(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024165212
(43)【公開日】2024-11-28
(54)【発明の名称】テレビ画面の立体画像の表示方法
(51)【国際特許分類】
H04N 13/128 20180101AFI20241121BHJP
G03B 35/16 20210101ALI20241121BHJP
G03B 35/18 20210101ALI20241121BHJP
H04N 13/268 20180101ALI20241121BHJP
H04N 13/344 20180101ALI20241121BHJP
H04N 13/341 20180101ALI20241121BHJP
H04N 13/398 20180101ALI20241121BHJP
【FI】
H04N13/128
G03B35/16
G03B35/18
H04N13/268
H04N13/344
H04N13/341
H04N13/398
【審査請求】未請求
【請求項の数】19
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023081153
(22)【出願日】2023-05-17
(71)【出願人】
【識別番号】500374320
【氏名又は名称】村上 直之
(72)【発明者】
【氏名】村上 直之
【テーマコード(参考)】
2H059
【Fターム(参考)】
2H059AA23
2H059AA24
2H059AA33
(57)【要約】 (修正有)
【課題】画像中の被写体の距離を使って画像の表示する。
【解決手段】テレビ画面18に映る被写体1との距離に対応する両眼視差の位置に、画像を補正して表示する方法であって、テレビ画面に映る2次元の被写体の画像21を、立体眼鏡89で3次元の被写体の画像を見せ、左右の補正する被写体の画像を、左右のテレビ画面上に相互に写し相互に同期させた、遮光するフイルター44、45を透視して3次元の画面を見せ。アニメーション、ゲーム及びCGの画面の画像を設定して距離の両眼視差を補正する位置に画像を映して3次元の画面で見せ、テレビカメラ2が撮影する画面を映す全ての画像信号を、画像信号に映る被写体との距離に対応した、視差の位置に3次元の表示する画面で見せ、メタバース画面に映る画像及び参加する画像を夫々設定して距離の両眼視差を補正する位置に画像を写し、メタバースの画面空間を実測距離のメタバースリアルの3次元の空間にする。
【選択図】
図8
【特許請求の範囲】
【請求項1】
テレビ画面に映る被写体の画像の位置を、前記被写体との位置の両眼視差を補正した前記テレビ画面の位置に、前記画像を映すことを特徴とする方法。
【請求項2】
前記テレビ画面の前記被写体を表示する画像信号上の位置を、前記被写体との位置を使って、前記テレビ画面の両眼視差の位置に映る様に、前記被写体の表示する前記画像信号上の位置を補正することを特徴とする方法。
【請求項3】
前記テレビ画面の前記画像信号上の位置に伴う、前記画像信号に映る前記テレビ画面を撮影した前記テレビカメラの位置から前記被写体との位置信号を使って、前記テレビ画面の両眼視差の位置に映る様に、前記被写体の映る前記画像信号上の位置を補正することを特徴とする方法。
【請求項4】
前記テレビ画面の前記画像信号上の位置に、前記画像信号に映る前記被写体との位置信号を付加することを特徴とする方法。
【請求項5】
前記テレビ画面の前記画像信号上の位置に、
前記画像信号に映る被写体との位置の両眼視差の補正する信号を付加することを特徴とする方法。
【請求項6】
前記被写体に距離計測用の計測光を照射し、前記計測光の前記被写体からの反射光を、前記被写体を、テレビカメラを使って撮影して得られた、前記被写体の画像が映る、前記テレビカメラの画像素子の位置の計測用の素子を使って、前記反射光を計測して前記被写体との位置を演算して取得し、前記テレビカメラ画面に映る前記被写体の映る位置を、前記取得した位置の両眼視差の補正することを特徴とする方法。
【請求項7】
前記被写体をテレビカメラを使って撮影して得られた前記被写体の画像が映る、前記テレビカメラの画像素子の位置で、距離計測用の計測光を発光し、前記計測光が集光して前記被写体に照射された反射光を、距離計測用の計測器で計測して、前記被写体との位置を演算して取得し、前記テレビカメラ画面に前記被写体の映る位置を、前記取得した位置の両眼視差の補正することを特徴とする方法。
【請求項8】
請求項1から7の何れかの記載の方法であって、前記テレビ画面の被写体を表示する画素の位置を、前記画素に表示する被写体の位置の両眼視差を補正した位置の画素によって、前記被写体を表示することを特徴とする方法。
【請求項9】
請求項1から7の何れかの記載の方法であって、前記テレビ画面に映る前記両眼視差を補正する画像を、VRゴーグルの両眼のテレビ画面上に表示することを特徴とする方法。
【請求項10】
請求項1から6の何れかの記載の方法であって、前記テレビ画面に映る前記両眼視差を補正する画像を、左右の片眼ごとにテレビ画面上に表示することを特徴とする方法。
【請求項11】
請求項1から6に記載の方法であって、前記左右の片眼ごとにテレビ画面上の表示に同期させて、立体眼鏡の左右の遮光フイルターを開閉することを特徴とする方法。
【請求項12】
請求項1から6に記載の方法であって、映画画面を含む、RPGゲーム画面、及び、アニメーションテレビ画面、及び、テレビゲーム画面、及び、CGテレビ画面の何れかの画面に映るキャラクターの画像を、前記キャラクターとの位置の両眼視差を補正した前記画面の位置に、前記キャラクターを映すことを特徴とする方法。
【請求項13】
請求項1から6に記載の方法であって、前記テレビ画面に映るキャラクターの画像を、前記キャラクターの位置を両眼視差を補正した前記テレビ画面の位置を、インターネット網を介して接続された、テレビ画面に前記キャラクターを映すことを特徴とする方法。
【請求項14】
請求項1から6に記載の方法であって、インターネット網を介して接続されて映る前記テレビ画面の、前記キャラクターの画像の位置の両眼視差を補正した位置に、前記キャラクターを映すことを特徴とする方法。
【請求項15】
請求項1から6に記載の方法であって、前記テレビ画面の前記画像信号上の位置に、前記画像信号に映る前記被写体との位置信号を付加させた信号を、インターネット網を介して接続されたテレビ画面に、前記位置信号の画像の位置の両眼視差を補正した位置に、前記画像信号を映すことを特徴とする方法。
【請求項16】
請求項1から6に記載の方法であって、前記テレビ画面の前記画像信号上の位置に、前記画像信号に映る被写体の位置の両眼視差の補正信号を付加させた信号を、インターネット網を介して接続されたテレビ画面に、前記画像信号を映すことを特徴とする方法。
【請求項17】
請求項1から6に記載の方法であって、メタバース画面に映る被写体の画像を、前記被写体の位置の両眼視差を補正した前記メタバース画面の位置に、前記画像を映すことを特徴とする方法。
【請求項18】
請求項1から6に記載の方法であって、メタバース画面に参加して映るアバターの画像を、前記アバターの位置の両眼視差を補正した前記メタバース画面の位置に、前記アバターの画像を映すことを特徴とする方法。
【請求項19】
請求項1から6に記載の方法であって、撮影した画像上の被写体を認識する手段と、前記被写体との距離を用いて、両眼視差の位置に、前記被写体の画像の位置をずらす補正を行う手段と、前記補正後の画像を表示する手段と、を備えることを特徴とするオブジェクト表示システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、テレビ画面の立体画像の表示方法に関する。
【背景技術】
【0002】
映画もデジタル画像データーで上映され、多くのユウザーはインターネットを介して画像データーを取得している。
テレビカメラを使って撮影された2次元の画面は、人間が臨んだ画面の状況とは異なる。
本発明は、2次元の画像データーに、距離データーを付加した、3次元の画面を提供するものである。
テレビ画面上に設定する2次元の仮想空間(メタバース)に映る画像(アバター)を、3次元の仮想空間に映る3次元の画像に見える様にする。
本発明は、画像データーの距離データーを取得する方法と、取得した距離データーを使って、画像データーを加工して、加工した画面を見る方法である。
テレビカメラを使って被写体を撮影したテレビ画面から識別した、被写体の画像の位置に関連付けて、被写体との距離を計測する方法として、以下の文献がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第6719494号
【特許文献2】特許第7195093号
【発明の概要】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献記載の方法では、画像の被写体の距離を計測することができるが、この計測した距離を使った画像表現の開示はない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
被写体との距離データーを使って、テレビ画面上の被写体の画像位置を修正する。
上記画像位置の修正方法としては、テレビ画面上に映る画像を、画像の距離に関連させて、人間の左右の目の瞳孔間距離から被写体の画像が、被写体の距離の位置に見える様に画像の位置を補正する形態を採ることができる。
上記画像位置の別の修正方法としては、被写体との距離の位置の両眼視差の数値を使って、テレビ画面上の被写体を、左右の目で見る左右のテレビ画面上に、画像が被写体の位置に見える様に、画像の表示位置を補正する形態を採ることができる。
左右のテレビ画面上の位置に見える様に補正された位置の被写体の画像を、VRゴークルを使って、左右の目で見ることで、被写体の画像を計測した距離の位置に見える様に移すことが出来る。
又は、左右のテレビ画面上の補正された位置の被写体の画像を相互にテレビ画面に表示し、相互に同期させる遮光フイルターの立体眼鏡を使って、補正された位置の被写体の画像を相互に左右の目で見ることで、被写体の画像を計測した距離の位置に見える様に被写体を見ることが出来る。
【0007】
上記距離データーとしては、本願発明者が、既に取得した、特許第6719494号による、テレビカメラを使って撮影したテレビ画面から画像認識した画像の被写体に向けて、計測用レーザー光を照射する数値制御のレーザー距離計測機を使って、画像の被写体を計測した距離を用いることができる。
また、上記距離データーとしては、特許第7195093号による、画素発光距離計測テレビカメラを使って撮影したテレビ画面から画像認識した被写体の画像の位置から導かれた、画素発光距離計測テレビカメラの画像素子の位置の、距離計測用の発光素子を発光させた計測用の光を被写体に集光して照射された反射光を計測して、画像認識した被写体を計測した距離を用いることができる。
また、上記距離データーとしては、上記、画素発光距離計測テレビカメラの画像素子の位置の、距離計測用の発光素子を発光させた計測用の光を被写体に集光して照射された反射光を計測して、被写体の形状を正確に計測した距離を用いることができる。
また、上記距離データーとしては、画素受光距離計測テレビカメラを使って撮影したテレビ画面から、画像認識した被写体の画像の位置から導かれた、画素受光距離計測テレビカメラの距離計測用の受光素子を使って、距離計測光を被写体に照射された反射光が集光する受光素子の位置で計測して、画像認識した被写体を計測した距離を用いることができる。
【0008】
また、上記距離データーとしては、上記、画素受光距離計測テレビカメラの画像素子の位置の、距離計測用の受光素子で被写体に照射された計測用の光反射を受光して計測し、被写体の形状を正確に計測した距離を用いることができる。
また、上記距離データーとしては、テレビ画面上の被写体との設定した距離を用いることができる。
また、上記距離データーとしては、テレビ画面上の被写体との形状から演算した距離を用いることができる。
また、上記距離データーとしては、計測した距離、設定した距離、及び、演算した距離を用いることができる。
【発明の効果】
【0009】
被写体の形状を正確に計測した距離を使って、被写体の形状の画像を表現して、被写体を立体的に視覚することのできるテレビ画面を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】被写体1をテレビカメラ2で撮影する説明図。
【
図2】テレビカメラ2で撮影した被写体1を画像認識して、画像認識した被写体1に、レーザー距離計測機4の計測用レーザー光5を照射して、距離L―1を計測する説明図。
【
図3】人間の視覚が、瞳孔間距離9から生じる、両眼視差を使って、被写体1の距離を計測する説明図。
【
図4】人間の視覚が、瞳孔間距離9から生じる、右目視差14と左目視差15の説明図。
【
図5】人間の広い3次元の視野範囲内の2次元のテレビ画面に映る両眼視差の無い説明図。
【
図6】テレビカメラ2で被写体1を撮影したテレビ画面18上の被写体21の表示位置と、レーザー距離計測機4で距離L-1を計測した距離での両眼視差の補正した位置に相当する、テレビ右目画面19上の被写体22の映る位置の右目補正値25と、テレビ右目画面20上の被写体23の映る位置の右目補正値26との関係を示す説明図。
【
図7】テレビカメラ2の撮影したテレビ画面18上の被写体21の写る画像の位置の被写体1を、レーザー距離計測機4を使って距離を計測し、計測した距離の位置の両眼視差を使って、テレビ画面18上の被写体21の映る位置の補正する位置を演算した、テレビ右目画面19とテレビ左目画面20との左右の画面を、VRゴーグル40を使って3次元画面を見る説明図。
【
図8】テレビカメラ2の撮影したテレビ画面18上の被写体21の映る位置の画像の被写体1を、レーザー距離計測機4を使って距離を計測し、計測した距離の位置の両眼視差を使って、テレビ画面18上の被写体21の映る位置を演算して補正した、右目画面と左目画面を相互に表示して、相互の表示に同期させた立体眼鏡89の遮光フイルターを透視て、3次元画面を見る説明図。
【
図9】VRゴーグル40を付けたサッカー選手A47、B48を、テレビカメラ2A、2Bを使っての撮影した、テレビ画面18A、18B上のサッカー選手の画像47A、48Aに映る、サッカー選手A47、B48を、レーザー距離計測機4A、4Bを使って、VRゴーグル40を付けたサッカー選手47A、48Aとの距離及び方向を計測して、計測した距離及び方向を使って、ゲームテレビ画面57上のサッカーボールの位置49に、対戦テレビ画面上のサッカー選手47B、48Bを展開して映す。ゲームテレビ画面57上の対戦テレビ画面上のサッカー選手47B、48Bの映る位置を、サッカー選手A47、B48を計測した距離を使って、人間の広い視野の両眼視差の位置に補正して、テレビの右目画面19上の右目対戦補正位置50に、右目対戦テレビ画面上のサッカー選手52、53の画像と、テレビの左目画面20上の左目対戦補正位置51に、左目対戦テレビ画面上のサッカー選手54、55の画像を表示した両画面を、VRゴーグルを付けたサッカー選手47、48のVRゴーグル40の左右のテレビ画面に映す。VRゴーグルを付けたサッカー選手47、48は、実測値で設定されたメタバースの仮想空間で、計測した距離の位置にVRゴーグルを付けたサッカー選手47、48の画像をアバターとして展開して、メタバースの実測空間でリアリティー対戦する説明図。
【
図10】操作卓32を使って、ゲーム機器56のサッカーゲーム画面を映す、ゲームテレビ画面57上に映る、サッカー選手58、59、60、61、62、63の画像の位置を、それぞれの設定位置の距離に合わせて、人間の視野の両眼視差の位置に補正して、右目テレビ画面19上に、ゲームサッカー選手58R、59R、60R、61R、62R、63Rの位置に表示し、左目テレビ画面20上に、ゲームサッカー選手58L、59L、60L、61L、62L、63Lの位置に立体テレビ画面で表示する、ゲーム機器56のサッカーゲーム画面をVRゴーグル40で見て対戦する説明図。
【
図11】操作卓32を使ってゲーム機器56のサッカーゲームの対戦を、ゲームテレビ画面57上に映る、サッカー選手58、59、60、61、62、63の画像の位置の画像を、それぞれのサッカー選手画像データー64と比較して距離を演算し、演算して距離に合わせて、人間の瞳孔間距離9から生じる、ゲームテレビ画面57上のサッカー選手58、59、60、61、62、63の位置の視差を補正して、ゲームテレビ画面57A上に、ゲームサッカー選手58R、59R、60R、61R、62R、63Rの位置の表示と、ゲームサッカー選手58L、59L、60L、61L、62L、63Lの位置の表示を相互に表示させて、前記表示に合わせて相互に開閉する立体眼鏡89を透してゲーム機器56の対戦する説明図。
【
図12】テレビカメラ2を使って撮影した、テレビ画面18上に映る、テレビ画面上の被写体70、71、72、73の位置に相当する、被写体66、67、68、69に、投光器84から投光した計測光の反射光を、TOF距離計測テレビカメラ65を使って、被写体66、67、68、69との距離を計測し、計測した距離を使って両眼視差の補正をした、被写体70、71、72、73の位置の画像を、右目テレビ画面19上に、右目テレビ画面上の被写体70R、71R、72R、73Rを表示し、左目テレビ画面20上に、左目テレビ画面上の被写体70L、71L、72L、73Lを表示して、テレビ画面18上に映る2次元画面を、VRゴーグル40の右目テレビ画面19と左目テレビ画面20に表示して3次元の画面で見る説明図。
【
図13】画素受光距離計測テレビカメラ78を使って撮影した、テレビ画面18上に映る、テレビ画面上の被写体70、71、72、73の位置に相当する、被写体66、67、68、69に、投光器84から投光した計測光の反射光を、画素受光距離計測テレビカメラ78を使って、被写体66、67、68、69との距離を計測し、計測した距離を使って両眼視差の補正をした、左右ゲームテレビ画面57A上に、ゲームサッカー選手58R、59R、60R、61R、62R、63Rの位置の表示と、ゲームサッカー選手58L、59L、60L、61L、62L、63Lの位置の表示を相互に表示させて、前記表示に合わせて開閉する。立体眼鏡89を透してゲーム機器56の対戦する説明図。
【
図14】画素受光距離計測テレビカメラ78が撮影する画面を映す、画像素子ユニット92の画像素子93の位置で、被写体68からの自然光の反射光で被写体68の画像が結像される。被写体86に、投光器84から照射された距離計測光も、自然光と同様に、画像素子93の位置で集光する。画素受光距離計測テレビカメラの画像素子ユニット92の画像素子93の位置に組み込まれた、計測素子100によって、画像素子93の位置の画像の被写体68の距離が計測できる。画像素子93で結像して派生する画像信号を、前記計測した距離の位置の両眼視差を使って、画像信号の派生した位置を、画素受光距離計測テレビカメラの画像素子ユニット92の画像素子96に示すN画像素子の位置から右目テレビ画面19のN+側と左目テレビ画面20のN―側の位置に前記画像信号の派生した位置を補正する例の説明図。
【
図15】画素発光距離計測テレビカメラ86を使って撮影した、テレビ画面18上に写るテレビ画面上の被写体70、71、72、73の位置に相当する被写体66、67、68、69に、画素発光距離計測テレビカメラ86の被写体70、71、72、73の画像素子の位置で結像して画像信号を派生させた画像素子の位置に設置された、発光素子103の発光する計測用の光が、集光して被写体66、67、68、69に照射された反射光を、受光器87を使って反射光を受光して被写体66、67、68、69との各距離を計測する。計測した各距離を使って、テレビ画面18の被写体70、71、72、73の画像の位置を両眼視差の補正をした、立体テレビ画面88上に、右目テレビ画面用の被写体70R、71R、72R、73Rと、左目テレビ画面用の被写体70L、71L、72L、73Lを表示して、相互に同期させた89立体眼鏡を使って3次元画面で見る説明図。
【
図16】画素発光距離計測テレビカメラ86が撮影する画面を映す、画像素子ユニット105の画像素子93の位置で、被写体68から自然光の反射光で被写体68の画像が結像される。被写体68の画像が結像される画像素子93の位置に設置された、発光素子103が発光した計測用の光も、画素発光距離計測テレビカメラ86の光学レンズ91を透視して被写体68の位置に集光して照射される。被写体86に集光して照射される反射光を、受光器87で受光して距離を計測する。画像素子93の位置で結像して派生する画像信号を、前記計測した距離の位置の両眼視差を使って、前記画像信号の派生した位置を、画素発光距離計測テレビカメラの画像素子ユニット105の列に示すN画像素子の位置から右目テレビ画面19のN+側と左目テレビ画面20のN-側の位置に画像信号の派生した位置を補正する例の説明図。
【
図17】画素発光距離計測テレビカメラ86を使って撮影したテレビ画面18に映る、テレビ画面上の被写体C72、D73の画像の被写体67、68との計測した距離の位置の両眼視差を使って、立体テレビ画面88上に映る、右目テレビ画面上の被写体の画像B 72Rの画像のテレビ画面の画素の表示する位置Nを、N+3側の位置の画素に補正し、左目テレビ画面上の被写体の画像B 72Lの画像のテレビ画面の画素の表示する位置Nを、M―2側の位置に画素に補正と、右目テレビ画面上の被写体の画像D 73Rの画像のテレビ画面の画素の表示する位置Nを、N+5側の位置の画素に補正し、左目テレビ画面上の被写体の画像D 73Lの画像のテレビ画面の画素の表示する位置Nを、N-4側の位置に画素に補正する例の説明図。
【
図18】画素発光距離計測テレビカメラ86を使って撮影した、テレビ画面18に映るテレビ画面上の被写体A70、B71、C72、D73の画像信号に、画素発光距離計測テレビカメラ86の、距離計測用の発光素子を発光させて、被写体A66、B67、Ⅽ68、D69との距離、被写体A66、B67、C68、D69の距離79、80、81、82を計測し、画素発光距離計測テレビカメラ86を使って撮影して得られた画像信号に同期させて、画素発光距離計測テレビカメラ86を使って撮影して得られた距離計測信号を付加させる。前記画像信号に同期させて付加させた前記距離計測信号からなるデーター信号34を、コントローラー31を使って、インターネットに接続して送信し、インターネット網113を介して、受信したデーター信号34を受信した3次元画像位置演算回路46を使って立体テレビ画面88を映す説明図。
【
図19】スマートフォン114に画素受光距離計測テレビカメラ78、又は、画素発光距離計測テレビカメラ86の機能を設けて撮影して得られた前記距離計測信号を、前記撮影して得られた前記画像信号に同期させて付加させたデーター信号34を、インターネット接続して送信し、インターネット網113を介して、スマートフォン116が取得したデーター信号34を使って、スマートフォン116のテレビ画面上に立体テレビ画面88を映す説明図。
【実施例0011】
実施例
図1の被写体1をテレビカメラ2で撮影して得られた、テレビ画面18上に写る被写体21の画像を画像認識の方法等を使って識別する。
識別した被写体21の画像の位置を、テレビ画面18上の位置の数値(座標値)を取得する。
なお、
図1中の符号31はコントローラーであり、テレビカメラ2から画像信号27を受け取り、テレビ画面18に被写体21を表示する。
また符号3は、テレビカメラ2の撮影範囲を示す。
被写体1をテレビカメラ2が撮影して得られた、テレビ画面18上の画像に映る被写体1の方向へ、数値制御の駆動機構で駆動するレーザー距離計測機4の計測用レーザー光を、被写体1に向けて照射する前記駆動機構のテレビ画面18上の被写体21の映る位置に関連付けられた駆動数値を使って、被写体1との距離を計測する。
この距離を計測方法は、特許文献1、2に記載されている方法を用いることができる。
【0012】
なお、
図2では、コントローラー31はレーザー距離計測機4に対し、数値制御信号29の数値制御のレーザー距離計測機4の駆動データーを送信し、駆動機構を駆動した位置の制御位置信号30を受信し、駆動して計測用レーザー光5を被写体1に照射して計測した、距離信号28を受け取る。
レーザー距離計測機4を駆動して、被写体1の方向へ向けることと、レーザー距離計測機4を使って計測した、被写体1との距離を使って、被写体1の位置を把握する。
実施例
人間の右左の両眼を使って、
図3の距離L-1の位置の被写体1に、左右の目の視線を向けた方向の差が生じることを利用して、
被写体1に向ける視線の方向の差が生じさせる位置に、被写体1の画像を移動させて表示することで、被写体1との距離L-1を、人間の右左の両眼を使って認識させるものである。
実施例 人間の視覚によって被写体1との距離を、既に認識している被写体1の外形から経験上の被写体1の大きさから距離を判断する。
【0013】
図4の 瞳孔間距離9から生じる被写体1を見る右目の被写体視線10と、右目の被写体の視線11が遠方位置6を見る右目の被写体の視線12と、左目の被写体の視線13の右目視差14と、左目視差15の両眼視差を距離として認識することで人間は距離を認識している。
実施例 人間の距離の計測は、認識して必要に応じて、左右の視線を認識した被写体に合わせることで、
図5の左右の目の水平方向の両眼視差によって、認識、又は、無認識に行っている。
従って、
図5に示す3次元の動き場において、テレビカメラ撮影範囲3を撮影するテレビ画面上の3次元の画像の動きを、2次元の画像の動きで表示することに違和感を覚える。
大型テレビ画面、映画画面、VRゴーグルの様に、人間の3次元空間の内に占める、2次元画面内の3次元の動きが2次元の動きで表示される割合が大きい場合は、人間のバランス感覚を狂わせることになる。
【0014】
実施例
図6のテレビ画面18上の被写体の写る位置21を、右の目7で見るテレビ右目画面19上の右目補正値25の右目被写体の画像の位置22と、左の目8で見るテレビ左目画面20上の左目補正値26の左目被写体の画像の位置23に補正(修正)する。
このように、左右の画面で被写体22、23の位置をずらした画像を作成し、左右の目のそれぞれの目で見させることで、疑似的に、テレビ画面18上に映る被写体の画像21の写る位置との距離を認識させることができる。
このオブジェクトの被写体をずらす量は、両眼視差によって決定される。
右目補正値の前記被写体の画像22、及び、右目補正値の前記被写体の画像23を表示する液晶テレビ画面、又は、有機テレビ画面の前記被写体の画像を表示する、テレビ画面上の前記被写体を表示する各画素の位置を、各画素に写る被写体との距離を計測した位置の両眼視差を補正した各画素で、被写体の画像を表示する。
前記テレビ画面に映る全ての被写体を表示する各画素の位置を、全ての画素の位置に映る被写体との計測した距離を使って、右左の視差の補正された位置の画素によって前記全ての被写体を右左のテレビ画面に表示する。
【0015】
2次元のテレビ画面上に映る、3次元の空間の被写体の画像を表示する各画素に映る被写体との距離を使って、前記被写体を右左の両眼視差の補正された位置の画素によって右左のVRゴーグルのテレビ画面に表示して、前記被写体の画像を、3次元のテレビ画面として見ることができる。
実施例
図7のコントローラー31は、テレビカメラ2の撮影したテレビ画面18上の被写体の画像21から画像認識等の方法を使って、被写体の画像21を識別する。
前記テレビ画面18上の前記被写体の画像21の位置に前記関連付けられた、前記数値制御の駆動機構のレーザー距離計測機4の駆動数値を使って、計測用レーザー光5を被写体1に照射して、テレビ画面18に写る前記識別した被写体の画像21の被写体1との距離を計測する。
コントローラー31からデーター信号34に含まれる、画像信号27と距離信号28をコンピューター35が受け取る。
そして、コンピューター35は、前記識別した被写体の画像21を表示する、被写体1の前記画素の画像信号27と、前記識別して計測した被写体の距離信号28の距離を使って、被写体が距離の位置に見える様に右左の両眼視差の補正する、右目テレビ画面19上の右目補正値25を演算して、右目テレビ画面19上の右目補正値の被写体の画像の位置22の被写体の全ての前記画素と、左目テレビ画面20上の左目補正値26を演算して、左目テレビ画面19上の左目補正値の被写体の画像の位置23の被写体の全ての前記画素を作成する。
【0016】
コンピューター35は、データー信号34により、コントローラー31に対し、前記識別した被写体が写る全ての画素の補正値を、右目テレビ画面19と左目テレビ画面20をコントローラー31へ送る。
このようにして作成した右目テレビ画面19と左目テレビ画面20は、コントローラー31から、VRゴーグル40に、右目画像信号38、右目画像信号39として送信される。VRゴーグル40を使って、左右の画面上に右目テレビ画面19と左目テレビ画面20を表示することで、計測用レーザー光5で計測した被写体1の距離の3次元画面を再現することが出来る。
上記した動作は継続的に行うことが可能であり、被写体の画像21に映る被写体1との距離を継続的に計測するレーザー距離計測機4が継続的に計測した距離を使って、テレビ画面18上の被写体の画像21の映る位置を継続的に演算して補正した位置の
被写体1の映る3次元画面を作成することができる、VRゴーグル40を装着したユーザーは、VRゴーグル40を使って左右の目で、右目テレビ画面19と左目テレビ画面20を別々に見ることができる。
なお、符号32は個別に被写体との距離計測する操作卓を示す。
【0017】
実施例
図8は、
図7で説明した実施例の変形例を示す。
図8の例では、コントローラー31に立体画面演算器46を接続し、立体テレビ画面88を作成可能となっている。
立体画面演算器46は、被写体1との計測した距離を使って、テレビ画面18上の被写体の画像21の映る位置を、被写体1が距離の位置に見える様に両眼視差の補正した右目テレビ画面19と左目テレビ画面20を作成する。
立体画面演算器46は、立体テレビ画面88上に、右目画像位置36と左目画像位置37に相互に表示する。
さらに、立体画面演算器46は、コントローラー31に画面切替信号41を送る。
コントローラー31は、に画面切替信号41に基づき、立体眼鏡89に対し、遮光フイルター切替信号42を送信し、立体眼鏡89の右目遮光フイルター44と左目遮光フイルター45を、前記立体テレビ画面88上の、右目画像位置36の画像と左目画像位置37の画像が映る画面と相互に同期して開閉させる。
立体テレビ画面88を視ているユーザーは、前記立体テレビ画面88の右目画像位置36の画像が映る画面を、立体眼鏡89の右目遮光フイルター44の開の時間に右目で見、前記立体テレビ画面88の左目テレビ画面37の画像が映る画面を立体眼鏡89の左目遮光フイルター45の開の時間に左目で見ることが出来る。
【0018】
被写体の画像21が写るテレビ画面18の2次元画面を、前記立体テレビ画面88の補正した右目画像位置36の前記被写体が写る画面と、補正した左目画像位置37の前記被写体が写る画面を、相互に映す前記立体テレビ画面88の画面を、相互に3次元立体画面として左右の目で見ることができる。
実施例
図9は、本発明を用いたサッカー選手同士の仮想空間(メタバース)を立体画面での対戦を実現するための構成図である。
サッカー選手47、48は、物理的に離れた位置に存在し、それぞれVRゴーグル40を装着している。
図2と同様の方法を用いて、VRゴーグル40を付けたサッカー選手A 47を、テレビカメラ2Aで撮影して得られたテレビ画面上18Aのサッカー選手画像A 47Aの画像が映る画面から、画像認識等の方法を使ってテレビ画面18A上のサッカー選手画像A 47Aの画像を識別する。
その識別した、テレビ画面18A上のサッカー選手画像A 47Aの画像の位置に、前記関連付けられたレーザー距離計測機4Aの駆動機構の駆動数値を使って、VRゴーグル40を付けたサッカー選手47との距離を計測する。
同じく、VRゴーグル40を付けたサッカー選手B 48を、テレビカメラ2Bで撮影して得られた、テレビ画面18B上のサッカー選手画像B 48Aの画像が映る画面から、画像認識等の方法を使ってテレビ画面18B上のサッカー選手画像B 48Aの画像を識別する。
【0019】
その識別した、テレビ画面18B上のサッカー選手画像B 48Aの画像の位置に、前記関連付けられたレーザー距離計測機4Bの駆動機構の駆動数値を使って、VRゴーグル40を付けたサッカー選手48との距離を計測する。
3次元画像位置演算回路46は、前記物理的に離れた位置に存在するコントローラー31から画像信号27及び前記識別したサッカー選手A,Bの画像距離信号28を受け取り、前記計測した距離に対応して、計測した距離を使って作成された、メタバースのテレビ画面57Bに対戦画像を表示する。
具体的には、3次元画像位置演算回路46は、VRゴーグル40を付けたサッカー選手47、48を、テレビカメラ2A、2Bを使って撮影した、テレビ画面18A上のテレビ画面上のサッカー選手47Aの画像とテレビ画面18B上のテレビ画面上のサッカー選手48Aの画像を、実測値のメタバースのテレビ画面57B上に、対戦するゲームのサッカーポールの画像の位置49に、前記計測した距離を合わせて、前記識別したサッカー選手47Aの対戦する画像とサッカー選手48Aの対戦する画像を展開する。
3次元画像位置演算回路46を使って、メタバースのテレビ画面57B上に展開する、対戦テレビ画面上のサッカー選手47B、48Bに写る画像を、VRゴーグル40を付けたサッカー選手47、48を、前記計測した距離の位置に見える様に、両眼視差の補正する画面上の前記画像の位置を演算して、右目テレビ画面19の右目対戦補正位置50からの、右目対戦テレビ画面上のサッカー選手A52、B53の画像位置に補正し、左目テレビ画面20の左目対戦補正位置51からの、左目対戦テレビ画面上のサッカー選手A54、B55の画像位置に補正する。
【0020】
前記補正した画像が映る、右目テレビ画面19と、左目テレビ画面20を、何れかの方法を使って、VRゴーグル40を付けたサッカー選手47、48のVRゴーグル40の左右の画面に表示する。
VRゴーグルを付けたサッカー選手47、48は、VRゴーグル40の左右テレビ画面に表示された立体画面の画像を見る対戦にすることができる。
ゲーム機器56のユーザーAのVRゴーグルを付けたサッカー選手47の対戦者は、上記サッカーゲームをメタバースのテレビ画面に表示した対戦相手の、右目テレビ画面19上に写る被写体のサッカー選手B 53の画像と、左目テレビ画面20上に写る被写体のサッカー選手B 55の画像を、VRゴーグル40の立体画面を見てサッカーケームをリアルに対戦し、ゲーム機器56のユーザーBのVRゴーグルを付けたサッカー選手B48の対戦者は、上記サッカーゲームをメタバースのテレビ画面に表示した対戦相手の、右目テレビ画面19上に写る被写体のサッカー選手B 52の画像と、左目テレビ画面20上に写る被写体のサッカー選手B 54の画像を、VRゴーグル40で立体画面を見てサッカーケームをリアルに対戦をすることができる。
3次元画像位置演算回路46に繋がる、幾人かの対戦者も、対戦者との距離を計測して同様に、VRゴーグル40で立体画面に映る対戦者を見てサッカーケームをリアルに対戦をすることができる。
【0021】
又、メタバースのテレビ画面57B をVRゴーグル40で両眼で同じ画面のみを見る場合、人間の両眼視差の感覚が得られないための、バランス感覚が得られず不安定な行動になる。
然し、VRゴーグル40の左右の画面に、両眼視差の補正された、右目テレビ画面19と左目テレビ画面20を見る場合、人間の両眼視差の感覚が得られるので、バランス感覚が得られた安定した行動ができる。
従って、メタバースの仮想空間に加わるアバターの画像も、テレビ画面上の両眼視差の補正をして、仮想空間のテレビ画面に映ることになる。
現在、市販されている、4K、8Kテレビ画面においても、人間の両眼視差の補正が完全に得られない為の不安定感は残る。
実施例 本発明を用いてゲーム機器を構成することもできる。
図10が、操作卓32を使ってサッカー選手を操作可能なゲーム機器56のサッカー選手のゲームテレビ画面57を示す。
ゲームテレビ画面57上に映る、サッカー選手58、59、60、61、62、63の画像の位置を、それぞれのサッカー選手をゲームテレビ画面57上のゲームの設定された距離の位置に合わせて、それぞれのサッカー選手の画像の距離の位置に見える様に対戦するサッカー選手の位置の距離を、3次元画像位置演算回路46を使って、両眼視差を演算して補正した位置に見える様に右目テレビ画面19上に、ゲームサッカー選手58R、59R、60R、61R、62R、63Rの位置に表示し、左目テレビ画面20上に、ゲームサッカー選手58L、59L、60L、61L、62L、63Lの位置に表示する。
【0022】
右目テレビ画面19と左目テレビ画面20をVRゴーグル40の左右のテレビ画面に映すことで、サッカーゲームの操作をするユーザーは、3次元の立体画面を見て、リアルなゲームを楽しむことが出来る。
実施例 それぞれのゲームサッカー選手の距離は、事前に設定したサッカー選手画像データーを使って、ゲーム画面上のサッカー選手の画像の位置の距離、及び、サッカー選手の画像の大きさの比較による画像の位置の距離を演算する。
図11の操作卓32を使ってゲーム機器56のサッカーゲーム画面を映す、ゲームテレビ画面57上に表示されている、サッカー選手58、59、60、61、62、63の画像のサッカー選手の像を、それぞれのサッカー選手画像データー64と比較して距離を演算することができる。
このように演算して得られた距離を使って、人間の視野の距離の位置に見える様にの両眼視差の位置を補正して、右左ゲームテレビ画面57A上の位置に相互に表示する。
前記相互に右左ゲームテレビ画面57A上に表示させる、右目用のゲームサッカー選手58R、59R、60R、61R、62R、63Rの画像の画面を、立体眼鏡89の右目遮光フイルター44を右の目7の画面の表示に同期して開けて、操作をするユーザーの右目で見、左目用のゲームサッカー選手58L、59L、60L、61L、62L、63Lの画像の画面を、立体眼鏡89の左目遮光フイルター45を左の目8の画面の表示に同期して開けて、操作をするユーザーの左目で見る。
【0023】
これにより、立体眼鏡89を装着したゲーム機器56を操作するユーザーは、サッカーゲーム画面の対戦ゲームを立体画面でリアルに対戦するゲームを見ることができる。
実施例 上記した各実施例では、特許文献1、2の方法を用いて被写体の距離を計測するものとして説明したが、
図12に示す実施例の被写体の距離は、TOF距離計測テレビカメラ65を用いて計測することもできる。
テレビカメラ2を使って撮影して得られたテレビ画面18上のテレビ画面上の被写体の画像A70、B71、C72、D73に映る、実空間の被写体66、67、68、69に、投光器84から投光した計測光を当て、その反射光を、TOF距離計測テレビカメラ65を使って計測した画面から、被写体66、67、68、69の位置の計測する距離を、テレビ画面18上のテレビ画面上の被写体の画像A70、B71、C72、D73に映る被写体の画像の位置に、TOF距離計測テレビカメラ65の計測した、前記被写体66、67、68、69に合わせて距離を計測する。
テレビ画面18上に映る、テレビ画面上の被写体70、71、72、73の画像の位置を、TOF距離計測テレビカメラ65で計測した、被写体66、67、68、69の距離の位置の両眼視差を、3次元画像位置演算回路46を使って、右目テレビ画面19上に、右目テレビ画面上の被写体70R、71R、72R、73Rの画像と、左目テレビ画面20上に、左目テレビ画面上の被写体70L、71L、72L、73Lの画像が、それぞれ映る位置に見える様に補正して表示する。
【0024】
このような構成によっても問題なく、VRゴーグル40を装着したユーザーは、VRゴーグル40を使って左右の目で3次元画面として見ることができる。
現状のテレビ画面によるゲームは、テレビ画面18上で対戦されており両眼視差の違和感がある。
然し、両眼視差の補正された、右目テレビ画面19と左目テレビ画面20を見る場合、人間の両眼視差の感覚が得られるので、バランス感覚が得られた安定した対戦ゲームにすることができる。
実施例 本発明は、上記TOF距離計測テレビカメラ65に相当する機能をテレビカメラに統合した画素受光距離計測テレビカメラ78を用いて実現することもできる。
図13の画素受光距離計測テレビカメラ78に組み込まれた画像素子を使って撮影して得られた、テレビ画面上の被写体A71、B72、Ⅽ72、D73、の画像に映る被写体66、67、68、69に、投光器84から投光した計測光の反射光を、画素受光距離計測テレビカメラ78に組み込まれた前記画像素子の位置に設置された計測素子で受光して、被写体66、67、68、69との距離を、時間をずらせて計測する。
【0025】
画素受光距離計測テレビカメラ78の撮影したテレビ画面18上に写る、テレビ画面上の被写体70、71、72、73の画像の位置を、画素受光距離計測テレビカメラ78の計測した、被写体66、67、68、69の距離の位置の両眼視差を、3次元画像位置演算回路46を使って表示位置を補正して、立体テレビ画面88上に、右目テレビ画面上の被写体70R、71R、72R、73Rの画像と、左目テレビ画面上の被写体70L、71L、72L、73Lの画像のそれぞれの映る画面を相互に表示する立体画面を、前記相互に同期させた前記立体眼鏡を使って見ることができる。
前記立体眼鏡を使って立体画面を見るユーザーは、画素受光距離計測テレビカメラ78の画像素子の撮影する画面の画像を、前記画像素子の位置の計測素子で計測する前記画面の画像の距離を使って、前記画像の画像素子の位置を両眼視差の補正した画像素子の位置の画像を相互に表示する立体画面を、前記相互に同期させて開閉する前記立体眼鏡を使って見ることができる。
実施例の
図14の被写体68からの自然光の反射光が、画素受光距離計測テレビカメラ78の光学レンズ91を透って、画像素子ユニット92の画像素子93の位置で、被写体68を撮影する画像が結像される。
画像素子93を構成する、R、G、B画像素子97、98、99によって、被写体68を撮影する画像のRGB画像信号を派生させる。
【0026】
投光器84から被写体86に照射された距離計測光も、自然光と同様に、画像素子93の位置で集光する。
画素受光距離計測テレビカメラ78の横列に設けられた画像素子ユニット92の画像素子93の位置に組み込まれた、計測素子100によって、画像素子93の位置の画像に映る被写体68の距離が計測できる。
画像素子93で結像して派生する画像信号を、前記計測した距離の位置の両眼視差を使って、画像信号の派生した位置を、画像素子列101に示すN画像素子の位置から、右目テレビ画面19のN+側と左目テレビ画面20のN―側の位置に画像信号の派生した位置を横列に補正して、画素受光距離計測テレビカメラ78の撮影する被写体66、67、68、69を撮影するRGB画像信号の派生させる画像素子ユニット92の位置を補正し、立体テレビ画面88上に画像素子93の画像信号を表示する画素の位置を取得する。
なお、画素受光距離計測テレビカメラ78の撮影する被写体66、67、68、69の画像を表示する、全ての画像信号を表示する画素の位置を補正することで、被写体66、67、68、69を実眼する画像でみることができる。
実施例 本発明は、上記発光器に相当する機能をカメラに統合した画素発光距離計測テレビカメラ86を用いて実現することもできる。
【0027】
図15の被写体66、67、68、69を、画素発光距離計測テレビカメラ86を使って撮影した、テレビ画面18に映る、テレビ画面上の被写体A70、B71、Ⅽ72、D73の画像を派生させた、画素発光距離計測テレビカメラ86の画像素子ユニットに映る画像素子の位置に組み込まれた発光素子を発光させた計測光の光が、画素発光距離計測テレビカメラ86の光学レンズ91を透って、被写体66、67、68、69に集光して当たる前記計測光の反射光を、受光器87で受光して、被写体A70、B71、Ⅽ72、D73の画像の映る位置の前記画像素子の位置に相当する被写体との距離を時間をずらせて計測する。
画素発光距離計測テレビカメラ86の撮影したテレビ画面18上に写る、テレビ画面上の被写体70、71、72、73の画像の位置を、画素発光距離計測テレビカメラ86の計測した、被写体66、67、68、69の距離の位置の両眼視差を、3次元画像位置演算回路46を使って、被写体70、71、72、73の画像を表示する画素の位置を補正して、立体テレビ画面88上に、右目テレビ画面上の被写体70R、71R、72R、73Rの画像と、左目テレビ画面上の被写体70L、71L、72L、73Lの画像の、それぞれの映る画面を相互に表示する立体画面を、前記相互に同期させた前記立体眼鏡89を使って見ることができる。
【0028】
前記立体眼鏡89を使って立体画面を見ユーザーは、画素発光距離計測テレビカメラ86の画像素子の撮影する画面の画像を、前記画像素子の位置の発光素子で計測する前記画面の画像の距離を使って、前記画像の画像素子の位置を両眼視差の補正した、立体テレビ画面88上の画素の位置の画像を相互に表示する立体画面を、前記相互に同期させて開閉する前記立体眼鏡89を使って見ることができる。
なお、上記した実施例では、被写体の画像の表示先は、テレビ画面又はテレビゲーム画面として記載したが、本発明は、映画画面を含む、アニメーションテレビ画面やCGテレビ画面の被写体を3次元に表示する画像メデアにも適用できる。
実施例、
図16の画素発光距離計測テレビカメラ86が撮影する画面は、光学レンズ91を透って、画像素子ユニット105の画像素子93の位置で、被写体68からの自然光の反射光で被写体68の画像が結像される。
被写体68の画像が結像される画像素子93の位置に設置された、発光素子103が発光した計測用の光も、画素発光距離計測テレビカメラ86の光学レンズ91を透視して被写体68の位置に集光して照射される。
被写体86に集光して照射される反射光を、受光器87で時間をずらせて計測し、被写体86との距離を計測する。
【0029】
画像素子93で結像して派生する画像信号を、前記計測した距離の位置の両眼視差を使って、画像信号の派生した画像素子Nの位置を、画素発光距離計測テレビカメラ86の横列に設けられた画像素子ユニット105のN画像素子の位置から右目テレビ画面19のN+側と左目テレビ画面20のN-側の位置に画像信号の派生した位置を横列に補正する立体テレビ画面88に相互に表示し、前記相互に同期させた、立体眼鏡の遮光フイルターを開閉させて、画素発光距離計測テレビカメラ86の撮影する立体テレビ画面88を見ることができる。
実施例、
図17の画素発光距離計測テレビカメラ86を使って被写体67、68を撮影したテレビ画面18上の被写体の画像Ⅽ72を映す1画素とテレビ画面18上の被写体の画像D73を映す1画素は、立体テレビ画面88の画素ユニットを拡大して、横方向の画素列ユニットA107の画素A109と、横方向の画素列ユニットB108の画素B110で表示される。
被写体Ⅽ72、D73の画像の1画素を表示する、立体テレビ画面88の横方向の画素列ユニットA107、B108のM番目の画素109、110の位置に相当する画像信号は、TOFテレヒカメラ、又は、画素受光距離計測テレビカメラ78、又は、画素発光距離計測テレビカメラ86を使って被写体67、68を撮影したテレビ画面18の画像の位置のテレビ画面上の被写体の画像の位置A71、B72を映す、
図14の画素受光距離計測テレビカメラ78の画素受光画像素子ユニット101の画像素子93で派生した画像信号27と、画像素子93の画素受光距離計測テレビカメラ画像素子96の位置に組み込まれた計測素子100を使って計測した距離信号28を、前記画像信号27に付加させた、又は、
図16の画素発光距離計測テレビカメラ86の画素発光画像素子ユニット107の画像素子93で派生した画像信号27と、画像素子93の画素発光距離計測テレビカメラ画像素子102の位置に組み込まれた発光素子103を使って計測した距離信号28を、前記画像信号27に付加させた、画像信号27と距離信号28からなるデーター信号43である。
【0030】
テレビ画面18に映る、テレビ画面上の被写体Ⅽ72、D73の1画素を表示する位置は、立体テレビ画面88の画素を表示する画素ユニットA107、B108の画素A109、画素B110のMの位置に相当する。
データー信号43の画像信号27に映る被写体の立体テレビ画面88に映る位置を、距離信号28を使って、被写体との距離の位置の両眼視差を補正する位置を演算する。
立体テレビ画面88の画素の表示する位置を、右目テレビ画面上の被写体の画像B72Rの画像のテレビ画面の画素の横列に表示する位置Mを、M+3側の位置の画素に補正し、左目テレビ画面上の被写体の画像B72Lの画像のテレビ画面の画素の横列に表示する位置Mを、M-2側の位置の画素に補正する。
右目テレビ画面上の被写体の画像D73Rの画像のテレビ画面の画素の横列に表示する位置Mを、M+5側の位置の画素に補正し、左目テレビ画面上の被写体の画像D73Lの画像のテレビ画面の画素の横列に表示する位置Mを、M-4側の位置の画素に補正する例である。
立体テレビ画面88に表示する、右目テレビ画面上の被写体の画像C72Rと左目テレビ画面上の被写体の画像C72L、及び、右目テレビ画面上の被写体の画像D73Rと左目テレビ画面上の被写体の画像D73Lの補正された画像の位置は、上記テレビカメンが上記被写体を撮影した折に、被写体が映る画像素子の位置で、画像に映る被写体の画像素子に相当する個所との距離を計測し、被写体が映る画像素子から派生した画像信号のデーターに画像素子に映る個所に相当する被写体との距離信号のデーターを付加させるものである。
【0031】
被写体の画像信号に付加された、距離データーを使って、立体テレビ画面88上に被写体の画像を両眼視差を補正して表示することで、立体テレビ画面88を立体眼鏡で鑑賞することが出来る。
テレビ画面に映る被写体の両眼視差を補正する為の距離、及び、両眼視差を補正する数値の何れかを、画像信号に付加することで、テレビ画面を見るユーザーは、通常のテレビ画面か前記距離、及び、両眼視差を補正する数値を使った、立体テレビ画面かを選んで見ることができる。
実施例
図18の画素発光距離計測テレビカメラ86を使って被写体A66、B67、Ⅽ68、D69を撮影して得られた、テレビ画面上の被写体A70、B71、C72、D73が映る、テレビ画面18を映す画像信号に、画素発光距離計測テレビカメラ86の画像素子ユニットのテレビ画面上の被写体A70、B71、C72、D73の画像が映る画像素子の位置に設けた距離計測用の発光素子を時間をずらせて発光させて、被写体A66、B67、Ⅽ68、D69に向けて照射し、被写体A66、B67、Ⅽ68、D69からの距離計測用の反射光を、受光器87を使って反射した時間を計測し、被写体A66、B67、Ⅽ68、D69との距離を演算して取得する。
前記計測した距離を、前記発光素子の位置の画像素子の撮影した画像信号に位置を合わせて付加する。
前記画像信号に付加された距離信号のデーター34、又は、前記画像信号に付加された前記距離の位置の両眼視差を補正する補正信号からなるデーター34を、コントローラー31を使って、インターネット接続して送信し、インターネット網113を介して、データー34を受信した3次元画像位置演算回路46を使って作成した、被写体A66、B67、Ⅽ68、D69の位置関係が分かる立体テレビ画面88を、立体眼鏡89を透視て見ることが出来る。
【0032】
実施例
図19の画素受光距離計測テレビカメラ78、又は、画素発光距離計測テレビカメラ86の機能を、スマートフォンに設けたスマートフォン114を使って、被写体A66、B67、Ⅽ68、D69を撮影して得られた、テレビ画面上の被写体A70、B71、C72、D73が映るテレビ画面18の画像信号に、被写体A66、B67、Ⅽ68、D69との距離を計測した距離信号、又は、前記計測した距離から得られた補正信号を付加したデーター34を、インターネットに接続して送信し、インターネット網113を介して、データー34をマートフォン116が受信する。
マートフォン116に設けた3次元画像位置演算の機能を使って、マートフォン116のテレビ画面に表示した立体テレビ画面88を、立体眼鏡89を透視て見ることが出来る。
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