IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

<>
  • -車両走行試験システム及び方法 図1
  • -車両走行試験システム及び方法 図2
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024163619
(43)【公開日】2024-11-22
(54)【発明の名称】車両走行試験システム及び方法
(51)【国際特許分類】
   G01M 17/007 20060101AFI20241115BHJP
【FI】
G01M17/007 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023079387
(22)【出願日】2023-05-12
(71)【出願人】
【識別番号】000002082
【氏名又は名称】スズキ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100090273
【弁理士】
【氏名又は名称】國分 孝悦
(72)【発明者】
【氏名】亀井 公平
(57)【要約】
【課題】運転操作ロボットとドライバモデルとを組み合わせた車両走行試験において、IWRを目標IWRに収束させるように走行可能にする。
【解決手段】運転操作ロボットとドライバモデルとを組み合わせて、目標車速に追従するように制御する車両走行試験を実施するための車両走行試験システムであり、現時点までの実走行の正加速仕事量の総和IWDと、現時点までの基準走行の正加速仕事量の総和IWTとの差を分子とし、IWTを分母とする項を含むIWRの計算式における分母の値を、走行終了時点での最終値に固定したIWT fixとした計算式により制御用IWRを算出する制御用IWR演算手段104aと、目標IWRに全加速時間に対する現時点までの加速時間の割合を掛けた制御用目標IWRを算出する制御用目標IWR演算手段104bと、制御用IWRと制御用目標IWRとに基づいて、目標車速を補正する補正手段104c、105とを備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
運転操作ロボットとドライバモデルとを組み合わせて、目標車速に追従するように制御する車両走行試験を実施するための車両走行試験システムであって、
走行中における現時点までの実走行の正加速仕事量の総和IWDと、前記現時点までの基準走行の正加速仕事量の総和IWTとの差を分子とし、前記IWTを分母とする項を含むIWRの計算式における分母の値を、走行終了時点での最終値に固定したIWT fixとした計算式により制御用IWRを算出する制御用IWR演算手段と、
目標IWRに全加速時間に対する前記現時点までの加速時間の割合を掛けた制御用目標IWRを算出する制御用目標IWR演算手段と、
前記制御用IWR演算手段で算出した前記制御用IWRと、前記制御用目標IWR演算手段で算出した前記制御用目標IWRとに基づいて、前記目標車速を補正する補正手段と、を備えることを特徴とする車両走行試験システム。
【請求項2】
前記補正手段は、
前記制御用IWR演算手段で算出した前記制御用IWRと、前記制御用目標IWR演算手段で算出した前記制御用目標IWRとに基づいて、前記目標車速を補正するための目標車速補正量を算出する目標車速補正量演算手段と、
前記目標車速と前記目標車速補正量演算手段で算出した前記目標車速補正量とに基づいて、前記目標車速を補正した制御用目標車速を算出する制御用目標車速演算手段とにより構成されることを特徴とする請求項1に記載の車両走行試験システム。
【請求項3】
実車速と、前記補正手段で補正した前記目標車速とに基づいて、前記運転操作ロボットに出力する操作量を算出する操作量演算手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両走行試験システム。
【請求項4】
前記補正手段は、前記制御用IWR演算手段で算出した前記制御用IWRと、前記制御用目標IWR演算手段で算出した前記制御用目標IWRとに基づいて、前記目標車速の変曲点付近で補正を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両走行試験システム。
【請求項5】
運転操作ロボットとドライバモデルとを組み合わせて、目標車速に追従するように制御する車両走行試験方法であって、
走行中における現時点までの実走行の正加速仕事量の総和IWDと、前記現時点までの基準走行の正加速仕事量の総和IWTとの差を分子とし、前記IWTを分母とする項を含むIWRの計算式における分母の値を、走行終了時点での最終値に固定したIWT fixとした計算式により制御用IWRを算出する制御用IWR演算ステップと、
目標IWRに全加速時間に対する前記現時点までの加速時間の割合を掛けた制御用目標IWRを算出する制御用目標IWR演算ステップと、
前記制御用IWR演算ステップで算出した前記制御用IWRと、前記制御用目標IWR演算ステップで算出した前記制御用目標IWRとに基づいて、前記目標車速を補正する補正ステップと、を有することを特徴とする車両走行試験方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両走行試験システム及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車メーカが自動車を開発し、販売する前には、国が定めた型式指定審査を受けなければならない。そこでは、ブレーキ性能や灯火器等とともに、排ガス性能も審査対象になっており、車両をシャシダイナモメータ上でモード走行させる車両走行試験を実施する。車両走行試験において、車速が規定範囲内であったとしても、規定速度に正確に追従した場合と追従しなかった場合とでは、試験結果に差が生じる。また、運転者の個人差によって、試験結果にばらつきが生じることもある。
【0003】
このような試験結果の差やばらつきに対応するため、SAE J2951では、車両走行試験における車両の運転状態を示す指標(ドライビングインデックス)を定めており、有効な運転状態を規定する。WLTP(Worldwide harmonized Light duty driving Test Procedure)においては、ドライビングインデックスのうち、目標からの仕事量のずれを示す指標であるIWR(Inertial Work Rating)、目標からの車速のずれを示す指標であるRMSSE(Root Mean Squared Speed Error)に関する基準値が定められている。
【0004】
また、近年では、運転操作ロボットと、人の運転操作を再現するように構築されたドライバモデルとを組み合わせた車両走行試験システムの開発が進められている(例えば特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】国際公開第2021/193225号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
IWRは、排ガス性能や燃費との相関性が高いことが知られており、IWRの値が異なる試験結果から燃費比較を行う際には注意を要する。IWRを指定値(例えば±0%)に統一して全ての試験を実施するのが理想ではあるが、以下のような問題があった。
運転者が運転を行う場合、IWRの調整を行うには熟練の運転技術を要するため、人手の確保が困難であった。また、一回の試験で長時間(WLTPでは30分程度)拘束されることになる上、人による運転特性のばらつきが試験結果に及ぼす影響も無視できない。
運転操作ロボットとドライバモデルとを組み合わせた場合、運転特性のばらつきは解消されるが、IWRを狙った値に近づけるためにはパラメータ調整に時間がかかってしまう。例えば、目標車速の先読み時間等を変えることでIWRを変化させることができるが、変化量がどの程度になるかは走行させてみないと分からないため、微調整で何回も走行させる必要がある。
【0007】
ここで、IWRの計算式は、式(1)のように表される。IWRの計算式は、走行中における現時点(時間i)までの実走行の正加速仕事量の総和IWDと、現時点(時間i)までの基準走行の正加速仕事量の総和IWTとの差を分子とし、IWTを分母とする項を含む。
【0008】
【数1】
【0009】
車両走行試験においては、走行中に、IWRを予め設定された目標IWRに近づける制御を行うために、現時点までの実車速及び目標車速からIWRを常時算出する。しかしながら、式(1)に示すように、IWRは走行開始から現時点までの正加速仕事量の積算値の目標値に対する実値の割合であり、分母であるIWTは時間経過とともに変動するため、走行中のIWRと走行終了時点でのIWRとはスケールが異なる。そのため、走行中のIWRを走行終了時点でのIWRである目標IWRと比較しても、意味をなさず、望む制御結果が得られないおそれがある。
【0010】
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、運転操作ロボットとドライバモデルとを組み合わせた車両走行試験において、IWRを目標IWRに収束させるように走行可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明の車両走行試験システムは、運転操作ロボットとドライバモデルとを組み合わせて、目標車速に追従するように制御する車両走行試験を実施するための車両走行試験システムであって、走行中における現時点までの実走行の正加速仕事量の総和IWDと、前記現時点までの基準走行の正加速仕事量の総和IWTとの差を分子とし、前記IWTを分母とする項を含むIWRの計算式における分母の値を、走行終了時点での最終値に固定したIWT fixとした計算式により制御用IWRを算出する制御用IWR演算手段と、目標IWRに全加速時間に対する前記現時点までの加速時間の割合を掛けた制御用目標IWRを算出する制御用目標IWR演算手段と、前記制御用IWR演算手段で算出した前記制御用IWRと、前記制御用目標IWR演算手段で算出した前記制御用目標IWRとに基づいて、前記目標車速を補正する補正手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、運転操作ロボットとドライバモデルとを組み合わせた車両走行試験において、IWRを目標IWRに収束させるように走行可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】実施例に係る車両走行試験システムの概略構成を示す図である。
図2】実施例に係る車両走行試験システムにおけるIWR、制御用IWR、制御用目標IWR、及び車速の時系列変化の例を示す特性図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の一実施形態に係る車両走行試験システムは、運転操作ロボット(200)とドライバモデルとを組み合わせて、目標車速に追従するように制御する車両走行試験を実施するための車両走行試験システムであって、走行中における現時点までの実走行の正加速仕事量の総和IWDと、前記現時点までの基準走行の正加速仕事量の総和IWTとの差を分子とし、前記IWTを分母とする項を含むIWRの計算式における分母の値を、走行終了時点での最終値に固定したIWT fixとした計算式により制御用IWRを算出する制御用IWR演算手段(104a)と、目標IWRに全加速時間に対する前記現時点までの加速時間の割合を掛けた制御用目標IWRを算出する制御用目標IWR演算手段(104b)と、前記制御用IWR演算手段(104a)で算出した前記制御用IWRと、前記制御用目標IWR演算手段(104b)で算出した前記制御用目標IWRとに基づいて、前記目標車速を補正する補正手段(104c、105)と、を備える。
これにより、運転操作ロボット200とドライバモデルとを組み合わせた車両走行試験において、IWRを目標IWRに収束させるように走行可能になる。
【実施例0015】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施例について説明する。
図1に、実施例に係る車両走行試験システムの概略構成を示す。
車両走行試験システムは、車両1をシャシダイナモメータ6上でモード走行させる車両走行試験を実施するものであり、運転操作ロボット200と、運転操作ロボット200を制御する制御装置100とを備える。
車両1は、実路面を模した走行抵抗を発生するシャシダイナモメータ6上に設置される。シャシダイナモメータ6上で車両1を走行させることで生じる車速(実車速)が計測されて、制御装置100に入力される。
【0016】
運転操作ロボット200は、車両1の運転席に搭載され、車両1のアクセルペダル2、ブレーキペダル3、クラッチペダル4、シフトレバー5を操作するためのアクチュエータを備える。運転操作ロボット200は、制御装置100から出力される操作指令値を受けて、各アクチュエータを動作させる。
【0017】
制御装置100は、人の運転操作を再現するように構築されたドライバモデルに基づいて、運転操作ロボット200を制御する。制御装置100は、実車速取得部101と、目標車速生成部102と、目標IWR取得部103と、IWR調整部104と、制御用目標車速演算部105と、操作量演算部106とを備える。制御装置100は、例えばCPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータ装置により構成され、CPUが例えばROMに記憶された所定のプログラムを実行することにより、各部101~106の機能が実現される。
【0018】
実車速取得部101は、シャシダイナモメータ6上で走行する車両1の実車速の情報を取得する。
【0019】
目標車速生成部102は、各種モード走行に関する目標車速の情報を保持する。そして、目標車速生成部102は、指定されたモード走行に応じて、当該モード走行での目標車速、詳細には、現時点での目標車速と、現時点から所定の時間だけ将来の時間の目標車速とを生成する。
【0020】
目標IWR取得部103は、試験担当者が入力した目標IWRを取得する。目標IWRは、走行終了時点でのIWRである。
【0021】
IWR調整部104は、制御用IWRを算出する制御用IWR演算部104aと、制御用目標IWRを算出する制御用目標IWR演算部104bと、目標車速生成部102で生成した目標車速を補正するための目標車速補正量を算出する目標車速補正量演算部104cとを備える。IWR調整部104の詳細については後述する。
【0022】
制御用目標車速演算部105は、目標車速生成部102で生成した目標車速と、IWR調整部104の目標車速補正量演算部104cで算出した目標車速補正量とに基づいて、目標車速を補正した制御用目標車速を算出する。例えば、目標車速補正量演算部104cは、目標車速補正量として、目標車速に加算する値を計算し、制御用目標車速演算部105は、目標車速と目標車速補正量との和を制御用目標車速として算出する。
【0023】
操作量演算部106は、実車速取得部101で取得した実車速と、制御用目標車速演算部105で演算した制御用目標車速とに基づいて、制御用目標車速に追従するために必要な、アクセルペダル2やブレーキペダル3の操作量を算出して、運転操作ロボット200に出力する。
【0024】
ここで、IWR調整部104の詳細について説明する。
制御用IWR演算部104aは、実車速取得部101で取得した実車速と、目標車速生成部102で生成した目標車速とに基づいて、式(2)により、現時点(時間i)までの実車速及び目標車速から制御用IWRを算出する。式(2)に示すように、制御用IWRの計算式は、式(1)のIWRの計算式における分母の値を、走行終了時点での最終値に固定したIWT fixとしたものである。分母のIWT fixは、目標車速によって一意的に決定されるので、走行開始前に設定することができる。上述したように、式(1)のIWRの計算式では、分母であるIWTは時間経過とともに変動するため、走行中のIWRと走行終了時点でのIWRとはスケールが異なるのに対して、式(2)の制御用IWRの計算式では、分母の値を、走行終了時点での最終値に固定しているので、走行終了時点でのIWRである目標IWRとスケールを合わせることができる。
【0025】
【数2】
【0026】
制御用目標IWR演算部104bは、目標IWR取得部103で取得した目標IWRに基づいて、現時点(時間i)で到達しているべきIWRである制御用目標IWRを算出する。IWR計算は加速中にのみ行うものであるので、目標IWRに全加速時間に対する現時点までの加速時間の割合を掛けたものを制御用目標IWRとして算出する。各モード走行での全加速時間は、目標車速によって一意的に決定されるので、走行開始前に設定することができる。
【0027】
目標車速補正量演算部104cは、制御用IWR演算部104aで算出した制御用IWRと、制御用目標IWR演算部104bで算出した制御用目標IWRとに基づいて、目標車速生成部102で生成した目標車速を補正するための目標車速補正量を算出する。IWRは加速中の仕事量により算出されるので、車速の谷(下側の頂点)から山(上側の頂点)までの車速差により決定される。加速途中の走行の仕方は、途中で減速していなければ計算結果に影響を及ぼさないので、変曲点である頂点付近の目標車速のみを補正するようにすればよい。
具体的には、目標車速補正量演算部104cは、目標車速生成部102で生成した、現時点から所定の時間だけ将来の時間の目標車速に基づいて、車速の山及び谷を事前に検知する。そして、目標車速補正量演算部104cは、制御用IWRと制御用目標IWRとを比較した結果から、その差を0方向に調整するために、制御用IWRをプラス側に変化させたい場合は、山側の車速を上げ、谷側の車速を下げ、また、制御用IWRをマイナス側に変化させたい場合は、山側の車速を下げ、谷側の車速を上げるようにする目標車速補正量を算出する。
【0028】
図2に、実施例に係る車両走行試験システムにおけるIWR、制御用IWR、制御用目標IWR、及び車速の時系列変化の例を示す。
本例では、目標IWRを+5[%]としている。特性線201で示すように、式(1)のIWRの計算式で算出されるIWRは、目標IWRを超えたり、下回ったりするように変化することがわかる。それに対して、式(2)の制御用IWRの計算式で算出される制御用IWR(特性線202)と、制御用目標IWR(特性線203)とは、その値が時系列で徐々に大きくなるように変化することがわかる。そして、IWR、制御用IWR、制御用目標IWRが、走行終了時点で目標IWRに収束する制御結果が得られる。なお、目標車速、実車速があるが、ここでは簡易的に1本の特性線204で車速の時系列変化を示す。
【0029】
以上のように、運転操作ロボット200とドライバモデルとを組み合わせた車両走行試験において、目標IWRとスケールを合わせた制御用IWRと、制御用目標IWRとを用いることにより、IWRを目標IWRに収束させるように走行可能になる。
また、目標IWRをパラメータとして与えるだけでよいので、微調整は必要なく、パラメータ調整に時間がかかることがない。
また、目標車速の変曲点である頂点付近で、目標車速の補正を行う。IWRは、加速中に算出される値であり、減速中を考慮する必要はなく、途中で減速しない限り、加速区間の最初と最後の車速によって決定されるので、変曲点付近以外で目標車速の補正を行う必要はないためである。これにより、目標車速の補正時の、車速追従性の指標であるRMSSEの悪化を抑えることが可能になる。
【0030】
なお、目標車速の補正を行う際に、頂点付近の車速や加速度が異なれば、同じ補正量でも、IWRの計算結果に与える影響が異なる。したがって、IWRの計算結果に与える影響が小さい箇所では補正量を小さくし、影響が大きい箇所では補正量を大きくすれば、RMSSEの悪化を抑えながら、IWRを変化させることができる。
【0031】
また、制御用IWRをフィードバックする際、制御用IWRが制御用目標IWRを上回っていても、目標IWRを超えていなければ、0方向への調整は行わなくてもよい。例えば、目標IWRが+5[%]である場合、現時点での制御用IWRが+4[%]、制御用目標IWRが+3[%]であれば、マイナス側へのフィードバックは行わなくてもよい。これにより、補正回数を少なくし、RMSSEの悪化を抑えながら、IWRを変化させることができる。
【0032】
以上、本発明の実施例を、図面を参照して詳細に説明したが、各実施例は、本発明の実施にあたっての具体例を示したに過ぎない。本発明の技術的範囲は、各実施例に限定されるものではない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に含まれる。
また、本発明は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム又は装置にプログラムを供給し、そのシステム又は装置のコンピュータがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。
【符号の説明】
【0033】
1:車両、100:制御装置、101:実車速取得部、102:目標車速生成部、103:目標IWR取得部、104:IWR調整部、104a:IWR演算部、104b:制御用目標IWR演算部、104c:目標車速補正量演算部、105:制御用目標車速演算部、106:操作量演算部、200:運転操作ロボット
図1
図2