(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024165825
(43)【公開日】2024-11-28
(54)【発明の名称】スパークプラグ
(51)【国際特許分類】
H01T 13/20 20060101AFI20241121BHJP
【FI】
H01T13/20 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023082350
(22)【出願日】2023-05-18
(71)【出願人】
【識別番号】000004260
【氏名又は名称】株式会社デンソー
(74)【代理人】
【識別番号】100140486
【弁理士】
【氏名又は名称】鎌田 徹
(74)【代理人】
【識別番号】100170058
【弁理士】
【氏名又は名称】津田 拓真
(74)【代理人】
【識別番号】100142918
【弁理士】
【氏名又は名称】中島 貴志
(72)【発明者】
【氏名】西尾 典晃
【テーマコード(参考)】
5G059
【Fターム(参考)】
5G059AA04
5G059DD04
5G059DD11
5G059DD27
5G059EE04
5G059EE11
5G059EE15
5G059FF02
5G059GG01
(57)【要約】
【課題】スパッタの発生を抑制し、接地電極母材と接地電極チップとの接合性を向上させる。
【解決手段】先端部52の軸線52CL上において、接地電極チップ60に対して先端部52の先端側522と、接地電極チップ60を挟んで先端側522とは反対側の根本側523とに窪み部521が設けられている、スパークプラグ。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
中心電極(13)を収容する絶縁碍子(12)と、
前記絶縁碍子を収容するハウジング(11)と、
前記中心電極に対して所定の間隙を有して配置される先端部(52)及び前記中心電極に沿って延び、前記ハウジングに接合されている基端部(51)を含む接地電極母材(50)と、前記先端部において前記中心電極に対向するように設けられた接地電極チップ(60)と、を有する接地電極(14)と、を備え、
前記先端部はニッケル合金によって形成され、前記接地電極チップはプラチナ合金によって形成されており、
前記先端部の軸線(52CL)上において、前記接地電極チップに対して前記先端部の先端側(522)と、前記接地電極チップを挟んで前記先端側とは反対側の根本側(523)とに窪み部(521)が設けられている、スパークプラグ。
【請求項2】
前記窪み部の前記軸線に交わる方向の幅(521w)は、前記接地電極チップの直径よりも小さい、請求項1に記載のスパークプラグ。
【請求項3】
前記窪み部の幅と前記接地電極チップの直径との比が1.0以下であり、前記窪み部の幅と前記先端部の幅との比が0.5以下である、請求項2に記載のスパークプラグ。
【請求項4】
前記窪み部の深さ(521d)が10μm以上30μm以下であり、
前記窪み部の深さよりも前記接地電極チップの厚みが厚く、前記窪み部の深さと前記接地電極チップの厚みとの比が0.05以上0.15以下である、請求項1に記載のスパークプラグ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、スパークプラグに関する。
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に開示されているスパークプラグは、その製造工程において、同文献
図5に記載されているように電極母材に窪み部が形成されている。窪み部は、略円形の貴金属チップの底面と同心円状になるように形成されている。窪み部の外径は、貴金属チップの底面よりも大径になっている。窪み部の内側に貴金属チップを載置し、抵抗溶接が行われると、貴金属チップの外周部の電流密度が高まることを抑制し、スパッタの発生を抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、貴金属チップの外周に対応する位置において電極母材に窪み部を形成することでスパッタの発生を抑制しているが、抵抗溶接時に貴金属チップの端部が全周に渡って電極母材と接触していないため、貴金属チップの端部全周に渡って溶接熱が小さくなり、熱応力が最大となる端部の接合性が悪化する。
【0005】
本開示は、スパッタの発生抑制及び接地電極母材と接地電極チップとの接合性向上を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、スパークプラグであって、中心電極(13)を収容する絶縁碍子(12)と、絶縁碍子を収容するハウジング(11)と、中心電極に対して所定の間隙を有して配置される先端部(52)及び中心電極に沿って延び、ハウジングに接合されている基端部(51)を含む接地電極母材(50)と、先端部において前記中心電極に対向するように設けられた接地電極チップ(60)と、を有する接地電極(14)と、を備える。先端部はニッケル合金によって形成され、前記接地電極チップはプラチナ合金によって形成されている。先端部の軸線(52CL)上において、接地電極チップに対して先端部の先端側(522)と、接地電極チップを挟んで先端側とは反対側とに窪み部(521)が設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、スパッタの発生が抑制され、接地電極母材と接地電極チップとの接合性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】
図1は、本実施形態におけるスパークプラグの部分断面図である。
【
図2】
図2は、接地電極の先端部及び接地電極チップの断面図である。
【
図3】
図3は、本実施形態におけるスパークプラグの製造方法を説明するための図である。
【
図4】
図4は、接地電極の先端部及び接地電極チップの平面図である。
【
図5】
図5は、(A)が
図4におけるVA-VA断面を示す断面図であり、(B)が
図4におけるVB-VB断面を示す断面図である。
【
図6】
図6は、接地電極の先端部の変形例を説明するための図である。
【
図7】
図7は、窪み部の深さと接地電極チップの厚みとの関係を説明するためのグラフである。
【
図8】
図8は、窪み部の幅と接地電極チップの直径との関係を説明するためのグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら本実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
【0010】
図1を参照しながら、本実施形態におけるスパークプラグ10の概略構成について説明する。スパークプラグ10は、例えばエンジンヘッドブロックに取り付けられる。スパークプラグ10は、電圧の印加に基づき火花放電を形成し、エンジンの気筒内の混合気に着火する。スパークプラグ10は、ハウジング11と、絶縁碍子12と、中心電極13と、接地電極14と、を備えている。
【0011】
ハウジング11は、スパークプラグ10の中心軸であるプラグ中心軸m10を中心に円筒状に形成されている。ハウジング11は、例えば炭素鋼等の金属材料により形成されている。ハウジング11の内部には絶縁碍子12の下端部が挿入されている。ハウジング11の下部の外周面には、ねじ部114が形成されている。ねじ部114を、エンジンヘッドブロックに形成されるねじ穴にねじ込むことにより、スパークプラグ10をエンジンヘッドブロックに締結して固定することが可能である。なお、以下では、プラグ中心軸m10に沿った方向を「プラグ軸方向Da」とも称する。プラグ中心軸m10を中心とする周方向を「プラグ周方向Dc」とも称する。また、接地電極14側を先端側とも称し、反対側を基端側とも称する。
【0012】
絶縁碍子12は、プラグ中心軸m10を中心に円筒状に形成されている。絶縁碍子12はアルミナ等の絶縁材料により形成されている。絶縁碍子12の外周にはハウジング11が一体的に組み付けられている。絶縁碍子12の内部には軸孔120が形成されている。軸孔120は、プラグ中心軸m10に沿って絶縁碍子12の先端側から基端側まで貫通するように形成されている。軸孔120には、先端側から中心電極13、第1シール体15、抵抗体16、第2シール体17、及び端子金具18が順に挿入されている。中心電極13は、絶縁碍子12の先端部から露出するように絶縁碍子12に挿入されている。
【0013】
中心電極13は、中心電極母材30と、中心電極チップ40と、を有している。中心電極母材30は、プラグ中心軸m10を中心に円柱状に形成されている。中心電極母材30は、耐熱性に優れるニッケル(Ni)合金等により形成されている。中心電極チップ40は、中心電極母材30の先端に接合されている。中心電極チップ40は、プラグ中心軸m10を中心に円柱状に形成されている。中心電極チップ40は、イリジウム合金等により形成されている。中心電極13の基端側と、端子金具18の先端側と、の間には第1シール体15、抵抗体16、及び第2シール体17が挟み込まれている。
【0014】
端子金具18は、プラグ中心軸m10を中心に略円柱状に形成されている。端子金具18は、鋼材等により形成されている。端子金具18の基端側には端子部180が設けられている。端子部180は、絶縁碍子12の基端側から外部に露出している。
【0015】
接地電極14は、接地電極母材50と、接地電極チップ60と、を有している。接地電極母材50は、ニッケル(Ni)合金等により形成されている。接地電極母材50は、ハウジング11の先端面110に接合されている。接地電極母材50は、ハウジング11の先端面110から中心電極チップ40に対向する位置まで延びるように形成されている。
【0016】
接地電極母材50は、基端部51と、先端部52と、を有している。基端部51は、ハウジング11の先端面110に接合されている。基端部51は、ハウジング11の先端面110からプラグ軸方向Daに延びるように形成されている。先端部52は、基端部51の先端部から中心電極13の中心電極チップ40に対向する位置まで延びるように形成されている。接地電極母材50は、基端部51及び先端部52により構成されることで、全体として略L字状に形成されている。
【0017】
接地電極チップ60は、接地電極母材50の先端部52に接合されている。接地電極チップ60は、イリジウム合金や白金合金等の貴金属合金により形成されている。接地電極チップ60は、中心電極チップ40に対向するように配置されている。中心電極チップ40と接地電極チップ60との間に形成される隙間を火花ギャップ19と称する。
【0018】
スパークプラグ10では、高電圧を印加することが可能な外部回路が端子金具18の端子部180に接続される。外部回路により端子部180に高電圧が印加されると、中心電極13の中心電極チップ40と接地電極14の接地電極チップ60との間に火花放電が形成される。この火花放電によりエンジンの気筒内の混合気が着火して火炎が形成されることにより混合気が燃焼する。
【0019】
尚、
図1において、互いに直交するx軸、y軸、z軸が設定されている。z軸は、プラグ中心軸m10に沿うように設定されている。x軸及びy軸は、z軸に直交する平面に沿って設定されている。y軸は、
図1の紙面に沿うように設定されている。x軸は、
図1の紙面に直交するように設定されている。
【0020】
x軸は、
図1に向かって奥側から手前側に向かって+方向となるように設定されている。y軸は、
図1に向かって左側から右側に向かって+方向となるように設定されている。z軸は、スパークプラグ10の先端側から基端側に向かって+方向となるように設定されている。
【0021】
続いて、
図2を参照しながら、先端部52に対する接地電極チップ60の接合状態について説明する。
図2は、
図1のプラグ中心軸m10を通る平面によって先端部52の幅方向略中央付近を切断した断面を示している。
図2に示されるように、接地電極チップ60のz方向に沿った厚みはチップ厚みCtである。先端部52には、y方向に沿って窪み部521が設けられている。先端部52に対して接地電極チップ60は沈み込むように溶接されており、先端部52に対して接地電極チップ60が沈み込んだ量を沈み込み量Dpとする。
【0022】
続いて、
図3を参照しながら、先端部52に対して接地電極チップ60を抵抗溶接する方法について説明する。
図3に示されるように、先端部52に接地電極チップ60を当接させる。
【0023】
続いて、先端部52側に第2電極E2を当接させる。接地電極チップ60側に第1電極E1を当接させる。第1電極E1は、接地電極チップ60の外径よりもその外径が大きくなるように構成されている。このようにして第1電極E1及び第2電極E2に通電することで、接地電極チップ60の外周部に接地電極チップ60よりも外側の第1電極E1から電流が集中することで、接地電極チップ60の外周部の電流密度が高まる。結果として、接地電極チップ60の外周部が優先的に発熱し、その部分に生じる拡散層の厚みを増やすことができる。
【0024】
続いて、
図4,5を参照しながら、先端部52に対する接地電極チップ60の接合状態について更に説明する。
図4は、
図1における先端部52及び接地電極チップ60をz方向正側から見た平面図である。
図5(A)は、
図4のVA-VA断面を示す断面図である。
図5(B)は、
図4のVB-VB断面を示す断面図である。
【0025】
図4に示されるように、先端部52には窪み部521が形成されている。窪み部521は、
図3を参照しながら説明した抵抗溶接を行う前は、先端部52の先端側522から根本側523まで繋がるように設けられている。
図3を参照しながら説明した抵抗溶接を行うと、スパッタSpが発生し窪み部521の一部を埋める。スパッタSpは窪み部521において、接地電極チップ60から先端側522に向けて延びるとともに、接地電極チップ60から根本側523に向けて延びる。窪み部521は、スパッタSpを収容できれば足りるので、
図4に示されるように先端側522に壁が設けられておらず、先端側522まで貫通するように設けてもよい。
【0026】
窪み部521は、先端部52の軸線52CLに沿って設けられている。軸線52CLは、先端部52のx方向における中心を通る線である。窪み部521は、軸線52CLを含み、x方向に置いて軸線52CLの両側に至るように設けられている。軸線52CLに沿って窪み部521の両側には平坦部524が設けられている。
【0027】
接地電極チップ60の直径は、x方向における窪み部521の幅521wよりも大きくなるように形成されている。接地電極チップ60の端部601を先端部52の平坦部524に載置し、
図3を参照しながら説明した抵抗溶接を行う。
【0028】
窪み部521は、幅521w及び深さ521dが確保されていれば、その形状は様々なものが採用され得る。例えば、
図6に例示するような窪み部521Aは、途中に段部が設けられた2段窪みとなっている。
【0029】
続いて、
図7を参照しながら、窪み部521の深さ521dの寸法条件について説明する。
図7(A)は、深さ521dを変化させた場合のスパッタはみ出し率を示すグラフである。
【0030】
材料の前提条件は次の通りである。
接地電極母材50:銅入り材料
接地電極チップ60:直径1.75mm、厚み0.2mm、プラチナ合金
【0031】
溶接条件は次の通りである。
荷重:300N
電流値:1.0-2.5kA
通電時間:20ms
仮溶接:なし
接地材料:ニッケル合金
【0032】
スパッタはみ出し率の観点からは、窪み部521の深さ521dは、10μm以上であることが必要である。
【0033】
図7(B)は、深さ521dを変化させた場合の剥離率を示すグラフである。剥離率測定の条件は次の通りである。
冷熱サイクル:200cyc(150℃⇔950℃)
剥離率:冷熱サイクル試験を実施後、接地電極チップ60の直径に対して剥離している箇所の合計長さの割合
【0034】
剥離率の観点からは、窪み部521の深さ521dは、30μm以下であることが必要である。また、深さ521d/チップ厚みCtは、0.05以上0.15以下であることが必要である。
【0035】
続いて、
図8を参照しながら、窪み部521の幅521wの寸法条件について説明する。材料の前提条件は次の通りである。
窪み部521の深さ521d:30μm
接地電極チップ60:直径1.75mm
接地電極母材50;幅2.6mm
【0036】
剥離率測定の条件は次の通りである。
冷熱サイクル:200cyc(150℃⇔950℃)
剥離率:冷熱サイクル試験を実施後、接地電極チップ60の直径に対して剥離している箇所の合計長さの割合
【0037】
剥離率の観点からは、窪み部521の幅521wと接地電極チップ60の直径との比が1.0以下であることが必要である。また、窪み部521の幅521wと接地電極母材50の幅との比が0.5以下であることが必要である。
【0038】
[付記]下記付記1から4は、技術的に矛盾しない限り任意に組合せ可能である。
【0039】
[付記1]
中心電極13を収容する絶縁碍子12と、
絶縁碍子12を収容するハウジング11と、
中心電極13に対して所定の間隙を有して配置される先端部52及び中心電極13に沿って延び、ハウジング11に接合されている基端部51を含む接地電極母材50と、先端部52において中心電極13に対向するように設けられた接地電極チップ60と、を有する接地電極14と、を備え、
先端部52はニッケル合金によって形成され、接地電極チップ60はプラチナ合金によって形成されており、
先端部52の軸線52CL上において、接地電極チップ60に対して先端部52の先端側522と、接地電極チップ60を挟んで先端側522とは反対側の根本側523とに窪み部521が設けられている、スパークプラグ。
【0040】
付記1によれば、スパッタの発生を抑制し、接地電極母材50と接地電極チップ60との接合性が向上する。窪み部521は、先端部52に接地電極チップ60を抵抗溶接する前に先端側522から根本側523まで繋がるように溝を形成し、先端部52に接地電極チップ60を抵抗溶接する際に発生するスパッタSpによって一部が埋められる。くぼみ部521は、先端側522又は根本側523に形成された溝がスパッタSpによってほぼ全部が埋められてしまってもよく、抵抗溶接する際に発生するスパッタSpがその他の部部分に拡散しなければよい。
【0041】
[付記2]
窪み部521の軸線52CLに交わる方向の幅521wは、接地電極チップ60の直径よりも小さい、付記1に記載のスパークプラグ。
【0042】
付記2によれば、接地電極母材50に接地電極チップ60を抵抗溶接する際の初期段階で接地電極チップ60が接地電極母材50に確実に当接するので、接地電極母材50と接地電極チップ60との接合性がより向上する。
【0043】
[付記3]
窪み部521の幅521wと接地電極チップ60の直径との比が1.0以下であり、窪み部521の幅521wと先端部52の幅との比が0.5以下である、付記2に記載のスパークプラグ。
【0044】
付記3によれば、
図8を参照しながら説明したように、剥離率が低下する。
【0045】
[付記4]
窪み部521の深さ521dが10μm以上30μm以下であり、
窪み部521の深さ521dよりも接地電極チップ60の厚みが厚く、窪み部521の深さ521dと接地電極チップ60の厚みとの比が0.05以上0.15以下である、付記1から3のいずれか1つに記載のスパークプラグ。
【0046】
付記4によれば、スパッタの発生を抑制し、接地電極母材50と接地電極チップ60との剥離率を抑制し接合性が向上する。
【0047】
以上、具体例を参照しつつ本実施形態について説明した。しかし、本開示はこれらの具体例に限定されるものではない。これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素およびその配置、条件、形状などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
【符号の説明】
【0048】
10:スパークプラグ
11:ハウジング
12:絶縁碍子
13:中心電極
14:接地電極
50:接地電極母材
51:基端部
52:先端部
60:接地電極チップ