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  • 特開-コンデンサ 図1
  • 特開-コンデンサ 図2
  • 特開-コンデンサ 図3
  • 特開-コンデンサ 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024165831
(43)【公開日】2024-11-28
(54)【発明の名称】コンデンサ
(51)【国際特許分類】
   H01G 4/32 20060101AFI20241121BHJP
   H01G 2/10 20060101ALI20241121BHJP
   H01G 4/228 20060101ALI20241121BHJP
【FI】
H01G4/32 531
H01G4/32 540
H01G2/10 600
H01G4/228 J
H01G4/228 S
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023082363
(22)【出願日】2023-05-18
(71)【出願人】
【識別番号】390022460
【氏名又は名称】株式会社指月電機製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100100044
【弁理士】
【氏名又は名称】秋山 重夫
(74)【代理人】
【識別番号】100205888
【弁理士】
【氏名又は名称】北川 孝之助
(72)【発明者】
【氏名】高橋 誠
【テーマコード(参考)】
5E082
【Fターム(参考)】
5E082EE07
5E082FF05
5E082FG06
5E082GG01
(57)【要約】
【課題】低インダクタンス化とコンデンサ素子の冷却とを両立することができるコンデンサを提供する。
【解決手段】電極部2a、2bを有するコンデンサ素子2と、一方の電極部2aに接続される第1電極板3と、他方の電極部2bに接続される第2電極板4と、底部8aと、側壁部8bと、開口部8cとを有するケース8と、充填樹脂9とを備え、コンデンサ素子2が、一方の電極部2aをケース8の底部8aに向け、他方の電極部2bをケース8の開口部8cに向けるようにしてケース8内に収容され、第1電極板3が、一方の電極部2aに重なるように配置される基板部31と、コンデンサ素子2の側面2cに沿う延伸部33とを有し、第2電極板4が、他方の電極部2bに重なるように配置される基板部41と、コンデンサ素子2の側面2cと第1電極板3の延伸部33との間に介在して延伸部33と重なり合う介在部43とを有する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
両端面に電極部を有するコンデンサ素子と、
一方の電極部に接続される第1電極板と、
他方の電極部に接続される第2電極板と、
底部と、側壁部と、開口部とを有するケースと、
ケース内に充填される充填樹脂と、を備え、
コンデンサ素子が、一方の電極部をケースの底部に向け、他方の電極部をケースの開口部に向けるようにしてケース内に収容され、
第1電極板が、一方の電極部に重なるように配置される基板部と、コンデンサ素子の側面に沿う延伸部とを有し、
第2電極板が、他方の電極部に重なるように配置される基板部と、コンデンサ素子の側面と第1電極板の延伸部との間に介在して延伸部と重なり合う介在部とを有する、コンデンサ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ケース内にコンデンサ素子を収納し樹脂を充填したコンデンサに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1の図2には、両端面に電極を有するコンデンサ素子を、一対の電極がそれぞれコンデンサケースの開口側及び底面側に配置されるようにコンデンサケースに収容するとともに、コンデンサ素子にそれぞれ接続された正極バスバーと負極バスバーの、モールド材から露出した露出部を互いに重ね合わせることで低インダクタンス化を図ることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008-099397号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年では、コンデンサの低インダクタンス化がより求められている。また、コンデンサ素子の冷却も求められている。
【0005】
そこで本発明は、低インダクタンス化とコンデンサ素子の冷却とを両立することができるコンデンサの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のコンデンサは、両端面に電極部2a、2bを有するコンデンサ素子2と、一方の電極部2aに接続される第1電極板3と、他方の電極部2bに接続される第2電極板4と、底部8aと、側壁部8bと、開口部8cとを有するケース8と、ケース8内に充填される充填樹脂9と、を備え、コンデンサ素子2が、一方の電極部2aをケース8の底部8aに向け、他方の電極部2bをケース8の開口部8cに向けるようにしてケース8内に収容され、第1電極板3が、一方の電極部2aに重なるように配置される基板部31と、コンデンサ素子2の側面2cに沿う延伸部33とを有し、第2電極板4が、他方の電極部2bに重なるように配置される基板部41と、コンデンサ素子2の側面2cと第1電極板3の延伸部33との間に介在して延伸部33と重なり合う介在部43とを有することを特徴としている。
【発明の効果】
【0007】
本発明のコンデンサは、第2電極板が、コンデンサ素子の側面と第1電極板の延伸部との間に介在して延伸部と重なり合う介在部を有しているため、低インダクタンス化を図ることができるとともに、介在部を通じてコンデンサ素子の冷却を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の実施形態に係るコンデンサの一部縦断面図である。
図2】コンデンサの斜視図である。
図3】コンデンサの分解斜視図の下半分である。
図4】コンデンサの分解斜視図の上半分である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
次に、この発明のコンデンサの一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1図4に示すように、コンデンサ1は、コンデンサ素子2と、第1電極板3と、第2電極板4と、第1電極板3と第2電極板4との絶縁を図る第1絶縁部材5と、主に第2電極板4を冷却する冷却部材6と、第2電極板4と冷却部材6との絶縁を図る第2絶縁部材7と、コンデンサ素子2を収容するケース8と、ケース8内に充填される充填樹脂9とを備えている。以下、上記各部品について説明するが、「上下」の概念は、ケース8内に充填樹脂9を充填する際のものであり、必ずしも使用時の「上下」を規定するものではない。
【0010】
コンデンサ素子2は、例えば絶縁性のフィルム上に金属を蒸着してなる金属化フィルムを巻回したフィルムコンデンサであって、図3に示すように、軸方向の両端面に金属を吹き付けてなる電極部2a、2bが設けられている。このコンデンサ素子2は、軸方向から見ると俵状、具体的には4つのコーナー部にR(アール)が設けられており、側面2cに平坦部2c1と曲面部2c2とを有している。そして、一方の電極部2aをケース8の底部8aに向け、他方の電極部2bをケース8の開口部8cに向けるようにしてケース8内に収容される。
【0011】
第1電極板3は、例えばアルミニウムや銅等の導電性の金属板からなる。図1及び図3に示すように、一方の電極部2aに下から重なるように配置される基板部31と、一方の電極部2aに接続される素子接続部32と、基板部31からコンデンサ素子2の側面に沿って延びる延伸部33と、外部機器(図示しない)との接続に供される外部接続部34とを有している。
【0012】
基板部31は平面視略矩形状であって、複数並設されたコンデンサ素子2の全ての一方の電極部2aと重なる大きさとされている。素子接続部32は舌状であって、例えば基板部31をくり抜いたり、切り欠いたりすることで形成されている。ただ、延出するようにして設けてもよい。この素子接続部32は、全ての一方の電極部2aと対向する位置に設けられている。
【0013】
延伸部33は、基板部31の一辺から上に立ち上がるようにして延出されている。延伸部33には、第1電極板3と第2電極板4との間に介在される第1絶縁部材5を固定するための固定部33aが設けられている。この固定部33aは、第1絶縁部材5に設けられた位置決め孔5aに差し込めるよう、内側(コンデンサ素子2側)に向かって突出している。固定部33aは、例えば延伸部33をくり抜いて舌状にした部分を折り曲げることで形成される。また、平面視、隣接するコンデンサ素子2とコンデンサ素子2の間に位置している。複数設けることが好ましい。
【0014】
外部接続部34は、延伸部33の上端から延出されている。この外部接続部34は、第2電極板4と第1絶縁部材5を介して重なり合う基端部34aと、基端部34aの上端から延出され、第2電極板4とは重なり合わない先端部34bとを備えている。基端部34aには、延伸部33から水平方向に離れる方向に段部34a1が設けられている。この段部34a1も第2電極板4と重なり合う。外部機器と電気的及び機械的に接続されるのは先端部34bである。
【0015】
第2電極板4は、例えばアルミニウムや銅等の導電性の金属板からなる。図1及び図4に示すように、他方の電極部2bに上から重なるように配置される基板部41と、他方の電極部2bと接続される素子接続部42と、コンデンサ素子2の側面2cと第1電極板3の延伸部33との間に介在して延伸部33と重なり合う介在部43と、外部機器との接続に供される外部接続部44とを備えている。
【0016】
基板部41は平面視略矩形状であって、複数並設されたコンデンサ素子2の全ての他方の電極部2bと重なる大きさとされている。この基板部41には、上方(ケース8の開口部8c)に向かって凸の凸部41aが複数設けられている。凸部41aは平面視略矩形状であって、互いに間隔をあけて分散して設けられている。具体的には、平面視、隣接するコンデンサ素子2とコンデンサ素子2の間に設けられている。凸部41aは、例えば平行な2本の切れ込みを入れ、凸状に盛り上げることによって形成される。
【0017】
素子接続部42は舌状であって、例えば基板部41をくり抜いたり、切り欠いたりすることで形成されている。ただ、延出するようにして設けてもよい。また、基板部41を他方の電極部2bから浮かせるために下方に折り曲げられている。要は、素子接続部42が脚部としても機能している(図1参照)。この素子接続部42は、全ての他方の電極部2bと対向する位置に設けられている。
【0018】
介在部43は板状であって、コンデンサ素子2の側面2cの平坦部2c1と、延伸部33とにそれぞれ対向している。この介在部43は、基板部41のうち、外部接続部44が延出されている一辺の近傍から下方(ケース8の底部8a)に向かって延出されている。例えば、外部接続部44に最も近い素子接続部42を形成する際に、素子接続部42間に切り残しを設けておき、その切り残しを下方に折り曲げることで形成される。要は片持ち状に延出されている。この介在部43は、平面視で第1電極板3の固定部33aとずれた位置に設けられており、固定部33aとは干渉しない。
【0019】
外部接続部44は、基板部41のうち、第1電極板3の延伸部33が設けられている側の一辺から上に立ち上がるようにして延出されている。要は、介在部43に近接する辺から延出されている。この外部接続部44は、第1電極板3と第1絶縁部材5を介して重なり合う基端部44aと、基端部44aの上端から延出され、第1電極板3とは重なり合わない先端部44bとを備えている。外部機器と電気的及び機械的に接続されるのは先端部44bである。
【0020】
第1絶縁部材5は例えば絶縁紙であって、第1電極板3の延伸部33から基端部34aにかけて設けられている。そして、第1電極板3の延伸部33と第2電極板4の介在部43との間、第1電極板3の基端部34aと第2電極板4の基端部44aとの間に介在し、絶縁を確保している。この第1絶縁部材5には、前述の通り、固定部33aを差し込むための位置決め孔5aが複数設けられている(図3参照)。
【0021】
冷却部材6は、例えばアルミニウムや銅等の金属プレート、セラミックシート、グラファイトシート等の熱伝導率が充填樹脂よりも高い材質からなる。平面視略矩形状の板状体であって、第2電極板4の基板部41と略同じ大きさとされている。外縁には、ケース8との位置決めを行うための位置決め突起6aが複数(図2では4個)設けられている。
【0022】
第2絶縁部材7は例えば絶縁紙であって、第2電極板4の基板部41を覆っている。そして、第2電極板4と冷却部材6との間に介在し、絶縁を確保している。
【0023】
ケース8は、平面視略矩形状の底部8aと、底部8aの4辺からそれぞれ立ち上がる側壁部8bと、側壁部8bの上端で開口する開口部8cとを有している。このケース8は略直方体であるが、主に第1電極板3の段部34a1を収容するために、開口部8c付近の一部を外方に迫り出させてなる迫り出し部8dを備えている。側壁部8bのうち、上端近傍には、冷却部材6の位置決め突起6aを嵌め込むための凹部8b1が複数設けられている(図2及び図3参照)。ケース8は例えば合成樹脂製であるが、絶縁を確保できるのであれば金属等の導電性材料から構成されていてもよい。
【0024】
充填樹脂9は、絶縁性の樹脂である。熱硬化性樹脂や光硬化性樹脂が好ましく、具体的には例えばエポキシ樹脂、ウレタン樹脂やシリコーン樹脂である。充填樹脂は、ケース8内に収容されるコンデンサ素子2を埋没させるようにケース8内に充填される。なお、図1に示すように、第1電極板3や第2電極板4は、外部接続部34、44の基端部34a、44aの一部が充填樹脂9に埋没し、基端部34a、44aの上部や先端部34b、44bは露出している。第1絶縁部材5は下部が充填樹脂9に埋没し、上部は露出している。冷却部材6は下面が充填樹脂9に埋没するが上面は充填樹脂9から露出している。
【0025】
次に、本発明のコンデンサ1の製造方法について説明する。まず、コンデンサ素子2を側面2c同士が互いに対向するようにして並べるとともに、一方の電極部2aと第1電極板3、他方の電極部2bと第2電極板4とをはんだ付け等で接続してコンデンサモジュールを形成する。なお、この際、予め第1電極板3の固定部33aを第1絶縁部材5の位置決め孔5aに差し込んでおく。また、第1電極板3の延伸部33と第2電極板4の介在部43とが重なるように配置してからはんだ付けすることが好ましい。これにより、はんだ付けが完了した段階で、第1電極板3と第2電極板4との間に第1絶縁部材5が介在することになる。また、第1絶縁部材5が、第1電極板3と第2電極板4とで挟み込まれ、位置ずれし難くなる。
【0026】
次に、形成されたコンデンサモジュールをケース8内に収容する。この際、先端部34b、44bがケース8の開口部8cから外部に露出するように収容する。その後、第2電極板4の基板部41の上に第2絶縁部材7を重ね、第2絶縁部材7の上に冷却部材6を重ねる。要は、第2電極板4の基板部41と冷却部材6とを第2絶縁部材7を介して重ね合わせる。そしてケース8内に充填樹脂9を充填する。
【0027】
ところで、第2電極板4の基板部41に凸部41aが設けられているため、凸部41aは第2絶縁部材7を介して冷却部材6に当接するが、それ以外の部分は凸部41aの高さ分だけ隙間が生じる。これにより、凸部41aと冷却部材6との間に入り込んだ充填樹脂9を凸部41aの周囲に流すことができ、凸部41aと冷却部材6との距離を縮めやすくなる。また、素子接続部42を設けるためのくり抜きや凸部41a形成のための切れ込みも、充填樹脂9を凸部41aの周囲に流す部位として機能する。また、くり抜きや切れ込みには、充填樹脂9を内部に行き渡らせる効果や気泡を抜く効果もある。もちろん、充填樹脂9を行き渡らせるための孔や気泡を抜く孔を別途設けてもよい。そして充填した充填樹脂9が硬化することでコンデンサ1の製造が完了する。なお、充填樹脂9から露出した冷却部材6の上面には、適宜、放熱シートやヒートシンク、水冷パイプ、ファンといった冷却装置10を当接させることが好ましい。
【0028】
上記構成のコンデンサ1は、第2電極板4が、コンデンサ素子2の側面2cと第1電極板3の延伸部33との間に介在して延伸部33と重なり合う介在部43とを有しているため、介在部43を有しないものと比べて、第1電極板3と第2電極板4とが重なり合う面積が広くなり、低インダクタンス化を図ることができる。また、介在部43がコンデンサ素子2の側面2cに近接するため、コンデンサ素子2の熱を第2電極板4に伝えることができ、コンデンサ素子2の冷却を図ることができる。
【0029】
以上に、この発明の実施形態について説明したが、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することが可能である。例えば、図1では3列×3列、計9個のコンデンサ素子2を用いていたが、列の数や総数は適宜変更可能である。また、フィルムコンデンサとして、積層型のフィルムコンデンサを用いてもよい。また、コンデンサ素子2としては、フィルムコンデンサに限らず、セラミックコンデンサや電解コンデンサ等、種々のコンデンサ素子を用いてもよい。
【0030】
第1電極板3の固定部33aは、第1絶縁部材5を位置決めできればよく、水平方向に折り曲げたものの他、フック状に折り曲げたものであってもよいし、別体の突起を接着や溶接して形成してもよい。
【0031】
第2電極板4の介在部43は、素子接続部42間の切り残しから形成していたが、素子接続部42に関係ない部分から形成してもよい。例えば、外部接続部44に最も近い凸部41aが設けられている部分を舌状に切り出して折り曲げてもよいし、外部接続部44に最も近い素子接続部42の基端側を舌状に切り出して折り曲げてもよい。また、1枚の金属板を加工するのではなく、別の金属板を基板部41や外部接続部44に電気的及び機械的に取り付けることで介在部43を設けてもよい。設ける数についても、1つでもよいし複数でもよい。例えば、3個並ぶコンデンサ素子2の側面2c全てに重なる1つの介在部43を設けてもよい。介在部43の大きさも適宜変更可能である。例えばより冷却したい部分だけ大きくすることもできる。
【0032】
第2電極板4の凸部41aは、エンボス加工や別の小片を接着や溶着することで形成してもよい。第1絶縁部材5及び第2絶縁部材7は、絶縁紙に限らず絶縁素材をシート状(絶縁シート)や板状(絶縁板)としたものであってもよい。冷却装置10は、介在部43に近いケース8の側壁部8bに当接させてもよい。第1電極板3を負極電極板として第2電極板4を正極電極板としてもよく、正負を反対にしてもよい。
【符号の説明】
【0033】
1 コンデンサ
2 コンデンサ素子
2a 一方の電極部
2b 他方の電極部
2c 側面
2c1 平坦部
2c2 曲面部
3 第1電極板
31 基板部
32 素子接続部
33 延伸部
33a 固定部
34 外部接続部
34a 基端部
34a1 段部
34b 先端部
4 第2電極板
41 基板部
41a 凸部
42 素子接続部
43 介在部
44 外部接続部
44a 基端部
44b 先端部
5 第1絶縁部材
5a 位置決め孔
6 冷却部材
6a 位置決め突起
7 第2絶縁部材
8 ケース
8a 底部
8b 側壁部
8b1 凹部
8c 開口部
8d 迫り出し部
9 充填樹脂
10 冷却装置
図1
図2
図3
図4