(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024164584
(43)【公開日】2024-11-27
(54)【発明の名称】ふるさと納税システム、ふるさと納税方法及びふるさと納税プログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/26 20240101AFI20241120BHJP
【FI】
G06Q50/26
【審査請求】有
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023080178
(22)【出願日】2023-05-15
【新規性喪失の例外の表示】新規性喪失の例外適用申請有り
(71)【出願人】
【識別番号】522250389
【氏名又は名称】株式会社ビッグゲート
(74)【代理人】
【識別番号】100137338
【弁理士】
【氏名又は名称】辻田 朋子
(74)【代理人】
【識別番号】100224719
【弁理士】
【氏名又は名称】長谷川 隆治
(72)【発明者】
【氏名】大関 将広
(72)【発明者】
【氏名】古賀 健
(72)【発明者】
【氏名】仲地 健一
【テーマコード(参考)】
5L049
5L050
【Fターム(参考)】
5L049CC35
5L050CC35
(57)【要約】
【課題】
本発明は、旅行先などで気軽に利用可能なふるさと納税システム、ふるさと納税方法及びふるさと納税プログラムを提供することを課題とする。
【解決手段】
ふるさと納税システムであって、
ふるさと納税処理装置と、店舗端末と、を備え、
前記ふるさと納税処理装置は、店舗端末より受け付けた寄附情報を、寄附を特定するための一意なコードと紐づけて記憶し、
前記店舗端末は、前記コードを出力し、
前記ふるさと納税処理装置は、寄附者端末より前記コードと寄附者情報とを受け付け、前記コードに基づいて前記寄附者情報と前記寄附情報とを紐づけて記憶する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ふるさと納税システムであって、
ふるさと納税処理装置と、店舗端末と、を備え、
前記ふるさと納税処理装置は、前記店舗端末より受け付けた寄附情報を、寄附を特定するための一意なコードと紐づけて記憶し、
前記店舗端末は、前記コードを出力し、
前記ふるさと納税処理装置は、寄附者端末より前記コードと寄附者情報とを受け付け、前記コードに基づいて前記寄附者情報と前記寄附情報とを紐づけて記憶する、
ふるさと納税システム。
【請求項2】
前記店舗端末は、返礼品金額の入力を受け付け、
前記返礼品金額に基づいて寄附金額を算出し、前記寄附情報として前記ふるさと納税システムに送信する、
請求項1に記載のふるさと納税システム。
【請求項3】
前記ふるさと納税処理装置は、前記寄附者情報を受け付けるための入力ページを表示処理し、
前記入力ページを介して前記寄附者情報と前記コードとを受け付ける、
請求項1に記載のふるさと納税システム。
【請求項4】
前記ふるさと納税処理装置は、
寄附を行った寄附者の前記寄附者情報が登録済みであるとき、寄附者の会員情報を受け付け、
前記会員情報は、登録済みの前記寄附者情報と紐づいて記憶される、寄附者の会員登録に関する情報であって、
受けつけた前記コードと紐づいた前記寄附情報を、前記会員情報と紐づいた登録済みの前記寄附者情報と紐づけて記憶する、
請求項1に記載のふるさと納税システム。
【請求項5】
前記寄附情報は、店舗を含む寄附の行われた場所に関する店舗情報を含み、
前記ふるさと納税処理装置は、前記店舗情報に基づいて、前記寄附情報と前記寄附者情報とを含むふるさと納税情報を店舗ごとの表示を含む、寄附が行われた場所ごとに対応する表示が可能なふるさと納税情報管理ページを表示処理する、
請求項1に記載のふるさと納税システム。
【請求項6】
前記ふるさと納税処理装置は、自治体を含む当該システムの利用者に関して、利用者種別を含む利用者情報を記憶し、
前記利用者情報に基づいて利用者の種別ごとに対応する前記ふるさと納税情報管理ページを表示処理する、
請求項5に記載のふるさと納税システム。
【請求項7】
前記ふるさと納税処理装置は、前記寄附情報に基づく寄附の集計処理を行い、
前記集計処理の結果を表示可能なふるさと納税情報管理ページを表示処理する、
請求項1に記載のふるさと納税システム。
【請求項8】
ふるさと納税処理装置と、店舗端末と、を利用してコンピュータが実行するふるさと納税方法であって、
ふるさと納税処理装置は、前記店舗端末より受け付けた寄附情報を、寄附を特定するための一意なコードと紐づけて記憶する受付工程を実行し、
前記店舗端末は、前記コードを出力する出力処理工程を実行し、
前記ふるさと納税処理装置は、寄附者端末より前記コードと寄附者情報とを受け付け、前記コードに基づいて前記寄附者情報と前記寄附情報とを紐づけて記憶する受付工程を実行する、
ふるさと納税方法。
【請求項9】
ふるさと納税プログラムであって、
ふるさと納税処理装置と、店舗端末と、としてコンピュータを機能させ、
前記ふるさと納税処理装置は、前記店舗端末より受け付けた寄附情報を、寄附を特定するための一意なコードと紐づけて記憶し、
前記店舗端末は、前記コードを出力し、
前記ふるさと納税処理装置は、寄附者端末より前記コードと寄附者情報とを受け付け、前記コードに基づいて前記寄附者情報と前記寄附情報とを紐づけて記憶する、
ふるさと納税プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ふるさと納税システム、ふるさと納税方法及びふるさと納税プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、ふるさと納税が普及し、ふるさと納税を利用するための様々なサービスが利用されている。
【0003】
特許文献1では、ふるさと納税をしようとするユーザが現金又はユーザ端末を用いて納税支援装置を利用することで、簡単にふるさと納税をすることができ、通常であればユーザの自宅等に配送される返礼品をその場で受け取ることを可能とする納税装置に関して開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【0005】
ここで、特許文献1に記載の技術では、決済を行う前にふるさと納税の申請に必要なユーザ情報の取得を行う必要があり、旅行先などで気軽にふるさと納税を申しこむことができなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、旅行先などで気軽に利用可能なふるさと納税システム、ふるさと納税方法及びふるさと納税プログラムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は、ふるさと納税システムであって、
ふるさと納税処理装置と、店舗端末と、を備え、
前記ふるさと納税処理装置は、店舗端末より受け付けた寄附情報を、寄附を特定するための一意なコードと紐づけて記憶し、
前記店舗端末は、前記コードを出力し、
前記ふるさと納税処理装置は、寄附者端末より前記コードと寄附者情報とを受け付け、前記コードに基づいて前記寄附者情報と前記寄附情報とを紐づけて記憶する。
【0008】
このような構成とすることで、前もって寄附者の情報を登録するような手間を省き、旅行先などでも気軽にふるさと納税を行うことができる。
【0009】
本発明の好ましい形態では、
前記店舗端末は、返礼品金額の入力を受け付け、
前記返礼品金額に基づいて寄附金額を算出し、寄附情報として前記ふるさと納税システムに送信する。
【0010】
このような構成とすることで、返礼品金額より寄附金額を算出でき、寄附の受付を容易に行うことができる。
【0011】
本発明の好ましい形態では、
前記ふるさと納税処理装置は、前記寄附者情報を受け付けるための入力ページを表示処理し、
前記入力ページを介して寄附者情報と前記コードとを受け付ける。
【0012】
このような構成とすることで、寄附者は自身の端末より容易に寄附に必要な寄附者情報を登録することができる。
【0013】
本発明の好ましい形態では、
前記ふるさと納税処理装置は、
寄附を行った寄附者の前記寄附者情報が登録済みであるとき、寄附者の会員情報を受け付け、
前記会員情報は、登録済みの前記寄附者情報と紐づいて記憶される、寄附者の会員登録に関する情報であって、
受けつけた前記コードと紐づいた前記寄附情報を、前記会員情報と紐づいた登録済みの前記寄附者情報と紐づけて記憶する。
【0014】
このような構成とすることで、以前当該システムを利用して寄附を行った寄附者は寄附者情報の入力を必要とせず、容易にふるさと納税を行うことができる。
【0015】
本発明の好ましい形態では、
前記寄附情報は、店舗を含む寄附の行われた場所に関する店舗情報を含み、
前記ふるさと納税処理装置は、前記店舗情報に基づいて、前記寄附情報と前記寄附者情報とを含むふるさと納税情報を店舗ごとの表示を含む、寄附が行われた場所ごとに対応する表示が可能なふるさと納税情報管理ページを表示処理する。
【0016】
このような構成とすることで、寄附の行われた場所や自治体などに関するエリア情報に基づいて寄附に関する情報を容易に管理することができる。
【0017】
本発明の好ましい形態では、
前記ふるさと納税処理装置は、自治体を含む当該システムの利用者に関して、利用者種別を含む利用者情報を記憶し、
前記利用者情報に基づいて利用者の種別ごとに対応する前記ふるさと納税情報管理ページを表示処理する。
【0018】
このような構成とすることで、自治体など、ユーザの種別ごとに応じて寄附に関する情報を提供することができる。
【0019】
本発明の好ましい形態では、
前記ふるさと納税処理装置は、前記寄附情報に基づく寄附の集計処理を行い、
前記集計処理の結果を表示可能なふるさと納税情報管理ページを表示処理する。
【0020】
このような構成とすることで、集計された寄附に関する情報を確認し、返礼品調達費の支払いなど寄附に関する管理を容易にすることができる。
【発明の効果】
【0021】
本発明は、旅行先などで気軽に利用可能なふるさと納税システム、ふるさと納税方法及びふるさと納税プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【
図1】本発明の実施形態における、ふるさと納税システムの構成図を示す。
【
図2】本発明の実施形態における、ハードウェア構成図を示す。
【
図3】本発明の実施形態における、データ構成の例を示す。
【
図4】本発明の実施形態における、画面表示例を示す。
【
図5】本発明の実施形態における、画面表示例を示す。
【
図6】本発明の実施形態における、処理のフローを示す。
【
図7】本発明の実施形態における、処理のフローを示す。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、添付図面を参照して、本発明をよりに詳細に説明する。図面には好ましい実施形態が示されるが、本発明は、異なる形態で実施されることが可能であり、本明細書に記載される実施形態に限定されない。本実施形態ではふるさと納税処理装置及び店舗端末の構成、動作などについて説明するが、装置などにより実行される方法、コンピュータプログラムなどによっても、同様の作用効果を奏することができる。コンピュータプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一過性の記録媒体として提供されてもよい。
【0024】
<システム構成>
図1は、一実施の形態のシステムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、ふるさと納税システム0は、ふるさと納税処理装置1、店舗端末2、寄附者端末3、利用者端末4、を備える。
【0025】
本実施形態において、ふるさと納税システム0は、店舗において寄附を行う寄附者が選択した商品を返礼品として即時に受け取るため、ふるさと納税の申し出と支払いとを現地で行うためのシステムである。
【0026】
寄附者は店舗などにおいてふるさと納税の申し込みと寄附を行い、現地で商品やサービス等を返礼品として受け取るものである。本実施形態において、寄附者は、自身が寄附の申し込みを行った店舗が所在する地域の自治体に対してふるさと納税の寄附を行うものとするが、店舗の所在する地域とその寄附先は必ずしも一致しなくてもよい。
【0027】
利用者は、当該システムを利用して寄附情報と寄附者情報とを含むふるさと納税に関する情報を確認及び管理する者である。本実施形態において、ふるさと納税の申請を受ける自治体やふるさと納税を受け付けた店舗などを含む利用者が当該システムを利用してふるさと納税に関する情報の確認及び管理を行うが、当該システムの管理者が利用者としてふるさと納税に関する情報の管理を行ってもよい。
【0028】
ふるさと納税処理装置1としては、汎用のサーバやパーソナルコンピュータなどの情報処理装置を1又は複数利用することができる。また、ふるさと納税処理装置1及び店舗端末2は、後述する機能構成を備えているが、ふるさと納税処理装置1の備えた機能構成の一部が、寄附者端末3、利用者端末4等とネットワークを介して通信可能に構成された別の装置に配置されてもよい。また、店舗端末2や寄附者端末3、利用者端末4は、それぞれの店舗や寄附者、利用者ごとなど、複数台が配置されてもよい。また、これらの装置は、IP(Internet Protocol)ネットワークなど、任意の通信プロトコルを用いる任意のネットワークを介して通信可能に接続される。また、店舗端末2として機能する端末装置が利用者端末4として機能するなど、一つの端末装置が他の端末装置としての機能構成を備えていてもよい。
【0029】
店舗端末2は、ふるさと納税を行う寄附者が寄附の申し出を行う店舗に配置される決済端末等の端末であり、以下に示す機能構成を備えているが、店舗端末2が備えた機能構成の一部がふるさと納税処理装置1とネットワークを介して通信可能に構成された別の装置に配置されてもよい。また、寄附情報を含むふるさと納税の表示が可能な利用者端末4が店舗端末2として機能するなど、他の端末装置20が店舗端末2としての機能構成を備えていてもよい。
【0030】
本実施形態において、寄附者は、店舗において返礼品として商品を受け取るが、サービスを返礼品として受けてもよい。
【0031】
<ふるさと納税処理装置1のハ―ドウェア構成>
図2は、ハードウェア構成図である。
図2(a)に示すように、ふるさと納税処理装置1は、処理部101、記憶部102、及び通信部103を有し、各部及び各工程の作用発揮に用いられる。
【0032】
処理部101は、命令セットを実行可能なCPUなどのプロセッサを有し、OS並びに、ふるさと納税プログラムなどを実行する。
【0033】
記憶部102は、命令セットを記憶可能なRAMなどの揮発性メモリ、OS、ふるさと納税プログラムなどを記録可能な、HDDやSSDなどの不揮発性の記録媒体を有する。
【0034】
また、記憶部102は、受付部11が受け付けたデータを記憶する。
【0035】
本実施形態において、ふるさと納税処理装置1の記憶部102は、取得した寄附情報と、寄附者情報と、利用者情報と、自治体マスタと、店舗マスタと、を記憶する。寄附情報及び寄附者情報を総称してふるさと納税に関する情報として呼称する。
【0036】
<データ構成>
図3を用いて記憶部102に記憶される寄附情報と寄附者情報のデータ構成の例を示す。
【0037】
図3(a)において、店舗端末2より送信される寄附情報の例を示す。本実施形態において、寄附情報は寄附に関する情報であって、返礼品金額と寄附金額と寄附年月日と店舗情報とを含む。
【0038】
図3(a)に示す店舗情報は、寄附情報に含まれる、ふるさと納税の寄附が行われた店舗に関する情報であって、本実施形態では寄附が行われた店舗の店舗IDであるが、寄附が行われた場所の位置情報や、寄附が行われた店舗の店舗名、寄附が行われた自治体の自治体IDや自治体名、その他寄附が行われた店舗や自治体などの場所を特定可能な情報であればどのような情報であってもよい。本実施形態では、店舗が所在する自治体を寄附先の自治体とするため、店舗情報は、寄附先の自治体を特定するために利用される。
【0039】
図3(b)に示す寄附者情報は、寄附を行う寄附者に関する情報であって、氏名や住所等の寄附者の個人情報を含む。本実施形態において、寄附者情報は、寄附者IDと、氏名と、生年月日と、住所と、メールアドレスとを含む。また、店舗端末2において、寄附者の連絡先として電話番号の入力を受け付けるとき、ふるさと納税処理装置1は、店舗端末2が受け付けた電話番号等の寄附者の連絡先を取得し、寄附情報として記憶してもよい。
【0040】
本実施形態において、ふるさと納税処理装置1の記憶部102は、更に、以前ふるさと納税の寄附を行った寄附者に関する寄附情報及び寄附者情報を会員情報と紐づけて記憶する。会員情報は、会員登録を行った寄附者の会員としての情報であって、寄附者の個人情報と、ログイン用のID(ここではメールアドレス)とパスワードとを含む。また、記憶部102は、取得した寄附情報及び寄附者情報を記憶する。
【0041】
ふるさと納税処理装置1の記憶部102は、利用者情報を記憶する。利用者情報は、利用者に関する情報であって、利用者アカウント情報と、利用者名と、利用者種別と、を含む。また、利用者アカウント情報は、利用者IDと、ログインパスワードと、を含む。利用者種別は、利用者の種別に関する分類であって、本実施形態では、店舗と、自治体と、管理者と、を含む分類を有する。
【0042】
自治体マスタは、ふるさと納税の申請を受ける自治体に関する情報であって、自治体IDと、自治体名と、連絡先とを含む。自治体マスタは、利用者種別が自治体である利用者の利用者情報と関連付けて記憶される。また、店舗マスタは、店舗端末2を配置している店舗に関する情報であって、店舗IDと、店舗名と、住所や自治体ID等の店舗が所在する自治体に関する情報と、連絡先と、を含む。自治体マスタ及び店舗マスタは、自治体と店舗との関連を示すデータを含み、ふるさと納税の寄附を行う先や、店舗情報に基づく店舗の所在する自治体の特定等に利用される。
【0043】
通信部103は、ネットワークに物理的に接続するためのインタフェースを有し、ネットワークとの通信制御を実行して、店舗端末2や寄附者端末3、利用者端末4との通信を行う。
【0044】
<端末装置20のハードウェア構成>
図2(b)に示すように、端末装置20(店舗端末2、寄附者端末3、利用者端末4)は、処理部201、記憶部202、通信部203、入力部204、及び出力部205を有し、各部及び各工程の作用発揮に用いられる。本実施形態において、端末装置20は、スマートフォンやタブレット端末やコンピュータ装置などの情報処理装置であって、以下に示す機能を実現可能な装置であればどのような装置が利用されてもよい。
【0045】
処理部201は、命令セットを実行可能なCPUなどのプロセッサを有し、OS並びに、ふるさと納税処理装置利用プログラムなどを実行する。ふるさと納税処理装置利用プログラムは、ふるさと納税処理装置1に対する操作、データなどの入力、出力結果の表示などを行う為のプログラムであるが、例えば、ウェブブラウザを介して利用可能なウェブプログラムとして端末装置20に利用可能に提供されても構わない。
【0046】
記憶部202は、命令セットを記憶可能なRAMなどの揮発性メモリ、OS並びに、ふるさと納税処理装置利用プログラムなどを記録可能な、HDDやSSDなどの不揮発性の記録媒体を有する。
【0047】
通信部203は、ネットワークに接続するためのインタフェースを有し、ネットワークとの通信制御を実行して、ふるさと納税処理装置1との通信を行う。
【0048】
入力部204は、タッチパネルやキーボードなどの入力処理が可能な操作入力デバイスなどを有する。
【0049】
出力部205は、ディスプレイなどの表示処理が可能な表示デバイス及びプリンタなどの印刷装置を有する。
【0050】
<ふるさと納税処理装置1の機能構成>
図1に示すように、ふるさと納税処理装置1は、機能構成として受付部11と、表示処理部12と、集計部13とを備える。これは、ソフトウェア(記憶部102などに一過的又は非一過的に記憶されたふるさと納税プログラム)による情報処理が、ハードウェア(処理部101など)によって具体的に実現されたものである。
【0051】
また、本実施形態において、ふるさと納税処理装置1又は店舗端末2は、上記の機能構成に加え、ふるさと納税の寄附をクレジットカードや電子マネー、QRコード(登録商標)等の二次元コードを利用した決済方法を含むキャッシュレス決済を利用して行う際の決済処理を行うことが可能な決済部を備える。
【0052】
受付部11は、端末装置20(店舗端末2、寄附者端末3、利用者端末4)より各種情報を受け付け、記憶する。
【0053】
本実施形態において、受付部11は、店舗端末2より寄附情報を受け付け、寄附を特定可能な一意なコードと紐づけて記憶する。受付部11は、店舗端末2より寄附情報とともにコードを受け付けてもよい。また、受付部11は、寄附情報とともに、寄附者のクレジットカード情報を含む決済情報と、寄附者の電話番号と、を受け付ける。本実施形態において、受付部11は、店舗端末2より受け付けた寄附を特定可能な一意なコードを受け付けた寄附情報と紐づけて記憶する処理を行うが、寄附情報を受け付けた際にふるさと納税処理装置1において発行された一意なコードを寄附情報と紐づけて記憶する処理を行ってもよい。
【0054】
本実施形態において、受付部11は、寄附者端末3より寄附者に関する寄附者情報と入力されたコードとを受け付け、受け付けた寄附者情報を、受け付けたコードと紐づいた寄附情報と紐づけて記憶する。本実施形態において、受付部11は、寄附者端末3において入力されたコードを受け付けるが、RFID(Radio Frequency Identification)や、NFC(Near Field Communication)等の技術を利用して寄附者端末3が取得したコードを受け付けてもよい。
【0055】
また、受付部11は、利用者端末4より利用者に関する利用者情報を受け付けて記憶する。本実施形態において、受付部11は、利用者が初めて当該システムを利用する際に登録される利用者情報を受け付け、記憶する。
【0056】
表示処理部12は、寄附情報と寄附者情報を含む各種情報を表示処理する。本実施形態において、表示処理部12は、自治体を含む利用者が寄附情報と寄附者情報とを含むふるさと納税に関する情報を管理するためのふるさと納税情報管理ページ及び、寄附者が寄附者情報等のふるさと納税に関する情報を入力可能な入力ページを含む各種WEBページを表示処理する。また、本実施形態において、表示処理部12は、ふるさと納税に関する情報を含む各種情報をWEBページとして表示処理するが、必要な各種情報を表示する画面表示であればどのような形で表示処理を行ってもよい。
【0057】
本実施形態において、表示処理部12は、コードを入力するためのページの表示処理を行う。コードを入力するためのページは、本実施形態において、ショートメッセージに添付されたURLを押下した又はQRコード等の二次元コードを読み取った寄附者端末3において表示されるページであって、数字によるコードを入力するためのページである。URL又はQRコードを介してWEBページにアクセスすることでコードが自動的に入力されるような構成を実施する場合、表示処理部12は、コードを入力するためのページを表示処理しなくてもよい。
【0058】
図4を用いて、寄附者端末3において表示される寄附者に関する寄附者情報を入力するための入力ページについて説明する。本実施形態において、
図4に示す入力ページは、寄附者端末3において表示される寄附者情報を含むふるさと納税に関する情報を入力可能なWEBページであるが、その他の端末装置20(店舗端末2、利用者端末4)において表示されてもよい。
【0059】
本実施形態において、表示処理部12は、
図4に示す寄附者情報を入力可能なWEBページである入力ページを表示処理する。本実施形態において、受付部11は、
図4に示す入力ページを介して寄附者情報として寄附者の氏名、生年月日、住所、メールアドレスを受け付ける。また、本実施形態において、受付部11は、入力ページを介して寄附に関する情報として、寄附の使途、ワンストップの希望の有無を受け付けるが、寄附に関する情報であればどのような情報を受け付けてもよい。
【0060】
また、本実施形態において、受付部11は、更に、入力ページを介して会員登録の有無を受け付ける。受付部11は、会員登録が有とする選択を受け付けると、入力された寄附者情報と、発行された会員番号を含む会員情報と、を紐づけて記憶する。また、寄附者が会員として寄附者情報を登録済みである場合、ふるさと納税処理装置1は、受付部11受け付けた会員情報に紐づいた寄附者情報を利用して寄附者情報が登録済みの寄附者のふるさと納税に関する処理を行う。
【0061】
本実施形態において、表示処理部12は、それぞれの利用者に対応するふるさと納税に関する情報を表示可能なふるさと納税情報管理ページを表示処理する。ふるさと納税情報管理ページは、寄附者情報と寄附情報とを含むふるさと納税に関する情報を表示可能なページであって、本実施形態では、寄附情報と寄附者情報を、それぞれの利用者種別に基づいてリスト表示するページや寄附金額等の集計結果を表示するページを含む。
【0062】
本実施形態において、ふるさと納税処理装置1の表示処理部12は、取得したふるさと納税の申請に必要な寄附情報と寄附者情報とを表示処理することで、自治体職員の操作する利用者端末4に対してふるさと納税の申請に必要な情報の提供を行う。
【0063】
表示処理部12は、それぞれの利用者情報に含まれる利用者種別に基づいて利用者種別に対応したページを表示処理する。本実施形態において、表示処理部12は、利用者種別に基づいて表示する情報の範囲が限定されたふるさと納税情報管理ページを表示処理する。
【0064】
例えば、表示処理部12は、利用者種別が管理者であるとき、当該システムの管理者の利用者端末4に対して決済情報と寄附情報と寄附者情報とが表示可能なふるさと納税情報管理ページを表示処理する。また、表示処理部12は、利用者種別が自治体である自治体職員の利用者端末4に対して、寄附情報と寄附者情報とが表示可能なふるさと納税情報管理ページを表示処理し、利用者種別が店舗である店舗の利用者端末4に対して、寄附情報が表示可能なふるさと納税情報管理ページを表示処理する。
【0065】
表示処理部12は、店舗情報に基づいて自身の管理する範囲内において行われたふるさと納税に関する情報を表示するふるさと納税情報管理ページを表示処理する。例えば、利用者の利用者種別が自治体であるとき、表示処理部12は、寄附情報に含まれる店舗情報に基づいて、自身の自治体に所在する店舗など、自身の自治体の管理する範囲内において行われたふるさと納税に関する寄附情報を表示するふるさと納税情報管理ページを表示処理する。
【0066】
集計部13は、寄附情報に基づいてふるさと納税に関する寄附の集計処理を行う。本実施形態において、集計部13は集計処理として、寄附情報に基づいて所定の期間におけるふるさと納税の寄附金額と寄附件数との集計を行う。
【0067】
図5を用いて、表示処理部12により表示処理された、集計結果を表示するためのふるさと納税情報管理ページについて説明する。
図5に示すふるさと納税情報管理ページは、集計部13による寄附に関する情報の集計の結果を表示することが可能なページであって、
図5に示す例では、ふるさと納税情報管理ページは、本日の寄附金額と本日の寄附件数と今月の寄附金額と、今年度の寄附金額と、の集計結果を示す。
【0068】
また、
図1に示すように、店舗端末2は、機能構成として、生成部21と、出力処理部22と、送信処理部23と、算出部24と、を備える。
【0069】
生成部21は、受付部11が店舗端末2より送信される寄附の申し出を受け付けると、寄附を特定するための一意なコードを生成する。本実施形態において、生成部21は、店舗端末2に配置されるが、ふるさと納税処理装置1において配置され、コードの生成を行ってもよい。生成部21において生成されたコードは、受付部11が受け付けた寄附情報及び寄附者情報と紐づいて記憶される。
【0070】
出力処理部22は、寄附を特定可能な一意なコードを出力する。本実施形態において、出力処理部22は、コードの表示を含む寄附の履歴のレシートとして出力を行うが、コードの表示を含む画面や、ショートメッセージ、メールなど、どのような方法でコードの出力を行ってもよい。
【0071】
また、本実施形態において、出力処理部22は、寄附者情報の入力漏れを防ぐため、店舗端末2において受け付けた寄附者の電話番号等の連絡先を利用して、寄附者による寄附者情報の入力を促す寄附者情報入力指示を寄附者端末3に送信する。本実施形態において、寄附者情報入力指示は、寄附者情報を入力するための入力ページにアクセスするための情報としてURLが添付されたショートメッセージであるが、寄附者情報の入力をリマインドするメール等どのような形であってもよい。また、寄附者端末3において、送信したショートメッセージに添付されたURLが押下されると、表示処理部12は、自動的にコードが入力された入力ページが表示処理されるような構成を実現してもよい。
【0072】
また、本実施形態において、寄附を特定可能な一意なコードは数字によるコードという形式で出力されるが、QRコードを含む二次元コードなど、どのような形式で出力されてもよい。
【0073】
送信処理部23は、店舗端末2より必要な各種情報をふるさと納税処理装置1に送信する送信処理を行う。本実施形態において、送信処理部23は、取得した寄附情報をふるさと納税処理装置1に送信する処理を行う。また、本実施形態において、送信処理部23は、寄附情報とともに店舗端末2の生成部21が生成したコードをふるさと納税処理装置1に送信する処理を行う。
【0074】
算出部24は、受け付けた返礼品金額に基づいて寄附金額を算出する処理を行う。返礼品金額は、返礼品として寄附者が受け取る商品又はサービスを購入するために必要な金額である。本実施形態において、算出部24は、ふるさと納税処理装置1より取得した返礼率を利用して返礼品金額に基づく寄附金額の算出を行う。返礼率は、自治体において設定される、寄附金額に対する返礼品の金額の割合である。また、店舗端末2が返礼率の入力を受け付け、算出部24は、受け付けた返礼率に基づいて寄附金額の算出を行ってもよい。また、店舗端末2において寄附金額の入力が行われた場合、算出部24による寄附金額の算出に関する処理が行われていなくてもよい。
【0075】
表示処理部25は、必要な情報に基づいて寄附情報を入力可能なページなど店舗端末2に表示される各種画面を表示処理する。表示処理部25は、情報の入力可能なページとして、店舗端末2において表示される寄附情報を受け付けるための寄附情報受け付けページを表示処理する。本実施形態において、表示処理部25は、店舗端末2の記憶部202に記憶する情報を利用して寄附情報受け付けページの表示処理を行うが、ふるさと納税処理装置1より取得した情報を利用して寄附情報受け付けページの表示処理を行ってもよい。
【0076】
店舗端末2において表示される寄附情報受け付けページは、寄附情報を受け付けるためのページであって、本実施形態では返礼品の金額に関する返礼品金額や寄附金額を受け付けるためのページである。
【0077】
<処理のフロー>
以下、
図6及び
図7を用いてふるさと納税に関する処理のフローを示す。
【0078】
<ふるさと納税に関する情報を受け付ける処理のフロー>
図6において、寄附者によるふるさと納税の申し込みを受け付け、店舗端末2及び寄附者端末3よりふるさと納税に関する情報を受け付ける処理のフローを示す。
図6に示すフローは、寄附者が初めて当該システムを利用して寄附を行う際の処理のフローである。
【0079】
店舗において寄附者による寄附の申し出が行われると、店舗端末2の表示処理部25は、寄附情報受け付けページを表示処理する(S201)。寄附情報受け付けページが表示された店舗端末2において、返礼品金額の入力が行われると、算出部24は、入力された返礼品金額に基づいて寄附金額の算出を行う(S202)。店舗端末2の出力処理部22は、寄附を特定するための一意なコードを出力する(S203)。本実施形態において、一意なコードは店舗端末2の生成部21において生成されたコードであるが、ふるさと納税処理装置1において発行され、店舗端末2に送信されたコードであってもよい。送信処理部23は、取得した寄附金額と店舗情報とを含む寄附情報と、生成した一意なコードと、をふるさと納税処理装置1に送信する送信処理を行う(S204)。本実施形態において、送信処理部23は、寄附情報とともに、クレジットカード情報を含む決済情報を送信する処理を行う。受付部11は、寄附情報を含むふるさと納税に関する情報を受け付け、記憶する(S101)。
【0080】
表示処理部12は、入力ページを表示処理する(S103)。本実施形態において、入力ページは、寄附者端末3において表示される、寄附者情報とコードとを含む、寄附に関する情報の入力を受け付けることが可能なWEBページである。また、本実施形態において、受付部11は、寄附者情報が登録済みかに関する情報を入力ページを介して受け付ける。寄附者端末3は、表示される入力ページを介して寄附者情報とコードとを含むふるさと納税に関する情報が入力をされると、ふるさと納税処理装置1に入力された寄附者情報とコードとを含むふるさと納税に関する情報を送信する処理を行う(S301)。受付部11は、寄附者情報とコードとを受け付け、受け付けたコードと紐づいた寄附情報と、受け付けた寄附者情報とを紐づけて記憶する。
【0081】
既に会員登録を行い、寄附者情報が登録済みの寄附者による寄附である場合、受付部11は、コードとともに会員情報を受け付ける。受付部11は、受け付けた会員情報と紐づいた寄附者情報と、受け付けたコードと紐づいた寄附情報と、を紐づけて記憶する。
【0082】
本実施形態において、ふるさと納税システム0は、紐づいて記憶された寄附情報と寄附者情報とを自治体職員の操作する利用者端末4に表示処理することで寄附の申請を行うが、メールや記憶媒体を送付し、寄附情報と寄附者情報とを含むふるさと納税の申請に必要な情報を自治体職員に提供することでふるさと納税の申請を行ってもよい。
【0083】
寄附者情報が登録済みである場合、会員情報の入力を受け付け、受け付けた会員情報に紐づいた寄附者情報を、受け付けた寄附情報と紐づけて記憶する処理を行う。
【0084】
<利用者がふるさと納税に関する情報を確認する際の処理のフロー>
図7において、自治体職員を含む利用者が利用者端末4を利用してふるさと納税に関する情報の表示を行う際の処理のフローを示す。
【0085】
ふるさと納税に関する情報の表示を行う利用者端末4より利用者情報が送信されると(S401)、ふるさと納税処理装置1の表示処理部12は、取得した利用者情報に基づいてふるさと納税情報管理ページを表示処理する(S111)。本実施形態において、利用者情報は、利用者種別と利用者を特定する利用者アカウント情報とを含む。利用者端末4は、利用者情報に基づいて利用者種別に対応するふるさと納税情報管理ページを表示する(S402)。
【0086】
本実施形態において、表示処理部12は、寄附情報に含まれる店舗情報に基づいて、店舗など利用者の管理する場所において行われたふるさと納税に関する情報を表示するふるさと納税情報管理ページを表示処理する。また、表示処理部12は、例えば、利用者種別が店舗店員であるとき、寄附者の個人情報である寄附者情報を表示できず、寄附金額を含む寄附情報を表示可能なふるさと納税情報管理ページを表示処理するなど、利用者種別に基づいて表示できる情報の範囲を限定したふるさと納税情報管理ページを表示処理する。
【0087】
上記の実施形態において、特定の店舗において行われたふるさと納税の寄附先は店舗が所在する自治体であるが、返礼品として受け取る商品毎に寄附先が異なるなど、同一の店舗における寄附であっても異なる自治体が寄附先として選択されてもよい。また、返礼品となる商品毎に寄附先が異なる場合、寄附先の特定のため、受付部11は、店舗情報に加え、自治体マスタに含まれる自治体を特定可能な自治体IDを含む、寄附先の自治体を特定するための自治体情報を受け付けてもよい。また、記憶部102は、商品毎の寄附先の自治体に関する情報を含む商品マスタを記憶してもよい。
【0088】
また、本実施形態において、ふるさと納税処理装置1の受付部11は、算出部24により算出された寄附金額を寄附情報受け付け、利用するが、店舗端末2において入力された寄附金額を受け付け、利用してもよい。
【符号の説明】
【0089】
0 :ふるさと納税システム
1 :ふるさと納税処理装置
2 :店舗端末
3 :寄附者端末
4 :利用者端末
11 :受付部
12 :表示処理部
13 :集計部
21 :生成部
22 :出力処理部
23 :送信処理部
24 :算出部
25 :表示処理部
101 :処理部
102 :記憶部
103 :通信部
201 :処理部
202 :記憶部
203 :通信部
204 :入力部
205 :出力部
【手続補正書】
【提出日】2024-11-05
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ふるさと納税システムであって、
ふるさと納税処理装置と、店舗端末と、を備え、
前記店舗端末は、返礼品金額の入力を受け付け、
前記返礼品金額に基づいて寄附金額を算出し、寄附情報として前記ふるさと納税システムに送信し、
前記ふるさと納税処理装置は、前記店舗端末より受け付けた前記寄附情報を、寄附を特定するための一意なコードと紐づけて記憶し、
前記店舗端末は、前記コードを出力し、
前記ふるさと納税処理装置は、寄附者端末より前記コードと寄附者情報とを受け付け、前記コードに基づいて前記寄附者情報と前記寄附情報とを紐づけて記憶する、
ふるさと納税システム。
【請求項2】
ふるさと納税システムであって、
ふるさと納税処理装置と、店舗端末と、を備え、
前記ふるさと納税処理装置は、前記店舗端末より受け付けた寄附情報を、寄附を特定するための一意なコードと紐づけて記憶し、
前記店舗端末は、前記コードを出力し、
前記ふるさと納税処理装置は、寄附者端末より前記コードと寄附者情報とを受け付け、前記コードに基づいて前記寄附者情報と前記寄附情報とを紐づけて記憶し、
寄附を行った寄附者の前記寄附者情報が登録済みであるとき、寄附者の会員情報を受け付け、
前記会員情報は、登録済みの前記寄附者情報と紐づいて記憶される、寄附者の会員登録に関する情報であって、
前記ふるさと納税処理装置は、受けつけた前記コードと紐づいた前記寄附情報を、前記会員情報と紐づいた登録済みの前記寄附者情報と紐づけて記憶する、
ふるさと納税システム。
【請求項3】
前記ふるさと納税処理装置は、前記寄附者情報を受け付けるための入力ページを表示処理し、
前記入力ページを介して前記寄附者情報と前記コードとを受け付ける、
請求項1又は2に記載のふるさと納税システム。
【請求項4】
前記寄附情報は、店舗を含む寄附の行われた場所に関する店舗情報を含み、
前記ふるさと納税処理装置は、前記店舗情報に基づいて、前記寄附情報と前記寄附者情報とを含むふるさと納税情報を店舗ごとの表示を含む、寄附が行われた場所ごとに対応する表示が可能なふるさと納税情報管理ページを表示処理する、
請求項1又は2に記載のふるさと納税システム。
【請求項5】
前記ふるさと納税処理装置は、自治体を含む当該システムの利用者に関して、利用者種別を含む利用者情報を記憶し、
前記利用者情報に基づいて利用者の種別ごとに対応する前記ふるさと納税情報管理ページを表示処理する、
請求項4に記載のふるさと納税システム。
【請求項6】
前記ふるさと納税処理装置は、前記寄附情報に基づく寄附の集計処理を行い、
前記集計処理の結果を表示可能なふるさと納税情報管理ページを表示処理する、
請求項1又は2に記載のふるさと納税システム。
【請求項7】
ふるさと納税処理装置と、店舗端末と、を利用してコンピュータが実行するふるさと納税方法であって、
前記店舗端末は、返礼品金額の入力を受け付ける工程を実行し、
前記返礼品金額に基づいて寄附金額を算出し、寄附情報として前記ふるさと納税システムに送信する工程を実行し、
前記ふるさと納税処理装置は、前記店舗端末より受け付けた前記寄附情報を、寄附を特定するための一意なコードと紐づけて記憶する受付工程を実行し、
前記店舗端末は、前記コードを出力する出力処理工程を実行し、
前記ふるさと納税処理装置は、寄附者端末より前記コードと寄附者情報とを受け付け、前記コードに基づいて前記寄附者情報と前記寄附情報とを紐づけて記憶する受付工程を実行する、
ふるさと納税方法。
【請求項8】
ふるさと納税プログラムであって、
ふるさと納税処理装置と、店舗端末と、としてコンピュータを機能させ、
前記店舗端末は、返礼品金額の入力を受け付け、
前記返礼品金額に基づいて寄附金額を算出し、寄附情報として前記ふるさと納税システムに送信し、
前記ふるさと納税処理装置は、前記店舗端末より受け付けた前記寄附情報を、寄附を特定するための一意なコードと紐づけて記憶し、
前記店舗端末は、前記コードを出力し、
前記ふるさと納税処理装置は、寄附者端末より前記コードと寄附者情報とを受け付け、前記コードに基づいて前記寄附者情報と前記寄附情報とを紐づけて記憶する、
ふるさと納税プログラム。
【請求項9】
ふるさと納税処理装置と、店舗端末と、を利用してコンピュータが実行するふるさと納税方法であって、
前記ふるさと納税処理装置は、前記店舗端末より受け付けた寄附情報を、寄附を特定するための一意なコードと紐づけて記憶する受付工程を実行し、
前記店舗端末は、前記コードを出力する出力処理工程を実行し、
前記ふるさと納税処理装置は、寄附者端末より前記コードと寄附者情報とを受け付け、前記コードに基づいて前記寄附者情報と前記寄附情報とを紐づけて記憶する受付工程を実行し、
寄附を行った寄附者の前記寄附者情報が登録済みであるとき、寄附者の会員情報を受け付ける工程を実行し、
前記会員情報は、登録済みの前記寄附者情報と紐づいて記憶される、寄附者の会員登録に関する情報であって、
前記ふるさと納税処理装置は、受けつけた前記コードと紐づいた前記寄附情報を、前記会員情報と紐づいた登録済みの前記寄附者情報と紐づけて記憶する工程を実行する、
ふるさと納税方法。
【請求項10】
ふるさと納税プログラムであって、
ふるさと納税処理装置と、店舗端末と、としてコンピュータを機能させ、
前記ふるさと納税処理装置は、前記店舗端末より受け付けた寄附情報を、寄附を特定するための一意なコードと紐づけて記憶し、
前記店舗端末は、前記コードを出力し、
前記ふるさと納税処理装置は、寄附者端末より前記コードと寄附者情報とを受け付け、前記コードに基づいて前記寄附者情報と前記寄附情報とを紐づけて記憶し、
寄附を行った寄附者の前記寄附者情報が登録済みであるとき、寄附者の会員情報を受け付け、
前記会員情報は、登録済みの前記寄附者情報と紐づいて記憶される、寄附者の会員登録に関する情報であって、
前記ふるさと納税処理装置は、受けつけた前記コードと紐づいた前記寄附情報を、前記会員情報と紐づいた登録済みの前記寄附者情報と紐づけて記憶する、
ふるさと納税プログラム。