(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024163846
(43)【公開日】2024-11-22
(54)【発明の名称】平角線モータステータ銅線成形装置
(51)【国際特許分類】
H02K 15/06 20060101AFI20241115BHJP
H02K 3/18 20060101ALI20241115BHJP
【FI】
H02K15/06
H02K3/18
【審査請求】有
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024004687
(22)【出願日】2024-01-16
(31)【優先権主張番号】202310538849.3
(32)【優先日】2023-05-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】524021419
【氏名又は名称】躍科智能制造(无錫)有限公司
【氏名又は名称原語表記】UPTEC Intelligent Manufacturing (Wuxi) Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】No. 4 Antai Machinery Industrial Park, Xishan Economic and Technological Development Zone, Wuxi City, Jiangsu Province, China
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】叶 新
(72)【発明者】
【氏名】周 亮亮
(72)【発明者】
【氏名】徐 雷
(72)【発明者】
【氏名】唐 尚
(72)【発明者】
【氏名】徐 建海
【テーマコード(参考)】
5H603
5H615
【Fターム(参考)】
5H603AA09
5H603BB01
5H603BB12
5H603CA01
5H603CA05
5H603CD12
5H603CD22
5H603CE05
5H603CE13
5H615AA01
5H615BB01
5H615BB14
5H615PP01
5H615PP13
5H615QQ03
5H615QQ07
5H615QQ12
5H615SS04
5H615SS08
5H615SS10
(57)【要約】 (修正有)
【課題】平角線モータステータ銅線成形装置を提供する。
【解決手段】銅線コイルの自動投入と銅線矯正を行うための供給機構1と、矯正後の銅線の4つの側面に対して自動的にエナメル被覆除去を行うためのエナメル被覆除去機構2と、エナメル被覆除去後の銅線の同じ位置での4つのコーナーを切るための面取り切り機構3と、供給機構、エナメル被覆除去機構と面取り切り機構の加工過程で自動的に線送りを行うための線送り機構4と、加工された銅線に対して定尺切断を行うための切断機構5と、定尺切断された銅線に対して2D成形を行うための2D成形機構10と、2D成形後の銅線を3D成形機構7に移すための運送機構6と、2D成形後の銅線に対して3Dプレス成形を行うための3D成形機構と、3D成形後の銅線を収集するための吐出部とを含む。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
平角線モータステータ銅線成形装置であって、
銅線コイルの自動投入と銅線矯正を行うための供給機構と、
矯正後の銅線の4つの側面に対して自動的にエナメル被覆除去を行うためのエナメル被覆除去機構と、
エナメル被覆除去後の銅線の同じ位置での4つのコーナーを切るための面取り切り機構と、
供給機構、エナメル被覆除去機構と面取り切り機構の加工過程で自動的に線送りを行うための線送り機構と、
加工された銅線に対して定尺切断を行うための切断機構と、
定尺切断された銅線に対して2D成形を行うための2D成形機構と、
2D成形後の銅線を3D成形機構に移すための運送機構と、
2D成形後の銅線に対して3Dプレス成形を行うための3D成形機構と、
3D成形後の銅線を収集するための吐出部と
を含む、ことを特徴とする平角線モータステータ銅線成形装置。
【請求項2】
供給機構は、第1支持枠を含み、前記第1支持枠内には複数の駆動部が設置され、各前記駆動部にはいずれも1つの銅線コイルが置かれ、前記第1支持枠には銅線コイルに対応する複数の押えアセンブリ、送り部、及び送り部に嵌合する案内コロ群と矯正アセンブリが取り付けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の平角線モータステータ銅線成形装置。
【請求項3】
エナメル被覆除去機構は、第1テーブルを含み、前記第1テーブルには少なくとも1組のエナメル被覆除去装置が設置され、前記エナメル被覆除去装置は、横切り装置と、縦切り装置と、線押え装置とを含み、前記横切り装置と縦切り装置は、第1テーブルに摺動して接続され、前記横切り装置と縦切り装置は、同じ直線に沿って摺動し、前記横切り装置の作動軌跡と縦切り装置の作動軌跡が互いに垂直であり、前記線押え装置は、横切り装置又は縦切り装置の一方側に位置し、
面取り切り機構は、第2テーブルを含み、前記第2テーブルには取り付け枠が設置され、前記取り付け枠には第2動力アセンブリ、駆動アセンブリとコーナーカットアセンブリが設置され、前記第2動力アセンブリは、駆動アセンブリに接続され、前記駆動アセンブリは、コーナーカットアセンブリに接続され、前記第2動力アセンブリは、コーナーカットアセンブリに動力を提供し、前記駆動アセンブリは、銅線の同じ位置での4つのコーナーを切るようにコーナーカットアセンブリを駆動するために用いられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の平角線モータステータ銅線成形装置。
【請求項4】
線送り機構は、第3テーブルを含み、前記第3テーブルには移動クランプモジュールが設置され、前記移動クランプモジュールは、同じ直線に沿って往復運動可能な第1移動モジュールと第2移動モジュールとを含み、第1移動モジュールと第2移動モジュールにはいずれもクランプ装置が設置され、前記クランプ装置は、交互に繰り返してクランプし且つ銅線を引いて搬送することができ、
前記切断機構は、装置枠と、第5カッターと、装置枠に設置される、第5カッターを上下に往復運動させるための往復カット装置とを含み、前記第5カッターの後方には第5カッターに従って運動する押圧装置が設置され、前記第5カッターの下方には第5カッターに嵌合するカッターアセンブリが設置される、ことを特徴とする請求項1に記載の平角線モータステータ銅線成形装置。
【請求項5】
2D成形機構は、
複数の銅線をクランプ固定するための2組の第2クランプ部と、
複数の銅線を異なる線状に折り曲げて成形するために用いられ、且つ折り曲げ成形の過程で第2クランプ部に連続的に移動して、複数の銅線を連続的に折り曲げる2組の折り曲げ部と、
第2クランプ部と折り曲げ部を往復摺動させて調節し、第2クランプ部を交互に供給するための往復調節アセンブリと
を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の平角線モータステータ銅線成形装置。
【請求項6】
運送機構は、機械アームを含み、前記機械アームには調節枠が接続され、前記調節枠内には横行モジュールが設置され、前記横行モジュールには複数の縦方向移動モジュールが設置され、前記縦方向移動モジュールの下端には第1クランプ部が設置され、前記調節枠には第2摺動溝が開けられ、前記縦方向移動モジュールには第2フォロワが設置され、前記第2フォロワは、第2摺動溝内に摺動して接続される、
ことを特徴とする請求項1に記載の平角線モータステータ銅線成形装置。
【請求項7】
3D成形機構は、
銅線を成形するための成形型と、
銅線を成形型内まで搬送し、且つ成形された上記銅線を成形型内から同期に取り出す搬送アセンブリと、
往復運動するように成形型と搬送アセンブリを同期駆動するための連動アセンブリとを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の平角線モータステータ銅線成形装置。
【請求項8】
前記吐出部は、U字状吐出機構とI字状吐出機構とを含み、前記U字状吐出機構とI字状吐出機構は、U字状銅線とI字状銅線を吐出するために、いずれも3D成形機構の一方側に位置する、
ことを特徴とする請求項1に記載の平角線モータステータ銅線成形装置。
【請求項9】
前記U字状吐出機構は、3D成形機構の一方側に位置する動かしアセンブリと、動かしアセンブリの下方に位置する受け枠と、受け枠の3D成形機構から離れる端に接続される案内管と、案内管の受け枠から離れる端の下方に位置する収集アセンブリとを含み、
前記動かしアセンブリは、第2コンベアと、第2コンベアに位置する1つ以上の動かしブロックとを含み、前記動かしブロックは、銅線を受け枠に動かすように、第2コンベアの作動に従って移動し、
前記受け枠と案内管は、銅線が受け枠と案内管から収集アセンブリまで摺動して落下するように、いずれも傾斜して設置され、
前記収集アセンブリは、上下と水平に調節可能な収集ロッドを含み、前記収集ロッドは、案内管の受け枠から離れる端の下方に位置し、且つ収集ロッドは、案内管に近い端から下向きに傾斜し、前記収集ロッドと案内管の下方に位置する端のそれぞれには第2バッフルアセンブリと第1バッフルアセンブリが設置され、前記第2バッフルアセンブリの構造が第1バッフルアセンブリの構造と同じである、
ことを特徴とする請求項8に記載の平角線モータステータ銅線成形装置。
【請求項10】
前記I字状吐出機構は、3D成形機構の一方側に位置する移動アセンブリと、移動アセンブリの3D成形機構と反対する側に設置される集積アセンブリとを含み、前記移動アセンブリは、第2モータと、第2モータの両側に設置される2つの第4立板と、第4立板に回動して接続される第2スイングロッドと、スイングロッドに設置される従動板と、2つの従動板に設置される第1持ち上げロッドと第2持ち上げロッドと、昇降調節可能な物置ブロックとを含み、
2つの第2スイングロッドは、対称的に設置され、前記第2モータは、2つの第2スイングロッドを回動駆動することができ、
前記第4立板の対向する側面には左右に沿って摺動する接続スライダが設置され、2つの前記接続スライダは、第1持ち上げロッドと第2持ち上げロッドに鉛直に摺動して接続され、
前記集積アセンブリは、回転盤と、回転盤を回動駆動するための第3モータと、回転盤に位置する2組の挟持ロッドとを含み、各組の挟持ロッドは、いずれも左右2対に分けられ且つ各対の枠ロッドの間にはI字状銅線を置くための隙間が残され、2対の挟持ロッドの間には受けブロックが設置され、前記受けブロックは、挟持ロッドに沿って鉛直に摺動することができ、前記受けブロックは、第6シリンダに当接し、前記回転盤が回動する時、前記第6シリンダの上端は、回転盤の下方に位置し、
前記第1持ち上げロッドと第2持ち上げロッドにおけるI字状銅線が2つの挟持ロッドの間に入る時、前記第1持ち上げロッドと第2持ち上げロッドは、下へ移動する時、2つの挟持ロッドの間に入れられたI字状銅線に接触することがない、
ことを特徴とする請求項8に記載の平角線モータステータ銅線成形装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、モータステータ銅線成形装置の技術分野に属し、特に平角線モータステータ銅線成形装置に関する。
【背景技術】
【0002】
Hairpin永久磁気同期モータ(ヘアピンモータ)は、中国内の駆動モータ市場で徐々に大規模に応用されており、従来の巻線式モータに比べて、Hairpin銅線がフラットである特徴のため、同じ電力の下で、モータの体積がより小さく、電力がより高く、次世代の新エネルギー駆動モータの発展方向である。
【0003】
しかし、Hairpin銅線の形状が複雑で多様であるため、ヘアピンモータステータにおける同じ層の銅線には少なくとも2つの形状が必要であり、現在、市場には少なくとも2つの銅線形状の生産を実現できる銅線自動成形装置が現れておらず、銅線の生産効率の低下を招き、異なる形状の銅線を生産する必要がある時、銅線の形状に応じて異なる成形装置を購買すればよいため、少なくとも2つの銅線形状の生産を実現できる銅線自動成形装置の出現が必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記課題に対して、従来技術で同じ成形装置が少なくとも2つの形状の銅線の生産を実現できない問題をよく解決するために、平角線(断面が長方形に仕上げられた線の一種)モータステータ銅線成形装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を実現するために、本発明によって採用される技術案は、以下のとおりである。平角線モータステータ銅線成形装置であって、
銅線コイルの自動投入と銅線矯正を行うための供給機構と、
矯正後の銅線の4つの側面に対して自動的にエナメル被覆除去を行うためのエナメル被覆除去機構と、
エナメル被覆除去後の銅線の同じ位置での4つのコーナーを切るための面取り切り機構と、
供給機構、エナメル被覆除去機構と面取り切り機構の加工過程で自動的に線送りを行うための線送り機構と、
加工された銅線に対して定尺切断を行うための切断機構と、
定尺切断された銅線に対して2D成形を行うための2D成形機構と、
2D成形後の銅線を3D成形機構に移すための運送機構と、
2D成形後の銅線に対して3Dプレス成形を行うための3D成形機構と、
3D成形後の銅線を収集するための吐出部とを含む。
【0006】
さらに、供給機構は、第1支持枠を含み、前記第1支持枠内には複数の駆動部が設置され、各前記駆動部にはいずれも1つの銅線コイルが置かれ、前記第1支持枠には銅線コイルに対応する複数の押えアセンブリ、送り部、及び送り部に嵌合する案内コロ群と矯正アセンブリが取り付けられる。
【0007】
さらに、エナメル被覆除去機構は、第1テーブルを含み、前記第1テーブルには少なくとも1組のエナメル被覆除去装置が設置され、前記エナメル被覆除去装置は、横切り装置と、縦切り装置と、線押え装置とを含み、前記横切り装置と縦切り装置は、第1テーブルに摺動して接続され、前記横切り装置と縦切り装置は、同じ直線に沿って摺動し、前記横切り装置の作動軌跡と縦切り装置の作動軌跡が互いに垂直であり、前記線押え装置は、横切り装置又は縦切り装置の一方側に位置し、
面取り切り機構は、第2テーブルを含み、前記第2テーブルには取り付け枠が設置され、前記取り付け枠には第2動力アセンブリ、駆動アセンブリとコーナーカットアセンブリが設置され、前記第2動力アセンブリは、駆動アセンブリに接続され、前記駆動アセンブリは、コーナーカットアセンブリに接続され、前記第2動力アセンブリは、コーナーカットアセンブリに動力を提供し、前記駆動アセンブリは、銅線の同じ位置での4つのコーナーを切るようにコーナーカットアセンブリを駆動するために用いられる。
【0008】
さらに、線送り機構は、第3テーブルを含み、前記第3テーブルには移動クランプモジュールが設置され、前記移動クランプモジュールは、同じ直線に沿って往復運動可能な第1移動モジュールと第2移動モジュールとを含み、第1移動モジュールと第2移動モジュールにはいずれもクランプ装置が設置され、前記クランプ装置は、交互に繰り返してクランプし且つ銅線を引いて搬送することができ、
前記切断機構は、装置枠と、第5カッターと、装置枠に設置される、第5カッターを上下に往復運動させるための往復カット装置とを含み、前記第5カッターの後方には第5カッターに従って運動する押圧装置が設置され、前記第5カッターの下方には第5カッターに嵌合するカッターアセンブリが設置される。
【0009】
さらに、2D成形機構は、複数の銅線をクランプ固定するための2組の第2クランプ部と、
複数の銅線を異なる線状に折り曲げて成形するために用いられ、且つ折り曲げ成形の過程で第2クランプ部に連続的に移動して、複数の銅線を連続的に折り曲げる2組の折り曲げ部と、
第2クランプ部と折り曲げ部を往復摺動させて調節し、第2クランプ部を交互に供給するための往復調節アセンブリとを含む。
【0010】
さらに、運送機構は、機械アームを含み、前記機械アームには調節枠が接続され、前記調節枠内には横行モジュールが設置され、前記横行モジュールには複数の縦方向移動モジュールが設置され、前記縦方向移動モジュールの下端には第1クランプ部が設置され、前記調節枠には第2摺動溝が開けられ、前記縦方向移動モジュールには第2フォロワが設置され、前記第2フォロワは、第2摺動溝内に摺動して接続される。
【0011】
さらに、3D成形機構は、
銅線を成形するための成形型と、
銅線を成形型内まで搬送し、且つ成形された上記銅線を成形型内から同期に取り出す搬送アセンブリと、
往復運動するように成形型と搬送アセンブリを同期駆動するための連動アセンブリとを含む。
【0012】
さらに、前記吐出部は、U字状吐出機構とI字状吐出機構とを含み、前記U字状吐出機構とI字状吐出機構は、U字状銅線とI字状銅線を吐出するために、いずれも3D成形機構の一方側に位置する。
【0013】
さらに、前記U字状吐出機構は、3D成形機構の一方側に位置する動かしアセンブリと、動かしアセンブリの下方に位置する受け枠と、受け枠の3D成形機構から離れる端に接続される案内管と、案内管の受け枠から離れる端の下方に位置する収集アセンブリとを含み、
前記動かしアセンブリは、第2コンベアと、第2コンベアに位置する1つ以上の動かしブロックとを含み、前記動かしブロックは、銅線を受け枠に動かすように、第2コンベアの作動に従って移動し、
前記受け枠と案内管は、銅線が受け枠と案内管から収集アセンブリまで摺動して落下するように、いずれも傾斜して設置され、
前記収集アセンブリは、上下と水平に調節可能な収集ロッドを含み、前記収集ロッドは、案内管の受け枠から離れる端の下方に位置し、且つ収集ロッドは、案内管に近い端から下向きに傾斜し、前記収集ロッドと案内管の下方に位置する端のそれぞれには第2バッフルアセンブリと第1バッフルアセンブリが設置され、前記第2バッフルアセンブリの構造が第1バッフルアセンブリの構造と同じである。
【0014】
さらに、前記I字状吐出機構は、3D成形機構の一方側に位置する移動アセンブリと、移動アセンブリの3D成形機構と反対する側に設置される集積アセンブリとを含み、前記移動アセンブリは、第2モータと、第2モータの両側に設置される2つの第4立板と、第4立板に回動して接続される第2スイングロッドと、スイングロッドに設置される従動板と、2つの従動板に設置される第1持ち上げロッドと第2持ち上げロッドと、昇降調節可能な物置ブロックとを含み、
2つの第2スイングロッドは、対称的に設置され、前記第2モータは、2つの第2スイングロッドを回動駆動することができ、
前記第4立板の対向する側面には左右に沿って摺動する接続スライダが設置され、2つの前記接続スライダは、第1持ち上げロッドと第2持ち上げロッドに鉛直に摺動して接続され、
前記集積アセンブリは、回転盤と、回転盤を回動駆動するための第3モータと、回転盤に位置する2組の挟持ロッドとを含み、各組の挟持ロッドは、いずれも左右2対に分けられ且つ各対の枠ロッドの間にはI字状銅線を置くための隙間が残され、2対の挟持ロッドの間には受けブロックが設置され、前記受けブロックは、挟持ロッドに沿って鉛直に摺動することができ、前記受けブロックは、第6シリンダに当接し、前記回転盤が回動する時、前記第6シリンダの上端は、回転盤の下方に位置し、
前記第1持ち上げロッドと第2持ち上げロッドにおけるI字状銅線が2つの挟持ロッドの間に入る時、前記第1持ち上げロッドと第2持ち上げロッドは、下へ移動する時、2つの挟持ロッドの間に入れられたI字状銅線に接触することがない。
【発明の効果】
【0015】
従来技術に比べて、本発明は、以下の有益な効果を有する。
【0016】
1、本発明は、複数の駆動部と複数の銅線コイルによって複数のステーションで生産することができ、生産コストを削減し、占有スペースを節約するとともに、駆動部と押えアセンブリとの協働により線送りと線通しを容易にし、作動効率を高め、
2、本発明は、移動する横切り装置と縦切り装置により銅線におけるエナメル被覆に対して打抜き動作を行って、横方向除去と縦方向除去の2つのステップに分けてエナメル被覆を除去し、除去効果に優れ、第2動力アセンブリと、駆動アセンブリと、コーナーカットアセンブリとの併用により、銅線の両側での面取りを迅速に切ることができ、切り効果に優れ、線挿入過程で銅線をステータ溝内に挿入しやすいことを保証でき、エナメル被覆除去過程で残されたバリや元のエッジが絶縁紙を傷つくことを回避し、ステータの生産品質を高め、作業量及び生産コストを削減し、
3、本発明は、第2クランプ部により複数の銅線のクランプを実現し、且つ折り曲げ部により異なる銅線の異なる線状の連続的な折り曲げを実現し、それによって、銅線の複数の線状の同時生産に適し、
4、本発明は、搬送アセンブリにより複数の銅線を対応する成形型内まで搬送し、且つ連動アセンブリにより成形型と搬送アセンブリの同期駆動を実現し、複数の線状の銅線の連続的な搬送と成形を容易にし、
5、本発明は、I字状吐出機構とU字状吐出機構によりI字状銅線とU字状銅線の自動吐出を実現し、I字状銅線とU字状銅線を吐出しやすい。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図3】本発明の
図2の矯正アセンブリの斜視拡大概略図である。
【
図4】本発明の
図2の一部の構造の斜視概略図である。
【
図5】本発明の
図2の駆動部構造の斜視概略図である。
【
図6】本発明の
図2の起動停止アセンブリ構造の斜視概略図である。
【
図7】本発明の
図2の起動停止アセンブリの切断状態での一部構造の斜視概略図である。
【
図8】本発明の
図2の送り部構造の斜視概略図である。
【
図9】本発明の
図2のテンションシリンダの位置概略図である。
【
図10】本発明のエナメル被覆除去機構の構造概略図である。
【
図11】本発明の
図10の横切り装置と線押え装置の構造部概略図である。
【
図12】本発明の
図10の横切り装置の内部構造概略図である。
【
図13】本発明の
図10の横切り装置の線切り機構の構造概略図である。
【
図14】本発明の
図10のカッターと排出孔、排出チャンネルの構造概略図である。
【
図19】本発明の
図16のコーナーカットアセンブリと固定アセンブリの斜視図である。
【
図20】本発明の
図16の固定アセンブリと排出ホッパーの斜視図である。
【
図22】本発明の
図16のコーナーカットアセンブリの斜視図である。
【
図25】本発明の線送り機構の斜視構造概略図である。
【
図26】本発明の
図25の第1装着板とクランプ装置の構造概略図である。
【
図27】本発明の
図26におけるA部構造の拡大概略図である。
【
図29】本発明の
図28の調節枠構造部分の拡大概略図である。
【
図30】本発明の
図28の調節枠の内部構造の拡大概略図である。
【
図32】本発明の
図31の第2クランプ部と折り曲げ部の構造概略図である。
【
図34】本発明の
図31の動力アセンブリと折り曲げアセンブリの断面構造概略図である。
【
図38】本発明の
図37の調節枠構造部分の拡大概略図である。
【
図39】本発明の
図37の調節枠の内部構造の拡大概略図である。
【
図40】本発明の
図37の調節シリンダ部分の拡大概略図である。
【
図41】本発明の3D成形機構の構造概略図である。
【
図43】本発明の
図41の連動アセンブリと押え板部分の構造概略図である。
【
図44】本発明の
図43の第1カムと第2カムの伝動構造概略図である。
【
図46】本発明の
図41のU字状線上型と下型の構造概略図である。
【
図47】本発明の
図43の第1カムと第2カムの構造概略図である。
【
図49】本発明の
図41のI字状線上型と下型の構造概略図である。
【
図50】本発明のU字状吐出機構の構造概略図である。
【
図51】本発明の
図50の動かしアセンブリ及び受け枠の構造概略図である。
【
図52】本発明の
図50の第1バッフルアセンブリの位置構造概略図である。
【
図53】本発明の
図51の収集アセンブリの構造概略図である。
【
図54】本発明のI字状吐出機構の構造概略図である。
【
図55】本発明の
図54の集積アセンブリ、移動アセンブリ、及び搬送板の位置構造概略図である。
【
図56】本発明の
図54の移動アセンブリの構造概略図である。
【
図57】本発明の
図54の集積アセンブリの構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下は、本発明の実施例における添付図面を結び付けながら、本発明の実施例における技術案を明瞭で完全に記述し、明らかに、記述されている実施例は、ただ本発明の一部の実施例に過ぎず、全部の実施例ではない。本発明における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を払わない前提で得られたすべての他の実施例は、いずれも本発明の保護範囲に属する。
【0019】
図1-
図57に示すように、平角線モータステータ銅線成形装置であって、
銅線コイルの自動投入と銅線矯正を行うための供給機構1と、
矯正後の銅線の4つの側面に対して自動的にエナメル被覆除去を行うためのエナメル被覆除去機構2と、
エナメル被覆除去後の銅線の同じ位置での4つのコーナーを切るための面取り切り機構3と、
供給機構1、エナメル被覆除去機構2と面取り切り機構3の加工過程で自動的に線送りを行うための線送り機構4と、
加工された銅線に対して定尺切断を行うための切断機構5と、
定尺切断された銅線に対して2D成形を行うための2D成形機構10と、
2D成形後の銅線を3D成形機構7に移すための運送機構6と、
2D成形後の銅線に対して3Dプレス成形を行うための3D成形機構7と、
3D成形後の銅線を収集するための吐出部とを含む。
【0020】
本実施例では、供給機構1が第1支持枠12を含み、前記第1支持枠12内には複数の駆動部13が設置され、各前記駆動部13にはいずれも1つの銅線コイル14が置かれ、前記駆動部13と銅線コイル14とが互いに嵌合して銅線投入構造を形成し、前記第1支持枠12には銅線コイル14に対応する押えアセンブリ15、送り部、送り部に嵌合する案内コロ群16及び矯正アセンブリ17が複数取り付けられ、前記押えアセンブリ15と、案内コロ群16と、送り部と、矯正アセンブリ17とが互いに嵌合して、供給された銅線のテンション調整と安定送りの構造を形成する。
【0021】
本実施例では、前記駆動部13は、駆動ローラ18、従動ローラ19、駆動モータ110、第1コンベア111及び起動停止アセンブリ113を含み、前記駆動ローラ18と従動ローラ19とが平行に設置され、前記駆動モータ110の動力出力端が前記起動停止アセンブリ113に接続され、前記起動停止アセンブリ113が第1コンベア111を介して前記駆動ローラ18に接続され、前記駆動モータ110が運転し、駆動モータ110が起動停止アセンブリ113を運転させ、起動停止アセンブリ113が第1コンベア111によって駆動ローラ18を回動させ、駆動ローラ18が銅線コイル14を回動させ、銅線コイル14が回動するとともに、従動ローラ19が回動する。
【0022】
本実施例では、前記起動停止アセンブリ113は、駆動モータ110に接続される駆動軸130、前記駆動軸130にキー接続される接続ブッシュ115、前記接続ブッシュ115にキー接続される連動軸116、前記連動軸116の一方側に位置する第2シリンダ118、及び、第2シリンダ118の出力軸に接続されるストッパー117を含み、前記接続ブッシュ115の駆動モータ110に向かう端に環状ボスが設置され、前記ストッパー117が前記接続ブッシュ115における環状ボスの一方側に接続され、前記駆動軸130には一端が接続ブッシュ115に当接する第1ばね114がカバーされ、前記接続ブッシュ115が駆動軸130に摺動して接続され、前記連動軸116が第1コンベア111を介して駆動ローラ18に接続され、前記第2シリンダ118と、ストッパー117と、接続ブッシュ115とが互いに協働して連動軸116と駆動軸130との間の接続を切断することができ、駆動モータ110が起動停止アセンブリ113によって駆動ローラ18を回動させる時、起動停止アセンブリ113における第2シリンダ118の出力軸が、連動軸116に近づく方向へ移動するようにストッパー117を押し、第1ばね114が接続ブッシュ115を押して接続ブッシュ115を駆動軸130と連動軸116に接続し、この時、駆動モータ110が運転し、駆動軸130が接続ブッシュ115を回動させ、接続ブッシュ115が連動軸116を回動させ、連動軸116が第1コンベア111によって駆動ローラ18を回動させ、銅線コイル14を交換する必要がある時、起動停止アセンブリ113によって駆動モータ110と駆動ローラ18との接続を切断することができ、第2シリンダ118が移動するようにストッパー117を押すことで、ストッパー117が連動軸116から離れる方向へ移動するように接続ブッシュ115を押し、接続ブッシュ115と連動軸116とを分離させ、この時、連動軸116が回動を停止させ、駆動ローラ18も回動を停止させ、作業者が交換することができ、新たな銅線コイル14を交換した後、手動で線を通す必要があり、手動で線を引く過程で、駆動ローラ18と従動ローラ19が銅線コイル14に従って回動し、迅速に線を通す目的を達成し、第2シリンダ118の出力端によって、ストッパー117を連動軸116に近づく方向へ移動させ、そして第1ばね114が接続ブッシュ115を押し、駆動軸130と、接続ブッシュ115と、駆動軸130とを接続する。
【0023】
本実施例では、前記駆動軸130がスプライン軸であり、前記接続ブッシュ115の内壁には前記スプライン軸に嵌合するスプライン溝が設置され、前記連動軸116の接続ブッシュ115に対応する端には前記スプライン溝に嵌合するスプラインが設置され、連動軸116がスプラインとスプライン溝との嵌合により接続ブッシュ115に接続される。
【0024】
本実施例では、前記起動停止アセンブリ113が第1固定ベース112をさらに含み、前記連動軸116が取り付けベースを介して第1固定ベース112に回動して取り付けられ、前記第2シリンダ118が前記第1固定ベース112の一方側に固定され、前記駆動モータ110が前記第1固定ベース112に固定される。
【0025】
本実施例では、前記送り部は、前経路送りアセンブリ119と後経路送りアセンブリ120とを含み、前記前経路送りアセンブリ119と後経路送りアセンブリ120がそれぞれ対応する銅線コイル14に協働し、前記前経路送りアセンブリ119と後経路送りアセンブリ120が完全に同様である。
【0026】
本実施例では、前記前経路送りアセンブリ119と後経路送りアセンブリ120は、いずれもテンションシリンダ121、第1スライダ122、第1回転盤124、バリアブロック123、従動柱125及び案内ホイール126を含み、前記第1スライダ122が第1支持枠12の頂部に摺設され、前記第1回転盤124が第1スライダ122の一方側に回動して設置され、前記バリアブロック123が第1回転盤124と同じ側にあるように第1スライダ122に取り付けられ、前記案内ホイール126がバリアブロック123に回動して接続され、前記従動柱125が第1回転盤124の円周を囲むようにバリアブロック123に取り付けられ、前記テンションシリンダ121が第1支持枠12の下壁に取り付けられ、前記テンションシリンダ121の出力端が第1スライダ122に接続され、銅線が銅線コイル14から引き出されて、案内ホイール126を介して第1回転盤124に巻回され、搬送中に、バリアブロック123に設置される従動柱125が第1回転盤124の線溝内からの銅線の摺動離脱を防止することができ、線送り過程で、テンションシリンダ121の出力端が第1スライダ122の側壁に当接し、搬送された銅線がテンション力により常に一定のテンションを維持し、線送りの安定を確保する。
【0027】
本実施例では、前記押えアセンブリ15は、第1シリンダ127、第1接続部材128及び押さえローラ129を含み、前記第1接続部材128が第1支持枠12の側壁に回動して取り付けられ、前記押さえローラ129が第1接続部材128の端部に回動して取り付けられ、押さえローラ129が銅線コイル14に当接し、前記第1シリンダ127の一端が第1支持枠12にヒンジ連結され、他端が第1接続部材128にヒンジ連結され、銅線コイル14を取り付ける時、第1シリンダ127の出力端が時計回りに回動するように第1接続部材128を押し、第1接続部材128が押さえローラ129を持ち上げ、銅線コイル14を取り付け、そして第1シリンダ127の出力端が第1接続部材128を順時計回りに回動させて、押さえローラ129を銅線コイル14に圧着させ、また銅線コイル14が投入中に順に軽くなるため、押さえローラ129がこの過程でずれを生じないように銅線コイル14を安定させることができ、それによって、銅線の送りを安定させ、生産品質を保証する。
【0028】
本実施例では、前記矯正アセンブリ17は、鉛直と水平の2つの方向の矯正コロを含み、銅線を経路に従って搬送することをよりよく保障する。
【0029】
本実施例では、前記案内コロ群16は、第1支持枠12に回動して接続される複数の水平コロを含み、前記案内コロ群16は、同様に銅線を案内運動させる。
【0030】
使用時、起動停止アセンブリ113によって駆動ローラ18と駆動モータ110との接続を切断し、第1シリンダ127によって第1接続部材128と押さえローラ129を持ち上げ、駆動ローラ18と従動ローラ19に銅線コイル14を取り付け、そして手動で線を通して、対応する送り部を貫通してそして順に案内コロ群16と矯正アセンブリ17を貫通するように銅線を送り、銅線コイル14を交換する必要がある時、起動停止アセンブリ113が駆動モータ110と駆動ローラ18との接続を切断し、そして第1シリンダ127が第1接続部材128と押さえローラ129を持ち上げ、銅線コイル14を交換し、そして手動で線を通すことによって、起動停止アセンブリ113が駆動ローラ18を駆動モータ110に接続して送りを継続する。
【0031】
本実施例では、前記エナメル被覆除去機構2は、第1テーブル21を含み、前記第1テーブル21にエナメル被覆除去装置が並列して設置され、前記エナメル被覆除去装置は、横切り装置22、縦切り装置23及び線押え装置24を含み、前記横切り装置22と縦切り装置23が第1テーブル21に摺動して接続され、前記横切り装置22と縦切り装置23が同じ直線に沿って摺動し、前記横切り装置22が横方向に設置され、前記縦切り装置23が横切り装置22に垂直に配置され、前記横切り装置22又は縦切り装置23の一方側に線押え装置24が設置される。
【0032】
本実施例では、第1移動モジュールと第2移動モジュールとを含み、前記第1移動モジュールと第2移動モジュールの各々は、第1テーブル21の上側面に取り付けられる2つの直線モジュール25と、2つの直線モジュール25にそれぞれ接続される第1摺動ベース26とを含み、前記横切り装置22と縦切り装置23は、それぞれネジを介して第1摺動ベース26に固定して取り付けられる。
【0033】
本実施例では、前記第1摺動ベース26の下側面には2つのシュートが設置され、前記第1テーブル21にはシュートに摺動して嵌合する2つのガイドレールが設置される。
【0034】
本実施例では、前記横切り装置22と縦切り装置23は、いずれも筐体27、第1動力アセンブリ28、カムリンク機構、第2スライダ29、及び、線切り機構を含み、前記カムリンク機構は、筐体27に貫通して設けられる伝動軸210を含み、前記筐体27内には伝動軸210にカバーされる第1カム軸受211が設置され、前記第1カム軸受211に第1リンク212がヒンジ連結され、前記第1リンク212の他端に第2スライダ29がヒンジ連結され、前記第2スライダ29の両側に第2摺動レールが設置され、前記筐体27の内壁には第2スライダ29の両側に位置する摺動板が取り付けられ、前記摺動板には第2摺動レールに嵌合する第2シュートが開けられ、前記第2スライダ29がネジを介して線切り機構に固定接続され、前記第1動力アセンブリ28が筐体27に取り付けられ、前記第1動力アセンブリ28は、サーボモータと、サーボモータに接続される減速機とを含み、前記減速機の出力端は、筐体27を貫通し且つ歯車1が接続され、前記伝動軸210にはキー接続される歯車2がカバーされ、前記歯車1が歯車2と噛み合う。
【0035】
本実施例では、前記線切り機構は、押しブロック213、第4カッター214、浮動アセンブリ215及びガイドブロック216を含み、前記押しブロック213が第2スライダ29に接続され、前記押しブロック213の第2スライダ29と反対する側面には第4カッター214がネジを介して固定して取り付けられ、前記浮動アセンブリ215にカッター孔が開けられ、前記第4カッター214がカッター孔を貫通し、前記ガイドブロック216に排出孔217が設置され、前記第4カッター214の押しブロック213から離れる端が排出孔217に対応する。
【0036】
本実施例では、前記排出孔217には線ガイドホイール218が設置され、前記浮動アセンブリ215の右側面には第4カッター214と面一となる線搬送孔219が開けられ、前記線ガイドホイール218は、4つあり、2つずつ1組で線搬送孔219に沿って並べられる。
【0037】
本実施例では、前記ガイドブロック216の右側面には第1立板220がネジを介して固定接続され、前記第1立板220には排出孔217に連通する排出チャンネル221が開けられ、前記第1立板220の左側面には第1立板220のコーナーに位置する4つの第1弾性アセンブリ222が設置され、4つの前記第1弾性アセンブリ222の他端がいずれも押しブロック213に当接し、前記押しブロック213の右側面には第4カッター214を囲む4つの第2弾性アセンブリ223が設置され、4つの前記第2弾性アセンブリ223の他端が浮動アセンブリ215に当接する。
【0038】
本実施例では、第4カッター214は、上下に設置される第1カッター231と第2カッター232とを含み、前記浮動アセンブリ215は、第1浮動ブロック226と第2浮動ブロック227とを含み、前記ガイドブロック216は、第1ガイドブロック224と、第1ガイドブロック224に一体成形して接続される第2ガイドブロック225とを含み、前記第2浮動ブロック227は、第2ガイドブロック225に密着し、前記第1浮動ブロック226は、ガイドブロック216、第2浮動ブロック227の側辺に設置され、横切り装置22の第1浮動ブロック226の上部が第2浮動ブロック227の左側に当接し、第2浮動ブロック227の横方向長さが第1ガイドブロック224の第1浮動ブロック226に密着する側面よりも長く、前記縦切り装置23の第1浮動ブロック226が第2浮動ブロック227に一体成形して接続され、前記排出孔217は、第1ガイドブロック224と第2ガイドブロック225のそれぞれに位置する2つの第1排出孔233と2つの第2排出孔234とを含み、前記第1カッター231は、第1浮動ブロック226、第2浮動ブロック227を貫通し且つ第2排出孔234に左右に対応し、前記第2カッター232は、第1浮動ブロック226を貫通し且つ第1排出孔233に左右に対応し、前記横切り装置22と縦切り装置23の第1浮動ブロック226の、押しブロック213に隣接する側面には第2弾性アセンブリ223と同じ数のカウンタボアが設置され、前記第2弾性アセンブリ223は、カウンタボアに貫通して設けられ、第1浮動ブロック226に弾性的に当接する。
【0039】
本実施例では、前記筐体27の下側面にはスルーホールが開けられ、排出チャンネル221に排出パイプ235がネジ固定され、前記排出パイプ235がスルーホールを貫通して筐体27の下方まで延在する。
【0040】
本実施例では、前記線押え装置24は、横切り装置22の側面に固定して取り付けられる取り付けブロック228を含み、前記取り付けブロック228の両側にはいずれも第3シリンダ229と第1線通過ブロック230が取り付けられ、前記第1線通過ブロック230の位置が線搬送孔219位置に対応し、前記第3シリンダ229の出力端が突出した後に第1線通過ブロック230に当接することができる。
【0041】
使用では、作動開始前に、線押え装置24の第3シリンダ229の出力端が第1線通過ブロック230に当接して銅線を圧着し、直線モジュール25の協働により、銅線がエナメル被覆除去装置全体を貫通するまで、銅線を縦切り装置23の方向へ連続的に搬送し、手動の代わりに自動的に線を通し、線を通した後、横切り装置22と縦切り装置23が直線モジュール25の作用で適切な位置まで移動し、エナメル被覆除去過程で両方が移動せず、生産需要に応じて横切り装置22と縦切り装置23との間の距離を調節し、横切り装置22と縦切り装置23における第1動力アセンブリ28によって伝動軸210を回動させ、前記伝動軸210が第1カム軸受211を運動させ、第1カム軸受211が第1リンク212を運動させ、第1リンク212が第2スライダ29を第1カム軸受211の影響で往復摺動運動させ、前記第2スライダ29が押しブロック213における第4カッター214を往復させて線搬送孔219内を貫通する銅線を打抜き、且つ押しブロック213を打抜くたびに第2弾性アセンブリ223を押圧することで、第2弾性アセンブリ223に当接する摺動ブロックをガイドブロック216に緊密に密着させ、銅線を固定して銅線打抜き時の状態がより安定することを確保し、同時に第4カッター214がカットされたエナメル被覆スクラップを排出孔217に押し込め且つ排出チャンネル221を介して排出パイプ235に入れて収集することで、銅線表面エナメル被覆を自動的に除去することができる。
【0042】
本実施例では、面取り切り機構3は、第2テーブル31を含み、第2テーブル31に取り付け枠が設置され、取り付け枠が4組設置され、4組の取り付け枠が2つずつ対称的に設置され、取り付け枠に第2動力アセンブリ33、駆動アセンブリ34とコーナーカットアセンブリ35が設置され、第2動力アセンブリ33が駆動アセンブリ34に接続され、駆動アセンブリ34がコーナーカットアセンブリ35に接続され、第2動力アセンブリ33がコーナーカットアセンブリ35に動力を提供し、駆動アセンブリ34がコーナーをカットするようにコーナーカットアセンブリ35を駆動するために用いられる。取り付け枠は、第1台座321、2つの第2立板322及び2つの固定板323を含み、第1台座321が第2テーブル31に固定接続され、2つの第2立板322が第1台座321に平行に固定接続され、2つの第2立板322が対称的に設置され、それによって、コーナーカットアセンブリ35が安定してコーナーカット作動を行うことができ、機構の運転安定性を確保し、2つの固定板323がそれぞれ2つの第2立板322の互いに離れる側面に固定接続され、2つの固定板323には銅線が通過するためのスルーホールが開けられる。第2動力アセンブリ33は、サーボモータと減速機を含み、サーボモータが減速機に取り付けられ、減速機が第1台座321に取り付けられる。駆動アセンブリ34は、回動軸、2つの駆動歯車341及び2つの従動歯車342を含み、回動軸が2つの第2立板322に回動して接続され、2つの駆動歯車341が回動軸に固定接続され、2つの従動歯車342がそれぞれ2つの第2立板322の対向する側面に回動して接続され、2つの駆動歯車341がそれぞれ2つの従動歯車342と噛み合って接続され、第2動力アセンブリ33と駆動アセンブリ34との間には駆動アセンブリ34を伝動する伝動機構が設置され、伝動機構は、駆動プーリ、従動プーリ及びベルトを含み、駆動プーリが減速機の動力出力端に固定接続され、従動プーリが回動軸に固定接続され、駆動プーリと従動プーリがベルトを介して伝動して接続される。
【0043】
本実施例では、コーナーカットアセンブリ35は、第3カッター351、第1接続ブロック352及び2つの第1フォロワ353を含み、第3カッター351の端部の形状により、銅線エナメル被覆除去の後に現れる、凹みの一致しない側辺にコーナーカットを行うことを実現することができ、第3カッター351が第1接続ブロック352に固定接続され、2つの第1フォロワ353が第1接続ブロック352の両側に回動して接続され、2つの従動歯車342にはいずれも内輪3421が設置され、内輪3421と従動歯車342とが一体成形され、2つの従動歯車342が対称的に設置され、内輪3421と従動歯車342との間には第1フォロワ353が摺動するための第3シュート3422が形成され、従動歯車342が回動時にコーナーカットアセンブリ35を運動駆動することができ、銅線にコーナーカットを行う目的を実現し、且つ第3シュート3422内には円心の径方向に沿って凹んだ、対向する2つの経路が設置され、2つの従動歯車342の間には銅線を固定する固定アセンブリが設置され、コーナーカット作動を容易にする。
【0044】
本実施例では、固定アセンブリは、第2線通過ブロック361、支持ブロック362、第3浮動ブロック363及び第3弾性アセンブリ37を含み、第2線通過ブロック361と支持ブロック362の両端がそれぞれ2つの固定板323に固定接続され、第2線通過ブロック361が支持ブロック362の上側面に位置し、第2線通過ブロック361の下側面には第3浮動ブロック363が上下に浮動するための浮動溝が開けられ、第3浮動ブロック363が浮動溝内に位置し、第3浮動ブロック363の下側面には銅線が通過するための過線溝が開けられ、銅線の通過と固定を容易にする。
【0045】
本実施例では、コーナーカットアセンブリ35は、4組が設置され、4組のコーナーカットアセンブリ35は、上下位置に2組ずつ分布し、且つ上下の2組のコーナーカットアセンブリ35は、対称的に設置され、上方の2組のコーナーカットアセンブリ35は、銅線の下端面の2つの側辺に対して面取りを切り、下方の2組のコーナーカットアセンブリ35は、銅線の上端面の2つの側辺に対して面取りを切り、そして対角に設置される2組のコーナーカットアセンブリ35は、同時に切り作動を行い、このように4組のコーナーカットアセンブリ35が面取りを切る時に互いに干渉しないことを確保する。第3カッター351が貫通溝内を安定して摺動するように、第2線通過ブロック361と支持ブロック362の両側にはいずれも第3カッター351が摺動するための貫通溝が開けられる。
【0046】
本実施例では、第3弾性アセンブリ37は、2組が設置され、2組の第3弾性アセンブリ37は、それぞれ第2線通過ブロック361の上側面の両端に位置し、第3弾性アセンブリ37は、押えヘッド371、押え柱372及び2つの第2ばね373を含み、押えヘッド371が内輪3421の内壁に接触し、且つ内輪3421の内壁には円心の径方向に沿って外へ突出する経路が設置され、押えヘッド371が押え柱372の頂端に固定接続され、押え柱372の底端が第2線通過ブロック361を貫通し且つその内部を摺動し、押え柱372の底端が第3浮動ブロック363を押圧することができ、第3浮動ブロック363が銅線を押圧し、それによって、銅線に対する固定を実現し、銅線のコーナーカットを容易にする。2つの第2ばね373がそれぞれ押え柱372の両側に位置し、第2ばね373の頂端が押えヘッド371の下面に当接し、第2ばね373の底端が第2線通過ブロック361に固定接続され、押えヘッド371がリセットしやすく、押え柱372を銅線から離れる方向へ移動させ、第3浮動ブロック363が銅線を押えなくなり、銅線の搬送を継続し、さらに次の箇所に対してコーナーカット作動を行うことができる。
【0047】
本実施例では、打抜きスクラップが排出ホッパー39内まで落下しやすいように、支持ブロック362の底部には排出ホッパー39が設置され、支持ブロック362には排出ホッパー39に連通する開口が開けられ、排出ホッパー39が2つの第2立板322に固定接続される。
【0048】
使用時、第2動力アセンブリ33が駆動歯車341を回動させ、駆動歯車341が従動歯車342を回動させ、従動歯車342の回動中に、各組のコーナーカットアセンブリ35の第1フォロワ353が従動歯車342の第3シュート3422に沿って摺動する時、そのうちの対向する2組のコーナーカットアセンブリ35の第1フォロワ353が第3シュート3422の円心の径方向に沿って凹んだ経路まで摺動すると、第3カッター351を銅線に近づく方向へ摺動させることで、銅線の側辺を切る工程を実現し、この時、他の対向する2組のコーナーカットアセンブリ35の第1フォロワ353が第3シュート3422の円心の径方向に沿って外へ突出する経路まで摺動すると、第3カッター351を銅線から離れる方向へ摺動させることで、上の2組のコーナーカットアセンブリ35によるコーナーカット工程を回避し、2つずつのコーナーカットアセンブリ35が交互にコーナーをカットし、銅線に対する自動的なコーナーカットを実現する。コーナーカット過程で、内輪3421の内壁が押えヘッド371を押圧し、押え柱372が銅線に近づく方向へ移動するように第3浮動ブロック363を押し、第3浮動ブロック363が銅線を押えることで、押え柱372が銅線を固定する目的を実現し、内輪3421の環状内壁にはその円心の径方向に沿って外へ突出する経路が設置され、コーナーカット作動が完了する時、回転中の従動歯車342によって、押えヘッド371を内輪3421外へ突出する経路にし、第2ばね373の作用下で、押え柱372を銅線から離れる方向へ移動させ、第3浮動ブロック363が銅線を押えなくなり、銅線の搬送を継続することができ、さらに次の箇所に対してコーナーカット作動を行う。銅線の面取りを切った後、後続工程により銅線を切断し、成形後の銅線に対して直接挿入作動を行うことができ、迅速で容易であり、生産品質と生産効率を大幅に高める。
【0049】
本実施例では、線送り機構4は、第3テーブル42を含み、前記第3テーブル42は、上側面に鋼板が溶接される鉄骨構造であり、前記第3テーブル42に移動クランプモジュールが設置され、前記移動クランプモジュールは、同じ直線に沿って往復運動可能な2つの第1移動モジュール43と2つの第2移動モジュール44を含み、第1移動モジュール43と第2移動モジュール44にはいずれもクランプ装置41が取り付けられ、前記クランプ装置41が交互に繰り返してクランプし且つ銅線を引いて搬送することができる。
【0050】
本実施例では、前記第1移動モジュール43は、第3テーブル42の上側面にネジを介して取り付けられ、前記第3テーブル42の側面には、第1移動モジュール43の両側に位置する第1ブラケット45がネジを介して固定して取り付けられ、前記第1ブラケット45は、4つの鉄骨構造柱であり、鉄骨構造柱は、2つずつ前記第1移動モジュール43の両側に分布し、2つずつ分布する鉄骨構造柱にはいずれも支持板が設置され、前記支持板の取り付け方向が第1移動モジュール43の運動方向と同じであり、第2移動モジュール44は、一方側の支持板の上側面にネジを介して固定して取り付けられる。
【0051】
本実施例では、前記第1ブラケット45の左側面には第1装着板46がネジを介して固定して取り付けられ、前記第1装着板46にはクランプ装置41と同じ直線にある第3線通過ブロック47がネジを介して固定して取り付けられ、前記第1装着板46には線通過孔が開けられ、前記線通過孔の位置が第3線通過ブロック47に対応する。
【0052】
本実施例では、前記第1移動モジュール43は、第3テーブル42の上側面に取り付けられる第1直線モジュール48と、第1直線モジュール48に接続される下摺動枠とを含み、前記下摺動枠は、第1直線モジュール48の移動端に固定される第1横板414と、第1横板414の上方に垂直に固定して取り付けられる第1縦板415とを含み、前記第2移動モジュール44は、第1ブラケット45の上側面に取り付けられる第2直線モジュール49と、第2直線モジュール49に接続される上摺動枠とを含み、前記上摺動枠は、右端の下側面が第2直線モジュール49の移動端に固定接続される第2横板416と、第2横板416の下側面に垂直に固定接続される第2縦板417とを含み、クランプ装置41は、2つずつ1組でそれぞれ第1縦板415と第2縦板417に対向して取り付けられる。
【0053】
本実施例では、前記第3テーブル42と第1ブラケット45の上側面のそれぞれには第1ガイドレール410と第2ガイドレール411が設置され、前記第1ガイドレール410と第2ガイドレール411がいずれも2本であり、それぞれ第1横板414と第2横板416の下側面の両端に分布し、前記第1横板414と第2横板416の下側面のそれぞれには第1ガイドレール410と第2ガイドレール411に嵌合する第1シュート412と第2シュート413が設置され、第1ガイドレール410と第2ガイドレール411が第1シュート412と第2シュート413に摺動して嵌合されることで、上摺動枠と下摺動枠の摺動運転がより安定になる。
【0054】
本実施例では、前記クランプ装置41は、グリッパシリンダである。
【0055】
本実施例では、前記下摺動枠と上摺動枠におけるグリッパシリンダのグリッパが閉じる時、閉じたグリッパは、対応するグリッパシリンダの開いたグリッパの間を通過することができる。
【0056】
本実施例では、下摺動枠と上摺動枠に対向して設置される前記グリッパシリンダは、複数組がある。
【0057】
本実施例では、前記グリッパシリンダのグリッパは、シリンダの側面に設置され、前記2つのグリッパシリンダは、1組であり、下摺動枠と上摺動枠に階段状でネジを介して固定して取り付けられる。
【0058】
使用時、第1直線モジュール48は、下摺動枠を最右端から第3線通過ブロック47の方向へ移動させ、この時、下摺動枠におけるグリッパシリンダのグリッパは、開状態にあり、この時、上摺動枠は、第3線通過ブロック47に近づく位置に位置し、上摺動枠におけるグリッパシリンダのグリッパは、第3線通過ブロック47から突出する銅線を上下に挟持し、同時に第2直線モジュール49は、上摺動枠を右へ移動させ且つ下摺動枠におけるグリッパシリンダの開いたグリッパを通過させ、下摺動枠におけるグリッパシリンダが接線ブロックに近づく位置まで到着する時、グリッパは、銅線を挟持し、同時に上摺動枠におけるグリッパシリンダのグリッパは、銅線を緩め、開状態にあり、上摺動枠と下摺動枠が交互に上記動作を繰り返して銅線の線送り動作を完了させる。
【0059】
本実施例では、切断機構5は、装置枠と第5カッター55とを含み、前記装置枠は、第2ブラケット52と、第2ブラケット52の底部に接続される第2台座57とを含み、装置枠に設置される、第5カッター55を上下に往復運動させるための往復カット装置をさらに含み、前記第5カッター55の後方には第5カッター55に従って運動する押圧装置56が設置され、前記第5カッター55の下方には第5カッター55に嵌合するカッターアセンブリ58が設置される。
【0060】
本実施例では、前記カッターアセンブリ58の後方には、第2台座57の上側面にネジを介して固定して取り付けられる線通しブロック59が設置される。
【0061】
本実施例では、前記往復カット装置は、動力源51、第1回動軸53、第2カム軸受510、第2リンク511及び装着機構を含み、前記動力源51は、サーボモータであり、前記第1回動軸53は、装置枠の頂端を横方向に貫通して設けられ、前記動力源51は、装置枠の側面にネジを介して固定して取り付けられ、前記動力源51の出力端には歯車1が取り付けられ、前記第1回動軸53の左端には歯車1と噛み合う歯車2がキー接続され、前記第2カム軸受510は、第1回動軸53にカバーされ、前記第2カム軸受510の下端が第2リンク511にヒンジ連結され、前記第2リンク511の他端が装着機構にヒンジ連結され、前記装着機構は、装置枠に上下に摺動して接続され、前記第5カッター55と押圧装置56は、装着機構の下側面に取り付けられ、前記第2カム軸受510、第2リンク511、装着機構、固定押圧機構、第5カッター55は、4組あり、第1回動軸53に並列して取り付けられ、前記第2台座57の上側面には、第5カッター55の下方に位置する4つのカッターアセンブリ58が固定して取り付けられる。
【0062】
本実施例では、第2カム軸受510は、軸心とケーシングとを含み、前記ケーシングの下端には第1ピン軸孔が設置され、第2リンク511の上端は、第1ピン軸孔を介してピン軸に貫通して設けられてヒンジ連結を形成し、第2リンク511の下端にも、装着機構にヒンジ連結されるピン軸2が貫通して設けられ、前記第1ピン軸がピン軸2に垂直である。
【0063】
本実施例では、前記装着機構は、装着ブロック54と、装着ブロック54の後側面にネジを介して固定して取り付けられる第3スライダ512とを含み、前記装着ブロック54の上端と第2リンク511の下端とは、貫通して設けられるピン軸2を介してヒンジ連結され、前記押圧装置56と第5カッター55は、それぞれ装着ブロック54の下側面に前後に取り付けられ、前記装着ブロック54の後側面には、装置枠にネジを介して固定接続される摺動溝板513が設置され、前記摺動溝板513には4つの縦方向の第1摺動溝514が開けられ、前記第3スライダ512は、第1摺動溝514内に摺動して接続され、第3スライダ512が離脱することなく第1摺動溝514内に常にあることを確保するために、前記第3スライダ512は、工字状又はT字状構造を用い、第1摺動溝514は、第3スライダ512に適合する工字状又はT字状構造である。
【0064】
本実施例では、前記押圧装置56は、第1押えブロック515と、第1押えブロック515と装着機構との間に位置する皿ばね516とを含み、前記第1押えブロック515には上へ突起する3つの皿ばね柱が一体に接続され、前記皿ばね516が皿ばね柱にカバーされ、前記装着ブロック54の下側面には皿ばね柱に嵌合する円孔が設置され、前記皿ばね柱が円孔内に摺動して接続される。
【0065】
本実施例では、前記第5カッター55は、装着ブロック54の下端に固定されるカッターホルダ517を含み、前記カッターホルダ517は、四角形であり、前記カッターホルダ517の下方にX字状のカッター刃518が設置される。
【0066】
本実施例では、前記カッターアセンブリ58は、C字状のカッターベース519を含み、前記カッターベース519が第2台座57に固定して取り付けられ、前記カッターベース519の上側面にはカッターベース519の中央部に連通する上カッター溝520が開けられ、前記上カッター溝520がカッターホルダ517の形状に合わせた四角形であり、カッターベース519の下側面にはカッターベース519の中央部に連通してカッター刃518に嵌合する下カッター溝521が開けられ、前記下カッター溝521の内壁には、対向して突起する2つの三角柱があり、前記三角柱の位置がX字状カッター刃518に対応することで、それがカッター刃518に密着して、対向する三角形切り欠きを銅線に切ることができ、前記カッターベース519の後側面にはC字状カッターベース519の中央部に連通する供給口が設置される。
【0067】
本実施例では、前記下カッター溝521の下方の第2台座57にはホッパー状の収集口522が開けられ、前記収集口522の下方には第2台座57に接続されるスクラップボックス523が設置され、前記第2台座57が溶接された鉄骨であり、前記第2台座57の側面が鉄骨で囲まれた開口であり、前記スクラップボックス523を開口から引き出すことができる。
【0068】
使用時、動力源51の出力端の歯車1によって、歯車1と噛み合う歯車2を回動させ、歯車2が第1回動軸53を回動させ、前記第1回動軸53がカムの軸心を回動させ、軸心がケーシングを上下に運動させ、ケーシングが、ヒンジ連結される第2リンク511を上下に移動させ、第2リンク511が装着ブロック54を上下に移動させ、装着ブロック54における第3スライダ512が第1摺動溝514に沿って上下に移動することで、装着ブロック54が上下に穏やかに移動することを確保する。この時、線送り機構が銅線を線通しブロック59を介してカッターベース519における供給口に送り込み、この時、第1押えブロック515が銅線を安定化させるように銅線を押え、そしてカッター刃518が銅線に接触して銅線をカットし、銅線がX字状のカッター刃518によりカットされた後、両側が切断された三角形スクラップが下カッター溝521を通過して収集口522に入り、収集口522を通過してスクラップボックス523内に落入することで、スクラップ回収が完了し、スクラップを清掃する必要がある時、スクラップボックス523を第2台座57の側面の開口から引き出せば、清掃することができる。
【0069】
本実施例では、前記2D成形機構10は、
複数の銅線をクランプ固定するための2組の第2クランプ部104と、
複数の銅線を異なる線状に折り曲げて成形するために用いられ、且つ折り曲げ成形の過程で第2クランプ部104に連続的にして移動し、複数の銅線を連続的に折り曲げる2組の折り曲げ部105と、
第2クランプ部104と折り曲げ部105を往復摺動させて調節して、第2クランプ部104を交互に供給するための往復調節アセンブリと、
往復調節アセンブリが設置される第4テーブル101とを含み、
使用時、往復調節アセンブリは、そのうち1組の第2クランプ部104と折り曲げ部105を第4テーブル101の供給位置まで変位させ、供給機構は、複数の銅線をそのうち1組の第2クランプ部104と折り曲げ部105にそれぞれ置き、第2クランプ部104は、複数の銅線をクランプし、それによって、銅線の固定を実現し、その後、折り曲げ部105は、複数の銅線を折り曲げ、折り曲げる時、折り曲げ部105は、第2クランプ部104に連続的に移動することで、複数の銅線を需要に応じてU字状銅線又はI字状銅線に折り曲げ、この組の第2クランプ部104と折り曲げ部105が折り曲げる過程で、往復調節アセンブリは、もう1組の第2クランプ部104と折り曲げ部を第4テーブル101の供給位置まで移動させ、供給し且つ折り曲げ、そのうち1組の第2クランプ部104と折り曲げ部105が供給する時、もう1組の折り曲げ成形されたU字状銅線又はI字状銅線を取り外せばよい。
【0070】
本実施例では、往復調節アセンブリは、第4テーブル101にボルトを介して固定される第2摺動ベース102と、第4テーブル101にボルトを介して固定されるリニアモータ106とを含み、リニアモータ106と第2摺動ベース102とがボルトを介して接続され、折り曲げ部105と第2クランプ部104がいずれも第2摺動ベース102に設置され、
折り曲げ部105と第2クランプ部104を押して変位させる必要がある時、リニアモータ106によって第2摺動ベース102を摺動変位させればよく、第2クランプ部104と折り曲げ部105の変位調節を容易にする。
【0071】
本実施例では、各組の第2クランプ部104は、複数のシリンダグリッパ1041を含み、複数のシリンダグリッパ1041の底部に支持ベースがボルトを介して固定され、支持ベースの頂部がリニアモータ106の往復方向に沿って階段状であり、支持ベースが第2摺動ベース102の一方側にボルトを介して固定されることで、シリンダグリッパ1041がリニアモータ106の往復方向に沿って第2摺動ベース102の一方側に階段状で分布し、
使用時、グリッパシリンダによって銅線のクランプ固定を実現し、銅線の固定を容易にし、且つ階段状で分布するグリッパシリンダによって、銅線を2D成形する時、折り曲げ部105における異なる銅線の間が互いに干渉することがない。
【0072】
本実施例では、折り曲げ部105は、シリンダグリッパ1041と同じ数の折り曲げアセンブリ1051と、折り曲げアセンブリ1051を駆動する第3動力アセンブリ1052とを含み、複数の第3動力アセンブリ1052の頂部が階段状で分布することで、各折り曲げアセンブリ1051が、左右に対応するシリンダグリッパ1041に平行する。第3動力アセンブリ1052には摺動枠1056が設置され、摺動枠1056がスライダと第3摺動レール1057を介して第2摺動ベース102に接続され、摺動枠1056には第3動力アセンブリ1052に接続される第1動力源1053と第2動力源1054がボルトを介して固定され、摺動枠1056には第4直線モジュール103がボルトを介して固定され、第4直線モジュール103が第2摺動ベース102にボルトを介して固定されることで、摺動枠1056を第2クランプ部104へ往復運動させ、
使用時、第1動力源1053と第2動力源1054は、線を押え及び銅線を折り曲げるように折り曲げアセンブリ1051を動かし、折り曲げる過程で、第4直線モジュール103は、摺動枠1056によって、クランプシリンダへ移動するように第3動力アセンブリ1052と折り曲げアセンブリ1051を押すことで、異なる線状に折り曲げることを実現し、折り曲げた後、第4直線モジュール103は、第3動力アセンブリ1052と折り曲げアセンブリ1051をリセットさせ、次の銅線を折り曲げる。
【0073】
本実施例では、第3動力アセンブリ1052は、2つの第2取り付け板105212、伝動機構、及び伝動機構に接続される複数のブッシュ10521と複数の回転軸10527を含み、2つの第2取り付け板105212が上下に設置され且つ2つの第2取り付け板105212の間に隙間が設置され、2つの第2取り付け板105212が板を介して固定され、下方に位置する第2取り付け板105212が摺動枠1056にボルトを介して固定され、伝動機構が2つの第2取り付け板105212の間に設置され且つ第1動力源1053と第2動力源1054に接続され、
ブッシュ10521には支持筒105214が第2軸受10522を介して接続され、支持筒105214が第2軸受10522の外輪に接続され、第2軸受10522の外輪が折り曲げアセンブリ1051に接続され、支持筒105214の下端に位置する第2軸受10522の外輪には下接続リング105213が接続され、下接続リング105213が第2取り付け板105212に接続され、支持筒105214と、回転軸10527と、ブッシュ10521とが同軸心に設置され且つ回転軸10527が第1軸受10526を介してブッシュ10521に接続され、銅線を折り曲げるように折り曲げアセンブリ1051を駆動するように、ブッシュ10521と回転軸10527がいずれも折り曲げアセンブリ1051に接続され、各折り曲げアセンブリ1051が、左右対応するシリンダグリッパ1041に平行するように、複数の支持筒105214、回転軸10527、及びブッシュ10521の軸方向長さが階段状で分布し、
使用時、第1動力源1053は、伝動機構によって回転軸10527を回動させ、回転軸10527は、折り曲げアセンブリ1051を銅線に圧着させ、その後、第2動力源1054は、作動し且つ伝動機構によってブッシュ10521を動かし、ブッシュ10521は、銅線を折り曲げるように折り曲げアセンブリ1051を動かし、それによって、銅線の折り曲げを容易にする。
【0074】
本実施例では、伝動機構は、第1ラック10528、第2ラック105210、折り曲げ歯車105211、線押え歯車10529、及び複数組の伝動歯車を含み、複数組の伝動歯車、線押え歯車10529及び折り曲げ歯車105211が並列して設置され、線押え歯車10529と折り曲げ歯車105211がいずれも軸受を介して第2取り付け板105212に接続され、各組の伝動歯車が上下に設置される上歯車10525と下歯車10524とを含み、上歯車10525が第2接続部材10523を介してブッシュ10521に接続され、下歯車10524が回転軸10527にカバーされ、第1ラック10528と第2ラック105210が複数組の伝動歯車の両側に設置され、第1ラック10528と第2ラック105210が第2取り付け板105212に摺動して接続され、第1ラック10528が線押え歯車10529と下歯車10524と噛み合い、第2ラック105210が折り曲げ歯車105211と上歯車10525と噛み合い、線押え歯車10529の一端が第2取り付け板105212を貫通し且つ第1動力源1053に接続され、折り曲げ歯車105211の一端が第2取り付け板105212を貫通し且つ第2動力源1054に接続され、
使用中、作動時、第1動力源1053が線押え歯車10529を回動させ、線押え歯車10529が第1ラック10528を直線に摺動させ、さらに下歯車10524を回動させ、線を押える目的を実現し、線を押えた後、第1動力源1053が停止し、第2動力源1054が作動し且つ折り曲げ歯車105211を回動させ、折り曲げ歯車105211が第2ラック105210を直線に摺動させ、上歯車10525を回動させ、折り曲げる目的を実現する。
【0075】
本実施例では、上方に位置する第2取り付け板105212の頂部には階段状の階段枠1055がボルトを介して固定され、支持筒105214、回転軸10527、及びブッシュ10521が階段枠1055内に設置される。
【0076】
本実施例では、折り曲げアセンブリ1051は、回転軸10527の上側面にボルトを介して接続される第2接続ブロック10512、ブッシュ10521の上側面にボルトを介して接続される環状ブロック10514及び上接続リング10513を含み、上接続リング10513が支持筒105214の上側面の第2軸受10522の外輪に接続され、上接続リング10513が階段枠1055に固定され、第2接続ブロック10512が環状ブロック10514の内輪の中心に位置し、且つ環状ブロック10514と、第2接続ブロック10512と、上接続リング10513との上側面が面一となり、第2接続ブロック10512の上側面には、接触しない2つの線押え柱10511がねじ接続され、環状ブロック10514の上側面には折り曲げ柱10515がねじ接続され、折り曲げ柱10515には折り曲げ線溝10516が開けられ、線押え柱10511が折り曲げ柱10515のシリンダグリッパ1041に向かう側に位置し、
上接続リング10513の上側面には線通過板10517がボルトを介して固定され、線通過板10517には線通過溝10518が開けられ、銅線が線通過溝10518を貫通し、線通過板10517には回転軸10527の軸心を円心とする2つの円弧状シュートが開けられ、2つの円弧状シュートが線通過板10517の同一側に位置し、且つ2つの円弧状シュートの直径が異なり、線押え柱10511と折り曲げ柱10515がそれぞれ2つの円弧状シュート内に位置し、
使用時、銅線が線通過板10517の線通過溝10518内に置かれ、この時、銅線が2つの線押え柱10511と2つの折り曲げ柱10515との間に位置し、その後、回転軸10527が第2接続ブロック10512を順時計回りに回動させ、第2接続ブロック10512に位置する線押え柱10511が回転して銅線に接触することで、銅線に対する規制を実現し、その後、ブッシュ10521が環状ブロック10514を時計回りに回動させ、環状ブロック10514が折り曲げ柱10515を回転させ且つ銅線を折り曲げ、それによって、銅線の折り曲げを実現し、折り曲げた後、ブッシュ10521が折り曲げ柱10515をリセットさせ、この時、第4直線モジュール103が摺動枠1056をシリンダグリッパ1041へ移動させ、銅線に後続の折り曲げを行い、折り曲げる過程で、U字状銅線とI字状銅線を折り曲げ成形するために、回転軸10527が第2接続ブロック10512を時計回りに回動させる時、ブッシュ10521が環状ブロック10514を順時計回りに回動させ、階段状で分布する折り曲げアセンブリとクランプシリンダを用いることで、銅線の折り曲げを同時に行うことができ、互いに干渉することがない。
【0077】
本実施例では、運送機構6は、機械アーム61を含み、前記機械アーム61には調節枠が接続され、前記調節枠の上部には機械アーム接続板がネジを介して固定して取り付けられ、前記機械アーム61の移動端が機械アーム61の移動端に接続され、前記調節枠内には横行モジュールが設置され、前記横行モジュールには2つの縦方向移動モジュールが設置され、前記縦方向移動モジュールの下端には第1クランプ部611がネジを介して固定して取り付けられ、前記調節枠には第2摺動溝62が開けられ、前記縦方向移動モジュールの前側面の上部位置には第2フォロワ63が取り付けられ、前記第2フォロワ63が第2摺動溝62内に摺動して接続される。
【0078】
本実施例では、横行モジュールは、2つあり且つ対向して設置される。
【0079】
本実施例では、前記第2摺動溝62は、4つあり且つ位置が第2フォロワ63の位置に合わせ、そのうち、両側に位置する第2摺動溝62の傾斜角度が中間に位置する2つの第2摺動溝62の傾斜角度よりも大きく、第2フォロワ63は、横行モジュールが移動する時、第2摺動溝62に沿って移動する。
【0080】
本実施例では、前記調節枠は、機械アーム接続板に接続される第1取り付け板64と、第1取り付け板64と平行に設置される調節板65とを含み、前記第1取り付け板64と調節板65のエッジには3つの第1支持板66がネジを介して固定接続され、3つの第1支持板66がそれぞれ第1取り付け板64と調節板65の左側辺、右側辺と上側辺の左端に位置し、前記第1取り付け板64には、予め開けられたネジ孔が設けられ、前記横行モジュールが第1取り付け板64にネジを介して固定して取り付けられ、4つの前記第2摺動溝62が調節板65に開けられる。
【0081】
本実施例では、前記横行モジュールは、第1取り付け板64と調節板65との間に位置する調節シリンダ67と、調節シリンダ67の出力端にネジを介して固定される第2装着板68とを含み、前記調節シリンダ67のシリンダ本体が第1取り付け板64にネジを介して固定接続され、前記縦方向移動モジュールが第2装着板68に設置される。
【0082】
本実施例では、前記調節シリンダ67は、二軸シリンダを用い、2つの調節シリンダ67の出力端が対向して設置され、且つ2つの調節シリンダ67は、同じ水平線にある。
【0083】
本実施例では、前記縦方向移動モジュールは、第1取り付け板64にネジを介して固定して取り付けられる第4摺動レール69を含み、各第1取り付け板64の前側面の両端にはそれぞれ1つの第4摺動レール69が取り付けられ、前記第4摺動レール69内には、いずれも、摺動して接続される摺動コア610が設置され、前記第2フォロワ63が摺動コア610の前側面の上部に取り付けられる。
【0084】
本実施例では、前記第2装着板68は、調節シリンダ67の前側面に平行に設置され且つ一端が調節シリンダ67の出力軸にネジを介して固定され、前記第2装着板68は、調節シリンダ67の出力軸が縮む時、調節シリンダ67の前側面に位置する。
【0085】
本実施例では、前記第1クランプ部611は、グリッパシリンダである。
【0086】
使用時、グリッパシリンダと調節シリンダ67を空気圧システムに接続し、空気圧システムが、突出するように調節シリンダ67の出力端を制御し、出力端が第1取り付け板64を横行させ、第1取り付け板64が横行して摺動コア610を横行させると同時に、第2フォロワ63の影響で第2摺動溝62の傾斜方向に沿って移動することで、摺動コア610下端に取り付けられるクランプシリンダを横方向平行状態に並べ、調節シリンダ67の出力端が縮む時、第1取り付け板64が横行して摺動コア610を横行させると同時に、摺動コア610が第2フォロワ63の影響で第2摺動溝62の傾斜方向に沿って移動して異なる高さに並べることができ、空気圧システムによってグリッパシリンダを制御することで、異なる高さの製品を挟持することができ、そして機械アーム61が移動すれば、銅線を2D成形機構10から3D成形機構7に移すことを実現することができる。
【0087】
本実施例では、3D成形機構7は、
固定枠710と、
銅線を成形するための成形型と、
銅線を成形型内まで搬送し、且つ成形された銅線を成形型内から取り出す搬送アセンブリと、
成形型と搬送アセンブリを作動駆動するための連動アセンブリ73とを含み、
前記成形型は、線状に並べられる複数の第3摺動ベース711、第3摺動ベース711に摺設される下型76、及び下型76の上方に取り付けられる上型79を含み、前記搬送アセンブリが搬送板78を含み、固定枠710の下方には第3台座75が設置され、固定枠710の左右両側にはいずれも第2支持枠714がボルトを介して固定され、第2支持枠714が第3台座75にボルトを介して固定され、第3摺動ベース711の底部には可動板71がボルトを介して固定され、可動板71にはスプール72が直線軸受を介して接続され、スプール72の両端がそれぞれ固定枠710と第3台座75にボルトを介して固定され、スプール72が鉛直に設置され、可動板71の下方には第3台座75にボルトを介して固定される複数の第3立板718が設置され、可動板71が最下位置まで下へ移動する時、可動板71が第3立板718に接触せず、第3立板718にはスルーホールが開けられ、前記搬送板78が複数の第3摺動ベース711の同一側に取り付けられ且つ前記搬送板78が複数の第3摺動ベース711の並べ方向に沿って往復摺動することができ、搬送板78の両側には側板77が対称的に設置され、且つそのうち1方の側板77が搬送板78と第3摺動ベース711との間に位置し、側板77が縦方向に沿って摺動し、側板77が上へ移動して銅線を搬送板78から離脱させることができ、側板77と搬送板78にはいずれも銅線を置くための線溝が開けられ、
第3摺動ベース711には第4シリンダ712がボルトを介して固定され、第4シリンダ712の出力軸が浮動継手を介して下型76に接続され、下型76が第5摺動レール719と第4シュート7311を介して第3摺動ベース711に摺動して接続され、且つ第4シリンダ712が、搬送板78へ移動するように下型76を押して、下型76を上型79の下方まで押すことができ、側板77が上へ移動して銅線を搬送板78から離脱させる時、搬送板78が摺動してリセットし、側板77が下へ移動して銅線を搬送板78にする時、搬送板78が別の銅線を下型76の上方まで搬送し、連動アセンブリ73が可動板71を押して昇降調節して、下型76を上型79に嵌合して銅線を成形することができ、連動アセンブリ73が側板77及び搬送板78に接続されることで、側板77を昇降調節し、及び搬送板78を複数の第3摺動ベース711の並べ方向に沿って往復摺動させ、
使用時、生産需要に応じて、複数の第3摺動ベース711に異なる種類の金型を取り付けることができ、ある種類の金型を使用する必要がある時、第4シリンダ712によって、第3摺動ベース711における下型76を対応する上型79の直下まで押し、その後、連動アセンブリ73が作動し、連動アセンブリ73が、上型79に近づけるように下型76を押すとともに、連動アセンブリ73が、銅線を突き上げるように側板77を押すことで、銅線が搬送板78に接触しないようにし、且つ搬送板78を図に示す左側へ移動させ、上型79と下型76が互いに押圧することで銅線成形の目的を実現した後、連動アセンブリ73が可動板71を下へ移動させ、この時、側板77が依然として最高位置に位置し、銅線を側板77の線溝内まで落下させ、そして連動アセンブリ73が側板77をゆっくりと下げ、側板77をゆっくりと下げると同時に、側板77が搬送板78より低くなり、銅線が搬送板78の線溝内まで落下するまで、搬送板78が摺動を停止し、その後、搬送板78が連動アセンブリ73の作用下で、図に示す右側に移動し、1回の銅線の成形と搬送を実現し、第2回動軸715が回動を継続し、連動アセンブリ73が作動を継続し、次に上記繰り返し工程を行い、繰り返して行うことで、連続的に作動する。
【0088】
本実施例では、連動アセンブリ73は、第2回動軸715、第2回動軸715を回動駆動するための第1モータ713、第2回動軸715に設置される第1カム733、第2カム734及び円柱カム731を含み、第2支持枠714の一方側に回転接続ベース720が設置され、第2回動軸715の一端が第2支持枠714を貫通し且つ軸受を介して回転接続ベース720に接続され、第2回動軸715が軸受を介して複数の第3立板718を貫通し、第1カム733の円弧状側面には第1スイングロッド736の一端が設置され、第1スイングロッド736には円弧状側面に当接する接触ホイールが回動して接続され、第1スイングロッド736が第3立板718に回動して接続され、可動板71の下側面には突き上げブロック74がボルトを介して固定され、突き上げブロック74には溝が開けられ、第1スイングロッド736の第1カム733から離れる端には溝内に位置するフォロワが接続されることで、第1スイングロッド736が回転する時、昇降するように突き上げブロック74を押すことができ、
第2カム734の円弧状側面には接続板735が設置され、接続板735が2つの側板77にボルトを介して固定され、且つ接続板735には第2カム734の円弧状側面に当接する接触ホイールが設置されることで、上へ移動するように側板77を押し、第1カム733の突起方向が第2カム734の突起方向と反対であることで、側板77と可動板71を同期に昇降させ、第1カム733の突起部分の円弧線の長さが第2カム734の突起部分の円弧線の長さよりも小さく、且つ第1カム733と第2カム734の円弧状面の回動方向に向かう端が第2回動軸715の回動中に第1スイングロッド736と接続板735の両方に接触し、
円柱カム731の側面には第4シュート7311が開けられ、第4シュート7311内には搬送板78に位置する動かしブロック732が設置され、円柱カム731の回動中に、動かしブロック732が第4シュート7311に沿って摺動することで、搬送板78を往復摺動させ、第4シュート7311は、直線セクションと斜線セクションとを含み、直線セクションが斜線セクションに連通し且つ接続箇所に面取りが設置され、動かしブロック732の一端が直線セクション又は斜線セクション内に位置し、
円柱カム731、第1カム733、第2カム734、第1スイングロッド736、接続板735、動かしブロック732、及び第3立板718をいずれも実際の状況に応じて複数にしてもよく、
使用時、第1モータ713が作動し、第1モータ713が第2回動軸715によって第1カム733、第2カム734と円柱カム731を回動させ、第1カム733が回動して第1スイングロッド736の一端を下へ移動させ、第1スイングロッド736の他端が上へ移動するように突き上げブロック74を押し、突き上げブロック74が可動板71と第3摺動ベース711によって下型76を上型79に近づけ、同時に、第2カム734が回動して接続ブロックを上へ突き上げることで、側板77が、搬送板78に接触しないように銅線を突き上げ、動かしブロック732が第4シュート7311の斜線セクションに沿って摺動することで、動かしブロック732が搬送板78を図に示す左側へ移動させ、上型79と下型76が互いに押圧して成形の目的を実現した後、第1カム733が回動を継続することで、下型76を徐々に下へ移動させ、第1カム733の突起部分の円弧線の長さが第2カム734の突起部分の円弧線の長さよりも小さく、且つ第1カム733と第2カム734の円弧状面の回動方向に向かう端が第2回動軸715の回動と同時に第1スイングロッド736と接続板735に接触するため、第2カム734の最高点位置が依然として接続板735に接触し、この時、側板77が下へ移動しておらず、銅線が側板77の線溝内に落下し、そして第2カム734が回転を継続し、接続ブロックが第2カム734に従ってゆっくりと下がり、動かしブロック732が円柱カム731の一端まで移動する時、第4シュート7311の直線セクションによって動かしブロック732を短く滞在させることができ、回動中の第2カム734が接続板735と協働することで側板77を搬送板78よりも低くすると、銅線が搬送板78の線溝内に落下し、その後、動かしブロック732が第4シュート7311の直線セクションを通って斜線セクション内に入り、動かしブロック732が搬送板78を図に示す右側へ移動させ、銅線の1回の成形と搬送を実現し、第2回動軸715が回動を継続し、第1カム733が回動して、第1スイングロッド736によって可動板71を突き上げ、次に上記繰り返し工程を行い、繰り返して行うことで、連続的に作動する。
【0089】
本実施例では、第3立板718の上側面には第5摺動レール719がボルトを介して固定され、搬送板78が第5摺動レール719に摺動して接続され、第5摺動レール719の前後両側には鉛直に設置される摺動板がボルトを介して固定され、側板77が第4シュート7311を介して摺動板に接続され、
使用時、第5摺動レール719と搬送板78との協働により、搬送板78を往復摺動させることができ、第4シュート7311と摺動板との協働により、側板77の昇降摺動を実現し、それによって、使用を確保する。
【0090】
本実施例では、固定枠710に複数の弾性部材717が鉛直に固定され、弾性部材717が具体的に弾性伸縮ロッドであり、弾性部材717の底部には押え板716がボルトを介して接続され、押え板716が銅線に接触し、可動板71には押え板716の下側面に当接する複数の立柱がボルトを介して接続され、搬送板78が銅線を搬送する時、銅線が立柱に接触せず、
使用時、立柱の頂部が押え板716の底部に当接することで、可動板71が上へ移動する間に、立柱が上へ移動するように押え板716を押し、側板77も上へ移動することで、押え板716を常に銅線に接触させ、銅線のずれを回避し、可動板71が下がる時、弾性部材717が立柱に接触を継続するように押え板716を押し、銅線に対する規制を確保する。
【0091】
本実施例では、そのうち1つ又は複数の上型79の下部には銅線の上下位置に対応する第2押えブロック791が摺動して接続され、第2押えブロック791には上型79内に位置する第3ばね792が設置され、第3ばね792が鉛直に設置されることで、下へ移動するように第2押えブロック791を押し、第3ばね792の上下両端がそれぞれ固定枠710と第2押えブロック791に接触し、
使用時、第2押えブロック791が設置される上記上型79と、この上型79に嵌合する下型76とがI字状銅線金型を構成し、第2押えブロック791によって下型76を上へ移動させる時、一時的な規制を実現し、成形を確保する。
【0092】
本実施例では、前記吐出部は、搬送板78の一方側に位置するU字状吐出機構9と、搬送板78の一端に位置するI字状吐出機構8とを含み、搬送板78におけるI字状銅線がI字状吐出機構8へ徐々に移動することで、U字状銅線とI字状銅線の吐出を実現する。
【0093】
本実施例では、前記U字状吐出機構9は、3D成形機構の一方側に位置する動かしアセンブリ91と、動かしアセンブリ91の下方に位置する受け枠93と、受け枠93の3D成形機構から離れる端に接続される案内管94と、案内管94の受け枠93から離れる端の下方に位置する収集アセンブリ96とを含み、
前記動かしアセンブリ91は、第2コンベア911と、第2コンベア911に位置する1つ以上の動かしブロック912とを含み、前記動かしブロック912が第2コンベア911の作動に従って移動することで、銅線を受け枠93に動かし、
銅線が受け枠93と案内管94から収集アセンブリ96まで摺動して落下するように、前記受け枠93と案内管94がいずれも傾斜して設置され、
前記収集アセンブリ96は、直線ガイドレール97と、直線ガイドレール97に設置される第4摺動ベース962と、第4摺動ベース962にボルトを介して固定される第8シリンダ961と、第4摺動ベース962に直線軸受を介して設置される可動枠963と、可動枠963にボルトを介して固定される2つの第3支持ロッドと、2つの第3支持ロッドにボルトを介して固定される収集ロッド965とを含み、前記収集ロッド965が案内管94の受け枠93から離れる端の下方に位置し、2つの第3支持枠964の長さが異なり、且つ長さの長い第3支持枠964が案内管94に近い側に設置され、収集ロッド965を案内管94に近い端から下向きに傾斜させ、前記収集ロッド965と案内管94の下方での端のそれぞれには第2バッフルアセンブリ98と第1バッフルアセンブリ95が設置され、前記第2バッフルアセンブリ98の構造が第1バッフルアセンブリ95の構造と同じであり、前記第1バッフルアセンブリ95は、バッフルロッド951と第7シリンダ952とを含み、前記収集ロッド965と案内管94の各々には、バッフルロッド951が鉛直に貫通するためのスルーホールが開けられ、前記第7シリンダ952が浮動継手を介してバッフルロッド951に接続されことで、収集ロッド965又は案内管94から上へ突出するようにバッフルロッド951を押し、
使用時、第2コンベア911が動かしブロック912を移動させ、動かしブロック912が移動時に搬送板78におけるU字状銅線を受け枠93に動かし、受け枠93におけるU字状銅線が案内管94まで摺動し且つバッフルロッド951により止められ、所定数のU字状銅線を収集する時、案内管94における第7シリンダ952がバッフルロッド951を下へ移動させることで、U字状銅線を収集ロッド965まで摺動させ、この時、収集ロッド965におけるバッフルロッド951がU字状銅線を再び止め、収集ロッド965におけるバッフルロッド951が案内管94における銅線を受けた後、直線ガイドレール97が摺動ベース、可動枠963、支持ロッドと収集ロッド965によってU字状銅線を次の生産点まで移動させ、搬送完了後、直線ガイドレール97が収集ロッド965をリセットさせ、そして上記過程に従って繰り返して収集すればよく、
使用時、収集ロッド965を受けることを確保するために、第8シリンダ961によって可動枠963を昇降調節して、収集ロッド965を昇降調節することができ、収集ロッド965を正常に受けることを確保する。
【0094】
本実施例では、前記I字状吐出機構8は、第5テーブル81と、3D成形機構の一方側に位置する移動アセンブリ83と、移動アセンブリ83の3D成形機構と反対する側に設置される集積アセンブリ82とを含み、前記移動アセンブリ83は、第5テーブル81にボルトを介して固定される第3取り付け板838と、第3取り付け板838にボルトを介して固定される第2モータ8310と、第2モータ8310の両側に設置される2つの第4立板837と、軸受と駆動接続ロッド8312を介して第4立板837に接続される第2スイングロッド832と、スイングロッドの一端に接続される従動板833と、それぞれ2つの従動板833に接続される第1持ち上げロッド834と第2持ち上げロッド836と、昇降調節可能な物置ブロック835とを含み、前記第4立板837が第3取り付け板838にボルトを介して固定され、前記第2モータ8310の一方側には第4立板837に回動して接続される軸ロッド8311が設置され、前記軸ロッド8311がタイミングベルトを介して第2モータ8310の出力軸と駆動接続ロッド8312に接続され、前記物置ブロック835の底部には第5テーブル81に位置する第5シリンダ839がボルトを介して接続され、
2つの第2スイングロッド832が対称的に設置され、
前記第4立板837の対向する側面には横方向に設置される第6摺動レールがボルトを介して固定され、前記第6摺動レールに接続スライダ831が摺動して接続され、2つの前記接続スライダ831が第1持ち上げロッド834と第2持ち上げロッド836に鉛直に摺動して接続され、
前記集積アセンブリ82は、第5テーブル81にボルトを介して固定される第2固定ベース821と、第2固定ベース821に回動して接続される第2回転盤822と、第2回転盤822の底部の中心に接続される第3モータ825と、第2回転盤822にボルトを介して固定される2組の挟持ロッド824とを含み、各組の挟持ロッド824がいずれも左右2対に分けられ且つ各対の枠ロッドの間にはI字状銅線を置くための隙間が残され、2対の挟持ロッド824の間には受けブロック823が設置され、前記受けブロック823の側面にはU字状溝が開けられ、前記受けブロック823のU字状溝が挟持ロッド824に摺動して接続されることで、受けブロック823が挟持ロッド824に沿って鉛直に摺動でき、前記受けブロック823に第6シリンダ826が当接し、前記第2回転盤822が回動する時、前記第6シリンダ826の上端が第2回転盤822の下方に位置し、
前記第3モータ825が第2固定ベース821にボルトを介して固定され、
前記第1持ち上げロッド834と第2持ち上げロッド836におけるI字状銅線が2つの挟持ロッド824の間に入る時、前記第1持ち上げロッド834と第2持ち上げロッド836が下へ移動する時に、2つの挟持ロッド824の間に入れられたI字状銅線に接触することがなく、
使用時、第2スイングロッド832が回動することで、接続スライダ831を集積アセンブリ82から離れる方向へ摺動させ、第1持ち上げロッド834と第2持ち上げロッド836の上端部のI字状銅線がそのうち1組の挟持ロッド824の間の隙間内まで落下し、他のI字状銅線が物置ブロック835に置かれ、接続スライダ831が摺動レールの端部まで摺動する時、第1持ち上げロッド834の端部が物置ブロック835の銅線の下方に位置し、第1持ち上げロッド834と第2持ち上げロッド836の後端が移動板により搬送されたI字状銅線を受け、第2スイングロッド832が回動を継続することで、銅線を集積アセンブリ82内に再搬送し、
初めて受ける時、I字状銅線が受けブロック823に落下するように、第6シリンダ826が受けブロック823を挟持ロッド824の上端まで突き上げ、銅線がますます多くなり、第6シリンダ826がゆっくりと縮み、受けブロック823がゆっくりと下へ移動し、そのうち1組の挟持ロッド824がI字状銅線の収集を継続できない時、第3モータ825が第2回転盤822を回動させることで、I字状銅線を収集していない1組の挟持ロッド824が銅線の収集を継続し、挟持ロッド824内の銅線を移す必要がある時、第6シリンダ826が受けブロック823を突き上げることで、銅線を挟持ロッド824から押し出し、
第2回転盤822が回動する必要がある時、移動アセンブリ83内の第5シリンダ839が物置ブロック835を下へ引き、接続スライダ831も集積アセンブリ82から離れる方向へ摺動し、このように収集した銅線が順調に回動できないことを回避する。
【0095】
上記実施例を参照して本発明を詳細に説明したが、当業者にとっては、上記各実施例に記載された技術案を修正することができ、またはその一部の技術的特徴を同等に置換することができ、本発明の精神と原則の中で行われたいかなる修正、同等置換や改良などは、本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【符号の説明】
【0096】
1 供給機構
12 第1支持枠
13 駆動部
14 銅線コイル
15 押えアセンブリ
16 案内コロ群
17 矯正アセンブリ
18 駆動ローラ
19 従動ローラ
110 駆動モータ
111 第1コンベア
112 固定ベース
113 起動停止アセンブリ
114 第1ばね
115 接続ブッシュ
116 連動軸
117 ストッパー
118 第2シリンダ
119 前経路送りアセンブリ
120 後経路送りアセンブリ
121 テンションシリンダ
122 第1スライダ
123 バリアブロック
124 第1回転盤
125 従動柱
126 案内ホイール
127 第1シリンダ
128 第1接続部材
129 押さえローラ
130 駆動軸
2 エナメル被覆除去機構
21 第1テーブル
22 横切り装置
23 縦切り装置
24 線押え装置
25 直線モジュール
26 第1摺動ベース
27 筐体
28 第1動力アセンブリ
29 第2スライダ
210 伝動軸
211 第1カム軸受
212 第1リンク
213 押しブロック
214 第4カッター
215 浮動アセンブリ
216 ガイドブロック
217 排出孔
218 線ガイドホイール
219 線搬送孔
220 第1立板
221 排出チャンネル
222 第1弾性アセンブリ
223 第2弾性アセンブリ
224 第1ガイドブロック
225 第2ガイドブロック
226 第1浮動ブロック
227 第2浮動ブロック
228 取り付けブロック
229 第3シリンダ
230 第1線通過ブロック
231 第1カッター
232 第2カッター
233 第1排出孔
234 第2排出孔
235 排出パイプ
3 面取り切り機構
31 第2テーブル
321 第1台座
322 第2立板
323 固定板
33 第2動力アセンブリ
34 駆動アセンブリ
341 駆動歯車
342 従動歯車
3421 内輪
3422 第3シュート
35 コーナーカットアセンブリ
351 第3カッター
352 第1接続ブロック
353 第1フォロワ
361 第2線通過ブロック
362 支持ブロック
363 第3浮動ブロック
37 第3弾性アセンブリ
371 押えヘッド
372 押え柱
373 第2ばね
39 排出ホッパー
4 線送り機構
41 クランプ装置
42 第3テーブル
43 第1移動モジュール
44 第2移動モジュール
45 第1ブラケット
46 第1装着板
47 第3線通過ブロック
48 第1直線モジュール
49 第2直線モジュール
410 第1ガイドレール
411 第2ガイドレール
412 第1シュート
413 第2シュート
414 第1横板
415 第1縦板
416 第2横板
417 第2縦板
5 切断機構
51 動力源
52 第2ブラケット
53 第1回動軸
54 装着ブロック
55 第5カッター
56 押圧装置
57 第2台座
58 カッターアセンブリ
59 線通しブロック
510 第2カム軸受
511 第2リンク
512 第3スライダ
513 摺動溝板
514 第1摺動溝
515 第1押えブロック
516 皿ばね
517 カッターホルダ
518 カッター刃
519 カッターベース
520 上カッター溝
521 下カッター溝
522 収集口
523 スクラップボックス
6 運送機構
61 機械アーム
62 第2摺動溝
63 第2フォロワ
64 第1取り付け板
65 調節板
66 第1支持板
67 調節シリンダ
68 第2装着板
69 第4摺動レール
610 摺動コア
611 第1クランプ部
7 3D成形機構
71 可動板
72 スプール
73 連動アセンブリ
731 円柱カム
7311 第4シュート
732 動かしブロック
733 第1カム
734 第2カム
735 接続板
736 第1スイングロッド
74 突き上げブロック
75 第3台座
76 下型
77 側板
78 搬送板
79 上型
791 第2押えブロック
792 ばね
710 固定枠
711 第3摺動ベース
712 第4シリンダ
713 第1モータ
714 第2支持枠
715 回動軸
716 押え板
717 弾性部材
718 第3立板
719 第5摺動レール
720 回転接続ベース
8 I字状吐出機構
81 第5テーブル
82 集積アセンブリ
821 第2固定ベース
822 第2回転盤
823 受けブロック
824 挟持ロッド
825 第3モータ
826 第6シリンダ
83 移動アセンブリ
831 接続スライダ
832 第2スイングロッド
833 従動板
834 第1持ち上げロッド
835 物置ブロック
836 第2持ち上げロッド
837 第4立板
838 第3取り付け板
839 第5シリンダ
8310 第2モータ
8311 軸ロッド
8312 接続ロッド
9 U字状吐出機構
91 動かしアセンブリ
911 第2コンベア
912 動かしブロック
93 受け枠
94 案内管
95 第1バッフルアセンブリ
951 バッフルロッド
952 第7シリンダ
96 収集アセンブリ
961 第8シリンダ
962 第4摺動ベース
963 可動枠
964 第3支持枠
965 収集ロッド
97 直線ガイドレール
98 第2バッフルアセンブリ
10 2D成形機構
101 第4テーブル
102 第2摺動ベース
103 第4直線モジュール
104 第2クランプ部
1041 シリンダグリッパ
105 折り曲げ部
1051 折り曲げアセンブリ
10511 線押え柱
10512 第2接続ブロック
10513 上接続リング
10514 環状ブロック
10515 折り曲げ柱
10516 線溝
10517 線通過板
10518 線通過溝
1052 第3動力アセンブリ
10521 ブッシュ
10522 第2軸受
10523 第2接続部材
10524 下歯車
10525 上歯車
10526 第1軸受
10527 回転軸
10528 第1ラック
10529 線押え歯車
105210 第2ラック
105211 折り曲げ歯車
105212 第2取り付け板
105213 下接続リング
105214 支持筒
1053 第1動力源
1054 第2動力源
1055 階段枠
1056 摺動枠
1057 第3摺動レール
106 リニアモータ