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▶ 野口 裕の特許一覧

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024165712
(43)【公開日】2024-11-28
(54)【発明の名称】ハーブピーリングクレンジング液
(51)【国際特許分類】
   A61K 8/92 20060101AFI20241121BHJP
   A61Q 1/14 20060101ALI20241121BHJP
   A61K 8/365 20060101ALI20241121BHJP
【FI】
A61K8/92
A61Q1/14
A61K8/365
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023082122
(22)【出願日】2023-05-18
(71)【出願人】
【識別番号】521456494
【氏名又は名称】野口 裕
(74)【代理人】
【識別番号】100166589
【弁理士】
【氏名又は名称】植村 貴昭
(72)【発明者】
【氏名】野口 裕
【テーマコード(参考)】
4C083
【Fターム(参考)】
4C083AA032
4C083AA082
4C083AA121
4C083AA122
4C083AC112
4C083AC122
4C083AC172
4C083AC301
4C083AC302
4C083AC312
4C083AC372
4C083AC392
4C083AC422
4C083AC642
4C083AC712
4C083AD042
4C083AD072
4C083AD092
4C083AD112
4C083AD212
4C083AD332
4C083AD352
4C083AD412
4C083AD432
4C083AD572
4C083AD662
4C083BB51
4C083CC24
(57)【要約】
【課題】自然由来の成分(ハーブ)を含んで、ピーリング効果を有するクレンジング液を提供することである。
【解決手段】クレンジング液は、ピーリング成分、ケア成分、ハーブオイル成分、及び、クレンジング成分を含有している。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ピーリング成分、ケア成分、ハーブオイル成分、及び、クレンジング成分を含有しているクレンジング液。
【請求項2】
前記ピーリング成分には、スクラブ成分が含まれている
請求項1に記載のクレンジング液。
【請求項3】
前記ピーリング成分には、少なくとも、グリコール酸、乳酸、アルファヒドロキシ酸のいずれか1つが含まれている
請求項2に記載のクレンジング液。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハーブを成分として、ピーリング効果を有するクレンジング液に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、クレンジング用の成分に関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2022―166054号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、自然由来の成分(ハーブ)を含んで、ピーリング効果を有するクレンジング液を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第1の観点におけるクレンジング液は、ピーリング成分、ケア成分、ハーブオイル成分、及び、クレンジング成分を含有している。
【0006】
好適には、ピーリング成分には、スクラブ成分が含まれている。
また、このような構成を有することから、ピーリング効果を高めることができる。
【0007】
好適には、ピーリング成分には、少なくとも、グリコール酸、乳酸、アルファヒドロキシ酸のいずれか1つが含まれている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によって、自然由来の成分(ハーブ)を含んで、ピーリング効果を有するクレンジング液を提供することが可能となった。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1の実施形態>
本発明のクレンジング液は、
(1)ピーリング成分
(2)ケア成分
(3)ハーブオイル成分
(4)クレンジング成分
を主として含有している。
【0010】
(1)のピーリング成分は、さらに
(1)-A ピーリングケア成分
(2)-B AHA成分(アルファヒドロキシ酸成分)
(3)-C スクラブ成分
を本実施形態のクレンジング液は含有している。
【0011】
(1)-A ピーリングケア成分は、角質を除去するための成分である。
具体的には、グリコール酸、乳酸等が入れられている。
【0012】
(2)-B AHA成分(アルファヒドロキシ酸成分)は、同じく角質を除去するために入れられる。
具体的には、パパイン、フルーツ酸(サンザシエキス、ナツメ果実エキス、グレープフルーツ果実エキス、リンゴ果実エキス、レモン果汁、オレンジ果汁、ライム果汁)を本実施形態のクレンジング液は含有している。
(1)-A ピーリングケア成分、及び、(2)-B AHA成分(アルファヒドロキシ酸成分)は、現在両方福有しているが、一方のみでも一定の効果を有する。
【0013】
(3)-C スクラブ成分は、角質を除去しやすくするために入れられる。
具体的には、グルコマンナンを本実施形態のクレンジング液は含有している。
このスクラブ成分は、必ずしも、含有しなくてもよいが、(1)-A ピーリングケア成分、及び、(2)-B AHA成分(アルファヒドロキシ酸成分)のいずれか又は一方と同時に含有すると効果的である。
【0014】
(2)ケア成分は、
(2)-A 毛穴・角質ケア成分
(2)-B エイジングケア成分
(2)-C モイストケア成分
(2)-D オーガニック成分
を有している。
【0015】
(2)-A 毛穴・角質ケア成分は、主に毛穴や角質のケアをするための成分である。
具体的には、(アスコルビル/トコフェリル)リン酸K、グルコノバクター/ハチミツ発酵液、乳酸菌/セイヨウナシ果実発酵液、ダマスクバラカルス培養エキス、ザクロ果実エキスを、本実施形態のクレンジング液は含有している。
【0016】
(2)-B エイジングケア成分は、エイジング(加齢)を抑制が期待される成分である。
具体的には、ヒト幹細胞順化培養液、エーデルワイスカルス培養エキス、エリンギウムマリチムムカルス培養エキス、アルガニアスピノサカルス培養エキス、リンゴ果実培養細胞エキス、パルミチン酸レチノール、オリゴペプチド-24、オリゴペプチド-20を、本実施形態のクレンジング液は含有している。
【0017】
(2)-C モイストケア成分は、うるおいを維持するための成分である。
具体的には、セラミドNP、セラミドNG、セラミドAP、加水分解ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、アセチルヒアルロン酸Naを、本実施形態のクレンジング液は含有している。
【0018】
(2)-D オーガニック成分は、オーガニックからとれた、潤い等を行う成分である。
具体的には、ホバ種子油、オリーブ果実油、シア脂、オプンチアフィクスインジカ種子油を、本実施形態のクレンジング液は含有している。
【0019】
以上のケア成分は、何らかの成分は含有されている方が好適であるが、必ずしも必須ではない。
また、ケア成分は、その句レンジ液の用途・ユーザの年齢層・ユーザの肌質、他の成分の関係で、含有の有無及びその量が調節されてよい。
【0020】
(3)ハーブオイル成分は、ハーブ由来の成分である。
具体的には、ローマカミツレ花エキス、ヤグルマギク花エキス、トウキンセンカ花エキス、カミツレ花エキス、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、フユボダイジュ花エキス、ローズマリー葉エキス、セイヨウハッカ葉エキス、タチジャコウソウ花/茎エキス、ラベンダー花エキスを、本発明の本実施形態のクレンジング液は含有している。
このハーブオイル成分は、本実施形態のクレンジング液においては必須であると考えている。
ただ、上記のハーブオイル成分は固定ではなく、必要に応じて、他のハーブオイルを使うことが可能である。また、量なども任意に変更可能である。
【0021】
(4)クレンジング成分は、ユーザの肌に付着している化粧成分を溶解させて落とすための成分である。
具体的には、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、ラウリン酸ボリグリセリル―10を、本発明の本実施形態のクレンジング液は含有している。
上記のクレンジングオイル成分は固定ではなく、必要に応じて、他のクレンジング成分を使うことが可能である。また、量なども任意に変更可能である。
【0022】
他の成分、他の成分も福有しているが、他の成分は、主として、このクレンジング成分の効果を保つものがほとんどである。
【0023】
本実施形態のクレンジング液は、以下の成分を福有している。
そして、以下の成分は上位(先に記載される)の方が、重量パーセント量が多いことを表している。

水、
ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル
BG、
DPG、
グリセリン、
トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、
ラウリン酸ポリグリセリル-10、
セバシン酸ジエチルヘキシル、
シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、
グルコマンナン、
ジグリセリン、
ベタイン、
カラメル、
ラベンダー油、
ローズマリー葉油、
ローマカミツレ花油、
ベルガモット果実油、
オレンジ果皮油、
トコフェロール、
(クロロフィリン/銅)複合体、
イソマルト、
1,2-ヘキサンジオール、
アセチルヒアルロン酸Na、
(アスコルビル/トコフェリル)リン酸K、
シア脂、
ホホバ種子油、
プエラリアトムソニ花エキス、
ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、
加水分解コラーゲン、
加水分解ヒアルロン酸、
セラミドNP、
セラミドAP、
エリンギウムマリチムムカルス培養液、
フランスカイガンショウ樹皮エキス、
オリーブ果実油、
オプンチアフィクスインジカ種子油、
セラミドNG、乳酸、
乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液、
グリコール酸、
マルトース、
パルミチン酸レチノール、
コーン油、
パパイン、
ダマスクバラカルス培養エキス、
エーデルワイスカルス培養エキス、
グルコノバクター/ハチミツ発酵液、
ヒト幹細胞順化培養液、
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、
ザクロ果実エキス、
レシチン、
ライム果汁、
リンゴ果実培養細胞エキス、
水添レシチン、
オレンジ果汁、
タチジャコウソウ花/葉エキス、
ローズマリー葉エキス、
ラベンダー花エキス、
ポリソルベート80、
レモン果汁、
アルガニアスピノサカルス培養エキス、
コンフリー根細胞エキス、
サポナリアプミラカルス培養エキス、
リンゴ果実エキス、
ナツメ果実エキス、
サンザシエキス、
グレープフルーツ果実エキス、
キサンタンガム、
カプリリルグリコール、
セイヨウハッカ葉エキス、
ヒアルロン酸Na、
フユボダイジュ花エキス、
ヤグルマギク花エキス、
ローマカミツレ花エキス、
カミツレ花エキス、
セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、
トウキンセンカ花エキス、
酢酸トコフェロール、
オリゴペプチド-20、
オリゴペプチド-24、
フラーレン、
水酸化Na、
PVP、
安息香酸Na、
フェノキシエタノール
【0024】
<実施形態の構成及び効果>
本発明の第1の観点におけるクレンジング液は、ピーリング成分、ケア成分、ハーブオイル成分、及び、クレンジング成分を含有している。
このような構成を有することから、自然由来の成分(ハーブ)を含んで、ピーリング効果を有するクレンジング液を提供することが可能となった。
【0025】
好適には、ピーリング成分には、スクラブ成分が含まれている。
このような構成を有することから、クレンジングでありながら、ピーリングも可能とすることができる。
また、このような構成を有することから、ピーリング効果を高めることができる。
【0026】
好適には、ピーリング成分には、少なくとも、グリコール酸、乳酸、アルファヒドロキシ酸のいずれか1つが含まれている。
このような構成を有することから、クレンジングでありながら、ピーリングも可能とすることができる。
【0027】
本発明の、化学物質、などは、本発明の要旨を変更しない範囲で、様々に変更可能である。