公報発行日 2024年11月27
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【課題】永久磁石部の減磁を抑制可能なモータ及び車両用駆動システムを提供する。
【解決手段】モータ2は、円筒状のステータ1と、ステータ17内にステータ17の中心軸と同軸で回転可能に設けられた円筒状のロータ19と、を有し、ロータ19の回転により車両1の前輪FWを駆動するのに用いられる。モータ2は、ロータ19に設けられたカゴ部31と、ロータ19においてカゴ部1の内周側に設けられた永久磁石部28と、を有している。永久磁石部28は、フェライト磁石により構成されている。
【選択図】図3
第1の発明では、永久磁石部が高温時に減磁し難いフェライト磁石で構成されているので、渦電流によって永久磁石部が高温となった場合であっても、該永久磁石部が減磁してしまうのを抑制することができる。
第2の発明では、外周ロータ部と内周ロータ部との径方向間に配設された各永久磁石の厚み方向一側の面が外周ロータ部の内周面に接しているとともに、各永久磁石の厚み方向他側の面が内周ロータ部の外周面に接するようになっている。さらに、各永久磁石が板状をなすとともに、内周ロータ部が軸方向視で多角形状をなしているので、各永久磁石が外周ロータ部と内周ロータ部との相対回転を規制する部材として機能するようになる。これにより、ロータが外周ロータ部と内周ロータ部とにより分割して構成された場合において、外周ロータ部と内周ロータ部とが相対回転するのを抑制することができる。
第3の発明では、制御部により同期運転モードと非同期運転モードが切り換えられるようになる。これにより、例えば、モータの運転条件に応じて、同期運転モードから非同期運転モードへの切り換え、或いは、非同期運転モードから同期運転モードへの切り換えを行うことが可能となる。
第4の発明では、永久磁石部の温度が所定未満のときは、非同期運転モードが実行されるようになる。該非同期運転モードが実行されると、カゴ部において二次電流が流れることで、カゴ部が発熱するようになる。該カゴ部の熱は、永久磁石部にも伝熱されるようになるので、永久磁石部を昇温させることが可能となる。これにより、低温時に減磁し易いフェライト磁石で構成された永久磁石部が減磁するのを抑制することができる。
第5の発明では、モータトルクが比較的低いときは、非同期運転モードよりも効率の優れた同期運転モードが実行されるようになる。これにより、例えば、モータトルクを生成するための消費電力を低減することができる。また、モータトルクが比較的高いときは非同期運転モードが実行されるようになる。これにより、永久磁石部に希土類磁石に比べて磁力の低いフェライト磁石を用いた場合であってもモータトルクが不足するのを抑制することができる。
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