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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024167023
(43)【公開日】2024-11-29
(54)【発明の名称】シート搬送装置および画像形成装置
(51)【国際特許分類】
   B65H 1/04 20060101AFI20241122BHJP
   B65H 11/00 20060101ALI20241122BHJP
   G03G 15/00 20060101ALI20241122BHJP
【FI】
B65H1/04 320B
B65H1/04 322
B65H11/00 D
G03G15/00 407
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023096515
(22)【出願日】2023-06-12
(31)【優先権主張番号】P 2023083124
(32)【優先日】2023-05-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】000006150
【氏名又は名称】京セラドキュメントソリューションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100167302
【弁理士】
【氏名又は名称】種村 一幸
(74)【代理人】
【識別番号】100135817
【弁理士】
【氏名又は名称】華山 浩伸
(74)【代理人】
【識別番号】100141298
【弁理士】
【氏名又は名称】今村 文典
(74)【代理人】
【識別番号】100187492
【弁理士】
【氏名又は名称】新保 元啓
(74)【代理人】
【識別番号】100181869
【弁理士】
【氏名又は名称】大久保 雄一
(74)【代理人】
【識別番号】100167830
【弁理士】
【氏名又は名称】仲石 晴樹
(74)【代理人】
【識別番号】100168583
【弁理士】
【氏名又は名称】前井 宏之
(72)【発明者】
【氏名】ファン・フ・ドアン
【テーマコード(参考)】
2H072
3F063
3F343
【Fターム(参考)】
2H072BA06
2H072BA17
2H072BB01
2H072HB10
3F063AD02
3F063BA04
3F063BA08
3F063BA09
3F063BC02
3F063CA04
3F343FA02
3F343FB02
3F343FC27
3F343FC30
3F343GA02
3F343GB01
3F343GC01
3F343GD01
3F343HA18
3F343HD06
3F343HD17
3F343HE04
3F343HE14
3F343HE21
3F343KB03
3F343KB17
3F343LA04
3F343LA13
3F343LA16
3F343LC02
3F343LC14
3F343LC19
3F343LD22
(57)【要約】
【課題】シートを幅合わせする幅合わせカーソルが、メイントレイの画像形成装置本体への収納に連動して、シートの幅方向に移動するシート搬送装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】シート搬送装置7は、メイントレイ70を備える。メイントレイ70は、画像形成装置本体1に回動可能に軸支されることにより画像形成装置本体1から露出されることが可能でありまたは画像形成装置本体1へ収納されることが可能であり、画像形成装置本体1から露出された状態においてシートを載置可能であり、画像形成装置本体1の内部にシートを供給可能である。メイントレイ70は、シート載置部700と、幅合わせカーソル701とを有する。幅合わせカーソル701は、シート載置部700に配置され、シートを幅合わせする。幅合わせカーソル701は、メイントレイ70の画像形成装置本体1へ収納されることに連動して、シートの幅方向に移動する。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像形成装置本体に回動可能に軸支されることにより前記画像形成装置本体から露出されることが可能でありまたは前記画像形成装置本体へ収納されることが可能であり、前記画像形成装置本体から露出された状態においてシートを載置可能であり、前記画像形成装置本体の内部に前記シートを供給可能なメイントレイを備え、
前記メイントレイは、
シート載置部と、
前記シート載置部に配置され、前記シートを幅合わせする幅合わせカーソルと
を有し、
前記幅合わせカーソルは、前記メイントレイの前記画像形成装置本体へ収納されることに連動して、前記シートの幅方向に移動する、シート搬送装置。
【請求項2】
前記メイントレイへ収納されることが可能であり、かつ、前記メイントレイから引き出されることが可能な補助トレイをさらに備え、
前記幅合わせカーソルは、
前記シートの搬送方向に沿って延びて形成され、前記幅方向を規制する第1幅合わせカーソルと、
前記第1幅合わせカーソルと前記幅方向に対向し、前記シートの搬送方向に沿って延びて形成され、前記幅方向を規制する第2幅合わせカーソルと、
一端が前記第1幅合わせカーソルに接続されて他端が前記第2幅合わせカーソルに向けて延びて形成され、第1連続歯を有する第1シャフトと、
一端が前記第2幅合わせカーソルに接続されて他端が前記第1幅合わせカーソルに向けて延びて形成され、第2連続歯を有する第2シャフトと、
前記第1連続歯および前記第2連続歯と噛み合う第3連続歯を有するピニオンギアと
を有し、
前記補助トレイには、前記シートの搬送方向に延びる移動枠が形成され、
前記移動枠には、前記第3連続歯と噛み合う第4連続歯が形成され、
前記補助トレイは、前記メイントレイが前記画像形成装置本体に収納されることに従って、自重で前記メイントレイに収納され、
前記補助トレイが前記メイントレイに収納されることに従って、
前記ピニオンギアは、前記第3連続歯が前記第4連続歯と噛み合って回転し、
前記第1シャフトおよび前記第2シャフトは、前記第1連続歯および前記第2連続歯が前記第3連続歯と噛み合いながら前記幅方向に移動し、
前記第1幅合わせカーソルおよび前記第2幅合わせカーソルは、互いに近づく方向に移動する、請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項3】
前記メイントレイへ収納されることが可能であり、かつ、前記メイントレイから引き出されることが可能な補助トレイをさらに備え、
前記幅合わせカーソルは、
前記シートの搬送方向に沿って延びて形成され、前記幅方向を規制する第1幅合わせカーソルと、
前記第1幅合わせカーソルと前記幅方向に対向し、前記シートの搬送方向に沿って延びて形成され、前記幅方向を規制する第2幅合わせカーソルと、
一端が前記第1幅合わせカーソルに接続されて他端が前記第2幅合わせカーソルに向けて延びて形成され、第1連続歯を有する第1シャフトと、
一端が前記第2幅合わせカーソルに接続されて他端が前記第1幅合わせカーソルに向けて延びて形成され、第2連続歯を有する第2シャフトと、
前記第1連続歯および前記第2連続歯と噛み合う第3連続歯を有するピニオンギアと
を有し、
前記補助トレイには、前記シートの搬送方向に延びる移動枠が形成され、
前記移動枠には、前記ピニオンギアの前記第3連続歯と噛み合う第4連続歯が形成され、
前記補助トレイは、前記メイントレイが前記画像形成装置本体から露出されると前記メイントレイから引き出されることが可能であり、
前記補助トレイが前記メイントレイから引き出されるとき、
前記ピニオンギアは、前記第3連続歯が前記移動枠の前記第4連続歯と噛み合って回転し、
前記第1シャフトおよび前記第2シャフトは、前記補助トレイが前記メイントレイから引き出されることに伴なって、前記第1連続歯および前記第2連続歯が前記ピニオンギアの前記第3連続歯と噛み合いながら前記幅方向に移動し、
前記第1幅合わせカーソルおよび前記第2幅合わせカーソルは、互いに離れる方向に移動する、請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項4】
前記メイントレイへ収納されることが可能であり、かつ、前記メイントレイから引き出されることが可能な補助トレイをさらに備え、
前記幅合わせカーソルは、
前記シートの搬送方向に沿って延びて形成され、前記幅方向を規制する第1幅合わせカーソルと、
前記第1幅合わせカーソルと前記幅方向に対向し、前記シートの搬送方向に沿って延びて形成され、前記幅方向を規制する第2幅合わせカーソルと、
一端が前記第1幅合わせカーソルに接続されて他端が前記第2幅合わせカーソルに向けて延びて形成され、第1連続歯を有する第1シャフトと、
一端が前記第2幅合わせカーソルに接続されて他端が前記第1幅合わせカーソルに向けて延びて形成され、第2連続歯を有する第2シャフトと、
前記第1連続歯および前記第2連続歯と噛み合う第3連続歯を有するピニオンギアと
を有し、
前記補助トレイには、前記シートの搬送方向に延びる移動枠が形成され、
前記移動枠には、前記第3連続歯と噛み合う第4連続歯が形成され、
前記補助トレイが前記メイントレイに収納されることに従って、
前記ピニオンギアは、前記第3連続歯が前記第4連続歯と噛み合って回転し、
前記第1シャフトおよび前記第2シャフトは、前記第1連続歯および前記第2連続歯が前記第3連続歯と噛み合いながら前記幅方向に移動し、
前記第1幅合わせカーソルおよび前記第2幅合わせカーソルは、互いに近づく方向に移動する、請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項5】
前記第1シャフトは、前記ピニオンギアに対して前記シートの搬送方向の上流側に配置され、
前記第2シャフトは、前記ピニオンギアに対して前記シートの搬送方向の下流側に配置され、
前記第1幅合わせカーソルは、前記シートの搬送方向の上流側の先端部を有し、前記第1シャフトと前記先端部で接続され、
前記第2幅合わせカーソルは、中腹部を有し、前記第2シャフトと前記中腹部で接続される、請求項2に記載のシート搬送装置。
【請求項6】
前記第1シャフトは、前記ピニオンギアに対して前記シートの搬送方向の下流側に配置され、
前記第2シャフトは、前記ピニオンギアに対して前記シートの搬送方向の上流側に配置され、
前記第1幅合わせカーソルは、前記シートの搬送方向の中腹部を有し、前記第1シャフトと前記中腹部で接続され、
前記第2幅合わせカーソルは、前記シートの搬送方向の上流側の先端部を有し、前記第2シャフトと前記先端部で接続される、請求項2に記載のシート搬送装置。
【請求項7】
前記第1シャフトは、前記ピニオンギアに対して前記シートの搬送方向の上流側に配置され、
前記第2シャフトは、前記ピニオンギアに対して前記シートの搬送方向の下流側に配置され、
前記第1幅合わせカーソルは、前記シートの搬送方向の中腹部を有し、前記第1シャフトと前記中腹部で接続され、
前記第2幅合わせカーソルは、前記シートの搬送方向の下流側の後端部を有し、前記第2シャフトと前記後端部で接続される、請求項2に記載のシート搬送装置。
【請求項8】
前記第1シャフトは、前記ピニオンギアに対して前記シートの搬送方向の下流側に配置され、
前記第2シャフトは、前記ピニオンギアに対して前記シートの搬送方向の上流側に配置され、
前記第1幅合わせカーソルは、前記シートの搬送方向の下流側の後端部を有し、前記第1シャフトと前記後端部で接続され、
前記第2幅合わせカーソルは、前記シートの搬送方向の中腹部を有し、前記第2シャフトと前記中腹部で接続される、請求項2に記載のシート搬送装置。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のシート搬送装置を備える画像形成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート搬送装置および画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、メイントレイと、ガイド板と備える画像形成装置を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平9-104547号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1は、メイントレイを画像形成装置に収納する際のガイド板の動作について開示していない。
【0005】
本発明は、シートを幅合わせする幅合わせカーソルが、メイントレイの画像形成装置本体への収納に連動して、シートの幅方向に移動するシート搬送装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るシート搬送装置は、メイントレイを備える。前記メイントレイは、画像形成装置本体に回動可能に軸支されることにより前記画像形成装置本体から露出されることが可能でありまたは前記画像形成装置へ収納されることが可能であり、前記画像形成装置本体から露出された状態においてシートを載置可能であり、前記画像形成装置本体の内部に前記シートを供給可能である。前記メイントレイは、シート載置部と、幅合わせカーソルとを有する。前記幅合わせカーソルは、前記シート載置部に配置され、前記シートを幅合わせする。前記幅合わせカーソルは、前記メイントレイの前記画像形成装置本体への収納されることに連動して、前記シートの幅方向に移動する。
【0007】
本発明に係る画像形成装置は、シート搬送装置を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、幅合わせカーソルが、メイントレイの画像形成装置本体へ収納されることに連動して、シートの幅方向に移動するシート搬送装置および画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の実施形態に係るシート搬送装置を備える画像形成装置を示す図である。
図2】本発明の実施形態に係るシート搬送装置を備える画像形成装置を示す図である。
図3】(a)および(b)は、実施形態1に係る画像形成装置のメイントレイにおける幅合わせカーソルの動作態様を示す図である。
図4】(a)および(b)は、実施形態2に係る画像形成装置のメイントレイにおける幅合わせカーソルの他の動作態様を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0011】
(実施形態1)
図1および図2を参照して、本発明の実施形態1に係るシート搬送装置7を備える画像形成装置100を説明する。実施形態1で説明する事項は、実施形態2で適用され得る。
【0012】
図1は、本発明の実施形態に係るシート搬送装置7の後述するメイントレイ70を画像形成装置本体1から露出させた態様を示す。図1では、メイントレイ70から後述する補助トレイ71を引き出した態様を示している。
【0013】
図2は、本発明の実施形態に係るシート搬送装置7のメイントレイ70を画像形成装置本体1に収納させた態様を示す。図2では、メイントレイ70に補助トレイ71を収納した態様を示している。
【0014】
図1に示すように、画像形成装置100は、シートに画像を形成する。
【0015】
画像形成装置100は、画像形成装置本体1と、シート給送装置2と、画像形成機能部3と、定着部4と、シート排出部5と、シート排出トレイ6と、シート搬送装置7とを備える。
【0016】
画像形成装置本体1は、筐体の外部または内部に各機能部(シート給送装置2、画像形成機能部3、定着部4、シート排出部5、シート排出トレイ6、または、シート搬送装置7)を収納する。筐体は画像形成装置本体1のケースである。
【0017】
シート給送装置2は、複数の種類のシートを画像形成機能部3に給送可能である。
【0018】
シート給送装置2は、一例として、給送トレイと、給送ローラーと、搬送路と、搬送ローラーとを含む。
【0019】
給送トレイは、シートを収納する。給送ローラーは、シートをピックアップし、搬送路へ供給する。搬送路は、一例として板金で形成され、給送ローラーで供給されたシートは、搬送路を搬送される。搬送ローラーは、一例として、搬送路に間隔を空けて複数箇所設置され、給送ローラーによって搬送路に供給されたシートを画像形成機能部3に向けて搬送する。
【0020】
画像形成機能部3は、シートにトナー画像を形成する。
【0021】
画像形成機能部3は、画像形成装置100が電子写真方式である場合、トナー供給ユニット30と、画像形成部31とを有する。
【0022】
トナー供給ユニット30は、一例として、トナーボトルを有する。トナーボトルは、容器と、トナーを供給する機構とからなるトナーカートリッジであってもよい。
【0023】
トナーボトル、トナーカートリッジ、または、収容フレームは、一例として、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、または、K(ブラック)ごとに配置されてもよい。
【0024】
画像形成部31は、帯電装置310と、露光装置311と、現像装置312と、感光体313と、クリーニング装置314と、除電装置315と、転写装置316とを有する。
【0025】
帯電装置310は、感光体313の感光層を所定の電位に帯電する。帯電装置310の一例は、コロナ放電器である。
【0026】
露光装置311は、感光体313の感光層にレーザー光を照射して露光する。露光装置311は、図示しない制御装置から取得した画像データに基づいて感光体313の感光層を露光する。この結果、感光体313に静電潜像が形成される。露光装置311の一例は、LED(Light Emitting Diode)である。
【0027】
現像装置312は、画像データに基づいて、感光体313の静電潜像をトナーで現像する。
【0028】
感光体313は、一例として、感光体ドラムである。感光体ドラムは、外周面に感光層を有する。感光体ドラムの一例は、セレンドラム、OPC(有機光導電体:Organic Photoconductor)である。
【0029】
転写装置316は、感光体313のトナー像をシートまたは中間転写体に転写する。
【0030】
直接転写方式の場合、転写装置316は、トナー像を担持する感光体313からシートにトナー像を直接転写する。間接転写方式の場合、転写装置316は、図示しない中間転写体にトナー像を一次転写した後、中間転写体のトナー像を搬送路を搬送されるシートに二次転写する。転写装置316は、シートまたは中間転写体を感光体313に付勢する転写ローラーを有してもよい。
【0031】
クリーニング装置314は、転写後に感光体313に残留している残留トナーを除去する。
【0032】
除電装置315は、感光体313の感光面を除電する。
【0033】
次に、画像形成装置100が電子写真方式である場合、定着部4は、シートに現像されたトナー像を加熱および加圧して、シートにトナー像を定着させる。定着部4は、例えば、定着ローラーと、ヒーターと、プレスローラーとを有する。
【0034】
定着ローラーは、中空円筒状のローラーである。定着ローラーは、プレスローラーに圧着される。プレスローラーと定着ローラーとは、ニップ部を形成する。プレスローラーは、図示しない駆動部により回転駆動され、定着ローラーとニップ部を形成することにより、定着ローラーを回転させる。
【0035】
ヒーターは、図示しない電源から電力を供給されて定着ローラーを加熱する。ヒーターは、定着ローラーの内周面に近接して配置される。定着部4に搬送されたシートは、ニップ部を通過することにより、ヒーターに加熱され、トナー画像が定着される。
【0036】
シート排出部5は、画像形成部31で画像形成されたシートを画像形成装置本体1の外部に排出する。シート排出部5は、シート排出ローラーを有する。シート排出ローラーは、定着部4から搬送装置で搬送されたシートをシート排出トレイ6に排出する。シート排出トレイ6は、排出されたシートを収納する。
【0037】
シート搬送装置7は、例えば、ユーザーによる手差しのシート供給に用いられる。手差しのシートは、一例として、はがき判からA3判などの多種の大きさのシートを好適に供給できる機能が要求される。
【0038】
次に、図1および図2に加え、図3(a)および(b)を参照して、本実施形態に係るシート搬送装置7の構成の要旨を説明する。図3(a)および(b)は、シート搬送装置7の後述するメイントレイ70における幅合わせカーソル701の動作態様を示す図である。
【0039】
図3(a)は、図1に示した画像形成装置本体1の筐体から露出した状態のシート搬送装置7を、白抜き矢印B方向視した平面図である。
【0040】
図3(b)は、図2に示すようにシート搬送装置7のメイントレイ70に補助トレイ71を自重で収納し、さらに、メイントレイ70を画像形成装置本体1の筐体に収納した場合において、メイントレイ70および後述する補助トレイ71を画像形成装置本体1の内部から矢印右方向に見た平面図である。
【0041】
図3(b)は、図1に示すようにシート搬送装置7のメイントレイ70および補助トレイ71が画像形成装置本体1の筐体から露出した状態において、ユーザーの手動により、補助トレイ71をメイントレイ70に収納させたシート搬送装置7を、白抜き矢印B方向視した平面図であってもよい。
【0042】
図3(a)および(b)に示すように、シート搬送装置7は、メイントレイ70と、補助トレイ71とを有する。
【0043】
メイントレイ70は、一例として、はがき判からA4判程度の小型シートから中型シートを画像形成する用途で使用される。
【0044】
メイントレイ70は、シート載置部700と、幅合わせカーソル701と、ピニオンギア702とを有する。
【0045】
シート載置部700には、ユーザーの手差しにより、画像形成装置本体1で画像形成されるシートが載置される。
【0046】
幅合わせカーソル701は、ユーザーが手差しした複数枚のシートを幅合わせする。
【0047】
幅合わせカーソル701は、第1幅合わせカーソル7010と、第2幅合わせカーソル7011と、第1シャフト7012と、第2シャフト7013とを有する。
【0048】
第1幅合わせカーソル7010と、第2幅合わせカーソル7011とは、メイントレイ70において、シート搬送方向Aに平行に配置される。
【0049】
第1幅合わせカーソル7010と、第2幅合わせカーソル7011とは、後述する構造的理由により、シートの幅方向(シート搬送方向Aに直角な方向)に連動する。
【0050】
つまり、図3(a)に示す第1幅合わせカーソル7010が、図3(b)に示すように、紙面左側から紙面右側に移動すると、図3(a)に示す第2幅合わせカーソル7011も、第1幅合わせカーソル7010に連動して、図3(b)に示すように、紙面右側から紙面左側に移動する。
【0051】
同様に、図3(b)に示す第1幅合わせカーソル7010が、図3(a)に示すように、紙面右側から紙面左側に移動すると、図3(b)に示す第2幅合わせカーソル7011も、第1幅合わせカーソル7010に連動して、図3(a)に示すように、紙面左側から紙面右側に移動する。
【0052】
第1幅合わせカーソル7010は、先端部7010A(図3(b))を有する。
【0053】
第2幅合わせカーソル7011は、中腹部7011Aと、後端部7011Bとを有する。
【0054】
第1幅合わせカーソル7010は、中腹部7010Bと、後端部7010Cとを有してもよい。
【0055】
第2幅合わせカーソル7011は、先端部7011Cを有してもよい。
【0056】
第1シャフト7012は、第1連続歯7012Aを有する。
【0057】
第2シャフト7013は、第2連続歯7013Aを有する。
【0058】
ピニオンギア702は、第3連続歯7100を有する。
【0059】
ピニオンギア702は、メイントレイ70に固定された回転軸によって支持されている。
【0060】
ピニオンギア702は、第3連続歯7020が第1シャフト7012および第2シャフト7013と噛み合うことにより、回転しながら、第1幅合わせカーソル7010と第2幅合わせカーソル7011とを移動させる。
【0061】
次に、補助トレイ71は、メイントレイ70へ収納されることが可能である。補助トレイ71は、メイントレイ70から引き出されることが可能である。
【0062】
補助トレイ71は、一例として、B4判以上の大型シートを画像形成する場合に、図3(a)に示すように、メイントレイ70から引き出されて使用される。
【0063】
補助トレイ71は、移動枠710を有する。
【0064】
移動枠710は、補助トレイ71のシート幅方向のおおよそ中央部に、シート搬送方向Aに長径に延びて形成される。
【0065】
移動枠702は、第4連続歯7020を有する。
【0066】
第4連続歯7020は、図3(a)に示すように、紙面左側に配置されてもよい。
【0067】
第4連続歯7020は、図3(a)の紙面右側に配置されてもよい。
【0068】
移動枠702は、メイントレイ70の、一例として、シート幅方向のおおよそ中央部に、シート搬送方向Aに長径に形成される。
【0069】
これまで説明したシート搬送装置7の構成に基づいて、以下、本実施形態に係るシート搬送装置7の構成および動作をより詳細に説明する。
【0070】
図1および図2に示すように、シート搬送装置7(メイントレイ70および補助トレイ71)は、画像形成装置本体1に回動可能に軸支されることにより画像形成装置本体1から露出されることが可能でありまたは画像形成装置本体1へ収納されることが可能である。
【0071】
図1図3(a)および(b)に示すように、シート搬送装置7は、メイントレイ70を備える。
【0072】
図1に示すように、メイントレイ70は、画像形成装置本体1から露出された状態において、図示しないシートを載置可能であり、画像形成装置本体1の内部にシートを供給可能である。
【0073】
図1に示すように、シート搬送装置7に載置されたシートは、両矢印Aに示すように、シート搬送方向Aの上流側からシート搬送方向Aの下流側に向けて、メイントレイ70または補助トレイ71から画像形成機能部3に搬送される。
【0074】
図3(a)および(b)に示すように、メイントレイ70は、シート載置部700と、幅合わせカーソル701とを有する。
【0075】
幅合わせカーソル701は、シート載置部700に配置され、シートを幅合わせする。
【0076】
幅合わせカーソル701は、白抜き矢印C方向にメイントレイ70の画像形成装置本体1への収納されることに連動して、シートの幅方向に移動する。
【0077】
さらに、シートの幅方向は、主走査方向と定義することもできる。
【0078】
主走査方向は、図1および図2に示すように、露光装置311が感光体313をレーザー走査する方向である。
【0079】
副走査方向は、シートが画像形成部31に搬送される方向であると定義される場合、主走査方向は、シートの平面において副走査方向と垂直な方向と定義できる。
【0080】
本実施形態によれば、幅合わせカーソル701がメイントレイ70の画像形成装置本体1へ収納されることに連動して、シートの幅方向に移動する。そのため、メイントレイ70を画像形成装置本体1へ収納した際に幅合わせカーソル701が画像形成装置本体1の他の機能部と衝突することを抑制することができる。
【0081】
次に、引き続き、図1図3(b)を参照して、本実施形態に係るシート搬送装置7を詳細に説明する。
【0082】
図1図3(a)および(b)に示すように、シート搬送装置7は、補助トレイ71を備える。
【0083】
補助トレイ71は、メイントレイ70へ白抜き矢印C方向に収納されることが可能であり、かつ、メイントレイ70から引き出されることが可能である。
【0084】
幅合わせカーソル701は、第1幅合わせカーソル7010と、第2幅合わせカーソル7011と、第1シャフト7012と、第2シャフト7013とを有する。
【0085】
第1幅合わせカーソル7010は、シートの搬送方向Aに沿って延びて形成される。第1幅合わせカーソル7010は、シートの幅方向を規制する。
【0086】
第2幅合わせカーソル7011は、第1幅合わせカーソル7010とシートの幅方向に対向して配置される。第2幅合わせカーソル7011は、シートの搬送方向Aに沿って延びて形成される。第2幅合わせカーソル7011は、シートの幅方向を規制する。
【0087】
第1シャフト7012は、一端が第1幅合わせカーソル7010に接続されて他端が第2幅合わせカーソル7011に向けて延びて形成される。第1シャフト7012は、第1連続歯7012Aを有する。
【0088】
第2シャフト7013は、一端が第2幅合わせカーソル7011に接続されて他端が第1幅合わせカーソル7010に向けて延びて形成される。第2シャフト7013は、第2連続歯7013Aを有する。
【0089】
メイントレイ70は、ピニオンギア702を有する。ピニオンギア702は、第1シャフト7012および第2シャフト7013と噛み合う第3連続歯7020を有する。
【0090】
メイントレイ70には、ピニオンギア702が回転可能に支持される。
【0091】
補助トレイ71には、移動枠710が形成される。移動枠710は、シートの搬送方向Aに延びて形成される。移動枠710には、第4連続歯7100が形成される。第4連続歯7100は、ピニオンギア702の第3連続歯7020と噛み合う。
【0092】
補助トレイ71は、白抜き矢印C方向にメイントレイ70が画像形成装置本体1に収納されることに従って、自重でメイントレイ70に収納される。
【0093】
補助トレイ71が白抜き矢印C方向にメイントレイ70に収納されることに従って、ピニオンギア702は、第3連続歯7020が移動枠710の第4連続歯7100と噛み合って回転する。
【0094】
補助トレイ71が白抜き矢印C方向にメイントレイ70に収納されることに従って、第1シャフト7012および第2シャフト7013は、第1連続歯7012Aおよび第2連続歯7013Aがピニオンギア702の第3連続歯7020と噛み合いながらシートの幅方向に移動する。
【0095】
補助トレイ71が白抜き矢印C方向にメイントレイ70に収納されることに従って、第1幅合わせカーソル7010および第2幅合わせカーソル7011は、互いに近づく方向に移動する。
【0096】
すなわち、図1に示すように、画像形成装置本体1から露出された状態のメイントレイ70および補助トレイ71が(図3(a))、図2に示すように、画像形成装置本体1に収納される場合(図3(b))を説明する。
【0097】
図1に示すように、画像形成装置本体1から露出された状態のとき、図3(a)に示すように、補助トレイ71はメイントレイ70からユーザーの手動により引き出されてもよい。
【0098】
図3(a)に示すように、補助トレイ71がメイントレイ70から引き出されている場合、ピニオンギア702は、移動枠710の最もシート搬送方向Aの上流側に位置している。
【0099】
このとき、ピニオンギア702の第3連続歯7020は、第1シャフト7012の最も紙面右側の第1連続歯7012Aと噛み合い、かつ、第2シャフト7013の最も紙面左側の第2連続歯7013Aと噛み合って静止している。
【0100】
また、このとき、第1幅合わせカーソル7010は、メイントレイ70の最も紙面左側に移動し静止している。同様に、第2幅合わせカーソル7011は、メイントレイ70の最も紙面右側に移動し静止している。つまり、第1幅合わせカーソル7010と第2幅合わせカーソル7011とは最も離れている。
【0101】
次に、図2に示すように、メイントレイ70および補助トレイ71を白抜き矢印C方向に向けて、画像形成装置本体1に収納させる。
【0102】
図3(a)に示した補助トレイ71は、ユーザーが補助トレイ71を操作しなくても、図3(b)に示すように自重で両矢印Aのシート方向下流側に移動する。
【0103】
補助トレイ71が自重で移動する際、ピニオンギア702の第3連続歯7020が移動枠710の第4連続歯7100と噛み合うため、ピニオンギア702は、紙面時計方向に回転する。
【0104】
ピニオンギア702の第3連続歯7020は、第1シャフト7012の第1連続歯7012Aおよび第2シャフト7013の第2連続歯7013Aとも噛み合っている。
【0105】
そのため、図3(a)から図3(b)のように、ピニオンギア702が紙面時計方向に回転すると、第1シャフト7012は紙面左側から紙面右側に移動し、第2シャフト7013も紙面右側から紙面左側に移動する。
【0106】
第1シャフト7012が紙面左側から紙面右側に移動するに伴なって、第1幅合わせカーソル7010も紙面左側から紙面右側に移動し、併せて、第2シャフト7013が紙面右側から紙面左側に移動するに伴なって、第2幅合わせカーソル7011も紙面右側から紙面左側に移動する。ピニオンギア702の回転が終了したとき、第1幅合わせカーソル7010と第2幅合わせカーソル7011とは最も近付いている。
【0107】
本実施形態によれば、メイントレイ70を画像形成装置本体1へ収納する動作に連動して、補助トレイ71は、自重でメイントレイ70に収納され、第1幅合わせカーソル7010と第2幅合わせカーソル7011とが互いに近づく方向に移動する。そのため、メイントレイ70を画像形成装置本体1へ収納する際に幅合わせカーソル701と画像形成装置本体1の他の機能部との衝突を回避することができ、ユーザーの操作性が高まる。
【0108】
次に、補助トレイ71は、メイントレイ70が画像形成装置本体1から露出されるとメイントレイ70から引き出されることが可能である。
【0109】
すなわち、図2に示すように、ユーザーは、メイントレイ70および補助トレイ71が画像形成装置本体1に収納された状態から、図1に示すように、メイントレイ70および補助トレイ71を画像形成装置本体1から露出させた状態に移動させる。補助トレイ71は、ユーザーの手動によりメイントレイ70から引き出されることが可能である。
【0110】
補助トレイ71がメイントレイ70から引き出されるとき、ピニオンギア702は、第3連続歯7020が移動枠710の第4連続歯7100と噛み合って回転する。
【0111】
補助トレイ71がメイントレイ70から引き出されるとき、第1シャフト7012および第2シャフト7013は、補助トレイ71がメイントレイ70から引き出されることに伴なって、第1連続歯7012Aおよび第2連続歯7013Aがピニオンギア702の第3連続歯7020と噛み合いながらシートの幅方向に移動する。
【0112】
補助トレイ71がメイントレイ70から引き出されるとき、第1幅合わせカーソル7010および第2幅合わせカーソル7011は、互いに離れる方向に移動する。
【0113】
本実施形態によれば、例えば、B4判シートやA3判シートのような大型のシートを画像形成処理する場合に、第1幅合わせカーソル7010と第2幅合わせカーソル7011との距離を拡げたい場合にも、ユーザーが補助トレイ71をメイントレイ70から引き出す動作に連動して、第1幅合わせカーソル7010と第2幅合わせカーソル7011との距離が拡がる。そのため、さらに、ユーザーの操作性が高まる。
【0114】
すなわち、図2に示すように、メイントレイ70および補助トレイ71が画像形成装置本体1に収納されているとき、第1幅合わせカーソル7010と第2幅合わせカーソル7011とは最も近付いている。
【0115】
次に、図1に示すように、メイントレイ70および補助トレイ71を画像形成装置本体1から露出させるように移動させる。
【0116】
その後、ユーザーの手動により、補助トレイ71をメイントレイ70から引き出す。
【0117】
このとき、図3(b)から図3(a)のように、ピニオンギア702が紙面反時計方向に回転する。そのため、第1シャフト7012は紙面右側から紙面左側に移動し、第2シャフト7013も紙面左側から紙面右側に移動する。
【0118】
第1シャフト7012の移動に伴なって、第1幅合わせカーソル7010も紙面右側から紙面左側に移動し、併せて、第2シャフト7013の移動に伴なって、第2幅合わせカーソル7011も紙面左側から紙面右側に移動する。
【0119】
ピニオンギア702は、移動枠710の最もシート搬送方向Aの上流側に位置する。
【0120】
このとき、ピニオンギア702の第3連続歯7020は、第1シャフト7012の最も紙面右側の第1連続歯7012Aと噛み合い、かつ、第2シャフト7013の最も紙面左側の第2連続歯7013Aと噛み合って静止する。
【0121】
このとき、第1幅合わせカーソル7010と第2幅合わせカーソル7011とは最も離れている。
【0122】
ユーザーは、画像形成しようとするシートの大きさに応じて、補助トレイ71の引き出し量を調節できる。補助トレイ71の引き出し量に応じて、第1幅合わせカーソル7010および第2幅合わせカーソル7011の移動量も規定される。
【0123】
次に、補助トレイ71がメイントレイ70に収納されることに従って、ピニオンギア702は、第3連続歯7020が移動枠710の第4連続歯7100と噛み合って回転する。
【0124】
補助トレイ71がメイントレイ70に収納されることに従って、第1シャフト7012および第2シャフト7013は、第1連続歯7012Aおよび第2連続歯7013Aがピニオンギア702の第3連続歯7020と噛み合いながらシートの幅方向に移動する。
【0125】
補助トレイ71がメイントレイ70に収納されることに従って、第1幅合わせカーソル7010および第2幅合わせカーソル7011は、互いに近づく方向に移動する。
【0126】
本実施形態によれば、ユーザーが補助トレイ71をメイントレイ70に収納すると、その動作に合わせて第1幅合わせカーソル7010と第2幅合わせカーソル7011とが互いに近づく方向に移動する。そのため、メイントレイ70を画像形成装置本体1へ収納する際に幅合わせカーソル701と画像形成装置本体1の他の機能部との衝突を回避することができ、ユーザーの操作性が高まる。
【0127】
図3(b)に示すように、第1シャフト7012は、ピニオンギア702に対してシート搬送方向Aの上流側に配置される。第2シャフト7013は、ピニオンギア702に対してシート搬送方向Aの下流側に配置される。
【0128】
第1幅合わせカーソル7010は、シート搬送方向Aの上流側の先端部7010Aを有する。第1幅合わせカーソル7010は、先端部7010Aで第1シャフト7012と接続される。
【0129】
第2幅合わせカーソル7011は、中腹部7011Aを有する。第2幅合わせカーソル7011は、中腹部7011Aで第2シャフト7013と接続される。
【0130】
本実施形態によれば、図3(a)に示すように、第1幅合わせカーソル7010と第2幅合わせカーソル7011との距離を拡げた場合においても、第1幅合わせカーソル7010と第2幅合わせカーソル7011とのシート搬送方向Aの位置が揃う。
【0131】
また、図3(b)に示すように、第1幅合わせカーソル7010と第2幅合わせカーソル7011との距離を狭めた場合においても、第1幅合わせカーソル7010と第2幅合わせカーソル7011とのシート搬送方向Aの位置が揃う。そのため、メイントレイ70または補助トレイ71に排出されるシートの幅合わせの乱れを抑制することができる。
【0132】
第1シャフト7012は、ピニオンギア702に対してシート搬送方向Aの下流側に配置されてもよい。
【0133】
第2シャフト7013は、ピニオンギア702に対してシート搬送方向Aの上流側に配置されてもよい。
【0134】
第1幅合わせカーソル7010は、シートの搬送方向Aの中腹部7010Bを有してもよい。第1幅合わせカーソル7010は、中腹部7010Bで第1シャフト7012と接続されてもよい。
【0135】
第2幅合わせカーソル7011は、シートの搬送方向Aの先端部7011Cを有してもよい。第2幅合わせカーソル7011は、先端部7011Cで第2シャフト7013と接続されてもよい。
【0136】
第1シャフト7012は、ピニオンギア702に対してシート搬送方向Aの上流側に配置されてもよい。第2シャフト7013は、ピニオンギア702に対してシート搬送方向Aの下流側に配置される。
【0137】
第1幅合わせカーソル7010は、シートの搬送方向Aの中腹部7010Bを有してもよい。第1幅合わせカーソル7010は、中腹部7010Bで第1シャフト7012と接続されてもよい。
【0138】
第2幅合わせカーソル7011は、シートの搬送方向Aの下流側の後端部7011Bを有してもよい。第2幅合わせカーソル7011は、後端部7011Bで第2シャフト7013と接続されてもよい。
【0139】
第1シャフト7012は、ピニオンギア702に対してシート搬送方向Aの下流側に配置されてもよい。
【0140】
第2シャフト7013は、ピニオンギア702に対してシート搬送方向Aの上流側に配置されてもよい。
【0141】
第1幅合わせカーソル7010は、シートの搬送方向Aの下流側の後端部7010Cを有してもよい。第1幅合わせカーソル7010は、後端部7010Cで第1シャフト7012と接続されてもよい。
【0142】
第2幅合わせカーソル7011は、シートの搬送方向Aの中腹部7011Aを有してもよい。第2幅合わせカーソル7011は、中腹部7011Aで第2シャフト7013と接続されてもよい。
【0143】
(実施形態2)
次に、図1および図2に加え、図4(a)および(b)を参照して、実施形態2に係るシート搬送装置7を詳細に説明する。図4(a)および(b)は、実施形態2に係るシート搬送装置7の後述するメイントレイ70における幅合わせカーソル701の動作態様を示す図である。実施形態2で説明した事項は、実施形態1で適用され得る。
【0144】
実施形態1で説明した事項と重複する記載は省略する。
【0145】
図4(a)は、図1に示した画像形成装置本体1の筐体から露出した状態のシート搬送装置7を、白抜き矢印B方向視した平面図である。
【0146】
図4(b)は、図2に示すようにシート搬送装置7のメイントレイ70に補助トレイ71を白抜き矢印C方向に自重で収納し、さらに、メイントレイ70を画像形成装置本体1の筐体に収納した場合において、メイントレイ70および後述する補助トレイ71を画像形成装置本体1の内部から矢印右方向に見た平面図である。
【0147】
図4(b)は、図1に示すようにシート搬送装置7のメイントレイ70および補助トレイ71が画像形成装置本体1の筐体から露出した状態において、ユーザーの手動により、補助トレイ71を白抜き矢印C方向にメイントレイ70に収納させたシート搬送装置7を、白抜き矢印B方向視した平面図であってもよい。
【0148】
図4(a)および(b)に示すように、シート搬送装置7は、メイントレイ70と、補助トレイ71とを有する。
【0149】
メイントレイ70は、一例として、はがき判からA4判程度の小型シートから中型シートを画像形成する用途で使用される。
【0150】
メイントレイ70は、シート載置部700と、幅合わせカーソル701と、移動枠702とを有する。
【0151】
シート載置部700には、ユーザーの手差しにより、画像形成装置本体1で画像形成されるシートが載置される。
【0152】
幅合わせカーソル701は、ユーザーが手差しした複数枚のシートを幅合わせする。
【0153】
幅合わせカーソル701は、第1幅合わせカーソル7010と、第2幅合わせカーソル7011と、第1シャフト7012と、第2シャフト7013とを有する。
【0154】
第1幅合わせカーソル7010と、第2幅合わせカーソル7011とは、メイントレイ70において、シート搬送方向Aに平行に配置される。
【0155】
第1幅合わせカーソル7010と、第2幅合わせカーソル7011とは、後述する構造的理由により、シートの幅方向に連動する。
【0156】
つまり、図4(a)に示す第1幅合わせカーソル7010が、図4(b)に示すように、紙面左側から紙面右側に移動すると、図4(a)に示す第2幅合わせカーソル7011も、第1幅合わせカーソル7010に連動して、図4(b)に示すように、紙面右側から紙面左側に移動する。
【0157】
同様に、図4(b)に示す第1幅合わせカーソル7010が、図4(a)に示すように、紙面右側から紙面左側に移動すると、図4(b)に示す第2幅合わせカーソル7011も、第1幅合わせカーソル7010に連動して、図4(a)に示すように、紙面左側から紙面右側に移動する。
【0158】
第1幅合わせカーソル7010は、先端部7010A(図4(b))を有する。
【0159】
第2幅合わせカーソル7011は、中腹部7011Aと、後端部7011Bとを有する。
【0160】
第1シャフト7012は、第1連続歯7012Aを有する。
【0161】
第2シャフト7013は、第2連続歯7013Aを有する。
【0162】
移動枠702は、第4連続歯7021を有する。移動枠702は、メイントレイ70の、一例として、シート幅方向のおおよそ中央部に、シート搬送方向Aに長径に形成される。
【0163】
第1シャフト7012および第2シャフト7013については後述する。
【0164】
次に、補助トレイ71は、一例として、B4判以上の大型シートを画像形成する場合に、図4(a)に示すように、メイントレイ70から引き出されて使用される。
【0165】
補助トレイ71は、ピニオンギア711を有する。
【0166】
ピニオンギア711は、移動枠702に移動可能に嵌め込まれている。
【0167】
ピニオンギア711は、第1シャフト7012および第2シャフト7013と噛み合いながら回転することにより、第1幅合わせカーソル7010と第2幅合わせカーソル7011とを移動させる。
【0168】
ピニオンギア711は、第3連続歯7110を有する。
【0169】
これまで説明したシート搬送装置7の構成に基づいて、以下、本実施形態に係るシート搬送装置7の構成および動作をより詳細に説明する。
【0170】
図1および図2に示すように、シート搬送装置7(メイントレイ70および補助トレイ71)は、画像形成装置本体1に回動可能に軸支されることにより画像形成装置本体1から露出されることが可能でありまたは画像形成装置本体1へ収納されることが可能である。
【0171】
図1図4(a)および(b)に示すように、シート搬送装置7は、メイントレイ70を備える。
【0172】
図1に示すように、メイントレイ70は、画像形成装置本体1から露出された状態において、図示しないシートを載置可能であり、画像形成装置本体1の内部にシートを供給可能である。
【0173】
図1に示すように、シート搬送装置7に載置されたシートは、両矢印Aに示すように、シート搬送方向Aの上流側からシート搬送方向Aの下流側に向けて、メイントレイ70または補助トレイ71から画像形成機能部3に搬送される。
【0174】
図4(a)および(b)に示すように、メイントレイ70は、シート載置部700と、幅合わせカーソル701とを有する。
【0175】
幅合わせカーソル701は、シート載置部700に配置され、シートを幅合わせする。
【0176】
幅合わせカーソル701は、メイントレイ70の画像形成装置本体1への収納されることに連動して、シートの幅方向に移動する。
【0177】
さらに、シートの幅方向は、主走査方向と定義することもできる。
【0178】
主走査方向は、図1および図2に示すように、露光装置311が感光体313をレーザー走査する方向である。
【0179】
副走査方向は、シートが画像形成部31に搬送される方向であると定義される場合、主走査方向は、シートの平面において副走査方向と垂直な方向と定義できる。
【0180】
本実施形態によれば、幅合わせカーソル701がメイントレイ70の画像形成装置本体1へ収納されることに連動して、シートの幅方向に移動する。そのため、メイントレイ70を画像形成装置本体1へ収納した際に幅合わせカーソル701が画像形成装置本体1の他の機能部と衝突することを抑制することができる。
【0181】
次に、引き続き、図1図4(b)を参照して、本実施形態に係るシート搬送装置7を詳細に説明する。
【0182】
図1図4(a)および(b)に示すように、シート搬送装置7は、補助トレイ71を備える。
【0183】
補助トレイ71は、メイントレイ70へ収納されることが可能であり、かつ、メイントレイ70から引き出されることが可能である。
【0184】
幅合わせカーソル701は、第1幅合わせカーソル7010と、第2幅合わせカーソル7011と、第1シャフト7012と、第2シャフト7013とを有する。
【0185】
第1シャフト7012は、一端が第1幅合わせカーソル7010に接続されて他端が第2幅合わせカーソル7011に向けて延び、第1連続歯7012Aを有する。
【0186】
第2シャフト7013は、一端が第2幅合わせカーソル7011に接続されて他端が第1幅合わせカーソル7010に向けて延び、第2連続歯7013Aを有する。
【0187】
補助トレイ71は、第1シャフト7012および第2シャフト7013と噛み合う第3連続歯7101を有するピニオンギア711を有する。
【0188】
メイントレイ70には、ピニオンギア711がシートの搬送方向に移動可能な移動枠702が形成される。移動枠702には、ピニオンギア711の第3連続歯7110と噛み合う第4連続歯7021が形成される。
【0189】
補助トレイ71は、メイントレイ70が画像形成装置本体1に白抜き矢印C方向に収納されることに従って、自重でメイントレイ70に収納される。
【0190】
補助トレイ71がメイントレイ70に白抜き矢印C方向に収納されることに従って、ピニオンギア711は、第3連続歯7110が移動枠702の第4連続歯7021と噛み合って回転しながらシート搬送方向Aの下流側に移動し、第1シャフト7012および第2シャフト7013は、第1連続歯7012Aおよび第2連続歯7013Aがピニオンギア711の第3連続歯7110と噛み合いながらシートの幅方向に移動し、第1幅合わせカーソル7010および第2幅合わせカーソル7011は、互いに近づく方向に移動する。
【0191】
すなわち、図1に示すように、画像形成装置本体1から露出された状態のメイントレイ70および補助トレイ71が(図4(a))、図2に示すように、画像形成装置本体1に収納される場合(図4(b))を説明する。
【0192】
図1に示すように、画像形成装置本体1から露出された状態のとき、図4(a)に示すように、補助トレイ71はメイントレイ70からユーザーの手動により引き出されてもよい。
【0193】
図4(a)に示すように、ピニオンギア711が補助トレイ71に配置されている場合、ピニオンギア711は、移動枠702の最もシート搬送方向Aの上流側に配置されている。
【0194】
このとき、ピニオンギア711の第3連続歯7110は、第1シャフト7012の最も紙面右側の第1連続歯7012Aと噛み合い、かつ、第2シャフト7013の最も紙面左側の第2連続歯7013Aと噛み合って静止している。
【0195】
また、このとき、第1幅合わせカーソル7010は、メイントレイ70の最も紙面左側に移動し静止している。同様に、第2幅合わせカーソル7011は、メイントレイ70の最も紙面右側に移動し静止している。つまり、第1幅合わせカーソル7010と第2幅合わせカーソル7011とは最も離れている。
【0196】
次に、図2に示すように、メイントレイ70および補助トレイ71を白抜き矢印C方向に向けて、画像形成装置本体1に収納させる。
【0197】
図4(a)に示したピニオンギア711は、ユーザーが補助トレイ71を操作しなくても、図4(b)に示すように自重で矢印Aのシート方向下流側に移動する。
【0198】
ピニオンギア711が自重で移動する際、ピニオンギア711の第3連続歯7110が移動枠702の第4連続歯7021と噛み合う。そのため、ピニオンギア711は、紙面時計方向に回転しながらシート方向下流側に移動する。
【0199】
ピニオンギア711の第3連続歯7110は、第1シャフト7012の第1連続歯7012Aおよび第2シャフト7013の第2連続歯7013Aとも噛み合っている。
【0200】
そのため、図4(a)から図4(b)のように、ピニオンギア711が紙面時計方向に回転しながらシート方向下流側に移動すると、第1シャフト7012は紙面左側から紙面右側に移動し、第2シャフト7013も紙面右側から紙面左側に移動する。
【0201】
第1シャフト7012が紙面左側から紙面右側に移動するに判なって、第1幅合わせカーソル7010も紙面左側から紙面右側に移動し、併せて、第2シャフト7013が紙面右側から紙面左側に移動するに判なって、第2幅合わせカーソル7011も紙面右側から紙面左側に移動する。このとき、第1幅合わせカーソル7010と第2幅合わせカーソル7011とは最も近付いている。
【0202】
本実施形態によれば、メイントレイ70を画像形成装置本体1へ収納する動作に連動して、補助トレイ71は、自重でメイントレイ70に収納され、第1幅合わせカーソル7010と第2幅合わせカーソル7011とが互いに近づく方向に移動する。そのため、メイントレイ70を画像形成装置本体1へ収納する際に幅合わせカーソル701と画像形成装置本体1の他の機能部との衝突を回避することができ、ユーザーの操作性が高まる。
【0203】
次に、補助トレイ71は、メイントレイ70が画像形成装置本体1から露出されるとメイントレイ70から引き出されることが可能である。
【0204】
すなわち、図2に示すように、メイントレイ70および補助トレイ71が画像形成装置本体1に収納された状態から、図1に示すように、メイントレイ70および補助トレイ71を画像形成装置本体1から露出させた状態に移動させると、補助トレイ71は、ユーザーの手動によりメイントレイ70から引き出されることが可能である。
【0205】
補助トレイ71がメイントレイ70から引き出されるとき、ピニオンギア711は、第3連続歯7110が移動枠702の第4連続歯7021と噛み合って回転しながらシート搬送方向Aの上流側に移動し、第1シャフト7012および第2シャフト7013は、補助トレイ71がメイントレイ70から引き出されることに判なって、第1連続歯7012Aおよび第2連続歯7013Aがピニオンギア711の第3連続歯7110と噛み合いながらシートの幅方向に移動し、第1幅合わせカーソル7010および第2幅合わせカーソル7011は、互いに離れる方向に移動する。
【0206】
すなわち、図2に示すように、メイントレイ70および補助トレイ71が画像形成装置本体1に収納されているとき、第1幅合わせカーソル7010と第2幅合わせカーソル7011とは最も近付いている。
【0207】
次に、図1に示すように、メイントレイ70および補助トレイ71を画像形成装置本体1から露出させるように移動させる。
【0208】
その後、ユーザーの手動により、補助トレイ71を白抜き矢印D方向にメイントレイ70から引き出す。
【0209】
このとき、図4(b)から図4(a)のように、ピニオンギア711が紙面反時計方向に回転しながらシート方向上流側に移動する。そのため、第1シャフト7012は紙面右側から紙面左側に移動し、第2シャフト7013も紙面左側から紙面右側に移動する。
【0210】
第1シャフト7012の移動に判なって、第1幅合わせカーソル7010も紙面右側から紙面左側に移動し、併せて、第2シャフト7013の移動に判なって、第2幅合わせカーソル7011も紙面左側から紙面右側に移動する。
【0211】
ピニオンギア711は、移動枠702の最もシート搬送方向Aの上流側に配置される。
【0212】
このとき、ピニオンギア711の第3連続歯7110は、第1シャフト7012の最も紙面右側の第1連続歯7012Aと噛み合い、かつ、第2シャフト7013の最も紙面左側の第2連続歯7013Aと噛み合って静止する。
【0213】
このとき、第1幅合わせカーソル7010と第2幅合わせカーソル7011とは最も離れている。
【0214】
ユーザーは、画像形成しようとするシートの大きさに応じて、補助トレイ71の引き出し量を調節できる。補助トレイ71の引き出し量に応じて、第1幅合わせカーソル7010および第2幅合わせカーソル7011の移動量も規定される。
【0215】
本実施形態によれば、例えば、B4判シートやA3判シートのような大型のシートを画像形成処理する場合に、第1幅合わせカーソル7010と第2幅合わせカーソル7011との距離を拡げたい場合にも、ユーザーが補助トレイ71をメイントレイ70から引き出す動作に連動して、第1幅合わせカーソル7010と第2幅合わせカーソル7011との距離が拡がる。そのため、さらに、ユーザーの操作性が高まる。
【0216】
次に、補助トレイ71がメイントレイ70に収納されることに従って、ピニオンギア711は、第3連続歯7110が移動枠702の第4連続歯7021と噛み合って回転しながらシート搬送方向Aの下流側に移動し、第1シャフト7012および第2シャフト7013は、第1連続歯7012Aおよび第2連続歯7013Aがピニオンギア711の第3連続歯7110と噛み合いながらシートの幅方向に移動し、第1幅合わせカーソル7010および第2幅合わせカーソル7011は、互いに近づく方向に移動する。
【0217】
本実施形態によれば、ユーザーが補助トレイ71をメイントレイ70に収納すると、その動作に合わせて第1幅合わせカーソル7010と第2幅合わせカーソル7011とが互いに近づく方向に移動する。そのため、メイントレイ70を画像形成装置本体1へ収納する際に幅合わせカーソル701と画像形成装置本体1の他の機能部との衝突を回避することができ、ユーザーの操作性が高まる。
【0218】
図4(b)に示すように、第1シャフト7012は、ピニオンギア711に対してシート搬送方向Aの上流側に配置される。第2シャフト7013は、ピニオンギア711に対してシート搬送方向Aの下流側に配置される。
【0219】
第1幅合わせカーソル7010は、シート搬送方向Aの上流側の先端部7010Aを有し、第1シャフト7012と先端部7010Aで接続される。
【0220】
第2幅合わせカーソル7011は、中腹部7011Aを有し、第2シャフト7013と中腹部7011Aで接続される。
【0221】
また、図示していないが、第2幅合わせカーソル7011は、シート搬送方向Aの下流側の後端部7011Bを有し、第2シャフト7013と後端部7011Bで接続されてもよい。
【0222】
本実施形態によれば、図4(a)に示すように、第1幅合わせカーソル7010と第2幅合わせカーソル7011との距離を拡げた場合においても、第1幅合わせカーソル7010と第2幅合わせカーソル7011とのシート搬送方向Aの位置が揃う。また、図4(b)に示すように、第1幅合わせカーソル7010と第2幅合わせカーソル7011との距離を狭めた場合においても、第1幅合わせカーソル7010と第2幅合わせカーソル7011とのシート搬送方向Aの位置が揃う。そのため、メイントレイ70または補助トレイ71に排出されるシートの幅合わせの乱れを抑制することができる。
【0223】
以上、図面を参照しながら発明の実施形態を説明した。ただし、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の個数などは、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【産業上の利用可能性】
【0224】
本発明は、シート搬送装置および画像形成装置の分野に利用可能である。
【符号の説明】
【0225】
100 画像形成装置
1 画像形成装置本体
7 シート搬送装置
70 メイントレイ
700 シート載置部
701 幅合わせカーソル
7010 第1幅合わせカーソル
7011 第2幅合わせカーソル
7012 第1シャフト
7013 第2シャフト
702 ピニオンギア
71 補助トレイ
710 移動枠
図1
図2
図3
図4