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  • 特開-画像読取装置 図1
  • 特開-画像読取装置 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024165649
(43)【公開日】2024-11-28
(54)【発明の名称】画像読取装置
(51)【国際特許分類】
   H04N 1/00 20060101AFI20241121BHJP
   H04N 1/12 20060101ALI20241121BHJP
   B65H 1/14 20060101ALI20241121BHJP
   B65H 3/06 20060101ALI20241121BHJP
   B65H 7/06 20060101ALI20241121BHJP
【FI】
H04N1/00 002B
H04N1/00 L
H04N1/12
H04N1/00 519
B65H1/14 322D
B65H3/06 340D
B65H7/06
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023082012
(22)【出願日】2023-05-18
(71)【出願人】
【識別番号】000006150
【氏名又は名称】京セラドキュメントソリューションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100114971
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 修
(72)【発明者】
【氏名】川岡 良
【テーマコード(参考)】
3F048
3F343
5C062
5C072
【Fターム(参考)】
3F048AA01
3F048AB02
3F048BA10
3F048BB05
3F048BC03
3F048BD07
3F048CB04
3F048DA01
3F048DC12
3F048EB02
3F343FA03
3F343FB01
3F343FC27
3F343GA02
3F343GB01
3F343GC01
3F343GD01
3F343HA12
3F343HD07
3F343HD16
3F343JA01
3F343KB04
3F343KB20
3F343LA01
3F343LA14
3F343LC17
3F343MA02
3F343MA13
3F343MA23
3F343MA31
3F343MA55
3F343MB13
3F343MC06
3F343MC25
5C062AA05
5C062AB02
5C062AB30
5C062AB32
5C062AB33
5C062AB35
5C062AC02
5C062AC11
5C062AC69
5C062AE01
5C062AE15
5C072AA01
5C072BA13
5C072DA25
5C072EA07
5C072FB25
5C072NA01
5C072NA04
5C072RA01
(57)【要約】
【課題】 適切に異物を検出し円滑に原稿画像の読み取りを行う画像読取装置を得る。
【解決手段】 画像読取装置において、挟み込み検知部23は、原稿トレイ11の幅方向に沿って配置された棒状部材23aを備え、棒状部材23aが高さ方向の所定位置に押し上げられたことを検知する。コントローラーは、挟み込み検知部23によって、棒状部材23aが高さ方向の所定位置に押し上げられたことが検知されると、挟み込みが発生したと判定する。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
原稿シートから原稿画像を読み取るイメージセンサーと、
前記原稿シートが載置される原稿トレイと、
前記原稿シートを前記イメージセンサーへ搬送する搬送装置と、
前記原稿トレイの昇降を行うリフト装置と、
前記原稿トレイの上方に配置された挟み込み検知部と、
コントローラーとを備え、
前記挟み込み検知部は、前記原稿トレイの幅方向に沿って配置された棒状部材を備え、前記棒状部材が高さ方向の所定位置に押し上げられたことを検知し、
前記コントローラーは、前記挟み込み検知部によって、前記棒状部材が高さ方向の所定位置に押し上げられたことが検知されると、挟み込みが発生したと判定すること、
を特徴とする画像読取装置。
【請求項2】
前記コントローラーは、前記挟み込みが発生したと判定すると、前記リフト装置の動作を停止させるか、前記リフト装置に前記原稿トレイの降下を行わせることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記挟み込み検知部は、光学センサーをさらに備え、前記光学センサーで、前記棒状部材が高さ方向の所定位置に押し上げられたことを検知し、
前記コントローラーは、前記光学センサーの出力信号に基づいて、前記挟み込みが発生したか否かを判定すること、
を特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記挟み込み検知部は、少なくとも2つの光学センサーを備え、
前記2つの光学センサーの一方は、前記棒状部材の一方の端部が前記所定位置に押し上げられたことを検知し、
前記2つの光学センサーの他方は、前記棒状部材の他方の端部が前記所定位置に押し上げられたことを検知し、
前記コントローラーは、前記2つの光学センサーの出力信号の少なくとも一方が、前記棒状部材が高さ方向の所定位置に押し上げられたことを示している場合、前記挟み込みが発生したと判定すること、
を特徴とする請求項3記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記搬送装置は、前記原稿シートに当接し前記原稿シートを給紙する給紙コロを備え、
前記棒状部材は、前記給紙コロにより給紙中の前記原稿シートに接触しない高さに配置されていること、
を特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像読取装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ある画像形成装置は、自動原稿送り装置を備えており、自動原稿送り装置は、上下方向に可動な原稿トレイと、原稿トレイ上の原稿シートの給紙を行う給紙コロとを備えている(例えば特許文献1参照)。その給紙コロは、原稿トレイの上方に配置され、上下方向における一定範囲で可動となっており、原稿トレイや原稿トレイ上の原稿シートに接触している状態では、原稿トレイや原稿トレイ上の原稿シートの上面に追従して上下方向に可動となっている。さらに、その画像形成装置は、給紙コロの上方への圧力を検出する圧力センサーを備えており、給紙コロが原稿トレイや原稿トレイ上の原稿シートに接触している状態で原稿シートを追加した際に給紙コロに掛かる圧力が圧力センサーによって検出され、そのような圧力が検出されると、原稿トレイを下方に移動させて、原稿シートの追加を可能にしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006-56684号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の画像形成装置では、給紙コロと原稿トレイとの間に異物が挟まった場合、原稿トレイが下方に移動させられるものの、原稿トレイの幅方向(原稿シートの搬送方向に対して垂直方向)において給紙コロは中央に配置されており、給紙コロがない部分において異物(ユーザーの指なども含む)が挟まった場合には、異物が検知されずに、原稿トレイが上昇したままとなり、円滑に原稿画像の読み取りを行うことが困難である。
【0005】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、適切に異物を検出し円滑に原稿画像の読み取りを行う画像読取装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る画像読取装置は、原稿シートから原稿画像を読み取るイメージセンサーと、前記原稿シートが載置される原稿トレイと、前記原稿シートを前記イメージセンサーへ搬送する搬送装置と、前記原稿トレイの昇降を行うリフト装置と、前記原稿トレイの上方に配置された挟み込み検知部と、コントローラーとを備える。前記挟み込み検知部は、前記原稿トレイの幅方向に沿って配置された棒状部材を備え、前記棒状部材が高さ方向の所定位置に押し上げられたことを検知する。前記コントローラーは、前記挟み込み検知部によって、前記棒状部材が高さ方向の所定位置に押し上げられたことが検知されると、挟み込みが発生したと判定する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、適切に異物を検出し円滑に原稿画像の読み取りを行う画像読取装置が得られる。
【0008】
本発明の上記又は他の目的、特徴および優位性は、添付の図面とともに以下の詳細な説明から更に明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1図1は、本発明の実施の形態に係る画像読取装置の内部構成を示す側面図である。
図2図2は、図1に示す画像読取装置における挟み込み検知部23の一例を示す斜視図である。
図3図3は、図1に示す画像読取装置を示す上面図である。
図4図4は、図1に示す画像読取装置の電気的な構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
【0011】
図1は、本発明の実施の形態に係る画像読取装置の内部構成を示す側面図である。図1に示す画像読取装置は、スキャナー機、コピー機、ファクシミリ機、複合機などといった装置である。
【0012】
図1に示す画像読取装置は、装置本体1、装置本体1の上面に配置されたコンタクトガラス1a,1b、イメージセンサー2、および原稿カバー3を備える。原稿カバー3は、自動原稿送り装置4を備える。
【0013】
コンタクトガラス1aは、自動原稿送り装置4を使用せずに画像読取を行う場合に原稿を載置される透明な部材である。また、コンタクトガラス1bは、自動原稿送り装置4で原稿を自動的に搬送しつつ原稿画像の画像読取を行う際に、原稿がその上を通過する透明な部材である。
【0014】
イメージセンサー2は、原稿シートから原稿画像を読み取る。具体的には、イメージセンサー2は、自動原稿送り装置4で原稿を自動的に搬送しつつ原稿画像の画像読取を行う場合、原稿の搬送路における所定の画像読取位置を通過する原稿の原稿画像を光学的に読み取るセンサーである。イメージセンサー2は、1ラインずつ原稿画像を読み取る。イメージセンサー2は、光源(発光ダイオードなど)と受光素子(ラインセンサーなど)とを備え、光源で光を出射し、コンタクトガラス1a,1bを介して原稿などに反射した反射光を受光素子で検出し、反射光の光量に対応する電気信号を出力する。後述のコントローラー23が、この電気信号を受け付け、この電気信号に基づいて原稿画像(つまり、原稿画像の画像データ)を生成する。
【0015】
原稿カバー3は、コンタクトガラス1aに面接触可能で回動自在に設置されている部材であって、原稿をコンタクトガラス1aに密着させるとともに、画像読取時に環境光がコンタクトガラス1a,1bから装置内部へ入射することを防ぐ。また、自動原稿送り装置4は、原稿シートが載置される原稿トレイ11、および原稿シートをイメージセンサー2へ搬送する搬送装置21を備え、原稿トレイ11に載置された原稿シートを1枚ずつ搬送装置21でコンタクトガラス1b上を通過させ、排出トレイ14に排出する。具体的には、搬送装置21は、給紙コロ12および搬送ローラー13を備え、給紙コロ12で原稿シートを給紙して搬送ローラー13によって搬送する。給紙コロ12は、原稿トレイ11上の原稿シートに当接し原稿シートを1枚ずつ給紙する。
【0016】
また、イメージセンサー2は、図示せぬ駆動装置によって、画像読取位置を変更可能となっており、自動原稿送り装置4を使用して画像読取を実行する場合、イメージセンサー2の画像読取位置が、コンタクトガラス1b上の原稿の通過位置とされ、イメージセンサー2は、自動原稿送り装置4により搬送されてくる原稿の画像を、コンタクトガラス1b上を通過するときに、光学的に読み取る。ここで、イメージセンサー2は、カラーイメージセンサーであって、RGBといった複数色の原稿画像を、搬送方向において互いに異なる画像読取位置で読み取る。この実施の形態では、イメージセンサー2としてCIS(Contact Image Sensor)が使用され、自動原稿送り装置4を使用して画像読取を実行する場合、イメージセンサー2は、コンタクトガラス1bの直下に配置される。
【0017】
給紙コロ12および搬送ローラー13は、モーターなどといった駆動装置によって駆動され、搬送路に沿って原稿を搬送する。排出トレイ14は、搬送路の終端から落下してくる原稿シートが積載されるトレイである。
【0018】
さらに、図1に示す画像読取装置は、既存の方法で原稿トレイ11の昇降を行うリフト装置22と、原稿トレイ11の上方に配置された挟み込み検知部23とを備える。
【0019】
図2は、図1に示す画像読取装置における挟み込み検知部23の一例を示す斜視図である。図3は、図1に示す画像読取装置を示す上面図である。
【0020】
図1および図2に示すように、挟み込み検知部23は、棒状部材23aを備え、棒状部材23aが高さ方向の所定位置に押し上げられたことを検知する。棒状部材23aは、図2に示すように、原稿トレイ11の幅方向に沿って配置されており、少なくとも給紙コロ12より広い幅を有する。ここでは、棒状部材23aは、原稿トレイ11の幅と略同一の幅を有する。また、挟み込み検知部23は、上面カバー3aに覆われており、給紙コロ12と上面カバー3aの先端面3a1との間に棒状部材23aが配置されている。
【0021】
この実施の形態では、挟み込み検知部23は、光学センサー23bをさらに備え、光学センサー23bで、棒状部材23aが高さ方向の所定位置に押し上げられたことを検知する。
【0022】
また、挟み込み検知部23は、バネなどといった弾性部材23cを備えており、弾性部材23cは、その一端が上面カバー3aに固定され、その他端が棒状部材23aに固定されている。これにより、棒状部材23aに異物などが接触していない状態では、弾性部材23cは、棒状部材23aを吊り下げて所定の位置に配置させている。なお、棒状部材23aは、給紙コロ12により給紙中の原稿シートに接触しない高さに配置されている。
【0023】
具体的には、光学センサー23bは、発光部と受光部とを備えたPI(Photo Interruption)センサーである。棒状部材23aが高さ方向の所定位置に押し上げられると、棒状部材23aの上面の突起部31が発光部から受光部への光を遮蔽することで、受光部の受光光量が低下する。したがって、棒状部材23aが高さ方向の所定位置に押し上げられると、光学センサー23bの出力信号にレベル変化が生じる。
【0024】
さらに、この実施の形態では、挟み込み検知部23は、少なくとも2つの光学センサー23bを備えている。2つの光学センサー23bの一方は、棒状部材23aの一方の端部が上述の所定位置に押し上げられたことを検知し、2つの光学センサー23bの他方は、棒状部材23aの他方の端部が上述所定位置に押し上げられたことを検知する。この実施の形態では、例えば図2に示すように、一方の光学センサー23bは、シート搬送方向において、棒状部材23aの前方に配置され、他方の光学センサー23bは、シート搬送方向において、棒状部材23aの後方に配置されている。
【0025】
また、図3に示すように、原稿トレイ11は、原稿シート101を幅方向の中央に配置させる原稿ガイド11aを備えており、給紙コロ12は、原稿シート101の中央に接触して給紙を行う。
【0026】
図4は、図1および図2に示す画像読取装置の電気的な構成を示すブロック図である。図4に示すように、当該画像読取装置は、さらに、コントローラー41を備える。コントローラー41は、プログラムを実行するプロセッサー、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などを備え、イメージセンサー2および自動原稿送り装置4(搬送装置21、リフト装置22など)を制御して原稿シートの画像読取を実行し、原稿シートの画像(原稿画像)の画像データを取得する。
【0027】
また、コントローラー41は、挟み込み検知部23によって、棒状部材23aが高さ方向の所定位置に押し上げられたことが検知されると、原稿トレイ11上で異物などの挟み込みが発生したと判定する。具体的には、コントローラー41は、光学センサー23bの出力信号(のレベル)に基づいて、挟み込みが発生したか否かを判定する。
【0028】
この実施の形態では、少なくとも2つの光学センサー23bが棒状部材23aの両端部分に対して設けられており、コントローラー41は、その2つの光学センサー23bの出力信号の少なくとも一方が、棒状部材23aが高さ方向の所定位置に押し上げられたことを示している場合、挟み込みが発生したと判定する。これにより、幅方向において中央から外れた位置で挟み込みが発生して棒状部材23aが傾斜して押し上げられても、適切に挟み込みが検出される。
【0029】
また、コントローラーは、上述のように挟み込みが発生したと判定すると、リフト装置22の動作を停止させるか、リフト装置22に、原稿トレイ11の降下を行わせる。
【0030】
次に、上記画像読取装置の動作について説明する。
【0031】
コントローラー41は、図示せぬ操作パネルへのユーザー操作などに従って、自動原稿送り装置4を使用した原稿シートの画像読取を以下のように実行する。
【0032】
まず、コントローラー41は、原稿トレイ11に原稿シートが載置されたことを図示せぬセンサーなどで検出すると、リフト装置22を制御して、原稿トレイ11を上昇させる。その際、コントローラー41は、挟み込み検知部23の光学センサー23bの出力信号に基づき、挟み込みが発生したか否かを監視しており、挟み込みが発生したと判定した場合には、リフト装置22を制御して、原稿トレイ11の上昇を中止し、原稿シートの画像読取を中止する。
【0033】
その後、原稿トレイ11の上昇時に挟み込みが発生しなかった場合、コントローラー41は、イメージセンサー2の動作を開始させるとともに、自動原稿送り装置4を制御して、原稿トレイ11からの1枚ずつ原稿シート101の搬送を開始させる。自動原稿送り装置4では、搬送ローラー13が、給紙コロ12によって原稿トレイ11からフィードされた原稿シート101を搬送路に沿って搬送していく。そして、原稿シート101が画像読取位置に到達すると、イメージセンサー2で、原稿シート101の画像が1ラインずつ読み取られていく。その後、搬送ローラー13は、原稿シート101を搬送し、排出トレイ14に排出する。また、このようにして得られた原稿画像は、画像データファイルとして図示せぬ記憶装置に格納されたり、画像データファイルとして図示せぬ外部装置へ送信されたり、図示せぬプリント装置でプリントされたりする。
【0034】
画像読取が終了し、原稿トレイ11上の原稿シートがなくなると、コントローラー41は、リフト装置22を所定の位置まで降下させる。
【0035】
以上のように、上記実施の形態によれば、挟み込み検知部23は、原稿トレイ11の幅方向に沿って配置された棒状部材23aを備え、棒状部材23aが高さ方向の所定位置に押し上げられたことを検知する。コントローラー41は、挟み込み検知部23によって、棒状部材23aが高さ方向の所定位置に押し上げられたことが検知されると、挟み込みが発生したと判定する。
【0036】
これにより、異物が棒状部材23aに接触しやすく適切に異物が検出されるため、原稿画像の読み取りが円滑に行われる。
【0037】
なお、上述の実施の形態に対する様々な変更および修正については、当業者には明らかである。そのような変更および修正は、その主題の趣旨および範囲から離れることなく、かつ、意図された利点を弱めることなく行われてもよい。つまり、そのような変更および修正が請求の範囲に含まれることを意図している。
【0038】
例えば、上記実施の形態において、コントローラー41は、原稿トレイ11の上昇終了後も原稿トレイ11の降下まで、コントローラー41は、挟み込み検知部23の光学センサー23bの出力信号に基づき、挟み込みが発生したか否かを監視するようにしてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明は、例えば、画像読取装置に適用可能である。
【符号の説明】
【0040】
11 原稿トレイ
12 給紙コロ
21 搬送装置
22 リフト装置
23 挟み込み検知部
23a 棒状部材
23b 光学センサー
41 コントローラー
図1
図2
図3
図4