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特開2024-166187実際環境情報を活用したゲーム提供システムおよび方法、並びにその方法を実行するプログラムを保存する記録媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024166187
(43)【公開日】2024-11-28
(54)【発明の名称】実際環境情報を活用したゲーム提供システムおよび方法、並びにその方法を実行するプログラムを保存する記録媒体
(51)【国際特許分類】
   A63F 13/65 20140101AFI20241121BHJP
   A63F 13/71 20140101ALI20241121BHJP
   A63F 13/35 20140101ALI20241121BHJP
   A63F 13/69 20140101ALI20241121BHJP
   A63F 13/216 20140101ALI20241121BHJP
【FI】
A63F13/65
A63F13/71
A63F13/35
A63F13/69
A63F13/216
【審査請求】未請求
【請求項の数】20
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024081145
(22)【出願日】2024-05-17
(31)【優先権主張番号】10-2023-0064603
(32)【優先日】2023-05-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2024-0030893
(32)【優先日】2024-03-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】524179813
【氏名又は名称】株式会社ファニーストーム
【氏名又は名称原語表記】FUNNY STORM
【住所又は居所原語表記】702, 12, Jeongjail-ro 156beon-gil, Bundang-gu, Seongnam-si, Gyeonggi-do, Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】110002952
【氏名又は名称】弁理士法人鷲田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ユ チュンギル
(72)【発明者】
【氏名】イム ジョン-ファン
(57)【要約】      (修正有)
【課題】現実世界の実際環境との連動性が向上することができ、現実世界の実際環境の変化に応じてユーザーに多様なゲーム経験を提供する。
【解決手段】接続したクライアント端末にクライアントプログラムを提供し、前記クライアントプログラムを通じて現在の実際環境情報と連係される相互作用可能ゲーム環境構成が実行されるようにすることができる。本発明によれば、GPS情報、環境関連APIなどを通じて得ることができる多様な実際環境要素をゲーム環境構成に適用し、相互作用しながらゲームプレーすることができる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゲーム提供システムであって、
クライアント端末からゲームサービスユーザーの会員情報を受信して登録し、会員管理を実行するサービスサーバー、および
前記クライアント端末にゲーム実行のためのクライアントプログラムを提供するゲームサーバーを含み、
前記ゲームサーバーは、前記クライアントプログラムを通じて現在の実際環境情報と連係される相互作用可能ゲーム環境構成が実行されるようにする、システム。
【請求項2】
前記ゲームサーバーは、
前記相互作用可能ゲーム環境構成として、
実際環境情報によりゲーム内のオブジェクトの種類、機能、性能および個数のうちの一つ以上が変化するようにする、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記オブジェクトは、ドラゴン、モンスター、植物、動物、NPC(Non Player Character)、ゲームアイテムのうちの一つ以上を含む、請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記ゲームサーバーは、
実際環境情報によりゲーム内のクエストの種類または個数が変化するようにする、請求項2に記載のシステム。
【請求項5】
前記ゲームサーバーは、
実際環境情報のそれぞれにマッチングされる相互作用可能ゲーム環境構成を含むマッチングテーブルに基づいて、
前記クライアント端末で現在の実際環境情報に連係される相互作用可能ゲーム環境が構成されるようにする、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項6】
前記ゲームサーバーは、
前記マッチングテーブルを前記クライアント端末に提供して、現在の実際環境情報により前記クライアント端末が独自的に前記相互作用可能ゲーム環境を構成するようにする、請求項5に記載のシステム。
【請求項7】
前記ゲームサーバーは、
前記クライアントプログラムを提供するクライアントプログラム提供部、
外部APIサーバーと通信して現在の実際環境情報を受信し、予め設定された一つの環境情報を前記クライアント端末に提供する環境情報提供部、および
ユーザーのゲーム実行のためのプレーヤ情報を提供するゲーム提供部を含む、請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
前記一つの環境情報は、特定地域に対する環境情報または選好環境情報を含む、請求項7に記載のシステム。
【請求項9】
システムのゲーム提供方法であって、
接続したクライアント端末にクライアントプログラムを提供する段階、および
前記クライアントプログラムを通じて現在の実際環境情報と連係される相互作用可能ゲーム環境構成が実行されるようにする段階を含む、方法。
【請求項10】
前記相互作用可能ゲーム環境構成が実行されるようにする段階は、
実際環境情報によりゲーム内のオブジェクトの種類、機能、性能および個数のうちの一つ以上が変化するようにする段階である、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記オブジェクトは、ドラゴン、モンスター、植物、動物、NPC(Non Player Character)、ゲームアイテムのうちの一つ以上を含む、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
実際環境情報によりゲーム内のクエストの種類または個数が変化するようにする段階をさらに含む、請求項10に記載の方法。
【請求項13】
前記ゲーム環境構成が実行されるようにする段階は、
実際環境情報のそれぞれにマッチングされる相互作用可能ゲーム環境構成を含むマッチングテーブルに基づいて、前記クライアント端末で現在の実際環境情報に連係される相互作用可能ゲーム環境が構成されるようにする段階である、請求項9乃至12のいずれか一項に記載の方法。
【請求項14】
前記ゲーム環境構成が実行されるようにする段階は、
前記マッチングテーブルを前記クライアント端末に提供する段階、および
現在の実際環境情報により前記クライアント端末が独自的に前記マッチングテーブルに基づいて前記相互作用可能ゲーム環境を構成するようにする段階を含む、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
外部APIサーバーと通信して現在の実際環境情報を受信し、予め設定された一つの環境情報を前記クライアント端末に提供する段階;をさらに含む、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記一つの環境情報は、特定地域に対する環境情報または選好環境情報を含む、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
ゲーム提供方法を実行するプログラムを保存した記録媒体であって、
前記方法は、
クライアント端末が実際環境情報のそれぞれにマッチングされる相互作用可能ゲーム環境構成を含むマッチングテーブルを保存する段階、
クライアント端末が実際環境情報を受信する段階、および
クライアント端末が受信された現在の実際環境情報により前記マッチングテーブルに基づいて前記相互作用可能ゲーム環境構成を実行する段階を含む、記録媒体。
【請求項18】
前記相互作用可能ゲーム環境構成を実行する段階は、
実際環境情報によりゲーム内のオブジェクトの種類、機能、性能および個数のうちの一つ以上を変化させる段階である、請求項17に記載の記録媒体。
【請求項19】
前記オブジェクトは、ドラゴン、モンスター、植物、動物、NPC(Non Player Character)、ゲームアイテムのうちの一つ以上を含む、請求項18に記載の記録媒体。
【請求項20】
ユーザー設定により特定地域の環境情報または選好環境情報に対する通知を提供する段階をさらに含む、請求項17乃至19のいずれか一項に記載の記録媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、実際環境情報を活用したゲーム提供システムおよび方法、並びにその方法を実行するプログラムを保存する記録媒体に関し、APIサーバーなどを通じて実際環境情報を受信し、実際環境情報により連動される相互作用可能ゲーム環境構成を提供して、実際環境により多様なゲーム経験を提供する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
モバイル技術の発展に伴い、ゲーム構築において時空間的制約が次第に減り、ゲームプレーヤ間のインタラクションが活発になってきている。ゲームの消費層が多様化し、ゲーム空間を現実世界と融合させるための多様な試みが行われている。
【0003】
従来、ポケモンGOのようなゲームは、大衆に慣れているポケモンキャラクターを拡張現実ゲームで借用して、既存のポケモンキャラクターに対する消費のブームを再び起こしたりもした。
【0004】
しかし、ゲーム空間に現実世界情報を反映する際には限界があった。
【0005】
具体的に、現実世界の物理的空間形態をゲーム環境に類似に反映する試みはあったが、空間デザイン以外の要素は反映されず、実際環境との連携性、環境変化に従いながらゲームプレー過程でユーザーと相互作用可能な多様なゲーム環境構成が提供されなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
したがって、本発明が解決しようとする技術的課題は、実際環境情報を活用して、現実世界の環境情報に連動して環境変化に応じてプレーヤと相互作用可能な多様なゲーム経験を提供することができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記技術的課題を解決するための本発明の一面による実際環境情報を活用したゲーム提供システムは、クライアント端末からゲームサービスユーザーの会員情報を受信して登録し、会員管理を実行するサービスサーバー、および前記クライアント端末にゲーム実行のためのクライアントプログラムを提供するゲームサーバーを含み、前記ゲームサーバーは、前記クライアントプログラムを通じて現在の実際環境情報と連係される相互作用可能ゲーム環境構成が実行されるようにすることができる。
【0008】
この時、前記ゲームサーバーは、前記相互作用可能ゲーム環境構成として、実際環境情報によりゲーム内のオブジェクトの種類、機能、性能および個数のうちの一つ以上が変化するようにすることができる。
【0009】
また、前記オブジェクトは、ドラゴン、モンスター、植物、動物、NPC(Non Player Character)、ゲームアイテムのうちの一つ以上を含むことができる。
【0010】
そして、前記ゲームサーバーは、実際環境情報によりゲーム内のクエストの種類または個数が変化するようにすることができる。
【0011】
また、前記ゲームサーバーは、実際環境情報のそれぞれにマッチングされる相互作用可能ゲーム環境構成を含むマッチングテーブルに基づいて、前記クライアント端末で現在の実際環境情報に連係される相互作用可能ゲーム環境が構成されるようにすることができる。
【0012】
この時、前記ゲームサーバーは、前記マッチングテーブルを前記クライアント端末に提供して、現在の実際環境情報により前記クライアント端末が独自的に前記相互作用可能ゲーム環境を構成するようにすることができる。
【0013】
そして、前記ゲームサーバーは、前記クライアントプログラムを提供するクライアントプログラム提供部、外部APIサーバーと通信して現在の実際環境情報を受信し、予め設定された一つの環境情報を前記クライアント端末に提供する環境情報提供部、およびユーザーのゲーム実行のためのプレーヤ情報を提供するゲーム提供部を含むことができる。
【0014】
一方、前記一つの環境情報は、特定地域に対する環境情報または選好環境情報を含むことができる。
【0015】
前記技術的課題を解決するための本発明の一面によるシステムの実際環境情報を活用したゲーム提供方法は、接続したクライアント端末にクライアントプログラムを提供する段階、および前記クライアントプログラムを通じて現在の実際環境情報と連係される相互作用可能ゲーム環境構成が実行されるようにする段階を含むことができる。
【0016】
この時、前記相互作用可能ゲーム環境構成が実行されるようにする段階は、実際環境情報によりゲーム内のオブジェクトの種類、機能、性能および個数のうちの一つ以上が変化するようにする段階であり得る。
【0017】
そして、前記オブジェクトは、ドラゴン、モンスター、植物、動物、NPC(Non Player Character)、ゲームアイテムのうちの一つ以上を含むことができる。
【0018】
また、実際環境情報によりゲーム内のクエストの種類または個数が変化するようにする段階をさらに含むことができる。
【0019】
そして、前記ゲーム環境構成が実行されるようにする段階は、実際環境情報のそれぞれにマッチングされる相互作用可能ゲーム環境構成を含むマッチングテーブルに基づいて、前記クライアント端末で現在の実際環境情報に連係される相互作用可能ゲーム環境が構成されるようにする段階であり得る。
【0020】
この時、前記ゲーム環境構成が実行されるようにする段階は、前記マッチングテーブルを前記クライアント端末に提供する段階、および現在の実際環境情報により前記クライアント端末が独自的に前記マッチングテーブルに基づいて前記相互作用可能ゲーム環境を構成するようにする段階を含むことができる。
【0021】
そして、外部APIサーバーと通信して現在の実際環境情報を受信し、予め設定された一つの環境情報を前記クライアント端末に提供する段階をさらに含むことができる。
【0022】
また、前記一つの環境情報は、特定地域に対する環境情報または選好環境情報を含むことができる。
【0023】
一方、前記技術的課題を解決するための本発明の一面による記録媒体は、実際環境情報を活用したゲーム提供方法を実行するプログラムを保存した記録媒体であって、前記方法は、クライアント端末が実際環境情報のそれぞれにマッチングされる相互作用可能ゲーム環境構成を含むマッチングテーブルを保存する段階、クライアント端末が実際環境情報を受信する段階、およびクライアント端末が受信された現在の実際環境情報により前記マッチングテーブルに基づいて前記相互作用可能ゲーム環境構成を実行する段階を含むことができる。
【0024】
この時、前記相互作用可能ゲーム構成を実行する段階は、実際環境情報によりゲーム内のオブジェクトの種類、機能、性能および個数のうちの一つ以上を変化させる段階であり得る。
【0025】
そして、前記オブジェクトは、ドラゴン、モンスター、植物、動物、NPC(Non Player Character)、ゲームアイテムのうちの一つ以上を含むことができる。
【0026】
また、ユーザー設定により特定地域の環境情報または選好環境情報に対する通知を提供する段階;をさらに含むことができる。
【発明の効果】
【0027】
以上で説明したように、本発明によれば、GPS情報、環境関連APIなどを通じて得ることができる多様な実際環境要素をゲーム環境構成に適用し、相互作用しながらゲームプレーすることができるため、現実世界の実際環境との連動性が向上することができる。
【0028】
そして、本発明によれば、現実世界の実際環境の変化によりユーザーに多様なゲーム経験を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
図1】本発明の一面によるシステムの全体構成図である。
図2】本発明の一面によるサービスサーバーの構成図である。
図3】本発明の一面によるゲームサーバーの構成図である。
図4】本発明の一面により現実世界の環境情報にマッチングされて提供される相互作用可能ゲーム環境構成のためのテーブルである。
図5】本発明の一面による、クライアント端末の詳細構成図である。
図6図5の実際環境情報要請部の詳細構成図である。
図7】本発明の一面によりシステムで現実世界の環境情報に連動して相互作用可能ゲーム環境構成を提供する全体フローチャートである。
図8】本発明の一面によりクライアント端末で現実世界の環境情報に連動して相互作用可能ゲーム環境構成を提供する全体フローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0030】
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施例について、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施することができるように詳細に説明する。しかし、本発明は、多様な異なる形態で実現することができ、ここで説明する実施例に限定されない。そして、図面において、本発明を明確に説明するために、説明上不要な部分は省略し、明細書全体にわたって類似の部分については類似の図面符号を付した。
【0031】
明細書全体において、ある部分がある構成要素を「含む」という時、これは特に反対の記載がない限り、他の構成要素を除くのではなく、他の構成要素をさらに含むことができることを意味する。
【0032】
また、明細書に記載された「…部」、「…器」、「…モジュール」などの用語は、少なくとも一つの機能がや動作を処理する単位を意味し、これはハードウェアやソフトウェア、またはハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせで実現することができる。
【0033】
本発明で説明する装置は、少なくとも一つのプロセッサ、メモリ装置、通信装置などを含むハードウェアで構成され、指定された場所にハードウェアと組み合わせて実行されるプログラムが保存される。ハードウェアは、本発明の方法を実行することができる構成と性能を有する。プログラムは、図面を参照して説明した本発明の動作方法を実現した命令語(instructions)を含み、プロセッサとメモリ装置などのハードウェアと組み合わせて本発明を実行する。
【0034】
本明細書において、「伝送または提供」は、直接的な伝送または提供することだけでなく、他の装置を介して、または迂回経路を利用して間接的に伝送または提供することも含むことができる。
【0035】
本明細書において、単数で記載された表現は、「一つ」または「単一」などの明示的な表現を使用しない限り、単数または複数と解釈することができる。
【0036】
本明細書において、図面に関係なく同じ図面番号は同じ構成要素を指し、「および/または」は、言及された構成要素のそれぞれおよび一つ以上のすべての組み合わせを含む。
【0037】
本明細書において、第1、第2などのような序数を含む用語は、様々な構成要素を説明するのに使用することができるが、前記構成要素は、前記用語により限定されない。前記用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的のみで使用される。例えば、本開示の権利範囲を逸脱することなく、第1構成要素は第2構成要素と命名することができ、同様に第2構成要素も第1構成要素と命名することができる。
【0038】
本明細書において、図面を参照して説明したフローチャートにおいて、動作順序は変更されてもよく、複数の動作が併合されたり、ある動作が分割されてもよく、特定動作は行われなくてもよい。
【0039】
本発明は、ユーザーが属している現在の多様な実際環境要素が、ユーザーが現在プレーするゲーム環境構成に適用され得るようにする技術である。
【0040】
本発明によれば、現在の現実世界環境の変化に連動してユーザーに多様なゲーム経験を提供することができる。
【0041】
より具体的に、まず図1に示されているように、ユーザーはクライアント端末100を通じてゲームを楽しむことができる。
【0042】
クライアント端末100は、例えばモバイル端末であり、ゲームサーバー300に接続して、必要なクライアントプログラムをダウンロードして対象ゲームをプレーすることができる。この時、クライアント端末100はサービスサーバー200を通じて、情報登録を通じた会員加入を行い、会員サービスの提供を受けることもできる。
【0043】
クライアント端末100は衛星400を通じてGPS情報を受信することができる。
【0044】
そして、クライアント端末100はAPIサーバー500および地図サーバー600を通じて、ゲーム空間で現在位置に基づいて実際環境データおよび地図データを受け取ることができる。これにより、クライアント端末100は現在の天気、温度、湿度、時間などの情報をリアルタイムでゲーム環境構成に適用することができる。
【0045】
つまり、本発明によれば、クライアント端末100はGPS情報を活用して地図サーバー600とAPIサーバー500を呼び出すことができる。
【0046】
そして、クライアント端末100は現在の実際環境情報によりマッチングされるゲーム環境を構成することができる。ゲーム空間は現在の実際環境情報のデータ変化により構成され、ゲームプレー過程でユーザーと相互作用することができる。したがって、ユーザーは実感のある、多様なゲーム環境の提供を受けることができる。
【0047】
温度、国、天気、高度、時間、風、霧、紫外線、降水量、微粉塵、株価情報、トラフィック情報のようにAPIを通じて得ることができる多様な実際環境要素は、それぞれマッチングされるゲーム環境として構成されるため、プレーヤが実際世界と連携したゲーム環境でゲームを楽しむことができるようにする。
【0048】
例えば、温度に応じたゲーム環境構成で、30度以上の環境の場合、広葉樹、サボテンなどの熱帯および砂漠植物、ラクダ、砂漠キツネなど暑い気候に適応した動物、気温が高い時だけ出没するモンスター、ドラゴンがゲーム環境として構成され得る。そして、暑さを嫌う敵は弱くなり、暑さを好む敵が強くなるようにゲーム環境が構成され得る。
【0049】
また、気温が0度以下である場合、針葉樹、葉がない木など寒波に耐える植物、ペンギン、ホッキョクグマなど寒い気候に適応した動物、気温が低い時だけ出没するモンスター、ドラゴンなどがゲーム環境として構成され得る。また、寒さを好む敵は強くなり、寒さを嫌う敵は弱くなるようにゲーム環境が構成され得る。
【0050】
そして、国によるゲーム環境構成で、オーストラリアである場合、オーストラリア特有の植物と動物(例:ユーカリプタス、アカシア、カンガルーなど)が提供され、オーストラリアにだけ登場するモンスター、ドラゴンおよびゲーム内ダンジョンなどが提供され得る。
【0051】
ロシアの場合、ロシア特有の植物と動物で、バーチ、オーク、クマ、トラなどが提供され、ロシアにだけ登場するモンスター、ドラゴンおよびダンジョンなどが提供され得る。
【0052】
また、天気によるゲーム環境構成で、雨が降る場合、ゲーム空間でも雨が降る様子を実現することができ、降水量により雨の強度を調節することができ、雨が降る時に登場する環境要素でカエル、カタツムリなどが提供され得る。また、雨が降る時、特定のモンスターやドラゴンが出没することができ、雨を好む敵が強くなり、雨を嫌う敵が弱くなることができる。
【0053】
実際環境で雪が降ると、ゲーム空間でも雪が降る様子を実現することができ、積雪量により雪の強度を調節することができ、雪が降る時に登場する環境要素でホッキョクグマ、ペンギン、ユキウサギなどが登場することができる。そして、雪が降る時、特定のモンスターまたはドラゴンが出没することができ、雪を好む敵が強くなり、雪を嫌う敵が弱くなることができる。
【0054】
また、高度によるゲーム環境構成で、高い高度である場合、主に巨大な個体であり、高い場所をゆっくり遊泳しながら高い高度でも呼吸が可能であり、主に高い大気にある太陽エネルギーを得て生きる設定であり、プレーヤが高い高度を飛行するドラゴンに乗って飛行すれば高い高度を飛行するドラゴンを敵として会うことができる。
【0055】
低い高度の場合、低い高度に登場するドラゴン、主に小さい個体であり、翼が貧弱であるか、体が重いか、低い高度で呼吸するドラゴンが登場することができる。プレーヤキャラクターが低い高度を飛行する個体のドラゴンに搭乗すれば低い高度のドラゴンに会って戦闘することができる。
【0056】
そして、時間に応じたゲーム環境構成の場合、実際環境が昼である時、昼に活動する動物でシカ、チョウチョウなどが現れ、昼の時間に登場する敵で炎鬼、ワシなどが現れ得る。朝および夕方の時間を嫌う敵は弱くなり、昼の時間を好む敵が強くなることができる。
【0057】
実際環境が夕方である時、夕方に活動する動物でコウモリ、カエルなどが現れ、夕方の時間帯に登場する敵で暗黒鬼、シャドウスライムなどが現れ得る。昼の時間を嫌う敵が弱くなり、夕方の時間を好む敵が強くなることができる。
【0058】
また、当該地域の株価が上昇したりトラフィックが増加する場合、ゲーム環境でモンスターや占領地がさらに多く生成されるように構成されることもできる。
【0059】
クライアント端末100は現在位置を基づいたリアルタイム環境情報と連動してゲーム内の背景音楽とサウンド効果を適用してゲーム環境を構成することもできる。
【0060】
例えば、クライアント端末100は雨が降ったり、晴れの日、曇りの日など多様な天気条件に合う背景音楽を再生してゲームの没入感を高めることができる。
【0061】
ユーザーは、現在位置を基盤としてリアルタイム環境情報により変化するゲーム内キャラクターがプレーヤと会って相互作用する経験をすることができる。例えば闇を好むスケルトンは夜に一層強くなるが、光を嫌う昼には能力が弱くなる。ユーザーはゲームを効果的に利用する方法を認知して学習しながら相互作用を通じてゲームをさらに面白く楽しむことができる。
【0062】
つまり、本発明によれば、現在の実際環境情報により、モンスター、ドラゴン、ゲームキャラクター、アイテム、植物、動物のようなゲーム内のオブジェクトの種類、機能、性能および数字が変化することができる。
【0063】
本発明によれば、現在位置に基づいたリアルタイム環境データ(温度、天気、高度、時間、国など)に対応してゲームキャラクターを含む相互作用可能ゲーム環境構成が連動して変動され、ゲームキャラクターとの相互作用もリアルタイム環境データにより変動することができる。
【0064】
前記要素は例示的なものであり、地図サーバー、天気APIなどで得ることができる多様な情報を活用して、マッチングテーブルに基づいてクライアント端末100でゲーム環境を構成するようにし、相互作用を可能にすることができる。
【0065】
つまり、ユーザーの現実世界の位置を反映するクライアント端末100のGPS機能を活用して、クライアント端末100は当該位置の天気情報などを受信することができ、ダウンロードされたクライアントプログラムを通じてクライアント端末100に保存されたマッチングテーブルに基づいて、現実世界の環境情報とマッチングされる仮想のゲーム環境を構成することができる。
【0066】
または、ゲームサーバー300が前記マッチングテーブルを保存し、現在の実際環境情報にマッチングされる相互作用可能ゲーム環境構成データをクライアント端末100に提供することもできる。
【0067】
サービスサーバー200は、ユーザー接続を管理することができ、ゲームサービス利用者の会員情報を登録し、会員管理を実行することができる。
【0068】
ゲームサーバー300はクライアント端末100の要請によりゲームプレーのためのクライアントプログラムを提供することができ、ゲーム開始のためにプレーヤデータを提供することができる。
【0069】
ゲームサーバー300は、現在位置の実際環境情報を受信して、クライアント端末100に提供することもできるが、クライアント端末100がゲームを実行しない場合にも実際環境情報およびマッチングされるゲーム環境構成要素に対する通知を提供して、ユーザー接続を誘導することもできる。
【0070】
また、前述のように、ゲームサーバー300は現在の実際環境情報にマッチングされる相互作用可能ゲーム環境構成のデータをクライアント端末100に提供することもできる。
【0071】
APIサーバー500は衛星400から確認されたクライアント端末100のGPS値に基づいて、現在位置の環境情報を提供することができる。
【0072】
例えば、APIサーバー500は天気、気温、風速、降水量、微細塵、株価情報、トラフィック情報などクライアント端末100の要請により多様な環境情報を提供することができる。
【0073】
地図サーバー600はクライアント端末100のGPS値を基準として、要請された地図データを提供することができる。
【0074】
地図サーバー600は地域の地理的特性を示すタイル形式の地図データを提供することができる。
【0075】
一方、図2は本発明の一面によるサービスサーバー200に関する詳細構成図である。
【0076】
図示されているように、サービスサーバー200は、ユーザー接続部210、会員情報登録簿220、および会員管理部230を含むことができる。
【0077】
ユーザー接続部210はクライアント端末100とのインターフェースであり、クライアント端末100からの要請および情報を受信することができる。
【0078】
会員情報登録簿220は会員として登録するユーザーに関する情報を収集して登録することができる。
【0079】
会員管理部230は登録された会員に対する履歴管理や会員に提供されるイベント設定/管理を実行することができる。
【0080】
以下、図3を参照して本発明の一面によるゲームサーバー300をより詳細に説明する。
【0081】
ゲームサーバー300は、クライアントプログラム提供部310、環境情報提供部320、およびゲーム提供部330を含むことができる。
【0082】
クライアントプログラム提供部310はクライアント端末100にゲームプレーのために必要なプログラムを提供することができる。
【0083】
クライアントプログラム提供部310はユーザーが位置した実際環境情報によりマッチングされる相互作用可能ゲーム環境構成を定義するテーブルも共に提供して、クライアント端末100が受信される実際環境情報によりマッチングされる相互作用可能ゲーム環境を構成するようにすることができる。
【0084】
環境情報提供部320はAPIサーバー500と通信して実際環境情報を受信することができる。環境情報提供部320は設定により特定の環境情報をクライアント端末100に提供することができる。
【0085】
例えば、ユーザーはクライアント端末100を通じて特定地域の環境情報の通知設定をすることができ、または選好環境情報に対する通知設定をすることができる。
【0086】
環境情報提供部320はユーザーが設定した特定のA地域で雪が降る場合、「A地域で雪が降っています。雪が降る時に登場するドラゴンが現れ得ます」のような通知を提供することができる。
【0087】
または、例えば、ユーザーが選好環境情報で0度以下を設定した場合、「現在地域の温度が0度以下です。ホッキョクグマが現れ得ます」のような通知を提供することもできる。
【0088】
環境情報提供部320はユーザーがゲームプレーを実行しない場合にも、クライアント端末100に前記通知を提供して、ユーザーのゲーム接続を誘導することもできる。
【0089】
ゲーム提供部330はプレーヤ情報を提供してユーザーがゲームを実行することができるようにするが、前述のマッチングテーブルに基づいて相互作用可能ゲーム環境構成のためのゲームデータを提供することもできる。
【0090】
図4は実際環境情報によりマッチングされる相互作用可能ゲーム環境構成を定義するテーブルの例示である。
【0091】
つまり、図示されているように、例えば現在プレーヤが位置した地域の地図データで提供される地理的情報がデパート、アパート団地、または墓地を含む場合、ゲーム空間はそれぞれ雑貨店、オーク村またはアンデッド村で構成され得る。
【0092】
また、現在位置の温度が高温である場合、ゲーム空間には気温が高い地域に生息する実際の動植物またはゲームで高い気温を好むと設定されたモンスターやドラゴンをゲーム環境に構成することができる。
【0093】
そして、現在位置の温度が低温である場合、ゲーム空間には気温が低い地域に生息する実際の動植物またはゲームで低い気温を好むと設定されたモンスターやドラゴンがゲーム環境に現れ得る。
【0094】
同様に、実際現実で雨や雪が降っている時、当該ゲーム空間にも雨や雪が表現され、ゲームの各オブジェクトに雨水が溜まったり雪が積もることが表現され得る。
【0095】
そして、例えばプレーヤの実際位置がオーストラリア(Australia)である場合、ゲーム空間にはオーストラリアに関連した動植物とオーストラリアに生息すると設定されたモンスターやドラゴンが現れ得る。
【0096】
また、プレーヤの現在位置が海や水辺である場合、仮想のゲーム空間には現実世界で海や水に生きる動植物が現れ、ゲームで水を好むと設定されたモンスターやドラゴンが現れ得る。
【0097】
そして、プレーヤの実際環境が夜または昼である場合、マッチングされるゲーム環境として夜と闇を好む動植物、闇を好むと設定されたモンスターやドラゴンが構成されたり、光を好む動植物、昼を好むと設定されたモンスターやドラゴンが環境として構成され得る。
【0098】
プレーヤは出没したドラゴンやモンスターを処置したり捕獲することができ、ドラゴンまたはモンスターの種類に応じてプレーヤの経験値として多様な値で累積することができる。
【0099】
また、前記マッチングテーブルに図示されなかったが、実際環境情報によりゲームに登場するNPC(Non Player Character)のクエストが異なるように設定され得る。
【0100】
例えば、雪が降る日、NPCはプレーヤに布を求めて毛服を作れとのクエストを提供することができ、クエスト遂行によりプレーヤは多様な補償や能力の提供を受けることもできる。
【0101】
また前記マッチングテーブルに図示されなかったが、実際環境情報により相互作用可能ゲーム環境構成として多様なアイテムが提供され得る。
【0102】
例えば、ゲーム内の宝箱の開放時、雨が降る日は傘や雨衣のようなコスチュームアイテムが現れてプレーヤの体温低下を防止することもでき、クリスマスやハロウィーンのような日はモンスターやハロウィーンコスチュームの提供を受けることができる。
【0103】
また、実際環境情報により各アイテムの機能または性能が変わるようにマッチングされ得る。
【0104】
例えば、プレーヤの活動領域を増加させるホークアイアイテムの場合、微細塵が多い日はアイテムの効果が20%減少するように、微細塵の数値が低い日はアイテム効果が20%上昇するようにマッチングされ得る。
【0105】
つまり、本発明によれば、現在の実際環境情報により相互作用可能ゲーム環境構成としてオブジェクトの種類、機能、性能および個数が変化することができ、ゲーム内のクエストの種類または個数も変化することができる。
【0106】
したがって、プレーヤは実際環境情報により変化する多様なゲーム経験を楽しむことができる。
【0107】
図5は本発明の一面によるクライアント端末100の詳細構成図である。
【0108】
図示されているように、クライアント端末100は、GPS情報確認部110、実際環境情報要請部120、地図データ要請部130、ゲーム環境構成部140、および通知部150を含むことができる。
【0109】
GPS情報確認部110は衛星を通じてクライアント端末100の現在位置情報を確認することができる。
【0110】
実際環境情報要請部120はGPS値に基づいてAPIサーバー500から実際環境情報を受信してゲーム環境構成に活用されるようにすることもできる。
【0111】
例えば、実際環境情報要請部120はAPIサーバー500を通じて当該位置の天気、気温、風速、降水量、微細塵、株価、トラフィックなど多様な実際環境情報を受信することができる。
【0112】
地図データ要請部130はプレーヤのGPS位置を基準として地図サーバー600に対して地図データを要請することができ、例えば地域の地理的特徴を示すタイル形式の地図データを受信することができる。
【0113】
ゲーム環境構成部140はゲームサーバー300から予めダウンロードされた相互作用可能ゲーム環境構成のマッチングテーブルを通じて、実際環境情報と連係されるプレーヤのゲーム環境を構成することができる。
【0114】
前述のように、ゲーム環境構成部140は前記テーブルに基づいて実際環境情報および地理的情報をマッチングして、プレーヤがゲーム進行過程で相互作用するようになる大規模なゲーム環境を生成することができる。
【0115】
通知部150は設定により特定地域の環境情報を提供したり、選好環境情報をユーザーに提供することができる。
【0116】
例えば、通知部150はユーザーがB地域に対する通知を設定し、設定したB地域で雨が降る場合、「B地域で雨が降っています。雨が降る時に成長する薬草植物が現れ得ます」のような通知を提供することができる。
【0117】
ユーザーは前記通知を通じて、B地域に移動して、例えば身体的ダメージに効能がある薬草植物獲得を実行することができる。
【0118】
または、例えばユーザーが選好環境で夜を設定した場合、通知部150は「現在地域で日没時間が経過しました。闇を好むモンスターが現れ得ます」のような通知を提供することができる。
【0119】
より具体的に、図6に示されているように、実際環境情報要請部120は、天気情報要請部121、気温情報要請部122、風速情報要請部123、降水量情報要請部124、微細塵情報要請部125、株価情報要請部126、およびトラフィック情報要請部127を含み、当該APIサーバー500から天気、気温、風速、降水量、微細塵、株価、トラフィックのような実際環境情報を受信することができる。
【0120】
また、前記構成は、本発明の一実施例であり、より多くの実際環境情報を要請し、受信することもできる。
【0121】
以下、図7および図8を参照して本発明の一面によりゲームサーバーおよびクライアント端末で現在の実際環境情報に連係される相互作用可能ゲーム環境を構成する全体の流れを整理して説明する。
【0122】
まず、図7に示されているように、ゲームサーバー300はゲームプレーのために接続したクライアント端末100にクライアントプログラムを提供して、現在の実際環境情報と相互作用可能ゲーム環境間のマッチングテーブルがセッティングされ、クライアント端末100が外部サーバー300、500、600と通信しながらゲームプレーを実行するようにすることができる(S100)。
【0123】
この時、ゲームサーバー300はAPIサーバー500と通信して実際環境情報を受信することもできる(S101)。
【0124】
ゲームサーバー300はユーザーの特定地域に対する環境通知設定またはユーザーの選好環境情報に対する通知設定をすることができる。
【0125】
そして、ゲームサーバー300は前記設定によりクライアント端末100に特定地域の実際環境情報に対する通知を提供することができる。または、ゲームサーバー300は現在地域の実際環境情報が予め設定された環境情報とマッチングされる場合、通知を提供することもできる。詳細な内容は前述と同一であるため、以下で省略する。
【0126】
一方、ゲームサーバー300はクライアント端末100に対してプレーヤ情報を提供してユーザーがゲームを実行することができるようにするが、前記マッチングテーブルに基づいて相互作用可能ゲーム環境構成のためのゲームデータを提供することもできる(S103)。
【0127】
図8はクライアント端末100が実際環境情報に連係されて相互作用可能ゲーム環境構成を実行する方法に関する全体フローチャートである。
【0128】
クライアント端末100はゲームサーバー300からゲーム接続時に必要なクライアントプログラムをダウンロードすることができ、この時、現実世界の実際環境情報と相互作用可能ゲーム環境間のマッチングテーブルの提供を共に受けることができる(S200)。
【0129】
そして、クライアント端末100はAPIサーバー500などから実際環境情報を受信することができる(S201)。
【0130】
クライアント端末100は端末100内に保存された前記マッチングテーブルに基づいて実際環境情報にマッチングされる相互作用可能ゲーム環境構成を実行することができる。そして、実施例によっては、前記マッチングテーブルはゲームサーバー300に保存されて、ゲームサーバー300が相互作用可能ゲーム環境構成のためのゲームデータを提供することもできる。
【0131】
そして、前述のように、クライアント端末100はユーザー設定により特定地域の環境情報を提供したり、選好環境情報をユーザーに提供することもできる(S203)。
【0132】
以上で説明した本開示の実施例は、装置および方法のみに通じて実現されるものではなく、本開示の実施例の構成に対応する機能を実現するプログラム、またはそのプログラムが記録された記録媒体を通じて実現することもできる。
【0133】
以上で、本開示の実施例について詳細に説明したが、本開示の権利範囲はこれに限定されるものではなく、以下の特許請求の範囲で定義している本開示の基本概念を利用した当業者の様々な変形および改良形態も本開示の権利範囲に属する。
【符号の説明】
【0134】
100:クライアント端末
110:GPS情報確認部
120:実際環境情報要請部
121:天気情報要請部
122:気温情報要請部
123:風速情報要請部
124:降水量情報要請部
125:微細塵情報要請部
126:株価情報要請部
127:トラフィック情報要請部
130:地図データ要請部
140:ゲーム環境構成部
150:通知部
200:サービスサーバー
210:ユーザー接続部
220:会員情報登録簿
230:会員管理部
300:ゲームサーバー
310:クライアントプログラム提供部
320:環境情報提供部
330:ゲーム提供部
400:衛星
500:APIサーバー
600:地図サーバー
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8