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▶ グァンチョウ チャイナスター オプトエレクトロニクス セミコンダクター ディスプレイ テクノロジー カンパニー リミテッドの特許一覧

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024166048
(43)【公開日】2024-11-28
(54)【発明の名称】表示パネル
(51)【国際特許分類】
   G09F 9/30 20060101AFI20241121BHJP
   G09F 9/33 20060101ALI20241121BHJP
   G09F 9/302 20060101ALI20241121BHJP
   H01L 33/00 20100101ALI20241121BHJP
【FI】
G09F9/30 339Z
G09F9/33
G09F9/302 C
H01L33/00 L
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023208785
(22)【出願日】2023-12-11
(31)【優先権主張番号】202310558057.2
(32)【優先日】2023-05-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】523439149
【氏名又は名称】グァンチョウ チャイナスター オプトエレクトロニクス セミコンダクター ディスプレイ テクノロジー カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100118256
【弁理士】
【氏名又は名称】小野寺 隆
(74)【代理人】
【識別番号】100166338
【弁理士】
【氏名又は名称】関口 正夫
(72)【発明者】
【氏名】スン ヘジン
(72)【発明者】
【氏名】レイ シン
【テーマコード(参考)】
5C094
5F142
【Fターム(参考)】
5C094AA02
5C094AA08
5C094BA25
5C094CA20
5C094EA07
5F142AA26
5F142BA32
5F142CA11
5F142CB23
5F142CD02
5F142FA34
5F142GA02
(57)【要約】      (修正有)
【課題】発光チップの左側と右側の発光輝度曲線の非対称問題を回避し、表示パネルの側面視での色かぶりの問題を解消した表示パネルを提供する。
【解決手段】表示パネルは、アレイ状に配列された複数の発光チップを含み、前記発光チップのそれぞれは、いずれもN極とP極を含み、複数の発光チップは、共通N極又は共通P極で配列され、アレイ状に配列された複数の発光チップは、隣接する第1列の発光チップと第2列の発光チップを含み、且つ第1列の発光チップと第2列の発光チップは、鏡面対称に設置される。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示パネルであって、アレイ状に配列された複数列の発光チップを含み、前記発光チップのそれぞれは、いずれもN極とP極を含み、前記複数列の発光チップのうち任意の一列における複数の発光チップは、共通N極又は共通P極で配列され、
前記表示パネルは、隣接する第1の発光領域と第2の発光領域を含み、前記第1の発光領域は少なくとも1列の発光チップを含み、前記第2の発光領域は少なくとも1列の発光チップを含み、前記第1の発光領域における少なくとも1列の発光チップと前記第2の発光領域における少なくとも1列の発光チップは、鏡面対称である、ことを特徴とする表示パネル。
【請求項2】
前記第1の発光領域は、第1列の発光チップを含み、前記第2の発光領域は、第2列の発光チップを含み、前記第1列の発光チップのN極と前記第2列の発光チップのN極は、鏡面対称であり、前記第1列の発光チップのP極と前記第2列の発光チップのP極は、鏡面対称である、ことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項3】
前記第1列の発光チップのN極と第2列の発光チップのN極との間の最短距離は、第1列の発光チップにおけるN極と第2列の発光チップのP極との間の最短距離よりも短い、ことを特徴とする請求項2に記載の表示パネル。
【請求項4】
前記第1列の発光チップのP極と第2列の発光チップのP極との間の最短距離は、第1列の発光チップにおけるP極と第2列の発光チップのN極との間の距離よりも短い、ことを特徴とする請求項2に記載の表示パネル。
【請求項5】
前記第1の発光領域は、隣接する第3列の発光チップと第1列の発光チップを含み、前記第2の発光領域は、隣接する第2列の発光チップと第4列の発光チップを含み、前記第3列の発光チップと前記第1列の発光チップは、鏡面対称であり、前記第2列の発光チップと前記第4列の発光チップは、鏡面対称である、ことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項6】
前記第3列の発光チップのN極と前記第1列の発光チップのN極との間の最短距離は、前記第3列の発光チップのN極と前記第1列の発光チップのP極との間の距離よりも短く、
前記第2列の発光チップのN極と前記第4列の発光チップのN極との間の最短距離は、前記第2列の発光チップのN極と前記第4列の発光チップのP極との間の距離よりも短い、ことを特徴とする請求項5に記載の表示パネル。
【請求項7】
前記第3列の発光チップのN極と前記第1列の発光チップのN極との間の最短距離は、前記第3列の発光チップのN極と前記第1列の発光チップのP極との間の距離よりも長く、
前記第2列の発光チップのN極と前記第4列の発光チップのN極との間の最短距離は、前記第2列の発光チップのN極と前記第4列の発光チップのP極との間の距離よりも長い、ことを特徴とする請求項5に記載の表示パネル。
【請求項8】
前記第1の発光領域は、隣接する第5列の発光チップと第1列の発光チップを含み、前記第2の発光領域は、隣接する第2列の発光チップと第6列の発光チップを含み、
前記第5列の発光チップにおけるPN極の配列方式は、前記第1列の発光チップにおけるPN極の配列方式と同一であり、前記第2列の発光チップにおけるPN極の配列方式は、前記第6列の発光チップにおけるPN極の配列方式と同一であり、前記第5列の発光チップと前記第6列の発光チップは、鏡面対称であり、前記第1列の発光チップと前記第2列の発光チップは、鏡面対称である、ことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項9】
前記第5列の発光チップにおけるN極と前記第1列の発光チップのP極との間の最短距離は、前記第5列の発光チップにおけるN極と前記第1列の発光チップのN極との間の最短距離よりも短く、
前記第2列の発光チップにおけるN極と前記第6列の発光チップのP極との間の最短距離は、前記第2列の発光チップにおけるN極と前記第6列の発光チップのN極との間の最短距離よりも長い、ことを特徴とする請求項8に記載の表示パネル。
【請求項10】
前記第5列の発光チップにおけるN極と前記第1列の発光チップのP極との間の最短距離は、前記第5列の発光チップにおけるN極と前記第1列の発光チップのN極との間の最短距離よりも長く、
前記第2列の発光チップにおけるN極と前記第6列の発光チップのP極との間の最短距離は、前記第2列の発光チップにおけるN極と前記第6列の発光チップのN極との間の最短距離よりも短い、ことを特徴とする請求項8に記載の表示パネル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、表示技術の分野に関し、具体的には表示パネルに関するものである。
【背景技術】
【0002】
市販のMini-LED直接表示技術の人気度の向上に伴い、人々はその画質品位に対する要求も向上しつつあり、mini-LED表示画面は、白色画面を点灯する時に、左側と右側で見る時に色が異なり、一方の色が青味を帯びて、他方の色が赤味を帯びて現れる。画面を観た感覚に深刻な影響を与える。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本願は、従来技術における表示パネルの側面視で色かぶりが発生するという問題を解決するためになされた表示パネルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1の態様において、本願は、表示パネルを提供し、前記表示パネルは、アレイ状に配列された複数の発光チップを含み、前記発光チップのそれぞれは、いずれもN極とP極を含み、前記複数列の発光チップのうち任意の一列における複数の発光チップは、共通N極又は共通P極で配列され、
前記表示パネルは、隣接する第1の発光領域と第2の発光領域を含み、前記第1の発光領域は少なくとも1列の発光チップを含み、前記第2の発光領域は少なくとも1列の発光チップを含み、前記第1の発光領域における少なくとも1列の発光チップと前記第2の発光領域における少なくとも1列の発光チップは、鏡面対称である。
【0005】
いくつかの可能な実施例において、前記第1の発光領域は、第1列の発光チップを含み、前記第2の発光領域は、第2列の発光チップを含み、前記第1列の発光チップのN極と前記第2列の発光チップのN極は、鏡面対称であり、前記第1列の発光チップのP極と前記第2列の発光チップのP極は、鏡面対称である。
【0006】
いくつかの可能な実施例において、前記第1列の発光チップのN極と第2列の発光チップのN極との間の最短距離は、第1列の発光チップにおけるN極と第2列の発光チップのP極との間の最短距離よりも短い。
【0007】
いくつかの可能な実施例において、前記第1列の発光チップのP極と第2列の発光チップのP極との間の最短距離は、第1列の発光チップにおけるP極と第2列の発光チップのN極との間の距離よりも短い。
【0008】
いくつかの可能な実施例において、前記第1の発光領域は、隣接する第3列の発光チップと第1列の発光チップを含み、前記第2の発光領域は、隣接する第2列の発光チップと第4列の発光チップを含み、前記第3列の発光チップと前記第1列の発光チップは、鏡面対称であり、前記第2列の発光チップと前記第4列の発光チップは、鏡面対称である。
【0009】
いくつかの可能な実施例において、前記第3列の発光チップのN極と前記第1列の発光チップのN極との間の最短距離は、前記第3列の発光チップのN極と前記第1列の発光チップのP極との間の距離よりも短く、
前記第2列の発光チップのN極と前記第4列の発光チップのN極との間の最短距離は、前記第2列の発光チップのN極と前記第4列の発光チップのP極との間の距離よりも短い。
【0010】
いくつかの可能な実施例において、前記第3列の発光チップのN極と前記第1列の発光チップのN極との間の最短距離は、前記第3列の発光チップのN極と前記第1列の発光チップのP極との間の距離よりも長く、
前記第2列の発光チップのN極と前記第4列の発光チップのN極との間の最短距離は、前記第2列の発光チップのN極と前記第4列の発光チップのP極との間の距離よりも長い。
【0011】
いくつかの可能な実施例において、前記第1の発光領域は、隣接する第5列の発光チップと第1列の発光チップを含み、前記第2の発光領域は、隣接する第2列の発光チップと第6列の発光チップを含み、
前記第5列の発光チップにおけるPN極の配列方式は、前記第1列の発光チップにおけるPN極の配列方式と同一であり、前記第2列の発光チップにおけるPN極の配列方式は、前記第6列の発光チップにおけるPN極の配列方式と同一であり、前記第5列の発光チップと前記第6列の発光チップは、鏡面対称であり、前記第1列の発光チップと前記第2列の発光チップは、鏡面対称である。
【0012】
いくつかの可能な実施例において、前記第5列の発光チップにおけるN極と前記第1列の発光チップのP極との間の最短距離は、前記第5列の発光チップにおけるN極と前記第1列の発光チップのN極との間の最短距離よりも短く、
前記第2列の発光チップにおけるN極と前記第6列の発光チップのP極との間の最短距離は、前記第2列の発光チップにおけるN極と前記第6列の発光チップのN極との間の最短距離よりも長い。
【0013】
いくつかの可能な実施例において、前記第5列の発光チップにおけるN極と前記第1列の発光チップのP極との間の最短距離は、前記第5列の発光チップにおけるN極と前記第1列の発光チップのN極との間の最短距離よりも長く、
前記第2列の発光チップにおけるN極と前記第6列の発光チップのP極との間の最短距離は、前記第2列の発光チップにおけるN極と前記第6列の発光チップのN極との間の最短距離よりも短い。
【発明の効果】
【0014】
本願は、表示パネルを提供し、表示パネルは、アレイ状に配列された複数の発光チップを含み、前記発光チップのそれぞれは、いずれもN極とP極を含み、複数の発光チップは、共通N極又は共通P極で配列され、アレイ状に配列された複数の発光チップは、隣接する第1列の発光チップと第2列の発光チップを含み、且つ第1列の発光チップと第2列の発光チップは、鏡面対称に設置される。本願にて提供される表示パネルは、隣接する2列の発光チップを鏡面対称に設置し、それにより発光チップの左側と右側の発光輝度曲線の非対称問題を回避し、それにより表示パネルの側面視での色かぶりの問題を解消する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
本願の実施例における技術的解決手段をより明確に説明するために、以下、実施例の説明に用いる必要がある図面を簡単に紹介し、明らかに、以下の説明における図面は、単に本願のいくつかの実施例であり、当業者であれば、創造的な労力を行わない前提で、さらにこれらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
図1】従来技術における表示パネルの発光チップの概略図である。
図2】本願の実施例にて提供される表示パネルにおける発光チップの1つの実施例の概略図である。
図3】本願の実施例にて提供される表示パネルにおける発光チップの別の実施例の構造概略図である。
図4】本願の実施例にて提供される表示パネルにおける発光チップの別の実施例の構造概略図である。
図5】本願の実施例にて提供される表示パネルにおける発光チップの別の実施例の構造概略図である。
図6】本願の実施例にて提供される表示パネルにおける発光チップの別の実施例の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本願の実施例における図面と結び付けて、本願の実施例における技術的解決手段を明瞭、完全に説明し、明らかに、説明された実施例は、単に本願の一部の実施例であり、全ての実施例ではない。本願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を行わない前提で得た全ての他の実施例は、いずれも本願の保護範囲に属する。
【0017】
本願の説明において、理解すべきものとして、用語の「中心」、「縦方向」、「横方向」、「長さ」、「幅」、「厚さ」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「頂」、「底」、「内」、「外」などが指示した方位又は位置関係は、図面に示した方位又は位置関係に基づくものであり、単に本願を説明しやすく且つ説明を簡略化するためであり、示した装置又は素子が特定の方位を有し、特定の方位で構造及び操作されなければならないことを指示又は示唆するものではないので、本願を制限するものとして理解されてはいけない。また、用語の「第1」、「第2」は、単に説明の目的のためであり、相対的な重要性を指示若しくは暗示し、又は指示された技術的特徴の数を暗黙的に示すと理解されるものではない。これにより、「第1」、「第2」に限定された特徴は、1つ又は複数の特徴を明示的又は暗黙的に含んでもよい。本願の説明において、特に具体的な限定を明確にしない限り、「複数」の意味は、2つ又は2つ以上である。
【0018】
本願において、「例示的」という単語は、「例、例証、又は説明として使用する」ことを示すために用いられる。本願において[例示的]と説明されるいかなる実施例は、必ずしも、他の実施例よりも好ましく又は優位性を有すると解釈されるものではない。当業者が本願を実現及び使用できるために、以下の説明が与えられる。以下の説明では、解釈のために詳細が列挙される。当然のことながら、当業者であれば、これらの特定の詳細を使用しない場合にも本願を実現することができると認識すべきである。他の実例において、公知の構造及びプロセスを詳細に記述することなく、不要な詳細で本願の説明を不明瞭にすることを回避する。したがって、本願は、示された実施例に限定されるものではなく、本願に開示される原理と特徴に合致する最も広い範囲と一致する。
【0019】
本願の実施例は、表示パネルを提供し、以下、詳細に説明する。
【0020】
図1を参照して従来技術における表示パネルの発光チップの概略図である。図1に示す表示パネルは、複数の発光チップを含み、且つ複数の発光チップは、アレイ状に配列される。なお、本願における発光チップは、一般的にフリップチップであり、このようなチップの左側と右側の光パターンが非対称であることにより表示パネルに側面視での色かぶりの問題が発生する。
【0021】
表示パネルの側面視での色かぶりの問題を解決するために、本願は、新たな発光チップの設計構造を提供する。図2に示すように、本願の実施例にて提供される表示パネルにおける発光チップの1つの実施例の概略図である。図2に示す表示パネルの実施例において、表示パネルにおける一部の発光チップの構造のみを示し、完全な表示パネルにおける全ての発光チップを含まない。なお、図2に示す表示パネルの実施例において、表示パネルは、同様にアレイ状に配列された複数列の発光チップを含み、且つ前記発光チップのそれぞれは、いずれもN極とP極を含み、N極とP極は、発光チップ自体が有する構造であり、且つ複数列の発光チップのうち任意の一列における複数の発光チップは、共通N極又は共通P極で配列される。
【0022】
図2を参考して、図2に示す実施例において、表示パネルは、隣接する第1の発光領域100と第2の発光領域200を含み、第1の発光領域100は、少なくとも1列の発光チップ10を含み、第2の発光領域200は、同様に少なくとも1列の発光チップ20を含む。且つ第1列の発光チップ10における複数の発光チップは、共通N極又は共通P極で配列され、第2列の発光チップにおける複数の発光チップも共通N極又は共通P極で配列され、すなわち複数の発光チップにおけるN極が同一端に設置され、又は複数の発光チップのP極が同一端に設置される。図2に示す実施例には、複数の発光チップは、複数行複数列のアレイ状に配列された構造を形成し、同一列の複数の発光チップのN極が同一の走査線(scan)に接続され、又は同一列の複数の発光チップのP極が同一の走査線に接続される。
【0023】
しかも、図2に示す表示パネルの実施例には、第1列の発光チップ10と第2列の発光チップ20は、鏡面対称に設置され、このように設置すると、第1列の発光チップ10におけるN極とP極、及び第2列の発光チップ20におけるN極とP極を鏡面対称にすることができる。具体的には、第1列の発光チップ10のN極と第2列の発光チップ20のN極は鏡面対称であり、そして第1列の発光チップ10のP極と第2列の発光チップ20のP極は鏡面対称である。図1を参考して、図1に示す従来技術における複数の発光チップもアレイ状に配列されるが、複数の発光チップのそれぞれに対応する走査線がいずれも発光チップの右側又は左側に設置される。図2に示す本願にて提供される複数の発光チップには、一部の発光チップに対応する走査線が自体の左側に設置され、一部の発光チップに対応する走査線が自体の右側に設置され、このように複数の発光チップが鏡面対称となる。
【0024】
鏡面対称な第1列の発光チップ10と第2列の発光チップ20に対して、このように設置すると、異なる列の発光チップにおける同一の極性の電極(N極又はP極)が同時に構造全体の外側又は内側に位置する。具体的に図2を参考して、図2には、鏡面対称な第1列の発光チップ10は、P極が外側に位置し、N極が内側に位置し、第2列の発光チップ20が第1列の発光チップ10と鏡面対称であるため、第2列の発光チップは、P極が同様に外側に位置し、N極が内側に位置し、このように鏡面対称を実現することができる。この場合に隣接する第1列の発光チップのP極と第2列の発光チップのP極はいずれも外側に位置することで、N極とP極が同時に最外側に位置するため、電極が異なることによる側面視での色かぶりの問題が発生することはない。
【0025】
本願にて提供される表示パネルは、アレイ状に配列された複数の発光チップを含み、前記発光チップのそれぞれは、いずれもN極とP極を含み、複数の発光チップは、共通N極又は共通P極で配列され、アレイ状に配列された複数の発光チップは、隣接する第1列の発光チップと第2列の発光チップを含み、且つ第1列の発光チップと第2列の発光チップは、鏡面対称に設置される。本願にて提供される表示パネルは、隣接する2列の発光チップを鏡面対称に設置し、それにより発光チップの左側と右側の発光輝度曲線の非対称問題を回避し、それにより表示パネルの側面視での色かぶりの問題を解消する。
【0026】
上記実施例において、第1列の発光チップ10と第2列の発光チップ20が鏡面対称であるため、第1列の発光チップ10におけるN極と第2列の発光チップ20におけるN極との間の最短距離D1は、第1列の発光チップ10のN極と第2列の発光チップ20のP極との間の最短距離D2よりも短い。図1及び図2を参考して、隣接する第1列の発光チップ10と第2列の発光チップ20を例とし、図1における第1列の発光チップ10は、N極が外側に位置し、P極が内側に位置し、しかし、第2列の発光チップ20は、N極が内側に位置し、P極が外側に位置する。図1における第1列の発光チップ10のN極と第2列の発光チップ20のN極との間には、第1列の発光チップ10のP極がさらに挿入される。この場合に第1列の発光チップ10のN極と第2列の発光チップ20のP極は、それぞれ外側に位置し、側面視での色かぶりの問題を引き起こす。
【0027】
図2における第1列の発光チップ10と第2列の発光チップ20には、この場合に第1列の発光チップ10におけるN極と第2列の発光チップ20のN極は、いずれも内側に位置し、第1列の発光チップ10のP極と第2列の発光チップ20のP極は、いずれも外側に位置し、第1列の発光チップ10のN極と第2列の発光チップ20のN極との間には、第1列の発光チップ10のP極又は第2列の発光チップ20のP極が挿入されない。これも、第1列の発光チップのN極と第2列の発光チップのN極との間の最短距離D1が第1列の発光チップにおけるN極と第2列の発光チップのP極との間の最短距離D2よりも短いことを表す。図1に示す表示パネルにおいて、第1列の発光チップのN極と第2列の発光チップのN極との間の距離は、第1列の発光チップにおけるN極と第2列の発光チップのP極との間の距離よりも長い。
【0028】
上記実施例は、N極が内側に位置する状況を説明し、別のいくつかの実施例において、第1列の発光チップ10のP極と第2列の発光チップ20のP極は、内側に位置してもよい。この場合に第1列の発光チップ10のP極と第2列の発光チップ20のP極との間の距離は、同様に第1列の発光チップ10のP極と第2列の発光チップ20のN極との間の距離よりも短い。第1列の発光チップ10のP極と第2列の発光チップ20のP極が、同時に内側に位置するか、又は同時に外側に位置するにかかわらず、第1列の発光チップ10と第2列の発光チップ20は、鏡面対称な構造となり、且つ第1列の発光チップ10のN極P極と第2列の発光チップ20のN極P極も鏡面対称な構造となる。このように設置すると、外側に位置するのは、同一の種類の電極、例えばいずれもN極又はいずれもP極であり、表示パネル全体の外側は、いずれも同一の種類の電極、例えばいずれもN極又はいずれもP極であり、それにより電極の違いによる色かぶりの問題を回避する。
【0029】
実際の表示パネルにおいて、単独の2つの発光チップを鏡面対称に設置することなく、一般的に少なくとも隣接する2列の発光チップを鏡面対称な構造に設置する。なお、図2に示す実施例は、鏡面対称に設置された発光チップの一部のみを示し、図2に示す発光チップ以外の他の発光チップの構造は限定されない。表示パネルにおける発光チップの一部を図2に示す構造で設置すると、色かぶりの問題をある程度軽減させることができる。
【0030】
上記実施例に説明されるのは、第1の発光領域100に第1列の発光チップ10のみがあり、第2の発光領域200に第2列の発光チップ20のみがあり、且つ隣接する2列の発光チップを鏡面対称に設置することである。他のいくつかの実施例において、第1の発光領域100は、より多くの列の発光チップを含んでもよく、同様に、第2の発光領域200は、より多くの列の発光チップを含んでもよい。
【0031】
図3に示すように、本願の実施例にて提供される表示パネルにおける発光チップの別の実施例の構造概略図である。図3に示す実施例において、順に隣接する4列以上の偶数列の発光チップが存在し、第1の発光領域100は、隣接する第3列の発光チップ30と第1列の発光チップ10を含んでもよく、第2の発光領域200は、隣接する第2列の発光チップ20と第4列の発光チップ40を含んでもよい。偶数列の発光チップは、前述した鏡面対称な第1列の発光チップ10と第2列の発光チップ20を含み、しかも、第1列の発光チップと第2列の発光チップは、偶数列の発光チップの中心位置に位置する。第3列の発光チップ30は、第1列の発光チップ10の左側に位置し、第4列の発光チップ40は、第2列の発光チップ20の右側に位置する。
【0032】
図3に示す実施例において、第1列の発光チップ10と第2列の発光チップ20が鏡面対称であるだけでなく、さらに第3列の発光チップと第1列の発光チップ30が鏡面対称であり、且つ第2列の発光チップ20と第4列の発光チップ40も鏡面対称に設置される。左側に位置する第1の発光領域における2列の発光チップの極性は、左から右へ順に並べるとPNNPであり、右側に位置する発光領域における2列の発光チップの極性は、左から右へ順に並べるとPNNPである。且つ第1の発光領域100における第1列の発光チップ10と第3列の発光チップ30からなる構造全体と、第2の発光領域200における第2列の発光チップ20と第4列の発光チップ40からなる構造全体とも鏡面対称である。図3に示す実施例には、異なる発光領域における発光チップの配列方式が同一であり、このように単一の発光領域における発光チップが鏡面対称を保持する前提で、複数の発光領域で形成された構造全体は、同様に鏡面対称である。
【0033】
この場合に、第3列の発光チップのN極と前記第1列の発光チップのN極との間の最短距離は、第3列の発光チップのN極と前記第1列の発光チップのP極との間の距離よりも短く、第2列の発光チップのN極と第4列の発光チップのN極との間の最短距離は、第2列の発光チップのN極と第4列の発光チップのP極との間の距離よりも短い。言い換えれば、第3列の発光チップ30、第1列の発光チップ10、第2列の発光チップ20及び第4列の発光チップ40における電極は、PNNP-PNNPの順序に従って並んでいる。構造全体は、同様に鏡面対称な構造である。構造全体の最外側に位置する電極は、同一の種類の電極であり、いずれもP極であり、このように設置すると同様に電極の違いによる色かぶりの問題を回避することができる。
【0034】
図4に示すように、本願の実施例にて提供される表示パネルにおける発光チップの別の実施例の構造概略図である。図4において、表示パネルは、同様に順に隣接する4列以上の偶数列の発光チップを含み、第1の発光領域100は、隣接する第3列の発光チップ30と第1列の発光チップ10を含んでもよく、第2の発光領域200は、隣接する第2列の発光チップ20と第4列の発光チップ40を含んでもよい。図3に示す実施例と異なるのは、第3列の発光チップのN極と第1列の発光チップのN極との間の最短距離が第3列の発光チップのN極と第1列の発光チップのP極との間の距離よりも長く、第2列の発光チップのN極と第4列の発光チップのN極との間の最短距離が第2列の発光チップのN極と第4列の発光チップのP極との間の距離よりも長いことである。すなわち、第3列の発光チップ30、第1列の発光チップ10、第2列の発光チップ20及び第4列の発光チップ40における電極は、NPPN-NPPNの順序に従って並んでいる。構造全体は、同様に鏡面対称な構造である。構造全体の最外側に位置する電極は、同一の種類の電極であり、いずれもN極であり、このように設置すると同様に電極の違いによる色かぶりの問題を回避することができる。
【0035】
図5に示すように、本願の実施例にて提供される表示パネルにおける発光チップの別の実施例の構造概略図である。図5において、表示パネルは、同様に順に隣接する4列以上の偶数列の発光チップを含み、第1の発光領域100は、隣接する第5列の発光チップ50と第1列の発光チップ10を含んでもよく、第2の発光領域200は、隣接する第2列の発光チップ20と第6列の発光チップ60を含んでもよい。そのうち、第5列の発光チップ50におけるPN極の配列方式は、第1列の発光チップ10におけるPN極の配列方式と同一であり、第2列の発光チップ20におけるPN極の配列方式は、第6列の発光チップ60におけるPN極の配列方式と同一である。第5列の発光チップ50と第6列の発光チップ60は、鏡面対称であり、第1列の発光チップ10と第2列の発光チップ20は、鏡面対称である。
【0036】
図3図4に示す実施例と異なるのは、図3図4において、第1の発光領域/第2の発光領域における隣接する2列の発光チップの間も鏡面対称に設置されることである。しかし図5に示す表示パネルにおいて、第1の発光領域100における隣接する第5列の発光チップ50と第1列の発光チップ10は、鏡面対称に設置されず、同様に、第2の発光領域200における隣接する第2列の発光チップ20と第6列の発光チップ60との間も鏡面対称に設置されない。しかし第1の発光領域における複数列の発光チップからなる構造全体と、第2の発光領域200における複数列の発光チップからなる構造全体とは依然として鏡面対称に設置され、それにより構造全体の最外側に位置するのは、依然として同一の電極であり、例えばいずれもN極又はいずれもP極であることを保証し、それにより色かぶりの問題を回避する。
【0037】
図5に示す実施例において、第5列の発光チップにおけるN極と第1列の発光チップのP極との間の最短距離は、第5列の発光チップにおけるN極と第1列の発光チップのN極との間の最短距離よりも短く、第2列の発光チップにおけるN極と第6列の発光チップのP極との間の最短距離は、第2列の発光チップにおけるN極と第6列の発光チップのN極との間の最短距離よりも長い。この場合に、第5列の発光チップ50、第1列の発光チップ10、第2列の発光チップ20及び第6列の発光チップ60における電極は、PNPN-NPNPの順序に従って並んでいる。単一の表示領域における複数列の発光チップは、鏡面対称に設置されないが、構造全体は、同様に鏡面対称な構造である。構造全体の最外側に位置する電極は、同一の種類の電極であり、いずれもP極であり、このように設置すると同様に電極の違いによる色かぶりの問題を回避することができる。
【0038】
図6に示すように、本願の実施例にて提供される表示パネルにおける発光チップの別の実施例の構造概略図である。図6に示す実施例において、表示パネルは、同様に順に隣接する4列以上の偶数列の発光チップを含み、第1の発光領域100は、隣接する第5列の発光チップ50と第1列の発光チップ10を含んでもよく、第2の発光領域200は、隣接する第2列の発光チップ20と第6列の発光チップ60を含んでもよい。そのうち、第5列の発光チップ50におけるPN極の配列方式は、第1列の発光チップ10におけるPN極の配列方式と同一であり、第2列の発光チップ20におけるPN極の配列方式は、第6列の発光チップ60におけるPN極の配列方式と同一である。第5列の発光チップ50と第6列の発光チップ60は、鏡面対称であり、第1列の発光チップ10と第2列の発光チップ20は、鏡面対称である。
【0039】
図5に示す実施例と異なるのは、図6において、第5列の発光チップにおけるN極と前記第1列の発光チップのP極との間の最短距離が第5列の発光チップにおけるN極と前記第1列の発光チップのN極との間の最短距離よりも長く、第2列の発光チップにおけるN極と前記第6列の発光チップのP極との間の最短距離が第2列の発光チップにおけるN極と前記第6列の発光チップのN極との間の最短距離よりも短いことである。この場合に、第5列の発光チップ50、第1列の発光チップ10、第2列の発光チップ20及び第6列の発光チップ60における電極は、NPNP-PNPNの順序に従って並んでいる。単一の表示領域における複数列の発光チップは、鏡面対称に設置されないが、構造全体は、同様に鏡面対称な構造である。構造全体の最外側に位置する電極は、同一の種類の電極であり、いずれもN極であり、このように設置すると同様に電極の違いによる色かぶりの問題を回避することができる。
【0040】
なお、本願の実施例において、N極とP極の方向は、限定されず、同一の列における発光チップが共通N極又は共通P極であることを保証し、且つ複数列の発光チップが鏡面対称(主に電極が鏡面対称)であることを保証すればよい。且つ第1の発光領域100と第2の発光領域200における発光チップの列数は、一般的に同一であり、構造全体が鏡面対称であることを保証する。第1の発光領域100と第2の発光領域200はいずれも複数列の発光チップを含む場合、第1の発光領域100における複数列の発光チップの間は、鏡面対称であるか否かのいずれもよく、同様に、第2の発光領域200における複数列の発光チップの間は、鏡面対称であるか否かのいずれもよい。
【0041】
本願は、さらに表示機器を提供し、当該表示機器は、前述したいずれか1項に記載の表示パネルを含み、ここでは説明を省略する。
【0042】
上記実施例において、各実施例に対する説明においてそれぞれ重点があり、ある実施例に詳述しない部分は、上記の他の実施例に対する詳細な説明を参照することができ、ここでは説明を省略する。
【0043】
具体的に実施する時に、以上の各ユニット又は構造は、独立した実体として実現してもよく、任意に組み合わせて、同一又はいくつかの実体として実現してもよく、以上の各ユニット又は構造の具体的な実施は、前の方法の実施例を参照することができ、ここでは説明を省略する。
【0044】
以上の各操作の具体的な実施は、前の実施例を参照することができ、ここでは説明を省略する。
【0045】
以上、本願の実施例にて提供される表示パネルについて詳細に紹介し、本明細書では具体的な個別例を応用して本願の原理及び実施形態について記述し、以上の実施例の説明は、本願の方法及びその核心思想を理解することに役立つものに過ぎず、しかも、当業者が本願の思想に基づき、具体的な実施形態及び応用範囲に対していずれも変更を行うことがあり、要するに、本明細書の内容は、本願を限定するものとして理解されるべきではない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【手続補正書】
【提出日】2024-10-15
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示パネルであって、アレイ状に配列された複数列の発光チップを含み、前記発光チップのそれぞれは、いずれもN極とP極を含み、前記複数列の発光チップのうち任意の一列における複数の発光チップは、共通N極又は共通P極で配列され、
前記表示パネルは、隣接する第1の発光領域と第2の発光領域を含み、前記第1の発光領域は少なくとも1列の発光チップを含み、前記第2の発光領域は少なくとも1列の発光チップを含み、前記第1の発光領域における少なくとも1列の発光チップと前記第2の発光領域における少なくとも1列の発光チップは、鏡面対称であり、
前記第1の発光領域は、隣接する第5列の発光チップと第1列の発光チップを含み、前記第2の発光領域は、隣接する第2列の発光チップと第6列の発光チップを含み、
前記第5列の発光チップにおけるPN極の配列方式は、前記第1列の発光チップにおけるPN極の配列方式と同一であり、前記第2列の発光チップにおけるPN極の配列方式は、前記第6列の発光チップにおけるPN極の配列方式と同一であり、前記第5列の発光チップと前記第6列の発光チップは、鏡面対称であり、前記第1列の発光チップと前記第2列の発光チップは、鏡面対称である、ことを特徴とする表示パネル。
【請求項2】
前記第1の発光領域は、第1列の発光チップを含み、前記第2の発光領域は、第2列の発光チップを含み、前記第1列の発光チップのN極と前記第2列の発光チップのN極は、鏡面対称であり、前記第1列の発光チップのP極と前記第2列の発光チップのP極は、鏡面対称である、ことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項3】
前記第1列の発光チップのN極と第2列の発光チップのN極との間の最短距離は、第1列の発光チップにおけるN極と第2列の発光チップのP極との間の最短距離よりも短い、ことを特徴とする請求項2に記載の表示パネル。
【請求項4】
前記第1列の発光チップのP極と第2列の発光チップのP極との間の最短距離は、第1列の発光チップにおけるP極と第2列の発光チップのN極との間の距離よりも短い、ことを特徴とする請求項2に記載の表示パネル。
【請求項5】
前記第1の発光領域は、隣接する第3列の発光チップと第1列の発光チップを含み、前記第2の発光領域は、隣接する第2列の発光チップと第4列の発光チップを含み、前記第3列の発光チップと前記第1列の発光チップは、鏡面対称であり、前記第2列の発光チップと前記第4列の発光チップは、鏡面対称である、ことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項6】
前記第3列の発光チップのN極と前記第1列の発光チップのN極との間の最短距離は、前記第3列の発光チップのN極と前記第1列の発光チップのP極との間の距離よりも短く、
前記第2列の発光チップのN極と前記第4列の発光チップのN極との間の最短距離は、前記第2列の発光チップのN極と前記第4列の発光チップのP極との間の距離よりも短い、ことを特徴とする請求項5に記載の表示パネル。
【請求項7】
前記第3列の発光チップのN極と前記第1列の発光チップのN極との間の最短距離は、前記第3列の発光チップのN極と前記第1列の発光チップのP極との間の距離よりも長く、
前記第2列の発光チップのN極と前記第4列の発光チップのN極との間の最短距離は、前記第2列の発光チップのN極と前記第4列の発光チップのP極との間の距離よりも長い、ことを特徴とする請求項5に記載の表示パネル。
【請求項8】
前記第5列の発光チップにおけるN極と前記第1列の発光チップのP極との間の最短距離は、前記第5列の発光チップにおけるN極と前記第1列の発光チップのN極との間の最短距離よりも短く、
前記第2列の発光チップにおけるN極と前記第6列の発光チップのP極との間の最短距離は、前記第2列の発光チップにおけるN極と前記第6列の発光チップのN極との間の最短距離よりも長い、ことを特徴とする請求項に記載の表示パネル。
【請求項9】
前記第5列の発光チップにおけるN極と前記第1列の発光チップのP極との間の最短距離は、前記第5列の発光チップにおけるN極と前記第1列の発光チップのN極との間の最短距離よりも長く、
前記第2列の発光チップにおけるN極と前記第6列の発光チップのP極との間の最短距離は、前記第2列の発光チップにおけるN極と前記第6列の発光チップのN極との間の最短距離よりも短い、ことを特徴とする請求項に記載の表示パネル。