(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024165605
(43)【公開日】2024-11-28
(54)【発明の名称】転倒防止器具
(51)【国際特許分類】
H04N 5/655 20060101AFI20241121BHJP
A47B 97/00 20060101ALI20241121BHJP
【FI】
H04N5/655
A47B97/00 E
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023081933
(22)【出願日】2023-05-18
(71)【出願人】
【識別番号】000005049
【氏名又は名称】シャープ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100147304
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 知哉
(74)【代理人】
【識別番号】100148493
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 浩二
(72)【発明者】
【氏名】川瀬 真也
(72)【発明者】
【氏名】前畑 直樹
(72)【発明者】
【氏名】中川 剛
(72)【発明者】
【氏名】荒井 孝二
(72)【発明者】
【氏名】荻原 佑一
(72)【発明者】
【氏名】市川 慎吾
(57)【要約】
【課題】載置台を加工することなく、物品の転倒を防止し得る転倒防止器具を提供する。
【解決手段】転倒防止器具は、物品に取り付けられ得る第1被取付部と、前記第1被取付部が一方端側に取り付けられた紐状部と、前記紐状部の他方端側に取り付けられ、載置台の被把持部に取り付けられ得る第2被取付部と、を備え、前記第2被取付部は、前記被把持部に載置され得る被載置部と、前記被載置部に接続された接続部と、開閉可能に前記接続部に取り付けられ、かつ、前記紐状部の前記他方端側に取り付けられた開閉部と、を含み、前記紐状部が引っ張られた場合に、前記被載置部と前記開閉部とが前記被把持部を把持し得る。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
物品に取り付けられ得る第1被取付部と、
前記第1被取付部が一方端側に取り付けられた紐状部と、
前記紐状部の他方端側に取り付けられ、載置台の被把持部に取り付けられ得る第2被取付部と、を備え、
前記第2被取付部は、
前記被把持部に載置され得る被載置部と、
前記被載置部に接続された接続部と、
開閉可能に前記接続部に取り付けられ、かつ、前記紐状部の前記他方端側に取り付けられた開閉部と、を含み、
前記紐状部が引っ張られた場合に、前記被載置部と前記開閉部とが前記被把持部を把持し得る、
転倒防止器具。
【請求項2】
前記紐状部は、前記第1被取付部と前記第2被取付部との間の前記紐状部の長さを変更可能に前記第1被取付部および前記第2被取付部に取り付けられている、
請求項1に記載の転倒防止器具。
【請求項3】
前記第2被取付部の前記被載置部および前記接続部の少なくともいずれか一方は、少なくとも1つの紐通し孔を有している、
請求項1に記載の転倒防止器具。
【請求項4】
前記少なくとも1つの紐通し孔は、第1紐通し孔および第2紐通し孔を含み、
前記第1紐通し孔は、前記被載置部に取り付けられた固定部から前記開閉部に至るまでの間に設けられており、
前記第2紐通し孔は、前記固定部と前記被載置部との間に形成されている、
請求項3に記載の転倒防止器具。
【請求項5】
前記物品は、テレビジョン受像機である、
請求項1に記載の転倒防止器具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、転倒防止器具に関する。
【背景技術】
【0002】
テレビジョン受像機等の物品の開発が進められている。それに伴って、たとえば、下記の特許文献1に開示されているように、物品の転倒防止器具の提案もなされている。転倒防止器具は、たとえば、テレビジョン受像機を載置台に固定することによって、載置台上に置かれたテレビジョン受像機の画面側への転倒を防止するものである。この転倒防止器具によれば、載置台の被把持部にレールが設けられる。このレールには、ボルトを利用して、テレビジョン受像機に固定された金具が固定される。それにより、テレビジョン受像機が載置台に固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された転倒防止器具によれば、レールを設けるための載置台の加工が必要である。したがって、レールを設けるための加工を行うことができない部材が載置台の被把持部に用いられている場合、テレビジョン受像機等の物品の転倒を防止することができない。また、レールを設けるための加工を行うことができる部材が載置台の被把持部に用いられている場合であっても、載置台の加工手間が生じてしまう。
【0005】
本開示は、上述の問題に鑑みなされたものである。本開示の目的は、載置台を加工することなく、物品の転倒を防止し得る転倒防止器具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の転倒防止器具は、物品に取り付けられ得る第1被取付部と、前記第1被取付部が一方端側に取り付けられた紐状部と、前記紐状部の他方端側に取り付けられ、載置台の被把持部に取り付けられ得る第2被取付部と、を備え、前記第2被取付部は、前記被把持部に載置され得る被載置部と、前記被載置部に接続された接続部と、開閉可能に前記接続部に取り付けられ、かつ、前記紐状部の前記他方端側に取り付けられた開閉部と、を含み、前記紐状部が引っ張られた場合に、前記被載置部と前記開閉部とが前記被把持部を把持し得る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】実施の形態1の転倒防止器具が載置台上の物品の一例のテレビジョン受像機の画面側への転倒を防止する状態を示す側面図である。
【
図2】実施の形態1の転倒防止器具が載置台上の物品の一例のテレビジョン受像機の画面側への転倒を防止する状態を示す背面図である。
【
図3】実施の形態1の転倒防止器具を示す斜視図である。
【
図4】実施の形態1の転倒防止器具が載置台の被把持部に取り付けられた状態を示す部分拡大側面図である。
【
図5】実施の形態1の転倒防止器具が載置台の被把持部に取り付けられる直前の状態を示す部分拡大側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の実施の形態の転倒防止器具を、図面を参照しながら説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は繰り返さない。
【0009】
(実施の形態1)
図1~
図5を用いて、実施の形態1の転倒防止器具100を説明する。
【0010】
図1は、実施の形態1の転倒防止器具100が載置台300上の物品200の一例のテレビジョン受像機の画面211側への転倒を防止する状態を示す側面図である。
図2は、実施の形態1の転倒防止器具100が載置台300上の物品200の一例のテレビジョン受像機の画面211側への転倒を防止する状態を示す背面図である。
【0011】
図1および
図2に示されるように、転倒防止器具100は、載置台300上に置かれた物品200の矢印ARで示されるような画面211側への転倒を防止するために、物品200および載置台300のそれぞれに取り付けられ得るものである。また、本実施の形態の転倒防止器具100によれば、載置台300上に置かれた物品200が画面211の左右への転倒も防止することができる。物品200は、本実施の形態においては、テレビジョン受像機であるが、電気スタンドまたは写真立て等であってもよい。
【0012】
物品200は、ディスプレイパネル210およびスタンド220を含んでいる。ただし、物品200は、ディスプレイパネル210およびスタンド220からなるものでなくてもよい。物品200は、転倒に起因した損傷のおそれがあるために、転倒を防止することが効果的であるものであれば、いかなるものであってもよい。
【0013】
ディスプレイパネル210は、画面211側から見れば、つまり、物品200の正面視において、横長の長方形をなしている。ただし、ディスプレイパネル210の形状は、特に限定されない。ディスプレイパネル210は、画面211に画像を表示する装置であれば、いかなるものであってもよい。スタンド220は、ディスプレイパネル210を支持している。言い換えると、ディスプレイパネル210は、載置台300の被把持部310の上面311上に載置されるスタンド220によって支持されている。
【0014】
スタンド220は、載置台300の上面311上に載置されている。スタンド220は、ベース221および立上がり部222を含んでいる。ベース221は、載置台300の被把持部310の上面311上に載置され得る平板状の部材である。立上がり部222は、ベース221の中央位置から斜め上方に向かって延びる円柱状の部材である。立上がり部222の上端部がディスプレイパネル210の背面にビス(図示せず)等によって固定されている。
【0015】
ただし、スタンド220は、ベース221および立上がり部222を含むものに限定されず、ディスプレイパネル210のような部品を支持するものであれば、いかなるものであってもよい。
【0016】
載置台300は、被把持部310と支持部320とを備えている。載置台300は、本実施の形態においては、テレビ台、事務机、または学習机等である。そのため、被把持部310は、テレビ台、事務机、または学習机等の天板であり、支持部320は、テレビ台、事務机、または学習机等の側板である。被把持部310は、水平面に沿って広がる板部材である。支持部320は、図示されていない床などから鉛直方向に立ち上がる側壁部材である。図示されていないが、支持部320の下端は、床等の上に載置される。被把持部310の端部312が支持部320の上端から外側へ水平方向に突出している。
【0017】
本実施の形態においては、転倒防止器具100は、スタンド220の立上がり部222および被把持部310の端部312のそれぞれに取り付けられている。ただし、転倒防止器具100は、物品200のいずれの位置に取り付けられてもよい。また、転倒防止器具100は、載置台300のいずれの位置に取り付けられてもよい。
【0018】
図3は、実施の形態1の転倒防止器具100を示す斜視図である。
【0019】
図3に示されるように、本実施の形態の転倒防止器具100は、第1被取付部10、紐状部20、および第2被取付部30を備えている。
【0020】
第1被取付部10は、物品200に取り付けられ得る部分である。第1被取付部10は、紐状部20を挟んでいる。第1被取付部10は、紐状部20を挟んだ状態にしたり、紐状部20を挟んだ状態を解除したりし得るように、ネジ孔(図示せず)に螺合されたボルト11(
図1および
図2参照)を備えている。使用者は、ボルト11を回転させることにより、紐状部20を第1被取付部10に挟ませた状態にしたり、紐状部20を挟ませた状態を第1被取付部10に解除させたりすることができる。
【0021】
第1被取付部10は、紐状部20の挟みを解除した状態で、第1被取付部10から突出する紐状部20の先端部20Aの長さを変更した後、再度、紐状部20を挟むことができる。したがって、第1被取付部10のボルト11を締めたり緩めたりすることにより、第1被取付部10と第2被取付部30との間の紐状部20の長さを変更することができる。ただし、第1被取付部10は、ボルト11の代わりに、結束バンド(図示せず)によって、第1被取付部10と第2被取付部30との間の紐状部20の長さを変更することができるように構成されていてもよい。
【0022】
本実施の形態においては、第1被取付部10は、スタンド220のベース221から立ち上がる立上がり部222に固定されている。ただし、第1被取付部10は、物品200のいずれの位置に取り付けられていてもよい。
【0023】
紐状部20は、細長くかつ柔軟性のある部材である。本実施の形態においては、紐状部20は、横断面が線状をなしており、全体としてバンド状をなしている。しかしながら、紐状部20は、断面が円形であるワイヤーであってもよく、また、複数の紐が撚り合わされることにより、全体としてロープ状をなしていてもよい。紐状部20の一方端側に第1被取付部10が取り付けられている。紐状部20の他方端側に第2被取付部30が取り付けられている。紐状部20の一方端は、後述される係止部21を有している。
【0024】
第2被取付部30は、紐状部20の他方端側に取り付けられている。第2被取付部30は、被把持部310の端部312を把持することによって、載置台300の被把持部310に取り付けられ得る。
【0025】
第2被取付部30は、被載置部31、接続部32、および開閉部33を含んでいる。
【0026】
被載置部31は、プレート状の部分である。被載置部31は、被把持部310の上面311上に載置され得る部分である。本実施の形態においては、被載置部31は、被把持部310の上面311に沿って延びるように上面311上に載置され得る。被載置部31には、固定部35を有している。
【0027】
接続部32は、プレート状の部分である。接続部32は、その一方端が被載置部31に接続されている。接続部32と被載置部31とを含む1枚の平板が折り曲げられることによって、接続部32および被載置部31が形成されている。ただし、接続部32と被載置部31とは、溶接または接手等の手段によって剛接合されたものであってもよい。
【0028】
接続部32は、被載置部31に対して直角方向に延びる。したがって、接続部32は、被載置部31が上面311上に載置された場合、被把持部310の端部312の端面に沿って延びるように配置される。だだし、接続部32と被載置部31とがなす角度は、直角に限定されない。
【0029】
開閉部33は、プレート状の部分である。開閉部33は、その一方端が開閉可能に接続部32に取り付けられている。開閉部33は、紐状部20の他方端側に取り付けられている。開閉部33は、ヒンジ34等によって接続部32にピン接合されている。そのため、開閉部33は、接続部32に対して回転可能である。開閉部33は、
図3に矢印AR1で示されるように、接続部32に対して回動することができる。そのため、紐状部20が引っ張られた場合、開閉部33および接続部32が閉じられる。つまり、開閉部33の内側面33Aが被載置部31に近づく。一方、紐状部20が弛められた場合、開閉部33および接続部32が開く。つまり、開閉部33の内側面33Aが被載置部31から遠ざかる。
【0030】
図4は、実施の形態1の転倒防止器具100が載置台300の被把持部310に取り付けられた状態を示す部分拡大側面図である。
【0031】
上記のような本実施の形態の転倒防止器具100によれば、
図4に矢印AR2で示される方向に、紐状部20が引っ張られると、開閉部33が閉じる。それによって、被載置部31と開閉部33とが被把持部310を把持する。つまり、第2被取付部30が被把持部310に固定される。それにより、物品200が画面211(
図1参照)側へ転倒することを防止することができる。その結果、テレビジョン受像機の画面211が載置台300の上面311と衝突して破損することを防止することができる。
【0032】
また、上記のような本実施の形態の転倒防止器具100を用いれば、載置台300を加工することなく、物品200の転倒を防止することができる。
【0033】
図5は、実施の形態1の転倒防止器具100が載置台300の被把持部310に取り付けられる直前の状態を示す部分拡大側面図である。
【0034】
被載置部31は、紐状部20を通し得る第1紐通し孔30Aを有している。第1紐通し孔30Aは、接続部32を厚さ方向に貫通するように設けられている。この場合、第1紐通し孔30Aは、被載置部31に取り付けられた固定部35から開閉部33に至るまでの間のいずれの位置に設けられていてもよい。たとえば、第1紐通し孔30Aは、被載置部31に設けられていてもよい。接続部32は、紐状部20を通し得る第2紐通し孔30Bを有している。第2紐通し孔30Bは、被載置部31の外側面31Aに取り付けられた固定部35と被載置部31の外側面31Aとの間に形成されている。開閉部33は、紐状部20を通し得る貫通孔30Cを有している。開閉部33を厚さ方向に貫通するように設けられている。
【0035】
紐状部20は、第1紐通し孔30Aを通過するように接続部32へ延び、接続部32の外側から接続部32の内側へ入り、開閉部33の内側から外側へ貫通した貫通孔30Cを通過するように延びている。また、紐状部20の先端に取り付けられた係止部21は、取り付け態様の一例として、貫通孔30Cの周囲部によって係止されている。ただし、貫通孔30Cが開閉部33に設けられていない場合、取り付け態様の他の例として、紐状部20の端部が、開閉部33の内側面33Aに直接固定されていたり、内側面33Aにねじ込まれた環状のヘッドを有するネジに括り付けられていたりしてもよい。
【0036】
被載置部31および接続部32が上記の第1紐通し孔30Aおよび第2紐通し孔30Bを備えることにより、紐状部20の位置の大きな変動を抑制することができる。そのため、紐状部20の位置の変動に起因した不都合の発生を抑制することができる。なお、固定部35が設けられていない場合がある。この場合であっても、少なくとも1つの第1紐通し孔30Aが第2被取付部30の被載置部31および接続部32の少なくともいずれか一方に設けられていれば、紐状部20の位置の大きな変動を抑制することができる。したがって、たとえば、1つの第1紐通し孔30Aのみが、被載置部31または接続部32のいずれかに設けられていてもよい。この場合、紐状部20は、貫通孔30Cから第1紐通し孔30Aを経由して第1取付部10まで延びる。また、第2紐通し孔30Bの代わりに1つの第1紐通し孔30Aが被載置部31に設けられており、かつ、1つの第1紐通し孔30Aが接続部32に設けられていてもよい。
【0037】
上記から分かるように、本実施の形態の紐状部20は、第1被取付部10と第2被取付部30との間の紐状部20の長さを変更可能に第1被取付部10および第2被取付部30に取り付けられている。そのため、第1被取付部10と第2被取付部30との間の紐状部20の長さを変更することができる。その結果、載置台300に対するテレビジョン受像機等の物品200の設置位置を変更することができる。
【0038】
本実施の形態においては、ボルト11を利用して、第1被取付部10から突出した紐状部20の先端部20Aを長くした状態で第1被取付部10に紐状部20を挟ませる。それにより、第1被取付部10と第2被取付部30との間の紐状部20の長さが短くなる。この場合、開閉部33と接続部32とが直角または鋭角をなすように、開閉部33が接続部32に対して閉じられる。それにより、第2被取付部30は、
図3および
図4に示されるように、被載置部31と開閉部33とにより載置台300の被把持部310を把持することができる第1状態になる。
【0039】
一方、ボルト11を利用して、第1被取付部10から突出した紐状部20の先端部20Aを短くした状態で第1被取付部10に紐状部20を挟ませる。それにより、第1被取付部10と第2被取付部30との間の紐状部20の長さが長くなる。この場合、開閉部33および接続部32が一直線状に延びるように、開閉部33が接続部32に対して
図5の矢印AR3で示されるように開かれる。それにより、被載置部31は、載置台300の被把持部310から被載置部31および開閉部33を取り外すことができる第2状態になる。
【0040】
したがって、本実施の形態の転倒防止器具100によれば、開閉部33を閉じたり開いたりする簡単な作業で、物品200を載置台300に固定したり、物品200を載置台300から取り外したりすることができる。
【0041】
また、第2状態の転倒防止器具100は、
図5の矢印AR4で示されるように、被把持部310と壁400との間の狭い隙間CLにも挿入し易い状態になっている。
【符号の説明】
【0042】
10 第1被取付部
20 紐状部
30 第2被取付部
30A 第1紐通し孔
30B 第2紐通し孔
30C 貫通孔
31 被載置部
31A 外側面
32 接続部
33 開閉部
35 固定部
100 転倒防止器具
200 物品(テレビジョン受像機)
300 載置台
310 被把持部
311 上面