(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024163806
(43)【公開日】2024-11-22
(54)【発明の名称】電気刺激装置
(51)【国際特許分類】
A61N 1/36 20060101AFI20241115BHJP
【FI】
A61N1/36
【審査請求】有
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023079705
(22)【出願日】2023-05-12
【新規性喪失の例外の表示】新規性喪失の例外適用申請有り
(71)【出願人】
【識別番号】520112483
【氏名又は名称】株式会社創通メディカル
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】薛 明鶴
【テーマコード(参考)】
4C053
【Fターム(参考)】
4C053JJ15
4C053JJ24
(57)【要約】 (修正有)
【課題】マッサージヘッドを交換し、様々な異なる用途に対応して装着できる電気刺激装置を提供する。
【解決手段】電気刺激装置は、胴体200、及び、前記胴体に交換可能に取り付けられる少なくとも2種類以上のマッサージヘッドを備える。該胴体は、下部ハウジング13と上部ハウジング7との間に、チャンバーが形成され、前記チャンバーは、内部に前記マッサージヘッドへの電気信号を制御するコントロールパネルが取付けられる。前記コントロールパネルは、辺縁に前記第一接点を取り付けるための少なくとも二つ以上の接点用貫通穴及び前記マッサージヘッドを固定するための固定手段が設置される。前記マッサージヘッド)は、前記胴体に取り付けるための取り付け座及び肌電気刺激と美容効果を有する美容部材を含む。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
操作部を有する胴体(200)、及び、前記胴体(200)に交換可能に取り付けられる互いに機能の異なる少なくとも2種類以上のマッサージヘッド(300、400,500,600)を含む電気刺激装置であって、
該胴体(200)は、
下部ハウジング(13)及び上部ハウジング(7)を含み、
前記下部ハウジング(13)と前記上部ハウジング(13)との間には、チャンバーが形成され、前記チャンバー内には、前記各マッサージヘッド(300、400,500,600)への電気信号を制御する胴体制御回路(36)が取付けられ、前記胴体制御回路(36)には、前記マッサージヘッド(300)の電極に電気的に接続される一つ以上の第一接点(33)が設置され、
前記上部ハウジング(7)には、前記マッサージヘッド(300)を該上部ハウジング(7)に取り付けるための取り付け面(211)が開設され、前記取り付け面(211)は、面部取り付け穴(212)を含み、該面部取り付け穴(212)の周辺には、前記第一接点(33)及び前記各マッサージヘッド(300、400,500,600)を前記取り付け面(211)に固定するための固定手段(32)が設置され、
前記各マッサージヘッド(300、400,500,600)は、
前記胴体(200)の前記取り付け面(211)に取り付けるための取り付け座(291)及び電気刺激を被接触部に付与する美容部材(20、21、22)を第一ブラシハウジング(16)および第二ブラシハウジング(29)に含み、
前記第一ブラシハウジング(16)および第二ブラシハウジング(29)の内部には、前記第一接点(33)に電気的に接続される前記マッサージヘッド(300)の電極に導通する複数の第二接点(28)が取り付けられ、
前記前記胴体制御回路(36)における第一接点(33)は、前記各マッサージヘッド(300、400,500,600)における前記美容部材(20、21、22)の種類ごとに異なる位置や数による導通パターンを有し、
前記胴体制御回路(36)は、前記各マッサージヘッド(300、400,500,600)が前記胴体(200)の上部ハウジング(7)の取り付け面(211)に取り付けられた場合、前記美容部材(20、21、22)の前記導通パターンに応じて異なる電気刺激の電気信号を制御するように構成されている、
ことを特徴とする電気刺激装置。
【請求項2】
前記固定手段(32)は直線的に配置された前記二つ以上の接点(28)の直線の両端の延長線上で挟むように配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載の電気刺激装置。
【請求項3】
前記固定手段(32)は、前記胴体(200)に設置される第一磁石(32)、及び、前記マッサージヘッド(300)に設置される第二磁石(27)を含み、前記マッサージヘッド(300)は、前記第一磁石(32)と第二磁石(27)との磁力による吸着力により前記胴体(200)に着脱可能に固定される、
ことを特徴とする、請求項1に記載の電気刺激装置。
【請求項4】
前記第二ブラシハウジング(29)は、前記取り付け座(291)を含み、前記第一及び前記第二ブラシハウジング(16、29)は、内部に複数の第二接点(28)及びブラシ回路基板(25)が取り付けられ、
前記第一ブラシハウジング(16)は、前記美容部材としてブラシ電極(20、21、22)が設置され、前記ブラシ回路基板(25)には、前記ブラシ電極として導電ブラシ(21)及び絶縁ブラシ(22)とそれぞれの先端に金属キャップ(20)が設置され、
前記導電ブラシ(21)及び前記絶縁ブラシ(22)は、前記第一ブラシハウジング(16)上に設置され、前記第一ブラシハウジング(16)と前記第二ブラシハウジング(29)との間には、第一防水粘着手段(17)が設置される、ことを特徴とする、請求項3に記載の電気刺激装置。
【請求項5】
マッサージヘッド(600)は、第一ボディハウジング(62)、および、第二ボディハウジング(65)を含み、取り付け座(651)は、第二ボディハウジング(65)に設けられ、前記第一ボディハウジング(62)、および、前記第二ボディハウジング(65)は、内部に、複数の第四接点(64)及びボディ回路基板(63)が設置され、
前記第一ボディハウジング(62)には、前記美容部材としてボディ電極(61)が設置され、前記ボディ電極(61)は、ボディ回路基板(63)に電気的に接続される、
ことを特徴とする、
請求項1に記載の電気刺激装置。
【請求項6】
マッサージヘッド(400)は、第一フェイスハウジング(45)および第二フェイスハウジング(51)を含み、 前記取り付け座(511)は、前記第二フェイスハウジング(51)に設けられ、前記第一フェイスハウジング(45)および第二フェイスハウジング(51)は、内部に、複数の第二接点(412)及びフェイス回路基板(49)が取り付けられ、
前記第一フェイスハウジング(45)は、前記美容部材としてフェイス電極(40)が設置され、前記フェイス電極(40)は、フェイス回路基板(49)に電気的に接続され、
前記フェイス電極(40)は、中央に空洞のある楕円形状で、電極がその楕円形状の周辺部に配置される、
ことを特徴とする、
請求項1に記載の電気刺激装置。
【請求項7】
マッサージヘッド(500)は、第一ポイントハウジング(56)および第二ポイントハウジング(59)を含み、
取り付け座(591)は、第二ポイントハウジング(59)に設けられ、前記第一ポイントハウジング(56)および第二ポイントハウジング(59)には、内部に、複数の第五接点(58)及びポイント回路基板(57)が設置され、
前記第一ポイントハウジング(56)は、前記美容部材としてポイント電極(52)が設置され、前記ポイント電極(52)は、ポイント回路基板(57)に電気的に接続され、
前記第二ポイントハウジング(59)に接続された第一ポイントハウジング(56)は、その一部が略円錐形状であり、
前記ポイント電極(52)は、その先端が細いポイント電極(52)である、
ことを特徴とする、
請求項1に記載の電気刺激装置。
【請求項8】
前記胴体(200)は、上部及び下部ハウジング(7、13)を含み、前記上部及び下部ハウジング(7、13)の内側には、バッテリー(11)及び充電端子(12)が取り付けられ、前記バッテリー(11)は、充電端子(12)を介して前記胴体(200)に給電される、ことを特徴とする、請求項1に記載の電気刺激装置。
【請求項9】
(取付け座の端部のキー溝と凸部)
前記胴体(200)の前記上部ハウジング(7)には、前記マッサージヘッド(300)を取り付けるための取り付け面(211)の辺縁の周方向に1つ以上のキー溝(213)を備え、
前記マッサージヘッド(300)の取り付け座(291)の凸部(291)には、前記キー溝(213)に挿入可能なキー(214)が設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の電気刺激装置。
【請求項10】
前記ブラシ電極(20、21、22)は、
複数の正極ブラシからなる正極ブラシ(21A)群と、複数の負極ブラシからなる負極ブラシ(21B)群と、複数の絶縁ブラシからなる絶縁ブラシ(22)群を備え、
前記正極ブラシと前記負極ブラシは使用時に直接接触して短絡しないように、前記正極ブラシ群と前記負極ブラシ群の間に絶縁ブラシ群が配置している、ことを特徴とする請求項4の電気刺激装置。
【請求項11】
マッサージヘッドであって、電気刺激を被接触部に付与する美容部材(20、21、22)を第一ブラシハウジング(16)および第二ブラシハウジング(29)に含み、
前記第二ブラシハウジング(29)は、前記取り付け座(291)を含み、前記第一及び前記第二ブラシハウジング(16、29)は、内部に複数の第二接点(28)及びブラシ回路基板(25)が取り付けられ、
前記第一ブラシハウジング(16)は、前記美容部材としてブラシ電極(20、21、22)が設置され、前記ブラシ回路基板(25)には、前記ブラシ電極として導電ブラシ(21)及び絶縁ブラシ(22)とそれぞれの先端に金属キャップ(20)が設置され、
前記導電ブラシ(21)及び前記絶縁ブラシ(22)は、前記第一ブラシハウジング(16)上に設置され、前記第一ブラシハウジング(16)と前記第二ブラシハウジング(29)との間には、第一防水粘着手段(17)が設置される、
マッサージヘッド。
【請求項12】
マッサージヘッドであって、マッサージヘッド(600)は、第一ボディハウジング(62)、および、第二ボディハウジング(65)を含み、取り付け座(651)は、第二ボディハウジング(65)に設けられを含み、前記第一ボディハウジング(62)、および、前記第二ボディハウジング(65)は、内部に、複数の第四接点(64)及びボディ回路基板(63)が設置され、
前記第二ボディハウジング(65)第一ボディハウジング(62)には、前記美容部材としてボディ電極(61)が設置され、前記ボディ電極(61)は、電気的に接続されたボディ回路基板(63)に電気的に接続されるを含み、
前記前記ボディ電極(61)は、第一ボディハウジング(62)上に設置される、ことを特徴とする、マッサージヘッド。
【請求項13】
マッサージヘッドであって、マッサージヘッド(400)は、第一フェイスハウジング(45)および第二フェイスハウジング(51)を含み、前記第一フェイスハウジング(45)および第二フェイスハウジング(51)は、内部に、複数の第二接点(412)及びフェイス回路基板(49)が取り付けられ、
前記第一フェイスハウジング(45)は、フェイス電極(40)が設置され、前記フェイス電極(40)は、フェイス回路基板(49)に電気的に接続され、
前記フェイス電極(40)は、中央に空洞のある楕円形状で、電極がその楕円形状の周辺部に配置される、ことを特徴とする、マッサージヘッド。
【請求項14】
マッサージヘッドであって、マッサージヘッド(500)は、第一ポイントハウジング(56)および第二ポイントハウジング(59)を含み、
取り付け座(591)は、第二ポイントハウジング(59)に設けられ、前記第一ポイントハウジング(56)および第二ポイントハウジング(59)には、内部に、複数の第五接点(58)及びポイント回路基板(57)が設置され、
前記第一ポイントハウジング(56)は、前記美容部材としてポイント電極(52)が設置され、前記ポイント電極(52)は、ポイント回路基板(57)に電気的に接続され、
前記第二ポイントハウジング(59)に接続された第一ポイントハウジング(56)は、その一部が略円錐形状であり、
前記ポイント電極(52)は、その先端が細いポイント電極(52)である、ことを特徴とする、マッサージヘッド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、EMS(Electrical Muscle Stimulation)を利用して肌の引き締めや美容効果を得ることができる電気刺激装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、単一のマッサージヘッドが搭載されている電気刺激できる電気刺激装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国実用新案登録208989610号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に開示の電気刺激装置では、単一種類のマッサージヘッドにすぎない。そのため、マッサージヘッドが使用される身体の部位や得られる効果によっては複数のマッサージ器具を用意する必要があった。また、電気刺激装置によっては、搭載されたマッサージヘッドの種類が限られていたため、使用者の好みやニーズに応えることができない場合があった。
【0005】
本発明は、複数のマッサージヘッドを単一の本体で簡単にかつ確実に着脱でき、それぞれ異なるマッサージヘッドに応じた電気刺激を付与することができる電気刺激装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明に採用されている技術手段は、以下の通りである。
【0007】
本発明は、操作部を有する胴体(200)、及び、前記胴体(200)に交換可能に取り付けられる互いに機能の異なる少なくとも2種類以上のマッサージヘッド(300)を含む電気刺激装置であって、該胴体(200)は、下部ハウジング(13)及び上部ハウジング(7)を含み、前記下部ハウジング(13)と前記上部ハウジング(13)との間には、チャンバーが形成され、前記チャンバー内には、前記マッサージヘッド(300)への電気信号を制御する胴体制御回路(36)が取付けられ、前記胴体制御回路(36)には、前記マッサージヘッド(300)の電極に電気的に接続される一つ以上の第一接点(33)が設置され、前記上部ハウジング(7)には、前記マッサージヘッド(300)を該上部ハウジング(7)に取り付けるための取り付け面(211)が開設され、前記取り付け面(211)は、面部取り付け穴(211)を含み、該面部取り付け穴(211)の周辺には、前記第一接点(33)及び前記マッサージヘッド(300)を前記取り付け面(211)に固定するための固定手段(32)が設置され、前記マッサージヘッド(300)は、前記胴体(200)の前記取り付け面(211)に取り付けるための取り付け座(291)及び電気刺激を被接触部に付与する美容部材(20、21、22)を含み、前記取り付け座(291)は、上部ハウジング(29)を含み、前記上部ハウジング(29)の内部には、前記第一接点(33)に電気的に接続される前記電極に導通する複数の第二接点(28)が取り付けられ、前記第一接点(33)は、前記各マッサージヘッド(300)における前記美容部材(20、21、22)の種類ごとに異なる位置や数による導通パターンを有し、前記胴体制御回路(36)は、前記各マッサージヘッド(300)が上部ハウジング(7)の取り付け面(211)に取り付けられた場合、前記美容部材(20、21、22)の前記導通パターンに応じて異なる電気刺激の電気信号を制御するように構成されている、電気刺激美容器を提供する。
【0008】
本発明の電気刺激美容器によれば、本体の胴体に取り付けられたマッサージヘッドを介して、体の一部に電気が流れる(EMSが付与される)。その結果、電気によって筋肉が刺激され血流が促進され、電気刺激美容器の使用箇所にマッサージ効果を付与することができる。
【0009】
EMS(Electrical Muscle Stimulation)刺激とは、筋肉に対して電気刺激を与えることで筋収縮を引き起こし、筋力トレーニング効果を得るために使用される技術として知られている。EMS刺激は、主にリハビリテーションやスポーツトレーニング、筋力向上、筋肉痛の軽減、血行促進などの目的で使用される。
【0010】
EMS装置は、電極パッド等の導電性部材を筋肉に接触させ、電気刺激を送ることで筋収縮を引き起こします。この電気刺激は、通常の筋肉運動と同様に運動神経を刺激し、筋繊維が収縮することで筋力トレーニング効果が得られる。EMS刺激は、特定の筋肉群に対して効果的に働かせることができるため、効率的な筋力トレーニングやリハビリテーションに有効である。
【0011】
また、マッサージヘッドは複数種類があるため、使用者は体の異なる箇所に対して適切なEMSを付与することができる。そして、電気刺激美容器には、美容部材に応じて電気刺激を発生させるためのプログラムが複数用意されており、美容部材の種類に応じて、それぞれ異なるプログラムが適用される。一例として、肌のたるみを改善したい場合には、筋肉に刺激を与え、引き締めるプログラムが選択される。一方、血行やリンパの流れを促進し、くすみを改善する場合には、細かな振動を繰り返すプログラムが選択される。
【0012】
前記固定手段(32)は直線的に配置された前記二つ以上の接点(28)の直線の両端の延長線上で挟むように配置されていてもよい。
【0013】
前記の構成によれば、前記接点用貫通穴(152)に挿入された接点と前記固定手段(16)は直前上に配置され、接点の両側は前記固定手段(16)に挟まれた配置される。直前上に配置された前記接点の列はその両端箇所で前記固定手段により固定されるので、接点での接触は外れにくく強固になる。
【0014】
前記固定手段(32)は、前記胴体(200)に設置される第一磁石(32)、及び、前記マッサージヘッド(300)に設置される第二磁石(27)を含み、前記マッサージヘッド(300)は、前記第一磁石(32)と第二磁石(27)との磁力による吸着力により前記胴体(200)に着脱可能に固定されてもよい。
【0015】
前記の構成によれば、マッサージヘッドと前記胴体の固定手段として磁石が使用されることが好ましい。磁石を使うメリットは、使用時の着脱の取付けが容易、着脱の強度は磁力により調整可能である。また磁石は形状の加工も容易なので、隣接する接点やマッサージヘッドのデザインにも合わせることができる。さらに、着脱時の摩耗が少ないので耐久性に優れている。防水の観点から着脱の強度は、水にも影響されないなど効果がある。
【0016】
前記取り付け座(291)は、第一及び第二ブラシハウジング(16、29)を含み、第一及び第二ブラシハウジング(16、29)は、内部に複数の第二接点(28)及びブラシ回路基板(25)が取り付けられ、前記第一ブラシハウジング(16)は、前記美容部材としてブラシ電極(20、21、22)が設置され、前記ブラシ回路基板(25)には、前記ブラシ電極として導電ブラシ(21)及び絶縁ブラシ(22)とそれぞれの先端に金属キャップ(20)が設置され、前記導電ブラシ(21)及び前記絶縁ブラシ(22)は、前記第一ブラシハウジング(16)上に設置され、前記第一ブラシハウジング(16)と前記第二ブラシハウジング(29)との間には、第一防水粘着手段(17)が設置されていてもよい。
【0017】
前記の構成によれば、前記美容部材として導電ブラシが使用される。前記導電ブラシを頭皮に対して使用する場合、前記導電ブラシが頭皮にマッサージを施し、血流を促進することができる。血流が増えることで、頭皮の細胞に栄養や酸素が行き届き、頭皮環境を改善することができる。また、EMS技術により、頭皮の筋肉を刺激することで、頭皮のたるみやシワを改善することも期待できる。頭皮に対してEMS美容器を使用することで、髪の毛の成長を促進したり、健康的な頭皮環境を作ることができる。
【0018】
前記取り付け座(651)は、第二ボディハウジング(65)を含み、前記第二ボディハウジング(65)は、内部に、複数の第四接点(64)及びボディ回路基板(63)が設置され、前記第二ボディハウジング(65)は、前記美容部材としてボディ電極(61)が設置され、前記ボディ電極(61)は、電気的に接続されたボディ回路基板(63)を含み、前記前記ボディ電極(61)は、第一ボディハウジング(62)上に設置されていてもよい。
【0019】
前記構成によれば、前記美容部材として一部が切り取られていない平面の電極部材であるボディ電極が使用される。前記ボディ電極は、一部が切り取られていない平面の形状なので、腕や足など体表面の凹凸が少なく広い面積の箇所に使用する好ましい。また前記ボディ電極を使用することで、EMS美容器が送出する微弱な電気信号が筋肉に届き、筋肉を収縮させることができる。これにより、筋肉を刺激し、リラックスさせたりすることができる。また、筋肉の収縮により、血流が増えることで、代謝が促進され、脂肪の燃焼やセルライトの改善などが期待できる。
【0020】
前記取り付け座(511)は、第二フェイスハウジング(51)を含み、前記第二フェイスハウジングは、内部に、複数の第二接点(412)及びフェイス回路基板(49)が取り付けられ、前記第二フェイスハウジング(51)は、前記美容部材としてフェイス電極(40)が設置され、前記フェイス電極(40)は、電気的に接続されたフェイス回路基板(49)を含み、前記フェイス電極(40)は、中央に空洞のある楕円形状で、電極がその楕円形状の周辺部に配置され、前記フェイス電極(40)は、第一フェイスハウジング(45)上に設置されてもよい。
【0021】
前記構成によれば、前記美容部材として中央に空洞のある楕円形状で、電極が周辺部に配置されているフェイス電極が使用される。前記フェイス電極は、中央に空洞のある楕円形状で、電極が周辺部に配置されている形状なので、ボディよりも平面箇所が少なく、目や鼻、口などの端部にも当てやすい形状になっている。また、周辺部に電極が配置されていることで、電気信号をフェイスの広い範囲に均等に送り出すことができ、美容効果をより効果的に得ることができる。フェイス電極を使用することで、EMS美容器が送出する微弱な電気信号がフェイスの筋肉に届き、筋肉を刺激し、血流を促進することで、小じわやたるみ、むくみなどの改善が期待できる。
【0022】
前記取り付け座(59)は、第二ポイントハウジング(59)を含み、前記第二ポイントハウジング(59)は、内部に、複数の第五接点(58)及びポイント回路基板(57)が設置され、前記第二ポイントハウジング(59)は、前記美容部材としてポイント電極(52)が設置され、前記ポイント電極(52)は、電気的に接続されたポイント回路基板(57)を含み、前記第二ポイントハウジング(59)に接続された第一ポイントハウジング(56)は、その一部が略円錐形状であり、前記ポイント電極(522)は、前記第一ポイントハウジング(56)の先端が細いポイント電極(52)が設置されていてもよい。
【0023】
前記構成によれば、前記美容部材として略円錐形状で先端が平面のポイント電極が使用される。このタイプの電極は、略円錐形状であることから、使用する際に特定の部位に集中的な刺激を与えることができ、筋肉や皮膚を刺激し、代謝を促進する効果が期待できる。また、先端が平面であることから、電極の接触面積が小さいため、より局所的な刺激を行うことができる。これにより、部位ごとに適切な刺激を行うことができ、より効果的な美容効果が期待できる。
【0024】
前記胴体(200)に設置され、上部及び下部ハウジング(7、13)を含み、前記上部及び下部ハウジング(7、13)には、バッテリー(11)及び充電端子(12)が取り付けられ、前記バッテリー(11)は、充電端子(12)を介して前記胴体(200)に給電されることが好ましい。
【0025】
前記構成によれば、本発明の美容器は、前記胴体内にリチウム電池を含む充電可能な美容器である。EMS美容器が充電タイプなので、使用後に捨てる必要のないタイプの電池を使用する必要がないため、環境に優しく、コスト削減にもなる。また、充電済みであれば、コードレスで使用することができるため、持ち運びやすく、旅行や出張などでも利用できる。
【0026】
前記胴体(200)の前記上部ハウジング(7)には、前記マッサージヘッド(300)を取り付けるための取り付け面(211)の辺縁の周方向に1つ以上のキー溝(213)を備え、前記マッサージヘッド(300)の前記取り付け面(291)に取り付けるための取り付け座(291)の凸部(291)には前記キー溝(213)に挿入可能なキー(214)を備されていてもよい。
【0027】
前記構成によれば、前記胴部(1)と前記マッサージヘッド(2)は取付け時に、前記胴体(1)側の周方向に非対称な1つ以上のキー溝(119)に前記マッサージヘッド(2)側の平行なキー(120)が挿入されて取付けられる。前記キー溝及び前記平行なキーは周方向に非対称な配置のため、装着方向が正しくないと装着することができず、装着時の上下左右の間違いを防止することができる。また、キー溝を設けることで、ヘッドマッサージと胴体の接続部分がより強固により、使用時の安定性が向上する。
【0028】
前記キー溝及び前記平行なキーは、凹部、凸部であってもよい。また、前記凹部、前記凸部は、前記胴部(1)と前記マッサージヘッド(2)のぞれぞれ片方、もしくは両側にあってもよい。
【0029】
前記ブラシ電極(20、21、22)は、複数の正極ブラシからなる正極ブラシ(21A)群と、複数の負極ブラシからなる負極ブラシ(21B)群と、複数の絶縁ブラシからなる絶縁ブラシ(22)群を備え、前記正極ブラシと前記負極ブラシは使用時に直接接触して短絡しないように、前記正極ブラシ群と前記負極ブラシ群の間に絶縁ブラシ群が配置されていてもよい。
【0030】
前記構成によれば、正極ブラシ群と負極ブラシ群の間に絶縁ブラシを配置することで、正極ブラシと負極ブラシが直接接触して短絡することを防ぐことができる。これにより、電気刺激をより効率的に皮膚に伝えることができ、より効果的なEMS美容が行える。また、絶縁ブラシを用いることで、正極ブラシや負極ブラシが互いに接触して短絡することを予防し、製品の電気的な故障や使用者が不快な感触を軽減することができるというメリットもある。
【発明の効果】
【0031】
本発明によれば、異なる種類のマッサージヘッドを交換可能に取り付けることにより、様々な部位に合わせた施術が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【
図1】本発明に係る電気刺激装置の実施例1の全体の構成を示す分解斜視図である。
【
図2】
図1に示される実施例1における胴体の模式図である。
【
図3】(A),(B),および、(C)は、それぞれ、本発明に係る電気刺激装置の実施例1における胴体に着脱可能に装着されるマッサージヘッドの第一実施例の正面図、側面図、背面図である。
【
図4】(A),(B)、および、(C)は、それぞれ、本発明に係る電気刺激装置の実施例1における胴体に着脱可能に装着されるマッサージヘッドの第二実施例の正面図、側面図、背面図である。
【
図5】本発明に係る電気刺激装置の実施例1における胴体に着脱可能に装着されるマッサージヘッドの第二実施例の分解斜視図である。
【
図6】(A),(B)、および、(C)は、それぞれ、本発明に係る電気刺激装置の実施例1における胴体に着脱可能に装着されるマッサージヘッドの第三実施例の正面図、側面図、背面図である。
【
図7】本発明に係る電気刺激装置の実施例1における胴体に着脱可能に装着されるマッサージヘッドの第三実施例の分解斜視図である。
【
図8】(A),(B),および、(C)は、それぞれ、本発明に係る電気刺激装置の実施例1における胴体に着脱可能に装着されるマッサージヘッドの第四実施例の正面図、側面図、背面図である。
【
図9】本発明に係る電気刺激装置の実施例1における胴体に着脱可能に装着されるマッサージヘッドの第四実施例の分解斜視図である。
【
図10】(A)、および、(B)は、それぞれ、本発明に係る電気刺激装置の実施例1に適用されるマッサージヘッドの充電器BCの正面図、側面図である。
【
図11】本発明に係る電気刺激装置の実施例1に適用されるマッサージヘッドの充電器BCの分解斜視図である。
【
図12】(A),および、(B)は、それぞれ、本発明に係る電気刺激装置の実施例1における胴体単体の正面図、側面図であり、(C)および(D)は、それぞれ、電気刺激装置の実施例1における胴体にマッサージヘッドおよび充電器BC1000が装着された状態を示す正面図、および、側面図である。
【
図13】(A),(B)は、それぞれ、本発明に係る電気刺激装置の実施例1に適用されるマッサージヘッドの実施例1の正極と負極のブラシを示す正面図、および、斜視図である。
【
図14】本発明に係る電気刺激装置の実施例1に備えられ各マッサージヘッドを制御するコントロールパネルおよび電源パネルの制御ブロック図である。
【
図15】(A),(B)は、それぞれ、本発明に係る電気刺激装置の実施例1に備えられ各マッサージヘッドの背面図及びその接点箇所の部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0033】
本発明の説明において、説明するべきところは、「第一」、「第二」、「第三」等の用語は、区別して説明することだけに用いられ、相対的重要性を指示し又は暗示するものとして理解するべきではない。
【0034】
(第1実施例)
図1を参照に、本実施形態に係る電気刺激装置100を説明する。本実施形態では、電気刺激装置100は、概ね棒状形状である。なお、電気刺激装置100は、楕円球状形状等、他の棒形状であってもよい。
【0035】
図1を参照すると、電気刺激装置100は、胴体200、および、マッサージヘッド300を備える。また、胴体200は、上部ハウジング7、下部ハウジング13、操作部14を備え、上部ハウジング7に取付け面211、取付け穴212を備える。
即ち、胴体200は、樹脂製で内部に空間を有し棒状形状である。胴体200は、上下に分割され、上側の上部ハウジング7、下側の下部ハウジング13を備える。
【0036】
胴体200は、光源カバー8、光源9、光源回路10、充電池11、充電端子12、操作部14、操作部カバー15、第一磁石(永久磁石)32、第一接点33、防水シリコンカバー34、防水シリコンボタン35、胴体制御回路36、変圧回路37を、上部ハウジング7と下部ハウジング13との間に形成される収容空間内に備える。下部ハウジング13は、下部ハウジングシェル39を備える。
【0037】
上部ハウジング7は、電気刺激装置100の電源をON/OFFする釦部141及び電気刺激の強弱用(+、-)釦142を操作する操作部14と、上部ハウジング7と操作部14との間に配置される操作部カバー15、ステンレス製磁石カバー30を備える。
【0038】
充電池11は、外部電源から充電端子12を介して充電される。充電池11の電圧は変圧回路37で変圧される。充電池11は、変圧回路37を介して胴体制御回路36に導通される。
【0039】
操作部14は、少なくとも2つ以上の操作ボタンを備え、例えば、電気刺激装置100の電源をオン/オフする第1ボタン141と、電気刺激の強弱用釦(+、-)からなる第2ボタン142と、を備える。
【0040】
操作部14で操作された電気刺激装置100の電源のON/OFF信号や電源刺激の強弱信号が、防水シリコンカバー34と防水シリコンボタン35を介して胴体制御回路36に入力される。胴体制御回路36は、後述されるように、マッサージヘッド300の種類を判別して、装着された各マッサージヘッド300に応じた電気信号を第一接点33(
図2参照)に出力する。
【0041】
図1では、マッサージヘッド300は、ブラシ電極タイプである。ブラシ電極タイプは、第一ブラシハウジング16、接着部材17、第一レンズ18、第二レンズ19、ブラシの先端の金属キャップ20、正極及び負極ブラシを構成する導電性素材からなる導電ブラシ21、絶縁素材からなる絶縁ブラシ22、導電ブラシ21と絶縁ブラシ22の基端部を固定するブラシ固定板23、第三レンズ24、導電ブラシ21の電気信号を制御するブラシ回路基板25、均一な照射面を得るための第四レンズ26、胴体200側の第一磁石32と着脱する第二磁石(永久磁石)27、第二接点28、第二ブラシハウジング29を備える。
【0042】
第一レンズ18は、外観用のレンズであり、外部からの防水性と透過性という機能を有している。また第二レンズ19は半透明のレンズであり、反射機能を有している。第三レンズ24はミラーレンズで、透過と反射の機能を有している。そしてこれら3つのレンズを組み合わせることで、深海ライトのような蛍光や発光を立体的に見せる立体的な照明効果と防水性の機能を有している。
【0043】
胴体200側の第一接点33から第二接点28(
図3C参照)を介して、ブラシ回路基板25に電気信号が伝達され、ブラシ回路基板25から導電ブラシ21及びブラシの先端の金属キャップ20にブラシ電極に適した電気刺激が付与される。導電ブラシ21と絶縁ブラシ22は、基端部で分離しており電気的に絶縁している。絶縁素材からなる絶縁ブラシ22及びその先端の金属キャップには電気刺激は付与されない。
【0044】
図2を参照に、
図1に示される実施例1における胴体200を説明する。胴体200は、複数個の設定指示ランプ810、電気刺激装置100の電源をオン/オフする第1ボタン141及び電気刺激の強弱を操作する第2ボタン142を有する操作部14を上部ハウジング7に備える。上部ハウジング7における操作部14に隣接して形成される浅い窪みには、上部ハウジング7の長手方向に延びる取付け面211が設けられ、取付け面211における中央部には、上部ハウジング7の長手方向に細長く延びる長穴とされる取付け穴212が形成されている。取付け穴212の一方の端部における周縁には、キー溝部213が形成されている。
【0045】
電気刺激装置100の電源がオフの状態で第1ボタン141を長押しすると電源がオンになり、複数個の設定指示ランプ810の端部の1か所が点灯する。また電源がオンの状態で第1ボタン141を長押しすると電気刺激装置100の電源がオフになる。電源のオン/オフを視覚だけでなく、触覚でもわかるように胴体200の内部に振動する振動部材が設けられている。なお、電源のオン/オフのタイミングに合わせて振動部材を振動させてもよい。
【0046】
電気刺激装置100の電源がオンとなった場合、複数個の設定指示ランプ810のうち端部の1か所が点灯する。その状態で第2ボタン142のプラス(+)箇所を押すと電気刺激の強度が強くなり、設定指示ランプ810が点灯する個数が増える。逆に設定指示ランプ810の点灯する個数が増えた状態で第2ボタン142のマイナス(-)箇所を押すと電気刺激の強度が弱くなり、設定指示ランプ810が点灯する個数が減る。設定指示ランプ810は、電気刺激の強度が一番弱い状態は最少1個点灯し、一番強い状態では最大2個以上点灯する。
【0047】
図3の(A)、(B)、および、(C)は、それぞれ、本発明に係る電気刺激装置の実施例1における胴体200に着脱可能に装着される300の第一実施例の正面図、側面図、背面図である。マッサージヘッド300は、ブラシ電極タイプである。
【0048】
マッサージヘッド300は、楕円形細長形状で、中央箇所には、楕円細長の第二ブラシハウジング29があり、その第二ブラシハウジング29における一方の端部には、導電ブラシ21と絶縁ブラシ22とが配置されている。
【0049】
マッサージヘッド300は、第二ブラシハウジング29と、取り付け座291、凸部292を備える。
【0050】
胴体200とマッサージヘッド300との装着時において、胴体200の取付け面211とマッサージヘッド300の取り付け座291とが対面し、第一磁石32と第二磁石27との磁力による固着力により、マッサージヘッド300が胴体200に固定される。
【0051】
マッサージヘッド300における第二ブラシハウジング29の他方の端部には、背面の中央に取り付け座291から突出する楕円形状の凸部292が設けられている。
【0052】
上述の凸部292の一部には、胴体200のキー溝213に挿入可能なキー214がある。キー214により、マッサージヘッド300を取り付ける際の上下左右の方向を正確に認識することができるので、着脱の際に誤った操作を行うことを防止することができる。
【0053】
複数の第二接点28は、取り付け座291の上で直前上に配置され、その直線の延長線上の両端側で第二磁石27が配置されている。このように直線上に接点を配置し、両側を磁石27で固定することで、接点の接触を確実にして外れにくい構成とすることが好ましい。
【0054】
(第2実施例)
図4を参照すると、(A),(B)、および、(C)は、それぞれ、本発明に係る電気刺激装置の実施例1における胴体200に着脱可能に装着されるマッサージヘッド400の第二実施例の正面図、側面図、背面図である。
【0055】
図4の(A)を参照すると、マッサージヘッド400は、フェイス電極用である。マッサージヘッド400は、フェイス電極40、装飾部43、ハーフミラー44、第一フェイスハウジング45を備える。
【0056】
フェイス電極40は、中央に電極の空白箇所がある楕円形状の第三レンズ41(
図5参照)の周辺部に複数個のフェイス電極40が配置されている。そのような電極配置により、ボディ電極よりも電極の平面箇所が少なくし、目や鼻、口などの端部にも当てやすい配置形状になっている。また、周辺部に電極が配置されていることで、電気刺激をフェイスの広い範囲に均等に送り出すことができる。
【0057】
装飾部43は、本体表面上の胴体一つである第一フェイスハウジング45と、顔に当たる部分の一つであるので第三レンズ41の間にある。第三レンズ41は、表面が滑らかで、光を一部透過させる部材で、その周りにはフェイス電極40が配置されている。フェイス電極40は、電気刺激を付与する役割があるが、第三レンズ41はそうではない。
【0058】
マッサージヘッド400は、フェイス電極40、第一フェイスハウジング45、第二フェイスハウジング45、第二取り付け座511、第二凸部512を備えている。第二凸部512は、胴体200のキー溝213に挿入可能なキー513がある。
【0059】
マッサージヘッド400の背面は、第二フェイスハウジング51、第二取り付け座511、第二凸部512を備え、第二凸部512は、胴体200のキー溝213に挿入可能なキー513、第二取り付け座511上に直線に配置される第二接点50、ステンレス製磁石カバー30を備える。
【0060】
図5は、本発明に係る電気刺激装置の第二実施例における胴体200に着脱可能に装着されるマッサージヘッド400の第二実施例の分解斜視図である。
【0061】
図5ではマッサージヘッド400は、フェイス電極タイプである。フェイス電極タイプは、フェイス電極40、第三レンズ41、接着部材42、装飾部43、ハーフミラー44、第一フェイスハウジング45、反射レンズ46、第二光源カバー47、サポート部材48、フェイス回路基板49、第三接点50を備える。
【0062】
第三レンズ41は、外観表面上のレンズであり、外部からの防水性と透過性という機能を有している。またハーフミラー44は半透明のレンズであり、反射機能を有している。
第三レンズ41とハーフミラー44は接着部材42を介して接着している。反射レンズ46はミラーレンズで、透過と反射の機能を有している。そしてこれらの3つのレンズを組み合わせることで、深海ライトのような立体的な照明効果と防水性の機能を有している。
【0063】
胴体200側から第一接点33から第三接点50を介して、フェイス回路基板49に電気信号が伝達され、フェイス回路基板49からフェイス電極40に適した電気刺激が付与される。
【0064】
フェイス回路基板49は電気信号を受信する部分であり、その上にサポート部材48が配置されている。サポート部材48の中に電気信号を受けて発光する第二光源カバー47が配置されている。第二光源カバー47は、フェイス回路基板49から電気信号を受信すると、発光してフェイス電極40が使用可能であることを通知する機能を有している。
【0065】
(第3実施例)
図6は(A),(B)、および、(C)は、それぞれ、本発明に係る電気刺激装置の実施例1における胴体200に着脱可能に装着されるマッサージヘッド600の第三実施例の正面図、側面図、背面図である。
【0066】
マッサージヘッド600の背面は、第二ボディハウジング65、第二取り付け座651、第二凸部652を備え、第二凸部652は、胴体200のキー溝213に挿入可能なキー653、第二取り付け座651上に直線に配置される第四接点64、ステンレス製磁石カバー30を備える。
【0067】
図7ではマッサージヘッド600は、ボディ電極タイプである。ボディ電極タイプは、ボディ電極61、第一ボディハウジング62、ボディ回路基板63、第三接点64、第二ボディハウジング65を備える。
【0068】
胴体200側の第一接点33から第四接点64を介して、ボティ回路基板63に電気信号が伝達され、ボティ回路基板63からボティ電極61に適した電気刺激が付与される。ボティ電極61は、ヘッドマッサージ上で広い面積割合を占有しているが、複数個所に分割され、凹凸箇所が少ない身体の表面を刺激するのに好ましい。
【0069】
(第4実施例)
図8は、(A),(B),および、(C)は、それぞれ、本発明に係る電気刺激装置の実施例1における胴体200に着脱可能に装着されるマッサージヘッド500の第四実施例の正面図、側面図、背面図である。
【0070】
図9ではマッサージヘッド500は、ポイント電極タイプである。ポイント電極タイプは、
図8および
図9に示されるように、ポイント電極52、導電性部材53、電極ホルダー54、弾性部材55、第一ポイントハウジング56、ポイント回路基板57、第四接点58、第二ポイントハウジング59を備える。
マッサージヘッド500の背面は、第二ポイントハウジング59、第二取り付け座591、第二凸部592を備え、第二凸部592は、胴体200のキー溝213に挿入可能なキー593、第二取り付け座591上に直線に配置される第五接点58、ステンレス製磁石カバー30を備える。
【0071】
胴体200側の第一接点33から第四接点58を介して、ポイント回路基板57に電気信号が伝達され、ポイント回路基板57から導電性部材53及びポイント電極52に適した電気刺激が付与される。ポイント電極52は、特定箇所の1点を狭い面積であり、目元の筋肉や、口元やほうれい線の箇所などに使用することができる。
【0072】
(充電器BC)
図10、および、11を参照すると、充電器BC1000は、滑り止めマット1、充電台下カバー2、充電変圧回路3、本体との接触点を含む充電制御回路4、本体固定金具5、充電台上カバー6を備える。
【0073】
電気の流れとしては、家庭用電源(たとえば100V)から充電器BC1000に電気エネルギーが供給されると、充電器BC内部で充電変圧回路3により、電気エネルギーが調整され、安定した電圧・電流に変換される。
【0074】
滑り止めマット1、充電台下カバー2は、充電器BC1000が滑らないようにしたり、充電時に電気刺激装置本体を固定したり、安全性を高めたりするために重要な役割を担っている。
【0075】
図14は、上述の胴体制御回路36を構成する電気刺激モジュールの機能構成を示すブロック図である。電気刺激モジュールは、胴体とマッサージヘッド部を備えている。電源部(バッテリー)11、操作部14、制御部700、発光部810、振動部820は胴体部内に収められている。制御部700は、電源制御部702、電気刺激制御部704、接点信号検知部706、設定部708を含む。
【0076】
制御部の各ブロックは、ハードウェア的には、集積回路をはじめとする素子や機械装置で実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、本明細書に触れた当業者には理解されるところである。
【0077】
胴体200に各マッサージヘッドが装着されると両者の接点を介して通電し、制御部700が作動する。
【0078】
電源制御部702は、電源部(バッテリー)11の充電を制御するとともに、充電状態の情報を発光部810へ送信する。接点信号検知部706は、各マッサージヘッドと胴体200おける接点の接点信号の種類を検知する。電気刺激制御部704は、接点信号検知部706が検知した信号の種類に応じて、所定の動作時間(例えば数分)、所定の周期(例えば、)、所定の電圧(例えば、)を各マッサージヘッドに印加する。
【0079】
操作部14は、電源のON/OFF信号、及び電気刺激の強弱の信号を設定部708に送る。設定部708は受信した情報に基づいて印加する設定電圧値を増減させる。設定電圧値の増減がなされるたびに、電気刺激制御部704は各マッサージヘッドに新たな設定電圧を印加する。設定電圧値は、たとえば5段階の値に設定できる。
【0080】
バッテリーの充電状況を発光部の複数の棒の数で示すことは、一般的にバッテリー残量表示器として知られている。発光部は、充電された電源部(バッテリー)の電圧に基づいて、発光部に表示される棒の数を変化させる。発光部は、4本または5本など複数本のLED棒を使用して、バッテリーの充電状態を示す。完全に充電された場合は、全てのLEDが点灯し、バッテリーが空になるとすべてのLEDが消える。残量が少なくなるにつれて、点灯しているLEDの本数が減っていく。
【0081】
電気刺激装置は、振動部が作動すると振動する。操作部14からの電源のON/OFF信号、及び、電気刺激の強弱の信号を制御部の設定部708に送り、それに応じて設定部708は振動部820に作動する信号を送信する。操作者は、発光部に810よる表示の他に振動を知覚し、動作の切り替えを認知することができる。
【0082】
(マッサージヘッドの選択)
図15(A),(B)は、それぞれ、本発明に係る電気刺激装置の実施例1に備えられ各マッサージヘッドの背面図及びその接点箇所の部分拡大図である。
【0083】
以下の表は、
図15(B)において、マッサージヘッドの種類に応じた接点を識別するパターンに関しての説明の表である。
【0084】
表1は、マッサージヘッドの種類とその種類を認識する接点箇所を示す表である。表中の高電圧信号、低電圧信号は、信号の種類を意味しており、高電圧信号は、信号として数字1に似たものと、低電圧信号は信号として数字0に似たものを意味します。
【0085】
胴体200から4つの電極ヘッドに出力する電気刺激(EMS)ポートは固定されており、J8-1007接点、J8-1008接点、J8-1011接点、J8-1012接点の4点である。
【0086】
図15(B)において、マッサージヘッド300の接点は凸部292を挟んで二列あり、一方はJ7列、他方はJ8列である。ここでJ7、J8は接点の列を名付けるために仮に付与した名称である。
【0087】
接点はJ7列上に直線上一列で6点、J8列上に同様に6点配置されている。接点は、J7列の上から二つ目を接点J7-1002接点、J8列の下から順にJ8-1007接点、J8-1008接点、J8-1009接点、J8-1010接点、J8-1011接点、J8-1012接点が配置されている。
【0088】
J7-1002接点は、マッサージヘッドが装着されているかどうかを判断するためのものである。マッサージヘッドが胴体200に装着されている場合は、J7-1002接点が高電圧信号となり、マッサージヘッドへ電気刺激(EMS)出力される。一方、マッサージヘッドが取り外されている場合は、J7-1002が低電圧信号となり、電気刺激(EMS出力)はない。
【0089】
J7列、J8上の接点を介して、制御部がマッサージヘッドの種類を判別できる構成を説明します。まず各マッサージヘッドの接点のJ7-1002接点、J8-1007接点、J8-1008接点の異なる3つの接点を使用します。
【0090】
ブラシ電極型の場合、マッサージヘッド300が胴体200に接続すると、胴体側の制御部は、(高電圧信号を「高」と示す)を高/高/高、つまり数字だと111の信号組み合わせを通じてこのマッサージヘッドをブラシ電極型であると認識する。
【0091】
フェイス電極型の場合、マッサージヘッド300が胴体200に接続すると、胴体側の制御部は、(低電圧信号を「低」と示す)を高/低/高、つまり数字だと101の信号組み合わせを通じてこのマッサージヘッドをフェイス電極型であると認識する。
【0092】
ボディ電極型の場合、マッサージヘッド300が胴体200に接続すると、胴体側の制御部は、高/低/低、つまり数字だと100)の信号組み合わせを通じてこのマッサージヘッドをボディ電極型であると認識する。
【0093】
ポイント電極型の場合、マッサージヘッド300が胴体200に接続すると、胴体側の制御部は、高/高/低、つまり数字だと110)の信号組み合わせを通じてこのマッサージヘッドをポイント電極型であると認識する。
【0094】
説明するべきところは、本明細書に上記の各実施例を説明したものの、本発明の保護しようとする登録請求の範囲を限定するわけではない。従って、本発明の創新理念に基づいて、本明細書における上記の実施例を変更したり、補正したり、又は、本発明の明細書及びその図面により均等構成や均等フローへの置換、直接又は間接に以上の技術手段を他の関連する技術分野に運用したりして得られたことは、いずれも、本発明の登録請求の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0095】
1 滑り止めマット
2 充電台下カバー
3 充電変圧回路
4 充電制御回路
5 本体固定金具
6 充電台上カバー
7 上部ハウジング
8 光源カバー
9 光源
10 ライトボード
11 バッテリー
12 充電端子
13 下部ハウジング
14 操作部
15 操作部カバー
16 第一ブラシシハウジング
17 接着部材
18 第一レンズ
19 第二レンズ
20 金属キャップ
21 導電ブラシ
22 絶縁ブラシ
23 ブラシ固定板
24 第三レンズ
25 ブラシ回路基板
26 第四レンズ
27 第二磁石
28 第二接点
29 第二ブラシハウジング
30 磁石カバー
31 ホストカバー
32 第一磁石
33 第一接点
34 防水シリコンカバー
35 防水シリコンボタン
36 胴体制御回路
37 トランスボード
38 ホストシェル
39 下部ハウジングシェル
40 フェイス電極
41 第三レンズ
42 接着部材
43 装飾部
44 ハーフミラー
45 第一フェイスハウジング
46 反射レンズ
47 第二光源カバー
48 サポート部材
49 フェイス回路基板
50 第三接点
51 第二フェイスハウジング
52 ポイント電極
53 導電性部材
54 電極ホルダー
55 弾性部材
56 第一ポイントハウジング
57 ポイント回路基板
58 第五接点
59 第二ポイントハウジング
61 ボディ電極
62 第一ボディハウジング
63 ボディ回路基板
64 第四接点
65 第二ボディハウジング
100 電気刺激装置
141 第1ボタン
142 第2ボタン
200 胴体
214 キー
291 取り付け座
292 凸部
213 キー溝
300 ブラシ電極タイプ
400 フェイス電極タイプ
500 ポイント電極タイプ
513 キー
600 ボディ電極タイプ
653 キー
700 制御部
702 電源制御部
704 電気刺激制御部
706 接点信号検知部
708 設定部
810 発光部
820 振動部
1000 充電器BC
【手続補正書】
【提出日】2024-09-26
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
操作部を有する胴体(200)、及び、前記胴体(200)に交換可能に取り付けられる互いに機能の異なる少なくとも2種類以上のマッサージヘッド(300、400、500、600)を含む電気刺激装置であって、
該胴体(200)は、
下部ハウジング(13)及び上部ハウジング(7)を含み、
前記下部ハウジング(13)と前記上部ハウジング(7)との間には、前記両ハウジングで中空状のチャンバーが形成され、前記チャンバー内には、前記マッサージヘッド(300、400,500,600)への電気信号を制御する胴体制御回路(36)が前記下部ハウジングに取り付けられ、前記胴体制御回路(36)には、前記マッサージヘッド(300)の電極に電気的に接続される1つ以上の第一接点(33)が設置され、
前記上部ハウジング(7)には、前記マッサージヘッド(300)を該上部ハウジング(7)に取り付けるための取り付け面(211)が設置され、前記取り付け面(211)は、面部取り付け穴(212)を含み、該面部取り付け穴(212)の周辺には、前記第一接点(33)及び前記マッサージヘッド(300、400,500,600)を前記取り付け面(211)に固定するための固定手段が設けられ、
前記マッサージヘッド(300、400,500,600)は、
前記胴体(200)の前記取り付け面(211)に取り付けるための取り付け座(291、651、511、591)及び電気刺激を被接触部に付与する美容部材を含み、各マッサージヘッドは、それぞれ対応するハウジングを有し、
前記第一接点(33)に電気的に接続される前記マッサージヘッド(300)の電極に導通する複数の第二接点(28)が取り付けられ、
前記胴体制御回路(36)における2以上の複数の接点を有する第一接点(33)は、前記マッサージヘッド(300、400,500,600)における前記美容部材(20、21、22)の種類ごとに異なる位置や数による導通パターンを有し、
前記胴体制御回路(36)は、前記マッサージヘッド(300、400,500,600)が前記胴体(200)の上部ハウジング(7)の取り付け面(211)に取り付けられた場合、前記美容部材(20、21、22)の前記導通パターンに応じて異なる電気刺激の電気信号を制御するように構成され、
前記固定手段は直線的に配置された二つ以上の前記第二接点(28)の直線の両端の延長線上で挟むように配置され、
前記固定手段は、前記胴体(200)に設置される第一磁石(32)と、前記マッサージヘッド(300)に設置される第二磁石(27)を含み、これらの磁石が磁力によって相互に引き合うことで、前記マッサージヘッド(300)が前記胴体(200)に着脱可能に固定される構造である、
ことを特徴とする電気刺激装置。
【請求項2】
前記マッサージヘッド(300)はブラシ型であり、
前記第二ブラシハウジング(29)は、前記取り付け座(291)を含み、前記第一及び前記第二ブラシハウジング(16、29)は、内部に複数の第二接点(28)及びブラシ回路基板(25)が取り付けられ、
前記第一ブラシハウジング(16)は、前記美容部材としてブラシ電極(20、21、22)が設置され、前記ブラシ回路基板(25)には、前記ブラシ電極として導電ブラシ(21)及び絶縁ブラシ(22)が設置されており、これらのブラシの先端には金属キャップ(20)が取り付けられ、
前記導電ブラシ(21)及び前記絶縁ブラシ(22)は、前記第一ブラシハウジング(16)上に設置され、前記第一ブラシハウジング(16)と前記第二ブラシハウジング(29)との間には、第一防水粘着手段(17)が設置される、ことを特徴とする、請求項1に記載の電気刺激装置。
【請求項3】
前記マッサージヘッド(600)がボディ用であり、
前記マッサージヘッド(600)は、第一ボディハウジング(62)、および、第二ボディハウジング(65)を含み、取り付け座(651)は、第二ボディハウジング(65)に設けられ、前記第一ボディハウジング(62)、および、前記第二ボディハウジング(65)は、内部に、複数の第四接点(64)及びボディ回路基板(63)が設置され、
前記第一ボディハウジング(62)には、前記美容部材としてボディ電極(61)が設置され、前記ボディ電極(61)は、ボディ回路基板(63)に電気的に接続される、
ことを特徴とする、
請求項1に記載の電気刺激装置。
【請求項4】
前記マッサージヘッド(400)がフェイス用であり、
前記マッサージヘッド(400)は、第一フェイスハウジング(45)および第二フェイスハウジング(51)を含み、 前記取り付け座(511)は、前記第二フェイスハウジング(51)に設けられ、前記第一フェイスハウジング(45)および第二フェイスハウジング(51)は、内部に、複数の第二接点(412)及びフェイス回路基板(49)が取り付けられ、
前記第一フェイスハウジング(45)は、前記美容部材としてフェイス電極(40)が設置され、前記フェイス電極(40)は、フェイス回路基板(49)に電気的に接続され、
前記フェイス電極(40)は楕円形の輪郭に沿って配置され、その中央部分には電極が配置されていない、
ことを特徴とする、
請求項1に記載の電気刺激装置。
【請求項5】
前記マッサージヘッド(500)がポイント用であり、
前記マッサージヘッド(500)は、第一ポイントハウジング(56)および第二ポイントハウジング(59)を含み、
取り付け座(591)は、第二ポイントハウジング(59)に設けられ、前記第一ポイントハウジング(56)および第二ポイントハウジング(59)には、内部に、複数の第五接点(58)及びポイント回路基板(57)が設置され、
前記第一ポイントハウジング(56)は、前記美容部材としてポイント電極(52)が設置され、前記ポイント電極(52)は、ポイント回路基板(57)に電気的に接続され、
前記第二ポイントハウジング(59)に接続された第一ポイントハウジング(56)は、接続部は前記第二ポイントハウジング(59)とほぼ同じ大きさで、先端に向かって細くなる円錐状の形状であり、その細くなった先端には前記ポイント電極(52)が配置されている
ことを特徴とする、
請求項1に記載の電気刺激装置。
【請求項6】
前記胴体(200)は、上部及び下部ハウジング(7、13)を含み、前記上部及び下部ハウジング(7、13)の内側には、バッテリー(11)及び充電端子(12)が取り付けられ、前記バッテリー(11)は、充電端子(12)を介して外部から電力を受けて充電し、また前記胴体(200)に対して電力を給電する、ことを特徴とする、請求項1に記載の電気刺激装置。
【請求項7】
前記胴体(200)の前記上部ハウジング(7)には、前記マッサージヘッド(300)を特定の方向に設置するために、取り付け面(211)の内側にある取り付け穴(212)の周囲に沿って1つ以上のキー溝(213)を備え、
前記マッサージヘッド(300)の取り付け座(291)の凸部(292)には、前記取り付け穴(212)に接する外周部分にキー(214)が配置され、このキー(214)は、外側に突出しており、前記キー溝(213)にはめ込まれることを特徴とする請求項1に記載の電気刺激装置。
【請求項8】
前記ブラシ電極(20、21、22)は、
複数の正極ブラシからなる正極ブラシ(21A)群と、複数の負極ブラシからなる負極ブラシ(21B)群と、複数の絶縁ブラシからなる絶縁ブラシ(22)群を備え、
前記正極ブラシと前記負極ブラシが使用時に直接接触して短絡しないように、前記正極ブラシ群と前記負極ブラシ群の間に絶縁ブラシ群が配置されている、ことを特徴とする請求項2の電気刺激装置。