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  • 特開-車両用制御装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024165964
(43)【公開日】2024-11-28
(54)【発明の名称】車両用制御装置
(51)【国際特許分類】
   H04L 12/28 20060101AFI20241121BHJP
   B60R 16/023 20060101ALI20241121BHJP
【FI】
H04L12/28 200Z
B60R16/023 P
H04L12/28 100A
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023082591
(22)【出願日】2023-05-18
(71)【出願人】
【識別番号】000002967
【氏名又は名称】ダイハツ工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】井上 大地
(72)【発明者】
【氏名】西川 和久
【テーマコード(参考)】
5K033
【Fターム(参考)】
5K033BA06
5K033CB06
5K033DA05
5K033DB18
(57)【要約】
【課題】複数の電子制御装置間のデータ転送を、既存のECUを用いて、BSWの変更を行うことなく、低コストで実現可能とする車両用制御装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る車両用制御装置は、FIFO(First In First Out)が実装されていない車両用制御装置であって、第一の電子制御装置から受信した受信データの送信周期を判断する判断部と、受信データを取り込み、送信周期が所定の送信周期未満である場合、イベント送信で受信データの第二の電子制御装置に対する送信制御を行うAPL層と、を備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
FIFO(First In First Out)が実装されていない車両用制御装置であって、
第一の電子制御装置から受信した受信データの送信周期を判断する判断部と、
前記受信データを取り込み、前記送信周期が所定の送信周期未満である場合、イベント送信で前記受信データの第二の電子制御装置に対する送信制御を行うAPL層と、
を備える車両用制御装置。
【請求項2】
前記APL層は、前記送信周期が前記所定の送信周期以上である場合、定期送信で前記受信データを前記第二の電子制御装置に対する送信制御を行う、請求項1に記載の車両用制御装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用制御装置に関する。
【背景技術】
【0002】
車両に搭載された複数の電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)を相互に接続する車載LAN(Local Area Network)が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平7-7504号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、複数の電子制御装置間においてデータ転送が必要となる場合、FIFO(Fist In First Out)が実装されたECUを用いることが望ましいが、様々な制約により、既存のECUを用いなければならない場合がある。しかしながら、一般的なECUには、FIFOが実装されていないため、FIFOを実装する場合は、BSW(Basic Software)の変更を伴い、多大なコストがかかってしまう。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の電子制御装置間のデータ転送を、既存のECUを用いて、BSWの変更を行うことなく、低コストで実現可能とする車両用制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る車両用制御装置は、FIFO(First In First Out)が実装されていない車両用制御装置であって、第一の電子制御装置から受信した受信データの送信周期を判断する判断部と、受信データを取り込み、送信周期が所定の送信周期未満である場合、イベント送信で受信データの第二の電子制御装置に対する送信制御を行うAPL層と、を備える。
【0007】
この構成によれば、複数の電子制御装置間のデータ転送を、既存のECUを用いて、BSWの変更を行うことなく、低コストで実現可能となる。
【0008】
また、本発明に係る車両用制御装置は、APL層は、送信周期が所定の送信周期以上である場合、定期送信で受信データを第二の電子制御装置に対する送信制御を行う。
【0009】
この構成によれば、受信データの送信による車両用制御装置の処理負荷を軽減させることができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明にかかる車両用制御装置は、複数の電子制御装置間のデータ転送を、既存のECUを用いて、BSWの変更を行うことなく、低コストで実現可能とする、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1図1は、本実施形態にかかる車両用制御装置を適用した車両制御システムの構成の一例を示す図である。
図2図2は、本実施形態にかかる車両用制御装置の機能構成の一例を示す図である。
図3図3は、本実施形態にかかる車両用制御装置における受信データの送受信処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下に、本発明にかかる車両用制御装置の一例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0013】
図1は、本実施形態にかかる車両用制御装置を適用した車両制御システムの構成の一例を示す図である。まず、図1を用いて、本実施形態にかかる車両制御システム1の構成の一例について説明する。
【0014】
本実施形態にかかる車両制御システム1は、車両システム11、ゲートウェイ12、車両用制御装置13、およびEVシステム14を有する。車両システム11とEV(Electric Vehicle)システム14とは、ゲートウェイ12および車両用制御装置13を介して、相互に接続されている。
【0015】
ゲートウェイ12は、通信手順(例えば、プロトコル)が異なる二者間またはネットワーク間の通信を中継する機器またはソフトウェアである。
【0016】
車両システム11は、A/C ECU111、BDY ECU112、VSC ECU113、A/B ECU114、EPS ECU115等の電子制御装置を備える。A/C ECU111は、車両に搭載される空調装置を制御するECUである。BDY ECU112は、メータ、ワイパ、ライト等のいわゆるボデー系を制御するものであり、車両のイグニッションスイッチがオフの状態でも動作の必要がある左右の各ウィンカおよびドアロックモータ等を制御するECUである。VSC(Vehicle Stability Control) ECU113は、車両の制動装置の制御および当該制動装置の制御により車両の横滑りを抑制するECUである。A/B ECU114は、エアバックなどの乗員保護装置の作動を制御するECUである。EPS(Electric Power Steering) ECU115は、舵角センサからの検出信号を入力し、車両の操舵装置を制御するECUである。
【0017】
EVシステム14は、EV ECU141、電池ECU142等の電子制御装置を備え、駆動モータに関する制御を行う。EV ECU141は、各センサおよびコンピュータからの信号を基に、BEV(Battery Electric Vehicle)システムの出力制御を行う。また、EV ECU141は、EVサプライバッテリの状態(例えば、SOC(State Of Charge)、バッテリ電圧、電流値、温度)を監視する。また、EV ECU141は、充電コネクタを接続した場合、充電ケーブル(EVチャージャケーブルASSY)からの信号に基づいてBEVコントロールシステムを停止する。また、EV ECU141は、DC-DCコンバータを制御する。また、EV ECU141は、インバータウォータポンプ(ウォータポンプASSY)の吐出量を可変制御する。また、EV ECU141は、エアバッグコンピュータASSYからのエアバッグ展開信号を受信した場合、SMR(System Main Relay)を作動させ高電圧回路の電源を遮断する。電池ECU142は、各種情報をEVコントロールコンピュータへ送信する。また、電池ECU142は、ウォータテンパラチャセンサ、バッテリクーラントヒータASSY内ヒータサーミスタおよびサテライトバッテリモジュール(SBM)からのバッテリ温度センサ情報を基に、昇温リレーを駆動する。
【0018】
車両用制御装置13は、FIFOが実装されていない車両用制御装置の一例である。車両用制御装置13は、シリアル通信プロトコルの一例であるCAN(Controller Area Network)送受信機能を用いて、車両システム11とEVシステム14間におけるデータ転送を実現する。具体的には、車両用制御装置13は、送信周期の早いデータを、APL層により最速周期で取り込み、既存機能であるイベント送信を活用して、即時、当該データを送信する。
【0019】
これにより、データの送信周期に基づいて、イベント送信の要否を判別することで、ECUの処理負荷を軽減できる。また、既存のECUを使用できるので、BSWの変更が不要であり、低コストで実現できる。また、一般的な車両ECUでありかつCAN送受信機能があるECUであれば、どのECUでも実現できる。
【0020】
図2は、本実施形態にかかる車両用制御装置の機能構成の一例を示す図である。次に、図2を用いて、本実施形態にかかる車両用制御装置13の機能構成の一例について説明する。
【0021】
本実施形態にかかる車両用制御装置13は、図2に示すように、メッセージボックス131、BSW132、RTE133、およびAPL層134を有する。
【0022】
メッセージボックス131は、車両システム11またはEVシステム14が有するECU(第一の電子制御装置)から受信したデータ(受信データ)が格納される。その際、メッセージボックス131は、受信した順番に受信データが格納される。また、メッセージボックス131は、車両システム11またはEVシステム14が有するECU(第二の電子制御装置)に対して送信する受信データが格納される。ここで、第二の電子制御装置は、第一の電子制御装置とは異なるECUである。本実施形態では、メッセージボックス131は、CAN送受信機能により送受信する受信データが格納される。
【0023】
BSW(Basic Software)132は、基本ソフトウェアであり、各種機能を提供するソフトウェアモジュール群である。具体的には、BSW132は、SVL(Services Layer)132a、EAL(ECU Abstraction Layer)132b、COM(Complex Drivers)132c、およびMCAL(Microcontroller Abstraction Layer)132dを有する。
【0024】
SVL132aは、OS(Operating System)、ネットワーク、各種のECUの状態管理等を行う。EAL132bは、MCAL132dとのインタフェースとなり、周辺機器やデバイスへのアクセスを担う。
【0025】
MCAL132dは、デバイスドライバに相当し、周辺機器の違いを吸収し、上位ソフトウェアをマイコンに依存させないようにする。具体的には、MCAL132dは、車両システム11またはEVシステム14が有する別のECUから受信した受信データの送信周期を判断する判断部として機能する。ここで、別のECUとは、車両用制御装置13の外部のECUであっても良い。本実施形態では、COM132cは、受信データ(例えば、CAN信号)のIDに基づいて、当該受信データの優先順位を判断し、当該判断した優先順位に基づいて、受信データの送信周期を判断しても良い。
【0026】
また、MCAL132dは、受信データの送信周期が早いか否か、言い換えると、受信データの送信周期が所定の送信周期未満であるか否かを判断する。ここで、所定の送信周期は、予め設定され、受信データの送信周期が早いと判断する送信周期であっても良い。または、MCAL132dは、受信データの優先順位が所定の優先順位より高いか否かを判断しても良い。ここで、所定の優先順位は、予め設定され、受信データの送信周期が判断する優先順位であっても良い。
【0027】
また、MCAL132dは、別のECUからCAN送受信機能により受信データを受信し、受信した順番で受信データをメッセージボックス131に格納する。また、MCAL132dは、メッセージボックス131に格納された受信データをCAN送受信機能により別のECUに送信する。
【0028】
また、MCAL132dは、APL層134により受信データに対してイベント送信要求が発行された場合、送信キューに受信データを格納し、かつ、送信キューに格納した受信データを、送信周期のタイミングでメッセージボックス131に格納する。また、MCAL132dは、APL層134により受信データに対してイベント送信要求が発行されない場合、送信キューに受信データを格納し、かつ、送信キューに格納した受信データを定周期(定期送信)のタイミングでメッセージボックス131に格納する。
【0029】
COM132cは、高応答性が求められる場合等に、上位レイヤからマイコンにダイレクトにアクセスする際に使用する。具体的には、COM132cは、CAN送受信機能による受信データの受信をトリガーにして、メッセージボックス131に格納された受信データを受信バッファに格納する。ただし、判断した送信周期が所定の送信周期未満の受信データを受信バッファに格納する場合、COM132cは、他の受信データの受信バッファへの格納に割り込んで、当該送信周期が所定の送信周期より早い受信データを受信バッファに格納する。
【0030】
本実施形態では、COM132cは、受信データの送信周期に基づいて、他の受信データに割り込んで受信データを受信バッファに格納しているが、受信データのIDに基づく優先順位に基づいて、他の受信データに割り込んで受信データを受信バッファに格納しても良い。具体的には、COM132cは、受信データのIDに基づく優先順位が所定の優先順位より高い場合、他の受信データに割り込んで受信データの受信バッファに格納する。
【0031】
また、COM132cは、APL層134により取り込まれた受信データを送信バッファに格納する。また、APL層134により受信データに対してイベント送信要求が発行された場合には、COM132cは、即時、当該取り込まれた受信データを送信バッファに格納する。
【0032】
RTE(Runtime Environment)133は、APL層134とBSW132とを接続する。
【0033】
APL層(Application Layer)134は、具体的なシステムや必要な機能を実装する層であり、制御等の各種機能を実現する。具体的には、APL層134は、受信バッファから受信データを取り込む。次に、APL層134は、取り込んだ受信データの送信周期が所定の送信周期未満の場合、APL最速周期での受信データの送信制御処理を実行する。
【0034】
これにより、送信周期の早い受信データはAPL層134へ最速周期で取り込み、既存機能であるイベント送信を活用して、即時、データ送信を行うことができる。その結果、車両用制御装置13にFIFOが実装されていなくても、APL層134により受信データの送信制御を行って、当該受信データの送信遅れを抑制しかつFIFOのように受信データを送信できる。また、複数の電子制御装置間のデータ転送を、既存のECUを用いて、BSWの変更を行うことなく、低コストで実現できる。
【0035】
ここで、APL最速周期での受信データの送信制御処理は、イベント送信での受信データの車両システム11またはEVシステム14が有するECUに対する送信制御であっても良い。イベント送信は、受信データを即時送信する処理であり、例えば、送信周期が1msの送信処理であっても良い。本実施形態では、APL最速周期での受信データの送信制御処理では、COM132cに対して、イベント送信で受信データの送信を要求するイベント送信要求(例えば、ヘッドライトの点灯要求)を発行する処理を含む。
【0036】
また、APL層134は、取り込んだ受信データの送信周期が所定の送信周期以上である場合、定周期(定期送信)での受信データの送信制御処理を実行する。これにより、イベント送信要求が発行されない場合には、定周期で受信データの送信制御が行われ、受信データの送信周期によってイベント送信の要否を分けることができるので、受信データの送信による車両用制御装置13の処理負荷を軽減させることができる。ここで、定周期での受信データの送信制御処理は、イベント送信より長い送信周期(例えば、8ms)での受信データの車両システム11またはEVシステム14が有するECUに対する送信制御であっても良い。
【0037】
図3は、本実施形態にかかる車両用制御装置における受信データの送受信処理の流れの一例を示すフローチャートである。次に、図3を用いて、本実施形態にかかる車両用制御装置13における受信データの送受信処理の流れの一例について説明する。
【0038】
MCAL132dは、例えば、CANバスのch1により、別のECUから受信データを受信する(ステップS301)。次に、MCAL132dは、受信データの送信周期が所定の送信周期より早いか否か、若しくは、受信データの優先順位が所定の優先順位より高いか否かを判断する(ステップS302)。受信データの送信周期が所定の送信周期より早い場合若しくは受信データの優先順位が所定の優先順位より高い場合(ステップS302:Yes)、MCAL132dは、受信データをメッセージボックス131に格納する(ステップS303)。
【0039】
次に、COM132cは、他の受信データの受信バッファへの格納に割り込んで、送信周期が所定の送信周期より早い受信データまたは優先順位が所定の優先順位より高い受信データを受信バッファに格納する(ステップS304)。次に、APL層134は、受信バッファから受信データを取り込み、取り込んだ受信データの送信周期が所定の送信周期未満の場合、APL最速周期での受信データの送信制御処理を実行する(ステップS305)。COM132cは、APL層134によりイベント送信要求が発行された場合、即時、取り込まれた受信データを送信バッファに格納する(ステップS306)。
【0040】
そして、APL層134によりイベント送信要求が発行された場合(ステップS307:Yes)、MCAL132dは、イベント送信処理によって、すなわち、受信データの送信周期のタイミングで、受信データをメッセージボックス131に格納する(ステップS308)。その後、MCAL132dは、メッセージボックス131に格納された受信データを、例えば、CANバスのch2により、別のECUに送信する(ステップS309)。
【0041】
一方、受信データの送信周期が所定の送信周期以上の場合若しくは受信データの優先順位が所定の優先順位以下の場合(ステップS302:No)、MCAL132dは、受信データをメッセージボックス131に格納する(ステップS310)。次に、COM132cは、メッセージボックス131に格納された受信データを受信バッファに格納する(ステップS311)。次に、APL層134は、受信バッファから受信データを取り込み、取り込んだ受信データの送信周期が所定の送信周期以上である場合、定周期での受信データの送信制御処理(APL定周期処理)を実行する(ステップS312)。COM132cは、APL層134により取り込まれた受信データを送信バッファに格納する(ステップS306)。
【0042】
そして、APL層134によりイベント送信要求が発行されていない場合(ステップS307:No)、MCAL132dは、定周期で受信データをメッセージボックス131に格納する(ステップS313)。その後、MCAL132dは、メッセージボックス131に格納された受信データを、例えば、CANバスのch2により、別のECUに送信する(ステップS309)。
【0043】
このように、本実施形態にかかる車両用制御装置13によれば、APL層134により、受信バッファから受信データを取り込み、取り込んだ受信データの送信周期が所定の送信周期未満の場合、APL最速周期での受信データの送信制御処理を実行することにより、送信周期の早い受信データはAPL層134へ最速周期で取り込み、既存機能であるイベント送信を活用して、即時、データ送信を行うことができるので、車両用制御装置13にFIFOが実装されていなくても、APL層134により受信データの送信制御を行って、当該受信データの送信遅れを抑制しかつFIFOのように受信データを送信できる。また、複数の電子制御装置間のデータ転送を、既存のECUを用いて、BSWの変更を行うことなく、低コストで実現できる。
【0044】
また、本実施形態にかかる車両用制御装置13によれば、取り込んだ受信データの送信周期が所定の送信周期以上である場合、APL層134により、定周期での受信データの送信制御処理を実行することにより、イベント送信要求が発行されない場合には、定周期で受信データの送信制御が行われ、受信データの送信周期によってイベント送信の要否を分けることができるので、受信データの送信による車両用制御装置13の処理負荷を軽減させることができる。
【符号の説明】
【0045】
1 車両制御システム
11 車両システム
12 ゲートウェイ
13 車両用制御装置
14 EVシステム
131 メッセージボックス
132 BSW
132a
132b
132c
132d
133 RTE
134 APL層
図1
図2
図3