誘導線が形成されている。前記両第一切断誘導線、前記第二切断誘導線および前記第三切断誘導線を切り開いて、前記胴部の端壁側に開口部を形成可能である。
【0012】
前記した包装箱は、胴部の左右方向の長さが前後方向の長さよりも小さいため、端壁を陳列スペースの正面に向けて配置することで、包装箱の陳列スペースを確保し易い。そして、両第一切断誘導線、第二切断誘導線および第三切断誘導線を切り開くことで、胴部の端壁側に開口部を形成できる。
このように、前記した包装箱では、陳列スペースを確保し易くしつつ、陳列スペースの正面に向いた開口部を形成して、内容物を露出させるとともに、内容物を取り出すことができる。
このように、前記した包装箱では、陳列スペースを確保し易くしつつ、陳列スペースの正面に向いた開口部を形成して、内容物を露出させるとともに、内容物を取り出すことができる。
【0013】
前記した包装箱において、前記端壁と前記側壁との間に傾斜壁が形成されている場合には、前記第一切断誘導線を前記傾斜壁と前記側壁との間に形成することで、胴部から端壁および傾斜壁を切り取って、胴部を大きく開口させることができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明の包装箱では、側壁に対して側部フラップを折り曲げたときに、側部フラップの外面が端部フラップの内面に押し付けられるため、側部フラップの外面に端部フラップを接着し易くなり、蓋部を確実に閉じることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の実施形態に係る包装箱を前方左上から見た斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に係る包装箱のブランクシートを示した図である。
【図3】本発明の実施形態に係る包装箱を示した正面図である。
【図4】本発明の実施形態に係る包装箱を示した側面図である。
【図5】本発明の実施形態に係る包装箱を示した底面図である。
【図6】本発明の実施形態に係る包装箱において、端壁側に開口部を形成した状態の斜視図である。
【図7】本発明の実施形態に係る包装箱において、側壁側に開口部を形成した状態の斜視図である。
【図8】本発明の実施形態に係る包装箱において、胴部を上下に分割した状態の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
以下の説明において、前後左右方向とは、本実施形態の包装箱を説明する上で便宜上設定したものであり、包装箱の構成や使用状態を限定するものではない。
以下の説明において、前後左右方向とは、本実施形態の包装箱を説明する上で便宜上設定したものであり、包装箱の構成や使用状態を限定するものではない。
【0017】
本実施形態の包装箱１は、図１に示すように、筒状に形成された胴部１０と、胴部１０の上側の開口部に設けられた上蓋部２０と、胴部１０の下側の開口部に設けられた下蓋部３０と、を備えている。
【0018】
本実施形態の包装箱１は、図２に示すように、段ボール製のシートを切り抜いたブランクシートＳを各折れ線において山折りまたは谷折りすることで形成される。図２に示すブランクシートＳは内面側が見えるように配置されている。
ブランクシートＳの折れ線は、ブランクシートＳの表面を線状に押し込んで形成された罫線（押罫）である。なお、罫線に断続的な切れ込みを形成してもよい。このようにすると、折れ線においてブランクシートＳを折り曲げ易くなる。
また、シートの表面のみを切断したハーフカットの切れ込みやシートを貫通した切れ込みを断続させて線状に形成することで折れ線を構成してもよい。
ブランクシートＳの折れ線は、ブランクシートＳの表面を線状に押し込んで形成された罫線（押罫）である。なお、罫線に断続的な切れ込みを形成してもよい。このようにすると、折れ線においてブランクシートＳを折り曲げ易くなる。
また、シートの表面のみを切断したハーフカットの切れ込みやシートを貫通した切れ込みを断続させて線状に形成することで折れ線を構成してもよい。
【0019】
胴部１０は、図１に示すように、前後一対の端壁１１，１１と、左右一対の側壁１２，１２と、隣り合う端壁１１と側壁１２との間に形成された前後左右の傾斜壁１３と、を備えている。
側壁１２は端壁１１に対して垂直に配置され、傾斜壁１３は端壁１１および側壁１２に対して傾斜している。本実施形態の胴部１０は、平面視で八角形の筒状に形成されている（図５参照）。本実施形態の胴部１０は、左右方向の長さが前後方向の長さよりも小さく形成されている。
側壁１２は端壁１１に対して垂直に配置され、傾斜壁１３は端壁１１および側壁１２に対して傾斜している。本実施形態の胴部１０は、平面視で八角形の筒状に形成されている（図５参照）。本実施形態の胴部１０は、左右方向の長さが前後方向の長さよりも小さく形成されている。
【0020】
端壁１１および側壁１２は、四角形に形成されている。本実施形態では、端壁１１の左右方向の幅が側壁１２の前後方向の幅がよりも小さく形成されている。また、傾斜壁１３は、上下方向に細長い長方形に形成されている。
【0021】
前側の端壁１１の左縁部には、折れ線を介して左前の傾斜壁１３が連設されている。
左前の傾斜壁１３の左縁部（後縁部）には、折れ線を介して左側の側壁１２が連設され、左側の側壁１２の後縁部には、折れ線を介して左後の傾斜壁１３が連設されている。
また、左後の傾斜壁１３の右縁部（後縁部）には、折れ線を介して後側の端壁１１が連設され、後側の端壁１１の右縁部には、折れ線を介して接合片１４が連設されている。
左前の傾斜壁１３の左縁部（後縁部）には、折れ線を介して左側の側壁１２が連設され、左側の側壁１２の後縁部には、折れ線を介して左後の傾斜壁１３が連設されている。
また、左後の傾斜壁１３の右縁部（後縁部）には、折れ線を介して後側の端壁１１が連設され、後側の端壁１１の右縁部には、折れ線を介して接合片１４が連設されている。
【0022】
前側の端壁１１の右縁部には、折れ線を介して右前の傾斜壁１３が連設され、右前の傾斜壁１３の右縁部（後縁部）には、折れ線を介して右側の側壁１２が連設されている。
また、右側の側壁１２の後縁部には、折れ線を介して右後の傾斜壁１３が連設されている。右後の傾斜壁１３の内面には、接合片１４が接合されている。
ブランクシートＳ（図２参照）を各折れ線で折り曲げつつ、接合片１４を右後の傾斜壁１３の内面に接合すると、前後の端壁１１，１１、左右の側壁１２，１２および四つの傾斜壁１３によって、平面視で八角形の筒状の胴部１０が形成される（図５参照）。
また、右側の側壁１２の後縁部には、折れ線を介して右後の傾斜壁１３が連設されている。右後の傾斜壁１３の内面には、接合片１４が接合されている。
ブランクシートＳ（図２参照）を各折れ線で折り曲げつつ、接合片１４を右後の傾斜壁１３の内面に接合すると、前後の端壁１１，１１、左右の側壁１２，１２および四つの傾斜壁１３によって、平面視で八角形の筒状の胴部１０が形成される（図５参照）。
【0023】
左前の傾斜壁１３と側壁１２の前縁部との間の折れ線上には、第一切断誘導線Ｌ２１が形成されている。本実施形態では、第一切断誘導線Ｌ２１は、傾斜壁１３と側壁１２との間の折れ線の上側の約２／３の領域に形成されている。
第一切断誘導線Ｌ２１は、切れ込みを断続的に形成したミシン目状の線である。なお、切れ込みの形状や長さは限定されるものではない。
同様に、図４に示すように、側壁１２の後縁部と左後の傾斜壁１３との間の折れ線上にも、第一切断誘導線Ｌ２１が形成されている。さらに、図３に示すように、前側の端壁１１と左前の傾斜壁１３との折れ線上にも、第一切断誘導線Ｌ２１が形成されている。
第一切断誘導線Ｌ２１は、切れ込みを断続的に形成したミシン目状の線である。なお、切れ込みの形状や長さは限定されるものではない。
同様に、図４に示すように、側壁１２の後縁部と左後の傾斜壁１３との間の折れ線上にも、第一切断誘導線Ｌ２１が形成されている。さらに、図３に示すように、前側の端壁１１と左前の傾斜壁１３との折れ線上にも、第一切断誘導線Ｌ２１が形成されている。
【0024】
胴部１０には、図１に示すように、第三切断誘導線Ｌ２３が全周に亘って形成されている。本実施形態の第三切断誘導線Ｌ２３は、胴部１０の内面に貼り付けたカットテープによって構成されている。
第三切断誘導線Ｌ２３のカットテープを外側に引くことで、カットテープによって端壁１１、側壁１２および傾斜壁１３を直線状に切断できる。そして、胴部１０の第三切断誘導線Ｌ２３を全て切り開くことで、図８に示すように、胴部１０を上下に切り離すことができる。
第三切断誘導線Ｌ２３のカットテープを外側に引くことで、カットテープによって端壁１１、側壁１２および傾斜壁１３を直線状に切断できる。そして、胴部１０の第三切断誘導線Ｌ２３を全て切り開くことで、図８に示すように、胴部１０を上下に切り離すことができる。
【0025】
第三切断誘導線Ｌ２３は、各第一切断誘導線Ｌ２１の下端部と同じ高さに形成されている。したがって、図３に示すように、胴部１０の前部の左右の第一切断誘導線Ｌ２１，Ｌ２１の下端部の間には、第三切断誘導線Ｌ２３が左右方向に延びている。また、図４に示すように、胴部１０の左側面の前後の第一切断誘導線Ｌ２１，Ｌ２１の下端部の間には、第三切断誘導線Ｌ２３が左右方向に延びている。
【0026】
左側の側壁１２において、第三切断誘導線Ｌ２３の前後の端部に対応する位置には、スリットによって区画された側面開封開始部Ｌ２５，Ｌ２５が形成されている。また、図２に示すように、右側の側壁１２において、第三切断誘導線Ｌ２３の前端部に対応する位置にも、側面開封開始部Ｌ２５が形成されている。
【0027】
下蓋部３０は、図１に示すように、前後の端壁１１，１１の下縁部にそれぞれ連設された前後一対の内フラップ３１，３１と、左右の側壁１２，１２の下縁部にそれぞれ連設された左右一対の外フラップ３２，３２と、を備えている。
本実施形態では、図５に示すように、両内フラップ３１，３１の下面に両外フラップ３２，３２が重ねられている。内フラップ３１の外面と外フラップ３２の内面とは、ホットメルト等の接着剤によって接着されている。また、両外フラップ３２，３２の先端部は突き合わされている。このようにして、胴部１０の下側の開口部が下蓋部３０によって閉塞されている。
本実施形態では、図５に示すように、両内フラップ３１，３１の下面に両外フラップ３２，３２が重ねられている。内フラップ３１の外面と外フラップ３２の内面とは、ホットメルト等の接着剤によって接着されている。また、両外フラップ３２，３２の先端部は突き合わされている。このようにして、胴部１０の下側の開口部が下蓋部３０によって閉塞されている。
【0028】
両外フラップ３２，３２の前後の端部には、前後の窪み部３３，３３がそれぞれ形成されている。窪み部３３は、両外フラップ３２，３２の突き合わせ部の端部を、前後方向の中央部に向けて窪ませた部位である。窪み部３３内には、内フラップ３１が露出している。すなわち、包装箱１の底面には、左右の窪み部３３，３３によって平面視台形状の凹部が形成されている。
【0029】
窪み部３３は、後記する上蓋部２０の端部フラップ２１の直下に配置されており（図１参照）、二つの包装箱１，１を上下に積み重ねたときに、上側の包装箱１の下蓋部３０の窪み部３３に、下側の包装箱１の上蓋部２０の端部フラップ２１が入り込むように構成されている。窪み部３３は、端部フラップ２１の形状に合わせて形成されており、端部フラップ２１よりも僅かに大きく形成されている。
【0030】
上蓋部２０は、図１に示すように、左右の側壁１２，１２の上縁部にそれぞれ連設された左右一対の側部フラップ２２，２２と、前後の端壁１１，１１の上縁部にそれぞれ連設された前後一対の端部フラップ２１，２１と、を備えている。
両側部フラップ２２，２２の先端部を突き合わせるとともに、両端部フラップ２１，２１を両側部フラップ２２，２２の外面に重ねることで、胴部１０の上側の開口部が上蓋部２０によって閉塞されている。
両側部フラップ２２，２２の先端部を突き合わせるとともに、両端部フラップ２１，２１を両側部フラップ２２，２２の外面に重ねることで、胴部１０の上側の開口部が上蓋部２０によって閉塞されている。
【0031】
側部フラップ２２には、傾斜壁１３の上縁部に重なる傾斜縁部２２ａが形成されている。傾斜縁部２２ａは、傾斜壁１３の外面よりも外側に突出しており、胴部１０の上側の開口部の角部が確実に閉じられている。
【0032】
左側の側部フラップ２２には、左右方向に延びている前後の第四切断誘導線Ｌ２４，Ｌ２４が形成されている。第四切断誘導線Ｌ２４は、側部フラップ２２の基端縁部から先端縁部に亘って形成されている。第四切断誘導線Ｌ２４の基端部は、第一切断誘導線Ｌ２１の上端部に接続されている。前後の第四切断誘導線Ｌ２４，Ｌ２４は、前後方向に間隔を空けて配置されており、その間隔は側部フラップ２２の基端側から先端側に向かうに連れて小さくなっている。
右側の側部フラップ２２の先端部において、左側の側部フラップ２２の両第四切断誘導線Ｌ２４，Ｌ２４の先端部の間に対応する位置には、スリットによって区画された天面開封開始部Ｌ２６が形成されている。
右側の側部フラップ２２の先端部において、左側の側部フラップ２２の両第四切断誘導線Ｌ２４，Ｌ２４の先端部の間に対応する位置には、スリットによって区画された天面開封開始部Ｌ２６が形成されている。
【0033】
側部フラップ２２は、側壁１２の上縁部に第一折れ線Ｌ１１を介して連設されており、第一折れ線Ｌ１１において側壁１２に対して内側に折り曲げられている。
第一折れ線Ｌ１１は、図２に示すように、側壁１２と側部フラップ２２との境界に形成されている。第一折れ線Ｌ１１は、ブランクシートＳの内面を線状に押し込んで形成された罫線（押罫）である。側壁１２と側部フラップ２２との境界に形成される折れ線（罫線）は、一本の第一折れ線Ｌ１１のみであり、第一折れ線Ｌ１１以外の折れ線は存在していない。
第一折れ線Ｌ１１は、図２に示すように、側壁１２と側部フラップ２２との境界に形成されている。第一折れ線Ｌ１１は、ブランクシートＳの内面を線状に押し込んで形成された罫線（押罫）である。側壁１２と側部フラップ２２との境界に形成される折れ線（罫線）は、一本の第一折れ線Ｌ１１のみであり、第一折れ線Ｌ１１以外の折れ線は存在していない。
【0034】
第一折れ線Ｌ１１は、側部フラップ２２の先端側に向けて突出するように曲げられている。本実施形態では、第一折れ線Ｌ１１全体が弧状に湾曲している。第一折れ線Ｌ１１の頂点は、側壁１２の前後方向の中央部に配置されている。
本実施形態では、側壁１２の前後の側縁部の上端部を結んだ直線状の仮想線に対して、第一折れ線Ｌ１１の頂点が４ｍｍ程度間隔を空けて配置されるように、第一折れ線Ｌ１１の曲率が設定されている。
本実施形態では、側壁１２の前後の側縁部の上端部を結んだ直線状の仮想線に対して、第一折れ線Ｌ１１の頂点が４ｍｍ程度間隔を空けて配置されるように、第一折れ線Ｌ１１の曲率が設定されている。
【0035】
第一折れ線Ｌ１１において側部フラップ２２を側壁１２に対して折り曲げると、図４に示すように、側壁１２の上縁部（第一折れ線Ｌ１１）が上方に向けて突出するように弧状に曲がった状態となる。
【0036】
端部フラップ２１は、図１に示すように、端壁１１の上縁部に第二折れ線Ｌ１２を介して連設されている。
図２に示すように、第二折れ線Ｌ１２は、端壁１１と端部フラップ２１との境界に形成されている。第二折れ線Ｌ１２は、ブランクシートＳの内面を線状に押し込んで形成された罫線（押罫）である。第二折れ線Ｌ１２は、端壁１１の左右方向に直線状に形成されている。
図２に示すように、第二折れ線Ｌ１２は、端壁１１と端部フラップ２１との境界に形成されている。第二折れ線Ｌ１２は、ブランクシートＳの内面を線状に押し込んで形成された罫線（押罫）である。第二折れ線Ｌ１２は、端壁１１の左右方向に直線状に形成されている。
【0037】
端部フラップ２１の基端部には、図１に示すように、左右方向に延びている第三折れ線Ｌ１３が形成されている。第三折れ線Ｌ１３は、図２に示すブランクシートＳの内面を線状に押し込んで形成された罫線（押罫）である。
【0038】
第三折れ線Ｌ１３は、端部フラップ２１の先端側に向けて突出するように曲げられている。本実施形態では、第三折れ線Ｌ１３全体が弧状に湾曲している。第三折れ線Ｌ１３の頂点は、端壁１１の左右方向の中央部に配置されている。また、第三折れ線Ｌ１３の左右の端部は、端壁１１の上縁部（第二折れ線Ｌ１２）の左右の端部に向けて延びている。
なお、本実施形態では、第二折れ線Ｌ１２と第三折れ線Ｌ１３の頂点とが１２ｍｍ程度間隔を空けて配置されるように、第三折れ線Ｌ１３の曲率が設定されている。
なお、本実施形態では、第二折れ線Ｌ１２と第三折れ線Ｌ１３の頂点とが１２ｍｍ程度間隔を空けて配置されるように、第三折れ線Ｌ１３の曲率が設定されている。
【0039】
端部フラップ２１を端壁１１に対して折り曲げると、図４に示すように、端部フラップ２１の基端部は、第二折れ線Ｌ１２および第三折れ線Ｌ１３において二段階に折れ曲がる。そして、端部フラップ２１は、側部フラップ２２の厚みを越えて、側部フラップ２２の外面（上面）に重なる。
側部フラップ２２の外面と端部フラップ２１の内面とは、ホットメルト等の接着剤によって接着されている。
側部フラップ２２の外面と端部フラップ２１の内面とは、ホットメルト等の接着剤によって接着されている。
【0040】
図１に示すように、前側の端部フラップ２１と前側の端壁１１との間の第二折れ線Ｌ１２上には第二切断誘導線Ｌ２２が形成されている。このように、左右の第一切断誘導線Ｌ２１，Ｌ２１の上端部の間には、左右方向に延びている第二切断誘導線Ｌ２２が形成されている。
第二切断誘導線Ｌ２２は、切れ込みを断続的に形成したミシン目状の線である。なお、切れ込みの形状や長さは限定されるものではない。
第二切断誘導線Ｌ２２は、切れ込みを断続的に形成したミシン目状の線である。なお、切れ込みの形状や長さは限定されるものではない。
【0041】
本実施形態の包装箱１における第一の開封形態では、図６に示すように、胴部１０の前部において、左右の第一切断誘導線Ｌ２１，Ｌ２１、第二切断誘導線Ｌ２２および第三切断誘導線Ｌ２３を切り開き、端壁１１および左右の傾斜壁１３，１３の上部を切り取る。これにより、胴部１０の前部（前側の端壁１１側）に開口部を形成できる。
【0042】
本実施形態の包装箱１における第二の開封形態では、図７に示すように、左側の側壁１２の第三切断誘導線Ｌ２３を切り開いた後に、左側の側部フラップ２２の両第四切断誘導線Ｌ２４，Ｌ２４の間の領域を先端側から引き上げて、両第四切断誘導線Ｌ２４，Ｌ２４を切り開く。さらに、両第四切断誘導線Ｌ２４，Ｌ２４に続いて、左側の側壁１２の両第一切断誘導線Ｌ２１，Ｌ２１を切り開く。このようにして、左側の側部フラップ２２の中央部および左側の側壁１２の上部を切り取ることで、胴部１０の側部（左側の側壁１２側）に開口部を形成できる。
【0043】
本実施形態の包装箱１における第三の開封形態では、図８に示すように、胴部１０の第三切断誘導線Ｌ２３を全周に亘って切り開くことで、胴部１０を上下に分離させ、包装箱１の上部を下部から切り取って開封する。このように包装箱１を開封すると、包装箱１の下部はトレイとなるため、内容物をトレイに収容した状態で陳列できる。
【0044】
以上のような包装箱１では、図２に示すように、側壁１２と側部フラップ２２との間の第一折れ線Ｌ１１が、側部フラップ２２の先端側に向けて突出するように弧状に曲げられている。このようにすると、図１に示すように、側壁１２に対して側部フラップ２２を綺麗に折り曲げつつ、側部フラップ２２の復元力が大きくなる。
これにより、側部フラップ２２は外側に向けて浮き上がろうとするため、側部フラップ２２が胴部１０の内部に入り込むのを防ぐことができる。
そして、本実施形態の包装箱１では、側部フラップ２２の外面が端部フラップ２１の内面に押し付けられる。この結果、側部フラップ２２の外面に端部フラップ２１を接着剤によって接着し易くなり、上蓋部２０を確実に閉じることができる。
また、側部フラップ２２が胴部１０の内部に入り込むのを防ぐことにより、側部フラップ２２に重ねた端部フラップ２１も上蓋部２０の外面から盛り上がる。これにより、図５に示すように、二つの包装箱１，１を上下に重ねたときに、下側の包装箱１の上蓋部２０の端部フラップ２１を、上側の包装箱１の下蓋部３０の窪み部３３に入り込ませて、下側の包装箱１に対して上側の包装箱１がずれるのを防ぐことができ、包装箱１を安定して積み重ねることができる。
これにより、側部フラップ２２は外側に向けて浮き上がろうとするため、側部フラップ２２が胴部１０の内部に入り込むのを防ぐことができる。
そして、本実施形態の包装箱１では、側部フラップ２２の外面が端部フラップ２１の内面に押し付けられる。この結果、側部フラップ２２の外面に端部フラップ２１を接着剤によって接着し易くなり、上蓋部２０を確実に閉じることができる。
また、側部フラップ２２が胴部１０の内部に入り込むのを防ぐことにより、側部フラップ２２に重ねた端部フラップ２１も上蓋部２０の外面から盛り上がる。これにより、図５に示すように、二つの包装箱１，１を上下に重ねたときに、下側の包装箱１の上蓋部２０の端部フラップ２１を、上側の包装箱１の下蓋部３０の窪み部３３に入り込ませて、下側の包装箱１に対して上側の包装箱１がずれるのを防ぐことができ、包装箱１を安定して積み重ねることができる。
【0045】
また、本実施形態の包装箱１では、端壁１１に対して端部フラップ２１を折り曲げたときに、端部フラップ２１の基端部が第二折れ線Ｌ１２および第三折れ線Ｌ１３において二段階に折れ曲がる。これにより、端部フラップ２１を側部フラップ２２の厚みを越えて側部フラップ２２の外面に重ね易くなる。
【0046】
また、本実施形態の包装箱１では、端部フラップ２１の基端部に形成された第三折れ線Ｌ１３が、端部フラップ２１の先端側に向けて突出するように弧状に曲げられている。このようにすると、端壁１１に対して端部フラップ２１を折り曲げたときに、端部フラップ２１の復元力が大きくなり、端部フラップ２１が上蓋部２０の外面から盛り上がる。
これにより、図５に示すように、二つの包装箱１，１を上下に重ねたときに、下側の包装箱１の上蓋部２０の端部フラップ２１を、上側の包装箱１の下蓋部３０の窪み部３３に入り込ませて、下側の包装箱１に対して上側の包装箱１がずれるのを防ぐことができ、包装箱１を安定して積み重ねることができる。
これにより、図５に示すように、二つの包装箱１，１を上下に重ねたときに、下側の包装箱１の上蓋部２０の端部フラップ２１を、上側の包装箱１の下蓋部３０の窪み部３３に入り込ませて、下側の包装箱１に対して上側の包装箱１がずれるのを防ぐことができ、包装箱１を安定して積み重ねることができる。
【0047】
本実施形態の包装箱１は、図１に示すように、胴部１０の左右方向の長さが前後方向の長さよりも小さいため、端壁１１を陳列スペースの正面に向けて配置することで、包装箱１の陳列スペースを確保し易い。
そして、図６に示すように、胴部１０の前部の両第一切断誘導線Ｌ２１，Ｌ２１、第二切断誘導線Ｌ２２および第三切断誘導線Ｌ２３を切り開いて、胴部１０から端壁１１および左右の傾斜壁１３，１３を切り取ることで、胴部１０の前部に開口部を形成できる。
したがって、本実施形態の包装箱１では、陳列スペースを確保し易くしつつ、陳列スペースの正面に向いた開口部を大きく形成して、内容物を露出させるとともに、内容物を取り出し易くなる。
そして、図６に示すように、胴部１０の前部の両第一切断誘導線Ｌ２１，Ｌ２１、第二切断誘導線Ｌ２２および第三切断誘導線Ｌ２３を切り開いて、胴部１０から端壁１１および左右の傾斜壁１３，１３を切り取ることで、胴部１０の前部に開口部を形成できる。
したがって、本実施形態の包装箱１では、陳列スペースを確保し易くしつつ、陳列スペースの正面に向いた開口部を大きく形成して、内容物を露出させるとともに、内容物を取り出し易くなる。
【0048】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
例えば、図１に示す本実施形態の包装箱１における上蓋部２０の構成を、下蓋部３０に適用してもよい。
例えば、図１に示す本実施形態の包装箱１における上蓋部２０の構成を、下蓋部３０に適用してもよい。
【0049】
本実施形態の包装箱１では、上蓋部２０に前後の端部フラップ２１，２１が設けられているが、上蓋部２０を左右の側部フラップ２２，２２のみによって構成し、両側部フラップ２２，２２の先端部を粘着テープによって固定してもよい。
【0050】
本実施形態の包装箱１の胴部１０は、八角形に形成されているが、胴部１０の形状は限定されるものではない。例えば、二つの傾斜壁１３，１３を一方の対角となる位置のみに配置して胴部１０を六角形に形成したり、傾斜壁１３を設けることなく、胴部１０を四角形に形成したりしてもよい。
【0051】
本実施形態の包装箱１には、複数の切断誘導線が形成されており、複数の形態で開封できるように構成されているが、切断誘導線の位置や本数は限定されるものではなく、内容物の大きさや形状に応じて適宜に設定できる。例えば、第一切断誘導線を端壁１１と傾斜壁１３との間に形成してもよい。更には、包装箱１に開封用の切断誘導線を形成しなくてもよい。
【0052】
本実施形態の第三切断誘導線Ｌ２３は、カットテープによって構成されているが、第三切断誘導線Ｌ２３を、ミシン目やジッパーによって構成してもよい。
本実施形態の第一切断誘導線Ｌ２１および第二切断誘導線Ｌ２２は、折れ線（罫線）上に形成されているが、罫線を形成することなく、ミシン目である第一切断誘導線Ｌ２１および第二切断誘導線Ｌ２２が折れ線を兼ねるように構成してもよい。
本実施形態の第一切断誘導線Ｌ２１および第二切断誘導線Ｌ２２は、折れ線（罫線）上に形成されているが、罫線を形成することなく、ミシン目である第一切断誘導線Ｌ２１および第二切断誘導線Ｌ２２が折れ線を兼ねるように構成してもよい。
【0053】
本実施形態の包装箱１は、段ボール製であるが、各種公知の板紙によって包装箱を形成できる。
【符号の説明】
【0054】
１ 包装箱
１０ 胴部
１１ 端壁
１２ 側壁
１３ 傾斜壁
１４ 接合片
２０ 上蓋部
２１ 端部フラップ
２２ 側部フラップ
２２ａ 傾斜縁部
３０ 下蓋部
３１ 内フラップ
３２ 外フラップ
３３ 窪み部
Ｌ１１ 第一折れ線
Ｌ１２ 第二折れ線
Ｌ１３ 第三折れ線
Ｌ２１ 第一切断誘導線
Ｌ２２ 第二切断誘導線
Ｌ２３ 第三切断誘導線
Ｌ２４ 第四切断誘導線
Ｌ２５ 側面開封開始部
Ｌ２６ 天面開封開始部
Ｓ ブランクシート
１０ 胴部
１１ 端壁
１２ 側壁
１３ 傾斜壁
１４ 接合片
２０ 上蓋部
２１ 端部フラップ
２２ 側部フラップ
２２ａ 傾斜縁部
３０ 下蓋部
３１ 内フラップ
３２ 外フラップ
３３ 窪み部
Ｌ１１ 第一折れ線
Ｌ１２ 第二折れ線
Ｌ１３ 第三折れ線
Ｌ２１ 第一切断誘導線
Ｌ２２ 第二切断誘導線
Ｌ２３ 第三切断誘導線
Ｌ２４ 第四切断誘導線
Ｌ２５ 側面開封開始部
Ｌ２６ 天面開封開始部
Ｓ ブランクシート
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】