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特開2024-166181ゲーム内の活動領域拡張システム、方法および方法を実行するプログラムを保存する記録媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024166181
(43)【公開日】2024-11-28
(54)【発明の名称】ゲーム内の活動領域拡張システム、方法および方法を実行するプログラムを保存する記録媒体
(51)【国際特許分類】
   A63F 13/65 20140101AFI20241121BHJP
   A63F 13/35 20140101ALI20241121BHJP
   A63F 13/79 20140101ALI20241121BHJP
   A63F 13/216 20140101ALI20241121BHJP
【FI】
A63F13/65
A63F13/35
A63F13/79
A63F13/216
【審査請求】未請求
【請求項の数】18
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024081010
(22)【出願日】2024-05-17
(31)【優先権主張番号】10-2023-0064606
(32)【優先日】2023-05-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2024-0044132
(32)【優先日】2024-04-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】524179813
【氏名又は名称】株式会社ファニーストーム
【氏名又は名称原語表記】FUNNY STORM
【住所又は居所原語表記】702, 12, Jeongjail-ro 156beon-gil, Bundang-gu, Seongnam-si, Gyeonggi-do, Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】110002952
【氏名又は名称】弁理士法人鷲田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ユ チュンギル
(72)【発明者】
【氏名】イム ジョン-ファン
(72)【発明者】
【氏名】カン ヒョジョン
(57)【要約】      (修正有)
【課題】現実世界でユーザー位置に基づいたゲームで、ユーザーの活動領域の変動性を通してゲームコンテンツの多様性を確保してユーザー興味を増加させる。
【解決手段】ゲーム内の活動領域拡張システム、方法および方法を実行するプログラムを保存する記録媒体に関し、接続したクライアント端末に対してゲーム実行のためのクライアントプログラムを提供するステップ;およびクライアント端末に対して実際環境情報と生成されるゲーム環境間のマッチング情報を提供し、ユーザー側プレーヤーのゲーム内の活動領域設定関連情報を保存する領域テーブルを提供し、クライアント端末がユーザー位置での実際環境情報にマッチングされるゲーム環境を構成し、領域テーブルに基づいて当該プレーヤーに対して、ユーザー位置を中心に二つ以上の拡張要因の組み合わせに応じてゲーム内の活動領域を設定させるステップ;を含むことができる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゲーム内の活動領域拡張システムであって、
クライアント端末からゲームサービスユーザーの会員情報を受信して登録し、会員管理を実行するサービスサーバーと、
前記クライアント端末にゲーム実行のためのクライアントプログラムを提供するゲームサーバーと、
を含み、
前記ゲームサーバーは、
前記クライアント端末に対して、実際環境情報と生成されるゲーム環境間のマッチング情報を提供し、ユーザー側プレーヤーのゲーム内の活動領域設定関連情報を保存する領域テーブルを提供し、
前記クライアント端末が、ユーザー位置における実際環境情報にマッチングされるゲーム環境を構成し、前記領域テーブルに基づいて当該プレーヤーに対して、ユーザー位置を中心に二つ以上の拡張要因の組み合わせにより、ゲーム内の活動領域を設定させる、システム。
【請求項2】
前記ゲームサーバーは、
前記クライアント端末が通信してゲームプレーに必要なデータを送受信できるように、前記クライアントプログラムを提供するクライアントプログラム提供部と、
ユーザー位置における実際環境情報と生成されるゲーム環境間のマッチング情報を提供し、ユーザー側プレーヤーのゲーム内の活動領域設定関連情報を保存する領域テーブルを提供するテーブル提供部と、
プレーヤー情報を提供して当該プレーヤーのレベルおよび保有アイテム情報に基づいてゲームが実行されるようにし、プレーヤーがゲーム環境との相互作用を通して新たに発生させたゲームデータを管理するゲームデータ管理部と、
を含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記領域テーブルは、
領域の数値単位を定義し、ゲーム環境で活動領域設定時に反映される活動領域拡張要因と各要因別拡張数値情報を含む、請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記活動領域拡張要因は、
プレーヤーレベル、使用期間の間に持続的にプレーヤーの活動領域を拡張させるアイテムである第1アイテム、使用時に予め設定された期間の間、一時的に活動領域を拡張させるアイテムである第2アイテム、ゲーム内の他のキャラクターとの関係性である縁およびプレーヤー実績のうち二つ以上を含む、請求項3に記載のシステム。
【請求項5】
前記活動領域拡張要因として前記縁は、
縁として登録された他キャラクターの能力に応じて当該要因の活動領域拡張数値が決定される要因である、請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
前記ゲームデータ管理部は、
プレーヤーがゲーム環境との相互作用を通して新たに発生させたゲームデータとして、ゲーム進行中に新たに収集された第1アイテム、第2アイテム、新たに登録された縁およびプレーヤーの新しい実績情報のうち一つ以上を受信して管理する、請求項2~5のいずれか一つに記載のシステム。
【請求項7】
システムのゲーム内の活動領域拡張方法であって、
a)接続したクライアント端末に対してゲーム実行のためのクライアントプログラムを提供するステップと、
b)前記クライアント端末に対して実際環境情報と生成されるゲーム環境間のマッチング情報を提供し、ユーザー側プレーヤーのゲーム内の活動領域設定関連情報を保存する領域テーブルを提供し、
前記クライアント端末がユーザー位置での実際環境情報にマッチングされるゲーム環境を構成し、前記領域テーブルに基づいて当該プレーヤーに対して、ユーザー位置を中心に二つ以上の拡張要因の組み合わせによりゲーム内の活動領域を設定できるようにするステップと、を含む、方法。
【請求項8】
前記領域テーブルは、
領域の数値単位を定義し、ゲーム環境で活動領域設定時に反映される活動領域拡張要因と各要因別拡張数値情報を含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記活動領域拡張要因は、
プレーヤーレベル、使用期間の間に持続的にプレーヤーの活動領域を拡張させるアイテムである第1アイテム、使用時予め設定された期間の間、一時的に活動領域を拡張させるアイテムである第2アイテム、ゲーム内の他キャラクターとの関係性である縁およびプレーヤー実績のうち二つ以上を含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記活動領域拡張要因として前記縁は、
縁として登録された他キャラクターの能力に応じて当該要因の活動領域拡張数値が決定される要因である、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
c)前記クライアント端末に対してプレーヤー情報を提供し、当該プレーヤーのレベルおよび保有アイテム情報に基づいてゲーム環境内活動領域が設定されるようにするステップをさらに含む、請求項7~10のいずれか一つに記載の方法。
【請求項12】
d)プレーヤーがゲーム環境との相互作用を通して新たに発生させたゲームデータとして、ゲーム進行中に新たに獲得された第1アイテム、第2アイテム、新たに登録された縁およびプレーヤーの新しい実績情報のうち一つ以上を受信して管理するステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
ゲーム内の活動領域拡張方法を実行するプログラムを保存した記録媒体であって、前記方法は、
a)装置が、実際環境情報と生成されるゲーム環境間のマッチング情報およびユーザー側プレーヤーのゲーム内の活動領域設定関連情報を保存する領域テーブルを保存するステップと、
b)装置が、前記マッチング情報に基づいてユーザー位置に応じる実際環境情報にマッチングされるゲーム環境を構成するステップと、
c)装置が、前記領域テーブルに基づいて、当該プレーヤーに対して、ユーザー位置を中心に二つ以上の拡張要因の組み合わせによりゲーム環境内活動領域を設定するステップと、
を含む、記録媒体。
【請求項14】
前記領域テーブルは、
領域の数値単位を定義し、ゲーム環境で活動領域設定時に反映される活動領域拡張要因と各要因別拡張数値情報を含む、請求項13に記載の記録媒体。
【請求項15】
前記活動領域拡張要因は、
プレーヤーレベル、使用期間の間に持続的にプレーヤーの活動領域を拡張させるアイテムである第1アイテム、使用時予め設定された期間の間、一時的に活動領域を拡張させるアイテムである第2アイテム、ゲーム内の他キャラクターとの関係性である縁およびプレーヤー実績のうち二つ以上を含む、請求項14に記載の記録媒体。
【請求項16】
前記活動領域拡張要因として前記縁は、
縁として登録された他キャラクターの能力に応じて当該要因の活動領域拡張数値が決定される要因である、請求項15に記載の記録媒体。
【請求項17】
前記c)ステップは、
c-1)当該プレーヤーの二つ以上の活動領域拡張要因を確認するステップと、
c-2)活動領域拡張要因別に設定されたそれぞれの拡張数値を確認するステップと、
c-3)それぞれの拡張数値を組み合わせて最終活動領域数値を導出するステップと、
c-4)最終活動領域数値に応じてプレーヤーのゲーム環境内活動領域を設定するステップと、
を含む、請求項15または16のいずれか一つに記載の記録媒体。
【請求項18】
d)プレーヤーのゲームプレーを通して前記第1または第2アイテムが使用される場合、活動領域拡張と関連する新たな実績が達成される場合および新たな縁が登録される場合のうち一つ以上の場合が発生する時、装置が新たな拡張要因を確認してそれぞれの拡張数値を通して最終活動領域数値を導出して新たな活動領域を設定するステップをさらに含む、請求項17に記載の記録媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゲーム内の活動領域拡張システム、方法および方法を実行するプログラムを保存する記録媒体に関し、ユーザー位置に基づいたゲームシステムにおいて、ゲーム内の活動領域拡張要因を確認し、各要因の組み合わせの結果により多様な範囲に拡張可能な活動領域を提供する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
モバイル技術の発展に伴い、ゲーム構築における時空的制約が徐々に減少し、ゲームプレーヤー間のインタラクションが活発化している。ゲームの消費層が多様化し、ゲーム空間を現実世界と融合させるための様々な試みが行われている。
【0003】
従来のポケモンGOのようなゲームは、大衆に馴染みのあるポケモンキャラクターを拡張現実ゲームから借用し、既存のポケモンキャラクターに対する消費のブームを再び起こした。
【0004】
しかし、ゲーム空間と現実世界を連携させる場合、ゲームの活動領域に限界があった。
【0005】
具体的には、ユーザーの現実世界の実際の移動と動作、ユーザーが物理的に移動できる領域に基づいてゲームコンテンツを提供する場合があった。
【0006】
この時、ユーザーの位置中心から一定距離の定められた領域に対する現実空間をゲームに反映する場合、ゲームを進行することができる環境の範囲が狭くなる可能性があった。
【0007】
また、ユーザーが移動よりも固定された状態でのゲームプレーを好む場合や、ユーザーの移動範囲が制限されたり、一定の場所で繰り返しゲームをする場合、ゲーム環境が繰り返され、ユーザーの立場からすると単調に感じる可能性が高い。
【0008】
現実世界の実際のユーザーの位置に基づいたゲームにおいて、ユーザーの活動領域の変動性を通じてゲームコンテンツの多様性を確保する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明が解決しようとする技術的課題は、現実世界でユーザー位置に基づいたゲームで、ユーザーの活動領域の変動性を通してゲームコンテンツの多様性を確保し、ユーザーの興味を増加させることである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記技術的課題を解決するための本発明の一面によるゲーム内の活動領域拡張システムは、クライアント端末からゲームサービスユーザーの会員情報を受信して登録し、会員管理を実行するサービスサーバー;および前記クライアント端末にゲーム実行のためのクライアントプログラムを提供するゲームサーバー;を含み、前記ゲームサーバーは、前記クライアント端末に対して、実際環境情報と生成されるゲーム環境間のマッチング情報を提供し、ユーザー側プレーヤーのゲーム内の活動領域設定関連情報を保存する領域テーブルを提供し、前記クライアント端末が、ユーザー位置での実際環境情報にマッチングされるゲーム環境を構成し、前記領域テーブルに基づいて当該プレーヤーに対して、ユーザー位置を中心に、二つ以上の拡張要因の組み合わせによりゲーム内の活動領域を設定するようにできる。
【0011】
この時、前記ゲームサーバーは、前記クライアント端末が通信してゲームプレーに必要なデータを送受信できるように、前記クライアントプログラムを提供するクライアントプログラム提供部;ユーザー位置での実際環境情報と生成されるゲーム環境間のマッチング情報を提供し、ユーザー側プレーヤーのゲーム内の活動領域設定関連情報を保存する領域テーブルを提供するテーブル提供部;およびプレーヤー情報を提供し、当該プレーヤーのレベルおよび保有アイテム情報に基づいてゲームが実行されるようにし、プレーヤーがゲーム環境との相互作用を通して新たに発生させたゲームデータを管理するゲームデータ管理部を含むことができる。
【0012】
そして、前記領域テーブルは、領域の数値単位を定義し、ゲーム環境で活動領域設定時に反映される活動領域拡張要因と各要因別拡張数値情報を含むことができる。
【0013】
この時、前記活動領域拡張要因は、プレーヤーレベル、使用期間の間に持続的にプレーヤーの活動領域を拡張させるアイテムである第1アイテム、使用時に予め設定された期間の間に一時的に活動領域を拡張させるアイテムである第2アイテム、ゲーム内の他キャラクターとの関係性である縁およびプレーヤー実績のうち二つ以上を含むことができる。
【0014】
そして、前記活動領域拡張要因としての前記縁は、縁として登録された他キャラクターの能力に応じて、当該要因の活動領域拡張数値が決定される要因であることができる。
【0015】
そして、前記ゲームデータ管理部は、プレーヤーがゲーム環境との相互作用を通じて新たに発生させたゲームデータとして、ゲーム進行中に新たに収集された第1アイテム、第2アイテム、新たに登録された縁およびプレーヤーの新たな実績情報のうち一つ以上を受信して管理することができる。
【0016】
一方、本発明の一面によるシステムのゲーム内の活動領域拡張方法は、a)接続したクライアント端末に対してゲーム実行のためのクライアントプログラムを提供するステップ;およびb)前記クライアント端末に対して実際環境情報と生成されるゲーム環境間のマッチング情報を提供し、ユーザー側プレーヤーのゲーム内の活動領域設定関連情報を保存する領域テーブルを提供し、前記クライアント端末がユーザー位置での実際環境情報にマッチングするゲーム環境を構成し、前記領域テーブルに基づいて、当該プレーヤーに対して、ユーザー位置を中心に、二つ以上の拡張要因の組み合わせによってゲーム内の活動領域を設定できるようにするステップ;を含むことができる。
【0017】
この時、前記領域テーブルは、領域の数値単位を定義し、ゲーム環境で活動領域設定時に反映される活動領域拡張要因と各要因別の拡張数値情報を含むことができる。
【0018】
そして、前記活動領域拡張要因は、プレーヤーのレベル、使用期間の間に持続的にプレーヤーの活動領域を拡張させるアイテムである第1アイテム、使用時に予め設定された期間の間に一時的に活動領域を拡張させるアイテムである第2アイテム、ゲーム内の他キャラクターとの関係性である縁およびプレーヤー実績のうち、二つ以上を含むことができる。
【0019】
この時、前記活動領域拡張要因としての前記縁は、縁として登録された他キャラクターの能力に応じて当該要因の活動領域拡張数値が決定される要因である。
【0020】
そして、c)前記クライアント端末に対してプレーヤー情報を提供し、当該プレーヤーのレベルおよび保有アイテム情報に基づいて、ゲーム環境内活動領域が設定されるようにするステップ;をさらに含むことができる。
【0021】
この時、d)プレーヤーがゲーム環境との相互作用を通じて新たに発生させたゲームデータとして、ゲーム進行中に新たに獲得された第1アイテム、第2アイテム、新たに登録された縁およびプレーヤーの新実績情報のうち一つ以上を受信して管理するステップをさらに含むことができる。
【0022】
また、本発明の一面による記録媒体は、ゲーム内の活動領域拡張方法を実行するプログラムを保存した記録媒体であって、前記方法は、a)装置が、実際環境情報と生成されるゲーム環境間のマッチング情報およびユーザー側プレーヤーのゲーム内の活動領域設定関連情報を保存する領域テーブルを保存するステップ;b)装置が、前記マッチング情報に基づいてユーザー位置に従う実際環境情報にマッチングされるゲーム環境を構成するステップ;およびc)装置が、前記領域テーブルに基づいて、当該プレーヤーに対して、ユーザー位置を中心に、二つ以上の拡張要因の組み合わせによってゲーム環境内活動領域を設定するステップ;を含むことができる。
【0023】
そして、前記領域テーブルは、領域の数値単位を定義し、ゲーム環境で活動領域設定時に反映される活動領域拡張要因と各要因別拡張数値情報を含むことができる。
【0024】
この時、前記活動領域拡張要因は、プレーヤーレベル、使用期間の間に持続的にプレーヤーの活動領域を拡張させるアイテムである第1アイテム、使用時に予め設定された期間の間一時的に活動領域を拡張させるアイテムである第2アイテム、ゲーム内に他キャラクターとの関係性である縁およびプレーヤー実績のうち二つ以上を含むことができる。
【0025】
そして、前記活動領域拡張要因としての前記縁は、縁として登録された他キャラクターの能力に応じて当該要因の活動領域拡張数値が決定される要因であることができる。
【0026】
そして、前記c)ステップは、c-1)当該プレーヤーの二つ以上の活動領域拡張要因を確認するステップ;c-2)活動領域拡張要因別に設定されたそれぞれの拡張数値を確認するステップ;c-3)それぞれの拡張数値を組み合わせて最終活動領域数値を導出するステップ;およびc-4)最終活動領域数値に応じてプレーヤーのゲーム環境内活動領域を設定するステップ;を含むことができる。
【0027】
そして、d)プレーヤーのゲームプレーを通して前記第1または第2アイテムが使用される場合、活動領域拡張と関連する新たな実績が達成される場合および新たな縁が登録される場合のうち一つ以上の場合が発生する時、装置が新たな拡張要因を確認し、それぞれの拡張数値を通して最終活動領域数値を導出し、新たな活動領域を設定するステップ;をさらに含むことができる。
【0028】
以上、説明したように本発明によれば、ゲーム内の活動領域拡張要因の多様な組み合わせを通してプレーヤー別にそれぞれの活動領域でゲームを進行することができ、ユーザーは、キャラクターの成長とアイテム獲得を通して、活動範囲を増やしながら、ゲームプレーの楽しさみを増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
図1】本発明の一面によるシステムの全体構成図である。
図2】本発明の一面によるサービスサーバーの構成図である。
図3】本発明の一面によるゲームサーバーの構成図である。
図4】本発明の一面によるクライアント端末の構成図である。
図5図4の活動領域処理部に対する詳細構成図である。
図6】プレーヤーの拡張された活動領域および領域拡張要因に対する例示画面である。
図7】プレーヤーの拡張された活動領域および領域拡張要因に対する例示画面である。
図8】本発明の一面によりシステムにおいて、クライアント端末に対して領域テーブルを提供し、条件によりユーザーゲーム活動領域が拡張されるようにする方法に対する全体フローチャートである。
図9】本発明の一面によりクライアント端末で条件によりゲーム活動領域を拡張する方法に対する全体フローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0030】
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施例について、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。しかし、本発明は、様々な異なる形態で実施することができ、ここで説明する実施例に限定されない。そして、図面で本発明を明確に説明するために、説明と関係ない部分は省略し、明細書全体を通じて類似した部分については類似の図面符号を付けた。
【0031】
明細書全体において、ある部分がある構成要素を「含む」という場合、これは、特に反対の記載がない限り、他の構成要素を除外するのではなく、他の構成要素をさらに含むことができることを意味する。
【0032】
また、明細書に記載された「...部」、「...器」、「...モジュール」などの用語は、少なくとも一つの機能や動作を処理する単位を意味し、これは、ハードウェアやソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実現することができる。
【0033】
本発明で説明する装置は、少なくとも一つのプロセッサ、メモリ装置、通信装置などを含むハードウェアで構成され、指定された場所にハードウェアと組み合わせて実行されるプログラムが保存される。ハードウェアは、本発明の方法を実行できる構成と性能を有する。プログラムは、図面を参照して説明した本発明の動作方法を実装した命令(instructions)を含み、プロセッサとメモリ装置などのハードウェアと結合して本発明を実行する。
【0034】
本明細書における「送信または提供」は、直接的な送信または提供だけでなく、他の装置を通じて、または迂回経路を利用して間接的に送信または提供することも含むことができる。
【0035】
本明細書において、単数で記載された表現は、「一つ」または「単一」などの明示的な表現を使用しない限り、単数または複数と解釈することができる。
【0036】
本明細書において、図面に関係なく、同じ図面番号は同じ構成要素を指し、「および/または」は、言及された構成要素のそれぞれおよび一つ以上のすべての組み合わせを含む。
【0037】
本明細書において、第1、第2などのような序数を含む用語は、様々な構成要素を説明するために使用することができるが、前記構成要素は、前記用語によって限定されない。これらの用語は、ある構成要素を他の構成要素と区別する目的でのみ使用される。例えば、本開示の権利範囲を逸脱することなく、第1の構成要素は第2の構成要素と命名することができ、同様に第2の構成要素も第1の構成要素と命名することができる。
【0038】
本明細書で図面を参照して説明したフローチャートにおいて、動作の順序は変更することができ、複数の動作が統合されたり、ある動作が分割されたり、特定の動作が実行されないことができる。
【0039】
まず、図1に示したように、ユーザーは、クライアント端末100を通じてゲームを楽しむことができる。
【0040】
クライアント端末100は、例えば、モバイル端末器であって、ゲームサーバー300に接続し、必要なクライアントプログラムをダウンロードして対象ゲームをプレーすることができる。この時、クライアント端末100は、サービスサーバー200を通じて、情報登録を通した会員加入を進行し、会員サービスを提供されることもできる。
【0041】
クライアント端末100は、衛星を通してGPS情報を受信することができる。
【0042】
そして、クライアント端末100は、APIサーバーおよび地図サーバーを通して、ゲーム空間で現在位置に基づいて実際環境データおよび地図データを受け取ることができる。これにより、クライアント端末100は、現在天気、温度、湿度、時間などの情報をゲーム環境構成に適用することができる。
【0043】
クライアント端末100は、ユーザープレーヤーの現在位置に基づいて実際環境情報にマッチングされるゲーム環境を構成し、プレーヤーの活動領域を提供することができる。この時、特定要件が成立する場合、前記活動領域を拡張することができる。より詳細な内容は後述する。
【0044】
サービスサーバー200は、ユーザー接続を管理することができ、ゲームサービス利用者の会員情報を登録し、会員管理を実行することができる。
【0045】
ゲームサーバー300は、クライアント端末100の要請により、ゲームプレーのためのクライアントプログラムを提供することができ、ゲーム開始のためにプレーヤーのレベル情報などを含むプレーヤーデータを提供することができる。
【0046】
またゲームサーバー300は、ユーザー位置での実際環境情報とゲーム環境間のマッチング情報を提供することができ、ゲーム実行時にクライアント端末100が複数の拡張要因に対する組み合わせを通して活動領域を設定できるように、領域テーブルを提供することができる。ゲームサーバー300に関する詳細な内容また後述する。
【0047】
一方、図2は、本発明の一面によるサービスサーバー200に対する詳細構成図である。
【0048】
示したように、サービスサーバー200は、ユーザー接続部210、会員情報登録部220および会員管理部230を含むことができる。
【0049】
ユーザー接続部210は、クライアント端末100とのインターフェースであり、クライアント端末100からの要請および情報を受信することができる。
【0050】
会員情報登録部220は、会員として登録するユーザーに対する情報を収集して登録することができる。
【0051】
会員管理部230は、登録された会員に対する履歴管理や会員に提供されるイベント設定/管理を実行することができる。
【0052】
以下、図3を参照して本発明の一面によるゲームサーバー300をより詳しく説明する。
【0053】
ゲームサーバー300は、クライアントプログラム提供部310、テーブル提供部320およびゲームデータ管理部330を含むことができる。
【0054】
クライアントプログラム提供部310は、クライアント端末100にゲームプレーのために必要なクライアントプログラムを提供することができる。
【0055】
クライアントプログラム提供部310は、クライアント端末100がゲームサーバー300と通信して、ゲームプレーに必要なデータを送受信することができるように、前記プログラムを提供してダウンロードするようにすることができる。
【0056】
テーブル提供部320は、ユーザー位置に応じた実際環境情報にマッチングされて生成されるゲーム環境情報を提供することができ、プレーヤーのゲーム空間で活動領域を設定するための領域テーブルを提供することができる。
【0057】
具体的に、実際環境情報にマッチングされて生成されたゲーム環境でプレーヤー活動領域が実際ユーザー位置を中心に所定領域に設定される時、前記領域テーブルは、活動領域設定関連情報を含むことができる。
【0058】
例えば、領域テーブルは、領域の数値単位を定義することができ、ゲーム空間で活動領域設定時に反映される活動領域拡張要因と各要因別拡張数値情報を含むことができる。そして、拡張要因としては、プレーヤーのレベル、第1アイテム、第2アイテム、ゲーム内の他のキャラクターとの関係性(以下、「縁のシステム」と表現することができる)、およびプレーヤー実績を含むことができる。
【0059】
この時、第1アイテムは、使用期間の間に持続的にプレーヤーが活動領域を拡張できるアイテムを含み、第2アイテムは、使用時に予め設定された期間の間、一時的に活動領域を拡張できるアイテムを含むことができる。
【0060】
ゲーム内の他キャラクターとの関係性、つまり、縁のシステムは、ユーザー側プレーヤーとゲーム内の他のキャラクターとの相互作用を強化させるシステムである。
【0061】
プレーヤーは、ゲーム内の他キャラクターとの相互作用を始め、当該他キャラクターとの関係性を通して、当該他キャラクターの能力を提供されることができる。
【0062】
プレーヤーは、前記縁のシステムを通して特定キャラクターから活動領域拡張能力を提供されることができる。
【0063】
例えば、プレーヤーは、ゲーム内でドラゴンを収集して登録することができ、このうち、当該ドラゴンから活動領域を拡張させる能力を提供されることができる。
【0064】
一方、実績システムは、ゲーム内のイベント、戦闘、クエストおよびミッション完了のようなプレーヤーのゲーム内の多様な活動を記録し、活動履歴に応じて能力を付与するシステムである。
【0065】
プレーヤーがゲーム内で活動領域増加と関連する実績を行った場合、前記実績は記録され、プレーヤー活動領域拡張要因として確認され、プレーヤーは、ゲーム実行時に拡張された活動領域を提供されることができる。
【0066】
ゲームデータ管理部330は、ユーザープレーヤーの情報を提供し、ユーザーがゲームを実行できるようにする。
【0067】
具体的に、ゲームデータ管理部330は、プレーヤーのレベル情報、プレーヤー保有アイテム情報データを管理し、ユーザー接続時に提供することができる。
【0068】
ゲームデータ管理部330は、プレーヤーがゲームを実行し、ゲーム環境との相互作用を通して新たに発生したゲームデータを保存して管理することができる。
【0069】
例えば、ゲームデータ管理部330は、プレーヤーが新たにドラゴンを収集して登録する場合、当該プレーヤーの新たな縁の情報を保存して管理することができ、プレーヤーの多様な実績遂行情報を保存および管理することができる。
【0070】
ゲームデータ管理部330は、プレーヤーの活動領域拡張要因情報を管理してクライアント端末100に提供することができる。
【0071】
図4は、本発明の一面によるクライアント端末100の詳細構成図である。
【0072】
示したように、クライアント端末100は、テーブル保存部110、ゲーム環境構成部120および活動領域処理部130を含むことができる。
【0073】
テーブル保存部110は、前記ゲームサーバー300から伝達された領域テーブルを保存することができる。
【0074】
前記領域テーブルは、領域の数値単位を定義することができ、ゲーム空間で活動領域設定時に反映される活動領域拡張要因および各要因別拡張数値情報を含むことができる。
【0075】
具体的に前記領域テーブルは、プレーヤーレベル、第1アイテム、第2アイテム、縁およびプレーヤー実績のような拡張要因とそれぞれに対する拡張数値を含むことができる。領域テーブルに対する詳細な内容は、前述した通りであるため、以下省略する。
【0076】
ゲーム環境構成部120は、クライアント端末100でユーザープレーヤーのゲーム環境を構成するが、現実世界におけるユーザー位置に基づいて実際環境情報とマッチングするゲーム環境を構成することができる。
【0077】
活動領域処理部130は、ゲーム環境内でプレーヤーの活動領域を設定することができるが、具体的な内容は図5を参照して説明する。
【0078】
図5に示したように、活動領域処理部130は、拡張要因確認部1301、活動領域計算部1303および活動領域設定部1305を含むことができる。
【0079】
まず、拡張要因確認部1301は、ユーザー側プレーヤーに対する拡張要因情報を確認することができる。
【0080】
具体的に拡張要因確認部1301は、プレーヤーのレベル、第1アイテム、第2アイテム、ゲーム内の他キャラクターとの縁のレベル、およびプレーヤー実績情報を確認することができる。
【0081】
活動領域計算部1303は、確認されたそれぞれの拡張要因値に基づいて最終活動領域数値を計算することができる。
【0082】
例えば、領域テーブルに基づいて、当該プレーヤーのレベルが10の場合、レベルに応じた活動領域拡張数値は+10で確認することができる。また、当該プレーヤーの縁のレベルに応じた活動領域拡張数値が+2、第1アイテムを装着して拡張数値が+5、一実績達成による拡張数値が+1と確認することができる。
【0083】
この場合、活動領域計算部1303は、それぞれの拡張要因の値を通じて、最終活動領域数値として18(=10+2+5+1)を導出することができる。
【0084】
また、ユーザーが第2アイテムをさらに使用した場合で、前記第2アイテムが一時的に活動領域を100%増加させる場合、活動領域計算部は、最終活動領域数値として36(=18*2)を導出することができる。
【0085】
活動領域設定部1305は、最終活動領域数値からプレーヤーの活動領域を設定することができる。
【0086】
活動領域設定部1305は、例えば、領域テーブルで活動領域数値1が1mと定義され、最終活動領域数値が36である場合、ユーザー接続位置を中心に半径36mの範囲内の領域をプレーヤー活動領域として設定することができる。
【0087】
したがって、プレーヤーは、現実世界で実際移動または位置変更がなくても、拡張された活動領域内で存在する全てのゲームコンテンツを実行することができる。
【0088】
図6は、本発明の一面によりプレーヤーに拡張されたゲーム環境を提供する例示画面である。
【0089】
示したように、鮮明な円の中の領域は活性領域であり、プレーヤーの活動領域を示すことができ、上記の活性領域はカラーを用いて識別されるように表示されることもある。また、円の外の領域は非活性領域であり、白黒で表示されることもあり、プレーヤーが入場することができない領域である。
【0090】
プレーヤーは、活動領域内に存在し、象徴図案と共に小さい円形で表示される複数の地域のいずれかに入場してゲームを進行することができる。
【0091】
例示画面で、プレーヤーは、第2アイテムとして目の形状をしたアイテムを使用して、活動領域を一時的に増加させた。
【0092】
示したように、活動領域の中心部のユーザー位置を基準にして、うすい円形で表示された増加前の活動領域と、鮮明な円形で表示された増加後の活動領域を確認することができる。
【0093】
つまり、本発明によれば、ユーザーの実際位置は、変更されない状態で、初期活動領域に比べてユーザー側プレーヤーがゲーム内で活動できる領域が拡張され、入場可能地域が増加することができる。
【0094】
したがって、本ゲームコンテンツの多様性が増加することができ、ゲームに対するユーザーの興味を喚起することができる。
【0095】
図7は、活動領域拡張要因の例示である。
【0096】
例えば、(a)はプレーヤーレベル3を示すことができ、プレーヤーのレベルによって活動領域は異なって設定することができる。プレーヤーレベルが高くなるにつれて、プレーヤーレベルに応じた拡張数値は大きくなることができる。
【0097】
そして、(b)に示したように、ユーザープレーヤーの第1アイテム保有および使用によって拡張数値を増加させることができる。
【0098】
また、ゲーム内の他キャラクターとの関係、つまり、縁を通して拡張数値を増加させることができる。この時、(c)に示したように、ユーザー側プレーヤーが収集して縁として登録したキャラクターは、画面上で活性化されて表示され、縁の対象でないキャラクターは、黒色のシルエットで表示される。
【0099】
プレーヤーは、登録されたキャラクターとの縁を通して当該キャラクターの能力として活動領域の拡張を提供されることができる。
【0100】
そして、プレーヤーは、実績達成を通して活動領域を拡張することができる。
【0101】
例えば、(d)に示したように、ユーザー側プレーヤーは、宝物箱5回開封ミッションを遂行することができ、当該ミッションを完了すると、活動領域拡張数値+1を提供されることができる。
【0102】
また、活動領域拡張要因として、(e)に示すような第2アイテムがある。
【0103】
前述のように、第2アイテムを使用する場合、第2アイテムの種類によって一時的にプレーヤー活動領域が所定の数値だけ増加することができる。
【0104】
以下、図8を参照して、本発明の一面により、システムからクライアント端末に領域テーブルを提供し、拡張要因に応じてゲーム活動領域が変更される全体の流れを整理して説明する。
【0105】
示したように、システム10は、クライアント端末100に対してゲームプレーのために必要なクライアントプログラムを提供してダウンロードさせることができる(S100)。
【0106】
この時、システム10は、領域テーブル情報を提供することができる(S101)。
【0107】
前記領域テーブルは、領域の数値単位を定義することができ、ゲーム空間で活動領域設定時に反映される活動領域拡張要因と各要因別の拡張数値情報を含むことができる。領域テーブルに対する詳細な内容は、前述した通りであるため、以下省略する。
システム10は、前記領域テーブルを提供し、クライアント端末100がユーザー側プレーヤーに対する拡張要因情報に基づいて最終活動領域数値を導出して活動領域を設定できるようにする。
【0108】
システム10は、クライアント端末100に対してプレーヤーレベルおよびプレーヤー保有アイテムのようなプレーヤー情報を提供し、ユーザーがゲームを実行できるようにする(S103)。
【0109】
この時、プレーヤーが活動領域拡張に関連する第1アイテムまたは第2アイテムを保有している場合、システム10は、当該情報をクライアント端末100に提供して活動領域設定に活用することができるようにする。
【0110】
システム10は、ユーザー側プレーヤーがゲームを実行し、ゲーム環境と相互作用を通して新たに発生させたゲームデータを受信して管理することができる(S105)。
【0111】
例えば、システム10は、ゲーム進行中にプレーヤーが新たに登録した縁または達成した実績、新たに取得した第1アイテムまたは第2アイテムデータを受信して管理し、プレーヤーの後続の接続時にも当該情報が提供されるようにする。
【0112】
以下、図9を参照して、本発明の一面によりクライアント端末でユーザー側プレーヤーの活動領域を拡張する全体の流れを整理して説明する。
【0113】
クライアント端末100は、ゲームサーバー300からゲーム接続時に必要なクライアントプログラムをダウンロードすることができ、実際環境情報と生成されるゲーム環境間のマッチング情報を提供され、領域テーブルを共に提供されることができる(S200)。
【0114】
クライアント端末100は、ユーザープレーヤーのゲーム環境を構成することができるが、現実世界におけるユーザー位置に基づいて実際環境情報とマッチングされるゲーム環境を構成することができる。
【0115】
この時、クライアント端末100は、ゲーム環境内でプレーヤーがゲームコンテンツを実行できる活動領域を設定することができる(S201)。クライアント端末100は、ゲームサーバー300から提供されたプレーヤー情報に基づいて、例えば、プレーヤーのレベル、実績および縁に応じた拡張数値を確認し、活動領域を生成することができる。
【0116】
ユーザー側プレーヤーは、ゲーム進行中に第1アイテムまたは第2アイテムを獲得したり使用することができ、活動領域拡張と関連する新たな実績を達成したり新たな縁を登録することができる。
【0117】
クライアント端末100は、新たな拡張要因を確認し、それぞれの拡張数値を通して最終活動領域数値を導出し、活動領域を拡張することができる(S205)。
【0118】
クライアント端末100は、ユーザーの実際位置が変更されない状態で初期活動領域に比べて拡張された活動領域を提供し、プレーヤーが利用できるゲームコンテンツの多様性を高めることができる。
【0119】
特に、前記拡張された活動領域は、ユーザー側プレーヤーのゲーム活動に伴う多様な拡張要因の組み合わせの結果によって決定されるので、様々な場合の数発生によるユーザーの興味を喚起することができる。
【0120】
以上で説明した本開示の実施例は、装置及び方法を介してのみ実施されるものではなく、本開示の実施例の構成に対応する機能を実現するプログラム又はそのプログラムが記録された記録媒体を介して実施することもできる。
【0121】
以上、本開示の実施例について詳細に説明したが、本開示の権利範囲はこれに限定されるものではなく、以下の請求の範囲に定義されている本開示の基本概念を利用した当業者の様々な変形及び改良形態も本開示の権利範囲に属するものである。
【符号の説明】
【0122】
100 クライアント端末
110 テーブル保存部
120 ゲーム環境構成部
130 活動領域処理部
200 サービスサーバー
210 ユーザー接続部
220 会員情報登録部
230 会員管理部
300 ゲームサーバー
310 クライアントプログラム提供部
320 テーブル提供部
330 ゲームデータ管理部
1301 拡張要因確認部
1303 活動領域計算部
1305 活動領域設定部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9