(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024163862
(43)【公開日】2024-11-22
(54)【発明の名称】基板移送装置
(51)【国際特許分類】
H01L 21/677 20060101AFI20241115BHJP
B25J 5/02 20060101ALI20241115BHJP
【FI】
H01L21/68 A
B25J5/02 A
【審査請求】有
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024075577
(22)【出願日】2024-05-08
(31)【優先権主張番号】10-2023-0061498
(32)【優先日】2023-05-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】524173224
【氏名又は名称】ヴイエム インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】VM Inc.
(74)【代理人】
【識別番号】100121728
【弁理士】
【氏名又は名称】井関 勝守
(74)【代理人】
【識別番号】100165803
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 修平
(74)【代理人】
【識別番号】100179648
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 咲江
(74)【代理人】
【識別番号】100222885
【弁理士】
【氏名又は名称】早川 康
(74)【代理人】
【識別番号】100140338
【弁理士】
【氏名又は名称】竹内 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100227695
【弁理士】
【氏名又は名称】有川 智章
(74)【代理人】
【識別番号】100170896
【弁理士】
【氏名又は名称】寺薗 健一
(74)【代理人】
【識別番号】100219313
【弁理士】
【氏名又は名称】米口 麻子
(74)【代理人】
【識別番号】100161610
【弁理士】
【氏名又は名称】藤野 香子
(74)【代理人】
【識別番号】100206586
【弁理士】
【氏名又は名称】市田 哲
(72)【発明者】
【氏名】イ サンウ
(72)【発明者】
【氏名】チョェ ウヒョン
【テーマコード(参考)】
3C707
5F131
【Fターム(参考)】
3C707AS05
3C707AS24
3C707BS15
3C707CS04
3C707CY36
3C707CY39
3C707NS12
5F131AA02
5F131BB04
5F131CA38
5F131CA39
5F131DA22
5F131DA42
5F131DB02
5F131DB52
5F131DB72
5F131DB82
(57)【要約】
【課題】ロボットアームの軸が横方向に移動可能にされて横幅を最小化できるように構成される基板移送装置を提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態によれば、基板移送装置は移動プレート、移動プレートの一端に配置されるロードロックチャンバー、移動プレートの両端に縦方向に沿って配置される複数のプロセシングチャンバー、及び移動プレートと連結されて複数のプロセシングチャンバーの中でいずれか1つのプロセシングチャンバーとロードロックチャンバーとの間で基板を移送するアーム(arm)を含み、移動プレートはアームの第1ピボット軸が移動プレートで横方向に直線運動ができるように構成される第1経路を提供することができる。
【選択図】
図1A
【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動プレートと、
前記移動プレートの一端に配置されるロードロックチャンバーと、
前記移動プレートの両端に縦方向に沿って配置される複数のプロセシングチャンバーと、
前記移動プレートと連結されて前記複数のプロセシングチャンバーの中でいずれか1つのプロセシングチャンバーと前記ロードロックチャンバーとの間で基板を移送するアーム(arm)と、
を含み、
前記移動プレートは、前記アームの第1ピボット軸が前記移動プレートで横方向に直線運動ができるように構成される第1経路を提供する基板移送装置。
【請求項2】
前記第1経路上で前記第1ピボット軸の位置は、前記移動プレートに対する前記いずれか1つのプロセシングチャンバーの位置に基づいて決定される請求項1に記載の基板移送装置。
【請求項3】
前記移動プレートは、前記第1ピボット軸が前記移動プレートで前記縦方向に直線運動ができるように構成される第2経路を提供する請求項1に記載の基板移送装置。
【請求項4】
前記第2経路は、前記第1経路と交差する請求項3に記載の基板移送装置。
【請求項5】
前記移動プレートは、前記第1ピボット軸が前記移動プレートで斜線方向に直線運動ができるように構成される第3経路を提供する請求項1に記載の基板移送装置。
【請求項6】
前記第3経路は、前記第1経路と交差する請求項5に記載の基板移送装置。
【請求項7】
前記第1又は第3経路は、レール(rail)を含む請求項5に記載の基板移送装置。
【請求項8】
前記第1経路は、複数のリンク(link)を含み、前記第1ピボット軸は、前記いずれか1つのプロセシングチャンバーから前記基板を移送するために前記複数のリンクの中でいずれか1つのリンクに配置される請求項1に記載の基板移送装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は基板搬送装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
半導体又はディスプレー工程に使われる装備での処理量(throughput)は単一工程で単位時間当たりウエハ又は基板工程を処理する量を言う。このような処理量はプロセシングチャンバーの工程時間、バキュームロボットの吸排気速度、ウエハのクーリング/ヒーティング時間等に基づいて決定され得る。しかし、このような要因のみで装備の処理量を極大化するのに限界が存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明における上述した問題を解決するための課題は、ロボットアームの軸が横方向に移動可能にされて横幅を最小化できるように構成される基板移送装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一実施形態によれば、基板移送装置は移動プレート、移動プレートの一端に配置されるロードロックチャンバー、移動プレートの両端に縦方向に沿って配置される複数のプロセシングチャンバー、及び移動プレートと連結されて複数のプロセシングチャンバーの中でいずれか1つのプロセシングチャンバーとロードロックチャンバーとの間で基板を移送するアーム(arm)を含み、移動プレートはアームの第1ピボット軸が移動プレートで横方向に直線運動ができるように構成される第1経路を提供することができる。
【0006】
一実施形態によれば、第1経路上で第1ピボット軸の位置は移動プレートに対するいずれか1つのプロセシングチャンバーの位置に基づいて決定されることができる。
【0007】
一実施形態によれば、移動プレートは第1ピボット軸が移動プレートで縦方向に直線運動ができるように構成される第2経路を提供することができる。
【0008】
一実施形態によれば、第2経路は第1経路と交差することができる。
【0009】
一実施形態によれば、移動プレートは第1ピボット軸が移動プレートで斜線方向に直線運動ができるように構成される第3経路を提供することができる。
【0010】
一実施形態によれば、第3経路は第1経路と交差することができる。
【0011】
一実施形態によれば、経路はレール(rail)を含むことができる。
【0012】
一実施形態によれば、経路は複数のリンク(link)を含み、第1ピボット軸はいずれか1つのプロセシングチャンバーから基板を移送するために複数のリンクの中でいずれか1つのリンクに配置されることができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明の一部の実施形態によれば、基板移送装置のフットプリント(foot-print)を減少させて制限された空間で基板処理量(throughput)を極大化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1A】本発明の一実施形態による基板移送装置の一の動作を示す平面図である。
【
図1B】本発明の一実施形態による基板移送装置の
図1Aと異なる動作を示す平面図である。
【
図1C】本発明の一実施形態による基板移送装置の
図1A、
図1Bと異なる動作を示す平面図である。
【
図2】本発明の一実施形態による四方直線運動が可能となるように構成される基板移送装置の平面図である。
【
図3】本発明の一実施形態による斜線運動が可能となるように構成される基板移送装置の平面図である。
【
図4A】本発明の一実施形態によって一の部材を含むアームユニットの平面図である。
【
図4B】本発明の一実施形態によって
図4Aと異なる部材を含むアームユニットの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施のための具体的な内容を添付された図面を参照して詳細に説明する。但し、以下の説明では本発明の要旨を不必要に不明瞭にする恐れがある場合、広く公知された機能や構成に関する具体的説明は省略される。
【0016】
添付された図面で、同一であるか、或いは対応する構成要素には同じ参照符号が付与されている。また、以下の実施形態の説明において、同一であるか、或いは対応される構成要素を重複して記述することが省略される場合がある。しかし、構成要素に関する記述が省略されても、そのような構成要素が所定の実施形態に含まれないことを意図するものではない。
【0017】
開示された実施形態の長所及び/又は特徴、そしてそれを達成する方法は添付された図面と共に詳細に後述されている実施形態を参照すれば、明確になる。しかし、本発明は以下で開示される実施形態に限定されるものではなく、互いに異なる様々な形態で具現されることができ、本実施形態は、単に、本発明が完全になるようし、本発明について通常の技術者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものにすぎない。
【0018】
本明細書で使用される用語に対して簡略に説明し、開示された実施形態に対して具体的に説明する。本明細書で使用される用語は本発明での機能を考慮しながら、可能な現在広く使用される一般的な用語を選択したが、これは関連分野に従事している技術者の意図又は判例、新しい技術の出現等によって変わることができる。また、特定の場合は出願人が任意に選定した用語もあり、この場合、該当する発明の説明部分で詳細にその意味を記載する。したがって、本発明で使用される用語は単純な用語の名称ではなく、その用語が有する意味と本発明の全般に亘る内容に基づいて定義されなければならない。
【0019】
本明細書での単数の表現は文脈の上に明確に単数であると特定しない限り、複数の表現を含む。また、複数の表現は文脈の上に明確に複数であると特定しない限り、単数の表現を含む。明細書の全体で、所定の部分が所定の構成要素を“含む”とする時、これは特別に反対する記載がない限り、他の構成要素を除外するものではなく、他の構成要素をさらに含むことができることを意味する。
【0020】
図1A乃至
図1Cは本発明の一実施形態による基板移送装置100の互いに異なる動作を示す平面図である。図示されたように、基板移送装置100は複数のプロセシングチャンバー112乃至126、移動プレート130、アーム(arm)140、ロードロックチャンバー160、EFEM(Equipment Front End Module)170、及び複数のLPM(Load Port Module)180の中で少なくとも1つを含むことができる。
【0021】
アーム140は複数のLPM180の中でいずれか1つのLPMから獲得された基板(例えば、ウエハ(wafer))を、ロードロックチャンバー160を通じて複数のプロセシングチャンバー112乃至126の中で1つの対象プロセシングチャンバー(ここで、第2プロセシングチャンバー114)に移送することができる。また、アーム140は複数のプロセシングチャンバー112乃至126の中で、対象プロセシングチャンバーで処理された基板を、ロードロックチャンバー160を通じていずれか1つのLPMに移送することができる。一方、本発明で‘対象プロセシングチャンバー’はアーム140によって基板が乗降されるプロセシングチャンバーを指称することができる。
【0022】
基板移送装置100は制限された空間内に複数に具備されることができる。したがって、基板移送装置100による基板処理量(throughput)を向上させるためには基板移送装置100のフットプリント(foot-print)を決定する移動プレート130の幅wを減少させることが要求され得る。以下では、
図1Aを中心にアーム140の動きを考慮して移動プレート130の幅wを最小化できるように構成される基板移送装置100の構成に対する説明が詳細に後述される。
【0023】
複数のプロセシングチャンバー112乃至126は移動プレート130の縁に配置されることができる。具体的に、複数のプロセシングチャンバー112乃至126は移動プレート130の両側縁に(即ち、両端に)縦方向に沿って配置されることができる。例えば、第1セットのプロセシングチャンバー112乃至116は移動プレート130の一側(
図1で左側)の縁に縦方向に沿って配置されることができる。他の例として、第2セットのプロセシングチャンバー122乃至126は移動プレート130の他側(
図1で右側)の縁に縦方向に沿って配置されることができる。
【0024】
ロードロック(load lock)チャンバー160は移動プレート130の一端に配置されることができる。具体的に、
図1に図示されたようにロードロックチャンバー160は移動プレート130の下側の縁に(即ち、下端に)配置されることができる。一方、
図1には1つのロードロックチャンバー160が図示されているが、これに限定されない。例えば、基板移送装置100は2つ以上のロードロックチャンバーを含んでもよい。この場合、1つのロードロックチャンバーにはいずれか1つのプロセシングチャンバーに移送するための基板が配置されることができる。また、他の1つのロードロックチャンバーにはいずれか1つのプロセシングチャンバーから獲得された基板が配置されることができる。
【0025】
図1Aを参照すれば、アーム140は上述したように複数のプロセシングチャンバー112乃至126の中で対象プロセシングチャンバー(ここで、第2プロセシングチャンバー114)とロードロックチャンバー160との間で基板を移送することができる。この場合、基板は対象プロセシングチャンバー内の一定の位置で乗降されなければならない。このために、アーム140の少なくとも一部(ここで、第3領域140_3)は基板を乗降する時、対象プロセシングチャンバー上の予め決定された位置で停止することができる。例えば、アーム140が第6プロセシングチャンバー126から基板を乗せる又は降ろす場合、アーム140の少なくとも一部は第6プロセシングチャンバー126上の特定位置128で停止することができる。
【0026】
アーム140は1つ以上の関節(joint)を含むことができる。したがって、アーム140は関節に基づいて区分される複数の領域140_1乃至140_3を含むことができる。例えば、アーム140は移動プレートと関節を通じて連結される第1領域140_1、基板が収容される第3領域140_3を含むことができる。追加的に、アーム140は第1領域140_1と第3領域140_3との間に配置され、第1領域140_1及び第3領域140_3の各々と関節を通じて両端が連結される第2領域140_2を含むことができる。
【0027】
アーム140の関節はピボット軸(pivot-axis)を含むことができる。したがって、アーム140の複数の領域140_1乃至140_3の各々はピボット軸を中心にピボット(pivoting)することができる。例えば、第1領域140_1は移動プレート130に対して第1ピボット軸p1を中心にピボットすることができる。他の例として、第1領域140_1及び/又は第2領域140_2は第2ピボット軸p2を中心にピボットすることができる。その他の例として、第2領域140_2及び/又は第3領域140_3は第3ピボット軸p3を中心にピボットすることができる。
【0028】
図1A乃至
図1Cを参照すれば、アーム140は移動プレート130によって提供される経路150に沿って移動することができる。具体的に、アーム140は経路150に沿って移動プレート130で横方向に直線運動をすることができる。この場合、経路150上で第1ピボット軸p1の位置は対象プロセシングチャンバーに基づいて決定されることができる。例えば、
図1Aのように対象プロセシングチャンバーが第2プロセシングチャンバー114である場合、経路150上で第1ピボット軸p1の位置は経路150の右側端に位置することができる。他の例として、
図1Bのようにプロセシングチャンバーが第5プロセシングチャンバー124である場合、経路150上で第1ピボット軸p1の位置は経路150の左側端に位置することができる。その他の例として、プロセシングチャンバーが第6プロセシングチャンバー126である場合、経路150上で第1ピボット軸p1の位置は経路150の中央に位置することができる。
【0029】
上述したアーム140の構成及び動作に応じて、アーム140の第3領域140_3は基板の乗降のために対象プロセシングチャンバーである第2プロセシングチャンバー114上の定まった位置に停止することができる。この場合、移動プレート130の横幅w1はアーム140が移動プレート130で占める面積の横幅w2より大きく構成されることができる。また、アーム140が移動プレート130で占める面積の横幅w2の2倍は移動プレート130の横幅w1より大きく構成されることができる。この時、アーム140が移動プレート130で占める面積の横幅w2はアーム140の稼動範囲に基づいて決定される最小値で構成されることができる。このような構成によって、移動プレートの横幅w1もまた最小化されるので、制限された空間に多数の基板移送装置100を配置することができる。
【0030】
図2は本発明の一実施形態による四方直線運動が可能となるように構成される基板移送装置200の平面図である。ここで、基板移送装置200は
図1A乃至
図1Cの基板移送装置100と対応されることができる。即ち、基板移送装置200は
図1A乃至
図1Cの複数のプロセシングチャンバー112乃至126、アーム(arm)140、ロードロックチャンバー160、EFEM(Equipment Front End Module)170、及び複数のLPM(Load Port Module)180の中で少なくとも1つを含むことができる。追加的に、基板移送装置200の移動プレート130は移動プレート130に対して横方向及び縦方向運動が可能となるように構成された経路210をさらに含むことができる。
【0031】
一方、
図2の経路210は1つの横方向経路と1つの縦方向経路が一地点で交差されたものと図示されたが、これに限定されない。例えば、基板移送装置200は互いに交差しなく、独立的に配置された横方向経路及び縦方向経路を含んでもよい。この場合には、横方向経路及び縦方向経路の各々にアームが配置されることができる。また、基板移送装置200は2つ以上の横方向経路及び/又は縦方向経路を含んでもよい。
【0032】
図3は本発明の一実施形態による斜線運動が可能となるように構成される基板移送装置300の平面図である。ここで、基板移送装置300は
図1A乃至
図1Cの基板移送装置100と対応されることができる。即ち、基板移送装置300は
図1A乃至
図1Cの複数のプロセシングチャンバー112乃至126、アーム(arm)140、ロードロックチャンバー160、EFEM(Equipment Front End Module)170、及び複数のLPM(Load Port Module)180の中で少なくとも1つを含むことができる。追加的に、基板移送装置300の移動プレート130は移動プレート130に対して斜線方向運動が可能となるように構成された経路310をさらに含むことができる。
【0033】
一方、
図3の経路310は1つの横方向経路と2つの斜線方向経路が一地点で交差されたものと図示されたが、これに限定されない。例えば、基板移送装置200は互いに交差しなく、独立的に配置された横方向経路及び斜線方向経路を含んでもよい。この場合には、横方向経路及び斜線方向経路の各々にアームが配置されることができる。また、基板移送装置200は1つ又は3つ以上の斜線方向経路を含んでもよい。
【0034】
図4A及び
図4Bは本発明の一実施形態によって互いに異なる部材を含むアームユニット410、420の平面図である。ここで、
図4A及び
図4Bのアーム412、422と経路414、424は
図1A乃至3に図示されたアーム及び経路に各々対応されることができる。即ち、
図1A乃至3に図示されたアームは
図4のアーム412、422の中の少なくとも1つで置き換えることができる。また、
図1A乃至3に図示された経路は
図4の経路414、424の中の少なくとも1つで置き換えることができる。
【0035】
図4Aは経路414がレール(rail)を含む例を示す。この場合、アーム412の第1ピボット軸p1は経路414に含まれたレールに沿って任意の地点に配置されることができる。
【0036】
反面、
図4Bは経路424が複数のリンクL1乃至L3を含む例を示す。この場合、アーム422の第1ピボット軸p1は経路424に含まれた複数のリンクL1乃至L3の中でいずれか1つのリンクに配置されることができる。
【0037】
本発明の様々な修正例が通常の技術者に容易に明らであり、本願に定義された一般的な原理は本発明の趣旨又は範囲を逸脱しないながら、様々な変形例に適用されることもできる。したがって、本発明は本願に説明された例に制限されるように意図されたものではなく、本願に開示された原理及び新規な特徴と一貫された最広義の範囲が与えられることが意図される。
【0038】
たとえ例示的な具現例が1つ以上の独立形コンピュータシステムの脈絡で現在開示された主題の態様を活用することを言及するとしても、本主題はこのように制限されなく、むしろネットワークや分散コンピューティング環境と同一である任意のコンピューティング環境と関連して具現されることもできる。さらに、現在開示された主題の実施形態は複数のプロセシングチップやデバイスで、又はそれにわたって具現されてもよく、ストレージは複数のデバイスにわたって類似の影響を受ける可能性がある。このようなデバイスはPC、ネットワークサーバー、及びハンドヘルドディバイスを含んでもよい。
【0039】
本明細書では本発明が一部の実施形態と関連して説明されたが、本発明が属する技術分野の通常の技術者が理解できる本発明の範囲を逸脱しない範囲で様々な変形及び変更が行われることができることを理解すべきである。また、そのような変形及び変更は本明細書で添付された特許請求の範囲内に属するものと考えるべきでる。
【符号の説明】
【0040】
100 基板移送装置
112~126 プロセシングチャンバー
130 移動プレート
140 アーム(arm)
150 経路
160 ロードロック(load-lock)
170 EFEM(Equipment Front End Module)
180 LPM(Load Port Module)