(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024163273
(43)【公開日】2024-11-21
(54)【発明の名称】マーケティングメッセージを特典情報で提供するための方法、コンピュータ装置、およびコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/0241 20230101AFI20241114BHJP
G06Q 30/0207 20230101ALI20241114BHJP
【FI】
G06Q30/0241
G06Q30/0207
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024157320
(22)【出願日】2024-09-11
(62)【分割の表示】P 2022193906の分割
【原出願日】2022-12-05
(31)【優先権主張番号】10-2022-0080372
(32)【優先日】2022-06-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【新規性喪失の例外の表示】新規性喪失の例外適用申請有り
(71)【出願人】
【識別番号】505205812
【氏名又は名称】ネイバー コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】NAVER Corporation
(74)【代理人】
【識別番号】110004381
【氏名又は名称】弁理士法人ITOH
(72)【発明者】
【氏名】ソ ユギョン
(72)【発明者】
【氏名】ク ソンイ
(72)【発明者】
【氏名】キム セチョル
(72)【発明者】
【氏名】イ スヨン
(72)【発明者】
【氏名】イム ソジン
(72)【発明者】
【氏名】アン ガヨン
(72)【発明者】
【氏名】オ ヘリム
(72)【発明者】
【氏名】ユン ギョンヒ
(72)【発明者】
【氏名】イ ソミョン
(72)【発明者】
【氏名】ユ ソンウ
(72)【発明者】
【氏名】パク チャンヘ
(72)【発明者】
【氏名】キム ソンミン
(72)【発明者】
【氏名】イム ヨンギュ
(72)【発明者】
【氏名】キム ジュンモ
(72)【発明者】
【氏名】イム ドンソブ
(72)【発明者】
【氏名】アン チャンギュ
(72)【発明者】
【氏名】イ ギョンファン
(72)【発明者】
【氏名】ユ ヒョンド
(72)【発明者】
【氏名】ソン ヒョンジュン
(57)【要約】
【課題】 マーケティングメッセージを特典情報で提供するための方法、コンピュータ装置、およびコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】 マーケティングメッセージ提供方法は、事業者が最近の一定時間内に発送したマーケティングメッセージのうちから一定の条件を満たすメッセージを選別する段階、および前記一定の条件を満たすメッセージを特典フィードで構成して表示する段階を含む。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータ装置で実行されるマーケティングメッセージ提供方法であって、
前記コンピュータ装置は、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、
前記マーケティングメッセージ提供方法は、
前記少なくとも1つのプロセッサにより、事業者が最近の一定時間内に発送したマーケティングメッセージのうちから一定の条件を満たすメッセージを選別する段階、
前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記一定の条件を満たすメッセージをフィードで構成して表示する段階、および
前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記フィードで構成されたメッセージのうちから特定の事業者のメッセージが選択される場合、ユーザと前記特定の事業者間のトークルームを提供する段階、
を含み、
前記提供する段階は、
前記トークルームにおいて、前記選択されたメッセージを表示する段階
を含み、
前記一定の条件を満たすメッセージをフィードで構成して表示する段階は、
前記ユーザが特定事業者のマーケティング受信に未同意のユーザの場合には、前記トークルームにおいて、前記選択されたメッセージを揮発性のある臨時メッセージ形態で構成して表示し、
前記ユーザが前記特定の事業者のマーケティング受信に同意したユーザの場合には、前記マーケティングメッセージをトーク履歴に保存される受信メッセージ形態で構成して前記トークルームに表示する、む、マーケティングメッセージ提供方法。
【請求項2】
前記選別する段階は、
メッセージ閲覧回数、人工知能推薦モデリングを用いたリランキング、又は人工知能推薦モデリングを用いたユーザと前記事業者間の親密度距離を示すスコアに基づいて、少なくとも1つのマーケティングメッセージを人気メッセージとして選定する段階
を含む、請求項1に記載のマーケティングメッセージ提供方法。
【請求項3】
前記一定の条件を満たすメッセージをフィードで構成して表示する段階は、
前記フィードで構成されたメッセージを、メッセージ発送時間とメッセージ閲覧回数のうちの少なくとも1つを基準にして整列する段階、又は、
前記フィードで構成されたメッセージを、メッセージ発送時間を基準にしてグルーピングした後、グループごとにメッセージ閲覧回数を基準にして当該グループ内のメッセージを整列する段階、又は、
前記フィードで構成されたメッセージを、人工知能推薦モデリングを用いて計算されたユーザと前記事業者間の親密度スコアを基準にして整列する段階、
を含む、請求項2に記載のマーケティングメッセージ提供方法。
【請求項4】
前記一定の条件を満たすメッセージをフィードで構成して表示する段階は、
前記フィードで構成されたメッセージに対して、カテゴリごとのブラウジングのためにカテゴリリストを提供する段階、又は、
前記フィードで構成されたメッセージそれぞれに対して、当該メッセージの性質と内容を特典タイプに区別するためのメッセージタグを表示する段階、
を含む、請求項2に記載のマーケティングメッセージ提供方法。
【請求項5】
前記マーケティングメッセージ提供方法は、
前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記事業者に関する情報が検索結果として表示される検索結果画面上に前記事業者のマーケティングメッセージを表示する段階
をさらに含む、請求項2に記載のマーケティングメッセージ提供方法。
【請求項6】
前記事業者のマーケティングメッセージを表示する段階は、
前記事業者が発送したマーケティングメッセージのうちで検索結果との連動が設定されたマーケティングメッセージを前記検索結果画面に表示すること
を特徴とする、請求項5に記載のマーケティングメッセージ提供方法。
【請求項7】
前記マーケティングメッセージ提供方法は、
前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記事業者の商品や会社に関するユーザ活動情報に基づいてユーザリストを生成する段階、および
前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記事業者のメッセージ発送要請にしたがい、前記ユーザリストに含まれたユーザに対して前記事業者のマーケティングメッセージを発送する段階
をさらに含む、請求項2に記載のマーケティングメッセージ提供方法。
【請求項8】
請求項1~7のうちのいずれか一項に記載のマーケティングメッセージ提供方法を前記コンピュータ装置に実行させるためのコンピュータプログラム。
【請求項9】
コンピュータ装置であって、
メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサ
を含み、
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記メモリに含まれる前記コンピュータ読み取り可能な命令を実行すると、請求項1~7のいずれか一項に記載のマーケティングメッセージ提供方法を実行する、コンピュータ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
以下の説明は、マーケティングメッセージを提供する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
デバイス同士がメッセージをやり取りする方式を大別すると、プル(Pull)方式とプッシュ(Push)方式がある。
【0003】
プル方式は、デバイスが情報提供先から情報を随時確認して取り込むものであって、例えば、スマートフォンのフォアグラウンドやバックグラウンドでポーリングを行ってデータを更新する。
【0004】
一方、プッシュ方式は、投稿者あるいはサーバから情報を強制的にデバイスに伝達するものであって、例えば、オペレーティングシステムがプッシュサポートサービスと持続的な接続を保った状態でサーバ側からスマートフォンにメッセージを伝達する。
【0005】
一例として、特許文献1(登録日2003年11月25日)には、広告映像データをプッシュ方式で提供する技術が開示されている。
【0006】
マーケティング情報は、通知受信や友達追加の設定においてマーケティングの受信に同意したユーザに対してプッシュメッセージで提供されることが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】韓国登録特許第10-0408597号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
事業者のマーケティングメッセージを選別し、フィード(feed)形態の特典情報で提供することができる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
コンピュータ装置で実行されるマーケティングメッセージ提供方法であって、前記コンピュータ装置は、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、前記マーケティングメッセージ提供方法は、前記少なくとも1つのプロセッサにより、事業者が最近の一定時間内に発送したマーケティングメッセージのうちから一定の条件を満たすメッセージを選別する段階、および前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記一定の条件を満たすメッセージを特典フィードで構成して表示する段階を含む、マーケティングメッセージ提供方法を提供する。
【0010】
前記マーケティングメッセージ提供方法を前記コンピュータ装置に実行させるためのコンピュータプログラムを提供する。
【0011】
コンピュータ装置であって、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、前記少なくとも1つのプロセッサは、事業者が最近の一定時間内に発送したマーケティングメッセージのうちから一定の条件を満たすメッセージを選別し、前記一定の条件を満たすメッセージを特典フィードで構成して表示することを特徴とする、コンピュータ装置を提供する。
【発明の効果】
【0012】
本発明の実施形態によると、事業者のマーケティングメッセージを選別してフィード形態の特典情報として提供することにより、新たなマーケティングサービスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明の一実施形態における、ネットワーク環境の例を示した図である。
【
図2】本発明の一実施形態における、コンピュータ装置の例を示したブロック図である。
【
図3】本発明の一実施形態における、コンピュータ装置が実行することができるマーケティングメッセージ提供方法の例を示したフローチャートである。
【
図4】本発明の一実施形態における、コンピュータ装置が実行することができるマーケティングメッセージ提供方法の例を示したフローチャートである。
【
図5】本発明の一実施形態における、マーケティングメッセージの受信面を説明するための例示図である。
【
図6】本発明の一実施形態における、マーケティングメッセージの受信面を説明するための例示図である。
【
図7】本発明の一実施形態における、マーケティングメッセージの発送ツール画面を示した例示図である。
【
図8】本発明の一実施形態における、マーケティングメッセージに対する特典タイプを表示するマーケティングメッセージの受信面を示した例示図である。
【
図9】本発明の一実施形態における、臨時メッセージ形状と永続メッセージ形状を説明するための例示図である。
【
図10】本発明の一実施形態における、マーケティングメッセージと関連するトークルームを提供する過程を説明するための例示図である。
【
図11】本発明の一実施形態における、マーケティングメッセージと関連するトークルームを提供する過程を説明するための例示図である。
【
図12】本発明の一実施形態における、検索結果にマーケティングメッセージを連動させる過程を説明するための例示図である。
【
図13】本発明の一実施形態における、マーケティングメッセージの発送過程の一例を示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0014】
<発明の概要>
コンピュータ装置で実行されるマーケティングメッセージ提供方法であって、前記コンピュータ装置は、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、前記マーケティングメッセージ提供方法は、前記少なくとも1つのプロセッサにより、事業者が最近の一定時間内に発送したマーケティングメッセージのうちから一定の条件を満たすメッセージを選別する段階、および前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記一定の条件を満たすメッセージを特典フィードで構成して表示する段階を含む、マーケティングメッセージ提供方法を提供する。
【0015】
一側面によると、前記選別する段階は、メッセージの閲覧回数に基づいて、少なくとも1つのマーケティングメッセージを人気メッセージとして選定する段階を含んでよい。
【0016】
他の側面によると、前記選別する段階は、人工知能推薦モデリングを用いたリランキングに基づいて、少なくとも1つのマーケティングメッセージをユーザに個人化された推薦メッセージとして選定する段階を含んでよい。
【0017】
また他の側面によると、前記選別する段階は、人工知能推薦モデリングを用いてユーザと前記事業者間の親密度距離を示したスコアに基づいて、少なくとも1つのマーケティングメッセージを前記ユーザに個人化された推薦メッセージとして選定する段階を含んでよい。
【0018】
また他の側面によると、前記表示する段階は、前記特典フィードで構成されたメッセージを、メッセージ発送時間とメッセージ閲覧回数のうちの少なくとも1つを基準に整列させる段階を含んでよい。
【0019】
また他の側面によると、前記表示する段階は、メッセージ発送時間を基準に前記特典フィードで構成されたメッセージをグルーピングした後、グループごとにメッセージ閲覧回数を基準にしてグループ内のメッセージを整列させる段階を含んでよい。
【0020】
また他の側面によると、前記表示する段階は、前記特典フィードで構成されたメッセージを、人工知能推薦モデリングを用いて計算されたユーザと前記事業者間の親密度スコアを基準に整列させる段階を含んでよい。
【0021】
また他の側面によると、前記表示する段階は、前記特典フィードで構成されたメッセージに対して、各カテゴリのブラウジング(browsing)のためにカテゴリリストを提供する段階を含んでよい。
【0022】
また他の側面によると、前記表示する段階は、前記特典フィードで構成されたメッセージそれぞれに対して、メッセージの性質と内容を特典タイプに区別するためのメッセージタグを表示する段階を含んでよい。
【0023】
また他の側面によると、前記マーケティングメッセージ提供方法は、前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記特典フィードで構成されたメッセージのうちから特定の事業者のメッセージが選択される場合、ユーザと前記特定の事業者間のトークルームを提供する段階をさらに含んでよい。
【0024】
また他の側面によると、前記提供する段階は、前記ユーザが前記特定の事業者のマーケティング受信に未同意のユーザである場合、前記選択されたメッセージを揮発性のある臨時メッセージ形態で構成して前記トークルームに表示する段階、および前記ユーザが前記特定の事業者のマーケティング受信に同意したユーザである場合、前記マーケティングメッセージをトーク履歴に保存される受信メッセージ形態で構成して前記トークルームに表示する段階を含んでよい。
【0025】
また他の側面によると、前記マーケティングメッセージ提供方法は、前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記事業者に関する情報が検索結果として表示される検索結果画面上に前記事業者のマーケティングメッセージを表示する段階をさらに含んでよい。
【0026】
また他の側面によると、前記事業者のマーケティングメッセージを表示する段階は、前記事業者が発送したマーケティングメッセージのうちで検索結果との連動が設定されたマーケティングメッセージを前記検索結果画面に表示してよい。
【0027】
さらに他の側面によると、前記マーケティングメッセージ提供方法は、前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記事業者の商品や会社に関するユーザ活動情報に基づいてユーザリストを生成する段階、および前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記事業者のメッセージ発送要請にしたがい、前記ユーザリストに含まれたユーザに対して前記事業者のマーケティングメッセージを発送する段階をさらに含んでよい。
【0028】
前記マーケティングメッセージ提供方法を前記コンピュータ装置に実行させるためのコンピュータプログラムを提供する。
【0029】
コンピュータ装置であって、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、前記少なくとも1つのプロセッサは、事業者が最近の一定時間内に発送したマーケティングメッセージのうちから一定の条件を満たすメッセージを選別し、前記一定の条件を満たすメッセージを特典フィードで構成して表示することを特徴とする、コンピュータ装置を提供する。
【0030】
<発明の詳細>
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら詳しく説明する。
【0031】
本発明の実施形態は、マーケティングメッセージを提供する技術に関する。
【0032】
本明細書で具体的に開示される事項を含む実施形態は、事業者のマーケティングメッセージを一定基準のフィードで構成して特典情報としてユーザに提供することができる。
【0033】
本発明の実施形態に係るマーケティングメッセージ提供システムは、少なくとも1つのコンピュータ装置によって実現されてよく、本発明の実施形態に係るマーケティングメッセージ提供方法は、マーケティングメッセージ提供システムに含まれる少なくとも1つのコンピュータ装置によって実行されてよい。このとき、コンピュータ装置においては、本発明の一実施形態に係るコンピュータプログラムがインストールされて実行されてよく、コンピュータ装置は、実行されたコンピュータプログラムの制御にしたがって本発明の実施形態に係るマーケティングメッセージ提供方法を実行してよい。上述したコンピュータプログラムは、コンピュータ装置と結合してマーケティングメッセージ提供方法をコンピュータに実行させるためにコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてよい。
【0034】
図1は、本発明の一実施形態における、ネットワーク環境の例を示した図である。
図1のネットワーク環境は、複数の電子機器110、120、130、140、複数のサーバ150、160、およびネットワーク170を含む例を示している。このような
図1は、発明の説明のための一例に過ぎず、電子機器の数やサーバの数が
図1のように限定されることはない。また、
図1のネットワーク環境は、本実施形態に適用可能な環境のうちの一例を説明したものに過ぎず、本実施形態に適用可能な環境が
図1のネットワーク環境に限定されることはない。
【0035】
複数の電子機器110、120、130、140は、コンピュータ装置によって実現される固定端末や移動端末であってよい。複数の電子機器110、120、130、140の例としては、スマートフォン、携帯電話、ナビゲーション、PC(personal computer)、ノート型PC、デジタル放送用端末、PDA(Personal Digital Assistant)、PMP(Portable Multimedia Player)、タブレットなどがある。一例として、
図1では、電子機器110の例としてスマートフォンを示しているが、本発明の実施形態において、電子機器110は、実質的に無線または有線通信方式を利用し、ネットワーク170を介して他の電子機器120、130、140および/またはサーバ150、160と通信することができる多様な物理的なコンピュータ装置のうちの1つを意味してよい。
【0036】
通信方式が限定されることはなく、ネットワーク170が含むことのできる通信網(一例として、移動通信網、有線インターネット、無線インターネット、放送網)を利用する通信方式だけではなく、機器間の近距離無線通信が含まれてもよい。例えば、ネットワーク170は、PAN(personal area network)、LAN(local area network)、CAN(campus area network)、MAN(metropolitan area network)、WAN(wide area network)、BBN(broadband network)、インターネットなどのネットワークのうちの1つ以上の任意のネットワークを含んでよい。さらに、ネットワーク170は、バスネットワーク、スターネットワーク、リングネットワーク、メッシュネットワーク、スター-バスネットワーク、ツリーまたは階層的ネットワークなどを含むネットワークトポロジのうちの任意の1つ以上を含んでもよいが、これらに限定されることはない。
【0037】
サーバ150、160それぞれは、複数の電子機器110、120、130、140とネットワーク170を介して通信して命令、コード、ファイル、コンテンツ、サービスなどを提供する1つ以上のコンピュータ装置によって実現されてよい。例えば、サーバ150は、ネットワーク170を介して接続した複数の電子機器110、120、130、140にサービス(一例として、特典サービス)を提供するシステムであってよい。
【0038】
図2は、本発明の一実施形態における、コンピュータ装置の例を示したブロック図である。上述した複数の電子機器110、120、130、140それぞれやサーバ150、160それぞれは、
図2に示したコンピュータ装置200によって実現されてよい。例えば、本発明の実施形態に係る臨時メッセージ処理システムは、
図2に示したコンピュータ装置200によって実現されてよい。
【0039】
このようなコンピュータ装置200は、
図2に示すように、メモリ210、プロセッサ220、通信インタフェース230、および入力/出力インタフェース240を含んでよい。メモリ210は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)、およびディスクドライブのような永続的大容量記録装置を含んでよい。ここで、ROMやディスクドライブのような永続的大容量記録装置は、メモリ210とは区分される別の永続的記録装置としてコンピュータ装置200に含まれてもよい。また、メモリ210には、オペレーティングシステムと、少なくとも1つのプログラムコードが記録されてよい。このようなソフトウェア構成要素は、メモリ210とは別のコンピュータ読み取り可能な記録媒体からメモリ210にロードされてよい。このような別のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、フロッピー(登録商標)ドライブ、ディスク、テープ、DVD/CD-ROMドライブ、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体を含んでよい。他の実施形態において、ソフトウェア構成要素は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体ではない通信インタフェース230を通じてメモリ210にロードされてもよい。例えば、ソフトウェア構成要素は、ネットワーク170を介して受信されるファイルによってインストールされるコンピュータプログラムに基づいてコンピュータ装置200のメモリ210にロードされてよい。
【0040】
プロセッサ220は、基本的な算術、ロジック、および入出力演算を実行することにより、コンピュータプログラムの命令を処理するように構成されてよい。命令は、メモリ210または通信インタフェース230によって、プロセッサ220に提供されてよい。例えば、プロセッサ220は、メモリ210のような記録装置に記録されたプログラムコードにしたがって受信される命令を実行するように構成されてよい。
【0041】
通信インタフェース230は、ネットワーク170を介してコンピュータ装置200が他の装置(一例として、上述した記録装置)と互いに通信するための機能を提供してよい。一例として、コンピュータ装置200のプロセッサ220がメモリ210のような記録装置に記録されたプログラムコードにしたがって生成した要求や命令、データ、ファイルなどが、通信インタフェース230の制御にしたがってネットワーク170を介して他の装置に伝達されてよい。これとは逆に、他の装置からの信号や命令、データ、ファイルなどが、ネットワーク170を経てコンピュータ装置200の通信インタフェース230を通じてコンピュータ装置200に受信されてよい。通信インタフェース230を通じて受信された信号や命令、データなどは、プロセッサ220やメモリ210に伝達されてよく、ファイルなどは、コンピュータ装置200がさらに含むことのできる記録媒体(上述した永続的記録装置)に記録されてよい。
【0042】
入力/出力インタフェース240は、入力/出力装置250とのインタフェースのための手段であってよい。例えば、入力装置は、マイク、キーボード、またはマウスなどの装置を、出力装置は、ディスプレイ、スピーカのような装置を含んでよい。他の例として、入力/出力インタフェース240は、タッチスクリーンのように入力と出力のための機能が1つに統合された装置とのインタフェースのための手段であってもよい。入力/出力装置250は、コンピュータ装置200と1つの装置で構成されてもよい。
【0043】
また、他の実施形態において、コンピュータ装置200は、
図2の構成要素よりも少ないか多くの構成要素を含んでもよい。しかし、大部分の従来技術的構成要素を明確に図に示す必要はない。例えば、コンピュータ装置200は、上述した入力/出力装置250のうちの少なくとも一部を含むように実現されてもよいし、トランシーバ、データベースなどのような他の構成要素をさらに含んでもよい。
【0044】
以下では、マーケティングメッセージを特典情報で提供する方法および装置の具体的な実施形態について説明する。
【0045】
本明細書において、特典サービスは、サーバ150上のショッピングプラットフォームにストア(ショッピングモール)を出店している事業者や、サーバ150と連携して地図サービスでオフラインのショップ情報が表示される事業者のマーケティングメッセージをフィードで構成してユーザに提供することができる。上述したマーケティングメッセージはもちろん、ユーザに対して、チャットAPIを通じて外部事業者が伝達しようとするマーケティングメッセージ、サーバ150上の内部サービスで伝達しようとするマーケティングメッセージなどを含んでよい。
【0046】
本実施形態において、特典サービスは、ユーザが特定のメッセージを選択すると、当該メッセージを発送した事業者とユーザの間にコミュニケーション機能を提供するチャットサービスと連動してよい。
【0047】
チャットサービスの場合、ユーザの立場では事業者と1対1で問い合わせを行うためのツールとして、事業者の立場ではユーザを対象とするマーケティング手段として使用されてよい。
【0048】
本実施形態は、事業者の場合は、マーケティング受信の同意を集めなければならないというハードルをなくし、より多くのユーザにマーケティング情報を送信することができるし、ユーザの場合は、マーケティングの受信に同意しなくても良質の情報を見つけることが可能なマーケティング手段の機能を強化することができる。
【0049】
本実施形態に係るコンピュータ装置200は、クライアントを対象に、クライアント上にインストールされた専用アプリケーションやコンピュータ装置200と関連するウェブ/モバイルサイトへの接続によって特典サービスを提供してよい。コンピュータ装置200には、コンピュータで実現されたマーケティングメッセージ提供システムが構成されてよい。一例として、マーケティングメッセージ提供システムは、独立的に動作するプログラム形態で実現されてもよいし、特定のアプリケーションのイン-アプリ(in-app)形態で構成されて前記特定のアプリケーション上で動作が可能なように実現されてもよい。
【0050】
コンピュータ装置200のプロセッサ220は、以下のマーケティングメッセージ提供方法を実行するための構成要素で実現されてよい。実施形態によって、プロセッサ220の構成要素は、選択的にプロセッサ220に含まれても除外されてもよい。また、実施形態によって、プロセッサ220の構成要素は、プロセッサ220の機能の表現のために分離されても併合されてもよい。
【0051】
このようなプロセッサ220およびプロセッサ220の構成要素は、以下のマーケティングメッセージ提供方法に含まれる段階を実行するようにコンピュータ装置200を制御してよい。例えば、プロセッサ220およびプロセッサ220の構成要素は、メモリ210が含むオペレーティングシステムのコードと、少なくとも1つのプログラムのコードとによる命令を実行するように実現されてよい。
【0052】
ここで、プロセッサ220の構成要素は、コンピュータ装置200に記録されたプログラムコードが提供する命令にしたがってプロセッサ220によって実行される、互いに異なる機能の表現であってよい。
【0053】
プロセッサ220は、コンピュータ装置200の制御と関連する命令がロードされたメモリ210から必要な命令を読み取ってよい。この場合、前記読み取られた命令は、プロセッサ220が以下で説明する段階を実行するように制御するための命令を含んでよい。
【0054】
以下で説明するマーケティングメッセージ提供方法に含まれる段階は、図に示したものとは異なる順序で実行されてもよいし、段階のうちの一部が省略されたり追加の過程がさらに含まれたりしてもよい。
【0055】
図3と
図4は、本発明の一実施形態における、コンピュータ装置が実行することができるマーケティングメッセージ提供方法の例を示したフローチャートである。
【0056】
本実施形態に係るマーケティングメッセージ提供方法は、上述したコンピュータ装置200によって実行されてよい。この場合、コンピュータ装置200のプロセッサ220は、メモリ210が含むオペレーティングシステムのコードと、少なくとも1つのプログラムのコードとによる制御命令を実行するように実現されてよい。ここで、プロセッサ220は、コンピュータ装置200に記録されたコードが提供する制御命令にしたがってコンピュータ装置200が以下のマーケティングメッセージ提供方法に含まれる段階を実行するようにコンピュータ装置200を制御してよい。
【0057】
本実施形態に係る特典サービスは、マーケティングメッセージの受信面としての役割を担う専用タブ(以下、「特典タブ」とする)を通じて事業者のマーケティングメッセージを一定の基準のフィードで構成し、特典情報としてユーザに表示することができる。
【0058】
図3は、人気のあるマーケティングメッセージ(以下、「人気メッセージ」とする)を提供する方法を説明するためのフローチャートを示している。
【0059】
図3を参照すると、段階310で、プロセッサ220は、最近発送されたマーケティングメッセージのうち閲覧回数に基づいて人気メッセージプールを構成してよい。プロセッサ220は、マーケティング受信の同意状況とは関係なく、全事業者が最近の一定時間(例えば、72時間)内に発送したマーケティングメッセージを対象に各メッセージの閲覧率を算出してよい。一例として、マーケティングメッセージの閲覧率は、メッセージを発送したユーザの数を示す発送量に比べてどれほど多くのユーザが閲覧したかを示すものとして[閲覧回数/発送量]のように定義されてよい。プロセッサ220は、最近発送された全マーケティングメッセージのうちから閲覧率が高い順に最大一定件数のメッセージを選定するか、閲覧率が閾値以上のメッセージを選定して人気メッセージプールを生成してよい。プロセッサ220は、一定の周期(例えば、24時間)ごとに人気メッセージプールをアップデートしてよい。
【0060】
段階320で、プロセッサ220は、メッセージフィルタリングにより、表示可能な少なくとも1つの人気メッセージを人気メッセージプールから選定してよい。一例として、プロセッサ220は、人気メッセージプールに含まれたマーケティングメッセージそれぞれの発送量と閲覧回数のうちの少なくとも1つに基づいて人気メッセージを選定してよい。プロセッサ220は、発送量が一定のレベル(例えば、8,000件)以上でありながら閲覧率が一定レベル(例えば、6%)以上のマーケティングメッセージを人気メッセージとして選定してよい。他の例として、プロセッサ220は、人気メッセージプールに含まれたマーケティングメッセージのうちから表示除外条件に該当するメッセージを除いた残りを人気メッセージとして選定してよい。例えば、プロセッサ220は、否定的なキーワードが含まれたメッセージ、特典(例えば、クーポンや割引など)期限が満了となったメッセージ、同一事業者または同一リンクのメッセージであって内容が重複するメッセージなどは人気メッセージプールから除き、残りのマーケティングメッセージを表示可能な人気メッセージとして選定してよい。
【0061】
段階330で、プロセッサ220は、段階320で選定された人気メッセージを特典タブで表示してよい。このとき、プロセッサ220は、メッセージ発送時間と閲覧回数のうちの少なくとも1つに基づいて人気メッセージを整列してよい。一例として、プロセッサ220は、メッセージ発送時間を基準にして人気メッセージをグルーピングした後、グループ内の人気メッセージを閲覧率順に整列してよい。例えば、プロセッサ220は、0~24時間以内に発送されたメッセージグループは閲覧率順の上位に整列し、24~48時間以内に発送されたメッセージグループは次の閲覧率順に整列し、48~72時間以内に発送されたメッセージグループは最後の閲覧率順に整列してよい。プロセッサ220は、メッセージ発送時間と閲覧回数を利用することで、最近発送されたメッセージでありながら閲覧率が高いメッセージがより上位に表示されるようにメッセージ整列を精巧化してよい。
【0062】
本実施形態では、マーケティング受信(言い換えれば、通知受信やチャンネル登録など)に未同意の事業者を含んだ全事業者のマーケティングメッセージのうちから最近他のユーザによる反応が良い人気メッセージを選別し、人気特典フィードとして提供することができる。
【0063】
図4は、個人にカスタマイズされたマーケティングメッセージ(以下、「推薦メッセージ」とする)を提供する方法を説明するためのフローチャートである。
【0064】
図4を参照すると、段階410で、プロセッサ220は、最近発送されたマーケティングメッセージに対して人工知能推薦モデリングを用いたリランキングを実行してよい。人工知能推薦モデルは、ユーザと事業者間の親密度距離を示すスコアを計算し、事業者のメッセージをスコアが高い順にランキングを決めるものである。プロセッサ220は、ユーザがマーケティング受信に同意した事業者が最近の一定時間(例えば、72時間)内に発送したマーケティングメッセージを、人工知能推薦モデリングを用いてリランキングしてよい。さらに、プロセッサ220は、マーケティング受信に同意した事業者のマーケティングメッセージとともに、潜在顧客を推薦するためのメッセージプールに対して人工知能推薦モデリングを用いたリランキングを実行してよい。プロセッサ220は、事業者がマーケティングメッセージに対するターゲティングを設定する過程においてマーケティング受信に未同意のユーザを含んだ潜在顧客ターゲティングを設定した場合、該当となるメッセージを潜在顧客の推薦のためのメッセージプールに積載してよい。プロセッサ220は、マーケティング受信に同意した事業者のマーケティングメッセージと潜在顧客を推薦するためのメッセージプールに含まれたマーケティングメッセージに対してユーザと事業者間の親密度スコアに基づいたリランキングを実行してよい。
【0065】
段階420で、プロセッサ220は、人工知能推薦モデリングを用いたリランキングによって決定された上位の一定件数のマーケティングメッセージをユーザに個人化された推薦メッセージとして提供してよい。プロセッサ220は、マーケティング受信に同意した事業者のマーケティングメッセージと潜在顧客の推薦のためのメッセージプールに含まれたマーケティングメッセージを、人工知能推薦モデリングを用いたリランキングによって事業者との親密度順に整列した後、上位の一定件数(例えば、20件)のマーケティングメッセージを個人にカスタマイズされたメッセージとして推薦してよい。このとき、プロセッサ220は、推薦メッセージとして選定されたマーケティングメッセージを推薦順に、すなわち、事業者との親密度順に整列して表示してよい。推薦メッセージの選定基準はもちろん整列基準にも親密度を活用するとして説明しているが、これに限定されてはならず、選定基準と整列基準が異なるように適用されてもよい。例えば、推薦メッセージを選定するためには親密度を活用する反面、推薦メッセージを表示するときにはメッセージ発送時間と閲覧回数のうちの少なくとも1つを活用してよい。
【0066】
本実施形態では、マーケティング受信に同意した事業者のマーケティングメッセージはもちろん、潜在顧客ターゲティングに設定されたマーケティングメッセージのうちからユーザと親密度が高い事業者のマーケティングメッセージを選別し、推薦特典フィードとして提供することができる。
【0067】
図5と
図6は、本発明の一実施形態における、マーケティングメッセージ受信面を説明するための例示図である。
【0068】
図5と
図6は、マーケティングメッセージ受信面として活用される特典タブ画面500を示している。
【0069】
図5を参照すると、プロセッサ220は、特典タブ画面500上に、人気メッセージで構成された人気特典フィード510を表示してよい。プロセッサ220は、ユーザのマーケティング受信の同意とは関係なく、全事業者が最近発送したマーケティングメッセージのうちで一定の条件(例えば、発送量や閲覧率など)を満たすマーケティングメッセージを人気メッセージとして選別して人気特典フィード510で構成してよい。
【0070】
人気特典フィード510のメッセージテンプレート要素は、事業者のプロフィール写真、店名、カテゴリ、メッセージ発送時間、特典タイプ、メッセージのタイトル、メッセージ本文などで構成されてよい。
【0071】
プロセッサ220は、人気特典フィード510を整列するにあたり、メッセージ発送時間を基準にして人気メッセージをグルーピングした後、グループ内の人気メッセージを閲覧率順に整列してよい。例えば、プロセッサ220は、0~24時間以内に発送されたメッセージは閲覧率順の上位に整列し、24~48時間以内に発送されたメッセージは次の閲覧率順に整列し、48~72時間以内に発送されたメッセージは最後の閲覧率順に整列してよい。
【0072】
プロセッサ220は、人気メッセージを探索する機能として人気特典フィード510を提供してよい。この時、個人の関心事に合った人気メッセージを選択的に閲覧することができるように、カテゴリリスト511を提供し、カテゴリごとにブラウジング(browsing)を支援してよい。
【0073】
図6を参照すると、プロセッサ220は、特典タブ画面500上に、推薦メッセージで構成された推薦特典フィード620を表示してよい。プロセッサ220は、ユーザがマーケティング受信に同意した事業者が最近発送したマーケティングメッセージと、潜在顧客ターゲティングに設定されたマーケティングメッセージのうちから人工知能推薦モデリングによって推薦メッセージとして選定されたマーケティングメッセージで推薦特典フィード620を構成してよい。
【0074】
推薦特典フィード620のメッセージテンプレート要素は、人気特典フィード510のメッセージテンプレートと同一あるいは類似するように構成されてよい。
【0075】
プロセッサ220は、推薦特典フィード620を整列するにあたり、人工知能推薦モデリングを用いたリランキングにより、推薦メッセージを事業者との親密度順に整列して表示してよい。
【0076】
図7は、本発明の一実施形態における、マーケティングメッセージ発送ツール画面を示した例示図である。
【0077】
図7を参照すると、マーケティングメッセージ発送ツール画面700には、マーケティングメッセージを作成するためのメッセージ作成インタフェースが含まれてよい。このとき、マーケティングメッセージの性質と内容によって特典タイプを選択するための特典タイプ選択インタフェース701が含まれてよい。
【0078】
プロセッサ220は、マーケティングメッセージの発送権限を有する事業者の類型やショッピングプラットフォームの運営者によって選択可能な特典タイプが異なるように構成された特典タイプ選択インタフェース701を提供してよい。例えば、サーバ150上のショッピングプラットフォームに出店している事業者の場合は、選択可能な特典タイプの種類として、タイムセール、おまけ、特価、ブランドデータ、プレゼント贈呈などが含まれてよく、サーバ150と連携する地図サービスによってオフラインストア情報が表示されている事業者の場合は、選択可能な特典タイプの種類として、割引、贈呈などが含まれてよく、ショッピングプラットフォーム運営者の場合は、選択可能な特典タイプの種類として、クーポン、ポイント贈呈、追加積立などが含まれてよい。
【0079】
プロセッサ220は、特典タブ画面500に人気特典フィード510と推薦特典フィード620を表示するにあたり、フィードを構成するマーケティングメッセージそれぞれに対して、マーケティングメッセージ発送ツール画面700で選択された特典タイプを表示してよい。例えば、
図8に示すように、プロセッサ220は、特典タブ画面500に人気特典フィード510を表示するときに、人気メッセージとして選定されたマーケティングメッセージそれぞれに対して、当該メッセージの性質と内容を示す特典タイプ801をともに表示してよい。
【0080】
プロセッサ220は、特典タブ画面500上にマーケティングメッセージを表示するときに、マーケティングメッセージの性質と内容によって事業者が選択した特典タイプ801を表示することで、マーケティングメッセージに含まれた特典を直観的に示すことができる。
【0081】
プロセッサ220は、マーケティングメッセージを特典タイプ801ごとにグループ化してフィードテンプレートに表現してよい。これにより、ユーザは、メッセージの本文を確認しなくても、特典タブ画面500上に表示されたマーケティングメッセージの特典タイプ801だけで、希望する特典のメッセージを探索することができる。
【0082】
事業者が発送したマーケティングメッセージを実質的な特典情報としてユーザに伝達するために、マーケティングメッセージの性質と内容を特典タイプ801に区別するためのメッセージタグを適用する。これにより、特典情報を探索するユーザのメッセージ発見性を高めることができ、最終的にはマーケティングメッセージの表示や購入への転換などに繋げることができる。
【0083】
本実施形態では、マーケティング受信の未同意者専用メッセージテンプレートである臨時メッセージテンプレートを用いてマーケティングメッセージを表示してよい。
【0084】
図9は、本発明の一実施形態における、臨時メッセージ形状と永続メッセージ形状を説明するための例示図である。
【0085】
図9を参照すると、マーケティング受信の未同意者を対象にしたトークルーム900ではマーケティングメッセージが臨時メッセージ形状911で表示されてよく、マーケティング受信同意者を対象にしたトークルーム900ではマーケティングメッセージが永続メッセージ形状921で表示されてよい。
【0086】
臨時メッセージ形状911とは、臨時表示方式の揮発性メッセージ形状を意味し、永続メッセージ形状921とは、トークルーム900のトーク履歴として保存されるメッセージ形状を意味する。
【0087】
臨時メッセージ形状911と永続メッセージ形状921は、マーケティングメッセージの内容を含むメッセージテンプレートで構成されてよい。
【0088】
臨時メッセージ形状911と永続メッセージ形状921のトークメッセージとしての機能は、類似するように実現されてよい。例えば、メッセージ内容に含まれたボタンリンクの動作はもちろん、メッセージ共有、メッセージ削除、メッセージ伝達、メッセージ返答などのように受信メッセージを対象にして実現可能な機能が臨時メッセージにも適用されてよい。
【0089】
臨時メッセージ形状911と永続メッセージ形状921は、一部のディスプレイ要素を相違させることで区分してよい。例えば、ふきだしの形状や色、ハイライトなどを利用して臨時メッセージ形状911と永続メッセージ形状921を区分してよい。
【0090】
マーケティング受信が同意状態のトークルーム900は、ユーザと事業者との間にコネクションが設定されているため、リアルタイムトーク(チャット)のためのメッセージ入力ウィンドウを含むトークインタフェース922や、事業者への問い合わせに関する情報が含まれた問い合わせバナー923などが含まれてよい。
【0091】
マーケティング受信が未同意の状態でのトークルーム900は、ユーザと事業者との間にコネクションが設定されていないため、トークインタフェース922と問い合わせバナー923は未表示となってよい。
【0092】
マーケティング受信の同意状況による臨時メッセージ形状911と永続メッセージ形状921の区分性に基づいてトークルーム900の機能が異なってよい。臨時メッセージに対して受信メッセージと区分される動作を適用してよい。例えば、マーケティングメッセージの場合は、受信拒否方案をトークルームに表示しなければならない政策的義務に対して、マーケティング受信の同意者のトークルーム900には受信メッセージ化されて処理された永続メッセージが表示されるため受信拒否設定のための受信拒否インタフェース924が表示される反面、マーケティング受信の未同意者のトークルーム900には実際の受信メッセージではなく揮発性のある臨時メッセージが単発的に表示されるため、受信拒否インタフェース924は省略されてよい。
【0093】
受信メッセージテンプレートと区別される臨時メッセージテンプレートを利用することにより、多様なサービス画面において、マーケティング受信の未同意者を含んだマーケティング対象に対してマーケティングメッセージを共通的に表示することができる。
【0094】
プロセッサ220は、ユーザが特典タブ画面500上に表示された特定の事業者のマーケティングメッセージを選択する場合、当該事業者とのコミュニケーション機能を提供してよい。このとき、プロセッサ220は、ユーザと事業者間のトークルーム900において、マーケティングメッセージをマーケティング受信の同意状況によって区分して表示してよい。
【0095】
図10と
図11は、本発明の一実施形態における、マーケティングメッセージと関連するトークルームを提供する過程を説明するための例示図である。
【0096】
図10を参照すると、プロセッサ220は、特典タブ画面500上に表示された人気特典フィード510からユーザがストアAのマーケティングメッセージ1001を選択する場合、ユーザがストアAのマーケティング受信に同意したユーザであるかを確認してよい。
【0097】
プロセッサ220は、ユーザがストアAのマーケティング受信に未同意の場合、ユーザとストアA間のトークルーム900に入室し、マーケティングメッセージ1001の内容を臨時メッセージ形状911でトークルーム900に表示してよい。
【0098】
プロセッサ220は、ユーザがマーケティング受信の未同意状態でマーケティングメッセージ1001のリンクを介してトークルーム900に入室するとき、ユーザ個人のメッセージ受信トレイではなく、個別のシステムからマーケティングメッセージ1001の内容を取り込んで臨時メッセージ形状911で表示してよい。
【0099】
マーケティング受信の未同意者であっても、受信メッセージとして処理されたストアAのマーケティングメッセージが存在することもある。このとき、プロセッサ220は、個人のメッセージ受信トレイに格納された受信メッセージを取り込み、個人の受信メッセージとともに臨時メッセージを表示してよい。
【0100】
プロセッサ220は、事業者のマーケティング受信に未同意のユーザであっても、臨時メッセージ処理によって誰でもマーケティングメッセージ601の閲覧が可能なようにサービスすることができる。
【0101】
臨時メッセージ形状911で表示しようとするマーケティングメッセージ1001の内容と受信済みのメッセージ内容が同一する場合もあるため、マーケティングメッセージ1001の内容を個人のメッセージ受信トレイに格納された受信メッセージと比較して重複性を確認してよい。マーケティングメッセージ1001の内容が受信済みのメッセージと重複する場合、臨時メッセージ形状911によるメッセージ構成は中断し、トークルーム900に含まれたメッセージのうちで同一内容の受信メッセージにスクロールして表示してよい。
【0102】
これにより、同一メッセージが受信メッセージと臨時メッセージとして重複表示されることを防ぐことができる。
【0103】
マーケティング受信が未同意状態では、トークルーム900において、トークインタフェース922、問い合わせバナー923、受信拒否インタフェース924などは省略されてよい。
【0104】
一方、プロセッサ220は、ユーザがストアAのマーケティング受信に同意したユーザの場合、
図11に示すように、ユーザとストアA間のトークルーム900においてマーケティングメッセージ1001の内容を永続メッセージ形状921で表示してよい。
【0105】
プロセッサ220は、マーケティング受信に同意状態のユーザがマーケティングメッセージ1001のリンクを介してトークルーム900に入室するとき、ユーザ個人のメッセージ受信トレイからマーケティングメッセージ1001の内容を取り込んで永続メッセージ形状921で表示してよい。
【0106】
このとき、トークルーム900では、トークインタフェース922、問い合わせバナー923、受信拒否インタフェース924などがアクティブ化されて表示されてよい。
【0107】
また、プロセッサ220は、マーケティング受信の未同意状態のユーザアクションにしたがい、マーケティングメッセージ1001を臨時メッセージ形状911である揮発性メッセージとして処理するか、受信メッセージ化して処理してよい。
【0108】
プロセッサ220は、マーケティングメッセージ1001が臨時メッセージ形状911でトークルーム900に表示された後、ユーザが他のトークルームに入室したりトークルーム900を退室したりすることで当該トークルーム900から離脱する場合、臨時メッセージ形状911で表示されたマーケティングメッセージ1001を揮発性メッセージとして処理してよい。
【0109】
臨時メッセージとして処理されるマーケティングメッセージ1001は、ユーザ個人のメッセージ受信トレイに累積されないメッセージであって、ユーザと事業者間のトーク履歴として残らずにトークルーム900から消えるようになる。
【0110】
プロセッサ220は、マーケティングメッセージ101が臨時メッセージ形状911でトークルーム900に表示された後、ユーザがトークルーム900でストアAのマーケティング受信に同意するか、メッセージの送信や共有などの追加アクションを行う場合、臨時メッセージ形状911で表示されたマーケティングメッセージ1001を受信メッセージ化してよい。受信メッセージ化とは、揮発性のある臨時メッセージタイプからトークルーム900のトーク履歴として保存される永続メッセージタイプに転換されることを意味する。
【0111】
受信メッセージ化されたマーケティングメッセージ1001は、ユーザ個人のメッセージ受信トレイに累積されるメッセージであって、ユーザと事業者間のトーク履歴として保存されてトークルーム900内で永続メッセージとして残るようになる。
【0112】
さらに、本実施形態では、検索ユーザに対して、検索結果面を通じて事業者のマーケティングメッセージを表示してよい。プロセッサ220は、検索結果面をマーケティングメッセージ表示面として活用することにより、マーケティング受信の同意とは関係なく、全ユーザに対してマーケティングメッセージを表示することができる。
【0113】
プロセッサ220は、サーバ150と連携する検索サービスを通じて検索結果にマーケティングメッセージを連動させてよい。
【0114】
図12は、本発明の一実施形態における、検索結果にマーケティングメッセージを連動させる過程を説明するための例示図である。
【0115】
図12は、検索結果画面1200の一例を示している。
【0116】
図12を参照すると、プロセッサ220は、検索語に対応する事業者の商品情報1201が検索結果として表示される検索結果画面1200上に、当該事業者のマーケティングメッセージ1210を表示してよい。
【0117】
プロセッサ220は、事業者のマーケティングメッセージのうちで最近の一定時間(例えば、7日)以内に発送されたマーケティングメッセージ1210を検索結果画面1200に表示してよい。このとき、プロセッサ220は、特定の対象に対してターゲティングが設定されたマーケティングメッセージは除き、全ユーザに対して潜在顧客の推薦のためのメッセージプールに含まれたマーケティングメッセージを検索結果画面1200に表示してよい。
【0118】
事業者がマーケティングメッセージを発送するときに検索結果と連動させるかどうかを選択してよい。一例として、マーケティングメッセージ発送ツール画面700には、検索結果との連動を選択するためのインタフェースが含まれてよく、事業者が検索結果との連動を設定したマーケティングメッセージを検索結果画面1200に表示してよい。
【0119】
これにより、ユーザは、マーケティング受信に未同意の事業者のマーケティングメッセージを検索結果画面1200で見つけることができるようになる。事業者の商品を検索したユーザに対して検索結果に当該事業者のストアやオフラインショップで提供している特典(マーケティングメッセージ)を表示することで、検索だけに留まっていたユーザに対してマーケティングと関連する活動を誘導することができる。事業者の立場では、検索と連携させることで、マーケティングの機会を拡大することができる。
【0120】
本実施形態では、マーケティング受信の未同意者に対してマーケティングメッセージを発送することを可能にする。
【0121】
図13は、本発明の一実施形態における、マーケティングメッセージの発送過程の一例を示したフローチャートである。
【0122】
プロセッサ220は、明示上にマーケティング受信に同意をしなくても、特定の条件を満たしたユーザに対して事業者のマーケティングメッセージを発送してよい。
【0123】
図13を参照すると、段階1310で、プロセッサ220は、事業者の商品/会社と関連するユーザ活動情報に基づいて最近訪問顧客リストを生成してよい。一例として、プロセッサ220は、商品/会社に対するユーザ活動履歴、例えば、購入/注文、予約、レシート登録などの履歴をリアルタイムでデータベースに同期化させ、一定の期間(例えば、3ヶ月)にわたり維持してよい。プロセッサ220は、最近の一定期間内に商品/会社に対する活動履歴があるユーザを最近訪問顧客リストで管理してよい。活動履歴に否定的なレビューが含まれるユーザは最近訪問顧客リストから除外してよく、最近訪問顧客リストは周期的に(例えば、毎日)アップデートされてよい。
【0124】
段階1320で、プロセッサ220は、マーケティングメッセージ発送ツールを利用して事業者が作成したマーケティングメッセージを登録してよい。事業者は、マーケティングメッセージ発送ツール画面700などを利用してマーケティングメッセージを作成してよい。プロセッサ220は、メッセージ作成過程において、事業者が入力したメッセージ内容とともに、事業者が指定した発送日時、発送対象などのようなメッセージ発送条件をメッセージデータベースに記録してよい。
【0125】
段階1330で、プロセッサ220は、事業者のマーケティングメッセージ発送要請にしたがい、最近訪問顧客リストに含まれるユーザに対して事業者が要請したマーケティングメッセージを発送してよい。プロセッサ220は、定められた周期(例えば、1分)でマーケティングメッセージを発送するようになるが、周期的に動作するメッセージ発送配置がメッセージデータベースに記録されたマーケティングメッセージのうちでメッセージ発送日時に達したマーケティングメッセージを選択して発送してよい。プロセッサ220は、メッセージ発送時点を基準にして最近訪問顧客リストを確保し、最近訪問顧客リストに含まれるユーザに対して発送日時に達したマーケティングメッセージを発送してよい。
【0126】
本実施形態では、マーケティング受信に未同意のマーケティングメッセージに肯定的な反応を示したユーザのうちから事業者の商品/会社に対して最近の購入/注文、予約、レシート登録などの活動履歴が1回以上あるユーザを選定し、これに対して当該事業者のマーケティングメッセージを送信してよい。
【0127】
このように、本発明の実施形態によると、事業者のマーケティングメッセージを選別してフィード形態の特典情報で提供することにより、新たなマーケティングサービスを提供することができる。また、本発明の実施形態によると、マーケティングメッセージのうちから一定の条件を満たす人気メッセージを選別してフィードで提供することにより、マーケティング受信に未同意であっても良質の情報を提供することができる。また、本発明の実施形態によると、最近に受信したマーケティングメッセージを推薦モデリングによってリランキングして個人にカスタマイズされた形態で推薦することにより、マーケティング手段としての機能を強化することができる。また、本発明の実施形態によると、マーケティングメッセージの性質と内容を特典タイプに区別するためのメッセージタグを活用することにより、マーケティングメッセージの特典を直観的に示すことができる。また、本発明の実施形態によると、検索ユーザに対して検索結果面を通じて事業者のマーケティングメッセージを表示することにより、マーケティングの受信を広げ、より多くの情報閲覧を支援することができる。さらに、本発明の実施形態によると、マーケティング受信の未同意者のうちで一定の条件を満たすユーザに対してマーケティングメッセージを提供することにより、マーケティング受信の同意や再訪問の誘導に繋げることができる。
【0128】
上述した装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、および/またはハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素との組み合わせによって実現されてよい。例えば、実施形態で説明された装置および構成要素は、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ、マイクロコンピュータ、FPGA(field programmable gate array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサ、または命令を実行して応答することができる様々な装置のように、1つ以上の汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータを利用して実現されてよい。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)およびOS上で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行してよい。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答し、データにアクセスし、データを記録、操作、処理、および生成してもよい。理解の便宜のために、1つの処理装置が使用されるとして説明される場合もあるが、当業者であれば、処理装置が複数個の処理要素および/または複数種類の処理要素を含んでもよいことが理解できるであろう。例えば、処理装置は、複数個のプロセッサまたは1つのプロセッサおよび1つのコントローラを含んでよい。また、並列プロセッサのような、他の処理構成も可能である。
【0129】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム、コード、命令、またはこれらのうちの1つ以上の組み合わせを含んでもよく、思うままに動作するように処理装置を構成したり、独立的または集合的に処理装置に命令したりしてよい。ソフトウェアおよび/またはデータは、処理装置に基づいて解釈されたり、処理装置に命令またはデータを提供したりするために、いかなる種類の機械、コンポーネント、物理装置、コンピュータ記録媒体または装置に具現化されてよい。ソフトウェアは、ネットワークによって接続されたコンピュータシステム上に分散され、分散された状態で記録されても実行されてもよい。ソフトウェアおよびデータは、1つ以上のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてよい。
【0130】
実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段によって実行可能なプログラム命令の形態で実現されてコンピュータ読み取り可能な媒体に記録されてよい。ここで、媒体は、コンピュータ実行可能なプログラムを継続して記録するものであっても、実行またはダウンロードのために一時記録するものであってもよい。また、媒体は、単一または複数のハードウェアが結合した形態の多様な記録手段または格納手段であってよく、あるコンピュータシステムに直接接続する媒体に限定されることはなく、ネットワーク上に分散して存在するものであってもよい。媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、および磁気テープのような磁気媒体、CD-ROMおよびDVDのような光媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)のような光磁気媒体、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどを含み、プログラム命令が記録されるように構成されたものであってよい。また、媒体の他の例として、アプリケーションを配布するアプリケーションストアやその他の多様なソフトウェアを供給または配布するサイト、サーバなどで管理する記録媒体または格納媒体が挙げられる。
【0131】
以上のように、実施形態を、限定された実施形態および図面に基づいて説明したが、当業者であれば、上述した記載から多様な修正および変形が可能であろう。例えば、説明された技術が、説明された方法とは異なる順序で実行されたり、かつ/あるいは、説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が、説明された方法とは異なる形態で結合されたりまたは組み合わされたり、他の構成要素または均等物によって対置されたり置換されたとしても、適切な結果を達成することができる。
【0132】
したがって、異なる実施形態であっても、特許請求の範囲と均等なものであれば、添付の特許請求の範囲に属する。
【0133】
本発明の実施形態は、更に以下の課題を解決する。
【0134】
マーケティングメッセージのうちから一定の条件を満たす人気メッセージを選別し、フィードで提供することができる。
【0135】
最近受信したマーケティングメッセージを推薦モデリングを用いてリランキングし、個人にカスタマイズされた形態で推薦することができる。
【0136】
マーケティングメッセージの性質と内容を特典タイプに区別するためのメッセージタグを適用することができる。
【0137】
検索ユーザに対して検索結果面を通じて事業者のマーケティングメッセージを表示することができる。
【0138】
マーケティング受信の未同意者内のうちで一定の条件を満たすユーザに対してマーケティングメッセージを提供することができる。
【0139】
本発明の実施形態によると、更に以下の効果を達成することができる。
【0140】
本発明の実施形態によると、マーケティングメッセージのうちから一定の条件を満たす人気メッセージを選別してフィードで提供することにより、マーケティング受信に未同意のユーザにも良質の情報を提供することができる。
【0141】
本発明の実施形態によると、最近受信したマーケティングメッセージを推薦モデリングを用いてリランキングして個人にカスタマイズされた形態で推薦することにより、マーケティング手段としての機能を強化することができる。
【0142】
本発明の実施形態によると、マーケティングメッセージの性質と内容を特典タイプに区別するためのメッセージタグを活用することにより、マーケティングメッセージの特典を直観的に示すことができる。
【0143】
本発明の実施形態によると、検索ユーザに対して検索結果面を通じて事業者のマーケティングメッセージを表示することにより、マーケティングの受信の幅を広げ、より多くの情報閲覧を支援することができる。
【0144】
本発明の実施形態によると、マーケティング受信の未同意者のうちで一定の条件を満たすユーザに対してマーケティングメッセージを提供することにより、マーケティング受信の同意や再訪問の誘導に繋げることができる。
【符号の説明】
【0145】
110、120、130、140:電子機器
150、160:サーバ
170:ネットワーク