(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024167604
(43)【公開日】2024-12-04
(54)【発明の名称】記録媒体
(51)【国際特許分類】
G09F 3/10 20060101AFI20241127BHJP
G09F 3/00 20060101ALI20241127BHJP
G09F 3/02 20060101ALI20241127BHJP
【FI】
G09F3/10 B
G09F3/00 G
G09F3/02 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023083798
(22)【出願日】2023-05-22
(71)【出願人】
【識別番号】000208743
【氏名又は名称】キヤノンファインテックニスカ株式会社
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 昇士
(72)【発明者】
【氏名】高木 啓輔
(72)【発明者】
【氏名】北城 大造
(72)【発明者】
【氏名】川上 正人
(72)【発明者】
【氏名】立原 祐司
(57)【要約】
【課題】
熱転写プリンタを用いて記録する際に、重なりのズレの発生が抑制でき、記録不良を防止することが可能な、テープ状の記録媒体を提供すること。
【解決手段】
テープ状の基材と、前記基材の一方の面に部分的に設けられ、インクが転写されることで記録が行われる記録層と、前記基材の他方の面に設けられた粘着層と、前記粘着層を覆う剥離シートと、を備え、前記記録層がすべて露出するように外三つ折りされた記録媒体であって、外三つ折りされたことで向い合う前記剥離シート同士が接着されている。
【選択図】
図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
テープ状の基材と、
前記基材の一方の面に部分的に設けられ、インクが転写されることで記録が行われる記録層と、
前記基材の他方の面に設けられた粘着層と、
前記粘着層を覆う剥離シートと、を備え、
前記記録層がすべて露出するように外三つ折りされた記録媒体であって、
外三つ折りされたことで向い合う前記剥離シート同士が接着されている、ことを特徴とする記録媒体。
【請求項2】
請求項1に記載の記録媒体が収納されていることを特徴とするカセット。
【請求項3】
請求項2に記載のカセットを装着し、前記記録媒体に記録を行うことを特徴とする記録装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば電線やその他の線材や棒材に巻き付けるものであって、識別記号等が記録されたマーカーシールを作るための記録媒体、該記録媒体が収納されたカセット、及び該カセットが装着された記録装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、配電工事現場等では、乱雑になっているケーブルを区別するために、ケーブルに貼りつけるラベルや、ケーブルに差し込むチューブが用いられている。ラベルやチューブに色や文字、記号等が記録されていると、見分けがつきやすく作業性が向上する。そのため、配電工事現場等ではテープ状のラベルや長尺のチューブに記録を行い、カットして使用できる熱転写プリンタが多く用いられている。中でも、記録領域と透明な非記録領域を併せ持つラベルは、ケーブルに対して記録領域を覆い被せるように非記録領域を巻き付けながら貼ることで、記録領域の保護と剥がれ防止を兼ねることができる。しかし、径が太いケーブルに巻き付けて貼るためにはラベルの幅を大きくする必要があり、記録装置も大型化しなければならないという問題があった。
【0003】
このような問題を解決する手段として、幅方向に折り畳まれたテープが利用できる。例えば、特許文献1には、テープの長手方向と直交する幅方向を、長手方向に沿って3等分する折れ線を設定し、隣り合う折れ線での折り曲げ方向が相互に逆で、かつテープ本体の記録領域が表面に露出するようにテープを折って重ねた折り畳みテープが記載されている。このような折り畳みテープを使用することで、記録装置を大きくせずに幅が広いテープに対応することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の折り畳みテープに熱転写プリンタを用いて記録を行うと、折り畳んだテープの重なりにズレが生じて記録領域にしわが発生することがあり、これが原因となって記録不良を引き起こすことがあった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、次のような構成の記録媒体を用いる。
【0007】
テープ状の基材と、前記基材の一方の面に部分的に設けられ、インクが転写されることで記録が行われる記録層と、前記基材の他方の面に設けられた粘着層と、前記粘着層を覆う剥離シートと、を備え、前記記録層がすべて露出するように外三つ折りされた記録媒体であって、外三つ折りされたことで向い合う前記剥離シート同士が接着されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、熱転写プリンタを用いて記録する際に生じる重なりのズレが抑制された、テープ状の記録媒体が提供できる。
【0009】
さらに、本発明では、このような記録媒体を収納したカセット、および、該カセットを装着し、カセット内に収納されたテープ状の記録媒体に記録を行うことができる記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図4】記録装置の記録部周辺の拡大図であり、記録媒体をカットしている状態を示す図である。
【
図5】本発明に係る折り畳みテープの斜視図である。
【
図6】従来の折り畳みテープの記録時の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳しく説明する。
【0012】
本明細書において、「記録媒体」は、その上に記録により文字、図形、記号等の有意の情報を形成するもののみならず、特段の意味を有しない画像、模様、パターン等を形成するものも含む。
【0013】
本明細書において、「記録」は、記録媒体上に文字、図形、記号等の有意の情報を形成するもののみならず、特段の意味を有しない画像、模様、パターン等を形成するものも含む。
【0014】
図1は、本発明に係る記録装置としての熱転写プリンタの全体構成図である。記録装置1には、記録媒体としての折り畳みテープ101を内部に収納したテープカセット2と、記録に使用するインクリボン22を内部に収容したリボンカセット7が取り付けられている。記録装置1は、ユーザーがキー操作を行うキーボード6と、ユーザーが入力した記録内容や記録設定を表示可能なディスプレイ8と、を備えている。記録装置1は、記録部3において折り畳みテープ101に記録を行うとともに、カット部4において折り畳みテープ101のカットを行う。
【0015】
[キーボード]
キーボード6は、コンピュータ等とほぼ同様に、シフトキー、文字・数字・記号キー、スペースキー、変換キー、十字方向キー、エンターキー等を有しており、ユーザーはこれらのキーを操作することで、記録媒体の種類やサイズ、記録する文字や記録する数量、カットの有無等を入力し、記録条件及びカット条件を設定することができる。
【0016】
[ディスプレイ]
ディスプレイ8には、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)が用いられている。記録モードや記録数量、カット条件等を表示する記録情報表示エリア、キーボード6から入力された文字、数字、記号等を表示する文字情報表示エリア、文字サイズやページ数等を表示するパラメータ表示エリア等に分割されており、ユーザーは記録する詳細条件をディスプレイ8で確認することができる。
【0017】
[テープカセット]
図1において、記録装置1には、折り畳みテープ101が収納されたテープカセット2が取り付けられているが、異なる種類のカセットやアタッチメントを取り付けることによって、折り畳みテープ以外のラベル、さらにはチューブのような別の記録媒体に記録を行うことができる。
【0018】
図2は、テープカセット2の外観を示す図である。テープカセット2の内部には、折り畳みテープ101がスプールXに巻き取られた状態で収納されている。記録装置1に取り付けられたテープカセット2から折り畳みテープ101が引き出され、後述する記録部3で折り畳みテープ101に記録が行われる。
【0019】
[記録部]
記録部3は、
図3に示すように、サーマルヘッド21と、サーマルヘッド21に対向するように配置されたプラテンローラ20と、プラテンローラ20の下流側にプラテンローラ20と対向するように配置された搬送ローラ23を有している。サーマルヘッド21とプラテンローラ20との間にはインクリボンが介在している。インクリボンは、
図1に示すリボンカセット7の供給スプール(不図示)から供給され、巻取りスプール(不図示)によって巻き取られる。プラテンローラ20、搬送ローラ23及びリボンカセット7の巻取りスプールは図示しない駆動ギヤ列で連結され、図示しないモータによって回転駆動させている。また、サーマルヘッド21は、プラテンローラ20との間で折り畳みテープ101を挟持し、インクリボンを介して折り畳みテープ101に当接する記録位置と、プラテンローラ20から離れた非記録位置との間を移動可能である。
【0020】
記録を行う際、折り畳みテープ101はプラテンローラ20とインクリボン22の間に挟まれ、サーマルヘッド21によってプラテンローラ20側へ押圧されながら、搬送経路Pに沿って搬送される。また、ユーザーが入力した記録データに従ってサーマルヘッド21の発熱素子が加熱され、その熱でインクリボン22のインクが溶融して折り畳みテープ101に転写され、折り畳みテープ101上に文字や記号が記録される。
【0021】
[カット部]
記録部3で文字や記号が記録された折り畳みテープ101は、搬送経路Pに沿ってカット部4へと搬送され切断される。カット部4は、
図3示すようにカッター30と刃受31で構成されており、記録された折り畳みテープ101を所定の長さにハーフカット(半切り)もしくはフルカット(全切り)できる。
図3におけるカッター30の位置は退避位置であり、
図4におけるカッター30の位置はカット位置である。折り畳みテープ101のカットを行う場合、不図示の駆動源によってカッター30を退避位置からカット位置に移動させ、刃受31とカッター30で折り畳みテープ101を挟んでカットする。ハーフカットとフルカットの切り替えは、刃受31を回転させてカッター30と対向する面を切り替えることで行う。刃受31のハーフカットを行うときに使用する面は、カッター31の折り畳みテープ101に対する進入量を調整するための段差を有しており、ハーフカットを行ったときに記録媒体の一部がつながった状態とすることができる。
【0022】
[排出部]
排出部5には、
図3に示すような排出ガイド33が備えられている。排出ガイド33は、カット部4でカットされる折り畳みテープ101の浮き上がりを防止する役割と、カット処理中にユーザーが誤って排出口から指を入れても、カッター30まで指が届かないようにする怪我防止の役割を担っている。
【0023】
[記録媒体(折り畳みテープ)]
記録媒体としての折り畳みテープ101は、
図5に示すように、テープ状の基材104と、基材104の一方の面に部分的に設けられ、インクリボン22のインクが転写されることで記録が行われる記録層102と、基材104の他方の面に設けられた粘着層(不図示)と、粘着層を覆う剥離シート106と、を備え、記録層102がすべて露出するように、折り畳みテープ101の長手方向108と直交する短手方向109が外三つ折りされている。また、外三つ折りされたことで向い合う剥離シート106同士が接着層107によって接着されている。
【0024】
本発明でいう外三つ折りとは、折り畳みテープ101の短手方向109を3分割し、両サイドの2つの領域がセンター領域の表裏それぞれに重なるように、一方を山折りに、他方を谷折りにする折り方である。また、記録層102を有するサイド領域を第1の領域、記録層102を有さないサイド領域を第2の領域、センター領域を第3の領域とし、第1の領域と第3の領域の間で山折りされて形成された稜線を第1の稜線、第2の領域と第3の領域の間で谷折りされて形成された稜線を第2の稜線、第1の領域において第1の稜線と平行する縁部を第1の縁部、第2の領域において第2の稜線と平行する縁部を第2の縁部としたとき、第1の稜線と第1の縁部との間隔(X)と、第2の稜線と第2の縁部との間隔(Y)と、第1の稜線と第2の稜線との間隔(Z)は、ともに同じ長さであることが望ましいが、それぞれの長さは普通公差(粗級)の範囲に収まっていればよい。
【0025】
基材104は透明または半透明のテープ状のフィルムであり、PET(ポリエチレンテレフタレート)で形成されている。記録層102もPETで形成されているが、PET中に顔料が添加され着色されている。記録層102が着色されていることで、記録層102の表面に記録された文字や記号が容易に識別できる。
【0026】
粘着層はアクリル樹脂で形成されており、剥離シート106はPETで形成されている。剥離シート106の粘着層と接触する面にはシリコンが塗布されており、剥離シート106は粘着層から容易に剥離することが可能である。折り畳みテープ101のケーブル等の対象物への貼りつけは、折り畳みテープ101から剥離シート106を剥がし、露出した粘着層を対象物に接触させることで行える。また接着層107は、後述する第1の実施形態で説明しているように、両面テープや接着剤で形成されており、向かい合う剥離シート106同士を接着している。
【0027】
[ズレが発生するメカニズム]
図6を参照して、従来の折り畳みテープ100(特許文献1に記載された折り畳みテープ)に熱転写プリンタで記録を行う際に、テープの重なりにズレが発生する過程を説明する。
図6は、
図1の記録部3において、折り畳みテープ100とインクリボン22が、プラテンローラ20とサーマルヘッド21でニップされ、折り畳みテープ100にインクが転写される様子を、折り畳みテープ100の搬送方向に対して下流側から見た断面図である。折り畳みテープ100の先端が記録部3のプラテンローラ20に到達すると、折り畳みテープ100にはプラテンローラ20からの搬送力が加えられる。一方、記録部3には、プラテンローラ20に対向する位置にサーマルヘッド21が配置されており、両者の間に折り畳みテープ100とインクリボン22が挟み込まれた状態で搬送されながら、折り畳みテープ100へ記録が行われる。折り畳みテープ100の搬送につられて移動したインクリボン22は、リボンカセット7の巻取スプールに巻き取られる。
【0028】
折り畳みテープ100のプラテンローラ20と接触する面は、プラテンローラ20から搬送力を受ける。一方、折り畳みテープ100のインクリボン22と接触する面は、インクリボン22を間に挟んで、サーマルヘッド21からの当接圧を受ける。サーマルヘッド21は所定の位置に固定されているため、折り畳みテープ100のインクリボン22と接触する面は、摺動抵抗を受ける。つまり、折り畳みテープ100は、一方の面に搬送力を受けながら他方の面に摺動抵抗を受ける。そのため、折り畳みテープ100は、表裏をずらす剪断力を受ける。折り畳みテープ100が剪断力を受けると、剥離シート106同士が接触するAの領域では剥離シート同士が滑り、基材104同士が接触するBの領域では基材同士が滑る。この滑りによって、折り畳みテープ100の重なりにズレが発生し、このズレが折り畳みテープ100の表面に伝播して記録層102にしわが発生する。なお、基材104と剥離シート106の間には粘着剤が介在するため、両者の間に滑りは発生しない。
【0029】
<第1の実施形態>
図7は、第1の実施形態である折り畳みテープ101の断面を示す図である。折り畳みテープ101は、剥離シート106同士が向かい合う領域Aに接着層107を有しており、向かい合う剥離シート106同士が接着されている。接着層107で剥離シート106同士を固定することで、剥離シート106同士の滑りが抑制されるため、記録部3で折り畳みシート101に生じていたテープの重なりのズレが生じ難くなる。なお、記録部3において剥離シート106同士に滑りが発生しなければよいため、接着層107は、剥離シート106同士が向かい合うすべての領域に設ける必要はない。
【0030】
接着層107は、PETフィルムの両面にアクリル系粘着剤が塗布されたフィルム状の両面テープ(例えば、商品名:No.7070 0.01t、寺岡製作所社製)を使用して容易に形成することができるが、剥離シート106の上の剥離シート106同士が向かい合う面に、直接、アクリル樹脂系接着剤を塗布して形成してもよい。また、アクリル樹脂系接着剤の代わりに、後述する疑似接着に用いる接着剤を使用することも可能である。両面テープの粘着力や接着剤の接着力は、向かい合う剥離シート106同士に滑りが発生しない強さであればよく、特に限定されない。
【0031】
<第2の実施形態>
図8は、本発明の第2の実施形態である折り畳みテープ111の断面を示す図である。折り畳みテープ111は、剥離シート106同士が向かい合う領域Aに接着層107を有し、基材104同士が向かい合う領域Bに疑似接着層112を有している。
【0032】
折り畳みテープ111は、対象物に貼りつけるときに、領域Bで貼りつけられた基材104同士を剥がす必要がある。そのため、領域Bの固定は剥離可能な疑似接着で行われている。疑似接着とは、一度剥がすと再接着できない性質を指す接着方法である。疑似接着層112は従来より公知の材料で形成でき、例えば、シリカ粒子、天然ゴム系エマルジョン及びラテックスを含有した感圧接着剤や、低重合度水溶性樹脂と高重合度アクリル樹脂を組み合わせた接着剤などを用いて形成できる。
【0033】
<第3の実施形態>
図9は、本発明の第3の実施形態である折り畳みテープ121の断面を示す図である。折り畳みテープ121は、基材104同士が向かい合う領域Bに疑似接着層112を有している。このように、領域Bのみを接着した折り畳みテープ121は、第1の実施形態や第2の実施形態よりも重なりのズレを防ぐ効果は小さいが、従来の折り畳みテープよりも重なりのズレの発生が抑制できる。
【0034】
<第4の実施形態>
図10は、本発明の第4の実施形態である折り畳みテープ131の断面を示す図である。折り畳みテープ131は、剥離シート106の両面に基材104が接着されており、剥離シート106同士が接触する領域が存在しない。剥離シート106は基材104によって固定されているので、記録部3で折り畳みシートに生じていた重なりのズレが抑制できる。
【0035】
ここまで説明したいずれの実施形態においても、基材104は透明または半透明のフィルムで製造される。記録層102は、熱転写用のインクが転写できる樹脂で形成されており、記録された文字や記号が容易に認識できるように着色されている。また、剥離シート106は、基材104の粘着層と接する面に不図示の離型剤がコーティングされている。基材104、記録層102、接着層107、疑似接着層112、および剥離シート106の素材は特に限定されず、公知の素材が使用できる。また、記録層102は、基材104を直接着色して形成されていてもよい。
【0036】
以上説明したように、本発明の実施形態に係る折り畳みテープは、折り畳まれて向かい合う面が接着されているので、熱転写プリンタを用いて記録する際に生じる重なりのズレを効果的に抑制することができる。
【符号の説明】
【0037】
1 記録装置
2 テープカセット
3 記録部
4 カット部
5 排出部
6 キーボード
7 リボンカセット
8 ディスプレイ
20 プラテンローラ
21 サーマルヘッド
22 インクリボン
23 搬送ローラ
30 カッター
31 刃受
33 排出ガイド
100 従来の折り畳みテープ
101 第1の実施形態の折り畳みテープ
102 記録層
104 基材
106 剥離シート
107 接着層
108 長手方向
109 短手方向
111 第2の実施形態の折り畳みテープ
112 疑似接着層
121 第3の実施形態の折り畳みテープ
131 第4の実施形態の折り畳みテープ
P 搬送経路