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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024168059
(43)【公開日】2024-12-05
(54)【発明の名称】育毛剤
(51)【国際特許分類】
   A61K 8/9794 20170101AFI20241128BHJP
   A61K 8/34 20060101ALI20241128BHJP
   A61Q 7/00 20060101ALI20241128BHJP
   A61K 36/886 20060101ALI20241128BHJP
   A61K 36/51 20060101ALI20241128BHJP
   A61K 36/258 20060101ALI20241128BHJP
   A61K 36/53 20060101ALI20241128BHJP
   A61K 36/537 20060101ALI20241128BHJP
   A61K 36/734 20060101ALI20241128BHJP
   A61K 36/738 20060101ALI20241128BHJP
   A61K 36/28 20060101ALI20241128BHJP
   A61P 17/14 20060101ALI20241128BHJP
   A61K 31/506 20060101ALI20241128BHJP
【FI】
A61K8/9794
A61K8/34
A61Q7/00
A61K36/886
A61K36/51
A61K36/258
A61K36/53
A61K36/537
A61K36/734
A61K36/738
A61K36/28
A61P17/14
A61K31/506
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023084452
(22)【出願日】2023-05-23
(71)【出願人】
【識別番号】320003002
【氏名又は名称】株式会社ピュール
(74)【代理人】
【識別番号】230110397
【弁護士】
【氏名又は名称】田中 雅敏
(74)【代理人】
【識別番号】230128875
【弁護士】
【氏名又は名称】原 慎一郎
(74)【代理人】
【識別番号】230131945
【弁護士】
【氏名又は名称】山腰 健一
(72)【発明者】
【氏名】小宮 康夫
(72)【発明者】
【氏名】冨永 美寿実
【テーマコード(参考)】
4C083
4C086
4C088
【Fターム(参考)】
4C083AA111
4C083AA112
4C083AC101
4C083AC102
4C083CC37
4C083EE22
4C086AA01
4C086BC42
4C086GA07
4C086MA03
4C086MA04
4C086MA63
4C086NA14
4C086ZA92
4C088AB18
4C088AB26
4C088AB38
4C088AB51
4C088AB67
4C088AB86
4C088CA03
4C088MA07
4C088MA63
4C088NA14
4C088ZA92
(57)【要約】
【課題】頭皮に外用することにより育毛成分のみならず、オーガニック成分の経皮吸収を促進させ、毛髪生長促進効果、脱毛及びふけ、かゆみを予防するうるおい効果を有する、新規な育毛剤を提供する。
【解決方法】本発明の育毛剤は、0.01質量%~5質量%のアロエベラエキスと、0.01質量%~5質量%の育毛成分と、1質量%~60質量%のアルコールと、残部が水とを含む。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
アロエベラエキスと、アルコールと、水とを含む育毛剤。
【請求項2】
さらにオーガニック育毛成分を含む請求項1に記載の育毛剤。
【請求項3】
アロエベラエキスの含有量が0.01質量%~5質量%であり、アルコールの含有量が1質量%~60質量%であり、育毛成分の含有量が0.01質量%~5質量%であり、残部が水である、請求項2に記載の育毛剤。
【請求項4】
前記アルコールが一価のアルコールである、請求項1に記載の育毛剤。
【請求項5】
前記一価アルコールがエタノールである、請求項4に記載の育毛剤。
【請求項6】
前記オーガニック育毛成分は、ミノキシジル、センブリ抽出液、ニンジン抽出液、タイムエキス、セージエキス、アロエエキス、ローズマリーエキス、セイヨウサンザシエキス、ノバラエキス、及びセイヨウノコギリソウエキスからなる群より選ばれる少なくとも一種である、請求項2に記載の育毛剤。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、育毛剤に関する。
【背景技術】
【0002】
育毛剤の育毛成分としては、酢酸トコフェロール、ニコチン酸アミドなどが知られているが(特許文献1)、近年では、これらの育毛成分に加えて、頭皮、すなわち経皮にうるおいを与え、ふけやかゆみを抑える目的で育毛成分に加えてオーガニック成分を含有させる試みがなされている。
【0003】
一方、表皮は、体外からの異物進入を阻止する構造になっているため、皮膚上に有効成分を塗布しただけでは、表皮の角質層のバリア機能により十分な経皮吸収性が得られない。オーガニック成分の場合、その効果は皮膚内部への浸透により発現することから、オーガニック成分の効果を増強するには、当該オーガニック成分の皮膚透過率を向上することが重要となる。これに対し、各種成分の皮膚透過率を改善するために、各種経皮吸収促進剤が提案されている。
【0004】
上記経皮吸収促進剤として、例えば、界面活性剤、各種油剤、テルペン類等が提案されている。具体的には、皮膚外用剤における薬剤の浸透剤として分岐脂肪酸及びアルコール(特許文献2)が提案されており、さらには育毛剤の有効成分である奇数鎖脂肪酸グリセライドの吸収性向上のために、偶数炭素鎖長脂肪酸のモノ又はジエステルが提案されている(特許文献3)。
【0005】
しかしながら、これらの吸収促進剤の多くは親油性物質であり、育毛剤中に水が多く含まれている場合、オーガニック成分の析出等がみられ、長期安定性の確保が困難であり、オーガニック成分の経皮吸収性を十分に発揮するには至っていなかった。以上のことから、オーガニック成分の経皮吸収をさらに向上させると共に、水の含有量が多い組成物中においても、オーガニック成分の析出等が抑制され、組成物の保存安定性に優れる育毛剤が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2007-169233号公報
【特許文献2】特開平2-207018号公報
【特許文献3】特開平4-66516号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、頭皮に外用することにより育毛成分のみならず、オーガニック成分の経皮吸収を促進させ、毛髪生長促進効果、脱毛及びふけ、かゆみを予防するうるおい効果を有する、新規な育毛剤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成すべく、本発明は、アロエベラエキスと、アルコールと、水とを含む育毛剤に関する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、オーガニック成分としてのアロエベラエキスを採用し、当該アロエベラエキスの所定量とアルコールの所定量とを混合し、残部が水から構成されるようにして育毛剤を構成している。アロエベラエキスは、頭皮に外用することにより経皮吸収に十分な量が素早く吸収されるという効果を有し、経皮にうるおいを与え、ふけ、かゆみを予防する効果を有する。また、当該アロエベラエキスを所定量のアルコールと混合しているので、当該アロエベラエキスの固形分が当該アルコールによって溶解され、上記の経皮吸収がさらに促進される。
【0010】
したがって、頭皮に外用することにより、育毛成分のみならず、オーガニック成分の経皮吸収を促進させ、毛髪生長促進効果、脱毛及びふけ、かゆみを予防するうるおい効果を有する、新規な育毛剤を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の好適な実施形態を以下に説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。以下の説明では、「X~Y[Z]」(X及びYは任意の数字であり、[Z]は単位である。)と記載した場合、特に断らない限り「X[Z]以上Y[Z]以下」を意味する。
【0012】
(1)アロエベラエキス
本発明においては、アロエベラエキスがオーガニック成分として機能する。アロエベラエキスとは、アロエベラ(Aloe vera)を原料として抽出処理することにより得られる抽出物である。
【0013】
アロエベラエキスの抽出原料として使用されるアロエベラの部位については、特に制限されないが、例えば、葉、茎、根等が挙げられる。これらの部位の中でも、葉は、薬学的又は香粧学的な効能を示す成分が多く含まれており、抽出原料として好適に使用される。抽出処理に供されるアロエベラの部位は、抽出効率を高めるために、細切物又は粉砕物にしておくことが好ましく、更に、未乾燥物、乾燥物、凍結物等のいずれであってもよい。
【0014】
アロエベラエキスの抽出処理に使用される抽出溶媒については、特に制限されないが、例えば、水、有機溶媒、及びこれらの混合物が挙げられる。
【0015】
有機溶媒としては、具体的には、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロピルアルコール、ブタノール等の炭素数1~4の低級アルコール;1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリン等の多価アルコール;酢酸エチル、酢酸メチル等のエステル;アセトン等のケトン等が挙げられる。
【0016】
これらの有機溶媒は、1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。これらの抽出溶媒の中でも、薬学的又は香粧学的な効能を示す成分を効率的に抽出するという観点から、好ましくは、水、炭素数1~4の低級アルコール、及び多価アルコールよりなる群から選択される少なくとも1種;更に好ましくは、水、エタノール、及び1,3-ブチレングリコールよりなる群から選択される少なくとも1種;特に好ましくはエタノール、1,3-ブチレングリコール及びこれらの混合物が挙げられる。
【0017】
アロエベラエキスの抽出方法については、特に制限されず、植物抽出物の製造に使用される一般的な抽出方法であればよい。例えば抽出溶媒中に冷浸、温浸等によって浸漬し、必要に応じて撹拌する方法;パーコレーション法;水蒸気蒸留法等を挙げることができる。
【0018】
アロエベラを抽出処理することにより得られた抽出液を、必要に応じてろ過または遠心分離によって固形物を除去することにより、アロエベラエキスを回収できる。本発明の外用組成物では、抽出処理により得られた液状のアロエベラエキスをそのまま使用してもよいが、必要に応じて、一部又は全ての溶媒を除去して濃縮液若しくは乾燥物(エキス末、乾燥エキス)として使用してもよい。また、これらの濃縮物若しくは乾燥物を更に精製処理に供してもよく、更にこれらを適当な溶剤に溶解して用いることもできる。
【0019】
本発明において、育毛剤中に占めるアロエベラエキスの含有量は、0.01質量%~5質量%であることが好ましく、0.02質量%~2質量%であることがより好ましく、0.04質量%~1質量%であることがさらに好ましい。これによって、アロエベラエキスのうるおい効果を十分に発揮できるとともに、以下に説明するアルコール中に固形分が十分に溶解して経皮に対する吸収性が増大する。なお、上述したアロエベラエキスの質量は乾燥物としての質量である。
【0020】
(2)アルコール
アルコールは一価のアルコールでもよいし、多価アルコールでもよく、これらを1種単独であるいは2種以上を組み合わせて用いることもできるが、一価のアルコールが好ましい。
【0021】
一価のアルコールとしては、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロピルアルコール、ブタノール等の炭素数1~4の低級アルコールを挙げることができる。この中でもエタノールが好ましい。
【0022】
多価アルコールとしては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、イソプレングリコール等が挙げられる。この中でも、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、イソプレングリコールが好ましく、特にポリエチレングリコールが好ましい。
【0023】
本発明において、育毛剤中に占めるアルコールの含有量は、1質量%~60質量%であることが好ましく、5質量%~55質量%であることがより好ましく、10質量%~50質量%であることがさらに好ましい。これによって、アロエベラエキスの固形分を十分に溶解し、当該アロエベラエキスを含む育毛剤の経皮への吸収性を十分に高めることができる。
【0024】
(3)育毛成分
本発明の育毛剤はさらに育毛成分を含む。これによって、育毛剤本来の育毛効果を奏することができる。
【0025】
育毛成分としては、ペンタデカン酸グリセリド、ヒノキチオール、フォルスコリン、トランス-3,4’-ジメチル-3-ヒドロキシフラバノン、酢酸トコフェロール等のトコフェロール類、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、パルミチン酸レチノール、β-カロチン、カルシフェロール、葉酸、ビオチン、D-パントテニルアルコール、アセチルパントテニルエチルエーテル、パントテン酸カルシウム、パントテニルエチルエーテル、アスコルビン酸、エストラジオール等、ミノキシジル、センブリ抽出液、ニンジン抽出液、タイムエキス、セージエキス、アロエエキス、ローズマリーエキス、セイヨウサンザシエキス、ノバラエキス、セイヨウノコギリソウエキス、アルギニン、アスパラギン酸、メチオニン、セリン、グリシン、グルタミン酸、シスチン、β-グリチルレチン酸、グリチルリチン酸類、塩酸ピリドキシン、イソプロピルメチルフェノール、ピロクトンオラミン等が挙げられる。
【0026】
中でも、センブリ抽出液、ニンジン抽出液、タイムエキス、セージエキス、アロエエキス、ローズマリーエキス、セイヨウサンザシエキス、ノバラエキス、セイヨウノコギリソウエキスのオーガニック育毛成分が好ましい。
【0027】
なお、育毛剤中に占める育毛成分の含有割合は、0.01質量%~5質量%であることが好ましく、0.05質量%~3.5質量%であることがより好ましく、0.1質量%~2質量%であることがさらに好ましい。これによって、本発明の育毛剤がその本来の効果を発揮することができる。
【0028】
なお、本発明の育毛剤の残部は水である。当該水は、アルカリイオン水、RO水 、精製水、海洋深層水などを挙げることができる。
【0029】
(4)その他の成分
育毛剤組成物には、上記必須成分の他に、その使用目的等に応じ、本発明の効果を損なわない範囲で、任意成分を配合することができる。そのような任意成分としては、例えば、エタノール以外のアルコール、非イオン性界面活性剤、糖質系界面活性剤、その他の界面活性剤、セルロース類、油脂類、高分子樹脂、色剤、香料、紫外線吸収剤及び角質溶解剤等を挙げることができ、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。
【0030】
界面活性剤としては、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油モノ又はイソステアレート、グリセリン脂肪酸エステル等、セルロース類としては、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等、油脂類としては、サフラワー油、月見草油、ホホバ油等、高分子樹脂としては、両性、カチオン性、アニオン性及びノニオン性ポリマー等、紫外線吸収剤としては、メトキシケイ皮酸オクチル(ネオヘリオパンAV;Haamann&Reimer社商品名)、オキシベンゾン、ウロカニン酸等、角質溶解剤としてはサリチル酸、レゾルシン等が挙げられる。
【0031】
本発明の育毛剤組成物に香料を配合する場合、使用される香料は、特開2003-95895号公報に記載した香料、香料組成物に準じ、香料組成物を配合する場合、育毛剤組成物全量に対して、香料組成物が0.00001~50質量%となるように配合すると好適であり、より好ましくは0.0001~30質量%である。
【0032】
本発明の育毛剤は常法に従って調製することができ、均一溶液、ローション、ジェル等の形態に調製することができる。また、本発明の育毛剤は、エアゾールの形態をとることができ、その場合には、上記の成分以外に、n-プロピルアルコール、イソプロピルアルコール等の低級アルコール、ブタン、プロパン、イソブタン、液化石油ガス、ジメチルエーテル等の可燃性ガス、窒素ガス、酸素ガス、炭酸ガス、亜酸化窒素ガス等の圧縮ガスを配合することができ、これらの混合物の使用も可能である。その場合、ジメチルエーテルと窒素ガスを質量比(ジメチルエーテル/窒素ガス)=99.99/0.01~50/50で配合、液化石油ガスとジメチルエーテルを質量比(液化石油ガス/ジメチルエーテル)=99/1~1/99で配合、液化石油ガスと窒素を質量比(液化石油ガス/窒素)=99.99/0.01~50/50で配合することが好ましい。
【0033】
以上の実施形態に鑑み、本願は以下の発明をも包含する。
〔1〕アロエベラエキスと、アルコールと、水とを含む育毛剤。
〔2〕さらにオーガニック育毛成分を含む〔1〕に記載の育毛剤。
〔3〕アロエベラエキスの含有量が0.01質量%~5質量%であり、アルコールの含有量が1質量%~60質量%であり、育毛成分の含有量が0.01質量%~5質量%であり、残部が水である、〔2〕に記載の育毛剤。
〔4〕前記アルコールが一価のアルコールである、〔1〕ないし〔3〕のいずれかに記載の育毛剤。
〔5〕前記一価アルコールがエタノールである、〔4〕に記載の育毛剤。
〔6〕前記オーガニック育毛成分は、ミノキシジル、センブリ抽出液、ニンジン抽出液、タイムエキス、セージエキス、アロエエキス、ローズマリーエキス、セイヨウサンザシエキス、ノバラエキス、及びセイヨウノコギリソウエキスからなる群より選ばれる少なくとも一種である、〔2〕ないし〔5〕のいずれかに記載の育毛剤。
【実施例0034】
以下、実施例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において特に明記のない場合は、組成の「%」は質量%を示す。
【0035】
(実施例1~8及び比較例1~3)
光路長1cmの石英セルを用い、当該セル内に表1に示す組成の育毛剤を調整し、NIPPON DENSHOKU製 Spectrophotometer SE7700を用いて波長550nmにて当該育毛剤の透過率を測定した。なお、表1において、透過率が90%以上のものを〇、透過率85%以上のものを△、透過率85%未満のものを×として評価した。
【0036】
(表1)
【0037】
表1から明らかなように、本発明にしたがって、0.01質量%~5質量%のアロエベラエキスと、1質量%~60質量%のアルコールと、0.01質量%~5質量%のオーガニック成分と、残部が水とを含む育毛剤は高い透過率を示すことがわかる。すなわち、当該育毛剤中には固形分がほとんど残留しておらず、経皮に対して高い浸透性を有し、アロエベラエキスに起因した高い育毛効果を発揮することがわかる。
【0038】
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として掲示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。