(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024163464
(43)【公開日】2024-11-22
(54)【発明の名称】レインエロージョン評価装置
(51)【国際特許分類】
G01N 17/00 20060101AFI20241115BHJP
B05B 3/14 20060101ALI20241115BHJP
B05B 1/34 20060101ALI20241115BHJP
【FI】
G01N17/00
B05B3/14
B05B1/34
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023079076
(22)【出願日】2023-05-12
(71)【出願人】
【識別番号】502391600
【氏名又は名称】株式会社テクノコア
(74)【代理人】
【識別番号】100166589
【弁理士】
【氏名又は名称】植村 貴昭
(72)【発明者】
【氏名】替場 信一
【テーマコード(参考)】
2G050
4F033
【Fターム(参考)】
2G050AA01
2G050AA02
2G050BA03
2G050CA03
2G050DA01
2G050EA04
2G050EA05
2G050EB10
2G050EC10
4F033AA09
4F033BA04
4F033CA07
4F033DA01
4F033EA01
4F033FA03
4F033KA00
4F033NA01
4F033PA04
4F033PA18
4F033PB02
4F033PB15
4F033PB32
4F033PC01
4F033PD01
(57)【要約】
【課題】より少ない数のノズルでより効率的に、より現実の降雨に近い降雨状態を再現することができるレインエロージョン評価装置を提供する。
【解決手段】レインエロージョン評価装置1は、筒状の可撓性の一定の長さ管路(フレキシブルチュ-ブ部21)を持ち、自身が振動することにより、疑似降雨の雨粒を生成する、疑似降雨状態生成部(ノズル11、送水管12の中間部及び先端側)と、前記疑似降雨状態生成部を収納するチャンバ(減圧チャンバ8)と、前記チャンバ内で、評価対象を回転させる回転部(モータ2、カップリング3、軸受4、回転シャフト5、供試体保持具6)とを備える。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
筒状の可撓性の一定の長さ管路を持ち、自身が振動することにより、疑似降雨の雨粒を生成する、疑似降雨状態生成部と、
前記疑似降雨状態生成部を収納するチャンバと、
前記チャンバ内で、評価対象を回転させる回転部と、
を備えることを特徴とするレインエロージョン評価装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人工降雨を用いて材料が雨滴と衝突する状態を模擬するレインエロージョン評価装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、人工降雨を用いて材料が雨滴と衝突する状態を模擬するレインエロージョン評価装置が実用化されている。このようなレインエロージョン評価装置に用いられる技術の一例として、特許文献1には、人工降雨用ノズルおよび人工降雨用装置の技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
人工降雨用ノズルおよび人工降雨用装置はより少ない数のノズルでより効率的により現実の降雨に近い降雨状態を再現することが課題である。
【0005】
本発明は、より少ない数のノズルでより効率的に、より現実の降雨に近い降雨状態を再現することができるレインエロージョン評価装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のレインエロージョン評価装置は、筒状の可撓性の一定の長さ管路を持ち、自身が振動することにより、疑似降雨の雨粒を生成する、疑似降雨状態生成部と、前記疑似降雨状態生成部を収納するチャンバと、前記チャンバ内で、評価対象を回転させる回転部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によって、より少ない数のノズルでより効率的に、より現実の降雨に近い降雨状態を再現することができるレインエロージョン評価装置を提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】本発明の実施形態に係るレインエロージョン評価装置を示す外観図である。
【
図2】本発明の実施形態に係るレインエロージョン評価装置に用いられるモータ及び減圧チャンバの詳細図である。
【
図3】本発明の実施形態に係るレインエロージョン評価装置に用いられる疑似降雨状態生成部を示す説明図である。
【
図4】本発明の実施形態の変形例に係るレインエロージョン評価装置に用いられる疑似降雨状態生成部を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<実施形態>
図1は、本発明の実施形態に係るレインエロージョン評価装置を示す外観図である。
図2は、本発明の実施形態に係るレインエロージョン評価装置に用いられるモータ及び減圧チャンバの詳細図である。
図3は、本発明の実施形態に係るレインエロージョン評価装置に用いられる疑似降雨状態生成部を示す説明図であり、
図3(a)は、ノズルの側面図、
図3(b)は、ノズルの先端部を拡大した状態の斜視図、
図3(c)は、ノズルの動作を示す正面斜め上側のから見た図である。
【0010】
<レインエロージョン評価装置の構成>
図1において、レインエロージョン評価装置1は、モータ2と、カップリング3と、軸受4と、回転シャフト(軸)5と、供試体保持具(回転アーム)6と、減圧チャンバ8と、減圧ポンプ9と、ノズル11と、送水管12と、水ポンプ13と、水タンク14と、制御盤15とを備える。
【0011】
減圧チャンバ8は、回転シャフト5の中間部及び下端側と、供試体保持具6と、供試体7と、ノズル11と、送水管12の中間部及び先端側とを収納する。
【0012】
図1及び
図2において、減圧チャンバ8の上壁8aの上面には、固定金具16を介してモータ2が取り付けられている。また、減圧チャンバ8の上壁8aには、軸受4を介して回転シャフト5が回転可能な状態で取り付けられている。
【0013】
図1において、回転シャフト5の上端側は、カップリング3を介してモータ2の回転軸17に接続されている。
【0014】
回転シャフト5の下端には、供試体保持具6の中心部が固定されている。供試体保持具6の一方の先端側の下面には、レインエロージョン試験用の供試体7が着脱可能な状態で固定されている。
【0015】
減圧ポンプ9は、制御盤15に制御され、減圧チャンバ8内から空気を吸い出して、減圧チャンバ8内の気体(空気)の圧力を下げる。この場合、減圧ポンプ9は、減圧チャンバ8内の気体(空気)の圧力を、周囲の大気圧より少し低い状態から略真空状態まで減圧調整可能である。
【0016】
水ポンプ13は、制御盤15に制御され、水タンク14内から水を吸い出して、送水管12の他端側に一定の圧力で送水する。これにより、送水管12には、一定の圧力で水が供給される。
【0017】
送水管12の中間部及び先端側は、減圧チャンバ8の内部の底面に配設されている。送水管12の先端側には、ノズル11が先端側を上に向けて取り付けられている。
【0018】
水ポンプ13から送水管12に送水され水は、ノズル11の先端から水滴Wとして排出されて、疑似降雨10として利用される。
【0019】
ノズル11は、
図3に示すように、先端側の水滴放出用のフレキシブルチュ-ブ部21と、中央部が幅広に形成されたノズル本体部22と、後端部が外部から散水用の水を取り込む管接続部23とを備えて構成されている。フレキシブルチュ-ブ部21は、円筒状の可撓性の一定の長さ管路となっている。フレキシブルチュ-ブ部21の先端は、
図3(b)に示すように、斜めにカットされている。
【0020】
フレキシブルチュ-ブ部21の管路の内径は、好適には、0.1~8.0mm(自然降雨の最大値を参考)である。
【0021】
フレキシブルチュ-ブ部21の管路の内径は、より好適には、0.5~2.0mmである。
【0022】
<レインエロージョン評価装置の使用方法>
レインエロージョン評価装置1は、モータ2を駆動し回転シャフト5を回転させると、回転シャフト5に取り付けられた供試体保持具6が回転する。
【0023】
これにより、供試体保持具6の先端側下面に固定保持された供試体7は、モータ2の回転速度×供試体保持具6の長さの周速(例えばマッハ1程度)で回転移動する。この時、供試体保持具6の先端が円を描いて移動する領域の下方に配置されたノズル11から放出された水滴が供試体7と上記の周速で衝突するようになっている。周速を超音速にすると供試体保持具6の空気抵抗が非常に大きくなり支障をきたすので、空気抵抗が空気の密度に比例することを用い減圧ポンプ9で減圧チャンバ8内の大気の圧力を下げ、空気抵抗を小さくし、モータ2に必要な駆動力を下げるようになっている。
【0024】
ノズル11は、フレキシブルチュ-ブ部21が斜めにカットされている。これにより、ノズル11は、送水管12(
図1参照)を介してノズル11に送り込まれる(降雨用)水が、フレキシブルチュ-ブ部21から外部に向けて放散される際に、先端部側のフレキシブルチュ-ブ部21のぶれ(振動、揺動)を、有効に制御することとなる。
【0025】
このぶれの制御により、フレキシブルチュ-ブ部21では、放水動作時には、放水の反動で生じる回転動作が、円滑に実行されることとなる。
【0026】
つまり、
図3(c)において、フレキシブルチュ-ブ部21の先端は回転を起こすことになる。
【0027】
具体的には、放水に際し、ノズル11は、先端が回転を起こすことから、散水される水滴群もファネル状に広がり、前後左右にランダムな降雨をもたらす。
【0028】
換言すると、ノズル11の回転によって、安定した状態で、前後左右にランダムな疑似降雨10(
図1参照)が連続的に実行され維持される。
【0029】
<実施形態の構成及び効果>
このような実施形態の構成及び効果を纏めて説明すると、レインエロージョン評価装置1は、筒状の可撓性の一定の長さ管路(フレキシブルチュ-ブ部21)を持ち、自身が振動することにより、疑似降雨の雨粒を生成する、疑似降雨状態生成部(ノズル11、送水管12の中間部及び先端側)と、前記疑似降雨状態生成部を収納するチャンバ(減圧チャンバ8)と、前記チャンバ内で、評価対象を回転させる回転部(モータ2、カップリング3、軸受4、回転シャフト5、供試体保持具6)とを備える。
【0030】
また、レインエロージョン評価装置1は、円筒状の可撓性の一定の長さ管路(フレキシブルチュ-ブ部21)を持ち、自身が振動することにより、疑似降雨の雨粒を生成する、疑似降雨状態生成部(ノズル11、送水管12の中間部及び先端側)と、周囲の大気圧より減圧された状態で前記疑似降雨状態生成部を収納する減圧チャンバ8と、前記減圧チャンバ8内で、評価対象(供試体7)の速度が、大気中で移動する移動体の速度、または当該移動体の速度に近似した速度(例えばマッハ1程度)となるように、当該評価対象を回転させる回転部(モータ2、カップリング3、軸受4、回転シャフト5、供試体保持具6)とを備える。
【0031】
好適には、前記管路(フレキシブルチュ-ブ部21)は、先端が斜めに切断されている。
好適には、前記管路(フレキシブルチュ-ブ部21)の内径は、0.1~8.0mm(自然降雨の最大値を参考)である。
より好適には、前記管路(フレキシブルチュ-ブ部21)の内径は、0.5~2.0mmである。
【0032】
このような構成を有することから、本実施形態のレインエロージョン評価装置1は、ノズル11の回転によって、安定した状態で、前後左右にランダムな人工降雨が連続的に実行され維持されるので、より少ない数のノズルでより効率的に、より現実の降雨に近い降雨状態を再現することができる。
【0033】
<実施形態の変形例>
図4は、本発明の実施形態の変形例に係るレインエロージョン評価装置に用いられる疑似降雨状態生成部を示す説明図であり、
図4(a)は、ノズルの側面図、
図4(b)は、ノズルの先端部を拡大した状態の斜視図、
図4(c)は、ノズルの動作を示す正面図である。
【0034】
本変形例は、
図1に示したレインエロージョン評価装置1において、
図3に示すノズル11の代わりに、
図4に示すノズル31を用いたものである。
【0035】
図4(a)に示すように、ノズル31は、先端部側が水滴放出用のフレキシブルチュ-ブ部41と、中央部が幅広に形成されたノズル本体部42と、後端部が外部から散水用の水を取り込む管接続部43とを備えて構成されている。フレキシブルチュ-ブ部41の先端は、
図4(b)に示すように、管軸に対して垂直にカットされている。
【0036】
フレキシブルチュ-ブ部41の管路の内径は、好適には、0.1~8.0mm(自然降雨の最大値を参考)である。
フレキシブルチュ-ブ部41の管路の内径は、より好適には、0.5~2.0mmである。
【0037】
そして、送水管12(
図1参照)を介してノズル31に送り込まれる(降雨用)水が、フレキシブルチュ-ブ部41から外部に向けて放散される際に、ノズル31は、中央部が幅広に形成されているので、先端部側のフレキシブルチュ-ブ部41の横ぶれ(振動、揺動)を、有効に抑制することとなる。
【0038】
この横ぶれの抑制により、フレキシブルチュ-ブ部41では、放水動作時に、放水の反動で生じる一方向への往復屈曲動作(自励振動・揺動)が、円滑に実行されることとなり、横ぶれすることがないので、その動作の安定が確保された状態となっている。
【0039】
つまり、
図4(c)において左右の方向(左右方向と同一方向)に優先的に振動(揺動)を起こすことになる。
【0040】
具体的には、放水に際し、ノズル31は、厚みが薄い面(先端部)で屈曲動作するため扇状に振動することから、散水される水滴群も扇状に広がり、略直線状に降雨をもたらす。
【0041】
換言すると、ノズル31の自励振動(フレキシブルチュ-ブ部41の一方向への往復屈曲動作)によって、安定した状態で、人工降雨が連続的に実行され維持される。
【0042】
<実施形態の変形例の効果>
図4に示した本実施形態の変形例のレインエロージョン評価装置は、ノズル31の扇状に振動によって、安定した状態で、左右にランダムな人工降雨が連続的に実行され維持されるので、より少ない数のノズルでより効率的に、より現実の降雨に近い降雨状態を再現することができる。
【0043】
尚、
図1乃至
図4に示した本発明の実施形態及び変形例では、評価対象の速度がマッハ1程度になるように制御したが、評価対象の速度は、マッハ1に限らず、例えばヘリコプターの最高速度の時速300km、レシプロエンジンの固定翼機の時速600km等、大気中で移動する各種移動体の速度、または当該移動体の速度に近似した速度となるように制御してもよい。移動体としては、エアモビリティと呼ばれる電動・垂直離着陸が可能な小型の移動体(空飛ぶクルマ)などによる身近で手軽な空の移動手段、ジェットエンジンの固定翼機、ターボプロップエンジンの固定翼機、レシプロエンジンの固定翼機、ヘリコプター、ドローン、ロケット、ミサイル、気球、飛行船等、各種適用可能である。さらに、評価対象として、移動体に限らず、風力発電装置の部材等を用いてもよい。
【0044】
また、
図1乃至
図4に示した本発明の実施形態及び変形例における評価対象の速度は、移動体の速度に影響されず、自由に設定することも可能である。従って、評価対象を回転させる回転部(モータ2)の回転速度も、自由に設定することが可能である。
【0045】
さらに、
図1乃至
図4に示した本発明の実施形態及び変形例では、前記疑似降雨状態生成部(ノズル11、ノズル31、送水管12の中間部及び先端側)等を収納するチャンバとして、内圧が周囲の大気圧より減圧されるものを用いるが、チャンバとしては、内圧が大気圧と同じになるものを用いてもよく、さらに、内圧が大気圧より加圧されるものを用いてもよい。
さらに、空気以外の特定の気体を注入したチャンバを用いてもよい。
【0046】
図3に示した実施形態のノズル11の形状、及び
図4に示した変形例のノズル31の形状は、例えば管路の断面形状を四角形状にする等、変更可能であり、自身が振動することにより、疑似降雨の雨粒を生成するものであれば、各種適用可能である。
【0047】
本発明の、構造、システム、材質、各部材の連結等は、本発明の要旨を変更しない範囲で、様々に変更可能である。
【0048】
例えば、2つ以上の部材を1つにすることも可能であるし、逆に、1つの部材を2つ以上の別の部材から構成して接続することも可能である。
【0049】
疑似降雨生成部(例えば、ノズル11)は、振動する筒状の管路の直径を変化させることにより、雨粒粒径を変化させることも可能である。
本実施形態のように、ノズル11は容易にノズル11自体を取り換える(取り外して、適切な異なるノズル11を取り付ける)ことが可能に形成されている。
具体的には、本実施形態のノズル11は、単に差し込んでいるだけで、摩擦力だけで固定されるように形成(ノズル11はゴムにより形成して差込口よりもわずかに大きな径を持っている)することができる。
このような構成を有することから、容易にノズル11を交換(適切な別のノズル11に交換)することが可能である。
なお、ノズル11の管路の直径を変更することなどにより、0.1mmから10mmに制御することができる。
【0050】
さらに、評価対象を回転させる回転部(例えば、モータ2、カップリング3、軸受4、回転シャフト5、供試体保持具6)は、回転数を変化させることにより、雨粒の衝突速度を制御することができる。
例えば、衝突速度を、5m/secから800m/secとすることも可能である。
【0051】
評価対象を回転させる回転部(例えば、モータ2、カップリング3、軸受4、回転シャフト5、供試体保持具6)は、評価対象と雨粒の衝突する角度を制御するために所定の角度(±90°程度)回転可能に形成することができる。
具体的には、
図1の供試体保持具に、角度を変更できるアタッチメントなどを取り付けることにより実現することが可能である。
【0052】
チャンバ部(減圧チャンバ8)は、内部の圧力を変更することができる。
具体的には、+1MPaから ー1MPaに制御することができてよい。
【0053】
チャンバ部(減圧チャンバ8)には、送風機と風洞を取付け、気流(風速)を制御できてもよい。
具体的な例としては、風洞の風の速度は、1m/sec~100m/secに制御できてもよい。
【0054】
チャンバ部(減圧チャンバ8)は、内部の温度を変更することができる。
具体的には、85℃からー55℃に制御することができてよい。
【0055】
また、上記実施形態及び変形例は、あくまでも、現在のところの最良の形態またはそれに近い形態の1つにすぎない。
【0056】
<定義等>
本発明における評価対象は、航空機や風力発電機など、風雨にさらされる構造物に使用される部材であればどのようなものであってもよい。
【符号の説明】
【0057】
1 :レインエロージョン評価装置
2 :モータ
3 :カップリング
4 :軸受
5 :回転シャフト(軸)
6 :供試体保持具(回転アーム)
7 :供試体
8 :減圧チャンバ
8a :上壁
9 :減圧ポンプ
10 :疑似降雨
11 :ノズル(疑似降雨状態生成部)
12 :送水管(疑似降雨状態生成部)
13 :水ポンプ
14 :水タンク
15 :制御盤
16 :固定金具
17 :回転軸
21 :フレキシブルチュ-ブ部
22 :ノズル本体部
23 :管接続部
31 :ノズル
41 :フレキシブルチュ-ブ部
42 :ノズル本体部
43 :管接続部
W :水滴