(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024163093
(43)【公開日】2024-11-21
(54)【発明の名称】引出し、粘着ロール搭載装置、及び、接触クリーニングシステム
(51)【国際特許分類】
A47L 25/00 20060101AFI20241114BHJP
【FI】
A47L25/00 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】13
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024076926
(22)【出願日】2024-05-10
(31)【優先権主張番号】2306955.2
(32)【優先日】2023-05-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】GB
(31)【優先権主張番号】24169537
(32)【優先日】2024-04-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(71)【出願人】
【識別番号】591203428
【氏名又は名称】イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【弁理士】
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100153729
【弁理士】
【氏名又は名称】森本 有一
(74)【代理人】
【識別番号】100211177
【弁理士】
【氏名又は名称】赤木 啓二
(72)【発明者】
【氏名】マシュー ベニング
(72)【発明者】
【氏名】マシュー フォースター
(72)【発明者】
【氏名】ブレンダン タイナン
(57)【要約】 (修正有)
【課題】引出し、粘着ロール搭載装置、及び、接触クリーニングシステムの提供。
【解決手段】本発明の実施形態は、ラッチ機構を有する接触クリーニングシステムの引出し102を提供し、引出し102は、少なくとも1つの引出しスライド104と、引出し102上に搭載されたラッチ110と、ラッチ110をラッチ位置と係合解除位置との間で移動させるように動作可能なアクチュエータ117とを備える。ハウジングの内外に移動可能な引出し102は、粘着ロールを受け入れて保持するロール搭載システムと、ラッチ110であって、引出し102上に搭載され、ハウジングのストッパ要素に対してラッチ110が干渉して引出し102がハウジング内に受け入れられるのを防止するラッチ位置と、ハウジング内に受け入れられるようにラッチ110が収納位置に保持される係合解除位置との間で移動可能なラッチ100とを備える。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ラッチ機構を有する接触クリーニングシステムのための引出しであって、少なくとも1つの引出しスライドと、前記引出し上に搭載されたラッチと、前記ラッチをラッチ位置と係合解除位置との間で移動させるように動作可能なアクチュエータと、を備える、引出し。
【請求項2】
前記ラッチは、前記ラッチ位置と前記係合解除位置との間で枢動可能である、請求項1に記載の引出し。
【請求項3】
前記ラッチは、第1の脚部及び第2の脚部を備える本体から形成され、前記第1の脚部及び前記第2の脚部は、共通枢動点から同一平面内を互いに或る角度で延在する、請求項1又は2に記載の引出し。
【請求項4】
前記第1の脚部は、前記アクチュエータによる作用を受けて前記ラッチを前記ラッチ位置から前記係合解除位置に枢動させるように構成される、請求項3に記載の引出し。
【請求項5】
前記第2の脚部は、外向きに突出して前記ラッチ位置において前記接触クリーニングシステムのハウジングのストッパ要素に接触するように、かつ、前記ストッパ要素との接触が外れるように後退した前記係合解除位置に枢動可能であるように、構成される、請求項3又は4に記載の引出し。
【請求項6】
粘着ロール搭載装置であって、ハウジングと、前記ハウジング内に受け入れ可能であるとともに前記ハウジングの内外に移動可能な引出しと、を備え、前記引出しは、少なくとも1つの引出しスライドと、粘着ロールを受け入れて保持するように構成されたロール搭載システムと、前記引出し上に搭載されたラッチであって、前記ラッチが前記ハウジングのストッパ要素に干渉して前記引出しが前記ハウジング内に受け入れられるのを防止するラッチ位置と、前記引出しが前記ハウジング内に受け入れられるように前記ラッチが収納位置に保持される係合解除位置との間で移動可能なラッチと、を備える、粘着ロール搭載装置。
【請求項7】
前記ラッチは、前記ラッチ位置と前記係合解除位置との間で枢動可能である、請求項6に記載の粘着ロール搭載装置。
【請求項8】
前記少なくとも1つの引出しスライドは、互いに対向する一対の引出しスライドを備える、請求項6又は7に記載の粘着ロール搭載装置。
【請求項9】
前記ロール搭載システムは、前記引出しの各端部に1つずつ搭載された、互いに対向するコアプラグを備える、請求項8に記載の粘着ロール搭載装置。
【請求項10】
前記互いに対向するコアプラグのうちの一方は、前記引出し内の所定位置に固定され、前記互いに対向するコアプラグのうちの他方は、前記引出し内の固定された前記コアプラグから離れるように移動可能である、請求項8又は9に記載の粘着ロール搭載装置。
【請求項11】
前記ロール搭載システムは、前記ラッチを前記ラッチ位置から前記係合解除位置に移動させるように動作可能なアクチュエータを備える、請求項6から10のいずれか一項に記載の粘着ロール搭載装置。
【請求項12】
前記アクチュエータは、移動可能な前記コアプラグに接続される、請求項10に従属する場合の請求項11に記載の粘着ロール搭載装置。
【請求項13】
接触クリーニングシステムであって、請求項6から12のいずれか一項に記載の粘着ロール搭載装置と、前記ハウジング内に搭載された接触クリーニングローラ搭載装置と、を備え、前記接触クリーニングローラ搭載装置は、前記ハウジング内に受け入れ可能であるとともに前記ハウジングの内外に移動可能な第2の引出しを備え、前記第2の引出しは、接触クリーニングローラを受け入れて保持するように構成されたロール搭載システムを備え、前記粘着ロール搭載装置及び前記接触クリーニングローラ搭載装置は、共に、クリーニングされるべき基板に接触するように構成されかつ位置付けされた接触クリーニングローラと、前記接触クリーニングローラからデブリを除去するように構成されかつ位置付けされた粘着ロールと、を提供する、接触クリーニングシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
技術分野
本開示は、ラッチ機構を有する接触クリーニングシステムの引出しに関し、特に、限定はしないが、ラッチ機構を有する接触クリーニングシステムの粘着ロール引出しに関する。本発明の態様は、ラッチ機構を有する接触クリーニングシステムの引出し、粘着ロール搭載(マウント、装着)装置、及び接触クリーニングシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
背景
接触クリーニング装置は、典型的には、接触クリーニングローラ及び粘着ロールのそれぞれのハウジングを備える。ローラ及びロールのそれぞれは、ハウジングの各側に1つずつ搭載された引出しスライドを備える引出しを介して、それぞれのハウジングの内外に移動される。引出しスライドは、典型的には外側部材及び内側部材から形成され、ハウジングの各側に1つずつ搭載され、外側部材はハウジングから伸長可能であり、内側部材は外側部材からそれらの長手方向軸と平行な方向に伸長可能である。ローラ又はロール搭載システムは、部材上に担持され、部材がハウジングの内外に後退及び伸長することで、ハウジングの内外に移動可能である。これらの部材及び搭載システムは、接触クリーニングローラ又は粘着ロールをそのハウジングの内外に移動させる摺動可能な引出しを共に形成する。
【0003】
ローラ又はロール搭載システムは、引出しスライド上に搭載された対向するコアプラグを備える。典型的には、引出しスライドの外側部材上に搭載された1つの固定コアプラグと、引出しスライドの内側部材上に搭載された可動コアプラグとがある。各コアプラグは、接触クリーニングローラコア又は粘着ロールコアの中空の端部内に嵌合するように配置及び構成される。このようにして、ローラ又はロールは、ローラ又はロール搭載システムによって引出しスライドの部材上に搭載され、ハウジングの内外に移動可能である。ローラ又はロールは、固定コアプラグと可動コアプラグとの間に搭載される。
【0004】
粘着ロールのハウジングは、典型的には、接触クリーニングローラのハウジングの真上及び/又は真下に搭載される。2つのハウジングの相対的な位置決めは、装置が基板の上部及び/又は下部をクリーニングするように構成されているかどうかによって決定される。両方のハウジングの摺動可能な引出しが閉じられると、粘着ロールは、クリーニングローラの表面からデブリを除去するように、接触クリーニングローラの表面に接触する。
【0005】
両方のハウジングの引出しが閉じられているが、接触クリーニングローラのみが所定位置にある場合、粘着ロール搭載システムのコアプラグは、接触クリーニングローラの表面に干渉(当接)する(foul on)。接触クリーニングローラが回転するにつれて、粘着ロール搭載システムのコアプラグが摩耗により接触クリーニングローラの表面に溝を生じさせ、損傷を引き起こし、したがって、接触クリーニング装置のクリーニング性能を低下させる。
【0006】
本発明の実施の形態の目的は、従来技術の1つ以上の問題を少なくとも軽減することである。
【発明の概要】
【0007】
発明の概要
本発明の態様及び実施の形態は、添付の特許請求の範囲に記載されるような、ラッチ機構を有する接触クリーニングシステムの引出し、粘着ロール搭載装置、及び接触クリーニングシステムを提供する。
【0008】
本発明の一態様によれば、ラッチ機構を有する接触クリーニングシステムの引出しが提供され、引出しは、少なくとも1つの引出しスライドと、引出し上に搭載されたラッチと、ラッチをラッチ位置と係合解除位置との間で移動させるように動作可能なアクチュエータとを備える。
【0009】
引出しがハウジング内に搭載されると、ラッチは、ラッチ位置にあるときにハウジングに対して干渉するように構成される。このようにして、引出しがハウジング内に完全に閉じられることが防止される。より具体的には、引出しは、ラッチがラッチ位置にあるときに、ハウジング内に完全にではなく部分的に受け入れられ得る。
【0010】
或る特定の実施の形態において、少なくとも1つの引出しスライドは、一対の対向する引出しスライドである。
【0011】
或る特定の実施の形態において、引出し又は各引出しは、単数の引出しスライド又は複数の引出しスライドに沿ってハウジングの内外に摺動可能である。各引出しスライドは、外側部材及び内側部材を備える。外側部材及び内側部材は、入れ子式の態様で(in a telescopic manner)伸長可能である。
【0012】
或る特定の実施の形態において、少なくとも1つの固定部材が、ハウジングの内面に搭載される。各引出しスライドの外側部材は、固定部材に沿って伸長可能である。各引出しスライドの内側部材は、外側部材及び内側部材のそれぞれの長手方向軸と平行な方向にハウジングから伸長可能である。このようにして、引出しスライドは、ハウジングから完全に伸長するように移動される。
【0013】
或る特定の実施の形態において、引出しスライドは、ハウジングに搭載された外側部材と、外側部材から伸長可能な内側部材との2つの部材のみを備えることができる。
【0014】
或る特定の実施の形態において、ラッチは、ラッチ位置と係合解除位置との間で枢動可能である。
【0015】
或る特定の実施の形態において、ラッチは、第1の脚部と第2の脚部とを備える本体から形成され、第1の脚部及び第2の脚部は、共通枢動点から同一平面内で互いに或る角度で延在する。より具体的には、第1の脚部は、アクチュエータによる作用を受けてラッチをラッチ位置から係合解除位置まで枢動させるように構成される。第2の脚部は、ラッチ位置で接触クリーニングシステムのハウジングのストッパ要素に接触するように外向きに突出し、ストッパ要素との接触が外れるように後退した係合解除位置へと枢動可能であるように構成することができる。
【0016】
或る特定の実施の形態において、各引出しスライドは、少なくとも2つの部材、すなわち外側部材及び内側部材を備え、外側部材はハウジングに取付け可能であり、内側部材は、引出しスライドを完全に伸長させるように、それらの長手方向軸と平行な方向に外側部材から伸長可能である。
【0017】
或る特定の実施の形態において、各引出しスライドは、3つの部材、すなわち、固定部材、外側部材、及び内側部材を備え、固定部材はハウジングに取付け可能であり、外側部材は固定部材に沿って伸長可能であり、内側部材は外側部材から伸長可能である。より具体的には、外側部材及び内側部材は、固定部材の長手方向軸と平行な方向に入れ子式の態様で伸長可能である。
【0018】
或る特定の実施の形態において、ラッチは引出しの端部に搭載される。
【0019】
或る特定の実施の形態において、引出しは、引出しの各端部に1つずつ搭載された対向するコアプラグを備えるローラ又はロール搭載システムを備える。
【0020】
或る特定の実施の形態において、ラッチは、コアプラグのうちの一方と同じ端部で引出しに共に搭載される。
【0021】
本発明の別の態様によれば、粘着ロール搭載装置が提供され、粘着ロール搭載装置は、ハウジングと、ハウジング内に受け入れ可能であり、ハウジングの内外に移動可能な引出しとを備え、引出しは、粘着ロールを受け入れて保持するように構成されたロール搭載システムと、ラッチであって、引出し上に搭載され、ハウジングのストッパ要素に対してラッチが干渉して引出しがハウジングに受け入れられるのを防止するラッチ位置と、引出しがハウジング内に受け入れられるようにラッチが収納位置に保持される係合解除位置との間で移動可能な、ラッチとを備える。
【0022】
ラッチは、ラッチ位置にあるときにハウジングに干渉するように構成される。このようにして、引出しがハウジング内に完全に閉じられることが防止される。より具体的には、引出しは、ラッチがラッチ位置にあるときに、ハウジング内に完全にではなく部分的に受け入れられ得る。
【0023】
或る特定の実施の形態において、ラッチは、ラッチ位置と係合解除位置との間で枢動可能である。
【0024】
或る特定の実施の形態において、ラッチは、2つの脚部を備える本体から形成され、2つの脚部は、共通枢動点から同一平面内で互いに或る角度で延在する。より具体的には、第1の脚部は、アクチュエータによる作用を受けてラッチを第1の位置から係合解除位置まで枢動させるように構成される。第2の脚部は、ラッチ位置で接触クリーニングシステムのハウジングのストッパ要素に接触するように外向きに突出し、ストッパ要素との接触が外れるように後退した係合解除位置へと枢動可能であるように構成することができる。
【0025】
或る特定の実施の形態において、引出しは、一対の対向する引出しスライドを含む。より具体的には、対向する引出しスライドのそれぞれは、引出しがハウジングの内外に摺動することを可能にするように、ハウジングに搭載可能である。
【0026】
或る特定の実施の形態において、各引出しスライドは、少なくとも2つの部材、すなわち外側部材及び内側部材を備え、外側部材はハウジングに取付け可能であり、内側部材は、引出しスライドを完全に伸長させるように、それらの長手方向軸と平行な方向に外側部材から伸長可能である。
【0027】
或る特定の実施の形態において、各引出しスライドは、3つの部材、すなわち、固定部材、外側部材、及び内側部材を備え、固定部材はハウジングに取付け可能であり、外側部材は固定部材に沿って伸長可能であり、内側部材は外側部材から伸長可能である。より具体的には、外側部材及び内側部材は、固定部材の長手方向軸と平行な方向に入れ子式の態様で伸長可能である。
【0028】
或る特定の実施の形態において、ラッチは引出しの端部に搭載される。
【0029】
或る特定の実施の形態において、ロール搭載システムは、引出しの各端部に1つずつ搭載された対向するコアプラグを備える。
【0030】
或る特定の実施の形態において、ラッチ、及びコアプラグのうちの一方は、引出しの端部に共に搭載される。
【0031】
或る特定の実施の形態において、対向するコアプラグは、それぞれ、粘着ロールコアの中空の端部内に嵌合するように配置及び構成される。
【0032】
或る特定の実施の形態において、対向するコアプラグのうちの一方は、引出し内の所定位置に固定される。
【0033】
或る特定の実施の形態において、対向するコアプラグのうちの他方は、引出し内の固定コアプラグから離れるように移動可能である。このようにして、可動コアプラグは、粘着ロールを受け入れるために固定コアプラグから離れるように移動することができる。或る特定の実施の形態において、可動コアプラグは、固定コアプラグに対向する引出しの端部に搭載される。
【0034】
或る特定の実施の形態において、ロール搭載システムは、ラッチをラッチ位置から係合解除位置に移動させるように動作可能なアクチュエータを備える。
【0035】
或る特定の実施の形態において、アクチュエータは、可動コアプラグに接続される。
【0036】
或る特定の実施の形態において、アクチュエータは可動コアプラグである。したがって、或る特定の実施の形態において、ラッチの移動は、固定コアプラグから離れる可動コアプラグの移動によって作動される。
【0037】
或る特定の実施の形態において、可動コアプラグは、固定コアプラグに対する3つの位置、すなわち、静止位置、付勢位置、及び動作位置を有する。静止位置は、固定コアプラグに最も近く、付勢位置は、固定コアプラグから最も遠く、動作位置は、静止位置と付勢位置との中間にある。静止位置では、可動コアプラグと固定コアプラグとの間に粘着ロールはない。付勢位置では、可動コアプラグと固定コアプラグとの間の距離は、受け入れられる粘着ロールの長さよりも大きく、動作位置では、可動コアプラグ及び固定コアプラグは、それぞれ、粘着ロールコアのそれぞれの中空の端部内に位置するとともに、回転軸の並進なしに粘着ロールをその長手方向軸の周りに回転させることができる距離だけ離間する。
【0038】
或る特定の実施の形態において、可動コアプラグは、その動作位置で、ラッチに作用して、ラッチを係合解除位置に保持する。このようにして、粘着ロールが所定位置にある状態で、引出しはハウジング内に完全に受け入れられる。
【0039】
或る特定の実施の形態において、可動コアプラグを静止位置から付勢位置に移動させることにより、ラッチを第1の位置から係合解除位置に移動させる。
【0040】
或る特定の実施の形態において、可動コアプラグは、引出しが完全に伸長し、引出しの内側部材が外側部材から出て固定部材から離れるように摺動するにつれて、可動コアプラグが引出しとともに移動するように、引出しの端部に搭載される。
【0041】
或る特定の実施の形態において、装置は、対向するコアプラグ間に保持された粘着ロールを備える。そのような実施の形態において、可動コアプラグに対する粘着ロールの作用は、可動コアプラグをその動作位置に保持し、したがって、ラッチは係合解除位置に保持される。粘着ロールが装置から取り外されると、可動コアプラグはその静止位置に移動し、ラッチは、係合解除位置からラッチ位置に移動させられる。このラッチで、ラッチは、操作者が引出しをハウジング内に閉じようとすると、ハウジング上に干渉する。
【0042】
本発明の更に別の態様によれば、接触クリーニングシステムが提供され、接触クリーニングシステムは、上述の粘着ロール搭載装置と、接触クリーニングローラ搭載装置であって、ハウジングと、ハウジング内に受け入れ可能であり、ハウジングの内外に移動可能である引出しとを備える、接触クリーニングローラ搭載装置とを備え、引出しは、接触クリーニングローラを受け入れて保持するように構成されたロール搭載システムを備え、粘着ロール搭載装置及び接触クリーニングローラ搭載装置は、共に、クリーニングされる基板に接触するように構成及び位置付けされた接触クリーニングローラと、接触クリーニングローラからデブリを除去するように構成及び位置付けされた粘着ロールとを提供する。
【0043】
或る特定の実施の形態において、接触クリーニングシステムは、引出しがハウジング内に完全に受け入れ可能であるかどうかを検出し、引出しがハウジング内に完全に受け入れ可能でないときに接触クリーニングシステムの起動を防止するように構成されたセンサを備える。1つの実施の形態において、センサは、ラッチがラッチ位置にあるか係合解除位置にあるかを検出するように構成される。別の実施の形態において、センサは、ハウジングに対する引出しの位置を検出するように構成される。
【0044】
本出願の範囲内で、前述の段落、特許請求の範囲、及び/又は以下の説明及び図面に記載された様々な態様、実施形態、例、及び代替例、特にそれらの個々の特徴は、独立して、又は任意の組合せで採用され得ることが明示的に意図される。すなわち、全ての実施形態及び/又は任意の実施形態の特徴は、そのような特徴が不適合でない限り、任意の方法及び/又は組合せで組み合わせることができる。出願人は、任意の最初に提出された請求項を変更する権利、又はそれに応じて任意の新たな請求項を提出する権利を留保し、この権利には、任意の最初に提出された請求項を、任意の他の請求項の任意の特徴に従属するように、及び/又は任意の他の請求項の任意の特徴を組み込むように、最初にそのような様式で請求されていなかったとしても補正する権利を含む。
【0045】
図面の簡単な説明
以下、本発明の1つ以上の実施形態を、添付の図面を参照して、単なる例として説明する。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【
図1】可動コアプラグがその静止位置にあり、ラッチが装置の引出しから突出するラッチ位置にある、本発明の一態様による粘着ロール搭載装置を示す側面図である。
【
図2】可動コアプラグが動作位置にあり、粘着ロールがその上に搭載された、本発明による粘着ロール搭載装置を示す側面図である。
【
図3】
図1の装置の円A内の可動コアプラグがその静止位置にあり、ラッチがその第1の突出位置にある状態を示す拡大図である。
【
図4】
図2の装置の円B内の可動コアプラグがその付勢位置にあり、ラッチがその第2の収納位置にある状態を示す拡大図である。
【
図5】(a)静止位置、(b)付勢位置、及び、(c)動作位置にある、本発明による粘着ロール搭載装置内への粘着ロールの組付け時の可動コアプラグを示す拡大図である。
【
図6】
図1の粘着ロール搭載装置を備える引出しが伸長位置にある、本発明の一態様に係る接触クリーニング装置を示す斜視図である。
【
図7】可動コアプラグが静止位置にある、本発明の一態様による別の接触クリーニング装置を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0047】
詳細な説明
図1及び
図2は、引出し102内の粘着ロール搭載装置100を示す。引出し102は、接触クリーニングシステム(200、
図6参照)のハウジング(202、
図6参照)内に搭載することができる。引出し102は、一対の対向する引出しスライド104を備え、引出しスライド104に沿って、引出し102を、ハウジング202内へ閉位置まで後退させること、及びハウジング202から開位置まで伸長させることができる。
【0048】
図1に示されているように、ロール搭載装置100は、固定コアプラグ106及び可動コアプラグ108を備える。固定コアプラグ106は、引出し102がハウジング202に搭載されて開位置にあるときにハウジング202に最も近い、引出し102の第1の端部に搭載される。固定コアプラグ106は、引出し102に対して固定位置に留まる。可動コアプラグ108は、引出し102の第1の端部とは反対側の第2の端部に搭載される。可動コアプラグ108は、引出し102内で固定コアプラグ106から離れる直線方向に移動可能である。したがって、可動コアプラグ108は、粘着ロール(210、
図2参照)を受け入れるために、固定コアプラグ106から離れるように移動することができる。
【0049】
固定コアプラグ106及び可動コアプラグ108は、それぞれ、切頭円錐形部分を有する。切頭円錐形部分は、対向する固定コアプラグ106又は可動コアプラグ108に面する端部にある。固定コアプラグ106及び可動コアプラグ108のそれぞれの切頭円錐形部分は、粘着ロールコアの中空の端部内に受け入れることができる。したがって、粘着ロール(図示せず)を固定コアプラグ106と可動コアプラグ108との間に搭載することができる。
図2は、固定コアプラグ106と可動コアプラグ108との間に搭載された粘着ロール210を示す。
【0050】
図5(a)から
図5(c)に示されているように、可動コアプラグ108は、固定コアプラグ106に対して、静止位置(
図5(a)参照)、付勢位置(
図5(b)参照)、及び動作位置(
図5(c)参照)の3つの位置を有する。可動コアプラグ108は、例えば、ばね(118、
図3及び
図4参照)によって、静止位置に向かって付勢される。
【0051】
静止位置では、
図1、
図3、及び
図5(a)に示されているように、可動コアプラグ108は固定コアプラグ106に最も近い。可動コアプラグ108と固定コアプラグ106との間に粘着ロールはない。付勢位置では、
図5(b)に示されているように、可動コアプラグ108は、固定コアプラグ106から最も遠い。可動コアプラグ108と固定コアプラグ106との間の距離は、粘着ロール210の長さよりも大きく、粘着ロール210を固定コアプラグ106と可動コアプラグ108との間に位置決めするか、又は固定コアプラグ106と可動コアプラグ108との間から取り外すことを可能にする。動作位置では、
図2、
図4、及び
図5(c)に示されているように、可動コアプラグ108は、静止位置と付勢位置との中間にある。可動コアプラグ108及び固定コアプラグ106は、それぞれ、粘着ロールコアのそれぞれの中空の端部内に位置するとともに、回転軸の並進なしに粘着ロール210をその長手方向軸の周りに回転させることができる距離だけ離間する。
【0052】
固定コアプラグ106及び可動コアプラグ108は、それぞれ、粘着ロールへの結合を改善するための把持要素107、109を備える。把持要素107、109は、変形可能な表面を備える。図示の例においては、変形可能な表面はОリングである。
【0053】
図1及び
図2に示されているように、ラッチ110が、引出し102の第2の端部に枢動可能に搭載される。ラッチ110は、ピンによって、又はラッチが周りに枢動することができる支点を提供する別の手段によって引出し102に搭載される。
図3及び
図4の拡大図に示されているラッチ110は、第1の脚部112と第2の脚部114とを備える本体から形成されており、これらの脚部は、共通枢動点(図示せず)から同一平面内で互いに或る角度で延在する。図示の例においては、第2の脚部114は、第1の脚部112から約90度の角度で延在する。
【0054】
可動コアプラグ108は、可動コアプラグ108の切頭円錐形部分に固定して接続され、それとともに運動可能なアクチュエータ117を備える。アクチュエータ117の表面は、ラッチ110の第1の脚部112と接触するように移動可能である。アクチュエータ117は、ラッチ110の第1の脚部112を押圧して、ラッチ110を枢動するように作動させることができる。
【0055】
アクチュエータ117は、可動コアプラグ108が動作位置にあるときに移動して第1の脚部112と接触し、第1の脚部112を枢動させる。
【0056】
図1及び
図3は、ラッチ110が第1の枢動ラッチ位置にあり、可動コアプラグ108が静止位置にある状態を示す。この位置では、アクチュエータ117の表面は第1の脚部112と接触しておらず、第2の脚部114は外向きに突出する。第1の枢動位置では、ラッチ110の第2の脚部114は、ハウジング(202、
図6参照)のストッパ要素204の側部に当接し、引出し102が開位置から閉位置に摺動することを防止する。これにより、ラッチ110がラッチ位置にあるときに引出し102がハウジング202内に完全に閉じられることが防止される。換言すれば、引出し102は、ラッチ110がラッチ位置にあるときに、ハウジング202内に完全にではなく部分的に受け入れられ得る。
【0057】
特に
図3に示されているように、可動コアプラグ108は、コアプラグ支持体116及びばね118によってその搭載ブロックに搭載される。コアプラグ支持体116は、可動コアプラグ108がその搭載ブロックに向かって移動するにつれて可動コアプラグ108の開口を通過する細長い円筒形の部材である。コアプラグ支持体116が可動コアプラグ108の開口を通って摺動することにより、可動コアプラグがその搭載ブロック114に向かって、及び搭載ブロック114から離れるように並進運動することが可能になる。可動コアプラグ108をコアプラグ支持体116上に保持する保持手段が設けられる。保持手段は、締結具、例えばナットとすることができる。
【0058】
可動コアプラグ108は、ばね118によってその搭載ブロックから離れるように付勢される。したがって、可動コアプラグ108の並進運動は、ばね118の付勢に抗する。使用中、ばね118は、可動コアプラグ108を固定コアプラグに向かって戻して、粘着ロールを可動コアプラグ108と固定コアプラグ106との間の所定位置に保持する。
【0059】
例においては、ストッパ要素204は、ハウジング202と固定して接続されるか、又は一体的に形成されたブロック、リップ、又は他の障害物とすることができる。他の例においては、ストッパ要素204は、ハウジング202の壁であってもよい。
【0060】
図2及び
図4は、ラッチ110が第2の枢動係合解除位置にあり、可動コアプラグ108が動作位置にある状態を示す。この位置では、アクチュエータ117の表面が第1の脚部112に作用し、第2のラッチ脚部114が後退する。係合解除位置では、ラッチ110は、第2の脚部114がストッパ要素204と接触しなくなるように第2の脚部114を後退させるように枢動され、引出し102が開位置と閉位置との間で摺動されることを可能にする。したがって、引出し102は、ハウジング202内に完全に受け入れられ得る。
【0061】
本開示に記載のラッチ110は、ラッチ位置と係合解除位置との間で枢動可能である。代替的な実施形態において、ラッチ110は、引出し102が開位置と閉位置との間で摺動することを防止及び/又は可能にするように、ラッチ位置と係合解除位置との間で摺動可能又は他の方法で移動可能であってもよい。
【0062】
図6は、ハウジング202を備える接触クリーニングシステム200を示す。粘着ロール搭載装置100を備える引出し102は、引出しスライド104に沿ってハウジング202の内外に摺動可能である。各引出しスライド104は、外側部材105a、内側部材105bを備える。外側部材105a、内側部材105bは、入れ子式の態様で伸長可能である。1つの例において、固定部材が、ハウジング202の内面に搭載される。外側部材105aは、固定部材に沿って伸長可能であり、内側部材105bは、引出しスライド104を完全に伸長させるために、外側部材105a及び内側部材105bのそれぞれの長手方向軸と平行な方向に外側部材105aから伸長可能である。別の例によれば、引出しスライド104は、ハウジング202に搭載された外側部材と、外側部材から伸長可能な内側部材との2つの部材のみを備えてもよい。
【0063】
接触クリーニングローラ220がハウジング202内に搭載される。粘着ロール210が粘着ロール搭載装置100内に搭載される。粘着ロール210を収容する粘着ロール搭載装置100は、粘着ロール210が接触クリーニングローラ220と位置合わせされて位置決めされ得るように、ハウジング202内に摺動可能であり、ハウジング202内に完全に受け入れ可能である。接触クリーニングシステム200の使用中、粘着ロール210は、粘着ロールの表面が接触クリーニングローラ220の表面と接触するように位置決めされる。
【0064】
接触クリーニングシステム200は、引出しがハウジング202内に完全に受け入れられることができるかどうかを検出するセンサを備えることができる。例えば、センサは、ラッチ110の位置を検出することができるか、又はセンサは、引出し102の位置を検出することができる。引出し102がハウジング202内に完全に受け入れられることができないこと、例えば、ラッチ110がラッチ位置にあること、又は引出し102がハウジング202から突出していることをセンサが検出すると、センサは、接触クリーニング装置200が起動されるのを防止することができる。引出し102がハウジング202内に完全に受け入れられることができること、例えば、ラッチ110が係合解除位置にあること、又は引出し102がハウジング202内に完全に受け入れられていることをセンサが検出すると、センサは、接触クリーニング装置200を起動させることができる。センサは、接触クリーニング装置200の起動を防止又は可能にするスイッチとして作用することができる。代替的に、センサは、接触クリーニング装置200の起動を制御する接触クリーニング装置200のコントローラに情報を送信してもよい。
【0065】
図1から
図6を参照して、接触クリーニング装置200内への粘着ロール210の組付けについて説明する。粘着ロール210の端部は、可動コアプラグ108に対して配置される。粘着ロール210を使用して、可動コアプラグ108を(
図5(a)に示すような)静止位置から(
図5(b)に示すような)付勢位置に移動させることができる。これにより、粘着ロール210の対向する端部が粘着ロールコア内に固定コアプラグ106を受け入れることができるように、粘着ロールを可動コアプラグ108と固定コアプラグ106との間に位置決めすることができる。次いで、可動コアプラグ108を(
図5(c)に示すような)動作位置に移動させて、粘着ロール210を所定位置に保持する。この可動コアプラグ108の移動は、
図4に示されているように、アクチュエータ117の表面を第1の脚部112に対して押し、ラッチ110が枢動させられ、第2のラッチ脚部114がストッパ要素204から離れるように後退させられる。次いで、粘着ロール210は、(
図2に示すように)可動コアプラグ108と固定コアプラグ106との間に保持され、可動コアプラグ108は動作位置に留まり、アクチュエータ117はラッチ110を係合解除位置に保持する。次いで、引出し102は、ハウジング202内に完全に受け入れられるように閉位置に摺動される。引出し102が閉位置にある状態で、粘着ロール210は接触クリーニングローラ220に接触し、接触クリーニングシステム200を動作させることができる。
【0066】
接触クリーニング装置200の使用中、基板が、基板の表面に沿って回転して基板からデブリを除去する接触クリーニングローラ220上を通過する。粘着ロール210は、接触クリーニングローラ220の回転によって回転し、接触クリーニングローラ220からデブリを収集する。接触クリーニング装置200の動作中、粘着ロール210に粘着層を追加するか、又は粘着ロール210から粘着層を取り除くことによって、粘着ロール210の外面を補充することができる。
【0067】
粘着ロール210が使用可能でなくなった場合、操作者は、引出し102を開き、可動コアプラグ108を付勢位置に移動させて、使用済みの粘着ロール210を取り外す。次いで、可動コアプラグ108が解除され、ばね付勢によって静止位置に戻る。可動コアプラグ108が静止位置に移動すると、アクチュエータ117は第1の脚部112を解除し、
図3に示されているように、ラッチ110を枢動させてラッチ位置に戻し、第2の脚部114を突出させる。操作者が引出し102を閉じようとすると、第2の脚部114がストッパ要素204に干渉し、引出し102がハウジング202内に完全に受け入れられるのを防止する。次いで、上述したように、可動コアプラグ108と固定コアプラグ106との間で新品の粘着ロール210と交換することができる。
【0068】
図7に示されているように、静止位置にある、本発明によるラッチ310及び可動コアプラグ308の別の例が示されている。特徴が
図1から
図6の例と同じである場合、参照符号も同じままであるが、最初の数字として「3」を有する。
【0069】
図1から
図6に示されている実施形態と同様に、ラッチ310が、引出しの第2の端部に枢動可能に搭載される。ラッチ310は、第1の脚部312と第2の脚部314とを備える本体から形成され、これらの脚部は、共通枢動点(図示せず)から同一平面内で互いに或る角度で延在する。図示の例において、第2の脚部314は、第1の脚部312から約90度の角度で延在する。
【0070】
可動コアプラグ308は、可動コアプラグ308の切頭円錐形部分に固定して接続され、それとともに運動可能なアクチュエータ317を備える。アクチュエータ317は、フランジ付きブロックである。アクチュエータ317は、使用者が手でばね荷重セクションを引き戻し、可動コアプラグ308を搭載ブロック314に向かって移動させて、粘着ロールの交換を補助することを可能にする。
【0071】
アクチュエータ317の表面は、ラッチ310の第1の脚部312と接触するように移動可能である。アクチュエータ317は、ラッチ310の第1の脚部312を押圧して、ラッチ310を枢動するように作動させることができる。
【0072】
アクチュエータ317は、可動コアプラグ308が動作位置にあるときに移動して第1の脚部312と接触し、第1の脚部312を枢動させる。
【0073】
可動コアプラグ308は、把持要素309を備える。把持要素309は、円筒形表面である。円筒形表面の円周は、粘着ロールコアとの締まり嵌めを提供するように構成される。任意選択で、固定コアプラグ(図示せず)も、対応する把持要素を備える。
【0074】
可動コアプラグは、停止要素319を備える。停止要素319は、粘着ロールコアに当接し、粘着ロールが装填位置にあるときに粘着ロールの軸方向移動を制限するように構成される。
【0075】
本明細書(添付の特許請求の範囲、要約書、及び図面をいずれも含む)に開示された特徴の全て、及び/又はそのように開示された任意の方法又はプロセスのステップの全ては、そのような特徴及び/又はステップの少なくともいくつかが相互に排他的である組合せを除いて、任意の組合せで組み合わせることができる。
【0076】
本明細書(添付の特許請求の範囲、要約書、及び図面をいずれも含む)に開示された各特徴は、明示的に別段の定めをした場合を除き、同じ、同等の、又は同様の目的を果たす代替の特徴によって置き換えることができる。したがって、明示的に別段の定めをした場合を除き、開示される各特徴は、一般的な一連の同等又は類似の特徴の一例にすぎない。
【0077】
本発明は、任意の前述の実施形態の詳細に限定されない。本発明は、本明細書(添付の特許請求の範囲、要約書、及び図面をいずれも含む)に開示された特徴の任意の新規な1つ、又は任意の新規な組合せ、或いはそのように開示された任意の方法又はプロセスのステップの任意の新規な1つ、又は任意の新規な組合せに及ぶ。特許請求の範囲は、単に前述の実施形態を網羅するものと解釈されるべきではなく、特許請求の範囲内に入る任意の実施形態も網羅するものと解釈されるべきである。
【符号の説明】
【0078】
部品のリスト
粘着ロール搭載装置100
引出し102
引出しスライド104
外側部材105a
内側部材105b
固定コアプラグ106
把持要素107
可動コアプラグ108
把持要素109
ラッチ110
第1の脚部112
第2の脚部114
コアプラグ支持体116
アクチュエータ117
ばね118
接触クリーニングシステム200
ハウジング202
ストッパ要素204
粘着ロール210
接触クリーニングローラ220
引出しスライド304
可動コアプラグ308
把持要素309
ラッチ310
第1の脚部312
第2の脚部314
コアプラグ支持体316
アクチュエータ317
ばね318